JPH0522092Y2 - - Google Patents

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JPH0522092Y2
JPH0522092Y2 JP1984108280U JP10828084U JPH0522092Y2 JP H0522092 Y2 JPH0522092 Y2 JP H0522092Y2 JP 1984108280 U JP1984108280 U JP 1984108280U JP 10828084 U JP10828084 U JP 10828084U JP H0522092 Y2 JPH0522092 Y2 JP H0522092Y2
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JP
Japan
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aggregate
trunk
molding
molded product
trunk case
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JP1984108280U
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JPS6123821U (ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、成形歪がなく堅牢且つ軽量なトラ
ンクケースの提供就中、木質材としての特性を合
せ有する加工性の良好なトランクケースの提供に
係るものである。
[従来技術] 従前におけるこの種のトランクケース類は、そ
の使用目的に合せて金属製のもの、皮革製のも
の、合成樹脂製のものが一般的に使用されている
ものであるが、夫々に一長一短を有し、必ずしも
満足し得るものがなかつた。
特に金属製トランクケース類においては堅牢
製、耐久性に優れ、又収納物の効果的な保護がな
される等の利点を有する反面、ケース自体が重
く、且つ角張り、その取扱いに難を有すると共に
製作コストも割高とされたものである。
又、皮革性トランクケース類においては、堅牢
性、耐久性において優れた特性を有すると共に柔
軟さをもたらし、又トランク内外の通気、特に湿
度の調和が可能である等の利点を有する反面、耐
水性が悪く、カビの発生を招き易く、又比較的重
い上に製作コストが割高とされる欠点を有したも
のである。
かかる点より近時プラスチツク製のトランクケ
ースが一般に用いられるに到つているものである
が、かかるプラスチツク製のトランクケースは、
軽量で耐水性に富み、しかも硬軟いずれのトラン
クにも適する等の利点を有する反面、耐衝撃特性
が悪く、往々にして割れ、欠けを誘起すると共に
成形歪ないしは経年使用に伴う収縮歪を生じ、ト
ランクケース自体の歪をもたらしたものである。
又、かかるプラスチツク製のトランクケース類に
おいては内外の通気が遮断され湿度調和が計られ
ない結果、ケース内の収蔵物の濡れ、腐蝕等を誘
起し安い欠点を有したものである。
[考案が解決しようとする課題] この考案に係るトランクケースは、かゝる従前
例におけるプラスチツク製のトランクケースの改
良に関するものであつて、プラスチツク製のトラ
ンクケースにおける長所をそのままに残し、欠点
であるところの耐衝撃特性の助長、成形歪ないし
は成形後における経年的な収縮歪の防止、適度の
吸湿機能の付与、良好な保型機能の付与並びに加
工特性の改良を意図したものである。
即ち、プラスチツク製のトランクケース類にお
いては、軽量性、耐水性、耐薬品製における長所
並びに容易な量産成形性における長所等で、他の
素材に無い特徴点を有する反面、成形物自体にお
ける成形時又は成形後における収縮歪、外力付加
に伴う割れ、欠け、直射光線による組織の劣化、
あるいは非通気状態における発汗、内封物の損耗
を余儀なくされたものである。
かかるプラスチツク製トランクケースにおける
欠点の除去をなし、プラスチツクケースの長所を
効果的に引き出すトランクケースの提供を意図し
たものである。
[課題を解決するための手段] この考案に係るトランクケースは叙上における
諸特性の具体的な奏効を期すべく、特にセルロー
ス系骨材を多量に有する樹脂製のトランクケース
の改良を期したものであり、その構成を平均粒径
が100メツシユより細かくしかも含有水分量を
3wt%以内のセルロース系微粉骨材を20〜80wt%
有する熱可塑性樹脂成形物よりなるトランクケー
スとしたものである。
[実施例] 以下、この考案に係る典型的なトランクケース
の一実施例を添付の図面について説明するに、1
はトランクケース本体を、2は、その把手を、3
は開閉部の蝶番を、4は取付け金具を、5は押え
金具を示し、更に錠6、バンド7等の適宜の付属
物が用意されたものである。
而して、トランクケース本体1を成形物Aをも
つて構成するものとし、成形物Aを射出成形をも
つて提供したものである。
この結果、成形物Aは、随意の形状、肉厚を有
するものとして用意されると共に必要に応じて適
宜の金具類のインサート成形をなしたものであ
る。
かかる成形物Aは塩化ビニルあるいはABS樹
脂等の熱可塑性樹脂素材bに対し、20〜80wt%
のセルロース系の微粉骨材aの混入されたものと
し、該骨材aを所定の条件下におくことにより、
かかる多くの骨材aの混入された成形物Aの成形
を可能としたものである。
而して、成形物Aは、平均粒径が100〜150メツ
シユ前後の微細なセルロース径の骨材aであつ
て、しかも含有水分が3wt%以内の骨材を20〜
80wt%有する塩化ビニル、ABS等の熱可塑性樹
脂bよりなるものである。
しかして、該骨材aは、木材チツプ、パルプ、
バカスあるいは籾殻等のセルロース系の素材を気
乾含水率以内のものとし、素材における組織の脆
弱化を計つた後に、この組織内に尿素系の樹脂液
を添着、含浸させて100〜200℃の温域内において
加熱、乾燥と、粉砕処理を施すものである。
かかる尿素系樹脂液の添着、含浸、硬化と粉砕
とにより、個々の骨材aが夫々に硬化した尿素系
樹脂材部分を有し、以降の樹脂成形に際して木酸
ガスの生ずる余地を無くすると共にこれがセルロ
ース系素材の再吸湿の不都合を防止し且つ骨材a
に適宜の滑性を付与したものである。
又、かかる滑性が良好とされることにより、成
形に際して成形機の成形面との摩擦抵抗が少な
く、良好な射出を可能としたものである。
叙上における骨材aを特に成形用意する必要
は、以下における樹脂成形に際して、混入される
セルロース系骨材より発生する木酸ガスを事前に
取除き、樹脂成形に際して樹脂成形機の損傷を未
然に防止し、円滑な樹脂成形をなす点に存したも
のである。
即ち、樹脂成形において、セルロース系骨材を
樹脂素材に混入の上、加熱成形をなした場合混入
骨材より多量の木酸ガスと、水蒸気とが発生し、
この木酸ガス並びに水蒸気が成形機並びに製品に
種々の悪影響をもたらしたものである。特に発生
する木酸ガスと水蒸気とは成形機のシリンダー、
シリンダーダイ、シリンダースクリユー等の腐
蝕、被傷をもたらし、又製品に気泡並びに表面の
肌荒れをもたらしたものである。
かかる成形物Aは、混入されている骨材aの特
性よりして樹脂材としての特性と共に木質材とし
ての特性も合せ有し、切削、鋸引き等の加工特性
と共に螺子止めが可能とされ、把手2、蝶番3、
金具4等の螺子8による取付けを可能としたもの
である。
尚、かかるトランクケースの組取付けを確実と
する意図より成形物Aに予め肉厚部mを設け、こ
れらの部材の取付けに供すると共にコーナー部分
に肉厚部m′を設け補強構造とし、あるいは押え
金具5の為の取付け突条を設けたものである。
又、成形物Aの表面には塗装被膜あるいは化粧
シート等の化粧材9を添設することが別途予定さ
れたものである。
[効果] この考案に係るトランクケースは叙上における
特徴ある構成、就中、特殊な機能を呈する骨材a
を樹脂成形物中に取り入れたことよりして、プラ
スチツク製のトランクケースにおいて問題とされ
ていた前記欠点が効果的に解決されたものであ
る。
即ち、 (1) 骨材aの混入に伴つて成形歪が確実に防止さ
れ、又成形後における収縮歪みも殆ど発生せ
ず、堅牢なトランクケースの提供を可能とし
た。
(2) 骨材aの混入に伴つて耐衝撃特性並びに耐久
性が増し、外力の付加に伴う割れ、欠けが防止
されると共に経年使用に伴う組織の脆弱化が見
受けられない。
(3) 骨材aの混入に伴つて、0.44mg/cm2前後の吸
水率が認められ、この結果ケース内壁面におけ
る発汗現象が防止されると共にケース内のムレ
が効果的に防止され、内封物の濡れ、腐蝕が効
果的に防止された。
(但し、JIS K7209 プラスチツク吸水試験ち
おける25℃/24時間の単位面積当りの吸水率) (4) 骨材aの混入に伴つて、螺子止め等の木質に
おけると同様の加工手段によるケースの組立て
を可能とした。
(5) 表面に化粧シートを張り込み、あるいは塗装
をなす場合においても、成形物Aの表面に骨材
aが露呈していることより確実な張り込み、あ
るいは塗着が約束された。
(6) 骨材aの混入に伴つて肌触り感が良く、暖か
く、しかもベタツキ感がない等の利点と、軽く
取扱い易い利点がもたらされた。
(7) 射出成形により成形されるものとしたことよ
り、トランクケースのコーナー部分の成形を良
好になることができると共に螺子止のための肉
厚部分の成形も一体且つ一発で成形することが
でき、頑丈且つ成形容易なトランクケースを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るトランクケースの斜視
図、第2図〜第4図は要部の拡大断面図、第5図
は成形物Aの破断拡大端面図である。 尚、図中1……トランクケース本体、2……把
手、3……蝶番、4……金具、5……押え金具、
6……錠、7……バンド、8……螺子、9……化
粧材、a……骨材、b……樹脂材を示したもので
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平均粒径が100メツシユより細かくしかも含有
    水分量を3wt%以内のセルロース系微粉骨材を20
    〜80wt%有する熱可塑性樹脂成形物よりなる射
    出成形により成形されているトランクケース。
JP10828084U 1984-07-19 1984-07-19 トランクケ−ス Granted JPS6123821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10828084U JPS6123821U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 トランクケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10828084U JPS6123821U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 トランクケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123821U JPS6123821U (ja) 1986-02-12
JPH0522092Y2 true JPH0522092Y2 (ja) 1993-06-07

Family

ID=30667479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10828084U Granted JPS6123821U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 トランクケ−ス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123821U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430247Y2 (ja) * 1976-03-08 1979-09-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123821U (ja) 1986-02-12

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