JPH05220964A - インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法Info
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- JPH05220964A JPH05220964A JP2271392A JP2271392A JPH05220964A JP H05220964 A JPH05220964 A JP H05220964A JP 2271392 A JP2271392 A JP 2271392A JP 2271392 A JP2271392 A JP 2271392A JP H05220964 A JPH05220964 A JP H05220964A
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Abstract
り、環境温度が高くなつた場合でも、安定して吐出量を
一定に制御すること。 【構成】 投入エネルギーを変調して、インクジェット
記録ヘッドからのインクの吐出量を制御するに際し、イ
ンクジェット記録ヘッドの温度が高い程、投入エネルギ
ーを変化させる温度変化の幅を2℃(テーブル[2]〜
[6])、2.5℃([7][8]),3℃([9]
[10])と大きくすることで、単位温度変化に対する
投入エネルギーの変調の度合いを小さくする。
Description
ッドの吐出制御方法に関する。
は、記録される画像等における、濃度変動や濃度ムラの
発生を極力抑えるため、特に記録ヘッドから吐出される
インクの吐出量(以下、この量をVd(pl/dot)
で表わす)に関して、その安定化を行うための制御が種
々行われていた。
インクの温度を調整すること(以下、温調という)によ
り、吐出速度や吐出量に影響を及ぼすインク粘性を制御
したり、また、発熱素子を具え、その発熱素子が発生す
る熱エネルギーによってインク中に気泡を発生させこの
気泡の成長によってインクを吐出する方式では、気泡の
発生条件等も制御し、上記吐出量等を安定化させるもの
である。インク温度調整のための具体的な構成として
は、インクを保持した記録ヘッドを加熱するためのヒー
タ(専用のヒータまたは吐出用のヒータを兼用)と、記
録ヘッドに関した温度を検出する温度センサとを用い、
温度センサが検出する温度をヒータによる加熱量にフィ
ードバックする構成がある。また、温度のフィードバッ
クは行わずに単にヒータによる加熱を調整する構成もあ
る。
記録ヘッド近傍、例えば記録ヘッドを構成する部材上に
設ける場合と、記録ヘッドの外部に設ける場合とがあ
る。
上記手法と共に用いられる手法として、上記気泡の生成
に伴って吐出する方式において熱エネルギーを発生する
ための電気熱変換体(以下、吐出ヒータともいう)に印
加する単一パルス(以下、ヒートパルスという)のパル
ス幅を変化させることにより、発生する熱量を制御し、
吐出量を安定化するものがある。
の態様に区別される。 1)常時ヘッド温調を行う(外部/近傍)。
ィードバック有り。 4)単一のヒートパルスのパルス幅変調。
録ヘッドの温調を行っているため、ヒータの加熱に伴う
インク水分の蒸発が促進される。この結果、記録ヘッド
における吐出口内インクの増粘、固着を誘起し、結果と
して吐出方向が偏向するヨレの増大や不吐出を生じさせ
たり、インクにおける染料濃度が相対的に高まることに
より濃度変化や濃度むらを発生させる等して、記録画質
の低下を招くことがあった。
響として、ヘッドの構造変化やヘッドを構成する部材の
劣化が促進され、記録ヘッドの信頼性や耐久性を低下さ
せる原因にもなっていた。さらに、この方式は一般的に
環境温度の変化や自己昇温(吐出に伴う昇温)による影
響を受け易く、これにより吐出量の変動が生じ濃度変化
や濃度むらを発生させる場合もあった。
行う方式であって、1の方式を改善したものであるが、
例えば記録指令が入力されてから温調を行うため、比較
的短時間で所定の温度に到達する必要があり、加熱のた
めに大きなエネルギー[例えばヒータの発熱量(W)]
を与えなければならない。このため、温度制御において
温度リップルの幅が増大し正確な温度制御が行えない場
合があり、このような場合、温度リップルによる吐出量
の変動が起こり濃度変化や濃度むらを発生することもあ
る。逆に、正確な温調を行おうとすると、与えるエネル
ギーを少なくする必要があり、目標温度に到達するまで
の時間が長くなり、記録開始までの待ち時間が増大す
る。
温による温度変化の影響を少なくするために、温調によ
る目標温度を環境温度より高くするものである。これに
よれば、低デューティーの記録時の吐出量の変動を少な
くすることは可能となるが、高デューティー記録時、例
えば全ベタ記録のように吐出に伴う昇温(自己昇温)が
大きい場合にはこの昇温の影響を避けることはできな
い。
部での温調は、一般に環境温度の影響については低減可
能であるが、自己昇温に対するレスポンスが悪く、この
自己昇温による影響を受け易いといえる。
タが配設されたヒータボードを支持する基板としてのア
ルミ板にヒータまたは温度センサを設ける)での温調を
行うと、レスポンスは良くなり、自己昇温に対して効果
があるが、基板であるアルミ板の熱容量が大きいために
温度リップルが発生し、この温度リップルによる吐出量
変動が発生する場合がある。
シングルパルスともいう)によるパルス幅変調法は、特
に上記気泡形成のインクジェット方式において、温度変
化に応じた吐出量の変動を吸収できるだけの吐出量の制
御幅が少ないこと、および、パルス幅の増加に伴って吐
出量の所望の増大が得にくく、正確な吐出量の制御を行
うことは複数パルスに比べて困難である。
る吐出制御を阻害する大きな要因の1つは、吐出に伴っ
て記録ヘッド内のインクに蓄熱を生ずる自己昇温である
といえる。
とにより、インク温度が変化すると、気泡の発泡速度や
リフィル速度の変動を生じ、これにより、ヨレや不吐出
さらにはリフィル周波数の変動など、吐出特性の変動を
引き起こし画像を極端に劣化させることがある。
ックの4色のインクによって形成されるフルカラー画像
では、これらのインクを吐出する記録ヘッドのうち1つ
にでも標準状態と異なる吐出特性を生じると、例えば吐
出量の違いによるカラーバランスの崩れによる色味の変
化や色再現性の低下(色差の増大)を生じさせ全体の画
質を低下させたりする。
の記録ヘッドに吐出特性の変動を生じると、リフィル周
波数の低下やヌレの増加によって発生するチョロ不吐、
ヨレにより特にベタ記録においてすじや濃度変動を発生
する。さらに、吐出特性の変動によってヨレが発生する
と画像における細線の再現性や文字品位の低下が起こ
る。
によって記録ヘッドの温度が変化しても吐出量を一定に
制御する方法として、温度に応じてプレパルスの幅を制
御する分割パルス幅変調(PWM)吐出量制御方法(特
願平3−4391号明細書参照)を提案している。
が可能なため、温度変動に起因する濃度ムラを少なくす
るのに有効である。
が高デューティーな印字を続けたり、環境温度が高い場
合、一定の温度変化によって一定の変調するエネルギー
の幅を変化させて、吐出量を制御する方法では正確に吐
出量を安定に維持することができない場合が生じ、濃度
ムラを発生させてしまうことがあった。
ッドが高デューティーな印字を続けたり、環境温度が高
くなった場合でも、安定して吐出量を一定に制御し、濃
度ムラを発生させないようにする吐出量制御方法を提供
することにある。
投入するエネルギーを変調して、インクを吐出するイン
クジェット記録ヘッドの吐出制御方法において、記録ヘ
ッドの温度や投入エネルギーの違いによって、インクを
吐出させるための前記投入エネルギーの変調の度合いを
変更することを特徴とする。
て適正なエネルギーを投入し、さらにその度合いを制御
し、インクの吐出量を制御することで、記録ヘッドの温
度に依らず安定して一定の吐出量に制御することができ
る。
に説明する。
信号の波形、例えばパルス幅を可変とするものである
が、以下に示す実施例では1回の吐出を行うために発熱
素子に印加される駆動信号を複数の信号から構成してい
る。そして、この駆動信号の先行する信号の波形を変調
することにより、吐出量を制御する。なお、以下に示す
実施例では、上記駆動信号をパルス形態とし、このパル
スを2つのパルスに分割して複数の駆動信号とする。
スによる吐出量制御を説明する。
スを説明するための図である。
数の分割されたヒートパルスの最初のパルス(以下、プ
レヒートパルスという)のパルス幅、P2はインターバ
ルタイム、P3は2番目のパルス(以下、メインヒート
パルスという)のパルス幅である。T1、T2、T3は
P1、P2、P3を決めるための時間を示している。駆動
電圧VOPは、この電圧を印加される電気熱変換体(発熱
素子)がヒータボードと天板とによって構成されるイン
ク液路内のインクに熱エネルギーを発生させるために必
要な電気エネルギーを示すものの一つであり、その値は
電気熱変換体の面積、抵抗値、膜構造や記録ヘッドの液
路構造によって決まる。分割パルス幅変調駆動法は、P
1、P2、P3の幅で順次パルスを与えるものであり、プ
レヒートパルスは、主にインク路内のインク温度を制御
するためのパルスであり、本発明の吐出制御の重要な役
割を荷っている。このプレヒートパルス幅P1はその印
加によって電気熱変換体が発生する熱エネルギーによっ
てインク中に発泡現象が生じないような値に設定され
る。
とメインヒートパルスが相互干渉しないように一定時間
の間隔を設けるため、およびインク路内インクの温度分
布を均一化するために設けられる。メインヒートパルス
はインク路内のインク中に発泡を生ぜしめ、吐出口より
インクを吐出させるためのものであり、その幅P3は電
気熱変換体の面積、抵抗値、膜構造や記録ヘッドのイン
ク液路の構造によって決まる。
ドにおけるプレヒートパルスの作用について説明する。
可能な記録ヘッドの一構成例を示すそれぞれインク路に
沿った概略縦断面図および概略正面図である。同図にお
いて、1は上記分割パルスの印加によって熱を発生する
電気熱変換体であり、電気熱変換体1は、これに分割パ
ルスを印加するための電極配線等とともにヒータボード
9上に配設される。ヒータボード9はシリコンにより形
成され、記録ヘッドの基板をなすアルミ板11によって
支持される。12はインク路等を構成するための溝が形
成された天板であり、天板12とヒータボード9(アル
ミ板11)とが接合することによりインク路3がこれに
インクを供給する共通液室5が構成される。また、天板
12には吐出口7が形成され、それぞれの吐出口7には
インク路3が連通している。
電圧VOP=18.0(V)、メインヒートパルス幅P3
=4.114[μsec]とし、プレヒートパルス幅P
1を0〜3.000[μsec]の範囲で変化させた場
合、図3に示すような吐出量Vd[ng/dot]とプ
レヒートパルス幅P1[μsec]との関係が得られ
る。
示す線図であり、以下、吐出量を例にとり吐出特性のプ
レヒートパルス依存性について説明する。図において、
VOはP1=0[μsec]のときの吐出量を示し、この
値は図2に示すヘッド構造によって定まる。
トパルスのパルス幅P1の増加に応じて、吐出量Vdはパ
ルス幅P1が0からP1LMTまでほぼ線形性を有して増加
し、パルス幅P1がP1LMTより大きい範囲ではその変化
が完全に線形性を失い、パルス幅P1MAXで飽和し最大と
なる。
吐出量Vdの変化がほぼ線形性を示すパルス幅P1LMTま
での範囲は、パルス幅P1を変化させることによる吐出
量の制御を容易に行える範囲として有効である。
VdはVMAXより小さくなる。この現象は、上記範囲のパ
ルス幅を有するプレヒートパルスが印加されると電気熱
変換体上に微小な発泡(膜沸騰の直前状態)を生じ、こ
の気泡が消泡する前に次のメインヒートパルスが印加さ
れ、上記微小気泡がメインヒートパルスによる発泡を乱
すことによって吐出量が小さくなることによる。この領
域をプレ発泡領域と呼びこの領域ではプレヒートパルス
を媒介にした吐出量制御は困難なものとなる。
囲の吐出量とパルス幅との関係図における傾きをプレヒ
ートパルス依存係数と定義すると、プレヒートパルス依
存係数:KP KP=∂Vdp/∂P1[ng/μsec・dot] となる。この係数KPは主にヘッド構造・駆動条件・イ
ンク物性等によって定まる。すなわち、図3中曲線b,
cは他の記録ヘッドの場合を示しており、記録ヘッドが
異なるとその吐出特性が変化することが解かる。このよ
うに、記録ヘッドが異なると、プレヒートパルスP1の
上限値P1LMTが異なるため、後述されるように記録ヘッ
ド毎の上限値P1LMTを定めて、吐出制御を行う。
積を変化させて吐出量変化の実験を行った。その結果
が、図4(A)に示した、吐出口の穴面積に対す吐出量
Vdである。このときの環境温度TRは25℃で、プレヒ
ートパルスP1のパルス幅をパラメータとして記載した
ものである。
量がほぼ比例して大きくなり、P1の差が大きい程、吐
出量差が増すことが分かる。これを穴面積をパラメータ
として、プレヒートパルスP1のパルス幅変化に対する
吐出量Vdの変化に書き換えたものが同図(B)であ
る。
プレヒートパルスP1のパルス幅に対する変化率(吐出
量プレヒートパルス依存係数)KP(ng/μsec・
dot)が、穴面積が大きくなるに従って、大きくなる
ことが分かる。
する別の要因として、記録ヘッドの温度(インク温度)
がある。図5は吐出量の温度依存性を示す線図である。
図5の曲線aに示すように、記録ヘッドの環境温度TR
(=ヘッド温度TH)の増加に対して吐出量Vdはほぼ直
線的に増加する。この図における傾きを温度依存係数と
定義すると、温度依存係数:KT KT=∂VdT/∂TH[ng/℃・dot] となる。この係数KTは主にヘッドの構造・インク物性
等によって定まる。ここで、ヘッド構造における吐出口
の穴面積及びヘッドの環境温度TR(=ヘッド温度TH)
を変化させ、吐出量Vdの変化を調べた。その結果を図
6に示す。
動条件を固定し、環境温度TRをパラメータとして穴面
積に対する吐出量Vdの関係を示したものである。同図
(B)は、逆に穴面積をパラメータとして環境温度TR
(=ヘッド温度TH)の変化に対する吐出量Vdの関係を
示したものである。
温度依存係数:KT KT=∂Vd/∂TH(ng/℃・dot) は多少、穴面積が大きくなるに従って大きくなるものの
あまり穴面積に依存していないことが分かる。
ス幅変調による吐出量制御を説明するための図であり、
同図を参照して、吐出量の制御原理を説明する。ここで
は、まず吐出口の穴面積が所定の大きさに固定したもの
として説明を行う。
の3つの態様で構成される。すなわち、記録ヘッドの温
度THに応じて、 (1)TH≦TO…温調による吐出量制御 (2)TO<TH≦TL…分割パルス幅変調法による吐出
量制御 (3)TL<TH<TC…P1=0による非制御 ここで、THがTC以上はインクジェット記録ヘッドの発
泡限界を越えている領域とする。
TO(例えば25℃)以下では前述した記録ヘッドの温
調によって吐出量の制御を行い、TO以上の比較的高い
温度では、同図にて説明したプレヒートパルスのパルス
幅を変化させることによって、吐出量の制御を行う(以
下、PWM制御ともいう)。
御の態様を変えるのは、比較的低温領域では、インク粘
性が増す等の理由によってインクに熱を作用させたとき
の発泡が不安定になるため吐出そのものが適切に行われ
ない場合があり、従って、パルス幅変調による吐出量制
御が困難であるためである。そのために、ヘッド温度が
低い場合には予め温調によってヘッド温度を所定温度
(TO)とし、これにより吐出量を一定の量に制御し、
ヘッド温度が高い場合には、吐出の際のプレヒートパル
スを変調することによって吐出量を制御する。
る記録ヘッド温度であり、記録ヘッドがこの温度にある
とき、本例の吐出量制御において、目標とする吐出量V
do(ここでは、30[ng/dot])が得られる。ま
た、同図に示される吐出量制御が限界となる温度T
Lは、図3にした制御限界吐出量VLMTが、図5に示した
関係において対応する温度として設定することができ
る。
応し、上述したように主に低温環境で所定量の吐出量を
確保するためのものであり、記録ヘッド温度(インク温
度)を温調によって目標温度TOに制御する。これによ
り、記録ヘッド温度TH=TOのときの吐出量Vdoを得
る。
(インク水分蒸発によるインク増粘、固着および温調リ
ップル)を極力低減するために、比較的低温のTO=2
5℃としている。これは、例えば通常の使用環境ではほ
ぼ室温が20〜25℃に保たれており、記録ヘッド温度
をほぼこの温度に保てば上記弊害を低減することができ
るからである。また、このときのプレヒートパルスのパ
ルス幅P1はP1=P1LMTと設定し、TH=25℃で最大
の吐出量VLMTが得られるようにする。さらに(1)の
制御態様、すなわち温調時の各パルス幅等は本実施例で
は後述の図8の[1]に示すようにP1=1.87(μ
sec)、P2=2.618(μsec)、P3=4.1
14(μsec)とした。加えて、この状態は後述の図
9に示すテーブルの1に対応する状態である。
域に対応するものである。この領域は、吐出に伴う自己
昇温や環境温度の高温化によって記録ヘッド温度がTO
以上の比較的高温にある領域(例えば、26℃〜44
℃)であり、この温度を温度センサが検知し図9に示す
テーブルに従ってプレヒートパルス幅P1を変化させ
る。
させる際の温度ステップΔT(℃/step)は、変化
させるプレヒートパルス幅の単位変化幅をΔP1(μs
ec/step)とすると、
とでヘッドの温度が変化しても、吐出量を安定に制御す
ることが可能となる。
ス幅の各状態を図6に示す。また、このときのパルス幅
変調シーケンスを図10に示す。本例の記録ヘッドの場
合、パルスP1の幅の上限P1LMTは図9のテーブル番号
[1]で示される0A[Hex]、すなわち、図8の
[1]で示される値となる。この上限値は、後述される
ようにテーブルポインタ情報によって設定される。
ら、図7に示されるパルス幅変調による吐出量制御につ
いて説明する。
sec毎の割り込みによって起動されるものであり、ま
ず、ステップS81で記録ヘッド温度を検知する。次
に、ステップS82では、温度センサに入る熱流束や電
気的ノイズによる温度の誤検知を防ぐために、過去3回
のヘッド温度(Tn-1、Tn-2、Tn-3)とステップS8
1で検知した温度Tnとの平均値(Tn+Tn-1+Tn-2+
Tn-3)/4をヘッド温度Tmとする処理を行う。次のス
テップS83ではこの平均値Tmと前回得たヘッド温度
Tm-1とを比較する。ここでその差Tm−Tm-1が所定の
温度ステップ幅ΔT、すなわち、パルス幅P1を、図9
に示すテーブル番号に対応した各段階のパルス幅の変化
幅に相当する1単位パルス幅ΔP1(0.187μse
c)変化させたとき、吐出量が一定に保たれる温度の範
囲内(すなわち、±ΔTは図9に示す温度範囲±1℃
(2℃)に対応している)であれば、ステップS85で
パルス幅P1はそのままとし、この差が+ΔTよりも大
きい場合はステップS86へ進み、図9のテーブルの参
照するテーブル番号を1つ上げることにより、P1を1
つ下げて吐出量を低減し、またこの差が−ΔTよりも小
さい場合は、ステップS84へ進み、テーブル番号を1
つ下げることによりP1を1つ上げて吐出量を増大さ
せ、常に吐出量が一定の量Vdoとなるよう制御する。上
記処理で、温度変化に応じて変化させるパルス幅P1の
変化を1単位パルス幅とした理由は、フィードバックの
誤動作(センサの温度誤検知等)を防止して濃度ジャン
プの発生を防止するためである。
吐出量Vdoに対して、図9のテーブルによって管理でき
る温度範囲では±ΔVの範囲で吐出量制御が可能とな
る。吐出量の変化の様子は、例えば図7に示す矢印aの
ように変化する。
の印字中に発生する濃度変動は、100%デューティー
の例えばベタ記録のような場合でも±0.02程度に抑
えられ、例えばシリアル記録方式に顕著な濃度ムラの発
生・繋ぎスジは問題とならない。なお、温度検知の平均
回数を増やすとノイズ等に強くなり、よりなめらかな変
化となるが、リアルタイムでの制御では検知精度が損な
われ正確な制御ができなくなる。また、温度検知の平均
回数を減らすとノイズ等に弱くなり急激な変化が発生す
るが、リアルタイムでの制御では検知精度が高まり正確
な制御が可能となる。
に対応し、この温度範囲は、本来は記録ヘッドの通常印
字の範囲外であって、あまり使用されない範囲である。
記録ヘッドが、例えば100%デューティーで記録した
場合、この温度範囲まで昇温することがあり、このよう
な場合に備え、この領域では、P1=0(μsec)と
してメインヒートパルスのシングルパルスのみで記録す
るようにして極力自己昇温を防止する。TCはヘッドの
使用限界温度を示している。
0に示したシーケンスを実施することで、ヘッド温度T
H=46℃までVdo=30[ng/dot]を中心にΔ
V=±0.3[ng/dot]の変動範囲で吐出量制御
が可能となった。
ように、制御できるのは、ある程度限られた条件におい
てであり、所定のヘッドを用いて、所定の吐出量で吐出
制御する場合に成り立つことが、実験によって分ってき
た。
たように、各種ヘッドを使って、吐出量のプレヒートパ
ルス依存性(KP)や、吐出量の温度依存性(KT)を測
定してみると、図11(A)、(B)のような徐々に吐
出量が飽和していく傾向があることがわかった。これら
の関係を模式的に数式で表わすと、図11(A)から吐
出量VdとプレヒートパルスP1の関係は
あるが、 Vd=K・P1 m・Tn+Vdo(0<m,n<1)…(3) と表現できる。
数KPは KP=∂Vd/∂P1=mKP1 m-1・Tn…(4) となり、吐出量の温度依存係数KTは KT=∂Vd/∂T=nKP1 m・Tn-1…(5) となる。ΔP1を固定した値とすると、プレヒートパル
スP1を変化する温度ステップΔTは
現できるとすると、
ップΔTは、記録ヘッドの温度Tが高くなる程、またプ
レヒートパルスP1が小さくなる程大きくする必要があ
ることがわかる。
入エネルギーの増大に伴って、ある値に収束していくた
め起こるものである。吐出量を飽和させる最大の要因は
記録ヘッドの吐出口面積である。
インクを吐出させた場合に、その所定の吐出口面積に対
応した、飽和吐出量が決定されるため、いくらパワーを
投入しても徐々にその増量分は減衰するのである。
方法は、所定のノズル構造(この場合では、吐出口面積
である。)に対して、吐出量がまだ飽和領域に達してい
ない限られた領域で近似的に実施できるものであり、記
録ヘッドの吐出量が環境温度や自己昇温等によって飽和
領域に近づいた場合は、上記式(6)に示すような制御
をする必要が生じてくるのである。
た場合、温度ステップΔTは記録ヘッドの温度Tが高く
なる程、またプレヒートパルスP1が小さくなる程大き
くするように制御すると、より吐出量の安定化を図るこ
とができる。
しない領域がその記録ヘッドにおける、安定した吐出
(量)の領域であり、特に吐出口面積の差によって、そ
の領域が変化するのである。
スの変調の制御テーブルを図12として示す。この図
(表)から分かる通り、ヘッド温度が高くなるとプレヒ
ートパルス幅を小さくする温度ステップを大きくしてい
る。ここではヘッド温度が37℃までは、温度ステップ
は2℃であり、42℃までは2.5℃、42℃以上では
3℃と設定している。これにより、ヘッド温度が高くな
っても、吐出量を一定に制御することが可能となる。実
際に、環境温度が比較的高い所や、連続で高デューティ
ーな印字を行ってもムラが変化せず、高品位な画質を得
るこてができた。
ドのヒータボードを図13に示す。ヒータボード上に
は、温度センサ、温調ヒータ、吐出ヒータ等が配置され
る。
図において、温度センサ20Aおよび20BはSi基板
9上において複数の吐出ヒータ1の配列の左右側にそれ
ぞれ配設される。これら吐出ヒータ1、温度センサ20
A、20Bは、同様にヒータボードの左右に配設される
温調用ヒータ30A、30Bとともにパターン配置さ
れ、半導体プロセス工程で一括形成される。なお、本例
では、温度センサが検知する温度については、温度セン
サ20Aと20Bとが検出する温度の平均値を検知温度
としている。
したインクジェット記録装置を示す。この装置は交換可
能な記録ヘッドを黒(Bk)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)4色のインクに対応して備えた
フルカラーシリアルタイプのプリンタである。本プリン
タに使用したヘッドは、解像度400dpi、駆動周波
数4KHzで、128個の吐出口を有している。
インクに対応した4個の記録ヘッドカートリッジであ
り、記録ヘッドとこれにインクを供給するインクを貯留
したインクタンクとが一体に形成されている。各記録ヘ
ッドカートリッジCはキャリッジに対して不図示の構成
によって着脱自在に装着される。キャリッジ2は、ガイ
ド軸11に沿って摺動可能に係合し、また、不図示の主
走査モータによって移動する駆動ベルト52の一部と接
続する。これにより、記録ヘッドカートリッジCはガイ
ド軸11に沿った走査のための移動が可能となる。1
5、16及び17、18は記録ヘッドカートリッジCの
走査による記録領域の図中奥側および手前側においてガ
イド軸11とほぼ並行に延在する搬送ローラである。搬
送ローラ15、16及び17、18は不図示の副走査モ
ータによって駆動され記録媒体Pを搬送する。この搬送
される記録媒体Pは記録ヘッドカートリッジCの吐出口
面が配設された面に対向し記録面を構成する。
に隣接するカートリッジCの移動可能な領域に臨んで回
復系ユニットが設けられる。回復系ユニットにおいて、
300は記録ヘッドを有する複数のカートリッジCにそ
れぞれ対応して設けたキャップユニットであり、キャリ
ッジ2の移動に伴って図中左右方向にスライド可能であ
るとともに、上下方向に昇降可能である。そしてキャリ
ッジ2がホームポジションにあるときには、記録ヘッド
部と接合してこれをキャッピングする。また、回復系ユ
ニットにおいて、401及び402は、それぞれワイピ
ング部材としての第1及び第2ブレード、403は第1
ブレード401をクリーニングするために、例えば吸収
体でなるブレードクリーナである。
を介して記録ヘッドの吐出口およびその近傍からインク
等を吸収するためのポンプユニットである。
ける制御系の構成例を示すブロック図である。
ーラであり、図10にて上述したシーケンス等を実行す
る例えばマイクロコンピュータ形態のCPU801、そ
の手順に対応したプログラムや図9に示したテーブル、
ヒートパルスの電圧値、パルス幅その他の固定データを
格納したROM803、および画像データを展開する領
域や作業用の領域等を設けたRAM805を有する。8
10は画像データの供給源をなすホスト装置(画像読取
りのリーダ部であってもよい)であり、画像データその
他コマンド、ステータス信号等をインターフェース(I
/F)812を介してコントローラと送受信される。
ー)開始を指令するためのコピースイッチ824および
大回復の起動を指示するための大回復スイッチ826
等、操作者による指令入力を受容するスイッチ群であ
る。830はホームポジションやスタートポジション等
キャリッジ2の位置を検出するためのセンサ832、お
よびリーフスイッチ530を含みポンプ位置検出のため
に用いるセンサ834等、装置状態を検出するためのセ
ンサ群である。
の電気熱変換体を駆動するためのヘッドドライバであ
る。また、ヘッドドライバの一部は温度ヒータ30A、
30Bを駆動することにも用いられる。さらに、温度セ
ンサ20A、20Bから温度検出値はコントローラ80
0に入力する。850はキャリッジ2を主走査方向(図
14の左右方向)に移動させるための主走査モータ、8
52はそのドライバである。860は副走査モータであ
り、記録媒体を搬送(副走査)するために用いられる。
インク、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック各色に
ついて記録ヘッドカートリッジを具え、これら各記録ヘ
ッドカートリッジには情報記憶用のEFPROM128
が設けられている。ROM128に格納された情報は、
インクジェット記録装置の電源投入時に読み出される。
ROMデータとしては、記録ヘッドのID番号、インク
色、駆動条件、ヘッドシェイディング(HS)、データ
とともにPWM制御の制御条件を格納したテーブルのテ
ーブルポインタ(以下、テーブル番号ともいう)を読み
とる。このテーブルポインタは上述したように各ヘッド
毎にその吐出量能力に応じて設定されている。このテー
ブルポインタに従って、本体側では分割パルス幅変調駆
動法におけるプレヒートパルスP1の幅の上限値を定め
る。すなわち、図8、9に示した例では、テーブルポイ
ンタ(番号)が設定されており、これによりP1の最大
幅が“0A”(1.87μsec)に定められる。
報読み込み処理を簡単に説明する。
D番号(シリアル番号)の読み込みをし、そのシリアル
番号の値が例えば、FFFFHか調べる。シリアル番号
がFFFFHならばヘッドないしと判断しエラーとな
る。シリアル番号がFFFFHでなければヘッドのもつ
色情報を読みとる。次に、そのヘッドが色毎に指定され
ている正規の位置に装着されているかを色情報から調
べ、正しく装着されていればそのまま次のデータを読
み、誤装着していればヘッド位置違いエラーを表示す
る。
ッジが新しいものかをヘッドのシリアル番号と現在本体
側に記憶されているシリアル番号とを比べることにより
調べる。新規のヘッドでなければヘッド情報読み込み処
理は終了である。新規のヘッドであれば新規のヘッド情
報(シリアル番号、色情報、メインパルスP3のパルス
幅、PWM制御のテーブルポインタ、温度センサー補正
値、ヘッド位置補正値、製造年月日、その他の情報)を
装置内のRAM805に記憶し、新規ヘッドが装着され
ていることを示すフラグをセットする。次に、ヘッドの
シェーディング情報(HS)を読み込んで、ヘッド情報
読み込み処理を終了する。
て簡単に説明する。
ンパルスP3を示すものであり、上述のように電源投入
時には、ヘッドのROM情報としてID番号、色情報、
パルスP1に関するテーブルポインタ等とともにヘッド
駆動条件としてパルスP3のテーブルポインタが読みと
られる。このテーブルポインタに従って、本体側では後
述する分割パルス幅変調駆動制御のメインヒートパルス
P3幅を定める。
めヘッドの製造工程上で各ヘッドの吐出特性測定を行う
ことにより各ヘッドに最適な駆動条件を設定し、記録ヘ
ッドのROM128に情報として記憶させておく。
ーブルポインタをヘッドのROM情報として読み込むこ
とによって本体側の設定条件(駆動条件)を変えること
ができ、これによって、ヘッド毎の吐出特性バラツキを
吸収することが可能となり、交換式記録ヘッドを用いた
本例のような場合でも簡単に画質の安定化が可能とな
る。
タ情報も上記テーブルポインタと同様に設定されるもの
であり、以下、これについて簡単に説明する。
量測定を標準駆動条件(例えば、ヘッド温度:TH=2
5.0(℃)の環境で駆動電圧:VOP=18.0(V)
の時に、P1=4.87(μsec)でP3=4.114
(μsec)のパルスを与える)で行い、その値を測定
吐出量:VDMとする。次に、標準吐出量:VDO=30.
0[ng/dot]との差をVDO−VDMを求め、これに
基づいてテーブルポインタを設定する。このように各記
録ヘッドの特性による吐出量の多少によってプレヒート
パルスの上限をランク分けしこのランクをテーブルポイ
ンタ情報としてROM128に記憶させておく。このよ
うに設定できる理由はヘッドの吐出口の穴面積と吐出量
が上述してきたように強い相関関係を持っているためで
ある。
ーブルポインタ設定においては、吐出量の多い記録ヘッ
ドでは、環境温度(ヘッド温度)が標準温度、例えば2
5.0℃の時のプレヒートパルス幅P1の上限値を標準
駆動条件の上限値(例えばP1=1.87μsec)よ
り短くして吐出量を少なくし、標準吐出量VDO=30.
0[ng/dot]に近づけるようにする。
境温度が標準温度の時のプレヒートパルス幅P1の値を
標準駆動条件より長くして吐出量を多くし、標準吐出量
VDO=30.0[ng/dot]に近づけるようにす
る。
WM制御を行うためのテーブルポインタをヘッドのRO
M情報として読み込むことによって本体側の設定条件
(駆動条件)を変えることができ、ヘッド毎の吐出量の
バラツキを吸収することが可能となり、交換式記録ヘッ
ドを用いた本体でも容易に画質の安定化が可能となった
ばかりが、ヘッドの歩留りを向上させカートリッジヘッ
ドのコストをも低減させることが可能となる。
うに、発熱素子の駆動信号としての分割パルスの最初の
パルスの変調方法をヘッドの温度に応じて変化させるこ
とにより、吐出量を安定化できる一方で、記録ヘッドの
温度を効率的に制御することも可能となる。そして、そ
の記録ヘッド制御幅を、例えば図7に示すようにTOか
らTLまで比較的広いものとすることができる。
に、所定の吐出口面積の記録ヘッドでインクを吐出させ
た場合に、その所定の吐出口面積に対応した飽和吐出量
が決定されるため一つのテーブルによって制御すると、
吐出口面積の大小の差によって、ヘッド間での吐出量差
が発生する。これでは、特にフルカラー印字等を行った
場合、各々のヘッドによって色味が変化してしまう。
じて、TH=TOのときのプレヒートパルス幅を変えるこ
とで、全てのヘッドにおける吐出量を一定に制御するも
のである。以下、具体的に図16〜図20を用いて、そ
の実施例を説明する。図16は吐出口面積が320μm
2の場合を、図17〜図20は夫々350、380、4
10、440μm2のときの場合を示す。
が25℃のときのプレヒートパルス幅を09Hexと決定
すると、制御する吐出量はそのヘッドの穴面積によって
変化するため、穴面積が大きければヘッド温度が25℃
のときのプレヒートパルス幅を小さくし、逆に、穴面積
が小さければ、25℃でのプレヒートパルス幅を大きく
することによって、各ヘッドの吐出量を一定にすること
ができる。
例1と同様にプレヒートパルス幅を小さくする温度ステ
ップを大きくすることで、高温時においても吐出量を一
定に制御することが可能となる。
さく、また、飽和吐出量も小さいヘッドでは、投入パワ
ーを増して吐出量を上げようとすると、飽和領域に近い
所で制御することになるため、あまり、吐出量を上げす
ぎようとすると制御が難しくなる。これは、逆にいうと
プレヒートパルス幅を大きくしすぎると、プレ発砲を起
こしてしまうから、制御が困難となるともいえる。
トパルスの変調最小単位を一定(ΔP1=0.187μ
sec/step)として、その変調する温度ステップ
ΔTを温度及び吐出口面積(穴面積)によって変更して
いた。これに対し、本実施例は温度ステップΔTを一定
にして、温度と吐出口面積によってプレヒートパルスの
最小単位ΔP1を変更するものである。具体的にはΔP1
(μsec/step)=KT/KP・ΔTで決まった値
を基に制御を行う。ここで、ΔTを比較的小さな値にし
ておけば、より緻密な制御が可能となる。
テップΔTをヘッド温度によらず一定にしておけば、実
際のシーケンスでの温度モニターが繁雑にならず、簡略
化できるというメリットがある。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手
段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱
エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の
記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすも
のである。かかる方式によれば記録の高密度化、高精細
化が達成できるからである。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持さ
れているシートや液路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急激
な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの
圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示
する特開昭59−138461号公報に基づいた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば
記録を確実に効率よく行うことができるようになるから
である。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
ギーを変調して、記録ヘッドからのインクの吐出を制御
するインクジェット記録装置において、記録ヘッドの温
度に応じて、投入エネルギーの変調の度合いを最適に変
更することで、記録ヘッドの温度に依らず、吐出量を一
定に制御することが可能となった。
幅変調駆動法のパルス波形を示した図である。
示す図である。
すグラフである。
ヒートパルスP1の関係を示すグラフである。
示すグラフである。
ッドの温度(環境温度)の関係を示すグラフである。
明するための説明図である。
パルスの波形図である。
応したプレヒートパルスの変調制御テーブルを示す説明
図である。
ケンスのフローチャートである。
存性及び吐出量依存性を示すグラフである。
トパルスの変調の度合いを制御するテーブルを示す図で
ある。
略上面図である。
タの斜視図である。
ある。
対する温度と吐出量の関係をプレヒートパルス幅P1を
パラメータとして示したグラフである。
対する温度と吐出量の関係をプレヒートパルス幅P1を
パラメータとして示したグラフである。
対する温度と吐出量の関係をプレヒートパルス幅P1を
パラメータとして示したグラフである。
対する温度と吐出量の関係をプレヒートパルス幅P1を
パラメータとして示したグラフである。
対する温度と吐出量の関係をプレヒートパルス幅P1を
パラメータとして示したグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 投入エネルギーを変調して、インクジェ
ット記録ヘッドからのインクの吐出量を制御するインク
ジェット記録ヘッドの吐出制御方法において、 前記インクジェット記録ヘツドの温度が高い程、単位温
度変化に対する前記投入エネルギーの変調の度合いを小
さくすることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの
吐出制御方法。 - 【請求項2】 変調する前記投入エネルギーの変化量を
一定にして、前記投入エネルギーを変化させる際の温度
変化の幅を、温度が高い程あるいは、前記投入エネルギ
ーが小さい程大きくすることを特徴とする請求項1記載
のインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項3】 前記投入エネルギーを変化させる際の温
度変化の幅を一定にして変調する前記投入エネルギーの
変化量を、 温度が高い程あるいは投入エネルギーが小さい程、小さ
くすることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
記録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項4】 前記インクジェット記録ヘッドの吐出口
面積に応じて前記投入エネルギーの変調の度合いを変更
することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録ヘッドの吐出制御方法。 - 【請求項5】 変調する前記投入エネルギーは、1つの
記録信号に対して複数の波形のうち先行する波形である
ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録ヘ
ッドの吐出制御方法。 - 【請求項6】 前記インクジェット記録ヘッドは、イン
クに熱による状態変化を生起させ、該状態変化に基づい
てインクを前記吐出口から吐出させて飛翔的液滴を形成
することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
のインクジェット記録ヘッドの吐出制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2271392A JP3313751B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2271392A JP3313751B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220964A true JPH05220964A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3313751B2 JP3313751B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=12090465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2271392A Expired - Fee Related JP3313751B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3313751B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002154202A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-05-28 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドの製造方法、インクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録方法 |
| EP1281520A1 (en) | 2001-07-31 | 2003-02-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and method of controlling temperature of head of ink jet printing apparatus |
| JP2005231059A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置 |
| JP2013103484A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Canon Inc | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
| JP2013123828A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP2271392A patent/JP3313751B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| EP1281520A1 (en) | 2001-07-31 | 2003-02-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and method of controlling temperature of head of ink jet printing apparatus |
| US6957880B2 (en) | 2001-07-31 | 2005-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and method of controlling temperature of head of ink jet printing apparatus |
| JP2005231059A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置 |
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| JP2013123828A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
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| Publication number | Publication date |
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