JPH0522097B2 - - Google Patents
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- JPH0522097B2 JPH0522097B2 JP59192313A JP19231384A JPH0522097B2 JP H0522097 B2 JPH0522097 B2 JP H0522097B2 JP 59192313 A JP59192313 A JP 59192313A JP 19231384 A JP19231384 A JP 19231384A JP H0522097 B2 JPH0522097 B2 JP H0522097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- oil
- oil passage
- vehicle
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、自動変速機構を有する車両用変速機
の制御装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、2輪駆動の車両に搭載される車両用変速
機は自動変速機構を有しており、スロツトル開
度、車速等の車両走行条件を検出し、あらかじめ
設定されたスロツトル開度、車速等と各変速段の
関係に基づいて変速制御を行うようになつてい
る。 また、4輪駆動の車両に搭載される車両用変速
機の場合は、上記自動変速機構を主変速機として
有するほか、該主変速機の後部に副変速機を連結
しており、該副変速機によつて2輪駆動高速段、
4輪駆動高速段及び4輪駆動低速段の三つの駆動
状態を任意に切り換えることができるようになつ
ている。 そして、車両が悪路を走行する場合、2輪駆動
の車両に搭載されるものにおいては、自動変速機
構を低速段に設定して、また、4輪駆動の車両に
搭載されるものにおいては、副変速機を4輪駆動
低速段の駆動状態に設定して大きいトルクを得る
ようにしている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の車両用変速機におい
ては、車両が悪路を走行している間に砂泥地など
駆動輪のグリツプ力が低下する場所に進入してし
まつた場合、大きいトルクで走行すると駆動輪の
空転が生じやすくなつてしまう。 このような場合、2輪駆動の車両に搭載される
ものにおいては、自動変速機構を高速段に設定し
て、また、4輪駆動の車両に搭載されるものにお
いては、副変速機を2輪駆動高速段又は4輪駆動
高速段に設定して、駆動輪のグリツプ力に適した
トルクで走行するのが好ましい。 しかし、運転に不慣れな場合は、無意識的にア
クセルを強く踏み込んでスロツトル開度を高めて
しまうので、自動変速機構はシフトダウンし、駆
動輪を空転させ、かえつて走行能力を低下させて
しまう場合がある。 本発明は、上記従来の車両用変速機の問題点を
解決して、車両が砂泥地などに進入した時に、駆
動輪が空転するのを防止することができる車両用
変速機の制御装置を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本発明の第1発明
は、変速機の出力軸回転数を検出するセンサ60
1と、実車速を検出するセンサ602を備えた車
両走行条件を検出する走行条件検出手段と、該走
行条件検出手段によつて検出した車両走行条件に
対応する変速段を設定する手段708と、設定さ
れた変速段によつて変速を行なう変速機10と、
検出された出力軸回転数に基づいて車速を演算7
06し、該車速と検出された実車速との差が所定
値より大きい場合に駆動輪が空転状態であると判
断する空転状態検出手段707と、駆動輪が空転
状態であると判断された時に現在の変速段より高
速側の変速段に設定を切換える手段711を有す
ることを特徴とする車両用自動変速機の制御装置
の構成を有するものである。また、本発明の第2
発明は、車両の前輪及び後輪のいずれか一方を駆
動する第1出力軸の伝動トルクを検出する第1の
トルク検出手段607と、車両の前輪及び後輪の
いずれか他方を駆動する第2出力軸の伝動トルク
を検出する第2のトルク検出手段608を備えた
車両走行条件を検出する走行条件検出手段と、該
走行条件検出手段によつて検出した車両走行条件
に対応する変速段を設定する手段805と、設定
された変速段によつて変速を行なう変速機10
と、検出された第1出力軸の伝動トルクと第2出
力軸の伝動トルクとの差が所定値以上のときに駆
動輪が空転状態であると判断する空転状態検出手
段815と、駆動輪が空転状態であると判断され
た時に現在の変速段より高速側の変速段に設定を
切換える手段813を有することを特徴とする車
両用自動変速機の制御装置の構成を有するもので
ある。 (本発明によれば、上記のように少なくとも一つ
のパラメータから成る車両走行条件を検出する走
行条件検出手段が設けられていて、該走行条件県
手段によつて検出した車両走行条件に対応して変
速段が設定され、設定された変速段によつて変速
機が作動て変速が行われる。 そして、上記走行条件検出手段によつて検出し
た車両走行条件を演算して駆動輪が空転状態であ
るか否かを判断するために空転状態判断手段を有
しており、駆動輪が空転状態であると判断された
ときに現在の変速段より高速側の変速段に設定を
切り換えるようになつている。 したがつて、車両が走行している間に駆動輪の
空転が発生すると、変速機が制御されてシフトア
ツプさせられるので砂泥地などの悪路を走行する
場合における駆動輪の空転を防止することができ
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は4輪駆動車の自動変速機を示し、第2
図はそのギアトレインを示す。 10は主変速機であるオーバードライブ付4速
自動変速機、40は該4速自動変速機10の出力
軸32に連結された副変速機である4輪駆動用ト
ランスフアを示す。4輪駆動用トランスフア40
はエンジンEに装着された4速自動変速機10に
取付けられ、第1出力軸42は後輪駆動用プロペ
ラシヤフトCに連結され、第2出力軸52は前輪
駆動用プロペラシヤフトBに連結される。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トクルコンバータTは、エンジンEの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTの出
力軸12に連結されたタービン13、一方向クラ
ツチ14を介して固定部分に連結されたステータ
15、および直結クラツチ16からなり、トクル
コンバータTの出力軸12は、オーバードライブ
機構ODの入力軸(12)となつている。 オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素であ
る多板クラツチC0、多板ブレーキB0および一方
向クラツチF0と、これら摩擦係合要素の選択的
係合により構成要素が変速機ケースなど固定部材
に固定されるか、入力軸、出力軸、もしくは他の
構成要素に連結されるかまたはこれら固定もしく
は連結が解放されるプラネタリギアセツトP0か
らなる。 プラネタリギアセツトP0は、前記入力軸(1
2)に連結されたキヤリア21、オーバードライ
ブ機構ODの出力軸25に連結されたリングギア
22、前記入力軸(12)に回転自在に外嵌され
ブレーキB0を介して変速機ケースに固定される
と共に、クラツチC0および該クラツチC0と並列
された一方向クラツチF0を介して前記キヤリア
21に連結されたサンギア23、およびキヤリア
21に回転自在に支持されると共に前記サンギア
23およびリングギア22に歯合したプラネタリ
ピニオン24からなる。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進
3段後進1段のアンダードライブ機構UDの入力
軸を兼ねる。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素で
ある多板クラツチC1およびC2と、多板ブレー
キB1,B2およびB3と、一方向クラツチF1
およびF2と、前段プラネタリアギアセツトP1
と、後段プラネタリギアセツトP2とからなる。 後段プラネタリギアセツトP2は、クラツチC
1を介して前記入力軸25に連結されたリングギ
ア31と、アンダードライブ機構UDの出力軸3
2に連結されたキヤリア33と、クラツチC2を
介して前記入力軸(25)に連結されると共に、
ブレーキB1、該ブレーキB1と並列されたブレ
ーキB2およびブレーキB2と直列された一方向
クラツチF1を介して変速機ケースに固定される
サンギア34と、前記キヤリア33に回転自在に
支持されると共にサンギア34およびリングギア
31に歯合したプラネタリピニオン35とからな
る。 前段プラネタリギアセツトP1は、ブレーキB
3および該ブレーキB3と並列された一方向クラ
ツチF2を介して変速機ケースに固定されるキヤ
リア36と、前記後段プラネタリギアセツトP2
のサンギア34と一体的に形成されたサンギア3
7と、出力軸32に連結されたリングギア38
と、キヤリア36に回転自在に支持されると共に
サンギア37およびリングギア38に歯合したプ
ラネタリピニオン39とからなる。 この4輪駆動自動変速機は第3図に示す4速自
動変速機10の油圧制御装置100によりエンジ
ンEのスロツトル開度、車両の車速など車両走行
条件に応じて摩擦係合要素である各クラツチおよ
びブレーキの選択的係合または解放が行われ、オ
ーバードライブ(O/D)を含む前進4段の自動
変速と、手動変速のみによる後進1段の変速とが
なされる。 油圧制御装置100のマニユアル弁駆動のため
運転席に設けられたシフトレバー(図示せず)
は、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニユー
トラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)の各レンジのシフトポジシヨンSPを有し、
このシフトポジシヨンSPと変速段第4速4、第
3速3、第2速2、第1速1と、クラツチおよび
ブレーキの作動関係を表1に示す。 表1において、○は摩擦係合要素の係合、空白
は解放を示し、F(フリー)は一方向クラツチの
自由回転、L(ロツク)は一方向クラツチの係合
を示す。
の制御装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、2輪駆動の車両に搭載される車両用変速
機は自動変速機構を有しており、スロツトル開
度、車速等の車両走行条件を検出し、あらかじめ
設定されたスロツトル開度、車速等と各変速段の
関係に基づいて変速制御を行うようになつてい
る。 また、4輪駆動の車両に搭載される車両用変速
機の場合は、上記自動変速機構を主変速機として
有するほか、該主変速機の後部に副変速機を連結
しており、該副変速機によつて2輪駆動高速段、
4輪駆動高速段及び4輪駆動低速段の三つの駆動
状態を任意に切り換えることができるようになつ
ている。 そして、車両が悪路を走行する場合、2輪駆動
の車両に搭載されるものにおいては、自動変速機
構を低速段に設定して、また、4輪駆動の車両に
搭載されるものにおいては、副変速機を4輪駆動
低速段の駆動状態に設定して大きいトルクを得る
ようにしている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の車両用変速機におい
ては、車両が悪路を走行している間に砂泥地など
駆動輪のグリツプ力が低下する場所に進入してし
まつた場合、大きいトルクで走行すると駆動輪の
空転が生じやすくなつてしまう。 このような場合、2輪駆動の車両に搭載される
ものにおいては、自動変速機構を高速段に設定し
て、また、4輪駆動の車両に搭載されるものにお
いては、副変速機を2輪駆動高速段又は4輪駆動
高速段に設定して、駆動輪のグリツプ力に適した
トルクで走行するのが好ましい。 しかし、運転に不慣れな場合は、無意識的にア
クセルを強く踏み込んでスロツトル開度を高めて
しまうので、自動変速機構はシフトダウンし、駆
動輪を空転させ、かえつて走行能力を低下させて
しまう場合がある。 本発明は、上記従来の車両用変速機の問題点を
解決して、車両が砂泥地などに進入した時に、駆
動輪が空転するのを防止することができる車両用
変速機の制御装置を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本発明の第1発明
は、変速機の出力軸回転数を検出するセンサ60
1と、実車速を検出するセンサ602を備えた車
両走行条件を検出する走行条件検出手段と、該走
行条件検出手段によつて検出した車両走行条件に
対応する変速段を設定する手段708と、設定さ
れた変速段によつて変速を行なう変速機10と、
検出された出力軸回転数に基づいて車速を演算7
06し、該車速と検出された実車速との差が所定
値より大きい場合に駆動輪が空転状態であると判
断する空転状態検出手段707と、駆動輪が空転
状態であると判断された時に現在の変速段より高
速側の変速段に設定を切換える手段711を有す
ることを特徴とする車両用自動変速機の制御装置
の構成を有するものである。また、本発明の第2
発明は、車両の前輪及び後輪のいずれか一方を駆
動する第1出力軸の伝動トルクを検出する第1の
トルク検出手段607と、車両の前輪及び後輪の
いずれか他方を駆動する第2出力軸の伝動トルク
を検出する第2のトルク検出手段608を備えた
車両走行条件を検出する走行条件検出手段と、該
走行条件検出手段によつて検出した車両走行条件
に対応する変速段を設定する手段805と、設定
された変速段によつて変速を行なう変速機10
と、検出された第1出力軸の伝動トルクと第2出
力軸の伝動トルクとの差が所定値以上のときに駆
動輪が空転状態であると判断する空転状態検出手
段815と、駆動輪が空転状態であると判断され
た時に現在の変速段より高速側の変速段に設定を
切換える手段813を有することを特徴とする車
両用自動変速機の制御装置の構成を有するもので
ある。 (本発明によれば、上記のように少なくとも一つ
のパラメータから成る車両走行条件を検出する走
行条件検出手段が設けられていて、該走行条件県
手段によつて検出した車両走行条件に対応して変
速段が設定され、設定された変速段によつて変速
機が作動て変速が行われる。 そして、上記走行条件検出手段によつて検出し
た車両走行条件を演算して駆動輪が空転状態であ
るか否かを判断するために空転状態判断手段を有
しており、駆動輪が空転状態であると判断された
ときに現在の変速段より高速側の変速段に設定を
切り換えるようになつている。 したがつて、車両が走行している間に駆動輪の
空転が発生すると、変速機が制御されてシフトア
ツプさせられるので砂泥地などの悪路を走行する
場合における駆動輪の空転を防止することができ
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は4輪駆動車の自動変速機を示し、第2
図はそのギアトレインを示す。 10は主変速機であるオーバードライブ付4速
自動変速機、40は該4速自動変速機10の出力
軸32に連結された副変速機である4輪駆動用ト
ランスフアを示す。4輪駆動用トランスフア40
はエンジンEに装着された4速自動変速機10に
取付けられ、第1出力軸42は後輪駆動用プロペ
ラシヤフトCに連結され、第2出力軸52は前輪
駆動用プロペラシヤフトBに連結される。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トクルコンバータTは、エンジンEの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTの出
力軸12に連結されたタービン13、一方向クラ
ツチ14を介して固定部分に連結されたステータ
15、および直結クラツチ16からなり、トクル
コンバータTの出力軸12は、オーバードライブ
機構ODの入力軸(12)となつている。 オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素であ
る多板クラツチC0、多板ブレーキB0および一方
向クラツチF0と、これら摩擦係合要素の選択的
係合により構成要素が変速機ケースなど固定部材
に固定されるか、入力軸、出力軸、もしくは他の
構成要素に連結されるかまたはこれら固定もしく
は連結が解放されるプラネタリギアセツトP0か
らなる。 プラネタリギアセツトP0は、前記入力軸(1
2)に連結されたキヤリア21、オーバードライ
ブ機構ODの出力軸25に連結されたリングギア
22、前記入力軸(12)に回転自在に外嵌され
ブレーキB0を介して変速機ケースに固定される
と共に、クラツチC0および該クラツチC0と並列
された一方向クラツチF0を介して前記キヤリア
21に連結されたサンギア23、およびキヤリア
21に回転自在に支持されると共に前記サンギア
23およびリングギア22に歯合したプラネタリ
ピニオン24からなる。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進
3段後進1段のアンダードライブ機構UDの入力
軸を兼ねる。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素で
ある多板クラツチC1およびC2と、多板ブレー
キB1,B2およびB3と、一方向クラツチF1
およびF2と、前段プラネタリアギアセツトP1
と、後段プラネタリギアセツトP2とからなる。 後段プラネタリギアセツトP2は、クラツチC
1を介して前記入力軸25に連結されたリングギ
ア31と、アンダードライブ機構UDの出力軸3
2に連結されたキヤリア33と、クラツチC2を
介して前記入力軸(25)に連結されると共に、
ブレーキB1、該ブレーキB1と並列されたブレ
ーキB2およびブレーキB2と直列された一方向
クラツチF1を介して変速機ケースに固定される
サンギア34と、前記キヤリア33に回転自在に
支持されると共にサンギア34およびリングギア
31に歯合したプラネタリピニオン35とからな
る。 前段プラネタリギアセツトP1は、ブレーキB
3および該ブレーキB3と並列された一方向クラ
ツチF2を介して変速機ケースに固定されるキヤ
リア36と、前記後段プラネタリギアセツトP2
のサンギア34と一体的に形成されたサンギア3
7と、出力軸32に連結されたリングギア38
と、キヤリア36に回転自在に支持されると共に
サンギア37およびリングギア38に歯合したプ
ラネタリピニオン39とからなる。 この4輪駆動自動変速機は第3図に示す4速自
動変速機10の油圧制御装置100によりエンジ
ンEのスロツトル開度、車両の車速など車両走行
条件に応じて摩擦係合要素である各クラツチおよ
びブレーキの選択的係合または解放が行われ、オ
ーバードライブ(O/D)を含む前進4段の自動
変速と、手動変速のみによる後進1段の変速とが
なされる。 油圧制御装置100のマニユアル弁駆動のため
運転席に設けられたシフトレバー(図示せず)
は、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニユー
トラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)の各レンジのシフトポジシヨンSPを有し、
このシフトポジシヨンSPと変速段第4速4、第
3速3、第2速2、第1速1と、クラツチおよび
ブレーキの作動関係を表1に示す。 表1において、○は摩擦係合要素の係合、空白
は解放を示し、F(フリー)は一方向クラツチの
自由回転、L(ロツク)は一方向クラツチの係合
を示す。
【表】
S1,S2の○はソレノイドONを示し、S
1,S2の×はソレノイドOFFを示す。 4速自動変速機10の油圧制御装置100は、
油圧ポンプ101、圧力調整弁(レギユレータ
弁)130、第2圧力調整弁150、クーラバイ
パス弁105、プレツシヤリリーフ弁106、リ
バースクラツチシーケンス弁110、スロツトル
開度に応じたスロツトル圧を発生させるスロツト
ル弁200、カツトバツク弁145、直結クラツ
チ制御弁120、マニユアル弁210、1−2シ
フト弁220、2−3シフト弁230、3−4シ
フト弁240、前記1−2シフト弁220および
3−4シフト弁240を制御するソレノイド弁S
2、2−3シフト弁230を制御するソレノイド
弁S1、直結クラツチ制御弁120を制御するソ
レノイド弁S3、ブレーキB1への供給油圧を調
整するインターミイデイエイトコーストモジユレ
ータ弁245、ブレーキB3への供給油圧を調整
するローコーストモジユレータ弁250、クラツ
チC1のアキユームレータ260、アウトクラツ
チC2のアキユームレータ270、ブレーキB2
のアキユームレータ280、クラツチC0,C
1,C2およびブレーキB0,B1,B2の各油
圧サーボへ供給される圧油の流量を制御するチエ
ツク弁付流量制御弁301,302,303,3
04,305,306、ブレーキB0,B1,B
2,B3,B4の油圧サーボB−0、B−1、B
−2、B−3、B−4、クラツチC0,C1,C
2,C3,C4の油圧サーボC−0、C−1、C
−2、C−3、C−4並びに各弁間およびクラツ
チ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路から
なる。 油溜めからオイルストレーナを介して油圧ポン
プ101により汲み上げられた作動油は圧力調節
弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整されて
油路1へ供給される。油路1に圧力調整弁130
およびオリフイス312を介して連絡した油路1
Aを経て第2圧力調節弁150に供給された圧油
は、スロツトル弁200の出力するスロツトル圧
に応じ所定のトルクコンバータ圧、潤滑油圧、お
よびオイルへの循環クーラ圧に調圧される。 圧力調整弁130は、一方にスプリング131
が背設されたスプール132と、該スプール13
2に当接して直列されたプランジヤ138ヲ有
し、スプール132は、一方から油路9から前記
プランジヤ138の小径ランド(図示下側ラン
ド)に印加されるスロツトル圧とスプリング13
1によるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油
路5からプランジヤ138に印加されるライン圧
を受け、他方からはスプール132の図示上部ラ
ンド133に印加されるライン圧のフイードバツ
ク圧を受けて変位し、油路1と油路1Aおよびド
レインポート135との連通面積を調整して油路
1に車両走行条件に応じたライン圧を出力する。 マニユアル弁210は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーキング)、R
(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、
S(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。 表2にシフトレバーの各シフトレンジにおける
油路1と油路2〜5との連通状態を示す。○は連
通してライン圧が供給されている場合を示し、×
は排圧されている状態を表わす。
1,S2の×はソレノイドOFFを示す。 4速自動変速機10の油圧制御装置100は、
油圧ポンプ101、圧力調整弁(レギユレータ
弁)130、第2圧力調整弁150、クーラバイ
パス弁105、プレツシヤリリーフ弁106、リ
バースクラツチシーケンス弁110、スロツトル
開度に応じたスロツトル圧を発生させるスロツト
ル弁200、カツトバツク弁145、直結クラツ
チ制御弁120、マニユアル弁210、1−2シ
フト弁220、2−3シフト弁230、3−4シ
フト弁240、前記1−2シフト弁220および
3−4シフト弁240を制御するソレノイド弁S
2、2−3シフト弁230を制御するソレノイド
弁S1、直結クラツチ制御弁120を制御するソ
レノイド弁S3、ブレーキB1への供給油圧を調
整するインターミイデイエイトコーストモジユレ
ータ弁245、ブレーキB3への供給油圧を調整
するローコーストモジユレータ弁250、クラツ
チC1のアキユームレータ260、アウトクラツ
チC2のアキユームレータ270、ブレーキB2
のアキユームレータ280、クラツチC0,C
1,C2およびブレーキB0,B1,B2の各油
圧サーボへ供給される圧油の流量を制御するチエ
ツク弁付流量制御弁301,302,303,3
04,305,306、ブレーキB0,B1,B
2,B3,B4の油圧サーボB−0、B−1、B
−2、B−3、B−4、クラツチC0,C1,C
2,C3,C4の油圧サーボC−0、C−1、C
−2、C−3、C−4並びに各弁間およびクラツ
チ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路から
なる。 油溜めからオイルストレーナを介して油圧ポン
プ101により汲み上げられた作動油は圧力調節
弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整されて
油路1へ供給される。油路1に圧力調整弁130
およびオリフイス312を介して連絡した油路1
Aを経て第2圧力調節弁150に供給された圧油
は、スロツトル弁200の出力するスロツトル圧
に応じ所定のトルクコンバータ圧、潤滑油圧、お
よびオイルへの循環クーラ圧に調圧される。 圧力調整弁130は、一方にスプリング131
が背設されたスプール132と、該スプール13
2に当接して直列されたプランジヤ138ヲ有
し、スプール132は、一方から油路9から前記
プランジヤ138の小径ランド(図示下側ラン
ド)に印加されるスロツトル圧とスプリング13
1によるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油
路5からプランジヤ138に印加されるライン圧
を受け、他方からはスプール132の図示上部ラ
ンド133に印加されるライン圧のフイードバツ
ク圧を受けて変位し、油路1と油路1Aおよびド
レインポート135との連通面積を調整して油路
1に車両走行条件に応じたライン圧を出力する。 マニユアル弁210は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーキング)、R
(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、
S(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。 表2にシフトレバーの各シフトレンジにおける
油路1と油路2〜5との連通状態を示す。○は連
通してライン圧が供給されている場合を示し、×
は排圧されている状態を表わす。
【表】
スロツトル弁200はアクセルペダルの踏み込
み量に応じスロツトルプランジヤ201がストロ
ークして該プランジヤ201とばね204が背設
されたスプール202との間のばね203を介し
てスプール202を動かし、油路1から供給され
たライン圧をスロツトル開度に応じたスロツトル
圧に調圧して油路9に出力する。 第1のソレノイド弁S1は、オリフイス322
を介し油路2と連絡した油路2Gにハイレベルの
ソレノイド圧(ライン圧に等しい)を生ぜしめ、
通電時には油路2Gの圧油を排出させロウレベル
のソレノイド圧を生じる。 第2のソレノイド弁S2は非通電時にはオリフ
イス332を介し油路2と連絡した油路2Fにハ
イレベルのソレノイド圧を生ぜしめ、通電時には
油路2Fの圧油を排出させロウレベルのソレノイ
ド圧を生じる。 第3のソレノイド弁S3は、油路1とオリフイ
ス342を介して連通した油路1Hに連絡する直
結クラツチ制御弁120の図示上端油室121の
油圧を制御する。このソレノイド弁S3は、非通
電時は前記上端油室121にハイレベルのソレノ
イド圧を生ぜしめて背設されたばね123ととも
にスプール122を図示下方に押圧し、該スプー
ル122を図示下方に位置させ、通電時には前記
上端油室121を排圧してロウレベルのソレノイ
ド圧に反転させる。 1−2シフト弁220は、図示左方にばね22
1を背設したスプール222を備え、ソレノイド
弁S2が非通電され油路2Fにハイレベルのソレ
ノイド油圧が生じているときは図示右端油室22
4にハイレベルのソレノイド圧が入り、油圧の印
加によりスプール222は第3図において下半に
示す如く図示左方に設定されて第1速の位置とな
り、ソレノイド弁S2が通電され油路2Fが排圧
されてロウレベルのソレノイド圧となつたときは
スプール222は上半に示す如く図示右方に設定
されて第1速以外の位置が得られる。第3、4速
においてはマニユアル弁210および2−3シフ
ト弁230を介して油路2Cから左端油室223
にライン圧が入りスプール222はソレノイド圧
の如何にかかわらず図示右方に固定される。 2−3シフト弁230は、図示左方にばね23
1を背設したスプール232を備え、ソレノイド
弁S1が通電されている時、油路2Gがロウレベ
ルのソレノイド圧となり、スプール232はばね
231の作用で図示右方に設定されて第1、2速
およびRの位置となり、ソレノイド弁S1が非通
電されているときは油路2Gにハイレベルのソレ
ノイド圧が生じて油室234に印加されこのソレ
ノイド圧の作用でスプール232は図示左方に設
定されて第3、4速の位置となる。油路4にライ
ン圧が供給されたときは、左端油室233にライ
ン圧が供給されスプール232はソレノイド圧の
如何にかかわらず図示右方に固定される。 3−4シフト弁240は、図示左方にばね24
1を背設したスプール242を備え、ソレノイド
弁S2が非通電されているときは油路2Fを経て
右端油室243にハイレベルのソレノイド圧が入
り、スプール242は第4速(オーバドライブ)
がわである図示左方に固定され、ソレノイド弁S
2が通電され油路2Fは排圧され、ばね241の
作用で、スプール242は図示右方に設定され
る。マニユアル弁210、油路2または油路3、
2−3シフト弁230、油路2Bを介して左端油
室244にライン圧が供給されているときスプー
ル242は該ライン圧およびばね241の作用で
図示右方(第4速以外)に設定される。 つぎにマニユアル弁210の手動シフトによる
油圧制御装置100の作動を説明する。 マニユアル弁210がNレンジまたはPレンジ
に設定されているとき。 表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれと
も連絡せず、前記表1に示す如く第1および第2
のソレノイド弁S1,S2は、いずれも非通電さ
れている。このため1−2シフト弁220、2−
3シフト弁230、3−4シフト弁240のスプ
ール222,232,242はいずれもばねの作
用で図示右方に位置されている。マニユアル弁2
10を介さず油路1に3−4シフト弁240、油
路1Jおよびチエツク弁付流量制御弁301を介
して直接連絡しているクラツチC0のみが係合し
ている。 マニユアル弁210がDレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2に油圧が供給され、これ
によりチエツク弁付流量制御弁302、油路2E
を介してライン圧が供給されてクラツチC1が係
合される。 車両の発進時である第1速は表1に示す如くソ
レノイド弁S1が通電、ソレノイド弁S2が非通
電され1−2シフト弁220のスプール222は
図示左方にあり、ブレーキB1,B2に連絡する
油路2A,3Aは排圧され、ブレーキB3に連絡
する油路4Cにも油圧が供給されていないのでブ
レーキB1,B2,B3は解放されると共に2−
3シフト弁230のスプール232は図示右方に
設定されて3−4シフト弁240の左端油室24
4に油路2Bを介してライン圧を供給しているた
めスプール242は図示右方に設定され、油路
1、3−4シフト弁240、油路1Jを介してク
ラツチC0と係合し、油路2Bにライン圧が供給
されているため油路2Cは排圧されてアウトクラ
ツチC2は解放され、油路1Jにライン圧が供給
されているため油路1Lは排圧されてブレーキB
0は解放され、上記により、第1速走行がなされ
る。車速が予め設定した大きさになつたとき電子
制御装置600の出力でソレノイド弁S2が通電
され右端油室224に印加されたソレノイド圧は
ロウレベルに反転するので、1−2シフト弁22
0のスプール222は図示右方に移動し、油路
2、1−2シフト弁220、油路2A、チエツク
弁付流量制御弁306、油路2Hを経て油圧が供
給され、ブレーキB2が係合して第2速へのアツ
プシフトが生ずる。 第3速へのアツプシフトは車速、スロツトル開
度等が所定値に達したとき電子制御装置600の
出力でソレノイド弁S1が非通電され、2−3シ
フト弁230のスプール232は図示左方に移動
し、油路2、2−3シフト弁230、油押2C、
チエツク弁付流量制御弁303、油路2Dを経て
油圧が供給されてアウトクラツチC2が係合し、
同時に1−2シフト弁220のスプール222は
油路2Cから左端油室223に供給されたライン
圧により図示右方(第1速以外)に設定される。 第4速へのアツプシフトは上記と同様電子制御
装置600の出力でソレノイド弁S2が非通電さ
れ、油路2Fから右端油室243に供給されてい
たソレノイド圧がハイレベルに反転し、3−4シ
フト弁240のスプール242が図示左方に移動
し、油路1Jが排圧されるとともに油路1Lに油
圧が供給され、クラツチC0が解放されるととも
にブレーキB0が係合してなされる。 マニユアル弁210がSレンジに設定されたと
き。 表2に示す如く油路2に加えて油路3にライン
圧が供給される。第1、2、3速は上記Dレンジ
のときと同様のシフトがなされるが、油路2また
は油路3、2−3シフト弁230、油路2Bを経
て3−4シフト弁240の左端油室244にライ
ン圧が入りスプール242は図示右方に設定され
るので、第4速へのシフトは阻止される。また第
2速においては、前記Dレンジ第2速同様C0,
C1,B2にライン圧が供給されると共に油路3
から2−3シフト弁230、油路3A、1−2シ
フト弁220、油路3Bを介してインターミイデ
イエイトコーストモジユレータ弁245にライン
圧が供給されるため、インターミイデイエイトコ
ーストモジユレータ弁245により調圧された油
圧が油路3Cに供給されブレーキB1が係合さ
れ、常時ブレーキB2およびブレーキB1の両者
が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くとともに伝
動トルク容量が増大する。 またマニユアル弁210がD位置で第4速の走
行中に手動でD−Sシフトを行つた場合、前記の
如く3−4シフト弁240の左端油室244への
ライン圧の導入によりただちに第3速にダウンシ
フトがなされ、予定した速度まで減速した時点で
電子制御装置600の出力がソレノイド弁S1を
通電させて、3−2ダウンシフトを生じさせ、エ
ンジブレーキの効く第2速が得られる。 マニユアル弁210がLレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2、油路3に加えて油路4
にもライン圧が供給される。第1、2速は上記D
レンジのときと同様のシフトがなされるが油路4
から2−3シフト弁の左端油室233にライン圧
が入り、スプール232を図示右方に設定するの
で第3速へのシフトは生じない。また第1速は油
路4、2−3シフト弁230、油路4A、ローコ
ーストモジユレータ弁250、油路4B、1−2
シフト弁220、油路4Cを経て供給される油圧
によりインナーピストンとアウターピストンのダ
ブルピストンを有するブレーキB3を係合させエ
ンジンブレーキがきくようになされている。第2
速ではマニユアル弁210がSレンジにシフトさ
れているときと同じである。また第3速状態で走
行中Lレンジに手動シフトしたときは、前記2−
3シフト弁230の左端油室233へのライン圧
の導入によりただちに第2速へダウンシフトがな
され、予定した速度まで減速した時点で電子制御
装置600の出力がソレノイド弁S2を通電さ
せ、2−1ダウンシフトを生じさせる。 マニユアル弁210がDまたはS、SまたはL
の各レンジにシフトされ、油路2にライン圧が生
じ、且つ1−2シフト弁220が図示右方(第1
速以外)に設定されている場合は、油路2Aにラ
イン圧が生じ、直結クラツチ制御弁120の下端
油室124に供給される。このライン圧とともに
第3のソレノイド弁S3が通電され上端油室12
1の油圧がロウレベルとなつているとき、直結ク
ラツチ制御弁120のスプール122は図示上方
に動かされ油路1Aと油路1Dとが連絡し、トク
ルコンバータT内に設けられた直結クラツチ16
は係合し、トルクコンバータTは直結状態とな
る。油路2Aにライン圧が生じないかまたは油路
2Aにライン圧が生じてもソレノイド弁S3は非
通電され上端油室121にハイレベルのソレノイ
ド圧が生じているときは、ばね123またはばね
123とハイレベルのソレノイド圧の作用でスプ
ール122は図示下方に位置する。スプール12
2が図示下方に位置している間は油路1Aは油路
1Cに連絡しており、トルクコンバータT内の直
結クラツチ16は解放されている。 マニユアル弁210がRレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2,3,4は排圧されて油
路5に油圧が供給される。クラツチC1およびブ
レーキB1,B2に連絡する油路2,3にはライ
ン圧が供給されていないためクラツチC1および
ブレーキB1,B2を解放する。油路5に供給さ
れた油圧は、1−2シフト弁220のスプール2
22がばね221の作用で図示右方に設定されて
いるため油路4Cを介してダブルピストンを有す
るブレーキB3を係合し、2−3シフト弁230
のスプール232がばね231の作用で図示右方
に設定されているため油路2C、チエツク弁付流
量制御弁303、油路2Dを介してアウトクラツ
チC2を係合し、油路2Dに供給された油圧でリ
バースクラツチシーケンス弁110の左端油室1
14に油圧が生じ、スプール112が図示右方側
に設定されて、油路5の油圧がインクラツチC2
を係合させる。3−4シフト弁240のスプール
242は、ばね241の作用で図示右方に設定さ
れているため、油路1から供給された油路1Jを
介してクラツチC0を係合させ、ブレーキB0を
連絡する油路1Lが排圧されているため、ブレー
キB0は解放され、上記よりリバース(後退)走
行がなされる。 第2図におけるトランスフア40は、摩擦係合
要素であるクラツチC3、ブレーキB4およびク
ラツチC4とプラネタリギアセツトP1,P2の
出力軸32を入力軸とし、該入力軸(32)に直
列的に配されたトランスフア40の第1出力軸4
2、前記入力軸(32)と第1出力軸42との間
に配されたプラネタリギアセツトPf、前記第1
出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用ス
リーブ51、前記入力軸(32)に平行して並設
され前記第1出力軸42と反対方向に取付けられ
た第2出力軸52、前記スリーブ51と第2出力
軸52との間の伝動機構53を有する。プラネタ
リギアセツトPfは入力軸(32)の端部にスプ
ライン嵌合されたサンギア44、該サンギア44
と歯合するプラネタリピニオン45、該プラネタ
リピニオン45と歯合するリングギア46、およ
び該プラネタリピニオン45を回転自在に保持す
ると共に前記トランスフア40の第1出力軸42
の先端に連結されたキヤリア47からなる。本実
施例では第4図に示す如くブレーキB4はリング
ギア46をトランスフアケース48に係合するた
めの多板式摩擦ブレーキであり、トランスフアケ
ース48内に形成されたシリンダ49と該シリン
ダ49内に装着されたピストン49Pとで構成さ
れる油圧サーボB−4により作動される。クラツ
チC3はプラネタリギアセツトPfの4速自動変
速機10側に配置され、サンギア44とキヤリア
47との継続を行なうものであり、キヤリア47
に連結されたシリンダ50と該シリンダ50内に
装着されたピストン50Pとで構成される油圧サ
ーボC−3により作動される。クラツチC4はキ
ヤリア47に連結した第1出力軸42とトランス
フア40の第2出力軸52を駆動するための伝動
機構53の一方のスプロケツト56に連結したス
リーブ51とを継続するための多板式摩擦クラツ
チであり、トランスフアケース48に回転自在に
支持されたシリンダ58と該シリンダ58内に装
着されたピストン58Pとで構成される油圧サー
ボC−4により作動される。伝動機構53は、ス
リーブ51に形成されたスプロケツト56、第2
出力軸52にスプライン嵌合されたスプロケツト
55およびこれらスプロケツト55,56間に張
設されたチエーン57からなる。 油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側に
は、パーキングギア59が周設されており、4速
自動変速機10のシフトレバーをパーキング位置
に選択したとき歯止めがパーキング爪(図示せ
ず)に噛み合い第1出力軸42を固定する。 60はトランスフア40のクラツチC3,C4
およびブレーキB4の油圧サーボC−3,C−4
およびB−4に油圧を給排する油圧制御装置が設
けられているトランスフアバルブボデイ、61は
そのオイルパンである。クラツチC3,C4およ
びブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4およ
びB−4に供給される油圧は、トランスミツシヨ
ンケース62とトランスフアケース48に設けら
れた油路64を介してトランスフア制御装置40
0が設けられているトランスフアバルブボデイ6
0に導かれる。 通常走行時には油圧サーボC−3に4速自動変
速機10の油圧制御装置100に供給されるライ
ン圧を供給してクラツチC3を係合せしめ、油圧
サーボB−4およびC−4を排圧してブレーキB
4およびクラツチC4を解放せしめる。これによ
りプラネタリギアセツトPfのサンギア44とキ
ヤリア47とは連結され、動力は入力軸(32)
から第1出力軸42に減速比1で伝達された後輪
のみの2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸
(32)からの動力は、サンギア44、プラネタ
リピニオン45、リングギア46を介さずにクラ
ツチC3を介してキヤリア47より第1出力軸4
2に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷がかか
らず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となつたときは運転席等に
設けたシフトレバー401を手動シフトし、トラ
ンスフア制御装置400の油圧サーボC−4にラ
イン圧を徐々に供給しクラツチC4を円滑に係合
せしめると、第1出力軸42とスリーブ51とが
連結され、伝動機構53、第2出力軸52および
前輪駆動用プロペラシヤフトB(第1図に図示)
を経て前輪にも動力が伝達され入力軸(32)か
ら第1出力軸42よおび第2出力軸52に減速比
1で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態
(高速4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動
走行中、急坂路など出力トルクの増大が必要なと
きにシフトレバー401を手動シフトすると、油
圧サーボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪
駆動状態との切換弁であるインヒビタ弁440お
よびスプール弁であるアキユームレータコントロ
ール弁460を作用せしめ油圧サーボB−4へラ
イン圧を徐々に供給するとともに適切なタイミン
グで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキ
B4を徐々に係合せしめるとともにクラツチC3
を円滑に解放させる。これによりサンギア44と
キヤリア47とは解放されるとともにリングギア
46は固定され、動力は入力軸(32)からサン
ギア44、プラネタリピニオン45、キヤリア4
7を介して減速され第1出力軸42および第2出
力軸52に伝達され、トルクの大きな4輪駆動減
速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。表
3にトランスフア40の手動シフトの設定レンジ
とブレーキB4、クラツチC3およびC4の係合
および解放と車両の走行状態を示す。
み量に応じスロツトルプランジヤ201がストロ
ークして該プランジヤ201とばね204が背設
されたスプール202との間のばね203を介し
てスプール202を動かし、油路1から供給され
たライン圧をスロツトル開度に応じたスロツトル
圧に調圧して油路9に出力する。 第1のソレノイド弁S1は、オリフイス322
を介し油路2と連絡した油路2Gにハイレベルの
ソレノイド圧(ライン圧に等しい)を生ぜしめ、
通電時には油路2Gの圧油を排出させロウレベル
のソレノイド圧を生じる。 第2のソレノイド弁S2は非通電時にはオリフ
イス332を介し油路2と連絡した油路2Fにハ
イレベルのソレノイド圧を生ぜしめ、通電時には
油路2Fの圧油を排出させロウレベルのソレノイ
ド圧を生じる。 第3のソレノイド弁S3は、油路1とオリフイ
ス342を介して連通した油路1Hに連絡する直
結クラツチ制御弁120の図示上端油室121の
油圧を制御する。このソレノイド弁S3は、非通
電時は前記上端油室121にハイレベルのソレノ
イド圧を生ぜしめて背設されたばね123ととも
にスプール122を図示下方に押圧し、該スプー
ル122を図示下方に位置させ、通電時には前記
上端油室121を排圧してロウレベルのソレノイ
ド圧に反転させる。 1−2シフト弁220は、図示左方にばね22
1を背設したスプール222を備え、ソレノイド
弁S2が非通電され油路2Fにハイレベルのソレ
ノイド油圧が生じているときは図示右端油室22
4にハイレベルのソレノイド圧が入り、油圧の印
加によりスプール222は第3図において下半に
示す如く図示左方に設定されて第1速の位置とな
り、ソレノイド弁S2が通電され油路2Fが排圧
されてロウレベルのソレノイド圧となつたときは
スプール222は上半に示す如く図示右方に設定
されて第1速以外の位置が得られる。第3、4速
においてはマニユアル弁210および2−3シフ
ト弁230を介して油路2Cから左端油室223
にライン圧が入りスプール222はソレノイド圧
の如何にかかわらず図示右方に固定される。 2−3シフト弁230は、図示左方にばね23
1を背設したスプール232を備え、ソレノイド
弁S1が通電されている時、油路2Gがロウレベ
ルのソレノイド圧となり、スプール232はばね
231の作用で図示右方に設定されて第1、2速
およびRの位置となり、ソレノイド弁S1が非通
電されているときは油路2Gにハイレベルのソレ
ノイド圧が生じて油室234に印加されこのソレ
ノイド圧の作用でスプール232は図示左方に設
定されて第3、4速の位置となる。油路4にライ
ン圧が供給されたときは、左端油室233にライ
ン圧が供給されスプール232はソレノイド圧の
如何にかかわらず図示右方に固定される。 3−4シフト弁240は、図示左方にばね24
1を背設したスプール242を備え、ソレノイド
弁S2が非通電されているときは油路2Fを経て
右端油室243にハイレベルのソレノイド圧が入
り、スプール242は第4速(オーバドライブ)
がわである図示左方に固定され、ソレノイド弁S
2が通電され油路2Fは排圧され、ばね241の
作用で、スプール242は図示右方に設定され
る。マニユアル弁210、油路2または油路3、
2−3シフト弁230、油路2Bを介して左端油
室244にライン圧が供給されているときスプー
ル242は該ライン圧およびばね241の作用で
図示右方(第4速以外)に設定される。 つぎにマニユアル弁210の手動シフトによる
油圧制御装置100の作動を説明する。 マニユアル弁210がNレンジまたはPレンジ
に設定されているとき。 表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれと
も連絡せず、前記表1に示す如く第1および第2
のソレノイド弁S1,S2は、いずれも非通電さ
れている。このため1−2シフト弁220、2−
3シフト弁230、3−4シフト弁240のスプ
ール222,232,242はいずれもばねの作
用で図示右方に位置されている。マニユアル弁2
10を介さず油路1に3−4シフト弁240、油
路1Jおよびチエツク弁付流量制御弁301を介
して直接連絡しているクラツチC0のみが係合し
ている。 マニユアル弁210がDレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2に油圧が供給され、これ
によりチエツク弁付流量制御弁302、油路2E
を介してライン圧が供給されてクラツチC1が係
合される。 車両の発進時である第1速は表1に示す如くソ
レノイド弁S1が通電、ソレノイド弁S2が非通
電され1−2シフト弁220のスプール222は
図示左方にあり、ブレーキB1,B2に連絡する
油路2A,3Aは排圧され、ブレーキB3に連絡
する油路4Cにも油圧が供給されていないのでブ
レーキB1,B2,B3は解放されると共に2−
3シフト弁230のスプール232は図示右方に
設定されて3−4シフト弁240の左端油室24
4に油路2Bを介してライン圧を供給しているた
めスプール242は図示右方に設定され、油路
1、3−4シフト弁240、油路1Jを介してク
ラツチC0と係合し、油路2Bにライン圧が供給
されているため油路2Cは排圧されてアウトクラ
ツチC2は解放され、油路1Jにライン圧が供給
されているため油路1Lは排圧されてブレーキB
0は解放され、上記により、第1速走行がなされ
る。車速が予め設定した大きさになつたとき電子
制御装置600の出力でソレノイド弁S2が通電
され右端油室224に印加されたソレノイド圧は
ロウレベルに反転するので、1−2シフト弁22
0のスプール222は図示右方に移動し、油路
2、1−2シフト弁220、油路2A、チエツク
弁付流量制御弁306、油路2Hを経て油圧が供
給され、ブレーキB2が係合して第2速へのアツ
プシフトが生ずる。 第3速へのアツプシフトは車速、スロツトル開
度等が所定値に達したとき電子制御装置600の
出力でソレノイド弁S1が非通電され、2−3シ
フト弁230のスプール232は図示左方に移動
し、油路2、2−3シフト弁230、油押2C、
チエツク弁付流量制御弁303、油路2Dを経て
油圧が供給されてアウトクラツチC2が係合し、
同時に1−2シフト弁220のスプール222は
油路2Cから左端油室223に供給されたライン
圧により図示右方(第1速以外)に設定される。 第4速へのアツプシフトは上記と同様電子制御
装置600の出力でソレノイド弁S2が非通電さ
れ、油路2Fから右端油室243に供給されてい
たソレノイド圧がハイレベルに反転し、3−4シ
フト弁240のスプール242が図示左方に移動
し、油路1Jが排圧されるとともに油路1Lに油
圧が供給され、クラツチC0が解放されるととも
にブレーキB0が係合してなされる。 マニユアル弁210がSレンジに設定されたと
き。 表2に示す如く油路2に加えて油路3にライン
圧が供給される。第1、2、3速は上記Dレンジ
のときと同様のシフトがなされるが、油路2また
は油路3、2−3シフト弁230、油路2Bを経
て3−4シフト弁240の左端油室244にライ
ン圧が入りスプール242は図示右方に設定され
るので、第4速へのシフトは阻止される。また第
2速においては、前記Dレンジ第2速同様C0,
C1,B2にライン圧が供給されると共に油路3
から2−3シフト弁230、油路3A、1−2シ
フト弁220、油路3Bを介してインターミイデ
イエイトコーストモジユレータ弁245にライン
圧が供給されるため、インターミイデイエイトコ
ーストモジユレータ弁245により調圧された油
圧が油路3Cに供給されブレーキB1が係合さ
れ、常時ブレーキB2およびブレーキB1の両者
が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くとともに伝
動トルク容量が増大する。 またマニユアル弁210がD位置で第4速の走
行中に手動でD−Sシフトを行つた場合、前記の
如く3−4シフト弁240の左端油室244への
ライン圧の導入によりただちに第3速にダウンシ
フトがなされ、予定した速度まで減速した時点で
電子制御装置600の出力がソレノイド弁S1を
通電させて、3−2ダウンシフトを生じさせ、エ
ンジブレーキの効く第2速が得られる。 マニユアル弁210がLレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2、油路3に加えて油路4
にもライン圧が供給される。第1、2速は上記D
レンジのときと同様のシフトがなされるが油路4
から2−3シフト弁の左端油室233にライン圧
が入り、スプール232を図示右方に設定するの
で第3速へのシフトは生じない。また第1速は油
路4、2−3シフト弁230、油路4A、ローコ
ーストモジユレータ弁250、油路4B、1−2
シフト弁220、油路4Cを経て供給される油圧
によりインナーピストンとアウターピストンのダ
ブルピストンを有するブレーキB3を係合させエ
ンジンブレーキがきくようになされている。第2
速ではマニユアル弁210がSレンジにシフトさ
れているときと同じである。また第3速状態で走
行中Lレンジに手動シフトしたときは、前記2−
3シフト弁230の左端油室233へのライン圧
の導入によりただちに第2速へダウンシフトがな
され、予定した速度まで減速した時点で電子制御
装置600の出力がソレノイド弁S2を通電さ
せ、2−1ダウンシフトを生じさせる。 マニユアル弁210がDまたはS、SまたはL
の各レンジにシフトされ、油路2にライン圧が生
じ、且つ1−2シフト弁220が図示右方(第1
速以外)に設定されている場合は、油路2Aにラ
イン圧が生じ、直結クラツチ制御弁120の下端
油室124に供給される。このライン圧とともに
第3のソレノイド弁S3が通電され上端油室12
1の油圧がロウレベルとなつているとき、直結ク
ラツチ制御弁120のスプール122は図示上方
に動かされ油路1Aと油路1Dとが連絡し、トク
ルコンバータT内に設けられた直結クラツチ16
は係合し、トルクコンバータTは直結状態とな
る。油路2Aにライン圧が生じないかまたは油路
2Aにライン圧が生じてもソレノイド弁S3は非
通電され上端油室121にハイレベルのソレノイ
ド圧が生じているときは、ばね123またはばね
123とハイレベルのソレノイド圧の作用でスプ
ール122は図示下方に位置する。スプール12
2が図示下方に位置している間は油路1Aは油路
1Cに連絡しており、トルクコンバータT内の直
結クラツチ16は解放されている。 マニユアル弁210がRレンジに設定されてい
るとき。 表2に示す如く油路2,3,4は排圧されて油
路5に油圧が供給される。クラツチC1およびブ
レーキB1,B2に連絡する油路2,3にはライ
ン圧が供給されていないためクラツチC1および
ブレーキB1,B2を解放する。油路5に供給さ
れた油圧は、1−2シフト弁220のスプール2
22がばね221の作用で図示右方に設定されて
いるため油路4Cを介してダブルピストンを有す
るブレーキB3を係合し、2−3シフト弁230
のスプール232がばね231の作用で図示右方
に設定されているため油路2C、チエツク弁付流
量制御弁303、油路2Dを介してアウトクラツ
チC2を係合し、油路2Dに供給された油圧でリ
バースクラツチシーケンス弁110の左端油室1
14に油圧が生じ、スプール112が図示右方側
に設定されて、油路5の油圧がインクラツチC2
を係合させる。3−4シフト弁240のスプール
242は、ばね241の作用で図示右方に設定さ
れているため、油路1から供給された油路1Jを
介してクラツチC0を係合させ、ブレーキB0を
連絡する油路1Lが排圧されているため、ブレー
キB0は解放され、上記よりリバース(後退)走
行がなされる。 第2図におけるトランスフア40は、摩擦係合
要素であるクラツチC3、ブレーキB4およびク
ラツチC4とプラネタリギアセツトP1,P2の
出力軸32を入力軸とし、該入力軸(32)に直
列的に配されたトランスフア40の第1出力軸4
2、前記入力軸(32)と第1出力軸42との間
に配されたプラネタリギアセツトPf、前記第1
出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用ス
リーブ51、前記入力軸(32)に平行して並設
され前記第1出力軸42と反対方向に取付けられ
た第2出力軸52、前記スリーブ51と第2出力
軸52との間の伝動機構53を有する。プラネタ
リギアセツトPfは入力軸(32)の端部にスプ
ライン嵌合されたサンギア44、該サンギア44
と歯合するプラネタリピニオン45、該プラネタ
リピニオン45と歯合するリングギア46、およ
び該プラネタリピニオン45を回転自在に保持す
ると共に前記トランスフア40の第1出力軸42
の先端に連結されたキヤリア47からなる。本実
施例では第4図に示す如くブレーキB4はリング
ギア46をトランスフアケース48に係合するた
めの多板式摩擦ブレーキであり、トランスフアケ
ース48内に形成されたシリンダ49と該シリン
ダ49内に装着されたピストン49Pとで構成さ
れる油圧サーボB−4により作動される。クラツ
チC3はプラネタリギアセツトPfの4速自動変
速機10側に配置され、サンギア44とキヤリア
47との継続を行なうものであり、キヤリア47
に連結されたシリンダ50と該シリンダ50内に
装着されたピストン50Pとで構成される油圧サ
ーボC−3により作動される。クラツチC4はキ
ヤリア47に連結した第1出力軸42とトランス
フア40の第2出力軸52を駆動するための伝動
機構53の一方のスプロケツト56に連結したス
リーブ51とを継続するための多板式摩擦クラツ
チであり、トランスフアケース48に回転自在に
支持されたシリンダ58と該シリンダ58内に装
着されたピストン58Pとで構成される油圧サー
ボC−4により作動される。伝動機構53は、ス
リーブ51に形成されたスプロケツト56、第2
出力軸52にスプライン嵌合されたスプロケツト
55およびこれらスプロケツト55,56間に張
設されたチエーン57からなる。 油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側に
は、パーキングギア59が周設されており、4速
自動変速機10のシフトレバーをパーキング位置
に選択したとき歯止めがパーキング爪(図示せ
ず)に噛み合い第1出力軸42を固定する。 60はトランスフア40のクラツチC3,C4
およびブレーキB4の油圧サーボC−3,C−4
およびB−4に油圧を給排する油圧制御装置が設
けられているトランスフアバルブボデイ、61は
そのオイルパンである。クラツチC3,C4およ
びブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4およ
びB−4に供給される油圧は、トランスミツシヨ
ンケース62とトランスフアケース48に設けら
れた油路64を介してトランスフア制御装置40
0が設けられているトランスフアバルブボデイ6
0に導かれる。 通常走行時には油圧サーボC−3に4速自動変
速機10の油圧制御装置100に供給されるライ
ン圧を供給してクラツチC3を係合せしめ、油圧
サーボB−4およびC−4を排圧してブレーキB
4およびクラツチC4を解放せしめる。これによ
りプラネタリギアセツトPfのサンギア44とキ
ヤリア47とは連結され、動力は入力軸(32)
から第1出力軸42に減速比1で伝達された後輪
のみの2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸
(32)からの動力は、サンギア44、プラネタ
リピニオン45、リングギア46を介さずにクラ
ツチC3を介してキヤリア47より第1出力軸4
2に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷がかか
らず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となつたときは運転席等に
設けたシフトレバー401を手動シフトし、トラ
ンスフア制御装置400の油圧サーボC−4にラ
イン圧を徐々に供給しクラツチC4を円滑に係合
せしめると、第1出力軸42とスリーブ51とが
連結され、伝動機構53、第2出力軸52および
前輪駆動用プロペラシヤフトB(第1図に図示)
を経て前輪にも動力が伝達され入力軸(32)か
ら第1出力軸42よおび第2出力軸52に減速比
1で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態
(高速4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動
走行中、急坂路など出力トルクの増大が必要なと
きにシフトレバー401を手動シフトすると、油
圧サーボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪
駆動状態との切換弁であるインヒビタ弁440お
よびスプール弁であるアキユームレータコントロ
ール弁460を作用せしめ油圧サーボB−4へラ
イン圧を徐々に供給するとともに適切なタイミン
グで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキ
B4を徐々に係合せしめるとともにクラツチC3
を円滑に解放させる。これによりサンギア44と
キヤリア47とは解放されるとともにリングギア
46は固定され、動力は入力軸(32)からサン
ギア44、プラネタリピニオン45、キヤリア4
7を介して減速され第1出力軸42および第2出
力軸52に伝達され、トルクの大きな4輪駆動減
速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。表
3にトランスフア40の手動シフトの設定レンジ
とブレーキB4、クラツチC3およびC4の係合
および解放と車両の走行状態を示す。
【表】
表3において○は摩擦係合要素の係合状態を示
し、×は解放状態を示す。減速比(例の3.0)は、
プラネタリギアセツトPfのサンギア44とリン
グギア46の歯数比をλとし、歯数比λを0.5と
した場合の減速比=(1+λ)/λ=3.0で算出し
たものである。 トランスフア40のトランスフア制御装置40
0は、運転席に設けられたシフトレバー401に
リンク機構402を介して連結されているトラン
スフアマニユアル弁410と、4輪駆動時におい
て高速(直結)と低速(減速)とを切換えるため
のインヒビタ弁440と、該インヒビタ弁440
と油圧サーボC−3との間に設けられた、アキユ
ームレータコントコール弁460、アキユームレ
ータ490および絞り491からなるアツプシフ
ト(L4→H4シフト)タイミング機構430、油
路1と連絡した油路1Mに前記インヒビタ弁44
0の入力油圧(車両速度に関連した油圧)を制御
し、車速が設定値以上となつたとき4輪駆動の高
速と低速とを自動的に切換えるためのトランスフ
ア自動制御機構500と、油圧サーボB−4への
作動油の給排油路1Nに設けられたチエツク弁付
絞り520、油圧サーボC−4への作動油の給排
油路7に設けられたチエツク弁付絞り530と、
インヒビタ弁440とアツプシフトタイミング機
構430との連絡油路1Pに設けられたチエツク
弁付絞り540とからなる。 トランスフアマニユアル弁410は、運転席に
設けられているシフトレバー401にリンク機構
402を介して連結されたスプール420を有
し、前記4速自動変速機10の油圧制御回路のラ
イン圧発生油路1に連絡するインポート411、
油路6に連絡するアウトポート413、油路7に
連絡するアウトポート415、ドレインポート4
17,419を有するトランスフアマニユアル弁
410は、スプール420が2輪駆動(H2)位
置に設定されたとき油路1と油路6とを連絡する
とともに油路7をドレインポート419に連絡
し、4輪駆動高速段(H4)位置に設定されたと
き油路1と油路6および油路7とを連絡し、4輪
駆動低速段(L4)位置に設定されたとき油路1
と油路7とが連絡し、油路6はドレインポート4
17に連絡される。 インヒビタ弁440は、図示下方からスプリン
グ450が背設されたスプール441および該ス
プール441と直列されたプリンジヤ442を有
し、スプール441はいずれも同一径でスプリン
グ450が背設された図示下端のスリーブ状ラン
ド445と図示上端ランド447、および中間ラ
ンド446を有する。プランジヤ442は前記ス
プール441のランドより大径の図示下端ランド
448と、該下端ランド448より大径の上端ラ
ンド449を有する。これらスプール441およ
びプランジヤ442により、下端油室451、ス
リーブ状ランド445と中間ランド446と上端
ランド447の間の第1および第2中間油室45
2,453、スプール441とプランジヤ442
との間の油室454、および上端油室456が形
成されている。 このインヒビタ弁440は、スプール441が
図示上方に設定されたときには、下端油室451
はスリーブ状ランド445の油口443を介して
車速圧油路1Mと連通し、第1中間油室452は
ライン圧油路1と減速用油路1Nを連絡し、第2
中間油室453は直結用油路1Pとドレインポー
ト457を連絡し、スプール441が図示下方に
設定されたときは下端油室451はスルーブ状ラ
ンド445の油口443を介してドレインポート
458と連通し、第1中間油室452は減速用油
路1Nとドレインポート459を連絡し、第2中
間油室453ライ圧油路1と直結用油路1Wを連
絡し、また油室454は常時車両速度に関連した
油圧の発生油路1Mと連絡し、上端油室456は
常時前記油路6と連絡している。 アキユームレータコントロール弁460は、図
示下方にスプリング470が背設されたスプール
471を有し、スプール471は下端ランド47
3および中間ランド475、およびこれら2つの
ランド473,475より所定寸法だけ大径の上
端ランド477を有し、図示下方から下端油室4
61、中間油室463,465、上端油室467
が形成されている。 このアキユームレータコントロール弁460
は、下がわ中間油室463が常時サーボC−3に
連絡する油路1Qと連絡し、上がわ中間室465
が常時ライン圧油路1と連絡し、上端油室467
は油路1Qの油圧がフイードバツクされ、下端油
室461には絞り491とアキユームレータ49
0を介して油路1Qと連絡した油路1Rの油圧が
供給されている。 トランスフア自動制御機構500は、トランス
フア40の出力軸回転速度センサ601、該出力
軸回転速度センサ601の出力を入力とする電子
制御装置600、油路1に連絡した油路1Mに設
けられた絞り511、および前記電子制御装置6
00の出力によりON、OFFされる電磁ソレノイ
ド弁S4とからなり、車両速度が設定値(たとえ
ば時速20Km/h)以上のときOFFされて油路1
Mに油路1のライン圧を発生させ、設定値以下の
ときはONされ、油路1Mの油圧を排圧する。こ
れにより油路1Mには車両速度に関連した油圧が
発生する。前記ソレノイド弁S4のON、OFFの
設定値はたとえば出力軸速度センサS601から
の入力信号により前記ソレノイド弁S4を制御す
る電子制御装置600において容易に変更できる
よう構成できるため、運転者が道路状況など車両
の走行条件に応じて変更可能とすることが容易で
ある。 ライン圧は通路1より中間油室465に入り、
油路7はチエツク弁付絞り530を介して油圧サ
ーボC−4に連結されている。 トランスフア40の各設定レンジにおける作動
を説明する。 (a) トランスフアマニユアル弁410がH2レン
ジに設定されたとき油路7が排圧されているの
でスリーブ51には動力が伝達されず2輪駆動
状態が維持される。また油路6にライン圧が供
給されインヒビタ弁440のスプール441お
よばプランジヤ442は図示下方に設定され油
路1Nはドレインポート459に連絡して排圧
され、これによりブレーキB4は排圧され、油
路7が排圧されているのでクラツチC4は排圧
されている。油路1Pは油路1に連絡しチエツ
ク弁付絞り540、アキユームレータコントロ
ール弁460を介して油路1Qに連絡しクラツ
チC3を係合させている。したがつてトランス
40はH2(2輪駆動直結状態)になる。 (b) トランスフアマニユアル弁410がH4レン
ジに設定されたとき、油路6および油路7の双
方へライン圧が供給される。油路6にへ供給さ
れたライン圧はインヒビタ弁440のスプール
441およびプランジヤ442を図示下方に設
定され、油路1Nはドレインポート459に連
絡して排圧され、これによりブレーキB4は排
圧されている。油路7へ供給されたライン圧は
クラツチC4を係合させる。これにより、トラ
ンスフア40はH4(4輪駆動直結状態)にな
る。 (c) トランスフアマニユアル弁410がH4レン
ジに設定されたとき、油路6が排圧されるため
プランシヤ442は上方に設定され、油路7に
ライン圧が供給されているため、クラツチC4
は係合されて4輪駆動状態が維持される。 車速が設定値以上でソレノイド弁S4がOFF
されているときにトランスフアマニユアル弁41
0がL4レンジに設定されたときは油路1Mには
ライン圧が供給されている。このためインヒビタ
弁440のスプール441は油室454に印加さ
れるライン圧により図示下方に設定されたままと
なり変速はされず、エンジンEのオーバーランを
防いでいる。 車速が設定値以下でソレノイド弁S4がONさ
れているときにトラフアマニユアル弁410がL
4レンジに設定されたとき、または車速が所定値
以上でソレノイド弁S4がOFFのときトランス
フアマニユアル弁410がL4状態で車速が設定
値以上から設定値以下になりソレノイド弁S4が
OFFからONされたときは油路1Mは排圧される
ので、スプール441はスプリング450の作用
で図示上方に設定され、これにより油路1と油路
1Nが連絡し油圧サーボB−4に作動油が供給さ
れ、油路1Pがドレンインポート457に連絡し
て排圧されクラツチC3の油圧サーボC−3の油
圧が排圧される。これによりトランスフア40は
低速4輪駆動状態となる。いつたん低速4輪駆動
状態となつた後、車速が設定値以上になりソレノ
イド弁S4がOFFされても油路1Mのライン圧
はインヒビタ弁440の油室454に印加される
と同時にスプール441のスリーブ状ランド44
5の油口443を介して下端油室451に印加さ
れるためスプール441は変位せず低速4輪駆動
状態が保たれる。 つぎに電子制御装置600の第1実施例を第5
図に示すブロツク図に基づき説明する。 電子制御装置600は、4輪駆動車の車輪の空
転を検出する手段であるトランスフア40の第1
出力軸42の回転速度Nを検出する出力軸回転速
度センサ601および実車速(V)を検出する実車速
センサ602、運転席に設けられたシフトレバー
(図示せず)の設定位置(SP)を検出するシフト
トレバーポジシヨンセンサ603、スロツトル開
度(θ)を検出するスロツトル開度センサ60
4、これからの入力ポート610、ソレノイド弁
S1〜S4への出力ポート611、中央演算処理
装置CPU、実車速(t)と出力軸回転速度(N)より算
出する車速(v)との車速差(α)を予め設定し、該
車速差αの設定値を記憶するリードオンリメモリ
ROM、変速点処理をするランダムアクセスメモ
リRAMからなる。 つぎに第6,7図に示すフローチヤートに基づ
き本実施例を説明する。 スターターキーをONし、エンジンEをONし
(701)、4速自動変速機10の変速段を第1速
になるようソレノイド弁S1をON、ソレノイド
弁S2をOFFとする初期設定を行う(702)。
つぎに出力軸回転速度センサ601からの出力軸
回転速度(N)、実車速センサ602からの実車速
(N)、シフトレバーポジシヨンセンサ603からの
シフトレバーの設定位置(SP)、スロツトル開度
センサ604からのスロツトル開度(θ)を入力
し(703)、つぎにシフトレバーの設定位置
(SP)がP(パーキング)レンジ、R(リバース)
レンジまたはN(ニユートラル)レンジか否かを
判断し(704)、Pレンジ、RレンジまたはN
レンジの時、ソレノイド弁S1〜S4をOFFに
設定し(705)、その後(703)に帰還する。
Pレンジ、RレンジまたはNレンジではない時、
出力軸回転速度Nを車速(v)に変換し(706)、|
実車速(V)−車速(v)|が予めROMに記憶された設
定値αより大きい否かを判断し(707)、|(V)−
(v)|αではない時、車速(v)およびスロツトル開
度(θ)に応じた変速制御を行い(708)、つ
ぎにソレノイド弁S3をONまたはOFFするロツ
クアツプ制御を行い(709)、つぎにソレノイ
ド弁S4をON、OFFすることによりH4→L4の
トランスフア40の変速制御を行い(710)、
その後703へ帰還する。|V−v|>αの時、
スリツプ時であると判断して第7図に示すスリツ
プ時変速制御を行う(711)。スリツプ時変速
制御は、始めに4速自動変速機10の変速段が第
1速か否かを判断し(721)、第1速の時、第
2速にシフトアツプし(722)、その後(70
9)へ進む。第1速ではない時、4速自動変速機
10の変速段が第2速か否かを判断し(723)、
第2速の時、第3速にシフトアツプし(724)、
その後(709)へ進む。第2速度ではない時、
4速自動変速機10の変速段が第3速か否かを判
断し(725)、第3速ではない時、(709)へ
進み、第3速の時、第4速(オーバードライブ)
にシフトアツプし(726)、その後(709)
へ進む。 第8図は本発明の車両用変速機の制御装置にお
ける第2実施例のトランスフア制御装置の油圧回
路図である。(以下第1実施例と同番号は同一機
能物を示す) 本実施例ではインヒビタ弁440は、スプール
441が図示上方に設定されたときは下端油室4
51はスリーブ状ランド445の油口443を介
してドレインポート458Aと連通している。 トランスフア自動制御機構500は、実車速セ
ンサ602、シフトレバー401の設定位置を検
出するシフトレバーポジシヨンセンサ603、ス
ロツトル開度を検出するスロツトル開度センサ6
04、車輪の空転を検出する手段として第1出力
軸42の伝動トルク(t1)を検出する第1出力
軸伝動トルクセンサ607および第2出力軸52
の伝動トルク(t2)を検出する第2出力軸伝動
トルクセンサ608、これらの出力を入力とし、
トランスフア40の出力軸回転速度センサ601
からの出力を車速に変換する電子制御装置60
0、油路1に連絡した油路1Mに設けられた絞り
511、および前記電子制御装置600の出力に
よりON、OFFされる電磁ソレノイド弁S4とか
らなり、前記ソレノイド弁S4は車両速度が設定
値(たとえば時速20Km/h)以上または駆動車輪
の空転が生じたときOFFされて油路1Mに油路
1のライン圧を発生させ、設定値以下で且つ駆動
車輪が正常な駆動状態のときはONされ、油路1
Mの油圧を排圧する。これにより油路1Mには車
両速度および駆動車輪の駆動状態に関連した油圧
が発生する。前記ソレノイド弁S4のON、OFF
の設定値は前記ソレノイド弁S4を制御する電子
制御装置600において容易に変更できるよう構
成できるため、運転者が道路状況など車両の走行
条件に応じて変更可能とすることが容易である。 本実施例のトランスフア40の各設定レンジに
おける作動において第1実施例と異なる作動を説
明する。 車速が設定値以下で、かつ、駆動輪が正常な駆
動状態でソレノイド弁S4がONされているとき
にトランスフアマニユアル弁410がL4位置に
設定された時、又は車速が設定値以上なるか駆動
輪が空転状態でソレノイド弁S4がOFFのとき
トランスフアマニユアル弁410がL4位置で車
速が設定値以上から設定値以下になつた時、又は
駆動輪が正常な駆動状態になり、ソレノイド弁S
4がOFFからONされた時は油路1Mは排圧され
るので、スプール441はスプリング450の作
用で図示上方に設定され、これにより油路1と油
路1Nが連絡し油圧サーボB−4に作動油が供給
され、油路1Pがドレインポート457に適絡し
て排圧され、クラツチC3の油圧サーボC−3の
油圧が排圧される。これにより、トランスフア4
0は低速4輪駆動状態となる。いつたん低速4輪
駆動状態となつた後、車速が設定値以上、又は駆
動輪が空転状態となりソレノド弁S4がOFFさ
れたとき、油路1Mのライン圧はインヒビタ弁4
40の油室455に印加される。したがつて、ス
プール441は図示下方に設定され、トランスフ
ア40はH4(4輪駆動直結状態)になる。 第9図は本発明の車両用変速機の制御装置の第
2実施例の電子制御のブロツク図である。 本実施例では駆動輪の空転を検出する手段とし
て、第1出力軸42の伝動トルク(t1)を検出
する第1出力軸伝動トルクセンサ607及び第2
出力軸52の伝動トルク(t2)を検出する第2
出力軸伝動トルクセンサ608、更にトランスフ
アーフア40のシフトレバー40のシフトレバー
設定位置を検出するトランスフアシフトポジシヨ
ンセンサ609を設けている。 次に、第10図及び第11図に示すフローチヤー
トに基づき本発明の車両用変速機の制御装置の第
2実施例を説明する。 スターターキーをONし、エンジンEを作動さ
せ801、出力軸回転速度センタ601より出力
軸回転速度(N)、シフトレバーポジシヨンセンサ6
03よりシフトレバー設定位置(SP)、スロツト
ル開度センサ604よりスロツトル開度(θ)、
第1出力軸伝動トルクセンサ607より第1出力
軸42の伝動トルク(t1)、第2出力軸伝動ト
ルクセンサ608より第2出力軸52の伝動トル
ク(t2)、トランスフアシフトポジシヨンセン
サ609よりトランスフア40のシフトレバー4
01の設定位置を入力し(802)、シフトレバ
ー設定位置(SP)がP(パーキング)レンジ、R
(リバース)レンジまたはN(ニユートラル)レン
ジか否かを判断し803、Pレンジ、Rレンジま
たはNレンジの時、ソレノイド弁S1〜S4を
OFFに設定し(804)、その後(802)へ帰
還する。Pレンジ、RレンジまたはNレンジでは
ない時、4速自動変速機10の変速制御を行い
(805)、つぎにソレナイド弁S3をONまたは
OFFにするロツクアツプ制御を行い(806)、
つぎにトランスフア制御を行い(807)、その
後(802)へ帰還する。 トランスフア制御(807)は第11図のサブ
ルーチンに示す如く、トランスフア自動制御機構
500のソレノイド弁S4がONか否かを判断
し、(811)、ONの時、4輪駆動直結状態H4
と判断し、車速(V)が予めROM内に格納された4
輪駆動減速状態L4から4輪駆動直結状態H4への
変速車速(V2)より高いか否かを判断し(81
2)、(V)>(V2)の時、ソレノイド弁S4を
OFFに設定してトランスフア40を4輪駆動直
結状態H4とし(813)、その後(806)へ進
む。(811)においてソレノイド弁S4がON
ではない時、車速が設定値以上であるため車速(V)
が予めROM内に格納された4輪駆動直結状態H
4から4輪駆動減速状態L4への変速車速(V
1)より高いか否かを判断し(814)、(V)>(V
1)の時(813)へ進み、(V)>(V1)ではな
い時、および(812)において(V)>V2で
ない時、|第1出力軸伝動トルク(t1)−第2出力
軸伝動トルク(t2)|が予めROM内に記憶さ
れた設定伝動トルク差(t)以上か否かを判断し
(815)、|t1−t2|≧tの時、駆動車輪が
空転状態と判断し、813へ進み、|t1−t2
|≧tではない時、駆動車輪が正常な駆動状態と
判断し、ソレノイド弁S4をONに設定し、トラ
ンスフア40を4輪駆動減速状態L4とし、(81
6)、その後(806)へ進む。
し、×は解放状態を示す。減速比(例の3.0)は、
プラネタリギアセツトPfのサンギア44とリン
グギア46の歯数比をλとし、歯数比λを0.5と
した場合の減速比=(1+λ)/λ=3.0で算出し
たものである。 トランスフア40のトランスフア制御装置40
0は、運転席に設けられたシフトレバー401に
リンク機構402を介して連結されているトラン
スフアマニユアル弁410と、4輪駆動時におい
て高速(直結)と低速(減速)とを切換えるため
のインヒビタ弁440と、該インヒビタ弁440
と油圧サーボC−3との間に設けられた、アキユ
ームレータコントコール弁460、アキユームレ
ータ490および絞り491からなるアツプシフ
ト(L4→H4シフト)タイミング機構430、油
路1と連絡した油路1Mに前記インヒビタ弁44
0の入力油圧(車両速度に関連した油圧)を制御
し、車速が設定値以上となつたとき4輪駆動の高
速と低速とを自動的に切換えるためのトランスフ
ア自動制御機構500と、油圧サーボB−4への
作動油の給排油路1Nに設けられたチエツク弁付
絞り520、油圧サーボC−4への作動油の給排
油路7に設けられたチエツク弁付絞り530と、
インヒビタ弁440とアツプシフトタイミング機
構430との連絡油路1Pに設けられたチエツク
弁付絞り540とからなる。 トランスフアマニユアル弁410は、運転席に
設けられているシフトレバー401にリンク機構
402を介して連結されたスプール420を有
し、前記4速自動変速機10の油圧制御回路のラ
イン圧発生油路1に連絡するインポート411、
油路6に連絡するアウトポート413、油路7に
連絡するアウトポート415、ドレインポート4
17,419を有するトランスフアマニユアル弁
410は、スプール420が2輪駆動(H2)位
置に設定されたとき油路1と油路6とを連絡する
とともに油路7をドレインポート419に連絡
し、4輪駆動高速段(H4)位置に設定されたと
き油路1と油路6および油路7とを連絡し、4輪
駆動低速段(L4)位置に設定されたとき油路1
と油路7とが連絡し、油路6はドレインポート4
17に連絡される。 インヒビタ弁440は、図示下方からスプリン
グ450が背設されたスプール441および該ス
プール441と直列されたプリンジヤ442を有
し、スプール441はいずれも同一径でスプリン
グ450が背設された図示下端のスリーブ状ラン
ド445と図示上端ランド447、および中間ラ
ンド446を有する。プランジヤ442は前記ス
プール441のランドより大径の図示下端ランド
448と、該下端ランド448より大径の上端ラ
ンド449を有する。これらスプール441およ
びプランジヤ442により、下端油室451、ス
リーブ状ランド445と中間ランド446と上端
ランド447の間の第1および第2中間油室45
2,453、スプール441とプランジヤ442
との間の油室454、および上端油室456が形
成されている。 このインヒビタ弁440は、スプール441が
図示上方に設定されたときには、下端油室451
はスリーブ状ランド445の油口443を介して
車速圧油路1Mと連通し、第1中間油室452は
ライン圧油路1と減速用油路1Nを連絡し、第2
中間油室453は直結用油路1Pとドレインポー
ト457を連絡し、スプール441が図示下方に
設定されたときは下端油室451はスルーブ状ラ
ンド445の油口443を介してドレインポート
458と連通し、第1中間油室452は減速用油
路1Nとドレインポート459を連絡し、第2中
間油室453ライ圧油路1と直結用油路1Wを連
絡し、また油室454は常時車両速度に関連した
油圧の発生油路1Mと連絡し、上端油室456は
常時前記油路6と連絡している。 アキユームレータコントロール弁460は、図
示下方にスプリング470が背設されたスプール
471を有し、スプール471は下端ランド47
3および中間ランド475、およびこれら2つの
ランド473,475より所定寸法だけ大径の上
端ランド477を有し、図示下方から下端油室4
61、中間油室463,465、上端油室467
が形成されている。 このアキユームレータコントロール弁460
は、下がわ中間油室463が常時サーボC−3に
連絡する油路1Qと連絡し、上がわ中間室465
が常時ライン圧油路1と連絡し、上端油室467
は油路1Qの油圧がフイードバツクされ、下端油
室461には絞り491とアキユームレータ49
0を介して油路1Qと連絡した油路1Rの油圧が
供給されている。 トランスフア自動制御機構500は、トランス
フア40の出力軸回転速度センサ601、該出力
軸回転速度センサ601の出力を入力とする電子
制御装置600、油路1に連絡した油路1Mに設
けられた絞り511、および前記電子制御装置6
00の出力によりON、OFFされる電磁ソレノイ
ド弁S4とからなり、車両速度が設定値(たとえ
ば時速20Km/h)以上のときOFFされて油路1
Mに油路1のライン圧を発生させ、設定値以下の
ときはONされ、油路1Mの油圧を排圧する。こ
れにより油路1Mには車両速度に関連した油圧が
発生する。前記ソレノイド弁S4のON、OFFの
設定値はたとえば出力軸速度センサS601から
の入力信号により前記ソレノイド弁S4を制御す
る電子制御装置600において容易に変更できる
よう構成できるため、運転者が道路状況など車両
の走行条件に応じて変更可能とすることが容易で
ある。 ライン圧は通路1より中間油室465に入り、
油路7はチエツク弁付絞り530を介して油圧サ
ーボC−4に連結されている。 トランスフア40の各設定レンジにおける作動
を説明する。 (a) トランスフアマニユアル弁410がH2レン
ジに設定されたとき油路7が排圧されているの
でスリーブ51には動力が伝達されず2輪駆動
状態が維持される。また油路6にライン圧が供
給されインヒビタ弁440のスプール441お
よばプランジヤ442は図示下方に設定され油
路1Nはドレインポート459に連絡して排圧
され、これによりブレーキB4は排圧され、油
路7が排圧されているのでクラツチC4は排圧
されている。油路1Pは油路1に連絡しチエツ
ク弁付絞り540、アキユームレータコントロ
ール弁460を介して油路1Qに連絡しクラツ
チC3を係合させている。したがつてトランス
40はH2(2輪駆動直結状態)になる。 (b) トランスフアマニユアル弁410がH4レン
ジに設定されたとき、油路6および油路7の双
方へライン圧が供給される。油路6にへ供給さ
れたライン圧はインヒビタ弁440のスプール
441およびプランジヤ442を図示下方に設
定され、油路1Nはドレインポート459に連
絡して排圧され、これによりブレーキB4は排
圧されている。油路7へ供給されたライン圧は
クラツチC4を係合させる。これにより、トラ
ンスフア40はH4(4輪駆動直結状態)にな
る。 (c) トランスフアマニユアル弁410がH4レン
ジに設定されたとき、油路6が排圧されるため
プランシヤ442は上方に設定され、油路7に
ライン圧が供給されているため、クラツチC4
は係合されて4輪駆動状態が維持される。 車速が設定値以上でソレノイド弁S4がOFF
されているときにトランスフアマニユアル弁41
0がL4レンジに設定されたときは油路1Mには
ライン圧が供給されている。このためインヒビタ
弁440のスプール441は油室454に印加さ
れるライン圧により図示下方に設定されたままと
なり変速はされず、エンジンEのオーバーランを
防いでいる。 車速が設定値以下でソレノイド弁S4がONさ
れているときにトラフアマニユアル弁410がL
4レンジに設定されたとき、または車速が所定値
以上でソレノイド弁S4がOFFのときトランス
フアマニユアル弁410がL4状態で車速が設定
値以上から設定値以下になりソレノイド弁S4が
OFFからONされたときは油路1Mは排圧される
ので、スプール441はスプリング450の作用
で図示上方に設定され、これにより油路1と油路
1Nが連絡し油圧サーボB−4に作動油が供給さ
れ、油路1Pがドレンインポート457に連絡し
て排圧されクラツチC3の油圧サーボC−3の油
圧が排圧される。これによりトランスフア40は
低速4輪駆動状態となる。いつたん低速4輪駆動
状態となつた後、車速が設定値以上になりソレノ
イド弁S4がOFFされても油路1Mのライン圧
はインヒビタ弁440の油室454に印加される
と同時にスプール441のスリーブ状ランド44
5の油口443を介して下端油室451に印加さ
れるためスプール441は変位せず低速4輪駆動
状態が保たれる。 つぎに電子制御装置600の第1実施例を第5
図に示すブロツク図に基づき説明する。 電子制御装置600は、4輪駆動車の車輪の空
転を検出する手段であるトランスフア40の第1
出力軸42の回転速度Nを検出する出力軸回転速
度センサ601および実車速(V)を検出する実車速
センサ602、運転席に設けられたシフトレバー
(図示せず)の設定位置(SP)を検出するシフト
トレバーポジシヨンセンサ603、スロツトル開
度(θ)を検出するスロツトル開度センサ60
4、これからの入力ポート610、ソレノイド弁
S1〜S4への出力ポート611、中央演算処理
装置CPU、実車速(t)と出力軸回転速度(N)より算
出する車速(v)との車速差(α)を予め設定し、該
車速差αの設定値を記憶するリードオンリメモリ
ROM、変速点処理をするランダムアクセスメモ
リRAMからなる。 つぎに第6,7図に示すフローチヤートに基づ
き本実施例を説明する。 スターターキーをONし、エンジンEをONし
(701)、4速自動変速機10の変速段を第1速
になるようソレノイド弁S1をON、ソレノイド
弁S2をOFFとする初期設定を行う(702)。
つぎに出力軸回転速度センサ601からの出力軸
回転速度(N)、実車速センサ602からの実車速
(N)、シフトレバーポジシヨンセンサ603からの
シフトレバーの設定位置(SP)、スロツトル開度
センサ604からのスロツトル開度(θ)を入力
し(703)、つぎにシフトレバーの設定位置
(SP)がP(パーキング)レンジ、R(リバース)
レンジまたはN(ニユートラル)レンジか否かを
判断し(704)、Pレンジ、RレンジまたはN
レンジの時、ソレノイド弁S1〜S4をOFFに
設定し(705)、その後(703)に帰還する。
Pレンジ、RレンジまたはNレンジではない時、
出力軸回転速度Nを車速(v)に変換し(706)、|
実車速(V)−車速(v)|が予めROMに記憶された設
定値αより大きい否かを判断し(707)、|(V)−
(v)|αではない時、車速(v)およびスロツトル開
度(θ)に応じた変速制御を行い(708)、つ
ぎにソレノイド弁S3をONまたはOFFするロツ
クアツプ制御を行い(709)、つぎにソレノイ
ド弁S4をON、OFFすることによりH4→L4の
トランスフア40の変速制御を行い(710)、
その後703へ帰還する。|V−v|>αの時、
スリツプ時であると判断して第7図に示すスリツ
プ時変速制御を行う(711)。スリツプ時変速
制御は、始めに4速自動変速機10の変速段が第
1速か否かを判断し(721)、第1速の時、第
2速にシフトアツプし(722)、その後(70
9)へ進む。第1速ではない時、4速自動変速機
10の変速段が第2速か否かを判断し(723)、
第2速の時、第3速にシフトアツプし(724)、
その後(709)へ進む。第2速度ではない時、
4速自動変速機10の変速段が第3速か否かを判
断し(725)、第3速ではない時、(709)へ
進み、第3速の時、第4速(オーバードライブ)
にシフトアツプし(726)、その後(709)
へ進む。 第8図は本発明の車両用変速機の制御装置にお
ける第2実施例のトランスフア制御装置の油圧回
路図である。(以下第1実施例と同番号は同一機
能物を示す) 本実施例ではインヒビタ弁440は、スプール
441が図示上方に設定されたときは下端油室4
51はスリーブ状ランド445の油口443を介
してドレインポート458Aと連通している。 トランスフア自動制御機構500は、実車速セ
ンサ602、シフトレバー401の設定位置を検
出するシフトレバーポジシヨンセンサ603、ス
ロツトル開度を検出するスロツトル開度センサ6
04、車輪の空転を検出する手段として第1出力
軸42の伝動トルク(t1)を検出する第1出力
軸伝動トルクセンサ607および第2出力軸52
の伝動トルク(t2)を検出する第2出力軸伝動
トルクセンサ608、これらの出力を入力とし、
トランスフア40の出力軸回転速度センサ601
からの出力を車速に変換する電子制御装置60
0、油路1に連絡した油路1Mに設けられた絞り
511、および前記電子制御装置600の出力に
よりON、OFFされる電磁ソレノイド弁S4とか
らなり、前記ソレノイド弁S4は車両速度が設定
値(たとえば時速20Km/h)以上または駆動車輪
の空転が生じたときOFFされて油路1Mに油路
1のライン圧を発生させ、設定値以下で且つ駆動
車輪が正常な駆動状態のときはONされ、油路1
Mの油圧を排圧する。これにより油路1Mには車
両速度および駆動車輪の駆動状態に関連した油圧
が発生する。前記ソレノイド弁S4のON、OFF
の設定値は前記ソレノイド弁S4を制御する電子
制御装置600において容易に変更できるよう構
成できるため、運転者が道路状況など車両の走行
条件に応じて変更可能とすることが容易である。 本実施例のトランスフア40の各設定レンジに
おける作動において第1実施例と異なる作動を説
明する。 車速が設定値以下で、かつ、駆動輪が正常な駆
動状態でソレノイド弁S4がONされているとき
にトランスフアマニユアル弁410がL4位置に
設定された時、又は車速が設定値以上なるか駆動
輪が空転状態でソレノイド弁S4がOFFのとき
トランスフアマニユアル弁410がL4位置で車
速が設定値以上から設定値以下になつた時、又は
駆動輪が正常な駆動状態になり、ソレノイド弁S
4がOFFからONされた時は油路1Mは排圧され
るので、スプール441はスプリング450の作
用で図示上方に設定され、これにより油路1と油
路1Nが連絡し油圧サーボB−4に作動油が供給
され、油路1Pがドレインポート457に適絡し
て排圧され、クラツチC3の油圧サーボC−3の
油圧が排圧される。これにより、トランスフア4
0は低速4輪駆動状態となる。いつたん低速4輪
駆動状態となつた後、車速が設定値以上、又は駆
動輪が空転状態となりソレノド弁S4がOFFさ
れたとき、油路1Mのライン圧はインヒビタ弁4
40の油室455に印加される。したがつて、ス
プール441は図示下方に設定され、トランスフ
ア40はH4(4輪駆動直結状態)になる。 第9図は本発明の車両用変速機の制御装置の第
2実施例の電子制御のブロツク図である。 本実施例では駆動輪の空転を検出する手段とし
て、第1出力軸42の伝動トルク(t1)を検出
する第1出力軸伝動トルクセンサ607及び第2
出力軸52の伝動トルク(t2)を検出する第2
出力軸伝動トルクセンサ608、更にトランスフ
アーフア40のシフトレバー40のシフトレバー
設定位置を検出するトランスフアシフトポジシヨ
ンセンサ609を設けている。 次に、第10図及び第11図に示すフローチヤー
トに基づき本発明の車両用変速機の制御装置の第
2実施例を説明する。 スターターキーをONし、エンジンEを作動さ
せ801、出力軸回転速度センタ601より出力
軸回転速度(N)、シフトレバーポジシヨンセンサ6
03よりシフトレバー設定位置(SP)、スロツト
ル開度センサ604よりスロツトル開度(θ)、
第1出力軸伝動トルクセンサ607より第1出力
軸42の伝動トルク(t1)、第2出力軸伝動ト
ルクセンサ608より第2出力軸52の伝動トル
ク(t2)、トランスフアシフトポジシヨンセン
サ609よりトランスフア40のシフトレバー4
01の設定位置を入力し(802)、シフトレバ
ー設定位置(SP)がP(パーキング)レンジ、R
(リバース)レンジまたはN(ニユートラル)レン
ジか否かを判断し803、Pレンジ、Rレンジま
たはNレンジの時、ソレノイド弁S1〜S4を
OFFに設定し(804)、その後(802)へ帰
還する。Pレンジ、RレンジまたはNレンジでは
ない時、4速自動変速機10の変速制御を行い
(805)、つぎにソレナイド弁S3をONまたは
OFFにするロツクアツプ制御を行い(806)、
つぎにトランスフア制御を行い(807)、その
後(802)へ帰還する。 トランスフア制御(807)は第11図のサブ
ルーチンに示す如く、トランスフア自動制御機構
500のソレノイド弁S4がONか否かを判断
し、(811)、ONの時、4輪駆動直結状態H4
と判断し、車速(V)が予めROM内に格納された4
輪駆動減速状態L4から4輪駆動直結状態H4への
変速車速(V2)より高いか否かを判断し(81
2)、(V)>(V2)の時、ソレノイド弁S4を
OFFに設定してトランスフア40を4輪駆動直
結状態H4とし(813)、その後(806)へ進
む。(811)においてソレノイド弁S4がON
ではない時、車速が設定値以上であるため車速(V)
が予めROM内に格納された4輪駆動直結状態H
4から4輪駆動減速状態L4への変速車速(V
1)より高いか否かを判断し(814)、(V)>(V
1)の時(813)へ進み、(V)>(V1)ではな
い時、および(812)において(V)>V2で
ない時、|第1出力軸伝動トルク(t1)−第2出力
軸伝動トルク(t2)|が予めROM内に記憶さ
れた設定伝動トルク差(t)以上か否かを判断し
(815)、|t1−t2|≧tの時、駆動車輪が
空転状態と判断し、813へ進み、|t1−t2
|≧tではない時、駆動車輪が正常な駆動状態と
判断し、ソレノイド弁S4をONに設定し、トラ
ンスフア40を4輪駆動減速状態L4とし、(81
6)、その後(806)へ進む。
第1図は4輪駆動用自動変速機の概略図、第2
図はそのギアトレインの概略図、第3図は本発明
の車両用変速機の制御装置における第1実施例の
4速自動変速機の油圧回路図、第4図は本発明の
車両用変速機の制御装置における第1実施例の4
輪駆動用トランスフアの断面図及び油圧回路図、
第5図は本発明の車両変速機の制御装置における
第1実施例の電子制御装置のブロツク図、第6図
は本発明の車両用変速機の制御装置における第1
実施例の電子制御装置の第1のフローチヤート、
第7図は本発明の車両用変速機の制御装置におけ
る第1実施例の電子制御装置の第2のフローチヤ
ート、第8図は本発明の車両用変速機の制御装置
における第2実施例のトランスフア制御装置の油
圧回路図、第9図は本発明の車両用変速機の制御
装置における第2実施例の電子制御装置のブロツ
ク図、第10図は本発明の車両用変速機の制御装
置における第2実施例の電子制御装置の第1のフ
ローチヤート、第11図は本発明の車両用変速機
の制御装置における第2実施例の電子制御装置の
第2のフローチヤートである。 図中、B4……摩擦係合要素であるブレーキ、
C3……摩擦係合要素であるクラツチ、C4……
摩擦係合要素であるクラツチ、1……ライン圧油
路、32……4輪駆動用トランスフアの入力軸、
42……第1出力軸、52……第2出力軸、Pf
……プラネタリギアセツト、600……電子制御
装置、601……出力軸回転速度センサ、602
……実車速センサ、603……シフトレバーポジ
シヨンセンサ、604……スロツトル開度セン
サ、607……第1出力軸伝動トルクセンサ、6
08……第2出力伝動トルクセンサ、609……
トランスフアシフトレバーポジシヨンセンサ。
図はそのギアトレインの概略図、第3図は本発明
の車両用変速機の制御装置における第1実施例の
4速自動変速機の油圧回路図、第4図は本発明の
車両用変速機の制御装置における第1実施例の4
輪駆動用トランスフアの断面図及び油圧回路図、
第5図は本発明の車両変速機の制御装置における
第1実施例の電子制御装置のブロツク図、第6図
は本発明の車両用変速機の制御装置における第1
実施例の電子制御装置の第1のフローチヤート、
第7図は本発明の車両用変速機の制御装置におけ
る第1実施例の電子制御装置の第2のフローチヤ
ート、第8図は本発明の車両用変速機の制御装置
における第2実施例のトランスフア制御装置の油
圧回路図、第9図は本発明の車両用変速機の制御
装置における第2実施例の電子制御装置のブロツ
ク図、第10図は本発明の車両用変速機の制御装
置における第2実施例の電子制御装置の第1のフ
ローチヤート、第11図は本発明の車両用変速機
の制御装置における第2実施例の電子制御装置の
第2のフローチヤートである。 図中、B4……摩擦係合要素であるブレーキ、
C3……摩擦係合要素であるクラツチ、C4……
摩擦係合要素であるクラツチ、1……ライン圧油
路、32……4輪駆動用トランスフアの入力軸、
42……第1出力軸、52……第2出力軸、Pf
……プラネタリギアセツト、600……電子制御
装置、601……出力軸回転速度センサ、602
……実車速センサ、603……シフトレバーポジ
シヨンセンサ、604……スロツトル開度セン
サ、607……第1出力軸伝動トルクセンサ、6
08……第2出力伝動トルクセンサ、609……
トランスフアシフトレバーポジシヨンセンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変速機の出力軸回転数を検出するセンサと、
実車速を検出するセンサを備えた車両走行条件を
検出する走行条件検出手段と、 該走行条件検出手段によつて検出した車両走行
条件に対応する変速段を設定する手段と、 設定された変速段によつて変速を行なう変速機
と、 検出された出力軸回転数に基づいて車速を演算
し、該車速と検出された実車速との差が所定値よ
り大きい場合に駆動輪が空転状態であると判断す
る空転状態検出手段と、 駆動輪が空転状態であると判断された時に現在
の変速段より高速側の変速段に設定を切換える手
段を有することを特徴とする車両用自動変速機の
制御装置。 2 車両の前輪及び後輪のいずれか一方を駆動す
る第1出力軸の伝動トルクを検出する第1のトル
ク検出手段と、 車両の前輪及び後輪のいずれか他方を駆動する
第2出力軸の伝動トルクを検出する第2のトルク
検出手段を備えた車両走行条件を検出する走行条
件検出手段と、 該走行条件検出手段によつて検出した車両走行
条件に対応する変速段を設定する手段と、 設定された変速段によつて変速を行なう変速機
と、 検出された第1出力軸の伝動トルクと第2出力
軸の伝動トルクとの差が所定値以上のときに駆動
輪が空転状態であると判断する空転状態検出手段
と、 駆動輪が空転状態であると判断された時に現在
の変速段より高速側の変速段に設定を切換える手
段を有することを特徴とする車両用自動変速機の
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192313A JPS6170254A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 車両用変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192313A JPS6170254A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 車両用変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170254A JPS6170254A (ja) | 1986-04-11 |
| JPH0522097B2 true JPH0522097B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16289198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59192313A Granted JPS6170254A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 車両用変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6170254A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3099569B1 (en) * | 2014-01-31 | 2021-01-27 | BorgWarner Sweden AB | A hydraulic system for a vehicle |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP59192313A patent/JPS6170254A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170254A (ja) | 1986-04-11 |
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