JPH05223075A - 流体圧縮機 - Google Patents
流体圧縮機Info
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- JPH05223075A JPH05223075A JP4023580A JP2358092A JPH05223075A JP H05223075 A JPH05223075 A JP H05223075A JP 4023580 A JP4023580 A JP 4023580A JP 2358092 A JP2358092 A JP 2358092A JP H05223075 A JPH05223075 A JP H05223075A
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- oil
- rotating body
- cylinder
- eccentric
- lubricating oil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】常に充分な給油量を確保して潤滑性の向上を図
り、油圧縮と大きな負荷の発生を阻止でき、停止時にお
ける潤滑油の逆流を阻止して再起動時の油圧縮を回避
し、信頼性の向上を得られる流体圧縮機を提供する。 【構成】密閉ケース2内に潤滑油の油溜り部17を備
え、かつ両端開口部が軸受具8,9を介して回転自在に
枢支されるシリンダ5を収容し、このシリンダ内にシリ
ンダとは偏心して枢支されるロータピストン10を配置
し、このピストンの外周面にブレード12を突没自在に
巻装し、シリンダと回転体とをオルダム機構11で連結
し、シリンダとピストンおよびブレードがなす圧縮室1
3に冷媒ガスを取込んで圧縮するものであり、ピストン
の回転によって作動するトロコイドポンプ20を備え、
油溜り部から潤滑油を吸い上げて吐出側摺動部に給油す
る。
り、油圧縮と大きな負荷の発生を阻止でき、停止時にお
ける潤滑油の逆流を阻止して再起動時の油圧縮を回避
し、信頼性の向上を得られる流体圧縮機を提供する。 【構成】密閉ケース2内に潤滑油の油溜り部17を備
え、かつ両端開口部が軸受具8,9を介して回転自在に
枢支されるシリンダ5を収容し、このシリンダ内にシリ
ンダとは偏心して枢支されるロータピストン10を配置
し、このピストンの外周面にブレード12を突没自在に
巻装し、シリンダと回転体とをオルダム機構11で連結
し、シリンダとピストンおよびブレードがなす圧縮室1
3に冷媒ガスを取込んで圧縮するものであり、ピストン
の回転によって作動するトロコイドポンプ20を備え、
油溜り部から潤滑油を吸い上げて吐出側摺動部に給油す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば冷凍サイクル
装置に用いられ、冷媒ガスを圧縮する流体圧縮機に関す
る。
装置に用いられ、冷媒ガスを圧縮する流体圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクル装置に使用する冷媒ガス用
の密閉型圧縮機として、比較的簡単な構成によりシール
性を向上させて効率の良い圧縮ができるとともに、部品
の製造および組立が容易な流体圧縮機がある。
の密閉型圧縮機として、比較的簡単な構成によりシール
性を向上させて効率の良い圧縮ができるとともに、部品
の製造および組立が容易な流体圧縮機がある。
【0003】これは、たとえば図6に示すようになって
いる。密閉ケースaの内底部に潤滑油を集溜する油溜り
部bが形成される。この密閉ケースa内には、シリンダ
cが収容される。シリンダcの両端開口部は密閉ケース
aに設けられた軸受具d,eを介して回転自在に枢支さ
れる。
いる。密閉ケースaの内底部に潤滑油を集溜する油溜り
部bが形成される。この密閉ケースa内には、シリンダ
cが収容される。シリンダcの両端開口部は密閉ケース
aに設けられた軸受具d,eを介して回転自在に枢支さ
れる。
【0004】このシリンダc内には、回転体であるロー
タピストンfが配置され、その両端軸部は軸受具d,e
に、シリンダcとは偏心して回転自在に枢支される。ロ
ータピストンfの外周面には、ブレードgが突没自在に
巻装されている。
タピストンfが配置され、その両端軸部は軸受具d,e
に、シリンダcとは偏心して回転自在に枢支される。ロ
ータピストンfの外周面には、ブレードgが突没自在に
巻装されている。
【0005】上記シリンダcとピストンfとは、駆動機
構であるオルダム機構hで連結されており、これらを相
対的に回転して冷媒ガスを吸込管iから導入し、シリン
ダcとピストンfおよびブレードgとがなす作動空間で
ある圧縮室mに冷媒ガスを取込む。
構であるオルダム機構hで連結されており、これらを相
対的に回転して冷媒ガスを吸込管iから導入し、シリン
ダcとピストンfおよびブレードgとがなす作動空間で
ある圧縮室mに冷媒ガスを取込む。
【0006】圧縮室mは、その容量が軸方向に沿って順
次小さくなるよう形成され、ここに順次移送される冷媒
ガスは圧縮され、所定圧まで上昇した状態で圧縮室mか
ら密閉ケースa内に放出される。そして、高圧ガスは吐
出管nから冷凍サイクルを構成する図示しない凝縮器に
導かれることとなる。
次小さくなるよう形成され、ここに順次移送される冷媒
ガスは圧縮され、所定圧まで上昇した状態で圧縮室mか
ら密閉ケースa内に放出される。そして、高圧ガスは吐
出管nから冷凍サイクルを構成する図示しない凝縮器に
導かれることとなる。
【0007】一方、密閉ケースa内底部の油溜り部bに
は、油吸い上げ管oの下端開口部が浸漬する。圧縮室m
で圧縮され、密閉ケースa内に放出される高圧ガスの影
響で、油溜り部bの潤滑油液面が押されて、油吸い上げ
管oに吸い上げられる。
は、油吸い上げ管oの下端開口部が浸漬する。圧縮室m
で圧縮され、密閉ケースa内に放出される高圧ガスの影
響で、油溜り部bの潤滑油液面が押されて、油吸い上げ
管oに吸い上げられる。
【0008】吸い上げられた潤滑油は、軸受具dとピス
トンf軸部端面との間の空間部を介して、ピストンfの
軸方向に沿って設けられた給油孔pに導かれる。この給
油孔pは、ブレードgが巻装される螺旋状の溝q底に連
通され、ここに潤滑油が導かれる。
トンf軸部端面との間の空間部を介して、ピストンfの
軸方向に沿って設けられた給油孔pに導かれる。この給
油孔pは、ブレードgが巻装される螺旋状の溝q底に連
通され、ここに潤滑油が導かれる。
【0009】さらに潤滑油は、ブレードgと螺旋状溝q
との摺動部、ブレードgとシリンダcとの摺動部、各軸
受具d,eとシリンダcおよびピストンfとの摺動部、
オルダム機構h等に給油され、各摺動部における円滑な
作動が保証される。
との摺動部、ブレードgとシリンダcとの摺動部、各軸
受具d,eとシリンダcおよびピストンfとの摺動部、
オルダム機構h等に給油され、各摺動部における円滑な
作動が保証される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作動す
る流体圧縮機であるが、特に給油構造は、以下に述べる
ような問題がある。
る流体圧縮機であるが、特に給油構造は、以下に述べる
ような問題がある。
【0011】すなわち、油溜り部bの潤滑油を油吸い上
げ管oに吸い上げる作用は、冷媒ガスの吐出圧である密
閉ケースa内圧と、給油孔pの吐出部である螺旋状溝q
内の圧力との差圧による。なお、溝q内の圧力は、冷媒
ガスの吐出圧と吸込圧との中間圧に相当する。
げ管oに吸い上げる作用は、冷媒ガスの吐出圧である密
閉ケースa内圧と、給油孔pの吐出部である螺旋状溝q
内の圧力との差圧による。なお、溝q内の圧力は、冷媒
ガスの吐出圧と吸込圧との中間圧に相当する。
【0012】しかしながら、流体圧縮機においては、軸
方向に沿って複数形成される圧縮室mの途中の圧縮室m
に潤滑油が供給されるため、供給された圧縮室mで冷媒
とともに油圧縮作用が生じ、大きな負荷が発生する。極
端な場合は、ブレードgの破損につながる。
方向に沿って複数形成される圧縮室mの途中の圧縮室m
に潤滑油が供給されるため、供給された圧縮室mで冷媒
とともに油圧縮作用が生じ、大きな負荷が発生する。極
端な場合は、ブレードgの破損につながる。
【0013】さらにまた、圧縮機の停止時には、上記圧
力差により油溜り部bから潤滑油が油吸い上げ管oに沿
って上昇し、給油孔pを介して圧縮室mに導かれてしま
う。そのため、再起動すると、各摺動部に潤滑油が導か
れるまで時間を要し、たとえばオルダム機構hへの給油
が不充分となる不具合がある。圧縮室mに導かれると油
圧縮作用がなされ、大きな負荷となるなど、信頼性が低
い。
力差により油溜り部bから潤滑油が油吸い上げ管oに沿
って上昇し、給油孔pを介して圧縮室mに導かれてしま
う。そのため、再起動すると、各摺動部に潤滑油が導か
れるまで時間を要し、たとえばオルダム機構hへの給油
が不充分となる不具合がある。圧縮室mに導かれると油
圧縮作用がなされ、大きな負荷となるなど、信頼性が低
い。
【0014】本発明は、このような事情によりなされた
ものであり、その目的とするところは、常に充分な給油
量を確保して潤滑性の向上を図り、油圧縮が生じないよ
うにして大きな負荷の発生を阻止でき、停止時における
潤滑油の逆流を阻止して再起動時の油圧縮を回避し、信
頼性の向上を得られる流体圧縮機を提供することにあ
る。
ものであり、その目的とするところは、常に充分な給油
量を確保して潤滑性の向上を図り、油圧縮が生じないよ
うにして大きな負荷の発生を阻止でき、停止時における
潤滑油の逆流を阻止して再起動時の油圧縮を回避し、信
頼性の向上を得られる流体圧縮機を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため本発明は、密閉ケースの内底部に潤滑油を集
溜する油溜り部を備え、この密閉ケース内に両端開口部
が軸受具を介して回転自在に枢支されるシリンダを収容
し、このシリンダ内に両端軸部が軸受具にシリンダとは
偏心して回転自在に枢支される回転体を配置し、この回
転体の外周面にブレードを突没自在に巻装し、上記シリ
ンダと回転体とを駆動機構で連結し、これらを相対的に
回転して被圧縮流体を吸込部から導入し、シリンダと回
転体およびブレードとがなす作動空間に取込み順次移送
して圧縮するものにおいて、上記回転体の回転によって
作動し、油溜り部の潤滑油を吐出側摺動部に給油する強
制給油ポンプを設けたことを特徴とする流体圧縮機であ
る。
成するため本発明は、密閉ケースの内底部に潤滑油を集
溜する油溜り部を備え、この密閉ケース内に両端開口部
が軸受具を介して回転自在に枢支されるシリンダを収容
し、このシリンダ内に両端軸部が軸受具にシリンダとは
偏心して回転自在に枢支される回転体を配置し、この回
転体の外周面にブレードを突没自在に巻装し、上記シリ
ンダと回転体とを駆動機構で連結し、これらを相対的に
回転して被圧縮流体を吸込部から導入し、シリンダと回
転体およびブレードとがなす作動空間に取込み順次移送
して圧縮するものにおいて、上記回転体の回転によって
作動し、油溜り部の潤滑油を吐出側摺動部に給油する強
制給油ポンプを設けたことを特徴とする流体圧縮機であ
る。
【0016】上記強制給油ポンプは回転体の回転によっ
て作動するので、常に充分な給油量を確保できる。油圧
縮が生じることがなく、停止時における潤滑油の逆流を
阻止する。
て作動するので、常に充分な給油量を確保できる。油圧
縮が生じることがなく、停止時における潤滑油の逆流を
阻止する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
説明する。
【0018】図1に示すように、圧縮機本体1は、軸方
向を水平方向に向けた両端が閉塞される密閉ケース2
と、この密閉ケース2内に収容される電動要素3および
圧縮要素4とからなる。
向を水平方向に向けた両端が閉塞される密閉ケース2
と、この密閉ケース2内に収容される電動要素3および
圧縮要素4とからなる。
【0019】上記圧縮要素4は、中空筒体からなるシリ
ンダ5を有しており、このシリンダ5外周面に上記電動
要素3を構成するロータ6が同軸的に嵌着されている。
上記密閉ケース2内周面にはステータ7が嵌着され、上
記ロータ6とともに電動要素3が構成される。
ンダ5を有しており、このシリンダ5外周面に上記電動
要素3を構成するロータ6が同軸的に嵌着されている。
上記密閉ケース2内周面にはステータ7が嵌着され、上
記ロータ6とともに電動要素3が構成される。
【0020】上記シリンダ5の一端開口部には、密閉ケ
ース2の内面に固定された軸受具である主軸受8が気密
を保持し、かつ緩く嵌め込まれる。上記シリンダ5の他
端開口部には、密閉ケース2の内面に固定された軸受具
である副軸受9が気密を保持し、かつ緩く嵌め込まれ
る。
ース2の内面に固定された軸受具である主軸受8が気密
を保持し、かつ緩く嵌め込まれる。上記シリンダ5の他
端開口部には、密閉ケース2の内面に固定された軸受具
である副軸受9が気密を保持し、かつ緩く嵌め込まれ
る。
【0021】すなわち、上記シリンダ5の両端開口部
は、これら主,副軸受8,9によって気密的に閉塞さ
れ、かつシリンダ5自体回転自在に枢支される。上記シ
リンダ5の中空部には、円柱形状の回転体としてのロー
タピストン10が軸方向に沿って収容される。
は、これら主,副軸受8,9によって気密的に閉塞さ
れ、かつシリンダ5自体回転自在に枢支される。上記シ
リンダ5の中空部には、円柱形状の回転体としてのロー
タピストン10が軸方向に沿って収容される。
【0022】このロータピストン10の中心軸は、上記
シリンダ5の中心軸に対してある程度偏心して配置され
ており、ロータピストン10の外周面の一部はシリンダ
5の内周面に、軸方向に沿って接触している。
シリンダ5の中心軸に対してある程度偏心して配置され
ており、ロータピストン10の外周面の一部はシリンダ
5の内周面に、軸方向に沿って接触している。
【0023】上記主軸受8は、ロータピストン10の一
方の軸部10aを回転自在に枢支している。上記副軸受
9は、ロータピストン10の他方の軸部10bを回転自
在に枢支している。
方の軸部10aを回転自在に枢支している。上記副軸受
9は、ロータピストン10の他方の軸部10bを回転自
在に枢支している。
【0024】また、ロータピストン10の一端部には駆
動機構であるオルダム機構11が設けられる。このオル
ダム機構11は、上記シリンダ5とロータピストン10
とを連結し、シリンダ5が回転駆動されたとき、その回
転力をロータピストン10に伝達して相対回転をなす。
なお、上記オルダム機構11の具体的構造は、本出願人
が先に出願した特願平2−96305号に詳しい。
動機構であるオルダム機構11が設けられる。このオル
ダム機構11は、上記シリンダ5とロータピストン10
とを連結し、シリンダ5が回転駆動されたとき、その回
転力をロータピストン10に伝達して相対回転をなす。
なお、上記オルダム機構11の具体的構造は、本出願人
が先に出願した特願平2−96305号に詳しい。
【0025】一方、上記ロータピストン10の外周面に
は、ピストン10の主軸受8枢支側から副軸受9枢支側
に亘って徐々に小さいピッチの図示しない螺旋状の溝が
設けられる。この溝には、厚さが溝の幅とほぼ一致する
螺旋状のブレード12が嵌め込まれている。
は、ピストン10の主軸受8枢支側から副軸受9枢支側
に亘って徐々に小さいピッチの図示しない螺旋状の溝が
設けられる。この溝には、厚さが溝の幅とほぼ一致する
螺旋状のブレード12が嵌め込まれている。
【0026】このブレード12の各部分は、溝に対しピ
ストン10の径方向に沿って進退自在であり、かつその
外周面はシリンダ5の内周面に密着した状態でスライド
可能である。
ストン10の径方向に沿って進退自在であり、かつその
外周面はシリンダ5の内周面に密着した状態でスライド
可能である。
【0027】上記シリンダ5内周面とロータピストン1
0外周面との間の空間は、上記ブレード12によって複
数の作動空間である圧縮室13…に仕切られている。こ
の圧縮室13の容積は、上記溝のピッチの設定の関係か
ら、ロータピストン10の一端側から他端側に行くにし
たがって徐々に小さくなる。
0外周面との間の空間は、上記ブレード12によって複
数の作動空間である圧縮室13…に仕切られている。こ
の圧縮室13の容積は、上記溝のピッチの設定の関係か
ら、ロータピストン10の一端側から他端側に行くにし
たがって徐々に小さくなる。
【0028】上記主軸受8には、軸部10a枢支部と平
行に、軸方向に吸込孔14が貫通して設けられる。この
吸込孔14の一端開口部は、上記密閉ケース2に接続さ
れる冷凍サイクルの吸込チューブ15と連通する。他端
開口部は、上記シリンダ5内に開口する。一方、吸込チ
ューブ15の上方部位で密閉ケース2に直接、冷凍サイ
クル機器に連通する吐出チューブ16が接続される。
行に、軸方向に吸込孔14が貫通して設けられる。この
吸込孔14の一端開口部は、上記密閉ケース2に接続さ
れる冷凍サイクルの吸込チューブ15と連通する。他端
開口部は、上記シリンダ5内に開口する。一方、吸込チ
ューブ15の上方部位で密閉ケース2に直接、冷凍サイ
クル機器に連通する吐出チューブ16が接続される。
【0029】密閉ケース2の内底部には、潤滑油を集溜
する油溜り部17が形成されている。上記主軸受8に
は、油吸い上げ管18の上端部が接続される油吸い上げ
孔19が設けられていて、油吸い上げ管18の下端部は
油溜り部17に集溜される潤滑油に浸漬する。
する油溜り部17が形成されている。上記主軸受8に
は、油吸い上げ管18の上端部が接続される油吸い上げ
孔19が設けられていて、油吸い上げ管18の下端部は
油溜り部17に集溜される潤滑油に浸漬する。
【0030】上記主軸受8の端部には、油吸い上げ孔1
9と連通する後述する強制給油ポンプ20が設けられ
る。そして、ロータピストン10の一方の軸部10a端
面から他方の軸部10b端面に亘って、軸方向に沿って
給油孔21が穿設される。
9と連通する後述する強制給油ポンプ20が設けられ
る。そして、ロータピストン10の一方の軸部10a端
面から他方の軸部10b端面に亘って、軸方向に沿って
給油孔21が穿設される。
【0031】上記給油孔21の一方の軸部10a開口端
は、強制給油ポンプ20に対向し、他方の軸部10b開
口端は上記オルダム機構11に対向することになる。特
に、強制給油ポンプ20に対向する給油孔21端部は、
ロータピストン10の中心軸とは偏心した位置に開口
し、かつ軸方向に沿って延出される。適宜位置でロータ
ピストン10の軸心に沿う部分と連通するよう屈曲され
る。
は、強制給油ポンプ20に対向し、他方の軸部10b開
口端は上記オルダム機構11に対向することになる。特
に、強制給油ポンプ20に対向する給油孔21端部は、
ロータピストン10の中心軸とは偏心した位置に開口
し、かつ軸方向に沿って延出される。適宜位置でロータ
ピストン10の軸心に沿う部分と連通するよう屈曲され
る。
【0032】上記強制給油ポンプ20は、図2(A),
(B)に拡大して示すような、トロコイドポンプが用い
られる。すなわち、このポンプ20は、吸込カバー22
と吐出カバー23との間に、インナギヤ24とアウタギ
ヤ25とを、互いに偏心し、かつ部分的に歯合した状態
で介設してなる。
(B)に拡大して示すような、トロコイドポンプが用い
られる。すなわち、このポンプ20は、吸込カバー22
と吐出カバー23との間に、インナギヤ24とアウタギ
ヤ25とを、互いに偏心し、かつ部分的に歯合した状態
で介設してなる。
【0033】上記吸込カバー22は、主軸受8の軸部枢
支部と連設される内腔部に図示しない回り止め機構を介
して、かつ液漏れのないようシール構造をなして嵌着さ
れる。ここには、上記油吸い上げ孔19と連通し、かつ
同図(B)に示すように、ポンプ20を一側から見た状
態で、垂直軸線CLの右側部分に相対向する湾曲成され
た開口である吸込ポート26が設けられている。
支部と連設される内腔部に図示しない回り止め機構を介
して、かつ液漏れのないようシール構造をなして嵌着さ
れる。ここには、上記油吸い上げ孔19と連通し、かつ
同図(B)に示すように、ポンプ20を一側から見た状
態で、垂直軸線CLの右側部分に相対向する湾曲成され
た開口である吸込ポート26が設けられている。
【0034】上記吐出カバー23は、主軸受8に図示し
ない回り止め機構を介して嵌着される。ここには同図
(B)に示すように、ポンプ20を一側から見た状態
で、垂直軸線CLの左側部分に相対向する湾曲形成され
た開口である吐出ポート27が設けられる。
ない回り止め機構を介して嵌着される。ここには同図
(B)に示すように、ポンプ20を一側から見た状態
で、垂直軸線CLの左側部分に相対向する湾曲形成され
た開口である吐出ポート27が設けられる。
【0035】上記インナギヤ24の一側面には、ロータ
ピストン10の軸部10a端部に圧入固定される固定用
杆部28が設けられ、ピストン10とインナギヤ24と
は一体に回転する。このギヤ24は、ここでは周方向に
沿い所定間隔を存して4つの歯部29…を有する。
ピストン10の軸部10a端部に圧入固定される固定用
杆部28が設けられ、ピストン10とインナギヤ24と
は一体に回転する。このギヤ24は、ここでは周方向に
沿い所定間隔を存して4つの歯部29…を有する。
【0036】アウタギヤ25の内周面には、周方向に沿
って不等間隔に5つの凹部30…が設けられる。これら
凹部30と上記インナギヤ24の歯部29のそれぞれの
曲面構成および歯合状態は、通常用いられるトロコイド
ポンプと全く同一でよい。つぎに、このようにして構成
される流体圧縮機の動作について説明する。
って不等間隔に5つの凹部30…が設けられる。これら
凹部30と上記インナギヤ24の歯部29のそれぞれの
曲面構成および歯合状態は、通常用いられるトロコイド
ポンプと全く同一でよい。つぎに、このようにして構成
される流体圧縮機の動作について説明する。
【0037】電動要素3に通電してシリンダ5を回転駆
動する。この回転はオルダム機構11を介してロータピ
ストン10に伝達され、外周面一部がシリンダ5内周面
に接触した状態で回転駆動されるとともに、ブレード1
2も一体に回転する。
動する。この回転はオルダム機構11を介してロータピ
ストン10に伝達され、外周面一部がシリンダ5内周面
に接触した状態で回転駆動されるとともに、ブレード1
2も一体に回転する。
【0038】上記ブレード12は、外周面がシリンダ5
内周面に接触した状態で回転するため、ピストン10外
周面とシリンダ5内周面との接触部に近づくにしたがっ
て溝内に押込まれ、また、接触部から離れるにしたがっ
て溝から飛出す方向に移動する。
内周面に接触した状態で回転するため、ピストン10外
周面とシリンダ5内周面との接触部に近づくにしたがっ
て溝内に押込まれ、また、接触部から離れるにしたがっ
て溝から飛出す方向に移動する。
【0039】一方、吸込チューブ15から吸込孔14に
冷媒ガスが導かれ、この開口端からシリンダ5内に放出
される。さらに、シリンダ5内周面とピストン10外周
面およびブレード12の巻き間の圧縮室13に閉込めら
れたまま、ロータピストン10の回転にともなって他側
端へ順次移送され、圧縮される。
冷媒ガスが導かれ、この開口端からシリンダ5内に放出
される。さらに、シリンダ5内周面とピストン10外周
面およびブレード12の巻き間の圧縮室13に閉込めら
れたまま、ロータピストン10の回転にともなって他側
端へ順次移送され、圧縮される。
【0040】圧縮された冷媒ガスは、所定の圧力まで上
昇したところで、吐出側端の圧縮室13から密閉ケース
2の内部空間内に吐出され、充満する。高圧化した冷媒
ガスは、吐出チューブ16から外部の冷凍サイクル機器
に導かれる。
昇したところで、吐出側端の圧縮室13から密閉ケース
2の内部空間内に吐出され、充満する。高圧化した冷媒
ガスは、吐出チューブ16から外部の冷凍サイクル機器
に導かれる。
【0041】上記密閉ケース2内に高圧の冷媒ガスが充
満するところから、この圧力が油溜り部17の潤滑油油
面に作用し、潤滑油の一部は油吸い上げ管18に吸い上
げられる一方、ロータピストン10の回転にともなって
トロコイドポンプ20が駆動され、潤滑油の吸い上げ作
用をさらに強める。
満するところから、この圧力が油溜り部17の潤滑油油
面に作用し、潤滑油の一部は油吸い上げ管18に吸い上
げられる一方、ロータピストン10の回転にともなって
トロコイドポンプ20が駆動され、潤滑油の吸い上げ作
用をさらに強める。
【0042】上記トロコイドポンプ20においては、ピ
ストン10と一体に回転するインナギヤ24が原動側と
なり、この歯部29とアウタギヤ25の凹部30との歯
合により、アウタギヤ25が回転駆動される。それにと
もなう歯部29と凹部30との空間容量の変化により、
吸込ポート26から導かれた潤滑油が加圧されて吐出ポ
ート27から排出される。
ストン10と一体に回転するインナギヤ24が原動側と
なり、この歯部29とアウタギヤ25の凹部30との歯
合により、アウタギヤ25が回転駆動される。それにと
もなう歯部29と凹部30との空間容量の変化により、
吸込ポート26から導かれた潤滑油が加圧されて吐出ポ
ート27から排出される。
【0043】トロコイドポンプ20から吐出された潤滑
油は、給油孔21に沿って圧送され、この開口端からオ
ルダム機構11に給油されて、円滑な摺動動作が得られ
る。さらに潤滑油は、オルダム機構11で飛散され、溝
とブレード12、ブレード12とシリンダ5、シリンダ
5と主軸受8および副軸受9、ロータピストン10の両
軸部10a,10bと主軸受8および副軸受9の枢支部
等の各摺接部分に給油され、これらの潤滑性を保証す
る。
油は、給油孔21に沿って圧送され、この開口端からオ
ルダム機構11に給油されて、円滑な摺動動作が得られ
る。さらに潤滑油は、オルダム機構11で飛散され、溝
とブレード12、ブレード12とシリンダ5、シリンダ
5と主軸受8および副軸受9、ロータピストン10の両
軸部10a,10bと主軸受8および副軸受9の枢支部
等の各摺接部分に給油され、これらの潤滑性を保証す
る。
【0044】このように、上記実施例においては、各摺
動部、特にオルダム機構11への給油が安定してなさ
れ、耐摩耗性向上が得られる。オルダム機構11に直接
潤滑油を導くことで、圧縮室13における油圧縮作用が
起らずに、大きな負荷が発生しない。停止時において
は、トロコイドポンプ20からの潤滑油の逆流が起ら
ず、再起動時における油圧縮を回避できる。図3に示す
ような、トロコイドポンプ20A構造であってもよい。
動部、特にオルダム機構11への給油が安定してなさ
れ、耐摩耗性向上が得られる。オルダム機構11に直接
潤滑油を導くことで、圧縮室13における油圧縮作用が
起らずに、大きな負荷が発生しない。停止時において
は、トロコイドポンプ20からの潤滑油の逆流が起ら
ず、再起動時における油圧縮を回避できる。図3に示す
ような、トロコイドポンプ20A構造であってもよい。
【0045】すなわち、インナギヤ24Aの中心軸L1
位置を上記ロータピストン10の中心軸L1 と一致させ
る。一側面には固定用杆部28が設けられ、ピストン1
0に圧入固定されることは変わりがない。
位置を上記ロータピストン10の中心軸L1 と一致させ
る。一側面には固定用杆部28が設けられ、ピストン1
0に圧入固定されることは変わりがない。
【0046】アウタギヤ25Aの中心軸L2 位置を上記
シリンダ5の中心軸L2 と一致させ、主軸受8に回転自
在に嵌め込む。また、主軸受8の中心軸L2 は、シリン
ダ5のそれと一致する。
シリンダ5の中心軸L2 と一致させ、主軸受8に回転自
在に嵌め込む。また、主軸受8の中心軸L2 は、シリン
ダ5のそれと一致する。
【0047】一方、シリンダ5の中心軸L2 とロータピ
ストン10中心軸L1 とは偏心しているところから、イ
ンナギヤ24A中心軸L1 とアウタギヤ25A中心軸L
2 とは、同一量だけ偏心していることとなる。
ストン10中心軸L1 とは偏心しているところから、イ
ンナギヤ24A中心軸L1 とアウタギヤ25A中心軸L
2 とは、同一量だけ偏心していることとなる。
【0048】アウタギヤ25Aの内周面に不等間隔に凹
部が設けられ、これら凹部とインナギヤ24Aの歯部の
それぞれの曲面構成および歯合状態は、通常用いられる
トロコイドポンプと全く同一でよい。
部が設けられ、これら凹部とインナギヤ24Aの歯部の
それぞれの曲面構成および歯合状態は、通常用いられる
トロコイドポンプと全く同一でよい。
【0049】そしてまた、トロコイドポンプ20Aを構
成するインナギヤ24Aの中心軸L1 をロータピストン
10の中心軸と一致させ、アウタギヤ25Aの中心軸L
2 をシリンダ5の中心軸と一致させたから、このポンプ
20Aの位置決め基準となる主軸受8の内腔部を加工す
るにあたって、偏心加工の必要がなく、加工工数が大幅
に削減できる。
成するインナギヤ24Aの中心軸L1 をロータピストン
10の中心軸と一致させ、アウタギヤ25Aの中心軸L
2 をシリンダ5の中心軸と一致させたから、このポンプ
20Aの位置決め基準となる主軸受8の内腔部を加工す
るにあたって、偏心加工の必要がなく、加工工数が大幅
に削減できる。
【0050】そして、アウタギヤ25Aの組込みは、吸
込カバー22Aを介して行う必要がなく、簡単に位置決
めできて組立性がよい。また、上記吸込カバー22Aお
よび吐出カバー23Aを単純形状にできる。
込カバー22Aを介して行う必要がなく、簡単に位置決
めできて組立性がよい。また、上記吸込カバー22Aお
よび吐出カバー23Aを単純形状にできる。
【0051】なお、上記各実施例においては強制給油ポ
ンプとしてトロコイドポンプ20を採用し説明したが、
これに限定されるものではなく、以下に述べる構造のポ
ンプであってもよい。たとえば、図4および図5に示
す、強制給油ポンプ20Bを備えた流体圧縮機であって
もよい。
ンプとしてトロコイドポンプ20を採用し説明したが、
これに限定されるものではなく、以下に述べる構造のポ
ンプであってもよい。たとえば、図4および図5に示
す、強制給油ポンプ20Bを備えた流体圧縮機であって
もよい。
【0052】図4に示す流体圧縮機は、先に図1で示し
た流体圧縮機と、後述する強制給油ポンプを除いて、細
部の形状構造に若干の相違はあるが、基本的には同一で
あるので、ここでは基本構造部分に同番号を付して新た
な説明は省略する。
た流体圧縮機と、後述する強制給油ポンプを除いて、細
部の形状構造に若干の相違はあるが、基本的には同一で
あるので、ここでは基本構造部分に同番号を付して新た
な説明は省略する。
【0053】強制給油ポンプ20Bは、主軸受8A内に
ロータピストン10の軸部10aを枢支する枢支部8a
と偏心して連設される偏心枢支部8bと、上記ロータピ
ストン10の軸部10aと連設される、これよりも小径
の巻装部31と、この巻装部31に螺旋状に巻装される
螺旋体32および主軸受8Aに設けられる油吸い上げ路
19aとから構成される。
ロータピストン10の軸部10aを枢支する枢支部8a
と偏心して連設される偏心枢支部8bと、上記ロータピ
ストン10の軸部10aと連設される、これよりも小径
の巻装部31と、この巻装部31に螺旋状に巻装される
螺旋体32および主軸受8Aに設けられる油吸い上げ路
19aとから構成される。
【0054】上記偏心枢支部8b中心軸は、枢支部8a
中心軸とeだけ偏心し、かつ図において互いの上端部位
置は同一に合わせられる。上記巻装部31を偏心枢支部
8bに挿入した状態で、巻装部31周面と主軸受8A内
腔である偏心枢支部8b周面との間に偏心空間室33が
形成される。
中心軸とeだけ偏心し、かつ図において互いの上端部位
置は同一に合わせられる。上記巻装部31を偏心枢支部
8bに挿入した状態で、巻装部31周面と主軸受8A内
腔である偏心枢支部8b周面との間に偏心空間室33が
形成される。
【0055】一方、巻装部31には螺旋状の溝が設けら
れ、ここに上記螺旋体32が嵌め込まれる。この螺旋体
32は、偏心枢支部8bと同一直径に形成され、一部が
上記偏心空間室33に突出して、偏心空間室33を複数
の密閉室に区画するようになっている。
れ、ここに上記螺旋体32が嵌め込まれる。この螺旋体
32は、偏心枢支部8bと同一直径に形成され、一部が
上記偏心空間室33に突出して、偏心空間室33を複数
の密閉室に区画するようになっている。
【0056】上記油吸い上げ路19aは、主軸受8Aの
下端部である油溜り部17の潤滑油内に開口する開口端
を有し、かつ主軸受8Aの板厚に沿って垂直方向に設け
られる。上端部は、上記偏心枢支部8bと連設される油
案内室8cに開口される。
下端部である油溜り部17の潤滑油内に開口する開口端
を有し、かつ主軸受8Aの板厚に沿って垂直方向に設け
られる。上端部は、上記偏心枢支部8bと連設される油
案内室8cに開口される。
【0057】上記巻装部31の軸部側周面に、給油孔2
1aの一端が開口される。この給油孔21aはピストン
10の軸方向に沿って設けられ、他端開口はオルダム機
構11に対向することは上記実施例と同様である。しか
して、被圧縮流体である冷媒ガスを吸込み、圧縮して吐
出する作用は、先に図1で説明したものと同一であるの
で、ここでは説明を省略する。
1aの一端が開口される。この給油孔21aはピストン
10の軸方向に沿って設けられ、他端開口はオルダム機
構11に対向することは上記実施例と同様である。しか
して、被圧縮流体である冷媒ガスを吸込み、圧縮して吐
出する作用は、先に図1で説明したものと同一であるの
で、ここでは説明を省略する。
【0058】ロータピストン10の回転にともなって螺
旋体32も一体に回転する。油溜り部17を介して油吸
い上げ路19aから導かれた潤滑油は、一旦油案内室8
cに集溜される。
旋体32も一体に回転する。油溜り部17を介して油吸
い上げ路19aから導かれた潤滑油は、一旦油案内室8
cに集溜される。
【0059】そして、螺旋体32の回転により偏心空間
室33の複数の密閉空間に順次導かれ、加圧されて、こ
こから排出される。潤滑油は給油孔21aに沿って圧送
され、この開口端からオルダム機構11に直接給油さ
れ、さらに他の摺動部に給油されることは、上記実施例
のものと同様である。
室33の複数の密閉空間に順次導かれ、加圧されて、こ
こから排出される。潤滑油は給油孔21aに沿って圧送
され、この開口端からオルダム機構11に直接給油さ
れ、さらに他の摺動部に給油されることは、上記実施例
のものと同様である。
【0060】このような強制給油ポンプ20Bは比較的
簡単な構成であり、別途、螺旋体32を用意する他は、
既存の流体圧縮機構成部品に対する加工をなせばよく、
加工そのものも比較的簡単ですむところから、廉価に提
供できる。さらにまた、図6に示すような流体圧縮機に
も適用できる。
簡単な構成であり、別途、螺旋体32を用意する他は、
既存の流体圧縮機構成部品に対する加工をなせばよく、
加工そのものも比較的簡単ですむところから、廉価に提
供できる。さらにまた、図6に示すような流体圧縮機に
も適用できる。
【0061】この圧縮機は、ロータピストン10に左右
一対のブレード12A,12Bが備えられる。吸込チュ
ーブ15から吸い込まれる冷媒ガスは、ピストン10の
軸方向中央部の外周面から一旦放出される。この冷媒ガ
スは、左右のブレード12A,12Bによって形成され
る左右の圧縮室13A,13Bに導かれ、それぞれ順次
圧縮される、いわゆるツインタイプのものである。
一対のブレード12A,12Bが備えられる。吸込チュ
ーブ15から吸い込まれる冷媒ガスは、ピストン10の
軸方向中央部の外周面から一旦放出される。この冷媒ガ
スは、左右のブレード12A,12Bによって形成され
る左右の圧縮室13A,13Bに導かれ、それぞれ順次
圧縮される、いわゆるツインタイプのものである。
【0062】先に図5で説明したものと全く同一の強制
給油ポンプ20B(詳細に述べれば、油吸い上げ路19
と19aの構成が相違するが、作用的には同一である)
を、ロータピストン10の両軸部10a,10bに備え
る。
給油ポンプ20B(詳細に述べれば、油吸い上げ路19
と19aの構成が相違するが、作用的には同一である)
を、ロータピストン10の両軸部10a,10bに備え
る。
【0063】ロータピストン10の回転にともなって、
各強制給油ポンプ20B,20Bが同時に作動し、それ
ぞれ油溜り部17から潤滑油を吸い上げて、ロータピス
トン10の軸方向中央部に向かって給油し、さらに各摺
動部に給油できる。
各強制給油ポンプ20B,20Bが同時に作動し、それ
ぞれ油溜り部17から潤滑油を吸い上げて、ロータピス
トン10の軸方向中央部に向かって給油し、さらに各摺
動部に給油できる。
【0064】このように、ロータピストン10に左右一
対のブレード12A,12Bを備え、それぞれの圧縮室
13A,13Bで圧縮作用を行う、ツインタイプの圧縮
機であっても、ピストン10の両軸部10a,10bに
強制給油ポンプ20B,20Bを備えることにより、各
摺動部に対して充分な給油量を確保することができ、常
に潤滑性が損なわれない。
対のブレード12A,12Bを備え、それぞれの圧縮室
13A,13Bで圧縮作用を行う、ツインタイプの圧縮
機であっても、ピストン10の両軸部10a,10bに
強制給油ポンプ20B,20Bを備えることにより、各
摺動部に対して充分な給油量を確保することができ、常
に潤滑性が損なわれない。
【0065】なお、本発明の圧縮機は、冷凍サイクル装
置に用いられることに限定されず、他の用途の圧縮機に
も適応することができる。そして、本発明の要旨を越え
ない範囲内で種々の変形実施が可能である。
置に用いられることに限定されず、他の用途の圧縮機に
も適応することができる。そして、本発明の要旨を越え
ない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転体の回転によって作動し密閉ケース内の油溜り部から
潤滑油を吸い上げて吐出側摺動部に給油する強制給油ポ
ンプを設けたから、常に充分な給油量を確保して潤滑特
性の向上を図り、油圧縮が生じないようにして大きな負
荷の発生を阻止でき、停止時における潤滑油の逆流を阻
止して再起動時の油圧縮を回避し、信頼性の向上を得ら
れる効果を奏する。
転体の回転によって作動し密閉ケース内の油溜り部から
潤滑油を吸い上げて吐出側摺動部に給油する強制給油ポ
ンプを設けたから、常に充分な給油量を確保して潤滑特
性の向上を図り、油圧縮が生じないようにして大きな負
荷の発生を阻止でき、停止時における潤滑油の逆流を阻
止して再起動時の油圧縮を回避し、信頼性の向上を得ら
れる効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す、流体圧縮機の縦断側
面図。
面図。
【図2】(A)は、強制給油ポンプとその近傍部分を拡
大した図。(B)は、トロコイドポンプのインナギヤと
アウタギヤの組合わせ図。
大した図。(B)は、トロコイドポンプのインナギヤと
アウタギヤの組合わせ図。
【図3】本発明の他の実施例を示す、強制給油ポンプと
その近傍部分を拡大した図。
その近傍部分を拡大した図。
【図4】本発明の他の実施例を示す、流体圧縮機の縦断
面図。
面図。
【図5】同実施例の、強制給油ポンプ構造を分解した
図。
図。
【図6】さらに他の実施例の、流体圧縮機の縦断面図。
【図7】従来例の、流体圧縮機の縦断側面図。
17…油溜り部、2…密閉ケース、8…軸受具(主軸
受)、5…シリンダ、10…回転体(ロータピスト
ン)、12…ブレード、11…駆動機構(オルダム機
構)、20,20A…強制給油ポンプ(トロコイドポン
プ)、24,24A…インナギヤ、25,25A…アウ
タギヤ、20B…強制給油ポンプ、33…偏心空間室、
8b…偏心枢支部、32…螺旋体。
受)、5…シリンダ、10…回転体(ロータピスト
ン)、12…ブレード、11…駆動機構(オルダム機
構)、20,20A…強制給油ポンプ(トロコイドポン
プ)、24,24A…インナギヤ、25,25A…アウ
タギヤ、20B…強制給油ポンプ、33…偏心空間室、
8b…偏心枢支部、32…螺旋体。
Claims (5)
- 【請求項1】内底部に潤滑油を集溜する油溜り部を備え
た密閉ケースと、この密閉ケース内に収容され両端開口
部が軸受具を介して回転自在に枢支されるシリンダと、
このシリンダ内に配置され両端軸部が上記軸受具にシリ
ンダとは偏心して回転自在に枢支される回転体と、この
回転体の外周面に突没自在に巻装されるブレードと、上
記シリンダと回転体とを連結しこれらを相対的に回転し
て被圧縮流体を吸込部から導入しシリンダと回転体およ
びブレードとがなす作動空間に取込み順次移送して圧縮
する駆動機構とを具備した流体圧縮機において、上記回
転体の回転によって作動し油溜り部の潤滑油を吐出側摺
動部に給油する強制給油ポンプを設けたことを特徴とす
る流体圧縮機。 - 【請求項2】上記強制給油ポンプは、上記一方の軸受具
内に設けられ、回転体の回転力を駆動力として作動する
トロコイドポンプであることを特徴とする請求項1記載
の流体圧縮機。 - 【請求項3】上記トロコイドポンプは、回転体の中心軸
と一致する中心軸を有するインナギヤと、シリンダの中
心軸と一致する中心軸を有するアウタギヤとを組合せた
ことを特徴とする請求項2記載の流体圧縮機。 - 【請求項4】上記強制給油ポンプは、上記一方の軸受具
に回転体枢支部と隣接して設けられこの枢支部中心と偏
心することにより回転体周面と軸受具内腔との間に偏心
空間室が形成される偏心枢支部と、上記回転体に巻装さ
れ一部が上記偏心空間室に突出して偏心空間室を複数の
密閉室に区画し回転体と一体に回転する螺旋体と、この
螺旋体が区画する密閉室の一側端に一端部が開口し他端
部が上記油溜り部の潤滑油内に浸漬する油吸い上げ路と
からなることを特徴とする請求項1記載の流体圧縮機。 - 【請求項5】上記ブレードは、回転体の軸方向に沿って
2つ巻装され、シリンダと回転体およびブレードとがな
す作動空間を2組形成し、上記強制給油ポンプは、上記
回転体の両軸部を枢支する両軸受具にそれぞれ設けられ
回転体枢支部と隣接しこの枢支部中心と偏心することに
より回転体周面と軸受具内腔との間に偏心空間室が形成
される偏心枢支部と、上記回転軸の両軸部に巻装され一
部が上記偏心空間室に突出して偏心空間室を複数の密閉
室に区画し回転体と一体に回転する一対の螺旋体と、こ
れら螺旋体が区画するそれぞれの密閉室の一側端に一端
部が開口し他端部が上記油溜り部の潤滑油内に浸漬する
一対の油吸い上げ路とからなることを特徴とする請求項
1記載の流体圧縮機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023580A JPH05223075A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 流体圧縮機 |
| KR1019930000518A KR970005858B1 (ko) | 1992-01-31 | 1993-01-15 | 유체압축기 |
| DE4302242A DE4302242C2 (de) | 1992-01-31 | 1993-01-27 | Rotationskolbenverdichter mit waagerechter Drehachse |
| US08/010,874 US5326239A (en) | 1992-01-31 | 1993-01-29 | Fluid compressor having a horizontal rotation axis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023580A JPH05223075A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 流体圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223075A true JPH05223075A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12114507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023580A Pending JPH05223075A (ja) | 1992-01-31 | 1992-02-10 | 流体圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05223075A (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023580A patent/JPH05223075A/ja active Pending
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