JPH05223789A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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Publication number
JPH05223789A
JPH05223789A JP2541292A JP2541292A JPH05223789A JP H05223789 A JPH05223789 A JP H05223789A JP 2541292 A JP2541292 A JP 2541292A JP 2541292 A JP2541292 A JP 2541292A JP H05223789 A JPH05223789 A JP H05223789A
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JP
Japan
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pulse
shaft
pulses
actuator
overcurrent
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Pending
Application number
JP2541292A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Kawaguchi
川口晃充
Takashi Suzuki
鈴木孝
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Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車間の摩耗状態を容易に知ることができる
アクチュエータを提供する。 【構成】 モータ8で回転する軸1にウォームギアを設
ける。ウォーム歯車の内側に歯車であるスリーブおよび
ステムを設ける。軸1の回転はウォームギアおよびスリ
ーブを介してステムに伝達される。このアクチュエータ
にパルス発生器、過電流検知部材、カウンタ10、パル
ス数表示器12を設ける。パルス発生器はロータリエン
コーダ3で構成する。過電流検知部材は電流センサ9と
パルス形成器11とで構成する。ロータリエンコーダ3
は軸1の回転量に応じた数のパルスを発生する。モータ
8の過電流を電流センサ9が検知し、このときの出力信
号に基づいてパルス形成器11がトリガパルスを発生
し、そのタイミングに応じて、カウンタ10がロータリ
エンコーダ3より受取るパルス数を計数する。カウンタ
10で計数されたパルス数はパルス数表示器12で表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアクチュエータに関
し、特に駆動源の回転量を他の回転量または直線移動量
等に変換するアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】従来、この種のものと
しては、駆動源であるモータの駆動により回転する軸に
複数個の歯車が設けられることにより、軸の回転量が他
の歯車の回転量に変換されるようなアクチュエータが知
られているが、このようなアクチュエータの場合、その
機構上、各歯車間に塵埃等が入り込み易くなっている場
合が多く、そのために各歯車が摩擦して摩耗してしまう
ことがあった。
【0003】この歯車間に生じた摩耗は、所定の範囲内
であれば差し障りなく動作させることができるが、限界
を越えてしまうと、この摩耗により形成される歯車間の
隙間のために、軸の回転量に応じて得られる歯車の回転
量が設計値と一致しないようになり、正確な移動量を確
保することができなくなってしまう。
【0004】そこで、歯車間の摩耗が所定の限界を越え
たときに、速やかに歯車を交換することが必要となるた
め、歯車間の摩耗の程度、つまりこの摩耗によって形成
される歯車間の遊びの量を常に観察し計測しなければな
らない。
【0005】しかしながら、このような従来のアクチュ
エータの場合、歯車間の遊びの量を計測する際には、一
旦電源を切って手動に切り換えたのち、人手で計測作業
を行わなければならず、大変手間を取るものであった。
【0006】また、この歯車間の遊びの量の計測作業
は、効率を期するために、歯車間の摩耗が所定の限界に
達する直前に行われることが望ましく、そのタイミング
が難しいものであった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
もので、軸の回転量を伝達する各歯車間に生じた摩耗の
状態を容易に検出することのできるアクチュエータを提
供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記のよう
な問題点を解決するために、第1の発明として、駆動源
により回転する軸に複数個の歯車を設けることにより、
前記駆動源の回転量を伝達するアクチュエータにおい
て、前記軸の回転量に応じた数のパルスを発生するパル
ス発生器と、前記駆動源が軸を起動して前記各歯車を順
次従動する際に流れる過電流を検知し、その検知したタ
イミングに応じて信号を発する過電流検知部材と、前記
パルス発生器のパルスを受け取るとともに、前記過電流
検知部材の所定の信号を受け取ったのち次の信号を受け
取るまでの間のパルス数を計数する計数部材と、この計
数部材により計数されたパルス数を表示するパルス数表
示器とを具え、前記歯車間に生じる摩耗の量を検出する
という手段を採用したものである。また、第1の発明を
含む第2の発明として、前記パルス発生器は、磁気ドラ
ムと磁気センサとで形成されるロータリエンコーダで構
成してあり、また、第1の発明を含む第3の発明とし
て、前記過電流検知部材は、前記駆動源に流れる過電流
を検知する電流センサと、この電流センサの出力に基づ
きトリガパルスを発生するパルス形成器とで構成してあ
るという手段を採用したものである。
【0009】
【作用】この発明は上記の手段を採用することにより、
パルス数表示器に表示されるパルス数に基づいて、駆動
源の回転量を伝達する各歯車の間に生じた摩耗の程度を
知ることができるようになっている。
【0010】すなわち、過電流検知部材が、各歯車を従
動させる際に順次駆動源に流れる過電流を検知して、こ
のときの検知信号を計数部材に出力すると、計数部材で
は、過電流検知部材からの出力信号に基づいて、パルス
発生器より送られてくるパルスの数が計数され、この計
数の結果がパルス数表示器で表示されるようになってい
る。
【0011】この場合、歯車間の摩耗の量が増加する
と、その摩耗によって形成される歯車間の隙間が大きく
なるため、歯車を従動させる際に順次生じるようになっ
ている過電流の間隔が長くなり、過電流検知部材より出
力される信号にタイムラグが生じるようになる。この結
果、計数部材で計数されるパルスの数が、歯車間の摩耗
の量に比例して増加し、これに伴ってパルス数表示器に
表示されるパルス数も増加するため、このときのパルス
数に基づいて、歯車間の摩耗状態、つまり歯車間にどれ
だけ摩耗が進行しているかを容易に知ることができるよ
うになっている。
【0012】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例を説明す
る。図1は、この発明によるアクチュエータの一実施例
を示す概略図であり、また図4は、この発明によるアク
チュエータの一実施例を説明するためのブロック図であ
る。
【0013】すなわち、図1および図4に示してあるア
クチュエータは、駆動源であるモータ8により回転する
軸1に、ウォーム2とウォーム歯車4とで形成するウォ
ームギアが設けられ、このウォーム歯車4の内側に、セ
ンタコラム5およびスリーブ6が設けられるとともに、
スリーブ6の内側にステム7が挿通され、このときスリ
ーブ6とステム7との間にねじ部6a、7aが形成され
ることにより、このねじ部6a、7aの駆動力でステム
7がその軸線方向に移動可能となっているもので、軸1
の回転量に応じた数のパルスを発生するパルス発生器
と、モータ8に流れる過電流を検知し、その検知したタ
イミングに応じて信号を発する過電流検知部材と、この
過電流検知部材の出力信号に基づいて、パルス発生器よ
り送られてくるパルスの数を計数する計数部材と、この
計数部材で計数されたパルス数を表示するパルス数表示
器とを具えている。
【0014】そして、パルス発生器は、磁気ドラム3b
と磁気センサ3aとで形成されるロータリエンコーダ3
で構成し、また過電流検知部材は、モータ8に流れる過
電流を検知する電流センサ9と、この電流センサ9の出
力信号のタイミングに応じてトリガパルスを発するパル
ス形成器11とで構成している。
【0015】まず、図1に示してあるアクチュエータの
機構について説明する。図1において、8は駆動源であ
るモータであり、軸1を連結してこれを回転させるもの
である。
【0016】このモータ8の回転により回転する軸1に
はウォームギアが設けられている。このウォームギア
は、軸1に形成されるウォーム2と、軸線が軸1と直交
する状態でウォーム2と噛み合わせるウォーム歯車4と
で形成されるもので、このウォームギアによって、軸1
の回転が減速されて次段の歯車へ伝達されるようにして
いる。
【0017】ウォームギアの一方を形成するウォーム歯
車4の内側には、図2にも示すように、筒状のセンタコ
ラム5がその軸線をウォーム歯車4の軸線と一致させた
状態で装着され、ウォーム歯車4の回転とともにセンタ
コラム5が一体となって回転するようにしている。
【0018】センタコラム5の内側には、ウォーム歯車
4に対応する位置に歯車の一種であるスリーブ6が挿入
されて固着される。このスリーブ6は、いわゆるバッフ
ァであって、これと螺合するスラム7よりも比較的摩耗
しやすい材質のものが用いられ、円筒状をなすととも
に、その内周面に雌ねじ部6aを形成しているもので、
この軸線をウォーム歯車4の軸線と一致させた状態で設
けることにより、ウォーム歯車4の回転時に、このスリ
ーブ6がセンタコラム5と一体となって回転するように
している。
【0019】このスリーブ6の内側には、先方に例えば
バルブ等を連結した、歯車の一種であるステム7がスリ
ーブ6と螺合した状態で、かつその軸線方向へ移動可能
な状態で設けられる。このステム7は、その外周面にス
リーブ6の雌ねじ部6aと螺合する雄ねじ部7aが形成
されていて、スリーブ6の雌ねじ部6aの回転によって
雄ねじ部7aが駆動され、このときの駆動力によってス
テム7がスリーブ6に対して相対移動を行うようにして
いる。
【0020】なお、14は軸受であり、軸1を回転自在
な状態で支持するものである。上記のアクチュエータ
は、パルス発生器、過電流検知部材、計数部材、パルス
数表示器12を具えている。
【0021】図1および図3において、パルス発生器は
磁気ドラム3bと磁気センサ3aとで形成されるロータ
リエンコーダ3で構成される。このロータリエンコーダ
3の一方を形成する磁気ドラム3bは、その外周面に所
定のピッチで着磁がなされているもので、この軸線を軸
1の軸線と一致させた状態で軸1に取付けることによ
り、この磁気ドラム3bが軸1と一体となって回転する
ようにしている。
【0022】そして、この磁気ドラム3bの外周面に対
応する部位に、ロータリエンコーダ3の他方を構成す
る、エンコーダを有する磁気センサ3aを配設すること
により、軸1の回転時に、この磁気センサ3aが磁気ド
ラム3bの外周面の磁化部を検知して、その分解能に応
じた数のパルスを発生させるようにしている。
【0023】過電流検知部材は、電流センサ9とパルス
形成器11とで構成される。過電流検知部材の一方を構
成する電流センサ9は、モータ8に接続され、負荷の作
用時に流れるモータ8の過電流を検知するもので、この
出力信号はパルス形成器11に送られる。
【0024】特に、モータ8の起動時、ウォーム2の始
動時、ステム7の始動時には、それぞれの慣性力のため
に、モータ8に大きな負荷が作用するようになるため、
それぞれの起動時および始動時にモータ8に過電流が流
れるようになり、この結果、電流センサ9が、図5の下
段に示しているような波形状の電流変動を順次検出する
ようにしている。
【0025】過電流検知部材の他方を構成するパルス形
成器11は、図5に示すように、電流センサ9がモータ
8に流れる過電流を検知したときに、そのタイミングに
合わせてトリガパルスを発生させるもので、特にウォー
ム2の始動に発生されるトリガパルスからステム7の始
動時に発生されるトリガパルスまでの時間tの情報をカ
ウンタ10に与えるようにしている。
【0026】計数部材であるカウンタ10は、ロータリ
エンコーダ3の出力信号が入力されていて、パルス形成
器11より与えられる所定の2つのトリガパルスに基づ
いて、その時間tの間にロータリエンコーダ3より受け
取るパルスの数を計数するもので、このカウンタ10に
より計数されたパルス数の数値情報は、パルス数表示器
12へ伝達される。
【0027】このパルス数表示器12は、カウンタ10
より得られる数値情報を数字で表示するもので、このパ
ルス数表示器12に表示される数字に基づいて、カウン
タ10で計数されたパルスの数を視覚的に確認できるよ
うにしている。
【0028】この場合、カウンタ10とパルス数表示器
12との間に、カウンタ10より得られる数値情報を伝
達するための伝達装置13を介在させると、アクチュエ
ータ本体より隔離した場所にパルス数表示器12を備え
付けることが可能になるものである。
【0029】なお、16は電源であり、ロータリエンコ
ーダ3および電流センサ9、モータ8に電気を供給する
ものである。また、15はスイッチであり、モータ8に
対する電源16のON/OFFスイッチである。
【0030】次に、上記のものの作用を説明する。この
アクチュエータは、上記の構成により、スイッチ15が
ONされてモータ8が回転すると、このモータ8の回転
力で軸1のウォーム2が回転し、次いでこのウォーム2
に噛み合うウォーム歯車4がセンタコラム5およびスリ
ーブ6と一体となってステム7を中心にして回転するよ
うになり、これによって軸1の回転が、その軸線と直交
する方向に軸線を有するスリーブ6の回転として変換さ
れる。
【0031】そして、このスリーブ6の回転によって、
その雌ねじ部6aがステム7の雄ねじ部7aに沿って回
転するようになり、このときに得られる両ねじ部6a、
7aの駆動力によって、ステム7がその軸線方向に移動
するようになっていて、この結果、モータ8による軸1
の回転が、その軸1と直交する方向への直線移動に変換
されることとなる。
【0032】従って、例えばステム7の先方にバルブが
連結されると、このアクチュエータの動作によりバルブ
の開閉を行わせることができるようになっている。
【0033】また、スイッチ15がONされると、モー
タ8を起動させるための過電流がモータ8内に流れるた
め、この過電流が電流センサ9により検出され、このと
きの検出信号に基づいてパルス形成器11より最初のト
リガパルスが発生される。
【0034】モータ8が起動すると、次いで軸1自身の
慣性力でやや時間的に遅れた状態でウォーム2が始動す
る。このとき、モータ8には軸1の慣性力による負荷の
作用で過電流が流れるため、このウォーム2の始動時に
も電流センサ9がその過電流を検出し、このときの検出
信号に基づいてパルス形成器11より第2のトリガパル
スが発生される。
【0035】そして、このウォーム2の始動によりウォ
ーム歯車4が回転すると、センタコラム5およびスリー
ブ6が同時に回転するが、スリーブ6とステム7との間
に形成されるねじ部6a、7a間の遊びの量に応じて、
ステム7の始動はウォーム2の始動よりも所要時間遅れ
ることとなる。
【0036】また、このステム7の始動時には、それ自
体の慣性力による負荷がモータ8に作用して過電流が流
れるようになるため、このステム7の始動時にも電流セ
ンサ9がその過電流を検出し、このときの検出信号に基
づいてパルス形成器11より第3のトリガパルスが発生
される。
【0037】この結果、パルス形成器11によって、そ
の第2のトリガパルスから第3のトリガパルスまでの
間、つまりウォーム2の始動からステム7の始動までの
時間tの情報が得られ、この情報がカウンタ10に与え
られる。
【0038】一方、ロータリエンコーダ3では、軸1の
回転量に応じた数のパルスが発生し、順次このパルスが
カウンタ10に送られており、パルス形成器11より得
られる時間tの情報に基づき、カウンタ10が時間tの
間にロータリエンコーダ3より送られてくるパルスの数
を計数するようになっている。
【0039】つまり、カウンタ10は、パルス形成器1
1より第2のトリガパルスが発生したときに、ロータリ
エンコーダ3より送られてくるパルスの計数を開始し、
次いでパルス形成器11より第3のトリガパルスが発生
したときにロータリエンコーダ3より送られてくるパル
スの計数を終了するもので、これによって、ウォーム2
の始動からステム7の始動までの時間tの間に送られて
きたロータリエンコーダ3のパルスの数を計数するよう
になっている。
【0040】そして、このカウンタ10により計数され
たパルス数の数値情報は、パルス数表示器12に送出さ
れ、このパルス数表示器12によりカウンタ10で計数
されたパルスの数が数字として表示されるようになって
いる。
【0041】以上の結果、スリーブ6とステム7との間
に形成されるねじ部6a、7a間の遊びの量の大小に応
じて、ウォーム2の始動からステム7の始動までの時間
tが長短し、これに伴ってパルス数表示器12に表示さ
れる数値が大小するため、ねじ部6a、7a間の遊びの
量がパルス数表示器12上に表示される数値と比例する
ようになり、これによってねじ部6a、7a間の遊びの
量の大小を数値の大小で判断することができるようにな
っている。
【0042】ここで、スリーブ6とステム7との間に形
成されるねじ部6a、7aに塵埃等の異物が入り込ん
で、ねじ部6a、7aに摩擦が生じて摩耗が発生する
と、図3に示すように、ねじ部6a、7a間の遊びの量
が大きくなる。
【0043】この場合、スリーブ6にはステム7よりも
摩耗しやすい材質が用いられているため、ねじ部6a、
7a間の摩耗は、主にスリーブ6の雌ねじ部6aに一方
的に生じるようになっている。
【0044】すると、スリーブ6aの雌ねじ部6aに摩
耗が生じた分だけねじ部6a、7a間に隙間が形成され
るようになり、この隙間によって、特にステム7の始動
時に、摩耗が発生していないときのステム7の始動時に
比べてタイムラグが生じるようになる。
【0045】このタイムラグは、スリーブ6の雌ねじ部
6aの摩耗量の増加に伴って長くなるため、この結果、
ウォーム2の始動からステム7の始動までに要す時間t
が雌ねじ部6aの摩耗量に比例して長くなることとな
る。
【0046】このように、時間tが長くなると、カウン
タ10で計数されるロータリエンコーダ3からのパルス
の数も増加するようになり、これに伴ってパルス数表示
器12に表示される数値も増加するようになるため、こ
の結果、スリーブ6とステム7との間に形成されるねじ
部6a、7a間に生じた摩耗の程度を知ることができる
ようになっている。
【0047】このとき、ねじ部6a、7a間の摩耗量
と、パルス数表示器12に表示される数字との関係を予
め求めておけば、パルス数表示器12に表示される数字
からねじ部6a、7a間の摩耗量を正確に知ることがで
き、また、摩耗によるスリーブ6およびステム7の使用
限界に基づいて、パルス数表示器12に表示される数値
の上限を設定しておくと、部品の交換時期を容易に知る
ことができるようになっている。
【0048】また、パルス数表示器12とカウンタ10
との間に伝達装置13を介在させた場合には、アクチュ
エータ本体より隔離した場所にパルス数表示器12を設
けることができるようになっている。例えば、図4にも
示してあるように、アクチュエータ本体より離れた場所
に設置されている中央制御室にパルス数表示器を備えつ
けた場合、カウンタ10より得られるパルス数の情報
は、伝達装置13により減衰することなくパルス数表示
器12へ伝達されるようになっている。
【0049】従って、例えば複数のアクチュエータのパ
ルス数表示器12を全て中央制御室に備え付けると、そ
れぞれのアクチュエータの歯車間に生じる摩耗量を中央
制御室で一元的に監視することができ、これに伴って、
例えばプラント等で多くみられるように、広い敷地内で
アクチュエータが点在する場合でも、その点検作業を極
めて容易にすることができるようになっている。
【0050】さらに、スリーブ6の材質にステム7より
も摩耗しやすいものを用いた場合には、スリーブ6とス
テム7との間では、スリーブ6の方に一方的に摩耗が生
じるようになるため、部品の交換時においては、スリー
ブ6のみを交換すれば良いようになり、これによって、
交換作業およびアクチュエータの保守を容易にすること
ができるようになっている。
【0051】なお、上記実施例において、パルス発生器
は、磁気ドラム3bと磁気センサ3aとで形成されるロ
ータリエンコーダ3を用いたが、軸1の回転量に応じた
数のパルスを発生するものであれば良いものである。
【0052】また、過電流検知部材についても、上記実
施例では電流センサ9とパルス形成器11とで構成した
が、駆動源に流れる過電流を検知し、その検知したタイ
ミングに応じて信号を発するものであれば、上記のもの
に限定されず適用することができるものである。
【0053】さらに、パルス数表示器12についても、
上記実施例では数字を表示するものを示したが、計数部
材で計数されたパルス数が認識出来る手段で表示される
ものであれば、どのようなものでもパルス数表示器とし
て適用することができるものである。
【0054】また、上記実施例では、ウォームギアおよ
びねじ部を採用して動力の伝達を行うアクチュエータを
示したが、これに限定されず、複数個の歯車を設けたも
のであれば本発明を適用して歯車間の摩耗量を検出する
ことができ、従って、例えばねじのゆるみ等の検出にも
応用が可能であり、用途は限定されないものである。
【0055】さらに、上記実施例において、カウンタ1
0でパルス数を計数する時間tは、ウォーム始動からス
テム始動までの時間で決定していたが、モータの起動か
らステム始動までの時間で決定してもよく、要は過電流
検知部材で検知されたタイミングにより時間tが決定さ
れればよいものである。
【0056】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アクチ
ュエータに、軸の回転量に応じた数のパルスを発生する
パルス発生器と、駆動源に流れる過電流を検知し、その
検知したタイミングで信号を発する過電流検知部材と、
この過電流検知部材の出力信号に基づいて、パルス発生
器より送られてくるパルスの数を計数する計数部材と、
この計数部材で計数されたパルス数を表示するパルス数
表示器とを具えることにより、軸の回転量を伝達するた
めの各歯車の間に生じた摩耗の程度を、パルス数表示器
に表示されるパルス数に基づいて正確かつ簡単に知るこ
とができる。
【0057】従って、このパルス数表示器に表示される
パルス数に基づいて、歯車等の部品交換時期を容易に判
断することができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるアクチュエータの概略を示す図
である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】スリーブとステムとの間に形成されるねじ部を
示す図であって、摩耗が生じた状態を示す図である。
【図4】この発明によるアクチュエータの一実施例を説
明するブロック図である。
【図5】電流センサおよびパルス形成器で得られる波形
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1……軸 2……ウォーム 3……ロータリエンコーダ(パルス発生器) 3a……磁気センサ 3b……磁気ドラム 4……ウォーム歯車 5……センタコラム 6……スリーブ 6a……+雌ねじ部 7……ステム 7a……雄ねじ部 8……モータ(駆動源) 9……電流センサ(過電流検知部材) 10……カウンタ 11……パルス形成器(過電流検知部材) 12……パルス数表示器 13……伝達装置 14……軸受 15……スイッチ 16……電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源(8)により回転する軸(1)に
    複数個の歯車を設けることにより、前記駆動源(8)の
    回転量を伝達するアクチュエータにおいて、前記軸
    (1)の回転量に応じた数のパルスを発生するパルス発
    生器(3)と、前記駆動源(8)が軸(1)を起動して
    前記各歯車を順次従動する際に流れる過電流を検知し、
    その検知したタイミングに応じて信号を発する過電流検
    知部材(9、11)と、前記パルス発生器(3)のパル
    スを受け取るとともに、前記過電流検知部材(9、1
    1)の所定の信号を受け取ったのち次の信号を受け取る
    までの間のパルス数を計数する計数部材(10)と、こ
    の計数部材(10)により計数されたパルス数を表示す
    るパルス数表示器(12)とを具え、前記歯車間に生じ
    る摩耗の量を検出することを特徴とするアクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記パルス発生器は、磁気ドラム(3
    b)と磁気センサ(3a)とで形成されるロータリエン
    コーダ(3)で構成してある請求項1記載のアクチュエ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記過電流検知部材は、前記駆動源
    (8)に流れる過電流を検知する電流センサ(9)と、
    この電流センサ(9)の出力に基づきトリガパルスを発
    生するパルス形成器(11)とで構成してある請求項1
    記載のアクチュエータ。
JP2541292A 1992-02-12 1992-02-12 アクチュエータ Pending JPH05223789A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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