JPH05224133A - 繊維強化プラスチック製天体望遠鏡 - Google Patents

繊維強化プラスチック製天体望遠鏡

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JPH05224133A
JPH05224133A JP2941692A JP2941692A JPH05224133A JP H05224133 A JPH05224133 A JP H05224133A JP 2941692 A JP2941692 A JP 2941692A JP 2941692 A JP2941692 A JP 2941692A JP H05224133 A JPH05224133 A JP H05224133A
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforced plastic
astronomical telescope
fiber reinforced
lens barrel
frp
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Application number
JP2941692A
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English (en)
Inventor
Hisayo Shimodaira
久代 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で強度が大きく、設置および移動が容易
であり、かつ温度変化に対する寸法安定性が優れ、温度
変化による焦点調整が不要な天体望遠鏡を得る。 【構成】 FRP(繊維強化プラスチック)製の表皮材
21、22間に、接着剤層23、24を介して軽量の芯
材25を挟んだサンドイッチ構造体26からなるFRP
製の基材13の反射面に反射膜14を形成した主鏡12
を、FRP製の鏡筒11に取付けたFRP製の天体望遠

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は繊維強化プラスチック
製の反射式天体望遠鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭56−26712号
に示された従来の反射式の天体望遠鏡の断面図であり、
図において、1は鏡筒、2はこの鏡筒1の一端部に設け
られた凹面鏡からなる主鏡、3はこの主鏡2を構成する
ガラス基材、4はこのガラス基材3の反射面に形成され
た反射膜、5は主鏡2を鏡筒1に取付けるセル、6は主
鏡2の対向位置に設けられた副鏡、7は接眼筒、8は導
光部である。
【0003】上記の天体望遠鏡は三脚などの架台に取付
けて、天体観測に用いられる。このとき導光部8から鏡
筒1に導入された入射光9は、主鏡2の反射膜4により
反射されて集光され、副鏡6に反射されて接眼筒7に至
って焦点を結び、接眼筒7に装着された接眼レンズを通
して観察される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の天体望遠鏡は、
鏡筒1が金属製であり、主鏡2がガラス製であるため、
全体の重量が重く、設置場所の移動に不向きであり、さ
らに外気温が変化した場合、鏡筒の長さが変化するた
め、これに応じて焦点調整が必要になるなどの問題点が
あった。この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、重量を軽くし、温度変化に対して
も寸法安定性に優れた天体望遠鏡を得ることを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は次の天体望遠
鏡である。 (1) 鏡筒と、この鏡筒に設けられた主鏡と、この主
鏡の反射光を反射させる副鏡と、この副鏡に対向して設
けられた接眼筒を有する天体望遠鏡において、前記鏡筒
が繊維強化プラスチックからなり、かつ前記主鏡が繊維
強化プラスチック製基材に反射膜を形成したものである
繊維強化プラスチック製天体望遠鏡。 (2) 鏡筒が、繊維強化プラスチック製の表皮材間に
軽量な芯材を介在させたサンドイッチ構造体からなる上
記(1)記載の繊維強化プラスチック製天体望遠鏡。 (3) 鏡筒を形成する繊維強化プラスチックが、炭素
繊維強化プラスチックである上記(1)または(2)記
載の繊維強化プラスチック製天体望遠鏡。 (4) 主鏡の繊維強化プラスチック製基材が、繊維強
化プラスチック製の表皮材間に軽量な芯材を介在させた
サンドイッチ構造体からなる上記(1)ないし(3)の
いずれかに記載の繊維強化プラスチック製天体望遠鏡。 (5) 主鏡を形成する繊維強化プラスチックが、炭素
繊維強化プラスチックである上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載の繊維強化プラスチック製天体望遠鏡。
【0006】
【作用】この発明の請求項1の天体望遠鏡は、繊維強化
プラスチック(以下、FRPという)製基材に反射膜を
形成した主鏡を、FRP製鏡筒に取付けて製造され、従
来の反射式天体望遠鏡と同様に使用される。この天体望
遠鏡は、主鏡を形成する基材および鏡筒がFRP製であ
るため、ガラスまたは金属製のものに比べて軽量で、強
度が大きく、設置場所の移動が容易であり、熱膨張係数
も小さいため、寸法安定性に優れ、焦点調整が不要にな
る。
【0007】この発明の請求項2または4の天体望遠鏡
において、鏡筒または主鏡の基材は、FRP製の表皮材
間に軽量の芯材を介在させたサンドイッチ構造体からな
るため、強度が大きく、重量がさらに軽くなる。
【0008】この発明の請求項3または5の天体望遠鏡
は、鏡筒または主鏡を構成するFRPとして、炭素繊維
強化プラスチック(以下、CFRPという)を用いるた
め、さらに重量が軽くなり、強度および寸法安定性も高
くなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1 図1(a)は実施例1の天体望遠鏡を示す断面図、
(b)は主鏡部分の拡大図であり、図において、図4と
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0010】11はFRP製の鏡筒、12はFRP製の
主鏡で、FRP製の基材13の反射面に反射膜14が形
成されている。FRP製の鏡筒11は、強化繊維15を
交差状に配向させ、樹脂16を含浸させて硬化させたF
RPによって円筒状に形成されており、実施例では、強
化繊維15として炭素繊維を軸線に対して±20°に配
向させ、樹脂16としてエポキシ樹脂を用いたCFRP
からなる。
【0011】FRP製の主鏡12は、強化繊維を交差状
に配向させ、樹脂を含浸させて硬化したFRP製基材1
3の反射面に反射膜14が形成されている。実施例で
は、FRP製基材13は、炭素繊維を0°、90°およ
び±45°に配向させ、エポキシ樹脂を含浸させて硬化
させたCFRPからなる凹面板状の表皮材21と、平板
状の表皮材22との間に、接着剤層23、24を介し
て、アルミニウム箔製のハニカムコア等のコア材からな
る芯材25を挟んで固着したサンドイッチ構造体26の
表皮材21の凹面側には、反射面となる薄肉のガラス層
27が接合され、表皮材22の外側に、アルミニウム箔
等の防湿層28が接着剤層29により固着されて形成さ
れている。反射膜14はガラス層27の表面に形成され
ている。他の構成は図4のものと同様である。
【0012】上記の天体望遠鏡においては、強化繊維1
5を配向させ樹脂16を含浸させて硬化させ、円筒状に
成形することにより鏡筒11が形成される。同様にして
ガラス層27上に、強化繊維および樹脂を積層して凹面
板状に成形した表皮材21と、平板状に成形した表皮材
22間に接着剤層23、24を介して芯材25を挟み、
さらに接着剤層29を介して防湿層28を積層して全体
を固着したFRP基材13のガラス層27を研摩して反
射膜14を形成することにより主鏡12が形成される。
このような主鏡12を鏡筒11に取付けることにより天
体望遠鏡が得られる。
【0013】上記の天体望遠鏡は、従来のものと同様
に、三脚等の架台に取付けて、天体観測に用いられる。
このとき導光部8から鏡筒11に入る入射光9は、主鏡
12の反射膜4により反射されて集光され、副鏡6に反
射されて接眼筒7に至る。
【0014】上記の天体望遠鏡は鏡筒11および主鏡1
2の基材13がFRP製であるため、従来のものに比べ
て軽量で、強度が大きく、設置場所の移動が容易であ
り、寸法安定性に優れ、焦点調整が不要になる。強化繊
維15として炭素繊維を用いると、特にこの傾向が大き
くなる。
【0015】主鏡12はサンドイッチ構造とすることな
く、FRPからなる基材13に反射膜14を形成したも
のでもよいが、実施例のようにFRP製の表皮材21、
22間に芯材25を介在させたサンドイッチ構造体26
を用いると、強度を大きく保ったまま、さらに軽量化す
ることができる。ここで芯材25としてハニカムコア等
のコア材を用い、その孔25aの方向を光軸と平行にす
ると、強度が高くなる。
【0016】実施例のようにガラス層27で反射面を形
成すると、研摩により鏡面精度を高くすることができ
る。また反対側に防湿層28を形成すると、吸湿による
寸法変化が防止され、寸法安定性がさらに高くなる。
【0017】鏡筒11では強化繊維15を±20°に配
向させたが、0°、90°などの他の方向の配向を加え
ることにより、強度を上げることもできる。主鏡12に
おいても強化繊維の配向方向は任意に選択することがで
きる。
【0018】実施例2 図2(a)は実施例2の天体望遠鏡の断面図、(b)は
鏡筒部分の拡大図である。この実施例では、鏡筒11
が、炭素繊維からなる強化繊維15を±20°に配向さ
せエポキシ樹脂からなる樹脂16を含浸、硬化させた円
筒状の表皮材31、32間に、接着剤層33、34を介
して、アルミニウム箔製のハニカムコア等のコア材から
なる芯材35を挟んで固着したサンドイッチ構造体36
からなる。他の構成は図1と同様である。
【0019】この天体望遠鏡は実施例1のものとほぼ同
様にして製造され、同様にして使用される。こうして得
られる天体望遠鏡は、鏡筒11がFRPのサンドイッチ
構造体からなるため、重量はさらに軽くなる。そして芯
材35の孔35aの方向を放射方向とすることにより、
強度の大きいものが得られる。
【0020】図3(a)は従来品に対する実施例1、2
の天体望遠鏡の重量比を示すグラフであり、これらの鏡
筒の断面2次モーメントは等しい。この図から明らかな
ように、実施例のものは、従来品に比べてはるかに軽量
となっており、実施例2のものは実施例1のものより若
干軽いことがわかる。
【0021】図3(b)は従来品に対する実施例1の鏡
筒の線膨張係数比を示すグラフである。この図から明ら
かなように、実施例のものは、従来品に比べてはるかに
寸法安定性が優れていることがわかる。
【0022】なお上記実施例では鏡筒11および/また
は主鏡12の基材13をサンドイッチ構造としたが、サ
ンドイッチ構造でないFRPとしてもよい。また強化繊
維も炭素繊維が好ましいが、ガラス繊維、アラミド繊維
等でもよい。さらに副鏡6その他の部材もFRP製とし
てもよい。
【0023】
【発明の効果】この発明の請求項1の天体望遠鏡は、鏡
筒および主鏡がFRP製であるため、軽量で強度が大き
く、温度変化に対する寸法安定性が優れ、このため設置
および移動が容易で、温度変化に伴う焦点調整も不要に
なるなどの効果がある。
【0024】この発明の請求項2または4の天体望遠鏡
は、鏡筒または主鏡の基材が、FRP製の表皮材間に軽
量の芯材を介在させたサンドイッチ構造体からなるた
め、強度が大きく、重量がさらに軽くなる。
【0025】この発明の請求項3または5の天体望遠鏡
は、鏡筒または主鏡を構成するFRPとして、CFRP
を用いるため、さらに重量が軽くなり、強度および寸法
安定性も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1の天体望遠鏡の断面図、
(b)は主鏡部分の拡大図である。
【図2】(a)は実施例2の天体望遠鏡の断面図、
(b)は鏡筒部分の拡大図である。
【図3】(a)は従来品に対する実施例の重量比を示す
グラフ、(b)は鏡筒の線膨張係数比を示すグラフであ
る。
【図4】従来の天体望遠鏡の断面図である。
【符号の説明】
1、11 鏡筒 2、12 主鏡 3、13 基材 4、14 反射膜 5 セル 6 副鏡 7 接眼筒 8 導光部 9 入射光 15 強化繊維 16 樹脂 21、22、31、32 表皮材 23、24、29、33、34 接着剤層 25、35 芯材 26、36 サンドイッチ構造体 27 ガラス層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡筒と、この鏡筒に設けられた主鏡と、
    この主鏡の反射光を反射させる副鏡と、この副鏡に対向
    して設けられた接眼筒を有する天体望遠鏡において、前
    記鏡筒が繊維強化プラスチックからなり、かつ前記主鏡
    が繊維強化プラスチック製基材に反射膜を形成したもの
    であることを特徴とする繊維強化プラスチック製天体望
    遠鏡。
  2. 【請求項2】 鏡筒が、繊維強化プラスチック製の表皮
    材間に軽量な芯材を介在させたサンドイッチ構造体から
    なることを特徴とする請求項1記載の繊維強化プラスチ
    ック製天体望遠鏡。
  3. 【請求項3】 鏡筒を形成する繊維強化プラスチック
    が、炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする
    請求項1または2記載の繊維強化プラスチック製天体望
    遠鏡。
  4. 【請求項4】 主鏡の繊維強化プラスチック製基材が、
    繊維強化プラスチック製の表皮材間に軽量な芯材を介在
    させたサンドイッチ構造体からなることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の繊維強化プラスチッ
    ク製天体望遠鏡。
  5. 【請求項5】 主鏡を形成する繊維強化プラスチック
    が、炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の繊維強化プラスチ
    ック製天体望遠鏡。
JP2941692A 1992-02-17 1992-02-17 繊維強化プラスチック製天体望遠鏡 Pending JPH05224133A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2736165A1 (fr) * 1995-06-30 1997-01-03 Vernois Goulven Jean Alain Telescope satellise
CN1300619C (zh) * 2003-04-25 2007-02-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种大口径折叠式望远镜的聚合物反射镜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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