JPH0522439Y2 - - Google Patents

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JPH0522439Y2
JPH0522439Y2 JP1987170384U JP17038487U JPH0522439Y2 JP H0522439 Y2 JPH0522439 Y2 JP H0522439Y2 JP 1987170384 U JP1987170384 U JP 1987170384U JP 17038487 U JP17038487 U JP 17038487U JP H0522439 Y2 JPH0522439 Y2 JP H0522439Y2
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JP1987170384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車内において缶ジユース
等を保持するためのカツプホルダーに関するもの
である。
(従来の技術) 第5図は従来のカツプホルダーの代表的な例を
示すものである。このものは、自動車の窓枠に引
掛けて使用する形式のものである。簡単に構造を
説明する。
このカツプホルダーはホルダー支持部20の上
端部から、自動車のドアの窓枠に係止可能な下向
きUの字状の引掛け片21を延設している。ま
た、ホルダー支持部20の下端部には円板状に形
成されたカツプ受け皿22が上方へ折り畳み可能
に取付けられている。さらに、ホルダー支持部2
0の上端部には、カツプ受け皿22を展開する際
の押圧操作のための弾性変形可能な操作片23が
取付けられている。また、この操作片23の下面
には詳しくは図示しない係止部が設けられてお
り、受け皿22のロツク爪24と係合しうる。ま
た、操作片23には下向きかつ上記したカツプ受
け皿22の内側へ折り畳み可能なリングホルダー
25が回動可能に支持してある。
(考案が解決しようとする問題点) このものには、次のような問題点がある。ま
ず、これを装着すると、不使用の状態でも車室へ
の突起物となるため、万一の際に安全なものとは
言えない。また、全体が窓枠に引掛けられるだけ
で支持されているため、カツプホルダー全体が不
安定となりやすく、カツプを安定した姿勢で保持
することができない。さらに、カツプホルダーを
使用しない場合、窓枠に引掛けたままにしておい
たのでは見苦しいため、折畳んでグラブボツクス
へ収納することが多い。しかし、使用する場合・
収納しておく場合に、その都度装着・取外しが必
要となり、使い勝手が良くない。加えて、窓枠に
引掛けて使用するものであるため、引掛け片21
により窓ガラスを傷付ける虞がある、といつた問
題点が挙げられる。
そこで、本考案はこれらの問題点に鑑み、使わ
ないときの収納性に優れかつ自動車の構成部材を
傷付けることなくカツプを安定した姿勢で保持す
ることができるカツプホルダーを提供せんとする
のである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は、自動
車の内装部材の適所に形成された組込み用凹所に
対し前記内装部材とほぼ面一で凹所内に収納され
る収納位置と外方への展開位置との間に亘り回動
可能に支持されたトレーを備えるとともに、前記
凹所と前記トレーのいずれか一方にてカツプを載
置可能となし、さらに前記トレーには、その内側
においてこのトレーと共に前記凹所内に収納可能
なホルダー部材を、カツプの胴部を保持しうるホ
ルダー位置へ回動しうるように取付け、前記トレ
ーを前記展開位置に配置したときには前記ホルダ
ー部材が自重又はばね手段によつて前記ホルダー
位置に配置される構成にし、前記トレーと前記ホ
ルダー部材との間には該ホルダー部材を前記ホル
ダー位置に係止するストツパ手段が設けられてい
る。
(作用) したがつて、上記の構成によれば、カツプホル
ダーを使用する場合には、まず凹所内に収納され
ているトレーを展開位置まで回動させる。する
と、ホルダー部材は自重又はばね手段によつてホ
ルダー位置まで回動され、このホルダー位置にお
いて、ストツパ手段によつて係止される。
しかして、凹所あるいはトレーのいずれか一方
にカツプを載置し、前記ホルダー位置にあるホル
ダー部材にてそのカツプの胴部が保持されること
で、カツプは安定した姿勢で保持される。
カツプホルダーを使用しない場合には、トレー
およびホルダー部材は共に凹所内に収納される。
この場合、トレーは内装部材とほぼ面一に収納さ
れているため、車内への突起物となることはな
い。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
第1図は第1実施例に係るカツプホルダーH1
(合成樹脂製)全体の分解斜視図である。同図に
おいて、1は車内側へ開口するケーシング(組込
み用凹所に相当する。)であり、全体はアーチ形
状をなしている。そして、自動車のインストルメ
ントパネルの適当位置に凹設された装着部2に縦
向きに嵌込まれ、ケーシング1の背面において上
下に設けられた弾性係止爪3a,3bをパネル壁
面の装着穴4a,4bにそれぞれ係入させること
によつて固定されている。また、ケーシング1の
内壁面の上部には一対の係止用凹部5が左右対称
位置に形成されている。さらに、ケーシング1の
内壁面にはトレー6を装着するための左右一対の
ピン軸7が内向きに突出されている。
トレー6はケーシング1内に収納可能な大きさ
に形成されその左右両側縁部は内方へほぼ垂直に
折曲げられてそれぞれ起立片8,8となつてい
る。両起立片8の基端側にはその周面が弧状をな
す取付け部8aがそれぞれ一体に形成され、ここ
に貫通して形成された差込み穴9を前記両ピン軸
7に嵌込んでトレー6を回動可能としている。但
し、本例の場合、トレー6がほぼ90°回動した時
点でトレー6の裏面がケーシング1の底面と当接
するため、これ以上の回動は規制されることにな
る。
また、両起立片8の先端側の外壁面には突起1
0が突出しており、ケーシング1側の係止用凹部
5と係脱自在に係合しうる。
ホルダー部材11はカツプCの胴部の上部側を
保持するためのものであり、全体は略Uの字状に
形成され、その折返し部分はさらに下向きに屈曲
して形成されている。そして、次のようにしてト
レー6に組付けられるのであるが、収納状態では
第2図に示すように、上記の屈曲部分がトレー6
の上端より若干上方へ突き出るようになつてお
り、指を引掛けやすくしている。
ホルダー部材11はトレー6の内側に装着され
る。すなわち、トレー6の両取付け部8aにおい
て両差込み穴9寄りにはそれぞれピン穴12が貫
通している。そして、ホルダー部材11の両自由
端側に形成された穴17へ、これらピン穴12を
通して支持ピン13を貫挿することによつてホル
ダー部材11を回動可能としている。また、この
ピン13にはトーシヨンばね14が取付けられて
いる。そして、その一端側はトレー6に、他端側
はホルダー部材11にそれぞれ係止されている。
このことによつて、トーシヨンばね14はホルダ
ー部材11を第2図における時計回りに付勢して
いる。但し、ホルダー部材11の跳ね上げ角度を
規制するために、両起立片8のピン穴12寄りに
は、一対のストツパピン15が突出しており、ホ
ルダー部材11の展開時にホルダー部材11の基
端側と係合しうる。そして、この係合状態ではホ
ルダー部材11の先端側(カツプCを保持する
側)がトレー6とほぼ水平をなすような設定とな
つている。
引き続き、上記のように形成された本例の作用
効果を具体的に説明する。
カツプホルダーHとして使用する場合には、第
2図に示すように、ホルダー部材11の上端部に
指を引掛けて手前側へ引いて、トレー6の突起1
0とケーシング1の凹部5との係合を解除する。
こうすることで、トレー6とホルダー部材11と
がトーシヨンばね14のばね力によつて相互に拡
開する方向へ回動する。そして、トレー6がケー
シング1によつてその回動が規制されると、第2
図に想像線で示すような位置関係となる。こうし
た状態、ホルダー部材11の上方からカツプCを
差込んでトレー6上に載置すれば、カツプCを安
定した姿勢で保持することができる。
このように、第1実施例によれば、トレー6の
引出しという単一の操作によつてカツプホルダー
を使用可能な状態とすることができるため、きわ
めて使い勝手がよい、という効果が発揮される。
逆に、収納する場合には、トレー6を持上げて
ホルダー部材11と共にケーシング1内に押込
む。この際、ホルダー部材11はトーシヨンばね
14に抗して回動し、トレー6の突起10をケー
シング1の係止用凹部5に係止することにより、
トレー6と共にケーシング1内に収納される。本
例の場合、収納状態がインストルメントパネルと
ほぼ面一の状態であるため、車室への突起物とな
らず、安全性および外観も優れる。
なお、弾性係止爪3a,3bについては、種々
の変更例が考えられ、形状、設定箇所等は限定さ
れるべきものではない。
第3図は本考案の第2実施例に係るカツプホル
ダーH2を示すものである。この例のものは、ケ
ーシング1を横向きにして装着し、ケーシング1
によつてカツプCを保持するようにしたものであ
る。すなわち、前記第1実施例がインストルメン
トパネル、ドアトリム、座席背面等の垂直な部位
に設けたものであるのに対し、第2実施例のもの
は例えばコンソールボツクスの蓋、アームレスト
の肘掛け部といつた床面に対し水平な部位に設け
たものである。そして、この例ではトーシヨンば
ね14をトレー6のピン軸7に取付けて、トレー
6を跳ね上げ方向へ付勢するようにしており、ホ
ルダー部材11はトレー6の跳ね上げられた後、
自重にて所定位置に降下するようになつている。
このように形成された第2実施例のものにおい
て、カツプホルダーを使用する場合には、ホルダ
ー部材11を引上げて、トレー6の突起10をケ
ーシング1側と解離してやると、トーシヨンばね
14によつてトレー6およびホルダー部材11が
起立する。そしてホルダー部材11が自重にて下
がれば、ストツパピン15にてこれ以上の下降が
規制され、カツプホルダーH2として組立てられ
る。かくして、第1実施例と同様にして安定した
姿勢でカツプを保持することができる。
その他の構成は第1実施例とほぼ同様であるた
め、その説明は省略する。
なお、いずれの実施例においても、ケーシング
は必ずしも必須の構成部材ではなく、例えばイン
ストルメントパネルのような内装部材に凹所を設
け、ここへ直接組込むようにしてもよい。また、
ホルダー部材11の展開角度を規制するための手
段としては、ストツパピン15による形式の他、
第4図に示すような方式であつてもよい。すなわ
ち、ホルダー部材11の自由端からストツパ片1
6を延設し、展開時にトレー6の底面に係止する
ような形式である。さらに、トーシヨンばね14
のばね力を、ホルダー部材11が所定位置まで展
開したら、自由状態となつてばね力を作用させな
いような設定にすればトーシヨンばね14がスト
ツパ手段を兼務する。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、内装部
材の凹所に対し、トレーを展開位置まで回動する
ことでホルダー部材が自重又はばね手段によつて
ホルダー位置まで回動されストツパ手段によつて
係止される。このため、きわめて簡単な操作によ
つてカツプホルダーの使用が可能となる。
カツプホルダーを使用しないときには、トレー
が車内の内装部材とほぼ面一の状態で閉じ込まれ
る。このため、カツプホルダー自体は不必要な突
起物とならず、安全性が確保される。
また、トレーにホルダー部材が取付けられる構
造上、自動車の内装部材の凹所に対しカツプホル
ダーを装着する場合、前記凹所に対しトレーを取
付けた後、そのトレーに対しホルダー部材を取付
けることもできるし、あらかじめトレーに対しホ
ルダー部材を取付けた後、そのトレーを前記凹所
に取付けることもできる。このため、凹所に対し
トレーとホルダー部材とをそれぞれ個別に取付け
るものと異なり、装着性にすぐれるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るカツプホル
ダーの分解斜視図、第2図は同組付け状態に示す
断面図、第3図は第2実施例に係るカツプホルダ
ーの組付け状態を示す断面図、第4図はストツパ
手段の他例を示す一部破断して示す側面図、第5
図は従来のカツプホルダーを示す斜視図である。 1……ケーシング、6……トレー、11……ホ
ルダー部材、14……トーシヨンばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の内装部材の適所に形成された組込み用
    凹所に対し前記内装部材とほぼ面一で凹所内に収
    納される収納位置と外方への展開位置との間に亘
    り回動可能に支持されたトレーを備えるととも
    に、前記凹所と前記トレーのいずれか一方にてカ
    ツプを載置可能となし、さらに前記トレーには、
    その内側においてこのトレーと共に前記凹所内に
    収納可能なホルダー部材を、カツプの胴部を保持
    しうるホルダー位置へ回動しうるように取付け、
    前記トレーを前記展開位置に配置したときには前
    記ホルダー部材が自重又はばね手段によつて前記
    ホルダー位置に配置される構成にし、前記トレー
    と前記ホルダー部材との間には該ホルダー部材を
    前記ホルダー位置に係止するストツパ手段が設け
    られていることを特徴とする自動車用カツプホル
    ダー。
JP1987170384U 1987-11-06 1987-11-06 Expired - Lifetime JPH0522439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987170384U JPH0522439Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987170384U JPH0522439Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

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Publication Number Publication Date
JPH0174935U JPH0174935U (ja) 1989-05-22
JPH0522439Y2 true JPH0522439Y2 (ja) 1993-06-08

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186936U (ja) * 1982-06-09 1983-12-12 日産自動車株式会社 物品支持体
JPS62108118U (ja) * 1985-12-27 1987-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0174935U (ja) 1989-05-22

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