JPH05226186A - 真空コンデンサ - Google Patents
真空コンデンサInfo
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- JPH05226186A JPH05226186A JP4027094A JP2709492A JPH05226186A JP H05226186 A JPH05226186 A JP H05226186A JP 4027094 A JP4027094 A JP 4027094A JP 2709492 A JP2709492 A JP 2709492A JP H05226186 A JPH05226186 A JP H05226186A
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Abstract
ンサにおいて、ロー付温度のバラツキの影響を緩和する
構造とし、その歩留りを向上させる。 【構成】 軟質合金製ベローズ19をCu,Sn,Pを
主成分とする合金製の軸受17の接合部位にロー付けす
る際に、その接合部位の下方に延在する軸受17表面を
Cu又はNiの薄膜1で被膜し、Cu,Ag,Sn合金
製のロー材が軸受17表面と直接に接触しない構造にし
た。
Description
路、増幅回路、あるいは誘導過熱装置のタンク回路等に
用いられる真空コンデンサに関し、特に、真空シールを
行うベローズの一端縁を支持導体にロー付けして成る可
変形真空コンデンサに関する。
ンサの断面構造図であり、例えばその両端に銅製のフラ
ンジ11a,11bが付いたセラミック12で側面部を
形成し、この側面部を固定導体13と金属製蓋体14と
で閉塞して、高耐力真空誘電体を充填するための真空容
器10を形成している。
の略円筒状電極板を同心円状に一定間隔をもって設けて
固定電極15を形成しており、また、この固定電極15
の各電極間隙内に非接触状態で挿出入できるように、内
径の異なる複数の円筒状電極板を設けて可動電極16を
形成している。この可動電極16は、後述するベローズ
19の一端縁を接合する支持導体たる軸受17に沿って
摺動可能の可動導体18に取り付けられている。なお、
軸受17と可動導体18の材質には、例えばその配合成
分を調整してなるリン青銅が用いられる。
ローズであり、真空容器10内を気密に保持しながら可
動導体18(可動電極16)が上下動できるように、蓋
体14内壁及び軸受18にその一端縁を接合するととも
に、他端縁を可動導体18の背面若しくはその支持体側
面に接合している。このベローズ19は、上記真空シー
ルの外、蓋体14に設けられた外部電源端子(図示省
略)と可動電極16との通電路をも兼ねる。
電容量の調整を行う場合は、可動電導体18を摺動させ
て固定電極15と可動電極16との交叉面積を変え、両
電極間に生じる静電容量の値を連続的に変化させる。
用される点を考慮すると、上記ベローズ19の材質には
導電性に優れた軟質金属を選択しなければならない。ま
た、ベローズ19と可動導体18および蓋体14内壁と
の接合は、通常、ロー付けにより行われるが、ベローズ
19の弾性を確保するためには、750〜760[℃]
前後の低温にてロー付けしなければならない。
られており、しかも、ロー材と母材たるベローズ19と
の溶融現象を考慮すると、ロー付けは、適当な条件の下
にて行う必要がある。
成分とする合金でベローズ19を形成するとともに、こ
れと可動導体18や蓋体14とのロー付け条件として、
Cu,Ag,Sn合金からなるロー材を用い、730
[℃]ないし750[℃]の温度で無酸素雰囲気で行う
方法(特願平4−5263号明細書参照)、及び、不活
性ガス又はN2ガス雰囲気で所定圧力を付与しながら行
う方法(特願平4−5324号明細書参照)を先提案し
た。
ー付け後における合金間の溶融現象や、ロー材のベーパ
ライズが防止されるとともに、ロー付け工程が簡素化さ
れて製造コストが低下するという優れた効果を奏する。
するため、ロー付炉に多数の真空コンデンサを入れ、こ
れらを一度にロー付けする場合がある。この場合、炉内
の温度分布が必ずしも均一でないことから、下限温度で
もロー材が十分に溶けるようにするため、ロー付温度を
やや高めに設定しなければならない。
けされた真空コンデンサでは、図3の部分拡大図で矢示
するように、ベローズ19−可動導体18、又は、軸受
17−ベローズ19のロー付けのためにセットした線ロ
ー材20及び板ロー材21が溶けだし、これらが軸受1
7の表面を介して接合部位の下方に延在する可動導体1
8表面に流れ落ちて軸受17とロー付けされてしまい、
可動導体18が摺動しなくなるという新たな課題が発生
した。
受17がCu,Ag,Sn合金であるロー材20,21
と高温下で接触すると、低融点成分であるSn,Pが容
易に反応して各ロー材20,21の溶融とその流れが促
進されることに起因する。
合金製ベローズの一端縁をCu,Sn,Pを主成分とす
る合金製の容器内支持導体の接合部位にロー付けして成
る真空コンデンサであって、ロー材にCu,Ag,Sn
合金を用いるとともに、接合部位の下方に前記支持導体
が延在するものにおいて、前記延在する支持導体表面に
Cu薄膜又はNi薄膜を被覆することにより上記課題の
解決を図った。
表面にCu薄膜又はNi薄膜を被覆することで、不要な
ロー材が流れ落ちても各合金の低融点成分の溶融が抑制
され、それ以上のロー材の流れが防止される。
する。なお、本発明は従来の真空コンデンサの構成を一
部変更したものなので、図2及び図3に示した構成部品
と同一のものについては、同一符号を付してその説明を
省略する。
面図であり、図2の構成の真空コンデンサにおいて、ベ
ローズ19と軸受17との接合部位の下方に延在する軸
受17表面、即ち、高温時に溶け出したロー材20,2
1が流れ込む面部にCu又はNiから成る薄膜1を被覆
(メッキ)したものである。
メッキ、プラズマ溶射、C.V.D法、スパッタ蒸着法等
により行い、その膜厚は10[μm]とした。
u,Ag,Sn合金のロー材20,21を、従来と同
様、図3に示した位置に配し、温度分布の均一な図示し
ないロー付炉内にて10[Pa]の圧力のArガス中で
ロー付けを行った。また、比較例として被覆しない軸受
17についても同一の条件でロー付けを行った。これに
より表1の結果を得た。
合は745[℃]を超えると可動導体18−軸受17間
が接合してしまうのに対し、軸受17表面の当該範囲を
Cu薄膜、Ni薄膜で被覆した場合は760[℃](N
i薄膜の場合には765[℃])であっても接合せず、
良好なロー付けを行うことができた。
軸受表面にCu薄膜又はNi薄膜を被覆することで、軸
受17の主成分たるCu,Sn,Pとロー材20,21
の成分たるCu,Sn,Pとの直接の接触を防いで各成
分の反応を抑止するので、低融点成分であるSn,Pの
溶融とその流れが抑制されることによる。
っても、上記温度の範囲内であればロー付けが良好に行
われ、その歩留りを向上させることができる。
[μm]とした場合について説明したが、二種類の合金
の接触による相互反応を防止すれば十分なので、必ずし
もこの膜厚に拘束されない。
ローズをCu,Sn,Pを主成分とする合金製導体の接
合部位にCu,Ag,Sn合金製のロー材を用いてロー
付けする際に、その接合部位の下方に延在する導体表面
にCu薄膜又はNi薄膜を被覆し、Cu,Sn,PとC
u,Ag,Snの各成分間の相互反応を抑制するように
したので、ロー付温度のバラツキによる影響が減少する
効果がある。
真空炉においても容易に多数の真空コンデンサをロー付
けすることができるようになり、歩留りが向上するの
で、製造コストが従来のものに比べて大幅に低下する。
断面図である。
面構造図である。
る。
ジ、12…セラミック、13…固定導体、14…蓋体、
15…固定電極、16…可動電極、17…軸受(支持導
体)、18…可動導体、19…ベローズ、20…線ロー
材、21…板ロー材。
Claims (2)
- 【請求項1】 軟質合金製ベローズの一端縁をCu,S
n,Pを主成分とする合金製の容器内支持導体の接合部
位にロー付けして成る真空コンデンサであって、ロー材
にCu,Ag,Sn合金を用いるとともに、ロー付け時
に接合部位の下方に前記支持導体が延在するものにおい
て、 前記延在する支持導体の表面にCu薄膜を被覆したこと
を特徴とする真空コンデンサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の真空コンデンサにおい
て、前記Cu薄膜に代え、Ni薄膜を被覆したことを特
徴とする真空コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027094A JPH05226186A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 真空コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027094A JPH05226186A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 真空コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05226186A true JPH05226186A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12211496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4027094A Pending JPH05226186A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 真空コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05226186A (ja) |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027094A patent/JPH05226186A/ja active Pending
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