JPH05226401A - ワイヤ案内装置及びこれを具備したワイヤボンディング装置 - Google Patents

ワイヤ案内装置及びこれを具備したワイヤボンディング装置

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JPH05226401A
JPH05226401A JP4058860A JP5886092A JPH05226401A JP H05226401 A JPH05226401 A JP H05226401A JP 4058860 A JP4058860 A JP 4058860A JP 5886092 A JP5886092 A JP 5886092A JP H05226401 A JPH05226401 A JP H05226401A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンディングツールに対するワイヤの挿通作
業の簡略化及び迅速化に寄与するワイヤ案内装置及びこ
れを具備したワイヤボンディング装置を提供すること。 【構成】 ボンディングツールク7の筒中心を中心とす
る仮想円50、65の接線方向と略平行に気体を噴出す
る気体噴出手段41、61を、該ボンディングツールク
7のワイヤ受入部近傍設け、以て、この噴出する気体に
より案内壁を形成してワイヤ9を有効に案内するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被ボンディング部品と
なる半導体部品(ICチップ)とリードとの間などにボ
ンディングツールを用いてワイヤを掛け渡してボンディ
ング接続を行うワイヤボンディング装置に関し、特にワ
イヤ切れ等の際に、ボンディング作業を迅速に続行すべ
く、該ボンディングツールの中空部内にワイヤを円滑に
導入することのできるワイヤボンディング装置に関す
る。
【0002】また、本発明は、該ワイヤボンディング装
置に装備されるべきワイヤ案内装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のワイヤボンディング装置
を用いてICチップのパッドとリードとの間でボンディ
ング接続を行うには、ボンディングアームの先端に設け
られたボンディングツールとしての略筒状のキャピラリ
にてワイヤを保持し、対象となるパッド又はリードの表
面に接触させ、該キャピラリを用いて先端にボールが形
成されたワイヤの一部を押しつぶして熱圧着して溶着す
る。この時、同時にワイヤ先端部に超音波振動が印加さ
れる場合もある。
【0004】このワイヤボンディングを行う工程を図1
0を用いて説明すると、ボンディングステージ26上に
載置されたICチップ25上のパッド(電極)にワイヤ
ボンディングしようとする時、先端にボールが形成され
たワイヤ9が挿通されたキャピラリ7を図示せぬ撮像装
置等からの情報に基づいてXYテーブル(図示せず)の
移動により位置決めした後、キャピラリ7を図10の
乃至に示すように下降させて前記パッドにボールを押
しつぶして熱圧着ボンディングを行う。
【0005】この工程で→はボンディングアーム
(図示せず)を高速で下降移動させ、→では低速で
移動させる。この時、クランプ8aは開となっている。
次に、この第1ボンディング点への接続が終わると、
→ではクランプ8aが開状態のままボンディングアー
ムが図10に示す上方向、即ちZ軸方向に上昇し、所定
のループコントロールにしたがってに示すようにクラ
ンプ8aが開の状態でワイヤ9が引き出され、に示す
第2ボンディング点となるリード27に接続される。
【0006】この接続後、キャピラリ7の先端部にワイ
ヤ9をに示すように所定のフィード量fだけ引き出し
た状態でクランプ8aを閉じる。この状態で更にボンデ
ィングアーム1を所定の高さまで上昇させる過程でに
示すようにワイヤ9がカットされて、再びワイヤ先端部
に電気トーチ(図示せず)を用いてボールを形成し、ク
ランプ8aを開状態にさせての状態に復帰する。この
ような一連の工程によりワイヤボンディングがなされ
る。
【0007】上記した従来のワイヤボンディング装置に
おいては、ボンディング中にワイヤ9が何らかの原因に
よって切れてキャピラリ7から抜け出てしまう場合があ
り、ボンディング作業続行のために、この抜け出たワイ
ヤをキャピラリに挿通しなおすことが作業者により適宜
行われる。また、ワイヤ9は図示しないスプールに巻回
されているが、このワイヤを新たなスプールに交換をす
る場合にも、同様にしてキャピラリ9へのワイヤの挿通
作業が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置においては、ワイヤ9が極めて細い故に扱い
難く、しかも張力を加えない通常の状態においては多少
の縒れを生じていることから、これをキャピラリ7に挿
通する作業が必ずしも容易ではないという欠点があり、
それ故に作業者に煩わしい感じを与えると共に、ボンデ
ィング作業の能率を向上させる上で解決されるべき問題
を抱えている。
【0009】そこで、本発明は上記従来技術の欠点に鑑
みてなされたもので、キャピラリに対するワイヤ挿通作
業の簡略化及び迅速化に寄与するワイヤ案内装置及びこ
れを具備したワイヤボンディング装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給されるワ
イヤを所定方向に案内するワイヤ案内装置において、案
内すべき方向に対して略垂直な仮想円の接線方向と略平
行に気体を噴出する気体噴出手段を有するように構成し
たものである。また、本発明は、ボンディングアーム先
端に取りつけられた略筒状のボンディングツールの中空
部に挿入されたワイヤによりボンディングを行うワイヤ
ボンディング装置において、前記ボンディングツールの
ワイヤ受入部近傍に配置されて前記ボンディングツール
の筒中心を中心とする仮想円の接線方向と略平行に気体
を噴出する気体噴出手段を有するように構成したもので
ある。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例としてのワイヤボンデ
ィング装置を添付図面を参照しつつ説明する。なお、以
下の説明において、図10に示した従来装置の構成部材
と同一又は対応する部材については同じ参照符号を用い
ている。
【0012】図1は、本発明に係るワイヤボンディング
装置の要部を示し、図2は、図1に関するA−A断面図
である。
【0013】このワイヤボンディング装置は、図1に示
すように保持枠1a及びホーン1bからなるボンディン
グアーム1が揺動アーム2と共に支持シャフト3の軸中
心の周りに揺動可能となっている。このボンディングア
ーム1は、支持シャフト3に堅固に嵌着され、揺動アー
ム2は支持シャフト3に揺動自在に嵌合されている。こ
の支持シャフト3は、図示せぬXYテーブル等に搭載さ
れている。なお、保持枠1a内には、ホーン1bを加振
するための超音波振動子(図示せず)が組み込まれてい
る。揺動アーム2及び保持枠1aには夫々、ソレノイド
4a及び電磁吸着片4bが互いに対向して固設されてお
り、ボンディングアーム1を揺動させる際には、ソレノ
イド4aに対して図示せぬ電源から通電してこれと電磁
吸着片4bとの間に吸着力を生ぜしめることにより該ボ
ンディングアーム1と揺動アーム2とを相互に固定状態
にして結合させるが、所定距離以上吸着されないように
揺動アーム2にねじ等で固定された調整可能なストッパ
6が設けられている。また、揺動アーム2及び保持枠1
aには、上記電磁吸着手段の前方位置にマグネット5a
及びコイル5bが夫々取り付けられている。これらマグ
ネット5a及びコイル5bは、ボンディング時にボンデ
ィングアーム1の先端、すなわちボンディングツールと
してのキャピラリ7を保持する部位を図2における下向
きに付勢するための吸着力を発生させる手段を構成して
いる。
【0014】また、揺動アーム2の先端にはクランプア
ーム8が設けられており、該クランプアーム8には、図
3に示すようなソレノイド及びばね等で構成されたクラ
ンプ開閉機構81が設けられている。このクランプ開閉
機構81にはワイヤ9を把持してカットするためのクラ
ンプ8aが設けられている。このクランプ開閉機構8
1、クランプ8a及びクランプアーム8によりクランプ
手段が構成されている。
【0015】図3には、クランプ開閉機構81の構成が
簡略化して示されているが、図示の如く、クランプアー
ム8に取付け固定されるクランプ固定部81b1 及び8
1b2 の先端には、クランプ8aが取付けられている。
このクランプ8aのクランプ部8a1 ,8a2 は互いに
矢印方向に開閉可能な構成となっており、このクランプ
部8a1 ,8a2 は、軸81cを中心として回動可能に
設けられたアーム81aが矢印方向に回動することによ
って開閉する構成となっている。このアーム81aの駆
動は図示せぬソレノイドにより行われる。
【0016】また、前記クランプ部8a1 ,8a2 は、
互いに対向する面同士がワイヤ9を保持するため鏡面で
形成され、導電性を有し耐摩耗性、耐食性等に優れた例
えば、サーメット(cermet)等で構成される。
【0017】また、キャピラリ7の下方には図示せぬ垂
直軸にアクチュエータ等の作用により回動可能に電気ト
ーチ10が配設されており、ボンディングアーム1の移
動に伴ってキャピラリ7の周りに回動可能な構成となっ
ている。この電気トーチ10は所定の電圧を印加してワ
イヤ9の先端にボールを形成する。また、クランプ8a
の上方には、図示せぬフレームに固定支持され、ワイヤ
9に所定のテンションをかけて常にワイヤ9をボンディ
ングアーム1のキャピラリ7の先端まで真直ぐな状態に
なるように保持し図示せぬ開閉機構により開閉可能なテ
ンションクランプ11が配設され、このワイヤ9は更に
ガイド12を介してスプール36により巻回されてい
る。
【0018】次に、図2にも示すように、揺動アーム2
の後端側には支軸15aが設けられており、アーム側カ
ムフォロア15と揺動ベース16aとがこの支軸15a
の周りに回転自在となっている。揺動ベース16aには
ベアリングガイド16bがその一端にて固着され、この
ベアリングガイド16bの他端部には予圧アーム16d
が支持ピン16cを介して回転自在に取り付けられてい
る。予圧アーム16dの自由端部には支軸17aが設け
られており、該支軸17aにカムフォロア17が回転自
在に取り付けられている。そして、この予圧アーム16
dの先端と揺動ベース16aの先端とには引張ばねであ
る予圧ばね16eが掛け渡されており、アーム側カムフ
ォロア15及びカムフォロア17は、略ハート形に形成
されたカム18の外周面であるカム面に圧接されてい
る。なお、アーム側カムフォロア15及びカムフォロア
17のカム18に対する2つの接点は、カム18の回転
中心を挟んで位置している。
【0019】この揺動ベース16aと、ベアリングガイ
ド16bと、予圧アーム16dとによりフレーム構造が
形成されており、これを揺動フレーム16と総称する。
揺動フレーム16の構成部材としてのベアリングガイド
16bは、カム18が嵌着されたカム軸19に取り付け
られたラジアルベアリング20の外輪に接している。な
お、カム18は、モータ21よりカム軸19に付与され
るトルクによって回転する。また、ボンディングツール
としてのキャピラリ7の高さ位置は支持シャフト3に連
結された図示せぬロータリエンコーダにより検出される
構成となっている。
【0020】次に、本発明に係るワイヤ案内装置につい
て説明する。
【0021】当該ワイヤ案内装置は、図1及び図3に示
す気体噴出手段41及び気体吸引手段42からなる。こ
の気体噴出手段41の詳細を図4及び図5に示し、ま
た、図6に該気体吸引手段42の詳細を示している。以
下、まず、気体噴出手段41の構成から詳述する。
【0022】図1及び図3に示すように、気体噴出手段
41は、ボンディングツールとしてのキャピラリ7のワ
イヤ受入部近傍に配置されている。そして、図3及び図
4に示すように、該気体噴出手段41は、例えば金属若
しくは樹脂等を素材とする断面形状が円形の管材を矩形
環状に屈曲成形してなり供給される気体を分配する分配
管44と、該分配管44の内周側であって四偶の近傍に
夫々連結された例えば4本の気体噴出管45とを有して
いる。図3に示すように、分配管44は、クランプ開閉
機構81の構成部材であるクランプ固定部81b2 に対
して上端部にてねじ等により固着された小ブラケット4
6の下端部に取り付けられている。
【0023】図4から特に明らかなように、分配管44
にはソケット部44aが設けられており、噴出されるべ
き気体である圧搾空気を供給するための可撓性チューブ
47の一端がこのソケット部44aに接続されている。
なお、このチューブ47の他端部は、気体供給源である
コンプレッサー等(図示せず)に接続されているが、該
チューブ及び気体供給源の間には気体の供給及びその断
をなすためのバルブ(図示せず)が介装されている。
【0024】図5は図4に関するB−B断面を示すもの
であるが、該図から特に明らかなように、各気体噴出管
45は、分配管44に固設されたソケット部44cに内
嵌され、且つ、ろう付け等により固定されて設けられて
おり、分配管44に形成された孔44dを通じて該分配
管44の内部空間と連通している。そして、各気体噴出
管45はその先端にノズル部45a(図5に図示)を有
し、各々が互いに異なる方向に向けて気体を噴出するよ
うに設けられている。具体的には、図4に示すように、
各気体噴出管45は、ワイヤ9を案内すべき方向に対し
て垂直な仮想円50、すなわちキャピラリ7(図3を参
照)の筒中心を中心とする仮想円の接線方向と平行に気
体を噴出するように指向して配設されている。また、各
気体噴出管45は、隣接するもの同士のノズル部からの
気体噴出方向が互いに交差するように指向せられてい
る。そして、図3及び図5から明らかなように、各気体
噴出管45は、その気体噴出方向が、キャピラリ7の筒
中心に対して垂直な仮想面(図示せず)に対して、該キ
ャピラリ7のワイヤ供給部側に傾斜するようになされて
いる。
【0025】次いで、気体吸引手段42の構成について
詳述する。図3から明らかなように、気体吸引手段42
は、上記した気体噴出手段41との間にキャピラリ7を
挾む位置、すなわちワイヤ案内方向側に配設されてい
る。なお、この気体吸引手段42は、キャピラリ7に対
して着脱自在であり、該キャピラリ7に対するワイヤ挿
通作業を行う際にのみ装着され、ボンディング作業中に
はキャピラリ7から外されて所定の位置に収容されてい
る。
【0026】図3及び図6に示すように、気体吸引手段
42は、中空状のケース52と、外ケース52の上端部
に固着された係止部材53とから成る。図6から明らか
なように、ケース52の上端部には、キャピラリ7の先
端部、すなわち尖頭部の外周に形成されたテーパ面7a
に嵌合すべくテーパ状に形成された吸引孔52aが形成
されている。また、ケース52の外周部であって下端部
近傍にはソケット部52bが設けられており、気体の吸
引を行うための可橈性チューブ54の一端が該ソケット
部52bに接続されている。なお、このチューブ54の
他端は、気体を吸引する真空ポンプ等(図示せず)に接
続されている。また、該チューブ54及び真空ポンプ等
の間には、気体の吸引及びその断をなすためのバルブ
(図示せず)が介装されている。
【0027】一方、上記ケース52上に設けられた係止
部材53は、当該気体吸引手段42を使用する際に、こ
れをキャピラリ7に係止させるためのもので、例えば
、ゴムあるいは合成樹脂を素材として好ましくはスポ
ンジ状の構造を有し、キャピラリ7に対して摩擦力を以
て外嵌することにより係止をなす。
【0028】上記した構成のワイヤボンディング装置に
おいては、ボンディング作業中にワイヤ切れが生じた
り、あるいはスプール36(図1に図示)におけるワイ
ヤ9の蓄えが無くなるなどしてキヤピラリ7の中空部7
b(図6に図示)からワイヤが抜け出てしまった場合、
前述したワイヤ案内装置を用いて下記のようにしてワイ
ヤをキャピラリ7内に再導入し、ボンディング作業が続
行される。なお、上記スプール36に巻かれていたワイ
ヤが全て使用された場合のワイヤ再挿入作業とは、この
使用済みのスプールに代えて新たなスプールを取り付け
る際に行われる。
【0029】キャピラリ7に対するワイヤ再挿入に際
し、まず、図3及び図6に示すように、作業者によっ
て、気体吸引手段42をキャピラリ7に装着することが
行われる。具体的には、図6において二点鎖線で示すよ
うに気体吸引手段42をキャピラリ7の直下に持ち来
し、続いて矢印の如く上方に移動させ、該気体吸引手段
42が具備する係止部材53をキャピラリ7に嵌着さ
せ、ケース52の孔52aをキャピラリ7のテーパ面7
aに嵌合させる。この後、気体噴出手段41(図3など
に図示)に対する気体の供給と気体吸引手段42による
気体の吸引をなさしめるべく、各バルブ(図示せず)を
開く。すると、図4において矢印で示すように該気体噴
出手段41が具備する各気体噴出管45から気体が噴出
し、同時に気体吸引手段42により吸引され、図3及び
図6に示すように螺旋状かつ円錐状の渦流56となって
キャピラリ7の中空部76を経て気体吸引手段42に流
入する。よって、この渦流56がワイヤ9を有効に案内
する案内壁として作用し、キャピラリ7の中空部7bに
対するワイヤ挿通作業を容易且つ迅速に行うことが出来
る。
【0030】なお、図5に示したように、気体噴出手段
41の気体噴出管45による噴出方向がワイヤ供給側に
傾斜している故、この傾斜に基づく分力によって上記の
螺旋状の渦流56の発生が促される。また、当該ワイヤ
案内手段は気体を噴出する気体噴出手段41と、気体の
吸引を行う気体吸引手段42の両者を備えているが、気
体噴出手段41のみにてもある程度の案内作用をなし得
る気体の壁を発生させることは出来る。気体吸引手段4
2をも設けることによって、上述の如き渦流56を生
じ、ワイヤ9の案内の効果が高まる。
【0031】図7及び図8に、本発明の第2実施例とし
てのワイヤ案内手段の要部である気体噴出手段61を示
す。
【0032】図示のように、当該気体噴出手段61は、
全体として円環状に形成された単一の気体噴出管62を
有している。なお、該気体噴出管62は、内外一組の分
割体62a及び62bを互いにろう付け等により結合し
て成り、管の断面形状は例えば円形となっている。な
お、本実施例においては、内外一対の分割体62a、6
2bにより気体噴出管62を形成しているが、上下一対
の分割体によって形成してもよい。また、気体噴出管6
2が全体として円環状に形成されているが、他に、矩形
環状、三角形の環状や、環の一部が切欠した形態のC字
状等のものなど、種々の形態を採用し得る。
【0033】気体噴出管62の外周部にはソケット部6
2cが設けられており、噴出されるべき気体を供給する
ための可撓性チューブ63の一端がこのソケット部62
cに接続されている。なお、このチューブ63の他端は
気体供給源であるコンプレッサー等(図示せず)に接続
されている。また、該チューブとコンプレッサー等との
間には、気体の供給及びその断をなすためのバルブ(図
示せず)が介装されている。
【0034】図示のように、上記した気体噴出管62の
内周部、すなわち内側の分割体62aには、例えば4つ
のノズル部62dが等ピッチにて設けられている。な
お、このノズル部62dの詳細を図9に示す。そして、
これら各ノズル部62dは、各々が互いに異なる方向に
指向するように形成されている。詳しくは、図8に示す
ように、各ノズル部62dは、ワイヤ9を案内すべき方
向に対して垂直な仮想円65、すなわちキャピラリ(図
3を参照)の筒中心を中心とする仮想円の接線方向と平
行に気体を噴出するように指向せられている。また、各
ノズル部62dは、隣接するノズル部同士の気体噴出方
向が互いに交差するように指向せられている。
【0035】図7に示すように、上記した構成の気体噴
出手段61を用いた場合でも、先述した第1実施例とし
てのワイヤ案内手段におけると同様に、気体の噴出及び
吸引によって渦流56が発生し、ワイヤ9をキャピラリ
7(図3などに図示)内に円滑に導入させることが出来
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気体噴出手段から噴出される気体が、ワイヤを有効に案
内する案内壁として作用し、キャピラリに対するワイヤ
挿通作業を容易且つ迅速に行うことが出来、作業能率の
向上に寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るワイヤボンディング装置
の要部の、一部断面を含む側面図である。
【図2】図2は、図1に関するAーA断面図である。
【図3】図3は、図1に示したワイヤボンディング装置
が具備する第1実施側としてのワイヤ案内装置とその周
辺の機構を示す、一部断面を含む斜視図である。
【図4】図4は、図3に示したワイヤ案内装置が具供す
る気体噴出手段の、一部断面を含む平面図である。
【図5】図5は、図4に関するBーB断面図である。
【図6】図6は、図3に示したワイヤ案内装置が具備す
る気体吸引手段の、一部断面を含む側面図である。
【図7】図7は、本発明の第2実施例としてのワイヤ案
内装置が具備する気体噴出手段の斜視図である。
【図8】図8は、図7に示した気体噴出手段の、一部断
面を含む平面図である。
【図9】図9は、図8における部分Cの拡大図である。
【図10】図10は、従来のワイヤボンディング装置の
ボンディング工程を示す説明図である。
【符合の説明】 1 ボンディングアーム 7 キャピラリ(ボンディングツール) 7b 中空部 36 スプール 41、61 気体噴出手段 42 気体吸引手段 44 分配管 45、62 気体噴出管 50、65 仮想円 52 ケース 53 係止部材 56 渦流

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されるワイヤを所定方向に案内する
    ワイヤ案内装置であって、案内すべき方向に対して略垂
    直な仮想円の接線方向と略平行に気体を噴出する気体噴
    出手段を有することを特徴とするワイヤ案内装置。
  2. 【請求項2】 前記気体噴出手段に対してワイヤ案内方
    向側に配置されて前記気体を吸引する気体吸引手段を有
    することを特徴とする請求項1記載のワイヤ案内装置。
  3. 【請求項3】 ボンディングアーム先端に取り付けられ
    た略筒状のボンディングツールの中空部に挿入されたワ
    イヤによりボンディングを行なうワイヤボンディング装
    置であって、前記ボンディングツールのワイヤ受入部近
    傍に配置されて前記ボンディングツールの筒中心を中心
    とする仮想円の接線方向と略平行に気体を噴出する気体
    噴出手段を有することを特徴とするワイヤボンディング
    装置。
  4. 【請求項4】 前記気体噴出手段との間に前記ボンディ
    ングツールを挟む位置に配設されて前記気体を吸引する
    気体吸引手段を有することを特徴とする請求項3記載の
    ワイヤボンディング装置。
  5. 【請求項5】 前記気体噴出手段による気体噴出方向
    は、前記筒中心に対して垂直な仮想面に対して前記ボン
    ディングツールのワイヤ供給部側に傾斜していることを
    特徴とする請求項3又は請求項4記載のワイヤボンディ
    ング装置。
  6. 【請求項6】 前記気体噴出手段は、各々が互いに異な
    る方向に噴出するように設けられたノズル部を有する気
    体噴出管を複数設けるようにしたことを特徴とする請求
    項3乃至請求項5のうちいずれか1記載のワイヤボンデ
    ィング装置。
  7. 【請求項7】 前記気体噴出手段は、環状又は略環状に
    形成されて内周部に互いに異なる方向に指向するように
    配設された複数のノズル部を具備した気体噴出管を有す
    ることを特徴とする請求項3乃至請求項5のうちいずれ
    か1記載のワイヤボンディング装置。
JP4058860A 1992-02-13 1992-02-13 ワイヤ案内装置及びこれを具備したワイヤボンディング装置 Pending JPH05226401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186562B1 (en) * 2010-12-14 2012-05-29 Asm Technology Singapore Pte Ltd Apparatus for increasing coverage of shielding gas during wire bonding

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JPS511068A (en) * 1974-06-24 1976-01-07 Hitachi Ltd Bondeinguwaiyano annaisochi
JPS5730293A (en) * 1980-07-29 1982-02-18 Nippon Electric Co Discharge lamp firing system

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