JPH05227514A - サブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタ - Google Patents

サブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタ

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JPH05227514A
JPH05227514A JP4024885A JP2488592A JPH05227514A JP H05227514 A JPH05227514 A JP H05227514A JP 4024885 A JP4024885 A JP 4024885A JP 2488592 A JP2488592 A JP 2488592A JP H05227514 A JPH05227514 A JP H05227514A
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誠 安田
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栄次 岩崎
Kazunari Irie
一成 入江
Ryozo Kishimoto
了造 岸本
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、映像信号をサブバンド分割または
合成する回路を低速な論理素子で構成することを目的と
する。 【構成】 映像信号を水平、垂直の順にサブバンド分割
を行うサブバンド分割フィルタにおいて、水平サンプル
ごとに並列処理を行い、並べ替え手段2で垂直ラインご
との並列処理が行えるように映像信号を並べ替える。映
像信号を垂直、水平の順にサブバンド合成を行うサブバ
ンド合成フィルタにおいて、垂直ラインごとに並列処理
を行い、並べ替え手段7で水平サンプルごとの並列処理
が行えるように映像信号を並べ替える。 【効果】 並列処理と並べ替え手段を導入することで、
サブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタを低
速な論理素子で構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
符号化して伝送または記録するときに用いられるサブバ
ンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョンの高画質化が盛んに
行われている。そのひとつとして、高品位テレビジョン
の研究、開発が著しい(例えば、文献「文献特集高品位
テレビジョン」、テレビジョン学会誌第36巻、第10
号、1982年)。しかし、高品位テレビジョンの映像
信号は現行のテレビジョン方式と比べて大きい画像情報
量を持つために、効率良く伝送または記録するには、高
能率符号化の技術が不可欠とされている。
【0003】高品位テレビジョン用の有効な高能率符号
化方式のひとつに、サブバンド符号化方式がある(例え
ば、文献「サブバンド外挿内挿予測符号化方式」、テレ
ビジョン学会全国大会予稿集、pp.457〜458,
1989年)。サブバンド符号化方式とは、J.D.ジ
ョンストンの提案するクワドラチュア・ミラー・フィル
タ(Quadrature Mirror Filter、以下、QMFという)
など(例えば、文献「ア・フィルタ・ファミリー・デザ
インド・フォー・ユース・イン・クワドラチュア・ミラ
ー・フィルタ・バンクス」("A Filter Family for Use
in QuadratureFilter Banks" in Proc. 1
980 ICASSP,pp.291〜294)によ
り、映像信号を複数の異なる周波数帯域に分割し、各々
の周波数帯域に適した符号化、量子化などを行う方式で
ある。サブバンド分割フィルタはこの複数の異なる周波
数帯域に分割するフィルタであり、サブバンド合成フィ
ルタは複数の異なる周波数帯域を合成するフィルタであ
る。
【0004】以下図面を参照しながら、上述した従来の
映像信号のサブバンド分割フィルタとサブバンド合成フ
ィルタの一例について説明する。(図7)に従来のサブ
バンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタのブロッ
ク図を示す。
【0005】(図7)の(A)のサブバンド分割フィル
タのブロック図において、200は映像信号の入力端
子、210は画像の空間周波数領域の水平方向で分割す
る水平分割フィルタ、211、212は入力された映像
信号のサンプリング周期Tの2倍の周期2Tでダウンサ
ンプリングするスイッチ、220、230は垂直方向で
分割する垂直分割フィルタ、221、222、231、
232は1水平ラインの周期THの2倍の周期2THでダ
ウンサンプリングするスイッチ、201、202、20
3、204は分割された映像信号の出力端子である。
【0006】(図7)の(B)のサブバンド合成フィル
タのブロック図において、301、302、303、3
04は分割された映像信号の入力端子、310、320
は画像の空間周波数領域の垂直方向で合成する垂直合成
フィルタ、311、312、321、322は周期TH
でアップサンプリングするスイッチ、330は水平方向
で合成する水平合成フィルタ、331、332は周期T
でアップサンプリングするスイッチ、300は合成され
た映像信号の出力端子である。
【0007】以上のように構成された従来のサブバンド
分割フィルタとサブバンド合成フィルタついて、以下、
(図7)、(図8)及び(図9)を用いて、その動作に
ついて説明する。はじめに、従来のサブバンド分割フィ
ルタについて(図7)の(A)を用いて説明する。
【0008】入力端子200に与えられた映像信号は、
最初に水平分割フィルタ210によって画像の空間周波
数領域の水平方向で2つの帯域に分割される。すなわ
ち、画像の水平方向の低域成分(以下、L成分という)
と高域成分(以下、H成分という)の2つの帯域に分割
され、スイッチ211、212でダウンサンプリングさ
れる。その後、L成分とH成分はそれぞれ、垂直分割フ
ィルタ220、230によって画像の空間周波数領域の
垂直方向で2つの帯域に分割され、スイッチ221、2
22、231、232でダウンサンプリングされた後、
LL成分、LH成分、HL成分、HH成分となり、それ
ぞれ、出力端子201、202、203、204に出力
される。
【0009】分割された帯域の概念図を(図8)に示
す。(図8)において、横軸は画像の空間周波数領域の
水平周波数、縦軸は垂直周波数であり、映像信号はこの
平面上で4つの領域に分割される。すなわち、水平方向
の低域で、かつ垂直方向の低域の成分(以下、LL成分
という)と、水平方向の低域で、かつ垂直方向の高域の
成分(以下、LH成分という)と、水平方向の高域で、
かつ垂直方向の低域の成分(以下、HL成分という)
と、水平方向の高域で、かつ垂直方向の高域の成分(以
下、HH成分という)の4つの成分に分割される。
【0010】以上のように帯域分割された映像信号を
(図9)に示す。(図9)において、600は映像フィ
ールド、601は(図7)の(A)のサブバンド分割フ
ィルタの出力端子201、202、203、204に各
々出力される、サブバンド分割された映像信号である。
サブバンド分割フィルタの入力端子200に入力された
映像信号は、(図9)の格子点の画素すべてを含むが、
出力端子201、202、203、204に各々出力さ
れる映像信号は、水平方向にダウンサンプリングされて
水平方向に半分の画素数、垂直方向にダウンサンプリン
グされて垂直方向に半分の画素数になっている。
【0011】次に、従来のサブバンド合成フィルタにつ
いて(図7)の(B)を用いて説明する。帯域分割され
た映像信号のLL成分、LH成分、HL成分、HH成分
はそれぞれ、入力端子301、302、303、304
に与えられる。LL成分とLH成分は、スイッチ31
1、312でアップサンプリングされた後、垂直合成フ
ィルタ310により画像の空間周波数領域の垂直方向で
合成され、L成分が得られる。HL成分とHH成分は、
スイッチ321、322でアップサンプリングされた
後、垂直合成フィルタ320により合成され、H成分が
得られる。次に、L成分とH成分は、スイッチ331、
332でアップサンプリングされた後、水平合成フィル
タ330により水平方向で合成され、合成された映像信
号が出力端子300に得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、分割フィルタではフィルタリングの後にダウン
サンプリングし、また、合成フィルタではフィルタリン
グの前にアップサンプリングするので、フィルタの動作
速度について以下の条件が必要になる。水平分割フィル
タ210は入力される全てのサンプルについて、次のサ
ンプルが入力されるまでにフィルタリング演算を終了す
る必要があり、同様に、垂直分割フィルタ220、23
0は、水平分割フィルタ210の後にダウンサンプリン
グされて、2分の1のサンプル数になった映像信号につ
いて、次のサンプルが入力されるまでにフィルタリング
演算が終了する必要がある。すなわち、サブバンド分割
フィルタにおいて、水平分割に必要なフィルタリング演
算は、入力された映像信号のサンプリング周期以内に完
了する必要があり、垂直分割に必要なフィルタリング演
算でもサンプリング周期の2倍の時間以内に完了する必
要がある。また、サブバンド合成フィルタにおいても同
様に、垂直合成ではサンプリング周期の2倍の時間以内
に、水平合成ではサンプリング周期以内に完了する必要
がある。
【0013】特に、高品位テレビジョンの映像信号を対
象としたサブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィ
ルタでは、サンプリング周期が短いために、各フィルタ
リング演算には非常に高速な信号処理が要求される。し
たがって、この高速信号処理を実現するには、一般に消
費電力が大きいためIC化に適さない高速の論理素子を
用いなければならず、この高速の論理素子を用いた回路
の削減が課題であった。
【0014】本発明は以上の課題に鑑み、高速信号処理
を行う回路を用いずに、それと同じ信号処理を低速な信
号処理回路で実現する、サブバンド分割フィルタとサブ
バンド合成フィルタを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のサブバンド分割フィルタは、映像信号の水
平方向のn個(n≧2)の標本点を処理単位として画像
の空間周波数領域の水平方向で複数の周波数帯域に分割
して各周波数帯域ごとにn個の標本点を並列に出力する
第1の帯域分割フィルタと、映像信号のm個(m≧2)
の標本ラインを処理単位として画像の空間周波数領域の
垂直方向で複数の周波数帯域に分割する第2の帯域分割
フィルタと、水平方向のn個の標本点をm個の標本ライ
ンに並べ替える並べ替え手段を具備する。
【0016】また、本発明のサブバンド合成フィルタ
は、画像の空間周波数領域で複数の周波数帯域に分割さ
れた映像信号を入力とし、映像信号のm個(m≧2)の
標本ラインを処理単位として画像の空間周波数領域の垂
直方向で帯域合成する第1の帯域合成フィルタと、映像
信号の水平方向のn個(n≧2)の標本点を並列に入力
し、そのn個の標本点を処理単位として画像の空間周波
数領域の水平方向で帯域合成する第2の帯域合成フィル
タと、m個の標本ラインを水平方向のn個の標本点に並
べ替える並べ替え手段を具備する。
【0017】
【作用】上記した構成により、本発明のサブバンド分割
フィルタでは、画像の水平方向で帯域分割する帯域分割
フィルタから並べ替え手段へ出力される映像信号は、ダ
ウンサンプリングのために半分のレートになるのに加え
て、この帯域分割フィルタは画像の水平方向のn個のフ
ィルタリング結果を並列に出力するため、結局もとの2
n分の1のレートになる。すなわち、映像信号のサンプ
リング周期Tの2n倍の時間2nTごとになる。そし
て、時間2nTごとに並べ替え手段に並列に入力された
画像の水平方向のn個の映像信号は、時間2mTごとに
画像の垂直方向のm個が並列に出力され、画像の垂直方
向で帯域分割する帯域分割フィルタに入力される。
【0018】同様に、本発明のサブバンド合成フィルタ
では、画像の垂直方向で帯域合成する帯域合成フィルタ
から並べ替え手段へ出力される映像信号は、画像の垂直
方向にm個の映像信号であり、時間2mTごとに並列に
出力される。そして、並べ替え手段に入力された映像信
号は、時間2nTごとに画像の水平方向のn個が並列に
出力され、画像の水平方向で帯域合成する帯域合成フィ
ルタに入力される。
【0019】以上のように映像信号の処理時間が時間2
nTまたは2mTごとになることで、並列処理フィルタ
リングのアルゴリズムを採用でき、サブバンド分割フィ
ルタまたはサブバンド合成フィルタが低速な信号処理回
路で実現可能になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例のサブバンド分割フ
ィルタとサブバンド合成フィルタについて、図面を参照
しながら説明する。(図1)に本実施例のサブバンド分
割フィルタとサブバンド合成フィルタのブロック図を示
す。
【0021】(図1)の(A)のサブバンド分割フィル
タのブロック図において、10は映像信号の入力端子、
1は水平分割フィルタ、2は映像信号の並べ替え手段、
3、4は垂直分割フィルタ、11、12、13、14は
分割された映像信号の出力端子である。(図1)の
(B)のサブバンド合成フィルタのブロック図におい
て、21、22、23、24は符号化された映像信号の
入力端子、5、6は垂直合成フィルタ、7は映像信号の
並べ替え手段、8は水平合成フィルタ、20は合成され
た映像信号の出力端子である。
【0022】以上のように構成された本実施例のサブバ
ンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタについて、
以下、(図1)、(図2)、(図3)、(図4)、(図
5)及び(図6)を用いて、その動作を説明する。はじ
めに、(図1)の(A)のサブバンド分割フィルタにつ
いて説明する。
【0023】まず、入力端子10に与えられた映像信号
は、最初に水平分割フィルタ1によって画像の空間周波
数領域の水平方向で2つの帯域に分割され、L成分とH
成分が得られる。ここで、水平分割フィルタ1の構成の
説明のために、アルゴリズムを式を用いて説明する。映
像信号をx、水平フィルタリングに用いる水平分割フィ
ルタのタップ数Nを、N=4N’(N'=1,2,3,・・
・)、フィルタ係数をh0,h1,・・・,hN-1 、画像の符
号化領域の水平画素数Pを、P=4P’(P'=1,2,3,
・・・)とすると、低域通過フィルタと高域通過フィル
タの出力L,出力Hは、FIRフィルタの性質を考慮す
ると、それぞれ以下の(数1)(数2)となる。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】ここで、添字jは水平方向の画素番号を表
し、j=0,1,・・・,P/2−1である。ダウンサ
ンプリングのために画素数は半分になっている。(数
1)と(数2)をそれぞれ2項に分解すると、以下の
(数3)(数4)となる。
【0027】
【数3】
【0028】
【数4】
【0029】次に、(数3)と(数4)をそれぞれj=
2j’(j’=0,1,・・・,P/4−1)、すなわ
ち偶数番目のサンプル(以下、偶数サンプルという)の
ときと、j=2j’+1、すなわち奇数番目のサンプル
(以下、奇数サンプルという)のときの2つの場合に分
けて考え、4項に分解すると、以下の(数5)、(数
6)、(数7)、(数8)となる。
【0030】
【数5】
【0031】
【数6】
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】
【0034】すなわち、(数5)、(数6)、(数
7)、(数8)において、相異なる8項の積和項が現
れ、それぞれの積和項は(N/4)項の加算結果とな
る。
【0035】偶数サンプルのL,Hの計算には連続する
4個の映像信号xを、奇数サンプルのL,Hの計算には
それより2画素ずれた4個の映像信号を用いた、フィル
タ係数との積和計算でフィルタリング結果が得られる。
ここで、2:1のダウンサンプリング後の2サンプル分
の両成分が求められることを考慮すれば、L成分とH成
分の計算に必要な、この相異なる8項の計算を8個の処
理単位(フィルタ)で独立に計算するとき、時間4T以
内に各々(N/4)項の積和計算が完了すればよいこと
になる。ここで、時間Tは入力された映像信号のサンプ
リング周期である。
【0036】以上の(数5)、(数6)、(数7)、
(数8)のフィルタリングを実現する回路の一例のブロ
ック図を(図2)に示す。(図2)において、30は映
像信号の入力端子、40はシフトレジスタ、41、4
2、43、44、45、46、47、48は周期4Tで
同時に開閉するスイッチ、49、50、51、52、5
3、54、55、56はフィルタ、57、58、59、
60、61、62、63、64は演算器、31、32、
33、34は分割された映像信号の出力端子である。
【0037】入力端子30に与えられた映像信号は、シ
フトレジスタ40に次々と入力され、シフトレジスタ4
0の出力には、過去6画素の値が得られる。これは、一
番古い方の4画素を用いて偶数サンプルのフィルタリン
グ結果L,Hの計算を行い、新しい方の4画素を用いて
奇数サンプルのL,Hの計算を行うためである。そし
て、この6画素の値はスイッチ41、42、43、4
4、45、46、47、48で4:1のダウンサンプリ
ングが行われ、フィルタ49、50、51、52、5
3、54、55、56に入力される。ここで、フィルタ
49は(数5)の第1項に、フィルタ50は(数6)の
第2項に、フィルタ51は(数5)の第3項に、フィル
タ52は(数6)の第4項に、また、フィルタ53は
(数7)の第1項に、フィルタ54は(数8)の第2項
に、フィルタ55は(数7)の第3項に、フィルタ56
は(数8)の第4項に対応する。
【0038】次に、フィルタ49、51の結果は演算器
57で、フィルタ50、52の結果は演算器58で、ま
た、フィルタ53、55の結果は演算器59で、フィル
タ54、56の結果は演算器60で加算される。また、
演算器57、58の結果は演算器61で加算され、これ
は水平方向の偶数サンプルの低域出力(以下、Lesと
いう)になる。演算器57、58の結果は演算器62で
減算され、これは水平方向の偶数サンプルの高域出力
(以下、Hesという)になる。
【0039】同様に、演算器59、60の結果は演算器
63で加算され、これは水平方向の奇数サンプルの低域
出力(以下、Losという)になる。演算器59、60
の結果は演算器64で減算され、これは水平方向の奇数
サンプルの高域出力(以下、Hosという)になる。以
上の演算器57、58、59、60、61、62、6
3、64による処理は、(数5)、(数6)、(数
7)、(数8)の各積和項どうしの演算に対応する。以
上のようにして,L成分としてLes、Losが、H成
分としてHes、Hosが得られる。
【0040】次に、(図1)の(A)に戻って、サブバ
ンド分割フィルタの説明を続ける。水平分割フィルタ1
により得られたL成分とH成分は、後の垂直フィルタリ
ングが容易に行えるように、並べ替え手段2で映像信号
の並べ替えが行われる。この並べ替え手段2の動作を、
(図4)を用いて説明する。
【0041】(図4)において、100は映像フィール
ドである。並べ替え手段2では、水平方向の時系列とし
て同時に得られる、偶数サンプルと奇数サンプルの水平
フィルタリング結果の対、(Les,Los)を、2ラ
イン分のLesの対とLosの対を交互に出力するよう
に並べ替える。たとえば、(図4)において、2kライ
ン目の水平フィルタリング結果を添字の2kで表すよう
に書くと、(L2k,0,L2k,1),(L2k,2,L2k,3),
・・・,(L2k,P/2-4,L2k,P/2-3),(L2k,P/2-2
2k,P/2-1),(L2k+1,0,L2k+1,1),・・・・・・
・・,(L2k+1,P/2-2,L2k+1,P/2-1)という具合に時
間2THの間に入力されるフィルタリングの結果対を、
(L2k,0,L2k+1,0),(L2k,1,L2k+1,1),・・
・,(L2k,P/2-2,L2k+1,P/2-2),(L2k,P/2-1,L
2k+1,P/2-1)という具合に時間2THかけて出力する。
以上はL成分について述べたが、H成分についても同様
で、対(Hes,Hos)を、2ライン分のHesの対
とHosの対を交互に出力するように並べ替える。以
後、並べ替えられた後の低域のフィルタリング結果の偶
数ラインL2k,i(i=0,1,・・,P/2-1) をLel、
奇数ラインL2 k+1,iをLolと書く。同様に、高域のフ
ィルタリング結果の偶数ラインをHel、奇数ラインを
Holと書く。
【0042】以上のように、各帯域の偶数サンプルと奇
数サンプルの対で入力された映像信号は、偶数ラインと
奇数ラインの対で出力される。入力される映像データは
ラスタスキャンされているので、垂直フィルタでは水平
フィルタと違って時間2Tごとにフィルタリングの対象
となる映像データが変化する。しかし、以上で述べた映
像データの並べ替えを行うことで、時間4Tごとにフィ
ルタリングの対象となる映像データが変化する。
【0043】再び、(図1)の(A)に戻って、サブバ
ンド分割フィルタの説明を続ける。並べ替え手段2で並
べ替えられたL成分とH成分は、それぞれ垂直分割フィ
ルタ3、4によって画像の空間周波数領域の垂直方向で
それぞれ2つの帯域に分割され、LL成分、LH成分、
HL成分、HH成分が得られる。ここで、垂直分割フィ
ルタ3、4の構成の説明のために、フィルタリングのア
ルゴリズムを式を用いて説明する。映像信号をx、垂直
フィルタリング処理に用いる垂直分割フィルタのタップ
数Mを M=2M’(M’=1,2,3,・・・)、 フィルタ係数をh' 0,h' 1,・・・,h' M-1 、画像の
符号化領域の垂直画素数Qを、Q=2Q’(Q’=1,
2,3,・・・)とすると、低域通過フィルタと高域通過
フィルタの出力L,出力Hは、FIRフィルタの性質を
考慮すると、それぞれ、(数9)(数10)となる。
【0044】
【数9】
【0045】
【数10】
【0046】ここで添字jは垂直方向の画素番号を表
し、j=0,1,・・・,Q/2−1である。ダウンサ
ンプリングのため画素数は半分になっている。垂直分割
フィルタにQMFを用いると、QMFのフィルタ係数の
対称性、すなわち、
【0047】
【数11】
【0048】より、(数9)と(数10)を分解すると
それぞれ、
【0049】
【数12】
【0050】
【数13】
【0051】となる。すなわち、(数12)と(数1
3)において、それぞれM/2項の積和計算が現れる。
(数12)では映像信号の和、(数13)では映像信号
の差の項が現れているが、この2つの映像信号xは必ず
偶数ラインと奇数ラインの対になっている。
【0052】以上の(数12)と(数13)のフィルタ
リングを実現する回路の一例のブロック図を(図5)に
示す。(図5)において、150、151は、映像信号
の入力端子、160、161、162、163、16
4、165、166、167、168、169は、時間
2TH の遅延素子、180、181、182、183、
184、185、186、187、188、189は乗
算器、170、171、172、173、174、17
5、176、177、178、179は演算器、19
0、191、192、193、194、195、19
6、197は加算器、152、153はフィルタの出力
端子である。
【0053】入力端子150には偶数ラインLol、入
力端子151には奇数ラインLelの映像信号が与えら
れ、これらと、遅延素子160、161、162、16
3、164、165、166、167、168、169
により得られた過去(M−1)ラインの値が、演算器1
70、171、172、173、174では加算、演算
器175、176、177、178、179では減算さ
れる。この加算または減算は、それぞれ(数12)と
(数13)の映像信号どうしの加算または減算に対応
し、加算または減算される値の対は、現在のラインと一
番古いライン、そして、1つ前のラインと2番目に古い
ライン、・・・という具合になっている。
【0054】以上の演算器170、171、172、1
73、174で得られた結果は、乗算器180、18
1、182、183、184で乗算され、それらの結果
は演算器190、191、192、193ですべて加算
され、低域通過フィルタの結果として出力端子152に
出力される。
【0055】一方、演算器175、176、177、1
78、179で得られた結果は、乗算器185、18
6、187、188、189で乗算され、それらの結果
は演算器194、195、196、197ですべて加算
され、高域通過フィルタの結果として出力端子153に
出力される。以上のようにして、垂直方向の低域成分と
高域成分が得られる。
【0056】(図1)の(A)に戻って、サブバンド分
割フィルタの説明を続ける。垂直分割フィルタ3で得ら
れた低域の映像信号はLL成分に、高域はLH成分に対
応する。また、垂直分割フィルタ4で得られた高域の映
像信号はLH成分に、高域成分はHH成分に対応する。
これらLL成分、LH成分、HL成分、HH成分は、そ
れぞれ出力端子11、12、13、14に出力される。
【0057】では次に、(図1)の(B)のサブバンド
合成フィルタについて説明する。まず、入力端子21、
22にそれぞれ与えられた映像信号のLL成分、LH成
分は垂直合成フィルタ5に入力され、L成分の偶数ライ
ンLelと奇数ラインLolが得られる。また、入力端
子23、24にそれぞれ与えられたHL成分、HH成分
は、垂直合成フィルタ6に入力され、H成分の偶数ライ
ンHelと奇数ラインHolが得られる。
【0058】ここで、垂直分割フィルタ5、6の構成の
説明のために、フィルタリングのアルゴリズムを式を用
いて説明する。L成分の合成とH成分の合成は同じ手順
のため、以下ではL成分のみ、すなわち垂直合成フィル
タ5について説明する。一般に、垂直合成フィルタに用
いる低域通過フィルタと高域通過フィルタの係数は、垂
直分割フィルタで用いたものと同一のものを用いる。そ
こで、映像信号をx、垂直フィルタリング処理に用いる
垂直合成フィルタのタップ数Mを、M=2M’(M’=
1,2,3,・・・)、フィルタ係数をh' 0,h' 1,・・
・,h' M-1 、画像の符号化領域の垂直画素数Qを、Q
=2Q’(Q’=1,2,3,・・・)とする。
【0059】低域通過フィルタによるフィルタリングの
結果Lは、UをLL成分、VをLH成分とすると、偶数
ライン時(Lel)と奇数ライン時(Lel)ではそれ
ぞれ、
【0060】
【数14】
【0061】
【数15】
【0062】となる。ここで、Lの添字j=2n,2n
+1は、垂直方向の画素番号を表し、j=0,1,・・
・,Q/2−1であり、右辺の要素0はアップサンプリ
ング時に挿入された値である。
【0063】(数14)、(数15)より、
【0064】
【数16】
【0065】
【数17】
【0066】となる。同様に、高域通過フィルタによる
フィルタリングの結果Hは、偶数ライン時(Hel)と
奇数ライン時(Hol)ではそれぞれ、
【0067】
【数18】
【0068】
【数19】
【0069】となる。したがって、参考文献「アプリケ
ーション・オブ・クワドラチュア・フィルターズ・トゥ
・スプリット・バンド・ボイス・コーディング・スキー
ムズ」( "Application Of Quadrature Mirror Filter
s To Split Band Voice CodingSchemes"、in Pro
c.1977 ICASSP,pp.191〜195)
より、
【0070】
【数20】
【0071】
【数21】
【0072】となる関係がある。ここで、xは合成され
た映像信号であり、xの添字j=2n,2n+1は垂直
方向の画素番号を表し、j=0,1,・・・,Q−1で
ある。
【0073】(数20)、(数21)より、それぞれの
右辺を2倍することで映像信号が得られる。すなわち、
フィルタリング結果LとHの和と差より映像信号の偶数
ラインと奇数ラインの値が求められる。以上の(数2
0)と(数21)のフィルタリングを実現する回路の一
例のブロック図を(図6)に示す。(図6)において、
700、701は映像信号の入力端子、710、71
1、712、713、714、715、716は時間2
H の遅延素子、720、721、722、723、7
24、725、726、727は演算器、730、73
1、732、733、734、735、736、73
7、750、751は乗算器、740、741、74
2、743、744、745は加算器、702、703
はフィルタの出力端子である。
【0074】入力端子700、701にはそれぞれLL
成分、LH成分が入力され、これらと遅延素子710、
711、712、713、714、715、716によ
り得られた過去(M−1)ラインの値が、演算器72
0、721、722、723では加算、演算器724、
725、726、727では減算される。この加算また
は減算は、それぞれ(数20)と(数21)の成分どう
し(UとV)の加算または減算に対応し、加算または減
算される値の対は、現在のラインどうし、1つ前のライ
ンどうし、・・・という具合になっている。
【0075】演算器720、721、722、723で
得られた結果は、乗算器730、731、732、73
3で乗算され、その結果は加算器740、741、74
2ですべて加算され、乗算器750で2倍の乗算が行わ
れて、出力端子703に偶数ラインの低域Lelが出力
される。一方、演算器724、725、726、727
で得られた結果は、乗算器734、735、736、7
37で乗算され、その結果は加算器743、744、7
45ですべて加算され、乗算器751で2倍の乗算が行
われて、奇数ラインの低域Lolが出力端子702に出
力される。以上のようにして、垂直方向の合成が行わ
れ、L成分のLelとLolが得られるが、同様な構成
で、H成分もHelとHolが得られる。
【0076】垂直合成フィルタ5、6により得られたL
成分とH成分は、後の水平フィルタリングが行えるよう
に、並べ替え手段7で映像信号の並べ替えが行われる。
この並べ替え手段7の動作は、並べ替え手段5とちょう
ど反対であり、(図4)を用いて説明する。
【0077】並べ替え手段7では、垂直フィルタリング
の結果同時に得られる垂直方向の偶数ラインと奇数ライ
ンの2ライン分の映像信号の対(Lel,Lol)を、
水平方向の時系列である偶数サンプルと奇数サンプルの
対(Les,Los)が同時に得られるように並べ替え
る。例えば(図5)において、(L2k,0,L2k+1,0),
(L2k,1,L2k+1,1),・・・・・・・・・,(L
2k,P/2-2,L2k+1,P/2-2),(L2k,P/2-1,L
2k+1,P/2-1)という具合に、時間2THの間に入力され
る映像信号対を、(L2k,0,L2k,1),(L2k,2,L
2k,3),・・・・・,(L2k,P /2-4,L2k,P/2-3),
(L2k,P/2-2,L2k,P/2-1),(L2k+1,0
2k+1,1),・・・・・,(L2k+1,P/2-2,L
2k+1,P/2-1)という具合に時間2THかけて出力する。
以上はL成分について述べたが、H成分についても同様
で、対(Hel,Hol)から対(Hes,Hos)が
同時に得られるように並べ替える。
【0078】再び、(図2)に戻ってサブバンド合成フ
ィルタの説明を続ける。並べ替え手段7で並べ替えられ
たL成分とH成分は、水平合成フィルタ8によって画像
の空間周波数領域の水平方向で合成され、合成された映
像信号が出力端子20に出力される。ここで、水平合成
フィルタ8の構成の説明のために、アルゴリズムを数式
を用いて説明する。一般に、水平合成フィルタに用いる
フィルタは、水平分割で用いたものと同一のものを用い
る。
【0079】そこで、映像信号をx、水平フィルタリン
グ処理に用いる水平合成フィルタのタップ数Nを、N=
4N’(N’=1,2,3,・・・)、フィルタ係数を、
0,h1,・・・,hN-1 、画像の符号化領域の水平画素
数Pを、P=4P’(P’=1,2,3,・・・)とす
る。低域通過フィルタによるフィルタリングの結果L
は、
【0080】
【数22】
【0081】
【数23】
【0082】
【数24】
【0083】
【数25】
【0084】となる。ここで、要素0はアップサンプリ
ング時に挿入された値である。同様に、高域通過フィル
タによるフィルタリングの結果Hは、
【0085】
【数26】
【0086】
【数27】
【0087】
【数28】
【0088】
【数29】
【0089】となる。したがって、
【0090】
【数30】
【0091】
【数31】
【0092】
【数32】
【0093】
【数33】
【0094】となる。ここで、(数30)、(数3
1)、(数32)、(数33)がそれらの左辺と等しい
ことは、垂直合成フィルタの時と同じである。
【0095】L成分とH成分の和と差より、4個の連続
した時系列の復号化された映像信号が得られる。ここ
で、(数30)、(数31)、(数32)、(数33)
において、相異なる8項の積和項中の加減算に現れるL
成分(U)とH成分(V)どうしの画素番号は同じであ
り、それぞれ連続する4個の成分になっている。ここ
で、1:4のアップサンプリング後の4サンプル分の映
像データが求められることを考慮すれば、4サンプル分
の映像データの計算に必要なこの相異なる8項の計算
を、8個の処理単位(フィルタ)で独立に計算すると
き、時間4T以内に各々、(N/4)項の積和計算が完
了すればよいことになる。ここで、時間Tは出力される
映像信号のサンプリング周期である。
【0096】以上の(数30)、(数31)、(数3
2)、(数33)のフィルタリングを実現する回路の一
例のブロック図を(図3)に示す。(図3)において、
70、71、72、73は映像信号の入力端子、79、
80、81は時間Tの遅延素子、82、83、84、8
5、86、87、88、89は、フィルタ、75、7
6、77、78、90、91、92、93は演算器、9
4はシフトレジスタ、74は復号化された映像信号の出
力端子である。
【0097】入力端子70、71にそれぞれ与えられた
映像信号Les、Hesは、演算器75、76でそれぞ
れ加減算され、入力端子72、73にそれぞれ与えられ
た映像信号Los、Hosは演算器77、78でそれぞ
れ加減算される。演算器75、76、77、78の出力
はそれらの値と遅延素子79、80、81で時間Tだけ
遅延された値とともに、フィルタ82、83、84、8
5、86、87、88、89に入力される。ここで、
(数30)の第1項がフィルタ82に、第2項がフィル
タ86に、(数31)の第1項がフィルタ88に、第2
項がフィルタ84に、(数32)の第1項がフィルタ8
7に、第2項がフィルタ83に、(数33)の第1項が
フィルタ85に、第2項がフィルタ89に対応する。
【0098】次に、フィルタ82、86の結果は演算器
90で、フィルタ84、88の結果は演算器91で、フ
ィルタ83、87の結果は演算器92で、フィルタ8
5、89の結果は演算器93で、それぞれ加算され2倍
の乗算が行われる。この加算器90、91、92、93
による処理は、(数30)、(数31)、(数32)、
(数33)の各積和項どうしの演算に対応する。演算器
90、91、92、93の結果はシフトレジスタ94に
入力され、この順番で出力端子74から出力される。こ
のようにして、復号化された映像信号が得られる。
【0099】以上のように、水平方向の処理を2並列
で、垂直方向の処理も2並列で処理することにより、映
像データの処理が時間4Tごとにすることができる。な
お、以上で水平方向と垂直方向の処理を2並列で行った
が、2以上で行っても良い。
【0100】
【発明の効果】以上のように本発明のサブバンド分割フ
ィルタは、画像の水平方向のn個の標本点を処理単位と
して画像の水平方向で帯域分割した各周波数帯域ごとに
n個のフィルタリング結果を並列に出力する帯域分割フ
ィルタと、画像の垂直方向のm個の標本点を処理単位と
する画像の垂直方向の帯域分割フィルタと、画像の水平
方向のn個の標本点を垂直方向のm個の標本点に並べ替
える並べ替え手段を具備することにより、映像信号の処
理時間が時間2nTまたは時間2mTごとになり、並列
処理フィルタリングのアルゴリズムを採用することで、
サブバンド分割フィルタが低速な信号処理回路で実現可
能になる。
【0101】また、本発明のサブバンド合成フィルタ
は、画像の垂直方向のm個の標本点を処理単位として垂
直方向で帯域合成する帯域合成フィルタと、画像の水平
方向のn個の標本点を処理単位として水平方向で帯域合
成する帯域合成フィルタと、画像の垂直方向のm個の標
本点を水平方向のn個の標本点に並べ替える並べ替え手
段を具備することにより、映像信号の処理時間が時間2
nTまたは時間2mTごとになり、並列処理フィルタリ
ングのアルゴリズムを採用することで、サブバンド合成
フィルタが低速な信号処理回路で実現可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の一実施例におけるサブバンド分
割フィルタを示すブロック図 (B)本発明の一実施例におけるサブバンド合成フィル
タを示すブロック図
【図2】(図1)における水平分割フィルタの詳細を示
すブロック図
【図3】(図1)における水平合成フィルタの詳細を示
すブロック図
【図4】(図1)における並べ替え手段の動作の説明図
【図5】(図1)における垂直分割フィルタの詳細を示
すブロック図
【図6】(図1)における垂直合成フィルタの詳細を示
すブロック図
【図7】(A)従来のサブバンド分割フィルタの構成を
示すブロック図 (B)従来のサブバンド合成フィルタの構成を示すブロ
ック図
【図8】従来のサブバンド分割フィルタの周波数分割に
ついて示した模式図
【図9】従来のサブバンド分割フィルタから出力される
映像信号の模式図
【符号の説明】
1 水平分割フィルタ 2 並べ替え手段 3 垂直分割フィルタ 4 垂直分割フィルタ 5 垂直合成フィルタ 6 垂直合成フィルタ 7 並べ替え手段 8 水平合成フィルタ 10 入力端子 11 出力端子 12 出力端子 13 出力端子 14 出力端子 20 出力端子 21 入力端子 22 入力端子 23 入力端子 24 入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 一成 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岸本 了造 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力とし、前記映像信号の水
    平方向のn個(n≧2)の標本点を処理単位として前記
    映像信号を画像の空間周波数領域の水平方向で複数の周
    波数帯域に分割し、前記周波数帯域ごとにn個の標本点
    を並列に出力する第1の帯域分割手段と、前記映像信号
    のm個(m≧2)の標本ラインを処理単位として前記映
    像信号を画像の空間周波数領域の垂直方向で複数の周波
    数帯域に分割する第2の帯域分割手段と、水平方向のn
    個の標本点をm個の標本ラインに並べ替える並べ替え手
    段を具備し、前記第1の帯域分割手段の出力は前記並べ
    替え手段の入力に接続され、前記並べ替え手段の出力は
    前記第2の帯域分割手段の入力に接続されることを特徴
    とするサブバンド分割フィルタ。
  2. 【請求項2】 画像の空間周波数領域で複数の周波数帯
    域に分割された映像信号を入力とし、前記映像信号のm
    個(m≧2)の標本ラインを処理単位として前記映像信
    号を画像の空間周波数領域の垂直方向で帯域合成する第
    1の帯域合成手段と、前記映像信号の水平方向のn個
    (n≧2)の標本点を並列に入力し、前記n個の標本点
    を処理単位として前記映像信号を画像の空間周波数領域
    の水平方向で帯域合成する第2の帯域合成手段と、m個
    の標本ラインを水平方向のn個の標本点に並べ替える並
    べ替え手段を具備し、前記第1の帯域合成手段の出力は
    前記並べ替え手段の入力に接続され、前記並べ替え手段
    の出力は前記第2の帯域合成手段の入力に接続されるこ
    とを特徴とするサブバンド合成フィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09139944A (ja) * 1995-09-12 1997-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置
JP2002543483A (ja) * 1999-02-24 2002-12-17 インテル・コーポレーション 画像圧縮のための対称フィルタリング−ベースvlsiアーキテクチャ
WO2014196180A1 (ja) * 2013-06-03 2014-12-11 日本電気株式会社 デジタルフィルタ装置及び信号処理方法

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