JPH09139944A - 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置 - Google Patents

符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置

Info

Publication number
JPH09139944A
JPH09139944A JP24203596A JP24203596A JPH09139944A JP H09139944 A JPH09139944 A JP H09139944A JP 24203596 A JP24203596 A JP 24203596A JP 24203596 A JP24203596 A JP 24203596A JP H09139944 A JPH09139944 A JP H09139944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
coefficient
code
storage means
decoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24203596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Taniguchi
周平 谷口
Norio Aoki
則夫 青木
Hirotoshi Uehara
宏敏 上原
Shoichi Goto
昌一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24203596A priority Critical patent/JPH09139944A/ja
Publication of JPH09139944A publication Critical patent/JPH09139944A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層符号化方法において符号を階層単位に2
つに分割し、一方の符号を前から、他方を後ろから格納
し、中央で重複する部分は低位の階層の符号を優先す
る。また中央に空いた間隔を詰める。生成した符号量に
合わせてサンプリングレートを変動し、サンプリングレ
ートに合わせたレートで再生する。 【解決手段】 原画像1の色成分毎にウエーブレット変
換手段3、量子化手段4、可変長符号化手段5を施して
符号化し、階層優先判定6で判定する優先順位に従って
符号記憶手段7に符号を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画や映像信号
を高効率で符号化できる符号化方法および符号化装置に
関し、特にその符号量の制御を容易とし、符号化を実行
するのに用いるハードウエアを削減できるようにしたも
のに関する。
【0002】また、本発明は、上述の符号化方法や符号
化装置において適用され、画像や音声のディジタルデー
タの高能率符号化を行うウエーブレット変換装置および
ウエーブレット逆変換装置に関し、特にその高速化およ
び省ハード化を実現できるようにしたものに関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】一般に画像信号は情報量が非常に大きい
ため、記録または伝送するに際して情報量を圧縮する手
段がとられている。
【0004】静止画や映像信号の高能率符号化の技術と
して、DCT(Discrete Cosine Transformation)をベー
スとしたJPEG(“ISO/IEC CD 10918-1 Digital Com
pression and Coding of Continuous-tone Still Image
s, Part 1: Requirements and guidelines" を参照)や
MPEG(“ISO/ICE 11172-2:1993 Information techn
ology - Coding of moving pictures and associated a
udio for digital storage media at up to about 1.5M
bit/s - Part 2 Video" を参照)が広く利用されてお
り、最近は信号を繰り返し帯域分割して、符号化するサ
ブバンド符号化が実用化に向けて提案、検討されてい
る。
【0005】これら符号化方法はハフマンコードに代表
される可変長符号化を用いる場合がほとんどで、一般に
一画像や単位時間あたりの符号量は一定とはならない。
【0006】またこれら符号化方式を用いた符号は、磁
気メディアを利用した外部記憶装置に蓄積したり、様々
な通信回線を利用して伝送したりされており、符号量を
一定以下に制御する必要がある場合がほとんどである。
【0007】例えばMPEGでは、生成した符号量に応
じて量子化因子を動的に変更して時間あたりの平均符号
量を制御する方式が実用化されている。
【0008】また、一般的にJPEGと呼ばれる符号化
方式(JPEGの baseline 方式)では、符号化前に決
める Quantization table と Huffman table で画像毎
の符号量を決定する。
【0009】さらにJPEGには階層符号化方式とし
て、DCT係数の Progressive Coding や Hierarchica
l Progression が規定されている。これらの方式を用い
ると baseline 方式とほぼ同じ符号量で再生時の画質を
同じに保ちながら、階層再生が可能な符号を得ることが
できる。
【0010】また、サブバンド符号化においては低周波
成分から順に符号を生成することによって階層再生可能
な符号列を得ることができる。
【0011】この従来のサブバンド符号化方式を図46
を用いて説明する。図において、201は水平方向のハ
イパスフィルタ(以下、HPFと記す)、202は水平
方向のローパスフィルタ(以下、LPFと記す)、20
3、204は水平方向に1/2に間引くダウンサンプル
フィルタ(以下、DSFと記す)、205、207は垂
直方向のHPF、206、208は垂直方向のLPF、
209、210、211、212は垂直方向に1/2に
間引くDSF、213は入力信号を選択する選択手段、
214は量子化手段、215は可変長符号化手段(以
下、VLCと記す)である。
【0012】次に、その動作について説明する。原画像
を入力ノード200より入力して、HPF201,LP
F202によりその水平方向の高域成分,低域成分をそ
れぞれ抽出し、これをDSF203,204により1/
2の間引きを行なう。そしてさらに、このDSF203
により間引かれた信号をHPF205,LPF206に
よりその垂直方向の高域成分,低域成分をそれぞれ抽出
し、これをDSF209,210により1/2の間引き
を行なう。また、DSF204により間引かれた信号を
HPF207,LPF208によりその垂直方向の高域
成分,低域成分をそれぞれ抽出し、これをDSF21
1,212により1/2の間引きを行なうことにより、
4つのサブバンドHH、HL、LH、LLを生成する。
【0013】ここでサブバンドを表す記号はHPF、L
PFを施した順にフィルタの頭文字を左から並べたもの
である(以下、同様の記法を行なう。例えばLHは最初
に水平方向のLPFを施し1/2の間引きを行った後、
垂直方向のHPFを施し1/2の間引きを行なうことに
よって得られるサブバンドを表す)。これら4つのサブ
バンドHH、HL、LH、LLはそれぞれ垂直・水平方
向の1/2間引きを行なっているので、原画像に比べて
その画素数が1/4になっており、これらを合わせる
と、原画像の大きさに等しくなる。選択手段213はL
L、LH、HL、HHの順にDSF212,211,2
10,209が出力するサブバンドを出力し、量子化手
段214はサブバンド毎にサブバンドに応じた量子化因
子でこれを量子化し、VLC215はその量子化したサ
ブバンド毎にそれぞれを可変長符号化してノード216
より出力する。
【0014】前記量子化では高い周波数ほど大きな量子
化を行なうのが一般的である。このためVLC215で
生成する可変長符号はLL成分がもっとも多く、HH成
分が少なくなる傾向にある。
【0015】そして、このサブバンドLLは原画像を垂
直・水平方向にLPFを施し、1/2間引きを行なった
ものであるから原画像の縮小画となる。
【0016】上記で説明したサブバンド方式で符号化し
た画像に対し復号化を施す場合、まず、LL成分の符号
のみが存在し、LH、HL、HH成分の係数は全て0と
みなして上記サブバンド符号化した画像の復号化を行な
う。次にLL、LH成分の符号のみで、HL、HH成分
の係数を全て0とみなして上記サブバンド符号化した画
像の復号化を行なう。以下、この操作を繰り返すことに
よって、サブバンド符号化においては階層的再生が可能
となる。
【0017】ところで、このサブバンド符号化方式はウ
エーブレット変換と呼ばれるものであり、上述のよう
に、画像信号を低域と高域の2つの周波数帯域に分割
し、さらに低域側の帯域を再帰的に周波数分割を行なう
ものである。これは、一般的に画像データはその低周波
成分が多くの情報量を持っているという性質を利用して
いる。
【0018】以下に、この従来のウエーブレット変換装
置について、図47,図48を参照して説明する。図4
7はウエーブレット変換における周波数分割を行なうた
めのブロック図であり、図48はウエーブレット変換後
の画像信号の周波数分割例を示している。
【0019】図47は、図48に示すように一枚の画像
データを10の帯域に周波数分割している。図47にお
いて、131,135,139,143,147,15
1,155,159,163は一次元のハイパスフィル
タ(以下、HPFと言う)、132,136,140,
144,148,152,156,160,164は一
次元のローパスフィルタ(以下、LPFと言う)、13
3,137,141,145,149,153,15
7,161,165および134,138,142,1
46,150,154,158,162,166はそれ
ぞれ上記LPFおよび上記HPFにより周波数分割した
信号を2:1に間引くサブサンプラである。
【0020】次に動作について説明する。まず、入力画
像I1の水平ラインデータL1をHPF131とLPF
132により周波数分割し、さらにサブサンプラ133
と134により高周波成分L1’と低周波成分L1”に
帯域分割する。同様の処理を入力画像I1全体に施すこ
とで、高周波成分の帯域データI2と低周波成分の帯域
データI3とに分割する。
【0021】次に帯域データI2の垂直ラインデータを
HPF135とLPF136により周波数分割し、さら
にサブサンプラ137と138により高周波成分HH
(F1)と低周波成分HL(F2)とに帯域分割する。
同様の処理を入力画像I3に施すことで、これを帯域分
割して高周波成分LH(F3)と低周波成分のLL(F
4)を生成する。
【0022】次に、この帯域データLL(=I4)につ
いて同様に、水平方向、垂直方向に帯域分割することに
より、帯域データI5の高周波成分LLHH(F4)と
低周波成分LLHL(F5)および帯域データI6の高
周波成分LLLH(F6)と低周波成分LLLLを生成
する。
【0023】以下、この帯域データLLLL(=I7)
に対して同様の処理を行うことにより、帯域データI8
の高周波成分LLLLHH(F7)と低周波成分LLL
LHL(F8)および帯域データI9の高周波成分LL
LLLH(F9)と低周波成分LLLLLL(=I1
0)を生成する。
【0024】この一連の帯域分割処理により、入力画像
は図48に示すように10帯域の周波数分割したデータ
に変換することができ、ウエーブレット変換を行なうこ
とができる。
【0025】このウエーブレット変換装置は、図46の
装置において得られた4つのサブバンドHH、HL、L
H、LLのうち、LL成分をさらに周波数分割して10
のサブバンドに帯域分割するようにしたものである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化方法は以
上のように構成されているが、MPEGで用いられてい
る量子化因子の動的変更は実時間符号化を行なう場合、
複雑な手順を踏まなければならない。また単位時間あた
りの符号量を一定とする場合の単位時間が短くなれば符
号量制御は難しくなる。
【0027】また、JPEGの Progressive Coding で
は予め全てのブロックをDCTにより変換する必要があ
り、また Hierarchical Progression を用いると、低解
像度画像を保持する一時記憶メモリやDSFが必要であ
り、DCT演算回数も増加する。
【0028】さらに、一般にカラー画像はこれを複数の
色成分に分け、それぞれの色成分毎に符号化を行なって
いる。このため、階層再生を可能とするためには複数の
色成分の符号化を同時に行なうか、色毎に生成した符号
を並べ変える必要があるので、相応のメモリが必要とな
る。
【0029】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解決するためになされたもので、少ないメモリ量
にて効率よく符号化を行うことが可能な符号化方法およ
び符号化装置を提供することを目的とする。
【0030】また、従来の符号化方法および符号化装置
に適用されるウエーブレット変換装置は上述のように構
成されているが、これはその基本方式通りに実現されて
いるために、以下に述べるような2つの問題点があっ
た。
【0031】その一つはHPF、LPFを用いて帯域分
割処理を行ない、この周波数分割した後の変換データを
保持するための処理において、I1〜I10までのデー
タ量が互いに異なるため、装置全体をハードウェア化す
るとシーケンス制御が複雑になり、かつハードウェア規
模が大きくなる,というものである。
【0032】もう一つはウエーブレット変換したF1〜
F9とI10のデータを、図48のような1枚の画像変
換データにするために要する処理速度の問題である。実
時間でウエーブレット変換を行なう場合、F1〜F9と
いったバラバラに存在する帯域分割データを転送するこ
とは、大きな制約となる,というものである。
【0033】また、これらの問題点から類推されるよう
に、ウエーブレット逆変換に関しても同様の問題が存在
する。
【0034】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、ウエーブレット変換を実現するた
めのハードウェアの規模、および変換速度の問題を解決
できるウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆
変換装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の符
号化方法は、符号化すべきデータに対し階層符号化を行
ない、それぞれ階層を有する第1および第2の符号列を
生成する階層符号化ステップと、該階層符号化ステップ
により生成した第1および第2の符号列を、前記階層に
与えられた優先順位に基づいて、連続してアドレスが付
された記憶手段のメモリ領域の一方および他方からそれ
ぞれ格納する格納制御を行う記憶ステップと、該記憶ス
テップの格納制御を実行する過程で格納すべきメモリ領
域に重複が生じた場合、該時点で高い優先順位を有する
側の符号列の階層を、他方の符号列に優先して格納する
優先判定ステップとを含むようにしたものである。
【0036】また、この発明の請求項2の符号化方法
は、請求項1の符号化方法において、前記記憶ステップ
は前記記憶手段に対し先に前記第1の符号列を格納し、
次に前記第2の符号列を格納するものであり、前記優先
判定ステップは前記第2の符号列の階層より前記優先順
位の低い前記第1の符号列の階層を判定するとともに、
前記第2の符号列を格納するメモリ領域が不足する場
合、当該判定した第1の符号列の階層を第2の符号列の
階層により上書きするようにしたものである。
【0037】また、この発明の請求項3の符号化方法
は、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、そ
れぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成する階層符
号化ステップと、前記生成した各々の符号列の最も優先
順位の高い階層を記憶手段に格納するとともにそれ以外
の階層を一時記憶手段に格納するように制御する記憶制
御ステップと、前記記憶手段に空きメモリ領域が存在す
る場合、前記一時記憶手段よりそれぞれの符号列の階層
をその優先順位に基づいて前記記憶手段に転送する転送
判定ステップとを含むようにしたものである。
【0038】また、この発明の請求項4の符号化方法
は、請求項1ないし3のいずれかの符号化方法におい
て、前記記憶手段の連続するメモリ領域から予め定めた
大きさのメモリ領域を割り当てる領域管理ステップと、
前記割り当てたメモリ領域に複数の前記符号列を格納す
る前記記憶ステップと、前記格納した複数の符号列の間
に生じた空きメモリ領域を、当該いずれか一方の符号列
を転送することで詰める転送ステップと、前記割り当て
たメモリ領域で格納に使用しなかったメモリ領域を回収
するステップとを含むようにしたものである。
【0039】また、この発明の請求項5の符号化方法
は、映像信号のフィールドを指定する時間間隔でサンプ
リングするサンプリングステップと、該サンプリングス
テップによりサンプリングされた映像信号データに対し
請求項3または4記載の符号化方法により階層符号化を
行う階層符号化ステップと、該階層符号化ステップによ
り使用したメモリ量を算出するメモリ量算出ステップ
と、該メモリ量算出ステップにより算出したメモリ量が
予め定める下限値以下の場合前記下限値に切り上げる切
り上げステップと、前記メモリ量算出ステップにより算
出したメモリ量に比例したフィールド間隔を算出するフ
ィールド間隔算出ステップと、該フィールド間隔算出ス
テップにより算出したフィールド間隔を前記サンプリン
グステップに対し指定するステップとを含むようにした
ものである。
【0040】また、この発明の請求項6の符号化方法
は、請求項5の符号化方法において、前記切り上げステ
ップで切り上げを行ったことを検出する切り上げ検出ス
テップと、該切り上げ検出ステップにより切上げを検出
した場合、符号量が増大するように前記階層符号化の調
整を行なう調整ステップとを含むようにしたものであ
る。
【0041】また、この発明の請求項7の符号化装置
は、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、そ
れぞれ階層を有する第1および第2の符号列を生成する
階層符号化手段と、該階層符号化手段により生成した第
1および第2の符号列を、前記階層に与えられた優先順
位に基づいて、連続してアドレスが付された記憶手段の
メモリ領域の一方および他方からそれぞれ格納する格納
制御を行う記憶制御手段と、該記憶制御手段の格納制御
を実行する過程で格納すべきメモリ領域に重複が生じた
場合、該時点で高い優先順位を有する側の符号列の階層
を、他方の符号列に優先して格納する優先判定手段とを
備えるようにしたものである。
【0042】また、この発明の請求項8の符号化装置
は、請求項7の符号化装置において、前記記憶制御手段
は前記記憶手段に対し先に前記第1の符号列を格納し、
次に前記第2の符号列を格納するものであり、前記優先
判定手段は前記第2の符号列の階層より前記優先順位の
低い前記第1の符号列の階層を判定するとともに、前記
第2の符号列を格納するメモリ領域が不足する場合、当
該判定した第1の符号列の階層を第2の符号列の階層に
より上書きするものとしたものである。
【0043】また、この発明の請求項9の符号化装置
は、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、そ
れぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成する階層符
号化手段と、前記生成した各々の符号列の最も優先順位
の高い階層を記憶手段に格納するとともにそれ以外の階
層を一時記憶手段に格納するよう制御する記憶制御手段
と、前記記憶手段に空きメモリ領域が存在する場合、前
記一時記憶手段よりそれぞれの符号列の階層をその優先
順位に基づいて前記記憶手段に転送する転送判定手段と
を備えるようにしたものである。
【0044】また、この発明の請求項10の符号化装置
は、請求項7ないし9の符号化装置において、前記記憶
手段の連続するメモリ領域から予め定めた大きさのメモ
リ領域を割り当てる領域管理手段と、前記格納した複数
の符号列の間に生じた空きメモリ領域を、当該いずれか
一方の符号列を転送することで詰める転送手段と、前記
割り当てたメモリ領域で格納に使用しなかったメモリ領
域を回収する領域回収手段とを備え、前記記憶制御手段
は、前記割り当てたメモリ領域に複数の前記符号列を格
納するものとしたものである。
【0045】また、この発明の請求項11の符号化装置
は、映像信号のフィールドを指定する時間間隔でサンプ
リングするサンプリング手段と、該サンプリング手段に
よりサンプリングされた映像信号データに対し請求項9
または10記載の符号化装置と同じ動作により階層符号
化を行う階層符号化手段と、該階層符号化手段により使
用したメモリ量を算出するメモリ量算出手段と、該メモ
リ量算出手段により算出したメモリ量が予め定める下限
値以下の場合前記下限値に切り上げる切り上げ手段と、
前記メモリ量算出手段により算出したメモリ量に比例し
たフィールド間隔を算出するフィールド間隔算出手段
と、該フィールド間隔算出手段により算出したフィール
ド間隔を前記サンプリング手段に対し指定するフィール
ド間隔指定手段とを備えるようにしたものである。
【0046】また、この発明の請求項12の符号化装置
は、請求項11の符号化装置において、前記切り上げ手
段で切り上げを行ったことを検出する切り上げ検出手段
と、該切り上げ検出手段により切上げを検出した場合、
符号量が増大するように前記階層符号化の調整を行なう
符号化調整手段とを備えるようにしたものである。
【0047】また、この発明の請求項13のウエーブレ
ット変換装置は、入力データを2画素毎順番にシフトし
少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレジスタ
手段と、前記シフトレジスタ手段の低周波成分を取り出
して出力するローパスフィルタ手段と、前記シフトレジ
スタ手段の高周波成分を取り出して出力するハイパスフ
ィルタ手段と、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパ
スフィルタ手段の出力値である係数データを蓄積するた
めのデータ記憶手段と、ウエーブレット変換のためのシ
ーケンス制御を行なう主制御手段とを備え、該主制御手
段は、前記データ記憶手段内のデータを前記シフトレジ
スタ手段で1/2のサブサンプルを行ない、前記ローパ
スフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段を用いて周
波数分割した係数データを前記データ記憶手段に蓄積す
る処理を、周波数帯域毎に前記データ記憶手段内のアド
レスと処理サイズを制御して繰り返し行わしめることに
より、前記入力データの周波数分割を行うようにしたも
のである。
【0048】また、この発明の請求項14のウエーブレ
ット変換装置は、請求項13のウエーブレット変換装置
において、前記ローパスフィルタ手段の出力値である低
域係数データと前記ハイパスフィルタ手段の出力値であ
る高域係数データをそれぞれ格納するための、高速バー
スト転送が可能な係数ラインメモリと、該係数ラインメ
モリの出力データを、ライン単位で前記データ記憶手段
に転送するとともに前記データ記憶手段内のデータを前
記シフトレジスタ手段に転送するダイレクトメモリアク
セス手段とを備え、前記主制御手段は、前記ダイレクト
メモリアクセス手段に対して制御命令を発し、該ダイレ
クトメモリアクセス手段が、前記データ記憶手段内のデ
ータを前記シフトレジスタ手段で1/2のサブサンプル
を行ない、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフ
ィルタ手段を用いて周波数分割した係数データを前記デ
ータ記憶手段に蓄積する処理を行うとともに、該処理
を、周波数帯域毎に前記データ記憶手段内のアドレスと
処理サイズを制御して繰り返し行なうことにより、前記
入力データの周波数分割を行うようにしたものである。
【0049】また、この発明の請求項15のウエーブレ
ット変換装置は、請求項14のウエーブレット変換装置
において、メモリアレイ上の水平方向と垂直方向のデー
タの高速バースト転送が可能な係数記憶手段と、前記係
数ラインメモリのデータ転送先を前記データ記憶手段と
前記係数記憶手段のなかから選択する切替え手段とを備
え、前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス
手段に対して制御命令を発するともに、入力データを周
波数分割した低域または高域係数データの一方を、前記
係数ラインメモリに保持し、もう一方を前記ダイレクト
メモリアクセス手段により前記係数記憶手段に直接バー
スト転送した後、前記係数ラインメモリに保持した係数
データを前記係数記憶手段に転送する処理を行うととも
に、該処理を、周波数帯域毎に前記係数記憶手段のアド
レスと処理サイズを制御して、繰り返し行なうことによ
り、前記入力データの周波数分割するようにしたもので
ある。
【0050】また、この発明の請求項16のウエーブレ
ット変換装置は、請求項15のウエーブレット変換装置
において、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフ
ィルタ手段に入力するデータを、前記データ記憶手段と
前記係数記憶手段から選択する選択手段を備え、前記主
制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段に対し
て制御命令を発し、前記係数記憶手段の水平または垂直
方向の係数データを周波数分割し、得た係数データをそ
れぞれ前記係数ラインメモリに転送した後、前記ダイレ
クトメモリアクセス手段は、前記係数ラインメモリに格
納してある係数データを順番に前記係数記憶手段にバー
スト転送するようにしたものである。
【0051】また、この発明の請求項17のウエーブレ
ット変換装置は、請求項13ないし16のいずれかのウ
エーブレット変換装置において、前記ローパスフィルタ
手段および前記ハイパスフィルタ手段は、SSKF(Sym
metric Short Kernel Filter) により実現したものであ
る。
【0052】また、この発明の請求項18のウエーブレ
ット変換装置は、請求項13ないし17のいずれかのウ
エーブレット変換装置において、前記ローパスフィルタ
手段と前記ハイパスフィルタ手段の入力データに対し1
ビットの上位拡張ビットを設ける符号拡張手段を備え、
前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
はその入力データに比べて精度を上位に1ビット拡張し
てフィルタ演算するようにしたものである。
【0053】また、この発明の請求項19のウエーブレ
ット逆変換装置は、入力データを2画素毎順番にシフト
し少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレジス
タ手段と、前記シフトレジスタ手段の出力データを復号
化して奇数番目の復号係数データを出力する第1の復号
フィルタ手段と、前記シフトレジスタ手段の出力データ
を復号化して偶数番目の復号係数データを出力する第2
の復号フィルタ手段と、前記第1の復号フィルタ手段と
前記第2の復号フィルタ手段の出力値である復号係数デ
ータを蓄積するためのデータ記憶手段と、ウエーブレッ
ト逆変換のためのシーケンス制御を行なう主制御手段と
を備え、該主制御手段は、前記データ記憶手段内のデー
タを前記シフトレジスタ手段でバッファし、前記復号フ
ィルタ手段を用いて復号化しアップサンプルした係数デ
ータを前記データ記憶手段に蓄積する処理を、周波数帯
域毎に前記データ記憶手段内のアドレスと処理サイズを
制御して繰り返し行わしめることにより、前記入力デー
タのウエーブレット逆変換を行うようにしたものであ
る。
【0054】また、この発明の請求項20のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項19のウエーブレット逆変換
装置において、前記第1および第2の復号フィルタ手段
の出力である復号係数データを格納するための、高速バ
ースト転送が可能な係数ラインメモリと、該係数ライン
メモリの出力データを、ライン単位で前記データ記憶手
段に転送するとともに前記データ記憶手段内のデータを
前記シフトレジスタ手段に転送するダイレクトメモリア
クセス手段とを備え、前記主制御手段は、前記ダイレク
トメモリアクセス手段に対して制御命令を発し、該ダイ
レクトメモリアクセス手段が、前記データ記憶手段内の
データを前記シフトレジスタ手段でバッファを行ない、
前記復号フィルタ手段を用いて復号しアップサンプルし
た係数データを前記データ記憶手段に蓄積する処理を行
うとともに、該処理を、周波数帯域毎に前記データ記憶
手段内のアドレスと処理サイズを制御して繰り返し行な
うことにより、前記入力データのウエーブレット逆変換
を行うようにしたものである。
【0055】また、この発明の請求項21のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項20のウエーブレット逆変換
装置において、メモリアレイ上の水平方向と垂直方向の
データの高速バースト転送が可能な係数記憶手段と、前
記係数ラインメモリのデータ転送先を前記データ記憶手
段と前記係数記憶手段のなかから選択する切替え手段と
を備え、前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアク
セス手段に対して制御命令を発するともに、入力データ
を復号した奇数番目または偶数番目の復号係数データの
一方を、前記係数ラインメモリに保持し、もう一方を前
記ダイレクトメモリアクセス手段により前記係数記憶手
段に直接バースト転送した後、前記係数ラインメモリに
保持した係数データを前記係数記憶手段に転送する処理
を行うとともに、該処理を、周波数帯域毎に前記係数記
憶手段のアドレスと処理サイズを制御して、繰り返し行
なうことにより、前記入力データのウエーブレット逆変
換を行うようにしたものである。
【0056】また、この発明の請求項22のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項21のウエーブレット逆変換
装置において、前記第1および第2の復号フィルタ手段
に入力するデータを、前記データ記憶手段と前記係数記
憶手段から選択する選択手段を備え、前記主制御手段
は、前記ダイレクトメモリアクセス手段に対して制御命
令を発し、前記係数記憶手段の水平または垂直方向の係
数データを復号し、得た復号データをそれぞれ前記係数
ラインメモリに転送した後、前記ダイレクトメモリアク
セス手段は、前記係数ラインメモリに格納してある復号
データを順番に前記係数記憶手段にバースト転送するよ
うにしたものである。
【0057】また、この発明の請求項23のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項19ないし22のいずれかの
ウエーブレット逆変換装置において、前記第1および第
2の復号フィルタ手段の入力データは、前記係数記憶手
段に記憶されたウエーブレット逆変換すべき入力データ
に対して上位に1ビット拡張したデータであるものとし
たものである。
【0058】また、この発明の請求項24のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項14記載のウエーブレット変
換装置において、ウエーブレット変換されたデータを復
号化する復号フィルタ手段と、該復号フィルタ手段によ
って復号された復号係数データを記憶する復号係数ライ
ンメモリとを備え、前記データ記憶手段の低域または高
域係数データの一方を前記復号係数ラインメモリに転送
しておき、前記係数データのもう一方を前記復号フィル
タへ転送すると同時に、前記復号係数ラインメモリに保
持した係数データを前記復号フィルタに転送して復号
し、復号データを前記係数ラインメモリに格納して、ラ
イン単位の復号処理が終了後、前記係数ラインメモリに
保持した復号データを、前記係数記憶手段または前記デ
ータ記憶手段に転送する処理を、前記主制御手段が周波
数帯域毎に前記係数記憶手段のアドレスと処理サイズを
制御して、繰り返し復号処理するものとしたものであ
る。
【0059】また、この発明の請求項25のウエーブレ
ット逆変換装置は、請求項15ないし18のいずれかの
ウエーブレット変換装置において、ウエーブレット変換
されたデータを復号化する復号フィルタ手段と、復号係
数ラインメモリとを備え、前記係数記憶手段の低域また
は高域係数データの一方を前記復号係数ラインメモリに
転送しておき、前記係数データのもう一方を前記復号フ
ィルタへ転送すると同時に、前記復号係数ラインメモリ
に保持した係数データを前記復号フィルタに転送して復
号し、復号データを前記係数ラインメモリに格納して、
ライン単位の復号処理が終了後、前記係数ラインメモリ
に保持した復号データを、前記データ記憶手段に転送す
る処理を、前記主制御手段が周波数帯域毎に前記係数記
憶手段のアドレスと処理サイズを制御して、繰り返し復
号処理するようにしたものである。
【0060】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1を図1、図
2、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。図1は
本発明の実施の形態1による符号化方法における,画像
データの符号化処理の流れを表す図であり、図におい
て、1は原画像、2はこれを色分解する色分解手段、3
はその色分解した画像データをウエーブレット変換する
ウエーブレット変換手段、4はその変換データを量子化
する量子化手段、5はその量子化したデータを可変長符
号化する可変長符号化手段、6はその可変長符号を記憶
する際の優先順位を判定する優先順位判定手段、7はそ
の判定された優先順位に従って可変長符号を記憶する符
号記憶手段である。
【0061】また、図2はサブバンド符号化方式におい
て、Y符号化部,U符号化部,V符号化部の詳細および
本発明の実施の形態1における優先順位判定手段が適用
される箇所を示す図であり、図において、3は図1のウ
エーブレット変換手段3に相当するウエーブレット変換
手段であり、HPF201,205,207、LPF2
02,206,208、DSF203,204,20
9,210,211,212から構成されている。21
4は図1の量子化手段4に相当する量子化手段、215
は図1の可変長符号化手段に相当するVLCであり、こ
の後段に図1の優先順位判定手段6が設けられる。
【0062】また、図3(a),図3(b) は本発明の実施の
形態1における優先順位判定手段,符号化手段の構成例
を示す図であり、図3(a) において、101は可変長符
号の優先順位を判定するCPU、102はこのCPU1
01によって判定された優先順位に従って、可変長符号
が書き込まれるデータ記憶部、103はCPU101と
データ記憶部102とを結ぶCPUバスである。
【0063】また、図3(b) において、301は階層符
号化を行い2つ,あるいはそれ以上の符号列を生成する
CPU、302はこのCPU301によって生成された
2つ,あるいはそれ以上の符号列が書き込まれるデータ
記憶部、303はCPU301とデータ記憶部302と
を結ぶCPUバスである。
【0064】また図4は本発明を装置として実現した場
合の構成を示すブロック図であり、図において、400
は原画像のRGB信号をサンプリングするサンプリング
手段、401はこのサンプリング手段400によりサン
プリングされたデータを記憶するフィールド記憶手段、
402はこのフィールド記憶手段401からのデータを
YUV成分に色分解する色分解手段であり、2はこれら
サンプリング手段400,フィールド記憶手段401お
よび色分解手段402から構成された色分解手段であ
り、図1の色分解手段2がこれに相当する。
【0065】また、403,404,405はそれぞれ
色分解手段2により出力されるY信号成分,U信号成
分,V信号成分をウエーブレット変換しこれを量子化し
さらに可変長符号化するY符号化部,U符号化部,V符
号化部、406はこのU符号化部404およびV符号化
部405の出力符号を合成してC成分の符号を生成する
UV合成手段であり、これらY符号化部403,U符号
化部404,V符号化部405およびUV合成手段40
6が図1のウエーブレット変換手段3,量子化手段4,
可変長符号化手段5に相当する。
【0066】また、407は図1の優先順位判定手段6
および図3(a) のCPU101に相当する優先順位判定
手段、408は図1の符号記憶手段7に相当する符号記
憶手段である。
【0067】図5は、本発明の実施の形態1による符号
化方法の動作を示すフローチャートであり、図におい
て、S1はYの現時点で最も優先度の高いサブバンドを
符号化するステップ、S2は符号記憶手段に記憶できる
容量が存在するか否かを判定するステップ、S3は符号
化したサブバンドを符号記憶手段に詰めるステップ、S
4はCの現時点で最も優先度の高いサブバンドを符号化
するステップ、S5は符号化したサブバンドを符号記憶
手段に詰めるステップ、S6は符号記憶手段に記憶でき
る容量が存在するか否かを判定するステップである。
【0068】さらに、図6は符号化が終了した時点での
符号記憶手段の記憶領域の内容を表す図である。最初に
図1についてその動作を説明する。原画像を表す画像デ
ータ1に対して、色分解手段2により色分解を施しこれ
を複数の色成分に分ける。そしてその色成分毎にウエー
ブレット変換手段3で複数の周波数成分の階層に分割
し、各階層毎に量子化手段4で量子化を行ない、可変長
符号化手段5で符号化して、色毎・階層毎の符号データ
を得る。この符号データを予め定めた優先順位にしたが
って優先順位判定手段6で判定し符号記憶手段7に格納
する。
【0069】図6はこの符号データの格納の状態を説明
する図で、可変長符号化手段5で生成した符号データの
総量が図4の記憶手段408の記憶領域に格納可能な量
よりも多く、一部の階層がその記憶領域に収まらなかっ
た場合を示している。以下、本発明の実施の形態1の詳
細について説明する。
【0070】図4において、RGB要素からなる映像信
号をサンプリング手段400で画素毎にサンプリングを
行うとともにA/D変換を行ってフィールド記憶手段4
01に蓄積する。そして色分解手段402においてこの
フィールド記憶手段401に蓄積されたRGB信号をY
UV信号に変換するが、その際、UV信号はそれぞれ水
平方向に1/2間引きを行なう(4:2:2サブサンプ
リング)。例えば入力信号のサンプリングを320×2
40画素で行なうものとすると、フィールド記憶手段4
01には320×240×3個のデータを蓄積すること
となり、Y成分のデータは320×240個、UV成分
はそれぞれ160×240個のデータとなる。
【0071】次にY成分に対してY符号化部403でウ
エーブレット変換・量子化・可変長符号化を行なう。Y
符号化部403は図2のものと同様の構成とする。図2
の構成と各部の動作は既に説明したので省略する。図2
の入力ノード200から入力する原画像は320×24
0画素で、これにウエーブレット変換を施した後の各階
層LL、LH、HL、HHの各サイズは160×120
画素となり、これらにそれぞれ独立に量子化・可変長符
号化を施して、図6に示す階層毎の符号Y−LL、Y−
LH、Y−HL、Y−HHを得る。
【0072】U符号化部404、V符号化部405も図
2と同様の構成とし、その説明の詳細は省略する。UV
それぞれにおいて、入力ノード200から入力する原画
像は160×240画素で、ウエーブレット変換を施し
た後の各階層のサイズはそれぞれ80×120となり、
これらにそれぞれ独立に量子化・可変長符号化を施す。
UV合成手段406はU成分のLL階層の符号U−LL
とV成分のLL階層の符号V−LLを合わせてC−LL
を合成する、これを各階層毎に行ない色成分の符号C−
LL、C−LH、C−HL、C−HHを合成する。
【0073】次に優先順位判定手段407の動作につい
て説明する。この優先順位判定手段407は例えば図3
(a) のように、CPU101,データ記憶部102,C
PUバス103により構成されており、階層の優先順位
はLL成分を最優先とし以下LH、HL、HHの順位と
し、同じ階層ではC成分よりもY成分を優先するものと
する。また説明のための例としてY−LL〜C−HHの
符号量を表1に示す通りとし、符号記憶手段408の記
憶領域のサイズを11000バイトとする。
【0074】
【表1】
【0075】まず、階層符号化手段としてのY符号化部
403,U符号化部404,V符号化部405およびU
V合成手段406は階層符号化を行い、第1の符号列と
してのY−LL,Y−LH,Y−HL,Y−HHおよび
第2の符号列としてのC−LL,C−LH,C−HL,
C−HHを生成する。
【0076】次に、記憶制御手段としての優先順位判定
手段407はこのY−LL〜C−HHの優先度を判定
し、この第1および第2の符号列をその階層に与えられ
た優先順位に基づいて符号記憶手段408の一方および
他方からそれぞれ格納する。即ち、これらの符号列のう
ちの優先順位のもっとも高いY−LL成分の符号を符号
記憶手段408の記憶領域(以下、これを単に符号記憶
手段408と称す)に、その先頭から詰める。なお、こ
の記憶領域はリニアなアドレスが与えられているものと
する。その際、優先順位判定手段407はこのY−LL
成分の符号を詰めた符号記憶手段408の記憶領域の先
頭アドレス,その記憶領域の大きさおよびその詰めた符
号がY−LL成分である旨を示す情報を記憶する。
【0077】次に優先順位の高いC−LL成分の符号を
符号記憶手段408の後尾から詰める。その際、優先順
位判定手段407はこのC−LL成分の符号を詰めた符
号記憶手段408の記憶領域の先頭アドレス,その大き
さおよびその詰めた符号がC−LL成分である旨を示す
情報を記憶する。
【0078】次に優先順位の高いY−LH成分の符号を
符号記憶領域408のY−LL成分の次に詰める。その
際、優先順位判定手段407は先に詰めたY−LL成分
の記憶領域の後尾アドレスを計算することにより、Y−
LH成分の符号を詰めた符号記憶手段408の記憶領域
の先頭アドレスを得て、その先頭アドレスと、その記憶
領域の大きさ、およびその詰めた符号がY−LH成分で
ある旨を示す情報を記憶する。
【0079】以下それぞれの優先順位にしたがってC−
LH,Y−HL,C−HL,Y−HH,C−HHの順
に、Y成分は先頭から、C成分は末尾から順に詰めてい
く。そして、その際、優先順位判定手段407はそれぞ
れの記憶領域の先頭アドレスと、その記憶領域の大き
さ、およびその詰めた符号がどの成分に該当するかを示
す情報を記憶する。
【0080】図6に示す通りY−HLまで詰めた時点で
符号記憶手段408の記憶領域は10500バイトを使
用しており、次の1000バイトあるC−HLを詰める
だけの空き領域はないので、優先判定手段としての優先
順位判定手段407は記憶制御手段の格納制御を実行す
る過程で格納すべきメモリ領域に重複が生じ、この時点
で高い優先順位を有する側の符号列の階層(Y−HL)
を、他方の階層(C−HL)に優先して格納するものと
判定して、これ以降のC−HL、Y−HH、C−HHは
符号記憶手段の408の記憶領域に記憶せずに捨ててし
まう。
【0081】このように、C−HL、Y−HH、C−H
Hを棄却したとしても、これらの符号は高周波成分であ
って画像情報を多くを含むものではないので、画像の復
号化を行うにあたって復元した画像の品質に及ぼす影響
は少ない。
【0082】そして符号記憶手段408にその場所を指
定して少しの記憶領域を空けておくことにより、優先順
位判定手段407はそれまで記憶していた、Y−LL成
分,Y−LH成分,Y−HL成分,C−LL成分,C−
LH成分の記憶領域の先頭アドレスと、その記憶領域の
大きさ、およびその詰めた符号がどの成分に該当するか
を示す情報を転送する。
【0083】そして、復号の際には、これらの情報を参
照することにより、優先度の高い符号から順次符号を取
り出すことができ、これを順に復号することにより、元
の画像データとほぼ同等の画像データを復元することが
できる。
【0084】このように、本実施の形態1によれば、R
GBカラー画像をYUVカラー画像に変換しこれにウエ
ーブレット変換,量子化,可変長符号化を施しYC成分
に変換したものを記憶手段に記憶する際、符号量が多い
Y成分についてはその低周波成分の優先度を高くして記
憶手段の先頭から順次詰めてゆき、C成分についてもそ
の低周波成分の優先度を高くして記憶手段の後尾から順
次詰めてゆき、記憶手段に記憶しきれない高周波成分に
ついてはこれを棄却するようにしたので、画像の情報を
あまり落とすことなく予め固定的に定めた記憶容量を有
する記憶手段に効率よく格納することができ、復号化に
際してその画質を殆ど犠牲にすることなく、少ないメモ
リ量にて効率よく符号化を行うことが可能となる。
【0085】なお、本実施の形態1ではウエーブレット
変換を水平・垂直ともに1回だけ行なって4階層に分割
する場合について説明したが、低周波領域のLL成分に
ついてはウエーブレット変換を繰り返し、7階層や、1
0階層に分割する場合などにもこれを適応できる。また
優先順位として例えばY−LL,C−LL,Y−HL,
Y−LH,C−HL,C−LH,Y−HH,C−HHの
順など、Y成分とC成分で同じ周波数の階層が隣接する
優先順位とする必要はない。さらにウエーブレット変換
を繰り返すのをLL成分に限ることはない。
【0086】また、映像信号をYUV信号に変換した場
合について説明したが、色空間の表現はこれに限るもの
ではない。
【0087】さらに、ウエーブレット変換を用いて本実
施の形態1を説明したが、その符号化方法はこれに限る
ものではなく、例えば、MPEG本来の規格には該当し
なくなるが、映像信号を複数の成分に分け、その各々の
成分に対してMPEG符号化を行うようにしたもの等、
に対してもこれを適用することができる。
【0088】実施の形態2.次に本発明の実施の形態2
について図1、図2、図3、図4、図7、図8、図9を
用いて説明する。なお実施の形態1と重複する部分につ
いてはその説明を省略する。
【0089】図7は図4のブロック構成をまとめたもの
で、図において、412は図4の色分解手段402に相
当する色分解手段、413は図4のY符号化部403,
U符号化部404,V符号化部405,UV合成手段4
06からなる部分に相当する符号化部、417は図4の
優先順位判定手段407に相当する優先順位判定手段、
418は図4の符号記憶手段408に相当する符号記憶
手段である。
【0090】図8は図3に示すように、優先順位判定手
段をCPUで構成した場合にその動作を示すフローチャ
ート図であり、図において、S11は現時点で最も優先
度の高いYのサブバンドを符号化するステップ、S12
は符号記憶手段に記憶できる容量があるか否かを判定す
るステップ、S13は符号化したサブバンドの符号を詰
めるステップ、S14はYの全てのバンドの符号化が終
了したか否かを判定するステップ、S15はYの残りの
サブバンドの符号化を省略するステップである。また、
S16は現時点で最も優先度の高いCのサブバンドを符
号化するステップ、S17は符号記憶手段に記憶できる
容量があるか否かを判定するステップ、S18は符号化
したサブバンドの符号を詰めるステップ、S19はCの
全てのバンドの符号化が終了したか否かを判定するステ
ップ、S20は符号化したサブバンドは符号記憶手段内
の最も低位のサブバンドより優先するか否かを判定する
ステップ、S21は符号記憶手段内のYの最も低位の符
号を捨てるステップ、S22はCの残りのサブバンドの
符号化を省略するステップである。
【0091】また、図9は符号記憶手段に階層毎の符号
を詰めていく様子を説明する図である。
【0092】次に動作について説明する。図7におい
て、RGB要素なる映像信号をサンプリング手段400
に入力し、サンプリングを行ってフィールドメモリ40
1に蓄積する。色分解手段412はフィールドメモリ4
01に蓄積されたRGB信号をYUV信号に変換し、最
初にY成分のみを出力する。Y成分の信号は図7の符号
化部413でウエーブレット変換・量子化・可変長符号
化を施し、階層毎の符号Y−LL,Y−LH,Y−H
L,Y−HHを得る。以下説明のための例としてこれら
の符号のサイズをそれぞれ表1に示す通りとする。そし
て、ここでは先の実施の形態1と同じく符号記憶手段4
18のサイズを11000バイトとする。
【0093】優先順位判定手段417は第1の符号列の
階層毎の符号Y−LL,Y−LH,Y−HL,Y−HH
を符号記憶手段418にその優先順位に従って先頭から
詰めてゆく。これらの処理は図8のステップS11ない
しS14のループを4回まわることにより行われる。
【0094】図9(a) は符号記憶手段の初期状態を表
し、図9(b) はこのY成分の階層毎の符号を詰め終った
状態を表している。
【0095】次に色分解手段412は4:2:2のサブ
サンプリングを行なったU成分の信号を出力し、図7の
符号化部413でまずウエーブレット変換を施し、次に
V信号に対して同じ操作を行なう。そしてこのYUVを
4:2:2の比率でサブサンプルすることにより、U成
分およびV成分はともにY成分の半分のデータ量となる
ので、図3(b) に示すように、符号化部413をCPU
301とデータ記憶部(メモリ)302と、CPUバス
303とで構成した場合、Y成分のウエーブレット変換
を行なうのに要するメモリと同じメモリでU成分のウエ
ーブレット変換係数をメモリにおいたまま、V成分のウ
エーブレット変換を行なうことができる。
【0096】次に図7の符号化部413はその内部の選
択手段213(図2参照)でU成分のLL係数を選択
し、量子化・可変長符号化を行ってU成分のLL階層符
号を得、次にV成分のLL係数を、量子化・可変長符号
化してV成分のLL階層符号を得て、これらを合わせて
C−LL階層の符号を合成する。この処理はステップS
16による。
【0097】説明のためこの符号量を表1に示す通り2
000バイトとする。優先順位判定手段417は符号記
憶手段418の末尾から、符号C−LLを格納する。こ
れはステップS17,S18およびS19による。図9
(c) はこの符号C−LLを詰め終った状態を表してい
る。
【0098】次に上記と同様にしてステップS16によ
りC−LH階層の符号を合成する。説明のためこの符号
量を表1に示す通り1000バイトとする。
【0099】階層の優先順位は実施の形態1で述べたも
のと同じ順序とすると、C−LHはY−HHより優先順
位が高く、Y−HL階層の符号の末尾とC−LL成分の
符号との間には1500バイトの余裕があるので、優先
判定手段417はC−LH階層の符号を記憶手段418
の末尾のC−LL階層の符号に続けて格納することによ
り、Y−HH階層の符号の一部を上書きし、その残りを
破壊することにより、階層単位での書き換えを実行す
る。この処理はステップS17,S20,S21のルー
プを1回まわってステップS18に移行することにより
実行される。図9(d) はC−LH階層の符号を格納する
直前の状態を表し、図9(e) はY−HH階層の符号を消
して(ステップS21)C−LH階層の符号を格納した
状態を表す図である。
【0100】次に上記と同様にしてステップS16によ
りC−HL階層の符号を合成する。説明のためこの符号
量を表1に示す通り1000バイトとする。
【0101】C−HL階層はY−HL階層より優先順位
が低く、符号記憶手段418の残り容量(Y−HL階層
の符号とC−LH階層の符号の間)が500バイトであ
ることから(図9(f) 参照)、C−HL階層の符号は捨
ててしまう。この処理はステップS17,S20および
S22により実行される。さらにU成分とV成分のHH
係数は量子化・可変長符号化も行なわずに捨ててしまっ
て、このフィールドの符号化処理を終了する。これはス
テップS22の処理の続きにより実行される。
【0102】次に優先判定手段417の動作について別
のフィールドの符号化処理の場合を例にとって図8およ
び図10を用いて説明する。全符号化を行なった場合の
各階層毎の符号量は表2の通りとする。
【0103】
【表2】
【0104】まずY−LL、Y−LH,Y−HL階層の
符号を符号記憶手段418の先頭から順に図10(b) の
様に詰める。この処理は、ステップS11ないしS14
のループを3回まわることにより実行される。この時点
で符号記憶手段418の空き容量は1000バイトとな
り、次のY−HH階層の符号はこの記憶手段418が容
量不足となることがステップS12により判明するので
これを格納せずに捨てる。この処理はステップS15で
実行される。次にC−LL階層の符号は図10(c) の様
に、これより優先順位の低いY−HL階層の符号を消す
ことで格納する。この処理はステップS16,S17,
S20,S21,およびS17,S18を実行すること
により行われる。そして、次のC−LH階層以降の符号
はY−HL階層より優先順位が低いので捨ててしまう。
この処理はステップS16,S17,S20,S22に
より実行され、これにより処理が終了する。
【0105】さらに優先判定手段417の動作について
別のフィールドの符号化処理の場合を例にとって図8お
よび図11を用いて説明する。全符号化を行なった場合
の各階層毎の符号量は表3の通りとする。
【0106】
【表3】
【0107】この場合は符号記憶手段418の容量が、
生成した符号の総量より多いので、全ての符号を格納す
ることができる。これはステップS11〜S14を4回
まわり、ステップS16〜S19を4回まわることによ
り実行される。すなわち、まずY成分の符号を符号記憶
手段418の先頭から順に図11(b) の様に詰める。次
にC成分の符号を符号記憶手段418の末尾から順に図
11(c) の様に詰める。
【0108】上記に説明する方法で予め固定的に定めた
容量の符号記憶手段に1フィールドの符号を格納するこ
とができる。
【0109】このように、本実施の形態2によれば、R
GBカラー画像をYUVカラー画像に変換しこれにウエ
ーブレット変換,量子化,可変長符号化を施しYC成分
に変換したものを記憶手段に記憶する際、符号量が多い
Y成分についてはその低周波成分の優先度を高くして記
憶手段の先頭から順次詰めてゆき、C成分についてもそ
の低周波成分の優先度を高くして記憶手段の後尾から順
次詰めてゆき、記憶しきれない高周波成分についてはこ
れを棄却するようにしたので、画像の情報をあまり落と
すことなく予め固定的に定めた記憶容量を有する記憶手
段に効率よく格納することができ、復号化に際してその
画質を殆ど犠牲にすることなく、少ないメモリ量にて効
率よく符号化を行うことが可能となる。
【0110】実施の形態3.次に本発明の実施の形態3
について説明する。本実施の形態3は先の実施の形態2
の優先順位判定手段417および符号記憶手段418に
関するものであるので、これ以前の処理については説明
を省略する。
【0111】図7において、符号記憶手段418は1フ
ィールド以上の符号を格納する大きさを持つメモリとす
る。
【0112】図12はこの実施の形態3において符号記
憶手段に符号が詰められる様子を示す図である。
【0113】また、図13はこの実施の形態3の動作を
示すフローチャートであり、図において、S31は図8
と同様の方法で符号化を行い、これを符号記憶手段に詰
めるステップ、S32は符号記憶手段418のY記憶領
域とC記憶領域の間に空き領域があるか否かを判定する
ステップ、S33は空き領域が埋まるように符号記憶手
段418内でC記憶領域を移動するステップである。
【0114】次に動作について説明する。領域管理手段
の機能を併せ持つ符号記憶手段418は予め固定的に定
めた容量のメモリを1フィールド分の符号に割り当る。
図12(a) は符号記憶手段418内のメモリと1フィー
ルド分の符号に割り当てたメモリAを表している。先の
実施の形態2で説明したのと同じ方法で、割り当てたメ
モリAに符号を格納する。この処理は図13のステップ
S31により行われ、図12(b) のYはメモリAに格納
したY成分の符号を表し、CはC成分の符号を表す。次
に転送手段および領域回収手段の機能を併せ持つ優先順
位判定手段417は符号記憶手段418のY成分の符号
とC成分の符号の間に空いた領域をC成分の符号を転送
することによって詰める。この処理は図13のステップ
S32,S33により行われ、図12(c) はこの間を詰
めた状態を表している。
【0115】次にさらに映像信号の1フィールドをサン
プリングし上記の処理を繰り返す。符号記憶手段418
は先と同じ容量のメモリを1フィールド分の符号に割り
当てる。図12(d) は最初に符号化したフィールドの符
号の次に次のフィールドに割り当てたメモリBの状態を
表している。以下上記と同様にメモリBに符号を格納す
る。この処理を繰り返すことによって符号記憶手段内の
連続するメモリにすき間なく符号を詰めることができ
る。
【0116】上記の実施の形態はYUVの4:2:2サ
ンプリングについて説明したが、例えばサンプリングを
4:1:1で行なうと、一般的にY成分の符号量に比べ
てU成分とV成分の符号の分を合わせたC成分の符号量
が少なくなる。この場合、C成分の符号を末尾から詰め
ることによってY成分とC成分の符号の間を詰めるのに
必要な転送量が逆に詰めるより少なくて済む。なお符号
記憶手段418は各フィールド毎に同じ容量のメモリを
割り当てる必要はなく、例えば先に符号化したフィール
ドの符号量に応じて容量を変更してもよい。
【0117】このように、本実施の形態3によれば、R
GBカラー画像をYUVカラー画像に変換しこれにウエ
ーブレット変換,量子化,可変長符号化を施しYC成分
に変換したものを符号記憶手段に記憶する際、符号量が
多いY成分についてはその低周波成分の優先度を高くし
て記憶手段の先頭から順次詰めてゆき、C成分について
もその低周波成分の優先度を高くして記憶手段の後尾か
ら順次詰めてゆき、記憶しきれない高周波成分について
はこれを棄却するようにしたので、画像の情報をあまり
落とすことなく予め固定的に定めた記憶容量を有する記
憶手段に効率よく格納することができ、復号化に際して
その画質を殆ど犠牲にすることなく、少ないメモリ量に
て効率よく符号化を行うことが可能となる。また、上記
で説明した記憶領域管理法によって連続するフィールド
の信号をフィールドあたりのメモリ量を一定以下に抑え
ながら効率よく格納できる。
【0118】実施の形態4.次に本発明の実施の形態4
について説明する。本実施の形態4は符号列を3つに分
割する場合を説明するものである。前記実施の形態に準
ずる部分の説明は一部省略する。図14において、40
0〜405は図4と同様のものである。
【0119】図15はその符号記憶手段および一時記憶
手段に符号が詰められる様子を示す図である。
【0120】また、図16,図49は、この実施の形態
4の動作を示すフローチャートであり、図において、S
41はY−LL成分を符号化するステップ、S42はこ
の符号化したY−LL成分を符号記憶手段に詰めるステ
ップ、S43〜S46は図8のS11〜S14と同様の
ステップである。S47はステップS44において符号
記憶手段に記憶できる容量がないと判定された時に、Y
の残りのサブバンドを一時記憶手段に詰めるステップで
ある。また、S48はU−LL成分を符号化するステッ
プ、S49はこの符号化したU−LL成分を符号記憶手
段に詰めるステップ、S50は原時点で最も優先度の高
いUのサブバンドを符号化するステップ、S51は符号
化手段に記憶できる容量があるか否かを判定するステッ
プ、S52は符号化したサブバンドの符号を詰めるステ
ップ、S53はUの全てのバンドの符号化が終了したか
否かを判定するステップ、S54はUの残りのサブバン
ドを一時記憶手段に記憶するステップ、S55はV−L
L成分を符号化するステップ、S56はこの符号化した
V−LL成分を符号記憶手段に詰めるステップ、S57
は原時点で最も優先度の高いVのサブバンドを符号化す
るステップ、S58は符号化手段に記憶できる容量があ
るか否かを判定するステップ、S59は符号化したサブ
バンドの符号を詰めるステップ、S60はVの全てのバ
ンドの符号化が終了したか否かを判定するステップ、S
61はVの残りのサブバンドを一時記憶手段に記憶する
ステップ、S62は符号化手段に空き容量があるか否か
を判定するステップ、S63は原時点で最も優先度の高
いY,U,Vのサブバンドを一時記憶手段から符号記憶
手段に転送するステップである。
【0121】次にその優先順位判定手段407の動作を
説明する。階層の優先順位はLL成分を最優先とし以下
LH、HL、HHの順位とし、同じ階層ではY成分を優
先とする。また説明のための例としてY−LL〜V−H
Hの符号量を表4に示す通りとし、記憶手段408のサ
イズを11500バイト、一時記憶手段409のサイズ
を12000バイトとする。図15(a) はこの符号記憶
手段408、一時記憶手段409の初期状態を表してい
る。
【0122】記憶制御手段としての優先順位判定手段4
07は、まずY成分の符号に対しては最も優先順位の高
いY−LLの符号を符号記憶手段408に格納し、Y−
LH、Y−HL、Y−HHの符号は一時記憶手段409
に記憶する。この処理は図16,図49のステップS4
1〜S46およびS47により実行され、図15(b)は
この状態を表している。次にU成分の符号に対して、U
−LLの符号を符号記憶手段408のY−LLの次に格
納し、U−LH、U−HL、U−HHの符号は一時記憶
手段409に記憶する。この処理は図16,図49のス
テップS48〜S54により実行され、図15(c) はU
成分の符号を記憶し終った状態を表す。次にV成分の符
号に対しても同様の操作を行なう。この処理は図16,
図49のステップS55〜S61により実行され、図1
5(d) は全ての色成分の符号を記憶し終った状態を表し
ている。次に符号記憶手段408はY−LL、U−L
L、V−LLを詰めた残りが4000バイトあることか
ら、転送判定手段としての機能を併せ持つ優先順位判定
手段407は、一時記憶手段409に記憶した符号のう
ち優先順位の高いものから4000バイト以下の部分に
あたるY−LH、U−LH、V−LHの符号を符号記憶
手段408に転送する。この処理は図16,図49のス
テップS62,S63により実行され、図15(e) は転
送が終った状態を表している。この段階で、一時記憶手
段409に残った符号は捨てて、1フィールドの符号化
処理を終了する。
【0123】このように、本実施の形態4によれば、R
GBカラー画像をYUVカラー画像に変換しこれにウエ
ーブレット変換,量子化,可変長符号化を施したものを
符号記憶手段に記憶する際、符号量が多いY成分につい
てはその優先度が高いY−LL成分を記憶手段に記憶
し、残りの成分についてはこれを一時記憶手段に記憶
し、U成分,V成分についてもその優先度が高いU−L
L成分,V−LL成分をY−LL成分とアドレスの間隙
が生じないようにこれを符号記憶手段に記憶し、残りの
成分については一時記憶手段に記憶し、この一時記憶手
段に記憶した成分のうち、その優先度がかなり高く、か
つ符号記憶手段の残りの容量に格納し得る余裕があるY
−LH成分,U−LH成分,V−LH成分についてはこ
れを一時記憶手段から符号記憶手段に転送するようにし
たので、画像の情報を3つに分割する場合でも、画像の
情報をあまり落とすことなく予め固定的に定めた記憶容
量を有する記憶手段に効率よく格納することができ、復
号化に際してその画質を殆ど犠牲にすることなく、少な
いメモリ量にて効率よく符号化を行うことが可能とな
る。また、上記で説明した記憶領域管理法によって連続
するフィールドの信号をフィールドあたりのメモリ量を
一定以下に抑えながら効率よく格納できる。
【0124】なお、この実施の形態4では、符号列を3
つ生成する場合について説明したが、2つ以上の符号列
を生成する場合に関しても同様に適用可能である。
【0125】実施の形態5.次に本発明の実施の形態5
について図17を用いて説明する。本実施の形態5は先
の実施の形態3とほぼ同じ構成であり、同じ部分につい
てはその説明を省略する。
【0126】図17において、符号記憶手段428は先
の実施の形態3の符号記憶手段418の機能に加え、1
フィールドの符号の合計を計算し、その量に合わせて、
次にサンプリングするフィールドを決定してこれをサン
プリング手段420に指示する機能を有する。また、サ
ンプリング手段420はこの符号記憶手段428により
指示されたフィールドのサンプリングを行なうものであ
る。
【0127】以下、具体的に秒あたり60フィールドの
映像信号の1秒間分を165000バイトのメモリに符
号化して記録する場合について説明する。なお1フィー
ルドの符号化処理に1/15秒を要するものとし、4フ
ィールド間隔以上のフィールド間引きを行なうものとす
る。
【0128】最初にサンプリング手段420により、1
フィールドをサンプリングし、実施例の形態3と同様の
方法に従い1フィールドあたり16500バイトのメモ
リを割り当てて符号化を行なう。符号記憶手段428
は、符号化手段により使用したメモリ量を算出するメモ
リ量算出手段や、このメモリ量算出手段により算出した
メモリ量が予め定める下限値以下の場合前記下限値に切
り上げる切り上げ手段、メモリ量算出手段により算出し
たメモリ量に比例したフィールド間隔を算出するフィー
ルド間隔算出手段や、このフィールド間隔算出手段によ
り算出したフィールド間隔を前記サンプリング手段に対
し指定するフィールド間隔指定手段、さらには符号記憶
手段に、切り上げ手段で切り上げを行ったことを検出す
る切り上げ検出手段や、この切り上げ検出手段により切
上げを検出した場合、符号量が増大するように前記階層
符号化の調整を行なう符号化調整手段の機能を併せ持っ
ており、Y成分とC成分の符号の合計が11000バイ
ト以下の場合は先にサンプリングしたフィールドの4フ
ィールド後のフィールドをサンプリングし、これが11
000バイトを越えるが13750バイト以下の場合は
5フィールド後のフィールドをサンプリングし、137
50バイトを越える場合は6フィールド後のフィールド
をサンプリングする。
【0129】また映像信号がインターレース操作を行な
っている場合、サンプリングしたフィールドの上下位置
が変化することを避けるため、11000バイト以上の
場合は6フィールド後のフィールドをサンプリングする
ようにしてもよい。
【0130】これは、通常のテレビジョン信号(NTS
C信号)の場合、4ないし6フィールド間隔でのサンプ
リングが余り不自然さを感じないサンプリング間隔の上
限であることがその理由である。
【0131】そしてそのサンプリングを4フィールド間
隔で行ないフィールドあたりのメモリを11000バイ
トを固定的に割り当てれば所望の条件を満たすが、映像
の質によっては解像度が格段に落ちる場合がある。また
6フィールド間隔でサンプリングを行ない、フィールド
あたり16500バイトを固定的に割り当てても所望の
条件を満たすが、映像の質によっては1フィールドあた
りが16500バイトに満たない場合が発生し、メモリ
の使用効率が格段に落ちる。
【0132】このように、本実施の形態5では、映像信
号のフィールドを指定する時間間隔でサンプリングし、
このサンプリングされたデータに対して階層符号化を行
い、これを符号記憶手段に記憶するとともに、その階層
符号化を行う際に使用したメモリ量を算出し、この算出
したメモリ量が予め定めた下限値以下の場合、これを下
限値に切り上げるとともに、この切り上げを行ったこと
を検出した場合、符号量が増大するように階層符号化の
調整を行うとともに、上記算出したメモリ量に比例した
フィールド間隔を算出し、この算出したフィールド間隔
をサンプリング手段に対し指定することにより、符号量
が多い場合はフィールドの間引き間隔を広げ、符号量が
少ない場合は間引き間隔を縮めることで限られたメモリ
に一定時間の映像信号を効率良く記憶することができる
符号化方法および符号化装置を実現することができる。
【0133】なおここで上げた1フィールドの符号化時
間,メモリ量や映像信号記録時間などは単なる一例に過
ぎず、本発明はこれに限るものではない。
【0134】さらに上記実施の形態5において、1フィ
ールドの符号量が11000バイトを下回るフィールド
が続く場合、図2の量子化部214での量子化誤差が少
なくなる方向に量子化因子を変更するようにしてもよ
い。
【0135】実施の形態6.次に前記実施の形態1ない
し4の方法によって符号化した映像信号を再生する方法
について、図18を用いて説明する。符号記憶手段51
8は前記実施の形態1ないし4の方法により符号化され
た映像信号を記憶するものであり、前記実施の形態1な
いし4の符号記憶手段408または418と同じもので
あり、符号化時にサンプリング間隔も記憶するものとす
る。復号化部(復号化手段)503は符号化手段413
の逆演算を行なうものとし、フィールド記憶手段501
aとフィールド記憶手段501bはそれぞれ映像信号を
記憶し、その一方の出力が絶えず映像提示手段500で
提示されるものとする。
【0136】これらの動作についてさらに詳しく説明す
る。符号記憶手段518から最初の1フィールド分の符
号でY成分、C成分(実施の形態4に対応するものの場
合、はY成分、U成分、V成分)の符号を順次取り出
し、復号化部503により復号処理を施して、映像信号
のY成分、U成分、V成分をそれぞれ再生しフィールド
記憶手段501aに格納する。ただし符号化の時C成分
で破壊したY成分の階層や符号化処理を行なわなかった
階層は全て0として復号化処理を行なう。そして各成分
の映像信号が揃った時点でYUV信号をそのまま入力で
きる映像提示手段500に映像を提示する。
【0137】次に2番目のフィールドの符号を符号記憶
手段518から取り出し、上記と同様にして、映像信号
を再生し、フィールド記憶手段501bに格納する。最
初のフィールドのサンプリング間隔の後、映像提示手段
500に提示するフィールド記憶手段を501bに切替
え3番目のフィールドの映像信号の再生処理を開始す
る。以下、この処理を符号記憶手段518に次のフィー
ルドの符号がある限り繰り返しておこなう。
【0138】このように、本実施の形態6によれば、実
施の形態1ないし4の方法により符号化された映像信号
を記憶する記憶手段から符号を読出し、これに符号化と
逆の演算を行って、復号を行い、復号した映像信号をフ
ィールド記憶手段の一方に書込み他方から読出しを行
い、これを交互に繰り返すことにより映像信号を再生す
ることにより、実施の形態1ないし4の方法で符号化さ
れた映像信号を再生できる。またフィールド記憶手段を
切替えるフィールド間隔を、符号記憶手段518に記憶
したサンプリング間隔の一定倍とすることで、高速再生
やスロー再生を行なうこともできる。
【0139】なお本実施の形態6ではYUV信号のまま
提示できる映像提示手段500を用いたが、YUV信号
からRGB信号に変換する変換手段をフィールド記憶手
段の前段または後段に設けて、RGB信号を映像提示手
段500に入力してもよい。
【0140】実施の形態7.次に前記実施の形態5の方
法によって符号化した映像信号を再生する方法につい
て、図19を用いて説明する。符号記憶手段528は前
記実施の形態5の方法により符号化された映像信号を記
憶するものであるが、前記実施の形態5の符号記憶手段
428と同じもので、符号化時にサンプリング間隔も記
憶するものとする。
【0141】これらの動作についてさらに詳しく説明す
る。符号記憶手段528から最初の1フィールド分の符
号でY成分、C成分の符号を順次取り出し、復号化部5
03により復号処理を施して、映像信号のY成分、U成
分、V成分をそれぞれ再生しフィールド記憶手段501
aに格納する。ただし符号化の時C成分で破壊したY成
分の階層や符号化処理を行なわなかった階層は全て0と
して復号化処理を行なう。そして各成分の映像信号が揃
った時点でYUV信号をそのまま入力できる映像提示手
段500に映像を提示する。
【0142】次に2番目のフィールドの符号を符号記憶
手段528から取り出し、上記と同様にして、映像信号
を再生し、フィールド記憶手段501bに格納する。最
初のフィールドのサンプリング間隔の後、映像提示手段
500に提示するフィールド記憶手段を501bに切替
え3番目のフィールドの映像信号の再生処理を開始す
る。以下、この処理を符号記憶手段528に次のフィー
ルドの符号がある限り繰り返しておこなう。
【0143】このように、本実施の形態7によれば、実
施の形態5の方法により符号化された映像信号およびそ
のサンプリング間隔を記憶する記憶手段から符号を読出
し、これに符号化と逆の演算を行って、復号を行い、復
号した映像信号をフィールド記憶手段の一方に書込み他
方から読出しを行い、これを交互に繰り返すことにより
映像信号を再生することにより、サンプリングのフィー
ルド間引きが一定でないにも関わらず、元の映像信号と
同じ速度で再生できる。またフィールド記憶手段を切替
えるフィールド間隔を、符号記憶手段528に記憶した
サンプリング間隔の一定倍とすることで、高速再生やス
ロー再生を行なうこともできる。
【0144】なお本実施の形態7ではYUV信号のまま
提示できる映像提示手段500を用いたが、YUV信号
からRGB信号に変換する変換手段をフィールド記憶手
段の前段または後段に設けて、RGB信号を映像提示手
段500に入力してもよい。
【0145】実施の形態8.ところで、実施の形態1な
いし5における符号化方法および符号化装置ではウエー
ブレット変換によってその符号化を行うようにしたが、
本実施の形態8はウエーブレット変換を実現するための
ハードウェアの規模、および変換速度の問題を解決する
ために、ウエーブレット変換の特徴である、画像データ
を周波数帯域毎に繰り返し周波数分割する点に着目して
これを利用するようにしたものであり、これにより実施
の形態1ないし5における符号化方法および符号化装置
のハードウエアの回路規模をより一層縮小できるもので
ある。
【0146】すなわち、図47の入力画像I1、HP
F、LPFおよびサブサンプラ、または入力画像I1を
水平方向に周波数分割した変換画像I3、HPF、LP
Fおよびサブサンプラでの処理を、一組の画像データお
よび変換データを保持するメモリ、HPF、LPFとサ
ブサンプラにより実現する。
【0147】さらに、入力画像を周波数分割した変換デ
ータは、入力画像上に上書き転送することにより、余分
なメモリを必要とせず、また周波数分割とデータ転送を
パイプライン処理することにより、ウエーブレット変換
に要する時間も短縮できるウエーブレット変換装置を実
現するようにしたものである。
【0148】以下、図20を用いて、本発明の実施の形
態8について説明する。図20において、601はシス
テム全体を制御するCPU、602は画像データおよび
これをウエーブレット変換して得た係数データを蓄積す
るためのデータ記憶部、603はCPUバス、701は
入力データを2画素毎並列に6画素保持しておくシフト
レジスタ部、702はシフトレジスタ部701のデータ
から低周波成分を取り出してL係数データとして出力す
るローパスフィルタ、703はシフトレジスタ部701
のデータから高周波成分を取り出してH係数データとし
て出力するハイパスフィルタである。
【0149】以上のように構成されたウエーブレット変
換装置について、以下その動作について図21を用いて
説明する。まず、符号化(ウエーブレット変換)につい
て説明する。図21は、入力画像を周波数分割していく
経過を示している。
【0150】ウエーブレット変換を行なう画像データ
(図21(a) )は、一旦CPUバス603上のデータ記
憶部602に蓄積される。CPU601は、データ記憶
部602の画像データの水平方向のラインデータ1(図
21(a) )を逐次、CPUバスを介してシフトレジスタ
部701に転送する。
【0151】画素データ(図21(a) )のラインデータ
の先頭から、Pn-2、Pn-1、Pn、Pn+1、Pn+2、Pn+3、Pnと
し(図20のシフトレジスタ部701参照)、L係数デ
ータをLn、H係数データをHnで表現した時、LPFを
(数1)によって実現しており、
【0152】
【数1】
【0153】HPFを(数2)により実現している。
【0154】
【数2】
【0155】このフィルタは、Symmetric Short Kernel
Filter (SSKF)と呼ばれ、LPFは5タップ、H
PFは3タップで周波数分割できるため、小規模のハー
ドウェアによって実現できる。
【0156】図22(a) ,図22(b) はこのSSKFに
よって実現されたLPF,HPFを示し、図22(a) に
おいて、702a,702b,702d,702h,7
02iは加算器、702c,702eは入力を2倍する
乗算器、702jは入力を8で除算する除算器、702
f,702gは入力の2の補数を出力する補数器であ
る。また、図22(b) において、703a,703dは
加算器、703bは入力の2の補数を出力する補数器、
703cは入力を2倍する乗算器、703eは入力を2
で除算する除算器である。
【0157】図20のシフトレジスタ部701はレジス
タ701f,701d,701bからなるレジスタ列7
01xとレジスタ701e,701c,701aからな
るレジスタ列701yとから構成されており、シフトレ
ジスタ部701に2画素単位で画素…、Pn-2,Pn-1、P
n,Pn+1、Pn+2,Pn+3、Pn,…が入力すると、レジスタ
列701xの入力には、画素…、Pn-1、Pn+1、Pn+3、…
が入力され、レジスタ列701yの入力には、画素…、
Pn-2,Pn,Pn+2,…が入力される。
【0158】このため、シフトレジスタ部701に単に
2画素分ずつ画素データを入力することによって、周波
数分割を実行するのに要する入力のデータ単位毎(m-2
、m、m+2 、…)のバッファと、レジスタ列701x,
701yに画素データを1画素おきに入力する1/2サ
ブサンプリングとを同時に行なっている。
【0159】そして、このシフトレジスタ部701に転
送された画素データをローパスフィルタ702およびハ
イパスフィルタ703に出力することにより2画素毎に
周波数分割されたL係数データとH係数データは、一旦
レジスタ704,705にこれをラッチしてから、CP
U601がデータ記憶部602の変換ラインデータ格納
領域にそれぞれ転送し、その後、入力画像のラインデー
タ格納領域に再度転送することにより、図21(b) のL
係数データ1、H係数データ1に示すアドレスにそれぞ
れ蓄積する。この動作を繰り返すことで、図21(a) の
画像データは周波数分割後、図21(c) のように蓄積さ
れる。
【0160】次に、図21(c) の係数データについて垂
直方向の周波数分割を行なう。CPU601は、データ
記憶部602のL係数データの垂直方向のラインデータ
2(図21(d) )を逐次、CPUバス603を介して、
シフトレジスタ部701に転送する。そしてこのシフト
レジスタ部701に転送された画素データをローパスフ
ィルタ702およびハイパスフィルタ703に出力する
ことにより2画素毎に周波数分割されたL係数データと
H係数データは、CPU601がデータ記憶部602の
垂直方向の変換ラインデータ格納領域に転送し、その
後、入力画像の垂直方向のラインデータ格納領域に再度
転送することにより、図21(e) のL係数データ2、H
係数データ2に示すアドレスにそれぞれ蓄積する。この
動作を繰り返すことで、図21(d) の係数データは周波
数分割後、図21(f) のように蓄積される。
【0161】CPU601は、この周波数分割を繰り返
すことにより、入力画像データを図48に示す帯域に分
割したウエーブレット係数データに変換する。
【0162】以上の動作をフローチャートに示すと図2
3のようになる。
【0163】即ち、(1) ステップS101において、C
PU601はデータ記憶部602に格納している入力画
像データのラインデータを順次2画素単位で読みだす。 (Pn-2,Pn-1),(Pn,Pn+1),(Pn+2,Pn+3),… (2) そして、ステップS102において、この読み出し
た2画素単位の画像データを順次シフトレジスタ部70
1に転送する。その際、CPUバスは16ビット幅であ
るのに対し、シフトレジスタ部701の各レジスタ列7
01x,701yの入力バスは8ビット幅であるので、
単にこの転送を行うだけで、水平方向に1/2のダウン
サンプリングがなされる。そして、レジスタに書き込む
タイミングでレジスタ値をシフトする。
【0164】(3) ステップS103において、シフトレ
ジスタ部701の中心画素Pnに対して、ローパスフィル
タ702、ハイパスフィルタ703において、 LPF係数データ=(−Pn-2+2*Pn-1+6*Pn+2*Pn+1−
Pn+2)/8 HPF係数データ=(Pn−2*Pn+1+Pn+2)/2 の処理を行う。
【0165】(4) ステップS104において、中心画素
Pnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ704,705にそれぞれラッチする。
【0166】(5) ステップS105において、CPU6
01により、ラッチしたL,H係数データを、データ記
憶部602のウエーブレット変換データのラインデータ
Ln,Hnとして格納する。
【0167】(6) ステップS106において、以上の処
理(1) ないし(5) を入力画像の全てのラインについて繰
り返して、入力画像I1から画像I2,I3を得る。
【0168】(7) そして、ステップS107において、
データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御して
以上の処理(1) ないし(6) を入力画像の全てのラインに
ついて画素単位で繰り返すことにより、HH(F1),
HL(F2),LH(F3),LL(=I4)を得る。
【0169】(8) そして、ステップS108において、
I4を入力画像とし、データ記憶部602のアドレスと
処理サイズを制御して垂直方向のラインについて(1) な
いし(7) と同様の処理を繰り返すことにより、LLHH
(F4),LLHL(F5),LHLH(F6),LH
LL(=I7)を得る。
【0170】(9) そして、ステップS109において、
I7を入力画像とし、データ記憶部602のアドレスと
処理サイズを制御して(1) ないし(8) と同様の処理を繰
り返すことにより、LLLLHH(F7),LLLLH
L(F8),LLLLLH(F9),LLLLL(=I
10)を得る。
【0171】このように、実施の形態8によれば、CP
U601が、データ記憶部602の画像データを一組の
シフトレジスタ部701を介してローパスフィルタ70
2、ハイパスフィルタ703にデータ転送することによ
り、1/2サブサンプリングと周波数分割とを同時に実
行する処理を、周波数帯域毎に再帰的に行なうことで、
小規模のハードウェアでのウエーブレット変換が可能と
なり、かつその制御も簡単なウエーブレット変換装置が
実現できる。
【0172】実施の形態9.以下、図24,図25,図
26および図21を用いて、本発明の実施の形態9につ
いて説明する。図24は本実施の形態9における全体の
システム構成図で、図において、601〜604は図2
0の構成と同様のものである。図20の構成と異なるの
は、ローパスフィルタ部603の出力を保持するための
係数ラインメモリ(FIFO)部1(74)、ハイパス
フィルタ部604の出力を保持するための係数ラインメ
モリ(FIFO)部2(75)、データのDMA転送を
行うためのCPUバス用DMAC601aが付加された
点である。なお、このDMAC601aはCPU601
に内蔵されたものを用いてもよい。
【0173】図25はこの実施の形態9における、ロー
パスフィルタ部72およびハイパスフィルタ部73の構
成を示すもので、ローパスフィルタ部72は図20のシ
フトレジスタ部701,LPF702およびレジスタ7
04から構成され、ハイパスフィルタ部73は図20の
シフトレジスタ部701,HPF703およびレジスタ
705から構成されている。
【0174】以下その動作について説明する。ウエーブ
レット変換を行なう画像データ(図21(a) )は、一旦
CPUバス603上のデータ記憶部602に蓄積され
る。CPUバス用DMAC601aは、実施の形態8と
同様に、データ記憶部602の画像データの水平方向の
ラインデータ1(図21(a) )を逐次、CPUバス60
3を介してローパスフィルタ部72およびハイパスフィ
ルタ部73にDMA転送する。ローパスフィルタ部72
およびハイパスフィルタ部73によって2画素毎に周波
数分割されたL係数データは係数ラインメモリ1(7
4)に保持され、H係数データは、係数ラインメモリ2
(75)に保持される。CPUバス用DMAC601a
は、ラインデータ1(図21(a) )の周波数分割終了
後、係数ラインメモリ1(74)、係数ラインメモリ2
(75)に保持している係数データをデータ記憶部60
2にDMA転送し、図21(b) のL係数データ1、H係
数データ1に示すアドレスにそれぞれ蓄積する。
【0175】CPUバス用DMAC601aは、実施の
形態8と同様に、この周波数分割を繰り返すことによ
り、入力画像データを図48に示す帯域に分割したウエ
ーブレット係数データに変換する。
【0176】以上の動作をフローチャートに示すと図2
6のようになる。
【0177】即ち、(1) ステップS111において、C
PU601はCPUバス用DMAC601aに対してデ
ータ記憶部602内の入力画像データのラインデータの
先頭アドレスと転送データ長を指定して、DMA転送を
行う制御命令を出す。
【0178】(2) ステップS112において、CPUバ
ス用DMAC601aはデータ記憶部602の入力画像
データのラインデータを、順次2画素単位で読みだす。 (Pn-2,Pn-1),(Pn,Pn+1),(Pn+2,Pn+3),… (3) そして、ステップS113において、この読み出し
た画素データを順次2画素単位でシフトレジスタ部70
1に転送する。その際、CPUバスは16ビット幅であ
るのに対し、シフトレジスタ部701の各レジスタ列7
01x,701yの入力バスはそれぞれ8ビット幅であ
るので、単にこの転送を行うだけで、水平方向に1/2
のダウンサンプリングがなされる。そして、レジスタに
書き込むタイミングでレジスタ値をシフトする。
【0179】(4) ステップS114において、シフトレ
ジスタ部701の中心画素Pnに対して、ローパスフィル
タ部702、ハイパスフィルタ部703において、 LPF係数データ=(−Pn-2+2*Pn-1+6*Pn+2*Pn+1−
Pn+2)/8 HPF係数データ=(Pn−2*Pn+1+Pn+2)/2 の処理を行う。
【0180】(5) ステップS115において、中心画素
Pnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ704,705にそれぞれラッチする。
【0181】(6) ステップS116において、ラッチし
たL,H係数データをそれぞれ係数FIFO1(7
4),係数FIFO2(75)に格納する。
【0182】(7) ステップS117において、CPUバ
ス用DMAC601aは、係数FIFO1(74),係
数FIFO2(75)の順にその出力をデータ記憶部6
02のウエーブレット変換データ格納領域に格納する。
このとき、1 画素が8ビットであるので、DMAの倍の
サイクルでシリアル/パラレル変換を行って16ビット
として転送することにより、さらなる高速化を図ること
ができる。
【0183】(8) ステップS118において、以上の処
理(1) ないし(7) を入力画像の全てのラインについて繰
り返すことにより、入力画像I1から画像I2,I3を
得る。
【0184】(9) ステップS119において、CPU6
01はデータ記憶部602に格納している入力画像デー
タのアドレスと処理サイズを制御して、その垂直方向の
ラインデータを順次2画素単位で読みだす。
【0185】(10) そして、ステップS120におい
て、この読み出した2画素単位の画像データを順次シフ
トレジスタ部701に転送する。
【0186】(11)ステップS121において、シフトレ
ジスタ部701はその中心画素Pnに対して、ローパスフ
ィルタ部702、ハイパスフィルタ部703において、 LPF係数データ=(−Pn-2+2*Pn-1+6*Pn+2*Pn+1−
Pn+2)/8 HPF係数データ=(Pn−2*Pn+1+Pn+2)/2 の処理を行う。
【0187】(12)ステップS122において、中心画素
Pnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ704,705にそれぞれラッチする。
【0188】(13)ステップS123において、CPU6
01により、ラッチしたL,H係数データを、データ記
憶部602のウエーブレット変換データの垂直方向のラ
インデータLn,Hnとして格納する。
【0189】(14)ステップS124において、以上の処
理(9) ないし(13)を入力画像の全ての垂直方向ラインに
ついて画素単位で繰り返すことにより、HH(F1),
HL(F2),LH(F3),LL(=I4)を得る。
【0190】(15)そして、ステップS125において、
I4を入力画像として、データ記憶部602のアドレス
と処理サイズを制御して(1) ないし(14)と同様の処理を
繰り返すことにより、LLHH(F4),LLHL(F
5),LHLH(F6),LHLL(=I7)を得る。
【0191】(16)そして、さらにステップS126にお
いて、I7を入力画像として、データ記憶部602のア
ドレスと処理サイズを制御して(1) ないし(14)と同様の
処理を繰り返すことにより、LLLLHH(F7),L
LLLHL(F8),LLLLLH(F9),LLLL
LL(=I10)を得る。
【0192】なお、係数FIFO1(74),係数FI
FO2(75)を設けないとすると、データ記憶部の入
力画像データ領域のラインデータを逐次周波数分割して
元のラインデータの場所に変換後ラインデータのように
格納しようとすると、2画素単位で処理を行うため、ま
だ読み出していないラインデータを壊してしまう。
【0193】しかしながら、本実施の形態9では係数F
IFO1(74),係数FIFO2(75)を設けてラ
イン単位の処理を行っているため、データ記憶部の入力
画像データ領域のラインデータを周波数分割すると、そ
の係数データは一旦FIFOに格納されているので、も
とのラインデータのあった領域に戻すことができ、ウエ
ーブレット変換データ領域が不要となり、メモリ効率が
よくなる。
【0194】このように、実施の形態9によれば、デー
タ記憶部602の画像データを一組のシフトレジスタ部
701を介してローパスフィルタ702、ハイパスフィ
ルタ703にデータ転送することにより、1/2サブサ
ンプリングと周波数分割とを同時に実行する処理を、周
波数帯域毎に再帰的に行なうことにより、小規模のハー
ドウェアでのウエーブレット変換が可能となり、かつそ
の制御も簡単なウエーブレット変換装置が実現できると
ともに、そのL係数データ、H係数データを順番にデー
タ記憶部にDMA転送できるので、アドレス計算が簡略
化でき、データ記憶部602がDRAM等の水平方向に
バースト転送が可能なものであれば、その水平方向のデ
ータ転送時間が高速化でき、またデータ記憶部602が
SRAM等の水平,垂直方向にバースト転送可能なメモ
リであれば、さらにその垂直方向についても転送時間が
高速化できるので、ウエーブレット変換の高速化を実現
できる。
【0195】実施の形態10.以下、図27、図28お
よび図21を用いて、本発明の実施の形態10について
説明する。図27は本実施の形態10における全体のシ
ステム構成図で、601〜606は図24の構成と同様
のものである。図24の構成と異なるのは、2画素分の
ビット幅を有するCPUバス603とは別に1画素分の
ビット幅を有するローカルバス609を設け、ローカル
バス609上に周波数分割したL係数とH係数を蓄積す
る係数記憶部607、係数ラインメモリ1(74)、2
(75)の転送先を切替える切換部78、ローパスフィ
ルタ部72とハイパスフィルタ部73に入力するデータ
を、データ記憶部602と係数記憶部607から選択す
る選択部79、データのDMA転送を行うためのローカ
ルバス用DMAC606aを付加した点である。
【0196】以下、その動作について説明する。ウエー
ブレット変換を行なう画像データ(図21(a) )は、一
旦CPUバス上のデータ記憶部602に蓄積される。C
PU601は、データ記憶部602の画像データの水平
方向のラインデータ1(図21(a) )を逐次、CPUバ
ス603を介してローパスフィルタ部72およびハイパ
スフィルタ部73に転送する。この時、選択部79はC
PUバス603を選択している。
【0197】ローパスフィルタ部72およびハイパスフ
ィルタ部73によって2画素毎に周波数分割されたL係
数データは、CPU601を介さずに直接係数記憶部6
07に転送され(図21(b) )、その間、H係数データ
は、係数ラインメモリ75に保持される。係数ラインメ
モリ75のH係数データは、L係数データの係数記憶部
607への転送終了後に、係数記憶部607に転送され
る(図21(b) )。この時、切替部78はローカルバス
609を選択している。
【0198】よって、係数記憶部607のL、H係数デ
ータは、図21(a) の画像データを繰り返し周波数分割
することで、図21(c) のように蓄積される。
【0199】次に、図21(c) の係数データについて垂
直方向の周波数分割を行なう。CPU601は、係数記
憶部607のL係数データの垂直方向のラインデータ
(図21(d) )を逐次読み出し、ローパスフィルタ部7
2およびハイパスフィルタ部73に転送する。この時、
選択部79はローカルバス609を選択している。
【0200】2画素毎に周波数分割されたL係数データ
は、係数ラインメモリ1(74)に保持され、H係数デ
ータは、係数ラインメモリ2(75)に保持される。周
波数分割終了後、係数ラインメモリ1(74)のL係数
データを係数記憶部607へ転送し(図21(e) )、続
いて係数ラインメモリ2(75)のH係数データを係数
記憶部607に転送する(図21(e) )。
【0201】よって係数記憶部607のL、H係数デー
タは、図21(d) の画像データを繰り返し周波数分割す
ることで、図21(f) のように蓄積される。
【0202】同様に、係数記憶部607のL、H係数デ
ータを更に繰り返し周波数分割することで、入力画像デ
ータを図48に示すようなL、H係数データに周波数分
割でき、ウエーブレット変換が完了する。
【0203】この時、1回目の周波数分割が終った後
は、ローカルバスだけを使用して周波数分割しているの
で、この間CPU601はCPUバス603を用いて、
他の処理を自由に行なえる。
【0204】以上の動作をフローチャートに示すと図2
8のようになる。
【0205】即ち、(1) ステップS121において、C
PU601はCPUバス用DMAC601aに対してデ
ータ記憶部602内の入力画像データのラインデータの
先頭アドレスと転送データ長を指定して、DMA転送を
行う制御命令を出す。
【0206】(2) ステップS122において、CPUバ
ス用DMAC601aはデータ記憶部602の入力画像
データのラインデータを、順次2画素単位で読み出す。 (Pn-2,Pn-1),(Pn,Pn+1),(Pn+2,Pn+3),… (3) そして、ステップS123において、この読み出し
た画素データを順次2画素単位でシフトレジスタ部70
1に転送する。その際、CPUバス603は16ビット
幅であるのに対し、シフトレジスタ部701のレジスタ
列701x,701yの入力バスはそれぞれ8ビット幅
であるので、単にこの転送を行うだけで、水平方向に1
/2のダウンサンプリングがなされる。そして、レジス
タに書き込むタイミングでレジスタ値をシフトする。
【0207】(4) ステップS124において、シフトレ
ジスタ部701の中心画素Pnに対して、ローパスフィル
タ部702、ハイパスフィルタ部703において、 LPF係数データ=(−Pn-2+2*Pn-1+6*Pn+2*Pn+1−
Pn+2)/8 HPF係数データ=(Pn−2*Pn+1+Pn+2)/2 の処理を行う。
【0208】(5) ステップS125において、中心画素
Pnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ704,705にそれぞれラッチする。
【0209】(6) ステップS126において、ラッチし
たL,H係数データをそれぞれ係数FIFO1(7
4),係数FIFO2(75)に格納する。
【0210】(7) ステップS127において、ローカル
バス用DMAC606aは、係数FIFO1(74),
係数FIFO2(75)の順にデータ記憶部2のウエー
ブレット変換データ格納領域に格納する。
【0211】(8) ステップS128において、以上の処
理(1) ないし(7) を入力画像の全てのラインについて繰
り返すことにより、入力画像I1から画像I2,I3を
得る。
【0212】(9) 次に、ステップS129において、C
PU601はローカルバス用DMAC606aに対して
係数記憶部607内の入力画像データのラインデータの
先頭アドレスと転送データ長を指定して、DMA転送を
行う制御命令を出す。
【0213】(10)ステップS130において、ローカル
バス用DMAC606aは係数記憶部607のアドレス
と処理サイズを制御して変換データのラインデータを、
順次読みだす。 (Ln-2,Ln-1),(Ln,Ln+1),(Ln+2,Ln+3),… (11)そして、ステップS131において、この読み出し
た画素データを順次2画素単位でシフトレジスタ部70
1に転送する。但し、ローカルバス609は1画素単位
のビット幅しか有さないために、これをシリアル/パラ
レル変換等により2画素単位に変換してからシフトレジ
スタ部701に転送する必要がある。そして、2画素単
位で送られてきた画素データは16ビット幅であるのに
対し、シフトレジスタ701のレジスタ列701x,7
01yの入力バスはそれぞれ8ビット幅であるので、単
にこの転送を行うだけで、垂直方向に1/2のダウンサ
ンプリングがなされる。そして、レジスタに書き込むタ
イミングでレジスタ値をシフトする。
【0214】(12)ステップS132において、シフトレ
ジスタ701の中心画素Lnに対して、ローパスフィルタ
部702、ハイパスフィルタ部703において、 LPF係数データ=(−Ln-2+2*Ln-1+6*Ln+2*Ln+1−
Ln+2)/8 HPF係数データ=(Ln−2*Ln+1+Ln+2)/2 の処理を行う。
【0215】(13)ステップS133において、中心画素
Lnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ704,705にそれぞれラッチする。
【0216】(14)ステップS134において、ラッチし
たL,H係数データをそれぞれ係数FIFO1(7
4),係数FIFO2(75)に格納する。
【0217】(15)ステップS135において、ローカル
バス用DMAC606aは、係数FIFO1(74),
係数FIFO2(75)の順にデータを読出して係数記
憶部607のウエーブレット変換データ格納領域に格納
することにより、HH(F1),HL(F2),LH
(F3),LL(=I4)を得る。
【0218】(16)そして、ステップS136において、
I4を入力画像として、データ記憶部602のアドレス
と処理サイズを制御して(1) ないし(14)と同様の処理を
繰り返すことにより、LLHH(F4),LLHL(F
5),LHLH(F6),LHLL(=I7)を得る。
【0219】(17)そして、ステップS137において、
さらにI7を入力画像として、データ記憶部602のア
ドレスと処理サイズを制御して(1) ないし(15)と同様の
処理を繰り返すことにより、LLLLHH(F7),L
LLLHL(F8),LLLLLH(F9),LLLL
LL(=I10)を得る。
【0220】このように、本実施の形態10によれば、
例えば、CPU601がDMA機能を持ち、データ記憶
部602を水平方向のメモリアクセスに対してのみバー
スト転送が可能なメモリとしてのDRAM、係数記憶部
607を水平方向と垂直方向のメモリアクセスに対して
のみバースト転送が可能なメモリとしてのSRAMによ
り構成し、係数ラインメモリ部1、2(74、75)を
FIFOで構成することにより、データ記憶部602の
画像データは、CPU601のDMAサイクルで周波数
分割が行なえ、係数データとして係数ラインメモリ1、
2(74、75)に保持し、さらに切換部78により、
係数データを係数記憶部607にバースト転送できる。
また、係数記憶部607の係数データの周波数分割に対
しても選択部79で係数記憶部607の係数データを選
択することにより、これを同様にDMAサイクルで周波
数分割を行なえる。このため、このハードウェア構成を
用いて画像転送と周波数分割をパイプライン処理するこ
とにより、画像データを高速に周波数分割することがで
きる。また、再帰的に画像の水平方向、垂直方向の周波
数分割を行なうことで、ウエーブレット変換を小規模の
ハードウェアかつ簡単な制御を行うものとして実現でき
る。
【0221】なお、上記実施の形態10では、ローカル
バスとして1画素分のビット幅を有するものを設けた
が、係数記憶部として入出力が2画素分のビット幅を有
するSRAMを使用可能であれば、ローカルバスを2画
素分のビット幅を有するものとすることもできる。
【0222】また、係数記憶部を用いて周波数分割を行
う場合、最後に係数FIFO1,係数FIFO1からデ
ータ出力する際にこれをデータ記憶部に転送してもよい
が、このとき、1 画素が8ビットであるので、DMAの
倍のサイクルでシリアル/パラレル変換して16ビット
として転送を行うことにより、さらなる高速化を図るこ
とができる。
【0223】実施の形態11.以下、図29、図30、
図31,図32を用いて、本発明の実施の形態11につ
いて説明する。本実施の形態11ではウエーブレット変
換されたデータをウエーブレット逆変換(復号)する処
理について説明する。図29は本実施の形態11におけ
る全体のシステム構成図で、601〜603,701は
図20の構成と同様のものである。図20の構成と異な
るのは、ローパスフィルタ部702,ハイパスフィルタ
部,レジスタ704,705に代えて、データ記憶部6
02に記憶されたL係数とH係数から元の画像に復号す
るための復号フィルタ部1、2(801、802)、復
号フィルタ部1、2(801、802)の出力係数デー
タをラッチするレジスタ804,805を設けた点であ
る。
【0224】図31(a) ,図31(b) は、復号フィルタ
部1、2(801、802)の構成を示し、図31(a)
において、801a,801bは加算器、801cは入
力を4で除算する除算器である。また、図31(b) にお
いて、802a,802b,802f,802h,80
2jは加算器、802c,802eは入力を2倍する乗
算器、802dは入力の2の補数を出力する補数器、8
02gは入力を8で除算する除算器、802iは入力を
2で除算する除算器である。
【0225】以下その動作について説明する。図30
は、ウエーブレット変換された画像を復号していく経過
を示している。ウエーブレット変換された画像は、デー
タ記憶部602に図30(a) として蓄積されている。ま
ず、図30(a) (1) のLLLLLL係数データを垂直方
向に取り出してシフトレジスタ部701に転送する。転
送終了後、図30(a) (1) のLLLLLH係数データを
転送するタイミングに同期して、L、H係数データを復
号フィルタ部1、2(801、802)に1画素毎に転
送する。
【0226】図31は復号フィルタ1、2(801、8
02)の構成を示している。L係数データをラインの先
頭から、Ln、Ln+1、H係数データをラインの先頭から、
Hn-1、Hn、Hn+1とし、復号した図30(a) (1) の係数ラ
インの奇数番目のデータをP2n 、偶数ラインのデータを
P2n+1 とした場合、奇数番目のデータは、(数3)によ
って実現しており、
【0227】
【数3】
【0228】偶数番目のデータは、(数4)によって実
現している。
【0229】
【数4】
【0230】また、この処理を行うことにより画素数を
増やすアップサンプルを同時に行なっている。
【0231】復号化フィルタ1、2(801、802)
で復号化された奇数番目のデータは、レジスタ804に
保持し、偶数番目のデータは、レジスタ805に保持す
る。
【0232】そしてこのレジスタ804,805の奇数
データ、偶数データを、交互に読み出すことにより、こ
れを再びデータ記憶部602に転送し、図30(a) (1)
に示すアドレスに蓄積する。
【0233】よってデータ記憶部602の図30(a) の
LLLLLL係数データ、LLLLLH係数データを、
繰り返し復号化処理することで、図30(b) のLLLL
L係数データ領域が復元される。
【0234】同様に、図30(a) (2) のLLLLHL係
数データとLLLLHH係数データを、垂直方向に取り
出して復号すると、図30(b) のLLLLH係数データ
領域が復元される。
【0235】さらに、図30(b) (3) の水平方向のLL
LLL係数とLLLLH係数から図30(c) のLLLL
係数が復元できる。
【0236】続いて、図30(c) (4) の垂直方向のLL
LL係数、LLLH係数の復号処理と繰り返し続く。
【0237】最終的に原画像データを復元する場合、水
平方向のL係数とH係数を復号処理した後、復号された
画像データはレジスタ804,805に保持されるが、
CPU601はこのレジスタ804,805に保持され
た画像データを読み出しCPUバス603を介してデー
タ記憶部602に蓄積する。
【0238】よってデータ記憶部602のL、H係数デ
ータを原画像データに復元し、データ記憶部602に転
送できる。
【0239】以上の動作をフローチャートに示すと図3
2のようになる。
【0240】即ち、(1) ステップS141において、C
PU601は、データ記憶部602に格納しているウエ
ーブレット変換データのラインデータを、L係数デー
タ、H係数データと交互に順次1画素単位で読み出す。 …,Ln-1,Hn-1,Ln,Hn,Ln+1,Hn+1, … (2) ステップS142において、読み出したL係数デー
タ、H係数データはそれぞれ順次シフトレジスタ部に転
送する。
【0241】L係数データ、H係数データは、CPU6
01がそれぞれレジスタに書き込むタイミングで、レジ
スタ値をシフトする。
【0242】(3) ステップS143において、シフトレ
ジスタ701部の中心画素Ln,Hnに対して、 復号データ2n(偶数) =Ln+(Hn-1+Hn)/4 復号データ2n+1(奇数)=(Ln+Ln+1)/2+(Hn
-1−6*Hn+Hn+1)/8 の処理を行う。
【0243】(4) ステップS144において、中心画素
Ln,Hnに対する復号データ2n,2n+1を一旦レジス
タ804,805にそれぞれラッチする。
【0244】(5) ステップS145において、CPU6
01により、ラッチした復号データを、データ記憶部6
02の入力画像データのラインデータPn、Pn+1に順次格
納する。
【0245】このハードウェア構成を用いて係数データ
転送と復号化処理をパイプライン処理することで、係数
データの復号化を高速に行なえる。さらに再帰的に画像
の水平方向、垂直方向の復号化を行なうことでウエーブ
レット逆変換を実現できる。
【0246】(6) ステップS146において、以上の処
理(1) ないし(5) をL係数データ、H係数データの全て
のライン相当分について繰り返し、L係数データ、H係
数データから画像I2,I3を得る。
【0247】(7) しかる後、ステップS147におい
て、データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御
して以上の処理(1) ないし(6) をL係数データ、H係数
データの全てのライン相当分について画素単位で繰り返
すことにより、LLLLH,LLLLL(=I4)を得
る。
【0248】(8) そして、ステップS148において、
データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御して
LLLLH,LLLLLを入力画像として以上の処理
(1) ないし(7) と同様の処理を繰り返すことにより、L
LHH,LLHL,LHLH,LHLLを得る。
【0249】(9) そして、ステップS149において、
データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御して
LLHH,LLHL,LHLH,LHLLを入力画像と
して以上の処理(1) ないし(8) と同様の処理を繰り返す
ことにより、LLH,LHLを得る。
【0250】(10)そして、ステップS150において、
データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御して
LLH,LHLを入力画像として以上の処理(1) ないし
(9)と同様の処理を繰り返すことにより、LH,LLを
得る。
【0251】(11)そしてさらに、ステップS151にお
いて、データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制
御してLH,LLを入力画像として以上の処理(1) ない
し(10)と同様の処理を繰り返すことにより、元の入力画
像I1を復元する。
【0252】このように、実施の形態11によれば、C
PU601が、データ記憶部602の係数データを一組
の復号フィルタ部803、復号フィルタ部804にデー
タ転送してアップサブサンプリングと復号化する処理
を、周波数帯域毎に再帰的に行なうことにより、小規模
のハードウェアでのウエーブレット逆変換が可能とな
り、かつその制御も簡単なウエーブレット逆変換装置が
実現できる。
【0253】実施の形態12.以下、図33、図34、
図30を用いて、本発明の実施の形態12について説明
する。図33は本実施の形態12における全体のシステ
ム構成図で、601〜603,701は図29の構成と
同様のものである。図29の構成と異なるのは、復号フ
ィルタ部801の出力を保持するための係数ラインメモ
リ部1(84)、復号フィルタ部802の出力を保持す
るための係数ラインメモリ部2(85)、復号L係数ラ
インメモリ部710、データのDMA転送を行うための
CPUバス用DMAC601aが付加された点である。
なお、このDMAC601aはCPU601に内蔵され
たものを用いてもよい。
【0254】以下その動作について説明する。図30
は、ウエーブレット変換された画像を復号していく経過
を示している。ウエーブレット変換された画像は、デー
タ記憶部602に図30(a) として蓄積されている。C
PUバス用DMAC601aはまず、図30(a) (1) の
LLLLLL係数データを垂直方向に取り出して復号ラ
インメモリ部710に転送する。転送終了後、図30
(a) (1) のLLLLLH係数データを転送するタイミン
グに同期して、L、H係数データを復号フィルタ部1、
2(801、802)に1画素ずつ転送する。
【0255】図31は復号フィルタ1、2(801、8
02)の構成を示している。L係数データをラインの先
頭から、Ln、Ln+1、H係数データをラインの先頭から、
Hn-1、Hn、Hn+1とし、復号した図30(a) (1) の係数ラ
インの奇数番目のデータをP2n 、偶数ラインのデータを
P2n+1 とした場合、奇数番目のデータは、(式3)によ
って実現しており、 P2n =Ln+(Hn-1+Hn)/4 …(式3) 偶数番目のデータは、(式4)によって実現している。 P2n+1 =(Ln+Ln+1)/2+(Hn-1−6*Hn+Hn+1)/8 …(式4) また、この処理により画素数を増すアップサンプルを同
時に行なっている。
【0256】復号化フィルタ1、2(801、802)
で復号化された奇数番目のデータは、レジスタ804に
保持し、偶数番目のデータは、レジスタ805に保持す
る。
【0257】そしてこのレジスタ804,805の奇数
データ、偶数データを、交互に読み出すことにより、こ
れを再びデータ記憶部602に転送し、図30(a) (1)
に示すアドレスに蓄積する。
【0258】よってデータ記憶部602の図30(a) の
LLLLLL係数データ、LLLLLH係数データを、
繰り返し復号化処理することで、図30(b) のLLLL
L係数データ領域が復元される。
【0259】同様に、図30(a) (2) のLLLLHL係
数データとLLLLHH係数データを、垂直方向に取り
出して復号すると、図30(b) のLLLLH係数データ
領域が復元される。
【0260】さらに、図30(b) (3) の水平方向のLL
LLL係数とLLLLH係数から図30(c) のLLLL
係数が復元できる。
【0261】続いて、図30(c) (4) の垂直方向のLL
LL係数、LLLH係数の復号処理と繰り返し続く。
【0262】最終的に原画像データを復元する場合、水
平方向のL係数とH係数を復号処理した後、復号された
画像データはレジスタ804,805に保持されるが、
CPUバス用DMAC601aはこのレジスタ804,
805に保持された画像データを読み出しCPUバス6
03を介してデータ記憶部602に蓄積する。
【0263】よってデータ記憶部602のL、H係数デ
ータを原画像データに復元し、データ記憶部602に転
送できる。
【0264】以上の動作をフローチャートに示すと図3
4のようになる。
【0265】即ち、(1) ステップS161において、C
PU601は、CPUバス用DMAC601aに対し
て、データ記憶部602のウエーブレット変換データの
L係数ラインデータおよびH係数ラインデータの先頭ア
ドレスと転送データ長を指定して、DMA転送を行う命
令を出す。
【0266】(2) ステップS162において、CPUバ
ス用DMAC601aは、L係数ラインを復号し、係数
FIFOメモリ710に、1画素ずつデータを転送す
る。 …,Ln-1,Ln,Ln+1, … (3) ステップS163において、復号L係数FIFOメ
モリ710にL係数ラインデータの転送終了後、H係数
ライン(…,Hn-1,Hn,Hn+1,,…)をH係数用シフトレジ
スタに書き込むタイミングに同期して、復号L係数FI
FOメモリ710の内容をL係数用シフトレジスタ70
1xに転送してラッチ/シフトする。
【0267】(4) ステップS164において、シフトレ
ジスタ701の中心画素Ln,Hnに対して、 復号データ2n(偶数) =Ln+(Hn-1+Hn)/4 復号データ2n+1(奇数)=(Ln+Ln+1)/2+(Hn
-1−6*Hn+Hn+1)/8 の処理を行う。
【0268】(5) ステップS165において、中心画素
Ln,Hnに対するLPF係数データ、HPF係数データを
一旦レジスタにそれぞれラッチし、係数FIFO1(8
4)、係数FIFO2(85)に転送する。
【0269】(6) ステップS166において、転送終了
後、係数FIFO1(84)、係数FIFO2(85)
の奇数、偶数復号データを、逐次FIFOを切り替え、
データ記憶部602の入力画像データのラインデータに
格納する。
【0270】この時、ウエーブレット変換データと入力
画像データは、メモリ効率を高めるために、同一のメモ
リ領域に記憶してもよい。
【0271】また、この係数FIFO1,係数FIFO
1からデータ記憶部にデータを出力する際に1画素が8
ビットであるので、DMAの倍のサイクルでシリアル/
パラレル変換して16ビットとして転送を行うことによ
り、さらなる高速化を図ることができる。
【0272】(7) ステップS167において、以上の処
理(1) ないし(6) をL係数データ、H係数データの全て
のライン相当分について繰り返すことにより、L係数デ
ータ、H係数データから画像I2,I3を得る。
【0273】(8) しかる後、ステップS168におい
て、データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御
して以上の処理(1) ないし(7) をL係数データ、H係数
データの全てのライン相当分について画素単位で繰り返
すことにより、LLLLH,LLLLL(=I4)を得
る。
【0274】(9) そして、ステップS169において、
データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制御して
以下同様に処理(1) ないし(8) を繰り返すことにより、
LLHH,LLHL,LHLH,LHLLを得る。
【0275】(10)そして、さらにステップS170にお
いて、データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制
御して同様の処理(1) ないし(9) を繰り返すことによ
り、LLH,LHLを得る。
【0276】(11)これに対し、さらにステップS171
において、データ記憶部602のアドレスと処理サイズ
を制御して同様の処理(1) ないし(10)を繰り返すことに
より、LH,LLを得る。
【0277】(12)そしてさらに、ステップS172にお
いて、データ記憶部602のアドレスと処理サイズを制
御して同様の処理(1) ないし(11)を繰り返すことによ
り、元の入力画像I1を復元する。
【0278】このように、実施の形態12によれば、デ
ータ記憶部602の画像データを一組のシフトレジスタ
部701を介して復号フィルタ801、802にデータ
転送することにより、ウエーブレット逆変換とアップサ
ブサンプリングとを同時に実行する処理を、周波数帯域
毎に再帰的に行なうことにより、小規模のハードウェア
でのウエーブレット逆変換が可能となり、かつその制御
も簡単なウエーブレット逆変換装置が実現できるととも
に、そのL係数データ、H係数データを順番にデータ記
憶部にDMA転送できるので、アドレス計算が簡略化で
き、データ記憶部602がDRAM等の水平方向にバー
スト転送が可能なものであれば、その水平方向のデータ
転送時間が高速化でき、またデータ記憶部602がSR
AM等の水平,垂直方向にバースト転送可能なメモリで
あれば、さらにその垂直方向についても転送時間が高速
化できるので、ウエーブレット逆変換の高速化を実現で
きる。
【0279】実施の形態13.以下、図35,図36,
図30を用いて、本発明の実施の形態13について説明
する。図35は本実施の形態13における全体のシステ
ム構成図で、601〜606は図29の構成と同様のも
のである。図29の構成と異なるのは、CPUバス60
3とは別のローカルバス609を設け、ローカルバス6
09上に周波数分割したL係数とH係数を蓄積する係数
記憶部807、係数ラインメモリ85,86の転送先を
切換える切換部88、データのDMA転送を行うための
ローカルバス用DMAC807aが付加された点であ
る。
【0280】以下、その動作について説明する。図30
は、ウエーブレット変換された画像を復号していく経過
を示している。
【0281】ウエーブレット変換された画像は、係数記
憶部807に図30(a) として蓄積されている。ローカ
ルバス用DMAC807aはまず、図30(a) (1) のL
LLLLL係数データを垂直方向に取り出して復号ライ
ンメモリ部710に転送する。転送終了後、図30(a)
(1) のLLLLLH係数データを転送するタイミングに
同期して、L、H係数データを復号フィルタ部1、2
(801、802)に1画素ずつ転送する。
【0282】図31は復号フィルタ1、2(801、8
02)の構成を示している。L係数データをラインの先
頭から、Ln、Ln+1、H係数データをラインの先頭から、
Hn-1、Hn、Hn+1とし、復号した図30(a) (1) の係数ラ
インの奇数番目のデータをP2n 、偶数ラインのデータを
P2n+1 とした場合、奇数番目のデータは、(式3)によ
って実現しており、 P2n =Ln+(Hn-1+Hn)/4 …(式3) 偶数番目のデータは、(式4)によって実現している。 P2n+1 =(Ln+Ln+1)/2+(Hn-1−6*Hn+Hn+1)/8 …(式4) また、この処理によりアップサンプルを同時に行なって
いる。
【0283】復号化フィルタ1、2(801、802)
で復号化された奇数番目のデータは、レジスタ804に
保持し、偶数番目のデータは、レジスタ805に保持す
る。
【0284】そしてこのレジスタ804,805の奇数
データ、偶数データを、交互に読み出すことにより、こ
れを再び係数記憶部807に転送し、図30(a) (1) に
示すアドレスに蓄積する。
【0285】よってデータ記憶部602の図30(a) の
LLLLLL係数データ、LLLLLH係数データを、
繰り返し復号化処理することで、図30(b) のLLLL
L係数データ領域が復元される。
【0286】同様に、図30(a) (2) のLLLLHL係
数データとLLLLHH係数データを、垂直方向に取り
出して復号すると、図30(b) のLLLLH係数データ
領域が復元される。
【0287】さらに、図30(b) (3) の水平方向のLL
LLL係数とLLLLH係数から図30(c) のLLLL
係数が復元できる。
【0288】続いて、図30(c) (4) の垂直方向のLL
LL係数、LLLH係数の復号処理と繰り返し続く。
【0289】最終的に原画像データを復元する場合、水
平方向のL係数とH係数を復号処理した後、復号された
画像データは係数FIFO1(905),係数FIFO
2(906)に保持されるが、CPUバス用DMAC6
01aはこの係数FIFO1(905),係数FIFO
2(906)に保持された画像データを読み出しCPU
バス60を介してデータ記憶部602に蓄積する。
【0290】よってデータ記憶部602のL、H係数デ
ータを原画像データに復元し、データ記憶部602に転
送できる。
【0291】以上の動作をフローチャートに示すと図3
6のようになる。
【0292】即ち、(1) ステップS181において、C
PU601はローカルバス用DMAC807aに対して
図30(a) のように周波数分割された、係数記憶部80
7の、図30(a) (1) に示すLLLLLLおよびLLL
LLHの周波数領域の垂直方向の先頭アドレスと転送デ
ータ長を指定して、DMA転送を行う制御命令を発す
る。
【0293】(2) ステップS182において、ローカル
バス用DMAC807aは、LLLLLL係数の垂直ラ
インを復号L係数FIFO710に、1画素ずつデータ
転送する。 (…、Ln+1、Ln、…) (3) ステップS183において、復号L係数FIFO7
10にLLLLLL係数データを転送終了後、LLLL
LH係数の垂直ライン(…、Hn+1、Hn、Hn-1、…)を転
送するタイミングに同期して、復号フィルタ部(80
1,802)のシフトレジスタにラッチ/シフトする。
【0294】(4) ステップS184において、シフトレ
ジスタ701の中心画素Ln,Hnに対して、 復号データ2n(偶数) =Ln+(Hn-1+Hn)/4 復号データ2n+1(奇数)=(Ln+Ln+1)/2+(Hn
-1−6*Hn+Hn+1)/8 の処理を行う。
【0295】(5) ステップS185において、中心画素
Ln,Hnに対する復号データを係数FIFO1(90
5)、係数FIFO2(906)にそれぞれ転送する。
【0296】(6) ステップS186において、転送終了
後、係数FIFO1(905)、係数FIFO2(90
6)の奇数、偶数復号データを、逐次FIFOを切り替
え、係数記憶部807のLLLLL、LLLLHの領域
に格納する。
【0297】(7) ステップS187において、(1) 〜
(6) の処理をLLLLLL、LLLLLH係数データの
垂直方向全ラインに対して処理することで、図30(b)
(3) の変換が完了する。
【0298】(1) 〜(6) のデータ転送制御は、すべてロ
ーカルバス用DMAC807aによって行われる。
【0299】そして、以下、同様の処理を係数記憶部8
07のアドレスと処理サイズを制御して繰り返し行うこ
とにより、係数FIFO1(905)、係数FIFO2
(906)に復号データを得る。
【0300】最終的に原画像データを復号する場合、 (8) ステップS188において、係数FIFO1(90
5)、係数FIFO2(906)の復号データ(原画
像)はCPUバス用DMA601aによって、データ記
憶部602にデータ転送する。
【0301】なお、その際、1画素が8ビットであるの
で、DMAの倍のサイクルでシリアル/パラレル変換し
て16ビットとして転送を行うことにより、さらなる高
速化を図ることができる。
【0302】以上により、例えば、CPU601がDM
A機能を持ち、データ記憶部602を水平方向のメモリ
アクセスに対してのみバースト転送が可能なDRAM、
係数記憶部7を水平方向と垂直方向のメモリアクセスに
対してのみバースト転送が可能なメモリ、例えばSRA
Mにより構成し、係数ラインメモリ部1、2(905、
906)をFIFOで構成することにより、係数記憶部
807の係数データは、CPU601のDMAサイクル
で復号が行なえ、係数データとして係数ラインメモリ
1、2(905、906)に保持し、さらに係数データ
を係数記憶部807にバースト転送できる。
【0303】また、データ記憶部602への復元された
画像データの転送に関しても同様に行なえる。
【0304】このように、実施の形態13によれば、例
えば、CPU601がDMA機能を持ち、データ記憶部
602を水平方向のメモリアクセスに対してのみバース
ト転送が可能なメモリとしてのDRAM、係数記憶部8
07を水平方向と垂直方向のメモリアクセスに対しての
みバースト転送が可能なメモリとしてのSRAMにより
構成し、係数ラインメモリ部1、2(905、906)
をFIFOで構成することにより、データ記憶部602
の画像データは、CPU601のDMAサイクルでウエ
ーブレット逆変換が行なえ、係数データとして係数ライ
ンメモリ1、2(905、906)に保持し、さらに切
換部88により、係数データを係数記憶部807にバー
スト転送できる。このため、このハードウェア構成を用
いて画像転送と周波数分割をパイプライン処理すること
により、画像データを高速にウエーブレット逆変換する
ことができる。また、再帰的に画像の水平方向、垂直方
向の周波数分割を行なうことで、ウエーブレット逆変換
を小規模のハードウェアかつ簡単な制御を行うものとし
て実現できる。
【0305】実施の形態14.以下、図37,図38,
図50を用いて、本発明の実施の形態14について説明
する。図37は本実施の形態14における全体のシステ
ム構成図で、601,602,603,72,73,7
9は図27の構成と同様のものであり、710,70
1,801,802,804,805は図35の構成と
同様のものである。
【0306】以下、その動作について説明する。この実
施の形態14の動作は、実施の形態10と実施の形態1
3の動作を合わせたものと同様になるので、その動作を
フローチャートに示すと図38,図50のようになる。
【0307】(1) ステップS191において、CPU6
01はCPUバス用DMAC601aに対してデータ記
憶部602内の入力画像データのラインデータの先頭ア
ドレスと転送データ長を指定して、DMA転送を行う制
御命令を出す。
【0308】(2) ステップS192において、CPUバ
ス用DMAC601aはデータ記憶部602の入力画像
データのラインデータを、順次2画素単位で読み出す。 (Pn-2,Pn-1),(Pn,Pn+1),(Pn+2,Pn+3),… (3) そして、ステップS193において、この読み出し
た画素データを順次2画素単位でシフトレジスタ部70
1に転送する。その際、CPUバスは16ビット幅であ
るのに対し、シフトレジスタ701のレジスタ列701
x,701yの入力バスはそれぞれ8ビット幅であるの
で、単にこの転送を行うだけで、水平方向に1/2のダ
ウンサンプリングがなされる。そして、レジスタに書き
込むタイミングでレジスタ値をシフトする。
【0309】(4) ステップS194において、シフトレ
ジスタ部701の中心画素Pnに対して、ローパスフィル
タ部702、ハイパスフィルタ部703において、 LPF係数データ=(−Pn-2+2*Pn-1+6*Pn+2*Pn+1−
Pn+2)/8 HPF係数データ=(Pn−2*Pn+1+Pn+2)/2 の処理を行う。
【0310】(5) ステップS195において、中心画素
Pnに対するLPF係数データ、HPF係数データを一旦
レジスタ804,805にそれぞれラッチする。
【0311】(6) ステップS196において、ラッチし
たL係数データは係数FIFO1(905)を介さずに
係数記憶部807に転送する。H係数データは係数FI
FO2(906)に格納する。ローカルバスは1画素分
のバス幅を有する。
【0312】この(2) 〜(4) のデータ転送制御は、CP
Uバス用DMAC601a、(5) のデータ転送制御は、
ローカルバス用DMAC807aによって行われる。
【0313】(7) ステップS197において、L係数デ
ータを係数記憶部807に転送終了後、係数FIFO2
(906)のH係数データを、係数記憶部807にバー
スト接続する。
【0314】(8) ステップS198において、(1) 〜
(7) を入力画像の全ラインに対して処理することによ
り、図21(c) の変換が完了する。
【0315】(9) ステップS199において、ローカル
バス用DMAC807aは、係数記憶部807のL係数
データの垂直ラインデータを、順次1画素単位でバース
トリードを行う。
【0316】(10)ステップS200において、ラインデ
ータをシリアル/パラレル変換して2画素単位とし、ロ
ーパスフィルタ部72およびハイパスフィルタ部73に
転送する。
【0317】(11)ステップS201において、L係数デ
ータ、H係数データをそれぞれFIFO1(905)、
FIFO2(906)に転送する。
【0318】(12)ステップS202において、係数記憶
部907のL係数の垂直ラインデータを転送終了後、係
数FIFO1(905)、係数FIFO2(906)に
転送する。
【0319】この(9) 〜(12)のデータ転送制御は、全て
ローカルバス用DMACによって行われる。
【0320】(13)ステップS203において、(8) 〜(1
2)をL係数データの垂直方向全ラインに対して処理する
ことで、図21(f) の変換が完了する。
【0321】さらに、(8) 〜(12)の処理を、係数記憶部
907の周波数領域に対してそのアドレスと処理サイズ
を制御して繰り返し行うことで、図37の構成において
周波数分割が行える。
【0322】また、ウエーブレット逆変換は以下のよう
に行われる。即ち、(14) ステップS204において、
CPU601はローカルバス用DMAC807aに対し
て図30(a) のように周波数分割された、係数記憶部8
07の、図30(a) に示す(1) LLLLLLおよびLL
LLLHの周波数領域の垂直方向の先頭アドレスと転送
データ長を指定して、DMA転送を行う制御命令を発す
る。
【0323】(15)ステップS205において、ローカル
バス用DMAC807aは、LLLLLL係数の垂直ラ
インを復号L係数FIFO710に、1画素ずつデータ
転送する。 (…、Ln+1、Ln、…) (16)ステップS206において、復号L係数FIFO7
10にLLLLLL係数データを転送終了後、LLLL
LH係数の垂直ライン(…、Hn+1、Hn、Hn-1、…)を転
送するタイミングに同期して、復号フィルタ部(80
1,802)のシフトレジスタ部701にラッチ/シフ
トする。
【0324】(17)ステップS207において、シフトレ
ジスタ部701の中心画素Ln,Hnに対して、 復号データ2n(偶数) =Ln+(Hn-1+Hn)/4 復号データ2n+1(奇数)=(Ln+Ln+1)/2+(Hn
-1−6*Hn+Hn+1)/8 の処理を行う。
【0325】(18)ステップS208において、中心画素
Ln,Hnに対する復号データを係数FIFO1(90
5)、係数FIFO2(906)にそれぞれ転送する。
【0326】(19)ステップS209において、転送終了
後、係数FIFO1(905)、係数FIFO2(90
6)の奇数、偶数復号データを、逐次FIFOを切り替
え、係数記憶部807のLLLLLL、LLLLLHの
領域に格納する。
【0327】(20)ステップS210において、(14)〜(1
9)の処理をLLLLLL、LLLLLH係数データの垂
直方向全ラインに対して処理することで、図30(b)
(3) の変換が完了する。
【0328】(14)〜(19)のデータ転送制御は、すべてロ
ーカルバス用DMAC807aによって係数記憶部80
7のアドレスと処理サイズを制御することにより行われ
る。
【0329】最終的に原画像データを復号する場合、 (21) ステップS211において、係数FIFO1(9
05)、係数FIFO2(906)の復号データ(原画
像)はCPUバス用DMA601aによって、データ記
憶部602にデータ転送する。
【0330】このように、実施の形態14によれば、例
えば、CPU601がDMA機能を持ち、データ記憶部
602を水平方向のメモリアクセスに対してのみバース
ト転送が可能なDRAM、係数記憶部807を水平方向
と垂直方向のメモリアクセスに対してのみバースト転送
が可能なメモリ、例えばSRAMにより構成し、係数ラ
インメモリ部1、2(905、906)をFIFOで構
成することにより、データ記憶部602の画像データ
は、CPU601のDMAサイクルで周波数分割が行な
え、係数データとして係数ラインメモリ1、2(90
5、906)に保持し、さらに係数データを係数記憶部
807にバースト転送できる。また、係数記憶部807
の係数データの周波数分割に対しても同様に行なえる。
【0331】このため、このハードウェア構成を用いて
画像転送と周波数分割をパイプライン処理することで、
画像データは高速に周波数分割できる。さらに再帰的に
画像の水平方向、垂直方向の周波数分割を行なうこと
で、ウエーブレット変換を小規模のハードウェアで簡単
な制御を行うものとして実現できる。
【0332】また、係数記憶部807の係数データは、
CPU601のDMAサイクルで復号が行なえ、係数デ
ータとして係数ラインメモリ1、2(905、906)
に保持し、さらに係数データを係数記憶部807にバー
スト転送できる。また、データ記憶部602への復元さ
れた画像データの転送に関しても同様に行なえる。
【0333】このため、このハードウェア構成を用いて
係数転送と復号をパイプライン処理することで、画像デ
ータは高速にウエーブレット逆変換できる。さらに再帰
的に画像の水平方向、垂直方向の逆変換を行なうこと
で、ウエーブレット逆変換を小規模のハードウェアかつ
簡単な制御を行うものとして実現できる。
【0334】実施の形態15.以下、図39、図40、
図41、図42を用いて、本発明の実施の形態15につ
いて説明する。図39は本実施の形態15における全体
のシステム構成図で、601,602,603,72,
73,905,906,609,807,807a,9
8,79,710,913は図37の構成と同様のもの
である。図37と異なるのは、オフセット部914、逆
オフセット部915を設け、図39のCPUバス603
に直接接続していないデータバス(図中の太線で示した
部分)のデータ幅を拡張し、演算精度を上げた点であ
る。図40は図39の復号フィルタ部82,83の構成
を示し、82はシフトレジスタ701と復号フィルタ8
01からなる復号フィルタ部、83はシフトレジスタ7
01と復号フィルタ802からなる復号フィルタ部であ
る。
【0335】以下その動作について説明する。なおその
フローチャートは図38と同様である。CPU601
が、データ記憶部602の画像データを逐次CPUバス
603を介してローパスフィルタ部72およびハイパス
フィルタ部73に転送する時、図39のオフセット部9
14で8ビットの画像データを12ビットに拡張する。
Yデータの場合は画素値が0〜255、UVデータの場
合は画素値が−128〜127をとる。
【0336】図41(a) はYデータを拡張する場合、図
41(b) はUVデータを拡張する場合を示している。Y
データの場合、本来の8ビットのYデータの他に、小数
点以下の演算のため2ビットの下位拡張ビットと1ビッ
トの上位拡張ビットと1ビットの符号ビットを設ける。
UVデータの場合、本来の8ビットのUVデータがあら
かじめ符号ビットを持っているので、Yデータと同じデ
ータ幅にするため、上位拡張ビットを2ビットと下位拡
張ビット2ビットとする。
【0337】図42は、上位拡張ビットと下位拡張ビッ
トを割り当てを示している。上位拡張ビットを2ビット
付加して整数部のビット数を増やすと(図42(a) )、
表現可能範囲が増大するが、小数点以下の演算精度が悪
くなる。また、下位拡張ビットとして3ビットを設ける
と(図42(c) )、小数点以下の演算精度は良くなる
が、上位拡張ビットがないため、図42(a) の場合と比
べて表現可能範囲が減り、フィルタ演算がオーバーフロ
ーする可能性が極めて高くなり、結果として整数部を含
めたフィルタ演算の精度が悪くなる。
【0338】本実施の形態15のSSKFを用いて画像
をウエーブレット変換する場合、演算値の整数部が8ビ
ットを越える演算の頻度は高いが、9ビットを越える頻
度は非常に少ない。
【0339】よって、データ画素値を12ビット幅に拡
張する場合、図42(b) に示すように、上位拡張ビット
は1ビットとし、2ビットを小数点以下の演算精度のた
めに使用することで、高精度の演算を行なう。
【0340】この8ビット/12ビット拡張化をオフセ
ット部914で行なった後、周波数分割を行なう。ウエ
ーブレット変換終了後、データ記憶部602に転送する
場合、逆オフセット部915で12ビットデータの画素
データを8ビットに変換する。図43にその変換方法を
示す。
【0341】図43(a) はYデータの場合の変換であ
る。下位拡張ビットは切り捨てる。上位拡張ビット、符
号ビットに関しては図43(a) の(b11、b10)の
組合せの通りにする。符号ビットが「1」の場合、Yデ
ータは正の値しかとらないので0となり、符号ビットが
「0」かつ上位拡張ビットが「1」の場合、最大値25
5をとる。それ以外の場合は、そのままb9〜b2を出
力する。
【0342】図43(b) はUVデータの場合の変換であ
る。下位拡張ビットは切り捨てる。上位拡張ビット、符
号ビットに関しては図43(b) の(b11、b10、b
9)の組合せの通りにする。符号ビットが「1」の場
合、−128を出力する。符号ビットが「0」かつ上位
拡張ビットの少なくとも一方が「1」の場合、最大値1
27をとる。但し、(b11、b10、b9)がすべて
「1」の場合、そのまま出力する。それ以外の場合は、
そのままb9〜b2を出力する。
【0343】このように、実施の形態15によれば、デ
ータ記憶部602よりデータをローパスフィルタ部72
およびハイパスフィルタ部73にDMA転送し、このロ
ーパスフィルタ部72およびハイパスフィルタ部73で
周波数分割を行なって係数記憶部807にDMA転送
し、以下DMA転送によって上述の周波数分割を再帰的
に行うことによりウエーブレット変換を行うとともに、
このようにして得られた係数データを復号フィルタ部8
2,83にDMA転送し、この復号フィルタ部82,8
3でウエーブレット逆変換を行って係数記憶部807に
DMA転送し、以下DMA転送によって上述のウエーブ
レット逆変換を再帰的に行うものにおいて、データ記憶
部602からローパスフィルタ部72およびハイパスフ
ィルタ部73に画像データを転送する際に、上位1ビッ
トを拡張するようにしたので、周波数分割する場合のフ
ィルタ演算の精度を上げることができ、これにより、ウ
エーブレット変換データから復元したデータの画質を向
上させることができる。
【0344】実施の形態16.以下、本発明の実施の形
態16について説明する。図44,図51は本実施の形
態16における全体のシステム構成図で、図44は図3
9の構成から選択部913a,913b,復号係数ライ
ンメモリ部710,復号フィルタ部82,82を除き、
ウエーブレット変換のみを行うようにしたものである。
【0345】この図44の構成において、データ画素値
を12ビット幅に拡張する場合、図42(b) に示すよう
に、上位拡張ビットは1ビットとし、2ビットを小数点
以下の演算精度のために使用することで、高精度の演算
を行なう。
【0346】また、図51は本実施の形態16における
全体のシステム構成図で、図39の構成から選択部91
3a,913b,オフセット部914,選択部79,ロ
ーパスフィルタ部72,ハイパスフィルタ部73を除
き、ウエーブレット逆変換のみを行うようにしたもので
ある。
【0347】この図51の構成において、図43の方法
に従って、12ビット幅に拡張されたデータ画素値を8
ビット幅に戻すことができる。
【0348】このように、実施の形態16によれば、デ
ータ記憶部602よりデータをローパスフィルタ部72
およびハイパスフィルタ部73にDMA転送し、このロ
ーパスフィルタ部72およびハイパスフィルタ部73で
周波数分割を行なって係数記憶部807にDMA転送
し、以下DMA転送によって上述の周波数分割を再帰的
に行うことによりウエーブレット変換を行うものにおい
て、データ記憶部602からローパスフィルタ部72お
よびハイパスフィルタ部73に画像データを転送する際
に、上位1ビットを拡張するようにしたので、周波数分
割する場合のフィルタ演算の精度を上げることができ、
これにより、ウエーブレット変換データから復元したデ
ータの画質を向上させることができる。
【0349】また、ウエーブレット変換を行うことによ
り得られた係数データを復号フィルタ部82,83にD
MA転送し、この復号フィルタ部82,83でウエーブ
レット逆変換を行って係数記憶部807にDMA転送
し、以下DMA転送によって上述のウエーブレット逆変
換を再帰的に行うものにおいて、そのデータ幅をウエー
ブレット変換の際のデータ幅より上位1ビット拡張して
おくことにより、画像データを拡張されたビット幅のま
まで逆変換し、逆変換が終了した時点で元のビット幅に
戻すことができ、ウエーブレット変換データからデータ
を復元した時の画像の画質を向上させることができる。
【0350】実施の形態17.以下、本発明の実施の形
態17について説明する。図45は本実施の形態17に
よるウエーブレット変換装置の構成を示す図で、これは
図24のウエーブレット変換装置に図33のウエーブレ
ット逆変換装置の構成を付加し、CPU601,CPU
バス用DMAC601a,データ記憶部602,CPU
バス603を共用し、選択部179を設けてCPUバス
603のデータをローパスフィルタ部72,ハイパスフ
ィルタ部73あるいは復号フィルタ部1(82),復号
フィルタ部2(83)のいずれかに入力し、かつ選択部
913a,913bを設けて、ローパスフィルタ部7
2,ハイパスフィルタ部73の出力あるいは復号フィル
タ部1(82),復号フィルタ部2(83)の出力のい
ずれかを係数ラインメモリ部1(905),係数ライン
メモリ部2(906)に入力するようにしたものであ
る。
【0351】この実施の形態17は図24のウエーブレ
ット変換装置および図33のウエーブレット逆変換装置
とほぼ同様に動作する。ただし、そのいずれか一方の動
作のみを行うものである。
【0352】このように、本実施の形態17によれば、
CPU601がDMA機能を持ち、データ記憶部602
を水平方向のメモリアクセスに対してのみバースト転送
が可能なDRAMにより構成し、係数ラインメモリ部
1、2(905、906)をFIFOで構成することに
より、データ記憶部602の画像データは、CPU60
1のDMAサイクルで周波数分割が行なえ、係数データ
として係数ラインメモリ1、2(905、906)に保
持できる。
【0353】このため、このハードウェア構成を用いて
画像転送と周波数分割をパイプライン処理することで、
画像データを高速に周波数分割したり,ウエーブレット
逆変換を高速に実行したりでき、ウエーブレット変換,
逆変換を小規模のハードウェアで簡単な制御を行うもの
として実現できる。
【0354】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の符号
化方法によれば、符号化すべきデータに対し階層符号化
を行ない、それぞれ階層を有する第1および第2の符号
列を生成する階層符号化ステップと、該階層符号化ステ
ップにより生成した第1および第2の符号列を、前記階
層に与えられた優先順位に基づいて、連続してアドレス
が付された記憶手段のメモリ領域の一方および他方から
それぞれ格納する格納制御を行う記憶ステップと、該記
憶ステップの格納制御を実行する過程で格納すべきメモ
リ領域に重複が生じた場合、該時点で高い優先順位を有
する側の符号列の階層を、他方の符号列に優先して格納
する優先判定ステップとを含むようにしたので、容量が
限られた記憶手段のなかに優先順位の低い階層の符号ま
でを有効に詰め込むことができ、そのメモリ使用効率が
向上する符号化方法が得られる効果がある。
【0355】また、本発明の請求項2の符号化方法によ
れば、請求項1の符号化方法において、前記記憶ステッ
プは前記記憶手段に対し先に前記第1の符号列を格納
し、次に前記第2の符号列を格納するものであり、前記
優先判定ステップは前記第2の符号列の階層より前記優
先順位の低い前記第1の符号列の階層を判定するととも
に、前記第2の符号列を格納するメモリ領域が不足する
場合、当該判定した第1の符号列の階層を第2の符号列
の階層により上書きするようにしたので、メモリ領域へ
の記憶を進めてゆき、記憶できる限界に達した時に、よ
り優先順位の高い階層の符号を有効に記憶することがで
き、メモリ使用効率がより向上する符号化方法が得られ
る効果がある。
【0356】また、本発明の請求項3の符号化方法によ
れば、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、
それぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成する階層
符号化ステップと、前記生成した各々の符号列の最も優
先順位の高い階層を記憶手段に格納するとともにそれ以
外の階層を一時記憶手段に格納するように制御する記憶
制御ステップと、前記記憶手段に空きメモリ領域が存在
する場合、前記一時記憶手段よりそれぞれの符号列の階
層をその優先順位に基づいて前記記憶手段に転送する転
送判定ステップとを含むようにしたので、2つ以上の符
号列を記憶手段に記憶する際に、容量が限られた記憶手
段のなかに優先順位の低い階層の符号までを有効に詰め
込むことができ、そのメモリ使用効率が向上する符号化
方法が得られる効果がある。
【0357】また、本発明の請求項4の符号化方法によ
れば、請求項1ないし3のいずれかの符号化方法におい
て、前記記憶手段の連続するメモリ領域から予め定めた
大きさのメモリ領域を割り当てる領域管理ステップと、
前記割り当てたメモリ領域に複数の前記符号列を格納す
る前記記憶ステップと、前記格納した複数の符号列の間
に生じた空きメモリ領域を、当該いずれか一方の符号列
を転送することで詰める転送ステップと、前記割り当て
たメモリ領域で格納に使用しなかったメモリ領域を回収
するステップとを含むようにしたので、符号列を記憶し
た時に、記憶手段の連続するメモリ領域に空きメモリ領
域が生じた場合、これを詰めるように記憶するようにし
たので、1つの記憶手段により多くの符号列を記憶する
ことができ、メモリ使用効率がより向上する符号化方法
が得られる効果がある。
【0358】また、本発明の請求項5の符号化方法によ
れば、映像信号のフィールドを指定する時間間隔でサン
プリングするサンプリングステップと、該サンプリング
ステップによりサンプリングされた映像信号データに対
し請求項3または4記載の符号化方法により階層符号化
を行う階層符号化ステップと、該階層符号化ステップに
より使用したメモリ量を算出するメモリ量算出ステップ
と、該メモリ量算出ステップにより算出したメモリ量が
予め定める下限値以下の場合前記下限値に切り上げる切
り上げステップと、前記メモリ量算出ステップにより算
出したメモリ量に比例したフィールド間隔を算出するフ
ィールド間隔算出ステップと、該フィールド間隔算出ス
テップにより算出したフィールド間隔を前記サンプリン
グステップに対し指定するステップとを含むようにした
ので、容量が限られた記憶手段のなかに優先順位の低い
階層の符号までを有効に詰め込むことができるととも
に、符号量に応じたフィールド間隔でサンプリングして
符号化する場合のフィールド間隔があき過ぎるのを抑
え、再生時の不自然さを抑えることができる符号化方法
が得られる効果がある。
【0359】また、本発明の請求項6の符号化方法によ
れば、請求項5の符号化方法において、前記切り上げス
テップで切り上げを行ったことを検出する切り上げ検出
ステップと、該切り上げ検出ステップにより切上げを検
出した場合、符号量が増大するように前記階層符号化の
調整を行なう調整ステップとを含むようにしたので、符
号量が少なく符号化可能なフィールド間隔になる場合
に、その符号化を調整してフィールド単位の画質を向上
することができる符号化方法が得られる効果がある。
【0360】また、本発明の請求項7の符号化装置によ
れば、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、
それぞれ階層を有する第1および第2の符号列を生成す
る階層符号化手段と、該階層符号化手段により生成した
第1および第2の符号列を、前記階層に与えられた優先
順位に基づいて、連続してアドレスが付された記憶手段
のメモリ領域の一方および他方からそれぞれ格納する格
納制御を行う記憶制御手段と、該記憶制御手段の格納制
御を実行する過程で格納すべきメモリ領域に重複が生じ
た場合、該時点で高い優先順位を有する側の符号列の階
層を、他方の符号列に優先して格納する優先判定手段と
を備えるようにしたので、容量が限られた記憶手段のな
かに優先順位の低い階層の符号までを有効に詰め込むこ
とができ、そのメモリ使用効率が向上する符号化装置が
得られる効果がある。
【0361】また、本発明の請求項8の符号化装置によ
れば、請求項7の符号化装置において、前記記憶制御手
段は前記記憶手段に対し先に前記第1の符号列を格納
し、次に前記第2の符号列を格納するものであり、前記
優先判定手段は前記第2の符号列の階層より前記優先順
位の低い前記第1の符号列の階層を判定するとともに、
前記第2の符号列を格納するメモリ領域が不足する場
合、当該判定した第1の符号列の階層を第2の符号列の
階層により上書きするものとしたので、メモリ領域への
記憶を進めてゆき、記憶できる限界に達した時に、より
優先順位の高い階層の符号を有効に記憶することがで
き、メモリ使用効率がより向上する符号化装置が得られ
る効果がある。
【0362】また、本発明の請求項9の符号化装置によ
れば、符号化すべきデータに対し階層符号化を行ない、
それぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成する階層
符号化手段と、前記生成した各々の符号列の最も優先順
位の高い階層を記憶手段に格納するとともにそれ以外の
階層を一時記憶手段に格納するよう制御する記憶制御手
段と、前記記憶手段に空きメモリ領域が存在する場合、
前記一時記憶手段よりそれぞれの符号列の階層をその優
先順位に基づいて前記記憶手段に転送する転送判定手段
とを備えるようにしたので、2つ以上の符号列を記憶手
段に記憶する際に、容量が限られた記憶手段のなかに優
先順位の低い階層の符号までを有効に詰め込むことがで
き、そのメモリ使用効率が向上する符号化装置が得られ
る効果がある。
【0363】また、本発明の請求項10の符号化装置に
よれば、請求項7ないし9のいずれかの符号化装置にお
いて、前記記憶手段の連続するメモリ領域から予め定め
た大きさのメモリ領域を割り当てる領域管理手段と、前
記格納した複数の符号列の間に生じた空きメモリ領域
を、当該いずれか一方の符号列を転送することで詰める
転送手段と、前記割り当てたメモリ領域で格納に使用し
なかったメモリ領域を回収する領域回収手段とを備え、
前記記憶制御手段は、前記割り当てたメモリ領域に複数
の前記符号列を格納するようにしたので、1つの記憶手
段により多くの符号列を記憶することができ、メモリ使
用効率がより向上する符号化方法が得られる効果があ
る。
【0364】また、本発明の請求項11の符号化装置に
よれば、映像信号のフィールドを指定する時間間隔でサ
ンプリングするサンプリング手段と、該サンプリング手
段によりサンプリングされた映像信号データに対し請求
項9または10記載の符号化装置と同じ動作により階層
符号化を行う階層符号化手段と、該階層符号化手段によ
り使用したメモリ量を算出するメモリ量算出手段と、該
メモリ量算出手段により算出したメモリ量が予め定める
下限値以下の場合前記下限値に切り上げる切り上げ手段
と、前記メモリ量算出手段により算出したメモリ量に比
例したフィールド間隔を算出するフィールド間隔算出手
段と、該フィールド間隔算出手段により算出したフィー
ルド間隔を前記サンプリング手段に対し指定するフィー
ルド間隔指定手段とを備えるようにしたので、容量が限
られた記憶手段のなかに優先順位の低い階層の符号まで
を有効に詰め込むことができるとともに、符号量に応じ
たフィールド間隔でサンプリングして符号化する場合の
フィールド間隔があき過ぎるのを抑え、再生時の不自然
さを抑えることができる符号化装置が得られる効果があ
る。
【0365】また、本発明の請求項12の符号化装置に
よれば、請求項11の符号化装置において、前記切り上
げ手段で切り上げを行ったことを検出する切り上げ検出
手段と、該切り上げ検出手段により切上げを検出した場
合、符号量が増大するように前記階層符号化の調整を行
なう符号化調整手段とを備えるようにしたので、符号量
が少なく符号化可能なフィールド間隔になる場合に、そ
の符号化を調整してフィールド単位の画質を向上するこ
とができる符号化装置が得られる効果がある。
【0366】また、本発明の請求項13のウエーブレッ
ト変換装置によれば、入力データを2画素毎順番にシフ
トし少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレジ
スタ手段と、前記シフトレジスタ手段の低周波成分を取
り出して出力するローパスフィルタ手段と、前記シフト
レジスタ手段の高周波成分を取り出して出力するハイパ
スフィルタ手段と、前記ローパスフィルタ手段と前記ハ
イパスフィルタ手段の出力値である係数データを蓄積す
るためのデータ記憶手段と、ウエーブレット変換のため
のシーケンス制御を行なう主制御手段とを備え、該主制
御手段は、前記データ記憶手段内のデータを前記シフト
レジスタ手段で1/2のサブサンプルを行ない、前記ロ
ーパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段を用い
て周波数分割した係数データを前記データ記憶手段に蓄
積する処理を、周波数帯域毎に前記データ記憶手段内の
アドレスと処理サイズを制御して繰り返し行わしめるこ
とにより、前記入力データの周波数分割を行うようにし
たので、少ないハードウエア量かつ簡単な制御でウエー
ブレット変換を高速に行える効果がある。
【0367】また、本発明の請求項14のウエーブレッ
ト変換装置によれば、請求項13のウエーブレット変換
装置において、前記ローパスフィルタ手段の出力値であ
る低域係数データと前記ハイパスフィルタ手段の出力値
である高域係数データをそれぞれ格納するための、高速
バースト転送が可能な係数ラインメモリと、該係数ライ
ンメモリの出力データを、ライン単位で前記データ記憶
手段に転送するとともに前記データ記憶手段内のデータ
を前記シフトレジスタ手段に転送するダイレクトメモリ
アクセス手段とを備え、前記主制御手段は、前記ダイレ
クトメモリアクセス手段に対して制御命令を発し、該ダ
イレクトメモリアクセス手段が、前記データ記憶手段内
のデータを前記シフトレジスタ手段で1/2のサブサン
プルを行ない、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパ
スフィルタ手段を用いて周波数分割した係数データを前
記データ記憶手段に蓄積する処理を行うとともに、該処
理を、周波数帯域毎に前記データ記憶手段内のアドレス
と処理サイズを制御して繰り返し行なうことにより、前
記入力データの周波数分割を行うようにしたので、装置
内でのデータの転送を高速化でき、少ないハードウエア
量かつ簡単な制御でウエーブレット変換をより高速に行
える効果がある。
【0368】また、本発明の請求項15のウエーブレッ
ト変換装置によれば、請求項14のウエーブレット変換
装置において、メモリアレイ上の水平方向と垂直方向の
データの高速バースト転送が可能な係数記憶手段と、前
記係数ラインメモリのデータ転送先を前記データ記憶手
段と前記係数記憶手段のなかから選択する切替え手段と
を備え、前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアク
セス手段に対して制御命令を発するともに、入力データ
を周波数分割した低域または高域係数データの一方を、
前記係数ラインメモリに保持し、もう一方を前記ダイレ
クトメモリアクセス手段により前記係数記憶手段に直接
バースト転送した後、前記係数ラインメモリに保持した
係数データを前記係数記憶手段に転送する処理を行うと
ともに、該処理を、周波数帯域毎に前記係数記憶手段の
アドレスと処理サイズを制御して、繰り返し行なうこと
により、前記入力データの周波数分割するようにしたの
で、装置内での水平,垂直両方向のデータの転送を高速
化でき、少ないハードウエア量かつ簡単な制御でウエー
ブレット変換のより一層の高速化を行える効果がある。
【0369】また、本発明の請求項16のウエーブレッ
ト変換装置によれば、請求項15のウエーブレット変換
装置において、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパ
スフィルタ手段に入力するデータを、前記データ記憶手
段と前記係数記憶手段から選択する選択手段を備え、前
記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段に
対して制御命令を発し、前記係数記憶手段の水平または
垂直方向の係数データを周波数分割し、得た係数データ
をそれぞれ前記係数ラインメモリに転送した後、前記ダ
イレクトメモリアクセス手段は、前記係数ラインメモリ
に格納してある係数データを順番に前記係数記憶手段に
バースト転送するようにしたので、最初にデータ記憶手
段のデータをウエーブレット変換し、それ以降はその変
換結果を係数データ記憶手段に記憶してこれをさらにウ
エーブレット変換することにより、装置内での水平,垂
直両方向のデータの転送を高速化でき、少ないハードウ
エア量かつ簡単な制御でウエーブレット変換のより一層
の高速化を行える効果がある。
【0370】また、本発明の請求項17のウエーブレッ
ト変換装置によれば、請求項13ないし16のいずれか
のウエーブレット変換装置において、前記ローパスフィ
ルタ手段および前記ハイパスフィルタ手段は、SSKF
(Symmetric Short Kernel Filter) により実現されてい
るものとしたので、少ないハードウエア量かつ簡単な制
御でウエーブレット変換の高速化を行えるものにおい
て、少ないタップ段数でローパスフィルタ手段およびハ
イパスフィルタ手段を構成できる効果がある。
【0371】また、本発明の請求項18のウエーブレッ
ト変換装置によれば、請求項13ないし17のいずれか
のウエーブレット変換装置において、前記ローパスフィ
ルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段の入力データに対
し1ビットの上位拡張ビットを設ける符号拡張手段を備
え、前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ
手段はその入力データに比べて精度を上位に1ビット拡
張してフィルタ演算するようにしたので、少ないハード
ウエア量かつ簡単な制御でウエーブレット変換の高速化
を行えるものにおいて、フィルタ演算を高精度で行うこ
とができ、より忠実なウエーブレット変換結果を得るこ
とができる効果がある。
【0372】また、本発明の請求項19のウエーブレッ
ト逆変換装置によれば、入力データを2画素毎順番にシ
フトし少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレ
ジスタ手段と、前記シフトレジスタ手段の出力データを
復号化して奇数番目の復号係数データを出力する第1の
復号フィルタ手段と、前記シフトレジスタ手段の出力デ
ータを復号化して偶数番目の復号係数データを出力する
第2の復号フィルタ手段と、前記第1の復号フィルタ手
段と前記第2の復号フィルタ手段の出力値である復号係
数データを蓄積するためのデータ記憶手段と、ウエーブ
レット逆変換のためのシーケンス制御を行なう主制御手
段とを備え、該主制御手段は、前記データ記憶手段内の
データを前記シフトレジスタ手段でバッファし、前記復
号フィルタ手段を用いて復号化しアップサンプルした係
数データを前記データ記憶手段に蓄積する処理を、周波
数帯域毎に前記データ記憶手段内のアドレスと処理サイ
ズを制御して繰り返し行わしめることにより、前記入力
データのウエーブレット逆変換を行うようにしたので、
少ないハードウエア量かつ簡単な制御でウエーブレット
逆変換を高速に行える効果がある。
【0373】また、本発明の請求項20のウエーブレッ
ト逆変換装置によれば、請求項19のウエーブレット逆
変換装置において、前記第1および第2の復号フィルタ
手段の出力である復号係数データを格納するための、高
速バースト転送が可能な係数ラインメモリと、該係数ラ
インメモリの出力データを、ライン単位で前記データ記
憶手段に転送するとともに前記データ記憶手段内のデー
タを前記シフトレジスタ手段に転送するダイレクトメモ
リアクセス手段とを備え、前記主制御手段は、前記ダイ
レクトメモリアクセス手段に対して制御命令を発し、該
ダイレクトメモリアクセス手段が、前記データ記憶手段
内のデータを前記シフトレジスタ手段でバッファを行な
い、前記復号フィルタ手段を用いて復号しアップサンプ
ルした係数データを前記データ記憶手段に蓄積する処理
を行うとともに、該処理を、周波数帯域毎に前記データ
記憶手段内のアドレスと処理サイズを制御して繰り返し
行なうことにより、前記入力データのウエーブレット逆
変換を行うようにしたので、装置内でのデータの転送を
高速化でき、少ないハードウエア量かつ簡単な制御でウ
エーブレット逆変換をより高速に行える効果がある。
【0374】また、本発明の請求項21のウエーブレッ
ト逆変換装置によれば、請求項20のウエーブレット逆
変換装置において、メモリアレイ上の水平方向と垂直方
向のデータの高速バースト転送が可能な係数記憶手段
と、前記係数ラインメモリのデータ転送先を前記データ
記憶手段と前記係数記憶手段のなかから選択する切替え
手段とを備え、前記主制御手段は、前記ダイレクトメモ
リアクセス手段に対して制御命令を発するともに、入力
データを復号した奇数番目または偶数番目の復号係数デ
ータの一方を、前記係数ラインメモリに保持し、もう一
方を前記ダイレクトメモリアクセス手段により前記係数
記憶手段に直接バースト転送した後、前記係数ラインメ
モリに保持した係数データを前記係数記憶手段に転送す
る処理を行うとともに、該処理を、周波数帯域毎に前記
係数記憶手段のアドレスと処理サイズを制御して、繰り
返し行なうことにより、前記入力データのウエーブレッ
ト逆変換を行うようにしたので、装置内での水平,垂直
両方向のデータの転送を高速化でき、少ないハードウエ
ア量かつ簡単な制御でウエーブレット逆変換のより一層
の高速化を行える効果がある。
【0375】また、本発明の請求項22のウエーブレッ
ト逆変換装置によれば、請求項21のウエーブレット逆
変換装置において、前記第1および第2の復号フィルタ
手段に入力するデータを、前記データ記憶手段と前記係
数記憶手段から選択する選択手段を備え、前記主制御手
段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段に対して制御
命令を発し、前記係数記憶手段の水平または垂直方向の
係数データを復号し、得た復号データをそれぞれ前記係
数ラインメモリに転送した後、前記ダイレクトメモリア
クセス手段は、前記係数ラインメモリに格納してある復
号データを順番に前記係数記憶手段にバースト転送する
ようにしたので、最初にデータ記憶手段のデータをウエ
ーブレット逆変換し、それ以降はその逆変換結果を係数
データ記憶手段に記憶してこれをさらにウエーブレット
逆変換することにより、装置内での水平,垂直両方向の
データの転送を高速化でき、少ないハードウエア量かつ
簡単な制御でウエーブレット逆変換のより一層の高速化
を行える効果がある。
【0376】また、この発明の請求項23のウエーブレ
ット逆変換装置によれば、請求項19ないし22のいず
れかに記載のウエーブレット逆変換装置において、前記
第1および第2の復号フィルタ手段の入力データは、前
記係数記憶手段に記憶されたウエーブレット逆変換すべ
き入力データに対して上位に1ビット拡張したデータで
あるようにしたので、少ないハードウエア量かつ簡単な
制御でウエーブレット変換の高速化を行えるものにおい
て、フィルタ演算を高精度で行うことができ、より忠実
なウエーブレット逆変換結果を得ることができる効果が
ある。
【0377】また、この発明の請求項24のウエーブレ
ット変換装置によれば、請求項14のウエーブレット変
換装置において、ウエーブレット変換されたデータを復
号化する復号フィルタ手段と、該復号フィルタ手段によ
って復号された復号係数データを記憶する復号係数ライ
ンメモリとを備え、前記データ記憶手段の低域または高
域係数データの一方を前記復号係数ラインメモリに転送
しておき、前記係数データのもう一方を前記復号フィル
タへ転送すると同時に、前記復号係数ラインメモリに保
持した係数データを前記復号フィルタに転送して復号
し、復号データを前記係数ラインメモリに格納して、ラ
イン単位の復号処理が終了後、前記係数ラインメモリに
保持した復号データを、前記係数記憶手段または前記デ
ータ記憶手段に転送する処理を、前記主制御手段が周波
数帯域毎に前記係数記憶手段のアドレスと処理サイズを
制御して、繰り返し復号処理するようにしたので、少な
いハードウエア量かつ簡単な制御で、ウエーブレット変
換およびその逆変換を行えるものを1つの装置で実現で
きる効果がある。
【0378】さらに、本発明の請求項25のウエーブレ
ット変換装置によれば、請求項15ないし18のいずれ
かのウエーブレット変換装置において、ウエーブレット
変換されたデータを復号化する復号フィルタ手段と、復
号係数ラインメモリとを備え、前記係数記憶手段の低域
または高域係数データの一方を前記復号係数ラインメモ
リに転送しておき、前記係数データのもう一方を前記復
号フィルタへ転送すると同時に、前記復号係数ラインメ
モリに保持した係数データを前記復号フィルタに転送し
て復号し、復号データを前記係数ラインメモリに格納し
て、ライン単位の復号処理が終了後、前記係数ラインメ
モリに保持した復号データを、前記データ記憶手段に転
送する処理を、前記主制御手段が周波数帯域毎に前記係
数記憶手段のアドレスと処理サイズを制御して、繰り返
し復号処理するようにしたので、少ないハードウエア量
かつ簡単な制御で、ウエーブレット変換およびその逆変
換を行えるものを1つの装置で実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による符号化方法におけ
る,画像データの符号化処理の流れを示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1の優先順位判定手段の適
用箇所を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1における優先順位判定手
段,符号化手段の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1を装置として実現した構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1による符号化方法を示す
フローチャート図である。
【図6】本発明の実施の形態1による符号記憶手段のデ
ータの詰め方を示す図である。
【図7】図4のブロック図をまとめた構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の実施の形態2による符号化方法を示す
フローチャート図である。
【図9】本発明の実施の形態2による符号記憶手段のデ
ータの詰め方の例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2による符号記憶手段の
データの詰め方の他の例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態2による符号記憶手段の
データの詰め方のさらに他の例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態3による符号記憶手段の
データの詰め方の例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図14】本発明の実施の形態4を装置として実現した
構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態4の符号記憶手段および
一時記憶手段に対する符号の詰め方の例を示す図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態4の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図17】本発明の実施の形態5を装置として実現した
構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施の形態6を装置として実現した
構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の実施の形態5の方法によって符号化
された映像信号を再生する方法を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態8によるウエーブレット
変換装置を示すブロック図である。
【図21】図20の装置により入力画像を周波数分割す
る過程を示す図である。
【図22】図20の装置のLPF,HPFの構成を示す
図である。
【図23】本発明の実施の形態8によるウエーブレット
変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図24】本発明の実施の形態9によるウエーブレット
変換装置を示すブロック図である。
【図25】図24におけるローパスフィルタ部およびハ
イパスフィルタ部の構成を示す図である。
【図26】本発明の実施の形態9によるウエーブレット
変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図27】本発明の実施の形態10によるウエーブレッ
ト変換装置を示すブロック図である。
【図28】本発明の実施の形態10によるウエーブレッ
ト変換装置を示すフローチャート図である。
【図29】本発明の実施の形態11によるウエーブレッ
ト逆変換装置を示すブロック図である。
【図30】ウエーブレット変換された画像を復号してゆ
く過程を示す図である。
【図31】図29の復号フィルタの構成を示す図であ
る。
【図32】本発明の実施の形態11によるウエーブレッ
ト逆変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図33】本発明の実施の形態12によるウエーブレッ
ト逆変換装置を示すブロック図である。
【図34】本発明の実施の形態12によるウエーブレッ
ト逆変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図35】本発明の実施の形態13によるウエーブレッ
ト逆変換装置を示すブロック図である。
【図36】本発明の実施の形態13によるウエーブレッ
ト逆変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図37】本発明の実施の形態14によるウエーブレッ
ト逆変換装置を示すブロック図である。
【図38】本発明の実施の形態14によるウエーブレッ
ト逆変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図39】本発明の実施の形態15によるウエーブレッ
ト変換装置を示すブロック図である。
【図40】図39の復号フィルタ部の構成を示す図であ
る。
【図41】データのビット幅を拡張する例を示す図であ
る。
【図42】上位拡張ビットと下位拡張ビットの割り当て
を示す図である。
【図43】ビット幅を拡張したデータを元のビット幅に
戻す処理の仕方を示す図である。
【図44】本発明の実施の形態16におけるウエーブレ
ット変換装置およびウエーブレット逆変換装置を示すブ
ロック図である。
【図45】本発明の実施の形態17におけるウエーブレ
ット変換装置を示すロック図である。
【図46】従来のサブバンド符号化方式を示す図であ
る。
【図47】ウエーブレット変換における周波数分割を行
うためのブロック図である。
【図48】ウエーブレット変換後の画像信号の周波数分
割例を示す図である。
【図49】本発明の実施の形態4の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図50】本発明の実施の形態14によるウエーブレッ
ト逆変換装置の動作を示すフローチャート図である。
【図51】本発明の実施の形態16におけるウエーブレ
ット変換装置およびウエーブレット逆変換装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 符号化する原画像データ 2 色空間の変換を行なう色分解手段 3 ウエーブレット変換手段 4 量子化手段 5 可変長符号化手段 6、407、417 優先順位判定手段 7、408、418 符号記憶手段 72 ローパスフィルタ部 73 ハイパスフィルタ部 74,84 係数FIFO1 75,85 係数FIFO2 78,88 切換部 79,913a,913b 選択部 201、205、207 ウエーブレット変換で用いる
ハイパスフィルタ 202、206、208 ウエーブレット変換で用いる
ローパスフィルタ 601 CPU 601a CPUバス用DMAC 602 データ記憶部 603 CPUバス 607,807 係数記憶部 609 ローカルバス 609a,807a ローカルバス用DMAC 701 シフトレジスタ 702 ローパスフィルタ 703 ハイパスフィルタ 704 レジスタ 705 レジスタ 710 復号L係数FIFO 801 復号フィルタ1 802 復号フィルタ2 804 レジスタ 805 レジスタ 914 オフセット部 915 逆オフセット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 昌一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化すべきデータに対し階層符号化を
    行ない、それぞれ階層を有する第1および第2の符号列
    を生成する階層符号化ステップと、 該階層符号化ステップにより生成した第1および第2の
    符号列を、前記階層に与えられた優先順位に基づいて、
    連続してアドレスが付された記憶手段のメモリ領域の一
    方および他方からそれぞれ格納する格納制御を行う記憶
    ステップと、 該記憶ステップの格納制御を実行する過程で格納すべき
    メモリ領域に重複が生じた場合、該時点で高い優先順位
    を有する側の符号列の階層を、他方の符号列に優先して
    格納する優先判定ステップとを含むことを特徴とする符
    号化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の符号化方法において、 前記記憶ステップは前記記憶手段に対し先に前記第1の
    符号列を格納し、次に前記第2の符号列を格納するもの
    であり、 前記優先判定ステップは前記第2の符号列の階層より前
    記優先順位の低い前記第1の符号列の階層を判定すると
    ともに、前記第2の符号列を格納するメモリ領域が不足
    する場合、当該判定した第1の符号列の階層を第2の符
    号列の階層により上書きすることを特徴とする符号化方
    法。
  3. 【請求項3】 符号化すべきデータに対し階層符号化を
    行ない、それぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成
    する階層符号化ステップと、 前記生成した各々の符号列の最も優先順位の高い階層を
    記憶手段に格納するとともにそれ以外の階層を一時記憶
    手段に格納するように制御する記憶制御ステップと、 前記記憶手段に空きメモリ領域が存在する場合、前記一
    時記憶手段よりそれぞれの符号列の階層をその優先順位
    に基づいて前記記憶手段に転送する転送判定ステップと
    を含むことを特徴とする符号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の符
    号化方法において、 前記記憶手段の連続するメモリ領域から予め定めた大き
    さのメモリ領域を割り当てる領域管理ステップと、 前記割り当てたメモリ領域に複数の前記符号列を格納す
    る前記記憶ステップと、 前記格納した複数の符号列の間に生じた空きメモリ領域
    を、当該いずれか一方の符号列を転送することで詰める
    転送ステップと、 前記割り当てたメモリ領域で格納に使用しなかったメモ
    リ領域を回収するステップとを含むことを特徴とする符
    号化方法。
  5. 【請求項5】 映像信号のフィールドを指定する時間間
    隔でサンプリングするサンプリングステップと、 該サンプリングステップによりサンプリングされた映像
    信号データに対し請求項3または4記載の符号化方法に
    より階層符号化を行う階層符号化ステップと、 該階層符号化ステップにより使用したメモリ量を算出す
    るメモリ量算出ステップと、 該メモリ量算出ステップにより算出したメモリ量が予め
    定める下限値以下の場合前記下限値に切り上げる切り上
    げステップと、 前記メモリ量算出ステップにより算出したメモリ量に比
    例したフィールド間隔を算出するフィールド間隔算出ス
    テップと、 該フィールド間隔算出ステップにより算出したフィール
    ド間隔を前記サンプリングステップに対し指定するステ
    ップとを含むことを特徴とする符号化方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の符号化方法において、 前記切り上げステップで切り上げを行ったことを検出す
    る切り上げ検出ステップと、 該切り上げ検出ステップにより切上げを検出した場合、
    符号量が増大するように前記階層符号化の調整を行なう
    調整ステップとを含むことを特徴とする符号化方法。
  7. 【請求項7】 符号化すべきデータに対し階層符号化を
    行ない、それぞれ階層を有する第1および第2の符号列
    を生成する階層符号化手段と、 該階層符号化手段により生成した第1および第2の符号
    列を、前記階層に与えられた優先順位に基づいて、連続
    してアドレスが付された記憶手段のメモリ領域の一方お
    よび他方からそれぞれ格納する格納制御を行う記憶制御
    手段と、 該記憶制御手段の格納制御を実行する過程で格納すべき
    メモリ領域に重複が生じた場合、該時点で高い優先順位
    を有する側の符号列の階層を、他方の符号列に優先して
    格納する優先判定手段とを備えたことを特徴とする符号
    化装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の符号化装置において、 前記記憶制御手段は前記記憶手段に対し先に前記第1の
    符号列を格納し、次に前記第2の符号列を格納するもの
    であり、 前記優先判定手段は前記第2の符号列の階層より前記優
    先順位の低い前記第1の符号列の階層を判定するととも
    に、前記第2の符号列を格納するメモリ領域が不足する
    場合、当該判定した第1の符号列の階層を第2の符号列
    の階層により上書きするものであることを特徴とする符
    号化装置。
  9. 【請求項9】 符号化すべきデータに対し階層符号化を
    行ない、それぞれ階層を有する2つ以上の符号列を生成
    する階層符号化手段と、 前記生成した各々の符号列の最も優先順位の高い階層を
    記憶手段に格納するとともにそれ以外の階層を一時記憶
    手段に格納するよう制御する記憶制御手段と、 前記記憶手段に空きメモリ領域が存在する場合、前記一
    時記憶手段よりそれぞれの符号列の階層をその優先順位
    に基づいて前記記憶手段に転送する転送判定手段とを備
    えたことを特徴とする符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のいずれかに記載の
    符号化装置において、 前記記憶手段の連続するメモリ領域から予め定めた大き
    さのメモリ領域を割り当てる領域管理手段と、 前記格納した複数の符号列の間に生じた空きメモリ領域
    を、当該いずれか一方の符号列を転送することで詰める
    転送手段と、 前記割り当てたメモリ領域で格納に使用しなかったメモ
    リ領域を回収する領域回収手段とを備え、 前記記憶制御手段は、前記割り当てたメモリ領域に複数
    の前記符号列を格納することを特徴とする符号化装置。
  11. 【請求項11】 映像信号のフィールドを指定する時間
    間隔でサンプリングするサンプリング手段と、 該サンプリング手段によりサンプリングされた映像信号
    データに対し請求項9または10記載の符号化装置と同
    じ動作により階層符号化を行う階層符号化手段と、 該階層符号化手段により使用したメモリ量を算出するメ
    モリ量算出手段と、 該メモリ量算出手段により算出したメモリ量が予め定め
    る下限値以下の場合前記下限値に切り上げる切り上げ手
    段と、 前記メモリ量算出手段により算出したメモリ量に比例し
    たフィールド間隔を算出するフィールド間隔算出手段
    と、 該フィールド間隔算出手段により算出したフィールド間
    隔を前記サンプリング手段に対し指定するフィールド間
    隔指定手段とを備えたことを特徴とする符号化装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の符号化装置におい
    て、 前記切り上げ手段で切り上げを行ったことを検出する切
    り上げ検出手段と、 該切り上げ検出手段により切上げを検出した場合、符号
    量が増大するように前記階層符号化の調整を行なう符号
    化調整手段とを備えたことを特徴とする符号化装置。
  13. 【請求項13】 入力データを2画素毎順番にシフトし
    少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレジスタ
    手段と、 前記シフトレジスタ手段の低周波成分を取り出して出力
    するローパスフィルタ手段と、 前記シフトレジスタ手段の高周波成分を取り出して出力
    するハイパスフィルタ手段と、 前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
    の出力値である係数データを蓄積するためのデータ記憶
    手段と、 ウエーブレット変換のためのシーケンス制御を行なう主
    制御手段とを備え、 該主制御手段は、前記データ記憶手段内のデータを前記
    シフトレジスタ手段で1/2のサブサンプルを行ない、
    前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
    を用いて周波数分割した係数データを前記データ記憶手
    段に蓄積する処理を、周波数帯域毎に前記データ記憶手
    段内のアドレスと処理サイズを制御して繰り返し行わし
    めることにより、前記入力データの周波数分割を行うこ
    とを特徴とするウエーブレット変換装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のウエーブレット変換
    装置において、 前記ローパスフィルタ手段の出力値である低域係数デー
    タと前記ハイパスフィルタ手段の出力値である高域係数
    データをそれぞれ格納するための、高速バースト転送が
    可能な係数ラインメモリと、 該係数ラインメモリの出力データを、ライン単位で前記
    データ記憶手段に転送するとともに前記データ記憶手段
    内のデータを前記シフトレジスタ手段に転送するダイレ
    クトメモリアクセス手段とを備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発し、該ダイレクトメモリアクセス
    手段が、前記データ記憶手段内のデータを前記シフトレ
    ジスタ手段で1/2のサブサンプルを行ない、前記ロー
    パスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段を用いて
    周波数分割した係数データを前記データ記憶手段に蓄積
    する処理を行うとともに、該処理を、周波数帯域毎に前
    記データ記憶手段内のアドレスと処理サイズを制御して
    繰り返し行なうことにより、前記入力データの周波数分
    割を行うことを特徴とするウエーブレット変換装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のウエーブレット変換
    装置において、 メモリアレイ上の水平方向と垂直方向のデータの高速バ
    ースト転送が可能な係数記憶手段と、 前記係数ラインメモリのデータ転送先を前記データ記憶
    手段と前記係数記憶手段のなかから選択する切替え手段
    とを備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発するともに、入力データを周波数
    分割した低域または高域係数データの一方を、前記係数
    ラインメモリに保持し、もう一方を前記ダイレクトメモ
    リアクセス手段により前記係数記憶手段に直接バースト
    転送した後、前記係数ラインメモリに保持した係数デー
    タを前記係数記憶手段に転送する処理を行うとともに、
    該処理を、周波数帯域毎に前記係数記憶手段のアドレス
    と処理サイズを制御して、繰り返し行なうことにより、
    前記入力データの周波数分割することを特徴とするウエ
    ーブレット変換装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のウエーブレット変換
    装置において、 前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
    に入力するデータを、前記データ記憶手段と前記係数記
    憶手段から選択する選択手段を備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発し、前記係数記憶手段の水平また
    は垂直方向の係数データを周波数分割し、得た係数デー
    タをそれぞれ前記係数ラインメモリに転送した後、前記
    ダイレクトメモリアクセス手段は、前記係数ラインメモ
    リに格納してある係数データを順番に前記係数記憶手段
    にバースト転送することを特徴とするウエーブレット変
    換装置。
  17. 【請求項17】 請求項13ないし16のいずれかに記
    載のウエーブレット変換装置において、 前記ローパスフィルタ手段および前記ハイパスフィルタ
    手段は、SSKF(Symmetric Short Kernel Filter) に
    より実現されていることを特徴とするウエーブレット変
    換装置。
  18. 【請求項18】 請求項13ないし17のいずれかに記
    載のウエーブレット変換装置において、 前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
    の入力データに対し1ビットの上位拡張ビットを設ける
    符号拡張手段を備え、 前記ローパスフィルタ手段と前記ハイパスフィルタ手段
    はその入力データに比べて精度を上位に1ビット拡張し
    てフィルタ演算することを特徴とするウエーブレット変
    換装置。
  19. 【請求項19】 入力データを2画素毎順番にシフトし
    少なくとも2画素分のデータを蓄積するシフトレジスタ
    手段と、 前記シフトレジスタ手段の出力データを復号化して奇数
    番目の復号係数データを出力する第1の復号フィルタ手
    段と、 前記シフトレジスタ手段の出力データを復号化して偶数
    番目の復号係数データを出力する第2の復号フィルタ手
    段と、 前記第1の復号フィルタ手段と前記第2の復号フィルタ
    手段の出力値である復号係数データを蓄積するためのデ
    ータ記憶手段と、 ウエーブレット逆変換のためのシーケンス制御を行なう
    主制御手段とを備え、 該主制御手段は、前記データ記憶手段内のデータを前記
    シフトレジスタ手段でバッファし、前記復号フィルタ手
    段を用いて復号化しアップサンプルした係数データを前
    記データ記憶手段に蓄積する処理を、周波数帯域毎に前
    記データ記憶手段内のアドレスと処理サイズを制御して
    繰り返し行わしめることにより、前記入力データのウエ
    ーブレット逆変換を行うことを特徴とするウエーブレッ
    ト逆変換装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のウエーブレット逆変
    換装置において、 前記第1および第2の復号フィルタ手段の出力である復
    号係数データを格納するための、高速バースト転送が可
    能な係数ラインメモリと、 該係数ラインメモリの出力データを、ライン単位で前記
    データ記憶手段に転送するとともに前記データ記憶手段
    内のデータを前記シフトレジスタ手段に転送するダイレ
    クトメモリアクセス手段とを備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発し、該ダイレクトメモリアクセス
    手段が、前記データ記憶手段内のデータを前記シフトレ
    ジスタ手段でバッファを行ない、前記復号フィルタ手段
    を用いて復号しアップサンプルした係数データを前記デ
    ータ記憶手段に蓄積する処理を行うとともに、該処理
    を、周波数帯域毎に前記データ記憶手段内のアドレスと
    処理サイズを制御して繰り返し行なうことにより、前記
    入力データのウエーブレット逆変換を行うことを特徴と
    するウエーブレット逆変換装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のウエーブレット逆変
    換装置において、 メモリアレイ上の水平方向と垂直方向のデータの高速バ
    ースト転送が可能な係数記憶手段と、 前記係数ラインメモリのデータ転送先を前記データ記憶
    手段と前記係数記憶手段のなかから選択する切替え手段
    とを備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発するともに、入力データを復号し
    た奇数番目または偶数番目の復号係数データの一方を、
    前記係数ラインメモリに保持し、もう一方を前記ダイレ
    クトメモリアクセス手段により前記係数記憶手段に直接
    バースト転送した後、前記係数ラインメモリに保持した
    係数データを前記係数記憶手段に転送する処理を行うと
    ともに、該処理を、周波数帯域毎に前記係数記憶手段の
    アドレスと処理サイズを制御して、繰り返し行なうこと
    により、前記入力データのウエーブレット逆変換を行う
    ことを特徴とするウエーブレット逆変換装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のウエーブレット逆変
    換装置において、 前記第1および第2の復号フィルタ手段に入力するデー
    タを、前記データ記憶手段と前記係数記憶手段から選択
    する選択手段を備え、 前記主制御手段は、前記ダイレクトメモリアクセス手段
    に対して制御命令を発し、前記係数記憶手段の水平また
    は垂直方向の係数データを復号し、得た復号データをそ
    れぞれ前記係数ラインメモリに転送した後、前記ダイレ
    クトメモリアクセス手段は、前記係数ラインメモリに格
    納してある復号データを順番に前記係数記憶手段にバー
    スト転送することを特徴とするウエーブレット変換装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項19ないし22のいずれかに記
    載のウエーブレット逆変換装置において、 前記第1および第2の復号フィルタ手段の入力データ
    は、前記係数記憶手段に記憶されたウエーブレット逆変
    換すべき入力データに対して上位に1ビット拡張したデ
    ータであることを特徴とするウエーブレット逆変換装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項14記載のウエーブレット変換
    装置において、 ウエーブレット変換されたデータを復号化する復号フィ
    ルタ手段と、 該復号フィルタ手段によって復号された復号係数データ
    を記憶する復号係数ラインメモリとを備え、 前記データ記憶手段の低域または高域係数データの一方
    を前記復号係数ラインメモリに転送しておき、 前記係数データのもう一方を前記復号フィルタへ転送す
    ると同時に、前記復号係数ラインメモリに保持した係数
    データを前記復号フィルタに転送して復号し、復号デー
    タを前記係数ラインメモリに格納して、ライン単位の復
    号処理が終了後、前記係数ラインメモリに保持した復号
    データを、前記係数記憶手段または前記データ記憶手段
    に転送する処理を、前記主制御手段が周波数帯域毎に前
    記係数記憶手段のアドレスと処理サイズを制御して、繰
    り返し復号処理することを特徴とするウエーブレット変
    換装置。
  25. 【請求項25】 請求項15ないし18のいずれかに記
    載のウエーブレット変換装置において、 ウエーブレット変換されたデータを復号化する復号フィ
    ルタ手段と、 復号係数ラインメモリとを備え、 前記係数記憶手段の低域または高域係数データの一方を
    前記復号係数ラインメモリに転送しておき、 前記係数データのもう一方を前記復号フィルタへ転送す
    ると同時に、前記復号係数ラインメモリに保持した係数
    データを前記復号フィルタに転送して復号し、復号デー
    タを前記係数ラインメモリに格納して、ライン単位の復
    号処理が終了後、前記係数ラインメモリに保持した復号
    データを、前記データ記憶手段に転送する処理を、前記
    主制御手段が周波数帯域毎に前記係数記憶手段のアドレ
    スと処理サイズを制御して、繰り返し復号処理すること
    を特徴とするウエーブレット変換装置。
JP24203596A 1995-09-12 1996-09-12 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置 Withdrawn JPH09139944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24203596A JPH09139944A (ja) 1995-09-12 1996-09-12 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-233706 1995-09-12
JP23370695 1995-09-12
JP7-233704 1995-09-12
JP23370495 1995-09-12
JP24203596A JPH09139944A (ja) 1995-09-12 1996-09-12 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09139944A true JPH09139944A (ja) 1997-05-27

Family

ID=27332028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24203596A Withdrawn JPH09139944A (ja) 1995-09-12 1996-09-12 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09139944A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287485A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体
US7477792B2 (en) 2001-02-15 2009-01-13 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for performing progressive order conversion
US8098947B2 (en) 2007-05-17 2012-01-17 Sony Corporation Method and apparatus for processing image data by rearranging wavelet transform data
JP2016500965A (ja) * 2012-10-22 2016-01-14 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 高解像度クロマ・サンプリング・フォーマットのフレーム・パッキング/アンパッキングのための帯域分離フィルタリング/逆フィルタリング
JP2017085247A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 キヤノン株式会社 符号化方法及び符号化装置、撮像装置及びプログラム
JP2018050263A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 キヤノン株式会社 符号化装置、符号化装置の制御方法、及びプログラム
US10368080B2 (en) 2016-10-21 2019-07-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Selective upsampling or refresh of chroma sample values
US10523953B2 (en) 2012-10-01 2019-12-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Frame packing and unpacking higher-resolution chroma sampling formats

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634783A (ja) * 1986-06-24 1988-01-09 Mitsubishi Electric Corp 差分パルス変調方式動画像伝送装置
JPH02213960A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Hitachi Ltd キャッシュメモリ
JPH05227514A (ja) * 1992-02-12 1993-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd サブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタ
JPH06165109A (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置
JPH0759112A (ja) * 1993-08-19 1995-03-03 Hitachi Ltd 画像伝送装置
JPH07107051A (ja) * 1993-09-29 1995-04-21 Nec Corp サブバンド符号化方式
JPH07184201A (ja) * 1993-01-27 1995-07-21 Immix A Division Of Carton Internatl Corp イメージデータを変形するための方法及び装置
JPH07203450A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Victor Co Of Japan Ltd 画像データ圧縮方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634783A (ja) * 1986-06-24 1988-01-09 Mitsubishi Electric Corp 差分パルス変調方式動画像伝送装置
JPH02213960A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Hitachi Ltd キャッシュメモリ
JPH05227514A (ja) * 1992-02-12 1993-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd サブバンド分割フィルタとサブバンド合成フィルタ
JPH06165109A (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置
JPH07184201A (ja) * 1993-01-27 1995-07-21 Immix A Division Of Carton Internatl Corp イメージデータを変形するための方法及び装置
JPH0759112A (ja) * 1993-08-19 1995-03-03 Hitachi Ltd 画像伝送装置
JPH07107051A (ja) * 1993-09-29 1995-04-21 Nec Corp サブバンド符号化方式
JPH07203450A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Victor Co Of Japan Ltd 画像データ圧縮方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477792B2 (en) 2001-02-15 2009-01-13 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for performing progressive order conversion
JP2006287485A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体
US8098947B2 (en) 2007-05-17 2012-01-17 Sony Corporation Method and apparatus for processing image data by rearranging wavelet transform data
US10523953B2 (en) 2012-10-01 2019-12-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Frame packing and unpacking higher-resolution chroma sampling formats
JP2016500965A (ja) * 2012-10-22 2016-01-14 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 高解像度クロマ・サンプリング・フォーマットのフレーム・パッキング/アンパッキングのための帯域分離フィルタリング/逆フィルタリング
JP2017085247A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 キヤノン株式会社 符号化方法及び符号化装置、撮像装置及びプログラム
JP2018050263A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 キヤノン株式会社 符号化装置、符号化装置の制御方法、及びプログラム
US10368080B2 (en) 2016-10-21 2019-07-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Selective upsampling or refresh of chroma sample values

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100308703B1 (ko) 부호화방법,부호화장치,웨이블릿변환장치및웨이블릿역변환장치
EP0864135B1 (en) Storage and retrieval of large digital images
US7092118B2 (en) Progressive image transmission using discrete wavelet transforms
US7167592B2 (en) Method and apparatus for compression using reversible wavelet transforms and an embedded codestream
US5666161A (en) Method and apparatus for creating less amount of compressd image data from compressed still image data and system for transmitting compressed image data through transmission line
JP3436832B2 (ja) ウエーブレット変換フィルタ
US6978048B1 (en) Encoding method and apparatus
US6195465B1 (en) Method and apparatus for compression using reversible wavelet transforms and an embedded codestream
US6211864B1 (en) Method and apparatus for optimizing storage of compressed images in memory
JP2002501709A (ja) ウェーブレットに基づくデータ圧縮を行う方法及び装置
WO2000028476A1 (en) Transformation and selective inverse transformation of large digital images
JPH08116265A (ja) 符号化方法、符号化/復号方法及び復号方法
JP2002508606A (ja) 画像を圧縮及び圧縮解除する方法及び装置
JPH09139944A (ja) 符号化方法,符号化装置,ウエーブレット変換装置およびウエーブレット逆変換装置
US7298910B2 (en) Wavelet inverse transform method and apparatus and wavelet decoding method and apparatus
DE19819405B4 (de) Implementation eines reversiblen eingebetteten Wavelet-Systems
JPH02273875A (ja) 画像データ圧縮方法
EP0767587B1 (en) Hierarchical encoding/decoding apparatus with memory device for digital picture signal
JPH0723337A (ja) データ縮小ビデオ情報の記録再生装置
US20030198395A1 (en) Wavelet transform system, method and computer program product
US6381370B1 (en) Method and apparatus for image encoding
JP2002152517A (ja) 変換符号の画像伸長装置
JPH1063643A (ja) 画像変換方法
JP2004206725A (ja) サブバンド分割、合成方法及び装置
CA2236943C (en) Storage and retrieval of large digital images

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060921