JPH05227988A - (2r,3e)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールの製造方法 - Google Patents
(2r,3e)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールの製造方法Info
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- JPH05227988A JPH05227988A JP4298799A JP29879992A JPH05227988A JP H05227988 A JPH05227988 A JP H05227988A JP 4298799 A JP4298799 A JP 4298799A JP 29879992 A JP29879992 A JP 29879992A JP H05227988 A JPH05227988 A JP H05227988A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P7/00—Preparation of oxygen-containing organic compounds
- C12P7/02—Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a hydroxy group
- C12P7/04—Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a hydroxy group acyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P41/00—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture
- C12P41/003—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by ester formation, lactone formation or the inverse reactions
- C12P41/004—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by ester formation, lactone formation or the inverse reactions by esterification of alcohol- or thiol groups in the enantiomers or the inverse reaction
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 (2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2
−オールを、相当するラセミ化合物から動力学的ラセミ
分割により製造する。この化合物は、光学活性天然物質
を製造するための、光学活性を有する合成要素である。 【構成】 ラセミ化合物をカルボン酸誘導体、好ましく
は塩化クロロアセチルで変換することによりエステル化
する。 続いてシュードモナス・フルオレセンスから得
たリパーゼにより(R)エステルを鏡像異性体選択的に
加水分解する。 残留する(S)エステルからは、分離
後に、相当する(2S,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールも得られる。
−オールを、相当するラセミ化合物から動力学的ラセミ
分割により製造する。この化合物は、光学活性天然物質
を製造するための、光学活性を有する合成要素である。 【構成】 ラセミ化合物をカルボン酸誘導体、好ましく
は塩化クロロアセチルで変換することによりエステル化
する。 続いてシュードモナス・フルオレセンスから得
たリパーゼにより(R)エステルを鏡像異性体選択的に
加水分解する。 残留する(S)エステルからは、分離
後に、相当する(2S,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールも得られる。
Description
【0001】本発明の目的は、相当するラセミ性(2R
S,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールから、
エステル化およびそのエステルの鏡像異性体を選択する
加水分解により(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールを製造する方法である。
S,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールから、
エステル化およびそのエステルの鏡像異性体を選択する
加水分解により(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールを製造する方法である。
【0002】光学活性の第二級γ−ハロアリルアルコー
ル、とくにγ−ヨードアリルアルコールは、プロスタグ
ランジン(たとえばF.−T.ルオおよびE.−i.ネ
ギシ,J.Org.Chem.1985,50,476
2〜4766参照)またはさまざまな天然物質の構成要
素である、光学活性のプロパルギルアルコール(たとえ
ばT.イトーら,テトラヘドロンレター1989,3
0,7083〜7086参照)製造のための重要な合成
要素である。
ル、とくにγ−ヨードアリルアルコールは、プロスタグ
ランジン(たとえばF.−T.ルオおよびE.−i.ネ
ギシ,J.Org.Chem.1985,50,476
2〜4766参照)またはさまざまな天然物質の構成要
素である、光学活性のプロパルギルアルコール(たとえ
ばT.イトーら,テトラヘドロンレター1989,3
0,7083〜7086参照)製造のための重要な合成
要素である。
【0003】ラセミ性γ−ハロアリルアルコールは、カ
ルボン酸塩化物およびアセチルから相当するクロロビニ
ルケトンを経由して容易に得られる(たとえばY.キタ
ノら,テトラヘドロンレター,1987,30,635
1〜6354参照)ので、光学活性化合物をラセミ分割
により製造するのが有利である。 このための既知の方
法は、光学活性助剤の存在下でシャープレスの方法によ
るエポキシド化により動力学的にラセミ分割する方法で
ある(Y.キタノら、上記引用文中)。 この方法の欠
点は、大量に使用する場合、安全性の問題が生じるペル
オキシ化合物を使用すること、ならびにそれによって形
成されたエポキシドが処理の際に分解することにより、
鏡像異性体の一つが失われることである。
ルボン酸塩化物およびアセチルから相当するクロロビニ
ルケトンを経由して容易に得られる(たとえばY.キタ
ノら,テトラヘドロンレター,1987,30,635
1〜6354参照)ので、光学活性化合物をラセミ分割
により製造するのが有利である。 このための既知の方
法は、光学活性助剤の存在下でシャープレスの方法によ
るエポキシド化により動力学的にラセミ分割する方法で
ある(Y.キタノら、上記引用文中)。 この方法の欠
点は、大量に使用する場合、安全性の問題が生じるペル
オキシ化合物を使用すること、ならびにそれによって形
成されたエポキシドが処理の際に分解することにより、
鏡像異性体の一つが失われることである。
【0004】本発明の目的は、ペルオキシ化合物を使用
せずに実施でき、また、(2S)鏡像異性体を利用する
ことができる、(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールの製造方法を提供することである。
せずに実施でき、また、(2S)鏡像異性体を利用する
ことができる、(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールの製造方法を提供することである。
【0005】この目的は、請求項1に記載の方法により
達成される。
達成される。
【0006】ラセミ性(E)−4−ハロ−3−ブテン−
2−オールから既知の方法により製造可能な、一般式
2−オールから既知の方法により製造可能な、一般式
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Rは、所望によりハロゲンで置換
された、1〜8個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、Xは塩素、臭素またはヨウ素である。)のエステル
をシュードモナス・フルオレセンスから得たリパーゼに
より鏡像異性体選択的に加水分解できることがわかっ
た。 加水分解されなかった(2S,3E)エステル
は、その物理特性が異なることにより、加水分解生成物
(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールか
ら容易に分離することができ、続いて(2S,3E)−
4−ハロ−3−ブテン−2−オールに加水分解すること
ができる。 好ましいエステルは、2〜8個の炭素原子
を有するカルボン酸およびそのハロゲン化誘導体のエス
テルであり、とくに好ましいのはクロロ酢酸のエステル
である(R=クロロメチル)。
された、1〜8個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、Xは塩素、臭素またはヨウ素である。)のエステル
をシュードモナス・フルオレセンスから得たリパーゼに
より鏡像異性体選択的に加水分解できることがわかっ
た。 加水分解されなかった(2S,3E)エステル
は、その物理特性が異なることにより、加水分解生成物
(2R,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールか
ら容易に分離することができ、続いて(2S,3E)−
4−ハロ−3−ブテン−2−オールに加水分解すること
ができる。 好ましいエステルは、2〜8個の炭素原子
を有するカルボン酸およびそのハロゲン化誘導体のエス
テルであり、とくに好ましいのはクロロ酢酸のエステル
である(R=クロロメチル)。
【0009】エステルは好ましくは、ラセミ性(E)−
4−ハロ−3−ブテン−2−オールを、相当する酸無水
物または酸塩化物で、すなわちたとえばクロロ酢酸に対
しては塩化クロロアセチルで、第三級アミン、たとえば
トリエチルアミンの存在下に、塩化水素を生じるように
変換させることにより製造する。 その際、4−(ジメ
チルアミノ)ピリジンのような触媒を使用するのが有利
である。
4−ハロ−3−ブテン−2−オールを、相当する酸無水
物または酸塩化物で、すなわちたとえばクロロ酢酸に対
しては塩化クロロアセチルで、第三級アミン、たとえば
トリエチルアミンの存在下に、塩化水素を生じるように
変換させることにより製造する。 その際、4−(ジメ
チルアミノ)ピリジンのような触媒を使用するのが有利
である。
【0010】エステルの鏡像異性体選択的加水分解は、
本発明により、シュードモナス・フルオレセンスから得
たリパーゼにより行なう。 そのようなリパーゼは、た
とえばアマノ社またはバイオキャタリスツ社から市販さ
れている。
本発明により、シュードモナス・フルオレセンスから得
たリパーゼにより行なう。 そのようなリパーゼは、た
とえばアマノ社またはバイオキャタリスツ社から市販さ
れている。
【0011】好ましくは、この鏡像異性体選択的加水分
解は、水および水と混和しない有機溶剤からなる撹拌二
相系で行なう。 有機溶剤としてとくに好ましいのはト
ルエンである。 反応温度は0〜50℃、好ましくは5
〜25℃が有利である。
解は、水および水と混和しない有機溶剤からなる撹拌二
相系で行なう。 有機溶剤としてとくに好ましいのはト
ルエンである。 反応温度は0〜50℃、好ましくは5
〜25℃が有利である。
【0012】好ましくない副反応を排除するために、加
水分解をpH5〜9、好ましくはpH6〜8で行なうの
が有利である。
水分解をpH5〜9、好ましくはpH6〜8で行なうの
が有利である。
【0013】加水分解の際に酸が遊離するので、緩衝液
を加えるか、または反応の進行に応じて塩基を加えるこ
とにより、pHを一定に維持することが望ましい。 塩
基の添加は、pH測定装置および自動配量装置(自動滴
定装置)を使用して行なうとよい。 塩基としては、好
ましくはアルカリ水酸化物、とくに好ましくは苛性ソー
ダの水溶液を使用する。
を加えるか、または反応の進行に応じて塩基を加えるこ
とにより、pHを一定に維持することが望ましい。 塩
基の添加は、pH測定装置および自動配量装置(自動滴
定装置)を使用して行なうとよい。 塩基としては、好
ましくはアルカリ水酸化物、とくに好ましくは苛性ソー
ダの水溶液を使用する。
【0014】(R)エステルの主要量、すなわちラセミ
化合物に対して約50%が変換された後、反応を中断さ
せ、光学活性アルコールを未変換エステルから分離す
る。この分離は、減圧下で分別蒸留により行なうのが好
ましい。
化合物に対して約50%が変換された後、反応を中断さ
せ、光学活性アルコールを未変換エステルから分離す
る。この分離は、減圧下で分別蒸留により行なうのが好
ましい。
【0015】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0016】
【実施例1】(E)−4−ヨード−3−ブテン−2−オン 125mlのアセトン中に50g(0.48モル)の
(E)−4−クロロ−3−ブテン−2−オン(W.B.
ベンソン,J.Org.Chem.1964,29,3
85により製造)を溶解させ、アルゴン雰囲気中で8
9.4g(0.60モル)のヨウ化ナトリウムととも
に、60℃で1.8時間撹拌した。 続いて反応混合物
を、回転蒸発装置中で、130mbarおよび浴温35
℃において濃縮した。 残留物に150mlのトルエン
を加え、得られた懸濁液を150mlの水で洗浄した。
水相を各100mlのトルエンで3回抽出した。 有
機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、回転
蒸発装置で濃縮した。
(E)−4−クロロ−3−ブテン−2−オン(W.B.
ベンソン,J.Org.Chem.1964,29,3
85により製造)を溶解させ、アルゴン雰囲気中で8
9.4g(0.60モル)のヨウ化ナトリウムととも
に、60℃で1.8時間撹拌した。 続いて反応混合物
を、回転蒸発装置中で、130mbarおよび浴温35
℃において濃縮した。 残留物に150mlのトルエン
を加え、得られた懸濁液を150mlの水で洗浄した。
水相を各100mlのトルエンで3回抽出した。 有
機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、回転
蒸発装置で濃縮した。
【0017】収量:85g(粗製物)
【0018】
【実施例2】(2RS,3E)−4−ヨード−3−ブテン−2−オン アルゴン雰囲気中で、85g(0.43モル)の(E)
−4−ヨード−3−ブテン−2−オン(実施例1におい
て製造)を、800mlのトルエン中に溶解させた。
この溶液を−10℃に冷却し、0.5時間以内に、3.
5モルのジハイドライドビス(2−メトキシエトキシ)
アルミン酸ナトリウムのトルエン溶液65mlを滴下し
て加えた。
−4−ヨード−3−ブテン−2−オン(実施例1におい
て製造)を、800mlのトルエン中に溶解させた。
この溶液を−10℃に冷却し、0.5時間以内に、3.
5モルのジハイドライドビス(2−メトキシエトキシ)
アルミン酸ナトリウムのトルエン溶液65mlを滴下し
て加えた。
【0019】続いてこの混合物をまず室温に温め、次い
で0℃に冷却し、その温度で注意深く、最初に10ml
のメタノール、次いで40mlの10%苛性ソーダ溶液
を加えた。 各相を分離し、水相を200mlのトルエ
ンで抽出した。 このトルエン相を200mlの水で1
回、100mlの水で2回洗浄し、続いて硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、回転蒸発装置で濃縮した。
で0℃に冷却し、その温度で注意深く、最初に10ml
のメタノール、次いで40mlの10%苛性ソーダ溶液
を加えた。 各相を分離し、水相を200mlのトルエ
ンで抽出した。 このトルエン相を200mlの水で1
回、100mlの水で2回洗浄し、続いて硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、回転蒸発装置で濃縮した。
【0020】収量:67.7g(粗製物、純度(GC)
85%)1 H−NMR: (CDCl3、300MHz)δ 1,3(d、3H);2.05(br.d,1H);
4.23−4.36(m,1H);6.35(d,1
H);6.62(dd、1H).
85%)1 H−NMR: (CDCl3、300MHz)δ 1,3(d、3H);2.05(br.d,1H);
4.23−4.36(m,1H);6.35(d,1
H);6.62(dd、1H).
【0021】
【実施例3】(2RS,3E)−4−ヨード−3−ブテン−2−イル
のクロロ酢酸エステル アルゴン雰囲気中で、57.1g(0.25モル)の
(2RS,3E)−4−ヨード−3−ブテン−2−オン
(86%、実施例2において製造)を400mlのトル
エン中に溶解させ、0℃に冷却し、2.4g(20mm
ol)の4−(ジメチルアミノ)ピリジンを加えた。
続いてこの混合物を−5℃に冷却し、11.07gのト
リエチルアミンを加え、さらに−10℃に冷却した。
のクロロ酢酸エステル アルゴン雰囲気中で、57.1g(0.25モル)の
(2RS,3E)−4−ヨード−3−ブテン−2−オン
(86%、実施例2において製造)を400mlのトル
エン中に溶解させ、0℃に冷却し、2.4g(20mm
ol)の4−(ジメチルアミノ)ピリジンを加えた。
続いてこの混合物を−5℃に冷却し、11.07gのト
リエチルアミンを加え、さらに−10℃に冷却した。
【0022】12.4gの塩化クロロアセチルの第一の
部分12.4gを15分間以内に滴下して加え(発熱反
応)、0.5時間撹拌した後、さらに同量のトリエチル
アミンおよび塩化クロロアセチルの第二の部分を順に加
え、さらに0.5時間後、最後に第三の部分を、従って
合計33.21gのトリエチルアミンおよび37.2g
の塩化クロロアセチルを加えた。 塩化クロロアセチル
を加えている間に塩化トリエチルアンモニウムが沈殿し
た。 最後の部分を加えた後、この混合物を−5℃でさ
らに1.5時間撹拌し、続いて室温に温めた。 さらに
3時間後、塩化トリメチルアンモニウムを濾別し、トル
エンで洗浄した。 濾液を各80mlの0.1M塩酸で
洗浄した。 水相を50mlのトルエンで抽出した。
有機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、回
転蒸発装置で濃縮した。
部分12.4gを15分間以内に滴下して加え(発熱反
応)、0.5時間撹拌した後、さらに同量のトリエチル
アミンおよび塩化クロロアセチルの第二の部分を順に加
え、さらに0.5時間後、最後に第三の部分を、従って
合計33.21gのトリエチルアミンおよび37.2g
の塩化クロロアセチルを加えた。 塩化クロロアセチル
を加えている間に塩化トリエチルアンモニウムが沈殿し
た。 最後の部分を加えた後、この混合物を−5℃でさ
らに1.5時間撹拌し、続いて室温に温めた。 さらに
3時間後、塩化トリメチルアンモニウムを濾別し、トル
エンで洗浄した。 濾液を各80mlの0.1M塩酸で
洗浄した。 水相を50mlのトルエンで抽出した。
有機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、回
転蒸発装置で濃縮した。
【0023】収量:72.4g(粗製物、なお少量のト
ルエンを含む)1 H−NMR: (CDCl3,300MHz)δ 1.38(d,3H);4.05(s、2H);5.3
0−5.43(m,1H);6.50−6.58(m,
2H).
ルエンを含む)1 H−NMR: (CDCl3,300MHz)δ 1.38(d,3H);4.05(s、2H);5.3
0−5.43(m,1H);6.50−6.58(m,
2H).
【0024】
【実施例4】(2R,3E)−4−ヨード−3−ブテン−2−オール 136mlのトルエンに72gの(2RS,3E)−4
−ヨード−3−ブテン−2−イルのクロロ酢酸エステル
(実施例3において製造)を溶解させた。 この溶液を
室温で680mlの水および680mgのリパーゼPS
(シュードモナス・フルオレセンスから得た、アマノ
製)とともに撹拌し、その際、pHをガラス電極で測定
し、自動滴定装置を使用して1Mの苛性ソーダを加える
ことにより、一定値7に維持した。 2.5時間後、反
応を中断した。 反応混合物をセライト(R)で濾別し、
さらに160mlのトルエンを加え、振とうした。 相
を分離した後、各160mlのトルエンでさらに2回抽
出した。 有機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過して、回転蒸発装置で濃縮した。
−ヨード−3−ブテン−2−イルのクロロ酢酸エステル
(実施例3において製造)を溶解させた。 この溶液を
室温で680mlの水および680mgのリパーゼPS
(シュードモナス・フルオレセンスから得た、アマノ
製)とともに撹拌し、その際、pHをガラス電極で測定
し、自動滴定装置を使用して1Mの苛性ソーダを加える
ことにより、一定値7に維持した。 2.5時間後、反
応を中断した。 反応混合物をセライト(R)で濾別し、
さらに160mlのトルエンを加え、振とうした。 相
を分離した後、各160mlのトルエンでさらに2回抽
出した。 有機相を一つに合わせ、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過して、回転蒸発装置で濃縮した。
【0025】そのようにして得られた粗製物(57.4
g)を精留塔(Spaltrohrkolonne)で精製した。
g)を精留塔(Spaltrohrkolonne)で精製した。
【0026】収量:16.65g(ラセミ性(E)−4
−ヨード−3−ブテン−2−オールに対して34%、ま
たは理論値の68%) 純度(GC)≒100% 光学純度(ee値):>99%
−ヨード−3−ブテン−2−オールに対して34%、ま
たは理論値の68%) 純度(GC)≒100% 光学純度(ee値):>99%
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素である。)の(2
R,3E)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールを相当
するラセミ性(2RS,3E)−4−ハロ−3−ブテン
−2−オールから製造するための方法において、ラセミ
性アルコールを相当するラセミ性エステル 【化2】 (式中、Rは、所望によりハロゲンで置換された、1〜
8個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは上記の
意味を有する。)に変換し、続いてシュードモナス・フ
ルオレセンスから得たリパーゼにより鏡像異性体選択的
に加水分解することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 Rがクロロメチルであることを特徴とす
る請求項1の方法。 - 【請求項3】 ラセミ性エステルを、第三級アミンの存
在下にラセミ性アルコールを塩化クロロアセチルで変換
することにより製造することを特徴とする請求項2の方
法。 - 【請求項4】 鏡像異性体選択的加水分解を、水および
水と混和しない有機溶剤からなる二相系で行なうことを
特徴とする請求項1〜3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 鏡像異性体選択的加水分解を、pH6〜
8で行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの
方法。 - 【請求項6】 Xがヨウ素であることを特徴とする請求
項1〜5のいずれかの方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH333991 | 1991-11-15 | ||
| CH3339/91-2 | 1991-11-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227988A true JPH05227988A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=4253831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298799A Withdrawn JPH05227988A (ja) | 1991-11-15 | 1992-11-09 | (2r,3e)−4−ハロ−3−ブテン−2−オールの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5254756A (ja) |
| EP (1) | EP0549872A3 (ja) |
| JP (1) | JPH05227988A (ja) |
| FI (1) | FI924881A7 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5258529A (en) * | 1989-06-22 | 1993-11-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing propargylcarbinol compounds |
| JP3133480B2 (ja) * | 1992-04-15 | 2001-02-05 | 昭和シェル石油株式会社 | 光学活性ハロゲン含有アルコールの製造方法 |
| KR100379756B1 (ko) * | 2000-10-02 | 2003-04-11 | 한국과학기술연구원 | 이성질체 분할방법 |
| US20100081849A1 (en) * | 2006-08-25 | 2010-04-01 | The University Of Sydney | Reaction system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2454465A1 (fr) * | 1979-04-20 | 1980-11-14 | Rhone Poulenc Ind | Procede de preparation du choro-3 methyl-2 propanol levogyre par hydrolyse enzymatique |
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