JPH0522804Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0522804Y2 JPH0522804Y2 JP1985105423U JP10542385U JPH0522804Y2 JP H0522804 Y2 JPH0522804 Y2 JP H0522804Y2 JP 1985105423 U JP1985105423 U JP 1985105423U JP 10542385 U JP10542385 U JP 10542385U JP H0522804 Y2 JPH0522804 Y2 JP H0522804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- inner cylinder
- rod
- cylinder
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、自動車の荷重変化に伴う車高変化
を検出するための静電容量式シリンダ変位計に関
するものである。
を検出するための静電容量式シリンダ変位計に関
するものである。
(従来の技術)
従来、自動車の荷重変化に伴う車高変化を検出
する装置として、シヨツクアブソーバの伸縮変化
を検出するようにしたものが、例えば実開昭57−
88609号および同57−177113号公報に開示されて
いる。
する装置として、シヨツクアブソーバの伸縮変化
を検出するようにしたものが、例えば実開昭57−
88609号および同57−177113号公報に開示されて
いる。
これら従来の車高変化を検出するシヨツクアブ
ソーバにおいては、シヨツクアブソーバ本体とは
別個に、非導電性および非磁性材料のカバーの内
部に、ストローク検出領域全体に亘つてコイルを
埋設し、このコイルをLC発振器に接続してコイ
ルのインダクタンスの変化を検出することにより
シリンダチユーブに対するピストンロツドの変位
を検出するようにしている。しかし、このように
コイルを埋設することは、部品点数および組立工
数が増え、コスト高になると共に、シヨツクアブ
ソーバに附属して公知の減衰を可変とする電磁弁
が設けられていると電磁弁からのノイズによる影
響を受け、インダクタンスの変化を正確かつ安定
に検出することができず、変位量の検出精度が低
くなる欠点がある。
ソーバにおいては、シヨツクアブソーバ本体とは
別個に、非導電性および非磁性材料のカバーの内
部に、ストローク検出領域全体に亘つてコイルを
埋設し、このコイルをLC発振器に接続してコイ
ルのインダクタンスの変化を検出することにより
シリンダチユーブに対するピストンロツドの変位
を検出するようにしている。しかし、このように
コイルを埋設することは、部品点数および組立工
数が増え、コスト高になると共に、シヨツクアブ
ソーバに附属して公知の減衰を可変とする電磁弁
が設けられていると電磁弁からのノイズによる影
響を受け、インダクタンスの変化を正確かつ安定
に検出することができず、変位量の検出精度が低
くなる欠点がある。
このような欠点を除去するため、本願出願人は
特願昭59−107685号において、第7図に示すよう
なシヨツクアブソーバを提案した。このシヨツク
アブソーバは、内筒1と外筒2との径の異なるチ
ユーブ内に油3を収容した所謂ツインチユーブ式
のものにおいて、内筒1とこの内筒1内に挿通さ
れるピストンロツド4とを電気的に絶縁してコン
デンサを構成し、このコンデンサの静電容量を検
出することによつて内筒1とピストンロツド4と
の相対位置を検出するようにしたものである。
特願昭59−107685号において、第7図に示すよう
なシヨツクアブソーバを提案した。このシヨツク
アブソーバは、内筒1と外筒2との径の異なるチ
ユーブ内に油3を収容した所謂ツインチユーブ式
のものにおいて、内筒1とこの内筒1内に挿通さ
れるピストンロツド4とを電気的に絶縁してコン
デンサを構成し、このコンデンサの静電容量を検
出することによつて内筒1とピストンロツド4と
の相対位置を検出するようにしたものである。
第7図において、内筒1およびピストンロツド
4は、ピストン5と摺動リング6との間に介在し
た絶縁部材7およびロツドガイド8とピストンロ
ツド4との間に介在した絶縁部材9によつて絶縁
されている。また、内筒1および外筒2は、上部
においてはロツドガイド8およびその上方におい
て外筒2とピストンロツド4との間に設けたオイ
ルシール10によつて形成される室11と、ロツ
ドガイド8に形成したバイパス12とを介して連
通し、下部においてはオリフイス13とプレート
14とを介して連通している。検出回路ユニツト
15は、シヨツクアブソーバ上端部に装着され、
ここには内筒1とピストンロツド4との間の静電
容量をパラメータとするCR発振回路、このCR発
振回路の発振周波数を分周して低周波パルス信号
を出力する信号処理回路等が設けられ、荷重変化
に伴つてピストン5が内筒1内で上下動するのに
応じて変化する静電容量に基づくCR発振回路の
発振周波数を検出して内筒1とピストンロツド4
との相対位置、更にはその相対位置に基づいて車
高変化を検出するようになつている。
4は、ピストン5と摺動リング6との間に介在し
た絶縁部材7およびロツドガイド8とピストンロ
ツド4との間に介在した絶縁部材9によつて絶縁
されている。また、内筒1および外筒2は、上部
においてはロツドガイド8およびその上方におい
て外筒2とピストンロツド4との間に設けたオイ
ルシール10によつて形成される室11と、ロツ
ドガイド8に形成したバイパス12とを介して連
通し、下部においてはオリフイス13とプレート
14とを介して連通している。検出回路ユニツト
15は、シヨツクアブソーバ上端部に装着され、
ここには内筒1とピストンロツド4との間の静電
容量をパラメータとするCR発振回路、このCR発
振回路の発振周波数を分周して低周波パルス信号
を出力する信号処理回路等が設けられ、荷重変化
に伴つてピストン5が内筒1内で上下動するのに
応じて変化する静電容量に基づくCR発振回路の
発振周波数を検出して内筒1とピストンロツド4
との相対位置、更にはその相対位置に基づいて車
高変化を検出するようになつている。
かかるシヨツクアブソーバにおいては、シヨツ
クアブソーバに本来設けられている内筒1とピス
トンロツド4との間を電気的に絶縁してコンデン
サを構成し、このコンデンサの静電容量を検出す
ることによつて内筒1とピストンロツド4との相
対位置を検出するよう構成しているので、部品点
数および組立工数が少なくなり、大幅なコストダ
ウンを図ることができる。また、静電容量を検出
するものであるから、従来のようにコイルのイン
ダクタンスを検出するものに比べて外部ノイズに
影響されることが少なく、変位量を一層正確に検
出することができる。更に、従来のようにコイル
を別個に設けるものとは異なり、センシング部の
装着上の制約がなく、少なく共筒形のものであれ
ばどのような構造のシヨツクアブソーバにも適用
することができ、応用範囲が大幅に拡大する利点
もある。
クアブソーバに本来設けられている内筒1とピス
トンロツド4との間を電気的に絶縁してコンデン
サを構成し、このコンデンサの静電容量を検出す
ることによつて内筒1とピストンロツド4との相
対位置を検出するよう構成しているので、部品点
数および組立工数が少なくなり、大幅なコストダ
ウンを図ることができる。また、静電容量を検出
するものであるから、従来のようにコイルのイン
ダクタンスを検出するものに比べて外部ノイズに
影響されることが少なく、変位量を一層正確に検
出することができる。更に、従来のようにコイル
を別個に設けるものとは異なり、センシング部の
装着上の制約がなく、少なく共筒形のものであれ
ばどのような構造のシヨツクアブソーバにも適用
することができ、応用範囲が大幅に拡大する利点
もある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、本考案者らの種々の実験によれ
ば、第7図に示すシヨツクアブソーバには以下に
説明するような改良すべき点があることが判明し
た。
ば、第7図に示すシヨツクアブソーバには以下に
説明するような改良すべき点があることが判明し
た。
すなわち、第7図に示すシヨツクアブソーバに
おいては、これを自動車等に装着することによつ
て内筒1を外筒2およびシヤーシを介して自動車
等に搭載された直流電源の負端子に、ピストンロ
ツド4を検出回路15に設けた端子およびリード
線を介して直流電源の正端子にそれぞさ接続する
よちうにしているが、このようにピストンロツド
4を正電位にすると、これが内筒1から突出する
部分において、該ピストンロツド4とその近傍の
アース電位にある他の部材との間で不所望な浮遊
容量が形成され、検出精度を低下させる要因とな
る。
おいては、これを自動車等に装着することによつ
て内筒1を外筒2およびシヤーシを介して自動車
等に搭載された直流電源の負端子に、ピストンロ
ツド4を検出回路15に設けた端子およびリード
線を介して直流電源の正端子にそれぞさ接続する
よちうにしているが、このようにピストンロツド
4を正電位にすると、これが内筒1から突出する
部分において、該ピストンロツド4とその近傍の
アース電位にある他の部材との間で不所望な浮遊
容量が形成され、検出精度を低下させる要因とな
る。
このような不具合を解決する方法として、内筒
1を外筒2およびピストンロツド4から電気的に
絶縁して、外筒2およびピストンロツド4をアー
ス電位に、内筒1を正電位にすることが考えられ
る。このようにすれば、外筒2やピストンロツド
4の内筒1から突出する部分の近傍にアース電位
にある他の部材があつても、これらは同電位であ
るから不所望な浮遊容量が形成されることはな
い。
1を外筒2およびピストンロツド4から電気的に
絶縁して、外筒2およびピストンロツド4をアー
ス電位に、内筒1を正電位にすることが考えられ
る。このようにすれば、外筒2やピストンロツド
4の内筒1から突出する部分の近傍にアース電位
にある他の部材があつても、これらは同電位であ
るから不所望な浮遊容量が形成されることはな
い。
この場合、内筒1を直流電源の正端子に接続す
るために、該内筒1に接続用の電極を設ける必要
があり、その電極構造として第8図に示す構成が
考えられる。すなわち、内筒1の外表面にコード
21を半田付けし、このコード21を外筒2に形
成した穴を通して外部に延在させる。また、外筒
2に形成した穴の部分には、該穴を囲むように筒
状のケース22を設けると共に、このケース22
にはコード21を貫通させてシールゴム23およ
びナツト24を設け、ナツト24をケース22に
螺合してシールゴム23を圧縮することによりコ
ード21をシールする。
るために、該内筒1に接続用の電極を設ける必要
があり、その電極構造として第8図に示す構成が
考えられる。すなわち、内筒1の外表面にコード
21を半田付けし、このコード21を外筒2に形
成した穴を通して外部に延在させる。また、外筒
2に形成した穴の部分には、該穴を囲むように筒
状のケース22を設けると共に、このケース22
にはコード21を貫通させてシールゴム23およ
びナツト24を設け、ナツト24をケース22に
螺合してシールゴム23を圧縮することによりコ
ード21をシールする。
しかし、第8図に示す電極構造にあつては、コ
ード21を半田により内筒1にメタルコンタクト
すると共に、シールゴム23内にコード21を挿
通しナツト24の締付け力で外筒2に対してシー
ルする構成となつているために、製造が面倒であ
ると共に、振動により半田が外れて接触不良を起
こしたり、ナツト24の締付けが不十分であると
油漏れを起こす問題がある。
ード21を半田により内筒1にメタルコンタクト
すると共に、シールゴム23内にコード21を挿
通しナツト24の締付け力で外筒2に対してシー
ルする構成となつているために、製造が面倒であ
ると共に、振動により半田が外れて接触不良を起
こしたり、ナツト24の締付けが不十分であると
油漏れを起こす問題がある。
この考案は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、簡単に製造でき、しかも、接触不良
や油漏れを起すことがなく内筒を所要の電位に確
実に維持でき、車高変化を検出するための静電容
量を安定して高精度で検出できるよう適切に構成
した静電容量式シリンダ変位計を提供することを
目的とするものである。
れたもので、簡単に製造でき、しかも、接触不良
や油漏れを起すことがなく内筒を所要の電位に確
実に維持でき、車高変化を検出するための静電容
量を安定して高精度で検出できるよう適切に構成
した静電容量式シリンダ変位計を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の静電容量式シリンダ変位計は、車体に
電気的に接続して連結される導電性樹脂より成る
外筒と、 この外筒内に、該外筒に対して絶縁して設けた
導電性の内筒と、 この内筒内を摺動自在に設けた絶縁性のピスト
ンと、 上端部を前記ピストンに支持し、下端部をゴム
ブツシユを介して車両の揺動部分に連結して、前
記内筒内を該内筒に対して電気的に絶縁した状態
で前記ピストンと共に相対的に移動可能に設けた
導電性のロツドと、 このロツドと前記外筒とを電気的に接続する手
段と、 前記外筒の外面に設けられ、前記外筒およびロ
ツドを同一電極とし、前記内筒を共通電極として
これら電極間で形成される静電容量を検出して前
記車体に対する前記揺動部分の変位を検出する検
出回路と、 前記外筒の上部に該外筒内に連通するように設
けられ、該外筒内の液体の容積補償を行う誘電体
からなる液体を貯留する貯留槽と、 前記内筒の外周壁および前記外筒の内周壁間に
形成される液室と、前記ピストンで隔離される前
記内筒内の一方の液室および他方の液室とをそれ
ぞれ連通する連通孔と、 前記外筒と前記貯留槽とを連通する連通孔と、 前記ピストンに形成され、該ピストンによつて
隔離される前記内筒内の一方の液室と他方の液室
とを連通する連通孔と、 前記検出回路に接続され、前記外筒に開けた穴
を貫通して延在する前記車体の電位と反対電位の
電極を前記内筒の外表面に弾性的に押圧接触させ
ると共に、前記穴および電極間を前記誘電体が漏
れないようにシールして前記外筒に取り付けた電
極構造体とを具えることを特徴とするものであ
る。
電気的に接続して連結される導電性樹脂より成る
外筒と、 この外筒内に、該外筒に対して絶縁して設けた
導電性の内筒と、 この内筒内を摺動自在に設けた絶縁性のピスト
ンと、 上端部を前記ピストンに支持し、下端部をゴム
ブツシユを介して車両の揺動部分に連結して、前
記内筒内を該内筒に対して電気的に絶縁した状態
で前記ピストンと共に相対的に移動可能に設けた
導電性のロツドと、 このロツドと前記外筒とを電気的に接続する手
段と、 前記外筒の外面に設けられ、前記外筒およびロ
ツドを同一電極とし、前記内筒を共通電極として
これら電極間で形成される静電容量を検出して前
記車体に対する前記揺動部分の変位を検出する検
出回路と、 前記外筒の上部に該外筒内に連通するように設
けられ、該外筒内の液体の容積補償を行う誘電体
からなる液体を貯留する貯留槽と、 前記内筒の外周壁および前記外筒の内周壁間に
形成される液室と、前記ピストンで隔離される前
記内筒内の一方の液室および他方の液室とをそれ
ぞれ連通する連通孔と、 前記外筒と前記貯留槽とを連通する連通孔と、 前記ピストンに形成され、該ピストンによつて
隔離される前記内筒内の一方の液室と他方の液室
とを連通する連通孔と、 前記検出回路に接続され、前記外筒に開けた穴
を貫通して延在する前記車体の電位と反対電位の
電極を前記内筒の外表面に弾性的に押圧接触させ
ると共に、前記穴および電極間を前記誘電体が漏
れないようにシールして前記外筒に取り付けた電
極構造体とを具えることを特徴とするものであ
る。
(作用)
上記構成において、外筒およびロツドは電気的
に接続されるので、外筒を自動車のシヤーシに取
り付けることにより、外筒およびロツドは確実に
ボデイアースされる。したがつて、内筒から突出
するロツドの近傍にホデイアースされた他の部材
があつても、不所望な浮遊容量が形成されること
がないと共に、露出する部分全体が導電性を有す
ることから外部ノイズに対するシールドとしての
作用する。また、電極構造体を構成する電極は、
外筒に対してシールされた状態で内筒外表面に弾
性的に押圧接触する。したがつて、振動があつて
も、その振動は弾性作用によつて吸収されるの
で、電極の内筒に対する接触不良や外筒からの誘
電体の漏れは起こらない。
に接続されるので、外筒を自動車のシヤーシに取
り付けることにより、外筒およびロツドは確実に
ボデイアースされる。したがつて、内筒から突出
するロツドの近傍にホデイアースされた他の部材
があつても、不所望な浮遊容量が形成されること
がないと共に、露出する部分全体が導電性を有す
ることから外部ノイズに対するシールドとしての
作用する。また、電極構造体を構成する電極は、
外筒に対してシールされた状態で内筒外表面に弾
性的に押圧接触する。したがつて、振動があつて
も、その振動は弾性作用によつて吸収されるの
で、電極の内筒に対する接触不良や外筒からの誘
電体の漏れは起こらない。
(実施例)
第1図は本考案の一実施例を示すもので、自動
車のサスペンシヨン用のシヨツクアブソーバとは
別体で変位計専用に構成したものである。外筒3
1は、導電性材料で耐腐食性、機械的強度、耐熱
性に優れた、例えば6−ナイロンをベースに黄銅
片を混合して成る導電率が100〜101Ω−cmのプラ
スチツクにより厚さ2mm以上に形成し、この外筒
31内に導電性の内筒32を設けると共に、この
内筒32内に浸入して相対的に移動する導電性の
ロツド33を設ける。
車のサスペンシヨン用のシヨツクアブソーバとは
別体で変位計専用に構成したものである。外筒3
1は、導電性材料で耐腐食性、機械的強度、耐熱
性に優れた、例えば6−ナイロンをベースに黄銅
片を混合して成る導電率が100〜101Ω−cmのプラ
スチツクにより厚さ2mm以上に形成し、この外筒
31内に導電性の内筒32を設けると共に、この
内筒32内に浸入して相対的に移動する導電性の
ロツド33を設ける。
内筒32は下端部において絶縁性のガイド34
により外筒31内に固定し、上端部は外筒31と
の間に絶縁部材35を介在させて外筒31内で互
いに絶縁して同軸上に延在させる。また、ロツド
33は内筒32内を同軸上に移動し得るようにガ
イド34に摺動可能に保持すると共に、その内筒
32内に侵入する先端部には内筒32の内周面を
摺動し得るように絶縁性のピストン36を設け、
これらガイド34およびピストン36により内筒
32に対して互いに絶縁した状態で相対的に移動
し得るよう構成する。
により外筒31内に固定し、上端部は外筒31と
の間に絶縁部材35を介在させて外筒31内で互
いに絶縁して同軸上に延在させる。また、ロツド
33は内筒32内を同軸上に移動し得るようにガ
イド34に摺動可能に保持すると共に、その内筒
32内に侵入する先端部には内筒32の内周面を
摺動し得るように絶縁性のピストン36を設け、
これらガイド34およびピストン36により内筒
32に対して互いに絶縁した状態で相対的に移動
し得るよう構成する。
外筒31の下端部には、ガイド34よりも下方
の外筒31とロツド33との間にシール37を設
けると共に、その下方にカバー38を設け、上端
部には絶縁部材35よりも上方に貯留槽41を設
ける。
の外筒31とロツド33との間にシール37を設
けると共に、その下方にカバー38を設け、上端
部には絶縁部材35よりも上方に貯留槽41を設
ける。
貯留槽41は、外筒31と一体に成形した底部
41aと、この底部41aに一体的に溶着され、
車両のシヤーシに取付けられる外筒31と同一材
料より成る容器部41bとをもつて構成する。底
部41aには、第2図Aに部分平面図を、第2図
Bに第2図AのI−I線断面図を示すように、外
筒31の内径と同径の開口42の中心部に向かつ
て底面43上に放射状に突起44を形成し、これ
ら突起44の先端部に底面43よりも上方で開口
42と同心円状にリング状部材45を形成して、
円弧状の複数の出口46aと、円状の出口46b
とを形成する。
41aと、この底部41aに一体的に溶着され、
車両のシヤーシに取付けられる外筒31と同一材
料より成る容器部41bとをもつて構成する。底
部41aには、第2図Aに部分平面図を、第2図
Bに第2図AのI−I線断面図を示すように、外
筒31の内径と同径の開口42の中心部に向かつ
て底面43上に放射状に突起44を形成し、これ
ら突起44の先端部に底面43よりも上方で開口
42と同心円状にリング状部材45を形成して、
円弧状の複数の出口46aと、円状の出口46b
とを形成する。
また、本実施例ではリング状部材45と絶縁部
材35との間にコイルばね47を設け、これによ
り内筒32をガイド34側に押圧偏倚して、ロツ
ド33の相対移動方向における内筒32の加工寸
法誤差および温度変化による伸縮を吸収して内筒
32を外筒31内の所定の位置に常時位置決めす
るよう構成する。
材35との間にコイルばね47を設け、これによ
り内筒32をガイド34側に押圧偏倚して、ロツ
ド33の相対移動方向における内筒32の加工寸
法誤差および温度変化による伸縮を吸収して内筒
32を外筒31内の所定の位置に常時位置決めす
るよう構成する。
本実施例では、外筒31および内筒32内にそ
れぞれ油48を収容し、内筒32およびロツド3
3をそれぞれ電極としてこれら間で形成される静
電容量を計測してその相対位置を検出するが、内
筒32とロツド33との間がそれらの相対移動に
拘らず常時油48で満たされるようにするため、
貯留槽41にも油48を収容してこの貯留槽41
と内筒32とを連通させる。このため、絶縁部材
35には、第2図Bにも示すように、内筒32と
貯留槽41とを連通させるための開口(連通孔)
35aを形成する。なお、外筒31、内筒32お
よび貯留槽41内に収容する油48の量は、ロツ
ド33が内筒32から垂直方向に最も突出した場
合でも貯留槽41内に油48が残る量とする。ま
た、内筒32およびロツド33の相対移動におけ
るそれらの反力や油48の減衰力等が発生するの
を防止するため、更にこれらの力が発生すること
による内筒32内へのエアーの混入を防止するた
め、絶縁部材35には第3図に部分平面図をも示
すように、外筒31内の上室および下室を連通さ
せるためのバイパス(連通孔)35bを形成する
と共に、ガイド34にも同様にバイパス(連通
孔)34aを形成し、またピストン36にも内筒
32内の上室および下室を連通させるための貫通
孔(連通孔)36aを形成して、内筒32および
ロツド33の相対移動に応じて油48がスムーズ
に流動するよう構成する。
れぞれ油48を収容し、内筒32およびロツド3
3をそれぞれ電極としてこれら間で形成される静
電容量を計測してその相対位置を検出するが、内
筒32とロツド33との間がそれらの相対移動に
拘らず常時油48で満たされるようにするため、
貯留槽41にも油48を収容してこの貯留槽41
と内筒32とを連通させる。このため、絶縁部材
35には、第2図Bにも示すように、内筒32と
貯留槽41とを連通させるための開口(連通孔)
35aを形成する。なお、外筒31、内筒32お
よび貯留槽41内に収容する油48の量は、ロツ
ド33が内筒32から垂直方向に最も突出した場
合でも貯留槽41内に油48が残る量とする。ま
た、内筒32およびロツド33の相対移動におけ
るそれらの反力や油48の減衰力等が発生するの
を防止するため、更にこれらの力が発生すること
による内筒32内へのエアーの混入を防止するた
め、絶縁部材35には第3図に部分平面図をも示
すように、外筒31内の上室および下室を連通さ
せるためのバイパス(連通孔)35bを形成する
と共に、ガイド34にも同様にバイパス(連通
孔)34aを形成し、またピストン36にも内筒
32内の上室および下室を連通させるための貫通
孔(連通孔)36aを形成して、内筒32および
ロツド33の相対移動に応じて油48がスムーズ
に流動するよう構成する。
一方、内筒32から突出するロツド33の端部
には、これを車両の車軸にゴムブツシユを介して
に装着するための取付け用ねじ49を変位可能に
設けると共に、このロツド端部と外筒31の下端
部との間には、外筒31およびロツド33を確実
に同電位にして不所望な浮遊容量の形成を防止す
ると同時に車両床下に装着される使用環境を考慮
して石跳ね等によるロツド33の損傷を防止する
ため、導電性のダスト・ブーツ50を設ける。こ
のダスト・ブーツ50は、例えばスチレンブタジ
エンラバーとエチレンとを重合させたベースレジ
ンにカーボンブラツクを分散させた導電率が100
〜101Ω−cm程度の材料で蛇腹構造に形成して、
ロツド33の相対移動に応じて伸縮し得るよう構
成する。
には、これを車両の車軸にゴムブツシユを介して
に装着するための取付け用ねじ49を変位可能に
設けると共に、このロツド端部と外筒31の下端
部との間には、外筒31およびロツド33を確実
に同電位にして不所望な浮遊容量の形成を防止す
ると同時に車両床下に装着される使用環境を考慮
して石跳ね等によるロツド33の損傷を防止する
ため、導電性のダスト・ブーツ50を設ける。こ
のダスト・ブーツ50は、例えばスチレンブタジ
エンラバーとエチレンとを重合させたベースレジ
ンにカーボンブラツクを分散させた導電率が100
〜101Ω−cm程度の材料で蛇腹構造に形成して、
ロツド33の相対移動に応じて伸縮し得るよう構
成する。
更に、外筒31には内筒32とロツド33とで
構成されるコンデンサの静電容量を検出して、そ
れらの相対位置に対応する所要の信号を出力する
検出回路51を設ける。この検出回路51は、不
所望な浮遊容量が形成されるのを防止するため、
所望の静電容量を形成する内筒32とロツド33
とが対向する部位に近い位置に取付け、ここには
プリント基板51aに第7図において説明したと
同様に、内筒32とロツド33との間の静電容量
をパラメータとするCR発振回路、このCR発振回
路の発振周波数を分周して低周波パルス信号を出
力する信号処理回路等を設ける。
構成されるコンデンサの静電容量を検出して、そ
れらの相対位置に対応する所要の信号を出力する
検出回路51を設ける。この検出回路51は、不
所望な浮遊容量が形成されるのを防止するため、
所望の静電容量を形成する内筒32とロツド33
とが対向する部位に近い位置に取付け、ここには
プリント基板51aに第7図において説明したと
同様に、内筒32とロツド33との間の静電容量
をパラメータとするCR発振回路、このCR発振回
路の発振周波数を分周して低周波パルス信号を出
力する信号処理回路等を設ける。
本実施例では、所要の静電容量を形成する一方
の電極としてのロツド33をダスト・ブーツ50
および外筒31を介して検出回路51に接続する
が、この外筒31と検出回路51とを電気的に接
続するために、プリント基板51aの一方の電極
配線が導電ピン52に接触するようにして、この
導電ピン52を外筒31に一体に成形した受け3
1aに装着し、これにより外筒したがつてロツド
33と検出回路51の一方の電極配線とを電気的
に接続すると同時に、プリント基板51aしたが
つて検出回路51を外筒31に固定する。また、
所要の静電容量を形成する他方の電極としての内
筒32は、電極構造体53を構成する電極棒54
を介してプリント基板51aの他方の電極配線に
接続する。このため、外筒31には電極棒54が
遊嵌する穴31bを形成すると共に、この穴31
bを囲むように突出するケース31cを外筒31
と一体に成形する。また、電極棒54には絶縁性
のシールゴム55を加硫接着して一体構造とし、
このシールゴム55を絶縁性のカラー56により
ケース31c内に密着させて押圧保持する。これ
により、電極棒54を外筒31に接触することな
く、その先端を内筒32の外周面に押圧接触させ
ると共に、穴31bからの油漏れを防止する。ま
た、プリント基板51aの電極棒53を接続した
他方の電極配線および信号出力端子にはそれぞれ
コード57を接続すると共に、このように検出回
路51を外筒31に装着した後は、検出回路51
の各構成部品間を含む装着部分を絶縁材によりモ
ールドする。
の電極としてのロツド33をダスト・ブーツ50
および外筒31を介して検出回路51に接続する
が、この外筒31と検出回路51とを電気的に接
続するために、プリント基板51aの一方の電極
配線が導電ピン52に接触するようにして、この
導電ピン52を外筒31に一体に成形した受け3
1aに装着し、これにより外筒したがつてロツド
33と検出回路51の一方の電極配線とを電気的
に接続すると同時に、プリント基板51aしたが
つて検出回路51を外筒31に固定する。また、
所要の静電容量を形成する他方の電極としての内
筒32は、電極構造体53を構成する電極棒54
を介してプリント基板51aの他方の電極配線に
接続する。このため、外筒31には電極棒54が
遊嵌する穴31bを形成すると共に、この穴31
bを囲むように突出するケース31cを外筒31
と一体に成形する。また、電極棒54には絶縁性
のシールゴム55を加硫接着して一体構造とし、
このシールゴム55を絶縁性のカラー56により
ケース31c内に密着させて押圧保持する。これ
により、電極棒54を外筒31に接触することな
く、その先端を内筒32の外周面に押圧接触させ
ると共に、穴31bからの油漏れを防止する。ま
た、プリント基板51aの電極棒53を接続した
他方の電極配線および信号出力端子にはそれぞれ
コード57を接続すると共に、このように検出回
路51を外筒31に装着した後は、検出回路51
の各構成部品間を含む装着部分を絶縁材によりモ
ールドする。
本実施例においては、貯留槽41の容器部41
bおよびロツド33を、ロツド33がほぼ垂直方
向に延在するように、自動車のシヤーシおよび車
軸にそれぞれ取付けて、ロツド33を外筒31お
よびダスト・ブーツ50を介してアース電位に、
内筒32を電極棒54を介して正電位にそれぞれ
保持して、検出回路51において内筒32とロツ
ド33とによつて形成される静電容量に基づいて
それらの相対位置情報を得、これにより車高やそ
の変化を検出する。
bおよびロツド33を、ロツド33がほぼ垂直方
向に延在するように、自動車のシヤーシおよび車
軸にそれぞれ取付けて、ロツド33を外筒31お
よびダスト・ブーツ50を介してアース電位に、
内筒32を電極棒54を介して正電位にそれぞれ
保持して、検出回路51において内筒32とロツ
ド33とによつて形成される静電容量に基づいて
それらの相対位置情報を得、これにより車高やそ
の変化を検出する。
上述した構成において、電極棒54にはシール
ゴム55が加硫接着され、このシールゴム55は
カラー56によりケース31c内に密着して押圧
保持されている。したがつて、外筒31内の油4
8は穴31bから漏れることがない。また、電極
棒54はシールゴム55が押圧保持されることに
より内筒32の外表面に弾性的に押圧接触するの
で、振動があつてもその振動はシールゴム55の
弾性によつて吸収される。したがつて、電極棒5
4は内筒32の外表面に確実に接触することにな
る。
ゴム55が加硫接着され、このシールゴム55は
カラー56によりケース31c内に密着して押圧
保持されている。したがつて、外筒31内の油4
8は穴31bから漏れることがない。また、電極
棒54はシールゴム55が押圧保持されることに
より内筒32の外表面に弾性的に押圧接触するの
で、振動があつてもその振動はシールゴム55の
弾性によつて吸収される。したがつて、電極棒5
4は内筒32の外表面に確実に接触することにな
る。
ここで、内筒32の内径をa、ロツド33の外
径をb、内筒32に対するロツド33の侵入長さ
をl、油48の誘電率をεとすると、内筒32と
ロツド33とで構成されるコンデンサの静電容量
Cは、次式で表される。
径をb、内筒32に対するロツド33の侵入長さ
をl、油48の誘電率をεとすると、内筒32と
ロツド33とで構成されるコンデンサの静電容量
Cは、次式で表される。
C=2πεl/log(a/b)
上式から明らかなように、静電容量Cはロツド
33の内筒32への侵入長さlによつて変化する
から、その静電容量Cを検出することにより、ロ
ツド33の侵入長さl、したがつて内筒32とロ
ツド33との相対位置を検出することができる。
33の内筒32への侵入長さlによつて変化する
から、その静電容量Cを検出することにより、ロ
ツド33の侵入長さl、したがつて内筒32とロ
ツド33との相対位置を検出することができる。
なお、油の誘電率は一般に温度に対して負の係
数を持つ依存性があるが、この温度依存性はCR
発振回路の発振回路の一部に誘電率の温度依存性
とは逆の温度特性を持たせることによつて相殺す
ることができ、これにより温度変化に影響される
ことなく、常に高精度の検出を行うことができ
る。
数を持つ依存性があるが、この温度依存性はCR
発振回路の発振回路の一部に誘電率の温度依存性
とは逆の温度特性を持たせることによつて相殺す
ることができ、これにより温度変化に影響される
ことなく、常に高精度の検出を行うことができ
る。
第4図は電極構造体の他の例の構成を示すもの
である。本実施例の電極構造体61においては、
内筒32に接続される電極を電極棒62と導電性
のばね63とをもつて構成し、電極棒62をばね
63を介して内筒32に接続するようにしたもの
である。このため、外筒31には穴31bを形成
すると共に、この穴31bに連通して絶縁材料よ
り成る円筒状のケース64を設ける。また、電極
棒62にはシールゴム65を加硫接着して一体構
造とし、その電極棒62の先端にばね63を装着
してシールゴム65をカラー66によりケース6
4内に密着して押圧保持する。これにより、穴3
1bからの油漏れを防止すると共に、ばね63を
電極棒62を介して内筒32の外表面に押圧接触
させる。なお、本実施例では穴31bを介しての
ケース64からの油漏れを更に確実に防止するた
めに、ケース64の段部64aとシールゴム65
との間にOリング67を設ける。
である。本実施例の電極構造体61においては、
内筒32に接続される電極を電極棒62と導電性
のばね63とをもつて構成し、電極棒62をばね
63を介して内筒32に接続するようにしたもの
である。このため、外筒31には穴31bを形成
すると共に、この穴31bに連通して絶縁材料よ
り成る円筒状のケース64を設ける。また、電極
棒62にはシールゴム65を加硫接着して一体構
造とし、その電極棒62の先端にばね63を装着
してシールゴム65をカラー66によりケース6
4内に密着して押圧保持する。これにより、穴3
1bからの油漏れを防止すると共に、ばね63を
電極棒62を介して内筒32の外表面に押圧接触
させる。なお、本実施例では穴31bを介しての
ケース64からの油漏れを更に確実に防止するた
めに、ケース64の段部64aとシールゴム65
との間にOリング67を設ける。
本実施例においても上述した実施例と同様、外
筒31に対して電極棒62を確実にシールするこ
とができると共に振動に影響されることなく内筒
32と電極を構成する電極棒62および63とを
確実に接触させることができる。
筒31に対して電極棒62を確実にシールするこ
とができると共に振動に影響されることなく内筒
32と電極を構成する電極棒62および63とを
確実に接触させることができる。
第5図は電極構造体の更に他の例の構成を示す
ものである。本実施例の電極構造体71において
は、電極棒72の内筒32の外表面に接触する端
部に大径部72aを形成し、この大径部72aを
シールゴム73によつて内筒32の外表面に押圧
接触させるようにしたものである。このため、本
実施例では電極棒72とシールゴム73とを分離
構造とし、シールゴム73を外筒31に形成した
穴31bに連通して設けたケース74内にカラー
75により密着して押圧保持し、これにより電極
棒72の大径部72aを内筒32の外表面に押圧
接触させると共に、電極棒72を外筒31に対し
てシールする。
ものである。本実施例の電極構造体71において
は、電極棒72の内筒32の外表面に接触する端
部に大径部72aを形成し、この大径部72aを
シールゴム73によつて内筒32の外表面に押圧
接触させるようにしたものである。このため、本
実施例では電極棒72とシールゴム73とを分離
構造とし、シールゴム73を外筒31に形成した
穴31bに連通して設けたケース74内にカラー
75により密着して押圧保持し、これにより電極
棒72の大径部72aを内筒32の外表面に押圧
接触させると共に、電極棒72を外筒31に対し
てシールする。
本実施例においても上述した実施例と同様、電
極棒72を外筒31に対して確実にシールするこ
とができると共に、振動に影響されることなく電
極棒72を内筒32に安定かつ確実に接触させる
ことができる。
極棒72を外筒31に対して確実にシールするこ
とができると共に、振動に影響されることなく電
極棒72を内筒32に安定かつ確実に接触させる
ことができる。
第6図は電極構造体の更に他の例の構成を示す
ものである。本実施例の電極構造体81において
は、電極棒82とは導電性のばね83との両者を
内筒32の外表面に押圧接触させるようにしたも
のである。このため、本実施例では電極棒82に
フランジ82aを一体に形成してばね83を巻装
し、これらを外筒31に形成した穴31bに連通
して設けた絶縁性のケース84内にOリング85
を介して挿入した後、フランジ82aしたがつて
電極棒82をOリング86を介してカラー87に
よりケース84内に押圧保持する。
ものである。本実施例の電極構造体81において
は、電極棒82とは導電性のばね83との両者を
内筒32の外表面に押圧接触させるようにしたも
のである。このため、本実施例では電極棒82に
フランジ82aを一体に形成してばね83を巻装
し、これらを外筒31に形成した穴31bに連通
して設けた絶縁性のケース84内にOリング85
を介して挿入した後、フランジ82aしたがつて
電極棒82をOリング86を介してカラー87に
よりケース84内に押圧保持する。
このようにすれば、電極棒82はOリング85
および86の作用により内筒32に弾性的に押圧
接触すると共に、バネ83は一端部がフランジ8
2aに係止された状態で内筒32に弾性的に押圧
接触することになる。また、電極棒82と外筒3
1との間はケース84を介してOリング85およ
び86によつてシールされるので、油漏れが生じ
ることはない。したがつて、本実施例においても
上述した実施例と同様、電極棒82を外筒31に
対して確実にシールすることができると共に、ば
ね83が電極棒82および内筒32に弾性的に接
触していることも相俟つて、より安定かつ確実に
電極棒82と内筒32とを電気的に接触させるこ
とができる。
および86の作用により内筒32に弾性的に押圧
接触すると共に、バネ83は一端部がフランジ8
2aに係止された状態で内筒32に弾性的に押圧
接触することになる。また、電極棒82と外筒3
1との間はケース84を介してOリング85およ
び86によつてシールされるので、油漏れが生じ
ることはない。したがつて、本実施例においても
上述した実施例と同様、電極棒82を外筒31に
対して確実にシールすることができると共に、ば
ね83が電極棒82および内筒32に弾性的に接
触していることも相俟つて、より安定かつ確実に
電極棒82と内筒32とを電気的に接触させるこ
とができる。
なお、本考案は上述した実施例にのみ限定され
るものではく、幾多の変形または変更が可能であ
る。例えば、貯留槽41は油を外気から分離して
充満し、容積が内筒32およびロツド33の相対
移動に応じて変化し得る例えばベローズをもつて
構成することもでき、この場合には外筒31の任
意の部位に取付けることができる。更に、内筒3
2とロツド33とで構成されるコンデンサの静電
容量はCR発振回路に限らず、LC発振回路等の他
の回路を用いて検出することもできる。更にま
た、外筒31とロツド33との電気的接続は、ダ
スト・ブーツ50を介することなく、ロツド33
の内筒32から突出する部分において、該ロツド
33と外筒31とを適当な導電部材、例えば導電
ブラシやコイルワイヤによつてロツド33の相対
移動に支障をきたさないように電気的に接続する
こともできる。更に、本考案は変位計専用ではな
く、シヨツクアブソーバに適用することもでき
る。
るものではく、幾多の変形または変更が可能であ
る。例えば、貯留槽41は油を外気から分離して
充満し、容積が内筒32およびロツド33の相対
移動に応じて変化し得る例えばベローズをもつて
構成することもでき、この場合には外筒31の任
意の部位に取付けることができる。更に、内筒3
2とロツド33とで構成されるコンデンサの静電
容量はCR発振回路に限らず、LC発振回路等の他
の回路を用いて検出することもできる。更にま
た、外筒31とロツド33との電気的接続は、ダ
スト・ブーツ50を介することなく、ロツド33
の内筒32から突出する部分において、該ロツド
33と外筒31とを適当な導電部材、例えば導電
ブラシやコイルワイヤによつてロツド33の相対
移動に支障をきたさないように電気的に接続する
こともできる。更に、本考案は変位計専用ではな
く、シヨツクアブソーバに適用することもでき
る。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案によれば、外筒を自
動車のシヤーシに取り付けると共に、該外筒とロ
ツドとを電気的に接続するようにしたので、外筒
およびロツドを確実にシヤーシと同電位にでき、
これにより不所望な浮遊容量の形成を有効に防止
できると共に、外部ノイズを有効にシールドでき
る。また、検出回路を外筒の外面に設け、この検
出回路に電極構造体を構成する電極を接続すると
共に、この電極を外筒に対してシールした状態で
内筒外表面に弾性的に押圧接触して、内筒をシヤ
ーシと反対電位にするようにしたので、振動によ
る接触不良や油漏れを起こすことなく、内筒をシ
ヤーシと反対電位に確実に維持することができる
と共に、検出回路と内筒とを接続する電極構造体
が外部に露出しないので、不所望な浮遊容量の形
成も有効に防止できる。したがつて、静電容量を
安定して計測することができ、これにより車高変
化を常に高精度で検出することができる。また、
本考案においては、外筒上部に、外筒内に連通し
て外筒内の液体の容積補償を行う誘電体からなる
液体を貯留した貯留槽を設けると共に、内筒およ
び外筒間の液室とピストンで隔離される内筒内の
双方の液室とをそれぞれ連通する連通孔、外筒と
貯留槽とを連通する連通孔、およびピストンを通
して内筒内の双方の液室を連通する連通孔を設け
たので、内筒とロツドとの相対移動による反力や
液体の減衰力の発生を有効に防止でき、したがつ
て液体内部の負圧の発生によるシール部分から空
気の混入や、キヤビテーシヨンによる空気の発生
を有効に防止することができると共に、相対移動
による内筒内の容積変化を有効に補償でき、コン
デンサを構成する部分を常時誘電体で満たすこと
ができる。
動車のシヤーシに取り付けると共に、該外筒とロ
ツドとを電気的に接続するようにしたので、外筒
およびロツドを確実にシヤーシと同電位にでき、
これにより不所望な浮遊容量の形成を有効に防止
できると共に、外部ノイズを有効にシールドでき
る。また、検出回路を外筒の外面に設け、この検
出回路に電極構造体を構成する電極を接続すると
共に、この電極を外筒に対してシールした状態で
内筒外表面に弾性的に押圧接触して、内筒をシヤ
ーシと反対電位にするようにしたので、振動によ
る接触不良や油漏れを起こすことなく、内筒をシ
ヤーシと反対電位に確実に維持することができる
と共に、検出回路と内筒とを接続する電極構造体
が外部に露出しないので、不所望な浮遊容量の形
成も有効に防止できる。したがつて、静電容量を
安定して計測することができ、これにより車高変
化を常に高精度で検出することができる。また、
本考案においては、外筒上部に、外筒内に連通し
て外筒内の液体の容積補償を行う誘電体からなる
液体を貯留した貯留槽を設けると共に、内筒およ
び外筒間の液室とピストンで隔離される内筒内の
双方の液室とをそれぞれ連通する連通孔、外筒と
貯留槽とを連通する連通孔、およびピストンを通
して内筒内の双方の液室を連通する連通孔を設け
たので、内筒とロツドとの相対移動による反力や
液体の減衰力の発生を有効に防止でき、したがつ
て液体内部の負圧の発生によるシール部分から空
気の混入や、キヤビテーシヨンによる空気の発生
を有効に防止することができると共に、相対移動
による内筒内の容積変化を有効に補償でき、コン
デンサを構成する部分を常時誘電体で満たすこと
ができる。
したがつて、内筒とロツドとの間で形成される
可変静電容量、および外筒と内筒との間で形成さ
れる固定静電容量が空気の混入によつて変化する
のを有効に防止することができるので、内筒とロ
ツドとの相対位置、すなわち車体に対する揺動部
分の変位を常に高精度で検出することができる。
可変静電容量、および外筒と内筒との間で形成さ
れる固定静電容量が空気の混入によつて変化する
のを有効に防止することができるので、内筒とロ
ツドとの相対位置、すなわち車体に対する揺動部
分の変位を常に高精度で検出することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図
A,Bおよび第3図はその部分詳細図、第4図、
第5図および第6図は電極構造体の変形例を示す
図、第7図は本出願人が先に提案したシヨツクア
ブソーバを示す図、第8図は本考案に先立つて開
発した電極構造体の構成を示す図である。 31……外筒、31b……穴、31c……ケー
ス、32……内筒、33……ロツド、34……ガ
イド、35……絶縁部材、36……ピストン、3
7……シール、38……カバー、41……貯留
槽、47……コイルばね、48……油、49……
取付け用ねじ、50……ダスト・ブーツ、51…
…検出回路、53,61,71,81……電極構
造体、54,62,72,82……電極棒、5
5,65,73……シールゴム、56,66,7
5,87……カラー、63……導電性ばね、6
4,74,84……ケース、67,85,86…
…Oリング。
A,Bおよび第3図はその部分詳細図、第4図、
第5図および第6図は電極構造体の変形例を示す
図、第7図は本出願人が先に提案したシヨツクア
ブソーバを示す図、第8図は本考案に先立つて開
発した電極構造体の構成を示す図である。 31……外筒、31b……穴、31c……ケー
ス、32……内筒、33……ロツド、34……ガ
イド、35……絶縁部材、36……ピストン、3
7……シール、38……カバー、41……貯留
槽、47……コイルばね、48……油、49……
取付け用ねじ、50……ダスト・ブーツ、51…
…検出回路、53,61,71,81……電極構
造体、54,62,72,82……電極棒、5
5,65,73……シールゴム、56,66,7
5,87……カラー、63……導電性ばね、6
4,74,84……ケース、67,85,86…
…Oリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体に電気的に接続して連結される導電性樹脂
より成る外筒と、 この外筒内に、該外筒に対して絶縁して設けた
導電性の内筒と、 この内筒内を摺動自在に設けた絶縁性のピスト
ンと、 上端部を前記ピストンに支持し、下端部をゴム
ブツシユを介して車両の揺動部分に連結して、前
記内筒内を該内筒に対して電気的に絶縁した状態
で前記ピストンと共に相対的に移動可能に設けた
導電性のロツドと、 このロツドと前記外筒とを電気的に接続する手
段と、 前記外筒の外面に設けられ、前記外筒およびロ
ツドを同一電極とし、前記内筒を共通電極として
これら電極間で形成される静電容量を検出して前
記車体に対する前記揺動部分の変位を検出する検
出回路と、 前記外筒の上部に該外筒内に連通するように設
けられ、該外筒内の液体の容積補償を行う誘電体
からなる液体を貯留する貯留槽と、 前記内筒の外周壁および前記外筒の内周壁間に
形成される液室と、前記ピストンで隔離される前
記内筒内の一方の液室および他方の液室とをそれ
ぞれ連通する連通孔と、 前記外筒と前記貯留槽とを連通する連通孔と、 前記ピストンに形成され、該ピストンによつて
隔離される前記内筒内の一方の液室と他方の液室
とを連通する連通孔と、 前記検出回路に接続され、前記外筒に開けた穴
を貫通して延在する前記車体の電位と反対電位の
電極を前記内筒の外表面に弾性的に押圧接触させ
ると共に、前記穴および電極間を前記誘電体が漏
れないようにシールして前記外筒に取り付けた電
極構造体とを具えることを特徴とする静電容量式
シリンダ変位計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985105423U JPH0522804Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985105423U JPH0522804Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214306U JPS6214306U (ja) | 1987-01-28 |
| JPH0522804Y2 true JPH0522804Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=30979841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985105423U Expired - Lifetime JPH0522804Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522804Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5028598B2 (ja) * | 2002-06-10 | 2012-09-19 | 株式会社アミテック | 検出用回路を組み込んだ位置検出装置 |
| JP2009204346A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ポジションセンサ |
| JP5163947B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2013-03-13 | 株式会社Ihi | 油膜厚さ計測装置および方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538254U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-24 | ||
| JPS5559600A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Kawasaki Steel Co | Signal detector for revolving body |
| JPS6216758Y2 (ja) * | 1980-03-21 | 1987-04-27 | ||
| JPS5788609U (ja) * | 1980-11-20 | 1982-06-01 | ||
| JPS58150801A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-09-07 | Tokico Ltd | 車高検出器 |
| JPS5975102A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-27 | Sharp Corp | 寸法測定装置 |
| DE3321510C1 (de) * | 1983-06-15 | 1984-10-04 | Boge Gmbh, 5208 Eitorf | Vorrichtung zur Wegbestimmung eines Kolbens |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP1985105423U patent/JPH0522804Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6214306U (ja) | 1987-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4788489A (en) | Position sensor for use in variable height automotive suspension or the like | |
| JPS60252833A (ja) | シヨツクアブソ−バ | |
| US4587850A (en) | Arrangement for determining the travel of a piston | |
| US7197937B2 (en) | Hermetic pressure sensing device | |
| US6810746B2 (en) | Sensor arrangement with pressure detector and sensor circuit | |
| JPH08178784A (ja) | タイヤ空気圧警報装置 | |
| EP0409458A1 (en) | Ultrasonic fluid level sensor | |
| JPH0522804Y2 (ja) | ||
| US20220111923A1 (en) | Suspension device and front fork | |
| US5150606A (en) | Acceleration detector | |
| JP6054243B2 (ja) | ガスセンサ | |
| JPH0522803Y2 (ja) | ||
| US5675248A (en) | Magnetic sensor with molded casing having an insert molded coil assembly, pole piece and magnet and amounting bracket assembly | |
| JP2015108430A (ja) | 懸架装置及びフロントフォーク | |
| US4445386A (en) | Hermetically sealed high temperature strain gage | |
| JPH0522805Y2 (ja) | ||
| JPS6214002A (ja) | ツインチューブ静電容量式シリンダ変位計 | |
| JP4240790B2 (ja) | センサ装置 | |
| JPH04175531A (ja) | エアサスペンションの変位センサ | |
| JP2006214997A (ja) | 車両用静電容量式センサ | |
| EP0358366A2 (en) | Electrostatic capacity-type displacement sensor | |
| CN214748615U (zh) | 基于核工业检测的变送器壳体 | |
| JPS6214001A (ja) | ツインチューブ静電容量式シリンダ変位計 | |
| US11348737B2 (en) | Plate capacitor having a plate made of an elastic material | |
| JPS62267603A (ja) | 静電容量式シリンダ変位計 |