JPH05228054A - 全自動炊飯器 - Google Patents

全自動炊飯器

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JPH05228054A
JPH05228054A JP6995192A JP6995192A JPH05228054A JP H05228054 A JPH05228054 A JP H05228054A JP 6995192 A JP6995192 A JP 6995192A JP 6995192 A JP6995192 A JP 6995192A JP H05228054 A JPH05228054 A JP H05228054A
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JP
Japan
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rice
washing
cooker
cooking
section
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Application number
JP6995192A
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English (en)
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Masanobu Tanigawa
雅信 谷川
Hideyo Koizumi
小泉  秀世
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯米、洗米、炊飯の各要素とこれら要素間の
米移送手段ならびに各工程を制御する手段を備えた全自
動炊飯器であり、さらに残米量管理を自動的かつ効率的
・省力的に実施できるシステムを備え、かつ改良された
構成を有する洗米部および炊飯部を備えた全自動炊飯器
を提供すること。 【構成】 貯米槽、洗米部、炊飯部を備え、またこれら
の間の米の移送手段を有し、さらに洗米、移送、炊飯の
各工程を制御する制御手段を設けた全自動炊飯器であっ
て、さらに貯米槽内に残米量を検知するためのセンサ
と、該センサの出力を米穀取扱店舗内の端末機に直接入
力されるように接続されたネットワーク・コントロール
・ユニットを備え、かつ改良された洗米部および炊飯部
を備えることにより構成された全自動炊飯器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全自動炊飯器に係り、特
に貯米槽内の残米量の管理に好適でかつ洗米部および炊
飯部の構成に改良の加えられた全自動炊飯器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、米の自由化の問題が世界の話題と
なっており、過去一千年以上も米を主食としてきたわが
国にとっても改めて米食を見なおそうとする気運が見ら
れる。ところで近年では家事の電化、合理化がますます
促進されているが、前記のような米食の歴史とあいまっ
て、特に炊飯器の自動化についての提案が多くなされる
に至っている。なかでも、いわゆる全自動炊飯器は、単
に炊飯のみを自動的に行なうものではなく、原料たる米
の貯蔵量の制御、必要量の計量、洗米から、水加減・炊
飯に至るまでの一連の工程のうち、少なくとも大部分の
工程を自動的に実施できるように構成されたものが多
く、既に各種の提案がなされている。
【0003】これらの提案は、洗米装置を主体とするも
のと、米の貯蔵から炊飯まで一貫として自動制御された
工程により行なうものとに大別され、また原料たる米の
供給手段についても、その都度、上部から必要量供給す
るもの、貯米槽を装置上部に設けるもの、下部に設けて
各種手段たとえば吸引あるいはスクリューなどにより原
料を上部へ移送するもの、また計量手段についても、定
量ホッパー、レボルバー容器、スイッチ付シュータなど
各種の手段が示されている。たとえば、洗米装置を主体
とするものとしては、特公昭59−51856号公報
(最上部に貯米槽を設け、レボルバー式の計量容器を経
由、洗米層に供給)、特公昭56−9381号公報(最
下部の貯米槽から定量ホッパーを経由して吸引ブロワー
により上部の洗米層に移送)、実公平2−39559号
公報(上部に設けた貯米槽内での原料米の棚吊りを防止
しつつ回転式の定量ホッパー経由で洗米槽に供給)、な
どの技術がある。
【0004】一方、一貫自動制御を指向するものとして
は、実開昭57−132619号公報(最下部の貯米槽
から吸引方式により上部に移送し計量、洗米するもの
で、移送用ファンにフィルターを設ける)、特公昭58
−8848号公報(最下部に設けた貯米槽からスパイラ
ルを内蔵した移送管で原料米を上方に移送し、上端の開
口から洗米槽に通じるシュータにスイッチを設け、米が
通過するとスイッチが入り、タイマが計量開始し、予め
設定した量に達するとスパイラルの駆動をOFFにす
る)、特公昭63−15845号公報(炊飯器の設置位
置が規定された台上に炊飯器が設置されており、台は進
退開閉自在で、開放時は電源がOFFになる)、などの
技術がある。これらの技術については一部商品化されて
市場に現われている向きもあり、それらに関するカタロ
グなども散見される。本出願人もこのような全自動炊飯
器についてはこれまでに実願平3−51836号をはじ
め、何件かの提案を既に行なってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のべた装置はそれ
ぞれ特色があり、それなりの効果を発揮するものであ
る。しかしながら、これらの装置は一般家庭で使用する
場合が多いため、実際に使用されてみると、使い勝手な
どの点から改良すべき点は次々に指摘されるものであ
り、需要家からのますますの省力化要求が強いこともあ
って、全自動炊飯器については今後も各種の新規な提案
が必要となって来ることは明らかである。
【0006】すなわち、たとえば貯米槽内の残米量の管
理手段については特に目立った提案はこれまでなされて
いない。すなわち市販の全自動炊飯器のカタログなどに
よると、貯米槽内に米センサを設けたものがあるが、こ
れは単に装置の表示パネルに、残米量が一定量以下にな
ると、「残米不足」である旨の表示が点灯するのみであ
り、利用者はその表示を見て自ら米穀取扱店舗に出向く
かまたは連絡を行なうなどして米の供給を受ける必要が
生じ、些か煩雑であった。また、従来の全自動炊飯器の
構成では、一般に貯米槽内に破砕米、米糠等が次第に蓄
積されて穀象虫などの発生につながる恐れがある。さら
に洗米部の構造上、給水ノズル上に洗米中の米が残留す
るとか、米移送時に水が飛散して装置内に溜るとか、あ
るいは締め切り弁の軸受部に水が侵入してそのまま滞溜
するなど衛生上問題を生ずる場合もある。一方、炊飯部
については、炊飯器の蓋を開放したままの状態で洗米部
から米および水を受けたのち、蓋を閉じるために一旦装
置外に引き出す必要があり、セットが煩雑であるとか、
装置内で炊飯器の蓋の開閉が自在に行なえないため、炊
飯時、むらし後に蓋を短期間開閉して過剰の水蒸気を放
出するという作業が行なえないとか、あるいは炊飯器を
使用する際、使い勝手の良い高さの位置で必ずしも使用
することがきない、といった不都合があった。従って本
発明の目的とするところは、全自動炊飯器における貯米
槽内の残米量管理を自動的かつ効率的、省力的に実施す
ることが可能なシステムを有し、さらに洗米部、炊飯部
の構成の改良された自動炊飯器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、その要旨とするとこ
ろは、原料たる米を貯蔵するための貯米槽と、米と水を
撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗米された米を
所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯米槽/洗米部
/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/炊飯の各工程
を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯器であって、
前記貯米槽内部に残米量を検知するセンサを配し、該セ
ンサの出力が米穀取扱店舗内の末端機に直接入力される
ように接続されたネットワーク・コントロール・ユニッ
ト(NCU)を備えた全自動炊飯器にある。また、本発
明の別の要旨は、原料たる米を貯蔵するための貯米槽
と、米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗
米された米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯
米槽/洗米部/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/
炊飯の各工程を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯
器であって、前記貯米槽の下端近傍に破砕米・米糠を通
過しうる網およびこれら通過物の受け皿を設けた全自動
炊飯器にある。次に、本発明の他の要旨は、原料たる米
を貯蔵するための貯米槽と、米と水を撹拌羽根で撹拌し
ながら洗う洗米部と、洗米された米を所定量の水を用い
て炊飯する炊飯部と、貯米槽/洗米部/炊飯部間の米移
送手段と、洗米/移送/炊飯の各工程を制御する制御手
段とを設けた全自動炊飯器であって、前記洗米部が、内
槽および外槽からなる洗米層、給水を行なうためのノズ
ル、洗米を行うための撹拌羽根、該羽根を回転するため
の洗米モータおよび回転軸、該軸の下端に軸受を介して
設けられ、内槽下部を締め切るための締め切り弁、およ
びこれら羽根、回転軸、洗米モータ、締め切り弁を一体
に取り付けた移動板、ならびに該移動板を上下可能に駆
動する締め切り弁開閉装置、さらには前記移動板を載置
した固定板を具備する全自動炊飯器にある。さらに、本
発明の別の要旨とするところは、原料たる米を貯蔵する
ための貯米槽と、米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う
洗米部と、洗米された米を所定量の水を用いて炊飯する
炊飯部と、貯米槽/洗米部/炊飯部間の米移送手段と、
洗米/移送/炊飯の各工程を制御する制御手段とを設け
た全自動炊飯器であって、前記炊飯部が、蓋を有する炊
飯器、昇降手段を有する受け台、該炊飯器ならびに受け
台を全自動炊飯器内で所定位置に移動せしめるための炊
飯器移動装置、前記炊飯器と受け台と移動装置とを引き
出し自在に一体に載置した台車、蓋の開放ならびに閉鎖
を夫々行なうための開閉手段、を具備することを特徴と
する全自動炊飯器にある。
【0008】
【作用】本発明においては、全自動炊飯器の貯米槽内部
に残米量を検知するためのセンサを配するとともに、N
CUを介して米穀取扱店舗の内部に備えられたパーソナ
ル・コンピュータなどの端末機に前記センサからの出力
が直接入力されるように接続されているので、残米量が
減少してこれを検知したセンサが信号を出力すると、米
穀取扱店舗内の端末機にその旨表示・記録されるので、
この情報に基いて米の補充が利用者の手をわずらわすこ
となくすみやかに行なわれる。また、本発明において
は、貯米槽の下端近傍に破砕米・米糠を通過しうる網お
よびその受け皿を設けたので、破砕米・米糠を随時排除
し、穀象虫の発生などを防止することができる。また、
本発明においては、洗米部が内外槽からなる洗米槽、給
水用ノズル、洗米用撹拌羽根、該羽根を回転する洗米モ
ータおよび回転軸、軸受を介して軸端に設けられた締め
切り弁、および、これら羽根、軸、モータ、弁を一体に
取り付けた移動板、該移動板を上下可能に駆動する弁開
閉装置、さらに該移動板を載置した固定板によって構成
されているので、給水用ノズルの上に洗米中の米が残留
するとか、米移送時に水が飛散して装置内に溜るとか、
あるいは締め切り弁の軸受部に水が侵入してそのまま滞
溜するなどにより生ずる衛生上の問題などをすべて避け
ることが可能となる。さらに、本発明においては、炊飯
部に、蓋を有する炊飯器、昇降手段を有する受け台、該
炊飯器および受け台を装置内で所定位置に移動せしめる
移動装置、これらを一体に引き出し自在に載置した台
車、蓋の開放ならびに閉鎖を夫々行なうための開閉手段
が設けられているので、装置内で炊飯器の蓋の開閉を自
在に行なうことができ、これによってむらし後に蓋を短
期間開閉して過剰の水蒸気を放出するという作業を行な
うことが可能となり、さらに炊飯器が引き出しおよび昇
降自在に設けられているため、利用者にとって使い勝手
が著しく改善される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基い
て詳細に説明する。先ず、本発明の実施例装置の正面断
面図を図1に示す。同図において、11は貯米槽、40
は洗米部、60は炊飯部を示し、これらが全自動炊飯器
1の基本構成をなすものである。次に14はスパイラル
であって、移送管15に内蔵されるとともに、下端にス
パイラル14の駆動用モータ13を有し、貯米槽11の
内部に立設されている。また前記移送管15の下端近傍
には原料たる米を採取するため開口された切り欠き部2
0があり、一方、該移送管15の上端近傍には、スパイ
ラル14により移送・上昇されてきた米を計量部17を
介して洗米部40に供給するため開口された切り欠き部
16が設けられている。なお、貯米槽11の下部に備え
られた22は破砕米・米糠などを受けるための受け容器
であり、該容器22は必要により引き出し自在に装着さ
れている。
【0010】この図1の右側部分に示された貯米槽11
近傍の側面断面図およびNCUシステムの配置状況を模
式的に示したものが図2である。12は原料たる米の投
入口であり、また貯米槽11の中間部よりやや下側の任
意の箇所に、米の残量レベルを検知するための残量セン
サ23が配置されている。このセンサ23としてはたと
えば光センサ、赤外線センサなど公知の適当な手段を使
用することができる。24はネットワーク・コントロー
ル・ユニット(NCU)システムであり、たとえば電話
回線などを介してセンサ23から出力された信号を米穀
取扱店舗28内の端末機25に入力するものである。米
穀取扱店舗28としては配送を可能とする米穀商、その
代理店、或いは大型小売店などで端末機25たとえばパ
ーソナル・コンピュータなどを備えているものであれ
ば、いずれも対応可能である。
【0011】なお、図2において、貯米槽11の底部に
は前記の通り破砕米・米糠などの受け容器22が設けら
れており、さらに開容器22に米径より細かい粒子を落
すためのメッシュを有する網21が設けられている。こ
の網21の材料としては金網でも天然または合成の繊維
製であってもよい。また、同図中、50は排水ポンプ、
46aはダンパー駆動用モータ、65aは蓋開閉用モー
タであるが、これらについてはあとでのべる。
【0012】次に本発明の全自動炊飯器のその他の構成
について図1および図3を主に参照しながらさらにのべ
る。図3は図1の実施例装置における左側部分の側面断
面図である。まず図1に見られるように、スパイラル1
4を内蔵する移送管15の上端切り欠き部16から供給
される米を受けるためのフード17bを取り付けた米の
計量部17が洗米部40の上部に設けられている。この
計量部17は概略円筒容器状をなし、複数の隔壁板18
bおよび天地板により仕切られて複数箇の桝を形成して
おり、モータ18aおよび回転軸17aにより、隔壁板
18bあるいは天地板のいずれかが回転し、また天地板
には図示しない穴が夫々ずらせて設けられており、米の
導入・放出が行なえるものである。さらに、計量部17
の直下にはシュータ19が設けられており、前記穴から
開放される計量室内の米が洗米部40に供給される構成
となっている。洗米部40は、図1および図3に示され
るように、内槽43a、外槽43bの内外2槽からなる
洗米槽43を主体とするもので、洗米モータ48により
駆動される撹拌羽根44を回転自在に内蔵しており、ま
た、その回転軸下端には、洗米実施中に洗米槽43の内
槽43a内の水を締め切るための締め切り弁45が軸受
を介して設けられている。また該締め切り弁45の側面
には、前記回転軸、その軸受、さらには該締め切り弁4
5自体の隙間から内部に侵入した水を、締め切り弁45
を上昇させた際、該弁45の側面から排出するための排
出口45aが設けられている。これらは、締め切り弁開
閉装置49によってA方向に上下可能になるように、移
動板42に一体に取り付けられている。
【0013】一方、洗米部40に給水する手段として
は、電磁弁51を介して流量センサ52を経由する給水
配管がなされ、その先端には内槽43a内に開口するた
とえば円環方式などのノズル47が備えられており、該
ノズル47は前記移動板42を載置した固定板41に取
り付けられている。また洗米槽43の下部には、前記締
め切り弁45から万一水漏れが生じたとき、これを排水
するためのダンパー46が設けられており、開閉用モー
タ46aにより、開閉動作が駆動される。さらに洗米槽
43の外槽43bの下部から洗米終了後の研ぎ汁、濯ぎ
水などを排水するための排水配管がなされ、一部前記ダ
ンパー46からの配水管と合流して排水ポンプ50を介
して系外に排出されるよう構成されている。
【0014】次に炊飯部60の構成についてのべる。ま
ず、炊飯部60は特に図3に示されるように、蓋6を有
する炊飯器61が、好ましくはパンタグラフ方式の昇降
手段を有する受け台62に載置されており、該受け台6
2には好ましくは前記炊飯器61の脚部が適合するよう
な凹部または炊飯器61の底部全体が適合するような凹
部が設けられていることが有効である。パンタグラフ方
式の昇降手段は機構的に軽量でかつ所要の強度を有し、
さらに炊飯後の使用時に、高さの点などで人間工学的に
望ましい配置を取り得る。また、受け台62に凹部を設
けることは、炊飯器が安定化するばかりでなく、位置決
めが常に一定となるため、全自動炊飯を実施するに極め
て望ましい条件が得られる。
【0015】また、66は炊飯部60を載置するための
台車であって、全自動炊飯器1の本体から引き出し自在
に設けられている。63は炊飯器移動装置であってたと
えばモータとチェーンの組合せの如きものが好適である
が、これにはこだわらない。前記移動装置63は炊飯器
61を載置した台車66を引き込み、炊飯器61を洗米
部40の下部に移動して洗米された米および適量の水を
受けるように位置を決めることを重要な目的としてお
り、米・水を受けるための蓋6の開放は蓋開閉装置64
により行なわれるものである。該開閉装置64は、たと
えば蓋6に設けられた爪あるいは炊飯器61に設けられ
たノッチなどを、たとえば電気的手段を用いて解放、押
圧などを行なって、蓋6を開くことができるように構成
されたものである。また、65は蓋閉めレバーであり、
駆動モータ65aにより駆動されるものであって、炊飯
器61に米・水が満され、さらに前記移動装置63によ
り炊飯位置に移動されたのち蓋6が閉じられるものであ
る。なお図において26は排気部、27は吸気口であ
り、炊飯器稼働時に発生する水蒸気を効率よく系外に排
出することを目的として設けられたものである。また3
0は操作部であって、全自動炊飯器1全体のON/OF
Fスイッチをはじめ、たとえば、セントラル・プロセシ
ング・ユニット(CPU)などのプログラム制御により
設定可能な洗米加減、運転工程(洗米中、炊飯中、保温
中)、タイマー表示、などを夫々LEDなどで表示し、
また米量、水加減、洗米加減、変更/設定などの各スイ
ッチを備えるものである。
【0016】次に本発明実施例装置の動作について図1
〜図3を参照しながら説明する。まず本発明の全自動炊
飯器は完全自動に操作されるものであり、予め炊飯プロ
グラムの諸条件をセットすれば、貯米槽11からの米の
移送、計量部17における計量、洗米部40における洗
米のための水量の調整、撹拌用洗米モータ48の作動、
ポンプ50による排水、さらには炊飯部60における炊
飯、むらし、保温に至るまで、すべて自動的に行なわれ
るが、水道、電気のようにオンラインで供給され得るも
のと異なり、米の供給に関しては、残量が不足した場合
の補充が煩雑となる。そこで本発明においては貯米槽1
1の中間部よりやや下側の任意の箇所に光センサ、赤外
線センサのようなセンサ23を残米量検知手段として配
したものである。従って、米の残量が減少してセンサ2
3の位置に達すると、該センサ23から信号が出力さ
れ、この出力がたとえば電話回線などを利用したNCU
システム24を介して米穀取扱店舗28たとえば、米穀
商、その代理店、或いは大型小売店などの店舗内に設置
されたたとえばパーソナル・コンピュータなどの端末機
25に入力され、必要によりディスプレイ画面に需要家
コードなどが表示されまたプリントアウトにより伝票が
作成されるなどの作業が自動的に行なわれる。従って取
扱業者側は上記の出力結果に基いて、該当する需要家に
対する配送が行なわれることになるものである。
【0017】このようにして、まず全自動炊飯器1の貯
米槽11に、投入口12から原料たる米を供給したの
ち、スパイラル駆動用モータ13を駆動せしめてスパイ
ラル14を回転させ、米を移送管15下端の切り欠き部
20から採取し、同上端の切り欠き部16から放出す
る。該切り欠き部16には前記のフード17bを有する
計量部17が接続しており、フード17bを通過した米
は計量部17の天板に設けられた穴から、計量部17内
部を分割する隔壁板18bによって複数個の計量室に区
分された桝に導入されて計量される。この場合、回転軸
17aは一端に取り付けられたモータ18aにより回転
自在に設けられており、隔壁板18bを回転させても、
また一方、天地板の方を回転させてもよく、いずれの場
合も米の充填された計量室と穴との両者の位置が一致す
ると計量室内部の米が解放され、シュータ19を経由し
て洗米部40に移送される。なおこの場合、具体的な計
量手段としては、たとえば桝の容量を0.5合とし2合
必要な場合には計量を4回繰り返すとか、さらには計量
中はスパイラル方式の移送管15の米移送を中断し得る
ように、計量部17の計量室内、フード17b内など適
当な箇所に位置センサー(図示せず)を設けて、米があ
る程度充填されてくるとスパイラル駆動モータ13をO
FFにする信号を発するような構成とし、該モータ13
の駆動を止めて米移送を中断したのち前記モータ18a
および回転軸17aを回転させて天地板かあるいは隔壁
板18bかのいずれかを回転させて、計量した米をシュ
ータ19経由で洗米部40に移送することもできる。な
お、桝の基本計量値については、先にのべた例では0.
5合単位としたが、これは、全自動炊飯器の対象となる
需要家の使用頻度、人員構成などによっても当然異なる
ものと思われ、営業用などの場合はいうまでもなく単位
計量値を大きくした方が効率的となる。
【0018】次に、計量部17からシュータ19を経由
して洗米部40の洗米槽43に設けられた内槽43aに
移送される。この移送は、固定板41に図示しない入口
があり、その入口を介して行なわれる。米を移送し終れ
ば、電磁弁51、流量センサ52を経由して固定板41
に取り付けられたノズル47から給水を行ない内槽43
aに水を満たす。しかるのち移動板42に取り付けられ
た洗米モータ48により回転する撹拌羽根44によって
撹拌されて研ぎが行なわれ、外槽43bの下部に配管さ
れた排水管を介して排水ポンプ50により研ぎ汁を排出
する。なお、内槽43aの下部には目の細かい網が設け
られており、研ぎ汁は、その網から外槽43bに放出さ
れる。また、洗米中は洗米モータ48の回転軸下端に取
り付けられた締め切り弁45は閉じており、洗米槽43
外への漏水はないが、万一漏水が生じた場合には、ダン
パー46を介して排水を行なう。この研ぎ工程は、水を
かえて必要により複数回繰りかえすことができ、好みの
洗米加減に応じて念入り/標準/軽めなど任意に選べば
良い。最後に濯ぎとして、撹拌羽根44を回転せずにノ
ズル47からの給水により、内槽43aの上部に設けら
れた網部からオーバーフローさせ、排水ポンプ50を作
動させて排水を行なう。
【0019】以上の如くにして洗米が完了したのち、締
め切り弁開閉装置49を用い、移動板42に取り付けら
れた洗米モータ48、撹拌羽根44、締め切り弁45を
一体にA方向に上昇させ、またダンパー駆動モータ46
aによりダンパー46を移動したのち、予め洗米部40
の下方に炊飯器移動装置63により移動し、蓋6を開放
した炊飯器61内に洗米済の米を落とし、撹拌羽根44
上あるいは内槽43a内に残留した米は、該羽根44を
回転せしめ、振動により落とす。そののち電磁弁51お
よび流量センサー52を経由して、米量に見合った適量
の水をノズル47から放出して、さらに残留している米
を洗い流すとともに水加減を行なう。この場合、水加減
については、新米・古米の別、各個人の好みの差などに
応じ任意に設定できることが望ましく、たとえば(米重
量×1.5)×(1±0.15)のような範囲を設定し
て、この内で所望の条件を選べるようなプログラムを組
んでおくことが有効である。このようにして水加減がセ
ットされたのち、炊飯器61を前記移動装置63により
全自動炊飯器1の本体の奥に移動せしめ、蓋6を駆動モ
ータ65aにより駆動される蓋閉めレバー65により閉
じ、そののちは所望の炊飯プログラムに基いて制御され
た通電により炊飯を行なう。
【0020】炊飯に際しては大量の水蒸気が発生するの
で排気部26から系外に排出するとともに吸気口27か
ら吸気して、水蒸気の系外排出を効果的に行なう。この
場合、炊き上った時点で蓋開閉装置64により蓋6を少
々開き、炊飯器61内の過剰の水蒸気を放出したのち再
び蓋締めレバー65により蓋6を閉じて保温すること
が、炊飯の結果に望ましい効果をもたらす。炊飯器61
を使用に供するに際しては、台車66を引き出すととも
に炊飯器移動装置63を用いて炊飯器61を全自動炊飯
器1本体外に取り出す。この場合、炊飯器61の載置さ
れた受け台62が好ましくはたとえばパンタグラフ方式
の昇降手段を有していると、これを上昇させることによ
って、使い勝手の良い適当な高さに炊飯器61を位置さ
せることができる。使用に際しては、該受け台62上に
載置したままでも、また炊飯器61のみを他の箇所に運
搬して使用しても良い。
【0021】その他、貯米槽11の下端に設けられた破
砕米・米糠などの受け容器22については、貯米槽11
内の米から分離する破砕米・米糠の他米径より細かい異
物を含む粒子が、そのような径のもののみ通過可能のメ
ッシュを有する網を経て該容器22に蓄積されるもので
あって、必要に応じて引き出して内容物を処分するもの
である。また、操作部30については、全自動炊飯器1
を自動制御するためのプログラムを有するCPUなどの
制御手段を用いて操作しうるものであることが望まし
く、制御項目としては、装置自体のON/OFFをはじ
め、洗米加減(念入り/標準/軽め)、運転工程(洗米
中/炊飯中/保温中)、各種計量手段(米計量/洗米回
数/水加減)、これら条件の変更・新規設定、さらには
各種タイマー手段など、必要に応じて適切なものが選択
できるようにシステムを組んでおくことにより、操作者
は単に必要な釦を押すのみで、米や水に触れることなく
理想的に近い炊飯を行なうことが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、貯米、洗米、炊飯の各要素とこれら要素間
の米移送手段ならびに各工程を制御する手段を備えた全
自動炊飯器について貯米層内の残量米管理を自動的かつ
効率的・省力的に実施することが可能なシステムを有
し、さらに洗米部、炊飯部の構成を改良した全自動炊飯
器を提供することができるものであり、その実用的価値
は測り知れないものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の正面断面図である。
【図2】本発明実施例装置の右側部分の側面断面および
NCUの配置を模式的に示す図である。
【図3】本発明実施例装置の左側部分の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 全自動炊飯器 6 蓋 11 貯米槽 12 投入口 13 スパイラル駆動モータ 14 スパイラル 15 移送管 17 計量部 17a 回転軸 17b フード 18a モータ 18b 隔壁板 19 シュータ 16,20 切り欠き部 21 網 22 受け容器 23 センサ 24 NCU 25 端末機 26 排気部 27 吸気口 28 店舗 30 操作部 40 洗米部 41 固定板 42 移動板 43 洗米槽 43a 内槽 43b 外槽 44 撹拌羽根 45 締め切り弁 45a 排水口 46 ダンパー 46a 駆動モータ 47 ノズル 48 洗米モータ 49 締め切り弁開閉装置 50 排水ポンプ 51 電磁弁 52 流量センサ 60 炊飯部 61 炊飯器 62 受け台 63 炊飯器移動装置 64 蓋開閉装置 65 蓋閉めレバー 65a 蓋開閉用モータ 66 台車

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料たる米を貯蔵するための貯米槽と、
    米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗米さ
    れた米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯米槽
    /洗米部/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/炊飯
    の各工程を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯器で
    あって、前記貯米槽内部に残米量を検知するセンサを配
    し、該センサの出力が米穀取扱店舗内の末端機に直接入
    力されるように接続されたネットワーク・コントロール
    ・ユニットを備えたことを特徴とする全自動炊飯器。
  2. 【請求項2】 原料たる米を貯蔵するための貯米槽と、
    米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗米さ
    れた米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯米槽
    /洗米部/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/炊飯
    の各工程を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯器で
    あって、前記貯米槽の下端近傍に破砕米・米糠を通過し
    うる網およびこれら通過物の受け皿を設けたことを特徴
    とする全自動炊飯器。
  3. 【請求項3】 原料たる米を貯蔵するための貯米槽と、
    米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗米さ
    れた米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯米槽
    /洗米部/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/炊飯
    の各工程を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯器で
    あって、前記洗米部が、内槽および外槽からなる洗米
    層、給水を行なうためのノズル、洗米を行うための撹拌
    羽根、該羽根を回転するための洗米モータおよび回転
    軸、該軸の下端に軸受を介して設けられ、内槽下部を締
    め切るための締め切り弁、およびこれら羽根、回転軸、
    洗米モータ、締め切り弁を一体に取り付けた移動板、な
    らびに該移動板を上下可能に駆動する締め切り弁開閉装
    置、さらには前記移動板を載置した固定板を具備するこ
    とを特徴とする全自動炊飯器。
  4. 【請求項4】 固定板に給水を行なうためのノズルが取
    り付けられている請求項3記載の全自動炊飯器。
  5. 【請求項5】 締め切り弁が、その下部側面に、締め切
    り弁の内部に侵入した水を、該弁を上昇させた際排出す
    るための排出口を設けたものである請求項3記載の全自
    動炊飯器。
  6. 【請求項6】 原料たる米を貯蔵するための貯米槽と、
    米と水を撹拌羽根で撹拌しながら洗う洗米部と、洗米さ
    れた米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、貯米槽
    /洗米部/炊飯部間の米移送手段と、洗米/移送/炊飯
    の各工程を制御する制御手段とを設けた全自動炊飯器で
    あって、前記炊飯部が、蓋を有する炊飯器、昇降手段を
    有する受け台、該炊飯器ならびに受け台を全自動炊飯器
    内で所定位置に移動せしめるための炊飯器移動装置、前
    記炊飯器と受け台と移動装置とを引き出し自在に一体に
    載置した台車、蓋の開放ならびに閉鎖を夫々行なうため
    の開閉手段、を具備することを特徴とする全自動炊飯
    器。
JP6995192A 1992-02-21 1992-02-21 全自動炊飯器 Pending JPH05228054A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014036672A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 Zhang Bens 远程控制全智能一体化电饭锅
JP2019080799A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 リンナイ株式会社 自動洗米炊飯器

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WO2014036672A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 Zhang Bens 远程控制全智能一体化电饭锅
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