JPH05228809A - 回転工具研磨機構および回転工具の研磨方法 - Google Patents
回転工具研磨機構および回転工具の研磨方法Info
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- JPH05228809A JPH05228809A JP3778392A JP3778392A JPH05228809A JP H05228809 A JPH05228809 A JP H05228809A JP 3778392 A JP3778392 A JP 3778392A JP 3778392 A JP3778392 A JP 3778392A JP H05228809 A JPH05228809 A JP H05228809A
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- polishing
- rotary tool
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Abstract
(57)【要約】
【目的】真円度が得られ、高精度な加工が可能な回転工
具研磨機構および回転工具の研磨方法を得ることを目的
とする。 【構成】リーマ20の本体22にすくい面部32a乃至
32dを画成し、これに被研削用ピース40a乃至40
dと一体化された保持部材36a乃至36dを接着剤を
介して固定する。被研削用ピース40a乃至40dは切
刃部28aの切刃先端30aの回転軌跡と実質的に同一
な円弧面を有することから、砥石に当接して切刃先端3
0a乃至30dを研磨しようとする時、切削抵抗が少な
く、研磨がなされる。研磨工程が終了した後、保持部材
36a乃至36dは被研削用ピース40a乃至40dと
一体的に前記すくい面部32a乃至32dから取り除か
れる。
具研磨機構および回転工具の研磨方法を得ることを目的
とする。 【構成】リーマ20の本体22にすくい面部32a乃至
32dを画成し、これに被研削用ピース40a乃至40
dと一体化された保持部材36a乃至36dを接着剤を
介して固定する。被研削用ピース40a乃至40dは切
刃部28aの切刃先端30aの回転軌跡と実質的に同一
な円弧面を有することから、砥石に当接して切刃先端3
0a乃至30dを研磨しようとする時、切削抵抗が少な
く、研磨がなされる。研磨工程が終了した後、保持部材
36a乃至36dは被研削用ピース40a乃至40dと
一体的に前記すくい面部32a乃至32dから取り除か
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転工具研磨機構およ
び回転工具の研磨方法に関する。
び回転工具の研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転工具、例えば、孔開け用のリーマ
は、ランド部および切刃を形成する際、理想的な刃先を
得ることが望ましいことは勿論である。そこで、リーマ
の切刃先端を回転する砥石によって研磨することが行わ
れている。例えば、特開昭63−256343号公報に
は、この種の工具研磨装置が開示されている。
は、ランド部および切刃を形成する際、理想的な刃先を
得ることが望ましいことは勿論である。そこで、リーマ
の切刃先端を回転する砥石によって研磨することが行わ
れている。例えば、特開昭63−256343号公報に
は、この種の工具研磨装置が開示されている。
【0003】ところで、従来技術において、前記の如き
リーマと砥石の半径方向の相対的位置を数値的に求め、
この数値に基づいて砥石またはリーマを変位させて理想
的な切刃の先端形状を得ようとするものであるが、実際
上、砥石とリーマとの間の研削抵抗の微妙な変化によっ
て僅かであるが理想とする軌跡にずれが生じ、所望の切
刃の先端形状を得ることが困難となっている。
リーマと砥石の半径方向の相対的位置を数値的に求め、
この数値に基づいて砥石またはリーマを変位させて理想
的な切刃の先端形状を得ようとするものであるが、実際
上、砥石とリーマとの間の研削抵抗の微妙な変化によっ
て僅かであるが理想とする軌跡にずれが生じ、所望の切
刃の先端形状を得ることが困難となっている。
【0004】例えば、図4並びに図5は、従来技術に係
る工具研磨装置を概略的に示したものであり、その中、
参照符号2は回転する砥石を示し、参照符号4は研磨さ
れるべきリーマを示す。リーマ4はすくい面6を等間隔
で画成した本体8を有し、この本体8の半径方向先端部
に複数の切刃部10を有する。なお、図中、参照符号1
2はランド部を示す。
る工具研磨装置を概略的に示したものであり、その中、
参照符号2は回転する砥石を示し、参照符号4は研磨さ
れるべきリーマを示す。リーマ4はすくい面6を等間隔
で画成した本体8を有し、この本体8の半径方向先端部
に複数の切刃部10を有する。なお、図中、参照符号1
2はランド部を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
において、砥石2とリーマ4とを、矢印で示す方向へと
回転させて前記切刃部10の先端部10aをランド部1
2と一体的に研削する。
において、砥石2とリーマ4とを、矢印で示す方向へと
回転させて前記切刃部10の先端部10aをランド部1
2と一体的に研削する。
【0006】ところが、実際上は、前記のように砥石2
によってリーマ4を研削しようとすると、図5に示すよ
うに、破線で表される理想的な刃先形状に対して夫々垂
れ部分14が形成されることになる。従って、リーマ4
の軸心から夫々の垂れ部分14に対する距離が異なった
り、あるいは切刃先端が鋭化していないために、このよ
うな垂れ部分14のあるリーマ4でワークを研削しよう
とする時、所望の形状が得られない不都合がある。
によってリーマ4を研削しようとすると、図5に示すよ
うに、破線で表される理想的な刃先形状に対して夫々垂
れ部分14が形成されることになる。従って、リーマ4
の軸心から夫々の垂れ部分14に対する距離が異なった
り、あるいは切刃先端が鋭化していないために、このよ
うな垂れ部分14のあるリーマ4でワークを研削しよう
とする時、所望の形状が得られない不都合がある。
【0007】本発明は前記の不都合を克服するためにな
されたものであって、垂れ部分が生ずることのない、従
って、ワークを研削する時に可及的に所望の形状の孔等
を精密に加工することが可能な回転工具研磨機構および
回転工具の研磨方法を提供することを目的とする。
されたものであって、垂れ部分が生ずることのない、従
って、ワークを研削する時に可及的に所望の形状の孔等
を精密に加工することが可能な回転工具研磨機構および
回転工具の研磨方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、回転工具に対して研磨部材を当接して
前記両者を相対的に回転させて前記回転工具の切刃部と
ランド部を研磨する研磨機構において、前記回転工具の
切刃部に近接されたすくい面側に着脱自在に固定され前
記切刃部にその一部が当接する保持部と、前記保持部に
設けられ前記切刃部の先端とともに研磨部材により研磨
される被研削用ピース部と、を含むことを特徴とする。
めに、本発明は、回転工具に対して研磨部材を当接して
前記両者を相対的に回転させて前記回転工具の切刃部と
ランド部を研磨する研磨機構において、前記回転工具の
切刃部に近接されたすくい面側に着脱自在に固定され前
記切刃部にその一部が当接する保持部と、前記保持部に
設けられ前記切刃部の先端とともに研磨部材により研磨
される被研削用ピース部と、を含むことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、回転工具に対して研磨部
材を当接して前記両者を相対的に回転させて前記回転工
具の切刃部とランド部を研磨する研磨方法において、前
記回転工具の切刃部のすくい面側に前記切刃部の先端の
回転軌跡と略等しい円弧面を有する被研削用ピース部を
仮係着し、次いで、前記回転工具と被研削用ピース部と
を一体的に研磨部材に当接して該研磨部材との相対的回
転作用下に該被研削用ピース部と前記切刃部の先端とを
研削し、前記研削工程の終了後に前記仮係着されている
被研削用ピース部をすくい面から除去することにより鋭
化した切刃部先端を得ることを特徴とする。
材を当接して前記両者を相対的に回転させて前記回転工
具の切刃部とランド部を研磨する研磨方法において、前
記回転工具の切刃部のすくい面側に前記切刃部の先端の
回転軌跡と略等しい円弧面を有する被研削用ピース部を
仮係着し、次いで、前記回転工具と被研削用ピース部と
を一体的に研磨部材に当接して該研磨部材との相対的回
転作用下に該被研削用ピース部と前記切刃部の先端とを
研削し、前記研削工程の終了後に前記仮係着されている
被研削用ピース部をすくい面から除去することにより鋭
化した切刃部先端を得ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本願の第1の発明によれば、回転工具のすくい
面側に固定された被研削用ピース部を当該回転工具を研
磨部材に臨ませた時、この被研削用ピース部は切刃先端
とともに研磨されることになる。従って、当該被研削用
ピース部を研磨工程終了後に取り除けば、回転工具の切
刃先端は鋭化した形状となる。
面側に固定された被研削用ピース部を当該回転工具を研
磨部材に臨ませた時、この被研削用ピース部は切刃先端
とともに研磨されることになる。従って、当該被研削用
ピース部を研磨工程終了後に取り除けば、回転工具の切
刃先端は鋭化した形状となる。
【0011】また、本願の第2の発明によれば、回転工
具のすくい面側に被研削用ピース部を仮係着した後、該
被研削用ピース部と回転工具の切刃先端とを一体的に研
磨部材によって研磨する。この時、被研削用ピース部は
切刃先端の回転軌跡と略等しい円弧面を有するために、
切刃先端との段差を生ずることなく一体的に円滑に研磨
することができる。しかも、研磨終了後は被研削用ピー
ス部はすくい面に仮係着されているために、容易に取り
外すことが可能となる。
具のすくい面側に被研削用ピース部を仮係着した後、該
被研削用ピース部と回転工具の切刃先端とを一体的に研
磨部材によって研磨する。この時、被研削用ピース部は
切刃先端の回転軌跡と略等しい円弧面を有するために、
切刃先端との段差を生ずることなく一体的に円滑に研磨
することができる。しかも、研磨終了後は被研削用ピー
ス部はすくい面に仮係着されているために、容易に取り
外すことが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る回転工具研磨機構につい
て、その研磨方法との関係において好適な実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
て、その研磨方法との関係において好適な実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係る研磨機構を挿着したリ
ーマ20を示す。このリーマ20は軸線方向へと延在す
る本体22を有し、当該本体22は夫々その半径方向に
膨出部23a、23b、23cおよび23dを有する。
前記夫々の膨出部23a乃至23dに断面直角の取付面
24a、24b、24cおよび24dが画成される。夫
々の取付面24a乃至24dには支承部材26a乃至2
6dが固着され、この支承部材26a乃至26dの回転
方向前方に切刃部28a乃至28dが固着されている。
切刃部28a乃至28dの隅角部は切刃先端30a乃至
30dを形成している。好適には、切刃部28a乃至2
8dは、例えば、超硬合金あるいはCBN、ダイヤモン
ド等で形成されており、一方、支承部材26a乃至26
dは超硬合金またはスチール部材で構成している。な
お、図1から容易に諒解される通り、切刃部28aの回
転方向前方には、すくい面部32a乃至32dが画成さ
れている。この場合、図1では、例えば、本体22の中
心から後述する被研削用ピース40a乃至40dを仮係
着するための半径方向の取付座面33a乃至33dの夫
々の厚さがt、t+0.05、t+0.10、t+0.
15に選択されている。
ーマ20を示す。このリーマ20は軸線方向へと延在す
る本体22を有し、当該本体22は夫々その半径方向に
膨出部23a、23b、23cおよび23dを有する。
前記夫々の膨出部23a乃至23dに断面直角の取付面
24a、24b、24cおよび24dが画成される。夫
々の取付面24a乃至24dには支承部材26a乃至2
6dが固着され、この支承部材26a乃至26dの回転
方向前方に切刃部28a乃至28dが固着されている。
切刃部28a乃至28dの隅角部は切刃先端30a乃至
30dを形成している。好適には、切刃部28a乃至2
8dは、例えば、超硬合金あるいはCBN、ダイヤモン
ド等で形成されており、一方、支承部材26a乃至26
dは超硬合金またはスチール部材で構成している。な
お、図1から容易に諒解される通り、切刃部28aの回
転方向前方には、すくい面部32a乃至32dが画成さ
れている。この場合、図1では、例えば、本体22の中
心から後述する被研削用ピース40a乃至40dを仮係
着するための半径方向の取付座面33a乃至33dの夫
々の厚さがt、t+0.05、t+0.10、t+0.
15に選択されている。
【0014】以上のような構成において、すくい面部3
2aには、図1に示すように、保持部材36aが設けら
れる。保持部材36aはすくい面部32aを画成する壁
部に対面して夫々複数個の溝38aを有し、この溝38
aに接着剤を充填することにより前記保持部材36aと
本体22との一体化を図っている。従って、前記保持部
材36aの切刃部28a側の面は当該切刃部28aにし
っかりと係着されることになる。
2aには、図1に示すように、保持部材36aが設けら
れる。保持部材36aはすくい面部32aを画成する壁
部に対面して夫々複数個の溝38aを有し、この溝38
aに接着剤を充填することにより前記保持部材36aと
本体22との一体化を図っている。従って、前記保持部
材36aの切刃部28a側の面は当該切刃部28aにし
っかりと係着されることになる。
【0015】ところで、図から諒解される通り、保持部
材36aは実質的に切刃部28aの切刃先端30aの回
転軌跡に等しい被研削用ピース40aを有している。こ
の場合、被研削用ピース40aは、例えば、ダイヤモン
ド、超硬合金等で形成し、一方、保持部材36aは、例
えば、超硬合金等で形成し、適宜の係着手段、例えば、
強力接着剤、あるいは溶着、ボルト等の緊締手段を介し
て一体化している。
材36aは実質的に切刃部28aの切刃先端30aの回
転軌跡に等しい被研削用ピース40aを有している。こ
の場合、被研削用ピース40aは、例えば、ダイヤモン
ド、超硬合金等で形成し、一方、保持部材36aは、例
えば、超硬合金等で形成し、適宜の係着手段、例えば、
強力接着剤、あるいは溶着、ボルト等の緊締手段を介し
て一体化している。
【0016】同様に、すくい面部32b、32cおよび
32dにも保持部材36b乃至36dと被研削用ピース
40b乃至40dとが固着されている。この場合、保持
部材36aを本体22に対して接着剤を用いることによ
って係着したのは、面として保持部材を固定し、また、
平行度が出し易いとの理由による。
32dにも保持部材36b乃至36dと被研削用ピース
40b乃至40dとが固着されている。この場合、保持
部材36aを本体22に対して接着剤を用いることによ
って係着したのは、面として保持部材を固定し、また、
平行度が出し易いとの理由による。
【0017】なお、被研削用ピース40a乃至40dと
保持部材36a乃至36dとを夫々超硬合金等の同一材
質のもので形成する時、該被研削用ピース40a乃至4
0dと保持部材36a乃至36dを一体的に構成しても
よい。
保持部材36a乃至36dとを夫々超硬合金等の同一材
質のもので形成する時、該被研削用ピース40a乃至4
0dと保持部材36a乃至36dを一体的に構成しても
よい。
【0018】本発明に係る回転工具研磨機構は基本的に
は以上のように構成される。なお、実施例において、本
体22の中心から後述する被研削用ピース40a乃至4
0dを仮係着するための半径方向の取付座面33a乃至
33dの夫々の厚さを前記の通り変えている。また、別
の実施例では、図3に示すように、リーマ20の前記取
付座面までの厚さをある寸法tに全て統一したリーマに
対し、さらに前記取付座面までの厚さt+0.05に全
て統一したリーマ、t+0.10に全て統一したリー
マ、t+0.15に全て統一したリーマを予め用意して
おくと後述する理由によって一層好適な被研削用ピース
の再利用が図れる。
は以上のように構成される。なお、実施例において、本
体22の中心から後述する被研削用ピース40a乃至4
0dを仮係着するための半径方向の取付座面33a乃至
33dの夫々の厚さを前記の通り変えている。また、別
の実施例では、図3に示すように、リーマ20の前記取
付座面までの厚さをある寸法tに全て統一したリーマに
対し、さらに前記取付座面までの厚さt+0.05に全
て統一したリーマ、t+0.10に全て統一したリー
マ、t+0.15に全て統一したリーマを予め用意して
おくと後述する理由によって一層好適な被研削用ピース
の再利用が図れる。
【0019】そこで、以上のような構成からなる研磨機
構によって当該リーマ20を研磨する工程について説明
する。
構によって当該リーマ20を研磨する工程について説明
する。
【0020】先ず、前記の通り、保持部材36a乃至3
6dおよび被研削用ピース40a乃至40dをすくい面
部32a乃至32dに接着剤によって仮係着し、このリ
ーマ20を図示しない砥石に臨ませる。この時、当該砥
石と前記リーマ20とを矢印で示す方向へと回転する
と、被研削用ピース40a、切刃先端30aが当該リー
マ20の半径方向において一番外側に位置するために研
削されることになる。この場合、被研削用ピース40a
と切刃先端30aの描く回転軌跡とが実質的に等しく構
成されているために、研削抵抗が均一化され、その結
果、真円に略近い形で被研削用ピース40aと切刃先端
30aが一体的に研削されることになる。一回の研削工
程が終了した後、リーマ20をその軸方向に送り込むこ
ともできる。これによって切刃先端30aの他の面部も
研削することが可能である。勿論、一回の研削で所望の
研磨効果が得られれば、このような軸方向に対する送り
動作が不要となることは言うまでもない。
6dおよび被研削用ピース40a乃至40dをすくい面
部32a乃至32dに接着剤によって仮係着し、このリ
ーマ20を図示しない砥石に臨ませる。この時、当該砥
石と前記リーマ20とを矢印で示す方向へと回転する
と、被研削用ピース40a、切刃先端30aが当該リー
マ20の半径方向において一番外側に位置するために研
削されることになる。この場合、被研削用ピース40a
と切刃先端30aの描く回転軌跡とが実質的に等しく構
成されているために、研削抵抗が均一化され、その結
果、真円に略近い形で被研削用ピース40aと切刃先端
30aが一体的に研削されることになる。一回の研削工
程が終了した後、リーマ20をその軸方向に送り込むこ
ともできる。これによって切刃先端30aの他の面部も
研削することが可能である。勿論、一回の研削で所望の
研磨効果が得られれば、このような軸方向に対する送り
動作が不要となることは言うまでもない。
【0021】研削工程が終了すると、接着剤で保持され
た保持部材36a乃至36dが被研削用ピース40a乃
至40dとともに一体的にすくい面部32a乃至32d
から取り除かれる。この時、切刃先端30a乃至30d
には、図5に示すような垂れ部分14を生じることな
く、破線で示すように、先端部が鋭化した形状のものが
得られる。従って、このような形状の切刃先端30a乃
至30dでリーマ加工を施そうとする時、各切刃先端3
0a乃至30dの垂れ部分が実質的に存在しないため
に、切刃先端が振れたとしても過大な切削抵抗となり得
ない。
た保持部材36a乃至36dが被研削用ピース40a乃
至40dとともに一体的にすくい面部32a乃至32d
から取り除かれる。この時、切刃先端30a乃至30d
には、図5に示すような垂れ部分14を生じることな
く、破線で示すように、先端部が鋭化した形状のものが
得られる。従って、このような形状の切刃先端30a乃
至30dでリーマ加工を施そうとする時、各切刃先端3
0a乃至30dの垂れ部分が実質的に存在しないため
に、切刃先端が振れたとしても過大な切削抵抗となり得
ない。
【0022】しかも、各切刃における芯ずれが少なくな
る、すなわち、真円度が得られるために、リーマ先端で
の振れが少なく、それだけワークに対して加工精度のよ
い工程を施すことが可能となる。
る、すなわち、真円度が得られるために、リーマ先端で
の振れが少なく、それだけワークに対して加工精度のよ
い工程を施すことが可能となる。
【0023】なお、前記の通り、本発明に係る被研削ピ
ース40a乃至40dは再利用できる。例えば、本体2
2の軸心Oと取付座面33a乃至33dとの離間距離が
前記のように異なることは、被研削後に被研削用ピース
40a乃至40dに対し径方向の厚さを微小に変化させ
る。従って、例えば、厚さtの距離の取付座面33aに
取着されていた被研削用ピース40aは、次いで、図1
に示す厚さt+0.05のリーマ20に再取着すれば、
未だ研削取代があるために再利用できる。同様に、被研
削用ピース40bはt+0.10の取付座面33bに、
被研削用ピース40cはt+0.15の取付座面33c
に取着できる。なお、被研削用ピース40dについて
は、再利用することは困難である。また、同様の観点か
ら、図3に示すように、取付座面までの厚さをtに全て
統一したリーマに取着されていた被研削用ピースについ
ては、夫々別異の厚さt+0.05、t+0.10、t
+0.15の部位を有するリーマに順次取着され、再
度、他のリーマ用工具の切刃先端の研磨に用いることが
可能となる。
ース40a乃至40dは再利用できる。例えば、本体2
2の軸心Oと取付座面33a乃至33dとの離間距離が
前記のように異なることは、被研削後に被研削用ピース
40a乃至40dに対し径方向の厚さを微小に変化させ
る。従って、例えば、厚さtの距離の取付座面33aに
取着されていた被研削用ピース40aは、次いで、図1
に示す厚さt+0.05のリーマ20に再取着すれば、
未だ研削取代があるために再利用できる。同様に、被研
削用ピース40bはt+0.10の取付座面33bに、
被研削用ピース40cはt+0.15の取付座面33c
に取着できる。なお、被研削用ピース40dについて
は、再利用することは困難である。また、同様の観点か
ら、図3に示すように、取付座面までの厚さをtに全て
統一したリーマに取着されていた被研削用ピースについ
ては、夫々別異の厚さt+0.05、t+0.10、t
+0.15の部位を有するリーマに順次取着され、再
度、他のリーマ用工具の切刃先端の研磨に用いることが
可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、真円度
に優れ、従って、ワークに対しても高精度な加工を施す
ことが可能な回転工具の研磨がなされる。しかも、切刃
先端に垂れ部分が少なくなるために、切削抵抗が夫々の
切刃先端で均一となり、これによって過大な負荷がリー
マにかかることはない。
に優れ、従って、ワークに対しても高精度な加工を施す
ことが可能な回転工具の研磨がなされる。しかも、切刃
先端に垂れ部分が少なくなるために、切削抵抗が夫々の
切刃先端で均一となり、これによって過大な負荷がリー
マにかかることはない。
【0025】さらにまた、各切刃における芯ずれが少な
いために、工具先端部位での振れが少なく、それだけ加
工精度の高い工程が営まれるという効果が得られる。
いために、工具先端部位での振れが少なく、それだけ加
工精度の高い工程が営まれるという効果が得られる。
【0026】さらに付言すれば、一旦用いられた被研削
用ピース部を保持部材とともに他のリーマ工具の研削に
も用いることが可能であり、極めて経済的である。
用ピース部を保持部材とともに他のリーマ工具の研削に
も用いることが可能であり、極めて経済的である。
【図1】本発明に係る回転工具研磨機構の概略縦断面図
である。
である。
【図2】図1に示す回転工具研磨機構の横断説明図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る別の実施例の概略説明図である。
【図4】従来技術に係る回転工具と砥石との相対的な位
置関係を示す概略横断説明図である。
置関係を示す概略横断説明図である。
【図5】図4における円弧内の拡大概略説明図である。
20…リーマ 22…本体 23a〜23d…膨出部 26a〜26d…支承部材 28a〜28d…切刃部 36a〜36d…保持部材 38a…溝 40a〜40d…被研削用ピース
Claims (5)
- 【請求項1】回転工具に対して研磨部材を当接して前記
両者を相対的に回転させて前記回転工具の切刃部とラン
ド部を研磨する研磨機構において、 前記回転工具の切刃部に近接されたすくい面側に着脱自
在に固定され前記切刃部にその一部が当接する保持部
と、 前記保持部に設けられ前記切刃部の先端とともに研磨部
材により研磨される被研削用ピース部と、 を含むことを特徴とする回転工具研磨機構。 - 【請求項2】請求項1記載の回転工具研磨機構におい
て、被研削用ピース部は保持部に対して分離形成され、
係着手段を介して前記保持部と一体化されていることを
特徴とする回転工具研磨機構。 - 【請求項3】請求項1または2記載の回転工具研磨機構
において、保持部は少なくともその一部の面部に溝を有
し、前記一部の面部と前記すくい面とを当接させ、前記
溝に接着剤を注入して該回転工具と保持部とを一体化す
ることを特徴とする回転工具研磨機構。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の回転工
具研磨機構において、回転工具はリーマであることを特
徴とする回転工具研磨機構。 - 【請求項5】回転工具に対して研磨部材を当接して前記
両者を相対的に回転させて前記回転工具の切刃部とラン
ド部を研磨する研磨方法において、 前記回転工具の切刃部のすくい面側に前記切刃部の先端
の回転軌跡と略等しい円弧面を有する被研削用ピース部
を仮係着し、次いで、前記回転工具と被研削用ピース部
とを一体的に研磨部材に当接して該研磨部材との相対的
回転作用下に該被研削用ピース部と前記切刃部の先端と
を研削し、前記研削工程の終了後に前記仮係着されてい
る被研削用ピース部をすくい面から除去することにより
鋭化した切刃部先端を得ることを特徴とする回転工具の
研磨方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3778392A JPH05228809A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 回転工具研磨機構および回転工具の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3778392A JPH05228809A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 回転工具研磨機構および回転工具の研磨方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228809A true JPH05228809A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12507094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3778392A Pending JPH05228809A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 回転工具研磨機構および回転工具の研磨方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023000157A (ja) * | 2021-06-17 | 2023-01-04 | トヨタ自動車株式会社 | 穴あけ工具 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3778392A patent/JPH05228809A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023000157A (ja) * | 2021-06-17 | 2023-01-04 | トヨタ自動車株式会社 | 穴あけ工具 |
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