JPH05229379A - 車両用シートの安全装置 - Google Patents

車両用シートの安全装置

Info

Publication number
JPH05229379A
JPH05229379A JP3368692A JP3368692A JPH05229379A JP H05229379 A JPH05229379 A JP H05229379A JP 3368692 A JP3368692 A JP 3368692A JP 3368692 A JP3368692 A JP 3368692A JP H05229379 A JPH05229379 A JP H05229379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
driver
range
passenger
upright
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3368692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2573450B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Nakano
伸行 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP4033686A priority Critical patent/JP2573450B2/ja
Publication of JPH05229379A publication Critical patent/JPH05229379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573450B2 publication Critical patent/JP2573450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用シートの助手席の着座者の安全性を確保
することができる車両用シートの安全装置を提供するこ
と。 【構成】運転席用リクライニング装置13と、運転席1
0のシートバック12の位置を判定する運転席用位置検
出手段30と、助手席用リクライニング装置23と、助
手席20のシートバック22の位置を判定する助手席用
位置検出手段40と、前記各位置検出手段の判定結果の
組合せに従って、走行する際の運転席10の傾動位置に
対応させて助手席20の傾動位置を衝突時安全な直立範
囲θ1内に規制するリクライニング制御手段50とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバックの傾動位
置を調整できる運転席と、該運転席の側方に並設され、
同じく、シートバックの傾動位置を調整できる助手席と
を備えた車両用シートの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用シートの安全装置
としては、例えば、特開昭63−149237号公報に
示すようなものがある。
【0003】すなわち、スイッチ操作によりシートバッ
クが予め設定された記憶位置まで自動的に傾動する車両
用シートにおいて、後方のリヤシートの安全性を確保す
べく、リヤシートに同乗する者が着座した際にはシート
バックの後傾を後方の着座者に接触しない程度の傾動範
囲に規制する制御手段を備えたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用シートの安全装置は、運転席や助手席
の後方に位置するリヤシートの着座者の安全性を第一に
考えたものであり、助手席の着座者の安全性については
考慮されていない。
【0005】すなわち、助手席の着座者がシートバック
を後方のリヤシートの着座者にぶつからない程度まで後
傾させた状態においても、運転者は運転することが可能
であるから、図10に示すように、車両前部で衝突した
場合等には、その衝撃により助手席の着座者が座席前方
の下側に潜り込んでしまうといういわゆるサブマリン現
象(図10においてA矢印で示す)が起こり、それによ
り、シートベルト等によって着座者は腹部を強く圧迫さ
れて内臓破裂等を起こすおそれがあった。
【0006】一方、走行中に車両後部が追突された場合
等には、その衝撃により助手席の着座者が座席後方へ飛
び出してしまう(図10においてB矢印で示す)等のお
それがあり、助手席の着座者に対する安全性に欠けると
いう問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、車両用シートの助手席の着座者の
安全性を確保することができる車両用シートの安全装置
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、シートバック(12)の傾動
位置を調整できる運転席(10)と、該運転席(10)
の側方に並設され、同じく、シートバック(22)の傾
動位置を調整できる助手席(20)とを備えた車両用シ
ートの安全装置において、前記運転席(10)のシート
バック(12)の傾動位置を、衝突時安全な直立範囲
(θ1)と、該直立範囲(θ1)の後方に更に傾斜し衝
突時安全性が低い後傾範囲(θ2)とに調整可能な運転
席用リクライニング装置(13)と、前記運転席(1
0)のシートバック(12)が前記直立範囲(θ1)に
あるか、前記後傾範囲(θ2)にあるかを判定する運転
席用位置検出手段(30)と、前記助手席(20)のシ
ートバック(22)の傾動位置を、衝突時安全な直立範
囲(θ3)と、該直立範囲(θ3)の後方に更に傾斜し
衝突時安全性が低い後傾範囲(θ4)とに調整可能な助
手席用リクライニング装置(23)と、前記助手席(2
0)のシートバック(22)が前記直立範囲(θ3)に
あるか、前記後傾範囲(θ4)にあるかを判定する助手
席用位置検出手段(40)と、前記運転席用位置検出手
段(30)および前記助手席用位置検出手段(40)の
各判定結果の組合せに従って、走行する際の運転席(1
0)の傾動位置に対応させて助手席(20)の傾動位置
を衝突時安全な直立範囲(θ3)内に規制すべく、少な
くとも、前記運転席用位置検出手段(30)により運転
席(10)のシートバック(12)が走行する際の直立
範囲(θ1)にあると判定され、かつ、前記助手席用位
置検出手段(40)により助手席(20)のシートバッ
ク(22)が直立範囲(θ3)にあると判定された際、
前記助手席(20)のシートバック(12)の直立範囲
(θ1)から後傾範囲(θ2)への傾動操作を不能とす
るリクライニング制御手段(50)とを有することを、
特徴とする車両用シートの安全装置に存する。
【0009】
【作用】助手席用位置検出手段(40)によって助手席
(20)のシートバック(22)の傾動位置が、衝突時
安全な直立範囲(θ3)にあるか、該直立範囲(θ3)
の後方に更に傾斜し衝突時安全性が低い後傾範囲(θ
4)にあるかか判定される。同様に、運転席用位置検出
手段(30)によって運転席(10)のシートバック
(12)の傾動位置が直立範囲(θ1)にあるか、後傾
範囲(θ2)にあるかが判定される。
【0010】このような運転席用位置検出手段(30)
と、助手席用位置検出手段(40)との各判定結果の組
合せを、リクライニング制御手段(50)に出力するよ
うに設定し、該リクライニング制御手段(50)によっ
て、走行する際の運転席(10)の傾動位置に対応させ
て助手席(20)の傾動位置を衝突時安全な直立範囲
(θ3)内に規制することができる。
【0011】具体的には、例えば、前記運転席用位置検
出手段(30)により運転席(10)のシートバック
(12)が走行する際の直立範囲(θ1)にあると判定
され、かつ、前記助手席用位置検出手段(40)により
助手席(20)のシートバック(22)が直立範囲(θ
3)にあると判定された際、前記リクライニング制御手
段(50)によって、助手席用リクライニング装置(2
3)による助手席(20)のシートバック(22)の直
立範囲(θ3)から後傾範囲(θ4)への傾動操作がで
きないように電気的又は機械的に拘束することができ
る。
【0012】それにより、走行中において助手席(2
0)のシートバック(22)を直立範囲(θ3)から大
きく後傾させることができないから、衝突時などにおい
ても助手席(20)の着座者は、ほぼ直立したクシート
バック(22)により支持され、シートバック(22)
を大きく後傾させた状態において起こるいわゆるサブマ
リン現象等の危険性を無くすことにより、車両用シート
の助手席(20)の着座者の安全性を確保することがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1から図9は本発明の一実施例を示している。
【0014】図1および図4に示すように、主として助
手席20の着座者の安全性を向上させるための車両用シ
ートの安全装置は、運転席用リクライニング装置13
と、運転席10のシートバック12の傾動位置を判定す
る運転席用位置検出手段30と、助手席用リクライニン
グ装置23と、助手席20のシートバック22の傾動位
置を判定する助手席用位置検出手段40と、各位置検出
手段30,40の判定結果の組合せに従って、走行する
際の運転席10の傾動位置に対応させて助手席20の傾
動位置を衝突時安全な直立範囲内に規制するリクライニ
ング制御手段50とを具備して成る。
【0015】運転席10は、図6に示すように、シート
クッション11と、シートクッション11の後端に運転
席用リクライニング装置13を介して傾動可能に支持さ
れたシートバック12とから成る。運転席用リクライニ
ング装置13は、図4に示すように、運転席10のシー
トバック12の傾動位置を、衝突時安全な直立範囲θ1
と、直立範囲θ1の後方に更に傾斜し衝突時安全性が低
い後傾範囲θ2とに調整することができるものである。
【0016】助手席20は、図6に示すように、運転席
10の側方に並設されており、シートクッション21
と、シートクッション21の後端に助手席用リクライニ
ング装置23を介して傾動可能に支持されたシートバッ
ク22とから成る。助手席用リクライニング装置23
は、図5に示すように、助手席20のシートバック22
の傾動位置を、衝突時安全な直立範囲θ3と、直立範囲
θ3の後方に更に傾斜し衝突時安全性が低い後傾範囲θ
4とに調整することができるものである。なお、助手席
20のシートバック22の後傾範囲θ4の角度は、運転
席10のシートバック12の後傾範囲θ2の角度と同じ
か若しくは大きく設定されている。
【0017】運転席用リクライニング装置13と、助手
席用リクライニング装置23とは、図3および図6に示
すように、ほぼ同一構造であり、シートクッション11
(21)の後端に装着するベースブラケット15(2
5)と、ベースブラケット15(25)にリクライニン
グ軸17(27)を介して傾動角度調整可能に枢支する
アームブラケット16(26)とを具備して成る。アー
ムブラケット16(26)はシートバック12(22)
の基端に固着されている。
【0018】運転席用リクライニング装置13および助
手席用リクライニング装置23は、図1に示すように、
それぞれ電動で作動させるパワーリクライニング装置と
なっている。即ち、図1および図6に示すように、運転
席用リクライニング装置13の作動によるシートバック
12の傾動位置の調整は、駆動モータ19によって行な
われる。
【0019】駆動モータ19は、減速機構などを介して
図3に示すリクライニング軸17を正逆方向に回転させ
て、シートバック12の傾動位置の調整を行なうもので
あり、駆動モータ19を作動させるための運転席用操作
スイッチ(以下、SWA と略す。)14は、シートクッ
ション11の側部に取付けられている。
【0020】SWA 14は、通常はoff状態にある可
動端子14aを有しており、この可動端子14aを選択
的にonにすることにより、駆動モータ19を正逆方向
に任意に回転駆動させて、シートバック12の前後方向
の傾動位置の調整を行なうことができるものである。図
4における一点破線FM,RMは、シートバック12の
傾動位置を調整し得る角度限界を示しており、かかる傾
動角度の角度限界を規制するためのリミットスイッチ1
8,18aが、図1に示すように、SWA 14と駆動モ
ータ19との間に設けられている。
【0021】助手席用リクライニング装置23も、運転
席用リクライニング装置13とほぼ同一構造である。即
ち、図1および図6に示すように、助手席用リクライニ
ング装置23の作動によるシートバック22の傾動位置
の調整は、駆動モータ29によって行なわれる。駆動モ
ータ29は、減速機構などを介して図3に示すリクライ
ニング軸27を正逆方向に回転させて、シートバック2
2の傾動位置の調整を行なうものであり、駆動モータ2
9を作動させるための助手席用操作スイッチ(以下、S
B と略す。)24は、シートクッション21の側部に
取付けられている。
【0022】SWB 24も、通常はoff状態にある可
動端子24aを有しており、この可動端子24aを選択
的にon状態にすることにより、駆動モータ29を正逆
方向に回転駆動させて、シートバック22の前後方向の
傾動位置の調整を行なうことができるものである。図5
における一点破線FM,RMは、シートバック22の傾
動位置を調整し得る角度限界を示しており、かかる傾動
角度の角度限界を規制するためのリミットスイッチ2
8,28aが、図1に示すように、SWB 24と駆動モ
ータ29との間に設けられている。
【0023】図3および図4に示すように、運転席用リ
クライニング装置13のベースブラケット15の上端縁
には、シートバック12の傾動位置を判定するための運
転席用位置検出手段(これは通常のスイッチから構成さ
れており、以下、SW1 と略す。)30が取付けられて
いる。SW1 30はその切換ロッド31が、シートバッ
ク12が直立範囲θ1にあるときonとなる一方、シー
トバック12が後傾範囲θ2にあるときoffとなっ
て、シートバック12の傾動位置を判定するものであ
る。
【0024】さらに詳しく言えば、切換ロッド31は、
アームブラケット16の前端縁に当接するように延びて
おり、この切換ロッド31が、アームブラケット16、
即ちシートバック12の傾動に伴って揺動し、シートバ
ック12が直立範囲θ1にあるときonとなる一方、シ
ートバック12が後傾範囲θ2にあるときoffに切り
替わるように設定されている。
【0025】図3および図5に示すように、助手席用リ
クライニング装置23のベースブラケット25の上端縁
には、シートバック22の傾動位置を判定するための運
転席用位置検出手段(これは通常のスイッチから構成さ
れており、以下、SW2 と略す。)40が取付けられて
いる。SW2 40はその切換ロッド41が、シートバッ
ク22が直立範囲θ3にあるときonとなる一方、シー
トバック22が後傾範囲θ4にあるときoffとなっ
て、シートバック22の傾動位置を判断するものであ
る。
【0026】SW2 40の切換ロッド41も、SW1
0の切換ロッド31と同様に、アームブラケット26の
前端縁に当接するように延びており、この切換ロッド4
1が、アームブラケット26、即ちシートバック22の
傾動に伴って揺動し、シートバック22が直立範囲θ3
にあるときonとなる一方、シートバック22が後傾範
囲θ4にあるときoffに切り替わるように設定されて
いる。
【0027】図1に示すように、SW1 30の一端は+
12Vの電源に接続されており、他端はSW1 30がo
nのときに選択的に作動する第1リレースイッチ51に
接続されている。また、SW2 40の一端も+12Vの
電源に接続されており、他端はSW2 40がonのとき
に選択的に作動する第2リレースイッチ52および第3
リレースイッチ53に接続されている。
【0028】これらの第1リレースイッチ51,第2リ
レースイッチ52および第3リレースイッチ53は、図
1に示すように相互に所定の関係に接続されており、S
130のon/off状態や、SW2 40がon/o
ff状態により選択的に作動し、図2に示すように、走
行する際の運転席10の傾動位置に対応させて助手席2
0の傾動位置を、衝突時安全な直立範囲θ3内に規制す
るリクライニング制御手段50を構成している。すなわ
ち、リクライニング制御手段50は、SW1 30のon
/off状態や、SW2 40のon/off状態の組合
せによって、以下の作用で詳細に説明するように所定の
場合のみ、運転席用リクライニング装置13や助手席用
リクライニング装置23を作動可能な通電状態にするも
のである。
【0029】次に作用を説明する。図5および図6に示
すように、SW2 40によって助手席20のシートバッ
ク22の傾動位置が、衝突時安全な直立範囲θ3にある
か、直立範囲θ3の後方に更に傾斜し衝突時安全性が低
い後傾範囲θ4にあるかが判定される。一方、図4およ
び図6に示すように、SW1 30によって運転席10の
シートバック12の傾動位置が直立範囲θ1にあるか、
後傾範囲θ2にあるかが判定される。
【0030】このようなSW1 30と、SW2 40との
各on/off状態の判定結果の組合せにより、図2に
示すように、リクライニング制御手段50によって、走
行する際の運転席10のシートバック12の傾動位置に
対応させて助手席20のシートバック22の傾動位置を
衝突時安全な直立範囲θ3内に規制することができる。
具体的には、図1および図6から図9に基づいて以下に
説明する。
【0031】まず、図6に示すように、運転席10のシ
ートバック12が走行する際の直立範囲θ1にあり、か
つ、助手席20のシートバック22も衝突時安全な直立
範囲θ3にあるとき、図1に示すSW1 30およびSW
2 40はそれぞれ通電可能なonとなる。SW1 30が
onとなることにより、第1リレースイッチ51が作動
し第3リレースイッチ53側に選択的に電気が流れる。
また、SW2 40もonとなることにより、第3リレー
スイッチ53が作動し、SWA 14がスイッチング操作
可能な通電状態となる一方、SWB 24はスイッチング
操作不能な非通電状態となる。
【0032】それにより、図6に示すような車両用シー
トの状態では、助手席用リクライニング装置23によっ
て助手席20のシートバック22を、直立範囲θ3から
後傾範囲θ4へ傾動させることができない。従って、走
行中において助手席20のシートバック22を大きく後
傾させることができないから、衝突時等においても助手
席20の着座者は、ほぼ直立したクシートバック22に
より支持され、シートバック22を大きく後傾させた状
態において起こるいわゆるサブマリン現象等の危険性を
無くすことにより、車両用シートの助手席20の着座者
の安全性を確保することができる。
【0033】次に、車を停止させた時など、図6に示す
運転席10を運転席用リクライニング装置13のSWA
14の操作により大きく後傾させて、図7に示すよう
に、運転席10の傾動位置が後傾範囲θ2となり、か
つ、助手席20のシートバック22が直立範囲θ3にあ
るとき、図1に示すSW1 30は通電不能なoffとな
り、一方、SW2 40は通電可能なonとなる。
【0034】SW1 30がoffとなることにより第1
リレースイッチ51が作動せず、そのまま、SWB 24
に電気が供給され、SWB 24はスイッチング操作可能
な通電状態となる。また、SW2 40がonとなること
により、第2リレースイッチ52(第3リレースイッチ
53)が作動し、SWA 14への電気の供給が断たれ
て、SWA 14はスイッチング操作不能な非通電状態と
なる。
【0035】従って、図7に示すような車両用シートの
状態においては、助手席用リクライニング装置23によ
る助手席20のシートバック22の傾動操作のみ可能と
なり、このように運転席10のシートバック12が大き
く後傾したリラックス状態にあるときに、助手席20も
同様に大きく後傾させて、図8に示すようなリラックス
状態に調整することができる。
【0036】図8に示すように、運転席10のシートバ
ック12が着座者がリラックスできる後傾範囲θ2にあ
り、かつ、助手席20のシートバック22もリラックス
できる後傾範囲θ4にあるとき、図1に示すSW1 30
およびSW2 40はそれぞれ通電不能なoffとなる。
【0037】SW1 30がoffとなることにより、第
1リレースイッチ51が作動せず第2リレースイッチ5
2側に選択的に電気が流れる。また、第1リレースイッ
チ51を介して、そのままSWB 24に電気が供給され
てSWB 24はスイッチング操作可能な通電状態とな
る。一方、SW2 40がoffとなることにより、第2
リレースイッチ52(第3リレースイッチ53)が作動
せず、それにより、SWA 14にも電気が供給され、S
A 14はスイッチング操作可能な通電状態となる。
【0038】従って、図8に示すような車両用シートの
状態においては、図7に示すように助手席20のシート
バック22のみをSWB 24の操作により直立範囲θ3
に起立させたり、図9に示すように運転席10のシート
バック12のみをSWA 14の操作により直立範囲θ1
に起立させることができる。
【0039】図9に示すように、運転席10のシートバ
ック12のみを直立範囲θ1に起立させた場合、運転席
10の着座者は運転可能な姿勢となるが、この場合、前
述したような第1リレースイッチ51,第2リレースイ
ッチ52および第3リレースイッチ53から成るリクラ
イニング制御手段50によって、SWB 24は操作可能
な通電状態となるから、速やかに助手席20のシートバ
ック22を衝突時安全な直立範囲θ3に起立させること
ができる。
【0040】以上のように、SW1 30およびSW2
0のon/offによるシートバック12,22の各傾
動位置の判定結果の組合せに従って、図2に示すよう
に、リクライニング制御手段50により、走行する際の
運転席10のシートバック12の傾動位置に対応させて
助手席20のシートバック22の傾動位置を衝突時安全
な直立範囲θ3内に規制することができる。
【0041】すなわち、走行中において運転席10のシ
ートバック12の傾動位置が直立範囲θ1にあり、助手
席20のシートバック22も直立範囲θ3にあるとき、
助手席20の着座者は、シートバック22を衝突時危険
である後傾範囲θ4に傾動操作することができない。
【0042】走行前において、車両用シートを、図8に
示す状態から図10に示す状態に変位させた場合は、運
転席10のシートバック12は直立範囲θ1にあり運転
者が走行可能な姿勢となるため問題であるが、このよう
なケースは確率的に僅かであり、また、速やかに助手席
20のシートバック22を安全な直立範囲θ3に傾動さ
せることができることにより本発明の効果を喪失するも
のではない。
【0043】それにより、走行中において、助手席20
の着座者について前突時下側に潜り込んでしまうという
いわゆるサブマリン現象や、後突時身体の保持が少なく
なってが着座者が座席後方へ飛び出してしまうな危険性
を排して助手席20の着座者の安全性を高めることがで
きる。
【0044】なお、前記実施例においては、リクライニ
ング制御手段を複数のリレースイッチによって構成し
て、助手席の傾動位置を所定の場合に衝突時安全な直立
範囲内に電気的に規制するようにしたが、この他、例え
ば、リクライニング装置の作動を選択的に機械的に拘束
するソレノイド等によってリクライニング制御手段構成
してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明にかかる車両用シートの安全装置
によれば、運転席のシートバック位置を検出する運転席
用位置検出手段および助手席のシートバック位置を検出
する助手席用位置検出手段の各判定結果の組合せに従っ
て、走行する際の運転席の傾動位置に対応させて助手席
の傾動位置を衝突時安全な直立範囲内に規制するリクラ
イニング制御手段を有するから、走行中などにおいて助
手席のシートバックを直立範囲から後傾範囲へ傾動操作
することができないように規制することができるため、
衝突時などにおける車両用シートの助手席の着座者の安
全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を示す電気回路図である。
【図2】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置の作用を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席又は助手席のリクライニング装置を
示す側面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席用リクライニング装置を示す作用説
明図である。
【図5】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する助手席用リクライニング装置を示す作用説
明図である。
【図6】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席および助手席の各シートバックの位
置関係を示す作用説明図である。
【図7】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席および助手席の各シートバックの位
置関係を示す作用説明図である。
【図8】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席および助手席の各シートバックの位
置関係を示す作用説明図である。
【図9】本発明の一実施例に係る車両用シートの安全装
置を構成する運転席および助手席の各シートバックの位
置関係を示す作用説明図である。
【図10】従来の車両用シートを示す側面図である。
【符号の説明】
10…運転席 12…シートバック 13…運転席用リクライニング装置 14…運転席用操作スイッチ(SWA ) 20…助手席 22…シートバック 23…助手席用リクライニング装置 24…助手席用操作スイッチ(SWB ) 30…運転席用位置検出手段(SW1 ) 40…助手席用位置検出手段(SW2 ) 50…リクライニング制御手段 51…第1リレースイッチ 52…第2リレースイッチ 51…第3リレースイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの傾動位置を調整できる運転
    席と、該運転席の側方に並設され、同じく、シートバッ
    クの傾動位置を調整できる助手席とを備えた車両用シー
    トの安全装置において、 前記運転席のシートバックの傾動位置を、衝突時安全な
    直立範囲と、該直立範囲の後方に更に傾斜し衝突時安全
    性が低い後傾範囲とに調整可能な運転席用リクライニン
    グ装置と、 前記運転席のシートバックが前記直立範囲にあるか、前
    記後傾範囲にあるかを判定する運転席用位置検出手段
    と、 前記助手席のシートバックの傾動位置を、衝突時安全な
    直立範囲と、該直立範囲の後方に更に傾斜し衝突時安全
    性が低い後傾範囲とに調整可能な助手席用リクライニン
    グ装置と、 前記助手席のシートバックが前記直立範囲にあるか、前
    記後傾範囲にあるかを判定する助手席用位置検出手段
    と、 前記運転席用位置検出手段および前記助手席用位置検出
    手段の各判定結果の組合せに従って、走行する際の運転
    席の傾動位置に対応させて助手席の傾動位置を衝突時安
    全な直立範囲内に規制すべく、少なくとも、前記運転席
    用位置検出手段により運転席のシートバックが走行する
    際の直立範囲にあると判定され、かつ、前記助手席用位
    置検出手段により助手席のシートバックが直立範囲にあ
    ると判定された際、前記助手席のシートバックの直立範
    囲から後傾範囲への傾動操作を不能とするリクライニン
    グ制御手段とを有することを、 特徴とする車両用シートの安全装置。
JP4033686A 1992-02-20 1992-02-20 車両用シートの安全装置 Expired - Lifetime JP2573450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4033686A JP2573450B2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 車両用シートの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4033686A JP2573450B2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 車両用シートの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05229379A true JPH05229379A (ja) 1993-09-07
JP2573450B2 JP2573450B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=12393316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4033686A Expired - Lifetime JP2573450B2 (ja) 1992-02-20 1992-02-20 車両用シートの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573450B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945965A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 日本特殊陶業株式会社 セラミツク原料の調製方法
JPS6137545A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 Tdk Corp 自動車用シ−ト
JPH0274428A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Mazda Motor Corp 自動車用フロントシートの回転装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945965A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 日本特殊陶業株式会社 セラミツク原料の調製方法
JPS6137545A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 Tdk Corp 自動車用シ−ト
JPH0274428A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Mazda Motor Corp 自動車用フロントシートの回転装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2573450B2 (ja) 1997-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2646379B2 (ja) シフトチェンジ連動のヘッドレスト制御方法およびヘッドレスト制御装置
US7200474B2 (en) Vehicle occupant protection apparatus
US5003240A (en) Method and device for controlling headrest
US5006771A (en) Method and device for controlling headrest
JP3492605B2 (ja) 自動車の前部座席を調節する電気調節機
JP7629263B2 (ja) 車両用シート装置
JP2844248B2 (ja) パワー回転シート制御方法およびパワー回転シート制御装置
JPH0585234A (ja) パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置
JP2573450B2 (ja) 車両用シートの安全装置
JPH03189244A (ja) パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置
JPH03221005A (ja) ヘッドレスト制御方法およびヘッドレスト制御装置
JP2548485B2 (ja) 車両用シートの安全装置
JP2573451B2 (ja) 車両用シートの安全装置
JPH0832512B2 (ja) エアバッグ装着座席における位置制御装置
JP2819138B2 (ja) ヘッドレスト制御方法、ヘッドレスト制御装置およびヘッドレスト駆動機構
JPH04232133A (ja) ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置
JPH03193536A (ja) 自動車のシート構造
JP7592358B2 (ja) 車両用シート装置
JP3763238B2 (ja) 電動車椅子のリクライニング装置
JPH04252745A (ja) ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置
KR0128698Y1 (ko) 자동차의 아암 레스트구조
JP4265428B2 (ja) 乗員保護システム
JP2645578B2 (ja) ヘッドレスト制御方法およびヘッドレスト制御装置
JP2025150846A (ja) 車両用シート装置
JPH05338482A (ja) パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置