JPH0522951U - 膜式ガスメータの軸封構造 - Google Patents

膜式ガスメータの軸封構造

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JPH0522951U
JPH0522951U JP072776U JP7277691U JPH0522951U JP H0522951 U JPH0522951 U JP H0522951U JP 072776 U JP072776 U JP 072776U JP 7277691 U JP7277691 U JP 7277691U JP H0522951 U JPH0522951 U JP H0522951U
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shaft
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bearing
casing
gas meter
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武司 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貫通軸における気密性を向上させるととも
に、シール部の摺動抵抗及び摺動抵抗のばらつきの低下
を図って膜式ガスメータごとのばらつきを小さくするこ
とのできる膜式ガスメータの軸封構造を提供することを
目的としている。 【構成】 シール部材12として、軸受8とケーシング
4とで保持される保持部13から貫通軸7の外周面を密
封するシール部14に向けて円錐状に縮径した筒状に形
成し、この筒状部15の保持部13側の肉厚をシール部
14側の肉厚と比較して薄く形成したものを用いたこと
が特徴であり、このシール部材12によって貫通軸7の
外周面を密封する構成になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、都市ガス等のガスの使用量を測定する膜式ガスメータの軸封構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の膜式ガスメータの軸封構造としては、第4図に示すように、貫 通軸1を密封するシール部材2を用いたものが知られている。貫通軸1は、ガス 室を構成するケーシングの内外を貫通するものであって、軸受によって回転自在 に保持されている。この貫通軸1は、ケーシングの内側がガスの計量手段に接続 され、ケーシングの外側がガスの計量値を表示するカウンタに接続されている。 シール部材2は、前記ケーシングと軸受とによって保持される保持部2a側から 前記貫通軸1を密封するシール部2b側に向けて円錐状の筒状に形成されている 。そして、円錐状の筒状部2cは、同一の肉厚に形成されてる。
【0003】 上記のように構成された膜式ガスメータの軸封構造においては、貫通軸1の外 周面にシール部材2のシール部2bが密着し、これによりケーシングで囲まれた ガス室のガスが貫通軸1の部分から外に漏れるのが防止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の膜式ガスメータの軸封構造においては、シール部材2の 保持部2aを軸受とケーシングとで固定しているため、軸受の取り付け方によっ て、保持部2aが変形したり、保持部2aの軸心が貫通軸1の軸心とずれたりす ることがある。この場合、保持部2aの変形量や偏心量が筒状部2cからシール 部2bに伝わり、このシール部2bの気密性を悪化させたり、変形量や偏心量の ばらつきによってシール部2bの摺動抵抗にばらつきが生じ膜式ガスメータごと の計量器差を増大させたりするという問題があった。また、これらの問題を少し でも解決するため、シール部2bの摺動面の幅Wを広くとる形状にしているが、 その効果はほとんど無く、かえって摺動抵抗を増加させるという問題を生じてい た。
【0005】 この考案は上記事情に鑑みなされたものであって、貫通軸における気密性を向 上させるとともに、シール部の摺動抵抗及び摺動抵抗のばらつきの低下を図って 膜式ガスメータごとのばらつきを小さくすることのできる膜式ガスメータの軸封 構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、この考案は、ケーシングの壁面を貫いてこのケー シングの内外に延びる貫通軸と、この貫通軸を回転自在に保持し、前記ケーシン グに固定される軸受と、この軸受と前記ケーシングとによって保持され前記貫通 軸の外周面を密封するシール部材とを設けてなる膜式ガスメータの軸封構造にお いて、 前記シール部材は、前記ケーシングと軸受とによって保持される保持部から前 記貫通軸の外周面を密封するシール部に向かって円錐状に縮径された筒状に形成 されており、前記筒状部の保持部側の肉厚をシール部側の肉厚と比較して薄く形 成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記のように構成された膜式ガスメータの軸封構造においては、シール部材の 保持部が変形したり、保持部の心が貫通軸の心とずれたりした場合でも、これら の変形量や偏心量がシール部材の肉厚の薄い部分で吸収され、シール部材のシー ル部まで伝わることがない。このため、シール部が貫通軸の外周面に一定の状態 で密着し、貫通軸部の気密性が安定的に保持されるとともに、シール部の摺動抵 抗のばらつきが小さくなって各膜式ガスメータごとの計量器差のばらつきが小さ くなる。
【0008】
【実施例】 以下、この考案の一実施例を図1ないし図3を参照して説明する。
【0009】 図2において、3は都市ガス等のガスの使用量をベロー(図示せず)の往復運 動によって計量する計量部であり、この計量部3の上側には上ケース(ケーシン グ)4及び前ケース5が設けられている。上ケース4は、外部から供給されるガ スを計量部3に導入するとともに計量後のガスを外部に排出するためのガス室G を構成している。前ケース5は、上ケース4の前側に形成されたものであって、 計量したガスの使用量を表示するためのカウンタ室Cを構成しいる。
【0010】 上ケース4のうちカウンタ室Cとの境の壁面6には、図3に示すように、ガス 室Gからカウンタ室Cへ貫通する貫通軸7を回転自在に保持する軸受部6aが形 成されているとともに、この軸受部6aと同軸上に軸受8を固定するためのボス 部6bが形成されている。貫通軸7は、軸受部6aと軸受8とによって回転自在 に保持され、その一端がリンク機構9を介して回転運動変換手段10(図2参照 )が続され、他端が歯車11を介してカウンタ(図しせず)に接続されている。 回転運動変換手段10は、計量部3内でのベローによる往復運動を回転運動に変 換するものである。
【0011】 軸受8は、圧入あるいはボルトなどによってボス部6bに固定されるようにな っており、この固定の際に、シール部材12をボス部6bとで挟んで保持するよ うになっている。シール部材12は、図1に示すように、ボス部6bと軸受8と によって保持される保持部13から貫通軸7の外周面をシールするシール部14 に向けて円錐状の筒状に成されている。保持部13は、環状に形成されたもので あって、端面13a及び13bがボス部6bの環状段部6c及び軸受8の環状段 部8aによってそれぞれ挟持され、外周面13cがボス部6bの内周面に接し、 内周面13dが軸受8の環状凸部8bの外周面に接し、内側端面13eが軸受8 の環状凸部8bの先端面に接して保持されてる。
【0012】 シール部14は、貫通軸7の外周面に接する部分の断面がV字状に形成されて おり、その頂部の線状の部分で貫通軸7の外周面を密封している。また、シール 部材12の筒状部15は、その保持部13側の部分が最も薄く形成され、この部 分からシール部14に向けて徐々に厚く形成されている。すなわち、筒状部15 は、その保持部13側の部分が最も剛性が小さく形成されている。
【0013】 シール部14の最も厚い部分の厚さT1と、筒状部15の最も薄い部分の厚さ T2との比率T1/T2は、2以上3以下にすることが好ましい。これは、2未 満であると、シール部14に対して筒状部15の剛性が十分小さくならず、万が 一、保持部13を変形あるいは偏心させて取り付けた際に、その変形量あるいは 偏心量がシール部14に達し、シール部14の気密性が悪化してしまうからであ る。また、3を超えると、シール部14が厚くなりすぎ、その分コストが高くな るからである。
【0014】 上記のように構成された膜式ガスメータの軸封構造においては、保持部13が 大きく変形あるいは偏心した状態に取り付けられた場合でも、その変形量あるい は偏心量を筒状部15の薄肉の部分で吸収し、シール部14に達することがない 。
【0015】 上記のように構成された膜式ガスメータの軸封構造によれば、シール部材12 の端面13a,13b、外周面13c、内周面13d及び内側端面13eを、そ れぞれボス部6bの環状段部6c、軸受8の環状段部8a、ボス部6bの内周面 、軸受8の環状凸部8bの外周面及び軸受8の環状凸部8bの先端面によって完 全に囲んだ状態で保持するので、保持部13を一定の変形量で安定した状態に保 持することができる。すなわち、シール部14の変形量のばらつき及び軸受7に 対する偏心量のばらつきを極めて小さくすることができる。
【0016】 また、万が一、保持部13が大きく変形あるいは偏心した状態に取り付けられ た場合でも、その変形量あるいは偏心量を筒状部15の薄肉の部分で吸収するこ とができる。すなわち、保持部13の変形量あるいは偏心量がシール部14に達 することを防止することができる。従って、シール部14が貫通軸7の外周面に 一定の状態に安定的に密着するので、貫通軸7部の気密性を安定的に保持するこ とができるとともに、シール部14の摺動抵抗のばらつきを小さくでき、各膜式 ガスメータごとの計量器差のばらつきを小さくすることができる。さらに、シー ル部14のV形の部分で貫通軸7の外周面を密封するので、シール部14の摺動 抵抗を極めて小さくすることができる。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、シール部材の筒状部の保持部側の肉厚をシール部側の肉厚 と比較して薄く形成したので、シール部材をケーシングに取り付ける際に、保持 部が変形したり、保持部の心が貫通軸の心とずれたりした場合でも、これらの変 形量や偏心量を筒状部の肉厚の薄い部分で吸収することができ、これらの変形量 や偏心量によってシール部が変形するのを防止することができる。従って、シー ル部を貫通軸の外周面に一定の状態に安定的に密着させることができるので、貫 通軸部の気密性を安定的に保持することができるとともに、シール部の摺動抵抗 のばらつきを小さくすることができ、膜式ガスメータごとの計量器差のばらつき を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例として示したシール部材の
半断面図。
【図2】同実施例として示した膜式ガスメータの要部断
面図。
【図3】図2の要部III を示す断面図。
【図4】従来例として示したシール部材の半断面図。
【符号の説明】
4 ケーシング(上ケース) 6 壁面 7 貫通軸 8 軸受 12 シール部材 13 保持部 14 シール部 15 筒状部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの壁面を貫いてこのケーシン
    グの内外に延びる貫通軸と、この貫通軸を回転自在に保
    持し、前記ケーシングに固定される軸受と、この軸受と
    前記ケーシングとによって保持され前記貫通軸の外周面
    を密封するシール部材とを設けてなる膜式ガスメータの
    軸封構造において、 前記シール部材は、前記ケーシングと軸受とによって保
    持される保持部から前記貫通軸の外周面を密封するシー
    ル部に向かって円錐状に縮径された筒状に形成されてお
    り、前記筒状部の保持部側の肉厚をシール部側の肉厚と
    比較して薄く形成したことを特徴とする膜式ガスメータ
    の軸封構造。
JP1991072776U 1991-09-10 1991-09-10 膜式ガスメータの軸封構造 Expired - Lifetime JP2515129Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035621A (ja) * 1973-07-06 1975-04-04
JPH0221372U (ja) * 1988-07-26 1990-02-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035621A (ja) * 1973-07-06 1975-04-04
JPH0221372U (ja) * 1988-07-26 1990-02-13

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