JPH05230308A - 共重合型難燃剤および難燃性樹脂組成物 - Google Patents
共重合型難燃剤および難燃性樹脂組成物Info
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- JPH05230308A JPH05230308A JP3603992A JP3603992A JPH05230308A JP H05230308 A JPH05230308 A JP H05230308A JP 3603992 A JP3603992 A JP 3603992A JP 3603992 A JP3603992 A JP 3603992A JP H05230308 A JPH05230308 A JP H05230308A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】式(1)〜式(3)の少なくとも2種を合計で
30重量%以上共重合してなる共重合型難燃剤、 【化1】 【化2】 【化3】 (ここで、X〜Zは各々独立にBrまたはCl、l〜n
は各々独立に1〜5の整数を表わす。) および熱可塑性樹脂10〜99重量部、上記の共重合型
難燃剤1〜90重量部からなる難燃性樹脂組成物。 【効果】本発明の共重合型難燃剤を使用した難燃性樹脂
組成物は、従来にない優れた機械的強度、外観を有する
ものであり、電器・電子部品、ハウジングあるいは自動
車関連の部品、ハウジング、建築用部品・備品用材料と
して好適なもので、産業上の利用価値はきわめて大き
い。
30重量%以上共重合してなる共重合型難燃剤、 【化1】 【化2】 【化3】 (ここで、X〜Zは各々独立にBrまたはCl、l〜n
は各々独立に1〜5の整数を表わす。) および熱可塑性樹脂10〜99重量部、上記の共重合型
難燃剤1〜90重量部からなる難燃性樹脂組成物。 【効果】本発明の共重合型難燃剤を使用した難燃性樹脂
組成物は、従来にない優れた機械的強度、外観を有する
ものであり、電器・電子部品、ハウジングあるいは自動
車関連の部品、ハウジング、建築用部品・備品用材料と
して好適なもので、産業上の利用価値はきわめて大き
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂との相溶性
に優れた難燃剤に関するものであり、さらに詳しくは熱
可塑性樹脂との組成物において、高い機械的強度、良外
観を与える共重合型難燃剤および該難燃剤を用いた難燃
性樹脂組成物に関するものである。
に優れた難燃剤に関するものであり、さらに詳しくは熱
可塑性樹脂との組成物において、高い機械的強度、良外
観を与える共重合型難燃剤および該難燃剤を用いた難燃
性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン系難燃剤としては、臭素化ポリ
スチレン、臭素化ポリフェニレンエーテル、臭素化ポリ
カーボネートオリゴマー、デカブロモジフェニルオキサ
イド、塩素化パラフィンなどが知られており、熱可塑性
樹脂の難燃剤として有効に用いられている(特開昭51
−1403、特開昭51−47044、特開昭54−1
16054など)。
スチレン、臭素化ポリフェニレンエーテル、臭素化ポリ
カーボネートオリゴマー、デカブロモジフェニルオキサ
イド、塩素化パラフィンなどが知られており、熱可塑性
樹脂の難燃剤として有効に用いられている(特開昭51
−1403、特開昭51−47044、特開昭54−1
16054など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの難燃
剤は単一のガラス転移点、融点、粘度を持つため熱可塑
性樹脂への相溶性に限界があり、熱可塑性樹脂への使用
が制限されたり、また使用しても機械的物性の低下や成
形品外観の低下を招くのが通常であった。そこで本発明
者らは、高度な難燃性を有し、熱可塑性樹脂との相溶性
に優れ、かつ良好な成形品外観を与える難燃剤を得るべ
く鋭意検討した。
剤は単一のガラス転移点、融点、粘度を持つため熱可塑
性樹脂への相溶性に限界があり、熱可塑性樹脂への使用
が制限されたり、また使用しても機械的物性の低下や成
形品外観の低下を招くのが通常であった。そこで本発明
者らは、高度な難燃性を有し、熱可塑性樹脂との相溶性
に優れ、かつ良好な成形品外観を与える難燃剤を得るべ
く鋭意検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく検討した結果、特定のハロゲン含有モノマど
うしを共重合することでこれらの問題を解決できること
を見いだし本発明に到達した。
解決すべく検討した結果、特定のハロゲン含有モノマど
うしを共重合することでこれらの問題を解決できること
を見いだし本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、 (1) 式(1)〜式(3)の少なくとも2種を合計で
30重量%以上共重合してなる共重合型難燃剤。
30重量%以上共重合してなる共重合型難燃剤。
【0006】
【化4】
【化5】
【化6】 (ここで、X〜Zは各々独立にBrまたはCl、l〜n
は各々独立に1〜5の整数を表わす。) (2) 熱可塑性樹脂10〜99重量%および上記の共
重合型難燃剤1〜90重量部からなる難燃性樹脂組成物
である。
は各々独立に1〜5の整数を表わす。) (2) 熱可塑性樹脂10〜99重量%および上記の共
重合型難燃剤1〜90重量部からなる難燃性樹脂組成物
である。
【0007】本発明の共重合型難燃剤は式(1)〜式
(3)のハロゲン化モノマの2種以上を合計で30重量
%以上共重合して得ることができる。共重合可能な単量
体としては特に限定しないが例えばスチレン、α−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等のシアン化ビニル、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマル酸等のα、β−不飽和カ
ルボン酸、およびその金属塩、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル等のα、β−不飽和カルボン酸エステ
ル、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のα、β−不飽
和ジカルボン酸無水物、N−フェニルマレイミド、N−
メチルマレイミド、N−t−ブチルマレイミド等のα、
β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物などを挙げるこ
とができる。ハロゲン化モノマーが30重量%未満では
難燃性が不十分であり好ましくない。
(3)のハロゲン化モノマの2種以上を合計で30重量
%以上共重合して得ることができる。共重合可能な単量
体としては特に限定しないが例えばスチレン、α−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等のシアン化ビニル、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマル酸等のα、β−不飽和カ
ルボン酸、およびその金属塩、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル等のα、β−不飽和カルボン酸エステ
ル、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のα、β−不飽
和ジカルボン酸無水物、N−フェニルマレイミド、N−
メチルマレイミド、N−t−ブチルマレイミド等のα、
β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物などを挙げるこ
とができる。ハロゲン化モノマーが30重量%未満では
難燃性が不十分であり好ましくない。
【0008】共重合型難燃剤の分子量は特に定めない
が、数平均分子量Mnで1000以上、好ましくは50
00以上のものが、樹脂への分散性、組成物の機械的強
度の点から好適である。
が、数平均分子量Mnで1000以上、好ましくは50
00以上のものが、樹脂への分散性、組成物の機械的強
度の点から好適である。
【0009】共重合型難燃剤の製造法については、特に
限定されず塊状重合、溶液重合、塊状懸濁重合、懸濁重
合、乳化重合等通常の方法が用いられる。単量体の仕込
み方法に関しても特に制限はなく、初期に一括添加して
もよく、また共重合体の組成分布の生成を防止するため
に仕込み単量体の一部または全部を連続仕込みまたは分
割仕込みしながら重合してもよい。
限定されず塊状重合、溶液重合、塊状懸濁重合、懸濁重
合、乳化重合等通常の方法が用いられる。単量体の仕込
み方法に関しても特に制限はなく、初期に一括添加して
もよく、また共重合体の組成分布の生成を防止するため
に仕込み単量体の一部または全部を連続仕込みまたは分
割仕込みしながら重合してもよい。
【0010】本発明における熱可塑性樹脂としては、特
に限定されないが、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系
樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ
フェニレンエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リグルタルイミド系樹脂、ポリオキシメチレン系樹脂、
ポリフェニレンスルフィド系樹脂、アクリル系樹脂、お
よびこれらの樹脂ブレンド物などを挙げることができ
る。
に限定されないが、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系
樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ
フェニレンエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リグルタルイミド系樹脂、ポリオキシメチレン系樹脂、
ポリフェニレンスルフィド系樹脂、アクリル系樹脂、お
よびこれらの樹脂ブレンド物などを挙げることができ
る。
【0011】具体的には、ポリアミド系樹脂としては、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン
11、ナイロン12、ナイロン612などが挙げられ
る。
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン
11、ナイロン12、ナイロン612などが挙げられ
る。
【0012】ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリヘキシレンテレフタレ
ート、ポリエレンナフタレート、ポリブチレンナフタレ
ート、ポリエチレン−1,2−ビス(フェノキシ)エタ
ン−4,4’−ジカルボキシレート、ポリエチレンイソ
フタレート/テレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート/イソフタレート、ポリブチレンテレフタレート/
デカンジカルボキシレートなどのような共重合ポリエス
テルが挙げられる。
ンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリヘキシレンテレフタレ
ート、ポリエレンナフタレート、ポリブチレンナフタレ
ート、ポリエチレン−1,2−ビス(フェノキシ)エタ
ン−4,4’−ジカルボキシレート、ポリエチレンイソ
フタレート/テレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート/イソフタレート、ポリブチレンテレフタレート/
デカンジカルボキシレートなどのような共重合ポリエス
テルが挙げられる。
【0013】スチレン系樹脂としては、ポリスチレン、
ゴム変性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−ゴム質重合体−メタクリル酸メチル
共重合体(MBS樹脂)、スチレン−ゴム質重合体−ア
クリロニトリル共重合体(ABS樹脂、AES樹脂、A
AS樹脂)等が挙げられる。また、これらのスチレン系
樹脂は2種以上混合して使用することもできる。さらに
これらのスチレンおよび/またはアクリロニトリルの一
部がα−メチルスチレン、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、不飽和ジカルボン酸、不飽和ジカルボ
ン酸無水物等のスチレンと共重合し得る不飽和単量体に
置換されているものも含まれる。
ゴム変性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−ゴム質重合体−メタクリル酸メチル
共重合体(MBS樹脂)、スチレン−ゴム質重合体−ア
クリロニトリル共重合体(ABS樹脂、AES樹脂、A
AS樹脂)等が挙げられる。また、これらのスチレン系
樹脂は2種以上混合して使用することもできる。さらに
これらのスチレンおよび/またはアクリロニトリルの一
部がα−メチルスチレン、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、不飽和ジカルボン酸、不飽和ジカルボ
ン酸無水物等のスチレンと共重合し得る不飽和単量体に
置換されているものも含まれる。
【0014】ポリカーボネート系樹脂としては、芳香族
ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族−
芳香族ポリカーボネートなどが挙げられる。一般には
2,2−ビス(4−オキシフェニル)エーテル系、ビス
(4−オキシフェニル)スルホン、スルフィドまたはス
ルホキサイド系などのビスフェノール類からなる重合
体、もしくは共重合体であり、目的に応じてハロゲンで
置換されたビスフェノール類を用いた重合体である。
ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族−
芳香族ポリカーボネートなどが挙げられる。一般には
2,2−ビス(4−オキシフェニル)エーテル系、ビス
(4−オキシフェニル)スルホン、スルフィドまたはス
ルホキサイド系などのビスフェノール類からなる重合
体、もしくは共重合体であり、目的に応じてハロゲンで
置換されたビスフェノール類を用いた重合体である。
【0015】ポリフェニレンエーテル系樹脂とは、次式
(4)の単位を有するホモポリマーまたはコポリマーを
含むものである。
(4)の単位を有するホモポリマーまたはコポリマーを
含むものである。
【0016】
【化7】 (ここで、Q1、Q2、Q3およびQ4はそれぞれ独立
に、水素、ハロゲン、炭化水素、ハロ炭化水素、炭化水
素オキシおよびハロ炭化水素オキシで構成される群から
選択され、nはモノマー単位の総数を表わし20以上の
整数である。)また、ポリフェニレンエーテル系樹脂
は、ポリフェニレンエーテルに芳香族ビニル系単量体を
グラフト重合して得られるグラフト重合体、または不飽
和ジカルボン酸、不飽和ジカルボン酸無水物で変性され
たものも含まれる。具体的には、式(4)のポリマーと
(ゴム強化)ポリスチレンのブレンド物である変性PP
O、およびスチレンをグラフト重合してなるグラフト化
ポリフェニレンエーテルが代表的なものである。
に、水素、ハロゲン、炭化水素、ハロ炭化水素、炭化水
素オキシおよびハロ炭化水素オキシで構成される群から
選択され、nはモノマー単位の総数を表わし20以上の
整数である。)また、ポリフェニレンエーテル系樹脂
は、ポリフェニレンエーテルに芳香族ビニル系単量体を
グラフト重合して得られるグラフト重合体、または不飽
和ジカルボン酸、不飽和ジカルボン酸無水物で変性され
たものも含まれる。具体的には、式(4)のポリマーと
(ゴム強化)ポリスチレンのブレンド物である変性PP
O、およびスチレンをグラフト重合してなるグラフト化
ポリフェニレンエーテルが代表的なものである。
【0017】ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−1−ブテン共重合体、およびポリイソブ
チレンなどが挙げられる。
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−1−ブテン共重合体、およびポリイソブ
チレンなどが挙げられる。
【0018】ハロゲン化(モノ)オレフィン系樹脂とし
ては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリクロルトリフルオロエチレン
などが挙げられる。
ては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリクロルトリフルオロエチレン
などが挙げられる。
【0019】ポリグルタルイミド系樹脂とは、次式
(5)で示される環状イミド単位を含有する重合体また
は共重合体およびそのブレンド物である。
(5)で示される環状イミド単位を含有する重合体また
は共重合体およびそのブレンド物である。
【0020】
【化8】 (ただし式中のR1、R2およびR3は各々水素、炭素
数1〜20の置換あるいは非置換のアルキル基またはア
リール基を示す。)上記環状イミド単位を含有するなら
ば、いかなるポリグルタルイミドであっても本発明に適
用することができるが、通常は上記環状イミド単位中の
R1およびR2が水素またはメチル基であり、R3が水
素、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基または
フェニル基であるものが一般的に用いられる。
数1〜20の置換あるいは非置換のアルキル基またはア
リール基を示す。)上記環状イミド単位を含有するなら
ば、いかなるポリグルタルイミドであっても本発明に適
用することができるが、通常は上記環状イミド単位中の
R1およびR2が水素またはメチル基であり、R3が水
素、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基または
フェニル基であるものが一般的に用いられる。
【0021】ポリオキシメチレン系樹脂とは、オキシメ
チレン単独重合体、および主としてオキシメチレン単位
からなり主鎖中に2〜8個の隣接する炭素原子を有する
オキシアルキレン単位を15重量%以下含有するオキシ
メチレン共重合体を意味する。
チレン単独重合体、および主としてオキシメチレン単位
からなり主鎖中に2〜8個の隣接する炭素原子を有する
オキシアルキレン単位を15重量%以下含有するオキシ
メチレン共重合体を意味する。
【0022】ポリフェニレンスルフィド樹脂とは、次式
(6)で示される繰り返し単位を70モル%以上含む重
合体およびそのブレンド物、ガラス強化物などである。
(6)で示される繰り返し単位を70モル%以上含む重
合体およびそのブレンド物、ガラス強化物などである。
【0023】
【化9】 ポリフェニレンスルフィド樹脂やポリフェニレンエーテ
ル樹脂は本質的に難燃性であるが、単品およびブレンド
物に本発明の共重合型難燃剤を用いることは難燃性の向
上に有効である。
ル樹脂は本質的に難燃性であるが、単品およびブレンド
物に本発明の共重合型難燃剤を用いることは難燃性の向
上に有効である。
【0024】アクリル系樹脂とは、(メタ)アクリル酸
のメチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキルエ
ステル化合物の(共)重合体であり、具体的にはポリメ
タクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタ
クリル酸プロピル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリ
ル酸エチル、メタクリル酸メチル−メタクリル酸エチル
共重合体、メタクリル酸メチル−メタクリル酸ブチル共
重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸メチル共重合
体、メタクリル酸メチル−アクリル酸エチル共重合体、
メタクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重合体などが
挙げられる。これらのアクリル樹脂は1種または2種以
上用いることができる。
のメチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキルエ
ステル化合物の(共)重合体であり、具体的にはポリメ
タクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタ
クリル酸プロピル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリ
ル酸エチル、メタクリル酸メチル−メタクリル酸エチル
共重合体、メタクリル酸メチル−メタクリル酸ブチル共
重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸メチル共重合
体、メタクリル酸メチル−アクリル酸エチル共重合体、
メタクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重合体などが
挙げられる。これらのアクリル樹脂は1種または2種以
上用いることができる。
【0025】本発明における熱可塑性樹脂の製造法は特
に制限がなく、公知の製造法を用いることができる。例
えば、ポリフェニレンエーテルは米国特許第33068
74号明細書および第3306875号明細書ならびに
第3257357号明細書および第3257358号明
細書に記載のごとき手順に従ってフェノール類の反応に
よって製造することができる。
に制限がなく、公知の製造法を用いることができる。例
えば、ポリフェニレンエーテルは米国特許第33068
74号明細書および第3306875号明細書ならびに
第3257357号明細書および第3257358号明
細書に記載のごとき手順に従ってフェノール類の反応に
よって製造することができる。
【0026】スチレン系樹脂のABS樹脂は、特公昭5
8−1683号公報に記載のごとき手順に従って製造す
ることができる。
8−1683号公報に記載のごとき手順に従って製造す
ることができる。
【0027】ポリアミド系樹脂のナイロン6はε−カプ
ロラクタム水溶液を210〜250℃で反応せしめた
後、徐々に水分を除去しながら250〜330℃で重合
せしめる加圧重合法などで得ることができる。
ロラクタム水溶液を210〜250℃で反応せしめた
後、徐々に水分を除去しながら250〜330℃で重合
せしめる加圧重合法などで得ることができる。
【0028】熱可塑性樹脂と共重合型難燃剤は熱可塑性
樹脂10〜99重量部、共重合型難燃剤1〜90重量
部、好ましくは熱可塑性樹脂15〜98重量部、共重合
型難燃剤2〜85重量部、より好ましくは熱可塑性樹脂
20〜95重量部、共重合型難燃剤5〜80重量部の範
囲内で配合する。熱可塑性樹脂が10重量部未満では組
成物の機械的強度が低く、99重量部を越える場合は難
燃性が不足するため好ましくない。
樹脂10〜99重量部、共重合型難燃剤1〜90重量
部、好ましくは熱可塑性樹脂15〜98重量部、共重合
型難燃剤2〜85重量部、より好ましくは熱可塑性樹脂
20〜95重量部、共重合型難燃剤5〜80重量部の範
囲内で配合する。熱可塑性樹脂が10重量部未満では組
成物の機械的強度が低く、99重量部を越える場合は難
燃性が不足するため好ましくない。
【0029】難燃性樹脂組成物中のハロゲン含有量は特
に定めないが、十分な難燃性を得るため、好ましくは5
重量%以上、より好ましくは8重量%以上の含有量が推
奨される。
に定めないが、十分な難燃性を得るため、好ましくは5
重量%以上、より好ましくは8重量%以上の含有量が推
奨される。
【0030】本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法に関
しては特に制限はなく、通常公知の方法を採用すること
ができる。すなわち、共重合型難燃剤、熱可塑性樹脂を
ペレット、粉末、細片、溶液状態等で高速撹拌機等を用
いて均一混合した後、十分な混練能力のある単軸または
多軸の押出機で溶融混練する方法およびバンバリーミキ
サーやゴムロール機を用いて溶融混練する方法など、種
々の方法を採用することができる。
しては特に制限はなく、通常公知の方法を採用すること
ができる。すなわち、共重合型難燃剤、熱可塑性樹脂を
ペレット、粉末、細片、溶液状態等で高速撹拌機等を用
いて均一混合した後、十分な混練能力のある単軸または
多軸の押出機で溶融混練する方法およびバンバリーミキ
サーやゴムロール機を用いて溶融混練する方法など、種
々の方法を採用することができる。
【0031】本発明の難燃性樹脂組成物は目的に応じて
顔料や染料、ガラス繊維、金属繊維、金属フレーク、炭
素繊維等の補強材や充填材、熱安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、滑剤、可塑剤、帯電防止剤およ
び本発明の共重合型難燃剤以外の難燃剤等を添加するこ
とができる。
顔料や染料、ガラス繊維、金属繊維、金属フレーク、炭
素繊維等の補強材や充填材、熱安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、滑剤、可塑剤、帯電防止剤およ
び本発明の共重合型難燃剤以外の難燃剤等を添加するこ
とができる。
【0032】難燃性をさらに向上させるための手段とし
て、難燃助剤、特に特定の金属酸化物を組成物中に含有
させることは有効である。難燃助剤の例としては酸化ア
ンチモン、アンチモン酸ソーダ、酸化スズ、酸化鉄、酸
化亜鉛等が挙げられ、特に酸化アンチモンが本発明に有
効である。難燃助剤の添加量は0〜10重量部が好まし
い。
て、難燃助剤、特に特定の金属酸化物を組成物中に含有
させることは有効である。難燃助剤の例としては酸化ア
ンチモン、アンチモン酸ソーダ、酸化スズ、酸化鉄、酸
化亜鉛等が挙げられ、特に酸化アンチモンが本発明に有
効である。難燃助剤の添加量は0〜10重量部が好まし
い。
【0033】
【実施例】以下実施例をもって本発明をさらに詳しく説
明する。本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。なお実施例および比較例に記した特性値は次に述べ
る方法で測定評価した。
明する。本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。なお実施例および比較例に記した特性値は次に述べ
る方法で測定評価した。
【0034】(1)燃焼試験 UL規格の規定に準じて行った。
【0035】(2)成形品外観 燃焼試験片を射出成形し、成形品表面の肌荒れ、気泡、
色調などを見た。結果を次の記号で示した。 ○:光沢あり表面が平滑である。 △:光沢は落ちるが表面は平滑である。 ×:光沢もなく表面はザラザラである。
色調などを見た。結果を次の記号で示した。 ○:光沢あり表面が平滑である。 △:光沢は落ちるが表面は平滑である。 ×:光沢もなく表面はザラザラである。
【0036】(3)アイゾット衝撃強度 ASTM D256−56A 実施例1〜3、参考例1,2 表1に示した単量体組成で塊状重合して共重合型難燃剤
を製造した。
を製造した。
【0037】
【表1】 実施例4〜7、比較例1〜4 表2に示した配合割合で、共重合型難燃剤、熱可塑性樹
脂をヘンシェルミキサーで混合、ついで30mmφ2軸
押出機により押出しそれぞれペレット化した後、射出成
形に供し、各試験片を作製した。試験片の評価結果を表
2にあわせて示した。
脂をヘンシェルミキサーで混合、ついで30mmφ2軸
押出機により押出しそれぞれペレット化した後、射出成
形に供し、各試験片を作製した。試験片の評価結果を表
2にあわせて示した。
【0038】実施例4〜7の組成物は、難燃性、外観、
衝撃強度共に優れたものであった。
衝撃強度共に優れたものであった。
【0039】単一成分から成る難燃剤では(比較例1)
外観、強度に劣り、単量体1〜3の合計重量が30重量
%未満では(比較例2)燃焼性に劣っていた。
外観、強度に劣り、単量体1〜3の合計重量が30重量
%未満では(比較例2)燃焼性に劣っていた。
【0040】DBEを用いた場合(比較例3)外観およ
び強度が劣っており、共重合型難燃剤の配合量が90重
量%を超えると(比較例4)強度が劣っていた。
び強度が劣っており、共重合型難燃剤の配合量が90重
量%を超えると(比較例4)強度が劣っていた。
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明の共重合型難燃剤を使用した難燃
性樹脂組成物は、従来にない優れた機械的強度、外観を
有するものであり、電器・電子部品、ハウジングあるい
は自動車関連の部品、ハウジング、建築用部品・備品用
材料として好適なもので、産業上の利用価値はきわめて
大きい。
性樹脂組成物は、従来にない優れた機械的強度、外観を
有するものであり、電器・電子部品、ハウジングあるい
は自動車関連の部品、ハウジング、建築用部品・備品用
材料として好適なもので、産業上の利用価値はきわめて
大きい。
Claims (2)
- 【請求項1】 式(1)〜式(3)の少なくとも2種を
合計で30重量%以上共重合してなる共重合型難燃剤。 【化1】 【化2】 【化3】 (ここで、X〜Zは各々独立にBrまたはCl、l〜n
は各々独立に1〜5の整数を表わす。) - 【請求項2】 熱可塑性樹脂10〜99重量%および、
請求項1記載の共重合型難燃剤1〜90重量%からなる
難燃性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603992A JPH05230308A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 共重合型難燃剤および難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603992A JPH05230308A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 共重合型難燃剤および難燃性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05230308A true JPH05230308A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12458572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3603992A Pending JPH05230308A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 共重合型難燃剤および難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05230308A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011513537A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-04-28 | ダウ グローバル テクノロジーズ リミティド ライアビリティ カンパニー | 難燃添加剤としての臭素化ポリマー及びそれを含むポリマー系 |
| CN107759965A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-06 | 上海应用技术大学 | 一种膨胀型复配阻燃体系阻燃聚甲醛及其制备方法 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP3603992A patent/JPH05230308A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011513537A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-04-28 | ダウ グローバル テクノロジーズ リミティド ライアビリティ カンパニー | 難燃添加剤としての臭素化ポリマー及びそれを含むポリマー系 |
| CN107759965A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-06 | 上海应用技术大学 | 一种膨胀型复配阻燃体系阻燃聚甲醛及其制备方法 |
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