JPH0523096A - プレミツクスおよびプレミツクスを用いた食品 - Google Patents

プレミツクスおよびプレミツクスを用いた食品

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JPH0523096A
JPH0523096A JP3206293A JP20629391A JPH0523096A JP H0523096 A JPH0523096 A JP H0523096A JP 3206293 A JP3206293 A JP 3206293A JP 20629391 A JP20629391 A JP 20629391A JP H0523096 A JPH0523096 A JP H0523096A
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JP
Japan
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premix
crepe
weight
wheat flour
flour
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JP3206293A
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English (en)
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Hideo Maeda
秀夫 前田
Emiko Kanejima
恵美子 金島
Hirotaka Sasaki
博隆 佐々木
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食感(特に、くちどけ感や柔らかさ)および
風味が更に改良され食品が得られるプレミックスを提供
する。 【構成】 小麦粉49.8〜99.8重量%、糖類0〜
50重量%、およびグルコノデルタラクトン0.2〜5
重量%を含み、上記小麦粉と糖類の合計含量が60〜9
9.8重量%であり、かつ上記グルコノデルタラクトン
の含有重量比率が小麦粉と糖類の合計量に対して0.1
〜6.5であるプレミックス。上記プレミックスを利用
して焼成した、小麦粉、糖類、グルコノデルタラクトン
及び/またはグルコン酸塩、および蛋白質の含有重量比
率が、49.8〜99.8:0〜50:0.2〜5:0
〜25の固型分および水分からなる食品。このプレミッ
クスはクレープ用に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレミックスおよび該
プレミックスを利用して調製した生地を焼成することに
より得られる食品に関する。更に詳しくは本発明は、ク
レープを作るために有利に利用できるプレミックスに関
する。
【0002】
【従来の技術】クレープは、フランス語で非常に薄いパ
ンケーキのことを意味する。クレープの基本的な配合と
しては、例えば、小麦粉100重量部、砂糖10〜50
重量部、卵100〜150重量部、油脂15〜40重量
部、食塩0〜1重量部および牛乳100〜300重量部
からなるものが知られており、ホットケーキやスポンジ
ケーキなどの配合と異り、通常膨剤(重炭酸ナトリウム
(重曹)などのアルカリ性ベーキングパウダー)は含ま
れていないか、含まれていても極めて僅かな量である。
【0003】上記のような配合からなるクレープは、例
えば、以下のようにして作ることができる。まず、小麦
粉100gに卵2個(約110g)を加え、よく混ぜあ
わせる。次に、食塩0.5gと砂糖30gを上記の混合
物に加え、さらに牛乳200gを加えて、混合する。最
後に溶かしバター25gを生地に混ぜ込んで、クレープ
種を調製する。得られた種をフライパンに流し、薄く延
ばして両面を焼き上げる。このようにして焼き上げたク
レープは、厚さ3ミリ程度の、ほとんど膨化してない食
品であり、通常、果物の甘煮や、果物の入ったクリーム
などを挟んだり、巻いたりして食す。
【0004】従来より、上記のようなクレープが簡単に
作れるように、前記の基本配合に基づき、予め小麦粉、
砂糖を主体とし、これに植物油脂、食塩、香料などが混
合されてなるプレミックスが知られている。このような
プレミックスを利用してクレープを作るには、プレミッ
クスに卵、牛乳、油脂等を添加、混合して生地を調製し
たのち、前述のように焼成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配合のプレミックスから得られるクレープは、食感(特
に、くちどけ感や柔らかさ)および風味の点において不
充分であり、更にこれらの点の改良が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、小麦粉49.
8〜99.8重量%、糖類0〜50重量%、およびグル
コノデルタラクトン0.2〜5重量%を含み、上記小麦
粉と糖類の合計含量が60〜99.8重量%であり、か
つ上記グルコノデルタラクトンの含有重量比率が小麦粉
と糖類の合計量に対して0.1〜6.5であるプレミッ
クスにある。
【0007】また本発明は、上記の配合からなるプレミ
ックスに、卵、牛乳、クリーム、水、油脂、あるいはこ
れらの混合物を添加混合して調製した生地を焼成するこ
とによって得られる、小麦粉、糖類、グルコノデルタラ
クトン及び/またはグルコン酸塩、および蛋白質の含有
重量比率が、49.8〜99.8:0〜50:0.2〜
5:0〜25の固型分および水分からなる食品にある。
尚、上記の食品中のグルコン酸塩は前述したように、わ
ずかに含まれる(0.5重量%未満)重層などのアルカ
リ性ベーキングパウダーの分解生成物とグルコノデルタ
ラクトンとの開環生成物とから形成される。
【0008】以下に、本発明のプレミックスについて詳
細に説明する。
【0009】本発明のプレミックスに48.8〜99.
8重量%(好ましくは65.0〜85.0重量%)含ま
れる小麦粉の種類については特に制限はない。すなわ
ち、漂白剤や小麦粉改良剤を使用していない無漂白小麦
粉、漂白小麦粉、あるいは特開昭62−96032号公
報、特開昭63−258529号公報に記載されている
ような熱処理した小麦粉などのいずれをも用いることが
できる。
【0010】本発明のプレミックスに0〜50重量%
(好ましくは10〜30重量%)含まれる糖類としては
単糖類、二糖類および糖誘導体(糖アルコールなど)な
どが好ましく利用できる。具体的にはグルコース、キシ
ロース、フラクトースなどの単糖類、蔗糖、ラクトー
ス、マルトースなどの二糖類、およびソルビトール、マ
ンニトールなどの糖誘導体(糖アルコール)から、一種
もしくは二種以上を適宜選択して用いることができる。
なお、二糖類を越える糖類を併用してもよい。また本発
明のプレミックスでは、小麦粉と糖類の総配合量は60
〜99.8重量%の範囲にあり、好ましくは75〜9
9.0重量%の範囲である。
【0011】本発明のプレミックスには、グルコノデル
タラクトン(GDL)が0.2〜5.0重量%配合され
ている。好ましくは、0.3〜4.0重量%、更に好ま
しくは、0.6〜3.0重量%である。なお、グルコノ
デルタラクトンと併用して、グルコン酸塩(例えば、グ
ルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸
アンモニウム)を使用してもよい。本発明のプレミック
スにおいてグルコノデルタラクトンは、小麦粉と糖類
(100重量部)に対して、0.1〜6.5重量部の量
で配合されていることが好ましく、更に好ましくは1.
0〜4.0重量部の量である。
【0012】本発明のプレミックスは、前述の小麦粉、
糖類、およびグルコノデルタラクトンの基本配合の他に
食塩、穀粉、油脂などの公知の各種配合物が配合されて
いてもよい。使用する穀粉としては、馬鈴薯、さつま
芋、小麦粉、とうもろこし等の原料から得られる澱粉、
例えば、馬鈴薯澱粉、小麦粉澱粉、コーンスターチなど
が好ましい。また米粉(うるち粉、もちごめ粉)なども
使用できる。
【0013】本発明のプレミックスの調製においては、
必要に応じて各種の添加剤を添加することができる。こ
のような添加剤の例としては、蛋白質、フレーバー、着
色料、野菜パウダー等を挙げることができる。
【0014】本発明のプレミックスは、前述した成分を
所定の割合で配合したのち、常法に従い充分混合して調
製することができる。
【0015】本発明のプレミックスを公知の方法を利用
して卵、牛乳、クリーム、水、油脂あるいはこれらの任
意の混合物を適当量配合し、ミキサー等で混練すること
により、クレープ生地を調製することができる。そして
得られた生地を焼成することによりクレープを得ること
ができる。焼成手段としてはフライパンやグリル、ある
いはホットプレート、オーブン、オーブントースター等
の電気ヒーターが利用できる。なお、このようにして得
られたクレープには、わずかに含まれる(0.5重量%
未満)重曹などのアルカリ性ベーキングパウダーの分解
生成物とグルコノデルタラクトンの開環生成物とから形
成されるグルコン酸塩が含まれていることがある。
【0016】
【実施例】以下に、実施例および比較例を記載して本発
明のプレミックスを更に具体的に説明する。但し、本発
明はこれらの例に限定されない。
【0017】[実施例1] クレープ用プレミックスの調製 薄力小麦粉80重量%、砂糖12.5重量%、グルコノ
デルタラクトン1.0重量%、食塩0.5重量%、パー
ム硬化油脂(融点45℃)5.0重量%、および卵黄粉
1.0重量%を混合してクレープ用プレミックスを調製
した。
【0018】[実施例2〜4]実施例1において、クレ
ープ用プレミックスの配合割合を下記の第1表に記載の
ように変動させた以外は、実施例1と同様に操作して本
発明に従うクレープ用プレミックスを調製した。
【0019】[比較例1〜2]実施例1において、クレ
ープ用プレミックスの配合割合を下記の第1表に記載の
ように変動させた以外は、実施例1と同様に操作して比
較用のクレープ用プレミックスを調製した。
【0020】以上のようにして調製したクレープ用プレ
ミックスの配合を以下の第1表に示す。
【0021】 第1表 ──────────────────────────────────── 実 施 例(重量%) 比較例(重量%) ─────────────────── ─────── 配合 1 2 3 4 1 2 ──────────────────────────────────── 薄力小麦粉 80.0 75.0 70.0 74.0 70.0 74.0 小麦粉澱粉 − − 4.5 − − − 砂糖 12.5 20.0 10.0 24.5 25.0 25.0 ソルビトール − − 5.0 − − − グルコノデルタ 1.0 2.5 1.0 1.5 − 7.0 ラクトン(GDL) 重曹 − 0.1 0.1 − − − 食塩 0.5 0.4 0.4 − − − パーム硬化油脂 5.0 1.0 4.0 − − − (融点45℃) ラード完硬モノ − 1.0 − − − − グリセリド 卵黄粉 1.0 − 5.0 − − − ──────────────────────────────────── 合計(100.0重量%) ────────────────────────────────────
【0022】クレープ生地の調製 上記で調製したプレミックス(実施例1〜4および比較
例1〜2)を使用して以下のようにして各種のクレープ
生地を調製た。プレミックス100gに卵110gを入
れ、泡立器で混合した。次に、この混合物に牛乳200
gを3回に分けて添加混合した。最後にサラダ油15g
を上記の生地に加えて混合してクレープ生地(種)を調
製した。
【0023】クレープの作成 上記で得られた各種のクレープ生地を用いて以下のよう
にしてクレープを作った。クレープ生地50gをフライ
パンに流しこみ、中火で焼成した。生地の表面が乾燥し
てきたら裏返して焼き、クレープを得た。
【0024】[比較例3](プレミックスとしてではな
く、各成分を配合して生地を調製)小麦粉100gに卵
110gを入れ、泡立器で混合した。次に、この混合物
に食塩0.5g、砂糖30gを添加し、さらに牛乳20
0gを3回に分けて添加混合した。最後に溶かしバター
25gを上記の生地に加えて混合してクレープ生地
(種)を調製した。このようにして調製したクレープ生
地を利用して前記と同様にして焼成し、クレープを作っ
た。
【0025】上記のようにして得たクレープについて、
食感(口溶け、柔らかさ)および風味を10人のパネリ
ストによるパネルテストで官能評価した。評価基準は以
下の通りである。 A:10人中8人以上が良好であると認めた。 B:10人中5〜7人が良好であると認めた。 C:10人中3〜4人が良好であると認めた。 D:10人中8人以上が不良好であると認めた。 結果を以下の第2表に示す。なお、下記の第2表におい
て、比較例3の配合は小麦粉、砂糖および食塩の合計量
を100とした場合の配合である。
【0026】 第2表 ──────────────────────────────────── 配合の主成分(重量%) 小麦粉 評価結果 ───────────── +砂糖 GDL 口 柔ら 風 小麦粉 砂糖 GDL(重量%)小麦粉+砂糖 溶け かさ 味 ──────────────────────────────────── 実施例 1 80.0 12.5 1.0 92.5 1.1 B B B 2 75.0 20.0 2.5 95.0 2.6 B A B 3 70.0 10.0 1.0 85.0 1.2 B A B 4 74.0 24.5 1.5 98.5 1.5 B B B ──────────────────────────────────── 比較例 1 75.0 25.0 − 100.0 − C C C 2 68.0 25.0 7.0 93.0 7.5 B B D 3 76.6 23.0 − 99.6 − C C B ────────────────────────────────────
【0027】上記第2表に示された結果から明らかなよ
うに、本発明に従うプレミックス(実施例1〜4)を用
いて作ったクレープは、食感(口溶け、柔らかさ)およ
び風味ともに良好である。一方、比較例1〜3は、食感
(口溶け、柔らかさ)および風味ともに不充分であり、
特に比較例2(GDLを特定量以上に含むプレミック
ス)は風味の低下が著しい。
【0028】
【発明の効果】特定量のグルコノデルタラクトンを含む
本発明のプレミックスを利用することにより、風味、食
感(口溶け、柔らかさ)ともに良好な食品が得られる。
特に、本発明のプレミックスはクレープ用として好適で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉49.8〜99.8重量%、糖類
    0〜50重量%、およびグルコノデルタラクトン0.2
    〜5重量%を含み、上記小麦粉と糖類の合計含量が60
    〜99.8重量%であり、かつ上記グルコノデルタラク
    トンの含有重量比率が小麦粉と糖類の合計量に対して
    0.1〜6.5であるプレミックス。
  2. 【請求項2】 クレープ用である請求項1に記載のプレ
    ミックス。
  3. 【請求項3】 小麦粉、糖類、グルコノデルタラクトン
    及び/またはグルコン酸塩、および蛋白質の含有重量比
    率が、49.8〜99.8:0〜50:0.2〜5:0
    〜25の固型分および水分からなる食品。
  4. 【請求項4】 食品がクレープである請求頁3に記載の
    食品。
JP3206293A 1991-07-22 1991-07-22 プレミツクスおよびプレミツクスを用いた食品 Pending JPH0523096A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996017521A1 (en) * 1994-12-07 1996-06-13 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Utilization of sodium and potassium gluconates for baked goods
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