JPH05231258A - 分配型噴射ポンプ - Google Patents
分配型噴射ポンプInfo
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- JPH05231258A JPH05231258A JP4037688A JP3768892A JPH05231258A JP H05231258 A JPH05231258 A JP H05231258A JP 4037688 A JP4037688 A JP 4037688A JP 3768892 A JP3768892 A JP 3768892A JP H05231258 A JPH05231258 A JP H05231258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- governor
- pump
- injection amount
- idle
- Prior art date
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分配型噴射ポンプの始動時噴射特性を変更す
る。 【構成】 分配型噴射ポンプの遠心力式ガバナ20のガ
バナシャフト22と当該ガバナシャフトに外嵌されフラ
イウェイト26とスタートスプリング30、アイドルス
プリング31及びコントロールスプリング32との間に
介在されてフライウェイトの拡開に応じて移動するガバ
ナスリーブ23との間に、所定の長さとばね定数とを有
するスプリング45を縮設した構成としたものである。
る。 【構成】 分配型噴射ポンプの遠心力式ガバナ20のガ
バナシャフト22と当該ガバナシャフトに外嵌されフラ
イウェイト26とスタートスプリング30、アイドルス
プリング31及びコントロールスプリング32との間に
介在されてフライウェイトの拡開に応じて移動するガバ
ナスリーブ23との間に、所定の長さとばね定数とを有
するスプリング45を縮設した構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分配型噴射ポンプに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンに燃料を供給する燃
料ポンプとして、列型噴射ポンプと分配(VE)型噴射
ポンプとがあり、分配型噴射ポンプは、エンジンの気筒
数に関係なく一本のプランジャが回転しながらエンジン
の各気筒に燃料を分配供給するもので、ガバナ、オート
マチックタイマ、フィードポンプ等を内蔵しており、小
型軽量、且つ高速回転可能であり、特に、小排気量のデ
ィーゼルエンジンに採用されている。
料ポンプとして、列型噴射ポンプと分配(VE)型噴射
ポンプとがあり、分配型噴射ポンプは、エンジンの気筒
数に関係なく一本のプランジャが回転しながらエンジン
の各気筒に燃料を分配供給するもので、ガバナ、オート
マチックタイマ、フィードポンプ等を内蔵しており、小
型軽量、且つ高速回転可能であり、特に、小排気量のデ
ィーゼルエンジンに採用されている。
【0003】図2は、分配型噴射ポンプ(以下、単に
「噴射ポンプ」という)の一例を示し、ポンプハウジン
グ1に内蔵されドライブシャフト2と一体的に回転する
遠心力式(ベーン式)フィードポンプ3は、燃料タンク
から燃料フィルタ(共に図示せず)を介して一回転当た
り一定量の燃料を吸い込み、フィードポンプカバー上部
の孔を通してポンプ室4に圧送する。尚、フィードポン
プ3の燃料圧は、プレーシャレギュレーティングバルブ
5により制御される。また、フィードポンプ3は、分か
り易くするために90°展開して描いてある。
「噴射ポンプ」という)の一例を示し、ポンプハウジン
グ1に内蔵されドライブシャフト2と一体的に回転する
遠心力式(ベーン式)フィードポンプ3は、燃料タンク
から燃料フィルタ(共に図示せず)を介して一回転当た
り一定量の燃料を吸い込み、フィードポンプカバー上部
の孔を通してポンプ室4に圧送する。尚、フィードポン
プ3の燃料圧は、プレーシャレギュレーティングバルブ
5により制御される。また、フィードポンプ3は、分か
り易くするために90°展開して描いてある。
【0004】ポンププランジャ6は、ドライブシャフト
2にカップリングで接続されたカムプレート7により駆
動され、プランジャスプリング8によりカムプレート7
に押圧されている。このカムプレート7は、エンジンの
シリンダと同数のフェイスカムが形成されており、ドラ
イブシャフト2により回転されると固定されたローラ9
上を規定のカムリフトだけ往復運動する。これに伴いカ
ムプレート7に接続されたプランジャ6が回転運動をす
ると共に往復運動をして燃料を吸入した後分配圧送を行
なう。燃料の圧送は、プランジャ6が右方に移動し始め
た時に開始され、ポンプハウジング1に形成された分配
路10、デリバリバルブ11を通って噴射ノズル(図示
せず)から高圧噴射され、更にプランジャ6が右動し
て、プランジャスピルポート6aがスピルリング12の
図中右端面からポンプ室4に開放された時に終了する。
2にカップリングで接続されたカムプレート7により駆
動され、プランジャスプリング8によりカムプレート7
に押圧されている。このカムプレート7は、エンジンの
シリンダと同数のフェイスカムが形成されており、ドラ
イブシャフト2により回転されると固定されたローラ9
上を規定のカムリフトだけ往復運動する。これに伴いカ
ムプレート7に接続されたプランジャ6が回転運動をす
ると共に往復運動をして燃料を吸入した後分配圧送を行
なう。燃料の圧送は、プランジャ6が右方に移動し始め
た時に開始され、ポンプハウジング1に形成された分配
路10、デリバリバルブ11を通って噴射ノズル(図示
せず)から高圧噴射され、更にプランジャ6が右動し
て、プランジャスピルポート6aがスピルリング12の
図中右端面からポンプ室4に開放された時に終了する。
【0005】ポンプハウジング1の下部に内蔵されてい
る油圧式タイマ15は、ポンプ室4内の燃料圧により作
動してローラリングを回動させることにより進角させ噴
射タイミングを制御する。尚、油圧式タイマ15は、分
かり易くするために90°展開して描いてある。また、
燃料カットソレノイド16は、イグニッションスイッチ
回路に接続されており、イグニッションスイッチをオフ
にした時に消勢されてエンジンに供給する燃料をカット
し、当該エンジンを停止させる。
る油圧式タイマ15は、ポンプ室4内の燃料圧により作
動してローラリングを回動させることにより進角させ噴
射タイミングを制御する。尚、油圧式タイマ15は、分
かり易くするために90°展開して描いてある。また、
燃料カットソレノイド16は、イグニッションスイッチ
回路に接続されており、イグニッションスイッチをオフ
にした時に消勢されてエンジンに供給する燃料をカット
し、当該エンジンを停止させる。
【0006】ポンプハウジング1の上部には遠心力式オ
ールスピードガバナ20が内蔵されており、当該遠心力
式オールスピードガバナ20は、ポンプハウジング1に
基端が固定されたガバナシャフト22に回転可能に軸支
されドライブシャフト2に固定されているギヤ21にギ
ヤ24を介して噛合されており、当該ギヤ24に固定さ
れたフライウェイトホルダ25に収納されドライブシャ
フト2の回転に伴う遠心力により拡開するフライウェイ
ト26の遠心力と、スタートスプリング30、アイドル
スプリング31、コントロールスプリング32等のばね
力との釣り合う位置にガバナスリーブ23を移動させ、
コントロールレバー28、テンションレバー29を介し
てプランジャ6のスピルポート6aを閉塞しているスピ
ルリング12を移動させて燃料噴射量を制御する。
ールスピードガバナ20が内蔵されており、当該遠心力
式オールスピードガバナ20は、ポンプハウジング1に
基端が固定されたガバナシャフト22に回転可能に軸支
されドライブシャフト2に固定されているギヤ21にギ
ヤ24を介して噛合されており、当該ギヤ24に固定さ
れたフライウェイトホルダ25に収納されドライブシャ
フト2の回転に伴う遠心力により拡開するフライウェイ
ト26の遠心力と、スタートスプリング30、アイドル
スプリング31、コントロールスプリング32等のばね
力との釣り合う位置にガバナスリーブ23を移動させ、
コントロールレバー28、テンションレバー29を介し
てプランジャ6のスピルポート6aを閉塞しているスピ
ルリング12を移動させて燃料噴射量を制御する。
【0007】更に、付加装置としてエンジンの出力を増
すために過給圧に応じて噴射量を増量して最適な燃焼状
態にする過給圧補償装置例えば、図3及び図4に示すよ
うなブーストコンペンセータ50がある。このブースト
コンペンセータ50は、噴射ポンプのガバナ20の上方
に装着され、ターボ過給圧即ち、インテークマニホール
ド内圧力により作動するダイヤフラム51、当該ダイヤ
フラム51により上下動されテーパ部が設けられたプッ
シュロッド52、プッシュロッド52のテーパ部52a
により左右に移動されるコネクティングピン53、ピン
54により回動可能に支持され上端がコネクティングピ
ン52に当接し、下端のストッパ部55aがテンショッ
レバー29の上端に当接して当該テンションレバー29
の回動量を規制するコントロールアーム55等により構
成されている。
すために過給圧に応じて噴射量を増量して最適な燃焼状
態にする過給圧補償装置例えば、図3及び図4に示すよ
うなブーストコンペンセータ50がある。このブースト
コンペンセータ50は、噴射ポンプのガバナ20の上方
に装着され、ターボ過給圧即ち、インテークマニホール
ド内圧力により作動するダイヤフラム51、当該ダイヤ
フラム51により上下動されテーパ部が設けられたプッ
シュロッド52、プッシュロッド52のテーパ部52a
により左右に移動されるコネクティングピン53、ピン
54により回動可能に支持され上端がコネクティングピ
ン52に当接し、下端のストッパ部55aがテンショッ
レバー29の上端に当接して当該テンションレバー29
の回動量を規制するコントロールアーム55等により構
成されている。
【0008】アクセルペダルが踏み込まれテンションレ
バー29がコントロールアーム55のストッパ部55a
に当たった状態で過給圧が高くなると、ダイヤフラム5
1が押動され、図4に示すようにプッシュロッド52が
下動する。これに伴いプッシュロッド52のテーパ部5
2aのテーパ分だけコネクティングピン53を介してコ
ントロールアーム55のストッパ部55aが左方に移動
し、ピン38を支点としてテンションレバー29を反時
計方向に回動させ、スピルリング12を噴射量増側に移
動させる。
バー29がコントロールアーム55のストッパ部55a
に当たった状態で過給圧が高くなると、ダイヤフラム5
1が押動され、図4に示すようにプッシュロッド52が
下動する。これに伴いプッシュロッド52のテーパ部5
2aのテーパ分だけコネクティングピン53を介してコ
ントロールアーム55のストッパ部55aが左方に移動
し、ピン38を支点としてテンションレバー29を反時
計方向に回動させ、スピルリング12を噴射量増側に移
動させる。
【0009】全負荷時に回転速度の上昇と共に過給圧も
高くなり、これに伴い噴射量が増量する。過給圧は、ウ
エストゲートバルブ(図示せず)の作動により一定に保
持されるために噴射量の最大量が規制される。そして、
或る回転数以上になるとガバナ20の最高速度制御によ
り噴射量を減らして最高回転数を規制するようにしてい
る。
高くなり、これに伴い噴射量が増量する。過給圧は、ウ
エストゲートバルブ(図示せず)の作動により一定に保
持されるために噴射量の最大量が規制される。そして、
或る回転数以上になるとガバナ20の最高速度制御によ
り噴射量を減らして最高回転数を規制するようにしてい
る。
【0010】このブーストコンペンセータ50を備えた
分配型噴射ポンプの一般的な噴射量特性(ポンプ回転数
N−噴射量Q)は、図6の折線Iで示すように表され、
始動時増量特性(Ia)からアイドル時噴射量特性(I
b)又は全負荷時噴射量特性(Id)に至り、更に全負
荷時の回転速度の上昇と共に過給圧も高くなり噴射量が
増加して過給時増量特性(Ie)に至り、ポンプ回転数
が或る回転数以上になるとガバナ20の最高速度制御に
より噴射量が減らされ、最高回転数が規制される。尚、
無過給時の特性を点線で示してある。
分配型噴射ポンプの一般的な噴射量特性(ポンプ回転数
N−噴射量Q)は、図6の折線Iで示すように表され、
始動時増量特性(Ia)からアイドル時噴射量特性(I
b)又は全負荷時噴射量特性(Id)に至り、更に全負
荷時の回転速度の上昇と共に過給圧も高くなり噴射量が
増加して過給時増量特性(Ie)に至り、ポンプ回転数
が或る回転数以上になるとガバナ20の最高速度制御に
より噴射量が減らされ、最高回転数が規制される。尚、
無過給時の特性を点線で示してある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記過
給圧補償装置を備えた噴射ポンプにおいては、その構造
上図6の特性に示すように、始動時の燃料増量Q’を、
過給時における燃料増量Q”よりも低減させることが出
来ない。このためこのような特性を有する噴射ポンプ
は、車両を停止させた状態でアイドル運転状態からアク
セルペダルを急激に踏み込む所謂フリー加速時や発進加
速時における噴射量が、アイドル位置Ipから矢線IIの
ような経路を経て全負荷時噴射量特性(Id)に移行す
ることとなり、この結果、移行途中の領域Icにおける
噴射量が多過ぎてスモークの発生要因となるという問題
がある。
給圧補償装置を備えた噴射ポンプにおいては、その構造
上図6の特性に示すように、始動時の燃料増量Q’を、
過給時における燃料増量Q”よりも低減させることが出
来ない。このためこのような特性を有する噴射ポンプ
は、車両を停止させた状態でアイドル運転状態からアク
セルペダルを急激に踏み込む所謂フリー加速時や発進加
速時における噴射量が、アイドル位置Ipから矢線IIの
ような経路を経て全負荷時噴射量特性(Id)に移行す
ることとなり、この結果、移行途中の領域Icにおける
噴射量が多過ぎてスモークの発生要因となるという問題
がある。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、アイドル特性、全負荷特性を損なわず始動時特性を
変更してフリー加速時や発進加速時におけるスモークの
発生を大幅に抑制することが可能な分配型噴射ポンプを
提供することを目的とする。
で、アイドル特性、全負荷特性を損なわず始動時特性を
変更してフリー加速時や発進加速時におけるスモークの
発生を大幅に抑制することが可能な分配型噴射ポンプを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、ポンプ回転数に応じて拡開するフラ
イウェイトの遠心力とスタートスプリング、アイドルス
プリング及びコントロールスプリングの各スプリングの
ばね力との協働により噴射量を制御するガバナと過給圧
補償装置とを備えた分配型噴射ポンプにおいて、前記ガ
バナのガバナシャフトと当該ガバナシャフトに外嵌され
前記フライウェイトと前記各スプリングとの間に介在さ
れて前記フライウェイトの拡開に応じて移動するガバナ
スリーブとの間に所定の長さとばね定数とを有するスプ
リングを縮設した構成としたものである。
に本発明によれば、ポンプ回転数に応じて拡開するフラ
イウェイトの遠心力とスタートスプリング、アイドルス
プリング及びコントロールスプリングの各スプリングの
ばね力との協働により噴射量を制御するガバナと過給圧
補償装置とを備えた分配型噴射ポンプにおいて、前記ガ
バナのガバナシャフトと当該ガバナシャフトに外嵌され
前記フライウェイトと前記各スプリングとの間に介在さ
れて前記フライウェイトの拡開に応じて移動するガバナ
スリーブとの間に所定の長さとばね定数とを有するスプ
リングを縮設した構成としたものである。
【0014】
【作用】ガバナシャフトとガバナスリーブとの間に縮設
されたスプリングにより、始動時におけるスピルリング
位置が全負荷時におけるスピルリング位置と略同じ位置
にセットされ、これに伴い始動時のプランジャの有効ス
トロークが短くなり、始動時増量が行われなくなる。こ
れにより過給時燃料量よりも少ない始動燃料量が得られ
る。そして、フリー加速時、発進加速時にアイドル噴射
量から直接全負荷時噴射量に制御され、燃料が過剰に供
給されることが防止される。これによりスモークの発生
が大幅に抑制される。
されたスプリングにより、始動時におけるスピルリング
位置が全負荷時におけるスピルリング位置と略同じ位置
にセットされ、これに伴い始動時のプランジャの有効ス
トロークが短くなり、始動時増量が行われなくなる。こ
れにより過給時燃料量よりも少ない始動燃料量が得られ
る。そして、フリー加速時、発進加速時にアイドル噴射
量から直接全負荷時噴射量に制御され、燃料が過剰に供
給されることが防止される。これによりスモークの発生
が大幅に抑制される。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。尚、図2と同一部材には同一符号を付してあ
る。図1は、本発明を適用した分配型噴射ポンプの遠心
力式ガバナ(以下単に「ガバナ」という)を示し、ガバ
ナ20のガバナシャフト22は、基端がハウジング1に
固定され、先端は同心的に段差をなして小径とされ、ガ
バナスリーブ23が軸方向に摺動可能に外嵌されてい
る。ギヤ24は、ガバナシャフト22に回転可能に軸支
されドライブシャフト2に固定されているギヤ21(図
2)と噛合している。
詳述する。尚、図2と同一部材には同一符号を付してあ
る。図1は、本発明を適用した分配型噴射ポンプの遠心
力式ガバナ(以下単に「ガバナ」という)を示し、ガバ
ナ20のガバナシャフト22は、基端がハウジング1に
固定され、先端は同心的に段差をなして小径とされ、ガ
バナスリーブ23が軸方向に摺動可能に外嵌されてい
る。ギヤ24は、ガバナシャフト22に回転可能に軸支
されドライブシャフト2に固定されているギヤ21(図
2)と噛合している。
【0016】ギヤ24の一端面にはフライウェイトホル
ダ25が固定されており、当該フライウェイトホルダ2
5内にはフライウェイト26が複数例えば、4個拡開可
能に収納されている。これらのフライウェイト26は、
各基端がガバナスリーブ23の基端に係合されており、
回転に応じて発生する遠心力により拡開してガバナスリ
ーブ23を軸方向に摺動させる。
ダ25が固定されており、当該フライウェイトホルダ2
5内にはフライウェイト26が複数例えば、4個拡開可
能に収納されている。これらのフライウェイト26は、
各基端がガバナスリーブ23の基端に係合されており、
回転に応じて発生する遠心力により拡開してガバナスリ
ーブ23を軸方向に摺動させる。
【0017】ガイドレバー27は、下端がピン35によ
りポンプハウジング1に回動可能に軸支され、且つ当該
下端とポンプハウジング1との間にはレバーサポートス
プリング36が縮設されており、上端が当該ポンプハウ
ジング1に進退可能に螺着されたフルロードストッパ3
7の先端に圧接されている。また、コントロールレバー
28、テンションレバー29の各下端は、夫々ピン38
を介してガイドレバー27の下端に回動可能に軸支され
ており、コントロールレバー28の下端28aは、スピ
ルリング12の溝12aに係合されている。
りポンプハウジング1に回動可能に軸支され、且つ当該
下端とポンプハウジング1との間にはレバーサポートス
プリング36が縮設されており、上端が当該ポンプハウ
ジング1に進退可能に螺着されたフルロードストッパ3
7の先端に圧接されている。また、コントロールレバー
28、テンションレバー29の各下端は、夫々ピン38
を介してガイドレバー27の下端に回動可能に軸支され
ており、コントロールレバー28の下端28aは、スピ
ルリング12の溝12aに係合されている。
【0018】スタートスプリング30は、コントロール
レバー28とテンションレバー29との間に介在されて
おり、上端がコントロールレバー28の上端に固定さ
れ、下端がテンションレバー29の下部に圧接されてい
る。また、アイドルスプリング31は、コントロールレ
バー28の上端とテンションレバー29の上部との間に
介在されている。コントロールスプリング32は、一端
がスプリングフック39を介してテンションレバー29
の上端に係止され、他端がアジャスティングレバー41
の一端に係止されてこれら両者間に張設されている。更
にテンションレバー29とスプリングフック39との間
にはダンパスプリング40が縮設されている。また、ア
ジャスティングレバー41の他端は、アクセルペダル
(図示せず)に連結されいる。
レバー28とテンションレバー29との間に介在されて
おり、上端がコントロールレバー28の上端に固定さ
れ、下端がテンションレバー29の下部に圧接されてい
る。また、アイドルスプリング31は、コントロールレ
バー28の上端とテンションレバー29の上部との間に
介在されている。コントロールスプリング32は、一端
がスプリングフック39を介してテンションレバー29
の上端に係止され、他端がアジャスティングレバー41
の一端に係止されてこれら両者間に張設されている。更
にテンションレバー29とスプリングフック39との間
にはダンパスプリング40が縮設されている。また、ア
ジャスティングレバー41の他端は、アクセルペダル
(図示せず)に連結されいる。
【0019】ガバナスリーブ23内には当該ガバナスリ
ーブ23の先端内面とガバナシャフト22の端面との間
にスプリング45が収納されており、当該スプリング4
5は、一端がガバナシャフト22の端面に、他端が当該
ガバナスリーブ23の先端内面に圧接されている。そし
て、スプリング45は、その長さ、ばね定数が夫々所定
の値に設定されている。即ち、スプリング45のばね力
Fcは、スタートスプリング30のばね力Faとアイド
ルスプリング31のばね力Fbとの和(Fa+Fb)よ
りも僅かに大きく(F>Fa+Fb)設定されている。
このスプリング45は、アイドル安定性、全負荷時の燃
料特性を損なうことなく始動時の燃料特性を変更するた
めのものである。尚、前記ブーストコンペンセータ(過
給圧補償装置)は、コントロールアーム55の下部のみ
を図示してある。
ーブ23の先端内面とガバナシャフト22の端面との間
にスプリング45が収納されており、当該スプリング4
5は、一端がガバナシャフト22の端面に、他端が当該
ガバナスリーブ23の先端内面に圧接されている。そし
て、スプリング45は、その長さ、ばね定数が夫々所定
の値に設定されている。即ち、スプリング45のばね力
Fcは、スタートスプリング30のばね力Faとアイド
ルスプリング31のばね力Fbとの和(Fa+Fb)よ
りも僅かに大きく(F>Fa+Fb)設定されている。
このスプリング45は、アイドル安定性、全負荷時の燃
料特性を損なうことなく始動時の燃料特性を変更するた
めのものである。尚、前記ブーストコンペンセータ(過
給圧補償装置)は、コントロールアーム55の下部のみ
を図示してある。
【0020】以下に作用を説明する。エンジン停止時に
アクセルペダルを踏み込んでアジャスティングレバー4
1をフルの方向に回動させると、コントロールスプリン
グ32が引っ張られ、この張力によりテンションレバー
29は、上部が過給圧補償装置のコントロールアーム5
5のストッパ部55aに当接するまで図中反時計方向に
回動する。このときフライウェイト26は、静止してお
り、弱い張力のスタートスプリング30がコントロール
レバー28をガバナスリーブ23に押し付ける。
アクセルペダルを踏み込んでアジャスティングレバー4
1をフルの方向に回動させると、コントロールスプリン
グ32が引っ張られ、この張力によりテンションレバー
29は、上部が過給圧補償装置のコントロールアーム5
5のストッパ部55aに当接するまで図中反時計方向に
回動する。このときフライウェイト26は、静止してお
り、弱い張力のスタートスプリング30がコントロール
レバー28をガバナスリーブ23に押し付ける。
【0021】一方、スプリング45は、ガバナスリーブ
23を押し出す方向に作用し、しかも、そのばね力Fc
がスタートスプリング30のばね力Faとアイドルスプ
リング31のばね力Fbとの和よりも大きいためにコン
トロールスプリング32のばね力に抗してガバナスリー
ブ23を僅かに押し出してコントロールレバー28を、
ピン38を支点として図中時計方向に僅かに回動させ、
スピルリング12を始動位置まで移動させる。従って、
このときのスピルリング12の始動位置は、前述した図
2に示す従来のスピルリング12の始動時増量位置より
も図中右方に位置し、全負荷時における位置と略同じ位
置とされる。この結果、当該噴射ポンプは、始動時おけ
る燃料増量は行われない。そして、この状態で始動する
とエンジンがスタートする。
23を押し出す方向に作用し、しかも、そのばね力Fc
がスタートスプリング30のばね力Faとアイドルスプ
リング31のばね力Fbとの和よりも大きいためにコン
トロールスプリング32のばね力に抗してガバナスリー
ブ23を僅かに押し出してコントロールレバー28を、
ピン38を支点として図中時計方向に僅かに回動させ、
スピルリング12を始動位置まで移動させる。従って、
このときのスピルリング12の始動位置は、前述した図
2に示す従来のスピルリング12の始動時増量位置より
も図中右方に位置し、全負荷時における位置と略同じ位
置とされる。この結果、当該噴射ポンプは、始動時おけ
る燃料増量は行われない。そして、この状態で始動する
とエンジンがスタートする。
【0022】エンジン始動後アジャスティングレバー4
1がアイドル位置に戻される。そして、このアイドル位
置においてコントロールスプリング32の張力は、略零
となる。従って、フライウェイト26は、低速回転でも
その遠心力により拡開してガバナスリーブ23を図中右
方向に移動させる。この結果、コントロールレバー28
は、ピン38を支点として時計方向に回動し、スピルリ
ング13をアイドル位置まで移動させる。フライウェイ
ト26の遠心力と、アイドルスプリング31、ダンパス
プリング40のばね力とが釣り合った位置で円滑なアイ
ドル回転(図のIp点)が得られる。
1がアイドル位置に戻される。そして、このアイドル位
置においてコントロールスプリング32の張力は、略零
となる。従って、フライウェイト26は、低速回転でも
その遠心力により拡開してガバナスリーブ23を図中右
方向に移動させる。この結果、コントロールレバー28
は、ピン38を支点として時計方向に回動し、スピルリ
ング13をアイドル位置まで移動させる。フライウェイ
ト26の遠心力と、アイドルスプリング31、ダンパス
プリング40のばね力とが釣り合った位置で円滑なアイ
ドル回転(図のIp点)が得られる。
【0023】アジャスティングレバー41をフル位置に
回動させると、コントロールスプリング32の張力が大
きくなるためにダンパスプリング40は押し縮められて
無作動状態となり、テンションレバー29は、上部が前
記ブーストコンペンセータのコントロールアーム55の
ストッパ部55aに当接された位置に固定される。コン
トロールレバー28もスタートスプリング30の固定点
においてテンションレバー29と当接し、スピルリング
13は、全負荷位置に保持される。
回動させると、コントロールスプリング32の張力が大
きくなるためにダンパスプリング40は押し縮められて
無作動状態となり、テンションレバー29は、上部が前
記ブーストコンペンセータのコントロールアーム55の
ストッパ部55aに当接された位置に固定される。コン
トロールレバー28もスタートスプリング30の固定点
においてテンションレバー29と当接し、スピルリング
13は、全負荷位置に保持される。
【0024】この結果、ポンプ回転数Nと噴射量Qとの
関係即ち、N−Q特性は、図3に示すように始動時増量
と全負荷時噴射量が略同じとなり、全負荷時の回転速度
の上昇と共に過給圧も高くなり噴射量が増加して過給時
増量(IIIe)され、ポンプ回転数が或る回転数以上にな
るとガバナ20の最高速度制御により噴射量が減らさ
れ、最高回転数が規制される。これにより、始動時燃料
噴射量Q’が過給時の燃料噴射量Q”よりも少なくな
る。尚、無過給時の特性を点線で示してある。
関係即ち、N−Q特性は、図3に示すように始動時増量
と全負荷時噴射量が略同じとなり、全負荷時の回転速度
の上昇と共に過給圧も高くなり噴射量が増加して過給時
増量(IIIe)され、ポンプ回転数が或る回転数以上にな
るとガバナ20の最高速度制御により噴射量が減らさ
れ、最高回転数が規制される。これにより、始動時燃料
噴射量Q’が過給時の燃料噴射量Q”よりも少なくな
る。尚、無過給時の特性を点線で示してある。
【0025】そして、アイドル運転状態からフリー加速
或いは発進加速を行なうと、噴射量がアイドル位置Ip
から矢線IVの経路を経て全負荷時噴射量特性III に移
行し、全負荷時の燃料Q’が供給され、当該移行時にお
ける過剰な燃料噴射が抑制される。これに伴いスモーク
の発生が抑制される。この結果、アイドル安定性を損な
うことなくスモークに有利な噴射量特性(N−Q特性)
が得られ、フリー加速時や、発進加速時におけるスモー
クが大幅に低減(略10%程度)される。
或いは発進加速を行なうと、噴射量がアイドル位置Ip
から矢線IVの経路を経て全負荷時噴射量特性III に移
行し、全負荷時の燃料Q’が供給され、当該移行時にお
ける過剰な燃料噴射が抑制される。これに伴いスモーク
の発生が抑制される。この結果、アイドル安定性を損な
うことなくスモークに有利な噴射量特性(N−Q特性)
が得られ、フリー加速時や、発進加速時におけるスモー
クが大幅に低減(略10%程度)される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成でありながらアイドル安定性、全負荷特性を損
なうことなく始動時増量特性を変更してスモークに有利
なポンプ回転数−噴射量特性を得ることが可能となり、
フリー加速時や発進加速時におけるスモークを大幅に低
減させることができるという効果がある。
単な構成でありながらアイドル安定性、全負荷特性を損
なうことなく始動時増量特性を変更してスモークに有利
なポンプ回転数−噴射量特性を得ることが可能となり、
フリー加速時や発進加速時におけるスモークを大幅に低
減させることができるという効果がある。
【図1】本発明を適用した分配型噴射ポンプのガバナの
構成図である。
構成図である。
【図2】従来の分配型噴射ポンプの構成を示す図であ
る。
る。
【図3】ブーストコンペンセータ(過給圧補償装置)の
断面図である。
断面図である。
【図4】図3のブーストコンペンセータの作動を示す図
である。
である。
【図5】図1のガバナを適用した分配型噴射ポンプのポ
ンプ回転数−噴射量との関係を表す特性図である。
ンプ回転数−噴射量との関係を表す特性図である。
【図6】図2の噴射ポンプに図3のブーストコンペンセ
ータを装備した場合のポンプ回転数−噴射量との関係を
表す特性図である。
ータを装備した場合のポンプ回転数−噴射量との関係を
表す特性図である。
1 ポンプハウジング 6 プランジャ 12 スピルリング 20 ガバナ 22 ガバナシャフト 23 ガバナスリーブ 26 フライウェイト 27 ガイドレバー 28 コントロールレバー 29 テンションレバー 30 スタートスプリング 31 アイドルスプリング 32 コントロールスプリング 45 スプリング 50 ブーストコンペンセータ
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプ回転数に応じて拡開するフライウ
ェイトの遠心力とスタートスプリング、アイドルスプリ
ング及びコントロールスプリングの各スプリングのばね
力との協働により噴射量を制御するガバナと過給圧補償
装置とを備えた分配型噴射ポンプにおいて、前記ガバナ
のガバナシャフトと当該ガバナシャフトに外嵌され前記
フライウェイトと前記各スプリングとの間に介在されて
前記フライウェイトの拡開に応じて移動するガバナスリ
ーブとの間に所定の長さとばね定数とを有するスプリン
グを縮設したことを特徴とする分配型噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037688A JPH05231258A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 分配型噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037688A JPH05231258A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 分配型噴射ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231258A true JPH05231258A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12504517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4037688A Withdrawn JPH05231258A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 分配型噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231258A (ja) |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4037688A patent/JPH05231258A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |