JPH0523263B2 - - Google Patents
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- JPH0523263B2 JPH0523263B2 JP61211865A JP21186586A JPH0523263B2 JP H0523263 B2 JPH0523263 B2 JP H0523263B2 JP 61211865 A JP61211865 A JP 61211865A JP 21186586 A JP21186586 A JP 21186586A JP H0523263 B2 JPH0523263 B2 JP H0523263B2
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医薬品の製造中間体として有用な7−
置換インドール誘導体の効率的な製造方法に関す
るものである。 従来の技術 インドール誘導体には薬理活性をもつ化合物が
多く、医薬品として用いられているものも少なく
ない。天然のインドールアルカロイドの中にも医
薬品として有用な化合物が数多く見出されている
が、これらの天然アルカロイド類にはインドール
環の7位に置換基をもつものが比較的多い。 このようなアルカロイド類を合成する場合、イ
ンドール環の7位に位置選択的に置換基を導入す
ることが困難なため、ニトロベンゼン誘導体ある
いはアニリン誘導体に置換基を導入した後閉環し
てインドール誘導体に導く方法がもつぱらとられ
ている。 発明が解決しようとする問題点 インドール環の7位に位置選択的に置換基を導
入する方法はいずれも効率が悪く、多くの工程を
要するものであつた。本発明の目的は短工程で効
率よく7位に置換基をもつインドール誘導体を製
造できる方法を提供することである。 問題点を解決するための手段 本発明は医薬品の製造中間体として有用な一般
式 (式中のAはハロゲン原子またはアルコキシカ
ルボニルビニル基である)で表される7−置換イ
ンドール誘導体を効率よく製造する方法に関する
ものである。 本発明の製造方法は、一般式 (式中のAは前記と同じ意味をもつ)で表され
るインドリン誘導体を酸化するもので、特に触媒
として、式 で表されるコバルト()サレン(Co()
Salen)を用いることを特徴とするものである。 一般式()の化合物から一般式()の化合
物への酸化反応を他の酸化剤を用いて行つた場合
でも目的物は得られるが、収率が低く、別の化合
物が生成する。例えば、二酸化マンガンを用いた
場合では、二量体が主に生成し、N−クロルコハ
ク酸イミドを用いた場合では、2−クロル体が主
に生成する。 本発明の製造方法を好適に実施するには、一般
式()化合物を不活性溶媒、例えばメタノール
に溶解し、これにコバルト()サレンを触媒量
加え、室温攪拌下に酸素を導通する。反応収量後
常法に従い、処理、精製して目的物を得る。 発明の効果 本発明の製造方法は従来の方法のように多工程
を必要とすることなく、短工程でしかも位置選択
的に7−置換インドール誘導体を製造することが
できる。 本発明で得られる化合物は7位に置換基を有す
るインドールアルカロイド等医薬品の製造中間体
として有用である。 実施例 本発明の内容を以下の参考例および実施例によ
りさらに詳細に説明する。なお、各参考例および
実施例中の化合物の融点はすべて未補正である。 各参考例および実施例中、m.p.は融点、IRは
赤外線吸収スペクトル、1H−NMRはプロトン核
磁気共鳴スペクトル、MSはマススペクトル、
Anal.は元素分析値をそれぞれ表す。 参考例 1 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合物
A) 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合物
B) 1−アセチルインドリン2.9088gをトリフルオ
ロ酢酸29mlに溶解し、これに0.88モルのトリスト
リフルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を32.8ml(1.6モル等量)加え、室温下約3時間
攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留去し、
残留物を真空ポンプで良く乾燥した後、ヨードカ
リウム23.912gを水160mlに溶解した液を加え、室
温下約2時間攪拌した。塩化メチレンーメタノー
ル(95:5,v/v)混合溶媒を加え不溶物をシ
リカ膜ろ過して除去した。有機層を分離し、さら
に水層を塩化メチレンで抽出した。有機層を合
し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗い、次い
で飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。減圧下に溶媒を留去して得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶
媒:酢酸エチルエステル/n−ヘキサン=1:
1,v/v)で精製して、1−アセチル−7−ヨ
ードインドリンを3.8430g(74%)、1−アセチル
−5−ヨードインドリンを254.5mg(5%)得た。 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合
物A) 無色プリズム結晶 (酢酸エチルエステル) m.p.128〜128.5℃ IR(KBr) νmax:1654,1589,1570cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.23(3H,s),2.98(2H,t,J=7.4
Hz),4.05(2H,t,J=7.4Hz),6.62(1H,
t,J=7.2Hz),7.06(1H,brd,J=7.2
Hz),7.51(1H,brd,J=7.2Hz) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,41.84;H,3.51;N,4.88 Found C,41.74;H,3.50;N,4.73 MS m/z:287(M+) 1−アセチル−5−ヨードインドリン (化合
物B) 無色プリズム晶 (酢酸エチルエステル) m.p.142.5〜143.5℃ IR(KBr) νmax:1650,1581,cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.17(3H,brs),3.09(2H,t,J=7.8
Hz),3.98(2H,brt,J=7.8Hz),7.26〜7.48
(2H,m),7.85(1H,brd,J=8.4Hz) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,41.84;H,3.51;N,4.88 Found C,42.00;H,3.52;N,4.69 MS m/z:287(M+) 参考例 2 1−アセチル−7−ブロモインドリン 1−アセチルインドリン1.5041gをトリフルオ
ロ酢酸15mlに溶解し、これに0.88モルのトリスト
リフルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を17.1ml(1.6モル等量)を加え、室温下約3時
間攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留去し
た。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド20ml
に溶解し、これに臭化第二銅8.3580gをN,N−
ジメチルホルムアミド55mlに溶かした溶液を加え
室温下3時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去し、
残留物に塩化メチレン−メタノール(95:5,
v/v)および飽和食塩水を加え沈澱物をろ紙ろ
過して除去した。有機層を飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留
去して得られた残留物をベンゼンに溶解し、飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メ
チレン−酢酸エチルエステル=95:5,v/v)
で精製して1.3808g(62%)の1−アセチル−7−
ヨーブロモインドリンを得た。 無色プリズム晶(酢酸エチルエステル−n−ヘ
キサン) m.p.115.0〜115.5℃ IR(KBr) νmax:1666,1451,1383cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.24(3H,s),2.99(2H,t,J=7.2
Hz),4.13(2H,t,J=7.2Hz),6.79(1H,
t,J=7.2Hz),7.06(1H,brd,J=7.2
Hz),7.26(1H,brd,J=7.2Hz) Anal.Calcd for C10H10BrN0: C,50.02;H,4.20;N,5.83 Found C,50.30;H,4.18 N,5.93 MS m/z:241(M+)and 239(M+) 参考例 3 1−アセチル−7−クロロインドリン 1−アセチルインドリン3.00gをトリフルオロ
酢酸30mlに溶解し、これに0.88モルのトリストリ
フルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を45ml(2.1モル等量)加え、45〜55℃で約4時
間加熱攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留
去した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド
20mlに溶解し、これに塩化第二銅10.178gをN,
N−ジメチルホルムアミド100mlに溶かした溶液
を加え、45〜55℃で4時間半加熱攪拌した。減圧
下に溶媒を留去し、残留物に塩化メチレン−メタ
ノール(95:5,v/v)および飽和食塩水を加
え沈澱物をろ紙ろ過して除去した。有機層を飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去して得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:酢酸
エチルエステル/塩化メチレン/n−ヘキサン=
1/2/5,v/v)で精製して、1.5112g(42
%)の1−アセチル−7−クロロインドリンを得
た。 無色プリズム晶(n−ヘキサン) m.p. 99〜100℃ IR(KBr) νmax:1666,1595cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.23(3H,s),2.96(2H,t,J=7.2
Hz),4.10(2H,t,J=7.2Hz),6.70〜7.20
(3H,m) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,61.39;H,5.15 N,7.16 Found C,61.14;H,5.11 N,7.05 MS m/z:197(M+)and 195(M+) 参考例 4 7−ヨードインドリン 1−アセチル−7−ヨードインドリン199.7mg
をメタノール2.0mlに溶解し、これに40%水酸化
ナトリウム水溶液を2.0ml加え約30分間還流した。
冷却後、水を加え、塩化メチレン−メタノール
(95:5,v/v)混合溶媒で抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メ
チレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製
して7−ヨードインドリンを167.0mg(98%)得
た。 無色オイル IR(film)νmax:3360,1605,1571cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.92〜3.29(2H,m),3.40〜3.75(3H,m)
*,6.30(1H,t,J=7.4Hz),6.91(1H,
brd,J=7.4Hz),7.22(1H,brd,J=7.4
Hz)※重水添加により2H,mとなる High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8IN :244.9702 Found :244.9727 参考例 5 7−ブロモインドリン 1−アセチル−7−ブロモインドリン106.3mg
をメタノール2mlに溶解し、これに40%水酸化ナ
トリウム水溶液2mlを加え、約30分間加熱攪拌し
た。冷却後水を加え、塩化メチレンで抽出し、飽
和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下に溶媒を留去し得られた残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩
化メチレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で
精製し、84.5mg(96%)の7−ブロモインドリン
を得た。 無色オイル IR(film)νmax:3380,1608,1575cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.02〜3.24(2H,m,A2part of A2B2),
3.51〜3.72(2H,m,B2part of A2B2),
3.70(1H,brs)*,6.54(1H,dd,J=8.0
and 7.2Hz),7.01(1H,dd,J=7.2 and 1.2
Hz),7.14(1H,dd,J=8.0 and 1.2Hz)※
重水添加で消失 High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8BrN
:196.9840 and 198.9821 Found :196.9857 and 198.9845 参考例 6 7−クロロインドリン 1−アセチル−7−クロロインドリン105.9mg
をメタノール1mlに溶解し、これに40%水酸化ナ
トリウム水溶液を1ml加え、約30分間還流した。
冷却後水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化
メチレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精
製し、77.6mg(93%)の7−クロロインドリンを
得た。 無色オイル IR(film)νmax:3380,1610,1583cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:1.70(1H,brs)*,2.98〜3.21(2H,m,A2
part of A2B2),3.52〜3.73(2H,m,B2
part of A2B2),6.60(1H,t,J=7.7Hz),
6.92〜7.08(2H,m)※重水添加で消失 High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8CIN :153.0345 Found :153.0363 参考例 7 メチル3−(2,3−ヒイドロインドール−7−
イル)アクリレート 7−ヨードインドリン53.7mg、アクリル酸メチ
ルエステル58.7mg、酢酸パラジウム5.1mgをN,
N−ジメチルホルムアミド3.0mlに溶解し、これ
にトリエチルアミン0.5mlを加えて、120℃で約30
分間加熱攪拌した。冷却後、酢酸エチルエステル
を加え沈澱物を綿栓ろ過して除去し、有機層を飽
和食塩水で洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去し得られた残留物をシリカゲ
ル分取薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化
メチレン)で精製してメチル3−(2,3−ジヒ
ドロインドール−7−イル)アクリレートを40.0
mg(90%)得た。 黄色プリズム晶 (エーテル−n−ヘキサン) m.p.86〜87℃ IR(KBr)νmax:3370,1690,1620cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.06(2H,t,J=8.5Hz),3.39〜4.08
(1H,brs)*,3.64(2H,t,J=8.5Hz),
3.79(3H,s),6.27(1H,d,J=16.1Hz),
6.68(1H,t,J=7.6Hz),7.03〜7.21(2H,
m),7.70(1H,d,J=16.1Hz) *重水添加により消失 Anal.Calcd for C12H13N02: C,70.91;H,6.45;N,6.89 Found C,70.71;H,6.45;N,6.76 MS m/z:203(M+) 実施例 1 7−ヨードインドール 7−ヨードインドリン268.8mgをメタノール55
mlに溶解し、これにザルコミン36.6mgを加え、室
温下酸素を導通しながら約5時間攪拌した。減圧
下に溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メチ
レン/n−ヘキサン=1:3,v/v)で精製し
て7−ヨードインドールを205.3mg(77%)得た。 無色平板晶 (n−ヘキサン) m.p.55〜56℃ IR(KBr)νmax:3390,1606,1554cm-1 1 H−NMR(CD3OD) δ:6.46(1H,d,J=3.0Hz),6.65(1H,t,
J=7.5Hz),7.15(1H,d,J=3.0Hz),7.32
(1H,dd,J=7.5and 1.2Hz),7.43(1H,
dd,J=7.5 and 1.2Hz) Anal.Calcd for C8H6IN: C,39.53;H,2.49;N,5.76 Found C,39.63;H,2.41;N,5.52 MS m/z:243(M+) 実施例 2 7−ブロモインドール 7−ブロモインドリン61.1mgをメタノール12ml
に溶解し、これにザルコミン10.4mgを加え酸素を
導通しながら室温下11時間攪拌した。減圧下に溶
媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分取薄
層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチレ
ン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製し
て、44.4mg(72%)の7−ブロモインドールを得
た。 無色プリズム晶 (n−ヘキサン) m.p.45.0〜45.5℃(Lit.* m.p.42〜43℃) IR(KBr)νmax:3400,1613,1559cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:6.63(1H,dd,J=3.2 and 2.2Hz),6.99
(1H,t,J=7.7Hz),7.25(1H,dd,J=
3.2 and 2.2Hz),7.35(1H,dd,J=7.7 and
0.7Hz),7.58(1H,brd,J=7.7Hz),8.28
(1H,brs) Anal.Calcd for C8H6BrN: C,49.01;H,3.08;N,7.14 Found C,48.89;H,2.99;N,7.01 MS m/z:197(M+)and 195(M+) * 文献 B.E.Leggetter and R.K.Brown,
Can.J.Chem.,38,1467(1960) 実施例 3 7−クロロインドール 7−クロロインドリン46.7mgをメタノール10ml
に溶解し、これにザルコミン10.1mgを加え、酸素
を導通しながら室温下4時間攪拌した。減圧下に
溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分取
薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチレ
ン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製し
て、32.1mg(70%)の7−クロロインドールを得
た。 無色板状晶 (n−ヘキサン) m.p.59.0〜59.5℃(Lit.* m.p.57〜58℃) IR(KBr)νmax:3400,1620,1570cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:6.57(1H,dd,J=3.3 and 2.1Hz),7.02
(1H,t,J=7.6Hz),7.18(1H,dd,J=
7.6 and 1.2Hz),7.25(1H,dd,J=3.3 and
2.1Hz),7.53(1H,dd,J=7.6 and 1.2Hz),
8.31(1H,brs) Anal.Calcd for C8H6CIN: C,63.38;H,3.99;N,9.24 Found C,63.23;H,3.96;N,9.23 * 文献 T.Sugasawa,M.Adachi,K.
Sasakura and A.Kitagawa,J.Org.Chem.,
44,578(1979).H.N.Rydon and J.C.
Tweddle,J.Chem.Soc.,1955,3501 実施例 4 メチル3−(インドール−7−イル)アクリレー
ト メチル3−(2,3−ジヒドロインドール−7
−イル)アクリレート50.0mgをメタノール10.0ml
に溶解し、これにザルコミン8.0mgを加え、酸素
を導通しながら室温下約4時間攪拌した。減圧下
に溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分
取薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチ
レン/n−ヘキサン=7/3,v/v)で精製し
てRf値0.48〜0.22のバンドからメチル3−(イン
ドール−7−イル)アクリレートが35.0mg(71
%)、Rf値0.19〜0.10のバンドから原料を7.5mg
(15%)回収した。 淡黄プリズム晶 (エーテル−n−ヘキサン) m.p.97〜98℃ IR(KBr)νmax:3315,1683,1633cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.84(3H,s),6.52(1H,d,J=16.1
Hz),6.61(1H,dd,J=3.2 and 2.0Hz),
7.14(1H,t,J=7.6Hz),7.24(1H,dd,
J=3.2 and 2.0Hz),7.42(1H,d,J=7.6
Hz),7.70(1H,d,J=7.6Hz),8.04(1H,
d,J=16.1Hz),8.72(1H,brs) Anal.Calcd for C12H11N02: C,71.63;H,5.51;N,6.96 Found C,71.86;H,5.46;N,6.83 MS m/z:201(M+)
置換インドール誘導体の効率的な製造方法に関す
るものである。 従来の技術 インドール誘導体には薬理活性をもつ化合物が
多く、医薬品として用いられているものも少なく
ない。天然のインドールアルカロイドの中にも医
薬品として有用な化合物が数多く見出されている
が、これらの天然アルカロイド類にはインドール
環の7位に置換基をもつものが比較的多い。 このようなアルカロイド類を合成する場合、イ
ンドール環の7位に位置選択的に置換基を導入す
ることが困難なため、ニトロベンゼン誘導体ある
いはアニリン誘導体に置換基を導入した後閉環し
てインドール誘導体に導く方法がもつぱらとられ
ている。 発明が解決しようとする問題点 インドール環の7位に位置選択的に置換基を導
入する方法はいずれも効率が悪く、多くの工程を
要するものであつた。本発明の目的は短工程で効
率よく7位に置換基をもつインドール誘導体を製
造できる方法を提供することである。 問題点を解決するための手段 本発明は医薬品の製造中間体として有用な一般
式 (式中のAはハロゲン原子またはアルコキシカ
ルボニルビニル基である)で表される7−置換イ
ンドール誘導体を効率よく製造する方法に関する
ものである。 本発明の製造方法は、一般式 (式中のAは前記と同じ意味をもつ)で表され
るインドリン誘導体を酸化するもので、特に触媒
として、式 で表されるコバルト()サレン(Co()
Salen)を用いることを特徴とするものである。 一般式()の化合物から一般式()の化合
物への酸化反応を他の酸化剤を用いて行つた場合
でも目的物は得られるが、収率が低く、別の化合
物が生成する。例えば、二酸化マンガンを用いた
場合では、二量体が主に生成し、N−クロルコハ
ク酸イミドを用いた場合では、2−クロル体が主
に生成する。 本発明の製造方法を好適に実施するには、一般
式()化合物を不活性溶媒、例えばメタノール
に溶解し、これにコバルト()サレンを触媒量
加え、室温攪拌下に酸素を導通する。反応収量後
常法に従い、処理、精製して目的物を得る。 発明の効果 本発明の製造方法は従来の方法のように多工程
を必要とすることなく、短工程でしかも位置選択
的に7−置換インドール誘導体を製造することが
できる。 本発明で得られる化合物は7位に置換基を有す
るインドールアルカロイド等医薬品の製造中間体
として有用である。 実施例 本発明の内容を以下の参考例および実施例によ
りさらに詳細に説明する。なお、各参考例および
実施例中の化合物の融点はすべて未補正である。 各参考例および実施例中、m.p.は融点、IRは
赤外線吸収スペクトル、1H−NMRはプロトン核
磁気共鳴スペクトル、MSはマススペクトル、
Anal.は元素分析値をそれぞれ表す。 参考例 1 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合物
A) 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合物
B) 1−アセチルインドリン2.9088gをトリフルオ
ロ酢酸29mlに溶解し、これに0.88モルのトリスト
リフルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を32.8ml(1.6モル等量)加え、室温下約3時間
攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留去し、
残留物を真空ポンプで良く乾燥した後、ヨードカ
リウム23.912gを水160mlに溶解した液を加え、室
温下約2時間攪拌した。塩化メチレンーメタノー
ル(95:5,v/v)混合溶媒を加え不溶物をシ
リカ膜ろ過して除去した。有機層を分離し、さら
に水層を塩化メチレンで抽出した。有機層を合
し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗い、次い
で飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。減圧下に溶媒を留去して得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶
媒:酢酸エチルエステル/n−ヘキサン=1:
1,v/v)で精製して、1−アセチル−7−ヨ
ードインドリンを3.8430g(74%)、1−アセチル
−5−ヨードインドリンを254.5mg(5%)得た。 1−アセチル−7−ヨードインドリン (化合
物A) 無色プリズム結晶 (酢酸エチルエステル) m.p.128〜128.5℃ IR(KBr) νmax:1654,1589,1570cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.23(3H,s),2.98(2H,t,J=7.4
Hz),4.05(2H,t,J=7.4Hz),6.62(1H,
t,J=7.2Hz),7.06(1H,brd,J=7.2
Hz),7.51(1H,brd,J=7.2Hz) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,41.84;H,3.51;N,4.88 Found C,41.74;H,3.50;N,4.73 MS m/z:287(M+) 1−アセチル−5−ヨードインドリン (化合
物B) 無色プリズム晶 (酢酸エチルエステル) m.p.142.5〜143.5℃ IR(KBr) νmax:1650,1581,cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.17(3H,brs),3.09(2H,t,J=7.8
Hz),3.98(2H,brt,J=7.8Hz),7.26〜7.48
(2H,m),7.85(1H,brd,J=8.4Hz) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,41.84;H,3.51;N,4.88 Found C,42.00;H,3.52;N,4.69 MS m/z:287(M+) 参考例 2 1−アセチル−7−ブロモインドリン 1−アセチルインドリン1.5041gをトリフルオ
ロ酢酸15mlに溶解し、これに0.88モルのトリスト
リフルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を17.1ml(1.6モル等量)を加え、室温下約3時
間攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留去し
た。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド20ml
に溶解し、これに臭化第二銅8.3580gをN,N−
ジメチルホルムアミド55mlに溶かした溶液を加え
室温下3時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去し、
残留物に塩化メチレン−メタノール(95:5,
v/v)および飽和食塩水を加え沈澱物をろ紙ろ
過して除去した。有機層を飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留
去して得られた残留物をベンゼンに溶解し、飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メ
チレン−酢酸エチルエステル=95:5,v/v)
で精製して1.3808g(62%)の1−アセチル−7−
ヨーブロモインドリンを得た。 無色プリズム晶(酢酸エチルエステル−n−ヘ
キサン) m.p.115.0〜115.5℃ IR(KBr) νmax:1666,1451,1383cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.24(3H,s),2.99(2H,t,J=7.2
Hz),4.13(2H,t,J=7.2Hz),6.79(1H,
t,J=7.2Hz),7.06(1H,brd,J=7.2
Hz),7.26(1H,brd,J=7.2Hz) Anal.Calcd for C10H10BrN0: C,50.02;H,4.20;N,5.83 Found C,50.30;H,4.18 N,5.93 MS m/z:241(M+)and 239(M+) 参考例 3 1−アセチル−7−クロロインドリン 1−アセチルインドリン3.00gをトリフルオロ
酢酸30mlに溶解し、これに0.88モルのトリストリ
フルオロ酢酸タリウムのトリフルオロ酢酸溶液
〔A.Mckillop,J.D.Hunt,M.J.Zelesko,J.S.
Fowler,E.C.Taylor,C.McGillivray,and F.
Kienzle,J.Am.Chem.Soc.,93,4841(1971)〕
を45ml(2.1モル等量)加え、45〜55℃で約4時
間加熱攪拌した。減圧下にトリフルオロ酢酸を留
去した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミド
20mlに溶解し、これに塩化第二銅10.178gをN,
N−ジメチルホルムアミド100mlに溶かした溶液
を加え、45〜55℃で4時間半加熱攪拌した。減圧
下に溶媒を留去し、残留物に塩化メチレン−メタ
ノール(95:5,v/v)および飽和食塩水を加
え沈澱物をろ紙ろ過して除去した。有機層を飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去して得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:酢酸
エチルエステル/塩化メチレン/n−ヘキサン=
1/2/5,v/v)で精製して、1.5112g(42
%)の1−アセチル−7−クロロインドリンを得
た。 無色プリズム晶(n−ヘキサン) m.p. 99〜100℃ IR(KBr) νmax:1666,1595cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.23(3H,s),2.96(2H,t,J=7.2
Hz),4.10(2H,t,J=7.2Hz),6.70〜7.20
(3H,m) Anal.Calcd for C10H10IN0: C,61.39;H,5.15 N,7.16 Found C,61.14;H,5.11 N,7.05 MS m/z:197(M+)and 195(M+) 参考例 4 7−ヨードインドリン 1−アセチル−7−ヨードインドリン199.7mg
をメタノール2.0mlに溶解し、これに40%水酸化
ナトリウム水溶液を2.0ml加え約30分間還流した。
冷却後、水を加え、塩化メチレン−メタノール
(95:5,v/v)混合溶媒で抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メ
チレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製
して7−ヨードインドリンを167.0mg(98%)得
た。 無色オイル IR(film)νmax:3360,1605,1571cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:2.92〜3.29(2H,m),3.40〜3.75(3H,m)
*,6.30(1H,t,J=7.4Hz),6.91(1H,
brd,J=7.4Hz),7.22(1H,brd,J=7.4
Hz)※重水添加により2H,mとなる High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8IN :244.9702 Found :244.9727 参考例 5 7−ブロモインドリン 1−アセチル−7−ブロモインドリン106.3mg
をメタノール2mlに溶解し、これに40%水酸化ナ
トリウム水溶液2mlを加え、約30分間加熱攪拌し
た。冷却後水を加え、塩化メチレンで抽出し、飽
和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下に溶媒を留去し得られた残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩
化メチレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で
精製し、84.5mg(96%)の7−ブロモインドリン
を得た。 無色オイル IR(film)νmax:3380,1608,1575cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.02〜3.24(2H,m,A2part of A2B2),
3.51〜3.72(2H,m,B2part of A2B2),
3.70(1H,brs)*,6.54(1H,dd,J=8.0
and 7.2Hz),7.01(1H,dd,J=7.2 and 1.2
Hz),7.14(1H,dd,J=8.0 and 1.2Hz)※
重水添加で消失 High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8BrN
:196.9840 and 198.9821 Found :196.9857 and 198.9845 参考例 6 7−クロロインドリン 1−アセチル−7−クロロインドリン105.9mg
をメタノール1mlに溶解し、これに40%水酸化ナ
トリウム水溶液を1ml加え、約30分間還流した。
冷却後水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化
メチレン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精
製し、77.6mg(93%)の7−クロロインドリンを
得た。 無色オイル IR(film)νmax:3380,1610,1583cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:1.70(1H,brs)*,2.98〜3.21(2H,m,A2
part of A2B2),3.52〜3.73(2H,m,B2
part of A2B2),6.60(1H,t,J=7.7Hz),
6.92〜7.08(2H,m)※重水添加で消失 High Resolution MS m/z:Calcd for C8H8CIN :153.0345 Found :153.0363 参考例 7 メチル3−(2,3−ヒイドロインドール−7−
イル)アクリレート 7−ヨードインドリン53.7mg、アクリル酸メチ
ルエステル58.7mg、酢酸パラジウム5.1mgをN,
N−ジメチルホルムアミド3.0mlに溶解し、これ
にトリエチルアミン0.5mlを加えて、120℃で約30
分間加熱攪拌した。冷却後、酢酸エチルエステル
を加え沈澱物を綿栓ろ過して除去し、有機層を飽
和食塩水で洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去し得られた残留物をシリカゲ
ル分取薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化
メチレン)で精製してメチル3−(2,3−ジヒ
ドロインドール−7−イル)アクリレートを40.0
mg(90%)得た。 黄色プリズム晶 (エーテル−n−ヘキサン) m.p.86〜87℃ IR(KBr)νmax:3370,1690,1620cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.06(2H,t,J=8.5Hz),3.39〜4.08
(1H,brs)*,3.64(2H,t,J=8.5Hz),
3.79(3H,s),6.27(1H,d,J=16.1Hz),
6.68(1H,t,J=7.6Hz),7.03〜7.21(2H,
m),7.70(1H,d,J=16.1Hz) *重水添加により消失 Anal.Calcd for C12H13N02: C,70.91;H,6.45;N,6.89 Found C,70.71;H,6.45;N,6.76 MS m/z:203(M+) 実施例 1 7−ヨードインドール 7−ヨードインドリン268.8mgをメタノール55
mlに溶解し、これにザルコミン36.6mgを加え、室
温下酸素を導通しながら約5時間攪拌した。減圧
下に溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(溶出溶媒:塩化メチ
レン/n−ヘキサン=1:3,v/v)で精製し
て7−ヨードインドールを205.3mg(77%)得た。 無色平板晶 (n−ヘキサン) m.p.55〜56℃ IR(KBr)νmax:3390,1606,1554cm-1 1 H−NMR(CD3OD) δ:6.46(1H,d,J=3.0Hz),6.65(1H,t,
J=7.5Hz),7.15(1H,d,J=3.0Hz),7.32
(1H,dd,J=7.5and 1.2Hz),7.43(1H,
dd,J=7.5 and 1.2Hz) Anal.Calcd for C8H6IN: C,39.53;H,2.49;N,5.76 Found C,39.63;H,2.41;N,5.52 MS m/z:243(M+) 実施例 2 7−ブロモインドール 7−ブロモインドリン61.1mgをメタノール12ml
に溶解し、これにザルコミン10.4mgを加え酸素を
導通しながら室温下11時間攪拌した。減圧下に溶
媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分取薄
層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチレ
ン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製し
て、44.4mg(72%)の7−ブロモインドールを得
た。 無色プリズム晶 (n−ヘキサン) m.p.45.0〜45.5℃(Lit.* m.p.42〜43℃) IR(KBr)νmax:3400,1613,1559cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:6.63(1H,dd,J=3.2 and 2.2Hz),6.99
(1H,t,J=7.7Hz),7.25(1H,dd,J=
3.2 and 2.2Hz),7.35(1H,dd,J=7.7 and
0.7Hz),7.58(1H,brd,J=7.7Hz),8.28
(1H,brs) Anal.Calcd for C8H6BrN: C,49.01;H,3.08;N,7.14 Found C,48.89;H,2.99;N,7.01 MS m/z:197(M+)and 195(M+) * 文献 B.E.Leggetter and R.K.Brown,
Can.J.Chem.,38,1467(1960) 実施例 3 7−クロロインドール 7−クロロインドリン46.7mgをメタノール10ml
に溶解し、これにザルコミン10.1mgを加え、酸素
を導通しながら室温下4時間攪拌した。減圧下に
溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分取
薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチレ
ン/n−ヘキサン=1/1,v/v)で精製し
て、32.1mg(70%)の7−クロロインドールを得
た。 無色板状晶 (n−ヘキサン) m.p.59.0〜59.5℃(Lit.* m.p.57〜58℃) IR(KBr)νmax:3400,1620,1570cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:6.57(1H,dd,J=3.3 and 2.1Hz),7.02
(1H,t,J=7.6Hz),7.18(1H,dd,J=
7.6 and 1.2Hz),7.25(1H,dd,J=3.3 and
2.1Hz),7.53(1H,dd,J=7.6 and 1.2Hz),
8.31(1H,brs) Anal.Calcd for C8H6CIN: C,63.38;H,3.99;N,9.24 Found C,63.23;H,3.96;N,9.23 * 文献 T.Sugasawa,M.Adachi,K.
Sasakura and A.Kitagawa,J.Org.Chem.,
44,578(1979).H.N.Rydon and J.C.
Tweddle,J.Chem.Soc.,1955,3501 実施例 4 メチル3−(インドール−7−イル)アクリレー
ト メチル3−(2,3−ジヒドロインドール−7
−イル)アクリレート50.0mgをメタノール10.0ml
に溶解し、これにザルコミン8.0mgを加え、酸素
を導通しながら室温下約4時間攪拌した。減圧下
に溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル分
取薄層クロマトグラフイー(展開溶媒:塩化メチ
レン/n−ヘキサン=7/3,v/v)で精製し
てRf値0.48〜0.22のバンドからメチル3−(イン
ドール−7−イル)アクリレートが35.0mg(71
%)、Rf値0.19〜0.10のバンドから原料を7.5mg
(15%)回収した。 淡黄プリズム晶 (エーテル−n−ヘキサン) m.p.97〜98℃ IR(KBr)νmax:3315,1683,1633cm-1 1 H−NMR(CDCl3) δ:3.84(3H,s),6.52(1H,d,J=16.1
Hz),6.61(1H,dd,J=3.2 and 2.0Hz),
7.14(1H,t,J=7.6Hz),7.24(1H,dd,
J=3.2 and 2.0Hz),7.42(1H,d,J=7.6
Hz),7.70(1H,d,J=7.6Hz),8.04(1H,
d,J=16.1Hz),8.72(1H,brs) Anal.Calcd for C12H11N02: C,71.63;H,5.51;N,6.96 Found C,71.86;H,5.46;N,6.83 MS m/z:201(M+)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中のAはハロゲン原子またはアルコキシカル
ボニルビニル基である)で表されるインドール誘
導体を製造するにあたり、一般式 (式中のAはハロゲン原子またはアルコキシカル
ボニルビニル基である)で表されるインドリン誘
導体を、式 で表されるコバルト()サレン(Co()
Salen)を触媒として用いて酸化することを特徴
とする製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61211865A JPS6368560A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 7置換インド−ル誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61211865A JPS6368560A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 7置換インド−ル誘導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6368560A JPS6368560A (ja) | 1988-03-28 |
| JPH0523263B2 true JPH0523263B2 (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=16612891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61211865A Granted JPS6368560A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 7置換インド−ル誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6368560A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52142063A (en) * | 1976-05-19 | 1977-11-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Preparation of indoles |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP61211865A patent/JPS6368560A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6368560A (ja) | 1988-03-28 |
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