JPH0523332A - 探触子及びこの探触子を用いた超音波診断装置 - Google Patents
探触子及びこの探触子を用いた超音波診断装置Info
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- JPH0523332A JPH0523332A JP3203706A JP20370691A JPH0523332A JP H0523332 A JPH0523332 A JP H0523332A JP 3203706 A JP3203706 A JP 3203706A JP 20370691 A JP20370691 A JP 20370691A JP H0523332 A JPH0523332 A JP H0523332A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 探触子において、手動操作により被検体表面
に沿って移動させた際の移動角度及び移動距離を検出す
る手段を内蔵し被検体に向けて送受信した超音波ビーム
の位置及び方向を計測可能とする。 【構成】 圧電材料から成り被検体に対し超音波を送受
信する超音波振動子12と、この超音波振動子12の背
面側に設けられ該背面側に放出される超音波を吸収する
吸音材13と、上記超音波振動子12の前面側に設けら
れ超音波ビームを集束させる音響レンズ14と、上記超
音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を検出す
る角度センサ15と、該超音波振動子12の被検体表面
に対する移動距離を検出する距離センサ16とを備えて
成る。これにより、探触子10自体でその移動角度及び
移動距離を検出することができる。
に沿って移動させた際の移動角度及び移動距離を検出す
る手段を内蔵し被検体に向けて送受信した超音波ビーム
の位置及び方向を計測可能とする。 【構成】 圧電材料から成り被検体に対し超音波を送受
信する超音波振動子12と、この超音波振動子12の背
面側に設けられ該背面側に放出される超音波を吸収する
吸音材13と、上記超音波振動子12の前面側に設けら
れ超音波ビームを集束させる音響レンズ14と、上記超
音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を検出す
る角度センサ15と、該超音波振動子12の被検体表面
に対する移動距離を検出する距離センサ16とを備えて
成る。これにより、探触子10自体でその移動角度及び
移動距離を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動操作により被検体
表面に沿って移動させた際の移動角度及び移動距離を検
出する手段を内蔵し被検体に向けて送受信した超音波ビ
ームの位置及び方向を計測しうる探触子及びこの探触子
を用い広視野の超音波断層像或いは複合走査断層像を形
成可能とした超音波診断装置に関する。
表面に沿って移動させた際の移動角度及び移動距離を検
出する手段を内蔵し被検体に向けて送受信した超音波ビ
ームの位置及び方向を計測しうる探触子及びこの探触子
を用い広視野の超音波断層像或いは複合走査断層像を形
成可能とした超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波診断装置、例えばBモード
手動コンパウンド走査超音波診断装置は、図10に示す
ように、探触子2は送信回路3で励振されて被検体1に
超音波を送信し、上記被検体1の体内からの反射エコー
を該探触子2で受信すると共に受信回路4で増幅、検波
し、輝度変調信号として表示部5へ送りCRTのZ軸に
印加され、これにより1本の輝点列が表示されて、順次
探触子2の位置を移動させることで、Bモード像を上記
表示部5のCRTに表示するようになっている。そし
て、このようなBモード手動コンパウンド走査超音波診
断装置では、探触子2を手で直接持ち、被検体1の体表
面に沿って上記探触子2を走査させることで、自由な断
面のBモード像を表示するものである。従って、上記探
触子2の被検体1に対する位置及び超音波ビームの方向
を正確に検出しなければならない。
手動コンパウンド走査超音波診断装置は、図10に示す
ように、探触子2は送信回路3で励振されて被検体1に
超音波を送信し、上記被検体1の体内からの反射エコー
を該探触子2で受信すると共に受信回路4で増幅、検波
し、輝度変調信号として表示部5へ送りCRTのZ軸に
印加され、これにより1本の輝点列が表示されて、順次
探触子2の位置を移動させることで、Bモード像を上記
表示部5のCRTに表示するようになっている。そし
て、このようなBモード手動コンパウンド走査超音波診
断装置では、探触子2を手で直接持ち、被検体1の体表
面に沿って上記探触子2を走査させることで、自由な断
面のBモード像を表示するものである。従って、上記探
触子2の被検体1に対する位置及び超音波ビームの方向
を正確に検出しなければならない。
【0003】このため、図10に示す従来例において
は、探触子2を、その探触子2の位置座標X,Y並びに
超音波ビームの方向θを検出するためのスキャナ6で支
持している。このスキャナ6は、図11に示すように、
限られた二次元平面内で探触子2の任意の位置と超音波
ビームの方向を設定できる複数のアーム7a,7b,7
cと、これらのアーム7a〜7cのそれぞれの回転角を
検出する例えばポテンショメータから成る回転角センサ
8a,8b,8cとから成り、第三のアーム7cの先端
に探触子2が固定されている。このようなスキャナ6に
より、上記探触子2を手で直接持って被検体1の体表面
上で移動させたときの位置は、上記3本のアーム7a,
7b,7cの結合点に取り付けられた回転角センサ8
a,8b,8cにより電気信号として検出される。この
検出した電気信号に対応して、X,Y軸用の掃引波が発
生される。この掃引波によって、図10に示す表示部5
のCRT上に探触子2からの超音波ビームの送波位置と
方向が表示される。
は、探触子2を、その探触子2の位置座標X,Y並びに
超音波ビームの方向θを検出するためのスキャナ6で支
持している。このスキャナ6は、図11に示すように、
限られた二次元平面内で探触子2の任意の位置と超音波
ビームの方向を設定できる複数のアーム7a,7b,7
cと、これらのアーム7a〜7cのそれぞれの回転角を
検出する例えばポテンショメータから成る回転角センサ
8a,8b,8cとから成り、第三のアーム7cの先端
に探触子2が固定されている。このようなスキャナ6に
より、上記探触子2を手で直接持って被検体1の体表面
上で移動させたときの位置は、上記3本のアーム7a,
7b,7cの結合点に取り付けられた回転角センサ8
a,8b,8cにより電気信号として検出される。この
検出した電気信号に対応して、X,Y軸用の掃引波が発
生される。この掃引波によって、図10に示す表示部5
のCRT上に探触子2からの超音波ビームの送波位置と
方向が表示される。
【0004】以上のようなBモード手動コンパウンド走
査超音波診断装置によれば、探触子2から打ち出す超音
波ビームの位置及び方向を変えて多方向から診断部位を
走査し、表示部5の画像メモリ上で合成画像を得ること
が可能であり、一方向からの超音波ビームだけでは描出
できない部分も表示することができると共に、方位分解
能のよい画像を得ることができる。しかし、上記探触子
2には、被検体1の体表面上で移動する探触子2の位置
及び超音波ビームの方向を検出するためのスキャナ6が
機械的に連結されているので、上記探触子2を被検体1
の体表面に沿って移動させる際は、常に上記スキャナ6
が探触子2の移動方向に追従するように操作してやらな
ければならないと共に、超音波診断装置の本体部と探触
子2との間に例えば三つの結節点を有するリンク機構の
ようなものが常に介在することとなり、上記探触子2の
操作性が低下するものであった。
査超音波診断装置によれば、探触子2から打ち出す超音
波ビームの位置及び方向を変えて多方向から診断部位を
走査し、表示部5の画像メモリ上で合成画像を得ること
が可能であり、一方向からの超音波ビームだけでは描出
できない部分も表示することができると共に、方位分解
能のよい画像を得ることができる。しかし、上記探触子
2には、被検体1の体表面上で移動する探触子2の位置
及び超音波ビームの方向を検出するためのスキャナ6が
機械的に連結されているので、上記探触子2を被検体1
の体表面に沿って移動させる際は、常に上記スキャナ6
が探触子2の移動方向に追従するように操作してやらな
ければならないと共に、超音波診断装置の本体部と探触
子2との間に例えば三つの結節点を有するリンク機構の
ようなものが常に介在することとなり、上記探触子2の
操作性が低下するものであった。
【0005】これに対して、次のように電子走査方式と
手動コンパウンド走査方式とを組み合わせた超音波診断
装置が提案されている。一つは、電子セクタ走査と手動
コンパウンド走査とを組み合わせたもので、例えば特開
昭55-101251号公報に記載されている。他の一つは、上
記電子セクタ走査と手動コンパウンド走査との組み合わ
せから得られるエコー信号の記憶保持及び信号変換を任
意に制御することによって任意の表示モードで表示する
もので、例えば特開昭57-52446号公報に記載されてい
る。そして、これらの装置においては、それぞれ電子走
査と手動コンパウンド走査の特徴を兼ね備えており、リ
アルタイムで且つ広視野の超音波断層像が得られるとい
う利点を有する。
手動コンパウンド走査方式とを組み合わせた超音波診断
装置が提案されている。一つは、電子セクタ走査と手動
コンパウンド走査とを組み合わせたもので、例えば特開
昭55-101251号公報に記載されている。他の一つは、上
記電子セクタ走査と手動コンパウンド走査との組み合わ
せから得られるエコー信号の記憶保持及び信号変換を任
意に制御することによって任意の表示モードで表示する
もので、例えば特開昭57-52446号公報に記載されてい
る。そして、これらの装置においては、それぞれ電子走
査と手動コンパウンド走査の特徴を兼ね備えており、リ
アルタイムで且つ広視野の超音波断層像が得られるとい
う利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の電子走
査方式と手動コンパウンド走査方式とを組み合わせた超
音波診断装置においても、図10に示す従来例と同様
に、その探触子には、被検体の体表面上で移動する探触
子の位置及び超音波ビームの方向を検出するためのスキ
ャナが機械的に連結されており、やはり探触子の操作性
が低下すると共に、装置全体が大形化するものであっ
た。
査方式と手動コンパウンド走査方式とを組み合わせた超
音波診断装置においても、図10に示す従来例と同様
に、その探触子には、被検体の体表面上で移動する探触
子の位置及び超音波ビームの方向を検出するためのスキ
ャナが機械的に連結されており、やはり探触子の操作性
が低下すると共に、装置全体が大形化するものであっ
た。
【0007】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、手動操作により被検体表面に沿って移動させた際
の移動角度及び移動距離を検出する手段を内蔵し被検体
に向けて送受信した超音波ビームの位置及び方向を計測
しうる探触子及びこの探触子を用い広視野の超音波断層
像或いは複合走査断層像を形成可能とした超音波診断装
置を提供することを目的とする。
処し、手動操作により被検体表面に沿って移動させた際
の移動角度及び移動距離を検出する手段を内蔵し被検体
に向けて送受信した超音波ビームの位置及び方向を計測
しうる探触子及びこの探触子を用い広視野の超音波断層
像或いは複合走査断層像を形成可能とした超音波診断装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による探触子は、圧電材料から成り被検体に
対し超音波を送信及び受信する超音波振動子と、この超
音波振動子の背面側に設けられ該背面側に放出される超
音波を吸収する吸音材と、上記超音波振動子の前面側に
設けられ超音波ビームを集束させる音響レンズと、上記
超音波振動子の被検体表面に対する移動角度を検出する
角度センサと、該超音波振動子の被検体表面に対する移
動距離を検出する距離センサとを備えて成るものであ
る。
に、本発明による探触子は、圧電材料から成り被検体に
対し超音波を送信及び受信する超音波振動子と、この超
音波振動子の背面側に設けられ該背面側に放出される超
音波を吸収する吸音材と、上記超音波振動子の前面側に
設けられ超音波ビームを集束させる音響レンズと、上記
超音波振動子の被検体表面に対する移動角度を検出する
角度センサと、該超音波振動子の被検体表面に対する移
動距離を検出する距離センサとを備えて成るものであ
る。
【0009】また、上記角度センサは、圧電振動子を駆
動用圧電磁器によって振動させ、この圧電振動子の中心
軸に回転角速度が加わった際にもとの振動軸に対して直
角方向の軸に生じるコリオリ力を検出用圧電磁器によっ
て検出することにより、上記回転角速度を検出する圧電
ジャイロを用いたものとするとよい。
動用圧電磁器によって振動させ、この圧電振動子の中心
軸に回転角速度が加わった際にもとの振動軸に対して直
角方向の軸に生じるコリオリ力を検出用圧電磁器によっ
て検出することにより、上記回転角速度を検出する圧電
ジャイロを用いたものとするとよい。
【0010】さらに、上記距離センサは、前面が上記音
響レンズの前側面の延長面上に位置すると共に被検体の
音響インピーダンスと異なる音響インピーダンスを有す
る音響媒体と、この音響媒体の後面において被検体表面
に超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する超音波
振動子とから成り、この超音波振動子から被検体表面に
送受信した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計
測しうるものとするとよい。
響レンズの前側面の延長面上に位置すると共に被検体の
音響インピーダンスと異なる音響インピーダンスを有す
る音響媒体と、この音響媒体の後面において被検体表面
に超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する超音波
振動子とから成り、この超音波振動子から被検体表面に
送受信した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計
測しうるものとするとよい。
【0011】さらにまた、上記距離センサは、被検体に
対し超音波を送信及び受信する超音波振動子の一部を用
い、被検体にある角度をもって超音波を打ち出すと共に
その反射波を受信し、上記超音波振動子の一部から被検
体に打ち出した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数
を計測しうるものとしてもよい。
対し超音波を送信及び受信する超音波振動子の一部を用
い、被検体にある角度をもって超音波を打ち出すと共に
その反射波を受信し、上記超音波振動子の一部から被検
体に打ち出した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数
を計測しうるものとしてもよい。
【0012】また、上記探触子の関連発明としての超音
波診断装置は、被検体に向けて超音波を送受信する探触
子と、この探触子を駆動して超音波を送信及び受信させ
る超音波送受信部と、上記探触子からの受信信号を検波
する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として
表示する表示装置とを有する超音波診断装置において、
上記探触子として請求項1〜4のいずれかに記載の探触
子を用いると共に、この探触子内の角度センサからの検
出信号を入力し被検体表面に対する移動角度を演算する
角度演算回路を設け、かつ該探触子内の距離センサから
の検出信号を入力し被検体表面に対する移動距離を演算
する距離演算回路を設け、これら両演算回路からの出力
信号と上記探触子における超音波ビームの送受信位置及
び方向のデータとに基づいて断層像を形成するための超
音波エコー信号を表示する位置を演算するようにしたも
のである。
波診断装置は、被検体に向けて超音波を送受信する探触
子と、この探触子を駆動して超音波を送信及び受信させ
る超音波送受信部と、上記探触子からの受信信号を検波
する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として
表示する表示装置とを有する超音波診断装置において、
上記探触子として請求項1〜4のいずれかに記載の探触
子を用いると共に、この探触子内の角度センサからの検
出信号を入力し被検体表面に対する移動角度を演算する
角度演算回路を設け、かつ該探触子内の距離センサから
の検出信号を入力し被検体表面に対する移動距離を演算
する距離演算回路を設け、これら両演算回路からの出力
信号と上記探触子における超音波ビームの送受信位置及
び方向のデータとに基づいて断層像を形成するための超
音波エコー信号を表示する位置を演算するようにしたも
のである。
【0013】
【作用】上記のように構成された探触子は、内蔵された
角度センサにより被検体に対し超音波を送受信する超音
波振動子の被検体表面に対する移動角度を検出すると共
に、同じく内蔵された距離センサで上記超音波振動子の
被検体表面に対する移動距離を検出するように動作す
る。これにより、探触子を手動操作により被検体表面に
沿って移動させつつ送受信した際の超音波ビームの位置
及び方向をその探触子自体で計測することができる。
角度センサにより被検体に対し超音波を送受信する超音
波振動子の被検体表面に対する移動角度を検出すると共
に、同じく内蔵された距離センサで上記超音波振動子の
被検体表面に対する移動距離を検出するように動作す
る。これにより、探触子を手動操作により被検体表面に
沿って移動させつつ送受信した際の超音波ビームの位置
及び方向をその探触子自体で計測することができる。
【0014】また、上記のように構成された超音波診断
装置は、角度センサと距離センサとを内蔵して成る探触
子を用いることにより、被検体に対し超音波を送受信す
る探触子の被検体表面に対する移動角度及び移動距離を
検出し、角度演算回路で上記角度センサからの検出信号
を入力して被検体表面に対する移動角度を演算すると共
に、距離演算回路で上記距離センサからの検出信号を入
力して被検体表面に対する移動距離を演算するように動
作する。そして、上記両演算回路からの出力信号と上記
探触子における超音波ビームの送受信位置及び方向のデ
ータとに基づいて、断層像を形成するための超音波エコ
ー信号を表示する位置を演算する。これにより、広視野
の超音波断層像或いは複合走査断層像を形成可能とする
ことができる。
装置は、角度センサと距離センサとを内蔵して成る探触
子を用いることにより、被検体に対し超音波を送受信す
る探触子の被検体表面に対する移動角度及び移動距離を
検出し、角度演算回路で上記角度センサからの検出信号
を入力して被検体表面に対する移動角度を演算すると共
に、距離演算回路で上記距離センサからの検出信号を入
力して被検体表面に対する移動距離を演算するように動
作する。そして、上記両演算回路からの出力信号と上記
探触子における超音波ビームの送受信位置及び方向のデ
ータとに基づいて、断層像を形成するための超音波エコ
ー信号を表示する位置を演算する。これにより、広視野
の超音波断層像或いは複合走査断層像を形成可能とする
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による探触子の実施例を
示す内部構造の断面説明図である。図に示す探触子10
は、リニア電子走査方式のものであり、ケース11は、
本発明の探触子10を構成する部品を内部に収容するも
ので適宜の大きさの細長い箱状に形成されている。そし
て、このケース11の内部には、構成部品として、超音
波振動子12と、吸音材13と、音響レンズ14と、角
度センサ15と、距離センサ16とが配置されている。
詳細に説明する。図1は本発明による探触子の実施例を
示す内部構造の断面説明図である。図に示す探触子10
は、リニア電子走査方式のものであり、ケース11は、
本発明の探触子10を構成する部品を内部に収容するも
ので適宜の大きさの細長い箱状に形成されている。そし
て、このケース11の内部には、構成部品として、超音
波振動子12と、吸音材13と、音響レンズ14と、角
度センサ15と、距離センサ16とが配置されている。
【0016】上記超音波振動子12は、被検体に向けて
超音波ビームを送信すると共に該被検体の目的部位から
の反射波を受信するもので、水晶、チタン酸バリウムあ
るいはチタン酸ジルコン酸鉛などの誘電体から成る圧電
材料を所定のピッチで切断した振動子素子を一列状に多
数配列してアレー形に形成されている。なお、この超音
波振動子12は、図1に示すアレー形のものに限らず、
1枚の円板状振動子から成るものとしてもよい。
超音波ビームを送信すると共に該被検体の目的部位から
の反射波を受信するもので、水晶、チタン酸バリウムあ
るいはチタン酸ジルコン酸鉛などの誘電体から成る圧電
材料を所定のピッチで切断した振動子素子を一列状に多
数配列してアレー形に形成されている。なお、この超音
波振動子12は、図1に示すアレー形のものに限らず、
1枚の円板状振動子から成るものとしてもよい。
【0017】上記超音波振動子12の背面側には、吸音
材13が設けられている。この吸音材13は、超音波振
動子12の背面側に放出される超音波を吸収するもの
で、超音波の減衰の大きい材料を用いている。また、上
記超音波振動子12の前面側には、音響レンズ14が設
けられている。この音響レンズ14は、上記超音波振動
子12の振動子素子の配列方向と直交する面内で超音波
ビームを集束させると共に、超音波発生源と被検体との
間に超音波ビームを減衰させる空気層の介入を防止する
もので、超音波伝播速度が生体中の伝播速度より遅い組
成の物質からなり、その外表面が上記振動子素子の配列
方向と直交する断面で外方に膨出するようにほぼ円弧状
に形成されている。
材13が設けられている。この吸音材13は、超音波振
動子12の背面側に放出される超音波を吸収するもの
で、超音波の減衰の大きい材料を用いている。また、上
記超音波振動子12の前面側には、音響レンズ14が設
けられている。この音響レンズ14は、上記超音波振動
子12の振動子素子の配列方向と直交する面内で超音波
ビームを集束させると共に、超音波発生源と被検体との
間に超音波ビームを減衰させる空気層の介入を防止する
もので、超音波伝播速度が生体中の伝播速度より遅い組
成の物質からなり、その外表面が上記振動子素子の配列
方向と直交する断面で外方に膨出するようにほぼ円弧状
に形成されている。
【0018】上記音響レンズ14の前端部に隣接したと
ころには、距離センサ16が設けられている。この距離
センサ16は、上記超音波振動子12の被検体表面に対
する移動距離を検出するもので、前面が上記音響レンズ
14の前側面の延長面上に位置すると共に被検体の音響
インピーダンスと異なる音響インピーダンスを有する音
響媒体17と、この音響媒体17の後面において被検体
表面に超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する超
音波振動子18a,18bとから成り、この超音波振動
子18a,18bから被検体表面に送受信した超音波の
エコー信号のドプラ偏移周波数を計測しうるものとされ
ている。上記一方の超音波振動子18aからは、例えば
ある周波数の連続波超音波が打ち出され、その超音波ビ
ームが音響媒体17中を体表面に対して例えば角度αで
伝播し、該音響媒体17と被検体体表面とが接する部分
で反射され、その超音波ビームが上記音響媒体17中を
体表面に対して例えば角度βで伝播し、他方の超音波振
動子18bで受波するようになっている。この場合、上
記音響媒体17の音響インピーダンスを被検体の音響イ
ンピーダンスと大きく異なるものとすることにより、大
部分の超音波は、上記被検体の体表面で反射されて該被
検体内にほとんど入射しないこととなるので、超音波断
層像を得るための前述の超音波振動子12から送信され
る超音波と干渉しないようにすることができる。
ころには、距離センサ16が設けられている。この距離
センサ16は、上記超音波振動子12の被検体表面に対
する移動距離を検出するもので、前面が上記音響レンズ
14の前側面の延長面上に位置すると共に被検体の音響
インピーダンスと異なる音響インピーダンスを有する音
響媒体17と、この音響媒体17の後面において被検体
表面に超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する超
音波振動子18a,18bとから成り、この超音波振動
子18a,18bから被検体表面に送受信した超音波の
エコー信号のドプラ偏移周波数を計測しうるものとされ
ている。上記一方の超音波振動子18aからは、例えば
ある周波数の連続波超音波が打ち出され、その超音波ビ
ームが音響媒体17中を体表面に対して例えば角度αで
伝播し、該音響媒体17と被検体体表面とが接する部分
で反射され、その超音波ビームが上記音響媒体17中を
体表面に対して例えば角度βで伝播し、他方の超音波振
動子18bで受波するようになっている。この場合、上
記音響媒体17の音響インピーダンスを被検体の音響イ
ンピーダンスと大きく異なるものとすることにより、大
部分の超音波は、上記被検体の体表面で反射されて該被
検体内にほとんど入射しないこととなるので、超音波断
層像を得るための前述の超音波振動子12から送信され
る超音波と干渉しないようにすることができる。
【0019】このような距離センサ16において、一方
の超音波振動子18aから超音波を打ち出しつつ探触子
10を被検体の体表面に沿って移動させて行くと、その
体表面からの超音波の反射波は、その移動速度に比例し
たドプラ偏移を受けて返ってくる。いま、図1に示す一
方の超音波振動子18aから打ち出される超音波の周波
数をf0とし、探触子10の移動速度をvとし、送受信
の超音波ビームと体表面とのなす角をそれぞれα,βと
し、音響媒体17中を伝播する超音波の音速をcとすれ
ば、他方の超音波振動子18bで受信する反射波の超音
波の周波数fは、ドプラ効果により次式で表わされる。 また、超音波の送信周波数からのずれをドプラ偏移周波
数fdとすれば、 と表される。そして、一般にはv≪cであり、上記二つ
の超音波振動子18a,18bが近接して配置されてい
る場合はα=β=θとおいて、上記第(1)式と第
(2)式から、ドプラ偏移周波数fdは、 となる。
の超音波振動子18aから超音波を打ち出しつつ探触子
10を被検体の体表面に沿って移動させて行くと、その
体表面からの超音波の反射波は、その移動速度に比例し
たドプラ偏移を受けて返ってくる。いま、図1に示す一
方の超音波振動子18aから打ち出される超音波の周波
数をf0とし、探触子10の移動速度をvとし、送受信
の超音波ビームと体表面とのなす角をそれぞれα,βと
し、音響媒体17中を伝播する超音波の音速をcとすれ
ば、他方の超音波振動子18bで受信する反射波の超音
波の周波数fは、ドプラ効果により次式で表わされる。 また、超音波の送信周波数からのずれをドプラ偏移周波
数fdとすれば、 と表される。そして、一般にはv≪cであり、上記二つ
の超音波振動子18a,18bが近接して配置されてい
る場合はα=β=θとおいて、上記第(1)式と第
(2)式から、ドプラ偏移周波数fdは、 となる。
【0020】上記第(2)式あるいは第(3)式で表さ
れたドプラ偏移周波数fdは、探触子10を被検体の体
表面に沿って移動する速さに応じて変化する。従って、
他方の超音波振動子18bで受信したドプラ信号を、例
えば超音波診断装置の本体内に設けられた周波数弁別器
を用いてドプラ偏移周波数fdに比例する電圧を得て、
これを積分することにより上記探触子10の移動距離を
計測することができる。ここで、信号が正側から負側
へ、また負側から正側へ移るとき零点を通過する回数
(これを零交差数という)は、正弦波ではその周波数の
2倍となるため、この零交差数を計数すれば周波数を知
ることができる。従って、上記のドプラ信号は、零交差
数を計数する周波数計(ゼロクロスカウンタ)により求
めることができ、この求めたドプラ信号の零交差数を積
算することにより、探触子10の移動距離を知ることが
できる。なお、前記音響媒体17としては、その中を伝
播する超音波の音速cが小さく、音響インピーダンスが
被検体と大きく異なる例えばテフロンのようなフッ素系
樹脂を用いると、ドプラ偏移周波数fdが大きくなり、
移動距離の計測が容易となる。
れたドプラ偏移周波数fdは、探触子10を被検体の体
表面に沿って移動する速さに応じて変化する。従って、
他方の超音波振動子18bで受信したドプラ信号を、例
えば超音波診断装置の本体内に設けられた周波数弁別器
を用いてドプラ偏移周波数fdに比例する電圧を得て、
これを積分することにより上記探触子10の移動距離を
計測することができる。ここで、信号が正側から負側
へ、また負側から正側へ移るとき零点を通過する回数
(これを零交差数という)は、正弦波ではその周波数の
2倍となるため、この零交差数を計数すれば周波数を知
ることができる。従って、上記のドプラ信号は、零交差
数を計数する周波数計(ゼロクロスカウンタ)により求
めることができ、この求めたドプラ信号の零交差数を積
算することにより、探触子10の移動距離を知ることが
できる。なお、前記音響媒体17としては、その中を伝
播する超音波の音速cが小さく、音響インピーダンスが
被検体と大きく異なる例えばテフロンのようなフッ素系
樹脂を用いると、ドプラ偏移周波数fdが大きくなり、
移動距離の計測が容易となる。
【0021】なお、図1に示す距離センサ16において
は、送信用と受信用の超音波振動子18a,18bをそ
れぞれ設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、送
受信兼用の超音波振動子(18a,18bに相当するも
の)を1個だけ設け、送信波として一定の周期のバース
ト波を用い、被検体の体表面からの反射エコーを受信す
る際のドプラ偏移周波数を計測することにより、探触子
10を体表面上で移動する速度を求めることができる。
そして、このような高周波パルスを使用するいわゆるパ
ルスドプラ法により、受信した反射エコーのドプラ偏移
周波数fdは、前記の第(3)式の場合と同様に次式で
表される。 第(4)式でfrは参照周波数である。この場合は、符
号18a,18bに相当する超音波振動子と体表面との
間の距離により定まる時間で受信エコー信号にゲートを
かけることにより、上記体表面のみからの信号を取り出
すことができる。
は、送信用と受信用の超音波振動子18a,18bをそ
れぞれ設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、送
受信兼用の超音波振動子(18a,18bに相当するも
の)を1個だけ設け、送信波として一定の周期のバース
ト波を用い、被検体の体表面からの反射エコーを受信す
る際のドプラ偏移周波数を計測することにより、探触子
10を体表面上で移動する速度を求めることができる。
そして、このような高周波パルスを使用するいわゆるパ
ルスドプラ法により、受信した反射エコーのドプラ偏移
周波数fdは、前記の第(3)式の場合と同様に次式で
表される。 第(4)式でfrは参照周波数である。この場合は、符
号18a,18bに相当する超音波振動子と体表面との
間の距離により定まる時間で受信エコー信号にゲートを
かけることにより、上記体表面のみからの信号を取り出
すことができる。
【0022】上記距離センサ16の上方近傍には、角度
センサ15が設けられている。この角度センサ15は、
前記超音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を
検出するもので、圧電振動子を駆動用圧電磁器によって
振動させ、この圧電振動子の中心軸に回転角速度が加わ
った際にもとの振動軸に対して直角方向の軸に生じるコ
リオリ力を検出用圧電磁器によって検出することによ
り、上記回転角速度を検出する圧電ジャイロを用いたも
のである。この圧電ジャイロは、傾きの絶対値は得られ
ないが傾斜による角度の相対値が得られるもので、その
基本原理について図2を参照して説明する。
センサ15が設けられている。この角度センサ15は、
前記超音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を
検出するもので、圧電振動子を駆動用圧電磁器によって
振動させ、この圧電振動子の中心軸に回転角速度が加わ
った際にもとの振動軸に対して直角方向の軸に生じるコ
リオリ力を検出用圧電磁器によって検出することによ
り、上記回転角速度を検出する圧電ジャイロを用いたも
のである。この圧電ジャイロは、傾きの絶対値は得られ
ないが傾斜による角度の相対値が得られるもので、その
基本原理について図2を参照して説明する。
【0023】図2(a)は音片型振動ジャイロを示し、
同図(b)は音叉型振動ジャイロを示している。図2
(a),(b)において、音片型振動子21又は音叉型
振動子22から成る圧電振動子を、駆動用圧電磁器23
又は24によってx軸方向に振動させる。この状態で、
上記それぞれの振動子21又は22の中心軸(z軸)に
回転角速度Ω0が加わると、上記x軸方向の振動に対し
て直角のy軸方向にコリオリ力が生じる。このコリオリ
力を、y軸方向に直交して配置された検出用圧電磁器2
5又は26で検出することにより、上記回転角速度Ω0
を計測することができる。そして、上記圧電ジャイロ
は、回転角速度Ω0に対応した出力電圧が得られるよう
になっており、この信号電圧を時間に対して積分するこ
とにより、初期値に対する回転角を得ることができる。
これにより、図1に示す探触子10を被検体の体表面に
沿って移動させる動作において、その移動角度を検出す
ることができる。
同図(b)は音叉型振動ジャイロを示している。図2
(a),(b)において、音片型振動子21又は音叉型
振動子22から成る圧電振動子を、駆動用圧電磁器23
又は24によってx軸方向に振動させる。この状態で、
上記それぞれの振動子21又は22の中心軸(z軸)に
回転角速度Ω0が加わると、上記x軸方向の振動に対し
て直角のy軸方向にコリオリ力が生じる。このコリオリ
力を、y軸方向に直交して配置された検出用圧電磁器2
5又は26で検出することにより、上記回転角速度Ω0
を計測することができる。そして、上記圧電ジャイロ
は、回転角速度Ω0に対応した出力電圧が得られるよう
になっており、この信号電圧を時間に対して積分するこ
とにより、初期値に対する回転角を得ることができる。
これにより、図1に示す探触子10を被検体の体表面に
沿って移動させる動作において、その移動角度を検出す
ることができる。
【0024】なお、図2(a)に示す音片型振動ジャイ
ロに対して、音片型振動子21の断面形状を正三角形と
した圧電ジャイロが存在するが、回転角速度Ω0に対す
る出力電圧の感度及びリニアリティ特性が優れ、ドリフ
トが少ないと共に小形化を達成することができる。ま
た、図1において、符号19は信号線を示しており、符
号20は上記信号線19を束ねるケーブルを示してい
る。
ロに対して、音片型振動子21の断面形状を正三角形と
した圧電ジャイロが存在するが、回転角速度Ω0に対す
る出力電圧の感度及びリニアリティ特性が優れ、ドリフ
トが少ないと共に小形化を達成することができる。ま
た、図1において、符号19は信号線を示しており、符
号20は上記信号線19を束ねるケーブルを示してい
る。
【0025】図3は上記角度センサ15の他の実施例を
示す斜視図である。この実施例による角度センサ15
は、傾斜角に対応した電気信号が発生する振子機構を有
するサーボ傾斜角度計から成るもので、振子27がその
中心軸をトーションスプリング28によって支持され、
揺動可能とされている。この振子27の基端部はコイル
29に固定されており、このコイル29は永久磁石30
の磁界中に置かれている。一方、上記振子27の先端部
には、平板状のシャッタ部31が形成されており、この
シャッタ部31の両側方には、それぞれ光源32及び光
検出器33が配置されている。そして、上記振子27の
シャッタ部31が矢印の方向に傾斜する傾斜角に応じ
て、光源32から光検出器33に送られる光の量が変化
するようになっている。このとき、上記振子27が傾く
ことにより動いた変位角は、上記光検出器33で検出す
る光の量で計測され、該光検出器33からの出力信号は
サーボアンプ34により増幅され、このサーボアンプ3
4を介して上記コイル29に電流を流すことにより、振
子27を元の位置に戻すように動作する。このコイル2
9の駆動電流の大きさは上記振子27の傾斜角に比例す
るので、途中の抵抗Rにより電圧として取り出すことに
より、振子27の傾斜角を検出することができる。この
ようなサーボ傾斜角度計から成る角度センサ15を図1
に示す探触子10内に組み込むことにより、該探触子1
0の体表面上における移動角度の絶対値を検出すること
ができる。
示す斜視図である。この実施例による角度センサ15
は、傾斜角に対応した電気信号が発生する振子機構を有
するサーボ傾斜角度計から成るもので、振子27がその
中心軸をトーションスプリング28によって支持され、
揺動可能とされている。この振子27の基端部はコイル
29に固定されており、このコイル29は永久磁石30
の磁界中に置かれている。一方、上記振子27の先端部
には、平板状のシャッタ部31が形成されており、この
シャッタ部31の両側方には、それぞれ光源32及び光
検出器33が配置されている。そして、上記振子27の
シャッタ部31が矢印の方向に傾斜する傾斜角に応じ
て、光源32から光検出器33に送られる光の量が変化
するようになっている。このとき、上記振子27が傾く
ことにより動いた変位角は、上記光検出器33で検出す
る光の量で計測され、該光検出器33からの出力信号は
サーボアンプ34により増幅され、このサーボアンプ3
4を介して上記コイル29に電流を流すことにより、振
子27を元の位置に戻すように動作する。このコイル2
9の駆動電流の大きさは上記振子27の傾斜角に比例す
るので、途中の抵抗Rにより電圧として取り出すことに
より、振子27の傾斜角を検出することができる。この
ようなサーボ傾斜角度計から成る角度センサ15を図1
に示す探触子10内に組み込むことにより、該探触子1
0の体表面上における移動角度の絶対値を検出すること
ができる。
【0026】次に、図1に示すように構成された探触子
10において、その内部に設けられた角度センサ15及
び距離センサ16によって該探触子10の被検体表面上
での移動角度及び移動距離を検出し、上記探触子10の
位置及び超音波ビームの方向を計測して広視野の超音波
断層像を得る状態について、図4を用いて説明する。図
4(a)において、最初は探触子10の距離センサ16
の中心が被検体表面上の点A0(x0,y0)に置かれて
おり、次のタイミングでは探触子10がΔθ1だけ傾く
と共に微小距離ΔL1だけ移動して、点A1(x1,y1)
なる位置に来た場合の座標は次のように表される。
10において、その内部に設けられた角度センサ15及
び距離センサ16によって該探触子10の被検体表面上
での移動角度及び移動距離を検出し、上記探触子10の
位置及び超音波ビームの方向を計測して広視野の超音波
断層像を得る状態について、図4を用いて説明する。図
4(a)において、最初は探触子10の距離センサ16
の中心が被検体表面上の点A0(x0,y0)に置かれて
おり、次のタイミングでは探触子10がΔθ1だけ傾く
と共に微小距離ΔL1だけ移動して、点A1(x1,y1)
なる位置に来た場合の座標は次のように表される。
【0027】ここで、上記探触子10を被検体の曲面に
沿って移動させる場合を考える。この場合、上記と同じ
動作をn回繰り返し、点A0から点Anに到達するものと
すると、 となる。そして、探触子10を微小距離ΔL1,ΔL2,
…,ΔLnだけ移動させる毎に、角度センサ15と距離
センサ16の信号に基づき上記の第(6)式を計算する
ことにより、点A0(x0,y0)に対する点An(xn,
yn)の位置と探触子10の傾きθnが与えられる。従っ
て、図4(b)に示すように、x0=0,y0=0として
初期の位置点A0における断層像S0に対し、探触子10
を点Anまで移動させて生成した断層像Snの位置関係を
前記第(6)式により求めることができる。
沿って移動させる場合を考える。この場合、上記と同じ
動作をn回繰り返し、点A0から点Anに到達するものと
すると、 となる。そして、探触子10を微小距離ΔL1,ΔL2,
…,ΔLnだけ移動させる毎に、角度センサ15と距離
センサ16の信号に基づき上記の第(6)式を計算する
ことにより、点A0(x0,y0)に対する点An(xn,
yn)の位置と探触子10の傾きθnが与えられる。従っ
て、図4(b)に示すように、x0=0,y0=0として
初期の位置点A0における断層像S0に対し、探触子10
を点Anまで移動させて生成した断層像Snの位置関係を
前記第(6)式により求めることができる。
【0028】そして、図4(b)において、断層像S0
と断層像Snとが順次重畳する部分の情報を適切な加算
演算を施すことにより、複合走査断層像を得ることがで
きる。或いは、断層像S0とSnとの重畳をいずれか一方
の画像情報で表示することにより、広視野の電子リニア
走査断層像が得られる。
と断層像Snとが順次重畳する部分の情報を適切な加算
演算を施すことにより、複合走査断層像を得ることがで
きる。或いは、断層像S0とSnとの重畳をいずれか一方
の画像情報で表示することにより、広視野の電子リニア
走査断層像が得られる。
【0029】図5は本発明による探触子10の他の実施
例を示す断面説明図である。この実施例は、距離センサ
16′を、被検体の体表面に接して回転するゴムローラ
35と、このゴムローラ35の回転軸に直結されて該ゴ
ムローラ35の回転角を読み取るエンコーダ36とを組
み合わせて構成したものである。この場合は、上記探触
子10を被検体の体表面に接して移動することにより、
上記ゴムローラ35が体表面との摩擦により回転し、こ
の回転がエンコーダ36に伝達されて上記ゴムローラ3
5の回転角を読み取り、電気信号として出力される。そ
して、この電気信号を処理することにより、上記探触子
10が被検体の体表面に沿って移動した距離を計測する
ことができる。
例を示す断面説明図である。この実施例は、距離センサ
16′を、被検体の体表面に接して回転するゴムローラ
35と、このゴムローラ35の回転軸に直結されて該ゴ
ムローラ35の回転角を読み取るエンコーダ36とを組
み合わせて構成したものである。この場合は、上記探触
子10を被検体の体表面に接して移動することにより、
上記ゴムローラ35が体表面との摩擦により回転し、こ
の回転がエンコーダ36に伝達されて上記ゴムローラ3
5の回転角を読み取り、電気信号として出力される。そ
して、この電気信号を処理することにより、上記探触子
10が被検体の体表面に沿って移動した距離を計測する
ことができる。
【0030】図6は本発明による探触子10の更に他の
実施例を示す断面説明図である。この実施例は、距離セ
ンサ16″として、断層像のエコー信号を得るために被
検体に対し超音波を送信及び受信する超音波振動子12
の一つの振動子素子を用いたものである。そして、上記
一つの振動子素子から成る距離センサ16″から被検体
にある角度をもって超音波を打ち出すと共にその反射波
を受信し、上記距離センサ16″から被検体に打ち出し
た超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計測しうる
ようにされている。すなわち、距離センサ16″から一
定の方向θに向けて超音波ビームを打ち出すと共にその
反射エコーを受信し、体表面の一点P1或いは体内部の
ある一点P2などの超音波振動子12の面から一定距離
だけ離れた所からの反射波のみにレンジゲートをかけ、
この受信信号のドプラ偏移周波数fdを検出すれば、図
1に示す距離センサ16の場合と同様にして探触子10
の移動距離を計測することができる。この場合は、図1
のように移動距離の検出のための専用の超音波振動子1
8a,18bを設けることは要さず、構造を簡単とする
ことができる。
実施例を示す断面説明図である。この実施例は、距離セ
ンサ16″として、断層像のエコー信号を得るために被
検体に対し超音波を送信及び受信する超音波振動子12
の一つの振動子素子を用いたものである。そして、上記
一つの振動子素子から成る距離センサ16″から被検体
にある角度をもって超音波を打ち出すと共にその反射波
を受信し、上記距離センサ16″から被検体に打ち出し
た超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計測しうる
ようにされている。すなわち、距離センサ16″から一
定の方向θに向けて超音波ビームを打ち出すと共にその
反射エコーを受信し、体表面の一点P1或いは体内部の
ある一点P2などの超音波振動子12の面から一定距離
だけ離れた所からの反射波のみにレンジゲートをかけ、
この受信信号のドプラ偏移周波数fdを検出すれば、図
1に示す距離センサ16の場合と同様にして探触子10
の移動距離を計測することができる。この場合は、図1
のように移動距離の検出のための専用の超音波振動子1
8a,18bを設けることは要さず、構造を簡単とする
ことができる。
【0031】以上説明したように、本発明による探触子
10によれば、角度センサ15及び距離センサ16,1
6′,16″を内蔵したことにより、探触子10に何も
付属物を接続することなくそれ自体で、手動操作により
被検体表面に沿って移動させた際の移動角度及び移動距
離を検出することができる。これにより、被検体に向け
て送受信した超音波ビームの位置及び方向を計測するこ
とができる。
10によれば、角度センサ15及び距離センサ16,1
6′,16″を内蔵したことにより、探触子10に何も
付属物を接続することなくそれ自体で、手動操作により
被検体表面に沿って移動させた際の移動角度及び移動距
離を検出することができる。これにより、被検体に向け
て送受信した超音波ビームの位置及び方向を計測するこ
とができる。
【0032】なお、以上の説明では、リニア電子走査方
式の探触子について適用した例を述べたが、本発明はこ
れに限らず、セクタ電子走査方式又はセクタ機械走査方
式の探触子、或いは単板振動子型の探触子についても同
様に適用することができる。
式の探触子について適用した例を述べたが、本発明はこ
れに限らず、セクタ電子走査方式又はセクタ機械走査方
式の探触子、或いは単板振動子型の探触子についても同
様に適用することができる。
【0033】図7は、図1及び図5並びに図6に示す探
触子10の関連発明としての超音波診断装置の実施例を
示すブロック図である。この超音波診断装置は、超音波
を利用して被検体の診断部位について断層像を得るもの
で、電子リニア走査形とされており、図7に示すよう
に、探触子10と、超音波送受信部37と、整相回路3
8と、検波器39と、ディジタルスキャンコンバータ
(以下「DSC」と略称する)40と、信号処理回路4
1と、テレビモニタ42と、制御部43とを有し、更に
角度演算回路44と、距離演算回路45とを備えて成
る。
触子10の関連発明としての超音波診断装置の実施例を
示すブロック図である。この超音波診断装置は、超音波
を利用して被検体の診断部位について断層像を得るもの
で、電子リニア走査形とされており、図7に示すよう
に、探触子10と、超音波送受信部37と、整相回路3
8と、検波器39と、ディジタルスキャンコンバータ
(以下「DSC」と略称する)40と、信号処理回路4
1と、テレビモニタ42と、制御部43とを有し、更に
角度演算回路44と、距離演算回路45とを備えて成
る。
【0034】上記探触子10は、被検体に向けて超音波
を送受信するもので、本発明においては、図1又は図5
又は図6に示すように角度センサ15及び距離センサ1
6,16′,16″を内蔵したものとされ、被検体表面
に対する移動角度及び移動距離をそれ自体で検出できよ
うになっている。
を送受信するもので、本発明においては、図1又は図5
又は図6に示すように角度センサ15及び距離センサ1
6,16′,16″を内蔵したものとされ、被検体表面
に対する移動角度及び移動距離をそれ自体で検出できよ
うになっている。
【0035】超音波送受信部37は、上記探触子10を
駆動して超音波を送信及び受信させるもので、該探触子
10内で一列状に多数配列された振動子素子のうち一群
の振動子素子のみを順次選択して切り換える電子スイッ
チ46と、この電子スイッチ46で選択された振動子素
子に対し所定の遅延時間を与えて超音波の打ち出し駆動
パルスを印加するパルス発生器47と、上記電子スイッ
チ46を介して探触子10の各振動子素子のうちの一群
からの受波信号を入力し時間と共に利得を増加させ検診
深度に応じて信号強度を補正する可変利得増幅器48と
から成る。
駆動して超音波を送信及び受信させるもので、該探触子
10内で一列状に多数配列された振動子素子のうち一群
の振動子素子のみを順次選択して切り換える電子スイッ
チ46と、この電子スイッチ46で選択された振動子素
子に対し所定の遅延時間を与えて超音波の打ち出し駆動
パルスを印加するパルス発生器47と、上記電子スイッ
チ46を介して探触子10の各振動子素子のうちの一群
からの受波信号を入力し時間と共に利得を増加させ検診
深度に応じて信号強度を補正する可変利得増幅器48と
から成る。
【0036】整相回路38は、上記超音波送受信部37
の可変利得増幅器48からの出力信号に所定の遅延時間
を与えて位相を揃え、受信エコーの指向を鋭くするもの
である。そして、検波器39は、上記整相回路38から
出力されるエコー信号の大きさに対応した信号を検出す
るものである。
の可変利得増幅器48からの出力信号に所定の遅延時間
を与えて位相を揃え、受信エコーの指向を鋭くするもの
である。そして、検波器39は、上記整相回路38から
出力されるエコー信号の大きさに対応した信号を検出す
るものである。
【0037】DSC40は、上記検波器39からの出力
信号を入力してディジタル信号に変換し、内部の記憶手
段に書き込むと共に読み出し、これを再びアナログ信号
に変換して標準テレビのタイミングで出力するもので、
その内部構成及び動作は後述する。また、信号処理回路
41は、上記DSC40から出力されたアナログビデオ
信号を入力して増幅及びγ補正などの信号処理を行うも
のである。さらに、テレビモニタ42は、上記信号処理
回路41で処理し出力されたビデオ信号を入力して画像
として表示するものである。
信号を入力してディジタル信号に変換し、内部の記憶手
段に書き込むと共に読み出し、これを再びアナログ信号
に変換して標準テレビのタイミングで出力するもので、
その内部構成及び動作は後述する。また、信号処理回路
41は、上記DSC40から出力されたアナログビデオ
信号を入力して増幅及びγ補正などの信号処理を行うも
のである。さらに、テレビモニタ42は、上記信号処理
回路41で処理し出力されたビデオ信号を入力して画像
として表示するものである。
【0038】そして、制御部43は、上記の各構成要素
の動作を制御するもので、電子スイッチ46及び可変利
得増幅器48並びに整相回路38などの制御を、前記D
SC40からのタイミング信号に従って実行するように
なっている。
の動作を制御するもので、電子スイッチ46及び可変利
得増幅器48並びに整相回路38などの制御を、前記D
SC40からのタイミング信号に従って実行するように
なっている。
【0039】さらに、角度演算回路44は、前記探触子
10内の角度センサ15(図1参照)からの検出信号を
入力し被検体表面に対する移動角度を演算するものであ
る。また、距離演算回路45は、上記探触子10内の距
離センサ16(図1参照)からの検出信号を入力し被検
体表面に対する移動距離を演算するものである。そし
て、上記両演算回路44,45で演算した結果の信号
は、前記DSC40へ送られるようになっている。
10内の角度センサ15(図1参照)からの検出信号を
入力し被検体表面に対する移動角度を演算するものであ
る。また、距離演算回路45は、上記探触子10内の距
離センサ16(図1参照)からの検出信号を入力し被検
体表面に対する移動距離を演算するものである。そし
て、上記両演算回路44,45で演算した結果の信号
は、前記DSC40へ送られるようになっている。
【0040】図8は上記DSC40の内部構成を示すブ
ロック図である。このDSC40は、入力部に前記検波
器39からの信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器49が設けられ、出力部にはディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して前記信号処理回路41へ送出するD
/A変換器50が設けられ、このA/D変換器49とD
/A変換器50との間には受信したエコー信号の強さに
対応したデータが書き込まれるフレームメモリ51が設
けられている。そして、上記フレームメモリ51へのデ
ータの書き込みは、書込みバッファメモリ52を介して
行われ、該フレームメモリ51からのデータの読み出し
は、読出しバッファメモリ53を介して行われる。この
とき、データの書込み及び読出しの各アドレスは、それ
ぞれ独立に実行する書込みアドレス発生器54又は読出
しアドレス発生器55によって制御されるようになって
いる。これにより、テレビ同期信号のタイミングとも関
連するが、超音波の送受信のタイミングに従ってフレー
ムメモリ51の表示画面に対応するアドレスにエコー信
号のデータが書き込まれ、かつその内容は繰り返し標準
テレビのタイミングで読み出される。
ロック図である。このDSC40は、入力部に前記検波
器39からの信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器49が設けられ、出力部にはディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して前記信号処理回路41へ送出するD
/A変換器50が設けられ、このA/D変換器49とD
/A変換器50との間には受信したエコー信号の強さに
対応したデータが書き込まれるフレームメモリ51が設
けられている。そして、上記フレームメモリ51へのデ
ータの書き込みは、書込みバッファメモリ52を介して
行われ、該フレームメモリ51からのデータの読み出し
は、読出しバッファメモリ53を介して行われる。この
とき、データの書込み及び読出しの各アドレスは、それ
ぞれ独立に実行する書込みアドレス発生器54又は読出
しアドレス発生器55によって制御されるようになって
いる。これにより、テレビ同期信号のタイミングとも関
連するが、超音波の送受信のタイミングに従ってフレー
ムメモリ51の表示画面に対応するアドレスにエコー信
号のデータが書き込まれ、かつその内容は繰り返し標準
テレビのタイミングで読み出される。
【0041】前記検波器39からの超音波画像信号は上
記A/D変換器49によりディジタル信号に変換され、
超音波の1回の送波で得られる超音波ビーム1本に相当
するデータを上記書込みバッファメモリ52に記憶させ
る。また、探触子10内の角度センサ15及び距離セン
サ16からの検出信号は、それぞれ図7に示す角度演算
回路44又は距離演算回路45へ入力して該探触子10
の移動角度及び移動距離の信号が得られ、これらの信号
は図8において書込みアドレス発生器54へ入力する。
そして、上記書込みバッファメモリ52は、通常ライン
メモリが用いられ、制御部43(図7参照)からの超音
波の送受信のタイミングにより読み出される。この書込
みバッファメモリ52から読み出されたデータは、テレ
ビ同期信号発生器56のタイミングで制御されるマルチ
プレクサ57によるフレームメモリ51の読出し期間を
避けたタイミングで、書込みアドレス発生器54のアド
レス信号に従ってフレームメモリ51に書き込まれる。
記A/D変換器49によりディジタル信号に変換され、
超音波の1回の送波で得られる超音波ビーム1本に相当
するデータを上記書込みバッファメモリ52に記憶させ
る。また、探触子10内の角度センサ15及び距離セン
サ16からの検出信号は、それぞれ図7に示す角度演算
回路44又は距離演算回路45へ入力して該探触子10
の移動角度及び移動距離の信号が得られ、これらの信号
は図8において書込みアドレス発生器54へ入力する。
そして、上記書込みバッファメモリ52は、通常ライン
メモリが用いられ、制御部43(図7参照)からの超音
波の送受信のタイミングにより読み出される。この書込
みバッファメモリ52から読み出されたデータは、テレ
ビ同期信号発生器56のタイミングで制御されるマルチ
プレクサ57によるフレームメモリ51の読出し期間を
避けたタイミングで、書込みアドレス発生器54のアド
レス信号に従ってフレームメモリ51に書き込まれる。
【0042】このとき、上記フレームメモリ51へのエ
コー信号の書込みアドレスは、探触子10において超音
波の送受信に携わる振動子素子群により決まる該探触子
10上での送受信の位置と、その探触子10の被検体表
面に対する接触位置とにより決まる。すなわち、上記書
込みアドレス発生器54は、図7に示す制御部43の電
子スイッチ46に対する制御信号と、角度演算回路44
及び距離演算回路45からの探触子10の移動角度及び
移動距離の計測信号とに基づいて、書込みアドレスのデ
ータを発生するようになっている。
コー信号の書込みアドレスは、探触子10において超音
波の送受信に携わる振動子素子群により決まる該探触子
10上での送受信の位置と、その探触子10の被検体表
面に対する接触位置とにより決まる。すなわち、上記書
込みアドレス発生器54は、図7に示す制御部43の電
子スイッチ46に対する制御信号と、角度演算回路44
及び距離演算回路45からの探触子10の移動角度及び
移動距離の計測信号とに基づいて、書込みアドレスのデ
ータを発生するようになっている。
【0043】次に、図7に示す探触子10を手で保持し
て被検体の体表面上を適宜移動させ、上記被検体の検査
部位に超音波を送受信して広視野の超音波断層像を得る
状態について、図9を参照して説明する。まず、図9
(a)において、被検体1の体表面上に探触子10を符
号101で示す状態に置いたとする。このとき、上記探
触子10内の超音波振動子12の素子配列で最初に超音
波の送受信に携わる一方端の位置をAとし、リニア電子
走査を実行するに従って超音波の送受信位置は順次他方
端側へ移動してBの位置に達するとする。また、超音波
の送受信の深さ方向はACとする。このような状態で収
集した超音波画像のデータのDSC40内のフレームメ
モリ51におけるアドレスは、図9(b)において符号
Ad1で示したごとく定められる。そして、上記のリニア
電子走査の実行に対応して、図9(b)に示したフレー
ムメモリのアドレスAd1は、同図(a)における位置A
からBへの移動が同図(b)ではA′からB′へと方向
Nに沿って順次定められる。また、図9(a)における
深さ方向ACは同図(b)においてA′からC′へと方
向Mに沿って順次定められる。
て被検体の体表面上を適宜移動させ、上記被検体の検査
部位に超音波を送受信して広視野の超音波断層像を得る
状態について、図9を参照して説明する。まず、図9
(a)において、被検体1の体表面上に探触子10を符
号101で示す状態に置いたとする。このとき、上記探
触子10内の超音波振動子12の素子配列で最初に超音
波の送受信に携わる一方端の位置をAとし、リニア電子
走査を実行するに従って超音波の送受信位置は順次他方
端側へ移動してBの位置に達するとする。また、超音波
の送受信の深さ方向はACとする。このような状態で収
集した超音波画像のデータのDSC40内のフレームメ
モリ51におけるアドレスは、図9(b)において符号
Ad1で示したごとく定められる。そして、上記のリニア
電子走査の実行に対応して、図9(b)に示したフレー
ムメモリのアドレスAd1は、同図(a)における位置A
からBへの移動が同図(b)ではA′からB′へと方向
Nに沿って順次定められる。また、図9(a)における
深さ方向ACは同図(b)においてA′からC′へと方
向Mに沿って順次定められる。
【0044】次に、上記探触子10を手で保持して被検
体1の体表面上を移動させ、図9(a)において符号1
02で示す状態に位置させたとする。このとき、上記探
触子10内の超音波振動子12の素子配列で最初に超音
波の送受信に携わる一方端の位置をDとし、リニア電子
走査を実行するに従って超音波の送受信位置は順次他方
端側へ移動してEの位置に達するとする。また、超音波
の送受信の深さ方向はDFとする。さらに、上記探触子
10から打ち出される超音波ビームは、前回の状態に対
し角θだけ傾いたとする。この場合、図9(a)におい
て、位置Aから位置Dへの移動距離及びそのときの移動
角度θは、前述の角度センサ15と距離センサ16並び
に角度演算回路44と距離演算回路45によって計測す
ることができるので、既知の位置Aから位置Dを知るこ
とができる。また、リニア電子走査に伴って図9(a)
に示されたDEに沿う超音波ビームの送受信の位置を計
算することができるので、これらの位置に対応するフレ
ームメモリ51上のアドレスが同図(b)においてD′
からE′へと順次定められ、深さ方向にはD′からF′
へと順次定められる。すなわち、このような状態で収集
した超音波画像のデータのDSC40内のフレームメモ
リ51におけるアドレスは、図9(b)において符号A
d2で示したごとく定められる。
体1の体表面上を移動させ、図9(a)において符号1
02で示す状態に位置させたとする。このとき、上記探
触子10内の超音波振動子12の素子配列で最初に超音
波の送受信に携わる一方端の位置をDとし、リニア電子
走査を実行するに従って超音波の送受信位置は順次他方
端側へ移動してEの位置に達するとする。また、超音波
の送受信の深さ方向はDFとする。さらに、上記探触子
10から打ち出される超音波ビームは、前回の状態に対
し角θだけ傾いたとする。この場合、図9(a)におい
て、位置Aから位置Dへの移動距離及びそのときの移動
角度θは、前述の角度センサ15と距離センサ16並び
に角度演算回路44と距離演算回路45によって計測す
ることができるので、既知の位置Aから位置Dを知るこ
とができる。また、リニア電子走査に伴って図9(a)
に示されたDEに沿う超音波ビームの送受信の位置を計
算することができるので、これらの位置に対応するフレ
ームメモリ51上のアドレスが同図(b)においてD′
からE′へと順次定められ、深さ方向にはD′からF′
へと順次定められる。すなわち、このような状態で収集
した超音波画像のデータのDSC40内のフレームメモ
リ51におけるアドレスは、図9(b)において符号A
d2で示したごとく定められる。
【0045】このようにして、図8に示す書込みアドレ
ス発生器54により定められたアドレスに基づいて、書
込みバッファメモリ52からのデータがフレームメモリ
51に書き込まれる。また、テレビ同期信号発生器56
によりテレビモニタ42の表示アドレスに対応付けされ
た読出しアドレス発生器55からのアドレスに従って、
上記フレームメモリ51のデータが順次読み出されて読
出しバッファメモリ53に書き込まれる。その後、この
読出しバッファメモリ53から標準テレビのシーケンス
に従ってデータが読み出され、D/A変換器50でアナ
ログ信号に変換され、図7に示す信号処理回路41を介
してコンポジットビデオ信号としてテレビモニタ42に
送られ、画像として表示される。
ス発生器54により定められたアドレスに基づいて、書
込みバッファメモリ52からのデータがフレームメモリ
51に書き込まれる。また、テレビ同期信号発生器56
によりテレビモニタ42の表示アドレスに対応付けされ
た読出しアドレス発生器55からのアドレスに従って、
上記フレームメモリ51のデータが順次読み出されて読
出しバッファメモリ53に書き込まれる。その後、この
読出しバッファメモリ53から標準テレビのシーケンス
に従ってデータが読み出され、D/A変換器50でアナ
ログ信号に変換され、図7に示す信号処理回路41を介
してコンポジットビデオ信号としてテレビモニタ42に
送られ、画像として表示される。
【0046】このとき、図9(a)に示す探触子101
の位置で計測した画像データをフレームメモリ51に書
き込んで更新しない状態で、該探触子を102の位置に
移動させると、図9(b)に示す探触子101に対応す
る領域A1に、探触子102に対応する領域A2が重畳す
る部分が発生し、この重畳領域A12の画像データとし
て、領域A1のデータと領域A2のデータとの平均値、或
いはいずれか大きい方のデータを、上記探触子10をわ
ずかに移動する毎に順次書き込むようにすればよい。こ
のようにすると、複合走査の断層像となり、リニア電子
走査においては、超音波が被検体内に十分に入射されな
いため影となってしまう部分を少なくすることができ
る。
の位置で計測した画像データをフレームメモリ51に書
き込んで更新しない状態で、該探触子を102の位置に
移動させると、図9(b)に示す探触子101に対応す
る領域A1に、探触子102に対応する領域A2が重畳す
る部分が発生し、この重畳領域A12の画像データとし
て、領域A1のデータと領域A2のデータとの平均値、或
いはいずれか大きい方のデータを、上記探触子10をわ
ずかに移動する毎に順次書き込むようにすればよい。こ
のようにすると、複合走査の断層像となり、リニア電子
走査においては、超音波が被検体内に十分に入射されな
いため影となってしまう部分を少なくすることができ
る。
【0047】一方、探触子101に対応する領域A1の画
像データを書込み完了した後、更新しない状態で逐次そ
の探触子を移動させる動作において、例えば探触子10
2の位置に対応して新しく生成される領域A2のみに画像
データを書き込み、領域A1とA2の重畳領域A12の画像
データとして、領域A1のデータか或いは領域A2のデー
タのいずれか一方のみを書き込むようにすると、従来の
超音波診断装置におけるリニア電子走査に比べ、広視野
の超音波断層像が得られる。
像データを書込み完了した後、更新しない状態で逐次そ
の探触子を移動させる動作において、例えば探触子10
2の位置に対応して新しく生成される領域A2のみに画像
データを書き込み、領域A1とA2の重畳領域A12の画像
データとして、領域A1のデータか或いは領域A2のデー
タのいずれか一方のみを書き込むようにすると、従来の
超音波診断装置におけるリニア電子走査に比べ、広視野
の超音波断層像が得られる。
【0048】なお、上記のような探触子10では、被検
体1の体表面に接する部分が小さいため、該探触子10
を手で体表面に沿って移動させる場合、図9(c)に示
すように、必ずしも上記探触子10の超音波振動子面の
方向に沿って移動することにはならない。すなわち、図
9(c)において、被検体1の傾斜した体表面に対して
探触子10を立てたまま斜め方向に移動させることがあ
る。このとき、例えばリニア電子走査方式の探触子10
においても、被検体1の体表面を強く圧して矢印方向に
斜め移動させることにより、上記探触子10の位置検出
に誤差が生じることがある。このような誤差を解消する
ために、上記探触子10内に水平方向或いは垂直方向の
加速度計を設け、いずれかの方向の移動距離を算出して
上記の位置検出誤差を補正すればよい。
体1の体表面に接する部分が小さいため、該探触子10
を手で体表面に沿って移動させる場合、図9(c)に示
すように、必ずしも上記探触子10の超音波振動子面の
方向に沿って移動することにはならない。すなわち、図
9(c)において、被検体1の傾斜した体表面に対して
探触子10を立てたまま斜め方向に移動させることがあ
る。このとき、例えばリニア電子走査方式の探触子10
においても、被検体1の体表面を強く圧して矢印方向に
斜め移動させることにより、上記探触子10の位置検出
に誤差が生じることがある。このような誤差を解消する
ために、上記探触子10内に水平方向或いは垂直方向の
加速度計を設け、いずれかの方向の移動距離を算出して
上記の位置検出誤差を補正すればよい。
【0049】以上、図7に示す実施例においては、被検
体内の反射エコー強度に応じて臓器の形状を断層像とし
て表示する場合を説明したが、反射エコーのドプラ偏移
周波数に対応して血流の速さを色相で表示するカラード
プラ断層像を広視野に表示する場合にも適用できる。ま
た、図7に示す実施例では、リニア電子走査方式の探触
子10を用いた場合を説明したが、これに限らず、フェ
ーズドアレー型探触子又はコンベックス型探触子或いは
機械走査型探触子、単板振動子型探触子などを用いる場
合にも適用できる。
体内の反射エコー強度に応じて臓器の形状を断層像とし
て表示する場合を説明したが、反射エコーのドプラ偏移
周波数に対応して血流の速さを色相で表示するカラード
プラ断層像を広視野に表示する場合にも適用できる。ま
た、図7に示す実施例では、リニア電子走査方式の探触
子10を用いた場合を説明したが、これに限らず、フェ
ーズドアレー型探触子又はコンベックス型探触子或いは
機械走査型探触子、単板振動子型探触子などを用いる場
合にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】本発明による探触子10(図1、図5、
図6参照)は以上のように構成されたので、内蔵された
角度センサ15により被検体に対し超音波を送受信する
超音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を検出
すると共に、同じく内蔵された距離センサ16で上記超
音波振動子12の被検体表面に対する移動距離を検出す
ることができる。これにより、探触子10を手動操作に
より被検体表面に沿って移動させつつ送受信した際の超
音波ビームの位置及び方向をその探触子10自体で計測
することができる。
図6参照)は以上のように構成されたので、内蔵された
角度センサ15により被検体に対し超音波を送受信する
超音波振動子12の被検体表面に対する移動角度を検出
すると共に、同じく内蔵された距離センサ16で上記超
音波振動子12の被検体表面に対する移動距離を検出す
ることができる。これにより、探触子10を手動操作に
より被検体表面に沿って移動させつつ送受信した際の超
音波ビームの位置及び方向をその探触子10自体で計測
することができる。
【0051】また、本発明による超音波診断装置(図7
参照)は以上のように構成されたので、角度センサ15
と距離センサ16とを内蔵して成る探触子10を用いる
ことにより、被検体に対し超音波を送受信する探触子1
0の被検体表面に対する移動角度及び移動距離を検出
し、角度演算回路44で上記角度センサ15からの検出
信号を入力して被検体表面に対する移動角度を演算する
と共に、距離演算回路45で上記距離センサ16からの
検出信号を入力して被検体表面に対する移動距離を演算
することができる。従って、従来のように超音波診断装
置の本体部と探触子10との間にスキャナのような計測
具を連結することは要さず、探触子10を自由に動かす
ことができその操作性を向上することができると共に、
装置全体を小形化することができる。また、上記両演算
回路44,45からの出力信号と上記探触子10におけ
る超音波ビームの送受信位置及び方向のデータとに基づ
いて、断層像を形成するための超音波エコー信号を表示
する位置を演算することができる。これらのデータを用
いることにより、従来よりも広視野の超音波断層像或い
は複合走査断層像を形成可能とすることができる。
参照)は以上のように構成されたので、角度センサ15
と距離センサ16とを内蔵して成る探触子10を用いる
ことにより、被検体に対し超音波を送受信する探触子1
0の被検体表面に対する移動角度及び移動距離を検出
し、角度演算回路44で上記角度センサ15からの検出
信号を入力して被検体表面に対する移動角度を演算する
と共に、距離演算回路45で上記距離センサ16からの
検出信号を入力して被検体表面に対する移動距離を演算
することができる。従って、従来のように超音波診断装
置の本体部と探触子10との間にスキャナのような計測
具を連結することは要さず、探触子10を自由に動かす
ことができその操作性を向上することができると共に、
装置全体を小形化することができる。また、上記両演算
回路44,45からの出力信号と上記探触子10におけ
る超音波ビームの送受信位置及び方向のデータとに基づ
いて、断層像を形成するための超音波エコー信号を表示
する位置を演算することができる。これらのデータを用
いることにより、従来よりも広視野の超音波断層像或い
は複合走査断層像を形成可能とすることができる。
【図1】 本発明による探触子の実施例を示す内部構造
の断面説明図、
の断面説明図、
【図2】 角度センサの具体的な構造例を示す斜視図、
【図3】 角度センサの具体的な構造の他の例を示す斜
視図、
視図、
【図4】 上記探触子の被検体表面上での移動角度及び
移動距離を検出する状態を示す説明図、
移動距離を検出する状態を示す説明図、
【図5】 本発明による探触子の他の実施例を示す断面
説明図、
説明図、
【図6】 本発明による探触子の更に他の実施例を示す
断面説明図、
断面説明図、
【図7】 上記探触子の関連発明としての超音波診断装
置の実施例を示すブロック図、
置の実施例を示すブロック図、
【図8】 DSCの内部構成を示すブロック図、
【図9】 探触子を被検体表面上で適宜移動させ検査部
位について広視野の超音波断層像を得る状態を示す説明
図、
位について広視野の超音波断層像を得る状態を示す説明
図、
【図10】 従来の超音波診断装置を示すブロック図、
【図11】 従来例において探触子の移動距離及び移動
角度を計測するスキャナを示す説明図。
角度を計測するスキャナを示す説明図。
10…探触子、 12…超音波振動子、 13…吸音
材、 14…音響レンズ、15…角度センサ、 16,
16′,16″…距離センサ、 17…音響媒体、18
a,18b…超音波振動子、 21…音片型振動子、
22…音叉型振動子、 23,24…駆動用圧電磁器、
25,26…検出用圧電磁器、37…超音波送受信
部、 38…整相回路、 39…検波器、 40…DS
C、41…信号処理回路、 42…テレビモニタ、 4
3…制御部、 44…角度演算回路、 45…距離演算
回路。
材、 14…音響レンズ、15…角度センサ、 16,
16′,16″…距離センサ、 17…音響媒体、18
a,18b…超音波振動子、 21…音片型振動子、
22…音叉型振動子、 23,24…駆動用圧電磁器、
25,26…検出用圧電磁器、37…超音波送受信
部、 38…整相回路、 39…検波器、 40…DS
C、41…信号処理回路、 42…テレビモニタ、 4
3…制御部、 44…角度演算回路、 45…距離演算
回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電材料から成り被検体に対し超音波を
送信及び受信する超音波振動子と、この超音波振動子の
背面側に設けられ該背面側に放出される超音波を吸収す
る吸音材と、上記超音波振動子の前面側に設けられ超音
波ビームを集束させる音響レンズと、上記超音波振動子
の被検体表面に対する移動角度を検出する角度センサ
と、該超音波振動子の被検体表面に対する移動距離を検
出する距離センサとを備えて成ることを特徴とする探触
子。 - 【請求項2】 上記角度センサは、圧電振動子を駆動用
圧電磁器によって振動させ、この圧電振動子の中心軸に
回転角速度が加わった際にもとの振動軸に対して直角方
向の軸に生じるコリオリ力を検出用圧電磁器によって検
出することにより、上記回転角速度を検出する圧電ジャ
イロを用いたものであることを特徴とする請求項1記載
の探触子。 - 【請求項3】 上記距離センサは、前面が上記音響レン
ズの前側面の延長面上に位置すると共に被検体の音響イ
ンピーダンスと異なる音響インピーダンスを有する音響
媒体と、この音響媒体の後面において被検体表面に超音
波を打ち出すと共にその反射波を受信する超音波振動子
とから成り、この超音波振動子から被検体表面に送受信
した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計測しう
るものとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の探
触子。 - 【請求項4】 上記距離センサは、被検体に対し超音波
を送信及び受信する超音波振動子の一部を用い、被検体
にある角度をもって超音波を打ち出すと共にその反射波
を受信し、上記超音波振動子の一部から被検体に打ち出
した超音波のエコー信号のドプラ偏移周波数を計測しう
るものとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の探
触子。 - 【請求項5】 被検体に向けて超音波を送受信する探触
子と、この探触子を駆動して超音波を送信及び受信させ
る超音波送受信部と、上記探触子からの受信信号を検波
する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として
表示する表示装置とを有する超音波診断装置において、
上記探触子として請求項1〜4のいずれかに記載の探触
子を用いると共に、この探触子内の角度センサからの検
出信号を入力し被検体表面に対する移動角度を演算する
角度演算回路を設け、かつ該探触子内の距離センサから
の検出信号を入力し被検体表面に対する移動距離を演算
する距離演算回路を設け、これら両演算回路からの出力
信号と上記探触子における超音波ビームの送受信位置及
び方向のデータとに基づいて断層像を形成するための超
音波エコー信号を表示する位置を演算するようにしたこ
とを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3203706A JPH0523332A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 探触子及びこの探触子を用いた超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3203706A JPH0523332A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 探触子及びこの探触子を用いた超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523332A true JPH0523332A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16478508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3203706A Pending JPH0523332A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 探触子及びこの探触子を用いた超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523332A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-07-19 JP JP3203706A patent/JPH0523332A/ja active Pending
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