JPH0523402Y2 - - Google Patents

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JPH0523402Y2
JPH0523402Y2 JP10413788U JP10413788U JPH0523402Y2 JP H0523402 Y2 JPH0523402 Y2 JP H0523402Y2 JP 10413788 U JP10413788 U JP 10413788U JP 10413788 U JP10413788 U JP 10413788U JP H0523402 Y2 JPH0523402 Y2 JP H0523402Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車の荷室フロアに設置して荷物
を積み下しする際に用いられる荷台に関するもの
である。
<従来の技術> バン型車両等の荷室フロアへ荷物を積み下しす
る際に、荷物がフロア上を滑らないために荷物の
積み下し作業が容易ではない。このような問題を
解決するために実開昭61−186687号でトラツク荷
台が提案されている。
このものは第8図で示すように、トラツクの荷
台の床4に複数の溝5を並列形成し、この溝5内
に上面に滑りやすい保護金属材2を備えたエアチ
ユーブ3を取り付けた構造である。
<考案が解決しようとする課題> 上記従来構造の場合は、荷物の積み下し時にエ
アチユーブ3へ空気を入れて床4の面より突出す
るよう膨らませ、荷物7を保護金属材7上を滑ら
せるものであり、また、荷物を積んだ後にエアチ
ユーブ3の空気を抜いてエアチユーブ3を偏平状
とし保護金属材2が溝5内に隠れるようにする。
そのため、次のような問題点がある。
すなわち、エアチユーブ3に空気を入れるため
の加圧装置や配管を必要とし、構造が複雑とな
る。また、エアチユーブ3は耐久性に乏しく、亀
裂等によりエア漏れが生じ、そのための保守が面
倒である。
さらに、荷物が重い場合には、ワチユーブ3の
膨らみでは持ち上がらないこともあり、そのとき
には、荷物と接しているエアチユーブ3は空気圧
を上昇しても膨らまず、荷物と接していないエア
チユーブ3は必要以上の空気圧が供給されること
になり破裂のおそれもある。
また、エアチユーブ3は荷台の床4に形成した
溝5内に取り付ける構造であるため、荷台の床4
を改造しなければならず、一般車両の荷台の床面
上に直ちに適用することができない。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記従来の問題転を解決した荷物の
積み下し用の荷台を提供するもので、その特徴と
する構成は、外周面の一部が軸材である金属等の
滑りやすい材質で軸線方向に形成された滑面と、
その他の部分は前記軸材に摩擦係数の大きな材質
で形成された非滑面とからなる多数本の棒軸を一
定の間隔で並列し、その両端をフレームに回転可
能に支持し、前記多数本の棒軸を滑面及び非滑面
が上向きとなる回転角度で回転する同期連動回転
機構と、この同期連動回転機構を手動若しくは自
動で作動する手段とを備えて成るものである。
<作用> 本考案は上記の構成により、荷物の積み下しの
ときには棒軸の滑面が上面になるよう回転し、積
み荷の後は棒軸を回転して非滑面が荷物の下面と
フロア上面とに接するようにして滑り止めする。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10は本考案による荷台で
あり、バン型車両等の荷室のフロア11上に設
置、又はフロア10に組み込まれる。この荷台1
0は多数本の並列した棒軸12と、この棒軸12
の両端を回転可能に支持したフレーム13,14
と、前記多数本の棒軸12を所要の角度で同期連
動回転する機構によつて構成されている。
前記棒軸12は第2図及び第3図で示すよう
に、金属、合成樹脂等の滑りやすい軸材を基材と
し、外周面の一部が軸線方向に露出した滑面12
aと、その他の部分は、前記軸材にゴム等の摩擦
係数の大きな材質を埋設等して形成した非滑面1
2bとによつて構成されている。
前記棒軸12の両端を回転可能に支持するフレ
ーム13,14はアツパフレーム13a,14a
とロアフレーム13b,14bとの上下分割構造
であり、ビスによつて締付け一体化される。
棒軸12の同期連動回転機構は、各棒軸12の
一端にピニオン16が形成され、これに噛合する
ラツク17が前記アツパフレーム13a、ロアフ
レーム13bに摺動自在に嵌装されている。従つ
て、多数並列された棒軸12の一本を回転駆動す
ると前記ラツク17が軸方向に相対移動し、他の
棒軸12は従動回転する。
前記一本の駆動回転棒軸12は、例えば第1図
で示すように多数並列された最側端の棒軸12に
第4図及び第5図で示すようにハンドル15を結
合し、このハンドル15を90°回転することによ
り前記のように他の棒軸12は同一回転角で同方
向に従動回転する。
また、90°回転の2位置に位置決めするために
ロツク機構18を設ける。このロツク機構18は
第6図で示すように、ハンドル15の基部22に
明けた穴23に係脱するロツクピン19をスプリ
ングで押圧するように設けた構造であり、前記基
部22には穴23を中心にして90°の2方向位置
にストツパ段部24a,24bを形成し、ストツ
パ24aはロツク機構18の一部に当接し、また
ストツパ段部24bはロツクピン19に当接して
ハンドル15の90°回転位置を規制する。20は
ハンドル15の軸心に貫通されたロツク解除用の
プツシユロツドであり、前記ロツクピン19をス
プリングの押圧力に抗して押動させ、穴23より
係合を解脱するものである。
尚、前記棒軸12の同期連動回転機構はピニオ
ン16とラツク17との機構の他にリンク式、チ
エーン式等でもよい。また、棒軸12の回転駆動
機構は前記ハンドル15の他にダイヤル式の手動
作動機構やモータ等のアクチユエータによる自動
作動機構でもよい。
次に本考案の動作を説明する。ハンドル15の
90°の2位置と棒軸12の滑面12a及び非滑面
12bの向きとの関係は第4図で示すように、ハ
ンドル15がフレーム13と平行な横向きのとき
に滑面12aが第7図Aでも示すように上向きに
位置し、ハンドル15がフレーム13と直交する
上向きのときには第7図Bで示すように非滑面1
2bが上下面に位置するよう設定する。
そこで、荷物21を荷台10上に搭載する場合
にはハンドル15を横向きに回動することによ
り、全ての棒軸12は滑面12aが第7図Aで示
すように上向きとなるよう同期連動回転して位置
する。従つて、ハンドル15はフレーム13と平
行な横向きであり、荷物21がハンドル15に干
渉することなく滑面12aを滑動して荷台10の
奥まで容易に搭載される。
この荷物21の搭載後にはハンドル15を90°
回転して起立させる。これにより、全ての棒軸1
2は非滑面12aが上下面に位置するよう同期連
動回転し第7図Bで示すようにフロア11の上面
と荷物21の下面とに接し、荷物21の滑り止め
作用を行うのである。また、起立したハンドル1
5は車両発進の際に荷物21がもし後方に移動し
てもストツパの役目を達成する。従つて、このハ
ンドル15は図例のように、最側端の棒軸12の
みに結合する場合の他に、一定の間隔で複数個所
の棒軸12に結合すると、多数個所にて前記荷物
21のストツパの役目を十分に果たすことが可能
である。
さらに、荷台10上の荷物21を下す場合は前
記搭載時と同様にハンドル15を横向きに90°回
動し、棒軸12の滑面12aを上向きとすること
により荷物21は容易に滑動して取り出すことが
できる。
<考案の効果> 以上のように本考案によると次のような格別な
効果が達成される。
本考案の荷台はフロアに作り付けすることも可
能であるが、フロア上にセツトすることもできる
ため、在来の車両を改造することなく直ちに使用
することができる便利性を有している。
また、荷物を滑りやすく、また滑り難くする手
段は、棒軸に滑面と非滑面部を形成し、多数本の
棒軸を同期連動回転して前記滑面と非滑面の位置
変更を行うようにした構成であるため、従来のエ
アチユーブ方式のように荷物の重量で棒軸が変形
するような不具合はなく、重い荷物であつても、
第7図のようにフレームの高さを棒軸の径より小
さくすることによりその重量は棒軸を介して全て
フロアが受け持ち、荷物は安定した状態で搭載さ
れる。
さらに、本考案では従来のようにエアチユーブ
に空気を送り込む加圧装置や配管を不要とし、構
造が簡単となり、耐久性のある荷台を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷台の斜視図、第2図は第1
図矢視部の断面図、第3図は第1図矢視部の
分解的斜視図、第4図は第1図矢視部の斜視
図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図は第
4図−線断面図、第7図A,Bは本考案の作
用説明図、第8図は従来の断面図である。 10……荷台、11……フロア、12……棒
軸、12a……滑面、12b……非滑面、13,
14……フレーム、15……ハンドル、16……
ピニオン、17……ラツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面の一部が軸材である金属等の滑りやすい
    材質で軸線方向に形成された滑面と、その他の部
    分は前記軸材に摩擦係数の大きな材質で形成され
    た非滑面とからなる多数本の棒軸を一定の間隔で
    並列し、その両端をフレームに回転可能に支持
    し、前記多数本の棒軸を滑面及び非滑面が上向き
    となる回転角度で回転する同期連動回転機構と、
    この同期連動回転機構を手動若しくは自動で作動
    する手段とを備えて成る自動車用荷台。
JP10413788U 1988-08-08 1988-08-08 Expired - Lifetime JPH0523402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413788U JPH0523402Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413788U JPH0523402Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225335U JPH0225335U (ja) 1990-02-20
JPH0523402Y2 true JPH0523402Y2 (ja) 1993-06-15

Family

ID=31335587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10413788U Expired - Lifetime JPH0523402Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08

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JP (1) JPH0523402Y2 (ja)

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JPH0225335U (ja) 1990-02-20

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