JPH05234143A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPH05234143A
JPH05234143A JP4030913A JP3091392A JPH05234143A JP H05234143 A JPH05234143 A JP H05234143A JP 4030913 A JP4030913 A JP 4030913A JP 3091392 A JP3091392 A JP 3091392A JP H05234143 A JPH05234143 A JP H05234143A
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JP
Japan
Prior art keywords
track
wobbling
optical recording
recording medium
groove
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JP4030913A
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English (en)
Inventor
Kazuya Taki
和也 滝
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに隣接したトラックの中心の間に共通の
ウォブリングピットおよび溝記録ができない非記録領域
を設けることにより、トラックピッチを小さくしても安
定したトラッキングを行うことができ、クロストークが
小さく、高密度化が可能で生産性の高い光記録媒体を提
供する。 【構成】 ウォブリングピット14は光記録媒体10の
内周にかけて順次トラック17の後方に向かってずらし
て配置されている。ウォブリングピット15a、15b
から生じる信号の差信号を用いてトラック18bのトラ
ッキングを行う。また、データ領域13には、溝22が
形成されており、ビットの広がりを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光により情報の記録、
再生、あるいは消去を行う光記録媒体、さらに詳細には
高密度記録が可能な光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光記録媒体には、基板にトラッキ
ング用の案内溝が形成されプッシュプル法によってトラ
ッキングを行うものの他に、サンプルサーボ方式により
トラッキングを行うものがある。
【0003】サンプルサーボ方式の光記録媒体におい
て、トラックピッチを小さくして高密度化を図ることが
検討されており、例えば特開平3−173932号公報
にはデータを記録する領域のみに溝を設けた構成の光記
録媒体が開示されている。すなわち、この光記録媒体1
00の主要部は、図12に示すように、レーザスポット
101が通過するトラックの中心102の外側および内
側に所定幅だけ離れ、トラック方向にも所定間隔だけ離
れた位置に設けられた一対のウォブリングピット10
4、105を有するサーボ領域106と、ビットが形成
されデータの記録が行われるデータ領域109とから成
り、このサーボ領域106とデータ領域109とで一つ
のセクタ110を構成している。なお、ここでは、紙面
の上側を光記録媒体の外側、紙面の下側を光記録媒体の
内側とする。また、サーボ領域にはクロック信号を発生
するクロックピット112等がトラックの中心102に
形成されている。ウォブリングピット104、105
は、基板に形成された凹部または凸部から成り、また、
データ領域109には溝114が形成されている。基板
の上には記録層および保護層が積層されている。
【0004】レーザスポット101がウォブリングピッ
ト104、105に照射されると、回折により反射光量
が減少し信号が検出される。レーザスポット101がト
ラック102の中心を通るときには、図13(a)に示
すように、ウォブリングピット104、105によって
生じる信号120、121の強度は等しくなる。レーザ
スポット101がトラックの中心102から外側すなわ
ち紙面の上側にずれたときは、同図(b)に示すように
ウォブリングピット104からの信号120がウォブリ
ングピット105からの信号121よりも大きくなる。
【0005】一方、レーザスポット101がトラックの
中心102から内側、すなわち、紙面の下側にずれたと
きは、同図(c)に示すようにウォブリングピット10
5からの信号121がウォブリングピット104からの
信号120よりも大きくなる。トラッキングサーボ回路
において信号120および121の大きさをサンプリン
グし、ホールドした後、差動増幅器でその差を求めるこ
とにより、レーザスポット101とトラックの中心10
2とのずれを検出することができ、トラッキングエラー
信号を得ることができる。信号120および121の差
が0となるようにサーボ領域106で制御を行い、デー
タ領域109ではこの状態が保持される。この動作がセ
クタ110毎に繰り返されることによりトラッキングが
行われる。
【0006】情報の記録は、記録層に光磁気記録材料を
用いた場合、データ領域109において、レーザを照射
し、記録層を加熱すると同時に外部から磁界を印加し記
録層の磁化を反転させ、反転磁区を形成することにより
行なわれる。このとき、データ領域109には溝114
が設けられているため、この溝114の側壁部分で熱伝
導が遮られ、ビットである反転磁区が横方向へ広がるの
を抑制できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サンプ
ルサーボ方式によりトラッキングを行なっているため、
トラックピッチを小さくすると、トラック102に対し
記録再生を行なう場合、隣接するトラック103のウォ
ブリングピット114からの信号が混入し、正確なトラ
ッキングができなくなる。すなわち、ウォブリングピッ
ト105、114はトラック102、103の中心から
内側あるいは外側に所定幅だけ離れた位置に形成されて
おり、その半径方向の間隔は2つの隣接するトラック1
03、102の中心の間隔よりも狭い。このため、トラ
ックピッチを小さくすると、レーザスポット101の一
部が隣のトラック103のウォブリングピット114に
も照射されるようになる。これにより、ウォブリングピ
ット104からの信号の大きさが本来の大きさから変化
するため、その変化分だけ、トラッキングにオフセット
が生じ、レーザスポット101がトラック中心からずれ
たまま記録再生が行われ正常な記録再生ができなくな
る。従って、トラックピッチをあまり小さくできないと
いう問題があった。
【0008】また、このような光記録媒体に用いられる
基板を射出成形により生産するためのマスターを作製す
る場合、カッティング用のレーザビームをトラック中
心、すなわち、図12のcの位置からa、bおよびdの
位置に偏向させる必要があり、偏向器の構成が複雑にな
ると同時に、再現性も悪化するため生産性が低下すると
いう問題があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、互い
に隣接したトラックの中心の間に共通のウォブリングピ
ットおよび溝を設けることにより、トラックピッチを小
さくしても安定したトラッキングを行うことができ、ク
ロストークが小さく、高密度化が可能で生産性が高い光
記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサンプルサーボ方式の光記録媒体では、互い
に隣接する第1および第2のトラックの中心の間に第1
および第2トラックのトラッキングに用いられる共通の
ウォブリングピットあるいはトラック方向の位置が同一
のウォブリングピットおよび、溝が設けられている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の光記録媒体では、
互いに隣接する第1および第2のトラックの中心の間に
形成された溝により熱伝導が遮断されるため、磁区が広
がらず、クロストークは増大しない。また、サンプルサ
ーボ方式によりトラッキングを行う際、隣接する2つの
トラックの中心の間にあるウォブリングピットは同一、
すなわち、隣接した2つのトラックに共通であるため、
あるいはトラック方向の位置が同一であるため、不用な
信号は発生せず安定したトラッキングを行うことができ
る。さらに、マスター作製時において、ウォブリングピ
ットおよび溝の露光を行うのに必要なレーザビームの偏
向量は同じでよいため、偏向器が簡単となると同時に再
現性も向上するため生産性が高くなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】本発明を好適に適用した光記録媒体10
は、図1に示すように、サーボ領域12とデータ領域1
3がトラック方向に交互に形成されており、サーボ領域
12にはウォブリングピット14が設けられている。
【0014】ウォブリングピット14は渦巻状あるいは
同心円状に配置されているトラック17の中心から内側
および外側に所定の幅だけ離れた位置に形成されてい
る。例えば、ウォブリングピット15aはトラック18
aとトラック18bの中心から等距離の位置に、ウォブ
リングピット15bはトラック18bと18cの中心か
ら等距離の位置にあり、互いに所定の距離だけトラック
方向に離れている。他のウォブリングピット14も同様
に形成されている。従って、ウォブリングピット15a
はトラック18aに対しては中心から内側に離れてお
り、トラック18bに対しては中心から外側に離れてい
ることになり、トラック18a、トラック18bの共通
のウォブリングピットとなる。
【0015】ここで、外周すなわち、紙面の上方から内
周すなわち、紙面の下方にかけて、ウォブリングピット
14は順次所定の間隔だけ、トラックの後方すなわち、
紙面の右側の方にずらして配置されている。従って、ト
ラック18b、18cで挟まれた領域に配置されたウォ
ブリングピット15bはトラック方向に関して、トラッ
ク18b、18cで挟まれた領域の両側に配置されたウ
ォブリングピット15a、15cの間にある。このよう
にウォブリングピット14を配置することにより、レー
ザスポット40が任意のトラック17に沿って進むとき
常に、トラック17の外側に位置するウォブリングピッ
ト14からの信号がトラック17の内側に位置するウォ
ブリングピット14からの信号よりも先に発生する。こ
れにより、後で説明するように、レーザスポット40が
トラック17に対し、どちら側へずれているかを識別で
きる。
【0016】ウォブリングピット14は、光記録媒体1
0の外周から内周にかけて、順次所定の間隔だけトラッ
ク方向にずらして配置されているため、データ領域13
の開始位置および終了位置もトラック17により異な
り、外周から内周にかけて、順次トラック方向にずらし
て配置されている。これにより、各サーボ領域12およ
びデータ領域13の長さはほぼ一定となり、ウォブリン
グピット14の配置に合わせてデータ領域13を効率よ
く配置することができる。
【0017】また、データ領域13において、隣接する
トラック17の間に溝22が形成されている。この溝2
2に挟まれた部分がビットが記録される記録領域20と
なる。なお、サーボ領域12には、トラック17の中心
に沿ってクロックピット24および図示されていない
が、セクターマーク、アドレス等があらかじめ記録され
ている。
【0018】ウォブリングピット14は、図2に示すよ
うに、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂、あるいは
ガラス等から成る透明基板30に凹状のピットとして形
成されている。基板30の上には、SiO2、SiN等の透明
酸化物、窒化物等から成る保護層31、TbFeCo等の希土
類遷移金属アモルファス合金等から成る記録層34およ
びSiN等の保護層36がスパッタ法、真空蒸着法等のよ
く知られた薄膜形成手段により作製され、積層されてい
る。保護層31、36は記録層34を酸化等から保護す
る働きをする。
【0019】溝22は、半径方向の断面図である図3の
ように基板30に所定の幅で、ほぼウォブリングピット
14の深さと等しくなるように形成されている。本実施
例では、溝22の側壁は基板30の表面に対しほぼ垂直
となるように形成されている。
【0020】なお、このような光記録媒体10に用いら
れる基板30を射出成形により生産するためのマスター
を作製する場合、カッティング用のレーザビームはトラ
ック中心、すなわち、図1のb’の位置からa’の位置
に偏向させるだけでよく、偏向器の構成が簡単になると
同時に、再現性も向上するため生産性が高くなる。
【0021】次に、図1、図4および図5を用いてサン
プルサーボ方式によるトラッキングについて説明する。
【0022】図1においてレーザスポット40がトラッ
ク18bの中心を移動するときには、図4(a)のよう
にウォブリングピット15a、15bによって生じる検
出信号42a、42bの大きさは等しくなる。レーザス
ポット40がトラック18bの中心から外側すなわち紙
面の上方向にずれて移動するときには、レーザスポット
40はウォブリングピット15bから遠ざかり、15a
に近づいた位置を移動するため、同図(b)に示すよう
に、検出信号42aの方が42bよりも大きくなる。
【0023】逆に、レーザスポット40がトラック18
bの中心から内側すなわち紙面の下方向にずれて移動す
るときには、レーザスポット40はウォブリングピット
15bに近づき、15aから遠ざかった位置を移動する
ため、同図(c)に示すように検出信号42bの方が4
2aよりも大きくなる。同様にして、レーザスポット4
0が隣のトラック18cの中心から外側すなわち紙面の
上方向にずれて移動するときには、図4(d)に示すよ
うにウォブリングピット15bによって生じる検出信号
42bの方がウォブリングピット15cによって生じる
42cよりも大きくなり、逆に内側すなわち紙面の下方
向にずれて移動するときには、同図(e)に示すように
検出信号42cの方が42bよりも大きくなる。
【0024】このような検出信号42a、42b、42
cを用いて図5に示すトラッキングサーボ回路によりト
ラッキングを行う。すなわち、レーザスポット40がト
ラック18bに沿って移動するとき、光学ヘッドの光検
出器50により検出信号が42a、42bの順で検出さ
れ、増幅器52で増幅される。増幅された検出信号42
a、42bは発生した順にタイミング信号発生回路54
が発生するタイミング信号に合わせて第1、第2のサン
プルホールド回路56、57でサンプリングされ、所定
の時間ホールドされる。そして、差動増幅器60により
第1および第2のサンプルホールド回路56、57でサ
ンプリングされ、ホールドされている検出信号42a、
42bの差信号を得る。この差信号は検出信号42a、
42bが図4(b)の状態のときには正、同図(c)の
ときには負となる。
【0025】同様にして、レーザスポット40がトラッ
ク18cに沿って移動するとき、光学ヘッドの光検出器
50により検出信号が42b、42cの順で検出され、
増幅器52で増幅される。増幅された検出信号42b、
42cは、発生した順にタイミング信号発生回路54が
発生するタイミング信号に合わせて第1、第2のサンプ
ルホールド回路56、57でサンプリングされ、所定の
時間ホールドされる。そして、差動増幅器60により第
1および第2のサンプルホールド回路56、57でサン
プリングされ、ホールドされている検出信号42b、4
2cの差信号を得る。この差信号は検出信号42b、4
2cが図4(d)の状態のときには正、同図(e)のと
きには負となる。
【0026】すなわち、レーザスポット40がトラック
18b、18cの中心から外側にずれると差信号は正、
トラック18b、18cの中心から内側にずれると差信
号は負となる。このように、必ず、最初にトラック17
の外側のウォブリングピット14から検出信号42aが
発生し、次に、内側のウォブリングピット14から検出
信号42bが発生するため、最初および次に発生した検
出信号42a、42bを順にサンプリングし、その差信
号をトラッキングエラー信号として用いることにより、
トラック17によらずレーザスポット40がトラック中
心から外側にずれたときには正の、内側にずれたときに
は負の信号がトラッキングエラー信号として出力され
る。このトラッキングエラー信号が0になるように対物
レンズのアクチュエータ等を制御することにより安定し
たトラッキングを実現できる。
【0027】情報の記録は、例えば、記録層34に光磁
気記録材料を用いた場合、図3に示すように、記録層3
4に基板30側から一定出力のレーザ光40を照射して
加熱すると同時に磁界を印加し、記録層34の磁化を一
定方向に揃えた後、印加磁界の方向を反転し、情報によ
り変調されたレーザ光40を記録層34に照射して加熱
し、記録層34の磁化を反転させることで図6に示すよ
うに反転磁区からなるビット68を形成する。
【0028】このとき、図7の断面図に示したように、
溝22の側壁部分の記録層69は平らな部分70と比べ
て薄くなっており、熱伝導が低くなる。このため、ビッ
ト68の広がりは溝22の側壁部分で抑えられる。この
ため、ビット68の幅は記録領域20の幅となる。ここ
で、トラックピッチと溝22の幅の和が照射されるレー
ザ光40のスポット径とほぼ等しくすることにより、再
生時に隣トラックの記録領域20にはレーザ光40が照
射されないため、クロストークを増大させずにトラック
ピッチをレーザ光40のスポット径よりも小さくでき高
密度化が可能となる。
【0029】以上、本発明の一実施例を図1から図7に
基づいて詳細に説明したが、本発明は他の様態で実施す
ることができる。例えば、記録層34の材料は希土類遷
移金属アモルファス合金や、PtCo、PdCo等の多層膜、磁
性ガーネット等の酸化物磁性体等の光磁気記録材料に限
定されず、有機色素、Te等の穴あけ材料、GeTeSb等の相
変化材料を用いてもよい。
【0030】また、保護層36の上にAl等の金属からな
る反射層を設けてもよい。基板30、保護層31、3
6、反射層の材料や膜厚についても特に限定しない。記
録層34の膜厚についても特に限定されない。ウォブリ
ングピット14の深さについても特に限定しない。ま
た、ウォブリングピット14は基板30から凸状に形成
されてもよい。また、保護層31、36は必ずしも必要
ではなく、一方あるいは両方を設けなくてもよい。
【0031】また、ウォブリングピット14の位置、形
状、大きさ等についても隣接するトラックの間にある限
り特に限定されない。例えば、ウォブリングピット14
のトラック方向の位置についても図1に示したように内
周ほどトラック17の後方にずれている必要はなく、そ
の配置については特に限定されるものではない。例え
ば、図8に示すように、内周ほどトラック17の前方に
ずれていてもよい。
【0032】また、隣接するトラック17の間には、共
通する1つのウォブリングピット14が配置されている
必要はなく、例えば、図9に示すように、トラック方向
の位置が同一であれば複数のピット79a、79bから
構成されていてもよい。この複数のピット79a、79
bは、図9に示すように重なっていてもよいし、分離し
ていてもよい。
【0033】また、ウォブリングピット14は、基板3
0に設けられた凹状あるいは凸状のピットに限定される
わけではなく、Al、Ta、Cr等の金属膜からなるピットを
基板の上に設けて形成してもよい。これにより、射出成
形の困難なガラス基板等にもウォブリングピット14を
形成することができる。また、ウォブリングピット14
も熱処理により形成してもよい。
【0034】また、同一の光記録媒体でトラックピッ
チ、記録領域の幅は一定である必要はなく、変化しても
よい。すなわち、光記録媒体の外周ほど記録領域幅、ト
ラックピッチを小さくしてもよい。このとき、ウォブリ
ングピット14は隣接するトラックの中心から等しい距
離にある必要はなく、どちらかのトラックの中心によっ
ていてもよい。
【0035】また、溝22の幅、深さ、形状については
特に限定されない。例えば、溝22の形状を図10
(a)のようにV形あるいは同図(b)のように台形と
してもよい。また、溝22の深さについても、特に限定
されな。例えば、レーザ波長をλ、基板30の屈折率を
nとしたとき、溝22の深さをλ/(4n)とすれば、溝22
における反射率が最小となるため、ビットの広がりが溝
22の斜面部分で抑えられず溝22の底部にまで広がっ
ても、クロストークへの影響は非常に小さくなる。ま
た、溝22の深さをλ/(2n)とすれば、溝22における
反射率が低下しないので、溝22の幅の変動等による反
射光量の変動がなく、ノイズの発生を抑えることができ
る。また、溝22の深さをλ/(2n)よりも深くすること
により、熱伝導の遮断効果が大きくなり、クロストーク
の増大をさらに抑えることができる。このとき、mを整
数として、溝22の深さをλ/(4n)+mλ/(2n)あるいは、
mλ/(2n)とすることにより、先に説明した溝22の深さ
がそれぞれ、λ/(4n)、あるいはλ/(2n)のときの効果も
併せて得られる。
【0036】また、ウォブリングピット14と溝22の
深さは同一である必要はない。例えば、図11のよう
に、ウォブリングピット14の深さをλ/(4n)、溝22
の深さをλ/(2n)と、ウォブリングピット14よりも深
くしてもよい。
【0037】また、溝22の開始位置および終了位置に
ついても特に限定されず、例えば、図9のようにトラッ
ク方向の位置が同じでもよい。
【0038】また、光記録媒体の形状は円状である必要
はなく、光カード等に適用する場合は非記録領域や記録
領域の形状を直線状としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の光記録媒体によれば、隣接したトラックの中心
の間に共通のウォブリングピットおよび溝を設けること
により、トラックピッチを小さくしても安定したトラッ
キングを行うことができ、クロストークが小さく、高密
度化が可能となる。さらに、マスター作製時において、
ウォブリングピットおよび溝の露光を行うのに必要なレ
ーザビームの偏向量は同じでよいため、偏向器が簡単と
なると同時に再現性も向上するため生産性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録媒体の一実施例の構成を示す要
部平面図である。
【図2】本発明の光記録媒体の構成を示すトラック方向
の要部断面図である。
【図3】本発明の光記録媒体の構成を示す半径方向の要
部断面図である。
【図4】(a)〜(e)は本発明の光記録媒体における
ウォブリングピットによって生じる信号を示す説明図で
ある。
【図5】トラッキングサーボ回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図6】記録されたビットの形状を示す平面図である。
【図7】記録されたビットの形状を示す断面図である。
【図8】本発明の光記録媒体の他の実施例を示す要部平
面図である。
【図9】本発明の光記録媒体の他の実施例を示す要部平
面図である。
【図10】(a)、(b)は本発明の光記録媒体の他の
実施例を示す要部断面図である。
【図11】本発明の光記録媒体の他の実施例を示す要部
断面図である。
【図12】従来の光記録媒体の構成を示す要部平面図で
ある。
【図13】(a)〜(c)は従来の光記録媒体における
ウォブリングピットによって生じる信号を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 10 光記録媒体 12 サーボ領域 13 データ領域 14 ウォブリングピット 17 トラック 22 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックを有し、各トラックに複
    数のサーボ領域とデータ領域が交互に設けられ、前記サ
    ーボ領域においてトラック中心から内側および外側に所
    定幅だけ離れ、トラック方向にも所定間隔だけ離れた位
    置にウォブリングピットが設けられた光記録媒体におい
    て、 互いに隣接する第1のトラックの中心と第2のトラック
    の中心との間に、前記第1および第2のトラックのトラ
    ッキングに用いられる共通のウォブリングピット、ある
    いはトラック方向の位置が同一のウォブリングピットお
    よび、溝を設けたことを特徴とする光記録媒体。
JP4030913A 1992-02-18 1992-02-18 光記録媒体 Pending JPH05234143A (ja)

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