JPH0523420B2 - - Google Patents

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JPH0523420B2
JPH0523420B2 JP3941684A JP3941684A JPH0523420B2 JP H0523420 B2 JPH0523420 B2 JP H0523420B2 JP 3941684 A JP3941684 A JP 3941684A JP 3941684 A JP3941684 A JP 3941684A JP H0523420 B2 JPH0523420 B2 JP H0523420B2
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noise
radiation
light
stimulable
heating
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JP3941684A
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Manami Tejima
Hisanori Tsuchino
Hiroshi Takeuchi
Koji Amitani
Fumio Shimada
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Konica Minolta Inc
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、輝尽性螢光体を含有する層を有する
放射線像記録媒体に放射線像を記録し、この放射
線像を変換して画像化する放射線像画像化システ
ムにおいて、該画像化システムに繰返し使用され
る輝尽性螢光体を含有する層を有する放射線像記
録媒体(以後輝尽媒体又はシートと略称する)の
ノイズの有効な消去手段に関するものである。 前記輝尽性螢光体とは、放射線(X線、α線、
β線、γ線、紫外線等)を照射した後、光あるい
は熱等のある種のエネルギーで励起すると、この
螢光体中に蓄積されている放射線エネルギーに応
じて、輝尽発光を示すような螢光体をいう。 従来、放射線画像を得るためにX線写真法が用
いられてきた。この方法は容易に被写体内部の透
視画像が得られ、特に医療における診断分野にお
いて、きわめて有力な方法として多く用いられて
きた。しかし、この方法は人体中の各組織のX線
透過率の差が小さく、またX線が被写体中で散乱
されるために得られる画像のコントラストが小さ
いこと、X線が人体にとつて有害であること、ラ
チチユードが狭く、撮影条件が厳しいこと等の欠
点があつた。これらの欠点を補うために感度が高
くラチチユードの広いX線検出器を用いてX線像
を電気信号に変換し画像化処理をすることによつ
て人体に対する影響が少なく、なおかつ、高画質
の画像を得る方法が探求されてきた。 このような放射線写真法の1例として、被写体
を透過した放射線をある種の螢光体に吸収、蓄積
させ、しかる後この螢光体をある種のエネルギー
で励起して、この螢光体が蓄積している放射線エ
ネルギーを螢光として放射せしめ、この螢光を検
出して画像化する方法が考えられている。 具体的な方法として、例えば米国特許3859527
号および特開昭55−12144号には、螢光体として
輝尽性螢光体を用い、励起エネルギーとして可視
光線および赤外線から選ばれる電磁放射線を用い
る放射線像変換方法が提唱されている。 この変換方法は、支持体上に輝尽性螢光体層を
形成した輝尽媒体を用い、その輝尽性螢光体層に
被写体を透過した放射線を吸収させて、放射線の
強弱に対応した放射線エネルギーを蓄積させ、し
かる後この輝尽性螢光体層を輝尽励起光で走査す
ることによつて、蓄積された放射線エネルギーを
光の信号として取り出し、この光の強弱によつて
画像を得るものである。 この最終的な画像は、ハードコピーとして再生
してもよいし、CRT等の受像管上に再生しても
よい。 ここで輝尽媒体とは、輝尽性螢光体層面を有す
る板状(パネル状)、ドラム状あるいは柔軟性の
あるフイルム状をなすもの等種々の形態のものを
総称している。 この様な放射線像変換方法では、輝尽媒体に一
旦蓄積された放射線エネルギーは、通常の励起光
によつて、すべてが放出されることはない。この
ため輝尽媒体を繰り返し使用する場合、前回蓄積
された放射線エネルギーが残像として残り障害と
なる。これを残像ノイズという。また輝尽媒体を
放置することによつて時間の経過に伴いある種の
放射線エネルギーが輝尽媒体に蓄積することがあ
る。これを蓄積ノイズという。上記夫々の原因に
よる残像ノイズと蓄積ノイズを総称して「ノイ
ズ」という。 この輝尽媒体を繰り返し使用するにあたつては
これらのノイズが障害とならない程度に蓄積され
た放射線エネルギーをすべて放出させること、即
ちノイズを消去することが必要である。米国特許
3859527号には読み取りの後に輝尽媒体にノイズ
が残つていなければ繰り返し使用できること、ま
たノイズが残存している場合には光等の照射また
は加熱によつてノイズを消去し、輝尽媒体を初期
状態に戻し再使用できることが示されている。し
かし、繰り返し使用に障害とならない程度に光照
射または加熱のどちらかによつてノイズを消去す
るには大規模な装置と長い時間を要するという欠
点を有している。光照射によるノイズの消去の様
子を第1図に示す。初期には光照射によつてノイ
ズ量は急激に減衰するが、減衰の速さはしだいに
遅くなり、消去されにくい減衰飽和レベルに取歛
してゆく。この減衰飽和レベルのノイズを消去す
るには極めて多くの光量を必要とするので大規模
な装置を用いるか、長い時間をかけなくてはなら
ない。 また加熱によるノイズの消去の様子を第2図に
示す。加熱によるとノイズ量は一定の減衰飽和レ
ベルまで除去されると、その後はそれ以上減少し
ない減衰飽和レベルに達する。一定レベルに達す
るまでの時間とその時のノイズ量の大きさは加熱
温度によつて異なる。加熱温度は高い方が最終的
なノイズの減衰飽和レベルに達する時間も短かく
ノイズ量も小さいので好ましい。しかしながら、
加熱温度は輝尽媒体を構成する支持体、保護膜、
バインダー等の耐熱性によつて制限される。 このため耐熱温度範囲内で輝尽媒体を加熱した
場合、ノイズの消去には光照射による場合と同様
に長い時間を要する。 輝尽媒体を繰り返し使用できることは、輝尽性
螢光体を用いた放射線像変換方法の大きな特徴の
1つであり、ノイズ消去の困難はこの方法を実用
化する上での大きな障害である。 本発明者等は、既にかかるシステムにおけるノ
イズ消去手段として、光照射および加熱を併用す
ることによつて完全な実用的なレベルまでノイズ
を消去する技術を提案している(特願昭58−
23175号)。すなわち、光照射または加熱のどちら
か一方による消去によると光照射の場合には光照
射では放出されにくいトラツプ準位に捉われた電
子および/または正孔が放出されずに残り、ある
いは加熱の場合には加熱では放出されにくいトラ
ツプ準位に捉われた電子および/または正孔が放
出されずに残り、それらがノイズになる。しか
し、本発明者等の提案の様に両手段を併用するこ
とにより短時間で実用的に満足される程度までノ
イズを消去できる。 また、特開昭58−83839号には輝尽媒体のノイ
ズ消去に主として400〜600nm波長の光を発する
消去光源を用いると消去が最も効率よく行なわれ
ると記載されている。しかし、この波長域の光で
は加熱作用が期待できないため、前述の様な加熱
でなければ放出されない電子および/または正孔
は、消去されずにノイズとして残り実用的なレベ
ルまでノイズを除去できない。さらに全体のノイ
ズ量から見れば微量と考えられるが、600nm以
上の長波長側の光の照射によらなければ消去され
ずに残るノイズもあり、この方法も実用的な消去
手段としては不十分である。 前述のようにノイズの消去には光照射と加熱を
併用することが望まれるわけであるが、この方法
は光照射手段のためと加熱手段のための2つの装
置を要することになり、装置が大きくなる、時間
がかかる、消費電力が大きくなる等の問題を有し
その改良が望まれていた。 本発明の目的は輝尽媒体を用いる放射線像変換
方法において繰り返し使用の際に問題となるノイ
ズが実用的に満足できるレベルにまで消去可能な
輝尽媒体のノイズ消去手段を提供することであ
る。 また他の目的は、前記ノイズを実用的に満足で
きるレベルにまで消去するのに要する時間が短か
く、かつ簡易な装置にて消去可能である輝尽媒体
のノイズ消去手段を提供することである。 本発明者等は、輝尽媒体の効果的なノイズ消去
手段について、かかる目的を達成すべく鋭意研究
の結果、光照射と加熱を同所同時に行なうことに
よつて、より短時間で効果的に無駄のないノイズ
の消去が可能であることを見い出した。 即ち前記本発明の目的は輝尽性蛍光体を含有す
る層を有する放射線像記録媒体に放射線を照射す
ることによつて、前記記録媒体に像様に蓄積され
た前記照射放射線のエネルギーを輝尽励起光で輝
尽発光させ画像化する放射線変換方法において、
放射線照射前に前記放射線像記録媒体に残存する
放射線エネルギーを、光照射手段および50〜500
℃の範囲内の所定温度で加熱手段を同所同時に併
用すると共に、前記各々の手段を制御可能に構成
して消去することを特徴とする放射線像変換方法
によつて達成される。 (発明の効果) 前述の様に本発明者等は既に光照射と加熱を併
用することを提案しているが、更に研究の結果驚
くべきことに光照射と加熱を同所同時に行なうこ
とによつて、特に効果的にノイズが消去できるこ
とを見い出した。このことは消去に要する時間が
短縮でき、さらに装置も小型化でき非常に好都合
である。 第3図に同一消去光強度、同一加熱温度、同一
時間で光照射と加熱を同所同時に行なつた場合(a)
と別々に行なつた場合(b)のノイズ消去特性の様子
を示す。同一のエネルギーを与えているにも関ら
ず、同所同時に光照射と加熱を行なつた方が別々
に行なつた場合よりも、はるかに効果的にノイズ
が消去されることがわかる。 なお、前記同所同時の加熱、光照射とは、加熱
或いは光照射の効果が残存する間に続く光照射或
いは加熱処理を含んでいる。 この光照射と加熱を同時に併用するには、光源
と熱源の両者の機能を有するランプ、例えばハロ
ゲンランプ、キセノンランプ等の可視光領域から
赤外領域にまで及ぶ分光分布を有するランプを用
いることが好ましい。すなわち、この様な光源と
熱源の機能の両者を有するランプをこのノイズ消
去手段として用いれば装置のコンパクト化および
加熱手段を別箇にすることの不要化、ノイズ消去
に要する時間の短縮化、さらには低コスト化のす
べてが可能となる。 ここで本発明に用いられる輝尽性螢光体につい
て詳しく述べる。この輝尽性螢光体としては、前
述の様な放射線像変換方法においては読み取りの
際の励起光と輝尽性螢光体からの輝尽発光を効率
よく分離し、微弱な輝尽発光を精度よく検出しな
ければならないために、500nmより長波長域の
励起光により、300〜500nmの輝尽発光を検出す
ることが望ましく、このような性質を有した輝尽
性螢光体が好ましい。 このような輝尽性螢光体としては、例えば特開
昭48−80487号に記載されているBaSO4:Ax(但
しAはDy、TbおよびTmのうち少なくとも1種
であり、xは0.001≦x<1モル%である。)で表
わされる螢光体、特開昭48−80488号記載の
MgSO4:Ax(但しAはHo或いはDyのうちのい
づれかであり、0.001≦x≦1モル%である)で
表わされる螢光体、特開昭48−80489号に記載さ
れているSrSO4:Ax(但しAはDy、Tbおよび
Tmのうち少なくとも1種であり、xは0.001≦x
<1モル%である。)で表わされる螢光体、特開
昭51−29889号に記載されているNa2SO4
CaSO4およびBaSO4等にMn、DyおよびTbのう
ち少なくとも1種を添加した螢光体、特開昭52−
30487号に記載されているBeO、LiF、MgSO4
よびCaF2等の螢光体、特開昭53−39277号に記載
されているLi2B4O7:Cu、Ag等の螢光体、特開
昭54−47883号に記載されているLi2O・(B2O2
x:Cu(但しxは2<x≦3)、およびLi2O・
(B2O2)x:Cu、Ag(但しxは2<x≦3)等の
螢光体、米国特許3859527号に記載されている
SrS:Ce、Sm、SrS:Eu、Sm、La2O2S:Eu、
Smおよび(Zn、Cd)S:Mn、X(但しXはハロ
ゲン)で表わされる螢光体が挙げられる。また、
特開昭55−12142号に記載されているZnS:Cu、
Pb螢光体、一般式がBaO・xAl2O3:Eu(但し0.8
≦x≦10)で表わされるアルミン酸バリウム螢光
体、および一般式がM〓O・xSiO2:A(但しM〓
はMg、Ca、Sr、Zn、CdまたはBaであり、Aは
Ce、Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、BiおよびMnのう
ち少なくとも1種であり、xは0.5≦x≦2.5であ
る。)で表わされるアルカリ土類金属珪酸塩系螢
光体が挙げられる。また、一般式が (Ba1−x−yMgxCay)FX:eEu2+ (但しXはBrおよびClの中の少なくとも1つで
あり、x、yおよびеはそれぞれ0<x+y≦
0.6、xy≠0および10-6≦е≦5×10-2なる条件
を満たす数である。)で表わされるアルカリ土類
弗化ハロゲン化物螢光体、特開昭55−12142号に
記載されている一般式が LnOX:xA (但しLnはLa、Y、GdおよびLuの少なくとも
1つを、XはClおよび/またはBrを、AはCeお
よび/またはTbを、xは0<x<0.1を満足する
数を表わす。)で表わされる螢光体、特開昭55−
12145号に記載されている一般式が (Ba1xM〓x)FX:yA (但しM〓はMg、Ca、Sr、ZnおよびCdのうちの
少なくとも1つを、XはCl、BrおよびIのうち
の少なくとも1つを、AはEu、Tb、Ce、Tm、
Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErのうちの少なく
とも1つを、xおよびyは0≦x≦0.6および0
≦y≦0.2なる条件を満たす数を表わす。)で表わ
される螢光体、特開昭55−84389号に記載されて
いる一般式がBaFX:xCe、yA(但しXはCl、Brお
よびIのうちの少なくとも1つ、AはIn、Tl、
Gd、SmおよびZrのうちの少なくとも1つであ
り、xおよびyはそれぞれ0<x≦2×10-1およ
び0<y≦5×10-2である。)で表わされる螢光
体、特開昭55−160078号に記載されている一般式
が M〓FX・xA:yLn (但しM〓はMg、Ca、Ba、ZnおよびCdのうち
の少なくとも1種、AはBeO、MgO、CaO、
SrO、BaO、ZnO、Al2O3、Y2O3、La2O3
In2O3、SiO2、TiO2、ZrO2、GeO2、SnO2
Nb2O5、Ta2O5およびThO2のうちの少なくとも
1種、LnはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、
Nd、Yb、Er、SmおよびGdのうちの少なくとも
1種であり、xおよびyはそれぞれ5×10-5≦x
≦0.5および0<y≦0.2なる条件を満たす数であ
る。)で表わされる希土類元素付活2価金属フル
オロハライド螢光体、一般式がZnS:A、CdS:
A、(Zn、Cd)S:A、ZnS:A、Xおよび
CdS:A、X(但しAはCu、Ag、AuまたはMnで
あり、Xはハロゲンである。)で表わされる螢光
体、特開昭57−148285号に記載されている一般式
〔〕または〔〕、 一般式〔〕 xM3(PO42・NX2yA 一般式〔〕 M3(PO42yA (式中、MおよびNはそれぞれMg、Ca、Sr、
Ba、ZnおよびCdのうち少なくとも1種、Xは
F、Cl、BrおよびIのうち少なくとも1種、A
はEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、
Er、Sb、Tl、MnおよびSnのうち少なくとも1
種を表わす。また、xおよびyは0<x≦6、0
≦y≦1なる条件を満たす数である。)で表わさ
れる螢光体および一般式〔〕または〔〕 一般式〔〕 oReX3nAX2′:xEu 一般式〔〕 oReX3nAX2′:xEu、ySm (式中、ReはLa、Gd、Y、Luのうち少なくと
も1種、Aはアルカリ土類金属、Ba、Sr、Caの
うち少なくとも1種、XおよびX′はF、Cl、Br
のうち少なくとも1種を表わす。また、xおよび
yは、1×10-4<x<3 10-1、1×10-4<y<
1×10-1なる条件を満たす数であり、n/mは1
×10-3<n/m<7×10-1なる条件を満たす。)
で表わされる螢光体等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。 以下、本発明のノイズ消去手段を該手段実施に
使用する装置のブロツク図を用いて説明する。 第4図は、本発明を用いる放射線像変換方法の
概略を示すものである。図中、11は放射線発生
装置、12は被写体、13は可視ないし赤外輝尽
性螢光体層を有する輝尽媒体、14は該輝尽媒体
の放射線潜像を輝尽発光として放射させるための
励起光源、15は輝尽媒体より放出された輝尽発
光を検出する光電変換装置、16は光電変換装置
15で検出された光電変換信号を画像として再生
する画像化処理装置、17は再生された画像を表
示する装置、18は光源14からの反射光をカツ
トし、輝尽媒体13より放出された光のみを透過
させるためのフイルターである。15以降は13
からの光情報を何らかの形で画像として再生でき
るものであればよく、上記に限定されるものでは
ない。 また光源14からの反射光をカツトするにはフ
イルター18を用いずに特開昭59−22046号に示
されている発光の遅れを利用して分離する方法に
よつてもよい。 また第5図は、本発明におけるノイズ消去手段
を含む装置の概略図である。消去光源部19は、
適当な光源20によつて発する光を均一に輝尽媒
体13に照射するものであり、必要に応じて障害
となる光を除去するフイルター21が挿入され
る。このフイルター21は、例えば励起光波長領
域よりも短波長側の光をカツトするフイルターで
ある。何故ならば、励起光波長領域よりも短波長
側の光はノイズを消去するよりも、むしろノイズ
としてその光のエネルギーを蓄積してしまう。こ
のフイルター21はなくてもよいし、また種類、
枚数もこれに限定されるものではない。加熱部2
2は、例えば輝尽媒体13に密着する板状の電気
ヒーター23、あるいは熱風のふきつけ装置2
4、赤外線ランプ等、シート13を均一に加熱す
ることができるものならばよい。消去光源20と
しては、タングステンランプ、ハロゲンランプ、
水銀ランプ、キセノンランプ、ナトリウムランプ
等が使用できるが、前述の様にハロゲンランプ等
の可視光域から赤外波長域にまで分光分布を有す
る熱源としての効果もあるランプを使用するなら
ば上記のような加熱部としての別個の装置は、必
要とされず、より好ましい。 さらに消去光源20において消去光源の背面に
光源の光を強めるための反射鏡としてミラーを配
することもできる。このミラーにダイクロイツク
ミラー等の選択的にある波長域の光だけを反射す
るミラーを用いてもよい。この場合フイルター2
1は不要となる場合もあり、効果的である。 なお、第5図においてノイズ消去の効率向上の
ために輝尽媒体の送り装置を設けてもよい。 なお、ノイズ消去に有効な温度範囲は50〜500
℃であり、その上限温度は当然シートを構成する
素材によつて制約をうけるが、光照射と加熱を同
所同時に併用すると、別々の行なう場合より、よ
り低温側でもノイズ消去が効果的に行なわれる。
この点でも耐熱性の優劣に依る輝尽媒体の性能へ
の負荷は小となり、素材の選択の範囲を広げるこ
とができる。 本発明のノイズ消去手段の用いられる放射線像
変換方法における輝尽媒体および放射線像を輝尽
発光として放射せしめる為の励起光源について以
下に説明する。 輝尽媒体の構造は第6図aに示されるように支
持体25と支持体25の片面上に形成された輝尽
性螢光体層26よりなる。 次に輝尽媒体の製造法の一例を以下に示す。 先づ輝尽性螢光体をポリビニルブチラール、硝
化綿等のバインダー溶剤溶液(溶剤シクロヘキサ
ン、アセトン、酢酸、エチルおよび酢酸・ブチル
の混液等)に混合し、粘度がおよそ50センチスト
ークスの塗布液を調製する。次にこの塗布液を水
平に置いたポリエチレンテレフタレートフイルム
(支持体)上に均一に塗布し、一昼夜放置し自然
乾燥することによつて好ましくは300μm程度の
厚みの輝尽性螢光体層を形成し、輝尽媒体とす
る。 支持体として、例えば透明なガラス板やアルミ
ニウムなどの金属薄板等を用いても良い。 なお、輝尽媒体は第6図bに示されるような2
枚のガラス板等の透明な基板27と支持体25間
に輝尽性螢光体を挾みこんで任意の厚さの輝尽性
螢光体層26とし、その周囲を密封した構造のも
のでも良い。 本発明の放射線画像変換方法において上記のシ
ートの輝尽性螢光体層を励起する光エネルギーの
光源としては、可視領域および/または赤外領域
にバンドスペクトル分布をもつた光を放射する光
源の他にHe−Neレーザー光(633nm)、YAGレ
ーザー光(1064nm)、YAGレーザーの第8高調
波(532nm)、ルビーレーザー光(694nm)、Ar+
レーザー、半導体レーザー等の単一波長の光を放
射する光源が使用される。特にレーザー光を用い
る場合は高い励起エネルギーを得ることができ
る。 (実施例) 次に実施例を用いて本発明を説明する。 実施例 1 輝尽媒体は、BaFBr:Euから成る輝尽性螢光
体8重量部と、ポリビニルブチラール1重量部を
溶剤(シクロヘキサノン)を用いて分散させ、こ
れをポリエチレンテレフタレート基板上に均一に
塗布し、一昼夜放置し自然乾燥することによつて
約300μmの輝尽性螢光体層を形成して作製した。
この輝尽媒体に管電圧80KVのX線を10ミリレン
トゲン照射して、25mWのAr+レーザーで画像を
読みとつた後、シートを500Wタングステンラン
プ(シート面での照度1000lux)で照射すると同
時に電気ヒータで100℃に同時間加熱して消去し
た。 ノイズが初期の信号の1%まで減少するのに25
秒要した。 比較例 1 実施例1と同様に輝尽媒体を作製した後、さら
にこれに実施例1と同様にX線を照射し、Ar+
ーザーで画像を読みとつた後、500Wタングステ
ンランプ(シート面での照度1000lux)による光
照射、電気ヒーターによる100℃の加熱により順
序、時間を変えて消去し、ノイズが初期の信号の
1%にまで減少するのに要する時間を測定した結
果を表−1に示す。但し、光照射時の輝尽媒体表
面温度は25℃である。
【表】
【表】 実施例 2 輝尽性螢光体を0.1YF3・0.9BaFBr:Euにした
以外は実施例1と同様に輝尽媒体を作製した。こ
れを用いて、実施例1と同様にして測定した結
果、ノイズが初期の信号の1%にまで減少するの
に20秒要した。 比較例 2 輝尽性螢光体を0.1YF3・0.9BaFBr:Euにした
以外は、実施例1と同様に輝尽媒体を作製した。
これを用いて比較例1と同様にして測定したノイ
ズが初期の信号の1%にまで減少するのに要する
時間の数例を表2に示す。
【表】 実施例1、2および比較例1、2より光照射と
加熱を同時に併用することによりノイズ消去時間
は短縮され、さらに効率よくノイズが消去される
ことがわかる。 以上、説明したように本発明により、より短時
間で実用的に満足できるレベルにまでノイズを消
去することが可能である。また、光照射と加熱を
同一スペースで行なうため、装置全体を小型化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来知られている光照射のみによる消
去方法でのノイズ量の変化を示すグラフである。
第2図は従来知られている加熱のみによる消去方
法でのノイズ量の変化を示すグラフである。第3
図は光照射および加熱を各々同時間ずつ、同時に
行なつた場合aと別々に行なつた場合bのノイズ
消去特性を示すグラフである。第4図は本発明を
用いる放射線像変換方法の概略を示すものであ
る。第5図aおよびbは本発明におけるノイズ消
去手段を含む装置の概略を示すものである。第6
図aおよびbは本発明の上記手段に用いられる輝
尽媒体の構造を示す概略図である。 11……放射線発生装置、12……被写体、1
3……輝尽媒体、14……輝尽励起光源、15…
…光電変換装置、16……画像化処理装置、17
……画像表示装置、18……フイルター、19…
…消去光源部、20……消去光源、21……フイ
ルター、22……加熱部、23……電気ヒータ
ー、24……熱風のふきかけ装置、25……支持
体、26……輝尽性螢光体層、27……透明支持
体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 輝尽性蛍光体を含有する層を有する放射線像
    記録媒体に放射線を照射することによつて、前記
    記録媒体に像様に蓄積された前記照射放射線のエ
    ネルギーを輝尽励起光で輝尽発光させ画像化する
    放射線変換方法において、放射線照射前に前記放
    射線像記録媒体に残存する放射線エネルギーを、
    光照射手段および50〜500℃の範囲内の所定温度
    で加熱手段を同所同時に併用すると共に、前記
    各々の手段を制御可能に構成して消去することを
    特徴とする放射線像変換方法。
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