JPH0523574Y2 - - Google Patents
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- JPH0523574Y2 JPH0523574Y2 JP3417389U JP3417389U JPH0523574Y2 JP H0523574 Y2 JPH0523574 Y2 JP H0523574Y2 JP 3417389 U JP3417389 U JP 3417389U JP 3417389 U JP3417389 U JP 3417389U JP H0523574 Y2 JPH0523574 Y2 JP H0523574Y2
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Landscapes
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は海洋鋼構造物の防食被覆構造に関
し、特に鋼管杭桟橋や鋼矢板岸壁等の頂部が鉄筋
コンクリート内に埋設され、その下方が空中およ
び/または水中に暴露されて用いられる海洋構造
物の基礎鋼材の防食被覆構造に係る。
し、特に鋼管杭桟橋や鋼矢板岸壁等の頂部が鉄筋
コンクリート内に埋設され、その下方が空中およ
び/または水中に暴露されて用いられる海洋構造
物の基礎鋼材の防食被覆構造に係る。
従来、この種の海洋構造物の基礎鋼材の防食被
覆として、この基礎鋼材の外側に取付けられた繊
維強化プラスチツクあるいは繊維強化セメントか
らなる型枠内に厚さ数センチメートル程度のモル
タルが充填された型枠とモルタルとからなる防食
被覆を構成したり、あるいは前記基礎鋼材の表面
にペトロラタム系防食テープあるいはペトロラタ
ム系防食シートが被覆され、その外側が、プラス
チツクまたは繊維強化プラスチツクからなる保護
カバーあるいは繊維強化プラスチツクの内側に緩
衝材を貼着した保護カバーで被覆されたペトロラ
タム系防食材と保護カバーとからなる防食被覆構
造が採用されていた。
覆として、この基礎鋼材の外側に取付けられた繊
維強化プラスチツクあるいは繊維強化セメントか
らなる型枠内に厚さ数センチメートル程度のモル
タルが充填された型枠とモルタルとからなる防食
被覆を構成したり、あるいは前記基礎鋼材の表面
にペトロラタム系防食テープあるいはペトロラタ
ム系防食シートが被覆され、その外側が、プラス
チツクまたは繊維強化プラスチツクからなる保護
カバーあるいは繊維強化プラスチツクの内側に緩
衝材を貼着した保護カバーで被覆されたペトロラ
タム系防食材と保護カバーとからなる防食被覆構
造が採用されていた。
これらの防食被覆を上部コンクリートが打設さ
れる前に施工する場合は、防食被覆がコンクリー
ト内に10センチメートル程度埋没されるような位
置から下方に施工し、また上部コンクリートが打
設された後に防食被覆を施工する場合は、コンク
リート下端面より下方にだけ施工するのが通例で
ある。
れる前に施工する場合は、防食被覆がコンクリー
ト内に10センチメートル程度埋没されるような位
置から下方に施工し、また上部コンクリートが打
設された後に防食被覆を施工する場合は、コンク
リート下端面より下方にだけ施工するのが通例で
ある。
一般に、基礎鋼材とその上部に打設されるコン
クリート駆体とから構成される海洋構造物の建造
に際しては複数の基礎鋼材のコンクリート下面よ
り1〜2m下に鋼製ブラケツトを溶接し、このブ
ラケツト上に鋼材を渡して梁を形成し、この梁を
利用してコンクリート打設のための型枠を支える
支保工を設けるのが通例である。もし、コンクリ
ート打設前に基礎鋼材に防食被覆を施工するよう
な場合は上述したようなコンクリート下面より下
部の基礎鋼材を利用して支保工を設けることがで
きないから基礎鋼材の頭部に鋼製梁を渡して支保
工を設けなければならない。このようにして支保
工を組み立てる場合は支保工を取付ける際に、重
機や吊り下げた梁材が防食被覆に衝突して損傷を
生ずることが多く、損傷部の補修が困難であるこ
と等もあつて、防食上問題とされていた。
クリート駆体とから構成される海洋構造物の建造
に際しては複数の基礎鋼材のコンクリート下面よ
り1〜2m下に鋼製ブラケツトを溶接し、このブ
ラケツト上に鋼材を渡して梁を形成し、この梁を
利用してコンクリート打設のための型枠を支える
支保工を設けるのが通例である。もし、コンクリ
ート打設前に基礎鋼材に防食被覆を施工するよう
な場合は上述したようなコンクリート下面より下
部の基礎鋼材を利用して支保工を設けることがで
きないから基礎鋼材の頭部に鋼製梁を渡して支保
工を設けなければならない。このようにして支保
工を組み立てる場合は支保工を取付ける際に、重
機や吊り下げた梁材が防食被覆に衝突して損傷を
生ずることが多く、損傷部の補修が困難であるこ
と等もあつて、防食上問題とされていた。
また、上部コンクリートの打設後の防食被覆を
施工する場合は、支保工を取外した後に防食被覆
を施すから上述したような損傷を生ずることはな
いが、コンクリート下面と防食被覆との境界部に
隙間を生ずるので、この部分の腐食が問題とな
る。通常、この隙間部にはモルタルや合成樹脂パ
テを用いて充填するが、これらの充填材は現場施
工では接着が十分でないこと等もあつて接着面で
剥離を生じたり、あるいは充填材自体にクラツク
を生ずる等して、これらが腐食を生ずる原因とな
るという問題点を有するものであつた。
施工する場合は、支保工を取外した後に防食被覆
を施すから上述したような損傷を生ずることはな
いが、コンクリート下面と防食被覆との境界部に
隙間を生ずるので、この部分の腐食が問題とな
る。通常、この隙間部にはモルタルや合成樹脂パ
テを用いて充填するが、これらの充填材は現場施
工では接着が十分でないこと等もあつて接着面で
剥離を生じたり、あるいは充填材自体にクラツク
を生ずる等して、これらが腐食を生ずる原因とな
るという問題点を有するものであつた。
この考案は従来の防食被覆が有する上記のよう
な問題点を解消し、長期間に亘つて基礎鋼材の防
食を達成することを可能とする防食被覆構造を提
供することを目的とするものである。
な問題点を解消し、長期間に亘つて基礎鋼材の防
食を達成することを可能とする防食被覆構造を提
供することを目的とするものである。
この考案では、基礎鋼材の鉄筋コンクリート埋
設部と空中および/または水中に暴露される部分
の境界部を含み、この境界部から鉄筋コンクリー
ト内および空中および/または水中に暴露された
上部部分を保水材を介して流電陽極板で被覆し、
この流電陽極は該基礎鋼材と電気的に接続され、
さらにこの流電陽極板の空中および/または水中
に暴露された部分に重複するように基礎鋼材の全
部または一部を、防食材とその外側の保護材とか
らなる被覆材で被覆するか、もしくは防食塗装が
施されるという、基礎鋼材のコンクリート埋設部
と露出部との境界部付近の流電陽極板被覆と、そ
れの露出部に重複してそれ以下に被覆される被覆
材あるいは防食塗装との2区分に分割して基礎鋼
材を被覆することにより前記課題を達成したもの
である。
設部と空中および/または水中に暴露される部分
の境界部を含み、この境界部から鉄筋コンクリー
ト内および空中および/または水中に暴露された
上部部分を保水材を介して流電陽極板で被覆し、
この流電陽極は該基礎鋼材と電気的に接続され、
さらにこの流電陽極板の空中および/または水中
に暴露された部分に重複するように基礎鋼材の全
部または一部を、防食材とその外側の保護材とか
らなる被覆材で被覆するか、もしくは防食塗装が
施されるという、基礎鋼材のコンクリート埋設部
と露出部との境界部付近の流電陽極板被覆と、そ
れの露出部に重複してそれ以下に被覆される被覆
材あるいは防食塗装との2区分に分割して基礎鋼
材を被覆することにより前記課題を達成したもの
である。
この考案では、防食被覆をコンクリート埋設部
と露出部との境界部付近とそれに続く鋼材の露出
部とに分けて構成しかつこの境界部付近の被覆に
は流電陽極板を使用しているため、基礎鋼材の境
界部付近の防食が十分に効果的であると共に、コ
ンクリート内の鉄筋にも防食効果を及ぼし、しか
も上部コンクリート打設前には境界部付近の流電
陽極板および被覆材による防食被覆のみを施工
し、それに続く鋼材露出部の防食被覆は上部コン
クリートの打設後に施工することができる。この
ようにすることにより、上部コンクリートの打設
前には境界部付近の流電陽極板および被覆材によ
る防食被覆だけを施工すればよいから、コンクリ
ート打設のための支保工は上部コンクリートの下
方1〜2メートルの基礎鋼材に鋼製ブラケツトを
溶接し、これを利用して鋼製梁材を渡して組み立
てることができる。基礎鋼材のコンクリート外に
露出した表面の防食被覆はコンクリート打設後、
支保工が取り除かれブラケツトが切断除去されて
から施工することができ、従つて被覆への重機や
梁材などの衝突がなく、被覆に損傷を生ずること
がない。
と露出部との境界部付近とそれに続く鋼材の露出
部とに分けて構成しかつこの境界部付近の被覆に
は流電陽極板を使用しているため、基礎鋼材の境
界部付近の防食が十分に効果的であると共に、コ
ンクリート内の鉄筋にも防食効果を及ぼし、しか
も上部コンクリート打設前には境界部付近の流電
陽極板および被覆材による防食被覆のみを施工
し、それに続く鋼材露出部の防食被覆は上部コン
クリートの打設後に施工することができる。この
ようにすることにより、上部コンクリートの打設
前には境界部付近の流電陽極板および被覆材によ
る防食被覆だけを施工すればよいから、コンクリ
ート打設のための支保工は上部コンクリートの下
方1〜2メートルの基礎鋼材に鋼製ブラケツトを
溶接し、これを利用して鋼製梁材を渡して組み立
てることができる。基礎鋼材のコンクリート外に
露出した表面の防食被覆はコンクリート打設後、
支保工が取り除かれブラケツトが切断除去されて
から施工することができ、従つて被覆への重機や
梁材などの衝突がなく、被覆に損傷を生ずること
がない。
境界部付近の流電陽極板とその外側の被覆材か
らなる防食被覆と鋼材露出部の防食被覆との重ね
部は接着性または粘着性のある防食材によつて密
に接着するかあるいは防食塗装を施すことにより
行われ、これにより接続部に隙間を生ずることが
なく、内側の鋼材を海水や海洋大気などの腐食性
環境から完全に遮断することができる。
らなる防食被覆と鋼材露出部の防食被覆との重ね
部は接着性または粘着性のある防食材によつて密
に接着するかあるいは防食塗装を施すことにより
行われ、これにより接続部に隙間を生ずることが
なく、内側の鋼材を海水や海洋大気などの腐食性
環境から完全に遮断することができる。
上記の説明は海洋鋼構造物を現場にて最初に施
工する場合について述べたものであるが、この考
案は従来技術で述べたコノクリート打設後に基礎
鋼材上に施工された被覆材あるいは防食塗装とコ
ンクリートとの境界部に腐食あるいは腐食のおそ
れがある場合にも適用できるものである。この場
合には基礎鋼材周辺のコンクリートをはつり、予
めリード線を取付けたプレートを基礎鋼材に溶接
し、被覆材のある場合にはこれを除去し、流電陽
極板を防水材を介して基礎鋼材に巻き付け、リー
ド線を陽極にビス締めし、被覆材を復旧し、最後
にはつり部分をセメント系材料またはエポキシ樹
脂系材料で修復することにより行う。
工する場合について述べたものであるが、この考
案は従来技術で述べたコノクリート打設後に基礎
鋼材上に施工された被覆材あるいは防食塗装とコ
ンクリートとの境界部に腐食あるいは腐食のおそ
れがある場合にも適用できるものである。この場
合には基礎鋼材周辺のコンクリートをはつり、予
めリード線を取付けたプレートを基礎鋼材に溶接
し、被覆材のある場合にはこれを除去し、流電陽
極板を防水材を介して基礎鋼材に巻き付け、リー
ド線を陽極にビス締めし、被覆材を復旧し、最後
にはつり部分をセメント系材料またはエポキシ樹
脂系材料で修復することにより行う。
この考案において、流電陽極板としては、亜
鉛、アルミニウム、マグネシウム合金等の犠牲陽
極作用を有するもので、板状化の容易性から亜
鉛、亜鉛合金が好ましい。例えば、板厚1〜2mm
の亜鉛板とする。
鉛、アルミニウム、マグネシウム合金等の犠牲陽
極作用を有するもので、板状化の容易性から亜
鉛、亜鉛合金が好ましい。例えば、板厚1〜2mm
の亜鉛板とする。
また、この考案における防食材としては、鋼材
との接着性または粘着性を有するものとし、具体
的にはペトロラタム系防食テープまたはペトロラ
タム系防食シート、ゴム系防食シート、エポキシ
樹脂または樹脂モルタル、セメントモルタルまた
はコンクリート等が挙げられる。
との接着性または粘着性を有するものとし、具体
的にはペトロラタム系防食テープまたはペトロラ
タム系防食シート、ゴム系防食シート、エポキシ
樹脂または樹脂モルタル、セメントモルタルまた
はコンクリート等が挙げられる。
さらに、この考案における保護材としては、強
度および耐久性を有する耐食性金属、プラスチツ
クあるいは繊維強化プラスチツクの内側に軟質の
発泡プラスチツクシートを貼着させた複合材料等
が挙げられる。
度および耐久性を有する耐食性金属、プラスチツ
クあるいは繊維強化プラスチツクの内側に軟質の
発泡プラスチツクシートを貼着させた複合材料等
が挙げられる。
さらにまた、この考案における保水材としては
流電陽極板とコンクリート表面の隙間をなくし、
この界面での電気抵抗を下げ、また流電陽極板の
腐食生成物の堆積による抵抗の増加を防ぐ作用を
なす。この保水材は可塑性があり、大気中でも水
分を保有し、導電性を有する材料が望ましい。例
えば、ベントナイトと吸湿性電解質を水で練つた
もの、具体的にはケイ酸アルミニウム水和物、金
属硫酸塩および塩化マグネシウムからなる特願昭
63−158484号公報に示されているようなバツクフ
イルが挙げられる。この種のバツクフイルは流動
性を有するため、基礎鋼材に適用する場合、ダレ
防止のため、バツクフイル間に不織布等をはさむ
ことは有効である。
流電陽極板とコンクリート表面の隙間をなくし、
この界面での電気抵抗を下げ、また流電陽極板の
腐食生成物の堆積による抵抗の増加を防ぐ作用を
なす。この保水材は可塑性があり、大気中でも水
分を保有し、導電性を有する材料が望ましい。例
えば、ベントナイトと吸湿性電解質を水で練つた
もの、具体的にはケイ酸アルミニウム水和物、金
属硫酸塩および塩化マグネシウムからなる特願昭
63−158484号公報に示されているようなバツクフ
イルが挙げられる。この種のバツクフイルは流動
性を有するため、基礎鋼材に適用する場合、ダレ
防止のため、バツクフイル間に不織布等をはさむ
ことは有効である。
また、他の保水材としては、高吸水性ポリマー
入りの高吸水シートが使用できる。例えば、2枚
の給水紙あるいは不織布の間にポリアクリル酸系
の高吸水性ポリマー粉末とパルプをはさみ込んで
シート状に加工したものは、パルプの吸収速度の
速さと、ポリマーの優れた吸収保持力を有し、バ
ツクフイルに比べてシート状にした分施工性が良
い。
入りの高吸水シートが使用できる。例えば、2枚
の給水紙あるいは不織布の間にポリアクリル酸系
の高吸水性ポリマー粉末とパルプをはさみ込んで
シート状に加工したものは、パルプの吸収速度の
速さと、ポリマーの優れた吸収保持力を有し、バ
ツクフイルに比べてシート状にした分施工性が良
い。
以下、この考案の実施例を第1図および第2図
により説明する。
により説明する。
第1図は境界部付近の流電陽極板の下端から基
礎鋼材の露出部を防食材と保護材とで被覆した例
を示すものである。この第1図において、1は海
洋鋼構造物の上部鉄筋コンクリートであり、2は
基礎鋼材である。この基礎鋼材2のコンクリート
埋設部と露出部との境界部に、上部コンクリート
1の打設前に、予め保水材としてバツクフイルを
5mm厚に塗布した亜鉛板陽極3を巻き付け、基礎
鋼材に取り付けたリード線をこの亜鉛板陽極3に
接続した接続部8により電気的な接続をとつた。
この亜鉛板陽極3のコンクリート外に突出した部
分と基礎鋼材2の露出部とを粘着性を有するペト
ロラタムテープ4で被覆し、さらにその外側を発
泡ポリエチレンシート5を内側に貼着したFRP
カバー6で被覆した。これら被覆は上部鉄筋コン
クリート1が打設され基礎鋼材に溶接されていた
ブラケツトが切断されて取り除かれた後に施工さ
れたものである。
礎鋼材の露出部を防食材と保護材とで被覆した例
を示すものである。この第1図において、1は海
洋鋼構造物の上部鉄筋コンクリートであり、2は
基礎鋼材である。この基礎鋼材2のコンクリート
埋設部と露出部との境界部に、上部コンクリート
1の打設前に、予め保水材としてバツクフイルを
5mm厚に塗布した亜鉛板陽極3を巻き付け、基礎
鋼材に取り付けたリード線をこの亜鉛板陽極3に
接続した接続部8により電気的な接続をとつた。
この亜鉛板陽極3のコンクリート外に突出した部
分と基礎鋼材2の露出部とを粘着性を有するペト
ロラタムテープ4で被覆し、さらにその外側を発
泡ポリエチレンシート5を内側に貼着したFRP
カバー6で被覆した。これら被覆は上部鉄筋コン
クリート1が打設され基礎鋼材に溶接されていた
ブラケツトが切断されて取り除かれた後に施工さ
れたものである。
また、鋼材との接着性または粘着性を有する防
食材4としては前記のペトロラタムテープのほか
ペトロラタム系防食シート、ゴム系防食シートあ
るいはエポキシ樹脂、樹脂モルタル、セメントモ
ルタルまたはコンクリート等を用いることがで
き、さらに強度および耐久性を有する保護材6と
しては前記の内側に軟質の発泡プラスチツクシー
トを貼着したFRPのほか単にプラスチツク、繊
維強化プラスチツクあるいは耐食性金属板等を用
いることができる。
食材4としては前記のペトロラタムテープのほか
ペトロラタム系防食シート、ゴム系防食シートあ
るいはエポキシ樹脂、樹脂モルタル、セメントモ
ルタルまたはコンクリート等を用いることがで
き、さらに強度および耐久性を有する保護材6と
しては前記の内側に軟質の発泡プラスチツクシー
トを貼着したFRPのほか単にプラスチツク、繊
維強化プラスチツクあるいは耐食性金属板等を用
いることができる。
第2図は境界部の流電陽極板の下端から重複し
て防食塗装を施した例を示すものであり、この第
2図において、エポキシ樹脂塗料、タールエポキ
シ樹脂塗料またはポリウレタン樹脂塗料等を用い
た防食塗装7を施した面には保護カバーは不要で
あり、亜鉛板陽極3上にのみ粘着性のゴムシート
を介してバンド状に加工したFRPカバー6を設
ける。
て防食塗装を施した例を示すものであり、この第
2図において、エポキシ樹脂塗料、タールエポキ
シ樹脂塗料またはポリウレタン樹脂塗料等を用い
た防食塗装7を施した面には保護カバーは不要で
あり、亜鉛板陽極3上にのみ粘着性のゴムシート
を介してバンド状に加工したFRPカバー6を設
ける。
以上説明したように、この考案では海洋構造物
基礎鋼材の防食被覆がコンクリート埋設部と露出
部との間の境界部付近とそれに続く鋼材の露出部
とに分け、この境界部には流電陽極板を設置して
構成されるから、境界部付近は流電陽極板による
電気防食と被覆防食効果が十分に作用すると共に
コンクリート内の鉄筋にも電気防食効果が作用
し、さらにこの流電陽極による防食被覆は上部コ
ンクリート打設前に施工し、露出部の防食被覆は
上部コンクリートが打設され上部コンクリート型
枠の支保工が取り除かれた後に施工することがで
きるため、露出部の防食被覆は支保工や重機の衝
突による損傷を受けることがない。また、2分割
された防食被覆をほどこすため、基礎鋼材の上部
コンクリート埋設部から露出部に到る防食範囲の
全体に亘つて防食被覆が一体化され腐食性を有す
る海水や海洋大気から基礎鋼材が保護される。
基礎鋼材の防食被覆がコンクリート埋設部と露出
部との間の境界部付近とそれに続く鋼材の露出部
とに分け、この境界部には流電陽極板を設置して
構成されるから、境界部付近は流電陽極板による
電気防食と被覆防食効果が十分に作用すると共に
コンクリート内の鉄筋にも電気防食効果が作用
し、さらにこの流電陽極による防食被覆は上部コ
ンクリート打設前に施工し、露出部の防食被覆は
上部コンクリートが打設され上部コンクリート型
枠の支保工が取り除かれた後に施工することがで
きるため、露出部の防食被覆は支保工や重機の衝
突による損傷を受けることがない。また、2分割
された防食被覆をほどこすため、基礎鋼材の上部
コンクリート埋設部から露出部に到る防食範囲の
全体に亘つて防食被覆が一体化され腐食性を有す
る海水や海洋大気から基礎鋼材が保護される。
第1図および第2図はこの考案の実施例を示す
概略断面図である。 1……上部鉄筋コンクリート、2……基礎鋼材
(鋼管杭)、3……亜鉛板陽極、4……ペトロラタ
ムテープ、5……発泡ポリエチレンシート、6…
…FRPカバー、7……防食塗装、8……接続部。
概略断面図である。 1……上部鉄筋コンクリート、2……基礎鋼材
(鋼管杭)、3……亜鉛板陽極、4……ペトロラタ
ムテープ、5……発泡ポリエチレンシート、6…
…FRPカバー、7……防食塗装、8……接続部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 頂部が鉄筋コンクリート中に埋設され、その
下方が空中および/または水中に暴露されて用
いられる海洋鋼構造物の基礎鋼材における防食
被覆構造において、前記基礎鋼材の鉄筋コンク
リート埋設部と空中および/または水中に暴露
される部分の境界部を含み、この境界部から鉄
筋コンクリート内および空中および/または水
中に暴露された上部部分が保水材を介して流電
陽極板で被覆され、この流電陽極は該基礎鋼材
と電気的に接続され、さらに前記流電陽極の空
中および/または水中に暴露された部分に重複
するように基礎鋼材の全部または一部が、防食
材とその外側の保護材とからなる被覆材で被覆
されるか、あるいは防食塗装されていることを
特徴とする海洋鋼構造物の防食被覆構造。 2 流電陽極板が亜鉛、アルミニウム、マグネシ
ウムのいずれかである請求項1記載の海洋鋼構
造物の防食被覆構造。 3 保水材がバツクフイルまたは高吸収性樹脂で
ある請求項1記載の海洋鋼構造物の防食被覆構
造。 4 前記防食材がペトロラタム系防食テープ、ペ
トロラタム系防食シートまたはゴム系防食シー
トである請求項1記載の海洋鋼構造物の防食被
覆構造。 5 前記防食材がエポキシ樹脂または樹脂モルタ
ルである請求項1記載の海洋鋼構造物の防食被
覆構造。 6 前記防食材がセメントモルタルまたはコンク
リートである請求項1記載の海洋鋼構造物の防
食被覆構造。 7 前記保護材がプラスチツクまたは繊維強化プ
ラスチツクである請求項1記載の海洋鋼構造物
の防食被覆構造。 8 前記保護材が耐食性金属である請求項1記載
の海洋鋼構造物の防食被覆構造。 9 前記保護材がプラスチツクあるいは繊維強化
プラスチツクの内側に軟質の発泡プラスチツク
シートを貼着させた複合材料である請求項1記
載の海洋鋼構造物の防食被覆構造。 10 前記防食塗装がエポキシ樹脂塗料、タールエ
ポキシ樹脂塗料またはポリウレタン樹脂塗料で
ある請求項1記載の海洋鋼構造物の防食被覆構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417389U JPH0523574Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417389U JPH0523574Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125969U JPH02125969U (ja) | 1990-10-17 |
| JPH0523574Y2 true JPH0523574Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31538416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3417389U Expired - Lifetime JPH0523574Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523574Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP3417389U patent/JPH0523574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02125969U (ja) | 1990-10-17 |
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