JPH05236151A - Isdn端末装置の回線品質試験方法およびisdn端末装置の制御方法 - Google Patents

Isdn端末装置の回線品質試験方法およびisdn端末装置の制御方法

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JPH05236151A
JPH05236151A JP4069831A JP6983192A JPH05236151A JP H05236151 A JPH05236151 A JP H05236151A JP 4069831 A JP4069831 A JP 4069831A JP 6983192 A JP6983192 A JP 6983192A JP H05236151 A JPH05236151 A JP H05236151A
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test
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message
isdn
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JP4069831A
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Fumihiro Ogasawara
文廣 小笠原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験呼を実現できるISDN端末装置を提供
する。 【構成】 「ユーザ・ユーザ」情報要素に、試験動作の
要求/解除/確認のやりとりのための情報を定義して、
ループバック4モードで試験動作を実現できるようにし
た。これにより、エンドツーエンドで端末独自に回線品
質を試験できるので、試験のためのコストを低減でき、
また、通信効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを伝送路とし
て用いるISDN端末装置の回線品質試験方法およびI
SDN端末装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各国でISDNがネットワークと
して整備されつつあり、それに伴って、国際間のISD
N通信も実現されるようになってきている。この国際I
SDN通信時、相手端末との間で確立する回線の品質が
多種にわたるため、次のような不都合を生じることがあ
る。
【0003】例えば、国際ISDN間が衛星回線で接続
されている場合には、地上回線で接続される場合に比べ
て回線遅延時間が非常に大きくなる。このために、IS
DN端末の初期設定状態では、例えば、ウインドサイズ
や、パケットサイズや、リンクタイマなどの通信品質
(ここでは、回線遅延時間)に依存する通信パラメータ
の値が不適切になっている場合があり、相手端末とのデ
ータ伝送が不可能になることがある。
【0004】また、ある特定の端末との間でデータ伝送
が頻繁にエラー終了するような場合には、自端末と相手
端末との間に確立している通信パスについて、自端末が
接続している自国内ISDN、自国側の国際ゲートウェ
イ(国際ISDN)、相手端末の国側の国際ゲートウェ
イ(国際ISDN)、国際ゲートウェイ間、および、相
手端末が接続している相手国内ISDNのそれぞれにお
けるルーティングのいずれかで回線品質が悪化している
場合が多い。
【0005】この場合、その通信パスについて、おのお
ののISDNを提供している網業者に回線品質の追跡調
査を依頼することができる。しかしながら、このような
追跡調査には、非常に長い時間を要する場合があり、特
定のデータ伝送がエラー終了するような事態を迅速に解
決するための資料とすることが困難である。また、いず
れかのISDNでの回線品質が悪いことが判明しても、
他に代替できるISDNが存在しない場合には、かかる
回線品質の悪さを容認するほかはない。
【0006】そこで、例えば、相手端末との間の通信パ
スに衛星回線が含まれる場合には、ウインドサイズや、
パケットサイズや、リンクタイマなどを、その遅延時間
に対応した値に設定するとよい。そのために、例えば、
発呼時に指定される相手端末のISDN番号が国番号を
含んでいるような場合には、ウインドサイズや、パケッ
トサイズや、リンクタイマなどを衛星回線用の値に再設
定する。
【0007】また、ある特定の端末との間でデータ伝送
が頻繁にエラー終了するような場合には、自端末と相手
端末に代えて、それぞれの基本インタフェースのソケッ
トに回線品質測定用の測定器を接続して回線品質を直接
測定する。そして、ウインドサイズや、パケットサイズ
や、リンクタイマなどの回線品質に依存する通信パラメ
ータの値を、その測定した回線品質に応じた値に設定す
るとよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、回線品質測定のための測定器を用いる必
要があり、その測定のためのコストがかかるという不都
合を生じる。また、通信パラメータの値を衛星回線にお
ける遅延時間に対応した値に設定した場合、ウインドサ
イズや、パケットサイズは、ビット誤り率にも依存する
ため、それらの設定値が必ずしも最適な値とはならない
という不都合を生じることもある。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、相手端末との間に確立した通信パスにおける
回線品質を測定できるISDN端末装置の回線品質測定
方法およびISDN端末装置の制御方法を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDNを伝
送路として用いるISDN端末装置の回線品質試験方法
において、試験端末は、呼設定メッセージにループバッ
クモードの試験を行なう旨をあらわす情報を付加した状
態で被試験端末を発呼し、被試験端末は、着信検出時に
受信した呼設定メッセージにループバックモードの試験
を行なう旨をあらわす情報が付加されているときには、
呼設定手順中に応答するメッセージにその試験の実行を
確認する旨をあらわす情報を付加するとともに、情報チ
ャネル上で受信データを送信データとして直接折り返す
ループバックモードを設定し、試験端末は、被試験端末
から受信したメッセージに試験実行確認をあらわす情報
が付加されているときには、情報チャネル確立後、所定
の試験用パターンデータを送出し、その試験用パターン
データの受信結果に基づいて、その被試験端末との間に
張られた回線の品質を判定するようにしたものである。
【0011】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の回線品質試験方法において、試験端末
は、呼設定メッセージにループバックモードの試験を行
なう旨をあらわす情報を付加した状態で被試験端末を発
呼し、被試験端末は、着信検出時に受信した呼設定メッ
セージにループバックモードの試験を行なう旨をあらわ
す情報が付加されているときには、呼設定手順中に応答
するメッセージにその試験の実行を確認する旨をあらわ
す情報を付加するとともに、情報チャネル上で受信デー
タを送信データとして直接折り返すループバックモード
を設定し、試験端末は、被試験端末から受信したメッセ
ージに試験実行確認をあらわす情報が付加されていると
きには、情報チャネル確立後、所定の試験用パターンデ
ータを送出し、その試験用パターンデータの受信結果に
基づいて、その被試験端末との間に張られた回線の品質
を判定するとともに、その判定結果を表示出力するよう
にしたものである。
【0012】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の回線品質試験方法において、通常モード
のデータ伝送が正常終了しなかったとき、送信端末は、
呼設定メッセージにループバックモードの試験を行なう
旨をあらわす情報を付加した状態で被試験端末を再発呼
し、被試験端末は、着信検出時に受信した呼設定メッセ
ージにループバックモードの試験を行なう旨をあらわす
情報が付加されているときには、呼設定手順中に応答す
るメッセージにその試験の実行を確認する旨をあらわす
情報を付加するとともに、情報チャネル上で受信データ
を送信データとして直接折り返すループバックモードを
設定し、試験端末は、被試験端末から受信したメッセー
ジに試験実行確認をあらわす情報が付加されているとき
には、情報チャネル確立後、所定の試験用パターンデー
タを送出し、その試験用パターンデータの受信結果に基
づいて、その被試験端末との間に張られた回線の品質を
判定するとともに、その判定結果を表示出力するように
したものである。
【0013】また、前記呼設定メッセージに付加するル
ープバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報は、
ユーザ・ユーザ情報要素、発サブアドレス情報要素、着
サブアドレス情報要素、低位レイヤ整合性情報要素、あ
るいは、高位レイヤ整合性情報要素のうち、いずれか1
つを用いるとよい。
【0014】また、前記試験端末は、前記回線品質判定
結果に基づいて、当該被試験端末を着端末とするときの
データ伝送時の通信品質に依存する各種パラメータの値
を設定して保存し、データ伝送時には、そのときの着端
末に対応して保存している上記各種パラメータの値を、
そのデータ伝送時に設定するとよい。
【0015】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の回線品質試験方法において、通常モード
のデータ伝送が正常終了しなかったとき、その呼を保持
した状態で、送信端末は、ループバックモードの試験を
行なう旨をあらわす情報を付加したユーザ情報メッセー
ジを受信端末に送信し、受信端末は、データ伝送動作中
にループバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報
が付加されたユーザ情報メッセージを受信すると、試験
の実行を確認する旨をあらわす情報を付加したユーザ情
報メッセージを送信端末に応答するとともに、情報チャ
ネル上で受信データを送信データとして直接折り返すル
ープバックモードを設定し、送信端末は、受信端末から
試験実行確認をあらわす情報が付加されたユーザ情報メ
ッセージを受信したときには、所定の試験用パターンデ
ータを送出し、その試験用パターンデータの受信結果に
基づいて、その受信端末との間に張られた回線の品質を
判定し、その判定結果を表示出力するようにしたもので
ある。
【0016】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の回線品質試験方法において、通常モード
のデータ伝送が正常終了しなかったとき、その呼を保持
した状態で、送信端末は、ループバックモードの試験を
行なう旨をあらわす情報を付加したユーザ情報メッセー
ジを受信端末に送信し、受信端末は、データ伝送動作中
にループバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報
が付加されたユーザ情報メッセージを受信すると、試験
の実行を確認する旨をあらわす情報を付加したユーザ情
報メッセージを送信端末に応答するとともに、情報チャ
ネル上で受信データを送信データとして直接折り返すル
ープバックモードを設定し、送信端末は、受信端末から
試験実行確認をあらわす情報が付加されたユーザ情報メ
ッセージを受信したときには、所定の試験用パターンデ
ータを送出し、その試験用パターンデータの受信結果に
基づいて、その受信端末との間に張られた回線の品質を
判定し、その判定結果を表示出力し、さらに、ループバ
ックモードの試験解除をあらわす情報を付加したユーザ
情報メッセージを受信端末に送信し、受信端末は、ルー
プバックモードの試験解除をあらわす情報を付加したユ
ーザ情報メッセージを受信すると、ループバックモード
を解除し、ループバックモード解除を確認する旨をあら
わす情報を付加したユーザ情報メッセージを送信端末に
応答し、通常データ伝送モードに移行し、送信端末は、
ループバックモード解除を確認する旨をあらわす情報を
付加したユーザ情報メッセージを受信すると、通常デー
タ伝送モードで送信データを送信するようにしたもので
ある。
【0017】また、前記送信端末は、前記回線品質判定
結果にづいて、当該受信端末を着端末とするときのデー
タ伝送時の通信品質に依存する各種パラメータの値を設
定して保存し、データ伝送時には、そのときの着端末に
対応して保存している上記各種パラメータの値を、その
データ伝送時に設定するとよい。
【0018】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の制御方法において、通常モードのデータ
伝送が正常終了しなかったとき、その正常終了しなかっ
た理由が相手端末非接続である場合、そのときの受信端
末について端末非接続をあらわす情報を保存する一方、
発呼時に指定された相手端末について、上記端末非接続
をあらわす情報を記憶しているときには、そのときの相
手端末の選択をエラー操作と判定し、かかる旨を表示し
てエラー終了するようにするものである。
【0019】
【作用】したがって、回線品質測定のための試験を、I
SDN端末単体で行なうことができ、回線品質測定に要
するコストを大幅に減少できる。また、通常のデータ伝
送に引き続いて、回線品質測定のための試験を行なう
と、必要のある相手端末との間のみに回線品質測定のた
めの試験が実施されるので、通信コストを低減できる。
また、測定した回線品質に応じて、回線品質に依存する
通信パラメータの値を設定するので、それらの通信パラ
メータに最適値が設定され、データ伝送の効率を向上で
きる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ4ファクシミリ装置を示している。なお、このグルー
プ4ファクシミリ装置は、伝送路としてISDNを用い
るものである。
【0022】同図において、制御部1は、主としてこの
グループ4ファクシミリ装置の各部の制御処理を行うも
のであり、システムメモリ2は、制御部1が実行する制
御処理プログラム、および、処理プログラムを実行する
ときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制御
部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータ
メモリ3は、このグループ4ファクシミリ装置に固有な
各種の情報を記憶するためのものである。
【0023】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0024】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像処理部8は、画
像の画素密度変換や、変倍などの処理を行なうためのも
のであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の
画情報を多数記憶するためのものである。
【0025】ISDNインタフェース回路10は、この
グループ4ファクシミリ装置をISDNに接続するため
のものであり、レイヤ1信号制御部11は、レイヤ1の
信号処理機能およびDチャネル(信号チャネル)の信号
と2つのBチャネル(情報チャネル)の信号の統合/分
離機能を備えるとともに、受信データをそのまま送信デ
ータにセットして受信データを折り返すループバック4
モードの回線試験機能を備えたものである。
【0026】Dチャネル伝送制御部12は、呼設定/呼
解放手順処理などISDNのDチャネル上の信号処理を
実行するためのものであり、Bチャネル伝送制御部1
3,14は、Bチャネル上で行うグループ4ファクシミ
リ伝送手順機能を実現するためのものである。
【0027】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像処理部8、画像蓄積装
置9、Dチャネル伝送制御部12、および、Bチャネル
伝送制御部13,14は、システムバス15に接続され
ており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主
としてこのシステムバス15を介して行われている。ま
た、レイヤ1信号制御部11と制御部1との間のデータ
のやりとりも、このシステムBAS15を介しておこな
われている。また、レイヤ1信号制御部11とDチャネ
ル伝送制御部12との間のデータのやりとり、および、
レイヤ1信号制御部11とBチャネル伝送制御部13,
14との間のデータのやりとりは、直接おこなわれてい
る。
【0028】図2(a)は、ISDNに接続されている
端末装置が、ISDNとの間で行う回線交換モードでの
呼制御手順の一例について示している。
【0029】すなわち、発端末は、まず、転送モードと
して回線交換モードを設定するとともに、着端末を宛先
に指定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定さ
れた着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して発
呼する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するため
の呼設定受付メッセージCALL_PROCを発端末に
送出する。
【0030】着端末は、着信検出すると、自端末が着信
可能な状態になっているときには、ISDNに呼出メッ
セージALERTを送出し、ISDNは呼出メッセージ
ALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開始した
ことを通知する。
【0031】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、ISDNは応答メッセー
ジCONNを発端末に送出して着端末が呼を受け付けた
ことを通知する。
【0032】また、ISDNは、着端末に応答確認メッ
セージCONN_ACKを送出して着端末の応答を確認
し、その時点で、発端末と着端末の間にデータ伝送のた
めの情報チャネル(Bチャネル)が確立する。
【0033】これにより、発端末と着端末との相互間
で、情報チャネルを用いたデータ伝送が、おのおのの端
末の伝送機能に設定された伝送制御手順により実行され
る。
【0034】そして、データ伝送を終了すると、発端末
が切断メッセージDISCをISDNに送出して情報チ
ャネルの解放を要求し、ISDNは、解放メッセージR
ELを発端末に送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。一方、着端末には、ISDNが切断メッセージDI
SCを送出して情報チャネルの解放を要求し、着端末が
解放メッセージRELをISDNに送出して情報チャネ
ルの復旧を通知する。
【0035】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、発端末とISDNとの間の情報チャネル
が解放される。それとともに、ISDNは、解放完了メ
ッセージREL_COMPを着端末に送出して、ISD
Nと着端末との間の情報チャネルが解放される。それに
より、発端末と着端末との間に設定されていた情報チャ
ネルが完全に解放される。
【0036】このようにして、発端末と着端末との間に
情報チャネルが設定されて、データ伝送が行われ、デー
タ伝送が終了すると、情報チャネルが解放される。
【0037】また、ISDNの呼設定用のおのおののメ
ッセージは、図3(a)に示すように、レイヤ3呼制御
メッセージを規定するプロトコル仕様(フォーマット、
シーケンスなど)を識別するためのプロトコル識別子、
そのメッセージがどの呼に関与するものであるかを識別
するための呼番号、それぞれのメッセージの内容を識別
するためのメッセージタイプ、おのおののメッセージに
必ず付加される必須情報要素、および、おのおののメッ
セージに必要に応じて付加される付加情報要素からな
る。なお、必須情報要素は、メッセージタイプに応じて
0,1,または複数個が設定されており、付加情報要素
は、その状況に応じて0,1または複数個が配置され
る。
【0038】呼設定メッセージSETUPは、同図
(b)に示すように、必須情報要素として「伝達能力」
をもち、付加情報要素としては、例えば、「発番号」、
「発サブアドレス」、「着番号」、「着サブアドレ
ス」、「低位レイヤ整合性」、「高位レイヤ整合性」、
および、「ユーザ・ユーザ」などの情報要素をもつ。
【0039】また、ユーザ間での情報転送のために用い
られるユーザ情報メッセージUSER_INFOは、必
須情報要素として「ユーザ・ユーザ」情報要素をもつ。
また、応答メッセージCONNは、付加情報要素として
「ユーザ・ユーザ」情報要素をもつ。
【0040】これらの情報要素の概略について説明す
る。
【0041】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、7KHzオーディオ、あ
るいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送能
力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケット交
換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度をあら
わす情報転送速度、情報の転送形態をあらわす情報、お
よび、ユーザ情報のプロトコルをあらわす情報などから
なる。
【0042】「発番号」情報要素は、発端末のISDN
番号をあらわし、「発サブアドレス」情報要素は、発端
末に設定されているサブアドレスをあらわす。「着番
号」情報要素は、着端末のISDN番号をあらわし、
「着サブアドレス」情報要素は、着端末に設定されてい
るサブアドレスをあらわす。ここで、サブアドレスは、
それぞれ独自のフォーマットを定義することができ、例
えば、独自のサービスの設定の表示などに適用すること
ができる。
【0043】「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との通信可能性検査に使用されるためのものであり、
基本的な内容は「伝達能力」情報要素と同一である。さ
らに、この「低位レイヤ整合性」情報要素には、より細
かい内容が含まれる。
【0044】「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との整合性検査に使用するためのものであり、例え
ば、グループ2/グループ3ファクシミリ、グループ4
ファクシミリ、ミクストモード、テレテックス、ビデオ
テックス、テレックス、あるいは、メッセージ・ハンド
リング・システムなどの端末機能のうち、いずれの端末
機能を備えているのかを表示する。
【0045】「ユーザ・ユーザ」情報要素は、ユーザ間
の情報の伝達に用いるためのものであり、この「ユーザ
・ユーザ」情報要素の内容は、ISDNによって解釈さ
れることなくトランスペアレントに転送されて相手ユー
ザに伝達される。この場合、「ユーザ・ユーザ」情報要
素は、ループバック4の回線品質試験の制御のために用
いられ、図4に示すように、試験モード指定情報および
試験/通常切替えパラメータがセットされる。
【0046】ここで、試験モード指定情報は、「試験モ
ードの要求」、「試験モードの解除」、および、「試験
モードの確認」を端末間でやりとりするためのものであ
り、これらの機能をあらわす値のうち、いずれか1つが
設定される。また、試験/通常切替えパラメータは、
「試験通信」、「試験通信から通常通信への切替え」、
「通常通信から試験通信への切替え」、および、「試験
通信」を端末間で指定するためのものであり、それぞれ
パラメータをあらわす値のうち、いずれか1つが設定さ
れる。
【0047】図5は、本実施例で行なう回線品質試験伝
送の一例を示している。
【0048】この回線品質試験伝送では、試験端末は、
まず、被試験端末を宛先に指定するとともに、「ユーザ
・ユーザ」情報要素の試験モード指定情報に「試験モー
ドの要求」を設定するとともに試験/通常切替えパラメ
ータに「試験通信」を設定した呼設定メッセージSET
UP(試験要求)をISDNに送出して被試験端末との
呼設定を要求し、ISDNは、指定された被試験端末に
呼設定メッセージSETUP(試験要求)を送出して発
呼する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するため
の呼設定受付メッセージCALL_PROCを試験端末
に送出する。
【0049】被試験端末は、呼設定メッセージSETU
P(試験要求)を受信すると、レイヤ1信号制御部11
にループバック4モードを指令し、「ユーザ・ユーザ」
情報要素の試験モード指定情報に「試験確認」を設定す
るとともに試験/通常切換パラメータに「試験通信」を
設定した応答メッセージCONN(試験確認)をISD
Nに送出し、ISDNは応答メッセージCONN(試験
確認)を試験端末に送出して被試験端末が呼を受け付け
たことを通知する。
【0050】また、ISDNは、被試験端末に応答確認
メッセージCONN_ACKを送出して被試験端末の応
答を確認し、その時点で、試験端末と被試験端末の間に
データ伝送のための情報チャネル(Bチャネル)が確立
する。
【0051】このときには、図6に示すように、被試験
端末TEbは、情報チャネルレイヤ1をループバック4
モードに設定しており、そのときに確立した情報チャネ
ルについては、受信データを送信データとして折り返し
て送信する。
【0052】したがって、試験端末TEaから送出され
た送信データTXaは、試験端末TEaが接続している
基本インタフェースの網終端装置NTaを介してISD
Nに転送され、ISDNにより、被試験端末TEbが接
続している基本インタフェースの網終端装置NTbに受
信データRXaとして送出され、網終端装置NTbを介
して、被試験端末NTbで受信される。
【0053】被試験端末NTbでは、受信データRXa
をそのまま送信データTXbとして折り返し、この送信
データTXbは、網終端装置NTbを介してISDNに
転送され、ISDNにより、網終端装置NTaに受信デ
ータRXbとして送出され、網終端装置NTaを介し
て、試験端末TEaで受信される。
【0054】そこで、試験端末TEaは、図7に示すよ
うに、所定ビットパターンからなる同期信号、ヘッダ、
および、試験用パターンからなる試験用データを送信す
る。ここで、ヘッダとしては、例えば、自己相関性の強
い所定ビットパターンデータを用いることができる。ま
た、試験用パターンとしては例えば、CCITT勧告
I.430で規定されている試験用ビットパターンデー
タを用いることができる。
【0055】この試験用データは、上述したようなパス
を通り、被試験端末TEbで折り返されて、試験端末T
Eaで受信される。このとき、試験端末TEaは、試験
用データのヘッダを送出する時点で遅延時間TDの計測
のための遅延時間タイマを起動し、受信データの同期信
号で同期検出した後に、ヘッダを検出した時点でその遅
延時間タイマを停止する。また、試験用パターンを受信
しているとき、そのデータ誤りを検出する。
【0056】このようにして、試験用データの伝送を終
了すると、試験端末(試験端末TEa)は、切断メッセ
ージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放
を要求し、ISDNは、解放メッセージRELを試験端
末に送出して情報チャネルの復旧を通知する。一方、被
試験端末(被試験端末TEb)には、ISDNが切断メ
ッセージDISCを送出して情報チャネルの解放を要求
し、被試験端末が解放メッセージRELをISDNに送
出して情報チャネルの復旧を通知する。
【0057】これにより、試験端末は、チャネル切断完
了を通知する解放完了メッセージREL_COMPをI
SDNに応答し、試験端末とISDNとの間の情報チャ
ネルが解放される。それとともに、ISDNは、解放完
了メッセージREL_COMPを被試験端末に送出し
て、ISDNと被試験端末との間の情報チャネルが解放
される。それにより、試験端末と被試験端末との間に設
定されていた情報チャネルが完全に解放される。
【0058】このようにして、試験端末と被試験端末と
の間に情報チャネルが設定されて、試験用データ伝送が
行われ、データ伝送が終了すると、情報チャネルが解放
される。
【0059】また、試験端末TEaは、そのときの回線
品質試験伝送の結果に基づいて、図8に示すような回線
品質情報を形成して、パラメータメモリ3に保存する。
【0060】この回線品質情報は、そのときの相手端末
(被試験端末)のISDN番号を記憶するためのISD
N番号情報、相手端末が接続しているか接続されていな
いかを記憶するための接続/非接続フラグ、伝送遅延時
間を記憶するための伝送遅延情報、ビット誤り率を記憶
するためのビット誤り率情報、レイヤ3およびレイヤ5
のウインドサイズを記憶するためのウインドサイズ情
報、レイヤ3のパケットサイズを記憶するためのパケッ
トサイズ情報、および、リンクタイマの値を記憶するた
めのリンクタイマ値情報からなる。
【0061】ここで、伝送遅延情報には、上述した遅延
時間タイマの値がセットされる。ビット誤り率情報に
は、試験用パターンデータの受信時のビット誤り数を試
験用パターンデータのビット数で割って得られる値がセ
ットされる。ウインドサイズ情報、および、パケットサ
イズ情報の値は、遅延時間情報の値、および、ビット誤
り率情報の値に周知の演算方法が適用されて算出された
値がセットされる。リンクタイマ値情報の値は、遅延時
間情報の値に周知の演算方法が適用されて算出された値
がセットされる。
【0062】また、接続/非接続フラグは、初期値とし
て「接続」をあらわす値がセットされる。そして、相手
端末が接続されていないと判定できるような特定の状況
が発生した場合、例えば、通常モードのデータ伝送時、
呼設定手順が正常に終了して相手端末との間に情報チャ
ネルが確立したにもかかわらず、自端末から送出した情
報チャネルレイヤ2のコマンドに対して、レスポンスデ
ータが得られないような事態が生じたときに限り、接続
/非接続フラグに「非接続」をあらわす値をセットす
る。
【0063】そして、発呼時には、指定された相手端末
のISDN番号の回線品質情報を取り出し、まず、接続
/非接続フラグの値を調べる。この接続/非接続フラグ
に「非接続」をあらわす値がセットされているときに
は、指定された相手端末との間でのデータ伝送ができな
いので、その旨をあらわすエラーメッセージを操作表示
部6に表示して、エラー終了する。
【0064】また、接続/非接続フラグに「接続」をあ
らわす値がセットされているときには、回線品質情報の
ウインドサイズ情報、パケットサイズ情報、および、リ
ンクタイマ値情報の値を、そのときに使用するBチャネ
ル伝送制御部13,14にセットするとともに、通常の
呼設定手順を実行して、相手端末との間に情報チャネル
を確立する。
【0065】それ以降は、確立した情報チャネルを用
い、所定のグループ4ファクシミリ伝送手順を実行して
送信画情報を相手端末に送信し、画情報送信動作を終了
すると、所定の呼切断復旧手順を実行して、一連の画情
報送信動作を終了する。
【0066】このようにして、本実施例では、相手端末
との間で実施した回線品質試験伝送結果を用いて、回線
品質に依存する通信パラメータの最適値を算出し、その
最適値を用いて画情報伝送を行なうようにしているの
で、効率のよい画情報伝送を行なうことができる。
【0067】また、端末のみで回線品質を試験すること
ができるので、回線品質試験のために要するコストを大
幅に削減できる。
【0068】さて、上述した実施例では、回線品質試験
伝送を単独で行なっているが、同一呼において、回線品
質試験伝送動作と、データ伝送動作を連続して行なうよ
うにすることもできる。その場合の伝送手順の一例を図
9に示す。
【0069】この伝送手順では、発端末は、まず、着端
末を宛先に指定するとともに、上述した実施例と同様の
呼設定メッセージSETUP(試験要求)をISDNに
送出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定
された着端末に呼設定メッセージSETUP(試験要
求)を送出して発呼する。また、ISDNは、呼設定状
況を通知するための呼設定受付メッセージCALL_P
ROCを発端末に送出する。
【0070】着端末は、呼設定メッセージSETUP
(試験要求)を受信すると、レイヤ1信号制御部11に
ループバック4モードを指令し、上述した実施例と同様
の応答メッセージCONN(試験確認)をISDNに送
出し、ISDNは応答メッセージCONN(試験確認)
を発端末に送出して着端末が呼を受け付けたことを通知
する。
【0071】また、ISDNは、着端末に応答確認メッ
セージCONN_ACKを送出して着端末の応答を確認
し、その時点で、発端末と着端末の間にデータ伝送のた
めの情報チャネル(Bチャネル)が確立する。そして、
その確立した情報チャネルを用いて、発端末は試験用デ
ータを送出するとともに受信し、上述した実施例と同様
の回線品質の試験動作を行なう。
【0072】試験動作を終了すると、発端末は、「ユー
ザ・ユーザ」情報要素の試験モード指定情報に「試験モ
ードの解除」を設定するとともに試験/通常切替えパラ
メータに「試験通信から通常通信への切替え」を設定し
た、ユーザ情報メッセージUSER_INFO(試験解
除)を送出し、ISDNはそのユーザ情報メッセージU
SER_INFO(試験解除)を着端末に送出する。
【0073】通信動作中に、このユーザ情報メッセージ
USER_INFO(試験解除)を受信した着端末は、
レイヤ1信号制御部11のループバック4モードを解除
し、「ユーザ・ユーザ」情報要素の試験モード指定情報
に「試験モードの確認」を設定するとともに試験/通常
切替えパラメータに「試験通信から通常通信への切替
え」を設定した、ユーザ情報メッセージUSER_IN
FO(解除確認)を送出する。
【0074】発端末は、このユーザ情報メッセージUS
ER_INFO(解除確認)を受信すると、そのときに
確立している情報チャネルを用いて、通常モードの画情
報送信動作を行ない、送信画情報を着端末に送信する。
また、このときの画情報送信時には、先に実施した試験
動作で得た回線遅延時間、および、ビット誤り率を用い
て、上述と同様の方法によりウインドサイズ、パケット
サイズ、および、リンクタイマの値を算出し、その算出
したウインドサイズ、パケットサイズ、および、リンク
タイマの値を用いたデータ伝送動作を行なう。
【0075】画情報の送信を終了すると、発端末は、切
断メッセージDISCをISDNに送出して情報チャネ
ルの解放を要求し、ISDNは、解放メッセージREL
を発端末に送出して情報チャネルの復旧を通知する。一
方、着端末には、ISDNが切断メッセージDISCを
送出して情報チャネルの解放を要求し、着端末が解放メ
ッセージRELをISDNに送出して情報チャネルの復
旧を通知する。
【0076】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、発端末とISDNとの間の情報チャネル
が解放される。それとともに、ISDNは、解放完了メ
ッセージREL_COMPを着端末に送出して、ISD
Nと着端末との間の情報チャネルが解放される。それに
より、発端末と着端末との間に設定されていた情報チャ
ネルが完全に解放される。
【0077】このようにして、発端末と着端末との間に
情報チャネルが設定されて、試験用データ伝送が行わ
れ、その試験用データ伝送に引き続いて、同一情報チャ
ネルを用いたデータ伝送が行なわれ、そのデータ伝送が
終了すると、情報チャネルが解放される。
【0078】このように、本実施例では、試験用データ
伝送と画情報のデータ伝送が同一呼において連続して行
なわれるので、回線効率がよく、通信コストを低減する
ことができる。
【0079】図10および図11は、発呼時の処理例を
示している。
【0080】まず、宛先として指定されたISDN番号
に対応した回線品質情報をパラメータメモリ3より取り
出して、接続/非接続フラグに「非接続」をあらわすデ
ータがセットされているかどうかを調べる(判断10
1)。判断101の結果がYESになるときには、その
選択された相手端末(ISDN番号)には、端末が接続
されていない旨をあらわすエラーメッセージを操作表示
部6に表示して(処理102)、この動作を終了する。
【0081】判断101の結果がNOになるときには、
オペレータにより試験通信モード、または、試験通信後
に通常伝送を行なう伝送モードが設定されているかどう
かを調べる(判断103)。判断103の結果がYES
になるときには、上述した呼設定メッセージSETUP
(試験要求)をISDNに送出して、相手端末を発呼す
る(処理104)。
【0082】次いで、応答メッセージCONNを受信す
るまでメッセージ受信を繰り返し行ない(処理105、
判断106のNOループ)、応答メッセージCONNを
受信して判断106の結果がYESになると、そのとき
に、上述した応答メッセージCONN(試験確認)を受
信したどうかを調べる(判断107)。判断107の結
果がNOになるときには、所定の切断復旧手順を実行し
て(処理108)、一連の動作を終了する。
【0083】判断107の結果がYESになるときに
は、レイヤ1信号制御部11にBチャネル試験モードを
設定して(処理109)、上述した試験用データの送受
信動作、および、試験結果の評価を行う(処理110,
111)。これにより、伝送遅延時間およびビット誤り
率を得る。
【0084】そして、そのときに得た伝送遅延時間およ
びビット誤り率を、その相手端末の回線品質情報の伝送
遅延情報およびビット誤り率情報にそれぞれセットし、
その回線品質情報をパラメータメモリ3に保存する。そ
れとともに、その伝送遅延情報およびビット誤り率情報
の一覧情報を操作表示部6に表示するとともに、プロッ
タ5より記録出力する(処理112)。
【0085】次いで、そのときに、オペレータにより試
験通信後に通常伝送を行なう伝送モードが指定されてい
るかどうかを調べて(判断113)、判断113の結果
がNOになるときには、処理108に移行し、呼を切断
復旧して、一連の動作を終了する。
【0086】また、判断113の結果がYESになると
きには、上述と同様にして、伝送遅延時間およびビット
誤り率に基づいて、ウインドサイズ、パケットサイズ、
および、リンクタイマ値の最適値を算出し、それぞれ回
線品質情報のウインドサイズ情報、パケットサイズ情
報、および、リンクタイマ値情報にセットしてパラメー
タメモリ3に保存するとともに、そのときに使用するB
チャネル伝送制御部13,14にそれらの通信パラメー
タの値をセットする(処理114)。
【0087】次いで、レイヤ1信号制御部11のBチャ
ネル試験モードを解除して(処理115)、上述したユ
ーザ情報USER_INFO(試験解除)を送出し(処
理116)、メッセージを受信する(処理117)。
【0088】受信したメッセージがユーザ情報USER
_INFO(解除確認)であるかどうかを調べて(判断
118)、判断118の結果がNOになるときには、通
常モードのデータ伝送ができない場合なので、処理10
8に移行し、呼を切断復旧して、一連の動作を終了す
る。
【0089】また、判断118の結果がYESになると
きには、そのときに確立している情報チャネルを用いた
データ伝送動作を行なって(処理119)、送信画情報
を相手端末に送信する。
【0090】この画情報伝送動作が正常終了した場合に
は(判断120の結果がYES)、処理108に移行し
て、呼を切断復旧して、一連の動作を終了する。また、
画情報伝送動作が正常終了しない場合には(判断120
の結果がNO)、相手端末が試験モードに移行できるか
どうかを調べる(判断121)。
【0091】判断121の結果がYESになるときに
は、「ユーザ・ユーザ」情報要素の試験モード指定情報
に「試験モードの要求」を設定するとともに試験/通常
切替えパラメータに「通常通信から試験通信への切替
え」を設定した、ユーザ情報メッセージUSER_IN
FO(試験要求)を送出する(処理122)。
【0092】そして、メッセージを受信して(処理12
3)、その受信したメッセージが、「ユーザ・ユーザ」
情報要素の試験モード指定情報に「試験モードの確認」
を設定するとともに試験/通常切替えパラメータに「通
常通信から試験通信への切替え」を設定した、ユーザ情
報メッセージUSER_INFO(試験確認)であるか
どうかを調べる(判断124)。判断124の結果がN
Oになるときには、処理108に移行し、呼を切断復旧
して、一連の動作を終了する。
【0093】判断124の結果がYESになるときに
は、レイヤ1信号制御部11にBチャネル試験モードを
設定して(処理125)、処理110に移行し、それ以
降の動作を行なう。
【0094】また、判断121の結果がNOになるとき
には、上述した判断基準に基づいて、相手端末が接続さ
れていて、相手端末との間でデータ伝送可能な状態であ
るかどうかを判断し(判断126)、判断126の結果
がYESになるときには、処理108に移行し、呼を切
断復旧して、一連の動作を終了する。また、判断126
の結果がNOになるときには、回線品質情報の接続/非
接続フラグに「非接続」をあらわすデータをセットして
(処理127)、処理108に移行し、呼を切断復旧し
て、一連の動作を終了する。
【0095】また、通常モードの伝送動作のみが設定さ
れた場合で、判断103の結果がNOになるときには、
通常モードの呼設定手順動作を行ない(処理128)、
処理119に移行して、それ以降の処理を実行し、通常
の画情報伝送動作を行なう。ただし、この場合でも、判
断120の結果がNOになり、かつ、判断121の結果
がYESになるときには、試験モードの動作を継続して
行なう。
【0096】図12および図13は、着信検出時の処理
例を示す。
【0097】着呼検出すると、そのときに受信した呼設
定メッセージSETUPの情報要素を解析して、相手端
末と接続できるかどうかを調べ(判断201)、判断2
01の結果がNOになるときには、その着呼を無視して
(処理202)、一連の動作を終了する。
【0098】判断201の結果がYESになるときに
は、そのときに受信したメッセージが上述した呼設定メ
ッセージSETUP(試験要求)であるかどうかを調べ
る(判断203)。判断203の結果がYESになると
きには、上述した応答メッセージCONN(試験確認)
を送出する(処理204)。
【0099】次いで、メッセージを受信して(処理20
5)、その受信したメッセージが応答確認メッセージC
ONN_ACKであるかどうかを調べる(判断20
6)。判断206の結果がNOになるときには、レイヤ
1信号制御部11にループバック4モード解除を指令し
て(処理207)、所定の呼切断復旧手順を実行し(処
理208)、一連の動作を終了する。
【0100】判断206の結果がYESになるときに
は、レイヤ1信号制御部11にループバック4モード設
定を指令する(処理208)。その状態で、メッセージ
受信するまで待機する(処理210)。
【0101】受信したメッセージが、上述したユーザ情
報メッセージUSER_INFO(試験解除)であるか
どうかを調べて(判断211)、判断211の結果がN
Oになるときには、処理207に移行し、レイヤ1信号
制御部11にループバック4モード解除を指令して、呼
を切断復旧し、一連の動作を終了する。
【0102】判断211の結果がYESになるときに
は、上述したユーザ情報メッセージUSER_INFO
(解除確認)を送出して(処理212)、レイヤ1信号
制御部11にループバック4モード解除を指令する(処
理213)。
【0103】次いで、確立している情報チャネルを用い
た画情報伝送動作を行う(処理214)。この画情報伝
送動作を終了すると、メッセージを受信し(処理21
5)、その受信したメッセージが呼の切断復旧のメッセ
ージであるかどうかを調べる(判断216)。
【0104】判断216の結果がYESになるときに
は、処理207に移行し、レイヤ1信号制御部11にル
ープバック4モード解除を指令して、呼を切断復旧し、
一連の動作を終了する。
【0105】判断216の結果がNOになるときには、
受信したメッセージが上述したユーザ情報メッセージU
SER_INFO(試験要求)であるかどうかを調べて
(判断217)、判断217の結果がNOになるときに
は、処理207に移行し、レイヤ1信号制御部11にル
ープバック4モード解除を指令して、呼を切断復旧し、
一連の動作を終了する。
【0106】判断217の結果がYESになるときに
は、レイヤ1信号制御部11にループバック4モード設
定を指令して(処理218)、上述したユーザ情報メッ
セージUSER_INFO(試験確認)を送出し(処理
219)、処理210に移行して、それ以降の動作を行
なう。
【0107】また、通常モードの呼設定メッセージSE
TUPを受信した場合で、判断203の結果がNOにな
るときには、応答メッセージCONNを送出し(処理2
20)、メッセージを受信する(処理221)。その受
信メッセージが応答確認メッセージCONN_ACKで
あるかどうかを調べ(判断222)、判断222の結果
がYESになるときには、処理214に移行して、それ
以降の動作を行なう。また、判断222の結果がNOに
なるときには、処理207に移行し、レイヤ1信号制御
部11にループバック4モード解除を指令して、呼を切
断復旧し、一連の動作を終了する。
【0108】このようにして、通常モードのデータ伝送
と、試験通信を交互に繰り返して行なうことができるの
で、試験通信の利用の自由度が大きくなり、使い勝手が
向上する。
【0109】ところで、上述した実施例では、「ユーザ
・ユーザ」情報要素を用いて、試験通信の動作モードを
設定するようにしているが、呼設定メッセージSETU
Pの「発サブアドレス」情報要素、「着サブアドレス」
情報要素、「低位レイヤ整合性」情報要素、および、
「高位レイヤ整合性」情報要素を用いて、試験通信の動
作モードの設定を行なうようにしてもよい。ただし、こ
の場合には、発端末から試験通信のみの動作を指定でき
るだけで、試験通信の後に通常通信を行なうような動作
を行なうことができない。
【0110】なお、上述した実施例では、グループ4フ
ァクシミリ装置に本発明を適用しているが、それ以外の
ISDN端末装置についても、本発明を同様にして適用
することができる。
【0111】また、試験用データの信号形式、回線品質
情報の内容、回線品質に依存する通信パラメータの種
類、通信パラメータの算出の方法など、上述した実施例
に示したものに限らない。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線品質測定のための試験を、ISDN端末単体で行な
うことができ、回線品質測定に要するコストを大幅に減
少できる。また、通常のデータ伝送に引き続いて、回線
品質測定のための試験を行なうと、必要のある相手端末
との間のみに回線品質測定のための試験が実施されるの
で、通信コストを低減できる。また、測定した回線品質
に応じて、回線品質に依存する通信パラメータの値を設
定するので、それらの通信パラメータに最適値が設定さ
れ、データ伝送の効率を向上できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】ISDNにおける呼設定/呼解放手順の一例を
示すタイムチャート。
【図3】呼設定用メッセージの信号形式および呼設定メ
ッセージSETUPの情報要素の一例を示す概略図。
【図4】「ユーザ・ユーザ」情報要素の一例を示す概略
図。
【図5】試験通信時の手順例を示すタイムチャート。
【図6】試験通信時の動作を説明するためのブロック
図。
【図7】試験動作を説明するための概略図。
【図8】回線品質情報の一例を示す概略図。
【図9】試験通信の後に通常通信を行なう場合の手順例
を示すタイムチャート。
【図10】発端末の処理例の一部を示したフローチャー
ト。
【図11】発端末の処理例の残りの部分を示したフロー
チャート。
【図12】着端末の処理例の一部を示したフローチャー
ト。
【図13】着端末の処理例の残りの部分を示したフロー
チャート。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の回線品質試験方法において、 試験端末は、呼設定メッセージにループバックモードの
    試験を行なう旨をあらわす情報を付加した状態で被試験
    端末を発呼し、 被試験端末は、着信検出時に受信した呼設定メッセージ
    にループバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報
    が付加されているときには、呼設定手順中に応答するメ
    ッセージにその試験の実行を確認する旨をあらわす情報
    を付加するとともに、情報チャネル上で受信データを送
    信データとして直接折り返すループバックモードを設定
    し、 試験端末は、被試験端末から受信したメッセージに試験
    実行確認をあらわす情報が付加されているときには、情
    報チャネル確立後、所定の試験用パターンデータを送出
    し、その試験用パターンデータの受信結果に基づいて、
    その被試験端末との間に張られた回線の品質を判定する
    ことを特徴とするISDN端末装置の回線品質試験方
    法。
  2. 【請求項2】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の回線品質試験方法において、 試験端末は、呼設定メッセージにループバックモードの
    試験を行なう旨をあらわす情報を付加した状態で被試験
    端末を発呼し、 被試験端末は、着信検出時に受信した呼設定メッセージ
    にループバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報
    が付加されているときには、呼設定手順中に応答するメ
    ッセージにその試験の実行を確認する旨をあらわす情報
    を付加するとともに、情報チャネル上で受信データを送
    信データとして直接折り返すループバックモードを設定
    し、 試験端末は、被試験端末から受信したメッセージに試験
    実行確認をあらわす情報が付加されているときには、情
    報チャネル確立後、所定の試験用パターンデータを送出
    し、その試験用パターンデータの受信結果に基づいて、
    その被試験端末との間に張られた回線の品質を判定する
    とともに、その判定結果を表示出力することを特徴とす
    るISDN端末装置の回線品質試験方法。
  3. 【請求項3】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の回線品質試験方法において、 通常モードのデータ伝送が正常終了しなかったとき、送
    信端末は、呼設定メッセージにループバックモードの試
    験を行なう旨をあらわす情報を付加した状態で被試験端
    末を再発呼し、 被試験端末は、着信検出時に受信した呼設定メッセージ
    にループバックモードの試験を行なう旨をあらわす情報
    が付加されているときには、呼設定手順中に応答するメ
    ッセージにその試験の実行を確認する旨をあらわす情報
    を付加するとともに、情報チャネル上で受信データを送
    信データとして直接折り返すループバックモードを設定
    し、 試験端末は、被試験端末から受信したメッセージに試験
    実行確認をあらわす情報が付加されているときには、情
    報チャネル確立後、所定の試験用パターンデータを送出
    し、その試験用パターンデータの受信結果に基づいて、
    その被試験端末との間に張られた回線の品質を判定する
    とともに、その判定結果を表示出力することを特徴とす
    るISDN端末装置の回線品質試験方法。
  4. 【請求項4】 前記呼設定メッセージに付加するループ
    バックモードの試験を行なう旨をあらわす情報は、ユー
    ザ・ユーザ情報要素、発サブアドレス情報要素、着サブ
    アドレス情報要素、低位レイヤ整合性情報要素、あるい
    は、高位レイヤ整合性情報要素のうち、いずれか1つを
    用いることを特徴とする請求項1または請求項2または
    請求項3記載のISDN端末装置の回線品質試験方法。
  5. 【請求項5】 前記試験端末は、前記回線品質判定結果
    に基づいて、当該被試験端末を着端末とするときのデー
    タ伝送時の通信品質に依存する各種パラメータの値を設
    定して保存し、データ伝送時には、そのときの着端末に
    対応して保存している上記各種パラメータの値を、その
    データ伝送時に設定することを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3記載のISDN端末装置の回
    線品質試験方法。
  6. 【請求項6】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の回線品質試験方法において、 通常モードのデータ伝送が正常終了しなかったとき、そ
    の呼を保持した状態で、送信端末は、ループバックモー
    ドの試験を行なう旨をあらわす情報を付加したユーザ情
    報メッセージを受信端末に送信し、 受信端末は、データ伝送動作中にループバックモードの
    試験を行なう旨をあらわす情報が付加されたユーザ情報
    メッセージを受信すると、試験の実行を確認する旨をあ
    らわす情報を付加したユーザ情報メッセージを送信端末
    に応答するとともに、情報チャネル上で受信データを送
    信データとして直接折り返すループバックモードを設定
    し、 送信端末は、受信端末から試験実行確認をあらわす情報
    が付加されたユーザ情報メッセージを受信したときに
    は、所定の試験用パターンデータを送出し、その試験用
    パターンデータの受信結果に基づいて、その受信端末と
    の間に張られた回線の品質を判定し、その判定結果を表
    示出力することを特徴とするISDN端末装置の回線品
    質試験方法。
  7. 【請求項7】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の回線品質試験方法において、 通常モードのデータ伝送が正常終了しなかったとき、そ
    の呼を保持した状態で、送信端末は、ループバックモー
    ドの試験を行なう旨をあらわす情報を付加したユーザ情
    報メッセージを受信端末に送信し、 受信端末は、データ伝送動作中にループバックモードの
    試験を行なう旨をあらわす情報が付加されたユーザ情報
    メッセージを受信すると、試験の実行を確認する旨をあ
    らわす情報を付加したユーザ情報メッセージを送信端末
    に応答するとともに、情報チャネル上で受信データを送
    信データとして直接折り返すループバックモードを設定
    し、 送信端末は、受信端末から試験実行確認をあらわす情報
    が付加されたユーザ情報メッセージを受信したときに
    は、所定の試験用パターンデータを送出し、その試験用
    パターンデータの受信結果に基づいて、その受信端末と
    の間に張られた回線の品質を判定し、その判定結果を表
    示出力し、さらに、ループバックモードの試験解除をあ
    らわす情報を付加したユーザ情報メッセージを受信端末
    に送信し、 受信端末は、ループバックモードの試験解除をあらわす
    情報を付加したユーザ情報メッセージを受信すると、ル
    ープバックモードを解除し、ループバックモード解除を
    確認する旨をあらわす情報を付加したユーザ情報メッセ
    ージを送信端末に応答し、通常データ伝送モードに移行
    し、 送信端末は、ループバックモード解除を確認する旨をあ
    らわす情報を付加したユーザ情報メッセージを受信する
    と、通常データ伝送モードで送信データを送信すること
    を特徴とするISDN端末装置の回線品質試験方法。
  8. 【請求項8】 前記送信端末は、前記回線品質判定結果
    に基づいて、当該受信端末を着端末とするときのデータ
    伝送時の通信品質に依存する各種パラメータの値を設定
    して保存し、データ伝送時には、そのときの着端末に対
    応して保存している上記各種パラメータの値を、そのデ
    ータ伝送時に設定することを特徴とする請求項6または
    請求項7または請求項8記載のISDN端末装置の回線
    品質試験方法。
  9. 【請求項9】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の制御方法において、 通常モードのデータ伝送が正常終了しなかったとき、そ
    の正常終了しなかった理由が相手端末非接続である場
    合、そのときの受信端末について端末非接続をあらわす
    情報を保存する一方、 発呼時に指定された相手端末について、上記端末非接続
    をあらわす情報を記憶しているときには、そのときの相
    手端末の選択をエラー操作と判定し、かかる旨を表示し
    てエラー終了することを特徴とするISDN端末装置の
    制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08223216A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Nec Corp パケット端末試験方法と装置
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