JPH0523633Y2 - - Google Patents

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JPH0523633Y2
JPH0523633Y2 JP19943786U JP19943786U JPH0523633Y2 JP H0523633 Y2 JPH0523633 Y2 JP H0523633Y2 JP 19943786 U JP19943786 U JP 19943786U JP 19943786 U JP19943786 U JP 19943786U JP H0523633 Y2 JPH0523633 Y2 JP H0523633Y2
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socket
steel pipe
shield tunnel
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manhole
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、地中のシールドトンネルと地上のマ
ンホール等を分岐用鋼管で連接するにあたつて、
シールドトンネルに発生する応力の影響をおさ
え、補強を最少とするための接続用ソケツトに関
するものである。
(従来の技術) 従来の技術として、電話ケーブル用トンネルと
分岐マンホールとの連接、交通用トンネルと地表
面に設けた換気装置との連接等があり、いずれも
立穴(連絡坑)を築造して連接するが、トンネル
と立穴、マンホールと立穴の接合部において、ト
ンネル部の2次覆工部およびマンホールの下床版
に鉄筋を挿入し、第9図に示すような剛結構造と
している。このため、分岐用鋼管およびマンホー
ル等に働く外力が分岐用鋼管自体を媒体としてト
ンネル等に作用し、断面に働く大きな力が発生す
る。
したがつてトンネル等に大規模な補強が必要と
なり、作業空間が限られているトンネル内での補
強作業および経済性等に問題がある。
以下に具体的な従来の剛結構造となる施工方法
について述べる。
第9図に示すように、裏込材13を介して地山
14の中に固定されたシールドトンネル30を構
成するシールドセグメント15の上方には立穴3
1が形成されており、下端がシールドトンネル3
0の直上に達する中空筒16の内面には、鉄筋1
7を介してシールドセグメント15の内張り18
に接続する土止め壁19が形成されている。立穴
31の下端部の内壁と中空筒16の下端部の外面
との間には止水材20が打設されており(第11
図参照)、この止水材20の上方に位置する立穴
31の内壁と中空筒16の外面との間に貧配合モ
ルタル21が打設されている。なお、図中の22
は図示しないボーリングマシン等により地山14
中に地表23からシールドトンネル30に向けて
立穴31を穿設するための案内溝であり、24は
地下水位面である。この下方に土止め壁19を無
水状態で築造するため、まずボーリングマシン等
により清水やベントナイトまたは泥水等の安定液
26を使用して、地表23と連絡しようとするシ
ールドトンネル30の直上のシールドセグメント
15周辺の裏込材13の中まで削孔を行つて第1
0図aに示すように立穴31を安定液26で保持
させた後、第10図bに示すように、立穴31内
に中空筒16を立穴31の内壁に密着させないで
挿入し、中空筒16の外面と立穴31の内壁との
間に位置する安定液26中に図示しない注入管を
下ろして、立穴31の底に当接する中空筒16の
下端を急結モルタルまたはパツカーを利用した止
水材20で止水し、中空筒16の内部と外部とを
仕切る。
次に第10図cに示すように、中空筒16の内
壁の内部の安定液26を、サクシヨンポンプ等を
利用して排除するか、またはシールドセグメント
15に小穴を開けてシールドトンネル30中に排
出した後、シールドセグメント15に開口部27
を設けてシールドトンネル30と中空筒16内部
とを連通する。ここで立穴31の内壁を保持する
安定液26は、中空筒16および止水材20によ
つて遮断されており、このような無水状態で第1
0図dに示すように鉄筋17を配筋する。その
後、第10図eに示すように、シールドセグメン
ト15の開口部27に内型枠体25を設置し、コ
ンクリートを打設し、順次内型枠体25を上方に
移動しながら土止め壁19を打設形成した後、第
10図fに示すように、立穴31の内壁と中空筒
16の外面との間に介在する安定液26中に図示
しない注入管を下ろしてこれを引き上げながら貧
配合モルタル21を打設して行き、立穴31の築
造を完了する。
第11図および第12図には、従来の土止め壁
の築造方法を用いて築造した立穴の構造を示し、
ここで28は地下備蓄タンク、29は剥離材であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 地中のシールドトンネルと地上のマンホールを
分岐用鋼管で接続するにあたつて、従来のような
剛結接続では、シールドトンネルに対して与える
外力の影響が大きく、大掛かりな補強を必要とす
る問題点がある。そこでこれを解決するため、本
考案は分岐用鋼管を接続する影響を最少限にとど
め、かつ接続部周辺の微小な範囲の補強にとどめ
る接続用ソケツトを提供している。
(問題を解決するための手段) 本考案は、シールドトンネルと分岐用鋼管を接
続するにあたつては、地上側より削孔してきた分
岐用鋼管に、トンネル側よりシールドトンネル接
続用ソケツトを挿入して一体化とするが、ソケツ
トと分岐用鋼管の間隙をソケツトの円周方向に沿
つて約4mm確保することにより、分岐用鋼管に作
用する外力によりトンネル内に生ずる曲げモーメ
ントをその間隙により遮断するヒンジ構造とし、
シールドトンネル部の補強を最少限にとどめる。
また本考案の接続用ソケツトは、地上側のマン
ホールと分岐用鋼管を接続するにあたつて、削孔
用鋼管とソケツトの間隙を約3mm確保し、Oリン
グパツキングを用いて止水性を保ち、かつ鋼管の
軸方向にスライドする伸縮構造とし、マンホール
に作用する外力をそれにより吸収し、シールドト
ンネルへ外力が伝達しないようにする。
すなわち本考案の接続用ソケツトは、一部に凹
部を設けた連結ソケツトと前記凹部に収容された
Oリングとからなり、前記連結ソケツトが前記O
リングを介して前記分岐用鋼管に嵌合され、前記
分岐用鋼管の軸方向に変位自在に、または傾斜自
在に前記連結ソケツトが設けられたことを特徴と
している。
さらに本考案の連結ソケツトは、一体に構成さ
れた内巻きソケツトと外巻きソケツトとからな
り、凹部が前記内巻きソケツトに設けられている
ことを特徴としている また、前記連結ソケツト
は、外巻きソケツトの一端に、シールドトンネル
の開口部に固定するためのフランジを含むことを
特徴としている。
さらに、本考案の連結ソケツトは、一体に構成
された上部ソケツトと下部ソケツトとからなり、
凹部が前記下部ソケツトに設けられていることを
特徴としている。
(作用) 本考案の接続用ソケツトは、従来のように鉄筋
によりシールドトンネルと鋼管を剛結接続する剛
結構造とは異なり、トンネル側接続部、マンホー
ル側接続部において外力を吸収し、直接シールド
トンネルに伝達させない構造とし、かつOリング
を用いて止水性も剛結構造とかわらない構造であ
る。
(実施例) 第1図〜第3図は、本考案の実施例のうちシー
ルドトンネル用の連結ソケツトを説明する図、第
4図は第2図に示すシールドトンネル用の連結ソ
ケツトの部分拡大図であつて、1はシールドトン
ネル用の連結ソケツト、2は止水用のOリング、
3は内巻きソケツト、4は外巻きソケツト、5は
鋼製のフランジ、6は分岐用鋼管、7はシールド
トンネルである。
この方法を実行するには、まず地上側より削孔
してきた分岐用鋼管に、シールドトンネル側より
シールドトンネル用の連結ソケツト1をOリング
2とともに挿入し、連結ソケツト1と分岐用鋼管
6の間隙をソケツトの円周方向に沿つて約4mm確
保しながら接続する。
このようにすることにより、従来の剛結構造に
比べて、接続部がヒンジとして作用することとな
り(分岐用鋼管が傾斜自在となり)、分岐用鋼管
に作用する外力によりトンネル部に発生する曲げ
モーメントを約4mmの間〓により遮断し、シール
ドトンネルに発生する応力を最少限にとどめ、接
続部周辺の微小な範囲の補強で済むようにすると
ともに、Oリングにより剛結構造とかわらない止
水性を有するようにしている。
第5図〜第7図は、マンホール用の連結ソケツ
トを説明する図、第8図は第6図に示すマンホー
ル用の連結ソケツトの部分拡大図であつて、8は
マンホール用の連結ソケツト、9は上部ソケツ
ト、10は下部ソケツト、11は止水用のOリン
グ、12はマンホールの下床版である。
このようにすることにより、従来の剛結構造に
比べて、接続部が伸縮して作用する(分岐用鋼管
6の軸方向に変位自在となる)ことにより、マン
ホールに作用する外力を分岐用鋼管に直接作用さ
せないよう吸収し、シールドトンネルへ伝達しな
いように改善するとともに、Oリングにより剛結
構造とかわらない止水性を有するようにしてい
る。
なお、シールドトンネル用の連結ソケツト1は
分岐用鋼管の軸方向に若干は変位自在となり、マ
ンホール用の連結ソケツト8は分岐用鋼管に対し
て若干は傾斜自在である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の接続用ソケツト
は、シールドトンネルと分岐用鋼管の接続には、
ヒンジとして機能するシールドトンネル用の連結
ソケツト、地上のマンホールと分岐用鋼管の接続
には、伸縮して機能するマンホール用の連結ソケ
ツトを使用して、マンホールおよび分岐用鋼管に
作用する外力により生ずる曲げモーメントおよび
軸方向に働く力等をシールドトンネルに発生させ
ないことから、シールドトンネルに生じる応力を
最少限の接続部周辺の補強で対処するとともに、
止水性にも優れており、簡易、かつ廉価なシール
ドトンネルの補強で分岐用鋼管を接続できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はシールドトンネル用の連結ソケツトの
斜視図、第2図はシールドトンネル用の連結ソケ
ツトの断面図、第3図はシールドトンネル用の連
結ソケツトの平面図、第4図は第2図に示すシー
ルドトンネル用の連結ソケツトの部分拡大図、第
5図はマンホール用の連結ソケツトの斜視図、第
6図はマンホール用の連結ソケツトの断面図、第
7図はマンホール用の連結ソケツトの平面図、第
8図は第6図に示すマンホール用の連結ソケツト
の部分拡大図、第9図は従来のシールドトンネル
と立穴を連結する接続部の断面図、第10図a〜
fは従来の土止め壁の築造方法によりシールドト
ンネルと地表とを連絡する立穴を築造する作業手
順を示す工程図、第11図および第12図は従来
の土止め壁の築造方法を用いて築造した立穴の構
造を示す断面図である。 1……シールドトンネル用の連結ソケツト、2
……トンネル側Oリング、3……内巻きソケツ
ト、4……外巻きソケツト、5……フランジ、6
……分岐用鋼管、7……シールドトンネル、8…
…マンホール用の連結ソケツト、9……上部ソケ
ツト、10……下部ソケツト、11……マンホー
ル側Oリング、12……マンホールの下床版、1
3……裏込材、14……地山、15……シールド
セグメント、16……中空筒、17……鉄筋、1
8……内張り、19……土止め壁、20……止水
材、21……貧配合モルタル、22……案内溝、
23……地表、24……地下水位面、25……内
型枠体、26……安定液、27……開口部、28
……地下備蓄タンク、29……剥離材、30……
シールドトンネル、31……立穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 地中のシールドトンネルと地上のマンホール
    を分岐用鋼管により連接するための接続用ソケ
    ツトにおいて、 前記接続用ソケツトは、一部に凹部を設けた
    連結ソケツトと前記凹部に収容されたOリング
    とからなり、前記連結ソケツトが前記Oリング
    を介して前記分岐用鋼管に嵌合され、 前記分岐用鋼管の軸方向に変位自在に、また
    は傾斜自在に前記連結ソケツトが設けられたこ
    とを特徴とする地中のシールドトンネルと地上
    のマンホールを鋼管で連接するための接続用ソ
    ケツト。 2 前記連結ソケツトは、一体に構成された内巻
    きソケツトと外巻きソケツトとからなり、凹部
    が前記内巻きソケツトに設けられていることを
    特徴とする実用新案請求の範囲第1項に記載の
    地中のシールドトンネルと地上のマンホールを
    鋼管で連接するための接続用ソケツト。 3 前記外巻きソケツトの一端に、シールドトン
    ネルの開口部に固定するためのフランジを含む
    ことを特徴とする実用新案請求の範囲第2項に
    記載の地中のシールドトンネルと地上のマンホ
    ールを鋼管で連接するための接続用ソケツト。 4 前記連結ソケツトは、一体に構成された上部
    ソケツトと下部ソケツトとからなり、凹部が前
    記下部ソケツトに設けられていることを特徴と
    する実用新案請求の範囲第1項に記載の地中の
    シールドトンネルと地上のマンホールを鋼管で
    連接するための接続用ソケツト。
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