JPH05237392A - 酸化触媒およびエポキシ化法 - Google Patents

酸化触媒およびエポキシ化法

Info

Publication number
JPH05237392A
JPH05237392A JP4072175A JP7217592A JPH05237392A JP H05237392 A JPH05237392 A JP H05237392A JP 4072175 A JP4072175 A JP 4072175A JP 7217592 A JP7217592 A JP 7217592A JP H05237392 A JPH05237392 A JP H05237392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
hydrogen peroxide
reaction
general formula
chloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4072175A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Teshigahara
聡志 勅使川原
Yoshiaki Kano
芳明 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP4072175A priority Critical patent/JPH05237392A/ja
Publication of JPH05237392A publication Critical patent/JPH05237392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】酸化剤として過酸化水素を用いる酸化反応にお
ける高性能を示す触媒を提供する。 【構成】酸化剤として過酸化水素を用いて、水不溶性溶
媒の存在下、触媒としてタングステン酸及び燐酸並びに
オニウム塩の陽イオンから構成される化合物を用いてオ
レフィン類をエポキシ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タングステン及び燐な
らびにオニウムの陽イオン基を基材とした化合物に関す
るものである。
【0002】本発明で得られる化合物は、過酸化水素を
酸化剤として用いる酸化反応の触媒として優れた性能を
示す有用な化合物である。
【0003】具体的用途としては、オレフィン類のエポ
キシ化反応、ケトンおよびオレフィン類の酸化開裂反
応、アルコール及びアルデヒド類の対応するアルデヒド
並びにカルボン酸への酸化反応、α、ω−ジオール類の
ラクトン化反応、脂肪族および芳香族炭化水素のヒドロ
キシル化反応等における過酸化水素酸化用の触媒として
の用途が挙げられる。
【0004】
【従来の技術】例えば、特開昭57−156475号公
報には、特定元素の誘導体と相間移動触媒を併用する酸
化方法が記載されている。しかし、この方法は大過剰の
オレフィンを反応に供して実施するため、効率的でな
く、比較的高濃度の過酸化水素(50%)を使用してい
るので取り扱いが困難である。
【0005】また、特開昭62−234550号公報に
はタングステンのヘテロポリ酸の4級アンモニウム塩を
触媒として用いる酸化方法が開示されている。この方法
では、反応を充分に進行させるには多量の触媒が必要で
あるうえに、触媒調製に煩雑な操作が必要である。
【0006】リン酸誘導体、タングステン誘導体、オニ
ウム塩の3成分からなる触媒を用いる相間移動触媒反応
条件下での酸化反応としては、例えばJ.Org.Ch
em483831(1983)に、タングステン酸塩と
リン酸塩を過酸化水素中で酸性条件下で縮合させた後、
エポキシ化反応が行われている。その際、タングステン
酸塩に対して、過剰量のリン酸塩が添加されている。
【0007】J.Org.Chem.53.1533
(1988)、特開昭59−108793号公報等に
は、ペルオキソタングステン酸とリン酸から得られた縮
合体のオニウム塩を調製し、触媒として使用している。
しかし反応を充分に進行させるには、多量の触媒が必要
であるうえに触媒の調製には、煩雑な操作が必要であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、酸化
剤として過酸化水素を用いる酸化反応における高性能を
示す触媒を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、過酸化水素を
酸化剤として用いる酸化反応において、高性能を示す下
記一般式(I) QPW34 (I) で示される触媒および下記一般式(II) Q121553 (II) (式中、Qは一般式(A) R (A) 但し、式(A)中のR〜Rは各々独立して炭素数1
〜30のアルキル基を示し、その一つが水素原子であっ
てもよく、更に、R〜Rはそれぞれ隣接する基と環
を形成してもよい。Mは窒素または燐原子である。)で
示される触媒に関する。
【0010】以下に本発明についての詳細を説明する。
【0011】本発明の触媒は、タングステン酸及び燐酸
並びにオニウム塩の陽イオンから構成される化合物であ
る。より具体的に示せば、一般式(I) QPW34 (I) で表わされる化合物および一般式(II) Q121553 (II) (式中、Qは一般式(A) R (A) 但し、式(A)中のR〜Rは各々独立して炭素数1
〜30のアルキル基を示し、その一つが水素原子であっ
てもよく、更に、R〜Rはそれぞれ隣接する基と環
を形成してもよい。Mは窒素または燐原子である。)で
示される化合物である。
【0012】一般式(I)及び(II)で表される化合
物の製造方法は、特に限定されるものではないが、例え
ば下記の方法により製造が可能である。
【0013】一般式(I)で表される化合物は、タング
ステン酸ナトリウムと燐酸との反応により得ることがで
きる。具体的にはタングステン酸ナトリウム・2水和物
と燐酸をモル比でタングステン原子:燐原子が9:1に
なるように仕込んだ水溶液をつくり、室温で1時間撹は
んし、その後希塩酸をゆっくり加えてpHを7に調製
し、更に2時間撹はんすることにより生成する白色沈澱
物を回収し、飽和食塩水及びエタノールで洗浄した後、
減圧乾燥することにより、NaPW34・nH
Oが得られる。次に得られたNaPW34・nH
Oを純水に溶解または懸濁させ、ここにオニウム塩を
加えて、40℃で2時間撹はんし、ジクロロメタンを用
いて室温で抽出を行い、純水で洗浄した後、溶媒を除去
することにより白色または淡黄色の固体として一般式
(I)で表される化合物が得られる。
【0014】一般式(II)で表される化合物の製造に
おいては、18−タングスト−2−リン酸(H
1862・nHO)が原則として使用でき、これを
塩化ナトリウムを用いて、水溶液中でカチオン交換を行
い、18−タングスト−2−リン酸ナトリウム塩を回収
する。18−タングストリン酸ナトリウム塩の水溶液を
つくり、撹はんしながら1mol/lの炭酸ナトリウム
水溶液をゆっくりと加え、pHを9にする。pHを9に
維持しながら2時間撹はんする。生成した白色沈澱物を
回収し、飽和食塩水およびエタノールで洗浄した後、減
圧乾燥することにより、Na121553・n
Oが得られる。以下は、上記手法と同様にオニウム
塩とのカチオン交換を行うことにより、白色または淡黄
色固体として、一般式(II)で表される化合物が得ら
れる。
【0015】上記方法において使用されるオニウム塩
は、一般式 R (式中R〜Rは、各々独立して炭素数1〜30のア
ルキル基を示し、その一つが水素原子であってもよく、
更に、R〜Rはそれぞれ隣接する基と環を形成して
もよい。Mは窒素または燐原子であり、QはCl
Br,I等のハロゲンイオン、OH、HSO4−
等の無機アニオンである。)で表される4級アンモニウ
塩または4級ホスホニウム塩である。
【0016】4級アンモニウム塩の具体例としては、テ
トラエチルアンモニウムクロライド、テトラ−n−プロ
ピルアンモニウムクロライド、テトラ−n−ブチルアン
モニウムクロライド、テトラ−n−ブチルアンモニウム
ブロマイド、テトラヘキシルアンモニウムクロライド、
トリオクチルエチルアンモニウムクロライド、テトラド
デシルアンモニウムクロライド、セチルピリジニウムク
ロライド、エチルピコリニウムクロライド、n−ブチル
ピコリニウムクロライド、エチルイミダゾリンクロライ
ド等を挙げることができる。
【0017】オニウム塩の使用量は、化学量論量より若
干過剰量であることが、回収効率及び生成物の精製の容
易さの面から好ましい。
【0018】本発明の化合物は、過酸化水素水を酸化剤
として使用する酸化反応において高性能を示す触媒とな
る。よって、オレフィン類のエポキシ化反応における触
媒として使用することができる。
【0019】本発明の化合物を触媒として使用するエポ
キシ化反応に於いて使用されるオレフィン類は、一般式
(III)
【0020】
【化1】 (式中、R、R、R、Rは、エポキシ化反応に
おいて不活性な官能基に置換され、それぞれ水素原子ま
たは炭素数20までの炭素原子を有するアルキル及びア
ルケニル、任意に分岐形状にあるシクロアルキル、シク
ロアルケニル、アリーリ、アルキルアリール、アルケニ
ルアリールを表す。更に、R〜Rは、それぞれ隣接
する基と環を形成してもよい。)で表される。R〜R
で表される基の具体例としては、水素原子、ヒドロキ
シ、ハロゲン、ニトロ、アルコキシ、カルボニル、カル
ボン酸、エステル、ニトリル等の基を挙げることができ
る。
【0021】一般式(IV)で表されるオレフィン類の
具体例としては、アルケン類として、エチレン、プロピ
レン、ブテン類、ブタジエン、ペンテン類、1−ヘキセ
ン、3−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、ジイ
ソブチレン、1−ノネン、リモネン、ピネン、ミルセ
ン、1−ウンデセン、1−ペンタデセン、1−オクタデ
セン、1−ノナデセン、プロピレンの3量体および4量
体等が挙げられる。ポリエン類として鎖状テルペン類、
ポリブタジエンが挙げられる。芳香族オレフィン性炭化
水素としてはスチレン、メチルスチレン、ジビニルベン
ゼン、インデン、スチルベン等が挙げられる。また、脂
環式オレフィン性炭化水素類としてシクロペンテン、シ
クロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シキ
ロオクタジエン、シクロデセン、シクロドデカトリエ
ン、ジシクロペンタジエン、メチレンシクロプロパン、
メチレンシクロペンタン、メチレンシクロヘキサン、ビ
ニルシクロヘキサンが挙げられる。置換型オレフィン性
炭化水素類として、メチルアリルケトン等のオレフィン
ケトン類、塩化アリル、臭化アリル、塩化クロチル、塩
化メタリル、ジクロロブテン類等のハロゲン化オレフィ
ン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のオレ
フィンカルボン酸類、アリルアルコール等のオレフィン
アルコール類、アリルアセテート、アルキルアクリレー
ト、アルキルメタクリレート、ジアリルマレート、ジア
リルフタレート等のオレフィンエステル類が挙げられる
がこれに限定されるものではない。
【0022】上記エポキシ化反応における反応温度及び
圧力は、オレフィンの反応性、物理的及び化学的性状、
または過酸化水素の安定性によって決定される。反応温
度は過酸化水素の自己分解速度が低く抑えられる温度範
囲であれば良く、例えば0〜100℃とすることができ
る。
【0023】また、反応は常圧でもオートクレーブ中で
過圧下で行ってもよく、反応時間は、0.5〜24時間
とすることができる。
【0024】触媒の使用量は、オレフィン1molに対
して0.0001〜0.5molの範囲とすることが好
ましい。
【0025】反応に使用される過酸化水素水は、市販さ
れ入手容易なものをそのそまま用いいることができる。
その濃度は、例えば10〜60%とすることができる。
過酸化水素水の使用量は、オレフィン1molに対し
て、0.5〜3molの範囲が好ましく、1.0〜1.
5molとすることが特に好ましい。
【0026】水不溶性溶媒としては、芳香族炭化水素、
エステル化合物、ハロゲン化炭化水素等が挙げられる。
芳香族炭化水素としてはベンゼン、トルエン、エチルベ
ンゼン、キシレン、メシチレン等、エステル化合物とし
ては酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢
酸イソブチル等、ハロゲン化炭化水素としてはモノクロ
ロメタン、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジ
クロロエタン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、モノブロモベンゼン等が挙げられる。溶媒の使用量
は、脂環式オレフィン類1gあたり、1〜20mlとす
ることが好ましい。
【0027】反応の操作条件は、水相と水不溶性有機相
の二相系中において行うことが好ましい。有機相はオレ
フィン及び水不溶性溶媒から構成され、水相は過酸化水
素を含有する。具体的には、 触媒及びオレフィン類を溶解した水不溶性溶媒に、過
酸化水素水を導入してエポキシ化反応を行う方法あるい
は、 触媒と過酸化水素水を混合した系に水不溶性溶媒を加
え、オレフィン類を導入してエポキシ化反応を行う方法
等を挙げることができる。
【0028】尚、の操作方法において、触媒と過酸化
水素水を混合する際に、例えば40〜80℃の温度範囲
で加熱処理を行うことが好ましい。
【0029】反応終了後は、有機相を分離し、更に水相
中の有機成分の抽出を行った後、亜硫酸水素ナトリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム等の水溶液で洗浄することによ
り、残留過酸化物を分解し、アルカリ水溶液での中和処
理、純水での洗浄を行うことが好ましい。次に溶媒減圧
除去したのち、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の炭化水
素中に投入することにより、触媒および副生ポリマーを
析出させ、ろ過により除去することができる。ろ液の濃
縮により脂環式エポキシ誘導体の粗製品を回収すること
ができる。
【0030】更に必要であれば、蒸留により高純度の製
品を回収することができる。その際、可能なかぎり短時
間で蒸留を行うことが好ましく、薄膜蒸留、フラッシュ
蒸留等を用いることができる。このとき、重合禁止剤を
添加することが好ましい。
【0031】尚、原料および製品は重合性が高いため、
エポキシ化反応中および後処理、蒸留工程において重合
禁止剤を使用してもよい。但しエポキシ化反応中に重合
禁止剤を添加する場合、触媒活性の低下を招くため、原
料誘導体に対して500ppm以下であることが好まし
い。
【0032】重合禁止剤としては、ハイドロキノン、ナ
フトール、t−ブチルハイドロキノン、t−ブチルカテ
コール等のアルコール系安定剤を例示できる。
【0033】
【実施例】以下に実施例を示し本発明の効果を具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 撹はん装置、温度計を付した200mlの三つ口フラス
コを用い、NaWO・2HO(36g,120m
mol)を純水100mlに溶解させた後、85重量%
のHPO水溶液(1.54g,13.4mmol)
を加えた。25℃で30分間撹はんした。ここへ、12
N塩酸をゆっくり加え、水溶液のpHを7.1にした。
その際に生じた白色沈澱をろ過することにより回収し
た。冷水で数回洗浄後、40℃で減圧乾燥させることに
より、NaPW34・nHO(n<10)を得
た。回収された白色固体の乾燥後の重量は17gであっ
た。NaPW34・nHO(5g)を純水50
mlに加えて懸濁させ、トリオクチルモノメチルアンモ
ニウムクロライド(8.5g)を加え、40℃で3時間
撹はんした後、室温まで冷却した。ジクロロメタン50
mlを加え、激しく撹はんした。静置して二相に分離さ
せた後、ジクロロメタン相を分液した。分液した有機相
は純水で洗浄した後、ろ過を行い、回収したろ液をロー
タリーエバポレーターにより溶媒の除去を行った。得ら
れた化合物の元素分析結果は、C=48.56、H=
8.55、N=2.20、P=0.41、W=29.7
1であった。
【0035】また、塩化メチレン溶液中での31P−N
MR測定結果δ−10.30(HPO基準)にピー
クが1本検出されたのみであった。また、IRスペクト
ルを図1に示す。その結果、得られた化合物は[(C
17CHN]PW34と同定された。
【0036】冷却器、攪拌装置、温度計を付した200
mlの四つ口フラスコに31%過酸化水素水12.0g
(H換算で110.4mmol)及び上記で得ら
れた化合物[(C17CHN]PW
34を0.25g導入し、40℃まで加熱した。ヒドロ
キシジシクロペンタジエン13.6g(DCPD−O
H,92mmol)をクロロホルム100mlに溶解さ
せた液を滴下し、滴下終了後、更に5時間反応させた。
【0037】反応終了後、反応液から有機相を分液し、
水相をジエチルエーテルで抽出操作を行ない、これを有
機相に加えた。10重量%のチオ硫酸ナトリウム水溶
液、5重量%炭酸水素ナトリウム水溶液および純水で洗
浄した後、ロータリーエバポレーターで低沸点成分を除
去し、生成物を回収した。転化率及び選択率は、反応液
のGC分析により求め、その結果を表1に示した。
【0038】実施例2 トリオクチルメチルアンモニウムクロライドの代わり
に、セチルピリジニウムクロライドを使用し、水溶液中
で沈澱した白色固体である、
【0039】
【化2】 を回収し、これを触媒として使用したこと以外は実施例
1と同様の方法により行なった。その結果を表1に示し
た。
【0040】実施例3 K1862(15g)を純水50mlに溶解
し、NaClO(20g)を加え、室温で2時間撹は
んした。水溶液をろ過することにより不溶成分を除去し
た後、1MのNaCO水溶液を加え水溶液のpHを
9にし、これを維持したまま1時間撹はんした。生成し
た白色沈澱をろ過により回収し、飽和食塩水およびエタ
ノールで洗浄し、40℃で減圧乾燥した。得られた白色
固体の重量は、11gであった。このようにして得られ
たNa121553・nHO(5g)を50
mlの純粋に懸濁させ、トリオクチルメチルアンモニウ
ムクロライド(7.0g)をこれに加えて、40℃で2
時間撹はんした。室温まで冷却した後、ジクロロメタン
50mlを加えて激しく撹はんした。静置して二相に分
離させた後、ジクロロメタン相を分液した。分液相を純
水で洗浄した後、ろ過を行い、回収したろ液からロータ
リーエバポレーターにより、溶媒を除去することによっ
て、淡黄色の固体を回収した。得られた化合物の元素分
析結果はC=44.31、H=8.04、N=2.1
1、P=0.67、W=34.32であった。得られた
化合物のIRスペクトルを図2に示す。その結果、得ら
れた化合物は[(C17CHN]12
1553と同定された。
【0041】触媒として上記で得られた化合物を使用し
たこと以外は実施例1と同様の方法により行なった。そ
の結果を表1に示した。
【0042】実施例4 オレフィンとして、スチレン10.4g(100mmo
l)を使用し、反応温度60℃で10時間反応させたこ
と以外は、実施例1と同様の方法によりおこなった。そ
の結果を表1に示した。
【0043】実施例5 触媒として実施例3で得られた化合物を使用したこと以
外は、実施例4と同様の方法によりおこなった。その結
果を表1に示した。
【0044】比較例1 触媒として、
【0045】
【化3】 を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法によりお
こなった。その結果を表1に示した。
【0046】比較例2 触媒として、
【0047】
【化4】 を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法によりお
こなった。その結果を表1に示した。
【0048】比較例3 触媒として、
【0049】
【化5】 0.O5gとHPW1240 0.1gを使用した
こと以外は、実施例4と同様の方法によりおこなった。
その結果を表1に示した。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、高選択率かつ高転化率
でオレフィン類をエポキシ化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1において得られた化合物のI
Rスペクトルを示す図である。
【図2】本発明の実施例3において得られた化合物のI
Rスペクトルを示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過酸化水素を酸化剤として、酸化反応する
    際に用いる下記一般式(I) QPW34 (I) (式中、Qは一般式(A) R (A) で示されるカチオン種であり、式(A)中のR〜R
    は各々独立して炭素数1〜30のアルキル基を示し、そ
    の一つが水素原子であってもよく、更に、R〜R
    それぞれ隣接する基と環を形成してもよい。Mは窒素ま
    たは燐原子である。)で示される触媒。
  2. 【請求項2】過酸化水素を酸化剤として、酸化反応する
    際に用いる下記一般式(II) Q121553 (II) (式中、Qは前記と同じ)で示される触媒。
  3. 【請求項3】酸化剤として過酸化水素水を用い、水不溶
    性溶媒の存在下、オレフィン類のエポキシ化反応を行う
    際に、請求項1又は2に記載の触媒を用いることを特徴
    とするオレフィン類のエポキシ化法。
JP4072175A 1992-02-24 1992-02-24 酸化触媒およびエポキシ化法 Pending JPH05237392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072175A JPH05237392A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 酸化触媒およびエポキシ化法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072175A JPH05237392A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 酸化触媒およびエポキシ化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05237392A true JPH05237392A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13481632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4072175A Pending JPH05237392A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 酸化触媒およびエポキシ化法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05237392A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001516753A (ja) * 1997-09-18 2001-10-02 ソルヴェイ エポキシド製造法
WO2002072257A3 (en) * 2001-03-12 2002-10-24 Nippon Catalytic Chem Ind Catalyst for producing epoxy compound and process for producing epoxy compound with the same
JP2003033659A (ja) * 2001-07-26 2003-02-04 Tokyo Kasei Kogyo Kk 新規タングステン触媒,およびそれを用いるアリル型アルコールのエポキシ化法
JP2003073323A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Nippon Shokubai Co Ltd 有機化合物の酸化方法
WO2005058494A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Takasago International Corporation 新規な多成分系酸化触媒及びこれを用いたエポキシ化合物の製造方法
JP2010229065A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Daicel Chem Ind Ltd 酸化化合物の製造方法
US8334394B2 (en) 2007-01-31 2012-12-18 Osaka University Solid phase reaction system for oxidation
KR101961163B1 (ko) * 2017-11-17 2019-03-22 롯데케미칼 주식회사 고리형 올레핀 공중합체의 에폭시화 방법

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001516753A (ja) * 1997-09-18 2001-10-02 ソルヴェイ エポキシド製造法
JP2010159281A (ja) * 1997-09-18 2010-07-22 Solvay (Sa) エポキシド製造法
WO2002072257A3 (en) * 2001-03-12 2002-10-24 Nippon Catalytic Chem Ind Catalyst for producing epoxy compound and process for producing epoxy compound with the same
US6743748B2 (en) 2001-03-12 2004-06-01 Nippon Shokubai Co., Ltd. Catalyst for producing epoxy compounds and method of producing epoxy compounds using the same
JP2003033659A (ja) * 2001-07-26 2003-02-04 Tokyo Kasei Kogyo Kk 新規タングステン触媒,およびそれを用いるアリル型アルコールのエポキシ化法
JP2003073323A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Nippon Shokubai Co Ltd 有機化合物の酸化方法
WO2005058494A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Takasago International Corporation 新規な多成分系酸化触媒及びこれを用いたエポキシ化合物の製造方法
US7557059B2 (en) 2003-12-15 2009-07-07 Takasago International Corporation Multicomponent oxidation catalyst and process for producing epoxy compound therewith
US8334394B2 (en) 2007-01-31 2012-12-18 Osaka University Solid phase reaction system for oxidation
JP2010229065A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Daicel Chem Ind Ltd 酸化化合物の製造方法
KR101961163B1 (ko) * 2017-11-17 2019-03-22 롯데케미칼 주식회사 고리형 올레핀 공중합체의 에폭시화 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0747128B2 (ja) 重合体樹脂に固定された酸化触媒の製造法
US5750741A (en) Preparation of oxirane compounds with titanasilsesquioxane catalysts
Ding et al. [π-C 5 H 5 N (CH 2) 15 CH 3] 3 [PW 4 O 32]/H 2 O 2/ethyl acetate/alkenes: a recyclable and environmentally benign alkenes epoxidation catalytic system
JPH08225556A (ja) チタンシリカライトにより触媒される改良エポキシ化法
HUE034449T2 (en) Process for the production of propylene oxide
JP2002532483A (ja) オレフィンからのエポキシドの連続的製造法
JPS62234550A (ja) 触媒およびその使用法
JPH05213919A (ja) 脂環式オレフィンのエポキシ化法
JP3662038B2 (ja) エポキシ化合物の製造方法
JPH05237392A (ja) 酸化触媒およびエポキシ化法
ES2257021T3 (es) Un procedimiento para la produccion continua de oxido de propileno y otros oxidos de alqueno.
JPS5850990B2 (ja) オレフインのエポキシ化法
EP0146374B1 (en) Process for the preparation of vicinal diols soluble in water
JPH0441449A (ja) シクロヘキサン―1,2―ジオールの製造方法
JPH0133471B2 (ja)
JPH0480909B2 (ja)
JPS62142136A (ja) フエニルプロパノンの製造法
JP4747355B2 (ja) 新規タングステン触媒,およびそれを用いるアリル型アルコールのエポキシ化法
US4093636A (en) Epoxidation of olefinic compounds
JP2012131732A (ja) ジクロロエポキシブタンの製造方法
JP3177666B2 (ja) オレフィン類の酸化反応法
Chen et al. Reaction-controlled phase-transfer catalytic oxidative cleavage of cyclopentene to glutaraldehyde over peroxy-niobic acid
JP2003064007A (ja) オレフィン化合物の酸化生成物の製造方法
JP4088433B2 (ja) オレフィン類の酸化方法およびこれを用いる含酸素化合物の製造方法
JP2003238545A (ja) エポキシ化合物の製造方法