JPH052375Y2 - - Google Patents
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- JPH052375Y2 JPH052375Y2 JP15648986U JP15648986U JPH052375Y2 JP H052375 Y2 JPH052375 Y2 JP H052375Y2 JP 15648986 U JP15648986 U JP 15648986U JP 15648986 U JP15648986 U JP 15648986U JP H052375 Y2 JPH052375 Y2 JP H052375Y2
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- JP
- Japan
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- snow
- vehicle body
- vehicle
- cooling water
- engine cooling
- Prior art date
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Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 27
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、降雪時に主にワイパの払拭動作に起
因して車両のウインドガラス下部に堆積する雪を
除雪する車両用除雪装置に関するものである。
因して車両のウインドガラス下部に堆積する雪を
除雪する車両用除雪装置に関するものである。
(従来の技術)
一般に、降雪時に自動車などの車両を走行させ
る場合にはフロントウインドガラスに付着する雪
片をワイパにより払拭しつつ走行するが、外気の
温度が特に低い場合や降雪量が激しい場合などに
は、ワイパの払拭動作によつてフロントウインド
ガラスの下部に払拭された雪が堆積したり、堆積
した雪が低温のために凍り付いたりすることによ
つて運転者の視界を確保し難くなることがある。
る場合にはフロントウインドガラスに付着する雪
片をワイパにより払拭しつつ走行するが、外気の
温度が特に低い場合や降雪量が激しい場合などに
は、ワイパの払拭動作によつてフロントウインド
ガラスの下部に払拭された雪が堆積したり、堆積
した雪が低温のために凍り付いたりすることによ
つて運転者の視界を確保し難くなることがある。
このような事態を解消しようとするものとして
は、実開昭54−51744号に開示される「フロント
ガラスの融雪装置」がある。このものは、「フロ
ントガラス下辺の枠縁に沿つて、加熱流体源に接
続された中空パイプを配設したことを特徴」と
し、エンジン冷却水などの加熱流体の熱によつて
フロントガラス下辺の枠縁の雪を溶融しようとす
るものである。
は、実開昭54−51744号に開示される「フロント
ガラスの融雪装置」がある。このものは、「フロ
ントガラス下辺の枠縁に沿つて、加熱流体源に接
続された中空パイプを配設したことを特徴」と
し、エンジン冷却水などの加熱流体の熱によつて
フロントガラス下辺の枠縁の雪を溶融しようとす
るものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の「フロントガ
ラスの融雪装置」では、吹雪や豪雪などのように
フロントガラスに付着する雪の量が多いときなど
には、中空パイプの周囲略10mm程度は溶けるが、
それ以外のフロントガラス下部に堆積する雪片を
溶融出来ないので、ワイパの払拭範囲が徐々に狭
められてしまい、ワイパを円滑に作動させて乗員
の視界を確保することが難しくなるという問題が
あつた。
ラスの融雪装置」では、吹雪や豪雪などのように
フロントガラスに付着する雪の量が多いときなど
には、中空パイプの周囲略10mm程度は溶けるが、
それ以外のフロントガラス下部に堆積する雪片を
溶融出来ないので、ワイパの払拭範囲が徐々に狭
められてしまい、ワイパを円滑に作動させて乗員
の視界を確保することが難しくなるという問題が
あつた。
(考案の目的)
本考案は、従来技術の有する上記問題点に着目
してなされたもので、その目的とするところは、
降雪量の多いときに車両を走行させる場合であつ
ても、ウインドガラス下端縁部に雪が堆積するの
を防止することによりワイパの払拭範囲を確保し
て乗員の視界を確保出来ると共に、排除する雪を
導入して排除する除雪能力が高い車両用除雪装置
を提供することにある。
してなされたもので、その目的とするところは、
降雪量の多いときに車両を走行させる場合であつ
ても、ウインドガラス下端縁部に雪が堆積するの
を防止することによりワイパの払拭範囲を確保し
て乗員の視界を確保出来ると共に、排除する雪を
導入して排除する除雪能力が高い車両用除雪装置
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案にかかる車
両用除雪装置は、ウインドガラスの下端縁部を支
承する車体パネルのガラス支承部位に、ワイパに
払拭されて前記下端縁部近傍に堆積する雪を案内
する案内部材を前記下端縁部に沿つて車幅方向に
延びるように配設し、該案内部材に、前記堆積し
た雪を取り入れる樋状の案内路を前記下端縁部に
臨んで開口しつつ車幅方向に延びるように形成
し、該案内路内に雪移送用の螺旋状翼部を備えた
スクリユーロータを回転可能に内装し、前記螺旋
状翼部を車体中央部から車体両側部に向けて互い
に反対に旋回しつつ延びるように形成し、前記ス
クリユーロータをワイパ駆動用の回転部材と連動
回転可能に連結すると共に、前記案内部材にエン
ジン冷却水の供給系路と連通する加熱用通路を前
記案内路に沿つて設け、該加熱用通路の車体両側
方側にエンジン冷却水流入口を設け、該加熱用通
路の車体中央部側にエンジン冷却水排出口を設け
たことを特徴とする。
両用除雪装置は、ウインドガラスの下端縁部を支
承する車体パネルのガラス支承部位に、ワイパに
払拭されて前記下端縁部近傍に堆積する雪を案内
する案内部材を前記下端縁部に沿つて車幅方向に
延びるように配設し、該案内部材に、前記堆積し
た雪を取り入れる樋状の案内路を前記下端縁部に
臨んで開口しつつ車幅方向に延びるように形成
し、該案内路内に雪移送用の螺旋状翼部を備えた
スクリユーロータを回転可能に内装し、前記螺旋
状翼部を車体中央部から車体両側部に向けて互い
に反対に旋回しつつ延びるように形成し、前記ス
クリユーロータをワイパ駆動用の回転部材と連動
回転可能に連結すると共に、前記案内部材にエン
ジン冷却水の供給系路と連通する加熱用通路を前
記案内路に沿つて設け、該加熱用通路の車体両側
方側にエンジン冷却水流入口を設け、該加熱用通
路の車体中央部側にエンジン冷却水排出口を設け
たことを特徴とする。
(作用)
本考案にかかる車両用除雪装置にあつては、降
雪時にウインドガラスをワイパにより払拭する
と、ウインドガラスの下端縁部側に雪片が寄せら
れるが、ウインドガラスの下端縁部には案内部材
の案内路が臨んでいるので、ウインドガラスの下
端縁部側に寄せられた雪片が案内路に入る。案内
路内にはスクリユーロータが設けられ、スクリユ
ロータには案内路内の雪を車体の両側部方向に移
送する螺旋状翼部が形成され、螺旋状翼部は車体
中央部側から車体両側方に向かつて互いに反対方
向に向かつて旋回するように形成されており、ス
クリユーロータはワイパ駆動用の回転部材と連動
回転されるので、ワイパ駆動用の回転部材を回転
させると、スクリユーロータが回転し、案内路内
に取り入れられた雪が螺旋状翼部に押されて車体
の両側方に排除される。案内路内では、車体両側
部側が車体中央部側より雪の量が多くなるが、案
内部材の加熱用通路はエンジン冷却水を車体両側
方側から流入させるので、案内路の車体両側部側
の雪が充分に加熱されて溶解する。従つて、スク
リユーロータの回転を円滑に行えることとなり、
ウインドガラスの下部に堆積する雪の排除が一層
促進される。
雪時にウインドガラスをワイパにより払拭する
と、ウインドガラスの下端縁部側に雪片が寄せら
れるが、ウインドガラスの下端縁部には案内部材
の案内路が臨んでいるので、ウインドガラスの下
端縁部側に寄せられた雪片が案内路に入る。案内
路内にはスクリユーロータが設けられ、スクリユ
ロータには案内路内の雪を車体の両側部方向に移
送する螺旋状翼部が形成され、螺旋状翼部は車体
中央部側から車体両側方に向かつて互いに反対方
向に向かつて旋回するように形成されており、ス
クリユーロータはワイパ駆動用の回転部材と連動
回転されるので、ワイパ駆動用の回転部材を回転
させると、スクリユーロータが回転し、案内路内
に取り入れられた雪が螺旋状翼部に押されて車体
の両側方に排除される。案内路内では、車体両側
部側が車体中央部側より雪の量が多くなるが、案
内部材の加熱用通路はエンジン冷却水を車体両側
方側から流入させるので、案内路の車体両側部側
の雪が充分に加熱されて溶解する。従つて、スク
リユーロータの回転を円滑に行えることとなり、
ウインドガラスの下部に堆積する雪の排除が一層
促進される。
(実施例)
以下、本考案にかかる車両用除雪装置の一実施
例を図面を参照にして説明する。
例を図面を参照にして説明する。
第2図は、本実施例にかかる車両用除雪装置1
を自動車のフロントウインドガラス2の前方の車
体パネル3に組み付けた状態を示しており、車両
用除雪装置1は、フロントウインドガラス2の下
端縁部2aを支承するガラス支承部としてのカウ
ルトツプ3aに設けられている。車両用除雪装置
1は、本実施例では、カウルトツプ3aに突設さ
れたワイパ4のワイパピボツト4aとフロントウ
インドガラス2との間に設けられ、車幅方向に延
在するようにカウルトツプ3a上に組み付けられ
ている。この車両用除雪装置1は、ワイパアーム
4b並びにワイパブレード4cの回動を妨げない
ように細長く形成されている。
を自動車のフロントウインドガラス2の前方の車
体パネル3に組み付けた状態を示しており、車両
用除雪装置1は、フロントウインドガラス2の下
端縁部2aを支承するガラス支承部としてのカウ
ルトツプ3aに設けられている。車両用除雪装置
1は、本実施例では、カウルトツプ3aに突設さ
れたワイパ4のワイパピボツト4aとフロントウ
インドガラス2との間に設けられ、車幅方向に延
在するようにカウルトツプ3a上に組み付けられ
ている。この車両用除雪装置1は、ワイパアーム
4b並びにワイパブレード4cの回動を妨げない
ように細長く形成されている。
車両用除雪装置1は、本実施例では、カウルト
ツプ3aに組付けられる案内部材としての外装ケ
ース5と、外装ケース5内に内装されるスクリユ
ーロータ6と、スクリユーロータ6を回転駆動す
るワイパ駆動装置7aと、ワイパ駆動装置7aの
駆動力を伝達するケーブル7bとからなつてい
る。
ツプ3aに組付けられる案内部材としての外装ケ
ース5と、外装ケース5内に内装されるスクリユ
ーロータ6と、スクリユーロータ6を回転駆動す
るワイパ駆動装置7aと、ワイパ駆動装置7aの
駆動力を伝達するケーブル7bとからなつてい
る。
外装ケース5は、第1図、第4図に示すよう
に、カウルトツプ3aに開口された取付孔hに圧
入されるクリツプ8に支承されており、これによ
つて、カウルトツプ3aに固着されている。クリ
ツプ8には車体前方に向けて配設される支承部8
aが形成され、ワイパブレード4cの払拭力を受
けて雪がカウルトツプ3a側に寄せられても外装
ケース5が車体前方側に倒れないようになつてい
る。外装ケース5は、車幅方向に延びるフロント
ウインドガラス2の下端縁部2aに沿つて延びる
ように樋状に形成され、外装ケース5の長手方向
に延在する案内路9を備えている。案内路9には
フロントウインドガラス2の下端縁部2aに臨ん
で開口する雪取入口10が開口されており、外装
ケース5は、雪取入口10がフロントウインドガ
ラス2の下端縁部2aに沿つて下端縁部2aに臨
んで延在するように配設される。外装ケース5の
雪取入口10下部の開口縁部10aは、スクリユ
ーロータ6によつて移送される雪がカウルトツプ
3a上面に擦り傷を付けないように、外装ケース
5のカウルトツプ3aに最も近い下側部分から下
端縁部2aに若干延びている。外装ケース5の雪
取入口10上部の開口縁部10bは、スクリユー
ロータ6の回転時に雪取入口10から外装ケース
5内に入つた雪をカウルトツプ3aの上方に舞い
上げないように下端縁部2a側に若干延びてい
る。外装ケース5に形成された樋状の案内路9は
外装ケース5の長手方向に延びており、カウルト
ツプ3a上に外装ケース5を組付けるときフロン
トウインドガラス2の下端縁部2aに沿つて延び
るように配設される。この案内路9内には、雪を
移送するスクリユーロータ6が案内路9の延在方
向に沿うように内装され、外装ケース5の両端部
には、スクリユーロータ6の回転軸6aを軸支す
る軸受部11が設けられている。軸受部11に
は、雪を通す孔11aが開口されている。案内路
9の長手方向の両端部側には、スクリユーロータ
6によつて移送される案内路9内の雪を車体側方
に排除する雪排除口12が設けられ、本実施例で
は、この雪排除口12と雪取入口10とは連なつ
て一体に開口されている。
に、カウルトツプ3aに開口された取付孔hに圧
入されるクリツプ8に支承されており、これによ
つて、カウルトツプ3aに固着されている。クリ
ツプ8には車体前方に向けて配設される支承部8
aが形成され、ワイパブレード4cの払拭力を受
けて雪がカウルトツプ3a側に寄せられても外装
ケース5が車体前方側に倒れないようになつてい
る。外装ケース5は、車幅方向に延びるフロント
ウインドガラス2の下端縁部2aに沿つて延びる
ように樋状に形成され、外装ケース5の長手方向
に延在する案内路9を備えている。案内路9には
フロントウインドガラス2の下端縁部2aに臨ん
で開口する雪取入口10が開口されており、外装
ケース5は、雪取入口10がフロントウインドガ
ラス2の下端縁部2aに沿つて下端縁部2aに臨
んで延在するように配設される。外装ケース5の
雪取入口10下部の開口縁部10aは、スクリユ
ーロータ6によつて移送される雪がカウルトツプ
3a上面に擦り傷を付けないように、外装ケース
5のカウルトツプ3aに最も近い下側部分から下
端縁部2aに若干延びている。外装ケース5の雪
取入口10上部の開口縁部10bは、スクリユー
ロータ6の回転時に雪取入口10から外装ケース
5内に入つた雪をカウルトツプ3aの上方に舞い
上げないように下端縁部2a側に若干延びてい
る。外装ケース5に形成された樋状の案内路9は
外装ケース5の長手方向に延びており、カウルト
ツプ3a上に外装ケース5を組付けるときフロン
トウインドガラス2の下端縁部2aに沿つて延び
るように配設される。この案内路9内には、雪を
移送するスクリユーロータ6が案内路9の延在方
向に沿うように内装され、外装ケース5の両端部
には、スクリユーロータ6の回転軸6aを軸支す
る軸受部11が設けられている。軸受部11に
は、雪を通す孔11aが開口されている。案内路
9の長手方向の両端部側には、スクリユーロータ
6によつて移送される案内路9内の雪を車体側方
に排除する雪排除口12が設けられ、本実施例で
は、この雪排除口12と雪取入口10とは連なつ
て一体に開口されている。
外装ケース5の案内路9の外周側には、外装ケ
ース5を加熱する加熱用通路13が形成されてお
り、外装ケース5はこの加熱用通路13によつて
二重構造とされている。加熱用通路13の車幅方
向両端部には、エンジン冷却水の供給系路(図示
省略)に連通するエンジン冷却水流入口13aが
形成され、加熱用通路13の車体中央部側にはエ
ンジン冷却水排出口13bが設けられており、エ
ンジン(図示省略)により加熱されたエンジン冷
却水をエンジン冷却水流入口13aから取り入れ
て加熱用通路13に通過させ、エンジン冷却水排
出口13bからエンジン冷却水の供給系路に戻す
ことによつて外装ケース5を加熱し、案内路9内
に導入された雪を融かすようになつており、エン
ジンにより加熱されたエンジン冷却水を車体両側
部側から取り入れることにより、案内路9の車体
両側部側に集められる雪を集中的に加熱し、軸受
部11近傍の雪を車体中央部近傍の雪よりも速や
かに融解することにより、軸受部11近傍に雪が
凍り付くことが防止されている。又、車体中央部
近傍のエンジン冷却水排出口13bには、車体両
側部側からエンジン冷却水が流れてくるので、単
に車体の一側方から他側方に向けて一方向にエン
ジン冷却水を流す場合に較べて、外装ケース5の
長手方向における温度分布にむらが少なくされて
いると共に、カウルトツプ3aの車体中央部側で
エンジン冷却水が過度に冷えるのが防止されてい
る。本実施例では、この加熱用通路13の流入口
13aと流出口13bとが接続されるエンジン冷
却水の供給系路としては、ラジエータの供給口前
のサーモスタツトと排出口との間の供給系路が用
いられ、サーモスタツトとラジエータの排出口と
の間にバイパス接続されるようになつている。勿
論、これに限らず、エンジンとヒーターコアとの
間などの供給系路を利用しても良い。
ース5を加熱する加熱用通路13が形成されてお
り、外装ケース5はこの加熱用通路13によつて
二重構造とされている。加熱用通路13の車幅方
向両端部には、エンジン冷却水の供給系路(図示
省略)に連通するエンジン冷却水流入口13aが
形成され、加熱用通路13の車体中央部側にはエ
ンジン冷却水排出口13bが設けられており、エ
ンジン(図示省略)により加熱されたエンジン冷
却水をエンジン冷却水流入口13aから取り入れ
て加熱用通路13に通過させ、エンジン冷却水排
出口13bからエンジン冷却水の供給系路に戻す
ことによつて外装ケース5を加熱し、案内路9内
に導入された雪を融かすようになつており、エン
ジンにより加熱されたエンジン冷却水を車体両側
部側から取り入れることにより、案内路9の車体
両側部側に集められる雪を集中的に加熱し、軸受
部11近傍の雪を車体中央部近傍の雪よりも速や
かに融解することにより、軸受部11近傍に雪が
凍り付くことが防止されている。又、車体中央部
近傍のエンジン冷却水排出口13bには、車体両
側部側からエンジン冷却水が流れてくるので、単
に車体の一側方から他側方に向けて一方向にエン
ジン冷却水を流す場合に較べて、外装ケース5の
長手方向における温度分布にむらが少なくされて
いると共に、カウルトツプ3aの車体中央部側で
エンジン冷却水が過度に冷えるのが防止されてい
る。本実施例では、この加熱用通路13の流入口
13aと流出口13bとが接続されるエンジン冷
却水の供給系路としては、ラジエータの供給口前
のサーモスタツトと排出口との間の供給系路が用
いられ、サーモスタツトとラジエータの排出口と
の間にバイパス接続されるようになつている。勿
論、これに限らず、エンジンとヒーターコアとの
間などの供給系路を利用しても良い。
スクリユーロータ6は、外装ケース5の軸受部
11に軸支される回転軸6aと回転軸6aの周囲
に形成される螺旋状翼部14とから構成され、螺
旋状翼部14は回転軸6aの一端部から他端部ま
で形成されている。螺旋状翼部14の中央部に
は、外装ケース5内に取り入れられた雪を車体中
央部から車体両側部側に向かつて振り分けて移送
する分岐部15が形成されており、この分岐部1
5から車体両側部に向かつて互いに反対方向に向
かつて旋回するように螺旋状翼部14は形成され
ている。即ち、第1図中車体右側に配設される右
側翼部14aは、車体右側方から見て右回りに螺
旋状翼部14を回転させると、案内路9内の雪が
車体右側方に向かつて送られるように形成され、
第1図中車体左側に配設される左側翼部14b、
同様に車体右側方から見て右回りに螺旋状翼部1
4を回転させると、案内路9内の雪が車体左側方
に向かつて送られるように形成されている。スク
リユーロータ6の回転軸6aの車体右側の端部
は、ワイパ駆動装置7aと連結可能なケーブル7
bと連結されており、ケーブル7bの回転力を受
けると、螺旋状翼部14が案内路9に沿いつつ雪
取入口10に臨んで回転するようになつている。
11に軸支される回転軸6aと回転軸6aの周囲
に形成される螺旋状翼部14とから構成され、螺
旋状翼部14は回転軸6aの一端部から他端部ま
で形成されている。螺旋状翼部14の中央部に
は、外装ケース5内に取り入れられた雪を車体中
央部から車体両側部側に向かつて振り分けて移送
する分岐部15が形成されており、この分岐部1
5から車体両側部に向かつて互いに反対方向に向
かつて旋回するように螺旋状翼部14は形成され
ている。即ち、第1図中車体右側に配設される右
側翼部14aは、車体右側方から見て右回りに螺
旋状翼部14を回転させると、案内路9内の雪が
車体右側方に向かつて送られるように形成され、
第1図中車体左側に配設される左側翼部14b、
同様に車体右側方から見て右回りに螺旋状翼部1
4を回転させると、案内路9内の雪が車体左側方
に向かつて送られるように形成されている。スク
リユーロータ6の回転軸6aの車体右側の端部
は、ワイパ駆動装置7aと連結可能なケーブル7
bと連結されており、ケーブル7bの回転力を受
けると、螺旋状翼部14が案内路9に沿いつつ雪
取入口10に臨んで回転するようになつている。
これによつて、フロントウインドガラス2上に
付着した雪片がワイパ4の払拭動作でフロントウ
インドガラス2の下端縁部2aに寄せられると、
下端縁部2aに寄せられた雪が、雪取入口10か
ら案内路9内に取り入れられる。そして、螺旋状
翼部14には中央部に分岐部15が形成されて右
側翼部14aと左側翼部14bとの形成方向が互
いに反対方向に向かつて延びるように形成されて
いるので、螺旋状翼部14を回転させると、案内
路9内の雪が車体中央部で振り分けられて車体両
側部側に向かつて移送され、雪排除口12から車
体側方に案内路9内の雪が排除される。
付着した雪片がワイパ4の払拭動作でフロントウ
インドガラス2の下端縁部2aに寄せられると、
下端縁部2aに寄せられた雪が、雪取入口10か
ら案内路9内に取り入れられる。そして、螺旋状
翼部14には中央部に分岐部15が形成されて右
側翼部14aと左側翼部14bとの形成方向が互
いに反対方向に向かつて延びるように形成されて
いるので、螺旋状翼部14を回転させると、案内
路9内の雪が車体中央部で振り分けられて車体両
側部側に向かつて移送され、雪排除口12から車
体側方に案内路9内の雪が排除される。
尚、スクリユーロータ6は、外装ケース5がフ
ロントウインドガラス2に沿つて湾曲しても滑ら
かに回転し、案内路9内の雪がスクリユーロータ
6に凍り付かないように合成樹脂製とされ、可撓
性を有している。
ロントウインドガラス2に沿つて湾曲しても滑ら
かに回転し、案内路9内の雪がスクリユーロータ
6に凍り付かないように合成樹脂製とされ、可撓
性を有している。
ワイパ駆動装置7aは、第5図に示すように、
カウルトツプ3aのエンジンルーム側立壁部3b
に取付けられており、ワイパ駆動装置7aの回転
部材16は、カウルトツプ3a下部のエアボツク
ス17内に設けられている。回転部材16は、リ
ンク機構4dを介してワイパアーム4bを揺動さ
せるように、リンク機構4dを駆動するシヤフト
16aを有し、シヤフト16aに歯車16bが設
けられている。この歯車16bは、カウルトツプ
3aのエアボツクス17側に設けられたブラケツ
トBに回転可能に支承される歯車18と噛合可能
とされており、歯車18とブラケツトBとの間に
は歯車18をブラケツトBから遠ざける方向に付
勢して歯車16bに噛合させるスプリング19
と、スプリング19をブラケツトB側に圧縮して
歯車16bと歯車18との噛合、噛合解除を行な
う操作板20とが介装されている。操作板20は
ブラケツトBに摺動可能に支承されている。操作
板20には一端部が運転席近傍のインストルメン
トパネル(図示省略)に設けられたケーブルワイ
ヤ21の他端部が連結されている。ケーブルワイ
ヤ21を挿通するチユーブCの端部は、カウルト
ツプ3aの立壁部3bに固着されたケーブルワイ
ヤ用ブラケツト21aに支承されており、運転席
でケーブルワイヤ21を引張すると、歯車16b
と歯車18との噛合が解除され、運転席でケーブ
ルワイヤ21を弛緩させると、歯車16bと歯車
18との噛合がなされるようになつている。ケー
ブルワイヤ21は引張状態を保てるように、運転
席側で係止可能になつており、歯車16bと歯車
18との噛合、噛合解除が適宜なされるようにな
つている。
カウルトツプ3aのエンジンルーム側立壁部3b
に取付けられており、ワイパ駆動装置7aの回転
部材16は、カウルトツプ3a下部のエアボツク
ス17内に設けられている。回転部材16は、リ
ンク機構4dを介してワイパアーム4bを揺動さ
せるように、リンク機構4dを駆動するシヤフト
16aを有し、シヤフト16aに歯車16bが設
けられている。この歯車16bは、カウルトツプ
3aのエアボツクス17側に設けられたブラケツ
トBに回転可能に支承される歯車18と噛合可能
とされており、歯車18とブラケツトBとの間に
は歯車18をブラケツトBから遠ざける方向に付
勢して歯車16bに噛合させるスプリング19
と、スプリング19をブラケツトB側に圧縮して
歯車16bと歯車18との噛合、噛合解除を行な
う操作板20とが介装されている。操作板20は
ブラケツトBに摺動可能に支承されている。操作
板20には一端部が運転席近傍のインストルメン
トパネル(図示省略)に設けられたケーブルワイ
ヤ21の他端部が連結されている。ケーブルワイ
ヤ21を挿通するチユーブCの端部は、カウルト
ツプ3aの立壁部3bに固着されたケーブルワイ
ヤ用ブラケツト21aに支承されており、運転席
でケーブルワイヤ21を引張すると、歯車16b
と歯車18との噛合が解除され、運転席でケーブ
ルワイヤ21を弛緩させると、歯車16bと歯車
18との噛合がなされるようになつている。ケー
ブルワイヤ21は引張状態を保てるように、運転
席側で係止可能になつており、歯車16bと歯車
18との噛合、噛合解除が適宜なされるようにな
つている。
ケーブル7bの一端部はブラケツトBに対して
離反、接近可能な歯車18に連結されている。ケ
ーブル7bの他端部は、第2図、第3図に示すよ
うに、カウルトツプ3aの取付孔3cに挿通され
ており、スクリユーロータ6の回転軸6aの一端
部に連結されている。ケーブル7bは、歯車16
bと歯車18とを噛合させると、案内路9内に取
り入れられた雪が螺旋状翼部14によつて車体両
側方に送られるようになつている。
離反、接近可能な歯車18に連結されている。ケ
ーブル7bの他端部は、第2図、第3図に示すよ
うに、カウルトツプ3aの取付孔3cに挿通され
ており、スクリユーロータ6の回転軸6aの一端
部に連結されている。ケーブル7bは、歯車16
bと歯車18とを噛合させると、案内路9内に取
り入れられた雪が螺旋状翼部14によつて車体両
側方に送られるようになつている。
カウルトツプ3aのエアボツクス17側の壁面
17aには、第4図に示すように、エンジン冷却
系路と連通してエンジン冷却水を通過させる金属
パイプ22aが設けられている。この金属パイプ
22aは、エアボツクス17側に内装されること
によつて外気の影響を受け難くなつており、カウ
ルトツプ3aの加熱効果が高められ、外装ケース
5と下端縁部2aとの間に存在する雪が融かされ
て案内路9内に取り入れられやすく、しかも、カ
ウルトツプ3a上面の雪をも融かされるようにな
つている。
17aには、第4図に示すように、エンジン冷却
系路と連通してエンジン冷却水を通過させる金属
パイプ22aが設けられている。この金属パイプ
22aは、エアボツクス17側に内装されること
によつて外気の影響を受け難くなつており、カウ
ルトツプ3aの加熱効果が高められ、外装ケース
5と下端縁部2aとの間に存在する雪が融かされ
て案内路9内に取り入れられやすく、しかも、カ
ウルトツプ3a上面の雪をも融かされるようにな
つている。
第6図は、車体前方から見るとワイパ4がフー
ドパネル30に隠れるようなコンシールドタイプ
の自動車に、第1実施例にかかる車両用除雪装置
1を適用した状態を示しており、この実施例で
は、フードパネル30の車体後方側縁部30a
が、フロントウインドガラス2の下端縁部2a近
傍まで延在しており、フードパネル30の車体後
方側縁部30aの下方にカウルトツプ3aが存在
している。カウルトツプ3aには、フロントウイ
ンドガラス2の下端縁部2a側に延びて下端縁部
2aを支承するモール31が形成されている。車
両用除雪装置1は、このカウルトツプ3aのモー
ル31上に組みつけられ、車体前方側からあまり
見えないようになつている。モール31の裏面3
1a側には、第1実施例にかかる車両用除雪装置
1の場合と同様に、金属パイプ22aが配設され
ており、エンジン冷却水を通過させて下端縁部2
aと外装ケース5との間に存在する雪が雪取入口
10内に入り易くなつていると共に、フードパネ
ル30の車体後方側縁部30aとモール31との
間に入つた雪を排除しやすくなつている。尚、こ
の外装ケース5の車幅方向両端部は若干上方に屈
曲されており、雪排除口12がフードパネル30
の上方に位置して車体側方に雪を排除するように
なつている。装置のほかの構成は第1実施例と同
様なので説明を省略する。
ドパネル30に隠れるようなコンシールドタイプ
の自動車に、第1実施例にかかる車両用除雪装置
1を適用した状態を示しており、この実施例で
は、フードパネル30の車体後方側縁部30a
が、フロントウインドガラス2の下端縁部2a近
傍まで延在しており、フードパネル30の車体後
方側縁部30aの下方にカウルトツプ3aが存在
している。カウルトツプ3aには、フロントウイ
ンドガラス2の下端縁部2a側に延びて下端縁部
2aを支承するモール31が形成されている。車
両用除雪装置1は、このカウルトツプ3aのモー
ル31上に組みつけられ、車体前方側からあまり
見えないようになつている。モール31の裏面3
1a側には、第1実施例にかかる車両用除雪装置
1の場合と同様に、金属パイプ22aが配設され
ており、エンジン冷却水を通過させて下端縁部2
aと外装ケース5との間に存在する雪が雪取入口
10内に入り易くなつていると共に、フードパネ
ル30の車体後方側縁部30aとモール31との
間に入つた雪を排除しやすくなつている。尚、こ
の外装ケース5の車幅方向両端部は若干上方に屈
曲されており、雪排除口12がフードパネル30
の上方に位置して車体側方に雪を排除するように
なつている。装置のほかの構成は第1実施例と同
様なので説明を省略する。
第7図〜第11図は、本考案にかかる車両用除
雪装置1の外装ケース5の変形例を示しており、
第7図の外装ケース40は、第1実施例、第2実
施例の外装ケース5と異なり、案内路9を形成す
る断面C字形状の案内路構成壁部41と加熱用通
路13を形成する通路構成壁部42とから形成さ
れている。案内路構成壁部41と通路構成壁部4
2とは、筒状形状に形成された外装ケース40の
上下縁部を密着接合することにより形成されてい
る。即ち、案内路構成壁部41と通路構成壁部4
2との各上下縁部41a,42a,41b,42
bは密着接合され、これによつて加熱用通路13
が形成されている。案内路構成壁部41及び通路
構成壁部42は共に、車幅方向に延びるように配
設され、案内路9の雪取入口10がフロントウイ
ンドガラス2の下端縁部2aに沿うように配設さ
れる。通路構成壁部42の車体両側部側には、第
1実施例、第2実施例の外装ケース5と同様に、
エンジン冷却水の供給系路と連通するエンジン冷
却水流入口が形成され、通路構成壁部42の車体
中央部側にはエンジン冷却水排出口が形成されて
いる。この外装ケース40においても第1実施
例、第2実施例の外装ケース5と同様に、エンジ
ンにより加熱されたエンジン冷却水を車体両側部
側から取り入れることにより、案内路9の車体両
側部側に集められる雪を集中的に加熱し、軸受部
11近傍の雪が分岐部15近傍の雪よりも速やか
に融解されるようになつており、これによつて、
軸受部11近傍に雪が凍り付くことを防止してい
る。その他の構成は第1実施例と同様なので説明
を省略する。
雪装置1の外装ケース5の変形例を示しており、
第7図の外装ケース40は、第1実施例、第2実
施例の外装ケース5と異なり、案内路9を形成す
る断面C字形状の案内路構成壁部41と加熱用通
路13を形成する通路構成壁部42とから形成さ
れている。案内路構成壁部41と通路構成壁部4
2とは、筒状形状に形成された外装ケース40の
上下縁部を密着接合することにより形成されてい
る。即ち、案内路構成壁部41と通路構成壁部4
2との各上下縁部41a,42a,41b,42
bは密着接合され、これによつて加熱用通路13
が形成されている。案内路構成壁部41及び通路
構成壁部42は共に、車幅方向に延びるように配
設され、案内路9の雪取入口10がフロントウイ
ンドガラス2の下端縁部2aに沿うように配設さ
れる。通路構成壁部42の車体両側部側には、第
1実施例、第2実施例の外装ケース5と同様に、
エンジン冷却水の供給系路と連通するエンジン冷
却水流入口が形成され、通路構成壁部42の車体
中央部側にはエンジン冷却水排出口が形成されて
いる。この外装ケース40においても第1実施
例、第2実施例の外装ケース5と同様に、エンジ
ンにより加熱されたエンジン冷却水を車体両側部
側から取り入れることにより、案内路9の車体両
側部側に集められる雪を集中的に加熱し、軸受部
11近傍の雪が分岐部15近傍の雪よりも速やか
に融解されるようになつており、これによつて、
軸受部11近傍に雪が凍り付くことを防止してい
る。その他の構成は第1実施例と同様なので説明
を省略する。
第8図に示す外装ケース50は、第1実施例、
第2実施例の外装ケース5の加熱用通路13内
に、エンジン冷却水の流路を形成する突起51を
設けたものであり、突起51は、第9図に示すよ
うに、外装ケース50の長手方向(車幅方向)に
延在している。外装ケース50の車体両側部側に
は、エンジン冷却水流入口52aが形成され、外
装ケースの車体中央部側にはエンジン冷却水排出
口52bが形成されている。エンジン冷却水流入
口52aから加熱用通路13内に流入したエンジ
ン冷却水は、車体両側部側から車体中央部側に向
かつて流れた後、車体中央部で反転して再び車体
両側部側向かつて流れ、エンジン冷却水流入口5
2a近傍で再び反転した後再び車体中央部側に向
かつて流れ、エンジン冷却水排出口52bからエ
ンジン冷却水の供給系路に流れる。外装ケース5
0の内側には、案内路9を形成する案内路形成板
53が接合されており、案内路形成板53には雪
取入口10が開口され、下端縁部2aから雪が案
内路9内に導入されるようになつている。案内路
形成板53内にはスクリユーロータ6が内装され
る。その他の構成は第1実施例と同様なのでその
説明を省略する。
第2実施例の外装ケース5の加熱用通路13内
に、エンジン冷却水の流路を形成する突起51を
設けたものであり、突起51は、第9図に示すよ
うに、外装ケース50の長手方向(車幅方向)に
延在している。外装ケース50の車体両側部側に
は、エンジン冷却水流入口52aが形成され、外
装ケースの車体中央部側にはエンジン冷却水排出
口52bが形成されている。エンジン冷却水流入
口52aから加熱用通路13内に流入したエンジ
ン冷却水は、車体両側部側から車体中央部側に向
かつて流れた後、車体中央部で反転して再び車体
両側部側向かつて流れ、エンジン冷却水流入口5
2a近傍で再び反転した後再び車体中央部側に向
かつて流れ、エンジン冷却水排出口52bからエ
ンジン冷却水の供給系路に流れる。外装ケース5
0の内側には、案内路9を形成する案内路形成板
53が接合されており、案内路形成板53には雪
取入口10が開口され、下端縁部2aから雪が案
内路9内に導入されるようになつている。案内路
形成板53内にはスクリユーロータ6が内装され
る。その他の構成は第1実施例と同様なのでその
説明を省略する。
第10図に示すものは、案内路9を形成する外
装ケース60の外周面に、加熱用通路13を形成
するチユーブ61が接合されている。第11図に
示すものではチユーブ61の両端部は外装ケース
60の車幅方向両側部に位置するように配設さ
れ、チユーブ61の両端部にはエンジン冷却水流
入口62aが開口されている。チユーブ61の車
体中央部側にはエンジン冷却水排出口62bが開
口されている。エンジン冷却水流入口62aとエ
ンジン冷却水排出口62bはエンジン冷却水の供
給系路と接続されてエンジン冷却水が流れるよう
になつている。このチユーブ61は搬送されて来
る氷雪量に見合う熱量を部分的に得られるよう外
装ケース60の車体両側部側が二重に折り返され
ており、折返し部分61aは、外装ケース60の
長手方向に平行に延びている。又、外装ケース6
0の車体中央部に近い側では、チユーブ61が外
装ケース60の円弧方向に少なくとも二重に折り
返されている。この折返し部分61bの間隔は折
返し部分61aの間隔より多少間隔が狭められて
おり、チユーブ61内を流れるエンジン冷却水は
折返し部分61aで奪われた熱量であつても折返
し部分61bでの氷雪搬送量に見合う熱量を得ら
れるよう折返し部分61bに接合する外装ケース
60が折返し部分61aに接合する部分よりも多
少長い時間温められるようになつている。その他
の構成は第1実施例と同様なのでその説明を省略
する。
装ケース60の外周面に、加熱用通路13を形成
するチユーブ61が接合されている。第11図に
示すものではチユーブ61の両端部は外装ケース
60の車幅方向両側部に位置するように配設さ
れ、チユーブ61の両端部にはエンジン冷却水流
入口62aが開口されている。チユーブ61の車
体中央部側にはエンジン冷却水排出口62bが開
口されている。エンジン冷却水流入口62aとエ
ンジン冷却水排出口62bはエンジン冷却水の供
給系路と接続されてエンジン冷却水が流れるよう
になつている。このチユーブ61は搬送されて来
る氷雪量に見合う熱量を部分的に得られるよう外
装ケース60の車体両側部側が二重に折り返され
ており、折返し部分61aは、外装ケース60の
長手方向に平行に延びている。又、外装ケース6
0の車体中央部に近い側では、チユーブ61が外
装ケース60の円弧方向に少なくとも二重に折り
返されている。この折返し部分61bの間隔は折
返し部分61aの間隔より多少間隔が狭められて
おり、チユーブ61内を流れるエンジン冷却水は
折返し部分61aで奪われた熱量であつても折返
し部分61bでの氷雪搬送量に見合う熱量を得ら
れるよう折返し部分61bに接合する外装ケース
60が折返し部分61aに接合する部分よりも多
少長い時間温められるようになつている。その他
の構成は第1実施例と同様なのでその説明を省略
する。
上述した車両用除雪装置1によれば、外装ケー
ス5,40,50,60の案内路9内には、スク
リユーロータ6が配設され、スクリユーロータ6
の回転軸6aはワイパ駆動装置7aに連結された
ケーブル7bに連結されているので、ケーブルワ
イヤ21の操作により、歯車16bと歯車18と
の噛合を行なうと、ケーブル7bとワイパ駆動装
置7aとの連結がなされてスクリユーロータ6が
回転する。スクリユーロータ6には螺旋状翼部1
4が形成され、螺旋状翼部14の中央部には分岐
部15が形成され、螺旋状翼部14は右側用翼部
14aと左側用翼部14bとで旋回方向が反対に
なるように形成されているので、ワイパブレード
4cによりフロントウインドガラス2の下端縁部
2aに払拭された雪は、雪取入口10から案内路
9内に取り入れられてスクリユーロータ6により
車体の両側部側に移送され、雪排除口12から車
体側方に確実に排除される。しかも、外装ケース
5,40,50,60の加熱用通路13内には、
車体両側部側に設けたエンジン冷却水流入口13
a,52a,62aからエンジンで加熱されたエ
ンジン冷却水が流入するので、案内路9内の軸受
部11近傍の雪が速やかに溶ける。従つて、螺旋
状翼部14が円滑に回転し得ることとなり、効率
良く案内路9内の雪を排除出来る。又、螺旋状翼
部14が回転しやすいので、スクリユーロータ6
を回転させる駆動力を小さくすることが出来る。
更に、カウルトツプ3aの裏面若しくはモール3
1の裏面31aに、エンジン冷却水を通過させる
金属パイプ22aが設けられているので、カウル
トツプ3aの加熱効果が高められ、外装ケース5
と下端縁部2aとの間に存在する雪が案内路9内
に搬送されやすくなつている。これによつて、ワ
イパブレード4cの払拭範囲が狭められることが
防止され、降雪時等であつても運転者の視界を確
保することが出来、降雪時等の自動車の安全走行
に資することが出来る。
ス5,40,50,60の案内路9内には、スク
リユーロータ6が配設され、スクリユーロータ6
の回転軸6aはワイパ駆動装置7aに連結された
ケーブル7bに連結されているので、ケーブルワ
イヤ21の操作により、歯車16bと歯車18と
の噛合を行なうと、ケーブル7bとワイパ駆動装
置7aとの連結がなされてスクリユーロータ6が
回転する。スクリユーロータ6には螺旋状翼部1
4が形成され、螺旋状翼部14の中央部には分岐
部15が形成され、螺旋状翼部14は右側用翼部
14aと左側用翼部14bとで旋回方向が反対に
なるように形成されているので、ワイパブレード
4cによりフロントウインドガラス2の下端縁部
2aに払拭された雪は、雪取入口10から案内路
9内に取り入れられてスクリユーロータ6により
車体の両側部側に移送され、雪排除口12から車
体側方に確実に排除される。しかも、外装ケース
5,40,50,60の加熱用通路13内には、
車体両側部側に設けたエンジン冷却水流入口13
a,52a,62aからエンジンで加熱されたエ
ンジン冷却水が流入するので、案内路9内の軸受
部11近傍の雪が速やかに溶ける。従つて、螺旋
状翼部14が円滑に回転し得ることとなり、効率
良く案内路9内の雪を排除出来る。又、螺旋状翼
部14が回転しやすいので、スクリユーロータ6
を回転させる駆動力を小さくすることが出来る。
更に、カウルトツプ3aの裏面若しくはモール3
1の裏面31aに、エンジン冷却水を通過させる
金属パイプ22aが設けられているので、カウル
トツプ3aの加熱効果が高められ、外装ケース5
と下端縁部2aとの間に存在する雪が案内路9内
に搬送されやすくなつている。これによつて、ワ
イパブレード4cの払拭範囲が狭められることが
防止され、降雪時等であつても運転者の視界を確
保することが出来、降雪時等の自動車の安全走行
に資することが出来る。
(考案の効果)
本考案にかかる車両用除雪装置は以上説明した
ように構成したので、車体両側部側に集積してく
る氷雪に対し一番熱エネルギーの豊富なエンジン
冷却水でまず融解することが出来る。更に車体の
中央側にあつては、熱交換路を長くしたので、エ
ンジン冷却水と搬送する氷雪との熱交換時間を長
くとれ、車体両側部である程度熱量の失われたエ
ンジン冷却水ではあるが、充分に搬送途中の氷雪
を融解でき降雪量の多いときに車両を走行させる
場合であつても、ウインドガラス下端縁部に雪が
堆積するのを防止して乗員の視界を確保出来、車
両の安全走行に資することが出来る。しかも、ス
クリユーロータの回転により案内路の車体両側部
側に移送された雪が融解されるので、スクリユー
ロータの両側部に溜る雪で氷結が防止されると共
に、雪の排除が容易となつて除雪能力が向上する
という効果を奏する。
ように構成したので、車体両側部側に集積してく
る氷雪に対し一番熱エネルギーの豊富なエンジン
冷却水でまず融解することが出来る。更に車体の
中央側にあつては、熱交換路を長くしたので、エ
ンジン冷却水と搬送する氷雪との熱交換時間を長
くとれ、車体両側部である程度熱量の失われたエ
ンジン冷却水ではあるが、充分に搬送途中の氷雪
を融解でき降雪量の多いときに車両を走行させる
場合であつても、ウインドガラス下端縁部に雪が
堆積するのを防止して乗員の視界を確保出来、車
両の安全走行に資することが出来る。しかも、ス
クリユーロータの回転により案内路の車体両側部
側に移送された雪が融解されるので、スクリユー
ロータの両側部に溜る雪で氷結が防止されると共
に、雪の排除が容易となつて除雪能力が向上する
という効果を奏する。
第1図は本考案の第1実施例にかかる車両用除
雪装置を車体正面から見た場合の断面構成図、第
2図は第1実施例にかかる車両用除雪装置の斜視
図、第3図は第1実施例にかかる車両用除雪装置
の部分拡大斜視図、第4図は第1実施例にかかる
車両用除雪装置を車体側方から見た場合の断面構
成図、第5図は第1実施例にかかるワイパの駆動
装置及びケーブルの噛合状態を示す説明図、第6
図は本考案の第2実施例にかかる車両用除雪装置
の断面構成図、第7図〜第11図は本考案の他の
実施例にかかる外装ケースの断面構成を示し、第
7図は第3実施例の外装ケースの断面構成図、第
8図は第4実施例の外装ケースの断面構成図、第
9図は第4実施例の外装ケースの部分構成を示す
説明図、第10図は第5実施例の外装ケースの断
面構成図、第11図は第5実施例の外装ケースの
部分構成を示す説明図である。 1……車両用除雪装置、2……フロントウイン
ドガラス(ウインドガラス)、2a……下端縁部、
3a……カウルトツプ(ガラス支承部位)、5,
40,50,60……外装ケース(案内部材)、
6……スクリユーロータ、7a……駆動装置、9
……案内路、13……加熱用通路、13a,52
a,62a……エンジン冷却水流入口、13b,
52b,62b……エンジン冷却水排出口、14
……螺旋状翼部、15……分岐部、16……回転
部材。
雪装置を車体正面から見た場合の断面構成図、第
2図は第1実施例にかかる車両用除雪装置の斜視
図、第3図は第1実施例にかかる車両用除雪装置
の部分拡大斜視図、第4図は第1実施例にかかる
車両用除雪装置を車体側方から見た場合の断面構
成図、第5図は第1実施例にかかるワイパの駆動
装置及びケーブルの噛合状態を示す説明図、第6
図は本考案の第2実施例にかかる車両用除雪装置
の断面構成図、第7図〜第11図は本考案の他の
実施例にかかる外装ケースの断面構成を示し、第
7図は第3実施例の外装ケースの断面構成図、第
8図は第4実施例の外装ケースの断面構成図、第
9図は第4実施例の外装ケースの部分構成を示す
説明図、第10図は第5実施例の外装ケースの断
面構成図、第11図は第5実施例の外装ケースの
部分構成を示す説明図である。 1……車両用除雪装置、2……フロントウイン
ドガラス(ウインドガラス)、2a……下端縁部、
3a……カウルトツプ(ガラス支承部位)、5,
40,50,60……外装ケース(案内部材)、
6……スクリユーロータ、7a……駆動装置、9
……案内路、13……加熱用通路、13a,52
a,62a……エンジン冷却水流入口、13b,
52b,62b……エンジン冷却水排出口、14
……螺旋状翼部、15……分岐部、16……回転
部材。
Claims (1)
- ウインドガラスの下端縁部を支承する車体パネ
ルのガラス支承部位に、ワイパに払拭されて前記
下端縁部近傍に堆積する雪を案内する案内部材を
前記下端縁部に沿つて車幅方向に延びるように配
設し、該案内部材に、前記堆積した雪を取り入れ
る樋状の案内路を前記下端縁部に臨んで開口しつ
つ車幅方向に延びるように形成し、該案内路内に
雪移送用の螺旋状翼部を備えたスクリユーロータ
を回転可能に内装し、前記螺旋状翼部を車体中央
から車体両側部に向けて互いに反対に旋回しつつ
延びるように形成し、前記スクリユーロータをワ
イパ駆動用の回転部材と連動回転可能に連結する
と共に、前記案内部材にエンジン冷却水の供給系
路と連動する加熱用通路を前記案内路に沿つて設
け、該加熱用通路の車体両側方側にエンジン冷却
水流入口を設け、該加熱用通路の車体中央部側に
エンジン冷却水排出口を設けたことを特徴とする
車両用除雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15648986U JPH052375Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15648986U JPH052375Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6361366U JPS6361366U (ja) | 1988-04-23 |
| JPH052375Y2 true JPH052375Y2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=31078152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15648986U Expired - Lifetime JPH052375Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052375Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP15648986U patent/JPH052375Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6361366U (ja) | 1988-04-23 |
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