JPH0523779U - コイル巻線機用テンシヨン装置 - Google Patents
コイル巻線機用テンシヨン装置Info
- Publication number
- JPH0523779U JPH0523779U JP6900091U JP6900091U JPH0523779U JP H0523779 U JPH0523779 U JP H0523779U JP 6900091 U JP6900091 U JP 6900091U JP 6900091 U JP6900091 U JP 6900091U JP H0523779 U JPH0523779 U JP H0523779U
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- Japan
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- magnet wire
- tension
- tension device
- roller
- driving roller
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動機用ステータコイル巻線機に使用される
テンション装置に関し、応答速度の高いバックテンショ
ン機能を有するテンション装置を提供することを目的と
する。 【構成】 連続的に回転駆動する駆動ローラ1の外周
に、マグネットワイヤー11を1〜2ターン巻きつけて
おき、駆動用ローラの回転方向は巻線にともなうマグネ
ットワイヤー11の進行方向とは逆向きとする。従っ
て、マグネットワイヤー11は駆動用ローラ1の表面を
動摩擦力に抗してスリップしながら進むが、この動摩擦
力をテンション装置として利用する。又従動ローラ2
は、駆動用ローラ1と軽く接触しながら回転し、マグネ
ットワイヤー11に働く張力をコントロールする。
テンション装置に関し、応答速度の高いバックテンショ
ン機能を有するテンション装置を提供することを目的と
する。 【構成】 連続的に回転駆動する駆動ローラ1の外周
に、マグネットワイヤー11を1〜2ターン巻きつけて
おき、駆動用ローラの回転方向は巻線にともなうマグネ
ットワイヤー11の進行方向とは逆向きとする。従っ
て、マグネットワイヤー11は駆動用ローラ1の表面を
動摩擦力に抗してスリップしながら進むが、この動摩擦
力をテンション装置として利用する。又従動ローラ2
は、駆動用ローラ1と軽く接触しながら回転し、マグネ
ットワイヤー11に働く張力をコントロールする。
Description
【0001】
モータのステータコアの所定スロット内に、マグネットワイヤーに適度の張力 を加えて線積率高く巻回するためのコイル巻線機用テンション装置に関する。 特に、巻線ヘッド(ニードル)がステータコアの隣接スロット間を長方形又は楕 円形軌跡を描きながら巻線する形式の巻線機に有効なテンション装置に関する。
【0002】
テンション装置はコイル巻線機の巻線ヘッドの直前に組込まれる。
【0003】 テンション装置の形式としては 1)、マグネットワイヤーの外面とテンション装置の摩擦付与部品との間に働 く摩擦力を直接利用する。
【0004】 2)、回転可能なローラの周囲に、マグネットワイヤーを適度の張力を加えて 2〜3ターン巻付けておき、マグネットワイヤーの送りにつれてローラが回転す るので、その回転にブレーキを掛けて張力をコントロールする。
【0005】 3)、上記1)又は2)の形式のものに、張力や巻線スピードの大きな変化を 吸収するために、バネやレバーの働きを組合せて利用する。 などがある。但し、巻線ヘッドが長方形又は楕円形の軌跡を描きながら、ステー タコアのスロット内にマグネットワイヤーを直接巻込む巻線機に用いられるテン ション装置に限定すると、上記3)の形式のものではマグネットワイヤーの高頻 度の張力変化や送り速度の変化に追従できるものが容易に制作出来ず、1)の形 式ものが多用されている。
【0006】 図3はその1例としてのテンション装置の原理を示したものであり、わずかな 間隔をあけて相対向し、その間に圧縮バネ17をはさむ上下2つのブロック15 のそれぞれの前面には円形断面の細長いピン16が4〜8本植設されている。
【0007】 これらのピン16の間を交互にぬい合わせるようにマグネットワイヤー11を 通しておき、左から右へ矢印方向に引張ると、マグネットワイヤーがピン16間 を折れ曲る際の抵抗とピン16の外周面との摩擦力が、マグネットワイヤーの巻 線時のテンションとして利用される。
【0008】 一方、図4はモータのステータコアにマグネットワイヤーを巻回する模式図を 示すものである。図4において、20は軸芯のまわりに展開したモータのステー タコア、21,22はスロット、23はヨークであり、このヨーク23に直接マ グネットワイヤーを巻きつける巻線機においては、マグネットワイヤーを供給す るニードル19が長方形を描きながらヨーク23のまわりを1回転し、1ターン の巻線を行うことになる。すなわち、ニードル19の運動の1サイクルはA点よ りスタートし、順次A′,B,C,C′,Dを経てAのスタート位置に帰るが、 その間にマグネットワイヤーはニードル19の中心の穴から引出され、巻線の進 行につれてヨーク23に巻つけられる。
【0009】
しかしながら、ニードル19を通過するマグネットワイヤーの速度は、図5( a)に示すようにニードル19が図4のA′−BおよびC′−D間にある場合は 速く、A−A′およびC−C′間にある場合は0となる。今、従来から多用され ている図3のテンション装置を用いて、φ0.1mm以下の細いマグネットワイヤ ーを600〜1200r.p.m.の回転速度で巻線する場合、ニードル19がヨーク 23を1回転する間にマグネットワイヤーの張力は図5(b)に示すように2回 の急激な断続変化をすることとなる。そして、この急激で断続的な張力変化のた めに、マグネットワイヤーが断線したり、異常な伸びにより所望のモータ特性が 得られないという問題点があった。
【0010】 本考案は上記の問題点を解決し、断線や異常な伸びを起こさない程度の強さの 安定した張力をマグネットワイヤーに常時加えながら高速でかつコンパクトに巻 回するためのコイル巻線機用テンション装置を提供することを目的とする。
【0011】
上記目的を達成するために本考案のコイル巻線機用テンション装置は、マグネ ットワイヤーの進行方向とは逆向きに連続回転する駆動用ローラと、この駆動ロ ーラの外周面に当接して追従回転する従動ローラと、この従動ローラの外周面が 上記駆動ローラの外周面に当接する圧力を調整するための当接圧調整手段と、マ グネットワイヤーをコイル巻線機に案内するガイドとからなり、上記当接圧調整 手段は、上記従動ローラのシャフトを回転自在に支承する軸受と、この軸受を保 持する軸受保持部を具備する揺動プレートと、この揺動プレートを移動自在に支 承する揺動機構と、上記揺動プレートを前後に移動させるネジとから構成される 。
【0012】
本考案のコイル巻線機用テンション装置は上記のような構成を有することから 、マグネットワイヤーは駆動用ローラの外周面とスリップによる動摩擦力で張力 を得、とくにマグネットワイヤーの移動速度が0の場合は、駆動ローラがマグネ ットワイヤーの進行方向と逆の方向に回転しているため、駆動用ロータにマグネ ットワイヤーのたるみを引き戻すいわゆるバックテンション機能が働き、したが ってマグネットワイヤーには常時安定した張力が加えられることとなる。
【0013】 また、ネジにより揺動プレートを介して位置を調整することができる従動ロー ラは、マグネットワイヤーを巻回した駆動用ローラに接触して回転するため、マ グネットワイヤーの張力を駆動用ローラと従動ローラの接触圧に応じて調整でき ることとなる。
【0014】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】 図1は本考案のコイル巻線機用テンション装置の平面図、図2はその正面図で ある。図1および図2において、1はマグネットワイヤーボビン7から図示しな いコイル巻線機へのマグネットワイヤー11の進行方向とは逆方向にモータ12 により連続駆動される駆動用ローラ、2は上記駆動用ローラ1に追従して回転す る従動ローラ、3は上記従動ローラ2のシャフト、4は上記シャフト3を回転自 在に支承する軸受、5は軸受4を保持する軸受保持部を有する揺動プレート、6 は上記揺動プレート5を介して従動ローラ2の位置を調整するためのネジ、10 はベース9に揺動プレート5を移動自在に支承する揺動機構、8は張力を付加さ れたマグネットワイヤー11をコイル巻線機の巻線ヘッド13にスムースに供給 するためのガイドである。
【0016】 以上のように構成されたコイル巻線機用テンション装置について以下にその動 作を説明する。
【0017】 駆動用ローラ1は滑らかな外周面を有する円筒形状であり、モータ12により マグネットワイヤー11の進行方向とは逆の方向にマグネットワイヤー11の最 大速度よりやや大きな外周面速度で連続回転駆動される。マグネットワイヤー1 1は駆動用ローラ1の外周面に1〜2ターン巻き付けられた状態で、その上を軽 く軟質材で形成された従動ローラ2により押えられる。この結果、マグネットワ イヤー11を巻き付けられた駆動用ローラ1はマグネットワイヤー11をたえず ボビン7の方向に送り返すように働くが、巻線に伴なってマグネットワイヤー1 1が消費されると、マグネットワイヤー11は駆動用マグネットの外周面とスリ ップしながら巻線ヘッド13の方向に進むこととなる。 マグネットワイヤー11を巻き付けられた駆動ローラ1は、たえずマグネットワ イヤー11をボビン7の方向に送り返すように働くが、巻線にともなってマグネ ットワイヤー11が消費されると、マグネットワイヤー11は駆動用ローラ1の 外周面とスリップしながら巻線ヘッド13の方向に進むこととなる。また、巻線 ヘッド13の方向にマグネットワイヤーが進行しないタイミングにおいても、駆 動用ローラ1はマグネットワイヤー11をボビン7の方向に送り返す作用ととも に、マグネットワイヤー11との間にスリップが起こり動摩擦力による張力をマ グネットワイヤー11に付与する作用を示す。
【0018】 また、従動ローラ2は駆動用ローラ1とマグネットワイヤー11との間の摩擦 力が不安定になるのを防止する働きをする。
【0019】 ネジ6は、従動ローラ2の駆動用ローラ1への押付け圧を揺動プレート5,揺 動機構10,軸受4を介して調整して、マグネットワイヤー11に働く動摩擦力 を調整し、バックテンションの強さを調整する。
【0020】 このように従来のテンション装置においては、図5(b)に示すようにニード ル19がモータのヨーク23を1回転する間にマグネットワイヤー11に働く張 力は2回の急変を繰返していたが、本考案のテンション装置においては、図5( c)に示すように張力変化はなめらかでわずかとなる。また、従動ローラ2の押 付け力を調整することにより、マグネットワイヤーの張力を調整可能とでき、駆 動用ローラ1とともにバックテンション機能を与えることができる。
【0021】 これらの効果として、ステータコイルの巻線機に本考案のテンション装置を用 いる場合においては、常にマグネットワイヤーに張力が働いているので、ステー タコアのスロットに線積率高くかつ高速で巻回することができ、高い生産性とコ ンパクトで品質の安定したコイルを生産することができる。
【0022】
上記の実施例に示されるように、本考案のテンション装置においては、モータ により駆動される駆動用ローラとマグネットワイヤーとの間に働く動摩擦力をバ ックテンション機能として利用するために、バネを利用する従来タイプのバック テンション機能を有するテンション装置とくらべて、バックテンションの高速応 答性が高く、マグネットワイヤーの張力を安定させることができる。
【0023】 したがって、コンパクトなコイルを高速に巻線することができる。
【図1】本考案の一実施例におけるコイル巻線機用テン
ション装置の平面図
ション装置の平面図
【図2】本考案の一実施例における図1のコイル巻線機
用テンション装置の正面図
用テンション装置の正面図
【図3】従来のコイル巻線機用テンション装置の原理図
【図4】モータのステータコアにマグネットワイヤーを
巻回するモデル図
巻回するモデル図
【図5】巻線中のニードル内部のマグネットワイヤーの
スベリ速度と張力の関係を示す図であって、 (a)はニードルとマグネットワイヤー間の相対速度の
時間的変化を示す図 (b)は従来のテンション装置を使った場合の張力の時
間的変化を示す図 (c)は本考案のテンション装置を用いた場合の張力の
時間的変化を示す図
スベリ速度と張力の関係を示す図であって、 (a)はニードルとマグネットワイヤー間の相対速度の
時間的変化を示す図 (b)は従来のテンション装置を使った場合の張力の時
間的変化を示す図 (c)は本考案のテンション装置を用いた場合の張力の
時間的変化を示す図
1 駆動用ローラ 2 従動ローラ 3 シャフト 4 軸受 5 揺動プレート 6 ネジ 7 ボビン 8 ガイド 11 マグネットワイヤー 12 モータ 13 巻線ヘッド 16 ピン 19 ニードル 20 ステータコア 21,22 スロット 23 ヨーク
Claims (3)
- 【請求項1】コイル巻線用マグネットワイヤーの進行方
向とは逆向きに連続回転する駆動用ローラと、該駆動用
ローラの外周面に当接して追従回転する従動ローラと、
該従動ローラの前記駆動用ローラ外周面に当接する圧力
を調整するための当接圧調整手段とからなるコイル巻線
機用テンション装置。 - 【請求項2】前記マグネットワイヤーは前記駆動用ロー
ラの外周面に巻回され、該駆動用ローラと前記従動ロー
ラの当接部を少なくとも1回通過することを特徴とする
請求項1記載のコイル巻線機用テンション装置。 - 【請求項3】前記当接圧調整手段は、前記従動ローラの
シャフトを回転自在に支承する軸受と、該軸受を保持す
る軸受保持部を具備する揺動プレートと、該揺動プレー
トを移動自在に支承する揺動機構と、該揺動プレートを
前後に移動させるネジとからなる請求項1記載のコイル
巻線機用テンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6900091U JPH0523779U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | コイル巻線機用テンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6900091U JPH0523779U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | コイル巻線機用テンシヨン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523779U true JPH0523779U (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=13389900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6900091U Pending JPH0523779U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | コイル巻線機用テンシヨン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523779U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114551079A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-27 | 河南工业大学 | 一种非晶材料带制作变压器铁芯过程的控制方法及系统 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP6900091U patent/JPH0523779U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114551079A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-27 | 河南工业大学 | 一种非晶材料带制作变压器铁芯过程的控制方法及系统 |
| CN114551079B (zh) * | 2022-03-01 | 2024-06-07 | 河南工业大学 | 一种非晶材料带制作变压器铁芯过程的控制方法及系统 |
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