JPH0523868A - 高周波電縫管溶接装置 - Google Patents
高周波電縫管溶接装置Info
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- JPH0523868A JPH0523868A JP3182172A JP18217291A JPH0523868A JP H0523868 A JPH0523868 A JP H0523868A JP 3182172 A JP3182172 A JP 3182172A JP 18217291 A JP18217291 A JP 18217291A JP H0523868 A JPH0523868 A JP H0523868A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波電縫管溶接において、V字状ギャップ
の縁部を流れる溶接電流が縁部のコーナー部に集中する
傾向を改善し、縁部の加熱の均一性を高めて溶接品質の
向上を図り、さらには縁部の予熱などの措置を不要とす
る。 【構成】 V字状ギャップ2内に楔形の導電片10を配
置する。V字状ギャップ2の縁部2a,2bに高周波の
溶接電流Iが流れると、V字状ギャップ2内に交番磁界
が発生し、その交番磁界の磁束によって導電片10内を
循環する誘起電流iが生じる。誘起電流iと溶接電流I
との間には近接効果が働くため、誘起電流iは側面10
a,10bの表層を流れ、さらに溶接電流Iもこの近接
効果により電流分布が均一化され、縁部2a,2bの加
熱の均一性が向上する。また、電離性ガス噴射ノズルを
V字状ギャップ2の近傍に設けてV字状ギャップ2内に
電離性ガスを噴射し、この電離性ガスに誘起電流iを誘
起させることもできる。
の縁部を流れる溶接電流が縁部のコーナー部に集中する
傾向を改善し、縁部の加熱の均一性を高めて溶接品質の
向上を図り、さらには縁部の予熱などの措置を不要とす
る。 【構成】 V字状ギャップ2内に楔形の導電片10を配
置する。V字状ギャップ2の縁部2a,2bに高周波の
溶接電流Iが流れると、V字状ギャップ2内に交番磁界
が発生し、その交番磁界の磁束によって導電片10内を
循環する誘起電流iが生じる。誘起電流iと溶接電流I
との間には近接効果が働くため、誘起電流iは側面10
a,10bの表層を流れ、さらに溶接電流Iもこの近接
効果により電流分布が均一化され、縁部2a,2bの加
熱の均一性が向上する。また、電離性ガス噴射ノズルを
V字状ギャップ2の近傍に設けてV字状ギャップ2内に
電離性ガスを噴射し、この電離性ガスに誘起電流iを誘
起させることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管素材を湾曲させて
V字状ギャップを有する管状に形成し、このV字状ギャ
ップを高周波電流により連続溶接する高周波電縫管溶接
装置に関する。
V字状ギャップを有する管状に形成し、このV字状ギャ
ップを高周波電流により連続溶接する高周波電縫管溶接
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の高周波電縫管製造ライン
の溶接装置を示す。1は管素材であり、多段の成形ロー
ル(図示省略)によってVシーム2を有する管状に形成
されて図中の矢印方向に移送される。電源3および接触
子4a,4bにより高周波電流(溶接電流)IをVシー
ム2に印加してVシーム2の対向する縁部2a,2bを
加熱し、次いでスクイズロール5a,5bによって両側
から加圧して接合点10で連続的に溶接を行っていた。
の溶接装置を示す。1は管素材であり、多段の成形ロー
ル(図示省略)によってVシーム2を有する管状に形成
されて図中の矢印方向に移送される。電源3および接触
子4a,4bにより高周波電流(溶接電流)IをVシー
ム2に印加してVシーム2の対向する縁部2a,2bを
加熱し、次いでスクイズロール5a,5bによって両側
から加圧して接合点10で連続的に溶接を行っていた。
【0003】図6は、縁部の接合の様子を示す。この図
では、加熱される部分にハッチングを付している。図
(A)に示すように、縁部の先端部はフラットに加熱さ
れることが好ましい。この種の装置では溶接電流Iを高
周波とし、対向する縁部間における電流の近接効果を高
めているが、このため電流のエッジ効果も顕著となる。
では、加熱される部分にハッチングを付している。図
(A)に示すように、縁部の先端部はフラットに加熱さ
れることが好ましい。この種の装置では溶接電流Iを高
周波とし、対向する縁部間における電流の近接効果を高
めているが、このため電流のエッジ効果も顕著となる。
【0004】それゆえ特に肉厚tの大きい厚肉管の場
合、図(B)に示すように、エッジ効果が強く働いて縁
部のコーナー部分に電流Iがより多く集中して流れるた
め縁部の外径および内径側のコーナー部分が中央部分よ
りも強く加熱される。そしてこの状態でスクイズロール
による縁部同志の圧接が行われると図(C)に示すよう
にコーナー部分が過熱して溶融すると、溶融金属が電磁
力によりスパッタとなって飛散し、あるいは過熱された
コーナー部分の金属が排出されずに残留するので金属酸
化物の巻き込みやピンホールの発生などが起こり、溶接
品質が阻害される。
合、図(B)に示すように、エッジ効果が強く働いて縁
部のコーナー部分に電流Iがより多く集中して流れるた
め縁部の外径および内径側のコーナー部分が中央部分よ
りも強く加熱される。そしてこの状態でスクイズロール
による縁部同志の圧接が行われると図(C)に示すよう
にコーナー部分が過熱して溶融すると、溶融金属が電磁
力によりスパッタとなって飛散し、あるいは過熱された
コーナー部分の金属が排出されずに残留するので金属酸
化物の巻き込みやピンホールの発生などが起こり、溶接
品質が阻害される。
【0005】そこで従来は、特に厚肉管を製造する装置
の場合、図7に示すように上記構成のシーム溶接部6の
前段に縁部を予熱するための予熱部7を設置していた
(特願平2−139244号参照)。この予熱部7は、
たとえば誘導子8とこの誘導子8に中周波または低周波
の電力を供給する電源9とを備えている。誘導子8は、
管素材1を挟むように管素材1の内外に位置する鉄心8
aを有する。この誘導子8に電源9から比較的低い周波
数の電力を供給し、縁部2a,2bの鉄心8aとラップ
する部分を加熱する。このようにして縁部2a,2bを
比較的エッジ効果の少ない低い周波数の電力でなるべく
高い温度まで均等に予熱することにより、シーム溶接部
6における昇温幅を小さくし、縁部のコーナー部分およ
び中央部分の温度差を低減させて溶接を行っていた。
の場合、図7に示すように上記構成のシーム溶接部6の
前段に縁部を予熱するための予熱部7を設置していた
(特願平2−139244号参照)。この予熱部7は、
たとえば誘導子8とこの誘導子8に中周波または低周波
の電力を供給する電源9とを備えている。誘導子8は、
管素材1を挟むように管素材1の内外に位置する鉄心8
aを有する。この誘導子8に電源9から比較的低い周波
数の電力を供給し、縁部2a,2bの鉄心8aとラップ
する部分を加熱する。このようにして縁部2a,2bを
比較的エッジ効果の少ない低い周波数の電力でなるべく
高い温度まで均等に予熱することにより、シーム溶接部
6における昇温幅を小さくし、縁部のコーナー部分およ
び中央部分の温度差を低減させて溶接を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の装置では、溶接品質が改善されるものの、縁部を厚
さ方向に均等に高い温度まで予熱するために比較的低い
周波数で縁部を加熱しなければならず、このため消費電
力が大きくなりランニングコストが上昇する問題があっ
た。また、このような予熱を行うためには、予熱用の電
源9として比較的低い周波数で大出力の電源が必要とな
り、設備の複雑化・設備費の上昇などの問題を生じてい
た。
来の装置では、溶接品質が改善されるものの、縁部を厚
さ方向に均等に高い温度まで予熱するために比較的低い
周波数で縁部を加熱しなければならず、このため消費電
力が大きくなりランニングコストが上昇する問題があっ
た。また、このような予熱を行うためには、予熱用の電
源9として比較的低い周波数で大出力の電源が必要とな
り、設備の複雑化・設備費の上昇などの問題を生じてい
た。
【0007】この発明は、このような事情に鑑み、高周
波電縫管溶接装置において、縁部の電流分布を改善して
縁部を均一に加熱できるようにし、縁部の予熱などの措
置を不要とすることを目的とする。
波電縫管溶接装置において、縁部の電流分布を改善して
縁部を均一に加熱できるようにし、縁部の予熱などの措
置を不要とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
上記の目的を達成するために、移送される管素材を湾曲
させてV字状ギャップを有する管状に形成し、このV字
状ギャップの対向する一対の縁部に高周波電流(溶接電
流)を印加して連続的に電気溶接を行う装置において、
V字状ギャップ内に導電部材を配置する。この導電部材
は、V字状ギャップの一対の縁部に近接・対向する縁部
の厚みより小さい幅の一対の側面を有するものとする。
また、この導電部材の側面は縁部の厚さ方向のほぼ中央
部にて縁部に対向して配置される。V字状ギャップの一
対の縁部に溶接電流を印加すると、その電流によりV字
状ギャップ内に交番磁界が生じる。この交番磁界の磁束
によって導電部材に循環電流が生じる。この循環電流と
溶接電流との間に近接効果が働き、循環電流は導電部材
の一対の側面表層を流れる。この近接効果は溶接電流に
も作用し、これにより縁部における溶接電流の分布が均
一化され、縁部の加熱の均一性が向上する。
上記の目的を達成するために、移送される管素材を湾曲
させてV字状ギャップを有する管状に形成し、このV字
状ギャップの対向する一対の縁部に高周波電流(溶接電
流)を印加して連続的に電気溶接を行う装置において、
V字状ギャップ内に導電部材を配置する。この導電部材
は、V字状ギャップの一対の縁部に近接・対向する縁部
の厚みより小さい幅の一対の側面を有するものとする。
また、この導電部材の側面は縁部の厚さ方向のほぼ中央
部にて縁部に対向して配置される。V字状ギャップの一
対の縁部に溶接電流を印加すると、その電流によりV字
状ギャップ内に交番磁界が生じる。この交番磁界の磁束
によって導電部材に循環電流が生じる。この循環電流と
溶接電流との間に近接効果が働き、循環電流は導電部材
の一対の側面表層を流れる。この近接効果は溶接電流に
も作用し、これにより縁部における溶接電流の分布が均
一化され、縁部の加熱の均一性が向上する。
【0009】また、V字状ギャップに導電部材を配置す
るのではなく、ガス噴射手段によりV字状ギャップに電
離性ガスを噴射し、この電離性ガスを導電部材の代わり
にする態様も可能である。V字状ギャップに噴射された
電離性ガスは、上記と同様に交番磁界によって循環電流
が流れ、ローレンツ力によりV字状ギャップの一対の縁
部に沿った形に封じ込まれる。この電離性ガスの循環電
流による近接効果が溶接電流に働き、溶接電流の分布の
均一性が向上する。
るのではなく、ガス噴射手段によりV字状ギャップに電
離性ガスを噴射し、この電離性ガスを導電部材の代わり
にする態様も可能である。V字状ギャップに噴射された
電離性ガスは、上記と同様に交番磁界によって循環電流
が流れ、ローレンツ力によりV字状ギャップの一対の縁
部に沿った形に封じ込まれる。この電離性ガスの循環電
流による近接効果が溶接電流に働き、溶接電流の分布の
均一性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図1はこの発明の第1の実施例に係る高周
波電縫管製造ラインの溶接装置の要部を示す。この図に
示すように、第1の実施例では、V字状ギャップ2内に
導電片10が配置されている。この導電片10は、管素
材1の板厚より薄い厚さの楔形部材であり、支持部材1
1により所定の位置に支持されている。すなわち導電片
10は、V字状ギャップ2の一対の縁部2a,2bのそ
れぞれに近接・対向する一対の側面10a,10bを有
し、側面10a,10bがV字状ギャップ2の縁部2
a,2bの厚さ方向のほぼ中央部と対向する位置に支持
されている(図2参照(A))。この導電片10の材質
には、銅などの導電性の高い金属が用いられる。
波電縫管製造ラインの溶接装置の要部を示す。この図に
示すように、第1の実施例では、V字状ギャップ2内に
導電片10が配置されている。この導電片10は、管素
材1の板厚より薄い厚さの楔形部材であり、支持部材1
1により所定の位置に支持されている。すなわち導電片
10は、V字状ギャップ2の一対の縁部2a,2bのそ
れぞれに近接・対向する一対の側面10a,10bを有
し、側面10a,10bがV字状ギャップ2の縁部2
a,2bの厚さ方向のほぼ中央部と対向する位置に支持
されている(図2参照(A))。この導電片10の材質
には、銅などの導電性の高い金属が用いられる。
【0012】V字状ギャップ2の縁部2a,2bに高周
波の溶接電流Iが流れると、V字状ギャップ2内に交番
磁界が発生する。この交番磁界の磁束が導電片10を交
差するため、導電片10内を循環する誘起電流iが生じ
る。この様子を図2に示す。この誘起電流iと溶接電流
Iとの間には近接効果が働くため、誘起電流iは側面1
0a,10bの表層を流れる。さらに溶接電流Iもこの
近接効果により電流分布が変化し、導電片10の側面1
0a,10bに対向する縁部2a,2bの中央部分にお
ける電流分布が高まり、側面10a,10bから外れた
縁部2a,2bのコーナー部分における電流部分が低く
なる。これにより縁部2a,2bの厚さ方向における電
流分布が均一化され、縁部2a,2bの加熱の均一性が
向上する。したがって縁部2a,2bを比較的低い周波
数の電力で予熱する等の措置を講じなくとも、良好な溶
接品質が得られる。
波の溶接電流Iが流れると、V字状ギャップ2内に交番
磁界が発生する。この交番磁界の磁束が導電片10を交
差するため、導電片10内を循環する誘起電流iが生じ
る。この様子を図2に示す。この誘起電流iと溶接電流
Iとの間には近接効果が働くため、誘起電流iは側面1
0a,10bの表層を流れる。さらに溶接電流Iもこの
近接効果により電流分布が変化し、導電片10の側面1
0a,10bに対向する縁部2a,2bの中央部分にお
ける電流分布が高まり、側面10a,10bから外れた
縁部2a,2bのコーナー部分における電流部分が低く
なる。これにより縁部2a,2bの厚さ方向における電
流分布が均一化され、縁部2a,2bの加熱の均一性が
向上する。したがって縁部2a,2bを比較的低い周波
数の電力で予熱する等の措置を講じなくとも、良好な溶
接品質が得られる。
【0013】また前記のように電気抵抗の低い銅などの
金属により導電片10を形成するので、誘起電流iによ
る導電片10の発熱は小さくて済むが、蓄熱により導電
片10が赤熱溶融して破損しないように冷却手段を付設
することが望ましい。冷却手段としては、たとえば導電
片10の内部に冷却媒体循環管路を設けると共に、冷却
媒体の供給管および排出管を支持部材11とし、冷却媒
体循環管路に冷却媒体を循環させて冷却を行う構成をと
ることができる。この場合、冷却媒体はガスまたは液体
のいずれでもよいが、導電片10が腐食しないように不
活性媒体または還元性媒体を用いるものとする。
金属により導電片10を形成するので、誘起電流iによ
る導電片10の発熱は小さくて済むが、蓄熱により導電
片10が赤熱溶融して破損しないように冷却手段を付設
することが望ましい。冷却手段としては、たとえば導電
片10の内部に冷却媒体循環管路を設けると共に、冷却
媒体の供給管および排出管を支持部材11とし、冷却媒
体循環管路に冷却媒体を循環させて冷却を行う構成をと
ることができる。この場合、冷却媒体はガスまたは液体
のいずれでもよいが、導電片10が腐食しないように不
活性媒体または還元性媒体を用いるものとする。
【0014】図3は、この発明の第2の実施例に係る高
周波電縫管製造ラインの要部を示す。この図に示すよう
に第2の実施例では、電離性ガスを噴射するノズル12
がV字状ギャップ2の近傍に設置されている。電離性ガ
スとしては、ガス燃焼焔または非移行性プラズマガスを
使用できる。溶接を行う際、このノズル12により電離
性ガスをV字状ギャップ2に噴射すると、第1の実施例
と同様に、溶接電流Iによる交番磁界の磁束によって電
離性ガスに誘起電流iが生じる。この様子を図4に示
す。電離性ガスは、溶接電流Iとの間に作用するローレ
ンツ力によってV字状ギャップ2の一対の縁部2a,2
bに沿った形で封じ込められる。封じ込められた電離性
ガス内を循環する誘起電流iによって溶接電流Iに近接
効果が作用し、第1の実施例と同様に溶接電流Iの電流
分布が改善される。
周波電縫管製造ラインの要部を示す。この図に示すよう
に第2の実施例では、電離性ガスを噴射するノズル12
がV字状ギャップ2の近傍に設置されている。電離性ガ
スとしては、ガス燃焼焔または非移行性プラズマガスを
使用できる。溶接を行う際、このノズル12により電離
性ガスをV字状ギャップ2に噴射すると、第1の実施例
と同様に、溶接電流Iによる交番磁界の磁束によって電
離性ガスに誘起電流iが生じる。この様子を図4に示
す。電離性ガスは、溶接電流Iとの間に作用するローレ
ンツ力によってV字状ギャップ2の一対の縁部2a,2
bに沿った形で封じ込められる。封じ込められた電離性
ガス内を循環する誘起電流iによって溶接電流Iに近接
効果が作用し、第1の実施例と同様に溶接電流Iの電流
分布が改善される。
【0015】電離性ガスとしてガス燃焼焔または非移行
性プラズマガスを使用した場合、ガス温度が高くなるの
で縁部2a,2bの加熱を補える利点がある。特にプラ
ズマガスの場合、ガス燃焼焔温度(2300°K程度)
の数倍も高温となり、加熱補償の点で有利である。な
お、プラズマガスとしては、溶接部において金属酸化物
の生成を招かないように、不活性または還元性ガスを使
用する。
性プラズマガスを使用した場合、ガス温度が高くなるの
で縁部2a,2bの加熱を補える利点がある。特にプラ
ズマガスの場合、ガス燃焼焔温度(2300°K程度)
の数倍も高温となり、加熱補償の点で有利である。な
お、プラズマガスとしては、溶接部において金属酸化物
の生成を招かないように、不活性または還元性ガスを使
用する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
V字状ギャップ内に配置した導電部材あるいは噴射した
電離性ガスに循環電流を発生させ、この循環電流との近
接効果により溶接電流の分布の均一性を向上させること
ができる。それゆえV字状ギャップの一対の縁部の加熱
の均一性が高まり、良好な溶接品質を得ることが可能と
なり、特に厚肉管の溶接の場合に効果的である。したが
ってV字状ギャップの一対の縁部を予熱する等の措置が
不要となり、設備を簡素化できランニングコストを低減
できる利点がある。
V字状ギャップ内に配置した導電部材あるいは噴射した
電離性ガスに循環電流を発生させ、この循環電流との近
接効果により溶接電流の分布の均一性を向上させること
ができる。それゆえV字状ギャップの一対の縁部の加熱
の均一性が高まり、良好な溶接品質を得ることが可能と
なり、特に厚肉管の溶接の場合に効果的である。したが
ってV字状ギャップの一対の縁部を予熱する等の措置が
不要となり、設備を簡素化できランニングコストを低減
できる利点がある。
【図1】この発明の第1の実施例に係る高周波電縫管溶
接装置の要部を示す平面図。
接装置の要部を示す平面図。
【図2】導電片に流れる誘起電流を示す説明図。
【図3】この発明の第2の実施例に係る高周波電縫管製
造ラインの要部を示す平面図。
造ラインの要部を示す平面図。
【図4】電離性ガスに流れる誘起電流を示す説明図。
【図5】従来の高周波電縫管溶接装置の概念を示す斜視
図。
図。
【図6】電縫管溶接における縁部の接合の様子を示す説
明図。
明図。
【図7】従来の厚肉管用電縫管溶接装置の要部を示す斜
視図。
視図。
2…V字状ギャップ
10…導電片
1…管素材
11…支持部材
2a,2b…一対の縁部
10a,10b…一対の側面
12…電離性ガス噴射ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】 移送される管素材を湾曲させてV字状ギ
ャップを有する管状に形成し、このV字状ギャップの対
向する一対の縁部に高周波電流を印加して連続的に電気
溶接を行う装置において、 前記V字状ギャップ内に導電部材を配置し、この導電部
材は前記V字状ギャップの一対の縁部に近接・対向する
一対の側面を有するものとし、該一対の側面の場を前記
一対の縁部の厚さより小とすると共に、該一対の側面を
前記一対の縁部の厚さ方向のほぼ中央に対向して位置せ
しめるものとし、前記高周波電流によりV字状ギャップ
内に生じる交番磁界によって前記一対の側面に循環電流
を誘起させることを特徴とする高周波電縫管溶接装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の高周波電縫管溶接装置に
おいて、前記導電部材の代わりに、前記V字状ギャップ
に電離性ガスを噴射するガス噴射手段を備え、前記高周
波電流によりV字状ギャップ内に生じる交番磁界によっ
て、噴射された電離性ガス内に循環電流を誘起させるこ
とを特徴とする高周波電縫管溶接装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18217291A JP2910335B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 高周波電縫管溶接装置 |
| DE69206912T DE69206912T2 (de) | 1991-07-23 | 1992-07-22 | Elektronisches Hochfrequenzschweisssystem |
| US07/917,202 US5223683A (en) | 1991-07-23 | 1992-07-22 | High frequency electronic welding system |
| CA002074435A CA2074435C (en) | 1991-07-23 | 1992-07-22 | High frequency electronic welding system |
| EP92112552A EP0525621B1 (en) | 1991-07-23 | 1992-07-22 | High frequency electronic welding system |
| KR1019920013129A KR960005824B1 (ko) | 1991-07-23 | 1992-07-23 | 고주파 전자 용접 시스템 |
| TW081106486A TW199872B (ja) | 1991-07-23 | 1992-08-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18217291A JP2910335B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 高周波電縫管溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523868A true JPH0523868A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2910335B2 JP2910335B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16113606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18217291A Expired - Lifetime JP2910335B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 高周波電縫管溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2910335B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP18217291A patent/JP2910335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2910335B2 (ja) | 1999-06-23 |
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