JPH05239368A - 水溶性フタロシアニン染料、その製法及び用途 - Google Patents

水溶性フタロシアニン染料、その製法及び用途

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JPH05239368A
JPH05239368A JP4211802A JP21180292A JPH05239368A JP H05239368 A JPH05239368 A JP H05239368A JP 4211802 A JP4211802 A JP 4211802A JP 21180292 A JP21180292 A JP 21180292A JP H05239368 A JPH05239368 A JP H05239368A
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phthalocyanine
residue
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integer
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JP4211802A
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Thomas Beck
トーマス・ベック
Werner H Russ
ウエルネル・フーベルト・ルス
Hartmut Springer
ハルトムート・シュプリンゲル
Marcus Baenfer
マルクス・ベンフェル
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (ここで、Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン
である)のフタロシアニン染料。たとえば、次式の染料
がある。 【効果】 特に銅フタロシアニン及びニッケルフタロシ
アニン染料は、ヒドロキシ−及び/又はカルボンアミド
−含有材料、特に繊維材料、例えばセルロース繊維材
料、羊毛及びポリアミド繊維を高い着色力を有する堅牢
な、主として緑色の色調で染色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維反応性染料の工業的
分野にある。
【0002】
【従来の技術】反応性染料を使用する染色法は、最近染
色の品質及び染色法の経済性に関する増大した要求をも
たらしている。その結果、反応性染料を用いて得られる
染色の堅牢性に関するばかりでなく、染色されるべき材
料上の染料の増大した固着度に関する新規な反応性染料
に関する必要性がなお存在している。繊維反応性フタロ
シアニン染料は、例えば米国特許第4,237,050
号、第4,350,632号及び第4,745,187
号明細書中に記載されており、これら染料は、N- アリ
ール- 又はN- アルキル- スルホンアミド残基を介して
結合しているビニルスルホン系からなる繊維反応性基を
含有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知な染料の
優れた彩色性にもかかわらず、増大した固着度を有しそ
して改善された着色力を有する染色を形成する染料を開
発することが望ましかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、高品質の輝か
しい緑色染色を与えそして一般式(1)
【0005】
【化7】
【0006】を有する、新規な水溶性の改善されたフタ
ロシアニン染料を見出すことを可能にした。
【0007】一般式(1)において各記号は次の意味を
有する:Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン、
例えば銅フタロシアニン、コバルトフタロシアニン又は
ニッケルフタロシアニンの残基であって、フタロシアニ
ン残基は付加的にフタロシアニンの炭素環式芳香族環の
3及び/又は4位において、例えばハロゲン原子、例え
ば塩素原子又はアリール残基、例えばフェニル残基によ
り置換されていることができ、クロルスルホニル、スル
ホンアミド及び/又はスルホ基はフタロシアニンの炭素
環式芳香族環の3及び/又は4位において結合してお
り、Rは水素原子又は低級脂肪族残基、特に低級アルキ
ル基であり、これは置換されていることができ、R1
水素原子又は低級アルキル残基であり、これは置換され
ていることができるか又は5乃至8個の炭素原子を有す
るシクロアルキル残基、例えばシクロヘキシル残基であ
りそしてR2 は水素原子又は低級アルキル基であり、こ
れは置換されていることができるか又はアリール残基で
あり、これは置換されていることができるか又はシアノ
基であるか、又はR1 及びR2 は窒素原子及び3乃至8
個の炭素原子を有するアルキレン残基と共に又は別のヘ
テロ原子、例えば窒素原子又は酸素原子及び2個の低級
アルキレン残基と共に4- 乃至8- 員複素環式環の残
基、例えばN- ピペリジノ、N-ピペラジノ又はN- モ
ルホリノ残基を形成し、Aは芳香族炭素環式又は芳香族
複素環式残基、好ましくは置換又は非置換フェニレン又
はナフチレン残基、特にフェニレン又はナフチレン残基
であり、その両方は低級アルキル、例えばメチル及びエ
チル、低級アルコキシ、例えばメトキシ及びエトキシ、
ハロゲン、例えば塩素及び臭素、カルボキシ、ニトロ及
びスルホよりなる群から選ばれた1乃至3個の置換基に
より置換されていることができるか又は1乃至8個の炭
素原子、好ましくは2乃至6個の炭素原子を有するアル
キレン残基又は2乃至8個の炭素原子を有するアルキレ
ン残基であり、これは1又は2個のヘテロ基、例えば -
O- 又は -NH- により中断されており、Xは直接結合
又は二価の有機結合員、例えば1乃至6個の炭素原子を
有するアルキレン残基、特にエチレン又はプロピレン残
基又は一般式
【0008】
【化8】
【0009】(式中alkyleneは1乃至6個の炭
素原子、好ましくは1乃至4個の炭素原子を有するアル
キレン残基でありそしてRは上記の意味の一つを有す
る)で示されるアルキレンアミノ基であるか、又は、例
えば一般式(2a)、(2b)、(2c)、(2d)、
(2e)、(2f)、(2h) 又は(2j)
【0010】
【化9】
【0011】で示される残基であり、これらのうち、好
ましくは一般式(2k)
【0012】
【化10】
【0013】で示される残基、-(CH2 k - 又は
【0014】
【化11】
【0015】(上記式中kは1乃至5の整数であり、n
は2乃至6の整数でありそしてR* は水素原子又は1乃
至5個の炭素原子を有するアルキル基、例えばエチル及
び、特にメチルである)で示される残基であるか、又は
Xは基 -N(R)- と共に一般式(3)
【0016】
【化12】
【0017】(式中nは上記の意味を有しそしてalk
yleneは1乃至6個の炭素原子、好ましくは1乃至
4個の炭素原子を有するアルキレン残基である)で示さ
れる残基であり、Yは、Aが芳香族残基である場合に
は、直接結合又は一般式 -CO- NH- alkylen
e-(式中alkyleneは上記の意味を有する)、
【0018】
【化13】
【0019】で示される基であるか、又はYは2乃至6
個の炭素原子、好ましくは2乃至4個の炭素原子を有す
るアルキレン残基、例えば1,2- エチレン又は1,3
- プロピレン残基であり、その場合基 -X- A- は全体
として直接結合でなければならずそしてmは2であり、
Zはビニルスルホニル基又は、β位において、アルカリ
により脱離することができる置換基を含有するエチルス
ルホニル基、例えばβ- クロルエチルスルホニル、β-
アセトキシエチルスルホニル、β- チオスルファトエチ
ルスルホニル又はβ- ホスファトエチルスルホニル基、
好ましくはβ- スルファトエチルスルホニル基であり、
aは零乃至4、好ましくは零、1又は2、特に1又は2
の整数であり、bは零乃至3の整数であり、cは零乃至
3の整数であり、dは零乃至3の整数であり、eは零乃
至2の整数であり、(a+b+c+d+e)の合計は多
くて4であり、(a+b)の合計は1乃至4、好ましく
は1、2又は3であり、(a+d)の合計は1乃至4で
あり、(c+d)の合計は零乃至4であり、mは1又は
2、好ましくは1の数であり、Mは水素原子又はアルカ
リ金属、例えばナトリウム、カリウム又はリチウムであ
るか又は他の塩形成性金属である。
【0020】式メンバーは、互いに同一であるか又は互
いに異なる意味を有することができる。本発明によるフ
タロシアニン染料は、通常一般式(1)の個々の化合物
の混合物の形で得られて、これらの個々の化合物は、フ
タロシアニン残基におけるカルボキシ、スルホ、カルボ
ンアミド及びスルホンアミド基の置換度、すなわち指数
a、b、c、d及びeの大きさにより互いに異なってい
る。それゆえ本発明によるフタロシアニン染料の式は、
通常分数である指数を有する。
【0021】スルホ基は一般式 -SO3 Mの基であり、
類似してカルボキシ基は一般式 -COOMの基であり、
スルファト基は一般式 -OSO2 Mの基であり、チオス
ルフアト基は一般式 -OSO3 Mの基であり、ホスフア
ト基は一般式 -OPO3 2の基であり、それぞれの場
合Mは上記の意味を有する。
【0022】一般式(1)の本発明によるフタロシアニ
ン染料は、それらの塩、例えばアルカリ金属塩の形で存
在しそしてそれ自体繊維材料の染色に使用される。本明
細書中で使用される「低級」なる用語は、この用語によ
り示される基は、1乃至6個の炭素原子、好ましくは1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル残基又はアルキレ
ン残基を含有するか又は該残基であることを意味する。
式メンバーR、R1 及びR2 の脂肪族残基及びアリール
残基は、上記の如く、置換基を含有することができる。
アルキル残基、好ましくは低級アルキル基において、置
換基は、好ましくはヒドロキシ、低級アルコキシ、塩
素、スルファト、シアノ、スルホ、カルボキシ、フェニ
ル、スルホフェニル及びカルボキシ- フェニルであっ
て、これらのアルキル残基は、置換されているなら、好
ましくはこの様な置換基の1又は2個を含有している。
アリール残基は、好ましくは置換又は非置換ナフチル残
基、例えばスルホ- 置換ナフチル残基及び、特に置換フ
ェニル残基、好ましくはメチル、エチル、メトキシ、エ
トキシ、塩素、カルボキシ及びスルホよりなる群から選
ばれた1又は2個の置換基を有する該残基である。アル
キル残基は、好ましくはメチル又はエチル基でありそし
てアルコキシ基は、好ましくはエトキシ及び、特にメト
キシ基である。
【0023】一般式(1)の好ましい化合物は、eが零
の数であるか、又はeが零より大きいなら、R1 及びR
2 は両方共水素原子である該化合物である。さらに、P
cが銅フタロシアニン残基であるこれら化合物及びさら
にb、c及びeがそれぞれ零であるこれら化合物が好ま
しい。
【0024】さらに、Rが水素原子である一般式(1)
の化合物及びさらにAがメタ- 又はパラ- フェニレン残
基であり、これはスルホ、メチル及び/又はメトキシに
より置換されていることができるか又はエチレン又はn
- プロピレン残基である該化合物が好ましく、さらにX
又はY又は両方が直接結合である該化合物が好ましい。
【0025】一般式(1)の化合物中に含まれる一般式
-N(R)- X -A-(Y- Z)m の残基の例は、2-(β
- スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、3-
(β-スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、4
-(β- スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、
2- カルボキシ- 5-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)フェニルアミノ、2- クロル- 3-(β- スルファト
エチルスルホニル)フェニルアミノ、2- クロル- 4-
(β- スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、
2- エトキシ -4- 又は -5-(β- スルファトエチルス
ルホニル)フェニルアミノ、2- エチル -4-(β- スル
ファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、2- メトキ
シ -5-(β- スルファトエチルスルホニル)フェニルア
ミノ、2,4-ジエトキシ -5-(β- スルファトエチル
スルホニル)フェニルアミノ、2,4-ジメトキシ -5-
(β- スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、
2,5-ジメトキシ -4-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)フェニルアミノ、2- メトキシ -5- メチル -4
-(β- スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、
2- 又は3- 又は4-(β- チオスルファトエチルスルホ
ニル)フェニルアミノ、2- メトキシ -5-(β- チオス
ルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、2- スル
ホ -4-(β- ホスファトエチルスルホニル)フェニルア
ミノ、2- スルホ-4- ビニル- スルホニルフェニルア
ミノ、2- ヒドロキシ -4- 又は -5-(β- スルファト
エチルスルホニル)フェニルアミノ、2- クロル -4-
又は -5-(β- クロルエチル- スルホニル)フェニルア
ミノ、2- ヒドロキシ -3- スルホ-5-(β- スルファ
ト- エチルスルホニル)フェニルアミノ、3- 又は4-
(β-アセトキシエチルスルホニル)フェニルアミノ、2
- メトキシ -4- [β-(N-メチルタウリル)エチル-
スルホニル]フェニルアミノ、5-(β- スルファトエチ
ルスルホニル)-ナフト- 2- イルアミノ、6- 又は7-
又は8-(β- スルファトエチルスルホニル)-ナフト- 2
- イルアミノ、6-(β- スルファトエチルスルホニル)-
1- スルホナフト -2- イル- アミノ、5-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-1- スルホナフト -2- イル-
アミノ、8-(β- スルファトエチルスルホニル)-6- ス
ルホナフト -2- イル- アミノ、β- [4-(β′- スル
ファトエチルスルホニル)フェン]エチルアミノ、β-
[2- スルホ -4-(β′- スルファトエチルスルホニ
ル)フェン]エチルアミノ、β-(β′- クロルエチルス
ルホニル)エチルアミノ、β-(β′- スルファトエチル
- スルホニル)エチルアミノ、β-(ビニルスルホニル)
エチルアミノ、γ-(β′- クロルエチルスルホニル)プ
ロピルアミノ、γ-(β′- スルファトエチルスルホニ
ル)プロピルアミノ、γ-(β′- ブロムエチルスルホニ
ル)プロピルアミノ、γ-(ビニルスルホニル)プロピル
アミノ、1- メチル -1-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-1- エチルアミノ、δ-(β′- スルファトエチル
スルホニル) ブチル- アミノ、2- メチル-2-(β- ク
ロルエチルスルホニル)-1- プロピルアミノ、ω-(β′
- クロルエチルスルホニル)ペンチルアミノ、β-(β′
- クロルエチルスルホニル)-n- ヘキシルアミノ、N-
メチル -N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル) エ
チル]アミノ、N- エチル -N- [β-(β′- クロルエ
チル- スルホニル)エチル]アミノ、N- n- プロピル
-N- [β-(β′- クロルエチル- スルホニル)エチ
ル]アミノ、N- n- ブチル -N- [β-(β′- クロル
エチルスルホニル)エチル]アミノ、N- n- ペンチル
-N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)エチル]
アミノ、N- n- ヘキシル -N- [β-(β′- クロルエ
チルスルホニル)エチル]アミノ、N- カルボキシメチ
ル -N- [β-(β′- ブロムエチルスルホニル)エチ
ル]アミノ、N- スルファトメチル- N- [β-(β′-
クロルエチル- スルホニル)エチル]アミノ、N-(β-
カルボキシエチル)-N- [γ′- クロル- エチルスルホ
ニル)プロピル]アミノ、N-(β- スルファトエチル)-
N- [γ′-(β′- クロルエチルスルホニル)プロピル
アミノ、N-(β- スルファトエチル)-N- [δ′-(β″
- クロルエチルスルホニル)ブチル]アミノ、N-(β-
エトキシ- エチル)-N- 〔δ′-(β″- クロルエチルス
ルホニル)ブチル]アミノ、N-(γ- クロルプロピル)-
N- [β′-(β″- クロルエチルスルホニル)エチル]
アミノ、N- フェニル- N- [β-(β′- クロルエチル
スルホニル)エチル]アミノ、N-(4- クロルフェニル
- N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)エチル]
アミノ、N-(2- メチルフェニル)-N- [β-(β′- ク
ロルエチルスルホニル)エチル]- アミノ、N-(4- メ
トキシフェニル)-N- [β-(β′-クロルエチルスルホ
ニル)エチル]アミノ、N-(3- スルホフェニル)-N-
[β-(β′- クロルエチルスルホニル)エチル]アミ
ノ、N-(4- スルホフェニル)-N- [β-(β′- クロル
エチルスルホニル)エチル]アミノ、ビス[β-(β′-
クロルエチルスルホニル)エチル]アミノ、ビス[β-
(β′- ブロムエチルスルホニル)エチル]アミノ、ビ
ス[γ-(β′- クロルエチルスルホニル)プロピル]ア
ミノ、ビス[δ-(β′- クロルエチルスルホニル)ブチ
ル]アミノ、ビス(β- ビニルスルホニル- エチル)ア
ミノ、N-(β- シアノエチル)-N- [γ′-(β′- クロ
ルエチルスルホニル)プロピル]アミノ、β- [β′-
(β″- クロルエチルスルホニル)エチル- アミノ]エ
チルアミノ、β- [β′-(β″- スルファトエチルスル
ホニル)エチル- アミノ]エチルアミノ、β- [β′-
(β″- クロルエチルスルホニル)エトキシ]- エチル
アミノ、β- [β′-(β″- スルファトエチルスルホニ
ル)エトキシ]エチル- アミノ、4- [β-(β′- クロ
ルエチルスルホニル)エチル]ピペラジン- 1- イル、
4- [γ-(β′- クロルエチルスルホニル)プロピル]
ピペラジン- 1- イル、4- [β-(β′- スルファトエ
チルスルホニル) エチル)]ピペラジン- 1- イル、4
- [γ-(β′- スルファトエチルスルホニル) プロピ
ル]ピペラジン- 1- イル、3,4- ジ-(β- スルファ
トエチルスルホニル) フェニルアミノ、2,5- ジ-(β
- スルファトエチル- スルホニル) フェニルアミノ、4
- [γ-(β′- スルファトエチルスルホニル) プロポキ
シ]フェニルアミノ、2,5- ビス[β- スルファトエ
チルスルホニル) メチル]- フェニルアミノ、3- 又は
4- {N- [γ-(β′- スルファトエチルスルホニル)-
プロピルアミドカルボニル]}フェニルアミノ及び3,
5-ビス- {N- [γ-(β′- スルファトエチルスルホ
ニル)-プロピルアミドカルボニル]}フェニルアミノで
ある。
【0026】一般式(1)の化合物中に存在しているこ
とができる、一般式 -NR1 2 の残基の例は、メチル
アミノ、エチルアミノ、n- ブチルアミノ、ベンジルア
ミノ、フェニルアミノ、β- ヒドロキシエチルアミノ、
ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ(イソ- プロピ
ル)アミノ、N- メチルベンジルアミノ、N- メチルフ
ェニルアミノ、N- ピペリジノ、N- モルホリノ、ジ
(β- ヒドロキシエチル)アミノ、β- スルホエチルア
ミノ、β- カルボキシエチルアミノ、β-(4- カルボキ
シフェニル)-エチルアミノ、3- スルホフェニルアミ
ノ、4- スルホフェニルアミノ、第一アミノ基及びシア
ナミド残基である。
【0027】さらに本発明は、一般式(1) のフタロシア
ニン化合物を製造する方法において、一般式(4)
【0028】
【化14】
【0029】〔式中Pc及びMは上記の意味を有し、p
は1乃至4の整数であり、qは零乃至3の整数であり、
rは零乃至3の整数でありそしてsは零乃至3の整数で
あり、(p+q+r+s)の合計は1乃至4の整数であ
り、(p+q)の合計は1乃至4の整数でありそして
(r+s)の合計は零乃至3の整数である〕で示される
フタロシアニン酸クロリド又は一般式(4)のこれら化
合物の混合物を水性又は水性- 有機媒体中で同時に又は
所望の順序で一般式(5)
【0030】
【化15】
【0031】(式中R、X、A、Y又はmは上記の意味
を有しそしてZ′はZに関する上記の意味の一つを有す
るか又はβ- ヒドロキシエチルスルホニル基である)で
示されるアミンと、所望なら一般式(6)
【0032】
【化16】
【0033】(式中R1 及びR2 は上記の意味を有す
る)で示される別のアミンと反応させ、Z1 がβ- ヒド
ロキシエチルスルホニル基であるなら、得られるβ- ヒ
ドロキシエチルスルホニル- 含有フタロシアニン化合物
を、それ自体公知の方法で残基Zを含有する一般式
(1)のフタロシアニン染料に変えることを特徴とする
方法に関する。
【0034】一般式(4)のフタロシアニン酸クロリド
と一般式(5)のアミノ化合物又は一般式(5)及び
(6)のアミンとの縮合反応中、存在するカルボニルク
ロリド基及びスルホニルクロリド基の部分的加水分解が
同時に行われ得る。通例、カルボキシ又はスルホ基を生
ずる、これらの酸クロリド基の部分的加水分解は避けら
れない。
【0035】一般式(1)のフタロシアニン化合物を製
造する本発明による方法において、反応を一般式(5)
──式中Z′がβ- ヒドロキシエチル- スルホニル基で
ある──の出発アミンを用いて出発させれば、一般式
(1)を有するが、しかしこの場合Zがβ- ヒドロキシ
エチルスルホニル基である、得られるフタロシアニン化
合物は、エチルスルホニル残基のβ位においてエステル
基、例えばスルファト基を含有する本発明によるフタロ
シアニン化合物に変えられる。このエステル化反応は、
スルファト基を導入するために、公知の方法に類似して
この様な酸に関して慣用のエステル化及びアシル化剤、
例えば無水酢酸、ポリリン酸、五塩化リン及び、特に9
6〜100%硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸、例え
ば35%までの三酸化硫酸含有率を有するオレウム又は
クロルスルホン酸を使用して実施される。硫酸又は三酸
化硫黄を含有する硫酸を使用する反応は、0℃乃至25
℃の温度において実施される。クロルスルホン酸を使用
する反応は、極性溶剤、例えばN- メチルピロリドン中
で10乃至80℃において行うこともできる。
【0036】一般式(1)のフタロシアニン染料は、慣
用及び公知の方法で、繊維反応性残基Zにおいて、アル
カリにより脱離することができる種々の置換基を含有す
る一般式(1)のフタロシアニン染料に変えることがで
きる。このタイプの多数な方法は、ビニルスルホニル系
からなる繊維反応性残基を含有する繊維反応性染料に関
する文献中に記載されている。例えばβ- スルファトエ
チルスルホニル残基を含有するフタロシアニン染料は、
アルカリを用いて、例えば水性水酸化ナトリウム溶液中
で、0乃至40℃の温度において数分間、処理すること
により残基Zとしてビニルスルホニル基を含有するフタ
ロシアニン染料に変えることができる。β- チオスルフ
ァトエチルスルホニル残基を有する本発明によるフタロ
シアニン染料は、例えばビニルスルホニル基を含有する
フタロシアニンからチオ硫酸ナトリウムとの反応により
得ることができる。
【0037】一般式(4)の化合物と一般式(5)及び
(6)のアミンとの間の本発明による縮合反応は、触
媒、例えばピリジン、ピリジン- スルホン酸、ピリジン
カルボン酸、ピリジンスルホン- アミド又はピリジンカ
ルボンアミド化合物の存在下最初に挙げた米国特許明細
書中に記載されている方法に類似して実施される。本発
明による縮合反応は、3.5乃至8.5、好ましくは4
乃至8、特に5.5乃至6.5のpH及び0℃乃至10
0℃、好ましくは5乃至40℃、特に20乃至30℃の
温度において実施される。
【0038】本発明による縮合反応を触媒する、ピリジ
ンスルホン酸、 -カルボン酸、 -スルホンアミド及び -
カルボンアミド化合物の例は、ピリジン -3- カルボン
酸、ピリジン -2- カルボン酸、ピリジン -2- スルホ
ン酸、ピリジン -3- スルホン酸、ピリジン -4- スル
ホン酸、ピリジン -4- カルボン酸、ピリジン -2,3
- ジカルボン酸、ピリジン -2,4- ジカルボン酸、ピ
リジン -2,5- ジカルボン酸、ピリジン -2,6- ジ
カルボン酸、ピリジン -3,4- ジカルボン酸、ピリジ
ン -3,5- ジカルボン酸、ピリジン -2,3,4- ト
リカルボン酸、ピリジン -2,4,5- トリカルボン
酸、2- メチル- ピリジン -3- スルホン酸、4- メチ
ルピリジン -3- カルボン酸、4- エチルピリジン -3
- カルボン酸、6- メチルピリジン -3- カルボン酸、
4,6- ジメチルピリジン -2- カルボン酸、2,6-
ジメチルピリジン -3- カルボン酸、2- メチルピリジ
ン -3,4- ジカルボン酸、ピリジン -2- スルホンア
ミド、ピリジン -3- スルホンアミド、ピリジン -4-
スルホンアミド、ピリジン -2,3- ジカルボンアミ
ド、ピリジン -2,4- ジカルボンアミド、ピリジン -
2,5- ジカルボンアミド、ピリジン -2,6- ジカル
ボンアミド、ピリジン -3,4- ジカルボンアミド、ピ
リジン -3,5- ジカルボンアミド、ピリジン -2,
3,4- トリカルボンアミド、ピリジン -2,4,5-
トリカルボンアミド、2- メチルピリジン-3- スルホ
ンアミド、4- メチルピリジン- 3- カルボンアミド、
4- エチルピリジン- 3- カルボンアミド、6- メチル
- ピリジン- 3- カルボンアミド、4,6- ジメチルピ
リジン- 2- カルボンアミド、2,6- ジメチルピリジ
ン- 3- カルボンアミド、2- メチル- ピリジン- 3,
4- ジカルボンアミド、ピリジン- 4- カルボンアミ
ド、ピリジン- 3- カルボンアミド、及びピリジン- 2
-カルボンアミドであり、これらのうち、ピリジン- 3-
カルボンアミド及びピリジン- 3- カルボン酸が好ま
しい。
【0039】フタロシアニンスルホニルクロリド及びフ
タロシアニンカルボニルクロリドは、長期間文献で知ら
れている。フタロシアニンスルホニルクロリドの製造
は、例えば最初に挙げた米国特許明細書中に示された記
載及びドイツ特許第891,121号明細書から明らか
である。フタロシアニンカルボニルクロリドは、米国特
許第3,301,814号明細書中に示された方法によ
り製造することができ、その場合1又は多数の出発化合
物はカルボキシ基により置換されている。この様に得ら
れるカルボキシ- 置換フタロシアニンのそれらのカルボ
ニルクロリド化合物への変換は、カルボキシル基をカル
ボニルクロリド基に変える周知の方法により行われる。
カルボニルクロリド及びスルホニルクロリド基を両方共
含有するフタロシアニン化合物は、フタロシアニンカル
ボニル酸又は -カルボニルクロリド化合物のスルホ塩素
化により得ることができる。
【0040】一般式(4)のフタロシアニン出発化合物
の例は、金属不含フタロシアニン及び、好ましくは銅フ
タロシアニン、コバルトフタロシアニン及びニッケルフ
タロシアニンのカルボニルクロリド及びカルボキシ- 含
有カルボニルクロリド、例えば銅フタロシアニン、コバ
ルトフタロシアニン及びニッケルフタロシアニンのモノ
- 、ジ- 、トリ- 及びテトラカルボニルクロリド、例え
ば銅フタロシアニン-3- モノカルボニルクロリド、銅
フタロシアニン- 3- ジカルボニルクロリド、銅フタロ
シアニン- 3- トリ- カルボニルクロリド、銅フタロシ
アニン- 3- テトラカルボニルクロリド、ニッケルフタ
ロシアニン- 3- テトラカルボニルクロリド、コバル
ト、フタロシアニン- 3- モノカルボニルクロリド、コ
バルトフタロシアニン- 3- ジ- 及び- トリカルボニル
クロリド、銅フタロシアニン- 4-モノ- 及びジカルボ
ニルクロリド、銅フタロシアニン- 4- トリ- 及び- テ
トラカルボニルクロリド、銅フタロシアニン- 3- モノ
カルボニルクロリド/ジスルホニルクロリド、銅フタロ
シアニン- 3- ジカルボニルクロリド/モノスルホニル
クロリド、銅フタロシアニン- 3- モノカルボニルクロ
リド/モノカルボン酸、銅フタロシアニン- 3- ジカル
ボニルクロリド/モノカルボン酸及び銅フタロシアニン
- 3- ジカルボニルクロリド/ジスルホニルクロリド及
びさらに、付加的にフタロシアニン環における他の置換
基、例えばフェニル残基及びハロゲン原子を含有するこ
のタイプの酸クロリド、例えば銅テトラフェニルフタロ
シアニン又はニッケルテトラクロルフタロシアニンのカ
ルボニルクロリド又は混合カルボニル/スルホニルクロ
リドである。
【0041】一般式(1)の化合物を製造するための本
発明による方法において使用される酸結合剤の例は、同
期表の第I乃至第III 族からなる金属、好ましくはアル
カリ金属、例えばナトリウム、カリウム及びリチウム及
びアルカリ土類金属、例えばカルシウムの水酸化物、炭
酸塩、重炭酸塩、第二リン酸塩、第三リン酸塩、ホウ酸
塩及び酢酸塩である。
【0042】化合物(1)を製造するための本発明によ
る方法は、好ましくは水性媒体中で実施される。水性反
応媒体中での出発又は生成物の溶解度を改善するため
に、適切なら、有機溶剤、好ましくは脂肪族カルボン酸
のアミド、例えばジメチルスルホンアミド又はN- メチ
ル- ピロリドンを添加することができる。
【0043】本発明により製造される一般式(1)のフ
タロシアニン化合物──以下染料(1)と称する──
は、合成バッチから一般的に公知な方法により、例えば
電解質、例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウムによる
反応媒体からの沈澱により又は反応溶液の蒸発、例えば
噴霧乾燥により分離し、その場合緩衝物質をこの反応溶
液に添加することができる。これら染料は、繊維反応性
及び非常に良好な染料特性を有する。それゆえこれら染
料はヒドロキシ- 及び/又はカルボンアミド- 含有材
料、特に繊維材料及び又皮革の染色及び捺染に使用する
ことができる。同様に、本発明による化合物の合成の際
製造される溶液は、場合により緩衝物質の添加後及び場
合により濃縮後直ちに液体配合物として染色に使用する
ことができる。
【0044】それゆえ、本発明は、又ヒドロキシ- 及び
カルボンアミド- 含有材料の染色(捺染をも包含する)
に染料(1)を使用すること及びこれら基体へのその適
用法に関する。該材料は、好ましくは繊維材料、特に紡
織繊維、例えば糸、巻体及び織物の形で使用される。
【0045】ヒドロキシ- 含有材料は、天然又は合成ヒ
ドロキシ基含有材料、例えば、紙の形の該材料を包含す
るセルロース繊維材料又はその再生生成物及びポリビニ
ルアルコールである。セルロース繊維材料は、好ましく
は木綿であるが、しかし又別の植物繊維、例えばリンネ
ル、麻、ジュート及びラミー繊維であり、再生セルロー
ス繊維の例は、ステープルビスコース及びフィラメント
ビスコースである。
【0046】カルボンアミド- 含有材料は、例えば合成
及び天然ポリアミド及びポリウレタン、特に繊維の形で
のもの、例えば羊毛及び別の動物毛、絹、皮革、ナイロ
ン6,6、ナイロン6、ナイロン11及びナイロン4で
ある。
【0047】染料(1)は、上記基体、特に上記繊維材
料に水溶性染料、特に繊維反応性染料に関して公知な適
用法により適用しそして固着することができる。例えば
セルロース繊維上で本染料は、吸尽法により広範囲の酸
結合剤及び、所望なら中性塩、例えば塩化ナトリウム又
は硫酸ナトリウムを使用する大浴から非常に良好なカラ
ーイールドで優れたカラービルド- アップを有する染色
を形成する。染色は、40乃至105℃の温度、適切な
ら130℃までの温度において加圧下及び、適切なら慣
用の染色助剤の存在下、水性浴中で実施される。該工程
は、材料を熱浴中に導入し、この浴を所望の染色温度に
徐々に加熱しそして染色法をこの温度において完結させ
る様にして実施することができる。染料の吸尽を促進す
る中性塩は、所望なら、又実際の染色温度の到達直後浴
に添加することができる。
【0048】優れたカラーイールド及び非常に良好なカ
ラービルド- アップを有する、セルロース繊維上の染色
は、又パジング法により得られ、該方法の場合染料は常
法で、染色されるべき材料を室温又は高温、例えば約6
0℃までの温度において滞留させながら、蒸熱により又
は乾熱により固着することができる。
【0049】セルロース繊維に関する慣用の捺染法──
これは単一段階において、例えば重炭酸ナトリウム又は
他の酸結合剤及び着色剤を含有する捺染ペーストを使用
して捺染し、次に100乃至103℃において蒸熱させ
て実施することができるか又は二段階において、例えば
着色剤を含有する中性又は弱酸性捺染ペーストを使用し
て捺染し、次に捺染物品を熱い電解質含有アルカリ性浴
に導通するか又はアルカリ性電解質- 含有パジング液を
使用してオーバーパジングするか又はこの処理した材料
を放置させるか又はこれを蒸熱するか又はこれを乾熱に
より処理して固着させて実施することができる──は、
同様に高い着色力、きれいな輪郭及びクリアな白色地を
有する捺染を形成する。固着条件の変更は、捺染の結果
に関してわずかな効果しか与えられない。染色における
ばかりでなく、捺染においても、本発明による化合物を
使用して得られる固着度は、非常に高い。
【0050】120乃至200℃における熱風は、慣用
の乾熱固定法を使用する乾熱により固着に使用される。
101乃至103℃における慣用の蒸気は別として、過
熱蒸気及び160℃までの温度を有する加圧蒸気を使用
することもできる。
【0051】酸結合剤及びセルロース繊維材料上での染
料の固着をもたらす剤の例は、無機又は有機酸の水溶性
の塩基性アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩及び又
加熱の際アルカリを放出する化合物である。特に、弱乃
至中- 強無機又は有機酸のアルカリ金属水酸化物及びア
ルカリ金属塩を挙げることができ、その際アルカリ金属
化合物は、好ましくはナトリウム化合物及びカリウム化
合物の意味である。この様な酸結合剤の例は、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、リン酸二水
素ナトリウム及びリン酸水素二ナトリウムである。
【0052】酸結合剤、適切なら熱の適用による染料
(1)の処理は、染料をセルロース繊維に化学的に結合
させ、慣用の後処理──これは非固着染料分を除去する
ためのゆすぎにある──後、特にセルロース染色は優れ
た湿潤堅牢性を有する。何となれば特に非固着染料分
は、冷温時のそれらの良好な水溶性のために容易に洗出
することができるからである。
【0053】ポリウレタン及びポリアミド繊維における
染色は、通常酸性媒体から実施される。それゆえ、所望
のpHを得るために、例えば酢酸及び/又は硫酸アンモ
ニウム及び/又は酢酸及び酢酸アンモニウム又は酢酸ナ
トリウムを染浴に添加することができる。染色の適度な
均整性を得るために、慣用の均染剤、例えば塩化シアヌ
ルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸又はアミノ
ナフタリンスルホン酸との反応生成物又は、例えばステ
アリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物を基体
とする該剤を添加することが推奨される。通例、染色さ
れるべき材料を浴中に約40℃の温度において導入し、
次に染浴を所望の弱酸性、好ましくは弱酢酸酸性pHに
調整しそして実際の染色が60乃至98℃の温度におい
て実施される。しかし染色を沸とう温度又は120℃ま
での温度(加圧下)において実施することも可能であ
る。
【0054】本発明による化合物(1)を使用して形成
される、セルロース繊維材料における染色及び捺染は、
高い着色力、さらに良好な日光堅牢性及び良好な湿潤堅
牢性、例えば洗たく、縮充、水、海水、クロス染め及び
汗堅牢性、さらに良好なひだつけ堅牢性、アイロンかけ
堅牢性及び摩擦堅牢性を有する。それらのアルカリ性汗
日光堅牢性及び飲用水で湿潤した染色の良好な湿潤堅牢
性を特に挙げることができる。
【0055】
【実施例】以下の例は、本発明を説明するためのもので
ある。これらの式により記載した化合物は、遊離酸の形
で記載されており、一般にこれらはそれらのアルカリ金
属塩の形で製造されそして単離されそしてそれらの塩の
形で染色に使用される。同様に以下の例、特に表例中で
遊離酸の形で挙げた出発化合物は、そのまま又はそれら
の塩、好ましくはアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩
又はカリウム塩の形で合成に使用することができる。
【0056】特記しない限り、例中に記載の部及び百分
率の記載は重量に関する。重量部対容量部は、キログラ
ム対リットルと同じ関係を有する。式残基CuPcは、
銅フタロシアニン残基でありそして式残基NiPcはニ
ッケルフタロシアニン残基である。
【0057】本発明による化合物に関して記載した、可
視範囲の吸収極大 (λmax)は、水性溶液中でそれら
のアルカリ金属塩を使用して測定された。表例中に於い
て、λmax値は、色調の次にかっこ中で示され、波長
はnmで示されている。 例 A 無水フタル酸299部をベンゼントリカルボン酸無水物
131部、塩化アンモニウム78部、尿素952部、モ
リブデン酸アンモニウム12部及び硫酸銅200部と共
に微粉砕する。混合物をニトロベンゼン800部中に導
入しそして反応を160乃至190℃の温度において数
時間実施する。反応が完結した後、沈澱した生成物を濾
別し、エタノールで洗浄し、次に20%水性水酸化ナト
リウム溶液中に導入し、その中で攪拌しそして再び吸引
濾別し、少量の水で洗浄しそして乾燥させる。得られる
銅フタロシアニンモノカルボン酸を再結晶させるため
に、これを濃硫酸中に溶解し、溶液を氷中に徐々にかき
混ぜそして沈澱した銅フタロシアニンモノカルボン酸を
濾別する。 例 B 銅フタロシアニンモノカルボン酸63.8部をクロルス
ルホン酸100部中に導入しそして二反応成分を120
乃至130℃の温度において約4時間互いに反応させ
る。次に塩化チオニル44部を添加しそして反応を60
乃至90℃において約4時間実施する。次に反応バッチ
を氷上に注ぎそして残留物を濾別して、分子中に平均し
て2.1個のクロルスルホニル基を有するクロルスルホ
ニル- 含有銅フタロシアニンモノカルボニルクロリドを
与える。 例 C 銅フタロシアニンモノカルボン酸7.8部をクロルスル
ホン酸200部に添加しそしてバッチを140乃至15
0℃の温度において約4時間加熱する。次に塩化チオニ
ル100部を添加しそして反応を70乃至90℃におい
て約4時間実施する。反応が完結した後、バッチを氷上
に注ぎそして残留物を濾別して、分子中に平均して2個
のクロルスルホニル基を有するクロルスルホニル- 含有
銅フタロシアニンモノカルボニルクロリドを与える。 例 D 銅フタロシアニンモノカルボン酸350部をクロルスル
ホン酸1000部中に導入し、バッチを153乃至15
6℃の温度において約4時間加熱し、次に塩化チオニル
430部を添加し、バッチを60乃至90℃において約
4時間保持し、この反応が完結した後、得られる反応溶
液を氷上に注ぎそして残留物を濾別して、分子中に平均
して2.5個のクロルスルホニル基を含有するクロルス
ルホニル- 含有銅フタロシアニンモノカルボニルクロリ
ドを与える。 例 E ニッケルフタロシアニンモノカルボン酸を製造するため
に、無水フタル酸299部をベンゼントリカルボン酸無
水物131部、塩化アンモニウム78部、尿素952
部、モリブデン酸アンモニウム12部及び硫酸ニッケル
180部と共に微粉砕する。混合物をニトロベンゼン8
00部中に導入しそして反応を160乃至190℃の温
度において数時間実施する。反応が完結した後、沈澱し
た生成物を濾別し、水で洗浄し、次に20%水性水酸化
ナトリウム溶液中に導入し、その中で攪拌しそして再び
吸引濾別し、少量の水で洗浄しそして乾燥させる。得ら
れるニッケルフタロシアニンモノカルボン酸を再結晶さ
せるために、これを濃硫酸中に溶解し、溶液を氷中に徐
々にかき混ぜそして沈澱したニッケルフタロシアニンモ
ノカルボン酸を濾別する。 例 F ニッケルフタロシアニンモノカルボン酸350部をクロ
ルスルホン酸1000部中に導入し、バッチを153乃
至156℃の温度において約4時間加熱し、次に塩化チ
オニル430部を添加し、バッチを60乃至90℃にお
いて約4時間保持しそして、この反応が完結した後、得
られる反応溶液を氷上に注ぎそして残留物を濾別して、
分子中に平均して2.5個のクロルスルホニル基を含有
するクロルスルホニル- 含有ニッケルフタロシアニンモ
ノカルボニルクロリドを与える。 例 1 例Cからなるクロルスルホニル- 含有銅フタロシアニン
モノカルボニルクロリド(銅フタロシアニン化合物が湿
潤濾塊の形で使用される)23.2部を、6.5のpH
を有する、水100部中4-(β- スルファトエチルスル
ホニル)アニリン42.1部の溶液に十分に攪拌しなが
ら添加する。次にニコチンアミド5.9部を加える。反
応は徐々に開始しそしてこれを20乃至25℃の温度及
び6乃至6.5のpHにおいて約数時間保持する。
【0058】遊離酸の形で記載して、式(10)
【0059】
【化17】
【0060】で示される構造を有する本発明による銅フ
タロシアニン染料を、得られる澄明な青緑色溶液から常
法で、塩化ナトリウムによる塩析又は蒸発又は噴霧乾燥
により単離する。本発明による染料は、可視範囲で66
0nmにおいて吸収極大を有しそして非常に良好な繊維
反応性染料特性を有する。本染料は、本明細書中に記載
の材料、例えば特にセルロース繊維材料を繊維反応性染
料に関して慣用な染色及び捺染法により非常に良好な堅
牢性を有する緑色乃至帯緑青色色調で染色する。 例 2 例Cからなるクロルスルホニル- 含有銅フタロシアニン
モノカルボニルクロリド化合物(銅フタロシアニン化合
物が湿潤濾塊の形で導入される)23.2部を、6.5
のpHを有する、水100部中3-(β- スルファトエチ
ルスルホニル)アニリン42.1部の溶液に十分に攪拌
しながら添加する。次にニコチンアミド5.9部を加え
る。反応は徐々に開始しそしてこれを20乃至25℃の
温度及び6乃至6.5のpHにおいて約7時間保持す
る。
【0061】本発明によるフタロシアニン染料を、澄明
な青緑色溶液から塩化ナトリウムによる塩析又は噴霧乾
燥により単離する。その化学的構造は、遊離酸の形で記
載して、式(11)
【0062】
【化18】
【0063】で示される構造である。本染料は、可視範
囲で660nmにおいて吸収極大を有しそして非常に良
好な繊維反応性染料特性を有する。本染料は、例えば木
綿上で工業的に慣用な適用法を用いて高い着色力及び良
好な堅牢性を有する緑色乃至帯緑青色染色を形成する。 例 3 例Dからなるクロルスルホニル- 含有銅フタロシアニン
モノカルボニルクロリド化合物23.2部を、6.5の
pHを有する、水100部中4-(β- スルファトエチル
スルホニル)アニリン43部の溶液中に湿潤濾塊の形で
十分に攪拌しながら導入する。ニコチンアミド5.9部
を添加しそして反応を20乃至25℃の温度及び6乃至
6.5のpHにおいて約数時間実施する。
【0064】得られるフタロシアニン染料──その化学
的構造は、遊離酸の形で記載して、式(12)
【0065】
【化19】
【0066】により示すことができる──を、澄明な青
緑色溶液から常法で単離する。本染料は、可視範囲で6
60nmにおいて吸収極大を有しそして、例えば木綿上
でを繊維反応性染料に関して工業的に慣用な適用及び固
着法により高い着色力及び良好な堅牢性を有する緑色染
色を形成する。 例 4 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例3の方法をくり返すが、但し出発材料が6.5のpH
を有する、水150部中3-(β- スルファトエチルスル
ホニル)アニリン43部の溶液であり、その際本発明に
よる銅フタロシアニン染料──その化学的構造は、遊離
酸の形で記載して、式(13)
【0067】
【化20】
【0068】で示される構造である──が得られる。本
染料は、可視範囲で660nmにおいて吸収極大を有す
る。本染料は、繊維反応性染料に関する染色法により高
い着色力及び良好な堅牢性を有する緑色染色を本明細書
中に記載の材料、例えば特にセルロース繊維材料上で形
成する。 例 5乃至22 次の表例中で、一般式(A)
【0069】
【化21】
【0070】で示される本発明による別のフタロシアニ
ン染料を、式成分を用いて記載する。これら染料は、本
発明により、例えば上記実施例の一つを用いて、一般式
(A)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかなそれ
らの成分(例えばスルホニル-含有及び、所望ならスル
ホ- 含有銅フタロシアニンモノ- 又はジカルボニルクロ
リド及び本明細書中に記載の一般式(5)の化合物)に
より製造することができる。これら染料は、繊維反応性
染料特性を有しそして繊維反応性染料に関して慣用な適
用及び固着法により、特にセルロース繊維材料上でそれ
ぞれの表例中に記載の木綿上の染色に関する色調で高い
着色力及び良好な堅牢性を有する染色及び捺染を形成す
る。 例 23 例Dからなるクロルスルホニル- 含有銅フタロシアニン
モノカルボニルクロリド化合物23.2部を湿潤濾塊の
形で、水100部及び25%水性アンモニア溶液7部の
混合物中に20℃において導入しそして次に、水100
部中4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリン4
3部の水性溶液及びニコチンアミド5.9部に十分に攪
拌しながら添加する。出発反応は20乃至25℃の温度
及び6乃至6.5のpHにおいて約数時間保持する。本
発明によるフタロシアニン化合物を、得られる澄明な青
緑色溶液から常法で、減圧下の蒸熱により又は塩化ナト
リウムによる塩析により単離する。式(14)
【0071】
【化22】
【0072】で示される化合物のアルカリ金属塩(ナト
リウム塩)を含有する電解質- 含有(主として塩化ナト
リウム- 含有)緑青色粉末が得られる。本発明による銅
フタロシアニン染料は、実際的な適用における非常に良
好な性質を有しそして繊維反応性染料に関して工業的に
慣用な適用及び固着法により本明細書中に記載の材料、
特にセルロース繊維材料を高い着色力及び良好な堅牢性
を有する緑色乃至帯緑青色色調で染色する。本染料は可
視範囲で660nmにおいて吸収極大を有する。 例 24 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例23の方法をくり返すが、但し4-(β- スルファトエ
チルスルホニル)-アニリンの中性溶液の代わりに同量の
3-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンを含有
する水性溶液を使用しそしてさらに反応を6.5のpH
及び20乃至25℃の温度において実施する。
【0073】得られる銅フタロシアニン染料──その構
造は、遊離酸の形で記載して、式(15)
【0074】
【化23】
【0075】で示される構造である──は、同様に非常
に良好な繊維反応性染料特性を示しそして、例えば木綿
を高い着色力及び良好な堅牢性を有する緑色乃至帯緑青
色色調で染色する。本染料は、可視範囲で660nmに
おいて吸収極大を示す。 例 25乃至42 次の表例中で、一般式(B)
【0076】
【化24】
【0077】で示される本発明による別のフタロシアニ
ン染料を、式成分を用いて記載する。これら染料は、本
発明により、例えば上記実施例の一つを用いて、一般式
(B)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかなそれ
らの成分(例えばスルホニル-含有及び、所望ならスル
ホ- 含有銅フタロシアニンモノ- 又はジカルボニルクロ
リド及び本明細書中に記載の一般式(5)の化合物)に
より製造することができる。これら染料は、繊維反応性
染料特性を有しそして繊維反応性染料に関して慣用な適
用及び固着法により、特にセルロース繊維材料上でそれ
ぞれの表例中に記載の木綿上の染色に関する色調で高い
着色力及び良好な堅牢性を有する染色及び捺染を形成す
る。 例 43 例Dからなるクロルスルホニル- 含有銅フタロシアニン
モノカルボニルクロリド23.2部を、20℃において
水100部及びシアナミド7部の混合物中に十分に攪拌
しながら導入し、その後6.5のpHを有する、水10
0部中4-(β-スルファトエチルスルホニル)アニリン
43部の溶液をそして次にニコチンアミド5.9部を加
え、反応を20乃至25℃の温度及び6乃至6.5のp
Hにおいて約数時間実施する。
【0078】遊離酸の形で記載して、式(16)
【0079】
【化25】
【0080】を有する本発明によるフタロシアニン化合
物を合成溶液から常法で、アルカリ金属塩の形で単離す
る。本化合物は、可視範囲で659nmにおいて吸収極
大を有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を有す
る。本化合物は、繊維反応性染料に関して工業的に慣用
な染色及び捺染法により高い着色力及び良好な堅牢性を
有する緑色乃至帯緑青色染色及び捺染を形成する。 例 44 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例43の方法をくり返すが、但し4-(β- スルファトエ
チルスルホニル)-アニリンの中性溶液の代わりに同量の
3-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンを含有
する水性溶液を使用しそしてさらに反応を6.5のpH
及び20乃至25℃の温度において実施する。得られる
銅フタロシアニン染料──その構造は、遊離酸の形で記
載して、式(17)
【0081】
【化26】
【0082】で示される構造を有する──は、同様に非
常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして、例えば木
綿を高い着色力及び良好な堅牢性を有する緑色乃至帯緑
青色色調で染色する。本染料は、可視範囲で659nm
において吸収極大を示す。 例 45乃至62 次の表例中で、一般式(C)
【0083】
【化27】
【0084】で示される本発明による別のフタロシアニ
ン染料を、それらの式成分を用いて記載する。これら染
料は、本発明により、例えば上記実施例の一つを用い
て、一般式(C)と組み合わせてそれぞれの表例から明
らかなそれらの成分(例えばスルホニル- 含有及び、所
望ならスルホ- 含有銅フタロシアニンモノ- 又はジカル
ボニルクロリド及び本明細書中に記載の一般式(5)の
化合物)により製造することができる。これら染料は、
繊維反応性染料特性を有しそして繊維反応性染料に関し
て慣用な適用及び固着法により、特にセルロース繊維材
料上でそれぞれの表例中に記載の木綿上の染色に関する
色調で高い着色力及び良好な堅牢性を有する染色及び捺
染を形成する。 例 63 湿潤濾塊の形の、例Fからなるクロルスルホニル- 含有
ニッケルフタロシアニンモノカルボニルクロリド化合物
23.2部を、6.5のpHを有する、水100部中4
-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリン43部の
溶液中にかき混ぜ、次にニコチンアミド5.9部を添加
しそして反応を20乃至25℃の温度及び6乃至6.5
のpHにおいて約数時間実施する。
【0085】本発明によるニッケルフタロシアニン染料
──その構造は、遊離酸の形で記載して、式(18)
【0086】
【化28】
【0087】を有する──を、得られる合成溶液から常
法で、アルカリ金属塩(ナトリウム塩)の形で単離す
る。本染料は、可視範囲で656nmにおいて吸収極大
を有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を有す
る。本染料は、本明細書中に記載の材料、例えば木綿上
で繊維反応性染料に関して工業的に慣用な染色法により
良好な堅牢性及び良好なカラーイールドを有する緑色染
色を形成する。 例 64 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例63の方法をくり返すが、但し4-(β- スルファトエ
チルスルホニル)-アニリン中性溶液の代わりに同量の3
-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンを含有す
る水性溶液を使用しそしてさらに反応を6.5のpH及
び20乃至25℃の温度において実施する。得られる銅
フタロシアニン染料──その構造は、遊離酸の形で記載
して、式(19)
【0088】
【化29】
【0089】を有する──は、同様に非常に良好な繊維
反応性染料特性を有しそして、例えば木綿を高い着色力
及び良好な堅牢性を有する緑色乃至帯緑青色色調で染色
する。本染料は、可視範囲で656nmにおいて吸収極
大を有する。 例 65〜82 次の表例中で、一般式(D)
【0090】
【化30】
【0091】で示される本発明による別のフタロシアニ
ン染料を、それらの式成分を用いて記載する。これら染
料は、本発明により、例えば上記実施例の一つを用い
て、一般式(D)と組み合わせてそれぞれの表例から明
らかなそれらの成分(例えばスルホニル- 含有及び、所
望ならスルホ- 含有銅フタロシアニンモノ- 又はジカル
ボニルクロリド及び本明細書中に記載の一般式(5)の
化合物)により製造することができる。これら染料は、
繊維反応性染料特性を有しそして、例えば木綿上で繊維
反応性染料に関して慣用な適用及び固着法により、特に
セルロース繊維材料上でそれぞれの表例中に記載の木綿
上の染色に関する色調で高い着色力及び良好堅牢性を有
する染色及び捺染を形成する。 例 83 湿潤濾塊の形の銅フタロシアニンテトラカルボニルクロ
リド23.2部を、水100部中4-(β- スルファトエ
チルスルホニル)アニリン43部の中性溶液中にかき混
ぜる。反応は徐々に開始しそしてこれを6乃至6.5の
pH及び20乃至25℃の温度において約数時間実施す
る。遊離酸の形で記載して、式(20)
【0092】
【化31】
【0093】を有する本発明による銅フタロシアニン化
合物を、合成溶液から常法で、アルカリ金属塩(ナトリ
ウム塩)として、例えば噴霧乾燥により単離する。本化
合物は、可視範囲で680nmにおいて吸収極大を有し
そして非常に良好な繊維反応性染料特性を有する。本明
細書中に記載の繊維材料、例えば木綿上で繊維反応性染
料に関して慣用な染色法により高い着色力及び良好な堅
牢性を有する緑色乃至帯緑青色及び捺染が得られる。 例 84 本発明による銅フタロシアニン化合物を製造するため
に、例83の方法をくり返すが、但し出発化合物4-(β
- スルファトエチルスルホニル)-アニリンの代わりに同
量の3-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンを
使用して、本発明による銅フタロシアニン染料を得、こ
れは、遊離酸の形で記載して、式(21)
【0094】
【化32】
【0095】を有しそして例83からなる染料と同一の
良好な染料特性を有しそして、可視範囲で680nmに
おいて吸収極大を有する。 例 85乃至102 次の表例中で、一般式(E)
【0096】
【化33】
【0097】で示される本発明による別の銅フタロシア
ニン染料を、それらの式成分を用いて記載する。これら
染料は、本発明により、例えば上記実施例の一つを用い
て、一般式(E)と組み合わせてそれぞれの表例から明
らかなそれらの成分(例えば銅フタロシアニンカルボニ
ルクロリド及び本明細書中に記載の一般式(5)のアミ
ノ化合物)により製造することができる。これら染料
は、繊維反応性染料特性を有しそして、繊維反応性染料
に関して慣用な適用及び固着法により、特にセルロース
繊維材料上でそれぞれの表例中に記載の木綿上の染色に
関する色調で高い着色力及び良好な堅牢性を有する染色
及び捺染を形成する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、公知の繊維反応性
フタロシアニン染料は、優れた彩色性にもかかわらず、
固着度及び着色力の点で不十分であった。これに対し本
発明による水溶性のフタロシアニン染料は、高品質の輝
かしい緑色染色を与えそして優れたカラーイールド及び
非常に良好なカラービルド- アップを有し、さらに本発
明による染料を使用して形成される、セルロース繊維材
料における染色及び捺染は、高い着色力、さらに良好な
日光堅牢性並びに良好な湿潤堅牢性、例えば洗たく、縮
充、水及び海水、クロス染め及び汗堅牢性、堅牢性、さ
らに良好なひだつけ堅牢性、アイロンかけ堅牢性及び摩
擦堅牢性を有するという長所を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート・シュプリンゲル ドイツ連邦共和国、ケーニッヒシュタイン /タウヌス、アム・エルトベールシユタイ ン、27 (72)発明者 マルクス・ベンフェル ドイツ連邦共和国、バート・ゾーデン・ア ム・タウヌス、ヨーゼフ−ハイドン−スト ラーセ、15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式中Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン、例
    えば銅フタロシアニン、コバルトフタロシアニン又はニ
    ッケルフタロシアニンの残基であって、フタロシアニン
    残基は付加的にフタロシアニンの炭素環式芳香族環の3
    及び/又は4位において置換されていることができ、ク
    ロルスルホニル、スルホンアミド及び/又はスルホ基が
    フタロシアニンの炭素環式芳香族環の3及び/又は4位
    において結合しており、 Rは水素原子又は低級脂肪族残基、特に低級アルキル基
    であり、これは置換されていることができ、 R1 は水素原子又は低級アルキル残基であり、これは置
    換されていることができるか又は5乃至8個の炭素原子
    を有するシクロアルキル残基でありそしてR2 は水素原
    子又は低級アルキル基であり、これは置換されているこ
    とができるか又はアリール残基であり、これは置換され
    ていることができるか又はシアノ基であるか、又はR1
    及びR2 は窒素原子及び3乃至8個の炭素原子を有する
    アルキレン残基と共に又は別のヘテロ原子及び2個の低
    級アルキレン残基と共に4- 乃至8-員複素環式環の残
    基を形成し、 Aは芳香族炭素環式又は芳香族複素環式残基、好ましく
    は置換又は非置換フェニレン又はナフチレン残基である
    か又は1乃至8個の炭素原子、好ましくは2乃至6個の
    炭素原子を有するアルキレン残基又は2乃至8個の炭素
    原子を有するアルキレン残基であり、これは1又は2個
    のヘテロ基により中断されており、 Xは直接結合又は二価の有機結合員であるか、又はXは
    基 -N(R)- と共に一般式(3) 【化2】 (式中nは2乃至6の整数でありそしてalkylen
    eは1乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基であ
    る)で示される残基であり、 Yは直接結合又は一般式 -CO- NH- alkylen
    e-(式中alkyleneは上記の意味を有する)で示
    される基であるか又は 【化3】 であるか、又はYは2乃至6個の炭素原子を有するアル
    キレン残基であり、その場合基 -X-A- は全体として
    直接結合でなければならずそしてmは2であり、 Zはビニルスルホニル基又は、β位において、アルカリ
    により脱離することができる置換基を含有するエチルス
    ルホニル基であり、 aは零乃至4、好ましくは零、1又は2の整数であり、 bは零乃至3の整数であり、 cは零乃至3の整数であり、 dは零乃至3の整数であり、 eは零乃至2の整数であり、 (a+b+c+d+e)の合計は多くて4であり、 (a+b)の合計は1乃至4、好ましくは1、2又は3
    であり、 (a+d)の合計は1乃至4であり、 (c+d)の合計は零乃至4であり、 mは1又は2、好ましくは1の数であり、 Mは水素原子又はアルカリ金属であるか又は他の塩形成
    性金属である〕で示される水溶性フタロシアニン染料。
  2. 【請求項2】 Xが直接結合である請求項1記載のフタ
    ロシアニン染料。
  3. 【請求項3】 Yが直接結合である請求項1又は2記載
    のフタロシアニン染料。
  4. 【請求項4】 mが1の数である請求項1乃至3のいず
    れか一つに記載のフタロシアニン染料。
  5. 【請求項5】 b、c及びeがそれぞれ零の数である請
    求項1乃至4の少なくとも1項に記載のフタロシアニン
    染料。
  6. 【請求項6】 Aがメタ- 又はパラ- フェニレン残基で
    ある請求項1乃至5の少なくとも1項に記載のフタロシ
    アニン染料。
  7. 【請求項7】 Zがβ- スルファトエチルスルホニル基
    である請求項1乃至6の少なくとも1項に記載のフタロ
    シアニン染料。
  8. 【請求項8】 eが零の数である請求項1記載のフタロ
    シアニン染料。
  9. 【請求項9】 R2 及びR3 が両方共水素である請求項
    1記載のフタロシアニン染料。
  10. 【請求項10】 一般式(1) のフタロシアニン化合物を
    製造する方法において、一般式(4) 【化4】 〔式中Pc及びMは請求項1記載の意味を有し、 pは1乃至4の整数であり、 qは零乃至3の整数であり、 rは零乃至3の整数でありそしてsは零乃至3の整数で
    あり、 (p+q+r+s)の合計は1乃至4の整数であり、 (p+q)の合計は1乃至4の整数でありそして(r+
    s)の合計は零乃至3の整数である〕 で示されるフタロシアニン酸クロリド又は一般式(4)
    の化合物の混合物を水性又は水性- 有機媒体中で同時に
    又は所望の順序で一般式(5) 【化5】 (式中R、X、A、Y又はmは上記の意味を有しそして
    Z′はZに関する上記の意味の一つを有するか又はβ-
    ヒドロキシエチルスルホニル基である)で示されるアミ
    ンと、所望なら一般式(6) 【化6】 (式中R1 及びR2 は上記の意味を有する)で示される
    別のアミンと反応させ、Z1 がβ- ヒドロキシエチルス
    ルホニル基であるなら、得られるβ- ヒドロキシエチル
    スルホニル- 含有フタロシアニン化合物を残基Zを含有
    する一般式(1)のフタロシアニン染料に変えることを
    特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9の少なくとも1項に記
    載のフタロシアニン染料又は請求項10に記載の方法に
    より製造されたフタロシアニン染料を、ヒドロキシ- 及
    び/又はカルボンアミド- 含有材料、特に繊維材料を染
    色及び捺染するするために使用する方法。
  12. 【請求項12】 染料を、ヒドロキシ- 及び/又はカル
    ボンアミド- 含有材料、好ましくは繊維材料に適用しそ
    して染料を熱により又はアルカリ性剤により又は熱によ
    り及びアルカリ性剤により固着して該材料を染色及び捺
    染する方法において、染料として請求項1乃至9の少な
    くとも1項に記載のフタロシアニン染料又は請求項10
    に記載の方法により製造されたフタロシアニン染料を使
    用することを特徴とする方法。
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