JPH05239685A - 潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板 - Google Patents

潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板

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JPH05239685A
JPH05239685A JP4388792A JP4388792A JPH05239685A JP H05239685 A JPH05239685 A JP H05239685A JP 4388792 A JP4388792 A JP 4388792A JP 4388792 A JP4388792 A JP 4388792A JP H05239685 A JPH05239685 A JP H05239685A
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JP
Japan
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plating
alloy
lubricity
layer
alloy sheet
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Pending
Application number
JP4388792A
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English (en)
Inventor
Kimitaka Hayashi
公隆 林
Hiromasa Nomura
広正 野村
Akira Takahashi
高橋  彰
Kazuhiko Honda
和彦 本田
Masaji Saito
正次 斉藤
Michio Kobayashi
美智男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sky Aluminium Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sky Aluminium Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Sky Aluminium Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Sky Aluminium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、Al合金板のめっき被覆後の潤滑
性が向上することを主たる課題とし、これらに優れたZ
n系2層めっきAl合金板を提供することにある。 【構成】 Al合金板の片面あるいは両面に、Zn系合
金めっき層を0.1〜60g/m2 被覆し、上層として
Feを40〜95%含有するZn−Fe合金めっきを
0.1〜10g/m2 有することを特徴とするZn系2
層めっきAl合金板

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はZn系2層めっきAl合
金板に係わり、更に詳しくは優れた潤滑性を有し、種々
の用途、例えば自動車用Al合金板として適用できるZ
n系2層めっきAl合金板に関するものである。
【0002】
【従来技術と課題】一般に自動車用鋼板の腐食環境下で
の耐食性としては、裸耐食性のみならず、塗装耐食性す
なわち塗膜密着性、耐孔あき性や塗膜の温水浸漬密着
性、耐赤錆性等が要求される。更に鋼板の加工成形時に
は特に良好な潤滑性が必須とされる。例えば、特公昭5
0−29821号公報に見られるZn−Niめっき鋼
板、特公昭56−133488号公報に見られるZn−
Fe2層めっき鋼板の如く従来から使用されているめっ
き鋼板は、優れた潤滑性を有しているが、Al合金板で
はこの様なめっきを被覆した例はなく更に、ユーザー側
からの要求性能がより高度化するに従って、耐外面錆
性、加工時の潤滑性の点で、なお被覆するめっきに改良
の余地がある。また、特公昭58−247984号公報
に見られる単層めっきの複合めっき鋼板も提案されてい
るが、Al合金板への適用は特開昭61−157693
号公報に一部見られるが潤滑性の点では必ずしも充分で
はないのが現状である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実情
に鑑み、種々の実験を重ねた結果、Al合金板の表面に
Zn系合金めっきを、また上層としてZn−Feめっき
を被覆する事により、鋼板で従来からみられる合金めっ
きよりも特に耐外面錆性、加工時の潤滑性が良好となる
ことを見いだした。この理由は以下の通りである。耐外
面錆性については、Al合金板の上に被覆されたZn系
合金めっきにより、Al合金板に特有の糸錆が抑制され
ると同時に、めっきの耐食性も向上することから錆幅の
抑制も見られた。潤滑性については、下層めっきとして
Zn系合金を被覆することによる表面硬度アップ等によ
り性能向上がはかられると同時に、上層にZn−Fe合
金めっきを付与することにより、下層との相乗効果によ
り潤滑性が著しく向上することも判明した。本発明は、
以上のごとき知見に基いてなされたものであって、その
要旨とするところは、Al合金板の片面あるいは両面に
下層としてめっき付着量0.1〜60g/m2 のZn系
合金めっき層を有し、上層としてFeを40〜95%含
有するZn−Feめっきを0.1〜10g/m2 有する
ことを特徴とするZn系2層めっきAl合金板。
【0004】以下に本発明を詳細に説明する。先ず、本
発明においてZn系複合めっきAl合金板とは後述する
ようなZn系合金めっきとZn−Fe合金めっきとから
なる2層から構成されるものであって、これを2層構造
としたのは前述の知見の如く、潤滑性の飛躍的改善を考
慮したためである。ここで下層のZn系合金めっきと
は、Fe,Ni,Co,Cr,Al,Mn等の1種また
は2種以上の合金元素を含有するZn系合金めっきを指
すものであり、合金元素含有率は1〜90%である。こ
れらのめっきを用いる理由は、AlやFeが糸錆を発生
しやすいのに対し、Zn系めっきには一般的に糸錆は見
られず、Zn単独めっきに比べ耐食性も良いため、錆幅
の抑制効果にも優れている。このため、Al合金板にZ
n系合金めっきを被覆することで、耐外面錆性向上に効
果的である。また、Zn系合金めっきはZn単独めっき
に比べ一般に表面硬度が高く、摩擦係数も低下する傾向
がある。Al合金板原板に比べこの効果は著しい。
【0005】なお、下層としてのZn系合金めっきのめ
っき付着量は化成処理浴での溶解を考慮にいれて0.1
g/m2 を下限とし、又60g/m2 を超えても効果は
飽和するので、これを上限とした。更に、潤滑性の飛躍
的向上をはかるために、該めっきの上にFeを40〜9
5%含有するZn−Feめっきを付与した。上層のZn
−Feめっき中のFe濃度の下限は、硬度確保上40%
が必要であり、又耐外面錆性を考慮して上限を95%と
した。上層めっきの付着量としては、耐外面錆性及び潤
滑性の見地から0.1〜10g/m2 に限定した。以
下、実施例をもって本発明の効果をさらに具体的に説明
する。
【0006】
【実施例】本発明のめっきAl合金板の製造は、pH1
〜3のフッ化物浴またはpH13.5〜14.5のアル
カリ浴を用いた化学めっき及びpH1〜3の硫酸塩浴、
塩化物浴を用いた電気めっきを行うことが可能である。
めっきの一部は合金化のため熱処理を加えて作製した。
下地のAl合金板は主として5000系、6000系を
ベースとした。一方、上層めっきは、pH1〜3の硫酸
塩浴、塩化物浴を用いた電気めっきにより施した。評価
試験は平板引き抜き試験(摩擦係数測定)及び耐外面錆
性試験(錆幅測定)を行った。各試験条件を以下に示
す。
【0007】〔平板引き抜き試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×30mm×300mm 押しつけ力:450kgf 引き抜き速度:200mm/min 工具接触面積:900mm2 (30mm×30mm)
【0008】〔耐外面錆性試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×70mm×150mm サンプル調整:めっきアルミ板に化成処理+3コート
後、塗装に下地に達するスクラッチ傷を入れた。 試験環境:塩水噴霧+湿潤環境。
【0009】更に、各試験の評価基準は以下の通りであ
る。
【0010】 但し、外面錆はカット傷部から塗膜膨れとして発生。
【0011】本発明の内、下層Zn合金めっき/上層Z
n−Fe合金めっき構造条件下で上層めっき中Fe含有
率と各評価結果の関係を図1に示す。更に下層のZn系
合金めっき組成、付着量と上層のZn−Fe(40%)
及びZn−Fe(95%)合金めっき付着量をそれぞれ
独立に変化させて各評価試験を行った結果を表1に示
す。表中の(潤)付きの上段評点は潤滑性、(錆)付き
の下段評点は耐外面錆性を表している。図1において潤
滑性の観点からは上層めっき中Feは40%以上が望ま
しく、耐外面錆性の観点からは同様に95%以下が妥当
と考えられる。従って、両性能を満足する上層めっき中
Fe含有率は40〜95%となる。これは上層めっき中
のFeが40%未満では硬度がでないことと95%超で
は上層めっき自体が腐食し易いことに起因するものと考
えられる。
【0012】表1において下層めっきが低付着量の場合
には上層の有無にかかわらず耐外面錆性が非常に悪く、
付着量0.1g/m2 以上で良好となる。上層のめっき
が無いとめっきの有無にかかわらず潤滑性は充分ではな
い。上層めっき付着量の増加で潤滑性は良好となるが、
余り付着量が多すぎると潤滑性能は低下する傾向にあ
る。以上から、現象的に下層としてZn系合金めっきを
0.1〜60g/m2 、上層としてFeを40〜95%
含有するZn−Feめっきを0.1〜10g/m2被覆
した構造がAl合金板の潤滑性、耐外面錆性向上に適し
ていることが確認できた。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明であるAl合金
板のめっき被覆後の潤滑性が極めて優れたZn系2層め
っきAl合金板にあり、特に軽量自動車用Al合金板と
して適用できることは、工業的に意義は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる上層めっき中Fe含有率に対す
る潤滑性と耐外面錆性の評価結果の関係を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 彰 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 本田 和彦 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内内 (72)発明者 斉藤 正次 埼玉県深谷市上野台1351番地 スカイアル ミニウム株式会社技術研究所内 (72)発明者 小林 美智男 埼玉県深谷市上野台1351番地 スカイアル ミニウム株式会社技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al合金板の片面あるいは両面に、下層
    としてめっき付着量0.1〜60g/m2 のZn系合金
    めっき層を有し、上層としてFeを40〜95%含有す
    るZn−Feめっきを0.1〜10g/m2 有すること
    を特徴とする潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金
    板。
JP4388792A 1992-02-28 1992-02-28 潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板 Pending JPH05239685A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4388792A JPH05239685A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板

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JP4388792A JPH05239685A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板

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JPH05239685A true JPH05239685A (ja) 1993-09-17

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ID=12676219

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JP4388792A Pending JPH05239685A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 潤滑性に優れたZn系2層めっきAl合金板

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20000613