JPH05240309A - 高負荷伝動用ベルト - Google Patents
高負荷伝動用ベルトInfo
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- JPH05240309A JPH05240309A JP7921092A JP7921092A JPH05240309A JP H05240309 A JPH05240309 A JP H05240309A JP 7921092 A JP7921092 A JP 7921092A JP 7921092 A JP7921092 A JP 7921092A JP H05240309 A JPH05240309 A JP H05240309A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/163—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with means allowing lubrication
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロック体が駆動プーリや従動プーリに進入
して当接するときに発生するピッチノイズを阻止すると
ともに、無端状バンドに不要な張力を与えずにベルトの
寿命を延長させる。 【構成】 ブロック体2を並列せしめ、そのスロット部
9を通じて無端状バンド3を掛架した高負荷伝動用ベル
ト1である。第1のブロック体2Aは、本体6の両面に
下方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面20
と少なくとも1つの重量軽減穴25を有している。ま
た、第2のブロック体2Bは一定厚みとし、少なくとも
1つの重量軽減穴25を形成した本体6を有している。
前記第1のブロック体2Aと第2のブロック体2Bの重
量、重心位置は同じであるが、厚みが相違し、第2のブ
ロック体2Bが第1のブロック体2Aの間に介在してい
る。
して当接するときに発生するピッチノイズを阻止すると
ともに、無端状バンドに不要な張力を与えずにベルトの
寿命を延長させる。 【構成】 ブロック体2を並列せしめ、そのスロット部
9を通じて無端状バンド3を掛架した高負荷伝動用ベル
ト1である。第1のブロック体2Aは、本体6の両面に
下方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面20
と少なくとも1つの重量軽減穴25を有している。ま
た、第2のブロック体2Bは一定厚みとし、少なくとも
1つの重量軽減穴25を形成した本体6を有している。
前記第1のブロック体2Aと第2のブロック体2Bの重
量、重心位置は同じであるが、厚みが相違し、第2のブ
ロック体2Bが第1のブロック体2Aの間に介在してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高負荷伝動用ベルト、特
に自動車を始めとする車輛及び各種機械変速装置に使用
する高負荷伝動用ベルトに関するものである。
に自動車を始めとする車輛及び各種機械変速装置に使用
する高負荷伝動用ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高負荷伝動用ベルトの動力伝達方
式は、通常押し伝動と引張伝動の2つに分類される。そ
のうち、押し伝動タイプとしては無端の多層スチールバ
ンドに複数のブロック体を互いに接触させた状態で取り
付け、しかもこれらのブロック体をスライド可能にした
構造であり、例えば米国特許第3、720、113号明
細書等に開示されている。
式は、通常押し伝動と引張伝動の2つに分類される。そ
のうち、押し伝動タイプとしては無端の多層スチールバ
ンドに複数のブロック体を互いに接触させた状態で取り
付け、しかもこれらのブロック体をスライド可能にした
構造であり、例えば米国特許第3、720、113号明
細書等に開示されている。
【0003】この伝動方式は一般にブロック体が無端状
バンドと固定された関係になく、無端状バンド上を摺動
可能に配列せしめた構造であり、駆動、従動の両プーリ
に掛かったとき、ベルトのゆるみ側にブロック体が集ま
り、駆動プーリにかかったブロック体からベルトのゆる
み側に集まっているブロック体を押して従動プーリを回
すというものである。
バンドと固定された関係になく、無端状バンド上を摺動
可能に配列せしめた構造であり、駆動、従動の両プーリ
に掛かったとき、ベルトのゆるみ側にブロック体が集ま
り、駆動プーリにかかったブロック体からベルトのゆる
み側に集まっているブロック体を押して従動プーリを回
すというものである。
【0004】かかるブロック体はプーリに当接する端面
をもった台形状の本体と三角形状のヘッドとがピラーを
介して連結され、ピラーの左右に無端状バンドが設置さ
れるスロット部を設けた形状になっている。該本体はそ
の正面において下方に向けてその厚さが徐々に減少する
テーパー面を有し、テーパー面の開始位置となる傾斜開
始線はショルダー面のわずか下側に位置している。一般
にテーパー面は、プーリ上を回転するブロック体がその
曲率に応じて進行方向に傾斜することを可能にしてい
る。
をもった台形状の本体と三角形状のヘッドとがピラーを
介して連結され、ピラーの左右に無端状バンドが設置さ
れるスロット部を設けた形状になっている。該本体はそ
の正面において下方に向けてその厚さが徐々に減少する
テーパー面を有し、テーパー面の開始位置となる傾斜開
始線はショルダー面のわずか下側に位置している。一般
にテーパー面は、プーリ上を回転するブロック体がその
曲率に応じて進行方向に傾斜することを可能にしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたブロ
ック体は、これが駆動プーリや従動プーリに進入すると
き、従来のブロック体は全て一様な形状と重量であるた
め、一定周期でプーリとの衝突音が発生し、これが共鳴
して異音となる、いわゆるピッチノイズが発生した。こ
の問題を解決するために、ブロック体の形状を同じにし
て厚みのみを変えたものが提案された。しかし、ブロッ
ク体の重量が変わるために、ベルトを高速で運転させた
時には、ブロック体によって遠心力が異なるため、無端
状バンドは常に一定の張力を受けず、局部的に伸張して
疲労しやすい問題があった。
ック体は、これが駆動プーリや従動プーリに進入すると
き、従来のブロック体は全て一様な形状と重量であるた
め、一定周期でプーリとの衝突音が発生し、これが共鳴
して異音となる、いわゆるピッチノイズが発生した。こ
の問題を解決するために、ブロック体の形状を同じにし
て厚みのみを変えたものが提案された。しかし、ブロッ
ク体の重量が変わるために、ベルトを高速で運転させた
時には、ブロック体によって遠心力が異なるため、無端
状バンドは常に一定の張力を受けず、局部的に伸張して
疲労しやすい問題があった。
【0006】本発明はこのような不具合に対処し、これ
を改善するもので、特に配列するブロック体の形状に工
夫を見出し、ブロック体が駆動プーリや従動プーリに進
入して当接するときに発生するピッチノイズを阻止し、
かつ各ブロック体の重量および重心位置を同じにして無
端状バンドに不要な張力を与えずにベルトの寿命を延長
させることを目的とする。
を改善するもので、特に配列するブロック体の形状に工
夫を見出し、ブロック体が駆動プーリや従動プーリに進
入して当接するときに発生するピッチノイズを阻止し、
かつ各ブロック体の重量および重心位置を同じにして無
端状バンドに不要な張力を与えずにベルトの寿命を延長
させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形成
し、該本体とヘッドとの間にスロット部を設けた複数個
のブロック体を間隙を有する状態もしくは互いに密接さ
せた状態で並列せしめ、そのスロット部を通じて無端状
バンドを掛架した高負荷伝動用ベルトにおいて、左右対
称形状を有する第1のブロック体として本体の両面に下
方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面を設
け、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線と、左右の
プーリ当接面及び底面から画定される領域に少なくとも
1つの重量軽減穴を形成するとともに、上記ヘッドにも
貫通穴を設けた形状とし、また左右対称形状を有する第
2のブロック体としてテーパー面を有しない一定厚みと
し、少なくとも1つの重量軽減穴を形成した本体と、上
記ヘッドにも貫通穴を設けた形状とし、更に第1のブロ
ック体と第2のブロック体の重量および重心位置を同じ
にし、第1のブロック体と第2のブロック体の厚みを相
違させ、かつ第2のブロック体を第1のブロック体の間
に介在させた構成にある。
ろは、ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形成
し、該本体とヘッドとの間にスロット部を設けた複数個
のブロック体を間隙を有する状態もしくは互いに密接さ
せた状態で並列せしめ、そのスロット部を通じて無端状
バンドを掛架した高負荷伝動用ベルトにおいて、左右対
称形状を有する第1のブロック体として本体の両面に下
方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面を設
け、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線と、左右の
プーリ当接面及び底面から画定される領域に少なくとも
1つの重量軽減穴を形成するとともに、上記ヘッドにも
貫通穴を設けた形状とし、また左右対称形状を有する第
2のブロック体としてテーパー面を有しない一定厚みと
し、少なくとも1つの重量軽減穴を形成した本体と、上
記ヘッドにも貫通穴を設けた形状とし、更に第1のブロ
ック体と第2のブロック体の重量および重心位置を同じ
にし、第1のブロック体と第2のブロック体の厚みを相
違させ、かつ第2のブロック体を第1のブロック体の間
に介在させた構成にある。
【0008】
【作用】本発明の高負荷伝動用ベルトでは、第1のブロ
ック体と第2のブロック体の重量および重心位置を同じ
にしているため、ベルトを高速で運転させた時にも、無
端状バンドは常に一定の張力を受けて疲労しにくい。ま
た、第1のブロック体と第2のブロック体の厚みを相違
させることによって、各ブロック体がプーリに進入して
当接するときの衝突周期が変わり、ピッチノイズが低減
する。
ック体と第2のブロック体の重量および重心位置を同じ
にしているため、ベルトを高速で運転させた時にも、無
端状バンドは常に一定の張力を受けて疲労しにくい。ま
た、第1のブロック体と第2のブロック体の厚みを相違
させることによって、各ブロック体がプーリに進入して
当接するときの衝突周期が変わり、ピッチノイズが低減
する。
【0009】しかも、第1のブロック体と第2のブロッ
ク体の本体に少なくとも1つの重量軽減穴と、ヘッドに
貫通穴を設けることによってブロック体の重心位置を同
じになるように調整できる。これによってブロック体を
押し付ける作用点が各ブロック体間で一致し、これは押
し伝動の伝達効率をよくする。
ク体の本体に少なくとも1つの重量軽減穴と、ヘッドに
貫通穴を設けることによってブロック体の重心位置を同
じになるように調整できる。これによってブロック体を
押し付ける作用点が各ブロック体間で一致し、これは押
し伝動の伝達効率をよくする。
【0010】また、本体に設けた少なくとも1つの重量
軽減穴の大きさを調整すると、まずブロック体の重心位
置を傾斜開始線付近に置くことができ、ブロック体は直
立して安定した状態で無端状バンド上をスムーズに摺動
し、一方無端状バンドはブロック体によって擦られるこ
とも、押し付けられることもない。しかも、各ブロック
体を大きく軽量化することができ、無端状バンドはベル
トの高速回転時の遠心張力を受けにくくなり、これらは
無端状バンドの寿命を延長させることになる。更に、重
量軽減穴を設けても、底面が直線状にブリッジされてい
るから、ブロック体はプーリから受ける圧縮力に対して
も充分に耐える構造になる。
軽減穴の大きさを調整すると、まずブロック体の重心位
置を傾斜開始線付近に置くことができ、ブロック体は直
立して安定した状態で無端状バンド上をスムーズに摺動
し、一方無端状バンドはブロック体によって擦られるこ
とも、押し付けられることもない。しかも、各ブロック
体を大きく軽量化することができ、無端状バンドはベル
トの高速回転時の遠心張力を受けにくくなり、これらは
無端状バンドの寿命を延長させることになる。更に、重
量軽減穴を設けても、底面が直線状にブリッジされてい
るから、ブロック体はプーリから受ける圧縮力に対して
も充分に耐える構造になる。
【0011】
【実施例】以下、更に本発明の実施例を添付図面に従っ
て説明する。図1に示される高負荷伝動用ベルト1は本
発明に係るベルトの要部であり、複数のブロック体2
を、無端状バンド3、例えば多層のスチールバンドに対
して摺動可能に配列させることにより構成されている。
この場合、ブロック体2は互いに密接した状態で配置し
て積層バンド3にプレテンションを付与してもよい。そ
して、ここで使用するブロック体2は第1のブロック体
2Aと第2のブロック体2Bとが交互に配置されてい
る。
て説明する。図1に示される高負荷伝動用ベルト1は本
発明に係るベルトの要部であり、複数のブロック体2
を、無端状バンド3、例えば多層のスチールバンドに対
して摺動可能に配列させることにより構成されている。
この場合、ブロック体2は互いに密接した状態で配置し
て積層バンド3にプレテンションを付与してもよい。そ
して、ここで使用するブロック体2は第1のブロック体
2Aと第2のブロック体2Bとが交互に配置されてい
る。
【0012】第1のブロック体2Aは、図2に示すよう
に左右対称形状で、Vプーリ壁面4に係合するプーリ当
接面5を有する本体6と、ほぼ中央部に位置しているピ
ラー7と、外枠をアーチ状とするヘッド8、そして無端
状バンド3を掛ける一対のスロット部9とを備えてい
る。このスロット部9は無端状バンド3を担持するショ
ルダー面10を有している。
に左右対称形状で、Vプーリ壁面4に係合するプーリ当
接面5を有する本体6と、ほぼ中央部に位置しているピ
ラー7と、外枠をアーチ状とするヘッド8、そして無端
状バンド3を掛ける一対のスロット部9とを備えてい
る。このスロット部9は無端状バンド3を担持するショ
ルダー面10を有している。
【0013】更に、上記ブロック体ヘッド8のほぼ中心
部には円形、楕円形、長方形、正方形等の貫通穴12が
設けられ、該貫通穴12とR形の上切り欠き部13との
間、貫通穴12とヘッド頂部14との間および貫通穴1
2と突起部15との間に油溝16が配置されている。従
って、従動プーリの近傍でブロック体の下方から供給さ
れた潤滑油は、積層バンド3およびピラー両隅部の下切
り欠き部17に囲まれた空間に蓄えられて油溜りを形成
し、この部分からピラーの側壁18と積層バンドの端面
19との間を経由して上切り欠き部13へと移動し、そ
して遠心力によりその近傍に開口した油溝16を通りつ
つヘッド8を潤滑しながら貫通穴12に蓄積される。そ
して、潤滑油がこの貫通穴12よりヘッド頂部14に設
けた油溝16を通過し、この周辺も潤滑しながらブロッ
ク体2A外部へと流出するために、潤滑機能が有効に発
揮される。
部には円形、楕円形、長方形、正方形等の貫通穴12が
設けられ、該貫通穴12とR形の上切り欠き部13との
間、貫通穴12とヘッド頂部14との間および貫通穴1
2と突起部15との間に油溝16が配置されている。従
って、従動プーリの近傍でブロック体の下方から供給さ
れた潤滑油は、積層バンド3およびピラー両隅部の下切
り欠き部17に囲まれた空間に蓄えられて油溜りを形成
し、この部分からピラーの側壁18と積層バンドの端面
19との間を経由して上切り欠き部13へと移動し、そ
して遠心力によりその近傍に開口した油溝16を通りつ
つヘッド8を潤滑しながら貫通穴12に蓄積される。そ
して、潤滑油がこの貫通穴12よりヘッド頂部14に設
けた油溝16を通過し、この周辺も潤滑しながらブロッ
ク体2A外部へと流出するために、潤滑機能が有効に発
揮される。
【0014】なお、下切り欠き部17の先端は下方に向
けてその厚さが徐々に減少するテーパー面の開始位置と
なる傾斜開始線21より下側に位置してもよく、潤滑油
を下切り欠き部に取り込むようになっている。これによ
って、無端状バンド3とショルダー面10間を潤滑し、
摩耗、発熱を押さえて無端状バンド3の耐久性を向上さ
せる。
けてその厚さが徐々に減少するテーパー面の開始位置と
なる傾斜開始線21より下側に位置してもよく、潤滑油
を下切り欠き部に取り込むようになっている。これによ
って、無端状バンド3とショルダー面10間を潤滑し、
摩耗、発熱を押さえて無端状バンド3の耐久性を向上さ
せる。
【0015】本実施例ではヘッド8に設けた貫通穴12
は直径2〜3mmであり、油溝16は幅0.4〜0.8
mm、深さ0.2〜0.4mmであり、この程度が潤滑
性能とブロック体の強度からいっても最適で、また潤滑
油を貫通穴12に保持し通常油溝16へ供給することが
可能になる。ヘッド8を比較的広範囲に潤滑させるため
に油溝16の径路を長くしてもよい。
は直径2〜3mmであり、油溝16は幅0.4〜0.8
mm、深さ0.2〜0.4mmであり、この程度が潤滑
性能とブロック体の強度からいっても最適で、また潤滑
油を貫通穴12に保持し通常油溝16へ供給することが
可能になる。ヘッド8を比較的広範囲に潤滑させるため
に油溝16の径路を長くしてもよい。
【0016】また、第1のブロック体2Aは図3に示す
ように、ピラー7の一方の面に突起部15が配置され、
またピラー7の他方の面には第2のブロック体2Bのピ
ラー7に設けた突起部15を収容する溝部22が配置さ
れている。
ように、ピラー7の一方の面に突起部15が配置され、
またピラー7の他方の面には第2のブロック体2Bのピ
ラー7に設けた突起部15を収容する溝部22が配置さ
れている。
【0017】一方、前記本体6の前面および後面は下方
に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面20を有
し、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線21がスロ
ット部9のショルダー面10より下方に位置している。
一般にテーパー面20は、プーリ上を回転するブロック
体がその曲率に応じて進行方向に傾斜することを可能に
し、ベルトのピッチラインは第1のブロック体2Aがプ
ーリ上を回転する際のラインとなり、本体の厚みが減少
し始める傾斜開始線21になる。
に向けてその厚さが徐々に減少するテーパー面20を有
し、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線21がスロ
ット部9のショルダー面10より下方に位置している。
一般にテーパー面20は、プーリ上を回転するブロック
体がその曲率に応じて進行方向に傾斜することを可能に
し、ベルトのピッチラインは第1のブロック体2Aがプ
ーリ上を回転する際のラインとなり、本体の厚みが減少
し始める傾斜開始線21になる。
【0018】そして、本体6には、直線状の底面23と
左右のプーリ当接面5、5、そして傾斜開始線21で画
定される本体領域24を比較的大きな面積になるように
設定し、この本体領域24に1つの台形状に切り抜いた
重量軽減穴25が設けられている。たとえ、このような
重量軽減穴25を設けても、底面部27が直線状にブリ
ッジされ、プーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐
える構造になる。このため、本発明の上記ブロック体2
Aでは、従来のものに比べてヘッド8の領域に面積を1
とすると、本体領域24の面積は2〜5倍大きくなって
いる。もし、この範囲外の場合には、ブロック体の重心
位置26を傾斜開始線21から下方に置くことが困難で
ある。
左右のプーリ当接面5、5、そして傾斜開始線21で画
定される本体領域24を比較的大きな面積になるように
設定し、この本体領域24に1つの台形状に切り抜いた
重量軽減穴25が設けられている。たとえ、このような
重量軽減穴25を設けても、底面部27が直線状にブリ
ッジされ、プーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐
える構造になる。このため、本発明の上記ブロック体2
Aでは、従来のものに比べてヘッド8の領域に面積を1
とすると、本体領域24の面積は2〜5倍大きくなって
いる。もし、この範囲外の場合には、ブロック体の重心
位置26を傾斜開始線21から下方に置くことが困難で
ある。
【0019】図5は、本発明におけるブロック体2Aの
他の実施例であり、傾斜開始線21と左右のプーリ当接
面5、5、そして直線状の底面23から画定される本体
領域24には、円状に切り抜いた3つの重量軽減穴25
が設けられ、ブロック体2Aの重量を軽減し、またこれ
によってブロック体本体6は底面部27が直線状にブリ
ッジされ、プーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐
える構造になっている。なお、重量軽減穴25は円形に
限定されることはなく、三角形でもよい。
他の実施例であり、傾斜開始線21と左右のプーリ当接
面5、5、そして直線状の底面23から画定される本体
領域24には、円状に切り抜いた3つの重量軽減穴25
が設けられ、ブロック体2Aの重量を軽減し、またこれ
によってブロック体本体6は底面部27が直線状にブリ
ッジされ、プーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐
える構造になっている。なお、重量軽減穴25は円形に
限定されることはなく、三角形でもよい。
【0020】次に本発明で使用する第2のブロック体2
Bは、図6〜図7に示されるように左右対称形状で、本
体6の正面および裏面は下方に向けてその厚さが徐々に
減少するテーパー面がなく、ヘッド8から本体6まで一
定の厚みになっており、この点で第1のブロック体2A
と相違する。しかも、第2のブロック体2Bの厚みは、
第1のブロック体2Aのそれに比べて小さくなり、第2
のブロック体2Bの重量は第1のブロック体2Aと同じ
にしている。そして、本体6は直線状の底面23からな
り、2つの台形状に切り抜いた重量軽減穴25を有して
いる。
Bは、図6〜図7に示されるように左右対称形状で、本
体6の正面および裏面は下方に向けてその厚さが徐々に
減少するテーパー面がなく、ヘッド8から本体6まで一
定の厚みになっており、この点で第1のブロック体2A
と相違する。しかも、第2のブロック体2Bの厚みは、
第1のブロック体2Aのそれに比べて小さくなり、第2
のブロック体2Bの重量は第1のブロック体2Aと同じ
にしている。そして、本体6は直線状の底面23からな
り、2つの台形状に切り抜いた重量軽減穴25を有して
いる。
【0021】また、第2のブロック体2Bは、第1のブ
ロック体2Aのヘッド8と同様にそのほぼ中心部には円
形、楕円形、長方形、正方形等の貫通穴12が設けら
れ、該貫通穴12とR形の上切り欠き部13との間、貫
通穴12とヘッド頂部14との間および貫通穴12と突
起部15との間に油溝16が配置されている。ピラー7
の一方の面に突起部15が配置され、またピラー7の他
方の面には第1のブロック体2Aのピラー7に設けた突
起部15を収容する溝部22が配置されている。
ロック体2Aのヘッド8と同様にそのほぼ中心部には円
形、楕円形、長方形、正方形等の貫通穴12が設けら
れ、該貫通穴12とR形の上切り欠き部13との間、貫
通穴12とヘッド頂部14との間および貫通穴12と突
起部15との間に油溝16が配置されている。ピラー7
の一方の面に突起部15が配置され、またピラー7の他
方の面には第1のブロック体2Aのピラー7に設けた突
起部15を収容する溝部22が配置されている。
【0022】そして、本発明における第1のブロック体
2Aと第2のブロック体2Bとの重心位置26はショル
ダー面10から同じ距離だけ離れた位置にあり、ショル
ダー面10より上0.5mm,下2.0mm以内のとこ
ろにある。上記重心位置の範囲内で各ブロック体の重心
位置が異なると、ブロック体を押し出す作用点も相違す
るために押出力の方向性がくずれ、ブロック体が破損し
やすく、また無端状バンド3が切断することになる。
2Aと第2のブロック体2Bとの重心位置26はショル
ダー面10から同じ距離だけ離れた位置にあり、ショル
ダー面10より上0.5mm,下2.0mm以内のとこ
ろにある。上記重心位置の範囲内で各ブロック体の重心
位置が異なると、ブロック体を押し出す作用点も相違す
るために押出力の方向性がくずれ、ブロック体が破損し
やすく、また無端状バンド3が切断することになる。
【0023】また、各ブロック体の重心位置がショルダ
ー面10より上0.5mmを越えると、後方のブロック
体が前方のブロック体を押すエネルギーは増すが、進行
方向に対して前後に傾斜しやすくなり、無端状バンド3
がスロット部9のエッジで擦られて無端状バンド3の最
内側面あるいは最外側面が損傷しやすくなる。
ー面10より上0.5mmを越えると、後方のブロック
体が前方のブロック体を押すエネルギーは増すが、進行
方向に対して前後に傾斜しやすくなり、無端状バンド3
がスロット部9のエッジで擦られて無端状バンド3の最
内側面あるいは最外側面が損傷しやすくなる。
【0024】一方、重心位置がショルダー面10より下
2.0mmを越えると、無端状バンド3がスロット部9
のエッジで擦られることは少なくなるが、後方のブロッ
ク体が前方のブロック体を押すエネルギーが減り、ベル
トの伝達効率は低下する。従って、各ブロック体を直立
して安定した状態で無端状バンド3上をスムーズに摺動
させ、前方のブロック体を押すエネルギーを増すために
は、上0.5mm、下2.0mm以内が必要である。
2.0mmを越えると、無端状バンド3がスロット部9
のエッジで擦られることは少なくなるが、後方のブロッ
ク体が前方のブロック体を押すエネルギーが減り、ベル
トの伝達効率は低下する。従って、各ブロック体を直立
して安定した状態で無端状バンド3上をスムーズに摺動
させ、前方のブロック体を押すエネルギーを増すために
は、上0.5mm、下2.0mm以内が必要である。
【0025】なお、上記第1のブロック体2Aと第2の
ブロック体2Bは、鉄鋼、鋼材を熱処理したり、ボロン
をその表面に拡散浸透処理したり、あるいは窒化チタ
ン、炭化チタン等を化学的または物理的に蒸発させた
り、アルミナ等のセラミックスをその表面に接合しても
よい。
ブロック体2Bは、鉄鋼、鋼材を熱処理したり、ボロン
をその表面に拡散浸透処理したり、あるいは窒化チタ
ン、炭化チタン等を化学的または物理的に蒸発させた
り、アルミナ等のセラミックスをその表面に接合しても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の高負荷伝動用ベル
トでは、第1のブロック体と第2のブロック体とは重
量、重心位置が同じで、厚みが相違しているため、ベル
トを高速で運転させた時にも、無端状バンドは常に一定
の張力を受けて疲労しにくく、また各ブロック体がプー
リへ進入して当接するときの衝突周期が変わるため、ピ
ッチノイズが低減する。また、第1のブロック体と第2
のブロック体の本体に少なくとも1つの重量軽減穴ある
いはヘッドにも貫通穴を設けることによって、各ブロッ
ク体の重心位置を同じにすることができ、これによって
押し伝動の伝達効率をよくしている。更に、各ブロック
体を大きく軽量化することができ、無端状バンドはベル
トの高速回転時の遠心張力を受けにくくなり、これらは
無端状バンドの寿命を延長させることになる。更に、重
量軽減穴を設けても、底面が直線状にブリッジされ、プ
ーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐えることがで
きる効果がある。
トでは、第1のブロック体と第2のブロック体とは重
量、重心位置が同じで、厚みが相違しているため、ベル
トを高速で運転させた時にも、無端状バンドは常に一定
の張力を受けて疲労しにくく、また各ブロック体がプー
リへ進入して当接するときの衝突周期が変わるため、ピ
ッチノイズが低減する。また、第1のブロック体と第2
のブロック体の本体に少なくとも1つの重量軽減穴ある
いはヘッドにも貫通穴を設けることによって、各ブロッ
ク体の重心位置を同じにすることができ、これによって
押し伝動の伝達効率をよくしている。更に、各ブロック
体を大きく軽量化することができ、無端状バンドはベル
トの高速回転時の遠心張力を受けにくくなり、これらは
無端状バンドの寿命を延長させることになる。更に、重
量軽減穴を設けても、底面が直線状にブリッジされ、プ
ーリから受ける圧縮力に対しても充分に耐えることがで
きる効果がある。
【図1】本発明に係る高負荷伝動用ベルトの部分側面図
である。
である。
【図2】本発明の高負荷伝動用ベルトに使用する第1の
ブロック体の正面図である。
ブロック体の正面図である。
【図3】図2を裏面から見た図である。
【図4】上記第1のブロック体の側面図である。
【図5】本発明に係る他の第1のブロック体の正面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の高負荷伝動用ベルトに使用する第2の
ブロック体の正面図である。
ブロック体の正面図である。
【図7】図6の側面図である。
2 ブロック体 2A 第1のブロック体 2B 第1のブロック体 3 無端状バンド 6 本体 7 ピラー 8 ヘッド 10 ショルダー面 12 貫通穴 15 突起部 17 下切り欠き部17 20 テーパー面 21 傾斜開始線 25 重量軽減穴 30 突起部 31 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益田 孝 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロック体の本体にピラーを介してヘッ
ドを形成し、該本体とヘッドとの間にスロット部を設け
た複数個のブロック体を間隙を有する状態もしくは互い
に密接させた状態で並列せしめ、そのスロット部を通じ
て無端状バンドを掛架した高負荷伝動用ベルトにおい
て、左右対称形状を有する第1のブロック体として本体
の両面に下方に向けてその厚さが徐々に減少するテーパ
ー面を設け、テーパー面の開始位置となる傾斜開始線
と、左右のプーリ当接面及び底面から画定される領域に
少なくとも1つの重量軽減穴を形成するとともに、上記
ヘッドにも貫通穴を設けた形状とし、また左右対称形状
を有する第2のブロック体としてテーパー面を有しない
一定厚みとし、少なくとも1つの重量軽減穴を形成した
本体と、上記ヘッドにも貫通穴を設けた形状とし、更に
第1のブロック体と第2のブロック体の重量および重心
位置を同じにして、第1のブロック体と第2のブロック
体の厚みを相違させ、第2のブロック体を第1のブロッ
ク体の間に介在させたことを特徴とする高負荷伝動用ベ
ルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7921092A JPH05240309A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 高負荷伝動用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7921092A JPH05240309A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 高負荷伝動用ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05240309A true JPH05240309A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=13683581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7921092A Pending JPH05240309A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 高負荷伝動用ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05240309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999053219A1 (fr) * | 1998-04-10 | 1999-10-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Courroie de transmission a reglage continu |
| CN100434747C (zh) * | 2004-10-13 | 2008-11-19 | 丰田自动车株式会社 | 环形金属带 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP7921092A patent/JPH05240309A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999053219A1 (fr) * | 1998-04-10 | 1999-10-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Courroie de transmission a reglage continu |
| US6332854B1 (en) | 1998-04-10 | 2001-12-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Belt for continuously variable transmission |
| CN100434747C (zh) * | 2004-10-13 | 2008-11-19 | 丰田自动车株式会社 | 环形金属带 |
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