JPH05240497A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Publication number
JPH05240497A
JPH05240497A JP4043280A JP4328092A JPH05240497A JP H05240497 A JPH05240497 A JP H05240497A JP 4043280 A JP4043280 A JP 4043280A JP 4328092 A JP4328092 A JP 4328092A JP H05240497 A JPH05240497 A JP H05240497A
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JP
Japan
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grill
angle
temperature
blowout
vehicle
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Pending
Application number
JP4043280A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Yoshimi
知久 吉見
Yuji Takeo
裕治 竹尾
Takamasa Kawai
孝昌 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両乗員の好みに合った吹出グリルの方向の
自動制御を行うことのできる空調装置を提供することを
目的とする。 【構成】 車室内温度と車室外温度と目標設定温度の信
号に基づいて必要吹出温度演算手段により必要吹出温度
TAOを演算し、このTAOに基づいて熱交換能力調整
手段を制御して空調制御を行う。この時、記憶手段で記
憶された関係に基づいて風向制御手段、差算出手段、角
度検出手段、駆動手段によりVENT吹出口のグリルの
方向を自動制御している。自動制御されるグリルの方向
を手動変更手段で変更することができ、この時のグリル
の角度と手動変更手段での変更量との関係から記憶変更
手段により記憶手段で記憶されたTAOとグリル角度と
の関係を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に係わ
り、特に空調装置からの吹出空気の吹出方向の自動制御
に好適な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空調装置においては、車室内温度
が高く、日射量が多い状況では、吹出温度を最大に制御
して快適感が得られるようにしている。しかし、夏場の
炎天下に路上駐車されていた車両の始動時には、乗員が
空調装置の能力不足等により、不快感を強く感じること
がある。人が感じる「暑い」、「寒い」という温度感覚
は、温度だけでなく、気流やふく射等によっても変化す
ることが公知である。
【0003】そこで、実開昭63−101207号公報
では、設定温度と室内温度との温度差が大きいときには
吹出グリルを車両乗員の方向に向け、吹出温度と気流の
相乗効果により、快適感を得るように自動制御する方法
が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、吹出グリルの自動制御の制御方法が画一的であるた
めに、設定温度と室内温度との温度差に対する吹出グリ
ル方向の制御方向が車両乗員の好みに合わないことがあ
り、乗員の微妙な好みが影響する温度領域での気流の方
向制御については、その度毎に車両乗員が手動操作して
好みに合わせなければならない。
【0005】そこで、本発明では、車両乗員の好みに合
った吹出グリルの方向の自動制御を行うことのできる空
調装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、車両乗員に向けて吹出空気流が吹出す車
室内の吹出口と、車室外温度、車室内温度、日射量及び
車室内の目標設定温度の信号に基づいて、前記吹出空気
流の必要吹出温度を演算する必要吹出温度演算手段と、
前記吹出口内に回動可能に配され、この吹出口から吹出
す空気流の吹出角度を変更するルーバ手段と、前記必要
吹出温度の各値に対する前記ルーバ手段の回動角度値を
予め設定された関係式として記憶する記憶手段と、前記
記憶手段で記憶された関係式に基づいて前記ルーバ手段
の目標回動角度を決定する風向制御手段と、前記ルーバ
手段の回動角度を検出する角度検出手段と、前記角度検
出手段で検出された回動角度が前記風向制御手段によっ
て決定された目標回動角度になるように前記ルーバ手段
を駆動する駆動手段と、車両乗員が前記ルーバ手段の回
動角度値を任意に変更させる手動変更手段と、前記記憶
手段に記憶された関係式を前記手動変更手段で変更され
た回動角度値と前記必要吹出温度との関係式に変更する
記憶変更手段と、を設けた車両用空調装置を採用するも
のである。
【0007】
【作用】車室外温度と車室内温度と日射量および目標設
定温度の信号に基づいて必要吹出温度演算手段により必
要吹出温度を算出し、この必要吹出温度に基づいて制御
された吹出空気が、車両乗員に向けて吹出口から吹出さ
れる。
【0008】この吹出口内に、吹出す吹出空気流の吹出
角度を変更するルーバ手段を設ける。必要吹出温度の各
値に対するルーバ手段の回動角度値は、予め設定された
関係式として記憶手段に記憶してある。この記憶手段で
記憶された関係式に基づいて、風向制御手段によりルー
バ手段の目標回動角度を決定する。
【0009】角度検出手段でルーバ手段の実際の角度を
検出し、この実際の角度が風向制御手段で決定された目
標回動角度になるように、駆動手段によりルーバ手段を
駆動して吹出口から吹出す吹出空気流の方向を自動制御
する。
【0010】車両乗員は手動変更手段によりルーバ手段
の回動角度値を任意に変更することで、自動制御された
ルーバ手段の回動角度値を変更することができる。そし
て、記憶変更手段により、記憶手段に記憶された関係式
をこの変更後の回動角度値と必要吹出温度との関係式に
変更することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図2は本発明に係る車両用空気調和制御装置の一
例を示している。この空気調和制御装置は、当該車両に
装備したエアダクト10を有しており、このエアゴクト
10内には、その上流から下流にかけて、内外気切り換
えダンパ20、ブロワ30、エバポレータ40、エアミ
ックスダンパ50、ヒータコア60及び吹き出し口切り
換えダンパ70が配設されている。内外気切り換えダン
パ20は、サーボモータ20aにより外気導入位置(図
2にて図示実線で示す位置)に切り換えられてエアダク
ト10内にその外気導入口11から外気を導入し、一
方、内気導入位置(図2にて図示一点鎖線で示す位置)
に切り換えられてエアダクト10内にその内気導入口1
2を介し当該車両の車室内の内気を導入する。
【0012】ブロワ30は、駆動回路30aにより駆動
されるブロワモータMの回転速度に応じ、外気導入口1
1からの外気又は内気導入口12からの内気を内外気切
り換えダンパ20を介し空気流として導入しエバポレー
タ40に送風する。エバポレータ40は、空気調和制御
装置の冷凍サイクルの作動に応じ、ブロワ30からの空
気流を冷却する。エアミックスダンパ50は、サーボモ
ータ50aにより駆動されて、その開度に応じ、エバポ
レータ40からの冷却空気流をヒータコア60に流入さ
せるとともに、残余の冷却空気流を吹き出し口切り換え
ダンパ70に向け直接流動させる。ヒータコア60は、
当該車両のエンジン冷却系統からの冷却水の温度に応
じ、その流入冷却空気流を加熱して吹き出し口切り換え
ダンパ70に向け流動させる。
【0013】吹き出し口切り換えダンパ70は、サーボ
モータ70aによる駆動のもとに、空気調和制御装置の
ベンティレーションモード(VENT)時に第1切り換
え位置(図2にて図示実線の位置)に切り換えられて、
エアダクト10のVENT吹き出し口13から車室内中
央に向け空気流を吹き出させる。また、吹き出し口切り
換えダンパ70は、サーボモータ70aによる駆動のも
とに、空気調和制御位置のヒートモード(HEAT)時
に第2切り換え位置(図2にて図示一点鎖線の位置)に
切り換えられてエアダクト10のFOOT吹き出し口1
4から車室内下部に向け空気流を吹き出させる。また、
吹き出し口切り換えダンパ70は、サーボモータ70a
による駆動のもとに、空気調和制御位置のバイレベルモ
ード(B/L)時に第3切り換え位置(図2にて図示二
点鎖線の位置)に切り換えられて両吹き出し口13、1
4から車室内中央及び下方に向け空気流を吹き出させ
る。
【0014】尚、エアダクト10のVENT吹き出し口
13の先端は、運転席吹き出し口13Dと助手席吹き出
し口13Aに分割され、それぞれにグリル角度偏向ダン
パ80と90が設置されている。これらグリル角度偏向
ダンパ80,90にはサーボモータ80a,90aがリ
ンク機構(省図示)を介して連結されており、サーボモ
ータ80a,90aの駆動力により偏向角度が所望値に
設定される。
【0015】操作パネルPは、車室内の運転席前方のイ
ンストルメントパネルに設けられており、図9に示す如
く、上記各部を所定の制御パターンにて自動制御するオ
ートモードを設定するためのオートスイッチ51、空気
調和制御装置の動作停止指令を入力する、すなわちブロ
ワ30を駆動する駆動回路30aを停止するためのオフ
スイッチ52、冷凍サイクルの作動・停止を切り変え
る、すなわちコンプレッサ(図示しない)の作動・停止
を切り換えるためのエアコンスイッチ53、内気循環が
外気導入かを切り換えるための内外気切換スイッチ5
4、車室内の目標温度を設定するための温度設定スイッ
チ55、温度設定スイッチ55により設定された車室内
の目標温度を表示する表示器56、ブロワ30からの送
風量を強・中・弱の何れかに設定するための風量設定ス
イッチ57、吹出口を設定するための吹出口設定スイッ
チ58等を備えている。
【0016】内気温センサ110は、当該車両の車室内
の現実の温度を検出し内気温検出信号として発生する。
外気温センサ120は当該車両の外気の現実の温度を検
出し外気温検出信号として発生する。日射センサ130
は、車室内への日射の現実の入射量を検出し日射検出信
号として発生する。出口温センサ140はエバポレータ
40の出口における現実の温度を出口温検出信号として
発生する。水温センサ150は当該車両のエンジン冷却
系統の冷却水の現実の温度を検出し水温検出信号として
発生する。
【0017】運転席グリル位置センサ160は、VEN
T吹出し口13の運転席側吹出し口13Dの吹出し空気
流の方向を変化させる運転席側VENTグリル80の角
度を検出し、運転席側VENTグリル80の角度信号を
発生する。
【0018】助手席グリル位置センサ170は、運転席
グリル位置センサ160を同様にして、助手席側VEN
Tグリル90の角度信号を発生する。A−D変換器18
0は、内気温センサ110からの内気温検出信号、外気
温センサ120からの外気温検出信号、日射センサ13
0からの日射検出信号、出口温センサ140からの出口
温検出信号、水温センサ150からの水温検出信号、運
転席グリル位置センサ160からの運転席グリル角度信
号、助手席グリル位置センサ170からの助手席グリル
角度信号をそれぞれデジタル変換し、内気温T R ,外気
温TAM,日射量TS ,出口温Te,水温Tw,運転席グ
リル角度信号θ D 、助手席グリル角度信号θA を表すデ
ジタル信号として発生する。
【0019】マイクロコンピュータ190は、図5〜図
7に示すフローチャートに従って駆動回路30a,各サ
ーボモータ20a,50a,70a,80a,90aを
駆動制御するのに必要な演算処理を実行する。
【0020】但し、上述のコンピュータプログラムはマ
イクロコンピュータ190のROMに予め記憶されてい
る。尚、マイクロコンピュータ190は、当該車両のイ
グニッションスイッチiGを介しバッテリBから給電さ
れて作動を開始する。
【0021】グリル切換えスイッチ200は、運転席側
のグリル角度を手動調整するのか、あるいは助手席側の
グリル角度を手動調整するのかを選択する切換えスイッ
チであり、図3に示す様な中立付シーソスイッチが用い
られ、調整グリル信号を発生する。
【0022】角度調整スイッチ210は、上記グリル切
換スイッチ200で選択された側のVENTグリル角度
を任意の角度に手動設定するためのスイッチであり、図
3に示す様に左右方向にグリル角度を微調整できる常時
中立のシーソスイッチにより、調整方向信号を発生す
る。
【0023】次に図2に示すマイクロコンピュータ19
0による基本的な制御を図5に従って説明する。マイク
ロコンピュータ190は、イグニッションスイッチiG
のスイッチオンと共にステップ300にて制御を開始
し、ステップ310に進み、各種変換、フラグ等の初期
値を設定する。
【0024】次のステップ320では内気温センサ11
0、外気温センサ120、および日射センサ130等か
らのセンサ信号と、温度設定スイッチ55等のパネルP
での操作スイッチの状態を入力し、ステップ330に進
む。
【0025】ステップ330ではステップ320で入力
した環境条件より車室内に吹き出す空気の目標吹出温度
(TAO)を下記数式1に従って演算する。
【0026】
【数1】 TAO=KSET ×TSET −KR ×TR −KAM×TAM−KS ×TS +C ただしKSET ,KR ,KAM,KS は係数、Cは定数であ
り、TSET は設定温度、TR は内気温度、TAMは外気温
度、TS は日射量である。
【0027】次にステップ340に進み、TAOに対し
てのエアミックスダンパ50の開度が演算され、この開
度となる様に図示しないアクチュエータをサーボモータ
50aを介して制御し、吹出口13および14より車室
内に向けて送られる空気の温度をコントロールする。
【0028】次にステップ350に進み、送風量を演算
し、駆動回路30aを介してブロアモータMに固定され
たファン30を回転させ、送風量を制御する。次にステ
ップ360に進み、内外気切換ダンパ20による内外気
の導入割合を演算し、図示しないアクチュエータをサー
ボモータ20aを介して制御する。
【0029】次にステップ370に進み、吹出口モード
の状態を演算し、吹き出し口切換えダンパ70をサーボ
モータ70aを介して制御する。次にステップ380に
進み、図示しないコンプレッサのON−OFF制御を行
う。
【0030】次にステップ390に進み、ステップ37
0で演算されたモードが、VENTモードであるかB/
Lモードであるかを判定し、NOであれば(HEATモ
ードであれば)ステップ320に戻って、上記処理を繰
り返す。判定した結果がYESであればステップ400
に進み、運転席及び助手席用VENT吹出しグリルの方
向を、図4(b)の実線に示すように、予め設定された
必要吹出し温度TAOと各グリル角度との関係に基づい
て制御する。
【0031】このグリル制御が終了すると、ステップ3
20に戻って、上記処理を繰り返す。VENT吹出し口
からの吹出し風量をどの程度顔や手等の体に当てるか
は、乗員の体格差や風に対する好みにより個人差があ
り、一律に決めることは難しい。そこで、本発明では、
乗員がグリル角度を必要に応じて手動変更できる様に、
グリル切換えスイッチ200と角度調整スイッチ210
をもうけ、乗員がグリル角度を手動操作し、その結果を
学習して、乗員の好みを反映したグリル特性になる様に
したものである。
【0032】尚、上記両スイッチは、吹出口モードがV
ENT及びB/Lモードのみに作動が有効となる様に構
成してある。次に、ステップ400におけるグリル制御
方法について、図4,図6〜図8に基づいて詳細な説明
する。
【0033】図8に示すように、時間の経過と共に説明
すると、時間t0 からt1 の間は、グリル切換スイッチ
200およびグリル向き調整スイッチ210が作動され
ず、通常の空調制御が行われている状態を示す。吹出し
口モードがVENTモードあるいはB/Lモードで、V
ENT吹出口から乗員に向けて吹出風が吹出す時には、
図6に示す詳細グリル制御フローチャートのステップ4
001,4002,4003,4004,4005の処
理を順次実施する。
【0034】ステップ4001では、グリル角度を手動
調整中であるか否かを手動フラグの状態を判定すること
により行う。この手動フラグは、グリル切換えスイッチ
200及び角度調整スイッチ210を両方共操作した
時、図7に示す手動フラグ割込みルーチンでセットされ
るフラグである。したがって時間t0 からt1 の間は、
手動フラグはセットされておらず、ステップ4002に
進む。
【0035】ステップ4002では、ステップ330で
算出された必要吹出温度TAOを用いて、予めマイクロ
コンピュータ190のEEPROMに記憶されたTAO
−グリル角度特性から、TAO値に対応したグリル角度
を算出する。予め記憶されたTAO−グリル角度特性
は、図4(b)の実線で示す様な特性であり、この特性
の意味するところはTAO値が小さい値(例えばT1
を持つ場合、内気温度が設定温度よりもかなり高く、図
2に示すブロワモータMの回転速度をHiにする等の急
速冷房状態の制御状態が必要であることを意味し、この
時には、吹出し口モードは、図4(a)に示すように、
VENTモードとなる。又、TAO値が大きな値(例え
ばT9 )を持つ場合、内気温度が設定温度よりも低く、
暖房状態で制御する必要があることを意味し、この時吹
出し口モードは、図4(a)に示すように、HEATモ
ードとなる。
【0036】尚、このTAO−グリル角度特性は、EE
PROM内に図4(b)に示す様に、TAOの領域を複
数に分割したデータT1 〜T9 に対応するグリル角度特
性A 1 〜A9 およびD1 〜D9 として記憶されている。
TAO値が記憶データの中間値を持つ場合には、その中
間値の上下記憶データから直線補間によりグリル角度が
求められる。つまり、図4(b)の実線で示されるグリ
ル角度の特性となる。
【0037】上記の様に、目標グリル角度がそれぞれ算
出されるとステップ4003に進む。ステップ4003
では、運転席グリル位置センサ160と助手席グリル位
置センサ170から入力された、それぞれの現在のグリ
ル角度θD ,θA と、ステップ4002で算出された各
目標グリル角度θDC,θACが等しいか否か判定する。等
しくない場合には、ステップ4004で、その差を演算
し、ステップ4005で、対応する側のグリルのサーボ
モータを駆動する。そして、目標値と等しくなるまでス
テップ4003から4005までの処理を繰り返す。
【0038】ステップ4003で、各グリル角度が目標
値と等しくなると、図5のステップ320に処理は戻
る。次に図8の時間t1 からt4 にかけて、乗員がVE
NT吹出口からの吹出風の角度を調整した際の作動を説
明する。
【0039】グリル切換えスイッチ200と角度調整ス
イッチ210がいずれも操作されると(t2 時点)、図
5に示すフローチャートのどのステップによる空調制御
を行っていても、瞬時に図7に示す手動フラグ割込み処
理が実施される。
【0040】ステップ4050から始まる手動フラグ割
込ルーチンでは、まず、ステップ4051にてVENT
吹出口グリルのいずれかのグリル角度が調整中であるこ
とを表す手動フラグをONする。尚、この手動フラグ
は、ステップ310及び手動調整終了後にリセットされ
る。
【0041】次に、ステップ4052で、運転席側VE
NTグリルを調整しているのか、助手席側VENTグリ
ルを調整しているのかをグリル切換えスイッチ200か
らの入力信号により判断する。
【0042】例えば、運転席側VENTグリルを調整中
であると判断すると、ステップ4053で運転席フラグ
をONし、助手席側VENTグリルを調整中であると判
断するとステップ4054で、助手席フラグをONす
る。次に、ステップ4055で、その時の必要吹出し温
度TAO1をマイクロコンピュータ190のRAM上に
一時記憶した後、ステップ4056にて手動フラグ割込
みルーチンを抜ける。そして、この手動フラグ割込処理
に移った際に行われていた図5のフローチャートのステ
ップに制御が戻る。
【0043】運転時Dに風を送る運転席側VENTグリ
ル13Dの角度、および助手席Aに風を送る助手席側V
ENTグリル13Aの角度は、それぞれ図10に示すよ
うに、VENTグリルから垂直に吹出す方向の角度を0
゜,0゜よりも運転席側に吹出す角度を+θD ゜、助手
席側に吹出す角度を−θA ゜と定義する。
【0044】なお、このVENT吹出口13D,13A
は、運転席側VENT吹出口13Dが0゜から+方向
へ、助手席側VENT吹出口13Aが0°から−方向へ
のみ移動可能となっている。
【0045】次に、図8の時間t2 からt3 に示す様に
運転席側VENTグリル13Dを左方向(吹出風が体に
当たらない方向:θD が小さくなる方向)に手動調整し
ている場合を例として、手動操作中の処理を説明する。
【0046】グリル切換スイッチ200とグリル向き調
整スイッチ210がいづれも操作されると前述の如く、
手動フラグがONされ、ステップ4001で、手動フラ
グがONされていると判定して、ステップ4006に進
む。
【0047】ステップ4006では、グリル切換えSW
200と角度調整スイッチ210がいずれも現在操作中
であるか否かを判別する。いずれも操作中であると判別
すると、ステップ4007に進む。
【0048】VENTグリルの角度は、手動設定手段で
ある角度調整スイッチ210を操作した時間に対応して
駆動される。この時の操作時間を計測するために、マニ
ュアル調整用タイマ(以下、Mタイマと呼ぶ)が用いら
れている。ステップ4007では、このMタイマがセッ
トされているか否かを判別する。このMタイマは、ステ
ップ320及びグリル向き角度の手動調整終了後にクリ
アされるタイマで、iGスイッチON後等最初にこのス
テップ4007に入ってきた場合には、Mタイマはセッ
トされておらず、必ずステップ4008に進み、Mタイ
マをセットして、ステップ320に戻る。再度、図5の
フローチャートに示すステップ320からの空調制御を
行い、ステップ4007で、Mタイマがセットされてい
ると判別するとステップ4009に進む。ステップ40
09では、Mタイマが所定時間(本実施例では1秒タイ
マ)経過したか否かを判別する。所定時間経過していな
い場合には、ステップ320に処理は戻る。
【0049】所定時間が経過するまでステップ4009
にてNOと判定され、Mタイマでの計測時間が所定時間
を経過すると、ステップ4009で、所定時間経過した
と判別し、ステップ4010に進む。ステップ4010
では、Mタイマをプリセットして、再度操作時間を計測
しながらステップ4011に進む。グリル向調整スイッ
チ210を操作した時間に対するグリル角度偏向ダンパ
80の変位角度は、単位時間当たりに移動する可変角度
θmin(本実施例では2deg)として予め設定され
ている。ステップ4011は、ステップ4009におい
て所定時間経過後に流入するフローであるから、このス
テップにおいて角度調整スイッチ210からの方向信号
と手動フラグ割込み処理でセットされた運転席もしくは
助手席フラグにより、運転席側グリルの目標グリル角度
信号θDCに可変角度θmin を加減算して(運転席側グリ
ルを左方向に調整する場合は減算)新たな目標グリル角
度θDCを算出する。ステップ4012において、運転席
グリル位置センサ160からの実際のグリル角度θD
新たな目標グリル角度θDCを等しくなる様に駆動され、
ステップ4013で、等しいと判別するまでグリルを駆
動し、等しくなるとステップ320に戻る。
【0050】この作動は、グリル切換えスイッチ200
と角度調整スイッチ210が共に操作されている間続
き、乗員の好みのグリル角度に調整される。次に、図8
の時間t3 からt4 に示す様に、上記グリル角度調整ス
イッチのいずれかの操作がやめられた時の処理を説明す
る。
【0051】この時は、ステップ4006にて、グリル
角度調整スイッチのいずれかあるいは両方の操作が中止
されたと判断してステップ4014に進む。ステップ4
014では、グリル向き調整スイッチ210によるグリ
ル角度の手動操作量に基づいて、後述する要領でTAO
−グリル特性を変更し、その結果をEEPROMに記憶
して特性の学習を行う。そして、ステップ4014で特
性の学習を終えると同時にステップ4015で、手動フ
ラグ及びMタイマをクリアして、ステップ320に戻
る。
【0052】このステップ4015で手動フラグがクリ
アされるので、この後の制御ではステップ4001にて
NOと判断され、ステップ4002に移行して通常の制
御フローにより空調制御がなされる。
【0053】次に、図4及び図8を参考に、ステップ4
014のグリル特性の学習及び変更要領を説明する。ま
ず、変更されたグリル角度とTAOとの対応について説
明する。図8に示す様に、グリル角度を変更中のTAO
は、必ずしも一定(特性イ)とは限らず、日射量の変化
等の影響を少なからず受け変動する(特性ロ)。そこ
で、変更後のグリル角度θDn+1を手動変更初期のTAO
(図8中のTAO1)と手動変更終了時のTAO(図8
中のTAO2)から求めた平均値Tpに対応させる。
【0054】
【数2】Tp=(TAO1+TAO2)/2 次に、この数2より求めた平均値Tpを用いて、この平
均値Tpが含まれるTAOの領域を求める。このTAO
の領域を示す両端ポイント(図4(b)のD5,D6)
データからそれぞれ数3に基づいて変更後の両端ポイン
トデータを算出し、その結果(図4(b)のD5′,D
6′)をEEPROMに記憶する。
【0055】
【数3】Dn′=Dn−(θDn−θDn+1) θDnからθDn+1の値を引いた値は、車両乗員が角度調整
スイッチ210により変更したVENTグリルの角度の
合計値である。数2で求めた平均値Tpが含まれる領域
の両端のTAO値に対応するVENTグリルの角度か
ら、先に求めた角度の合計値を引くことで、運転席側V
ENTグリルの制御特性は、操作者の好みを反映した図
4(b)の2点鎖線で示す特性に変更される。
【0056】従って、次回からこの記憶データに基づい
てグリル向きの制御が行われることになる。つまり、ス
テップ4002においてグリル角度の制御目標値θDC
よびθAcを算出する際に、変更後の新しい2点鎖線で示
すTAO−グリル特性に基づいて、その時のTAO値に
対応するグリル角度θc を算出する。このグリル角度θ
c に基づいて、ステップ4003,4004,4005
によりグリル角度を制御するため、乗員の好みを反映し
たグリル向きの制御が行える。
【0057】上記実施例では、学習した結果をEEPR
OMに記憶したが、本目的とすることは、iGスイッチ
OFFや車載バッテリの取りはずし等電力供給が遮断さ
れた時にも、学習結果が記憶されていれば良く、例えば
記憶保持用バッテリーとRAMを組み合わせた構成とし
ても良い。
【0058】又、上記実施例では、TAOを全温度にわ
たる範囲で分割し、それぞれのTAOに対応する全ての
グリル角度において学習して特性を変更する構成とした
が、一部のTAO範囲だけを学習する様にしても良い。
【0059】又、上記実施例では、TAOを9つの点に
おいて10分割したが、さらに細かく分割(例えば10
0分割)しても良いし、粗く分割(例えば4分割)して
も良い。
【0060】又、上記実施例では、グリル角度の変更デ
ータに対して、その時のTAOの平均値Tpが含まれる
TAOの分割領域端データのみを変更したが、近接する
分割領域端も複数変更して、広範囲に操作変更が影響す
る様にしても良い。
【0061】又、上記実施例では、乗員が変更させたグ
リル角度の変更量をそのまま学習させる構成としたが、
グリル角度の変更量の5割や8割程度だけ変更させ、学
習させる構成としても良い。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、大
多数の車両乗員の好みに対応するように自動制御される
ルーバ手段の回動角度値を車両乗員が手動設定手段によ
り変更すると、記憶変更手段により記憶手段に記憶され
た必要吹出温度とルーバ手段の目標回動角度との関係式
を、必要吹出温度と変更後の回動角度値との関係式に変
更する。
【0063】このように、記憶手段に記憶された前記の
関係を、車両乗員が設定変更したルーバ手段の回動角度
値に基づいて変更するため、車両乗員の好みに合う風向
変更手段の角度とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特許請求の範囲に対応する図である。
【図2】本発明の一実施例の車両用空調装置全体の構成
を表す概略構成図である。
【図3】VENTグリル部の斜視図
【図4】(a)は必要吹出温度TAOと吹出モードとの
関係図、(b)は必要吹出温度TAOとVENTグリル
角度との関係図である。
【図5】マイクロコンピュータにて実行されるフローチ
ャートである。
【図6】マイクロコンピュータにて実行されるフローチ
ャートである。
【図7】マイクロコンピュータにて実行されるフローチ
ャートである。
【図8】本発明の実施例の作動を示す作動図である。
【図9】操作パネル部の正面図
【図10】車両乗員とVENTグリル変更ダンパの角度
との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
13 VENT吹出口 13D 運転席側吹出口 13A 助手席側吹出口 80 運転席側VENTグリル偏向ダンパ 80a 運転席側サーボモータ 90 助手席側VENTグリル偏向ダンパ 90a 助手席側サーボモータ 190 マイクロコンピュータ 200 グリル切換スイッチ 210 角度調整スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両乗員に向けて吹出空気流が吹出す車
    室内の吹出口と、 車室外温度、車室内温度、日射量及び車室内の目標設定
    温度の信号に基づいて、前記吹出空気流の必要吹出温度
    を演算する必要吹出温度演算手段と、 前記吹出口内に回動可能に配され、この吹出口から吹出
    す空気流の吹出角度を変更するルーバ手段と、 前記必要吹出温度の各値に対する前記ルーバ手段の回動
    角度値を予め設定された関係式として記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段で記憶された関係式に基づいて前記ルーバ
    手段の目標回動角度を決定する風向制御手段と、 前記ルーバ手段の回動角度を検出する角度検出手段と、 前記角度検出手段で検出された回動角度が前記風向制御
    手段によって決定された目標回動角度になるように前記
    ルーバ手段を駆動する駆動手段と、 車両乗員が前記ルーバ手段の回動角度値を任意に変更さ
    せる手動変更手段と、 前記記憶手段に記憶された関係式を前記手動変更手段で
    変更された回動角度値と前記必要吹出温度との関係式に
    変更する記憶変更手段と、 を設けた車両用空調装置。
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