JPH0524101U - リブ付き鋼板製造用ロール - Google Patents
リブ付き鋼板製造用ロールInfo
- Publication number
- JPH0524101U JPH0524101U JP2854391U JP2854391U JPH0524101U JP H0524101 U JPH0524101 U JP H0524101U JP 2854391 U JP2854391 U JP 2854391U JP 2854391 U JP2854391 U JP 2854391U JP H0524101 U JPH0524101 U JP H0524101U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- caliber
- steel plate
- outer edge
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイクロム鋳鉄のように、従来のアダマイト
よりも硬度の高い材料によって製造され、しかも、ロー
ル欠落が発生することのないリブ付き鋼板製造用ロール
を提供する。 【構成】 ロール2の軸線方向の最も外側に位置するカ
リバー11の外側のエッジ11a からロール2のロール端2a
までのロール径は、カリバー11の内側のロール径よりも
小さい径に形成されている。最も外側に位置するカリバ
ー11の外側のエッジ11a からロール2のロール端2aまで
において、カリバー11の内側のロール径と同径の部分は
存在しない。
よりも硬度の高い材料によって製造され、しかも、ロー
ル欠落が発生することのないリブ付き鋼板製造用ロール
を提供する。 【構成】 ロール2の軸線方向の最も外側に位置するカ
リバー11の外側のエッジ11a からロール2のロール端2a
までのロール径は、カリバー11の内側のロール径よりも
小さい径に形成されている。最も外側に位置するカリバ
ー11の外側のエッジ11a からロール2のロール端2aまで
において、カリバー11の内側のロール径と同径の部分は
存在しない。
Description
【0001】
この考案は、リブ付き鋼板製造用ロールに関するものである。
【0002】
従来、リブ付き鋼板(表面リブ付き熱延鋼板=熱延縦縞突起付き鋼板)を圧延 するために使用されるカリバーロールの材料は、アダマイトが主流であった。図 2〜図4はリブ付き鋼板製造用ロールのカリバー形状とメタルフローとの関係を 説明するものである。図2はロールおよび鋼板を示す全体図、図3はロールの軸 線方向の一方の端部の形状を示す断面図、図4は中央部を示す断面図であり、図 3、図4において、二重の矢印Aは力の向き、一重の矢印Bはメタルフローの向 きを示す。4は通常ロールである。同図に示すように、リブ付き鋼板製造用ロー ル(以下、単に「ロール」という)2の軸線方向に所定間隔をあけて、ロール2 の外周面の周方向に複数条設けられているカリバー1のうち、最も外側のカリバ ー11を除く他のカリバーにおいては、図4に示すように各カリバー間で力Aのバ ランスがとれている。これに対して、最も外側のカリバー11においては、図3に 示すように、片側(外側)に無理な力Aがかかることは知られている。
【0003】 さらに、最も外側のカリバー11の外側のエッジ11a からロール端までのロール 径と、カリバー11の内側のエッジ11b より内側のロール径とを図3に示すように 同一にすると、鋼板3の形状が耳波になり圧延時における通板上の問題がおこる ことも知られている。従って、ロール2の両端部において「端落とし」と称する 加工が施されている。図5は従来の端落としの加工例を示すロールの軸線方向の 一方の端部の形状を示す断面図である。図5に示すように、従来の端落としにお いては、ロール端からカリバー11の外側のエッジ11a までの間の所定距離xにお けるロール径を、カリバー11よりも内側のロール径よりも小さくし、残りの距離 yのロール径を、カリバー11のよりも内側のロール径と同じとする加工を施して いる。このように、距離xのロール径だけを、距離yのロール径よりも小さくす るのは、圧延される鋼板両端部の山高さの確保を確実にするためである。 さらに、カリバー11の両側のエッジ11a 、11b においては、圧力を分散させる ために面取り加工が施されており(図示せず)、これは他のカリバーにおいても 同様である。この面取り加工は、ペンシルグラインダによって行われる。
【0004】
ロール両端部に上述した端落とし加工が施されたリブ付き鋼板製造用ロールに おいては、従来はその材質がアダマイトであったため、上述したようなロール両 端部に加わる圧力を原因とするロール損傷が発生することはほとんどなかった。 これに対して、近年においては、リブ付き鋼板製造用ロールの材料として、ハ イクロム鋳鉄などのように、アダマイトよりも硬度の高いものが多く使用される 傾向にある。ハイクロム鋳鉄からなるリブ付き鋼板製造用ロールにおいては、図 5に示すような端落としの施されたカリバー形状では、カリバー11の外側のエッ ジ11a の近辺において、圧力によるロール欠落が発生する問題があった。 従って、この考案の目的は、ハイクロム鋳鉄のように、従来のアダマイトより も硬度の高い材料によって製造され、しかも、ロール欠落が発生することのない リブ付き鋼板製造用ロールを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、この考案においては、ロールの外周面の周方向に カリバーが形成され、且つ、前記カリバーが前記ロールの軸線方向に所定間隔を あけて複数条設けられているリブ付き鋼板製造用ロールにおいて、前記ロールの 軸線方向の最も外側に位置するカリバーの外側のエッジからロール端までの前記 ロールのロール径を、前記カリバーの内側のロール径よりも小さく形成すること に特徴を有するものである。
【0006】 次に、この考案を図面を参照しながら説明する。図1はこの考案の1実施態様 を示すものであり、ロールの軸線方向の一方の端部の形状を示す断面図である。 同図に示すように、ロール2の軸線方向の最も外側に位置するカリバー11の外側 のエッジ11a からロール2のロール端2aまでのロール径は、カリバー11の内側の ロール径よりも小さい径に形成されている。また、カリバー11の両側のエッジ11 a 、11b および他のカリバーの両側のエッジには、各々面取りが施されている( 図示せず)。このように、この考案のロールにおいては、最も外側に位置するカ リバー11の外側のエッジ11a からロール2のロール端2aまでにおいて、カリバー 11の内側のロール径と同径とされている部分は存在しない。
【0007】 ロール2の軸線方向の両端部の形状を上記のように形成したことにより、最も 負担のかかるカリバー11の外側のエッジ11a への力を外側へ逃がすことができる 。また、カリバーの各エッジに施された面取りによって各エッジ部への応力の分 散が図られる。この面取りは、図5に示す従来の面取りよりも大きくすることに より、上記各エッジ部への応力の分散は従来よりもより効果的である。さらに、 この面取り加工は旋盤によって行うことができる。
【0008】
ハイクロム鋳鉄からなる、本考案のリブ付き鋼板製造用ロールを使用して、表 面リブ付き熱延鋼板の圧延を行った。図1に示す、P、D、H、L1 、L2 、F は下記の通りに定義する。 P :圧延時のロール2にかかる荷重 D :最も外側に位置するカリバー11の外側のエッジ11a の外側の段差 H :カリバー11の深さ L1 :カリバー11の幅(長部) L2 :カリバー11の幅(短部) F :カリバー11の外側のエッジ11a にかかる力。 そして、カリバー11の外側のエッジ11a の外側の段差Dを0.3mm とし、従来と 同一の圧延条件によって、鋼板の圧延を行った。カリバー11の外側のエッジ11a の外側の段差Dは下記に示す方法によって求めた。 各パラメータ(P、D、H、L1 、L2 、F)を上記のように仮定した場合、 Fは下記(1)で示される。 F∝K・f(1/D、P、1/H、1/L1 、1/L2 )─(1)式、 ただし、K:定数。 P、H、L1 、L2 は、ほぼ一定であることから、 F=K’/D、 ハイクロム鋳鉄を材料として使用したリブ付き鋼板製造用ロールにおいては、 経験的に、 F/K’=3.5 が必要であり、 D≧0.28mmとなる。 従って、Dを、0.28mm以上とすれば、ロール欠落は防止できるが、Dの数値を 多く取り過ぎると、圧延を施した鋼板の両端の山高さが所望の規定量を確保でき ない。このような理由から、カリバー11の外側のエッジ11a の外側の段差Dは、 可能な限り小さくすることが好ましく、本実施例においては0.3mm とした。すな わち、最も外側に位置するカリバー11の外側のエッジ11a からロール端2aまでの 間のロールの半径を、カリバー11の内側のロールの半径よりも0.3mm 小さくした 。本実施例においては、ロール欠落は発生せず、また、圧延される鋼板両端部に おいて、所望の山高さを確保することができた。
【0009】 比較のために、図5に示す形状のハイクロム鋳鉄からなるリブ付き鋼板製造用 ロールの段差を0.3mm とし、すなわち、カリバー11の外側のエッジ11a までの間 の所定距離xにおけるロールの半径を、カリバー11よりも内側のロールの半径よ りも0.3mm 小さくし、表面リブ付き熱延鋼板の圧延を行った。比較例においては 、カリバー11の外側のエッジ11a にロール欠落が発生した。
【0010】
以上説明したように、この考案によれば、ハイクロム鋳鉄のように、従来のア ダマイトよりも硬度の高い材料によって製造され、しかも、ロール欠落が発生す ることのないリブ付き鋼板製造用ロールを得ることができる産業上有用な効果が もたらされる。
【図1】この考案の1実施態様を示すロールの軸線方向
の一方の端部の形状を示す断面図
の一方の端部の形状を示す断面図
【図2】ロールおよび鋼板を示す全体図
【図3】ロールの軸線方向の一方の端部の形状を示す断
面図
面図
【図4】ロールの軸線方向の中央部を示す断面図
【図5】従来の端落としの加工例を示すロールの軸線方
向の一方の端部の形状を示す断面図
向の一方の端部の形状を示す断面図
1、11 カリバー 11a 外側のエッジ 11b 内側のエッジ 2 リブ付き鋼板製造用ロール 2a ロール端 3 鋼板 4 通常ロール
Claims (2)
- 【請求項1】 ロールの外周面の周方向にカリバーが形
成され、且つ、前記カリバーが前記ロールの軸線方向に
所定間隔をあけて複数条設けられているリブ付き鋼板製
造用ロールにおいて、前記ロールの軸線方向の最も外側
に位置するカリバーの外側のエッジからロール端までの
前記ロールのロール径を、前記カリバーの内側のロール
径よりも小さく形成することを特徴とするリブ付き鋼板
製造用ロール。 - 【請求項2】 前記ロールはハイクロム鋳鉄からなる請
求項1記載のリブ付き鋼板製造用ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2854391U JPH0524101U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | リブ付き鋼板製造用ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2854391U JPH0524101U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | リブ付き鋼板製造用ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524101U true JPH0524101U (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12251579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2854391U Pending JPH0524101U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | リブ付き鋼板製造用ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524101U (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2854391U patent/JPH0524101U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN112337976B (zh) | 整体式压花轧辊及其制作方法 | |
| JPH0524101U (ja) | リブ付き鋼板製造用ロール | |
| JPS58135705A (ja) | H形鋼の圧延方法 | |
| JPH06288039A (ja) | 金属ロッドおよびそれを製造する方法 | |
| JP4238701B2 (ja) | 継手に突条を有する鋼矢板の製造に用いる粗圧延ロールおよび粗圧延方法 | |
| JPH07284801A (ja) | H形鋼の圧延方法 | |
| JP3339466B2 (ja) | H形鋼とその圧延方法 | |
| JPS63177902A (ja) | 縞鋼板の熱間仕上圧延方法 | |
| JP2004322105A (ja) | H形鋼の製造方法及び孔型ロール | |
| JP3030602B2 (ja) | 外面リブ付き電縫鋼管の製造方法 | |
| JPS6087903A (ja) | 鋼板製造設備 | |
| JPH0113921B2 (ja) | ||
| JPH07124602A (ja) | Z型鋼矢板用粗形鋼片の圧延方法 | |
| JPH07178402A (ja) | 鋼製連壁用形鋼の製造方法 | |
| JP4103511B2 (ja) | フィレット部近傍に突起を有する形鋼の製造方法及び装置 | |
| JP6798567B2 (ja) | 鋼塊圧延方法 | |
| JPS5919766B2 (ja) | H形鋼の製造方法 | |
| US1870365A (en) | Ingot and mold for making same | |
| JPH04313420A (ja) | 内面溝付伝熱管の製造方法 | |
| JP2508873B2 (ja) | フランジを有する形材の熱間圧延方法 | |
| JPS5940087Y2 (ja) | 分塊圧延用垂直ロ−ル | |
| JPS58188502A (ja) | 丸ビレツトの圧延方法 | |
| JP2005028442A (ja) | コルゲートh形鋼、その製造方法及びユニバーサル圧延機 | |
| JPS58138533A (ja) | 車輌用リムの製造方法 | |
| JPH11114610A (ja) | 内面溝付管の製造方法 |