JPH052416A - 5軸サイドカツトにおけるncデータ作成方法 - Google Patents
5軸サイドカツトにおけるncデータ作成方法Info
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- JPH052416A JPH052416A JP2761791A JP2761791A JPH052416A JP H052416 A JPH052416 A JP H052416A JP 2761791 A JP2761791 A JP 2761791A JP 2761791 A JP2761791 A JP 2761791A JP H052416 A JPH052416 A JP H052416A
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- tool
- free
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- points
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時5軸制御のサイドカットにおいて、切削
工具が底面と干渉を起こさないようなNCデータを作成
する。 【構成】 サイドカットの対象になる自由曲面に底面が
延設しているとき、工具の先端位置を上記底面と干渉し
ない位置に設定する。これには底面を考えないときの工
具の指令位置と、底面情報とを用いる。
工具が底面と干渉を起こさないようなNCデータを作成
する。 【構成】 サイドカットの対象になる自由曲面に底面が
延設しているとき、工具の先端位置を上記底面と干渉し
ない位置に設定する。これには底面を考えないときの工
具の指令位置と、底面情報とを用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NCデータを作成す
る自動プログラミング装置により、同時5軸制御のサイ
ドカットで自由曲面を切削するNCデータの作成方法に
関する。
る自動プログラミング装置により、同時5軸制御のサイ
ドカットで自由曲面を切削するNCデータの作成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ボールエンドミル、フラットエンドミル
等の切削工具を用いて同時5軸制御で自由曲面を切削す
るためのNCデータを自動プログラミング装置で作成す
るにおいては、切削工具は、工具先端のX,Y,Z軸上
の座標位置及び該工具軸心の傾き(X軸回りのA軸,Y
軸回りのB軸)によりその位置および姿勢が指定され
る。
等の切削工具を用いて同時5軸制御で自由曲面を切削す
るためのNCデータを自動プログラミング装置で作成す
るにおいては、切削工具は、工具先端のX,Y,Z軸上
の座標位置及び該工具軸心の傾き(X軸回りのA軸,Y
軸回りのB軸)によりその位置および姿勢が指定され
る。
【0003】また、サイドカットによりその自由曲面を
切削する工具の運動を指令するNCデータを自動プログ
ラミング装置により作成にあたっては、まず、その曲面
(側面)の上形状及び下形状(図10参照)を基準曲線
とする。そしてその上下形状のうち長い方の値を指定さ
れたピッチで割って、その値について端数を切り上げ整
数(n)にする。次に上形状並びに下形状についてそれ
ぞれ始点から終点までを上記の数nで分割することによ
って、上下形状に沿って分割点を形成する。それから上
下形状におけるそれぞれ対応する分割点同士を結んで結
線を作る。そしてこの結線が工具軸心の傾きを決定する
ことになる。
切削する工具の運動を指令するNCデータを自動プログ
ラミング装置により作成にあたっては、まず、その曲面
(側面)の上形状及び下形状(図10参照)を基準曲線
とする。そしてその上下形状のうち長い方の値を指定さ
れたピッチで割って、その値について端数を切り上げ整
数(n)にする。次に上形状並びに下形状についてそれ
ぞれ始点から終点までを上記の数nで分割することによ
って、上下形状に沿って分割点を形成する。それから上
下形状におけるそれぞれ対応する分割点同士を結んで結
線を作る。そしてこの結線が工具軸心の傾きを決定する
ことになる。
【0004】また、工具先端の位置は、下形状を基準に
指定した距離の位置に指定される。すなわち、図11に
示すように、下形状における分割点と上形状における分
割点とを結ぶ線uに対して垂直に当該下形状における分
割点から伸ばした直線vが工具軸心sと交差する点pを
始点とし、そこからその軸心に沿って一定の距離h下が
った点TPに指定される。
指定した距離の位置に指定される。すなわち、図11に
示すように、下形状における分割点と上形状における分
割点とを結ぶ線uに対して垂直に当該下形状における分
割点から伸ばした直線vが工具軸心sと交差する点pを
始点とし、そこからその軸心に沿って一定の距離h下が
った点TPに指定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12に示すように、
切削する曲面(側面)に底面が連接している場合は、工
具先端TPの位置を、従来のように、下形状を基準にし
て一定距離下げたところ(図11参照)に指定すると、
図12においてハッチングで示すように、サイドカット
する工具の先端はこの底面に食い込み、干渉を起こして
しまう。
切削する曲面(側面)に底面が連接している場合は、工
具先端TPの位置を、従来のように、下形状を基準にし
て一定距離下げたところ(図11参照)に指定すると、
図12においてハッチングで示すように、サイドカット
する工具の先端はこの底面に食い込み、干渉を起こして
しまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、工具と底面が干
渉しないようにサイドカットできるNCデータの作成方
法を提供することにある。
渉しないようにサイドカットできるNCデータの作成方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、自由曲面のサ
イドカット時において、上記のような工具の底面に対す
る干渉を除くため、工具を干渉が生じない位置までその
軸心方向に引き上げることによってこの問題点の解決を
図ったものである。
イドカット時において、上記のような工具の底面に対す
る干渉を除くため、工具を干渉が生じない位置までその
軸心方向に引き上げることによってこの問題点の解決を
図ったものである。
【0008】
【作用】まず、結線(i番目とする)における工具の先
端TPの座標位置(xi ,yi,zi )を従来の方法で
求める。すなわち、図11、13に示す工具先端TPの
X,Y,Z軸上の座標値を求める。そして、この工具先
端TPのXY座標値と同じXY座標値を持つところの底
面上の点TP3 (xi ,yi ,zi')を求める(図13
参照)。ところで、上記点TP3 (xi ,yi ,zi')
については底面が全領域で定義されているものであれば
ればzi'の値はxi ,yi の値から直ちに求めることが
できる。しかし、底面が自由曲面であると、該自由曲面
を分割して形成されるパッチの四隅の格子点群の座標値
によって上記値zi'に近接する格子点の座標値を用いて
算定することとする。
端TPの座標位置(xi ,yi,zi )を従来の方法で
求める。すなわち、図11、13に示す工具先端TPの
X,Y,Z軸上の座標値を求める。そして、この工具先
端TPのXY座標値と同じXY座標値を持つところの底
面上の点TP3 (xi ,yi ,zi')を求める(図13
参照)。ところで、上記点TP3 (xi ,yi ,zi')
については底面が全領域で定義されているものであれば
ればzi'の値はxi ,yi の値から直ちに求めることが
できる。しかし、底面が自由曲面であると、該自由曲面
を分割して形成されるパッチの四隅の格子点群の座標値
によって上記値zi'に近接する格子点の座標値を用いて
算定することとする。
【0009】こうして得た点TP3 (xi ,yi ,zi
')と当該下形状分割点とを結んだ直線を当該分割点に
連なる底面と想定して、この直線上に工具先端TPが接
するようその工具位置を修正する。
')と当該下形状分割点とを結んだ直線を当該分割点に
連なる底面と想定して、この直線上に工具先端TPが接
するようその工具位置を修正する。
【0010】
【実施例】図2は本発明の方法を実施する一実施例の自
動プログラミング装置の要部ブロック図である。
動プログラミング装置の要部ブロック図である。
【0011】図中、1はプロセッサ(CPU)、2は該
プログラミング装置の制御プログラムを格納したRO
M、3はフロッピーディスク9からロードされたシステ
ムプログラムやパートプログラム、CRT7、キーボー
ド5等で対話形式で作成されたパートプログラムおよび
各種データ等を記憶するRAM、4は作成されたNCデ
ータを記憶するNCデータ記憶メモリ、5はキーボード
で、通常の文字キー、テンキー、各種指令キーを有す
る。6はディスクコントローラ、7はグラフィックディ
スプレイ(CRT)であり、これら各要素1〜7はバス
8で結合されている。
プログラミング装置の制御プログラムを格納したRO
M、3はフロッピーディスク9からロードされたシステ
ムプログラムやパートプログラム、CRT7、キーボー
ド5等で対話形式で作成されたパートプログラムおよび
各種データ等を記憶するRAM、4は作成されたNCデ
ータを記憶するNCデータ記憶メモリ、5はキーボード
で、通常の文字キー、テンキー、各種指令キーを有す
る。6はディスクコントローラ、7はグラフィックディ
スプレイ(CRT)であり、これら各要素1〜7はバス
8で結合されている。
【0012】まず、本発明の方法に基づいてNCデータ
を作成するときの概略を図1のフローチャートに示す。
なお、すでにフロッピーディスク9からディスクコント
ローラ6を介してRAM3にシステムプログラムがロー
ドされているとする。
を作成するときの概略を図1のフローチャートに示す。
なお、すでにフロッピーディスク9からディスクコント
ローラ6を介してRAM3にシステムプログラムがロー
ドされているとする。
【0013】この図1のステップS1において、NCプ
ログラミング言語によって曲面情報を入力する。この曲
面情報には切削する曲面(側面)の上形状および下形
状、並びに下形状に連接する底面形状についての情報が
含まれる。この底面情報は底面を構成する曲面の格子点
の位置情報(X,Y,Z座標値)の集合の形で与えられ
る。
ログラミング言語によって曲面情報を入力する。この曲
面情報には切削する曲面(側面)の上形状および下形
状、並びに下形状に連接する底面形状についての情報が
含まれる。この底面情報は底面を構成する曲面の格子点
の位置情報(X,Y,Z座標値)の集合の形で与えられ
る。
【0014】なお上記底面の位置情報については、後述
するようにXY平面を考えるときの便宜のために、各格
子点について予めX,Y座標値とZ座標値とを分けて与
えてもよい。さらに、この底面の位置情報を与える別の
方法として、ステップS1では曲面情報としてその底面
についての基準曲線さらには動作曲線を与え、次のステ
ップS2で切削情報としての切削ピッチによって格子点
の座標を与えるようにしてもよい。
するようにXY平面を考えるときの便宜のために、各格
子点について予めX,Y座標値とZ座標値とを分けて与
えてもよい。さらに、この底面の位置情報を与える別の
方法として、ステップS1では曲面情報としてその底面
についての基準曲線さらには動作曲線を与え、次のステ
ップS2で切削情報としての切削ピッチによって格子点
の座標を与えるようにしてもよい。
【0015】次のステップS2において、切削情報を入
力する。この切削情報には上下形状沿いのピッチp、工
具直径D、切削開始点、工具送り速度、その他の情報が
含まれる。
力する。この切削情報には上下形状沿いのピッチp、工
具直径D、切削開始点、工具送り速度、その他の情報が
含まれる。
【0016】そして、次のステップ3では、切削側面の
上形状の長さと下形状の長さの内で長いほうの値(L)
を取って、それをピッチpで割り、その値について端数
を切り上げ整数(n)にする。
上形状の長さと下形状の長さの内で長いほうの値(L)
を取って、それをピッチpで割り、その値について端数
を切り上げ整数(n)にする。
【0017】これにより、上形状と下形状とはそれぞれ
n個に分割されそれぞれ対応する分割点同士を結ぶと結
線t(0),t(1)...t(i)...t(n) ができる(図9参
照)。こうして工具は一定時間毎にある結線t(i) から
次の結線t(i+1) へと移動する指令を与えられる。
n個に分割されそれぞれ対応する分割点同士を結ぶと結
線t(0),t(1)...t(i)...t(n) ができる(図9参
照)。こうして工具は一定時間毎にある結線t(i) から
次の結線t(i+1) へと移動する指令を与えられる。
【0018】次に、ステップ4以下で各結線毎に工具先
端位置の修正作業を行う。まず、ステップS4では結線
の番号を表す指標iを0にする。ステップ5では従来の
方法でi番目の結線t(i) における工具先端位置TP1
(i)を求める。すなわち、図11で軸心上の点pから一
定距離h下った点(TP)の座標位置である。それから
ステップS6でこのTP1(i)を底面形状に基づき修正し
て新しい工具位置NTP(i) を求める。なお、この手順
の詳細については後述する。
端位置の修正作業を行う。まず、ステップS4では結線
の番号を表す指標iを0にする。ステップ5では従来の
方法でi番目の結線t(i) における工具先端位置TP1
(i)を求める。すなわち、図11で軸心上の点pから一
定距離h下った点(TP)の座標位置である。それから
ステップS6でこのTP1(i)を底面形状に基づき修正し
て新しい工具位置NTP(i) を求める。なお、この手順
の詳細については後述する。
【0019】この求めたNTP(i) はステップS7でポ
スト処理によりNCデータを作成し出力される。そし
て、今回求めたNTP(i) が最後の結線t(n) について
のものでなければ(ステップS8)、次の結線t(i+1)
についても同様の処理を繰り返す(ステップS9)。こ
うして全ての結線tについての処理が完了するとこの全
体の処理は終了する。
スト処理によりNCデータを作成し出力される。そし
て、今回求めたNTP(i) が最後の結線t(n) について
のものでなければ(ステップS8)、次の結線t(i+1)
についても同様の処理を繰り返す(ステップS9)。こ
うして全ての結線tについての処理が完了するとこの全
体の処理は終了する。
【0020】次に、上記ステップS6における処理につ
いての具体例を以下に説明する図3に示すように、従来
の方法で求めた工具先端位置TP1(i)をXY平面に投影
した点TP2(i)と、底面SS1の格子点群GをXY平面
に投影した格子点群G1 を求める。
いての具体例を以下に説明する図3に示すように、従来
の方法で求めた工具先端位置TP1(i)をXY平面に投影
した点TP2(i)と、底面SS1の格子点群GをXY平面
に投影した格子点群G1 を求める。
【0021】次にこの点TP2(i)がどの格子点(隣接す
る4個)によって囲まれるかを求める。
る4個)によって囲まれるかを求める。
【0022】もし点TP2(i)が隣接する4つの格子a,
b,c,dからなる四辺形で囲まれていると、図4
(イ)で示すように、点TP2(i)と点a,b;b,c;
c,d;d,aをそれぞれ結んでできる4つの三角形の
面積S1 ,S2 ,S3 ,S4 の合計はa,b,c,dか
らなる四辺形の面積Sに等しくなる。なお、点TP2(i)
がこの四辺形の辺上にあっても同じである。これに対し
て、図4(ロ)に示すように、この四辺形の外に点TP
2(i)があるとすると、面積S1 ,S2 ,S3 ,S4の合
計は当該四辺形の面積Sよりも大きくなって、等しくな
らない。このような場合は別の四辺形を適用してみる。
b,c,dからなる四辺形で囲まれていると、図4
(イ)で示すように、点TP2(i)と点a,b;b,c;
c,d;d,aをそれぞれ結んでできる4つの三角形の
面積S1 ,S2 ,S3 ,S4 の合計はa,b,c,dか
らなる四辺形の面積Sに等しくなる。なお、点TP2(i)
がこの四辺形の辺上にあっても同じである。これに対し
て、図4(ロ)に示すように、この四辺形の外に点TP
2(i)があるとすると、面積S1 ,S2 ,S3 ,S4の合
計は当該四辺形の面積Sよりも大きくなって、等しくな
らない。このような場合は別の四辺形を適用してみる。
【0023】点TP2(i)を中に含む四辺形、すなわち隣
接する4つの格子点a,b,c,dが特定できたら、図
5(イ)に示すように、この四辺形abcdを一本の対
角線acでもって2つの三角形に分けて、この点TP2
(i)がそのどちらの三角形に属しているかを求める。こ
の判定も前記と同様にして行う。まず、この三角形ab
c,acdについてそれぞれの面積を求めて、前者の面
積をT1 、後者の面積をT2 とする。そして、図5
(ロ)に示すように、点TP2(i)が三角形abc内にな
ければ、この点TP2(i)と点a,b;b,c;c,aか
らなる3つの三角形の面積S1 ,S2 ,S3 の合計はこ
の三角形abcの面積T1 に等しくならない。これに対
して、図5(ハ)に示すように、点TP2(i)が三角形a
bc内にあれば、この点TP2(i)と点a,c;c,d;
d,aからなる3つの三角形の面積S1,S2 ,S3 の
合計はこの三角形acdの面積T2 に等しくなる。な
お、この四辺形を二つに分ける対角線はbdにとっても
よい。
接する4つの格子点a,b,c,dが特定できたら、図
5(イ)に示すように、この四辺形abcdを一本の対
角線acでもって2つの三角形に分けて、この点TP2
(i)がそのどちらの三角形に属しているかを求める。こ
の判定も前記と同様にして行う。まず、この三角形ab
c,acdについてそれぞれの面積を求めて、前者の面
積をT1 、後者の面積をT2 とする。そして、図5
(ロ)に示すように、点TP2(i)が三角形abc内にな
ければ、この点TP2(i)と点a,b;b,c;c,aか
らなる3つの三角形の面積S1 ,S2 ,S3 の合計はこ
の三角形abcの面積T1 に等しくならない。これに対
して、図5(ハ)に示すように、点TP2(i)が三角形a
bc内にあれば、この点TP2(i)と点a,c;c,d;
d,aからなる3つの三角形の面積S1,S2 ,S3 の
合計はこの三角形acdの面積T2 に等しくなる。な
お、この四辺形を二つに分ける対角線はbdにとっても
よい。
【0024】以上の手順により、図6に示すように、工
具先端TPの位置TP1(i)についてのXY平面上の点T
P2(i)を囲む最も近い3つの格子点(XY平面上の点
a,c,d)が特定できたことになる次にこの点TP2
(i)を底面SS1に投影した点TP3(i)の座標位置を求
める。ただし、点TP3(i)のX,Y軸上の位置はTP2
(i)点で既に与えられているから、あとはZ軸上の位置
zを求めてやればよい。
具先端TPの位置TP1(i)についてのXY平面上の点T
P2(i)を囲む最も近い3つの格子点(XY平面上の点
a,c,d)が特定できたことになる次にこの点TP2
(i)を底面SS1に投影した点TP3(i)の座標位置を求
める。ただし、点TP3(i)のX,Y軸上の位置はTP2
(i)点で既に与えられているから、あとはZ軸上の位置
zを求めてやればよい。
【0025】このzの値については、XY平面上の点T
P2(i)を囲む最も近い3つ格子点(XY平面上の点a,
c,d)を底面SS1に投影した点、すなわち底面SS
1上の格子点G(a) ,G(c) ,G(d) のそれぞれのZ軸
上の座標値za ,zc ,zdを用いて算出する。ところ
で、底面SS1上の格子点は、前述したように、全て
X,Y,Z軸上の位置が既に与えられている。なお、図
6において、XY平面をz=0の位置においたと想定す
ると、上記za ,zc ,zd の値は点a,c,dとG
(a) ,G(c) ,G(d) とをそれぞれ結んだ線の長さに等
しい。
P2(i)を囲む最も近い3つ格子点(XY平面上の点a,
c,d)を底面SS1に投影した点、すなわち底面SS
1上の格子点G(a) ,G(c) ,G(d) のそれぞれのZ軸
上の座標値za ,zc ,zdを用いて算出する。ところ
で、底面SS1上の格子点は、前述したように、全て
X,Y,Z軸上の位置が既に与えられている。なお、図
6において、XY平面をz=0の位置においたと想定す
ると、上記za ,zc ,zd の値は点a,c,dとG
(a) ,G(c) ,G(d) とをそれぞれ結んだ線の長さに等
しい。
【0026】ここで図6に示すように、点TP2(i)を内
部に含むXY平面上の点a,c,dからなる三角形の面
積をSとし、点TP2(i)と点a,c;c,d;d,aか
らそれぞれなる3つの三角形の面積をS1 ,S2 ,S3
(S=S1 +S2 +S3 )とすると、点TP3(i)のZ軸
上の座標値zは次の式で求めることができる。 z=[za ×S2 +zc ×S3 +zd ×S1]/S こうして底面SS1上の点TP3(i)の座標位置が決まる
と、図7に示すように、切削側面の下形状における分割
点(i番目)と上記点TP3(i)とを直線mで結ぶ。そし
てこの直線mをもって当該分割点(i番目)に連接する
底面と考える。
部に含むXY平面上の点a,c,dからなる三角形の面
積をSとし、点TP2(i)と点a,c;c,d;d,aか
らそれぞれなる3つの三角形の面積をS1 ,S2 ,S3
(S=S1 +S2 +S3 )とすると、点TP3(i)のZ軸
上の座標値zは次の式で求めることができる。 z=[za ×S2 +zc ×S3 +zd ×S1]/S こうして底面SS1上の点TP3(i)の座標位置が決まる
と、図7に示すように、切削側面の下形状における分割
点(i番目)と上記点TP3(i)とを直線mで結ぶ。そし
てこの直線mをもって当該分割点(i番目)に連接する
底面と考える。
【0027】なお、上記の例ではzを三角形の面積S1
,S2 ,S3 を用いて算定したが、特にこの計算方法
に限られることはなく、要は、格子点G(a) ,G(c) ,
G(d)のそれぞれのZ軸上の座標値za ,zc ,zd に
基づき内挿法により求めるものであればよい。
,S2 ,S3 を用いて算定したが、特にこの計算方法
に限られることはなく、要は、格子点G(a) ,G(c) ,
G(d)のそれぞれのZ軸上の座標値za ,zc ,zd に
基づき内挿法により求めるものであればよい。
【0028】ここで、使用する工具がボールエンドミル
であれば、図8に示すように、下形状の分割点と上形状
の分割点を結ぶ直線uと直線mとに内接し半径が工具直
径Dの1/2に等しい円C1 を求める。この円C1 の中
心oを通り上記線uに平行な線(これが工具軸心であ
る)が円C1 と交わる点のうち、下側のものが求める新
しい工具先端NTP(i)である。
であれば、図8に示すように、下形状の分割点と上形状
の分割点を結ぶ直線uと直線mとに内接し半径が工具直
径Dの1/2に等しい円C1 を求める。この円C1 の中
心oを通り上記線uに平行な線(これが工具軸心であ
る)が円C1 と交わる点のうち、下側のものが求める新
しい工具先端NTP(i)である。
【0029】また、使用する工具がフラットエンドミル
であれば、上記線uと直線mとのなす角θを求め、これ
がが90度以上であれば干渉を引き起こさないが、90
度以下の場合は干渉が生じるので、工具位置を修正して
やる。この場合は図9に示すように、工具を下形状の分
割点から線uに垂直に伸ばした線v' が工具軸心s'と
交わる点p' から、その軸心方向にD/tanθ(ただし
Dは工具の直径)だけ引き上げたところに先端がくるよ
う位置決めする(図9の点NTP(i))。
であれば、上記線uと直線mとのなす角θを求め、これ
がが90度以上であれば干渉を引き起こさないが、90
度以下の場合は干渉が生じるので、工具位置を修正して
やる。この場合は図9に示すように、工具を下形状の分
割点から線uに垂直に伸ばした線v' が工具軸心s'と
交わる点p' から、その軸心方向にD/tanθ(ただし
Dは工具の直径)だけ引き上げたところに先端がくるよ
う位置決めする(図9の点NTP(i))。
【0030】なお、いままで述べた実施例では底面SS
1上の点TP3(i)の座標位置(zの値)は、それを取り
囲む3つの格子点のそれぞれの座標値から推計したが、
これに代えて、4つの格子点から求めるようにしてもよ
い。この場合は、図5で示すような、4つの格子点から
なる四辺形を2つの三角形に分けて点TP2(i)がどちら
に存在するかの判定手続きを省略できる。そしてz値を
この4点(a,b,c,d)のZ軸上の位置から算定す
るには、例えば、点TP2(i)がこの四辺形のどの方向に
偏っているかを勘案しての4点についての加重平均をと
ればよい。
1上の点TP3(i)の座標位置(zの値)は、それを取り
囲む3つの格子点のそれぞれの座標値から推計したが、
これに代えて、4つの格子点から求めるようにしてもよ
い。この場合は、図5で示すような、4つの格子点から
なる四辺形を2つの三角形に分けて点TP2(i)がどちら
に存在するかの判定手続きを省略できる。そしてz値を
この4点(a,b,c,d)のZ軸上の位置から算定す
るには、例えば、点TP2(i)がこの四辺形のどの方向に
偏っているかを勘案しての4点についての加重平均をと
ればよい。
【0031】さらに、底面の形状について、上記のよう
な格子点群の情報によるものでなく、全領域がある関数
により定義されている場合は、点TP2(i)のX,Y座標
値から直ちに点TP3(i)のX,Y,Z座標値を求めるこ
とができる。
な格子点群の情報によるものでなく、全領域がある関数
により定義されている場合は、点TP2(i)のX,Y座標
値から直ちに点TP3(i)のX,Y,Z座標値を求めるこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、サイドカットの対象と
なる自由曲面(側面)に底面が連接している場合、工具
の底面に対する干渉を除くにはその工具の位置を工具軸
心方向に沿ってどれだけ引き上げるべきかかを計算によ
って求めることにしたので、そのような場合のサイドカ
ット時において、干渉の生じない工具の動作指令のプロ
グラムを作成することができる。
なる自由曲面(側面)に底面が連接している場合、工具
の底面に対する干渉を除くにはその工具の位置を工具軸
心方向に沿ってどれだけ引き上げるべきかかを計算によ
って求めることにしたので、そのような場合のサイドカ
ット時において、干渉の生じない工具の動作指令のプロ
グラムを作成することができる。
【図1】本発明の方法に基づきNCデータを作成すると
きの概略を示したフローチャートである。
きの概略を示したフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例を実施する自動プログラミン
グ装置の要部ブロック図である。
グ装置の要部ブロック図である。
【図3】サイドカットの対象となる自由曲面(側面)に
底面が連接している場合の、その底面の格子点群と、こ
の格子点群をXY平面上に投影したものを示す概念図で
ある。
底面が連接している場合の、その底面の格子点群と、こ
の格子点群をXY平面上に投影したものを示す概念図で
ある。
【図4】図2に示すXY平面に投影された工具先端の点
が、同平面に投影された特定の4つの格子点からなる四
辺形に含まれるか否かを判定する方法を説明した図であ
る。
が、同平面に投影された特定の4つの格子点からなる四
辺形に含まれるか否かを判定する方法を説明した図であ
る。
【図5】図3の四辺形に含まれると判定された工具先端
の点が、この四辺形を対角線で2つに分けた三角形のう
ちどちらに属しているかをさらに判定する方法を説明し
た図である。
の点が、この四辺形を対角線で2つに分けた三角形のう
ちどちらに属しているかをさらに判定する方法を説明し
た図である。
【図6】工具先端の点が近接する3つの格子点(底面
上、XY平面上)に囲まれているところを示す概念図で
ある。
上、XY平面上)に囲まれているところを示す概念図で
ある。
【図7】工具先端の点を底面上に投影した点を割りだ
し、この点に基づきと当該分割点における底面の形状を
想定したところ説明する図である。
し、この点に基づきと当該分割点における底面の形状を
想定したところ説明する図である。
【図8】図6により想定した底面の形状を用いて、ボー
ルエンドミルの先端の修正位置を求めているところを説
明した図である。
ルエンドミルの先端の修正位置を求めているところを説
明した図である。
【図9】図6により想定した底面の形状を用いて、フラ
ットエンドミルの先端の修正位置を求めているところを
示した概念図である。
ットエンドミルの先端の修正位置を求めているところを
示した概念図である。
【図10】同時5軸サイドカットで側面(自由曲面)を
切削するNCデータの作成に係る従来技術について説明
した図である。
切削するNCデータの作成に係る従来技術について説明
した図である。
【図11】上記従来技術において、工具の先端位置の指
定について説明した図である。
定について説明した図である。
【図12】切削の対象となる側面に底面が連接している
場合を示す図である。
場合を示す図である。
【図13】従来技術に基づき図12の側面を切削する
と、工具が底面と干渉をすることを説明した図である。
と、工具が底面と干渉をすることを説明した図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ
2 ROM
3 RAM
4 NCデータ記憶メモリ
5 キーボード
6 ディスクコントローラ
7 グラフィックディスプレイ
9 フロッピーディスク
SS1 底面
TP 工具先端
TP1(i) 従来の方法で求めた工具先端の位置(XYZ
座標位置) TP2(i) TP1(i)をXY平面に投影した点 TP3(i) TP2(i)を底面SS1に投影した点 NTP(i) 本発明により求めた工具先端の位置 G 格子点 t(i) 上下形状のi番目の分割点同士を結ぶ結線 m 下形状におけるi番目の分割点とTP3(i)とを結ぶ
線 s 工具軸心 u 下形状の分割点(i番目)と上形状の分割点(i番
目)とを結ぶ線
座標位置) TP2(i) TP1(i)をXY平面に投影した点 TP3(i) TP2(i)を底面SS1に投影した点 NTP(i) 本発明により求めた工具先端の位置 G 格子点 t(i) 上下形状のi番目の分割点同士を結ぶ結線 m 下形状におけるi番目の分割点とTP3(i)とを結ぶ
線 s 工具軸心 u 下形状の分割点(i番目)と上形状の分割点(i番
目)とを結ぶ線
Claims (3)
- 【請求項1】 自動プログラミング装置によって同時5
軸制御サイドカットで自由曲面を切削するNCデータの
作成方法において、この切削の対象になる自由曲面に底
面が延設しているとき、この曲面の基準曲線を構成する
上形状および下形状について共通の数で分割した各分割
点をそれぞれ結ぶ結線に軸心が平行におかれる工具の先
端位置を、上記底面に係る情報を用いて、上記底面と干
渉しない位置に設定することにして自由曲面切削のNC
データを作成する、5軸サイドカットにおけるNCデー
タ作成方法。 - 【請求項2】 自動プログラミング装置によって同時5
軸制御サイドカットで自由曲面を切削するNCデータの
作成方法において、この切削の対象になる自由曲面に底
面が延設しているとき、この曲面の基準曲線を構成する
上形状および下形状について共通の数で分割した各分割
点をそれぞれ結ぶ結線に工具サイドが接するようにおか
れる工具について、下形状を基準に指定した距離の位置
にある工具先端点を上記底面上に投影し、その投影点の
座標位置を底面情報から割り出し、そして、上記下形状
の分割点と上記割り出した投影点とを結ぶ直線を上記工
具の先端が越えないよう位置決めして、自由曲面切削の
NCデータを作成する、5軸サイドカットにおける切削
NCデータ作成方法。 - 【請求項3】 自動プログラミング装置によって同時5
軸制御サイドカットで自由曲面を切削するNCデータの
作成方法において、この切削の対象になる自由曲面に底
面が延設しているとき、この曲面の基準曲線を構成する
上形状および下形状について共通の数で分割した各分割
点をそれぞれ結ぶ結線に工具サイドが接するようにおか
れる工具について、下形状を基準に指定した距離の位置
にある工具先端点を上記底面上に投影し、まずその投影
点が底面の情報を与える格子点群のうちどの格子点によ
って囲まれるかを判定することによってそれらの格子点
を選び出し、次に斯く選び出した格子点の座標値を用い
て上記投影点の座標値を算出し、しかる後に、上記下形
状の分割点と上記算出した投影点とを結ぶ直線を上記工
具の先端が越えないよう位置決めすることによって、自
由曲面切削のNCデータを作成する、5軸サイドカット
における切削NCデータ作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2761791A JPH052416A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 5軸サイドカツトにおけるncデータ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2761791A JPH052416A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 5軸サイドカツトにおけるncデータ作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052416A true JPH052416A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12225904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2761791A Pending JPH052416A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 5軸サイドカツトにおけるncデータ作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052416A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4959926A (en) * | 1986-04-24 | 1990-10-02 | Moffet Jr Frank W | Growing medium for plants |
| JP2006139503A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 工具軌跡生成プログラム及び記録媒体、並びに工具軌跡生成装置及び工具軌跡生成方法 |
| US8875677B2 (en) | 2010-05-07 | 2014-11-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air cleaner in two-stroke engine |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP2761791A patent/JPH052416A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4959926A (en) * | 1986-04-24 | 1990-10-02 | Moffet Jr Frank W | Growing medium for plants |
| JP2006139503A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 工具軌跡生成プログラム及び記録媒体、並びに工具軌跡生成装置及び工具軌跡生成方法 |
| US8875677B2 (en) | 2010-05-07 | 2014-11-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air cleaner in two-stroke engine |
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