JPH05242533A - 光学式貼合せディスクの製造方法、およびその装置 - Google Patents

光学式貼合せディスクの製造方法、およびその装置

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JPH05242533A
JPH05242533A JP4325292A JP4325292A JPH05242533A JP H05242533 A JPH05242533 A JP H05242533A JP 4325292 A JP4325292 A JP 4325292A JP 4325292 A JP4325292 A JP 4325292A JP H05242533 A JPH05242533 A JP H05242533A
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JP
Japan
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adhesive
disc
disk
discs
bonded
Prior art date
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JP4325292A
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English (en)
Inventor
Keiji Kakinuma
敬二 柿沼
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EMI Music Japan Inc
Original Assignee
Toshiba Emi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼合せたディスク間の接着力を高め、気泡の
残留をなくして、水分等の接着層への侵入によるアルミ
ニウム反射膜の腐食をなくし、情報ピットを損傷するお
それのない光学式貼合せディスクの製造方法、およびそ
の装置を提供する。 【構成】 貼合せる2枚のディスクAの一方の接着面を
上向きとして、これを回転させ、ノズル2を移動させな
がら接着剤8を滴下させて螺旋状の接着剤塗布軌跡に接
着剤8を塗布し、他のディスクAの接着面を下向きとし
て、これを重ねて、上下の真空槽13、15間に収容
し、真空ポンプ16でこれを真空化して圧着プレート1
8で押圧し、ディスクAの貼合せを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオディスク等のよ
うな光学式に情報を記録したディスクを2枚重ねて接着
し、両面での信号の再生を可能としたビデオディスクの
ような光学式の貼合せディスクの製造方法、およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から光学式に情報を記録したビデオ
ディスクは、透明なアクリル等のプラスチック材料の円
盤の一面に、情報となるピットが形成されていて、その
ピット形成面に真空蒸着等の手段で金属反射膜が形成さ
れ、更にこの金属反射膜上に保護膜や接着剤を塗布し、
この接着剤塗布面を重ね合わせて、2枚のディスクを貼
合せ、1枚の光学式ビデオディスクとしたものである。
【0003】前述のビデオディスクのような貼合せディ
スクを貼合せる際には、ホットメルト型の接着剤をロー
ルコーターで塗布し、塗布されたディスクを2枚重ね合
わせてプレスで加圧して接着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロールコータ
ーで塗布された接着剤の表面には、ロール目と称される
無数の塗布目模様が凹凸で形成され、塗布厚さにムラを
発生させてしまう。
【0005】このような塗布厚さにムラのあるディスク
を2枚重ねて接着すると、塗布目模様の無数の凹凸で、
接着剤層間に無数の空隙が生じ、これが接着後に気泡と
なって残留するため、接着力が低下するばかりでなく、
貼合されたディスクの周囲温度の変化によって、長時間
の使用中に剥離や、変形を生ずるおそれもあり、且つ接
着剤の空隙を縫って空気や水分が拡散してしまう。
【0006】この拡散した物質、特に水分は、接着剤の
加水分解をもたらし、長期間の間に接着力の低下を来
し、剥離の恐れを増大させると共に、拡散した水分は、
アルミニウム反射膜を侵す問題もある。
【0007】又、ホットメルト型の接着剤をロールコー
ターで塗布するには、その加熱、展延性等からして金属
ロールを使用する必要性があり、硬い異物が接着剤中に
混入していたりすると、接着剤をディスクに塗布する
際、異物が金属ロールによって、ピット面に圧着され
て、ディスクのピットを傷つけ、或いは金属ロールが傷
つけられて、傷つけられた金属ロールが、更にピット面
を破損する等の欠点もあった。
【0008】本発明は、従来の光学式貼合せディスクの
製造工程中に生じる前述の問題点を解決し、長期間の使
用に対しても接着力の低下や剥離、変形、およびアルミ
ニウム反射膜の腐食、情報ピットの破損のおそれのない
耐久性に優れた光学式貼合せディスクの製造方法、及び
その装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するための光学式貼合せディスクの製造方法に関
し、その方法は、光学式に情報を記録して貼合される2
枚のディスクの少なくとも一方の貼合せ面に、接着剤を
螺旋状等の塗布されていない接着剤間の部分がディスク
の中心側、外周側の少なくとも何れかに連続する軌跡で
塗布し、2枚のディスクの貼合せ面を重ね合わせて、前
記軌跡間の部分の空気を真空排気した後、2枚のディス
クを圧着して、接着剤を固化させることを特徴とする。
【0010】そして、前述の製造方法で光学式貼合せデ
ィスクの製造装置の手段にも関し、その手段は、光学式
に情報を記録して貼合される2枚のディスクの少なくと
も一方の貼合せ面に、接着剤を螺旋状等の塗布されてい
ない接着剤間の部分がディスクの中心側、外周側の少な
くとも何れかに連続する軌跡で塗布する塗布手段と、少
なくとも一方のディスクの貼合せ面に前記の軌跡で接着
剤を塗布したディスクの2枚を、その貼合せ面を重ね合
わせる重合手段と、前記軌跡間の部分の空気を真空排気
する真空排気手段と、該真空排気された2枚のディスク
を圧着させて接着剤を固化させる固着手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明による光学式貼合せディスクの製造は、
接着剤塗布軌跡間の部分が、ディスクの中心側、外周側
の少なくとも一方に連続しているので、真空排気手段に
より、この部分の空気を完全に除去でき、且つ2枚のデ
ィスクの貼合せの圧着で塗布された接着剤が接着面の全
面に展延され、特に軌跡間の部分の入り口が閉鎖され
る。
【0012】従って、貼合された2枚のディスク間に空
気が残留したり、空気や水分が侵入するおそれがなくな
り、接着力の低下、剥離、アルミニウム反射膜の腐食等
が防止される。
【0013】又、このような軌跡に接着剤を塗布するの
は、ロールコーターを使用することなく、滴下により行
われるので、ロールコーターによって塗布を行う場合の
ように、接着剤中に混入した異物、或いは金属ロールで
ディスクのピットを傷つけるおそれがなくなる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を、図1〜図4に
ついて説明する。図1はディスクAの搬送装置を含む本
発明の1実施例を、図2は図1の第2のステーションII
である接着剤塗布装置を、図3は該接着剤塗布装置によ
る接着剤塗布軌跡を、図4は図1の第3のステーション
III であるディスクAの真空、圧着装置5を示してい
る。
【0015】図1において搬入されるディスクAは、P
MMA、等のプラスチック材料で形成された円盤の一面
に情報となるピットが形成され、そのピット面にアルミ
ニウム反射膜を形成すると共に、該反射膜上に保護膜と
して、例えば紫外線硬化型の大日本化学工業株式会社製
のEX−252が約10μmの厚さにスピンコーテイン
グされている。
【0016】図1において、第1のステーションIに
は、前記のディスクAがそのピット面を上向きとして、
そのピット面に接着剤が塗布されるように供給され、こ
の供給されたディスクAは、これを吸着する回転アーム
1によって、接着剤を塗布する第2のステーションII
に、第2のステーションIIで接着剤を塗布されたディス
クAを第3のステーションIII へと、順次に搬送され
る。
【0017】図2に示す接着剤塗布装置は、前記回転ア
ーム1で搬送されたディスクAが載置されて回転される
モーター7と、該モーター7で回転されているディスク
A上を、移動装置3で内周から外周に向かって、定速で
移動しながら接着剤を滴下するノズル2と、この滴下さ
れる接着剤8を収容するタンク9、該タンク9内の接着
剤8を汲み上げてノズル2に供給するポンプ10、該ポ
ンプ10で送られた接着剤8のノズル2からの吐出を制
御するバルブ4とで構成されている。
【0018】この接着剤塗布装置で塗布されるディスク
A上の塗布軌跡は、ディスクAが回転しながら、ノズル
2の内周から外周への定速移動が行われるため、図3に
示すような螺旋状となるもので、この接着剤8として
は、前記保護膜が前述のEX−252の場合には、東亜
合成化学工業株式会社製のホットメルト型のPPET2
101が用いられる。
【0019】そして、中心の内径35mmφ、外径30
0mmφのビデオディスクの場合に、ディスクAの回転
数を50rpm、接着剤8の吐出量を0.07ml/s
で、ディスクAの半径r=20mmから吐出を開始し、
ノズル2の外径方向への速度vを初速4.2mm/s、
勾配−0.12mm/sで、r=148mmまで移動、
吐出を終了させて塗布を行う。
【0020】この塗布の終了したディスクAは、前述の
ように回転アーム1によって第3のステーションIII に
搬送されるが、この搬送の終了した時点で、前記の接着
剤が塗布されたディスクAの搬出後に、第1のステーシ
ョンIにピット面上に設けた保護膜を下面として供給さ
れているディスクAを、回転アーム1が第3のステーシ
ョンIII に搬送して、既に搬送されているディスクAの
上面に載置する。
【0021】この第3のステーションIII には、図4に
示すように、ディスクAの中心孔が挿入されるガイドピ
ン11が立設されている載置台12を設けた下真空槽1
5が設けられており、前記の回転アーム1で搬送されて
きた2枚のディスクAは、このガイドピン11に、その
中心孔が挿入されることで、両者は偏心することなく重
ね合わされる。
【0022】この重ね合わせが完了して、回転アーム1
が退避した後に、上真空槽13が下降して下真空槽15
上と接合するが、下真空槽15と上真空槽13との間に
は、パッキング14が介在されているため、両真空槽1
3、15内は外気から遮断される。
【0023】この状態で、下真空槽15に接続された真
空ポンプ16を動作させて、下真空槽15と真空ポンプ
16間のバルブ17を開けば、両真空槽13、15内は
真空状態となり、接着剤8の塗布軌跡間の部分の空気も
吸い出されて真空状態となった時点で、上真空槽13に
設けた圧着プレート18を下降させる。
【0024】その下降により、重ね合わされた2枚のデ
ィスクAの上面を押圧し、その押圧でディスクAに塗布
された接着剤8は、2枚のディスクA間に拡散されるよ
うに展延されて、2枚のディスクAの接着が行われる。
【0025】この接着が完了した時点で、圧着プレート
18を上昇させ、ディスクAに対する押圧を解除した後
に、バルブ17を閉じると共に、両真空槽13、15内
を大気に接続可能とするリークバルブ19を開くと、大
気は両真空槽13、15内に導入され、真空状態でなく
なる。
【0026】そして、上真空槽13を上昇させた後、図
1の第4のステーションIVの移動アーム6を動作させ、
これを下真空槽15上に移動させて、接着されたディス
クAを吸着させ、移動アーム6を移動して下真空槽15
から、このディスクAを取り出し、接着剤8を固化し
て、貼合せ作業が完了する。
【0027】このように、接着が完了したディスクAに
は、例えば特開平2−94040号公報記載のディスク
の外周端の仕上げ加工を施すことによって、一層の耐久
性に優れた貼合せディスクとすることができ、本実施例
の図1の第4のステーションIVにこれを設置して、その
作業を連続的に行わせることもできる。
【0028】前記の接着に際し、接着剤8の展延によっ
ても、前記の接着剤塗布軌跡間が埋めきれずに残った際
でも、その他の部分で展延された接着剤8がこの部分と
外気との連通を遮断するために、此の部分は真空状態の
ままであるので、気泡となることがない。
【0029】前記の接着剤8の塗布は、ノズル2を複数
として、複数の螺旋状に塗布したり、ノズル2を固定し
てディスクAを回転させるモーター7を移動させても同
様な塗布が行えるもので、接着剤8を螺旋状に塗布する
ことにより、塗布軌跡間の部分の真空化で、接着剤8の
展延が全接着面上に均一に拡散するようにすると共に、
ディスク外周面から接着剤8のはみ出し、垂れを生ずる
のを防止している。
【0030】図6は本発明の他の実施例による接着剤塗
布軌跡を示し、前実施例ではノズル2の移動は連続的に
行って螺旋状軌跡に接着剤8を塗布したが、本実施例で
は間欠的に移動させて同心円状軌跡の接着剤8を塗布し
もので、各同心円の最初、もしくは最後において、ノズ
ル2からの接着剤8の吐出を中止させ、各同心円の軌跡
の一部に非塗布部分20を設け、同心円の軌跡間の空間
部分の空気の吸い出しを可能として、前実施例と同様の
効果を奏させることができるものである。
【0031】前記各実施例において、ホットメルト型の
接着剤に代えて、他の接着剤、例えばノズル2を複数と
して複数の螺旋状の軌跡を描かせる場合には、2液混合
型のエポキシ系接着剤を用いることができるが、接着剤
の粘度としては5000cps以上が望ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明は叙上のように、貼合せた2枚の
ディスク間に、気泡等の空気の残留を生ずるおそれがな
いため、ディスクの接着力が大幅に向上するばかりでな
く、ディスクの接着剤層に水分が侵入してディスク部材
の吸湿や、アルミニウム反射膜の腐食を生じたり、環境
変化、長期間の使用等に基づく剥離、反り等を発生する
のが未然に防止される。
【0033】又、従来から行われていたロールコーター
での接着剤の塗布の場合のように、接着剤の刷毛目を生
じることがないので、フラットな接着層の形成が可能で
もあり、これが接着層の空気残留のない原因となるとと
もに、接着剤に混入した硬い異物、およびこの異物で傷
つけられたロールによる情報ピットの損傷も防止され
る。
【0034】そして、前記の貼合せディスクの製造方法
およびその装置は、前記のような貼合せディスクを大量
に、且つ容易に製造できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の貼合せディスクの製造装置
全体の平面図である。
【図2】同上の接着剤塗布装置の正面図である。
【図3】同上による接着剤塗布軌跡の平面図である。
【図4】図1のディスク真空、圧着装置の正面図であ
る。
【図5】接着剤塗布軌跡の他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
A ディスク 2 ノズル 3 移動装置 5 真空、圧着装置 7 モーター 8 接着剤 13 上真空槽 15 下真空槽 16 真空ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式に情報を記録して貼合される2枚
    のディスクの少なくとも一方の貼合せ面に、接着剤を螺
    旋状等の塗布されていない接着剤間の部分がディスクの
    中心側、外周側の少なくとも何れかに連続する軌跡で塗
    布し、2枚のディスクの貼合せ面を重ね合わせて、前記
    軌跡間の部分の空気を真空排気した後、2枚のディスク
    を圧着して、接着剤を固化させることを特徴とする光学
    式貼合せディスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 光学式に情報を記録して貼合される2枚
    のディスクの少なくとも一方の貼合せ面に、接着剤を螺
    旋状等の塗布されていない接着剤間の部分がディスクの
    中心側、外周側の少なくとも何れかに連続する軌跡で塗
    布する塗布手段と、少なくとも一方のディスクの貼合せ
    面に前記の軌跡で接着剤を塗布したディスクの2枚を、
    その貼合せ面を重ね合わせる重合手段と、前記軌跡間の
    部分の空気を真空排気する真空排気手段と、該真空排気
    された2枚のディスクを圧着させて接着剤を固化させる
    固着手段とを備えたことを特徴とする光学式貼合せディ
    スクの製造装置。
JP4325292A 1992-02-28 1992-02-28 光学式貼合せディスクの製造方法、およびその装置 Pending JPH05242533A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08273210A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Toshiba Emi Ltd 貼り合わせディスクの製造方法およびその装置
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JPH0954991A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Horon:Kk 光学式記録情報媒体の製造装置
JP2023148434A (ja) * 2022-03-30 2023-10-13 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6414753A (en) * 1987-07-09 1989-01-18 Seiko Epson Corp Production of optical recording medium

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960604