JPH05242618A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH05242618A JPH05242618A JP4483392A JP4483392A JPH05242618A JP H05242618 A JPH05242618 A JP H05242618A JP 4483392 A JP4483392 A JP 4483392A JP 4483392 A JP4483392 A JP 4483392A JP H05242618 A JPH05242618 A JP H05242618A
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- speed
- signal
- magnetic disk
- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク装置において、一定のサンプル
周期で磁気ヘッドの位置決めを行う速度制御系における
速度検出方式で、2相のうちどちらの相の位置信号を用
いたかにより算出速度を修正し、正確な速度で磁気ヘッ
ドの位置決めを行う磁気ディスク装置の提供。 【構成】 2相位置信号とトラック番号信号より、磁気
ディスクの全記録領域で線形な位置信号である線形化位
置信号を算出する手段と、この算出の際に2相位置信号
より選択された位置信号の相を記憶する手段と、前記の
線形化位置信号より速度を算出する手段と、この速度を
算出する際に前記の記憶された位置信号の相により速度
検出ゲインを変更する手段とを有する。 【効果】 正確な速度が算出され速度制御系の制御性能
が向上することにより、高速な磁気ヘッドの位置決め制
御を実現することができる。
周期で磁気ヘッドの位置決めを行う速度制御系における
速度検出方式で、2相のうちどちらの相の位置信号を用
いたかにより算出速度を修正し、正確な速度で磁気ヘッ
ドの位置決めを行う磁気ディスク装置の提供。 【構成】 2相位置信号とトラック番号信号より、磁気
ディスクの全記録領域で線形な位置信号である線形化位
置信号を算出する手段と、この算出の際に2相位置信号
より選択された位置信号の相を記憶する手段と、前記の
線形化位置信号より速度を算出する手段と、この速度を
算出する際に前記の記憶された位置信号の相により速度
検出ゲインを変更する手段とを有する。 【効果】 正確な速度が算出され速度制御系の制御性能
が向上することにより、高速な磁気ヘッドの位置決め制
御を実現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特にデータと位置情報が同一面上に記録される磁気
ディスクを有する、いわゆるデータ面サーボ制御方式の
磁気ディスク装置に関する。
り、特にデータと位置情報が同一面上に記録される磁気
ディスクを有する、いわゆるデータ面サーボ制御方式の
磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置における磁気ヘ
ッドの位置決め制御は磁気ディスクの一面に書き込んだ
位置決め専用のサーボ信号に基づき、このディスク面に
対応する磁気ヘッド(サーボヘッド)を目標トラック
(磁気ディスク面上の同心円上の記録領域)に位置決め
する、いわゆる、サーボ面サーボ制御方式が主流であっ
た。本方式は、例えば、C.Denis Mee,"Magnetic
Recording" McGraw−Hill,1988に開示されてい
る。本方式においては、サーボヘッドのみが位置決め制
御される。このとき、データを記録再生する他の磁気ヘ
ッド(データヘッド)は、ヘッド支持機構によりサーボ
ヘッドと一体として支持されることにより各磁気ヘッド
が対向する磁気ディスク面上の目標位置に位置決めされ
る。本方式では、サーボヘッドが目標トラック中心に正
確に追従制御された状態であっても、ヘッド支持機構に
熱変形が生じる場合には、データヘッドは、目標トラッ
ク中心に正確に位置決めされず一定の位置偏差(熱オフ
トラック)を生ずる。
ッドの位置決め制御は磁気ディスクの一面に書き込んだ
位置決め専用のサーボ信号に基づき、このディスク面に
対応する磁気ヘッド(サーボヘッド)を目標トラック
(磁気ディスク面上の同心円上の記録領域)に位置決め
する、いわゆる、サーボ面サーボ制御方式が主流であっ
た。本方式は、例えば、C.Denis Mee,"Magnetic
Recording" McGraw−Hill,1988に開示されてい
る。本方式においては、サーボヘッドのみが位置決め制
御される。このとき、データを記録再生する他の磁気ヘ
ッド(データヘッド)は、ヘッド支持機構によりサーボ
ヘッドと一体として支持されることにより各磁気ヘッド
が対向する磁気ディスク面上の目標位置に位置決めされ
る。本方式では、サーボヘッドが目標トラック中心に正
確に追従制御された状態であっても、ヘッド支持機構に
熱変形が生じる場合には、データヘッドは、目標トラッ
ク中心に正確に位置決めされず一定の位置偏差(熱オフ
トラック)を生ずる。
【0003】この現象は、磁気ディスク装置大容量化の
技術である高トラック密度化に対し大きな障害となる。
技術である高トラック密度化に対し大きな障害となる。
【0004】この問題の解決には、同一のディスク面上
にサーボ情報とデータを一定のサンプル周期で配した、
いわゆる、データ面サーボ制御方式を採用することが有
効である。データ面サーボ制御方式においては、対向す
るディスク面から間欠的に得られるサーボ情報を用いて
各磁気ヘッドを位置決め制御するため、熱オフトラック
の問題を生じない。このため、特に高トラック密度を有
する磁気ディスク装置においては、データ面サーボ制御
方式が広く用いられるようになっている。
にサーボ情報とデータを一定のサンプル周期で配した、
いわゆる、データ面サーボ制御方式を採用することが有
効である。データ面サーボ制御方式においては、対向す
るディスク面から間欠的に得られるサーボ情報を用いて
各磁気ヘッドを位置決め制御するため、熱オフトラック
の問題を生じない。このため、特に高トラック密度を有
する磁気ディスク装置においては、データ面サーボ制御
方式が広く用いられるようになっている。
【0005】このとき、制御系の構造としては、目標ト
ラック中心近傍までほぼ最短時間でヘッドを移動する速
度制御系(シーク制御系と呼ぶ)から、目標トラック中
心に磁気ヘッドを追従制御する位置制御系に切り換えて
位置決めする可変構造制御系を採っている。
ラック中心近傍までほぼ最短時間でヘッドを移動する速
度制御系(シーク制御系と呼ぶ)から、目標トラック中
心に磁気ヘッドを追従制御する位置制御系に切り換えて
位置決めする可変構造制御系を採っている。
【0006】可変構造制御系における速度制御系の制御
性能を向上するためには、速度検出制度の向上が重要で
ある。特にデータ面サーボ制御方式の磁気ディスク装置
においては、間欠的に検出される位置情報を差分するこ
とにより速度を求めるために、サンプル時点での位置情
報を正確に求めることが重要となる。
性能を向上するためには、速度検出制度の向上が重要で
ある。特にデータ面サーボ制御方式の磁気ディスク装置
においては、間欠的に検出される位置情報を差分するこ
とにより速度を求めるために、サンプル時点での位置情
報を正確に求めることが重要となる。
【0007】従来より、この問題を解決するためにいく
つかの方法が提案されている。たとえば、特開昭58−
146058号公報には、1サンプル周期での移動量が
4トラック以下のときには、サンプル時点での正確な位
置情報を検出することができる位置信号の復調方式が開
示されている。
つかの方法が提案されている。たとえば、特開昭58−
146058号公報には、1サンプル周期での移動量が
4トラック以下のときには、サンプル時点での正確な位
置情報を検出することができる位置信号の復調方式が開
示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、位
置信号をダイビットパターンとして一般に良く知られた
方式で記録した場合について、サンプル時点での磁気ヘ
ッドの位置を正確に検出する方法を示している。しか
し、位置信号をバーストパターンとして一般に良く知ら
れる方式で記録した場合について考慮されていない。す
なわち、図2に示すようなバーストパターンにより記録
した2相(a相、b相;b相はa相に対し位相が90度
遅れて記録されている。)サーボ信号を用いて位置検出
を行う場合、速度演算にa相、b相のどちらの相の位置
信号を用いるかにより、バーストパターン通過時間だけ
位置検出を行う時間の周期がずれ、このため速度検出誤
差を生ずる。
置信号をダイビットパターンとして一般に良く知られた
方式で記録した場合について、サンプル時点での磁気ヘ
ッドの位置を正確に検出する方法を示している。しか
し、位置信号をバーストパターンとして一般に良く知ら
れる方式で記録した場合について考慮されていない。す
なわち、図2に示すようなバーストパターンにより記録
した2相(a相、b相;b相はa相に対し位相が90度
遅れて記録されている。)サーボ信号を用いて位置検出
を行う場合、速度演算にa相、b相のどちらの相の位置
信号を用いるかにより、バーストパターン通過時間だけ
位置検出を行う時間の周期がずれ、このため速度検出誤
差を生ずる。
【0009】本発明の目的は、上記の点について、速度
検出にa相、b相のどちらの相の位置信号を用いたかに
よって速度検出のゲインを変更することにより、正確な
速度で磁気ヘッドを駆動する磁気ディスク装置を提供す
ることである。
検出にa相、b相のどちらの相の位置信号を用いたかに
よって速度検出のゲインを変更することにより、正確な
速度で磁気ヘッドを駆動する磁気ディスク装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、磁気ディスクの全記録領域で発生する線形
化された少なくとも2相の位置信号のうち1相を選択し
て記録する手段と、前記選択された相の位置信号に基づ
いて、前記線形化された位置信号より算出する磁気ヘッ
ドの速度を修正する手段とを備えているものである。
に本発明は、磁気ディスクの全記録領域で発生する線形
化された少なくとも2相の位置信号のうち1相を選択し
て記録する手段と、前記選択された相の位置信号に基づ
いて、前記線形化された位置信号より算出する磁気ヘッ
ドの速度を修正する手段とを備えているものである。
【0011】又、同一ディスク面上にa相及びb相の少
なくとも2相の位置信号が一定のサンプル周期で配置さ
れる磁気ディスクと、前記磁気ディスク面に対向して配
置される磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するヘッ
ド支持機構と、前記ヘッド支持機構を駆動し又は移動さ
せて前記磁気ヘッドを位置決めする駆動回路と、前記駆
動回路への指令信号を算出する制御器と、前記磁気ヘッ
ドの位置を示す前記少なくとも2相の位置信号を検出す
る位置検出手段と、前記位置信号より前記磁気ヘッドの
速度を算出する速度算出手段とを有する磁気ディスク装
置において、前記位置検出手段で検出した前記2相の位
置信号より1相を選択する手段と、前記選択された相を
記憶する手段と、前記記憶された相により、前記速度算
出手段で算出する速度を修正する速度修正手段とを有す
ることを特徴とするものである。
なくとも2相の位置信号が一定のサンプル周期で配置さ
れる磁気ディスクと、前記磁気ディスク面に対向して配
置される磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するヘッ
ド支持機構と、前記ヘッド支持機構を駆動し又は移動さ
せて前記磁気ヘッドを位置決めする駆動回路と、前記駆
動回路への指令信号を算出する制御器と、前記磁気ヘッ
ドの位置を示す前記少なくとも2相の位置信号を検出す
る位置検出手段と、前記位置信号より前記磁気ヘッドの
速度を算出する速度算出手段とを有する磁気ディスク装
置において、前記位置検出手段で検出した前記2相の位
置信号より1相を選択する手段と、前記選択された相を
記憶する手段と、前記記憶された相により、前記速度算
出手段で算出する速度を修正する速度修正手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0012】又、前記速度修正手段は、前記の記憶され
た相に基づいて、前記速度算出手段のゲインを変更する
手段、あるいは、前記速度算出手段より算出される速度
に、速度補正量+ΔVあるいは−ΔVを加算する修正を
行う手段、あるいは、前記位置検出手段により得られる
前記磁気ヘッドの位置信号に、位置補正量+ΔYあるい
は−ΔYを加算する修正を行う手段とすることができ
る。
た相に基づいて、前記速度算出手段のゲインを変更する
手段、あるいは、前記速度算出手段より算出される速度
に、速度補正量+ΔVあるいは−ΔVを加算する修正を
行う手段、あるいは、前記位置検出手段により得られる
前記磁気ヘッドの位置信号に、位置補正量+ΔYあるい
は−ΔYを加算する修正を行う手段とすることができ
る。
【0013】
【作用】上記構成によれば、例えばkサンプル時点で磁
気ヘッドの線形化位置信号Y(k)は、トラック内の磁
気ヘッドの位置により選択されるa相あるいはb相の位
置誤差信号と、トラック番号信号とを用いて演算するこ
とができる。そして選択された位置誤差信号がa相であ
るかb相であるかを記憶部に記憶し、同様にk+1サン
プル時点での線形化位置信号Y(k+1)を演算する。
このとき磁気ヘッドの速度は後退差分として良く知られ
る次式(1)演算することができる。
気ヘッドの線形化位置信号Y(k)は、トラック内の磁
気ヘッドの位置により選択されるa相あるいはb相の位
置誤差信号と、トラック番号信号とを用いて演算するこ
とができる。そして選択された位置誤差信号がa相であ
るかb相であるかを記憶部に記憶し、同様にk+1サン
プル時点での線形化位置信号Y(k+1)を演算する。
このとき磁気ヘッドの速度は後退差分として良く知られ
る次式(1)演算することができる。
【0014】 V(k+1)=(Kvel・{Y(k+1)−Y(k)} …(1)。
【0015】このとき、kサンプル時点およびk+1サ
ンプル時点で選択される以下の位置誤差信号の組合せ
{(a相,a相),(b相,b相)},(a相,b
相),(b相,a相)のそれぞれに対応して速度検出ゲ
インKvelをKsen, Ksen+Δsen,Ksen−Δsenとす
る。これにより、磁気ヘッドがバースト信号部(図2参
照)を通過する時間により(a相,b相),(b相,a
相)の組合せのときサンプル周期TがT+Δt,T−Δ
tと変化する影響を打ち消すことにより正確な速度を算
出することができる。
ンプル時点で選択される以下の位置誤差信号の組合せ
{(a相,a相),(b相,b相)},(a相,b
相),(b相,a相)のそれぞれに対応して速度検出ゲ
インKvelをKsen, Ksen+Δsen,Ksen−Δsenとす
る。これにより、磁気ヘッドがバースト信号部(図2参
照)を通過する時間により(a相,b相),(b相,a
相)の組合せのときサンプル周期TがT+Δt,T−Δ
tと変化する影響を打ち消すことにより正確な速度を算
出することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。
明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の磁気ディス
ク装置の一実施例を示すブロック線図である。以下、図
1に従い本発明について説明する。説明においては、ま
ず、実施例の装置構成の概要を説明し、次に位置信号算
出方式と速度検出方式について詳細に説明する。
ク装置の一実施例を示すブロック線図である。以下、図
1に従い本発明について説明する。説明においては、ま
ず、実施例の装置構成の概要を説明し、次に位置信号算
出方式と速度検出方式について詳細に説明する。
【0018】〈装置構成〉情報を記録するための磁気デ
ィスク1は、スピンドルモータ3によって駆動する軸に
取り付けられている。磁気ヘッド2はヘッド支持機構4
に固定され、前記磁気ディスク1に対向して支持され
る。前記ヘッド支持機構4は、制御器19により算出さ
れる制御信号に従って駆動回路20により駆動される。
これにより、前記磁気ヘッド2は、前記磁気ディスク1
の外周から内周方向、あるいは、その逆方向に移動し、
目標とする同心円状の記録領域である目標トラック中心
(図示せず)に位置決めされ、前記磁気ディスク1に対
し情報の記録再生を行う。
ィスク1は、スピンドルモータ3によって駆動する軸に
取り付けられている。磁気ヘッド2はヘッド支持機構4
に固定され、前記磁気ディスク1に対向して支持され
る。前記ヘッド支持機構4は、制御器19により算出さ
れる制御信号に従って駆動回路20により駆動される。
これにより、前記磁気ヘッド2は、前記磁気ディスク1
の外周から内周方向、あるいは、その逆方向に移動し、
目標とする同心円状の記録領域である目標トラック中心
(図示せず)に位置決めされ、前記磁気ディスク1に対
し情報の記録再生を行う。
【0019】ここで、前記制御器19には、目標速度発
生回路18より出力される目標速度信号16と、前記磁
気ヘッド2の速度を表す検出速度信号17の差である速
度誤差信号21が入力される。また、このとき、前記磁
気ヘッド2により記録再生される信号のうち、前記磁気
ヘッド2の位置を示す情報がサーボ信号5である。この
サーボ信号5は、復調回路6に入力される。復調回路6
は、サーボ信号5より、磁気ヘッド2のトラック中心か
らの位置誤差を示す位置誤差信号7と、トラックの番号
を示すトラック番号信号8とを出力する。
生回路18より出力される目標速度信号16と、前記磁
気ヘッド2の速度を表す検出速度信号17の差である速
度誤差信号21が入力される。また、このとき、前記磁
気ヘッド2により記録再生される信号のうち、前記磁気
ヘッド2の位置を示す情報がサーボ信号5である。この
サーボ信号5は、復調回路6に入力される。復調回路6
は、サーボ信号5より、磁気ヘッド2のトラック中心か
らの位置誤差を示す位置誤差信号7と、トラックの番号
を示すトラック番号信号8とを出力する。
【0020】位置誤差信号7は、図2に示すa相25及
びb相26よりなる2相信号であり、a相はb相より前
記トラック幅の1/2の大きさに相当するだけ位相が進
んだ信号である。位置誤差信号7は領域判定回路9に入
力され、領域判定回路9では前記2相信号の線形な領域
を判定する。後に示すように、a相、あるいはb相の線
形な領域を使い分けることにより、磁気ヘッド2の位置
を正確に検出することができる。
びb相26よりなる2相信号であり、a相はb相より前
記トラック幅の1/2の大きさに相当するだけ位相が進
んだ信号である。位置誤差信号7は領域判定回路9に入
力され、領域判定回路9では前記2相信号の線形な領域
を判定する。後に示すように、a相、あるいはb相の線
形な領域を使い分けることにより、磁気ヘッド2の位置
を正確に検出することができる。
【0021】信号選択回路12では、領域判定回路9で
の領域判定に従い前記a相あるいはb相を選択する。ま
たこの時選択した位置誤差信号7の相を記憶部10に記
憶する。線形化回路13では、トラック番号信号8と信
号選択回路12により選択された位置誤差信号7より、
図3に示す線形化位置信号を算出する。線形化位置信号
は、磁気ディスク1面上の全記録領域で一次関数として
磁気ヘッド2の位置を表現する信号である。
の領域判定に従い前記a相あるいはb相を選択する。ま
たこの時選択した位置誤差信号7の相を記憶部10に記
憶する。線形化回路13では、トラック番号信号8と信
号選択回路12により選択された位置誤差信号7より、
図3に示す線形化位置信号を算出する。線形化位置信号
は、磁気ディスク1面上の全記録領域で一次関数として
磁気ヘッド2の位置を表現する信号である。
【0022】移動量検出回路14では、線形化位置信号
より1サンプル周期Tでの磁気ヘッド2の移動量を算出
する。すなわち、kサンプル時点での線形化位置信号の
大きさをY(k)と、kサンプル時点より1サンプル後
のk+1サンプル時点の線形化位置信号の大きさをY
(k+1)との差分を取ることにより移動量を算出す
る。この移動量に速度検出ゲイン15を乗ずることによ
りk+1サンプル時点での、磁気ヘッド2の検出速度信
号17を得る。
より1サンプル周期Tでの磁気ヘッド2の移動量を算出
する。すなわち、kサンプル時点での線形化位置信号の
大きさをY(k)と、kサンプル時点より1サンプル後
のk+1サンプル時点の線形化位置信号の大きさをY
(k+1)との差分を取ることにより移動量を算出す
る。この移動量に速度検出ゲイン15を乗ずることによ
りk+1サンプル時点での、磁気ヘッド2の検出速度信
号17を得る。
【0023】ここで、速度検出ゲイン15の大きさは、
ゲイン選択回路11により決定される。すなわち、kサ
ンプル時点及びk+1サンプル時点で信号選択回路12
により選択され、記憶部10に記憶される位置誤差信号
7の4通りの相の組合せ(a相、a相)、(a相、b
相)、(b相、a相)、(b相、b相)、それぞれに対
して検出ゲイン15を選択する。
ゲイン選択回路11により決定される。すなわち、kサ
ンプル時点及びk+1サンプル時点で信号選択回路12
により選択され、記憶部10に記憶される位置誤差信号
7の4通りの相の組合せ(a相、a相)、(a相、b
相)、(b相、a相)、(b相、b相)、それぞれに対
して検出ゲイン15を選択する。
【0024】〈線形化位置信号〉次に、前記実施例のう
ち線形化位置信号の算出方式を詳細に示す。まず、復調
回路6で行われるサーボ信号5の復調について説明す
る。図2は磁気ディスク1に記録されるサーボ信号5の
パターンを示している。サーボ信号5はトラック番号パ
ターン31と、一般にバーストパターンとして良く知ら
れる部分27〜30により構成される。ここで、磁気ヘ
ッド2が図中〜の経路を通過したとする(即ち、位
置決め方向の速度がゼロの場合である。)。磁気ヘッド
が前記〜の経路を通過することによりバーストパタ
ーンが復調され信号51が得られる。信号51を絶対値
化することにより、Aバースト27、Bバースト28、
Cバースト29、Dバースト30それぞれの復調信号を
絶対値化した信号ABS(A)53、ABS(B)5
4、ABS(C)55、ABS(D)56を得る。前記
ABS(A)を積分した信号から、前記ABS(B)を
積分した信号を差分することにより、位置誤差信号7の
a相を得る。また、前記ABS(C)を積分した信号か
ら、前記ABS(D)を積分した信号を差分することに
より、位置誤差信号7のb相を得る。
ち線形化位置信号の算出方式を詳細に示す。まず、復調
回路6で行われるサーボ信号5の復調について説明す
る。図2は磁気ディスク1に記録されるサーボ信号5の
パターンを示している。サーボ信号5はトラック番号パ
ターン31と、一般にバーストパターンとして良く知ら
れる部分27〜30により構成される。ここで、磁気ヘ
ッド2が図中〜の経路を通過したとする(即ち、位
置決め方向の速度がゼロの場合である。)。磁気ヘッド
が前記〜の経路を通過することによりバーストパタ
ーンが復調され信号51が得られる。信号51を絶対値
化することにより、Aバースト27、Bバースト28、
Cバースト29、Dバースト30それぞれの復調信号を
絶対値化した信号ABS(A)53、ABS(B)5
4、ABS(C)55、ABS(D)56を得る。前記
ABS(A)を積分した信号から、前記ABS(B)を
積分した信号を差分することにより、位置誤差信号7の
a相を得る。また、前記ABS(C)を積分した信号か
ら、前記ABS(D)を積分した信号を差分することに
より、位置誤差信号7のb相を得る。
【0025】ここで、a相及びb相は、トラック中心、
あるいはトラックの境界に磁気ヘッド2が位置するとき
にゼロとなり、ここからずれたときにはプラスあるいは
マイナスの値を示す信号である。ここでは、位置誤差信
号の復調の原理を説明するため、磁気ヘッド2の位置決
め方向への速度がゼロであるとして簡単化して説明して
いる。
あるいはトラックの境界に磁気ヘッド2が位置するとき
にゼロとなり、ここからずれたときにはプラスあるいは
マイナスの値を示す信号である。ここでは、位置誤差信
号の復調の原理を説明するため、磁気ヘッド2の位置決
め方向への速度がゼロであるとして簡単化して説明して
いる。
【0026】磁気ヘッド2の位置決め方向への速度がゼ
ロでない場合には、a相の示す値は、おおよそ、磁気ヘ
ッド2がAバーストとBバーストの境界の位置を通過し
たときにa相が示す値に等しい。また、b相が示す値
は、おおよそ、磁気ヘッド2がCバーストとDバースト
の境界の位置を通過したときにb相が示す値に等しい。
ロでない場合には、a相の示す値は、おおよそ、磁気ヘ
ッド2がAバーストとBバーストの境界の位置を通過し
たときにa相が示す値に等しい。また、b相が示す値
は、おおよそ、磁気ヘッド2がCバーストとDバースト
の境界の位置を通過したときにb相が示す値に等しい。
【0027】次に、領域判定回路9での位置誤差信号7
の領域判定について説明する。領域判定回路9では、a
相、及び、b相の大きさより磁気ヘッド2がトラック内
のどの位置にあるかを領域判定する。ここで位置誤差信
号7は図4のアルゴリズムに従って、図5に示す領域a
〜h(以下Area a〜Area hと記す)の8つの領域に
分割される。
の領域判定について説明する。領域判定回路9では、a
相、及び、b相の大きさより磁気ヘッド2がトラック内
のどの位置にあるかを領域判定する。ここで位置誤差信
号7は図4のアルゴリズムに従って、図5に示す領域a
〜h(以下Area a〜Area hと記す)の8つの領域に
分割される。
【0028】以下図4に従い、領域判定のアルゴリズム
を説明する。まず、a相の正負を判定する(F31)。
a相の値が負ならArea c、Area d、Area e、Are
a fであり、F32の処理に進む。すなわち、b相の正
負を判定する。このとき、b相の値が正であれば領域は
Area c、Area dであり、F33の処理に進む。すな
わち、a相からb相を反転した値を差分した値の正負を
判定する。このとき結果が正であればArea cであり、
結果が負であればArea dである。また、前記F32に
おいて結果が負であればF34の処理へ進む。すなわ
ち、a相からb相を差分した値の正負を判定する。この
とき、結果が負であればArea eであり、結果が正であ
ればArea fである。また、前記F31の処理において
結果が正ならArea g、Area h、Area a、Area b
であり、F35の処理に進む。すなわち、b相の正負を
判定する。このとき、b相の値が負であれば前記領域は
Area g、Area hであり、F36の処理に進む。すな
わち、a相から前記b相を反転した値を差分した値の正
負を判定する。このとき結果が負であればArea gであ
り、結果が正であればArea hである。また、前記F3
5において結果が正であればF37の処理へ進む。すな
わち、a相からb相を差分した値の正負を判定する。こ
のとき、結果が正であればArea aであり、結果が負で
あればArea bである。
を説明する。まず、a相の正負を判定する(F31)。
a相の値が負ならArea c、Area d、Area e、Are
a fであり、F32の処理に進む。すなわち、b相の正
負を判定する。このとき、b相の値が正であれば領域は
Area c、Area dであり、F33の処理に進む。すな
わち、a相からb相を反転した値を差分した値の正負を
判定する。このとき結果が正であればArea cであり、
結果が負であればArea dである。また、前記F32に
おいて結果が負であればF34の処理へ進む。すなわ
ち、a相からb相を差分した値の正負を判定する。この
とき、結果が負であればArea eであり、結果が正であ
ればArea fである。また、前記F31の処理において
結果が正ならArea g、Area h、Area a、Area b
であり、F35の処理に進む。すなわち、b相の正負を
判定する。このとき、b相の値が負であれば前記領域は
Area g、Area hであり、F36の処理に進む。すな
わち、a相から前記b相を反転した値を差分した値の正
負を判定する。このとき結果が負であればArea gであ
り、結果が正であればArea hである。また、前記F3
5において結果が正であればF37の処理へ進む。すな
わち、a相からb相を差分した値の正負を判定する。こ
のとき、結果が正であればArea aであり、結果が負で
あればArea bである。
【0029】信号選択回路12では、領域判定回路9で
の位置信号7の領域判定にしたがって、a相、あるい
は、b相が選択される。すなわち、前記領域がArea
b、Area c、Area f、Area gと判定されたとき、
位置誤差信号7としてa相が選択され、a相を選択した
ことが記憶部10に記憶される。一方Area a、Area
d、Area e、Area hの領域と判定されたとき、位置
誤差信号7としてb相が選択され、b相を選択したこと
が記憶部10に記憶される。
の位置信号7の領域判定にしたがって、a相、あるい
は、b相が選択される。すなわち、前記領域がArea
b、Area c、Area f、Area gと判定されたとき、
位置誤差信号7としてa相が選択され、a相を選択した
ことが記憶部10に記憶される。一方Area a、Area
d、Area e、Area hの領域と判定されたとき、位置
誤差信号7としてb相が選択され、b相を選択したこと
が記憶部10に記憶される。
【0030】ここで、線形化回路13では以下の処理に
より線形化位置信号を算出する。 Area a;(2・トラック番号−1.0)+位置誤差信号
の絶対値 Area b;(2・トラック番号−1.0)+(1.0−位置
誤差信号の絶対値) Area c;(2・トラック番号) +位置誤差信号
の絶対値 Area d;(2・トラック番号) +(1.0−位
置誤差信号の絶対値) Area e;(2・トラック番号−1.0)+位置誤差信号
の絶対値 Area f;(2・トラック番号−1.0)+(1.0−位置
誤差信号の絶対値) Area g;(2・トラック番号) +位置誤差信号
の絶対値 Area h;(2・トラック番号) +(1.0−位置
誤差信号の絶対値) ただし、上記のアルゴリズムは位置情報のみを記録した
磁気ディスク1(これをサーボ面と呼ぶ)と、位置情報
とデータを交互に記録したサーボ面以外の磁気ディスク
1(データ面と呼ぶ)とを有する形式の、データ面サー
ボ方式に対応している。このとき、サーボ面上のトラッ
ク幅は、データ面上のトラック幅の2倍の大きさであ
り、トラック番号信号8、及び位置誤差信号7は、サー
ボ面に記録されたサーボ信号5を復調したものである。
また、このとき、線形化位置信号はデータ面上での磁気
ヘッドの位置を示している。これら以外の条件のときに
も、同様の考えに基づいてトラック番号とトラック内で
の位置誤差信号を用いることにより、線形化位置信号を
算出することができる。
より線形化位置信号を算出する。 Area a;(2・トラック番号−1.0)+位置誤差信号
の絶対値 Area b;(2・トラック番号−1.0)+(1.0−位置
誤差信号の絶対値) Area c;(2・トラック番号) +位置誤差信号
の絶対値 Area d;(2・トラック番号) +(1.0−位
置誤差信号の絶対値) Area e;(2・トラック番号−1.0)+位置誤差信号
の絶対値 Area f;(2・トラック番号−1.0)+(1.0−位置
誤差信号の絶対値) Area g;(2・トラック番号) +位置誤差信号
の絶対値 Area h;(2・トラック番号) +(1.0−位置
誤差信号の絶対値) ただし、上記のアルゴリズムは位置情報のみを記録した
磁気ディスク1(これをサーボ面と呼ぶ)と、位置情報
とデータを交互に記録したサーボ面以外の磁気ディスク
1(データ面と呼ぶ)とを有する形式の、データ面サー
ボ方式に対応している。このとき、サーボ面上のトラッ
ク幅は、データ面上のトラック幅の2倍の大きさであ
り、トラック番号信号8、及び位置誤差信号7は、サー
ボ面に記録されたサーボ信号5を復調したものである。
また、このとき、線形化位置信号はデータ面上での磁気
ヘッドの位置を示している。これら以外の条件のときに
も、同様の考えに基づいてトラック番号とトラック内で
の位置誤差信号を用いることにより、線形化位置信号を
算出することができる。
【0031】〈速度検出〉次に、検出速度信号17の算
出について詳細に説明する。移動量検出回路14では、
1サンプル周期間Tでの磁気ヘド2の移動量を算出す
る。kサンプル時点での線形化位置信号Y(k)、及
び、k+1サンプル時点での線形化位置信号Y(k+
1)より、磁気ヘッド2の1サンプル周期間での移動量
(Deltと呼ぶ)は次式(2)で算出される。
出について詳細に説明する。移動量検出回路14では、
1サンプル周期間Tでの磁気ヘド2の移動量を算出す
る。kサンプル時点での線形化位置信号Y(k)、及
び、k+1サンプル時点での線形化位置信号Y(k+
1)より、磁気ヘッド2の1サンプル周期間での移動量
(Deltと呼ぶ)は次式(2)で算出される。
【0032】 Delt=Y(k+1)−Y(k) …(2)。
【0033】前記移動量に、速度検出ゲイン15を乗ず
ることにより検出速度信号17を算出する。ここで、速
度検出ゲイン15は、記憶部10に記憶された、kサン
プル時点及びk+1サンプル時点での位置誤差信号7の
相の組合せによりゲイン選択回路11により以下のよう
に決定される。kサンプル時点での位置誤差信号7がa
相であり、k+1サンプル時点での位置誤差信号7がb
相であるとき(a相、b相)と表現する。このとき速度
検出ゲイン15(Kvelと表す)は以下となる。
ることにより検出速度信号17を算出する。ここで、速
度検出ゲイン15は、記憶部10に記憶された、kサン
プル時点及びk+1サンプル時点での位置誤差信号7の
相の組合せによりゲイン選択回路11により以下のよう
に決定される。kサンプル時点での位置誤差信号7がa
相であり、k+1サンプル時点での位置誤差信号7がb
相であるとき(a相、b相)と表現する。このとき速度
検出ゲイン15(Kvelと表す)は以下となる。
【0034】 (a相、a相);Kvel=(1/T)・K …(4) (a相、b相);Kvel=(1/(T+Δsamp))・K …(5) (b相、a相);Kvel=(1/(T−Δsamp))・K …(6) (b相、b相);Kvel=(1/T)・K …(7) ここで、Kは定数である。また、Δsampは、 Δsamp=2・Δb …(8) である。Δbは磁気ヘッド2が前記各バーストパターン
上を通過するのに要する時間である。
上を通過するのに要する時間である。
【0035】速度検出ゲインを前記のように切り換える
のは、図6に示すようにkサンプル時点で磁気ヘッド2
の位置が検出された時点から、k+1サンプル時点で磁
気ヘッド2の位置を検出した時点までの時間が、選択さ
れる相の組合せにより、バーストパターン通過時間のΔ
bの2倍の時間だけ変化するためである。従って、この
時間分だけ検出ゲインを補正することにより、速度検出
の精度を向上することができる。
のは、図6に示すようにkサンプル時点で磁気ヘッド2
の位置が検出された時点から、k+1サンプル時点で磁
気ヘッド2の位置を検出した時点までの時間が、選択さ
れる相の組合せにより、バーストパターン通過時間のΔ
bの2倍の時間だけ変化するためである。従って、この
時間分だけ検出ゲインを補正することにより、速度検出
の精度を向上することができる。
【0036】〈制御の流れ〉次に図7に示すフローチャ
ートにより制御の流れを説明する。磁気ディスク1が一
定の回転数で回転することにより、磁気ディスク1に対
向する磁気ヘッド2は一定の周期で位置情報を検出す
る。位置情報を検出したことを制御回路に知らせるため
に、位置情報を検出した時点で、図6に示す割込み信号
63を発生する(F1)。すなわち、周期Tの割込み信
号が発生される。この時復調回路6により、サーボ信号
5が復調され位置誤差信号7とトラック番号信号8を得
る(F2)。次に、位置誤差信号7の領域を領域判定回
路9で判定する(F3)。次に、前記の判定に従って、
a相、b相よりどちらか一相を選択する。選択した相を
記憶部10に記憶する(F4)。次に、前記により選択
した位置誤差信号とトラック番号信号より線形化位置信
号を算出する(F5)。次に、線形化位置信号より1サ
ンプル周期間の移動量を検出する(F6)。次に、前記
F4で記憶した位置誤差信号の相に従って速度検出ゲイ
ンを選択する(F7)。次に、前記F6の処理で得られ
た移動量に前記F7の処理で得られた速度検出ゲインを
乗ずることにより検出速度信号21を得る(F8)。次
に、目標速度信号を算出する(F9)。前記F8の処理
で得られた検出速度と目標速度を比較することにより、
速度誤差信号21を得る(F10)。次に、速度誤差信
号21を制御器19に入力し駆動回路20を駆動するた
めの駆動信号を算出する。この駆動信号に従い駆動回路
20によりヘッド支持機構4を駆動し、磁気ヘッド2を
目標トラックに近付ける。このとき、目標トラックまで
の位置偏差がある値より小さくなった場合は、速度制御
系から位置制御系へ切り換えられる(図示せず)。
ートにより制御の流れを説明する。磁気ディスク1が一
定の回転数で回転することにより、磁気ディスク1に対
向する磁気ヘッド2は一定の周期で位置情報を検出す
る。位置情報を検出したことを制御回路に知らせるため
に、位置情報を検出した時点で、図6に示す割込み信号
63を発生する(F1)。すなわち、周期Tの割込み信
号が発生される。この時復調回路6により、サーボ信号
5が復調され位置誤差信号7とトラック番号信号8を得
る(F2)。次に、位置誤差信号7の領域を領域判定回
路9で判定する(F3)。次に、前記の判定に従って、
a相、b相よりどちらか一相を選択する。選択した相を
記憶部10に記憶する(F4)。次に、前記により選択
した位置誤差信号とトラック番号信号より線形化位置信
号を算出する(F5)。次に、線形化位置信号より1サ
ンプル周期間の移動量を検出する(F6)。次に、前記
F4で記憶した位置誤差信号の相に従って速度検出ゲイ
ンを選択する(F7)。次に、前記F6の処理で得られ
た移動量に前記F7の処理で得られた速度検出ゲインを
乗ずることにより検出速度信号21を得る(F8)。次
に、目標速度信号を算出する(F9)。前記F8の処理
で得られた検出速度と目標速度を比較することにより、
速度誤差信号21を得る(F10)。次に、速度誤差信
号21を制御器19に入力し駆動回路20を駆動するた
めの駆動信号を算出する。この駆動信号に従い駆動回路
20によりヘッド支持機構4を駆動し、磁気ヘッド2を
目標トラックに近付ける。このとき、目標トラックまで
の位置偏差がある値より小さくなった場合は、速度制御
系から位置制御系へ切り換えられる(図示せず)。
【0037】前記の切り換え条件が満足されない間は、
前記のF1〜F11の処理を前記割込み信号ごとに繰り
返す。
前記のF1〜F11の処理を前記割込み信号ごとに繰り
返す。
【0038】(実施例2)図8は、本発明の磁気ディス
ク装置の第2の実施例を示すブロック線図である。実施
例1と異なる部分についてのみ示す。補正回路22で
は、記憶部10に記憶されたkサンプル、及びk+1サ
ンプル時点での位置信号7の相の組合せにより、以下に
示すk+1サンプル時点での補正量ΔV(k+1)を算
出する。
ク装置の第2の実施例を示すブロック線図である。実施
例1と異なる部分についてのみ示す。補正回路22で
は、記憶部10に記憶されたkサンプル、及びk+1サ
ンプル時点での位置信号7の相の組合せにより、以下に
示すk+1サンプル時点での補正量ΔV(k+1)を算
出する。
【0039】 (a相、a相);ΔV(k+1)=0 …(9) (a相、b相);ΔV(k+1)=Dt(k)・(2Δb) …(10) (b相、a相);ΔV(k+1)=−Dt(k)・(2Δb) …(11) (b相、b相);ΔV(k+1)=0 …(12) ここで、Δbは前記バースト部の通過時間である。ま
た、Dt(k)はkサンプル時点において移動量検出回
路14により算出されるkサンプル時点における移動量
に、上記の修正を行った値である。すなわち、k+1サ
ンプル時点での補正量は次式(13)で表現できる。
た、Dt(k)はkサンプル時点において移動量検出回
路14により算出されるkサンプル時点における移動量
に、上記の修正を行った値である。すなわち、k+1サ
ンプル時点での補正量は次式(13)で表現できる。
【0040】 ΔV(k+1) =〔{y(k)−y(k−1)}+ΔV(k)〕・{(2Δb)/T}…(13)。
【0041】この補正量を移動量検出回路14で算出さ
れるk+1サンプル時点での移動量に、加算器23で加
算する。これに前記式(4)の速度検出ゲイン15を乗
ずることにより検出信号17を得る。ここで1サンプル
周期間の磁気ヘッド2の移動時間は図6に示したように
選択された位置信号の相の組合せにより変化している。
このとき、サンプル周期が一定であることを仮定した前
記式(4)の速度検出ゲインを用いると、検出速度は正
確に求まらない。そこで、前記補正量ΔV(k+1)に
より前記移動量、すなわち、検出速度を補正する。ここ
で、ΔV(k+1)は(2Δb)時間で磁気ヘッド2が
移動する距離にほぼ等しい。これにより、図6に示すよ
うに磁気ヘッドの移動時間が変化する影響を補正するこ
とができる。
れるk+1サンプル時点での移動量に、加算器23で加
算する。これに前記式(4)の速度検出ゲイン15を乗
ずることにより検出信号17を得る。ここで1サンプル
周期間の磁気ヘッド2の移動時間は図6に示したように
選択された位置信号の相の組合せにより変化している。
このとき、サンプル周期が一定であることを仮定した前
記式(4)の速度検出ゲインを用いると、検出速度は正
確に求まらない。そこで、前記補正量ΔV(k+1)に
より前記移動量、すなわち、検出速度を補正する。ここ
で、ΔV(k+1)は(2Δb)時間で磁気ヘッド2が
移動する距離にほぼ等しい。これにより、図6に示すよ
うに磁気ヘッドの移動時間が変化する影響を補正するこ
とができる。
【0042】また、このように、移動量を補正すること
は、k+1サンプル時点で検出される線形化位置信号y
(k+1)を修正することと等価である。すなわち、記
憶部10に記憶されたkサンプル、及びk+1サンプル
時点での位置信号7の相の組合せにより以下に示す補正
量ΔYを算出する。
は、k+1サンプル時点で検出される線形化位置信号y
(k+1)を修正することと等価である。すなわち、記
憶部10に記憶されたkサンプル、及びk+1サンプル
時点での位置信号7の相の組合せにより以下に示す補正
量ΔYを算出する。
【0043】 (a相、a相);ΔY(k+1)=0 …(14) (a相、b相);ΔY(k+1)=ΔV(k+1) …(15) (b相、a相);ΔY(k+1)=−ΔV(k+1) …(16) (b相、b相);ΔY(k+1)=0 …(17) これにより、k+1サンプル時点の検出位置信号を、y
(k+1)+ΔY(k+1)としても良い。
(k+1)+ΔY(k+1)としても良い。
【0044】(実施例3)図9は、本発明の磁気ディス
ク装置の第3の実施例を示すブロック線図である。前記
実施例と異なる部分についてのみ示す。
ク装置の第3の実施例を示すブロック線図である。前記
実施例と異なる部分についてのみ示す。
【0045】実施例2に示した補正法は、前記の補正量
±V(k+1)に前記式(4)のゲインを乗じた値を補
正量としても良い。すなわち、k+1サンプル時点の速
度を以下の次式(18)で算出してもよい。
±V(k+1)に前記式(4)のゲインを乗じた値を補
正量としても良い。すなわち、k+1サンプル時点の速
度を以下の次式(18)で算出してもよい。
【0046】 V(k+1)=Kvel・{y(k+1)−y(k)}+Kvel・(±ΔV(k+1))…(18)。
【0047】ここで、+ΔV(k+1)となるのは、k
サンプル、及びk+1サンプル時点での位置信号7の相
の組合せが(a相、b相)の時であり、−ΔV(k+
1)となるのはkサンプル、及びk+1サンプル時点で
の位置信号7の相の組合せが(b相、a相)の時であ
る。従って、前記式(18)の検出速度は、移動量検出
回路14により算出される1サンプル周期間での移動量
に、速度検出ゲイン15を乗じた以下の式(19)の値
に、速度補正回路70で算出される以下の式(20)の
補正量を加算器71により加算することにより算出する
ことができるのである。
サンプル、及びk+1サンプル時点での位置信号7の相
の組合せが(a相、b相)の時であり、−ΔV(k+
1)となるのはkサンプル、及びk+1サンプル時点で
の位置信号7の相の組合せが(b相、a相)の時であ
る。従って、前記式(18)の検出速度は、移動量検出
回路14により算出される1サンプル周期間での移動量
に、速度検出ゲイン15を乗じた以下の式(19)の値
に、速度補正回路70で算出される以下の式(20)の
補正量を加算器71により加算することにより算出する
ことができるのである。
【0048】 Va(k+1)=Kvel・{y(k+1)−y(k)} …(19) ΔVa(k+1)=Kvel・(±ΔV(k+1) …(20)。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、バーストパターンによ
り記録された2相サーボ信号を用いた場合に生ずる、位
置信号検出周期の変化を補正することができる。このた
め、精度の高い検出速度が得られ、速度制御系の性能を
向上し、高速な磁気ヘッドの位置決め制御を実現するこ
とができる。
り記録された2相サーボ信号を用いた場合に生ずる、位
置信号検出周期の変化を補正することができる。このた
め、精度の高い検出速度が得られ、速度制御系の性能を
向上し、高速な磁気ヘッドの位置決め制御を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置構成を示すブロック線図である。
【図2】磁気ディスクに記録されるサーボパターン及び
復調信号を示す図である。
復調信号を示す図である。
【図3】全記録領域で線形な位置誤差信号を示す図であ
る。
る。
【図4】2相の位置誤差信号を領域判定するアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。
ムを示すフローチャートである。
【図5】位置誤差信号の領域分けを示す図である。
【図6】位置信号の相とサンプル周期の関係を示す図で
ある。
ある。
【図7】制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施例2を示すブロック線図である。
【図9】実施例3を示すブロック線図である。
1 磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 スピンドルモータ 4 ヘッド支持機構 5 サーボ信号 6 復調回路 7 位置誤差信号 8 トラック番号信号 9 領域判定回路 10 記憶部 11 ゲイン選択回路 12 信号選択回路 13 線形化回路 14 移動量検出回路 15 速度検出ゲイン 16 目標速度信号 17 検出速度信号 18 目標速度発生回路 19 制御器 20 駆動回路 22 補正回路 23 加算器 25 a相 26 b相 27 aバーストパターン 28 bバーストパターン 29 cバーストパターン 30 dバーストパターン 31 トラック番号パターン 51 復調信号 52 絶対値化信号 53 aバースト 54 bバースト 55 cバースト 56 dバースト 61 a相の示す位置 62 b相の示す位置 63 割込み信号 64 バーストパターン通過時間 70 速度補正回路 71 加算器 Area a〜h 領域
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気ディスクの全記録領域で発生する線
形化された少なくとも2相の位置信号のうち1相を選択
して記録する手段と、前記選択された相の位置信号に基
づいて、前記線形化された位置信号より算出する磁気ヘ
ッドの速度を修正する手段とを備えている磁気ディスク
装置。 - 【請求項2】 同一ディスク面上にa相及びb相の少な
くとも2相の位置信号が一定のサンプル周期で配置され
る磁気ディスクと、前記磁気ディスク面に対向して配置
される磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するヘッド
支持機構と、前記ヘッド支持機構を駆動し又は移動させ
て前記磁気ヘッドを位置決めする駆動回路と、前記駆動
回路への指令信号を算出する制御器と、前記磁気ヘッド
の位置を示す前記少なくとも2相の位置信号を検出する
位置検出手段と、前記位置信号より前記磁気ヘッドの速
度を算出する速度算出手段とを有する磁気ディスク装置
において、 前記位置検出手段で検出した前記2相の位置信号より1
相を選択する手段と、前記選択された相を記憶する手段
と、前記記憶された相により、前記速度算出手段で算出
する速度を修正する速度修正手段とを有することを特徴
とする磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記速度修正手段は、前記の記憶された相に基づいて前
記速度算出手段のゲインを変更する手段であることを特
徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記速度修正手段は、前記の記憶された相に基づいて、
前記速度算出手段より算出される速度に、正あるいは負
の速度補正量である、+ΔVあるいは−ΔVを加算する
修正を行う手段であることを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項5】 請求項2記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記速度修正手段は、前記記憶された相に基づいて、前
記位置検出手段により得られる前記磁気ヘッドの位置信
号に、正あるいは負の位置補正量である、+ΔYあるい
は−ΔYを加算する修正を行う手段であることを特徴と
する磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4483392A JPH05242618A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4483392A JPH05242618A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242618A true JPH05242618A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12702471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4483392A Pending JPH05242618A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242618A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7027254B2 (en) | 2000-03-08 | 2006-04-11 | Fujitsu Limited | Head positioning control method, device for disk device and disk device |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4483392A patent/JPH05242618A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7027254B2 (en) | 2000-03-08 | 2006-04-11 | Fujitsu Limited | Head positioning control method, device for disk device and disk device |
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