JPH0524341A - 感熱記録材料、画像記録方法及び装置 - Google Patents

感熱記録材料、画像記録方法及び装置

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JPH0524341A
JPH0524341A JP3178413A JP17841391A JPH0524341A JP H0524341 A JPH0524341 A JP H0524341A JP 3178413 A JP3178413 A JP 3178413A JP 17841391 A JP17841391 A JP 17841391A JP H0524341 A JPH0524341 A JP H0524341A
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JP
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heat
recording
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Application number
JP3178413A
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English (en)
Inventor
Eiichi Sakai
栄一 酒井
Hideyuki Kokubo
秀幸 小久保
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0524341A publication Critical patent/JPH0524341A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感熱記録材料に情報を記録し、自動的に、情報
に基づいて補正して、適正な画像記録を行い、かつ画像
の記録終了後はこれを消去して、利用者に違和感を生じ
させない。 【構成】液晶シャッター212では、送られる信号に基
づいて紫外線ランプ204からの光をローラ206に巻
掛けられる感熱記録材料10へ透過又は遮断することに
より、紫外光が照射された部分が完全に透明となり、周
囲の黄色との境界が明確となってバーコード214とし
ての機能を持つ。画像記録装置の搬送経路には、バーコ
ードセンサ73が配設され、バーコード214を読取っ
て種類を自動判別すると共に、この感熱記録材料10の
感度特性を得、LUT180へ送る。バーコード214
は、光源64A、64Bが感熱記録材料10の全体に照
射されることにより、周囲の黄色とされている部分も透
明となり、実質的に消去され、画像記録終了後には、バ
ーコードは存在しないことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ感度が異なり
かつ異なる色相に発色する複数の感熱発色層が設けられ
た感熱記録材料及びこの感熱記録材料へ画像を記録する
場合に、記録ヘッドによる各感熱発色層への走査記録及
び光の照射による定着を繰り返すことにより画像を記録
する画像記録方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、発熱体を用いて記録紙へ画像を記
録する方法として、感熱記録方法がある。この感熱記録
方法は、紙や合成紙等の支持体に発色剤、顕色剤を塗布
した感熱記録材料を用い、サーマルヘツドによりこの感
熱記録材料を加熱処理するプロセスにより記録するもの
である。このような感熱記録方法は、現像が不要であ
る、支持体が紙の場合は紙質が一般紙に近い、取扱
いが容易である、発色濃度が高い、記録装置が簡単
であり安価である、記録時の騒音がドツトプリンタ等
に比べて少ない等の利点があり、白黒のフアクシミリや
プリンタの分野で近年急速に普及している。
【0003】さらに、このような記録分野において、情
報産業の急速な発展に伴い、計算機、フアクシミリをは
じめとする情報機器の端末機から簡単にカラーハードコ
ピーを得たいという要求が強まってきている。
【0004】ここで、本出願人は透明支持体に、実質的
に透明で相異なる色相に発色する発色層を設けることに
より、従来になく良好な感熱発色画像を得ることができ
る多色感熱記録材料を提案した(特願平2−89384
号、特願平2−134303号)。この感熱記録材料へ
は、主走査方向にヘッドが配列された感熱ヘッドを副走
査方向へ走査記録して画像を記録するようになってい
る。
【0005】これによれば、感熱記録方式によっては従
来得ることのできなかった優れた色相、優れた色分離性
及び画像保存性も良好な多色画像を得ることができる。
また、得られた画像を透過画像とすることも、反射画像
とすることもできる。
【0006】このような感熱記録紙は、一方の面に多重
に発色層が設けられている場合は、最上層(最も表面に
近い層)を他の層が加熱されない程度の熱量で加熱発色
させ、この発色層の定着処理が終了した後に他の発色層
の加熱処理を行う必要がある。
【0007】ところで、上記感熱記録材料には、支持体
の違いにより、反射型材料と透過型材料とがある。反射
型材料は通常の記録紙と同様に適用され、透過型材料は
OHP(オーバーヘッドプロジェクター)用の記録紙と
して適用され、何れの需要も高いため、共に生産量が多
いと予想される。
【0008】ところが、反射型材料と透過型材料とは同
一の装置によって画像が記録可能であるが、最適な記録
濃度が異なる。従って、感熱記録材料の種類を変更する
場合には、処理条件も変更する必要があり、作業が煩雑
となる。また、同一種類の感熱記録材料であっても、製
造ロットによって若干感度特性が異なることがある。
【0009】これを解消するために、感度特性の違いは
感熱記録材料を収容するカセットやマガジンに感度特性
を示すマーク等を付し、これを画像記録装置側で読取る
ようにすればよい。なお、感熱記録材料の種類は、画像
記録装置の搬送経路途中に透過型又は反射型の光学セン
サを取付けて透過光量又は反射光量の違いにより判別す
ることもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の判別方法では、カセットやマガジンと感熱記
録材料との組み合わせが必要となり、この組み合わせが
異なると誤った情報を読取ることになり、却って画像を
低下させることが考えられる。
【0011】なお、光学センサの場合は、種類のみ判別
可能であり、製造ロットによる感度特性の違い等他の情
報は判別することができない。また、感熱記録材料自体
に様々な情報を記録すると、これが画像記録後にも残
り、利用者は違和感を生じることがあり、好ましくな
い。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、画像の記録の
際に種類、感度特性を含む情報を確実に把握することが
できる感熱記録材料を得ることが目的である。
【0013】また、上記目的に加え、自動的に適用され
る感熱記録材料の種類、感度特性を含む情報に基づいて
画像濃度と画像記録のための出力エネルギーとの関係を
示すテーブルを補正して、適正な画像記録を行うことが
できる画像記録方法を得ることが目的である。
【0014】さらに、上記目的に加え、感熱記録材料自
体に情報を記録すると共に画像の記録終了後はこれを消
去することができ、利用者に違和感を生じさせることの
ない画像記録装置を得ることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、それぞれ感度が異なりかつ異なる色相に発色する感
熱発色層が設けられた感熱記録材料であって、画像記録
領域外へ紫外光によりその種類、感度特性等を含む情報
が記録されたことを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の感熱記録材料を用いて画像を記録する画像記録方
法であって、前記情報を読み取って、予め設定されてい
る画像信号に基づく濃度と出力エネルギーとの関係を示
すテーブルを、前記読み取られた情報に基づいて補正
し、補正後のテーブルに従って画像を記録することを特
徴としている。
【0017】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載の感熱記録材料を用いて記録ヘッドによる各感熱発
色層への走査記録及び紫外光の照射による定着を繰り返
すことにより画像を記録する画像記録装置であって、前
記情報を読み取る情報読取手段と、予め画像信号に基づ
く濃度と出力エネルギーとの関係が記憶されるテーブル
を前記情報読取手段で読み取られた情報に基づいて補正
する補正手段と、補正手段で補正されたテーブルを用い
て画像濃度に基づく出力エネルギーを定め画像を記録す
る記録手段と、前記情報が読み取られた後にこの情報記
録部分に紫外光を照射することにより情報を消去する情
報消去手段と、を有している。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、感熱記録材料
自体に種類、感度特性を含む情報を記録したので、カセ
ットやマガジンとの組み合わせを考慮する必要がなく、
確実に情報を把握することができる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、感熱記録
材料に記録された情報を読取り、この読み取られた情報
に基づいて、予め設定されている画像信号に基づく濃度
と画像を記録するための出力エネルギーとの関係を示す
テーブルを補正する。
【0020】すなわち、感熱記録材料が透過型であるの
が反射型であるのかを認識し、最適な記録濃度を得る。
また、製造ロットによって異なる感度特性を認識し、最
適な出力エネルギーを得る。
【0021】このように、自動的に適用される感熱記録
材料に適したテーブルを得ることができるので、作業性
を向上することができる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、読み取ら
れ情報をこの情報の記録部分に紫外線を照射する。この
紫外線の照射は、画像の定着のための照射を併用しても
よい。紫外線が照射されると、情報記録部分と周囲との
境界が無くなり、結果的に情報を消去することができ
る。従って、画像の記録が終了した感熱記録材料には画
像のみが記録されていることになり、利用者に違和感を
生じさせることがない。
【0023】
【実施例】図2には本実施例に係る感熱記録材料が示さ
れている。感熱記録材料10には支持体102の一方に
最下層から順にシアン色素層(以下C色素層という)1
08、マゼンタ色素層(以下M色素層という)104、
イエロー色素層(以下Y色素層という)106が設けら
れ、全て透明となっている。なお、Y色素層106及び
M色素層104は光定着型であり、波長420nm及び波
長365nmの光を照射することにより、以後は加熱して
も変化しなくなる性質の層である。
【0024】支持体102は、非透明なものと透明なも
のとがあり、これらの何れかを選択することにより、透
過型材料又は反射型材料となる。支持体102の貼付け
は製造装置200(図7参照)によってなされる。な
お、画像の記録前の各発色層は、透明ではなく黄色とな
っている。
【0025】図7には、感熱記録材料10を製造するた
めの製造装置200の最終段近傍が示されている。上記
非透明又は透明の支持体102が貼付けられた感熱記録
材料10は、製造装置200の最下流側に設けられた情
報記録部202へと至る。
【0026】情報記録部202には、円筒状の紫外線ラ
ンプ204が配設されている。この紫外線ランプ204
は、感熱記録材料10が巻掛けられる円筒状かつ透明な
ローラ206の内方へ配設されている。なお、感熱記録
材料10は、ローラ206との接触面が記録面とされて
いる。
【0027】紫外線ランプ204の軸線とローラ206
の軸線とは同軸とされている。ローラ206は、図示し
ない駆動手段で等速度回転するようになっている。
【0028】情報記録部202には、キーボード208
の操作によって入力された情報が供給されるようになっ
ている。この情報には、感熱記録材料10が透明である
か否かを示す種類及び感度特性がある。感度特性は製造
ロット毎に異なることがあり、各ロットの製造開始段階
でテストプリントを行って感度特性を得る。
【0029】情報記録部200では、これらの情報をバ
ーコード情報に変換し、その信号を紫外線ランプ204
とローラ206との隙間に配設された矩形状の開口21
0を開閉される液晶シャッター212へ送るようになっ
ている。
【0030】液晶シャッター212は、感熱記録材料1
0の画像領域外に対応されて配置されている。この液晶
シャッター212では、送られる信号に基づいて紫外線
ランプ204からの光をローラ206に巻掛けられる感
熱記録材料10へ透過又は遮断するようになっている。
これにより、感熱記録材料10の画像領域外にバー状の
紫外光が照射され、開口210の開口時間に応じて感熱
記録材料10への照射幅を変更することができる。この
紫外光が照射された部分が、完全に透明となり、周囲の
黄色との境界が明確となってバーコード214としての
機能を持つ。
【0031】このように製造された感熱記録材料10
は、画像記録装置により画像が記録されるようになって
いる。
【0032】図1には本実施例に係る画像記録装置の概
略構造が示されている。画像記録装置の前面にはスリツ
ト孔状の感熱記録材料10が収容されたカセット150
の挿入口112及び処理が終了した感熱記録材料が排出
される排出口114が上下方向に併設されている。カセ
ット150には、同一サイズのシート状の感熱記録材料
10が積層された状態で収容されており、最上層の感熱
記録材料10から装置内部へ送り込まれる構成となって
いる。
【0033】挿入口112の奥側には、所謂半月ローラ
164が配設されている。この半月ローラ164は、そ
の切欠部164Aがカセット150内の最上層の感熱記
録材料10と対向された状態で停止されており、この状
態では隙間が生じている。
【0034】ここで、半月ローラ164が1回転する
と、その周面が最上層の感熱記録材料10と当接し、摩
擦力によってこの最上層の感熱記録材料10のみをカセ
ット150から引き出して挿入口112の奥側へと搬送
することができる。
【0035】挿入口112のさらに奥側には、一対の搬
送ローラ72が設けられ、半月ローラ164によって引
き出された感熱記録材料10はこの一対の搬送ローラ7
2に挟持され、さらに搬送される構成となっている。
【0036】画像記録装置には、例えばVTR116が
接続されており、このVTR116からの画像信号に基
づいて後述するサーマルヘツド32(図3参照)による
画像記録時の画像記録信号が作成されるようになってい
る。なお、他に画像記録装置に接続される画像信号源と
して、CCDカメラ等が挙げられる。
【0037】前記挿入口112、排出口114が設けら
れた前面パネル117には、電源スイツチ120、プリ
ント枚数等が表示される表示装置122、プリントボタ
ン124が設けられている。また、プリントボタン12
4の下方には、開閉可能なサブカバー126が設けら
れ、図示しない画質等の微調整ツマミが取り付けられて
いる。
【0038】図3乃至図5に示される如く、カセット1
50から引き出された感熱記録材料10は、リミツトス
イツチ118でこれを検知し、これによってドライバ7
4の駆動力で駆動する一対の搬送ローラ72に挟持され
て、ガイド板70に案内されて搬送され、加熱処理部2
8へと案内されるようになっている。
【0039】この加熱処理部28へと搬送される途中の
搬送経路には、バーコードセンサ73が配設されてい
る。このバーコードセンサ73は、制御装置45に接続
されており、前記感熱記録材料10に付与されたバーコ
ード214を読取り、制御装置45へ出力するようにな
っている。制御装置45では、このバーコード214を
解析して、現在搬送されている感熱記録材料10の種類
(透明か非透明か)を自動判別すると共に、この感熱記
録材料10の感度特性を得ることができる。得られた情
報は、後述するLUT180へと送られるようになって
いる。
【0040】加熱処理部28は、回転体である支持ドラ
ム30と、記録ヘツドであるライン型のサーマルヘツド
32とを備えており、感熱記録材料10はこの支持ドラ
ム30に巻き付けられた状態でサーマルヘツド32によ
って、加熱されるようになっている。支持ドラム30は
金属性の円筒体34で形成され、その外周に弾性体36
が巻き付けられている。支持ドラム30は、ドライバ3
8の駆動力で図3乃至図5矢印B方向へ等速度回転され
るようになっており、この支持ドラム30に巻き付けら
れた感熱記録材料10を順次サーマルヘツド32に対応
させる役目を有している。
【0041】サーマルヘツド32はその一方が軸40を
介して装置枠体へ軸支されており、ドライバ41の駆動
力でこの軸40を中心に図3乃至図5矢印C方向及びそ
の反対方向へ回転され、他方に配設された発熱体42が
支持ドラム30に巻き付けられた感熱記録材料10と接
触及び離間されるようになっている。発熱体42へは感
熱記録材料10との接触時に、制御装置45から画像信
号が出力され、感熱記録材料10へ画像信号100に応
じた発熱により画像を形成するようになっている。
【0042】搬送ローラ26によって加熱処理部28へ
搬送された感熱記録材料10はガイド板70により、そ
の搬送方向が案内され、支持ドラム30の外周に設けら
れた保持部46の一部を構成する凹陥部48へと至るよ
うになっている。凹陥部48には、支持ドラム30の回
転軸と平行に配設された軸50を介して凹陥部48と共
に保持部を構成するラツチ爪52が軸支されている。こ
のラツチ爪52は、ガイド板44によって案内された感
熱記録材料10の一端が凹陥部48へ収容された時点で
ドライバ49の駆動力で軸50を介して図3乃至図5矢
印D方向へ回転することにより、感熱記録材料の一端部
を保持する役目を有している。感熱記録材料10は、こ
のラツチ爪52に保持されると、支持ドラム30の回転
により順次支持ドラム30の外周に巻き付けられること
になる。
【0043】ラツチ爪52が感熱記録材料10を保持す
るタイミングは、感熱記録材料10の搬送経路途中に設
けられたリミツトスイツチ54によってなされている。
すなわち、感熱記録材料10がこのリミツトスイツチ5
4の位置に至ると、リミツトスイツチ54のアクチユエ
ータ56が感熱記録材料10と干渉し、接点を切り換え
るようになっている(本実施例では、リミツトスイツチ
54はノーマリーオープン型が適用され、感熱記録材料
10との接触時にはオン状態とされる)。リミツトスイ
ツチ54からのオン(ハイレベル)・オフ(ローレベ
ル)信号は制御装置45へと供給され、制御装置45で
は、感熱記録材料10の搬送速度に応じて予め定められ
た時間(少なくとも感熱記録材料10の先端が凹陥部4
8の奥に突き当たった)後にラツチ爪52を動作(図3
矢印D方向回転)させるようにしている。これにより、
ラツチ爪52による保持状態では感熱記録材料10と支
持ドラム30との相対位置が常に一定とされ、正確に位
置決めされることになる。
【0044】支持ドラム30の外周には複数箇所(本実
施例では3か所)にアイドルローラ58、60、62が
配設され、支持ドラム30とこのアイドルローラ58、
60、62とにより、感熱記録材料10を支持ドラム3
0の外周へ密着した状態で巻き付けるようにしている。
また、サーマルヘツド32による感熱記録材料10の加
熱位置における支持ドラム30の回転方向下流側にはド
ライバ63A、63Bを介して制御装置45へ接続され
た光源64A、64Bが配設され、感熱記録材料10へ
光を照射するようになっている。この光の波長はそれぞ
れ420nm、365nmとされ、光源64Aが感熱記録材
料10のY色素層106の定着用、光源64BがM色素
層104の定着用とされている。すなわち、本実施例で
は、支持ドラム30は回転を開始してから連続して3回
転されるようになっており、感熱記録材料10の1回転
目では、サーマルヘツド32によりY色素層106の加
熱処理がなされ、この処理後直ちに定着がなされるよう
になっている。
【0045】また、本実施例の光源64A、64Bは、
前記感熱記録材料10に付与されたバーコード214を
消去する役目も有している。すなわち、バーコード21
4は、紫外光によって透明とされた部分であり、前記光
源64A、64Bが感熱記録材料10の全体に照射され
ることにより、周囲の黄色とされている部分も透明とな
る。この結果、バーコード214の付与部分と周囲との
境界が無くなり、実質的にバーコード214を消去さ
れ、画像記録終了後には、バーコードは存在しないこと
になる。
【0046】支持ドラム30の次の回転時、すなわち2
回転目ではY色素層106の下に設けられたM色素層1
04(図2参照)が加熱処理されて定着され、次いで3
回転目でC色素層が加熱処理されるようになっている。
【0047】なお、感熱記録材料10が受ける発熱体4
2からのエネルギー(熱量)は、支持ドラム30の1回
目の回転時は”弱”とされ、下層のM色素層104及び
C色素層108には何ら影響がなく、2回目の回転時
は”中”、3回目の回転時は”強”とされるように制御
装置45によって制御されている。
【0048】加熱処理が終了され画像が形成された感熱
記録材料は、一対の搬送ローラ166によって挟持さ
れ、排出口114へと案内されて排出されるようになっ
ている。
【0049】制御装置45は、CPU82、RAM8
4、ROM86、入力ポート88、出力ポート90及び
これらを接続するデータバスやコントロールバス等のバ
ス92で構成されるマイクロコンピユータ94を備えて
いる。入力ポート88には、プリントボタン124とリ
ミツトスイツチ118とが接続され、このプリントボタ
ン124の操作とリミツトスイツチ118による感熱記
録材料10の検出により、一連の加熱処理がなされるよ
うになっている。また、入力ポート88には前記リミツ
トスイツチ54からの信号線98及びバーコードセンサ
73からの信号線99が接続されている。
【0050】出力ポート90には、支持ドラム30、サ
ーマルヘツド32、ラツチ爪52、光源64A、64
B、搬送ローラ72、半月ローラ164、搬送ローラ1
66がそれぞれドライバ38、41、49、63A、6
3B、74、165、167を介して接続され、それぞ
れの駆動が制御されるようになっている。また、出力ポ
ート90には、サーマルヘツド32へ前記画像信号を供
給する信号線100も接続されている。
【0051】図6には、画像信号に基づいてサーマルヘ
ッド32の各発熱体42を加熱するための流れがブロッ
ク図として示されている。
【0052】VTR116からの画像信号には、Y、
M、Cの各色の他文字等を示すK(黒色)信号が含まれ
ている。これらの信号は、制御装置45においてY、
M、Cの3色に変換される。
【0053】変換された各色の画像信号は、濃度を示す
階調(0〜256)で表され、LUT(ルックアップテ
ーブル)180を介して1ライン分のデータを記憶する
ラインバッファ182へ出力する。
【0054】LUT180では、濃度を示す階調とサー
マルヘッド32へ出力エネルギーとの関係を示すテーブ
ルが予め設定されており、LUT180に入力される階
調が出力エネルギーに変換されてラインバッファ182
へ出力される。
【0055】このラインバッファ182には、支持ドラ
ム30を回転させるドライバ38からのパルス信号が入
力され、支持ドラム30の回転に同期して1ライン分の
信号をドライバ184へ出力するようになっている。こ
れにより、ドライバ184からの出力に応じてサーマル
ヘッド32の各発熱体42が加熱され、各発色層へエネ
ルギー(発熱量)を付与する。
【0056】また、このLUT180には、前記バーコ
ードセンサ73によって読み取られた情報に基づいて補
正データ処理部185によって得られる補正データが入
力されるようになっている。これによってLUT180
のテーブル上の各値が補正され、現在適用されている感
熱記録材料10の種類及び感度特性に適したテーブルが
形成される。
【0057】以下に本実施例の作用を説明する。本実施
例に適用される感熱記録材料10は、画像領域外に製造
装置200の情報記録部202によって、バーコード2
14が付与される。すなわち、感熱記録材料10をロー
ラ206に巻き掛けて搬送し、この搬送中にキーボード
208から入力されたデータに基づいて液晶シャッター
212を作動させて、開口210を開閉し、紫外線ラン
プ204の光を感熱記録材料10の記録面へ照射する。
これにより、情報に対応するバーコード214が付与さ
れる。
【0058】感熱記録材料10は、カセット150に層
状に収容された状態で、画像記録装置の挿入口112へ
装填される。
【0059】プリントボタン124が操作されると、半
月ローラ164が1回転する。これにより、最上層の感
熱記録材料10が半月ローラ164の周面と当接し、摩
擦力によって引き出される。
【0060】半月ローラ164によって引き出された感
熱記録材料10は、ガイド板70に案内されて移動す
る。リミツトスイツチ118がオンすると、搬送ローラ
72が駆動を開始し所定量搬送される。この搬送中にバ
ーコードセンサ73によって感熱記録材料10の画像領
域外に付与されたバーコード214が読み取られ、補正
データ処理部185によって補正データが作成される。
作成された補正データは、LUT180へ入力され、L
UT180に予め記憶されているテーブルを補正し、現
在使用されている感熱記録材料10の特性に合わせる。
【0061】すなわち、感熱記録材料10が透過型であ
るか反射型であるか(種類)と、製造ロット毎の感度特
性がLUT180に反映される。
【0062】感熱記録材料10が、さらに搬送される
と、リミツトスイツチ54のアクチユエータ56と接触
する。ここで、リミツトスイツチ54がオンとなるとハ
イレベルの信号が入力ポート88へ入力され、所定時間
経過後、ラツチ爪52が、矢印D方向へ回転されること
になるが、この所定時間の間に感熱記録材料10は支持
ドラム30の凹陥部48へと収容されその先端部が係止
部49へ当接されており、このラツチ爪52によってそ
の先端部が保持される。
【0063】感熱記録材料10の先端部がラツチ爪52
によって保持されると、支持ドラム30は矢印B方向へ
回転を開始する(1回目の回転)。第1の加熱処理制御
がなされる。すなわち、保持部46がサーマルヘツド3
2の発熱体42を通過すると、出力ポート90からドラ
イバ41を介して駆動信号が出力され、サーマルヘツド
32は軸40を中心に矢印C方向へ回転され、発熱体4
2が感熱記録材料10へ接触する。これにより、支持ド
ラム30は発熱体42が感熱記録材料10に接触した状
態で回転され、この回転に応じて発熱体42へは画像信
号が出力される。
【0064】発熱体42は熱量が”弱”にセツトされ、
この画像信号によりに応じて感熱記録材料10を加熱
し、Y色素層106のみを発色させる。なお、発熱体4
2による加熱処理が終了すると、サーマルヘツド32は
軸40を中心に反矢印C方向へ回転され、発熱体42は
感熱記録材料10から離間される。
【0065】次に感光材料10の画像面へは、波長42
0nmの光が光源64Aから照射される。これにより、Y
色素層106は定着される。
【0066】次に、連続して2回転目へ移り、M色素層
104の加熱処理が行われる。すなわち、発熱体42に
よる加熱処理のための熱量が”中”に切り換わり、上記
Y色素層106の加熱と同様の処理が行われ、画像信号
によりに応じて感熱記録材料10を加熱し、M色素層1
04のみを発色させる。
【0067】M色素層の加熱処理が終了した感熱記録材
料10は、光源64Bによって波長365nmの光が照射
され、これによりM色素層104が定着される。
【0068】続いて、3回転目へ移り、C色素層108
の加熱処理が行われる。すなわち、発熱体42による加
熱処理のための熱量が”強”に切り換わり、画像信号に
よりに応じて感熱記録材料10を加熱し、C色素層10
8のみを発色させる。
【0069】各発色層の加熱処理が終了すると、サーマ
ルヘツド32の発熱体42が感熱記録材料10から離間
され、所定時間経過すると、保持部46がアイドルロー
ラ62を通過し、この時点で保持部46による感熱記録
材料10の挟持が解除され、支持ドラム30の回転に応
じてガイド板66とガイド板68との間へと搬送され
る。
【0070】ガイド板66とガイド板68との間の感熱
記録材料10は、搬送ローラ166に挟持され、この搬
送ローラ166で所定量搬送することにより、排出口1
14へと送り出され排出される。これにより、一枚の感
熱記録材料の加熱処理が終了する。
【0071】ここで、光源64A、64Bによって、感
熱記録材料10の全面に紫外線が照射されると、バーコ
ード214が付与された部分の周囲の色も透明となる。
このため、バーコード214の付与部分と周囲との境界
が無くなり、実質的にバーコード214が消去されたこ
とになる。これにより、処理が終了した感熱記録材料1
0には、画像のみが記録されることになり、使用者がバ
ーコードがあることによって生じる違和感を解消するこ
とができる。
【0072】このように、本実施例では、感熱記録材料
10自体にバーコード214を付与しているので、カセ
ット150に情報を付与した場合に必要な、カセット1
50との組み合わせが不要となり、汎用性がよい。ま
た、付与されたバーコード214を自動的に読み取っ
て、LUT180に記憶されている値を補正するので、
オペレータがその都度感熱記録材料10の種類等の確認
する必要がなくなり、作業性が向上する。
【0073】なお、本実施例では、感熱記録材料10に
バーコード214を付与したが、他の記号であってもよ
い。また、文字情報として記録してもよいし、文字とバ
ーコード等の記号を併記してもよい。
【0074】さらに、本実施例ではバーコード214を
液晶シャッター212によって付与するようにしたが、
ローラ206の外周に必要な文字及び/又は記号がくり
抜かれたシートを巻き、このシートの上に感熱記録材料
10を巻掛けるようにすれば、紫外線ランプ204から
の光でくり抜かれた文字及び/又は記号を記録するこが
できる。また、レンズを用いて結像するようにしてもよ
い。
【0075】さらに、本実施例では、感熱記録材料10
に関する情報のみを記録したが、歯先が発熱体とされる
歯車を用いて、感熱記録材料10の搬送方向に沿って均
一なピッチでマークを付与してもよい。このマークは複
数の発色層の位置ずれを防止するためのレジストマーク
として適用でき、記録後は消去することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感熱記録
材料は、画像の記録の際に種類、感度特性を含む情報を
確実に把握することができるという優れた効果を有す
る。
【0077】また、上記効果に加え、画像記録方法は、
自動的に適用される感熱記録材料の種類、感度特性を含
む情報に基づいて画像濃度と画像記録のための出力エネ
ルギーとの関係を示すテーブルを補正して、適正な画像
記録を行うことができるという効果を得る。
【0078】さらに、上記効果に加え、画像記録装置
は、感熱記録材料自体に情報を記録すると共に画像の記
録終了後はこれを消去することができ、利用者に違和感
を生じさせることがないという効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像記録装置の外観を示す斜視
図である。
【図2】本発明に適用される多色感熱記録材料を示す断
面図である。
【図3】本実施例に係る画像記録装置の内部構成を示す
断面図である。
【図4】制御ブロツク図である。
【図5】支持ドラム周辺の拡大図である。
【図6】制御装置内での画像信号の流れを示すブロック
図である。
【図7】感熱記録材料の製造装置の一部を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
10 感熱記録材料 28 加熱処理部 30 支持ドラム 32 サーマルヘツド 45 制御装置 73 バーコードセンサ 180 LUT 214 バーコード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ感度が異なりかつ異なる色相に
    発色する感熱発色層が設けられた感熱記録材料であっ
    て、画像記録領域外へ紫外光によりその種類、感度特性
    等を含む情報が記録されたことを特徴とする感熱記録材
    料。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の感熱記録材料を用
    いて画像を記録する画像記録方法であって、前記情報を
    読み取って、予め設定されている画像信号に基づく濃度
    と出力エネルギーとの関係を示すテーブルを、前記読み
    取られた情報に基づいて補正し、補正後のテーブルに従
    って画像を記録することを特徴とする画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の感熱記録材料を用
    いて記録ヘッドによる各感熱発色層への走査記録及び紫
    外光の照射による定着を繰り返すことにより画像を記録
    する画像記録装置であって、前記情報を読み取る情報読
    取手段と、予め画像信号に基づく濃度と出力エネルギー
    との関係が記憶されるテーブルを前記情報読取手段で読
    み取られた情報に基づいて補正する補正手段と、補正手
    段で補正されたテーブルを用いて画像濃度に基づく出力
    エネルギーを定め画像を記録する記録手段と、前記情報
    が読み取られた後にこの情報記録部分に紫外光を照射す
    ることにより情報を消去する情報消去手段と、を有する
    画像記録装置。
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