JPH05249792A - 画像形成装置用除電装置およびそれを使用した画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置用除電装置およびそれを使用した画像形成装置Info
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- JPH05249792A JPH05249792A JP4657592A JP4657592A JPH05249792A JP H05249792 A JPH05249792 A JP H05249792A JP 4657592 A JP4657592 A JP 4657592A JP 4657592 A JP4657592 A JP 4657592A JP H05249792 A JPH05249792 A JP H05249792A
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Landscapes
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像形成装置で使用される電荷受容体の帯電
静電気を除去する際、大量のオゾンを発生させるような
高電圧放電を行わずに前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけること。 【構成】 画像形成装置で使用される電荷受容体1の帯
電静電気を除去する画像形成装置用除電装置において、
前記電荷受容体1に対向して所定の空隙長だけ離れて配
置された所定の体積抵抗率を有する半導電性の平板状放
電電極5と、この平板状放電電極5および前記電荷受容
体1間の放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有す
る交流を前記平板状放電電極に印加する除電用交流電源
8と、前記平板状放電電極5に前記交流を印加した状態
で、前記電荷受容体1および平板状放電電極5の間隔を
一定に保持したままそれらを相対的に移動させる移動手
段とを備えた除電装置。
静電気を除去する際、大量のオゾンを発生させるような
高電圧放電を行わずに前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけること。 【構成】 画像形成装置で使用される電荷受容体1の帯
電静電気を除去する画像形成装置用除電装置において、
前記電荷受容体1に対向して所定の空隙長だけ離れて配
置された所定の体積抵抗率を有する半導電性の平板状放
電電極5と、この平板状放電電極5および前記電荷受容
体1間の放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有す
る交流を前記平板状放電電極に印加する除電用交流電源
8と、前記平板状放電電極5に前記交流を印加した状態
で、前記電荷受容体1および平板状放電電極5の間隔を
一定に保持したままそれらを相対的に移動させる移動手
段とを備えた除電装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機等の記録
画像を形成する画像形成装置で使用される電荷受容体の
帯電静電気を除去する画像形成装置用除電装置およびそ
の除電装置を用いた画像形成装置に関し、特に、画像を
記録するための記録シートを静電吸着力で吸着して搬送
する記録シート搬送部材の帯電静電気を除去するのに適
した除電装置およびその除電装置を用いた画像形成装置
に関する。
画像を形成する画像形成装置で使用される電荷受容体の
帯電静電気を除去する画像形成装置用除電装置およびそ
の除電装置を用いた画像形成装置に関し、特に、画像を
記録するための記録シートを静電吸着力で吸着して搬送
する記録シート搬送部材の帯電静電気を除去するのに適
した除電装置およびその除電装置を用いた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の画像形成装置の一例を示す
図で、4色のトナー像形成転写装置を記録シート搬送経
路に沿って配列した画像形成装置、いわゆるタンデムタ
イプのフルカラー電子写真複写機の概略を示すものであ
る。図8において、画像形成装置Uは、無端状の記録シ
ート搬送部材(すなわち、電荷受容体)01と、この記
録シート搬送部材01を所定経路に沿って搬送する搬送
手段Hを備えている。搬送手段Hは、前記記録シート搬
送部材01を所定形状に保持するとともに搬送可能に支
持する駆動ローラ02(駆動装置は図示せず)、および
複数のシート支持ローラ03〜05、および前記複数の
シート支持ローラ02〜05のうちの1個のシート支持
ローラを回転駆動する駆動手段(図示せず)等から構成
されている。また、複数の支持ローラ03〜05のうち
の1個のローラ04は前記記録シート搬送部材01のテ
ンションを一定に保持するテンションローラとして構成
されている。
図で、4色のトナー像形成転写装置を記録シート搬送経
路に沿って配列した画像形成装置、いわゆるタンデムタ
イプのフルカラー電子写真複写機の概略を示すものであ
る。図8において、画像形成装置Uは、無端状の記録シ
ート搬送部材(すなわち、電荷受容体)01と、この記
録シート搬送部材01を所定経路に沿って搬送する搬送
手段Hを備えている。搬送手段Hは、前記記録シート搬
送部材01を所定形状に保持するとともに搬送可能に支
持する駆動ローラ02(駆動装置は図示せず)、および
複数のシート支持ローラ03〜05、および前記複数の
シート支持ローラ02〜05のうちの1個のシート支持
ローラを回転駆動する駆動手段(図示せず)等から構成
されている。また、複数の支持ローラ03〜05のうち
の1個のローラ04は前記記録シート搬送部材01のテ
ンションを一定に保持するテンションローラとして構成
されている。
【0003】記録シート搬送部材01の周囲にはその搬
送方向に沿って、順次、 記録シート供給装置06、吸
着用静電気付与部材07、イエロートナー像形成転写装
置Y、マゼンタトナー像形成転写装置M、シアントナー
像形成転写装置C、黒トナー像形成転写装置K、記録シ
ート剥離部材08、除電装置09、およびクリーナ01
0が配置されている。前記各トナー像形成転写装置Y,
M,C,Kは、それぞれ、トナー像形成装置Y1,M1,
C1,K1と、トナー像転写装置(転写コロトロン)Y
2,M2,C2,K2から構成されている。また、前記画像
形成装置Uは、サイズの異なる記録シートSが収納され
た複数の供給トレー011,012,013、定着装置
014、および排出トレー015を備えている。
送方向に沿って、順次、 記録シート供給装置06、吸
着用静電気付与部材07、イエロートナー像形成転写装
置Y、マゼンタトナー像形成転写装置M、シアントナー
像形成転写装置C、黒トナー像形成転写装置K、記録シ
ート剥離部材08、除電装置09、およびクリーナ01
0が配置されている。前記各トナー像形成転写装置Y,
M,C,Kは、それぞれ、トナー像形成装置Y1,M1,
C1,K1と、トナー像転写装置(転写コロトロン)Y
2,M2,C2,K2から構成されている。また、前記画像
形成装置Uは、サイズの異なる記録シートSが収納され
た複数の供給トレー011,012,013、定着装置
014、および排出トレー015を備えている。
【0004】前記記録シート供給装置06は、複数の供
給トレー011,012,013から記録シートSを選
択的に取り出して前記記録シート搬送部材01に供給す
る。前記記録シートSは、吸着用静電気付与部材07に
より静電吸着力が付与された記録シート搬送部材01に
よって吸着され、搬送される。この記録シート搬送部材
01によって搬送される記録シートSには、前記イエロ
ートナー像形成転写装置Y、マゼンタトナー像形成転写
装置M、シアントナー像形成転写装置C、および黒トナ
ー像形成転写装置Kによって、順次、イエロートナー
像、マゼンタトナー像、シアントナー像、および黒トナ
ー像が転写される。
給トレー011,012,013から記録シートSを選
択的に取り出して前記記録シート搬送部材01に供給す
る。前記記録シートSは、吸着用静電気付与部材07に
より静電吸着力が付与された記録シート搬送部材01に
よって吸着され、搬送される。この記録シート搬送部材
01によって搬送される記録シートSには、前記イエロ
ートナー像形成転写装置Y、マゼンタトナー像形成転写
装置M、シアントナー像形成転写装置C、および黒トナ
ー像形成転写装置Kによって、順次、イエロートナー
像、マゼンタトナー像、シアントナー像、および黒トナ
ー像が転写される。
【0005】前記4色の各トナー像が転写された記録シ
ートSは、記録シート剥離部材08によって記録シート
搬送部材01から剥離され、定着装置014で定着さ
れ、排出トレー015に排出される。前記記録シート剥
離部材08によって記録シートSが剥離された記録シー
ト搬送部材01は、除電装置09により、帯電している
静電気が除去される。
ートSは、記録シート剥離部材08によって記録シート
搬送部材01から剥離され、定着装置014で定着さ
れ、排出トレー015に排出される。前記記録シート剥
離部材08によって記録シートSが剥離された記録シー
ト搬送部材01は、除電装置09により、帯電している
静電気が除去される。
【0006】前記記録シート搬送部材01の帯電静電気
を除去する除電装置09としては一般に、一対のコロト
ロン帯電器が使用されている。一般に前記コロトロン帯
電器は、断面ほぼコ字形をなすシールドケースの両端部
に絶縁ブロックが設けられ、この絶縁ブロックの間でか
つ上記シールドケースのほぼ中央に位置するように放電
ワイヤーが張設される構造を有し、この放電ワイヤーに
は4〜10KVの高電圧が印加され、記録シート搬送部
材(電荷受容体)01との間でコロナ放電が生じ、それ
により発生したイオンが記録シート搬送部材01に付着
してこれを帯電させるようになっている。
を除去する除電装置09としては一般に、一対のコロト
ロン帯電器が使用されている。一般に前記コロトロン帯
電器は、断面ほぼコ字形をなすシールドケースの両端部
に絶縁ブロックが設けられ、この絶縁ブロックの間でか
つ上記シールドケースのほぼ中央に位置するように放電
ワイヤーが張設される構造を有し、この放電ワイヤーに
は4〜10KVの高電圧が印加され、記録シート搬送部
材(電荷受容体)01との間でコロナ放電が生じ、それ
により発生したイオンが記録シート搬送部材01に付着
してこれを帯電させるようになっている。
【0007】また、前記コロトロン帯電器の前記放電ワ
イヤーを囲むシールドケースは、放電ワイヤーとの間に
一定の空間距離を維持することにより、放電ワイヤーの
表面に形成された電界を強く、かつ安定化させる機能を
有している。しかしながら、コロトロン帯電器は以下の
欠点を有している。前記図8に示すトナー像形成転写装
置がタンデムに配置されたカラー複写機等のような画像
形成装置Uにおいては、非常に大きい除電性能が要求さ
れているが、従来のコロトロン帯電装置では一定の除電
性能を得るためにはかなり高い電圧を印加しなければな
らない。すると機械的強度の低い細い放電ワイヤーを張
架しているため、放電ワイヤーは放電などによる振動で
切れやすく、その交換に手数がかかるなどの不都合があ
る。さらに電圧が高い(特に交流)ために装置内へのノ
イズが激しくなる。
イヤーを囲むシールドケースは、放電ワイヤーとの間に
一定の空間距離を維持することにより、放電ワイヤーの
表面に形成された電界を強く、かつ安定化させる機能を
有している。しかしながら、コロトロン帯電器は以下の
欠点を有している。前記図8に示すトナー像形成転写装
置がタンデムに配置されたカラー複写機等のような画像
形成装置Uにおいては、非常に大きい除電性能が要求さ
れているが、従来のコロトロン帯電装置では一定の除電
性能を得るためにはかなり高い電圧を印加しなければな
らない。すると機械的強度の低い細い放電ワイヤーを張
架しているため、放電ワイヤーは放電などによる振動で
切れやすく、その交換に手数がかかるなどの不都合があ
る。さらに電圧が高い(特に交流)ために装置内へのノ
イズが激しくなる。
【0008】また別の問題として、放電ワイヤーとシー
ルドケースとを近づけようとすると、両者の間で火花放
電が発生するため、コロトロンの形を小さく出来ないこ
とがあげられる。これは、両者を近づけることにより、
空間インピーダンスが低くなり、電流が制御できなくな
るからである。さらに別の問題として、放電時に電荷受
容体(記録シート搬送部材)以外にシールドケースにも
電流が流れるため放電電流が余分に流れ、その結果、高
圧電源が大型化して価格が高くなると共に、放電電流の
増大によりオゾン発生量も多くなって、周囲環境汚染の
原因となる不都合もある。
ルドケースとを近づけようとすると、両者の間で火花放
電が発生するため、コロトロンの形を小さく出来ないこ
とがあげられる。これは、両者を近づけることにより、
空間インピーダンスが低くなり、電流が制御できなくな
るからである。さらに別の問題として、放電時に電荷受
容体(記録シート搬送部材)以外にシールドケースにも
電流が流れるため放電電流が余分に流れ、その結果、高
圧電源が大型化して価格が高くなると共に、放電電流の
増大によりオゾン発生量も多くなって、周囲環境汚染の
原因となる不都合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなコロトロン
帯電器を前記図8に示すタンデムタイプのカラー複写機
のような画像形成装置Uの記録シート搬送部材の除電用
として適用するに当たっては、除電能力には限界があ
り、以下のような問題点がある。まず除電電位が有る程
度残留していると、シート搬送体が回転するにつれて記
録シート搬送部材の電位が徐々に上がってくるいわゆる
サイクルアップという現象が起こる。これが起こると、
用紙吸着部での電流不足による吸着不良、同様に転写部
での転写不良,シート搬送体のクリーニング不良などが
生じる。
帯電器を前記図8に示すタンデムタイプのカラー複写機
のような画像形成装置Uの記録シート搬送部材の除電用
として適用するに当たっては、除電能力には限界があ
り、以下のような問題点がある。まず除電電位が有る程
度残留していると、シート搬送体が回転するにつれて記
録シート搬送部材の電位が徐々に上がってくるいわゆる
サイクルアップという現象が起こる。これが起こると、
用紙吸着部での電流不足による吸着不良、同様に転写部
での転写不良,シート搬送体のクリーニング不良などが
生じる。
【0010】このような状態に対して通常は電圧の交流
成分に加えて直流成分を重畳させる方式もいくつか提案
されているが、環境や除電部に入ってくる電位の絶対値
によって、除電部から出ていく搬送体の電位が必ずしも
目標電位(例えば0V)にはならず、これを安定化させ
るための複雑な制御が必要であり、コスト的にかなり大
きなものになってしまうといった問題点を有している。
本発明はこのような問題点に鑑み、次の(a)の記載事
項を課題とする。 (a) 画像形成装置で使用される電荷受容体の帯電静
電気を除去する際、大量のオゾンを発生させるような高
電圧放電を行わずに、前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけること。
成分に加えて直流成分を重畳させる方式もいくつか提案
されているが、環境や除電部に入ってくる電位の絶対値
によって、除電部から出ていく搬送体の電位が必ずしも
目標電位(例えば0V)にはならず、これを安定化させ
るための複雑な制御が必要であり、コスト的にかなり大
きなものになってしまうといった問題点を有している。
本発明はこのような問題点に鑑み、次の(a)の記載事
項を課題とする。 (a) 画像形成装置で使用される電荷受容体の帯電静
電気を除去する際、大量のオゾンを発生させるような高
電圧放電を行わずに、前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけること。
【0011】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
るために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
【0012】前記課題を解決するために、本出願の第1
発明の画像形成装置用除電装置は、画像形成装置で使用
される電荷受容体(1)の帯電静電気を除去する画像形
成装置用除電装置において、前記電荷受容体(1)に対
向して所定の空隙長だけ離れて配置された所定の体積抵
抗率を有する半導電性の平板状放電電極(5)と、この
平板状放電電極(5)および前記電荷受容体(1)間の
放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流を
前記平板状放電電極に印加する除電用交流電源(8)
と、前記平板状放電電極(5)に前記交流を印加した状
態で、前記電荷受容体(1)および平板状放電電極
(5)の間隔を一定に保持したままそれらを相対的に移
動させる移動手段と、を備え、前記空隙長および平板状
放電電極(5)の体積抵抗率が、前記電荷受容体(1)
および平板状放電電極(5)間で均一放電が行われる範
囲の値に設定されたことを特徴とする。
発明の画像形成装置用除電装置は、画像形成装置で使用
される電荷受容体(1)の帯電静電気を除去する画像形
成装置用除電装置において、前記電荷受容体(1)に対
向して所定の空隙長だけ離れて配置された所定の体積抵
抗率を有する半導電性の平板状放電電極(5)と、この
平板状放電電極(5)および前記電荷受容体(1)間の
放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流を
前記平板状放電電極に印加する除電用交流電源(8)
と、前記平板状放電電極(5)に前記交流を印加した状
態で、前記電荷受容体(1)および平板状放電電極
(5)の間隔を一定に保持したままそれらを相対的に移
動させる移動手段と、を備え、前記空隙長および平板状
放電電極(5)の体積抵抗率が、前記電荷受容体(1)
および平板状放電電極(5)間で均一放電が行われる範
囲の値に設定されたことを特徴とする。
【0013】また、本出願の第2発明の画像形成装置用
除電装置は、前記第1発明において、 前記平板状放電
電極(5)の体積抵抗率が10の6乗〜10の13乗Ω
・cmの範囲に設定されたことを特徴とする。
除電装置は、前記第1発明において、 前記平板状放電
電極(5)の体積抵抗率が10の6乗〜10の13乗Ω
・cmの範囲に設定されたことを特徴とする。
【0014】また、本出願の第3発明の画像形成装置
(U)は、搬送手段により所定の経路に沿って搬送され
る無端状の記録シート搬送部材(21)と、前記記録シ
ート搬送部材(21)に記録シート(S)を供給する記
録シート供給装置(26)と、前記記録シート供給装置
(26)により供給された記録シート(S)を静電吸着
するための静電気を前記記録シート搬送部材(21)に
付与する吸着用静電気付与部材(27)と、前記記録シ
ート搬送部材(21)によって搬送される記録シート
(S)に転写するトナー像が形成される像担持体、およ
びこの像担持体上のトナー像を前記記録シート搬送部材
によって搬送される記録シートに転写するトナー像転写
用静電気発生部材を有する複数のトナー像形成転写装置
(Y,M,C,K)と、前記複数のトナー像形成転写装
置(Y,M,C,K)により各トナー像が転写された記
録シート(S)を記録シート搬送部材(21)から剥離
させる記録シート剥離部材(28)と、前記記録シート
剥離部材(28)により剥離された記録シート(S)上
のトナー像を定着させる定着装置(34)と、前記記録
シート剥離部材(28)によって記録シート(S)が剥
離された記録シート搬送部材(21)の静電気を除去す
る除電装置(29)と、を備えた画像形成装置におい
て、前記除電装置(29)は、前記記録シート搬送部材
(21)に対向して配置された体積抵抗率が10の6乗
〜10の13乗Ω・cmの半導電性の平板状放電電極
(5)と、この平板状放電電極(5)および前記記録シ
ート搬送部材(21)間の放電開始電圧の2倍以上のピ
ーク間電圧を有する交流を前記平板状放電電極(5)に
印加する除電用交流電源(8)と、を備えたことを特徴
とする。
(U)は、搬送手段により所定の経路に沿って搬送され
る無端状の記録シート搬送部材(21)と、前記記録シ
ート搬送部材(21)に記録シート(S)を供給する記
録シート供給装置(26)と、前記記録シート供給装置
(26)により供給された記録シート(S)を静電吸着
するための静電気を前記記録シート搬送部材(21)に
付与する吸着用静電気付与部材(27)と、前記記録シ
ート搬送部材(21)によって搬送される記録シート
(S)に転写するトナー像が形成される像担持体、およ
びこの像担持体上のトナー像を前記記録シート搬送部材
によって搬送される記録シートに転写するトナー像転写
用静電気発生部材を有する複数のトナー像形成転写装置
(Y,M,C,K)と、前記複数のトナー像形成転写装
置(Y,M,C,K)により各トナー像が転写された記
録シート(S)を記録シート搬送部材(21)から剥離
させる記録シート剥離部材(28)と、前記記録シート
剥離部材(28)により剥離された記録シート(S)上
のトナー像を定着させる定着装置(34)と、前記記録
シート剥離部材(28)によって記録シート(S)が剥
離された記録シート搬送部材(21)の静電気を除去す
る除電装置(29)と、を備えた画像形成装置におい
て、前記除電装置(29)は、前記記録シート搬送部材
(21)に対向して配置された体積抵抗率が10の6乗
〜10の13乗Ω・cmの半導電性の平板状放電電極
(5)と、この平板状放電電極(5)および前記記録シ
ート搬送部材(21)間の放電開始電圧の2倍以上のピ
ーク間電圧を有する交流を前記平板状放電電極(5)に
印加する除電用交流電源(8)と、を備えたことを特徴
とする。
【0015】
【作用】前述の特徴を備えた本出願の第1発明の画像形
成装置用除電装置は、画像形成装置で使用される電荷受
容体(1)に対向して所定の空隙長だけ離れて、所定の
体積抵抗率を有する半導電性の平板状放電電極(5)が
配置される。そして、この平板状放電電極(5)には除
電用交流電源(8)により、平板状放電電極(5)およ
び前記電荷受容体(1)間の放電開始電圧の2倍以上の
ピーク間電圧を有する交流が印加される。前記交流の印
加により、前記平板状放電電極(5)および前記電荷受
容体(1)間で放電が行われる。その放電の際、前記空
隙長、および前記平板状放電電極(5)の体積抵抗率
は、前記電荷受容体(1)および平板状放電電極(5)
間で均一放電が行われる範囲の値に設定されている。
成装置用除電装置は、画像形成装置で使用される電荷受
容体(1)に対向して所定の空隙長だけ離れて、所定の
体積抵抗率を有する半導電性の平板状放電電極(5)が
配置される。そして、この平板状放電電極(5)には除
電用交流電源(8)により、平板状放電電極(5)およ
び前記電荷受容体(1)間の放電開始電圧の2倍以上の
ピーク間電圧を有する交流が印加される。前記交流の印
加により、前記平板状放電電極(5)および前記電荷受
容体(1)間で放電が行われる。その放電の際、前記空
隙長、および前記平板状放電電極(5)の体積抵抗率
は、前記電荷受容体(1)および平板状放電電極(5)
間で均一放電が行われる範囲の値に設定されている。
【0016】前記電荷受容体(1)および平板状放電電
極(5)はそれらの間隔(前記空隙長)が一定に保持さ
れたまま移動手段により相対的に移動させられる。そし
て前記相対的移動する間、前記平板状放電電極(5)に
は前記交流が印加されている。前記電荷受容体(1)お
よび平板状放電電極(5)が相対移動すると、前記平板
状放電電極(5)と対向する電荷受容体(1)の位置が
移動する。そして、前記電荷受容体(1)の前記平板状
放電電極(5)と対向する部分では前記均一な放電が行
われる。前記均一な放電により前記電荷受容体(1)の
帯電静電気が除去されるので、前記平板状放電電極
(5)と対向して移動した後では電荷受容体(1)は帯
電静電気が除去され、均一に目標電位(例えば略0V)
に除電される。
極(5)はそれらの間隔(前記空隙長)が一定に保持さ
れたまま移動手段により相対的に移動させられる。そし
て前記相対的移動する間、前記平板状放電電極(5)に
は前記交流が印加されている。前記電荷受容体(1)お
よび平板状放電電極(5)が相対移動すると、前記平板
状放電電極(5)と対向する電荷受容体(1)の位置が
移動する。そして、前記電荷受容体(1)の前記平板状
放電電極(5)と対向する部分では前記均一な放電が行
われる。前記均一な放電により前記電荷受容体(1)の
帯電静電気が除去されるので、前記平板状放電電極
(5)と対向して移動した後では電荷受容体(1)は帯
電静電気が除去され、均一に目標電位(例えば略0V)
に除電される。
【0017】前述の特徴を備えた本出願の第2発明の画
像形成装置用除電装置では、前記平板状放電電極(5)
の体積抵抗率が10の6乗〜10の13乗Ω・cmの半
導電性の電極であるため、放電空隙長(前記平板状放電
電極(5)および前記電荷受容体(1)間の距離)が所
定の範囲において、均一な放電を得ることが可能であ
る。
像形成装置用除電装置では、前記平板状放電電極(5)
の体積抵抗率が10の6乗〜10の13乗Ω・cmの半
導電性の電極であるため、放電空隙長(前記平板状放電
電極(5)および前記電荷受容体(1)間の距離)が所
定の範囲において、均一な放電を得ることが可能であ
る。
【0018】前述の特徴を備えた本出願の第3発明の画
像形成装置では、無端状の記録シート搬送部材(21)
が、搬送手段により所定の経路に沿って搬送される。前
記記録シート搬送部材(21)には記録シート供給装置
(26)により記録シート(S)が供給される。また、
前記記録シート搬送部材(21)は、吸着用静電気付与
部材(27)により静電吸着力が付与される。したがっ
て、前記記録シート供給装置(26)により記録シート
搬送部材(21)に供給された記録シート(S)は、前
記静電吸着力により吸着されて搬送される。
像形成装置では、無端状の記録シート搬送部材(21)
が、搬送手段により所定の経路に沿って搬送される。前
記記録シート搬送部材(21)には記録シート供給装置
(26)により記録シート(S)が供給される。また、
前記記録シート搬送部材(21)は、吸着用静電気付与
部材(27)により静電吸着力が付与される。したがっ
て、前記記録シート供給装置(26)により記録シート
搬送部材(21)に供給された記録シート(S)は、前
記静電吸着力により吸着されて搬送される。
【0019】前記記録シート搬送部材(21)によって
搬送される記録シート(S)には、複数のトナー像形成
転写装置(Y,M,C,K)により順次トナー像が転写
される。前記複数のトナー像形成転写装置(Y,M,
C,K)により各トナー像が転写された記録シート
(S)は、記録シート剥離部材(28)により、記録シ
ート搬送部材(21)から剥離させられる。前記記録シ
ート剥離部材(28)により剥離された記録シート
(S)上のトナー像は、定着装置(34)により定着さ
れる。
搬送される記録シート(S)には、複数のトナー像形成
転写装置(Y,M,C,K)により順次トナー像が転写
される。前記複数のトナー像形成転写装置(Y,M,
C,K)により各トナー像が転写された記録シート
(S)は、記録シート剥離部材(28)により、記録シ
ート搬送部材(21)から剥離させられる。前記記録シ
ート剥離部材(28)により剥離された記録シート
(S)上のトナー像は、定着装置(34)により定着さ
れる。
【0020】前記記録シート剥離部材によって記録シー
ト(S)が剥離された記録シート搬送部材(21)の帯
電静電気は、前記第1発明の除電装置と同様の除電装置
(29)により除去される。前記第1発明の除電装置と
同様の除電装置(29)により記録シート搬送部材(2
1)の帯電静電気を除去することにより、記録シート
(S)の吸着不良やトナーの用紙への転写不良,シート
搬送体のクリーニング不良などが生じない高画質の画像
を長期にわたって安定して出力することができる。
ト(S)が剥離された記録シート搬送部材(21)の帯
電静電気は、前記第1発明の除電装置と同様の除電装置
(29)により除去される。前記第1発明の除電装置と
同様の除電装置(29)により記録シート搬送部材(2
1)の帯電静電気を除去することにより、記録シート
(S)の吸着不良やトナーの用紙への転写不良,シート
搬送体のクリーニング不良などが生じない高画質の画像
を長期にわたって安定して出力することができる。
【0021】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 〔実施例1〕図1は、本発明の画像形成装置用除電装置
の実施例(本発明の実施例1)の説明図である。図1に
おいて、図示しない記録シートを静電吸着して搬送する
記録シート搬送部材(すなわち、電荷受容体)1は、ア
ースされた金属ロール2に接触しながら図示しない搬送
手段により、矢印X1方向に搬送される。前記記録シー
ト搬送部材1に対向して所定の距離だけ離れた位置に配
置された放電電極部材3は、ガラス等の絶縁基板4と、
この絶縁基板4表面に蒸着形成された厚さが1μm以下
で所定の体積固有抵抗(体積抵抗率)を有する高電気抵
抗体の薄膜放電電極すなわち、平板状放電電極5とを備
えている。前記平板状放電電極5の一端部には、接続電
極6と、この接続電極6の表面を被覆する絶縁皮膜7と
が設けられている。
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 〔実施例1〕図1は、本発明の画像形成装置用除電装置
の実施例(本発明の実施例1)の説明図である。図1に
おいて、図示しない記録シートを静電吸着して搬送する
記録シート搬送部材(すなわち、電荷受容体)1は、ア
ースされた金属ロール2に接触しながら図示しない搬送
手段により、矢印X1方向に搬送される。前記記録シー
ト搬送部材1に対向して所定の距離だけ離れた位置に配
置された放電電極部材3は、ガラス等の絶縁基板4と、
この絶縁基板4表面に蒸着形成された厚さが1μm以下
で所定の体積固有抵抗(体積抵抗率)を有する高電気抵
抗体の薄膜放電電極すなわち、平板状放電電極5とを備
えている。前記平板状放電電極5の一端部には、接続電
極6と、この接続電極6の表面を被覆する絶縁皮膜7と
が設けられている。
【0022】図2は、前記記録シート搬送部材1および
平板状放電電極5の距離すなわち放電空隙長と、前記平
板状放電電極5の体積固有抵抗とに対する均一放電領域
を示すグラフである。前記平板状放電電極5の体積固有
抵抗は10の6乗〜10の13乗Ω・cmの範囲に設定
され、前記放電空隙長は、図2の均一放電領域内となる
ように設定されている。図1において、前記接続電極6
は高圧交流電源8に接続されている。高圧交流電源8
は、前記記録シート搬送部材1および平板状放電電極5
間で放電が開始される電圧の2倍以上のピーク間電圧を
有する交流を前記平板状放電電極に印加している。
平板状放電電極5の距離すなわち放電空隙長と、前記平
板状放電電極5の体積固有抵抗とに対する均一放電領域
を示すグラフである。前記平板状放電電極5の体積固有
抵抗は10の6乗〜10の13乗Ω・cmの範囲に設定
され、前記放電空隙長は、図2の均一放電領域内となる
ように設定されている。図1において、前記接続電極6
は高圧交流電源8に接続されている。高圧交流電源8
は、前記記録シート搬送部材1および平板状放電電極5
間で放電が開始される電圧の2倍以上のピーク間電圧を
有する交流を前記平板状放電電極に印加している。
【0023】前記交流の印加により、前記記録シート搬
送部材1および平板状放電電極5間にコロナ放電が発生
する。平板状放電電極5は抵抗が大きいため放電は安定
し、火花放電に至ることはない。また、平板状放電電極
5に高電気抵抗体を用いたことにより、空隙のどの部分
にも過大な電流が流れるのを防止することができ、記録
シート搬送部材1に対し、均一な放電が可能である。こ
の均一な放電により記録シート搬送部材1の帯電静電気
はほとんど除去され、帯電電位は略0に近づく。
送部材1および平板状放電電極5間にコロナ放電が発生
する。平板状放電電極5は抵抗が大きいため放電は安定
し、火花放電に至ることはない。また、平板状放電電極
5に高電気抵抗体を用いたことにより、空隙のどの部分
にも過大な電流が流れるのを防止することができ、記録
シート搬送部材1に対し、均一な放電が可能である。こ
の均一な放電により記録シート搬送部材1の帯電静電気
はほとんど除去され、帯電電位は略0に近づく。
【0024】〔実験例〕次に、前記実施例1の平板状放
電電極5を有する放電電極部材3と、従来の除電用コロ
トロンとの除電性能を比較した実験例について説明す
る。図3は実験で使用した装置の説明図である。図3に
おいて11はPET等の記録シート搬送部材の材料であ
り、この記録シート搬送部材の材料11は、アースされ
た金属ドラム12に巻き付けられている。前記金属ドラ
ム12の周囲には、前記記録シート搬送部材の材料11
を帯電させるための帯電用コロトロン13、除電前の電
位検出用の表面電位センサ14、放電電極部材3または
従来の除電用コロトロン15、除電後の電位検出用の表
面電位センサ16が配置されている。図3の帯電用コロ
トロン13の放電ワイヤーに印加する電圧を調整するこ
とによって、除電装置(放電電極部材3または従来の除
電用コロトロン15)に侵入時の記録シート搬送部材の
材料11の表面電位を任意に制御することができる。
電電極5を有する放電電極部材3と、従来の除電用コロ
トロンとの除電性能を比較した実験例について説明す
る。図3は実験で使用した装置の説明図である。図3に
おいて11はPET等の記録シート搬送部材の材料であ
り、この記録シート搬送部材の材料11は、アースされ
た金属ドラム12に巻き付けられている。前記金属ドラ
ム12の周囲には、前記記録シート搬送部材の材料11
を帯電させるための帯電用コロトロン13、除電前の電
位検出用の表面電位センサ14、放電電極部材3または
従来の除電用コロトロン15、除電後の電位検出用の表
面電位センサ16が配置されている。図3の帯電用コロ
トロン13の放電ワイヤーに印加する電圧を調整するこ
とによって、除電装置(放電電極部材3または従来の除
電用コロトロン15)に侵入時の記録シート搬送部材の
材料11の表面電位を任意に制御することができる。
【0025】この図3に示すような構成の実験装置を用
いて、放電電極部材3と従来の除電用コロトロン15と
を交換して配置し、除電性能を比較した。それらの除電
性能を比較したものを図4に示す。ピーク間電圧10K
Vの電圧を印加した従来の除電用コロトロン15を使っ
た場合では、除電用コロトロン15への侵入電位が−2
000Vのとき除電後の電位は約−400Vであったの
に対し、前記実施例1の放電電極部材3を約200μm
の空隙を介して対向するように支持し、ピーク間電圧3
KVの交流電圧を印加し、同様の試験をおこなったとこ
ろ除電後の電位は約−50Vにすぎなかった。したがっ
て本発明は、低電圧でより高い除電性能が得られること
が実証できた。
いて、放電電極部材3と従来の除電用コロトロン15と
を交換して配置し、除電性能を比較した。それらの除電
性能を比較したものを図4に示す。ピーク間電圧10K
Vの電圧を印加した従来の除電用コロトロン15を使っ
た場合では、除電用コロトロン15への侵入電位が−2
000Vのとき除電後の電位は約−400Vであったの
に対し、前記実施例1の放電電極部材3を約200μm
の空隙を介して対向するように支持し、ピーク間電圧3
KVの交流電圧を印加し、同様の試験をおこなったとこ
ろ除電後の電位は約−50Vにすぎなかった。したがっ
て本発明は、低電圧でより高い除電性能が得られること
が実証できた。
【0026】また図5は、記録シート搬送部材の材料1
1と放電電極部材3間の空隙長が違う場合の除電能力に
及ぼすピーク間電圧の効果を調べたものであり、図6は
空隙長と放電開始電圧の関係を示したものであり、Va
は印加電圧、Vgは空隙電圧(すなわち、空隙を形成す
る部材3,11の表面間の電圧)である。前記図5およ
び図6のVaの値から、前記実施例1の放電電極部材3
において、十分な除電能力を得るためには、放電電極部
材3の平板状放電電極5に対して少なくとも放電開始電
圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧を印加す
る必要があることがわかった。
1と放電電極部材3間の空隙長が違う場合の除電能力に
及ぼすピーク間電圧の効果を調べたものであり、図6は
空隙長と放電開始電圧の関係を示したものであり、Va
は印加電圧、Vgは空隙電圧(すなわち、空隙を形成す
る部材3,11の表面間の電圧)である。前記図5およ
び図6のVaの値から、前記実施例1の放電電極部材3
において、十分な除電能力を得るためには、放電電極部
材3の平板状放電電極5に対して少なくとも放電開始電
圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧を印加す
る必要があることがわかった。
【0027】〔実施例2〕図7は、本発明の画像形成装
置の実施例(本発明の実施例2)の説明図である。以
下、添付図面に基づいて本発明の除電装置を用いた画像
形成装置を詳細に説明する。図7に示す画像形成装置の
実施例の全体構成は、前記図8に示した従来の画像形成
装置と略同一である。したがって、図7に示す画像形成
装置の実施例の説明において、前記図8に示す従来の画
像形成装置の構成要素に対応する構成要素には、図8で
使用した符号の最初の0を除いた符号に20をプラスし
た符号を付している。図7において、画像形成装置U
は、無端状の記録シート搬送部材(すなわち、電荷受容
体)21と、この記録シート搬送部材21を所定経路に
沿って搬送する搬送手段Hを備えている。搬送手段H
は、前記記録シート搬送部材21を所定形状に保持する
とともに搬送可能に支持する駆動ローラ22および複数
のシート支持ローラ23〜25から構成されている。前
記複数のシート支持ローラ23〜25のうちの1個のシ
ート支持ローラ24は記録シート搬送部材21のテンシ
ョンを一定に保持するテンションローラとして構成され
ている。
置の実施例(本発明の実施例2)の説明図である。以
下、添付図面に基づいて本発明の除電装置を用いた画像
形成装置を詳細に説明する。図7に示す画像形成装置の
実施例の全体構成は、前記図8に示した従来の画像形成
装置と略同一である。したがって、図7に示す画像形成
装置の実施例の説明において、前記図8に示す従来の画
像形成装置の構成要素に対応する構成要素には、図8で
使用した符号の最初の0を除いた符号に20をプラスし
た符号を付している。図7において、画像形成装置U
は、無端状の記録シート搬送部材(すなわち、電荷受容
体)21と、この記録シート搬送部材21を所定経路に
沿って搬送する搬送手段Hを備えている。搬送手段H
は、前記記録シート搬送部材21を所定形状に保持する
とともに搬送可能に支持する駆動ローラ22および複数
のシート支持ローラ23〜25から構成されている。前
記複数のシート支持ローラ23〜25のうちの1個のシ
ート支持ローラ24は記録シート搬送部材21のテンシ
ョンを一定に保持するテンションローラとして構成され
ている。
【0028】記録シート搬送部材21の周囲にはその搬
送方向に沿って、順次、 記録シート供給装置26、吸
着用静電気付与部材27、イエロートナー像形成転写装
置Y、マゼンタトナー像形成転写装置M、シアントナー
像形成転写装置C、黒トナー像形成転写装置K、記録シ
ート剥離部材28、除電装置29、およびクリーナ30
が配置されている。前記各トナー像形成転写装置Y,
M,C,Kは、それぞれ、トナー像形成装置Y1,M1,
C1,K1と、トナー像転写装置(転写コロトロン)Y
2,M2,C2,K2から構成されている。前記トナー像形
成装置Y1は、イエロートナー像が形成される像担持体
Y1aとその周囲に配置された帯電器、露光器、現像
器、クリーナ等の画像形成部材から構成されている。同
様に前記トナー像形成装置M1,C1,K1は、それぞれ
マゼンタ,シアン,黒トナー像が形成される像担持体M
1a,C1a,K1aとその周囲に配置された帯電器、露光
器、現像器、クリーナ等の画像形成部材から構成されて
いる。また、前記画像形成装置Uは、サイズの異なる記
録シートSが収納された複数の供給トレー31,32,
33、定着装置34、および排出トレー35を備えてい
る。
送方向に沿って、順次、 記録シート供給装置26、吸
着用静電気付与部材27、イエロートナー像形成転写装
置Y、マゼンタトナー像形成転写装置M、シアントナー
像形成転写装置C、黒トナー像形成転写装置K、記録シ
ート剥離部材28、除電装置29、およびクリーナ30
が配置されている。前記各トナー像形成転写装置Y,
M,C,Kは、それぞれ、トナー像形成装置Y1,M1,
C1,K1と、トナー像転写装置(転写コロトロン)Y
2,M2,C2,K2から構成されている。前記トナー像形
成装置Y1は、イエロートナー像が形成される像担持体
Y1aとその周囲に配置された帯電器、露光器、現像
器、クリーナ等の画像形成部材から構成されている。同
様に前記トナー像形成装置M1,C1,K1は、それぞれ
マゼンタ,シアン,黒トナー像が形成される像担持体M
1a,C1a,K1aとその周囲に配置された帯電器、露光
器、現像器、クリーナ等の画像形成部材から構成されて
いる。また、前記画像形成装置Uは、サイズの異なる記
録シートSが収納された複数の供給トレー31,32,
33、定着装置34、および排出トレー35を備えてい
る。
【0029】図7において、画像形成装置Uの除電装置
29は、前記図1に示した金属ロール2と、絶縁基板4
およびその表面に蒸着形成された厚さが1μm以下で所
定の体積固有抵抗を有する高電気抵抗体の平板状放電電
極5から構成された放電電極部材3と、高圧交流電源8
とから構成されている。前記除電装置29により次の複
写サイクルに先立って、記録シート搬送部材21の除電
を行うと、記録シート搬送部材21は略0Vに除電され
る。その結果、用紙の吸着不良やトナーの用紙への転写
不良,シート搬送体のクリーニング不良などが生じない
高画質のカラー画像を長期にわたって安定して出力する
ことができる。
29は、前記図1に示した金属ロール2と、絶縁基板4
およびその表面に蒸着形成された厚さが1μm以下で所
定の体積固有抵抗を有する高電気抵抗体の平板状放電電
極5から構成された放電電極部材3と、高圧交流電源8
とから構成されている。前記除電装置29により次の複
写サイクルに先立って、記録シート搬送部材21の除電
を行うと、記録シート搬送部材21は略0Vに除電され
る。その結果、用紙の吸着不良やトナーの用紙への転写
不良,シート搬送体のクリーニング不良などが生じない
高画質のカラー画像を長期にわたって安定して出力する
ことができる。
【0030】〔変更例〕以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の小設計変更を行うことが可能である。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の小設計変更を行うことが可能である。
【0031】例えば、前記各実施例において、除電後の
目標電位を0V以外の所定の電位とすることも可能であ
る。その場合は、交流波形が基準線からプラス側または
マイナス側に変位した交流電圧を前記平板状放電電極に
印加すればよい。
目標電位を0V以外の所定の電位とすることも可能であ
る。その場合は、交流波形が基準線からプラス側または
マイナス側に変位した交流電圧を前記平板状放電電極に
印加すればよい。
【0032】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置用除電装置
によれば、画像形成装置で使用される電荷受容体の帯電
静電気を除去する際、前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけることができる。また、
本発明の除電装置は大量のオゾンを発生させるような高
電圧放電を行わずに前記前記電荷受容体の帯電電位を目
標電位(例えば略0V)に近づけることができる。した
がって、前記除電装置を備えた本発明の画像形成装置に
よれば、用紙の吸着不良やトナーの用紙への転写不良,
シート搬送体のクリーニング不良などが生じない高画質
のカラー画像を長期にわたって安定して出力することが
できる。
によれば、画像形成装置で使用される電荷受容体の帯電
静電気を除去する際、前記電荷受容体の帯電電位を目標
電位(例えば略0V)に近づけることができる。また、
本発明の除電装置は大量のオゾンを発生させるような高
電圧放電を行わずに前記前記電荷受容体の帯電電位を目
標電位(例えば略0V)に近づけることができる。した
がって、前記除電装置を備えた本発明の画像形成装置に
よれば、用紙の吸着不良やトナーの用紙への転写不良,
シート搬送体のクリーニング不良などが生じない高画質
のカラー画像を長期にわたって安定して出力することが
できる。
【図1】 図1は本発明の画像形成装置用除電装置の実
施例(本発明の実施例1)の説明図である。
施例(本発明の実施例1)の説明図である。
【図2】 図2は同実施例の記録シート搬送部材1およ
び平板状放電電極5の距離すなわち放電空隙長と、前記
平板状放電電極5の体積固有抵抗とに対する均一放電領
域を示すグラフである。
び平板状放電電極5の距離すなわち放電空隙長と、前記
平板状放電電極5の体積固有抵抗とに対する均一放電領
域を示すグラフである。
【図3】 図3は前記実施例1の平板状放電電極5を有
する放電電極部材3と、従来の除電用コロトロンとの除
電性能を比較する実験例で使用した装置の説明図であ
る。
する放電電極部材3と、従来の除電用コロトロンとの除
電性能を比較する実験例で使用した装置の説明図であ
る。
【図4】 図4は従来の除電装置であるコロトロンと前
記実施例1の放電電極部材3の除電性能の実験結果を比
較して示した図である。
記実施例1の放電電極部材3の除電性能の実験結果を比
較して示した図である。
【図5】 図5は記録シート搬送部材の材料11と放電
電極部材3間の空隙長が違う場合の除電能力に及ぼすピ
ーク間電圧の効果を調べた図である。
電極部材3間の空隙長が違う場合の除電能力に及ぼすピ
ーク間電圧の効果を調べた図である。
【図6】 図6は空隙長と放電開始電圧の関係を示す図
である。
である。
【図7】 図7は本発明の画像形成装置の実施例(本発
明の実施例2)の説明図である。
明の実施例2)の説明図である。
【図8】 図8は従来の画像形成装置の説明図である。
Y,M,C,K…トナー像形成転写装置、S…記録シー
ト、U…画像形成装置、1…電荷受容体、5…平板状放
電電極、8…除電用交流電源、21…記録シート搬送部
材、26…記録シート供給装置、27…吸着用静電気付
与部材、28…記録シート剥離部材、29…除電装置、
34…定着装置、
ト、U…画像形成装置、1…電荷受容体、5…平板状放
電電極、8…除電用交流電源、21…記録シート搬送部
材、26…記録シート供給装置、27…吸着用静電気付
与部材、28…記録シート剥離部材、29…除電装置、
34…定着装置、
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置で使用される電荷受容体の
帯電静電気を除去する画像形成装置用除電装置におい
て、 前記電荷受容体に対向して所定の空隙長だけ離れて配置
された所定の体積抵抗率を有する半導電性の平板状放電
電極と、 この平板状放電電極および前記電荷受容体間の放電開始
電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流を前記平板
状放電電極に印加する除電用交流電源と、 前記平板状放電電極に前記交流を印加した状態で、前記
電荷受容体および平板状放電電極の間隔を一定に保持し
たままそれらを相対的に移動させる移動手段と、を備
え、 前記空隙長および平板状放電電極の体積抵抗率が、前記
電荷受容体および平板状放電電極間で均一放電が行われ
る範囲の値に設定された画像形成装置用除電装置。 - 【請求項2】 前記平板状放電電極の体積抵抗率が10
の6乗〜10の13乗Ω・cmの範囲に設定された請求
項1記載の画像形成装置用除電装置。 - 【請求項3】 搬送手段により所定の経路に沿って搬送
される無端状の記録シート搬送部材と、 前記記録シート搬送部材に記録シートを供給する記録シ
ート供給装置と、 前記記録シート供給装置により供給された記録シートを
静電吸着するための静電気を前記記録シート搬送部材に
付与する吸着用静電気付与部材と、 前記記録シート搬送部材によって搬送される記録シート
に転写するトナー像が形成される像担持体、およびこの
像担持体上のトナー像を前記記録シート搬送部材によっ
て搬送される記録シートに転写するトナー像転写用静電
気発生部材を有する複数のトナー像形成転写装置と、 前記複数のトナー像形成転写装置により各トナー像が転
写された記録シートを記録シート搬送部材から剥離させ
る記録シート剥離部材と、 前記記録シート剥離部材により剥離された記録シート上
のトナー像を定着させる定着装置と、 前記記録シート剥離部材によって記録シートが剥離され
た記録シート搬送部材の静電気を除去する除電装置と、
を備えた画像形成装置において、 前記除電装置は、 前記記録シート搬送部材に対向して配置された体積抵抗
率が10の6乗〜10の13乗Ω・cmの半導電性の平
板状放電電極と、 この平板状放電電極および前記記録シート搬送部材間の
放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流を
前記平板状放電電極に印加する除電用交流電源と、を備
えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4657592A JPH05249792A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 画像形成装置用除電装置およびそれを使用した画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4657592A JPH05249792A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 画像形成装置用除電装置およびそれを使用した画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249792A true JPH05249792A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12751105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4657592A Pending JPH05249792A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 画像形成装置用除電装置およびそれを使用した画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05249792A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006066372A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Samsung Sdi Co Ltd | 有機電界発光表示装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4657592A patent/JPH05249792A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006066372A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Samsung Sdi Co Ltd | 有機電界発光表示装置の製造方法 |
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