JPH06110343A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06110343A JPH06110343A JP4280530A JP28053092A JPH06110343A JP H06110343 A JPH06110343 A JP H06110343A JP 4280530 A JP4280530 A JP 4280530A JP 28053092 A JP28053092 A JP 28053092A JP H06110343 A JPH06110343 A JP H06110343A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、環境変化に対して安定した一定の転
写効率で転写が行える転写装置を備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。 【構成】この発明の画像形成装置は、順次配設される複
数の像担持体にそれぞれ対応して設けられ、その各像担
持体上にそれぞれ画像を形成する複数の画像形成手段
と、半導電性転写材担持体を有すると共に、各像担持体
に対して順次転写材を搬送する搬送手段と、各像担持体
にそれぞれ対応して設けられ、電流を一定に維持する定
電流制御により、搬送手段で搬送される転写材に対して
各像担持体上に形成された画像をそれぞれ転写する複数
の転写手段とを備えている。
写効率で転写が行える転写装置を備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。 【構成】この発明の画像形成装置は、順次配設される複
数の像担持体にそれぞれ対応して設けられ、その各像担
持体上にそれぞれ画像を形成する複数の画像形成手段
と、半導電性転写材担持体を有すると共に、各像担持体
に対して順次転写材を搬送する搬送手段と、各像担持体
にそれぞれ対応して設けられ、電流を一定に維持する定
電流制御により、搬送手段で搬送される転写材に対して
各像担持体上に形成された画像をそれぞれ転写する複数
の転写手段とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、いわゆるフ
ルカラー複写機やカラーレーザプリンタなどの電子写真
方式のカラー画像形成装置に係り、特に、転写効率が一
定に維持できる転写装置を備えた画像形成装置に関す
る。
ルカラー複写機やカラーレーザプリンタなどの電子写真
方式のカラー画像形成装置に係り、特に、転写効率が一
定に維持できる転写装置を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フルカラー画像を用紙等の転写材
に形成する方法として、像担持体である感光体上へのト
ナー像の形成と、転写材への前記トナー像の転写とを所
定の色順に従って順次行うカラー画像形成装置が実用化
されている。
に形成する方法として、像担持体である感光体上へのト
ナー像の形成と、転写材への前記トナー像の転写とを所
定の色順に従って順次行うカラー画像形成装置が実用化
されている。
【0003】この種のカラー画像形成装置における転写
装置は、ドラム状もしくはベルト状に形成したプラスチ
ック等の電荷保持可能な絶縁体(誘電体)シートからな
る転写材担持体に転写材を担持させて、同一もしくは複
数の感光体上の転写部に搬送し、感光体における転写部
において転写材担持体の裏面を非接触型の帯電器である
高圧電源が接続され5〜6kVの高電圧が印加されたコ
ロナ帯電器で帯電させることによって静電界を形成し、
所定の極性に帯電した感光体上のトナー像を転写材に転
写することを所定の色に対応した回数行なうものであ
る。
装置は、ドラム状もしくはベルト状に形成したプラスチ
ック等の電荷保持可能な絶縁体(誘電体)シートからな
る転写材担持体に転写材を担持させて、同一もしくは複
数の感光体上の転写部に搬送し、感光体における転写部
において転写材担持体の裏面を非接触型の帯電器である
高圧電源が接続され5〜6kVの高電圧が印加されたコ
ロナ帯電器で帯電させることによって静電界を形成し、
所定の極性に帯電した感光体上のトナー像を転写材に転
写することを所定の色に対応した回数行なうものであ
る。
【0004】前記転写装置においては転写材担持体とし
て電荷保持可能な絶縁シートを用いているため、トナー
像が転写された転写材を分離した後の転写材担持体の表
面をコロナ除電器等で除電する除電手段が必要であると
ともに、コロナ帯電器を用いているためにコロナ帯電器
から人体に有害なオゾンが発生すると言う問題があっ
た。さらにまた、複数の感光体上のトナー像を順次転写
材に転写するカラー画像形成装置のカラー転写装置にお
いては感光体の数に対応した複数のコロナ帯電器が必要
で、さらに多量のオゾンが発生すると言う問題があっ
た。近年、人に優しいOA機器が要求され、オゾン発生
をなくすことは急務となっている。
て電荷保持可能な絶縁シートを用いているため、トナー
像が転写された転写材を分離した後の転写材担持体の表
面をコロナ除電器等で除電する除電手段が必要であると
ともに、コロナ帯電器を用いているためにコロナ帯電器
から人体に有害なオゾンが発生すると言う問題があっ
た。さらにまた、複数の感光体上のトナー像を順次転写
材に転写するカラー画像形成装置のカラー転写装置にお
いては感光体の数に対応した複数のコロナ帯電器が必要
で、さらに多量のオゾンが発生すると言う問題があっ
た。近年、人に優しいOA機器が要求され、オゾン発生
をなくすことは急務となっている。
【0005】そこで、オゾンが発生しない転写装置とし
て先に本発明者等は、転写材担持体として半導電性のシ
ートを用い、感光体上の転写部で転写材担持体の転写材
が担持されていない面をバイアス電圧印加部材によって
バイアス電圧を印加する転写装置を提案した。(特願平
3−287861号公報)この転写装置においては、転
写材担持体として半導電性シートを用いているので自己
除電でき、転写材担持体の除電手段は必要なく、また、
コロナ帯電器を用いないのでオゾンの発生が全くない。
て先に本発明者等は、転写材担持体として半導電性のシ
ートを用い、感光体上の転写部で転写材担持体の転写材
が担持されていない面をバイアス電圧印加部材によって
バイアス電圧を印加する転写装置を提案した。(特願平
3−287861号公報)この転写装置においては、転
写材担持体として半導電性シートを用いているので自己
除電でき、転写材担持体の除電手段は必要なく、また、
コロナ帯電器を用いないのでオゾンの発生が全くない。
【0006】しかし、この転写装置においては、温度・
湿度の環境変化による転写材担持体及び転写材の電気抵
抗変化に起因する、転写バイアス電圧に対するトナー像
の転写効率の特性が変化する問題がある。この為に、転
写材上に所定の濃度の画像が得られないという問題があ
る。
湿度の環境変化による転写材担持体及び転写材の電気抵
抗変化に起因する、転写バイアス電圧に対するトナー像
の転写効率の特性が変化する問題がある。この為に、転
写材上に所定の濃度の画像が得られないという問題があ
る。
【0007】また、この転写装置をカラー画像形成装置
の転写装置に適応した場合には、環境によってトナー像
の転写効率は変動すると共に、多重転写における転写回
数の増加に伴って、転写効率が変化し一定の転写効率が
得られない。すなわち、多重転写の転写回数によって転
写バイアス電圧に対する転写効率の特性が変化してしま
うのである。よって、多重転写においては、転写回数の
増加に伴い帯電電位を順次高くする必要がある。しか
し、帯電電位が高くなると、転写前後に転写材とトナー
担持体との間で放電(微小ギャップ中での空気のイオン
化)が生じてしまい、十分な転写効率が得られない問題
がある。また、部分的な転写抜けによる転写むらも発生
するという問題がある。
の転写装置に適応した場合には、環境によってトナー像
の転写効率は変動すると共に、多重転写における転写回
数の増加に伴って、転写効率が変化し一定の転写効率が
得られない。すなわち、多重転写の転写回数によって転
写バイアス電圧に対する転写効率の特性が変化してしま
うのである。よって、多重転写においては、転写回数の
増加に伴い帯電電位を順次高くする必要がある。しか
し、帯電電位が高くなると、転写前後に転写材とトナー
担持体との間で放電(微小ギャップ中での空気のイオン
化)が生じてしまい、十分な転写効率が得られない問題
がある。また、部分的な転写抜けによる転写むらも発生
するという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、上
述の転写装置においては、環境によって転写効率が変化
するので画像濃度が変化し、更に、転写回数によっても
転写効率が変化するので色再現性が悪く、良好なカラー
画像形成ができないという問題がある。
述の転写装置においては、環境によって転写効率が変化
するので画像濃度が変化し、更に、転写回数によっても
転写効率が変化するので色再現性が悪く、良好なカラー
画像形成ができないという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、環境変化に対して安定
した一定の転写効率で転写が行える転写装置を備えた画
像形成装置を提供することを目的とする。
した一定の転写効率で転写が行える転写装置を備えた画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、順次配設される複数の像担持体と、この各像担持体
にそれぞれ対応して設けられ、その各像担持体上にそれ
ぞれ画像を形成する複数の画像形成手段と、半導電性転
写材担持体を有すると共に、各像担持体に対して順次転
写材を搬送する搬送手段と、各像担持体にそれぞれ対応
して設けられ、電流を一定に維持する定電流制御によ
り、搬送手段で搬送される転写材に対して各像担持体上
に形成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と
を備えている。
は、順次配設される複数の像担持体と、この各像担持体
にそれぞれ対応して設けられ、その各像担持体上にそれ
ぞれ画像を形成する複数の画像形成手段と、半導電性転
写材担持体を有すると共に、各像担持体に対して順次転
写材を搬送する搬送手段と、各像担持体にそれぞれ対応
して設けられ、電流を一定に維持する定電流制御によ
り、搬送手段で搬送される転写材に対して各像担持体上
に形成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と
を備えている。
【0011】また、画像形成装置は、順次配設される複
数の像担持体と、この各像担持体にそれぞれ対応して設
けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像を形成する複
数の画像形成手段と、厚み方向の1m2 当たりの電気抵
抗が102 乃至106 Ωの範囲であると共に、厚み方向
の1m2 当たりの静電容量が2×10-8乃至4×10-7
Fの範囲である転写材担持体を有すると共に、前記各像
担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段と、各像
担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送手段で搬
送される転写材に対して前記各像担持体上に形成された
画像をそれぞれ転写する複数の転写手段とを備えてい
る。
数の像担持体と、この各像担持体にそれぞれ対応して設
けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像を形成する複
数の画像形成手段と、厚み方向の1m2 当たりの電気抵
抗が102 乃至106 Ωの範囲であると共に、厚み方向
の1m2 当たりの静電容量が2×10-8乃至4×10-7
Fの範囲である転写材担持体を有すると共に、前記各像
担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段と、各像
担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送手段で搬
送される転写材に対して前記各像担持体上に形成された
画像をそれぞれ転写する複数の転写手段とを備えてい
る。
【0012】
【作用】この発明の画像形成装置では、転写画像におけ
る転写ムラ、転写抜けがない高転写効率の転写を行え
る。
る転写ムラ、転写抜けがない高転写効率の転写を行え
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例の転写
装置を説明する。
装置を説明する。
【0014】図1には第1実施例の転写装置の転写部が
示されている。
示されている。
【0015】この転写部では、接地されたアルミニウム
(Al)ドラム1aの表面上に感光体層1bを有した像
担持体である感光体ドラム1が設けられている。この感
光体ドラム1上には周知の画像形成プロセスによってマ
イナス極性に帯電したトナー像Tが形成され、矢印の方
向に回転駆動されるようになっている。また、一部が図
示されている環状ベルト状の転写材担持体2には、転写
材(用紙)Pが担持されており、感光体ドラム1の周速
と等しい速度で矢印方向に駆動されるようになってい
る。更に、転写材担持体2にバイアス電圧を印加するた
めのバイアス電圧印加手段を構成する給電ローラ3が転
写材担持体2の裏面に配置されている。
(Al)ドラム1aの表面上に感光体層1bを有した像
担持体である感光体ドラム1が設けられている。この感
光体ドラム1上には周知の画像形成プロセスによってマ
イナス極性に帯電したトナー像Tが形成され、矢印の方
向に回転駆動されるようになっている。また、一部が図
示されている環状ベルト状の転写材担持体2には、転写
材(用紙)Pが担持されており、感光体ドラム1の周速
と等しい速度で矢印方向に駆動されるようになってい
る。更に、転写材担持体2にバイアス電圧を印加するた
めのバイアス電圧印加手段を構成する給電ローラ3が転
写材担持体2の裏面に配置されている。
【0016】転写材担持体2は、厚さが140μmで、
イオン導電物質が混入されたポリ弗化ビニリデンにより
形成され、厚さ方向の1m2 当たりの電気抵抗が常温、
常湿下でおおよそ105 Ωである。この転写材担持体2
は、感光体ドラム1に所定のニップ幅で接触している。
イオン導電物質が混入されたポリ弗化ビニリデンにより
形成され、厚さ方向の1m2 当たりの電気抵抗が常温、
常湿下でおおよそ105 Ωである。この転写材担持体2
は、感光体ドラム1に所定のニップ幅で接触している。
【0017】この転写装置においては、転写材担持体2
の電気抵抗は重要であり、厚さ方向の1m2 当たりの電
気抵抗が101 Ω以下になると、転写材担持体2から転
写材Pへ電荷が付与され、更にこの電荷がトナーに付与
されてトナーの帯電極性が逆極性になってしまうために
転写効率は低下する。また、厚さ方向の1m2 当たりの
電気抵抗が107 Ω以上になると、十分な転写電界を得
るために高い転写バイアス電圧が必要となり、転写後に
感光体ドラム1から転写材Pが離れる時に剥離放電が生
じて転写効率が低下する。
の電気抵抗は重要であり、厚さ方向の1m2 当たりの電
気抵抗が101 Ω以下になると、転写材担持体2から転
写材Pへ電荷が付与され、更にこの電荷がトナーに付与
されてトナーの帯電極性が逆極性になってしまうために
転写効率は低下する。また、厚さ方向の1m2 当たりの
電気抵抗が107 Ω以上になると、十分な転写電界を得
るために高い転写バイアス電圧が必要となり、転写後に
感光体ドラム1から転写材Pが離れる時に剥離放電が生
じて転写効率が低下する。
【0018】給電ローラ3は適当な弾性を有し、感光体
ドラム1上のトナー像Tと転写材Pとが適度な圧力で接
触するように、転写材担持体2をその裏面から感光体ド
ラム1に当接しつつ矢印の方向に回転するようになって
いる。この給電ローラ3は、芯体3aの外周に導電性発
泡ウレタンからなる弾性像3bを設けた構成で、芯体3
aと弾性層3bの表面との間の1m2 当たりの電気抵抗
は101 Ωになっている。この芯金3aにはバイアス電
源4が接続され、このバイアス電源4は出力電流を一定
に維持する定電流電源である。
ドラム1上のトナー像Tと転写材Pとが適度な圧力で接
触するように、転写材担持体2をその裏面から感光体ド
ラム1に当接しつつ矢印の方向に回転するようになって
いる。この給電ローラ3は、芯体3aの外周に導電性発
泡ウレタンからなる弾性像3bを設けた構成で、芯体3
aと弾性層3bの表面との間の1m2 当たりの電気抵抗
は101 Ωになっている。この芯金3aにはバイアス電
源4が接続され、このバイアス電源4は出力電流を一定
に維持する定電流電源である。
【0019】この給電ローラ3は、移動する転写材担持
体2を裏面から感光体ドラム1へ押圧しつつ、この転写
材担持体2にバイアス電圧を印加することによって転写
電界を形成する。これにより、感光体ドラム1上のマイ
ナス極性に帯電したトナー像Tは、転写部において転写
材Pに転写,保持される。
体2を裏面から感光体ドラム1へ押圧しつつ、この転写
材担持体2にバイアス電圧を印加することによって転写
電界を形成する。これにより、感光体ドラム1上のマイ
ナス極性に帯電したトナー像Tは、転写部において転写
材Pに転写,保持される。
【0020】本発明の転写装置において次のような実験
を行った。実験条件は以下の通りである。感光体ドラム
1においては、感光体層1bが有機感光体により形成さ
れ、72mm/secの周速で回転される。また、感光体
ドラム1はマイナス極性に帯電され、感光体ドラム1上
に帯電と露光とにより形成される静電潜像は、反転現像
によってマイナス極性のトナーにより現像される。給電
ローラ3においては、軸方向の幅が22cmである。転写
材PはA4の普通紙を用い、縦方向で給紙される。
を行った。実験条件は以下の通りである。感光体ドラム
1においては、感光体層1bが有機感光体により形成さ
れ、72mm/secの周速で回転される。また、感光体
ドラム1はマイナス極性に帯電され、感光体ドラム1上
に帯電と露光とにより形成される静電潜像は、反転現像
によってマイナス極性のトナーにより現像される。給電
ローラ3においては、軸方向の幅が22cmである。転写
材PはA4の普通紙を用い、縦方向で給紙される。
【0021】この実験の前に、環境を変えた場合の転写
材担持体2及び転写材Pの電気抵抗を測定した。この結
果、転写材担持体2の電気抵抗は、常温・常湿(21
℃、50%RH)下で1011Ω・cm、高温・多湿(30
℃、84%RH)下で109 Ω・cm、低温・低湿(10
℃、20%RH)下で1013Ω・cmであった。転写材P
は、常温・常湿下で1010Ω・cm、高温・多湿下で10
7 Ω・cm、低温・低湿下で1014Ω・cmであった。つま
り、転写材担持体2及び転写材P共に環境によって電気
抵抗が大きく変化することを示している。
材担持体2及び転写材Pの電気抵抗を測定した。この結
果、転写材担持体2の電気抵抗は、常温・常湿(21
℃、50%RH)下で1011Ω・cm、高温・多湿(30
℃、84%RH)下で109 Ω・cm、低温・低湿(10
℃、20%RH)下で1013Ω・cmであった。転写材P
は、常温・常湿下で1010Ω・cm、高温・多湿下で10
7 Ω・cm、低温・低湿下で1014Ω・cmであった。つま
り、転写材担持体2及び転写材P共に環境によって電気
抵抗が大きく変化することを示している。
【0022】最初の実験では、定電圧のバイアス電源を
用い、給電ローラ3に一定電圧を供給して環境による転
写特性を調べた。その結果を図13に示す。図13は、
定電圧のバイアス電源を用いた場合の3環境における転
写特性を示すグラフで、横軸は給電ローラ3によって転
写材担持体に印加された転写バイアス電圧を、縦軸は転
写効率を示すものである。
用い、給電ローラ3に一定電圧を供給して環境による転
写特性を調べた。その結果を図13に示す。図13は、
定電圧のバイアス電源を用いた場合の3環境における転
写特性を示すグラフで、横軸は給電ローラ3によって転
写材担持体に印加された転写バイアス電圧を、縦軸は転
写効率を示すものである。
【0023】この図から明らかなように、高温・多湿の
場合では転写良好である転写バイアス電圧は低電圧側に
シフトし、低温・低湿の場合では高電圧側に大きくシフ
トした。この理由は、環境によって転写材担持体2及び
転写材Pの電気抵抗が変化するので、給電ローラ3によ
り転写材担持体2に転写電荷すなわち転写電流が与えら
れると、同じ転写バイアス電圧でも転写材担持体2に付
与される転写電荷が変化する。この為、転写電荷が過剰
になると転写電荷が転写材担持体2から転写材Pにまで
付与されて転写不良を引き起こす。
場合では転写良好である転写バイアス電圧は低電圧側に
シフトし、低温・低湿の場合では高電圧側に大きくシフ
トした。この理由は、環境によって転写材担持体2及び
転写材Pの電気抵抗が変化するので、給電ローラ3によ
り転写材担持体2に転写電荷すなわち転写電流が与えら
れると、同じ転写バイアス電圧でも転写材担持体2に付
与される転写電荷が変化する。この為、転写電荷が過剰
になると転写電荷が転写材担持体2から転写材Pにまで
付与されて転写不良を引き起こす。
【0024】次に、定電流のバイアス電源4を用い、給
電ローラ3に一定電流を供給して、環境による転写特性
を調べた。その結果を図2に示す。図2は、定電流のバ
イアス電源4を用いた場合の3環境における転写特性を
示すグラフで、横軸は給電ローラ3に給電する転写電流
を、縦軸は転写効率を示すものである。
電ローラ3に一定電流を供給して、環境による転写特性
を調べた。その結果を図2に示す。図2は、定電流のバ
イアス電源4を用いた場合の3環境における転写特性を
示すグラフで、横軸は給電ローラ3に給電する転写電流
を、縦軸は転写効率を示すものである。
【0025】この図から明らかなように、定電流のバイ
アス電源4を用いることによって、転写材担持体2及び
転写材Pの電気抵抗が変化する3つの環境においても、
転写材担持体2に付与される転写電荷は、一定に維持で
きるので、ほぼ同じ転写特性が得られる。
アス電源4を用いることによって、転写材担持体2及び
転写材Pの電気抵抗が変化する3つの環境においても、
転写材担持体2に付与される転写電荷は、一定に維持で
きるので、ほぼ同じ転写特性が得られる。
【0026】尚、転写材担持体2に与えられる転写電荷
量qt(C/cm2 )は、転写電流をIt(A)、給電ロ
ーラ3の軸方向の幅をl(cm)、転写材担持体2の移動
速度(感光体ドラム1の周速に等しい)をVt(cm/s
ec)とすれば、 qt=I/l・Vt(C/cm2 ) で求められる。
量qt(C/cm2 )は、転写電流をIt(A)、給電ロ
ーラ3の軸方向の幅をl(cm)、転写材担持体2の移動
速度(感光体ドラム1の周速に等しい)をVt(cm/s
ec)とすれば、 qt=I/l・Vt(C/cm2 ) で求められる。
【0027】本実施例における適度の電気抵抗に調整さ
れたシート状の転写材担持体2としては、前述のイオン
導電性物質が混入されたポリ弗化ビニリデンのほかに、
ポリカーボネイト,ポリエチレンテレフタレート,ポリ
イミド,ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)等の
高抵抗の誘電体シートにカーボンなどの導電粒子を分散
させたもの、あるいは導電粒子を用いず、組成調整によ
って電気抵抗を調整した高分子フィルム、あるいは比較
的電気抵抗が低いシリコンゴム,ウレタンゴム等のゴム
材などが適している。
れたシート状の転写材担持体2としては、前述のイオン
導電性物質が混入されたポリ弗化ビニリデンのほかに、
ポリカーボネイト,ポリエチレンテレフタレート,ポリ
イミド,ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)等の
高抵抗の誘電体シートにカーボンなどの導電粒子を分散
させたもの、あるいは導電粒子を用いず、組成調整によ
って電気抵抗を調整した高分子フィルム、あるいは比較
的電気抵抗が低いシリコンゴム,ウレタンゴム等のゴム
材などが適している。
【0028】バイアス電圧を印加する手段においては、
転写材担持体2に比べて低い電気抵抗で、シート状の転
写材担持体2及び転写材Pを柔らかく均一に感光体ドラ
ム1に押圧できる手段が適切である。よって、前記のロ
ーラ状の給電ローラ3の他に、例えば図3、図4、及び
図5に示されるような回転ブラシ5、固定プレート6、
及び固定ブラシ7でもよい。回転ブラシ5は、芯体5a
の表面に固定層5aを有し、この固定層5aにカーボン
を含有したレーヨンなどの糸からなる導電ブラシ5cが
設けられている。固定プレート6は、ホルダー6aに固
定された導電性ゴム性の弾性板材6bから形成されてい
る。固定ブラシ7は、ホルダー7aに固定された導電ブ
ラシ7bから構成されている。
転写材担持体2に比べて低い電気抵抗で、シート状の転
写材担持体2及び転写材Pを柔らかく均一に感光体ドラ
ム1に押圧できる手段が適切である。よって、前記のロ
ーラ状の給電ローラ3の他に、例えば図3、図4、及び
図5に示されるような回転ブラシ5、固定プレート6、
及び固定ブラシ7でもよい。回転ブラシ5は、芯体5a
の表面に固定層5aを有し、この固定層5aにカーボン
を含有したレーヨンなどの糸からなる導電ブラシ5cが
設けられている。固定プレート6は、ホルダー6aに固
定された導電性ゴム性の弾性板材6bから形成されてい
る。固定ブラシ7は、ホルダー7aに固定された導電ブ
ラシ7bから構成されている。
【0029】次に、第1実施例の転写装置が適用された
電子写真方式のカラー画像形成装置が図6に示されてい
る。
電子写真方式のカラー画像形成装置が図6に示されてい
る。
【0030】このカラー画像形成装置においては、上述
した転写装置はベルト転写装置17として用いられてい
る。環状ベルト状に形成されている転写材担持体2は、
一対の駆動ローラ20,21によって回転駆動される。
この転写材担持体2の上部平坦面には、4個のプロセス
ユニット100a、100b、100c、100dが順
次配置され、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、
シアンの各色のトナー像を形成する。4個のプロセスユ
ニット100a、100b、100c、100dはそれ
ぞれ同様の構成を有し、各々矢印の方向に回転する感光
体ドラム10a、10b、10c、10dを具備し、こ
れらの回りには、ステンレスの帯電器である帯電ローラ
11a、11b、11c、11dと、前記感光体ドラム
10a、10b、10c、10dにレーザビーム12
a、12b、12c、12dをそれぞれ照射するレーザ
光学系16a、16b、16c、16dと、現像器13
a、13b、13c、13dと、ブレードを用いたクリ
ーナ14a、14b、14c、14dと、除電ランプ1
5a、15b、15c、15dとがそれぞれ配置されて
いる。前記現像器13a、13b、13c、13dには
各々ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの現像剤が
収容されている。
した転写装置はベルト転写装置17として用いられてい
る。環状ベルト状に形成されている転写材担持体2は、
一対の駆動ローラ20,21によって回転駆動される。
この転写材担持体2の上部平坦面には、4個のプロセス
ユニット100a、100b、100c、100dが順
次配置され、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、
シアンの各色のトナー像を形成する。4個のプロセスユ
ニット100a、100b、100c、100dはそれ
ぞれ同様の構成を有し、各々矢印の方向に回転する感光
体ドラム10a、10b、10c、10dを具備し、こ
れらの回りには、ステンレスの帯電器である帯電ローラ
11a、11b、11c、11dと、前記感光体ドラム
10a、10b、10c、10dにレーザビーム12
a、12b、12c、12dをそれぞれ照射するレーザ
光学系16a、16b、16c、16dと、現像器13
a、13b、13c、13dと、ブレードを用いたクリ
ーナ14a、14b、14c、14dと、除電ランプ1
5a、15b、15c、15dとがそれぞれ配置されて
いる。前記現像器13a、13b、13c、13dには
各々ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの現像剤が
収容されている。
【0031】転写材担持体2の内側には、各プロセスユ
ニットに対応した4個の給電ローラ19a、19b、1
9c、19dが転写材担持体2を介して4個の感光体ド
ラム10a、10b、10c、10dに対向してそれぞ
れ設けられ、4個の給電ローラは感光体ドラムを押圧し
ている。各給電ローラ19a、19b、19c、19d
は、接触部分である転写部において、転写材担持体2に
転写バイアス電圧を印加する。各給電ローラ19a、1
9b、19c、19dには、給電ローラ19a、19
b、19c、19dに各々一定電流を給電する図示しな
い定電流バイアス電源が接続されている。
ニットに対応した4個の給電ローラ19a、19b、1
9c、19dが転写材担持体2を介して4個の感光体ド
ラム10a、10b、10c、10dに対向してそれぞ
れ設けられ、4個の給電ローラは感光体ドラムを押圧し
ている。各給電ローラ19a、19b、19c、19d
は、接触部分である転写部において、転写材担持体2に
転写バイアス電圧を印加する。各給電ローラ19a、1
9b、19c、19dには、給電ローラ19a、19
b、19c、19dに各々一定電流を給電する図示しな
い定電流バイアス電源が接続されている。
【0032】各プロセスユニット100a、100b、
100c、100dの上流側に設けられたカセット24
には、転写材Pが貯えられ、給紙ローラ23によってピ
ックアップされ、一対のレジストローラ22によって適
切なタイミングにより転写材担持体2上に供給されるよ
うになっている。
100c、100dの上流側に設けられたカセット24
には、転写材Pが貯えられ、給紙ローラ23によってピ
ックアップされ、一対のレジストローラ22によって適
切なタイミングにより転写材担持体2上に供給されるよ
うになっている。
【0033】各色に対して設けられた4個のプロセスユ
ニット100a、100b、100c、100dは、帯
電、露光、現像をそれぞれ行い、各感光体ドラム10
a、10b、10c、10d上にトナー像を形成する。
形成されたトナー像は、転写材担持体18により担持、
搬送される転写材Pに順次多重転写される。転写材担持
体2から分離された転写材Pは、ヒートローラ定着器2
5に搬送され、転写材P上のトナー像が定着され、トレ
イ26に排出される。
ニット100a、100b、100c、100dは、帯
電、露光、現像をそれぞれ行い、各感光体ドラム10
a、10b、10c、10d上にトナー像を形成する。
形成されたトナー像は、転写材担持体18により担持、
搬送される転写材Pに順次多重転写される。転写材担持
体2から分離された転写材Pは、ヒートローラ定着器2
5に搬送され、転写材P上のトナー像が定着され、トレ
イ26に排出される。
【0034】上述した構成の複数の転写部を有するカラ
ー画像形成装置においては、色毎に設けられたプロセス
ユニット100a、100b、100c、100dの各
感光体ドラム10a、10b、10c、10d上に順次
トナー像が形成され、該トナー像を1回の紙通しで、順
次多重転写するため、高速のカラー画像形成が行えると
いう利点を有している。
ー画像形成装置においては、色毎に設けられたプロセス
ユニット100a、100b、100c、100dの各
感光体ドラム10a、10b、10c、10d上に順次
トナー像が形成され、該トナー像を1回の紙通しで、順
次多重転写するため、高速のカラー画像形成が行えると
いう利点を有している。
【0035】このようなカラー画像形成装置にこの発明
の転写装置を適用することにより、各色の転写画像にお
ける転写ムラ、転写抜けがない高転写効率に転写を実現
できる。
の転写装置を適用することにより、各色の転写画像にお
ける転写ムラ、転写抜けがない高転写効率に転写を実現
できる。
【0036】上述のカラー画像形成装置を用いて、ブラ
ック、イエロー、マゼンタ、シアンの順で4色の多重転
写を行った。各装置の仕様は以下の通りである。
ック、イエロー、マゼンタ、シアンの順で4色の多重転
写を行った。各装置の仕様は以下の通りである。
【0037】転写材担持体2は、イオン導電物質が混入
されたポリ弗化ビニリデンにより形成され、厚さが14
0μm、厚み方向の1m2 当りの電気抵抗が常温・常湿
(21℃、50%RH)下でおおよそ105 Ωである。
また、4個の給電ローラ19a、19b、19c、19
dは、芯体外周に導電性発泡ウレタンを有し、芯体と表
面との間の1m2 当りの電気抵抗が約101 Ωである。
されたポリ弗化ビニリデンにより形成され、厚さが14
0μm、厚み方向の1m2 当りの電気抵抗が常温・常湿
(21℃、50%RH)下でおおよそ105 Ωである。
また、4個の給電ローラ19a、19b、19c、19
dは、芯体外周に導電性発泡ウレタンを有し、芯体と表
面との間の1m2 当りの電気抵抗が約101 Ωである。
【0038】この転写装置における転写電流に対する転
写効率、即ち、転写特性が図7に示される。
写効率、即ち、転写特性が図7に示される。
【0039】図7に示されるように、転写回数により転
写電流を順次増加させることで、広い転写電流の範囲
で、各色とも極めて高い転写効率が得られることがわか
る。これは多重転写の場合、転写材Pに転写されるトナ
ー量が転写を繰り返す度に増加するため、これに応じて
転写電流を上げた方がより効率良く転写されることを示
している。また、各色とも前述した理由から、部分的な
転写不良、転写抜けがなく、環境変化に対して良好な一
定の転写特性が得られる。
写電流を順次増加させることで、広い転写電流の範囲
で、各色とも極めて高い転写効率が得られることがわか
る。これは多重転写の場合、転写材Pに転写されるトナ
ー量が転写を繰り返す度に増加するため、これに応じて
転写電流を上げた方がより効率良く転写されることを示
している。また、各色とも前述した理由から、部分的な
転写不良、転写抜けがなく、環境変化に対して良好な一
定の転写特性が得られる。
【0040】この発明の第2実施例の転写装置について
以下に説明する。
以下に説明する。
【0041】この第2の実施例においては、転写装置の
構成は基本的に第1実施例と同様であり、第1実施例と
異なっているのは、転写装置の転写バイアスの印加の方
法、及び各装置の材料などの仕様である。よって、第1
実施例と同様な構成の説明は省略する。
構成は基本的に第1実施例と同様であり、第1実施例と
異なっているのは、転写装置の転写バイアスの印加の方
法、及び各装置の材料などの仕様である。よって、第1
実施例と同様な構成の説明は省略する。
【0042】この第2実施例の構成は第1実施例と同様
に図1で示される。この第2実施例においては、第1実
施例と異なり、転写材担持体2は、カーボンが分散され
た厚さ1mmのウレタンエラストマーにより形成され、
厚みの方向の1m2 あたりの電気抵抗が105 Ωであ
り、厚みの方向の1m2 あたりの静電容量は5×10-8
Fとなっている。
に図1で示される。この第2実施例においては、第1実
施例と異なり、転写材担持体2は、カーボンが分散され
た厚さ1mmのウレタンエラストマーにより形成され、
厚みの方向の1m2 あたりの電気抵抗が105 Ωであ
り、厚みの方向の1m2 あたりの静電容量は5×10-8
Fとなっている。
【0043】また、給電ローラ3に接続されるバイアス
電源4が第1実施例の出力電流を一定に維持する定電流
電源とは異なり、通常のマイナス極性に帯電させるバイ
アス電源である。
電源4が第1実施例の出力電流を一定に維持する定電流
電源とは異なり、通常のマイナス極性に帯電させるバイ
アス電源である。
【0044】図8は、この第2実施例に係る転写材担持
体2の厚み方向1m2 当りの電気抵抗を種々変えた場合
の転写特性を示すグラフで、横軸は転写バイアス電圧
を、縦軸は転写効率を示すものである。転写材担持体2
の電気抵抗は、ウレタンゴムに分散させるカーボンの量
によって調整し、電気抵抗の値が101 、102 、104 、10
6 、107 Ωm2 の場合について実験した。
体2の厚み方向1m2 当りの電気抵抗を種々変えた場合
の転写特性を示すグラフで、横軸は転写バイアス電圧
を、縦軸は転写効率を示すものである。転写材担持体2
の電気抵抗は、ウレタンゴムに分散させるカーボンの量
によって調整し、電気抵抗の値が101 、102 、104 、10
6 、107 Ωm2 の場合について実験した。
【0045】この図から明らかなように、転写材担持体
2の電気抵抗が101 Ωmと低い場合には、転写材担持体
2から転写材Pへ電荷が付与されて、さらにこの電荷が
トナーに付与されてトナーの帯電極性を逆極にしてしま
うため、高い転写効率が得られない。また、転写材担持
体2の電気抵抗が107 Ωmと高い場合は、十分な転写電
界を得るために高いバイアス電圧が必要で、放電が生じ
やすくなる。従って、転写材担持体2の厚み方向1m2
の電気抵抗は102 〜106 Ωの範囲にあるのが好ましい。
尚、転写材担持体2の厚み方向の電気抵抗は、転写材担
持体2の厚さ、又は転写材担持体2の体積抵抗率、又は
その両方の変化により上述した値が得られる。
2の電気抵抗が101 Ωmと低い場合には、転写材担持体
2から転写材Pへ電荷が付与されて、さらにこの電荷が
トナーに付与されてトナーの帯電極性を逆極にしてしま
うため、高い転写効率が得られない。また、転写材担持
体2の電気抵抗が107 Ωmと高い場合は、十分な転写電
界を得るために高いバイアス電圧が必要で、放電が生じ
やすくなる。従って、転写材担持体2の厚み方向1m2
の電気抵抗は102 〜106 Ωの範囲にあるのが好ましい。
尚、転写材担持体2の厚み方向の電気抵抗は、転写材担
持体2の厚さ、又は転写材担持体2の体積抵抗率、又は
その両方の変化により上述した値が得られる。
【0046】また、本実施例では、ポリウレタンエラス
トマーの厚みを変えることにより転写材担持体2の静電
容量を調整して、7×10-7〜10-8F/m2 の範囲で
変化させることにより、微小エアーギャップ(転写材担
持体2に担持された転写材とトナー担持体が転写部近辺
で形成する空気層)中での放電の状態を調べた。最初に
理論計算により放電の可能性を調べ、次に実験により転
写画像から放電が生じているか否かを判断した。この場
合、転写材担持体2の電気抵抗値は105 Ωm2とし、比
誘電率は5であり、転写電圧は 700v〜2500vまで変化
させた。
トマーの厚みを変えることにより転写材担持体2の静電
容量を調整して、7×10-7〜10-8F/m2 の範囲で
変化させることにより、微小エアーギャップ(転写材担
持体2に担持された転写材とトナー担持体が転写部近辺
で形成する空気層)中での放電の状態を調べた。最初に
理論計算により放電の可能性を調べ、次に実験により転
写画像から放電が生じているか否かを判断した。この場
合、転写材担持体2の電気抵抗値は105 Ωm2とし、比
誘電率は5であり、転写電圧は 700v〜2500vまで変化
させた。
【0047】図9、図10には、微分方程式を解いた理
論計算の結果が示されている。図9は転写材担持体2の
静電容量が大きい場合であり、図10は静電容量が小さ
い場合である。横軸は、転写部における、転写材Pの表
面と感光ドラム1の表面との間のエアーギャップの大き
さ(G1)を表し、このとき転写材Pは転写材担持体2
に担持されて、トナー像Tを担持した感光ドラム1と同
じ速度で移動されている状態である。このエアーギャッ
プの大きさ(G1)はミクロン単位で表される。縦軸
は、転写材Pの表面と感光ドラム1の表面との電位差
(V)である。
論計算の結果が示されている。図9は転写材担持体2の
静電容量が大きい場合であり、図10は静電容量が小さ
い場合である。横軸は、転写部における、転写材Pの表
面と感光ドラム1の表面との間のエアーギャップの大き
さ(G1)を表し、このとき転写材Pは転写材担持体2
に担持されて、トナー像Tを担持した感光ドラム1と同
じ速度で移動されている状態である。このエアーギャッ
プの大きさ(G1)はミクロン単位で表される。縦軸
は、転写材Pの表面と感光ドラム1の表面との電位差
(V)である。
【0048】図中の曲線Aは、常温常圧の空気中でのパ
ッシェン放電曲線を表している。図9中の曲線B1、B
2(これらの曲線を電位降下曲線と呼ぶ)は、エアーギ
ャップG1による電位差の大きさの変化を示している。
図9の場合ギャップG1=100 ミクロン程度のところで
曲線B1、B2は、曲線Aに接触し放電の可能性を予測
している。B1は比抵抗が1015Ωcmの高抵抗転写材を使
った場合であり、B2は比抵抗が108 Ωcmの低抵抗転写
材を使った場合である。前者はOHP用紙、後者は多湿
環境の用紙の状態に対応している。また、実験によれ
ば、この転写材担持体2を使用した場合に全ベタ(転写
材上の全面に一様にトナーがのる)画像に放電のあとに
よるアバタ(濃度ムラ)が観測された。図10におい
て、曲線B1′、B2′は同じく理論計算の結果であ
り、曲線B1′、B2′はパッシェン曲線Aに接触せず
に、パッシェン曲線より低い電位である。曲線B1′、
B2′は上述した高抵抗転写材、低抵抗転写材にそれぞ
れ対応している。図10における曲線B1′、B2′の
場合には、理論的には放電は生じないことが予測され、
実験においても放電による濃度ムラは観られなかった。
ッシェン放電曲線を表している。図9中の曲線B1、B
2(これらの曲線を電位降下曲線と呼ぶ)は、エアーギ
ャップG1による電位差の大きさの変化を示している。
図9の場合ギャップG1=100 ミクロン程度のところで
曲線B1、B2は、曲線Aに接触し放電の可能性を予測
している。B1は比抵抗が1015Ωcmの高抵抗転写材を使
った場合であり、B2は比抵抗が108 Ωcmの低抵抗転写
材を使った場合である。前者はOHP用紙、後者は多湿
環境の用紙の状態に対応している。また、実験によれ
ば、この転写材担持体2を使用した場合に全ベタ(転写
材上の全面に一様にトナーがのる)画像に放電のあとに
よるアバタ(濃度ムラ)が観測された。図10におい
て、曲線B1′、B2′は同じく理論計算の結果であ
り、曲線B1′、B2′はパッシェン曲線Aに接触せず
に、パッシェン曲線より低い電位である。曲線B1′、
B2′は上述した高抵抗転写材、低抵抗転写材にそれぞ
れ対応している。図10における曲線B1′、B2′の
場合には、理論的には放電は生じないことが予測され、
実験においても放電による濃度ムラは観られなかった。
【0049】以下に、その実験条件を示す。
【0050】 条件A 条件B 転写材担持体2の厚さ : 100ミクロン 1ミリ 転写材担持体2の電気抵抗値: 105 Ωm2 105 Ωm2 転写材担持体2の静電容量 : 7x10-7F/m2 2x10-8F/m2 プロセススピード : 200mm/sec 200mm/sec 転写電圧 : 1200v 1500v 上記の2つの条件で大きく異なるのは静電容量である。
この場合、静電容量が小さい条件では、電位降下曲線の
傾きが大きい。この理由を以下に記述する。転写材Pが
転写材担持体2に担持され、感光ドラム1と同じ速度で
移動されているので、電位降下曲線は、エアーギャップ
とその電位差との関係であると共に、転写部の前からの
時間の経過と電位差との関係でもある。この時間の経過
と共に、動いている転写材担持体2の表面には転写部の
近辺で電荷が蓄積され、各時刻の電位は決定される。
この場合、静電容量が小さい条件では、電位降下曲線の
傾きが大きい。この理由を以下に記述する。転写材Pが
転写材担持体2に担持され、感光ドラム1と同じ速度で
移動されているので、電位降下曲線は、エアーギャップ
とその電位差との関係であると共に、転写部の前からの
時間の経過と電位差との関係でもある。この時間の経過
と共に、動いている転写材担持体2の表面には転写部の
近辺で電荷が蓄積され、各時刻の電位は決定される。
【0051】図11にはこの転写のモデルが示されてい
る。Vtは転写電圧、V1は転写材担持体2の電位差、
V2は転写材の電位差、V3はエアーギャップの電位
差、V4はトナー層の電位差、V5は感光体層の電位差
をそれぞれ示している。このエアーギャップは時間とと
もに変化され、転写材担持体2の静電容量が大きいほど
V1の時間による変化率は小さくなる。従って、エアー
ギャップの電位差が変化する割合も小さくなる。その結
果、電位降下曲線の傾きは小さくなる。
る。Vtは転写電圧、V1は転写材担持体2の電位差、
V2は転写材の電位差、V3はエアーギャップの電位
差、V4はトナー層の電位差、V5は感光体層の電位差
をそれぞれ示している。このエアーギャップは時間とと
もに変化され、転写材担持体2の静電容量が大きいほど
V1の時間による変化率は小さくなる。従って、エアー
ギャップの電位差が変化する割合も小さくなる。その結
果、電位降下曲線の傾きは小さくなる。
【0052】以上のように、エアーギャップの電位降下
曲線の傾きは、転写電圧の大きさと共に、転写部近辺で
放電が生じるか否かを決定する要因となるが、この電位
降下曲線の傾きを決定する大きな要因として転写材担持
体2の静電容量がある。転写材担持体2の静電容量を変
化させた場合に、電位降下曲線の傾きがパッシェンの放
電曲線の傾きより大きくなる条件を検討した結果、4×
10-7F/m2 以下であればよいことが理論計算によって
示されると共に、実験によっても確認された。また、転
写材担持体2の静電容量が小さすぎると転写電圧を上げ
なければならず、転写電圧2kV以下を維持するために
は、静電容量は2×10-8F/m2 以上であれば十分な転
写が行なえることを実験により確認した。
曲線の傾きは、転写電圧の大きさと共に、転写部近辺で
放電が生じるか否かを決定する要因となるが、この電位
降下曲線の傾きを決定する大きな要因として転写材担持
体2の静電容量がある。転写材担持体2の静電容量を変
化させた場合に、電位降下曲線の傾きがパッシェンの放
電曲線の傾きより大きくなる条件を検討した結果、4×
10-7F/m2 以下であればよいことが理論計算によって
示されると共に、実験によっても確認された。また、転
写材担持体2の静電容量が小さすぎると転写電圧を上げ
なければならず、転写電圧2kV以下を維持するために
は、静電容量は2×10-8F/m2 以上であれば十分な転
写が行なえることを実験により確認した。
【0053】第2実施例における、電気抵抗値と静電容
量値とが適切に調整された転写材担持体2として用いら
れる材料は、カーボンが分散された前述のポリウレタン
エラストマーの他に、カーボン等の導電粒子を分散され
た、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリテトラフルオ
ロエチレン(テフロン)などの高抵抗の誘電体シート、
又は導電粒子が用いられない組成調整によって電気抵抗
値を調整した高分子フィルムでもよい。
量値とが適切に調整された転写材担持体2として用いら
れる材料は、カーボンが分散された前述のポリウレタン
エラストマーの他に、カーボン等の導電粒子を分散され
た、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリテトラフルオ
ロエチレン(テフロン)などの高抵抗の誘電体シート、
又は導電粒子が用いられない組成調整によって電気抵抗
値を調整した高分子フィルムでもよい。
【0054】給電ローラ3のようなバイアス印加手段と
しては、第1実施例と同様に、転写材担持体2に較べて
低い電気抵抗値をもち、シート状の転写材担持体2及び
転写材Pを柔らかく均一に感光体ドラム1に押圧できる
手段であればよい。よって、例えば図3、図4、及び図
5に示されるような回転ブラシ5、固定プレート6、及
び固定ブラシ7でもよい。
しては、第1実施例と同様に、転写材担持体2に較べて
低い電気抵抗値をもち、シート状の転写材担持体2及び
転写材Pを柔らかく均一に感光体ドラム1に押圧できる
手段であればよい。よって、例えば図3、図4、及び図
5に示されるような回転ブラシ5、固定プレート6、及
び固定ブラシ7でもよい。
【0055】次に、第2実施例の転写装置が適用された
電子写真方式のカラー画像形成装置について説明する。
電子写真方式のカラー画像形成装置について説明する。
【0056】この第2実施例のカラー画像形成装置につ
いても、構成は基本的に第1実施例のカラー画像形成装
置と同様であり、第1実施例と異なっているのは、転写
装置の転写バイアス電源の印加の方法、そして各装置の
材料などの仕様、そして、感光体ドラムを帯電させる帯
電器である。よって、第1実施例と同様な構成部分の説
明は省略する。更に、このカラー画像形成装置に設けら
れている第2実施例の転写装置の差異についても、上述
されているので省略する。
いても、構成は基本的に第1実施例のカラー画像形成装
置と同様であり、第1実施例と異なっているのは、転写
装置の転写バイアス電源の印加の方法、そして各装置の
材料などの仕様、そして、感光体ドラムを帯電させる帯
電器である。よって、第1実施例と同様な構成部分の説
明は省略する。更に、このカラー画像形成装置に設けら
れている第2実施例の転写装置の差異についても、上述
されているので省略する。
【0057】この第2実施例のカラー画像形成装置の構
成は、第1実施例と同様に図6で示される。このカラー
画像形成装置において、転写装置以外の構成で第1実施
例と異なるのは、感光体ドラムを帯電させる帯電器であ
る帯電ローラ11a、11b、11c、11dに替えて
コロナ帯電器11a、11b、11c、11dが配置さ
れているところである。これは、コロナ帯電器が帯電ロ
ーラに比較して、帯電状態が環境変化にあまり影響を受
けない為である。
成は、第1実施例と同様に図6で示される。このカラー
画像形成装置において、転写装置以外の構成で第1実施
例と異なるのは、感光体ドラムを帯電させる帯電器であ
る帯電ローラ11a、11b、11c、11dに替えて
コロナ帯電器11a、11b、11c、11dが配置さ
れているところである。これは、コロナ帯電器が帯電ロ
ーラに比較して、帯電状態が環境変化にあまり影響を受
けない為である。
【0058】この第2実施例の転写装置が適用されたカ
ラー画像形成装置では、色ごとの各転写画像において、
転写ムラ、転写抜けがない高転写効率の転写を実現でき
る。このカラー画像形成装置の転写材担持体は、カーボ
ンが分散された厚さ1mmのポリウレタンエラストマーで
あり、厚み方向の電気抵抗が105 Ωm2 、静電容量が2
×10-8F/m2 である。また、4個の給電ローラは、芯
体外周に導電性発泡ウレタンを設けたもので、芯体と表
面との間の電気抵抗は104 Ωになっている。この第2
実施例の転写バイアス電圧に対する転写効率が図12に
示される。
ラー画像形成装置では、色ごとの各転写画像において、
転写ムラ、転写抜けがない高転写効率の転写を実現でき
る。このカラー画像形成装置の転写材担持体は、カーボ
ンが分散された厚さ1mmのポリウレタンエラストマーで
あり、厚み方向の電気抵抗が105 Ωm2 、静電容量が2
×10-8F/m2 である。また、4個の給電ローラは、芯
体外周に導電性発泡ウレタンを設けたもので、芯体と表
面との間の電気抵抗は104 Ωになっている。この第2
実施例の転写バイアス電圧に対する転写効率が図12に
示される。
【0059】図12に示されるように、転写回数により
転写バイアス電圧を少しづつ順次増加させることで、広
い転写バイアス範囲で、各色とも極めて高い転写効率が
得られる。これは多重転写の場合、転写を繰り返すと転
写材Pに転写されるトナー量が増加するため、これに応
じて転写バイアス電圧を上げたほうが効率よく転写され
ることを示している。また、各色とも前述した理由か
ら、部分的な転写不良、転写抜けがなく、環境変化に対
して良好な一定の転写特性が得られる。
転写バイアス電圧を少しづつ順次増加させることで、広
い転写バイアス範囲で、各色とも極めて高い転写効率が
得られる。これは多重転写の場合、転写を繰り返すと転
写材Pに転写されるトナー量が増加するため、これに応
じて転写バイアス電圧を上げたほうが効率よく転写され
ることを示している。また、各色とも前述した理由か
ら、部分的な転写不良、転写抜けがなく、環境変化に対
して良好な一定の転写特性が得られる。
【0060】この第2実施例のカラー画像形成装置で
は、感光体ドラムを帯電させる帯電器としてコロナ帯電
器を用いているがこれに替えて第1実施例と同様に帯電
ローラでもよいことは明らかである。
は、感光体ドラムを帯電させる帯電器としてコロナ帯電
器を用いているがこれに替えて第1実施例と同様に帯電
ローラでもよいことは明らかである。
【0061】
【発明の効果】この発明の画像形成装置では、転写装置
の転写効率が環境の変化によっても安定であるので一定
の転写効率を得ることができる。
の転写効率が環境の変化によっても安定であるので一定
の転写効率を得ることができる。
【図1】この発明の実施例の転写装置の一部を示す平面
図。
図。
【図2】この発明の第1実施例の転写装置における転写
電流及び転写効率の関係グラフを示した図。
電流及び転写効率の関係グラフを示した図。
【図3】この発明の転写装置の第1変形例を示す平面
図。
図。
【図4】この発明の転写装置の第2変形例を示す平面
図。
図。
【図5】この発明の転写装置の第3変形例を示す平面
図。
図。
【図6】この発明の転写装置を適応したカラー画像形成
装置を概略的に示す平面図。
装置を概略的に示す平面図。
【図7】この発明の第1実施例のカラー画像形成装置の
転写装置の転写電流及び転写効率の関係グラフを示した
図。
転写装置の転写電流及び転写効率の関係グラフを示した
図。
【図8】この発明の第2実施例の転写装置の転写バイア
ス電圧及び転写効率の関係グラフを示した図。
ス電圧及び転写効率の関係グラフを示した図。
【図9】放電による転写不良画像が現われ易い条件で
の、空気層の電位降下曲線とパッシェン放電曲線との関
係(理論計算による)のグラフを示す図。
の、空気層の電位降下曲線とパッシェン放電曲線との関
係(理論計算による)のグラフを示す図。
【図10】放電が生じない条件での空気層の電位降下曲
線とパッシェン放電曲線との関係(理論計算による)の
グラフを示す図。
線とパッシェン放電曲線との関係(理論計算による)の
グラフを示す図。
【図11】理論計算に使った転写モデルを示す図。
【図12】第2実施例のカラー画像形成装置の転写バイ
アス電圧及び転写効率の関係のグラフを示す図。
アス電圧及び転写効率の関係のグラフを示す図。
【図13】実験における比較例の転写装置の転写バイア
ス電圧及び転写効率の関係グラフを示す図。
ス電圧及び転写効率の関係グラフを示す図。
1…感光体ドラム(像担持体)、2…転写材担持体、3
…給電ローラ、4…バイアス電源、10a、10b、1
0c、10d…感光体ドラム、11a、11b、11
c、11d…帯電ローラ、13a、13b、13c、1
3d…現像器、14a、14b、14c、14d…クリ
ーナ、15a、15b、15c、15d…除電ランプ、
16c、16d、16a、16b…レーザ光学系、17
…ベルト転写装置、19a、19b、19c、19d…
給電ローラ、20、21…駆動ローラ、22…レジスト
ローラ、23…給紙ローラ、24…カセット、25…ヒ
ートローラ定着器、26…トレイ、100a、100
b、100c、100d…プロセスユニット、P…転写
材。
…給電ローラ、4…バイアス電源、10a、10b、1
0c、10d…感光体ドラム、11a、11b、11
c、11d…帯電ローラ、13a、13b、13c、1
3d…現像器、14a、14b、14c、14d…クリ
ーナ、15a、15b、15c、15d…除電ランプ、
16c、16d、16a、16b…レーザ光学系、17
…ベルト転写装置、19a、19b、19c、19d…
給電ローラ、20、21…駆動ローラ、22…レジスト
ローラ、23…給紙ローラ、24…カセット、25…ヒ
ートローラ定着器、26…トレイ、100a、100
b、100c、100d…プロセスユニット、P…転写
材。
Claims (2)
- 【請求項1】 順次配設される複数の像担持体にそれぞ
れ対応して設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像
を形成する複数の画像形成手段と、 半導電性転写材担持体を有すると共に、前記各像担持体
に対して順次転写材を搬送する搬送手段と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、電流を一
定に維持する定電流制御により、前記搬送手段で搬送さ
れる転写材に対して前記各像担持体上に形成された画像
をそれぞれ転写する複数の転写手段と、を備えたことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 順次配設される複数の像担持体にそれぞ
れ対応して設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像
を形成する複数の画像形成手段と、 厚み方向の1m2 当たりの電気抵抗が102 乃至106
Ωの範囲であると共に、厚み方向の1m2 当たりの静電
容量が2×10-8乃至4×10-7Fの範囲である転写材
担持体を有すると共に、前記各像担持体に対して順次転
写材を搬送する搬送手段と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、を
備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04280530A JP3107664B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04280530A JP3107664B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110343A true JPH06110343A (ja) | 1994-04-22 |
| JP3107664B2 JP3107664B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=17626384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04280530A Expired - Fee Related JP3107664B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3107664B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5678150A (en) * | 1995-10-16 | 1997-10-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
| US5963763A (en) * | 1997-07-25 | 1999-10-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus using a developing agent having components of varying size |
| US6421521B2 (en) | 2000-03-14 | 2002-07-16 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus forming an image by transferring each of the plurality of images formed by a plurality of image forming devices onto a transfer medium by means of transfer members |
| US6968149B2 (en) | 2003-03-12 | 2005-11-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of cleaning the same |
| US6970666B2 (en) | 2004-03-19 | 2005-11-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
| US7356291B2 (en) | 2005-10-04 | 2008-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Developing unit, image forming apparatus method that supplies inverse transfer preventing agent with inverse polarity |
| JP2008145858A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| KR100896357B1 (ko) * | 2007-01-10 | 2009-05-08 | 가부시끼가이샤 도시바 | 화상 형성 장치 |
| US7848680B2 (en) | 2007-01-10 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and toner collection method |
| JP2013101263A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Katsuragawa Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP04280530A patent/JP3107664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5678150A (en) * | 1995-10-16 | 1997-10-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
| US5963763A (en) * | 1997-07-25 | 1999-10-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus using a developing agent having components of varying size |
| US6421521B2 (en) | 2000-03-14 | 2002-07-16 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus forming an image by transferring each of the plurality of images formed by a plurality of image forming devices onto a transfer medium by means of transfer members |
| US6968149B2 (en) | 2003-03-12 | 2005-11-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of cleaning the same |
| US6970666B2 (en) | 2004-03-19 | 2005-11-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
| US7356291B2 (en) | 2005-10-04 | 2008-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Developing unit, image forming apparatus method that supplies inverse transfer preventing agent with inverse polarity |
| JP2008145858A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| US7729650B2 (en) | 2006-12-12 | 2010-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US8019261B2 (en) | 2006-12-12 | 2011-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| KR100896357B1 (ko) * | 2007-01-10 | 2009-05-08 | 가부시끼가이샤 도시바 | 화상 형성 장치 |
| US7848680B2 (en) | 2007-01-10 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and toner collection method |
| US7929893B2 (en) | 2007-01-10 | 2011-04-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus comprising an intermediate transfer belt |
| JP2013101263A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Katsuragawa Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3107664B2 (ja) | 2000-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |