JPH05249873A - 情報記録表示媒体 - Google Patents
情報記録表示媒体Info
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- JPH05249873A JPH05249873A JP4082869A JP8286992A JPH05249873A JP H05249873 A JPH05249873 A JP H05249873A JP 4082869 A JP4082869 A JP 4082869A JP 8286992 A JP8286992 A JP 8286992A JP H05249873 A JPH05249873 A JP H05249873A
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- JP
- Japan
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- layer
- hologram
- recording
- acid
- meth
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱性記録層の透明・不透明状態により、
ホログラム層の記録及び消去を可逆的に行なうことがで
き、偽造防止効果と意匠効果とに優れた作用を奏する情
報記録表示媒体を得ること。 【構成】 ホログラム形成層2Aと、該ホログラム形
成層2Aの上に積層されている光反射性金属薄膜層3A
またはホログラム効果層と、この上に形成されている感
熱記録層5とを具備し、しかも、感熱記録層5への記録
と該記録の消去とが、感熱記録層5の透明状態と不透明
状態との間の可逆的変化によって繰り返して行ない得る
情報記録表示媒体1。
ホログラム層の記録及び消去を可逆的に行なうことがで
き、偽造防止効果と意匠効果とに優れた作用を奏する情
報記録表示媒体を得ること。 【構成】 ホログラム形成層2Aと、該ホログラム形
成層2Aの上に積層されている光反射性金属薄膜層3A
またはホログラム効果層と、この上に形成されている感
熱記録層5とを具備し、しかも、感熱記録層5への記録
と該記録の消去とが、感熱記録層5の透明状態と不透明
状態との間の可逆的変化によって繰り返して行ない得る
情報記録表示媒体1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラム形成層の上
に、記録及び消去を加熱によって可逆的に行ない得る感
熱性記録層が積層されている情報記録表示媒体に関す
る。
に、記録及び消去を加熱によって可逆的に行ない得る感
熱性記録層が積層されている情報記録表示媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報の記録及び消去を加熱によって可逆
的に行なえる感熱性記録層は、例えば、特開昭54−1
19377号公報や特開昭55−154198号公報等
により、マトリックス材と該マトリックス材に部分的に
不溶な有機低分子化合物との混合物による感熱記録層と
して公知である。
的に行なえる感熱性記録層は、例えば、特開昭54−1
19377号公報や特開昭55−154198号公報等
により、マトリックス材と該マトリックス材に部分的に
不溶な有機低分子化合物との混合物による感熱記録層と
して公知である。
【0003】また、ホログラフィ技術を利用して光の波
動情報を記録した記録体からなるホログラム層は、例え
ば、IDカード,クレジットカード,バンクカード,小
切手カード,ICカード等の各種のカードの偽造防止等
に利用されており、諸種の記録方法と再生方法とが公知
である。
動情報を記録した記録体からなるホログラム層は、例え
ば、IDカード,クレジットカード,バンクカード,小
切手カード,ICカード等の各種のカードの偽造防止等
に利用されており、諸種の記録方法と再生方法とが公知
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来公知の
ホログラム層と情報の記録,消去を加熱によって可逆的
に行なうことのできる感熱性記録層とを組み合わせるこ
とにより、偽造防止効果と意匠効果とに優れた作用を奏
する情報記録表示媒体を得ることを目的とする。
ホログラム層と情報の記録,消去を加熱によって可逆的
に行なうことのできる感熱性記録層とを組み合わせるこ
とにより、偽造防止効果と意匠効果とに優れた作用を奏
する情報記録表示媒体を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1の発明は、ホログ
ラム形成層と、該ホログラム形成層の上に積層されてい
る光反射性金属薄膜層と、該光反射性金属薄膜層の上に
形成されている感熱記録層とを具備しており、感熱記録
層への記録と該記録の消去とを、感熱記録層の透明状態
と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行
なうことができる情報記録表示媒体からなる。
ラム形成層と、該ホログラム形成層の上に積層されてい
る光反射性金属薄膜層と、該光反射性金属薄膜層の上に
形成されている感熱記録層とを具備しており、感熱記録
層への記録と該記録の消去とを、感熱記録層の透明状態
と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行
なうことができる情報記録表示媒体からなる。
【0006】また、本第2の発明は、ホログラム形成層
と、該ホログラム形成層の上に積層されているホログラ
ム効果層と、該ホログラム効果層の上に形成されている
感熱記録層とを具備しており、しかも、前記感熱記録層
への記録と該記録の消去とを、該感熱記録層の透明状態
と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行
なうことができる情報記録表示媒体からなる。
と、該ホログラム形成層の上に積層されているホログラ
ム効果層と、該ホログラム効果層の上に形成されている
感熱記録層とを具備しており、しかも、前記感熱記録層
への記録と該記録の消去とを、該感熱記録層の透明状態
と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行
なうことができる情報記録表示媒体からなる。
【0007】本第3の発明は、本第1の発明または第2
の発明の情報記録表示媒体の構成において、感熱記録層
の上に透明な保護層を有する情報記録表示媒体からな
る。
の発明の情報記録表示媒体の構成において、感熱記録層
の上に透明な保護層を有する情報記録表示媒体からな
る。
【0008】前記構成による本各発明の情報記録表示媒
体において、ホログラム形成層としては、従来公知のホ
ログラム形成層がそのまま使用し得る。特に、フレネル
ホログラム,フラウンホーファーホログラム,レンズレ
スフーリェ変換ホログラム等のレーザー再生型ホログラ
ムが適している。また、前記のホログラムに、装飾を目
的として、レインボーホログラムを多重記録したものも
利用し得る。なお、この場合には、白色光によりレイン
ボーホログラムの再生像を得ることができる。
体において、ホログラム形成層としては、従来公知のホ
ログラム形成層がそのまま使用し得る。特に、フレネル
ホログラム,フラウンホーファーホログラム,レンズレ
スフーリェ変換ホログラム等のレーザー再生型ホログラ
ムが適している。また、前記のホログラムに、装飾を目
的として、レインボーホログラムを多重記録したものも
利用し得る。なお、この場合には、白色光によりレイン
ボーホログラムの再生像を得ることができる。
【0009】ホログラム形成層を得る方法としては、従
来公知の方法によってレリーフホログラムを形成して得
られる複製用金型を利用し、ホログラムを形成する材料
に直接加熱,加圧加工して形成する方法や、前記複製用
金型を利用して作成したホログラム転写用シートを転写
する方法等があるが、量産性の点からは後者のホログラ
ム転写用シートを利用する方法が好ましい。
来公知の方法によってレリーフホログラムを形成して得
られる複製用金型を利用し、ホログラムを形成する材料
に直接加熱,加圧加工して形成する方法や、前記複製用
金型を利用して作成したホログラム転写用シートを転写
する方法等があるが、量産性の点からは後者のホログラ
ム転写用シートを利用する方法が好ましい。
【0010】ホログラム形成層に利用する材料として
は、ホログラム用感光材料またはエンボスホログラム形
成材料からなる単層構造または多層構造の厚さ0.1〜
50μ好ましくは0.5〜5.0μ程度のものが好適で
ある。エンボスホログラム形成材料は、ホログラム形成
層の成形(複製)時には熱成形特性を有しており、ホロ
グラム形成層の成形後には、成形後に通常に施される諸
種の加工に耐え得る耐久性を有していることが必要であ
り、例えば、紫外線硬化性樹脂,電子線硬化性樹脂,熱
硬化性樹脂,自然硬化性樹脂等による反応性樹脂が利用
される。
は、ホログラム用感光材料またはエンボスホログラム形
成材料からなる単層構造または多層構造の厚さ0.1〜
50μ好ましくは0.5〜5.0μ程度のものが好適で
ある。エンボスホログラム形成材料は、ホログラム形成
層の成形(複製)時には熱成形特性を有しており、ホロ
グラム形成層の成形後には、成形後に通常に施される諸
種の加工に耐え得る耐久性を有していることが必要であ
り、例えば、紫外線硬化性樹脂,電子線硬化性樹脂,熱
硬化性樹脂,自然硬化性樹脂等による反応性樹脂が利用
される。
【0011】紫外線または電子線による電離放射線硬化
性樹脂としては、具体的には、メチル(メタ)アクリレ
ート,エチル(メタ)アクリレート,プロピル(メタ)
アクリレート,ブチル(メタ)アクリレート,イソブチ
ル(メタ)アクリレート,t−ブチル(メタ)アクリレ
ート,イソミル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル
(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート,エチレングリコール(メタ)アクリレー
ト,ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート,
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート,トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート,トリメチロー
ルプロパンジ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトール
(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート,エチレングリコールジグリシジ
ルエーテルジ(メタ)アクリレート,ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート,プロピレングリコール
グリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート,ソルビト
ールテトラグリシジルエーテルテトラ(メタ)アクリレ
ート等のラジカル重合性不飽和基を有する単量体が利用
される。
性樹脂としては、具体的には、メチル(メタ)アクリレ
ート,エチル(メタ)アクリレート,プロピル(メタ)
アクリレート,ブチル(メタ)アクリレート,イソブチ
ル(メタ)アクリレート,t−ブチル(メタ)アクリレ
ート,イソミル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル
(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート,エチレングリコール(メタ)アクリレー
ト,ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート,
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート,トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート,トリメチロー
ルプロパンジ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトール
(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート,エチレングリコールジグリシジ
ルエーテルジ(メタ)アクリレート,ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート,プロピレングリコール
グリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート,ソルビト
ールテトラグリシジルエーテルテトラ(メタ)アクリレ
ート等のラジカル重合性不飽和基を有する単量体が利用
される。
【0012】さらに、熱成形性を有する電離放射線硬化
性樹脂としては、以下に説明する化合物(1) 〜化合物
(7) を重合または共重合させて得られる重合体または重
合体(8) に対して、同じく以下に説明するラジカル重合
性不飽和基を導入する方法(a)〜 (d)を利用してラジカ
ル重合性不飽和基を導入させたものを利用し得る。 化合物(1) ・・・・水酸基を有する単量体:N−メチロール
(メタ)アクリルアミド,2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート,2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト,2−ヒドロキ−3−フェノキシプロピル(メタ)ア
クリレート等。 化合物(2) ・・・・カルボキシル基を有する単量体:(メ
タ)アクリル酸,(メタ)アクリロイルオキシエチルモ
ノサクシネート等。 化合物(3) ・・・・エポキシ基を有する単量体:グリシジル
(メタ)アクリレート等。 化合物(4) ・・・・アジリジニル基を有する単量体:2−ア
ジリジニルエチル(メタ)アクリレート,2−アジリジ
ニルプロピオン酸アリル等。 化合物(5) ・・・・アミノ基を有する単量体:(メタ)アク
リルアミド,ダイアセトン(メタ)アクリルアミド,ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート,ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート等。 化合物(6) ・・・・スルフォン基を有する単量体:2−(メ
タ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸
等。 化合物(7) ・・・・イソシアネート基を有する単量体:2,
4−トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートとの等モル付加物等によるジイソ
シアネート化合物に活性水素を有するラジカル重合性単
量体を付加させた化合物等。 重合体(8) ・・・・前述の化合物(1) 〜化合物(7) による化
合物を重合または共重合させて得られる重合体のガラス
転移点を調節したり、または、得られる硬化膜の物性を
調節したりするために、化合物(1) 〜化合物(7) の化合
物に対して該化合物と共重合可能な単量体を共重合させ
た重合体。なお、この場合の共重合可能な単量体として
は、例えば、メチル(メタ)アクリレート,エチル(メ
タ)アクリレート,プロピル(メタ)アクリレート,ブ
チル(メタ)アクリレート,イソブチル(メタ)アクリ
レート,t−ブチル(メタ)アクリレート,イソアミル
(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート,2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等を
使用し得る。
性樹脂としては、以下に説明する化合物(1) 〜化合物
(7) を重合または共重合させて得られる重合体または重
合体(8) に対して、同じく以下に説明するラジカル重合
性不飽和基を導入する方法(a)〜 (d)を利用してラジカ
ル重合性不飽和基を導入させたものを利用し得る。 化合物(1) ・・・・水酸基を有する単量体:N−メチロール
(メタ)アクリルアミド,2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート,2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト,2−ヒドロキ−3−フェノキシプロピル(メタ)ア
クリレート等。 化合物(2) ・・・・カルボキシル基を有する単量体:(メ
タ)アクリル酸,(メタ)アクリロイルオキシエチルモ
ノサクシネート等。 化合物(3) ・・・・エポキシ基を有する単量体:グリシジル
(メタ)アクリレート等。 化合物(4) ・・・・アジリジニル基を有する単量体:2−ア
ジリジニルエチル(メタ)アクリレート,2−アジリジ
ニルプロピオン酸アリル等。 化合物(5) ・・・・アミノ基を有する単量体:(メタ)アク
リルアミド,ダイアセトン(メタ)アクリルアミド,ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート,ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート等。 化合物(6) ・・・・スルフォン基を有する単量体:2−(メ
タ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸
等。 化合物(7) ・・・・イソシアネート基を有する単量体:2,
4−トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートとの等モル付加物等によるジイソ
シアネート化合物に活性水素を有するラジカル重合性単
量体を付加させた化合物等。 重合体(8) ・・・・前述の化合物(1) 〜化合物(7) による化
合物を重合または共重合させて得られる重合体のガラス
転移点を調節したり、または、得られる硬化膜の物性を
調節したりするために、化合物(1) 〜化合物(7) の化合
物に対して該化合物と共重合可能な単量体を共重合させ
た重合体。なお、この場合の共重合可能な単量体として
は、例えば、メチル(メタ)アクリレート,エチル(メ
タ)アクリレート,プロピル(メタ)アクリレート,ブ
チル(メタ)アクリレート,イソブチル(メタ)アクリ
レート,t−ブチル(メタ)アクリレート,イソアミル
(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート,2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等を
使用し得る。
【0013】ラジカル重合性不飽和基を導入する方法
(a) ・・・・水酸基を有する単量体の重合体または共重合体
の場合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基を
有する単量体等を縮合反応させる。ラジカル重合性不飽
和基を導入する方法(b) ・・・・カルボキシル基,スルフォ
ン基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は、先の水酸基を有する単量体を縮合反応させる。ラジ
カル重合性不飽和基を導入する方法(c) ・・・・エポキシ
基,イソシアネート基あるいはアジリジニル基を有する
単量体の重合体または共重合体の場合には、先の水酸基
を有する単量体あるいはカルボキシル基を有する単量体
等を縮合反応させる。ラジカル重合性不飽和基を導入す
る方法 (d)・・・・水酸基あるいはカルボキシル基を有する
単量体の重合体または共重合体の場合には、エポキシ基
を有する単量体あるいはアジリジニル基を有する単量体
あるいはジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル
酸エステル単量体との等モル付加物を付加反応させても
良い。
(a) ・・・・水酸基を有する単量体の重合体または共重合体
の場合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基を
有する単量体等を縮合反応させる。ラジカル重合性不飽
和基を導入する方法(b) ・・・・カルボキシル基,スルフォ
ン基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は、先の水酸基を有する単量体を縮合反応させる。ラジ
カル重合性不飽和基を導入する方法(c) ・・・・エポキシ
基,イソシアネート基あるいはアジリジニル基を有する
単量体の重合体または共重合体の場合には、先の水酸基
を有する単量体あるいはカルボキシル基を有する単量体
等を縮合反応させる。ラジカル重合性不飽和基を導入す
る方法 (d)・・・・水酸基あるいはカルボキシル基を有する
単量体の重合体または共重合体の場合には、エポキシ基
を有する単量体あるいはアジリジニル基を有する単量体
あるいはジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル
酸エステル単量体との等モル付加物を付加反応させても
良い。
【0014】さらに、前述の単量体と先の熱成形性を有
する紫外線または電子線硬化性樹脂との混合物も、熱成
形性を有する電離放射線硬化性樹脂として使用し得る。
する紫外線または電子線硬化性樹脂との混合物も、熱成
形性を有する電離放射線硬化性樹脂として使用し得る。
【0015】以上の熱成形性を有する電離放射線硬化型
樹脂は、電子線の照射によって十分に硬化可能である
が、紫外線の照射で硬化させる場合には、例えば、ベン
ゾキノン,ベンゾイン,ベンゾインメチルエーテル等の
ベンゾインエーテル類やハロゲン化アセトフェノン類等
の紫外線の照射によってラジカルを発生する化合物を添
加することが好ましい。
樹脂は、電子線の照射によって十分に硬化可能である
が、紫外線の照射で硬化させる場合には、例えば、ベン
ゾキノン,ベンゾイン,ベンゾインメチルエーテル等の
ベンゾインエーテル類やハロゲン化アセトフェノン類等
の紫外線の照射によってラジカルを発生する化合物を添
加することが好ましい。
【0016】なお、これらのホログラム形成層に利用さ
れる材料中には、染料や顔料などの着色剤を混合させる
ことにより、ホログラム形成層を透光性の着色層とする
こともできる。染料としては、ヘイズメーターでの曇価
が10%以下の油溶性金属錯塩が好ましく、例えば、1
−2型アゾ系金属錯塩染料、1−1型アゾ系金属錯塩染
料、金属フタロシアン系染料及び有機塩基塩等を利用し
得る。また、顔料としては、粒子径が光の波長の1/2
以下のものが好適であり、例えば、シコトラジスイエロ
ー(大成化工 (株) 製)やHFチップ4B(大成化工
(株) 製)等を使用し得る。
れる材料中には、染料や顔料などの着色剤を混合させる
ことにより、ホログラム形成層を透光性の着色層とする
こともできる。染料としては、ヘイズメーターでの曇価
が10%以下の油溶性金属錯塩が好ましく、例えば、1
−2型アゾ系金属錯塩染料、1−1型アゾ系金属錯塩染
料、金属フタロシアン系染料及び有機塩基塩等を利用し
得る。また、顔料としては、粒子径が光の波長の1/2
以下のものが好適であり、例えば、シコトラジスイエロ
ー(大成化工 (株) 製)やHFチップ4B(大成化工
(株) 製)等を使用し得る。
【0017】ホログラム形成層の表面は、エンボス法に
よって記録情報に相当する再生像が再生光で発現する微
小凹凸模様が形成されている。この微小凹凸模様は、通
常、ピッチ0.1〜2.0μ、凹凸の高低差0.01〜
2.0μ程度に、パターン状に形成される。
よって記録情報に相当する再生像が再生光で発現する微
小凹凸模様が形成されている。この微小凹凸模様は、通
常、ピッチ0.1〜2.0μ、凹凸の高低差0.01〜
2.0μ程度に、パターン状に形成される。
【0018】ホログラム形成層の上、すなわち、エンボ
ス法による微小凹凸模様面の上には、本第1の発明の情
報記録表示媒体の場合には光反射性金属薄膜層が積層さ
れており、また、本第2の発明の情報記録表示媒体の場
合にはホログラム効果層が積層されている。
ス法による微小凹凸模様面の上には、本第1の発明の情
報記録表示媒体の場合には光反射性金属薄膜層が積層さ
れており、また、本第2の発明の情報記録表示媒体の場
合にはホログラム効果層が積層されている。
【0019】光反射性金属薄膜層を利用するものは、ホ
ログラム形成層を反射型ホログラム層として機能させる
ものであり、ホログラム効果層を利用するものは、ホロ
グラム形成層を透明型ホログラム層として機能させるも
のである。
ログラム形成層を反射型ホログラム層として機能させる
ものであり、ホログラム効果層を利用するものは、ホロ
グラム形成層を透明型ホログラム層として機能させるも
のである。
【0020】光反射性金属薄膜層は、ホログラム形成層
に反射性を与える作用を奏するもので、例えば、Cr,
Ti,Fe,Co,Ni,Cu,Ag,Au,Ge,A
l,Mg,Sb,Pb,Pd,Cd,Bi,Sn,S
e,In,Ga,Rb等の金属及びその酸化物や窒化物
等の単独あるいは2種以上の組み合わせによって形成さ
れ、特に、Al,Cr,Ni,Ag,Au等によるもの
が好ましく、厚さ10〜10000Å程度、好ましくは
200〜2000Å程度に形成される。
に反射性を与える作用を奏するもので、例えば、Cr,
Ti,Fe,Co,Ni,Cu,Ag,Au,Ge,A
l,Mg,Sb,Pb,Pd,Cd,Bi,Sn,S
e,In,Ga,Rb等の金属及びその酸化物や窒化物
等の単独あるいは2種以上の組み合わせによって形成さ
れ、特に、Al,Cr,Ni,Ag,Au等によるもの
が好ましく、厚さ10〜10000Å程度、好ましくは
200〜2000Å程度に形成される。
【0021】また、ホログラム効果層は、ホログラム形
成層と組み合わさってホログラム効果を発現するもの
で、下層を隠蔽するような性質のものは避けられなけれ
ばならない。かかるホログラム効果層は、ホログラム効
果を発現する光透過性のものであればいかなる材質のも
ので形成されていても良く、例えば、ホログラム形成層
とは光の屈折率が異なる透明材料や、厚さが200Å以
下の光反射性金属薄膜層等が利用される。
成層と組み合わさってホログラム効果を発現するもの
で、下層を隠蔽するような性質のものは避けられなけれ
ばならない。かかるホログラム効果層は、ホログラム効
果を発現する光透過性のものであればいかなる材質のも
ので形成されていても良く、例えば、ホログラム形成層
とは光の屈折率が異なる透明材料や、厚さが200Å以
下の光反射性金属薄膜層等が利用される。
【0022】ホログラム形成層とは光の屈折率の異なる
透明材料によってホログラム効果層を形成する場合に
は、ホログラム形成層とホログラム効果層との間の光の
屈折率はいずれが大きくても良いが、両者の間には0.
1以上、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは1.
0以上の光の屈折率の差があることが望ましい。また、
ホログラム効果層を厚さが200Å以下の光反射性金属
薄膜層で形成する場合には、該ホログラム効果層は厚さ
が200Å以下であることにより、光波の透過率が高い
ため、ホログラム効果発現作用と透明非隠蔽作用とを併
せて発揮する。さらに、200Å以下の光反射性金属薄
膜層によってホログラム効果層を形成する場合には、従
来のこの種の手法によるホログラム層にみられた高輝度
の銀灰色による外観上の違和感が無くなる。
透明材料によってホログラム効果層を形成する場合に
は、ホログラム形成層とホログラム効果層との間の光の
屈折率はいずれが大きくても良いが、両者の間には0.
1以上、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは1.
0以上の光の屈折率の差があることが望ましい。また、
ホログラム効果層を厚さが200Å以下の光反射性金属
薄膜層で形成する場合には、該ホログラム効果層は厚さ
が200Å以下であることにより、光波の透過率が高い
ため、ホログラム効果発現作用と透明非隠蔽作用とを併
せて発揮する。さらに、200Å以下の光反射性金属薄
膜層によってホログラム効果層を形成する場合には、従
来のこの種の手法によるホログラム層にみられた高輝度
の銀灰色による外観上の違和感が無くなる。
【0023】ホログラム効果層として使用し得る薄膜層
の材質としては、以下の(1) 〜(6)によるものがある。
の材質としては、以下の(1) 〜(6)によるものがある。
【0024】(1) ホログラム形成層の材質よりも光の屈
折率の大きい透明連続金属薄膜の材質で、可視領域で透
明なものを[表1]に、また、赤外または紫外領域で透
明なものを[表2]に示す。
折率の大きい透明連続金属薄膜の材質で、可視領域で透
明なものを[表1]に、また、赤外または紫外領域で透
明なものを[表2]に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】(2) ホログラム形成層の材質よりも光の屈
折率の大きい透明強誘電体による材質を[表3]に示
す。
折率の大きい透明強誘電体による材質を[表3]に示
す。
【0028】
【表3】
【0029】(3) ホログラム形成層の材質よりも光の屈
折率の小さい透明連続金属薄膜の材質を[表4]に示
す。
折率の小さい透明連続金属薄膜の材質を[表4]に示
す。
【0030】
【表4】
【0031】(4) 厚さ200Å以下の光反射性金属薄膜
の材質を[表5]に示す。
の材質を[表5]に示す。
【0032】
【表5】 また、その他の材質として、Sn,In,Te,Fe,
Co,Zn,Ge,Pb,Cd,Bi,Se,Ga,R
b等が使用可能であり、さらに、前記金属の酸化物、窒
化物等も使用でき、これらの金属、該金属の酸化物、窒
化物は、単独で、あるいは2種以上の組合わせでも使用
できる。
Co,Zn,Ge,Pb,Cd,Bi,Se,Ga,R
b等が使用可能であり、さらに、前記金属の酸化物、窒
化物等も使用でき、これらの金属、該金属の酸化物、窒
化物は、単独で、あるいは2種以上の組合わせでも使用
できる。
【0033】(5) ホログラム形成層の材質とは屈折率が
異なる樹脂として使用し得る材質を[表6]及び[表
7]に示す。
異なる樹脂として使用し得る材質を[表6]及び[表
7]に示す。
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】また、その他の材質として、一般的な合成
樹脂を使用することが可能であるが、特に、ホログラム
形成層の材質の屈折率との差の大きな樹脂が好ましい。
樹脂を使用することが可能であるが、特に、ホログラム
形成層の材質の屈折率との差の大きな樹脂が好ましい。
【0037】(6) 前述の(1) 〜(5) の材質の2種以上を
組み合わせて得られる積層体からなる薄膜層。なお、該
積層体における各層の組み合わせ及びその上,下の位置
関係は任意である。
組み合わせて得られる積層体からなる薄膜層。なお、該
積層体における各層の組み合わせ及びその上,下の位置
関係は任意である。
【0038】以上の(1) 〜(6) の材質によるホログラム
効果層において、(4) による材質の薄膜層の場合は20
0Å以下に形成される。また、(1) 〜(3) 及び(5) 〜
(6) による材質の薄膜層の場合は、該薄膜層が透明層と
して形成されていれば、その厚さは特に制限されること
は無く、一般的には10〜10000Å、好ましくは1
00〜5000Å程度に形成される。さらに、(5) によ
る材質の場合には、ホログラム効果層が透明であればそ
の厚さは全く制限されることは無く、薄膜層という概念
を逸脱する厚さのものであっても良い。
効果層において、(4) による材質の薄膜層の場合は20
0Å以下に形成される。また、(1) 〜(3) 及び(5) 〜
(6) による材質の薄膜層の場合は、該薄膜層が透明層と
して形成されていれば、その厚さは特に制限されること
は無く、一般的には10〜10000Å、好ましくは1
00〜5000Å程度に形成される。さらに、(5) によ
る材質の場合には、ホログラム効果層が透明であればそ
の厚さは全く制限されることは無く、薄膜層という概念
を逸脱する厚さのものであっても良い。
【0039】ホログラム効果層をホログラム形成層の上
に積層する方法としては、ホログラム効果層の材質が前
述の(1) 〜(4) の場合には、真空蒸着層,スパッタリン
グ法,反応性スパッタリング法,イオンプレーティング
法,電気メッキ法等による一般的な薄膜成形手段が利用
できる。また、ホログラム効果層の材質が前述の(5)の
場合には、一般的なコーティング方法を利用することが
できる。さらに、ホログラム効果層の材質が前述の(6)
の場合には、前記した手段や方法を適宜組み合わせて利
用することができる。
に積層する方法としては、ホログラム効果層の材質が前
述の(1) 〜(4) の場合には、真空蒸着層,スパッタリン
グ法,反応性スパッタリング法,イオンプレーティング
法,電気メッキ法等による一般的な薄膜成形手段が利用
できる。また、ホログラム効果層の材質が前述の(5)の
場合には、一般的なコーティング方法を利用することが
できる。さらに、ホログラム効果層の材質が前述の(6)
の場合には、前記した手段や方法を適宜組み合わせて利
用することができる。
【0040】光反射性金属薄膜層またはホログラム効果
層の上に積層される感熱記録層は、該感熱記録層への記
録と記録の消去とを、感熱記録層の透明状態と不透明状
態との間の可逆的変化によって繰り返して行なうことが
できる性質を有するものであり、具体的には、高分子中
に脂肪酸を分散させた層、高分子の相変化を利用する
層、高分子中に液晶を分散させた層等が利用される。
層の上に積層される感熱記録層は、該感熱記録層への記
録と記録の消去とを、感熱記録層の透明状態と不透明状
態との間の可逆的変化によって繰り返して行なうことが
できる性質を有するものであり、具体的には、高分子中
に脂肪酸を分散させた層、高分子の相変化を利用する
層、高分子中に液晶を分散させた層等が利用される。
【0041】高分子中に脂肪酸を分散させた層からなる
感熱記録層が、記録と該記録の消去とを、感熱記録層の
透明状態と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り
返して行なうことができる性質を有していることは公知
であり、少なくとも1種の樹脂によるマトリックス材、
例えば、ポリ塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の塩化
ビニル系樹脂,ポリ塩化ビニリデン等の塩化ビニリデン
樹脂,エステル系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系
樹脂,ウレタン系樹脂,フェノール系樹脂,シリコン系
樹脂,メラミン系樹脂,エポキシ系樹脂,アリール系樹
脂,アミド系樹脂及びそれらの共重合体、変性物さらに
は、これらの混合物等と、少なくとも1種の脂肪族モノ
カルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸からなる高級
脂肪酸、例えば、カプリル酸,ペラルゴン酸,カプリン
酸,ウンデシル酸,ラウリン酸,トリデシル酸,ミリス
チン酸,ペンタデシル酸,パルミチン酸,ヘプタデシル
酸,ステアリン酸,ノナデカン酸,アラキン酸,ベヘン
酸,リクノセリン酸,セロチン酸,ヘンエイコサン酸,
ヘプタコサン酸,モンタン酸,メリシン酸,ラクセル酸
等の飽和脂肪酸、アクリル酸,クロトン酸,イソクロト
ン酸,ヘキサデセン酸,ヘプタデセン酸,ウンデシレン
酸,オレイン酸,オクタデセン酸,エライジン酸,セト
レイン酸,エルカ酸,エレオステアリン酸,ブラシジン
酸,ソルビン酸,プロピオール酸,ステアロール酸等の
不飽和脂肪酸、シュウ酸,マロン酸,コハク酸,グルタ
ル酸,アジピン酸,ピメリン酸,スベリン酸,マゼライ
ン酸,セバシン酸,エイコサン2酸,ドデカン2酸,マ
レイン酸,フマル酸,ブラシル酸の脂肪族ジカルボン酸
等とが用いられる。
感熱記録層が、記録と該記録の消去とを、感熱記録層の
透明状態と不透明状態との間の可逆的変化によって繰り
返して行なうことができる性質を有していることは公知
であり、少なくとも1種の樹脂によるマトリックス材、
例えば、ポリ塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の塩化
ビニル系樹脂,ポリ塩化ビニリデン等の塩化ビニリデン
樹脂,エステル系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系
樹脂,ウレタン系樹脂,フェノール系樹脂,シリコン系
樹脂,メラミン系樹脂,エポキシ系樹脂,アリール系樹
脂,アミド系樹脂及びそれらの共重合体、変性物さらに
は、これらの混合物等と、少なくとも1種の脂肪族モノ
カルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸からなる高級
脂肪酸、例えば、カプリル酸,ペラルゴン酸,カプリン
酸,ウンデシル酸,ラウリン酸,トリデシル酸,ミリス
チン酸,ペンタデシル酸,パルミチン酸,ヘプタデシル
酸,ステアリン酸,ノナデカン酸,アラキン酸,ベヘン
酸,リクノセリン酸,セロチン酸,ヘンエイコサン酸,
ヘプタコサン酸,モンタン酸,メリシン酸,ラクセル酸
等の飽和脂肪酸、アクリル酸,クロトン酸,イソクロト
ン酸,ヘキサデセン酸,ヘプタデセン酸,ウンデシレン
酸,オレイン酸,オクタデセン酸,エライジン酸,セト
レイン酸,エルカ酸,エレオステアリン酸,ブラシジン
酸,ソルビン酸,プロピオール酸,ステアロール酸等の
不飽和脂肪酸、シュウ酸,マロン酸,コハク酸,グルタ
ル酸,アジピン酸,ピメリン酸,スベリン酸,マゼライ
ン酸,セバシン酸,エイコサン2酸,ドデカン2酸,マ
レイン酸,フマル酸,ブラシル酸の脂肪族ジカルボン酸
等とが用いられる。
【0042】高分子中に脂肪酸を分散させた層からなる
感熱記録層の透明化温度範囲を広くし、かつ、透明状態
と不透明状態との比であるコントラストを高める目的
で、前記感熱記録層中には、ポリオキシエチレン鎖を有
する有機系低分子化合物を添加することができ、例え
ば、[化1]及び[化2]で表示されるポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル類、[化3]で表示されるポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、[化4]で表示される
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、[化
5]で表示されるポリオキシエチレンソルビタンアルキ
ルエステル類、[化6]で表示されるポリオキシエチレ
ンアルキルアミン類等を利用し得る。
感熱記録層の透明化温度範囲を広くし、かつ、透明状態
と不透明状態との比であるコントラストを高める目的
で、前記感熱記録層中には、ポリオキシエチレン鎖を有
する有機系低分子化合物を添加することができ、例え
ば、[化1]及び[化2]で表示されるポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル類、[化3]で表示されるポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、[化4]で表示される
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、[化
5]で表示されるポリオキシエチレンソルビタンアルキ
ルエステル類、[化6]で表示されるポリオキシエチレ
ンアルキルアミン類等を利用し得る。
【0043】
【化1】
【0044】
【化2】
【0045】
【化3】
【0046】
【化4】
【0047】
【化5】
【0048】
【化6】
【0049】なお、前記ポリオキシエチレン鎖を有する
有機系低分子化合物を選択する場合には、併用する脂肪
族モノカルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸との組
み合わせでそれぞれ好適なものを選ぶことが望ましい。
例えば、ベヘン酸/ステアリン酸による系では、ポリオ
キシエチレン・アルキルフェニルエーテル等が望まし
く、また、エイコサン・2・酸/ステアリン酸による系
では、ポリオキシエチレン・ソルビタンアルキルエステ
ル等が望ましい。勿論、このような特定の組み合わせで
なくとも、先のポリオキシエチレン鎖を有する有機系低
分子化合物を混在させることにより、透明化温度範囲が
広く、しかも、透明化時の透明性と白濁時の不透明性と
の比であるコントラストが充分な感熱記録層が得られ
る。
有機系低分子化合物を選択する場合には、併用する脂肪
族モノカルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸との組
み合わせでそれぞれ好適なものを選ぶことが望ましい。
例えば、ベヘン酸/ステアリン酸による系では、ポリオ
キシエチレン・アルキルフェニルエーテル等が望まし
く、また、エイコサン・2・酸/ステアリン酸による系
では、ポリオキシエチレン・ソルビタンアルキルエステ
ル等が望ましい。勿論、このような特定の組み合わせで
なくとも、先のポリオキシエチレン鎖を有する有機系低
分子化合物を混在させることにより、透明化温度範囲が
広く、しかも、透明化時の透明性と白濁時の不透明性と
の比であるコントラストが充分な感熱記録層が得られ
る。
【0050】ポリオキシエチレン鎖を有する有機系低分
子化合物の混合量は、脂肪族モノカルボン酸と脂肪族ジ
カルボン酸との総重量に対して50〜500重量%、望
ましくは50〜200重量%程度である。脂肪族モノカ
ルボン酸と脂肪族ジカルボン酸との総重量に対して、ポ
リオキシエチレン鎖を具備する有機系低分子化合物が5
0重量%未満になると、該有機系低分子化合物による添
加の改良効果が計られず、目的とする特性を得ることが
できない。また500重量%を超えるようになると、感
熱記録層における加熱による記録ー消去の可逆性が損な
われるようになる。一般的に、ポリオキシエチレン鎖を
具備する有機系低分子化合物の混合量は、脂肪族モノカ
ルボン酸と脂肪族ジカルボン酸との総重量に対し、同量
程度かそれ以上の量を混入させることが望ましい。
子化合物の混合量は、脂肪族モノカルボン酸と脂肪族ジ
カルボン酸との総重量に対して50〜500重量%、望
ましくは50〜200重量%程度である。脂肪族モノカ
ルボン酸と脂肪族ジカルボン酸との総重量に対して、ポ
リオキシエチレン鎖を具備する有機系低分子化合物が5
0重量%未満になると、該有機系低分子化合物による添
加の改良効果が計られず、目的とする特性を得ることが
できない。また500重量%を超えるようになると、感
熱記録層における加熱による記録ー消去の可逆性が損な
われるようになる。一般的に、ポリオキシエチレン鎖を
具備する有機系低分子化合物の混合量は、脂肪族モノカ
ルボン酸と脂肪族ジカルボン酸との総重量に対し、同量
程度かそれ以上の量を混入させることが望ましい。
【0051】高分子の相変化を利用する層からなる感熱
記録層は、高分子の結晶・非晶状態の可逆的変化に伴う
屈折率や透過率等の光学特性の変化を使用することによ
る記録が得られるものであり、例えば、「−{−S−
(C6 H4 )−S−CH2 −CH2 −(C6 H4 )−C
H2 −CH2 }n −」で表示されるポリ(1,4−ベン
ゼンジチオール−CO−1,4−ジビニルベンゼン)
は、非晶状態では透明(光透過率91%以上)で高屈折
率(1.81)を有し、結晶状態では不透明(光透過率
1%未満)となり、厚さ0.1〜0.5μの薄膜層を記
録層とした場合、170℃,1〜2秒の熱記録で透明に
なり、この薄膜層を70〜80℃で20〜30分間加熱
すると再び不透明になり、かかるメカニズムを利用し
て、感熱記録層への記録と記録の消去とを、可逆的に繰
り返して行なうことができる。
記録層は、高分子の結晶・非晶状態の可逆的変化に伴う
屈折率や透過率等の光学特性の変化を使用することによ
る記録が得られるものであり、例えば、「−{−S−
(C6 H4 )−S−CH2 −CH2 −(C6 H4 )−C
H2 −CH2 }n −」で表示されるポリ(1,4−ベン
ゼンジチオール−CO−1,4−ジビニルベンゼン)
は、非晶状態では透明(光透過率91%以上)で高屈折
率(1.81)を有し、結晶状態では不透明(光透過率
1%未満)となり、厚さ0.1〜0.5μの薄膜層を記
録層とした場合、170℃,1〜2秒の熱記録で透明に
なり、この薄膜層を70〜80℃で20〜30分間加熱
すると再び不透明になり、かかるメカニズムを利用し
て、感熱記録層への記録と記録の消去とを、可逆的に繰
り返して行なうことができる。
【0052】高分子中に液晶を分散させた層からなる感
熱記録層は、製膜性能を有する高分子物質と液晶物質と
を含有する高分子物質・液晶物質による複合膜層からな
るもので、通常、製膜性能を有する高分子物質100重
量部に対して液晶物質10〜500重量部を含有する複
合膜層として形成される。
熱記録層は、製膜性能を有する高分子物質と液晶物質と
を含有する高分子物質・液晶物質による複合膜層からな
るもので、通常、製膜性能を有する高分子物質100重
量部に対して液晶物質10〜500重量部を含有する複
合膜層として形成される。
【0053】製膜性能を有する高分子物質と液晶物質と
を含有する高分子物質・液晶物質からなる複合膜層は、
液晶物質が製膜性能を有する高分子物質中に、マイクロ
カプセル化法,溶媒蒸発法,懸濁重合法等の方法によっ
て略均一に分散している形態をなす複合膜層であり、該
複合膜層が記録特性と記録された情報を消去し得る特性
とを有する。
を含有する高分子物質・液晶物質からなる複合膜層は、
液晶物質が製膜性能を有する高分子物質中に、マイクロ
カプセル化法,溶媒蒸発法,懸濁重合法等の方法によっ
て略均一に分散している形態をなす複合膜層であり、該
複合膜層が記録特性と記録された情報を消去し得る特性
とを有する。
【0054】この高分子物質・液晶物質からなる複合膜
層においては、高分子物質としては、皮膜形成能及び耐
熱性の良好なものが好ましく、例えば、ポリ塩化ビニ
ル,塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ポリ塩化ビニリデン等の塩化ビニリデン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリレ
ート,ポリメタクリレート,アクリレート・メタクリレ
ート共重合体等によるアクリル系樹脂、ポリウレタン樹
脂等が利用される。また、液晶物質としては、メモリ性
を有するスメクチック型の液晶ポリマー、例えば、英国
プール(Pool)のBDH化学(BDH Chemi
cal)から市販されている”スメクチックA相物質S
2”や、西ドイツのダルムスタット(Darmstad
t)のE.メルク化学(E.Merk Chemica
ls)から市販されているK24,K30,K36,Z
LI1840,CB15等を利用し得る。
層においては、高分子物質としては、皮膜形成能及び耐
熱性の良好なものが好ましく、例えば、ポリ塩化ビニ
ル,塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ポリ塩化ビニリデン等の塩化ビニリデン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリレ
ート,ポリメタクリレート,アクリレート・メタクリレ
ート共重合体等によるアクリル系樹脂、ポリウレタン樹
脂等が利用される。また、液晶物質としては、メモリ性
を有するスメクチック型の液晶ポリマー、例えば、英国
プール(Pool)のBDH化学(BDH Chemi
cal)から市販されている”スメクチックA相物質S
2”や、西ドイツのダルムスタット(Darmstad
t)のE.メルク化学(E.Merk Chemica
ls)から市販されているK24,K30,K36,Z
LI1840,CB15等を利用し得る。
【0055】なお、製膜性能を有する高分子物質・液晶
物質による複合膜層において、高分子物質100重量部
に対して液晶物質が10重量部未満になると、該複合膜
層における記録の印字感度が低くなり易く、鮮明な記録
が得られ難くなる。また、高分子物質100重量部に対
して液晶物質が500重量部を超えるようになると、複
合膜層の表面への液晶の浸み出しが多くなるために、該
複合膜層の表面に対して保護用の樹脂層を形成すること
が困難になり易い。このため、製膜性能を有する高分子
物質・液晶物質による複合膜層においては、製膜性能を
有する高分子物質100重量部に対して液晶物質10〜
500重量部を利用するのが好ましく、より好ましくは
50〜200重量部程度の液晶物質が利用される。
物質による複合膜層において、高分子物質100重量部
に対して液晶物質が10重量部未満になると、該複合膜
層における記録の印字感度が低くなり易く、鮮明な記録
が得られ難くなる。また、高分子物質100重量部に対
して液晶物質が500重量部を超えるようになると、複
合膜層の表面への液晶の浸み出しが多くなるために、該
複合膜層の表面に対して保護用の樹脂層を形成すること
が困難になり易い。このため、製膜性能を有する高分子
物質・液晶物質による複合膜層においては、製膜性能を
有する高分子物質100重量部に対して液晶物質10〜
500重量部を利用するのが好ましく、より好ましくは
50〜200重量部程度の液晶物質が利用される。
【0056】また、この高分子物質・液晶物質による複
合膜層中に、該複合膜層中の液晶物質の分子と整合して
液晶物質と同様に光学的な機能を果たす二色性色素分子
を含有させることにより、記録部の呈色を一層明瞭にす
ることができる。この二色性色素分子として、例えば、
インドール・ブルー,スーダン・ブラックB,スーダン
3,スーダン2、更には、E.メルク化学(E.Mer
k Chemicals)から市販されているD−3
7,D−43,D−85等を利用し得る。
合膜層中に、該複合膜層中の液晶物質の分子と整合して
液晶物質と同様に光学的な機能を果たす二色性色素分子
を含有させることにより、記録部の呈色を一層明瞭にす
ることができる。この二色性色素分子として、例えば、
インドール・ブルー,スーダン・ブラックB,スーダン
3,スーダン2、更には、E.メルク化学(E.Mer
k Chemicals)から市販されているD−3
7,D−43,D−85等を利用し得る。
【0057】製膜性能を有する高分子物質と液晶物質と
を含有する高分子物質・液晶物質による複合膜層からな
る感熱記録層は、該感熱記録層が例えばコロナ帯電等に
よる電場に通されると、感熱記録層中の高分子物質・液
晶物質による複合膜層内に分散した液晶粒子中の液晶分
子が同一方向に整列され、高分子物質と液晶物質との屈
折率が一致することから、複合膜層には透明な状態が呈
される。かかる状態の感熱記録層が加熱されると、高分
子物質・液晶物質による複合膜層内に分散した液晶粒子
中の液晶分子の配列がランダムな状態となり、高分子物
質と液晶物質との屈折率に差異が生じることから、熱を
受けた部分のみが不透明な濁状態として外部から視認さ
れる。したがって、感熱記録層が再度電場に通される
と、複合膜層内の高分子物質と液晶物質との分子の方向
が同一に整列されることから、高分子物質と液晶物質と
の屈折率が一致して透明な状態になり、感熱記録層への
記録と記録の消去とを、感熱記録層の透明状態と不透明
状態との間の可逆的変化によって繰り返して行なうこと
ができる。
を含有する高分子物質・液晶物質による複合膜層からな
る感熱記録層は、該感熱記録層が例えばコロナ帯電等に
よる電場に通されると、感熱記録層中の高分子物質・液
晶物質による複合膜層内に分散した液晶粒子中の液晶分
子が同一方向に整列され、高分子物質と液晶物質との屈
折率が一致することから、複合膜層には透明な状態が呈
される。かかる状態の感熱記録層が加熱されると、高分
子物質・液晶物質による複合膜層内に分散した液晶粒子
中の液晶分子の配列がランダムな状態となり、高分子物
質と液晶物質との屈折率に差異が生じることから、熱を
受けた部分のみが不透明な濁状態として外部から視認さ
れる。したがって、感熱記録層が再度電場に通される
と、複合膜層内の高分子物質と液晶物質との分子の方向
が同一に整列されることから、高分子物質と液晶物質と
の屈折率が一致して透明な状態になり、感熱記録層への
記録と記録の消去とを、感熱記録層の透明状態と不透明
状態との間の可逆的変化によって繰り返して行なうこと
ができる。
【0058】ホログラム効果層を利用する本第2の発明
の情報記録表示媒体においては、ホログラム形成層の下
に着色層を設けることが好ましい。この着色層は、公知
の着色顔料または染料及び必要に応じて添加される樹脂
結合剤を含有する溶液や分散液をホログラム形成層の下
の塗布したり、あるいは、別製の着色部材をホログラム
形成層の下に配置する等によって形成される。なお、着
色部材としては、紙やプラスチック等の支持体の上に着
色層を形成したものや、呈色されている支持体自体等を
利用することができ、例えば、熱接着等によってホログ
ラム形成層の下に配置させることができる。さらに、光
反射性金属薄膜層をホログラム形成層の下の着色層とし
て用いることも可能である。
の情報記録表示媒体においては、ホログラム形成層の下
に着色層を設けることが好ましい。この着色層は、公知
の着色顔料または染料及び必要に応じて添加される樹脂
結合剤を含有する溶液や分散液をホログラム形成層の下
の塗布したり、あるいは、別製の着色部材をホログラム
形成層の下に配置する等によって形成される。なお、着
色部材としては、紙やプラスチック等の支持体の上に着
色層を形成したものや、呈色されている支持体自体等を
利用することができ、例えば、熱接着等によってホログ
ラム形成層の下に配置させることができる。さらに、光
反射性金属薄膜層をホログラム形成層の下の着色層とし
て用いることも可能である。
【0059】本第3の発明の情報記録表示媒体におい
て、感熱記録層の上に積層される透明な保護層は、本発
明の情報記録表示媒体における感熱記録層を保護する作
用を奏するものであり、例えば、ブチラール樹脂,酢酸
ビニル樹脂,ビニル樹脂,アクリル樹脂,ポリエステル
樹脂,ウレタン樹脂,アミド樹脂,エポキシ樹脂,酢酸
セルロース樹脂等により、厚さ1〜10μ程度に形成さ
れる。
て、感熱記録層の上に積層される透明な保護層は、本発
明の情報記録表示媒体における感熱記録層を保護する作
用を奏するものであり、例えば、ブチラール樹脂,酢酸
ビニル樹脂,ビニル樹脂,アクリル樹脂,ポリエステル
樹脂,ウレタン樹脂,アミド樹脂,エポキシ樹脂,酢酸
セルロース樹脂等により、厚さ1〜10μ程度に形成さ
れる。
【0060】以上の通りの構成による本発明の情報記録
表示媒体は、例えば、転写箔、ラベル、シート、カード
等として利用される。
表示媒体は、例えば、転写箔、ラベル、シート、カード
等として利用される。
【0061】
【作用】本発明の情報記録表示媒体は、ホログラム層の
上に、透明状態と不透明状態とによって、記録と該記録
の消去とを可逆的に行なうことのできる感熱記録層が積
層されていることから、該感熱記録層の全体あるいは1
部を透明状態と不透明状態とに変化させることにより、
ホログラムの表示と隠蔽とを繰り返して行なえる。
上に、透明状態と不透明状態とによって、記録と該記録
の消去とを可逆的に行なうことのできる感熱記録層が積
層されていることから、該感熱記録層の全体あるいは1
部を透明状態と不透明状態とに変化させることにより、
ホログラムの表示と隠蔽とを繰り返して行なえる。
【0062】すなわち、本発明の情報記録表示媒体にお
いては、感熱記録層の透明な部分を通して、該感熱記録
層の下に位置するホログラム形成層の画像を目視するこ
とができ、感熱記録層の不透明な部分の下に位置するホ
ログラム形成層の画像は隠蔽される。そして、かかる状
態、すなわち、ホログラムの書き込みと消去とが、感熱
記録層への記録と該記録の消去とに対応して、可逆的に
行なわれる。
いては、感熱記録層の透明な部分を通して、該感熱記録
層の下に位置するホログラム形成層の画像を目視するこ
とができ、感熱記録層の不透明な部分の下に位置するホ
ログラム形成層の画像は隠蔽される。そして、かかる状
態、すなわち、ホログラムの書き込みと消去とが、感熱
記録層への記録と該記録の消去とに対応して、可逆的に
行なわれる。
【0063】さらには、ホログラムの書き込み,消去の
ほかに、感熱記録層において可逆的な記録情報を表示す
る場合に、背景にホログラム画像が形成されるために、
意匠特性に優れた作用が奏され、かつ、セキュリティー
機能をも持たせることができる。
ほかに、感熱記録層において可逆的な記録情報を表示す
る場合に、背景にホログラム画像が形成されるために、
意匠特性に優れた作用が奏され、かつ、セキュリティー
機能をも持たせることができる。
【0064】特に、光反射性金属薄膜層を利用する本第
1の発明の情報記録表示媒体、及び、本第2の発明の情
報記録表示媒体において、ホログラム形成層の下に光反
射性金属薄膜層を着色層として配置させる場合には、感
熱記録層に形成される不透明状態の白濁度がより高度の
白濁状態として認識されることから、感熱記録層への熱
記録に伴うホログラム画像の隠蔽性能がより高まる。
1の発明の情報記録表示媒体、及び、本第2の発明の情
報記録表示媒体において、ホログラム形成層の下に光反
射性金属薄膜層を着色層として配置させる場合には、感
熱記録層に形成される不透明状態の白濁度がより高度の
白濁状態として認識されることから、感熱記録層への熱
記録に伴うホログラム画像の隠蔽性能がより高まる。
【0065】
【実施例】以下、情報記録表示媒体の具体的な構成を、
製造実施例をもって説明する。
製造実施例をもって説明する。
【0066】[図1]において、厚さ200μの白色ポ
リエチレンテレフタレートフィルム2の上に、真空蒸着
法により厚さ400Åのアルミニウム蒸着層3を形成
し、さらに、該アルミニウム蒸着層3の表面に回折格子
を形成することにより、表面に微小凹凸模様がパターン
状に付されている白色ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなるホログラム形成層2Aと、同じく表面に微
小凹凸模様がパターン状に付されているアルミニウム蒸
着層からなる光反射性金属薄膜層3Aとの積層体4を得
た。
リエチレンテレフタレートフィルム2の上に、真空蒸着
法により厚さ400Åのアルミニウム蒸着層3を形成
し、さらに、該アルミニウム蒸着層3の表面に回折格子
を形成することにより、表面に微小凹凸模様がパターン
状に付されている白色ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなるホログラム形成層2Aと、同じく表面に微
小凹凸模様がパターン状に付されているアルミニウム蒸
着層からなる光反射性金属薄膜層3Aとの積層体4を得
た。
【0067】続いて、前記積層体4における光反射性金
属薄膜層3Aの上に、ベヘン酸8重量部と、塩ビ−酢ビ
共重合体(UCC社製:VYHH)20重量部と、テト
ラヒドロフラン160重量部との混合溶液からなるコー
ティング剤を塗工,乾燥し、厚さ約10μの感熱記録層
5を形成した。なお、感熱記録層5は、高分子中に脂肪
酸を分散させた層からなるもので、該感熱記録層5への
記録と該記録の消去とを、該感熱記録層5の透明状態と
不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行な
うことができる性質を有している。
属薄膜層3Aの上に、ベヘン酸8重量部と、塩ビ−酢ビ
共重合体(UCC社製:VYHH)20重量部と、テト
ラヒドロフラン160重量部との混合溶液からなるコー
ティング剤を塗工,乾燥し、厚さ約10μの感熱記録層
5を形成した。なお、感熱記録層5は、高分子中に脂肪
酸を分散させた層からなるもので、該感熱記録層5への
記録と該記録の消去とを、該感熱記録層5の透明状態と
不透明状態との間の可逆的変化によって繰り返して行な
うことができる性質を有している。
【0068】しかる後に、前記感熱記録層5の上に、ウ
レタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の酢酸ブチル溶
液(大日本インキ化学工業 (株) 製:ユニディック17
−824−9)をワイヤーバーで塗布し、さらに、加熱
乾燥後に80w/cmの紫外線ランプを5秒間照射する
ことにより、厚さ約2μの透明な保護層6を形成し、本
発明の1実施例品である情報記録表示媒体1を得た。
レタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の酢酸ブチル溶
液(大日本インキ化学工業 (株) 製:ユニディック17
−824−9)をワイヤーバーで塗布し、さらに、加熱
乾燥後に80w/cmの紫外線ランプを5秒間照射する
ことにより、厚さ約2μの透明な保護層6を形成し、本
発明の1実施例品である情報記録表示媒体1を得た。
【0069】[実験]実施例1で得られた情報記録表示
媒体1を100℃に加熱し、感熱記録層5を完全に白濁
の不透明状態にした後、サーマルヘッドによる0.3m
J/dotのエネルギーを与えたら、前述の感熱記録層
5が透明状態に変化し、該感熱記録層5の下に積層され
ているホログラム形成層2Aと光反射性金属薄膜層3A
との積層体4によるホログラムが感熱記録層5を通して
視認された。
媒体1を100℃に加熱し、感熱記録層5を完全に白濁
の不透明状態にした後、サーマルヘッドによる0.3m
J/dotのエネルギーを与えたら、前述の感熱記録層
5が透明状態に変化し、該感熱記録層5の下に積層され
ているホログラム形成層2Aと光反射性金属薄膜層3A
との積層体4によるホログラムが感熱記録層5を通して
視認された。
【0070】続いて、前記情報記録表示媒体1に対し
て、サーマルヘッドによる0.6mJ/dotのエネル
ギーを与えたら、感熱記録層5が完全に白濁の不透明状
態になり、先のホログラムが感熱記録層5によって完全
に隠蔽された。
て、サーマルヘッドによる0.6mJ/dotのエネル
ギーを与えたら、感熱記録層5が完全に白濁の不透明状
態になり、先のホログラムが感熱記録層5によって完全
に隠蔽された。
【0071】なお、サーマルヘッドによる0.3mJ/
dotのエネルギーの付与による感熱記録層5の透明状
態と、サーマルヘッドによる0.6mJ/dotのエネ
ルギーの付与による感熱記録層5の不透明状態とによる
繰り返しを500回行なった後においても、情報記録表
示媒体1の表面に荒れの発生が全く無く、透明状態の感
熱記録層5を通しての鮮明なホログラムの視認性と、不
透明状態の感熱記録層5によるホログラムの隠蔽性とが
全く低下しなかった。
dotのエネルギーの付与による感熱記録層5の透明状
態と、サーマルヘッドによる0.6mJ/dotのエネ
ルギーの付与による感熱記録層5の不透明状態とによる
繰り返しを500回行なった後においても、情報記録表
示媒体1の表面に荒れの発生が全く無く、透明状態の感
熱記録層5を通しての鮮明なホログラムの視認性と、不
透明状態の感熱記録層5によるホログラムの隠蔽性とが
全く低下しなかった。
【0072】
【効果】本発明の情報記録表示媒体は、ホログラムの視
認と消去とを、ホログラム形成層と該ホログラム形成層
の上に積層されている透明状態と不透明状態との間を可
逆的に変化する感熱記録層の存在によって行なえるもの
であり、意匠特性に優れた効果を奏し、また、カード等
に応用することによって偽造防止効果をもたせることも
できる。
認と消去とを、ホログラム形成層と該ホログラム形成層
の上に積層されている透明状態と不透明状態との間を可
逆的に変化する感熱記録層の存在によって行なえるもの
であり、意匠特性に優れた効果を奏し、また、カード等
に応用することによって偽造防止効果をもたせることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録表示媒体の1実施例品の模型
断面図である。
断面図である。
1 情報記録表示媒体 2A ホログラム形成層 3A 光反射性金属薄膜層 5 感熱記録層 6 透明な保護層
Claims (3)
- 【請求項1】 ホログラム形成層と、該ホログラム形
成層の上に積層されている光反射性金属薄膜層と、該光
反射性金属薄膜層の上に形成されている感熱記録層とを
具備し、しかも、前記感熱記録層への記録と該記録の消
去とを、感熱記録層の透明状態と不透明状態との間の可
逆的変化によって繰り返して行ない得ることを特徴とす
る情報記録表示媒体。 - 【請求項2】 ホログラム形成層と、該ホログラム形
成層の上に積層されているホログラム効果層と、該ホロ
グラム効果層の上に形成されている感熱記録層とを具備
し、しかも、前記感熱記録層への記録と該記録の消去と
を、感熱記録層の透明状態と不透明状態との間の可逆的
変化によって繰り返して行ない得ることを特徴とする情
報記録表示媒体。 - 【請求項3】 感熱記録層の上に透明な保護層を有す
る請求項1または請求項2記載の情報記録表示媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082869A JPH05249873A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 情報記録表示媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082869A JPH05249873A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 情報記録表示媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249873A true JPH05249873A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13786317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082869A Pending JPH05249873A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 情報記録表示媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05249873A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502018A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | スマート ホログラムズ リミテッド | ホログラフィー又は回折図案 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4082869A patent/JPH05249873A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502018A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | スマート ホログラムズ リミテッド | ホログラフィー又は回折図案 |
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