JPH05252404A - 画情報処理装置 - Google Patents

画情報処理装置

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JPH05252404A
JPH05252404A JP4984492A JP4984492A JPH05252404A JP H05252404 A JPH05252404 A JP H05252404A JP 4984492 A JP4984492 A JP 4984492A JP 4984492 A JP4984492 A JP 4984492A JP H05252404 A JPH05252404 A JP H05252404A
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JP4984492A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Mitobe
保明 水戸部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画情報の解像度が向上して同一の信号(色)
状態が長く連続するような場合でも、高圧縮率の符号化
を実現する。 【構成】 主走査方向に読み取られた2値化された画像
データは、隣接する1画素ずつ順に排他的論理和がとら
れ、同図(a)に示すような白の画素Wあるいは黒の画
素Bからなる画像データとなる。ここでは同図(b)に
示すように画情報の変化点が信号“1”に変換されてい
る。したがってこの変化点に対して短いワードを当ては
めて符号化すれば、同図cに示すように符号長を大幅に
短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばファクシミリ装置
のように画像読取部で読み取られた画像データを圧縮し
たり、圧縮された画像データを伸長したりする画情報処
理装置に係わり、特に高解像度化された2値の画像デー
タの圧縮や伸長に適した画情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ装置では、1次元イ
メージセンサを使用した画像読取部で原稿上の画情報を
読み取るようになっている。CCITT(国際電信電話
諮問委員会)では、原稿の画像データは走査線上に並ん
だ画素から構成されることを規定している。ここで一番
最初の走査線は原稿の先端に位置づけられ、その左端を
開始点として右端方向に移動するようになっている。次
の走査線は前の走査線のすぐ下に配置され、同様に左端
から右端へ移動するようになっている。以下同様であ
る。画素(ピクセル)は、単位面積の領域であり、読み
取られる画情報の最小単位である。
【0003】画像の読み取りによって得られた各画素の
濃淡を表わしたアナログレベルの画情報は、所定のスレ
ッショルドレベルで2値化される。この結果、それぞれ
の走査線は白または黒の“ラン”が交互に出現する画像
データとなる。ここで“ラン”とは同色の画素が次の異
色の画素まで連なっているものをいう。黒の“ラン”と
白の“ラン”は1つの走査ライン中で必ず交互に配置さ
れるので、各走査ラインでそれぞれ最初の“ラン”の色
が分かれば、以後の“ラン”の色は順に自動的に定ま
る。そこで、最初の“ラン”より後の“ラン”は、それ
らの長さ(同一色の画素の数)に関する情報(ランレン
グス)のみを持つだけでその再現を行うことができる。
【0004】この点に着目した圧縮方法としては、従来
からMH(モデファイド・ハフマン)符号化方式が有名
である。この他にもこのMH符号化方式を改良したMR
(モデファイド・リード)符号化方式や、MMR(モデ
ファイド・MR)符号化方式が存在している。
【0005】MH符号化方式では、走査線上の白または
黒のランレングスを、“0”から“63”のランレング
スを示したターミネィティング・コードと、“64”×
nのランレングスを示すメークアップ・コードとを組み
合わせて符号化を行うようにしている。この符号化方式
では、“63”以下のランレングスの場合にはターミネ
ィティング・コードのみで符号化を行い、ランレングス
が“64”以上になったらメークアップ・コードとター
ミネィティング・コードの和として符号化を行う。
【0006】このようにランレングスが“63”以下の
ものについてターミネィティング・コードのみで符号化
を行うことにしたのは、比較的出現率が高く、かつラン
レングスの短いものに対しては圧縮比を高めるためによ
り短いコードを割り当てるようにしたためである。これ
に対してランレングスが“64”以上の場合には、組合
わされた比較的長いコードを用いても圧縮比がそれ程低
下しない。
【0007】なおMR符号化方式やMMR符号化方式で
は、現在圧縮を行っている走査ラインのみに着目せず、
これに隣接した参照ラインとの関係で圧縮を行うように
している。本発明では現在圧縮を行う走査ライン自体に
着目した圧縮装置に関するものなので、これら2つの符
号化方式とは直接関係しない。そこでこれらについての
詳細な説明は省略する。
【0008】図14はMH符号化方式で画像の読み取り
を行う際における読み取りの対象としての原稿の一例を
表わしたものである。この例の原稿11には画情報とし
てA、B、C、D、……という文字が書き込まれている
ものとする。矢印12はこの原稿11の読取方向として
の主走査方向を表わす。画像の読み取りを行う図示しな
い1次元イメージセンサはこの方向に配置されている。
他の矢印13は主走査方向と直交する副走査方向を表わ
している。
【0009】図15は、図14における文字“E”を読
み取って2値化した場合の画像データの様子を表わした
ものである。この図に示されている升の1つ1つが画素
14である。白の画素は例えば信号“0”で表わされ
る。この場合、黒の画素は信号“1”で表わされること
になる。
【0010】図16はMH符号化方式における白のラン
レングスとそれらの符号ワード、および黒のランレング
スとそれらの符号ワードをそれぞれ表わしたテーブルで
ある。例えば白の画素が4つ連続したランレングス
“4”の場合の符号ワードは“1100”であり、黒の
画素が4つ連続したランレングス“4”の場合の符号ワ
ードは“011”である。
【0011】図17は図15に矢印15で示した走査ラ
インについて図16に示したテーブルで符号化を行う際
の信号処理の様子を表わしたものである。このうち図1
7(a)は、図15の矢印15で示した走査ラインにお
ける画情報の様子を表わしたものである。ここでは最初
の3画素が白色Wであり、次の20画素が黒色Bであ
り、残り4画素が再び白色Wである。
【0012】図17(b)は画像の読み取りを行い2値
化処理を行った後の画像データを表わしたものである。
圧縮前なので、最初の3画素分が信号“0”に、次の2
0画素分が信号“1”に、最後の4画素分が信号“0”
で表わされている。図17(c)は、MH符号化方式で
符号化した後の画像データの様子を表わしたものであ
る。ランレングス“3”の白色は“1011”で、ラン
レングス“20”の黒色は“0000100”で、また
ランレングス“4”の白色は“1100”でそれぞれ表
わされる。この結果、同図(b)に示した27ビットの
画像データは結局、15ビットの画像データ“1011
00001001100”に符号化されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ISDN
(サービス総合ディジタル網)の普及と共に、大量のデ
ータを高速かつ安価に伝送できる時代が到来している。
そこで、例えばファクシミリ装置においても従来と比べ
て単に原稿の伝送時間を短縮するだけでなく、その解像
度を大幅に向上させることが期待されている。
【0014】ところが、このように解像度を向上させた
ファクシミリ装置に従来と同様の圧縮方式を採用する
と、圧縮比が向上しにくいという問題がある。すなわち
仮に解像度が従来の10倍向上するものとすると、ラン
レングスが従来わずか“7”の画像領域でもランレング
スが“70”に増大してしまい、ターミネィティング・
コードのみで符号化を行うことができなくなってしま
う。すなわち、走査ラインにおけるほとんどのランレン
グスがメークアップ・コードとターミネィティング・コ
ードの和として符号化されてしまい、圧縮比がかなり低
下してしまうといった問題があった。
【0015】そこで本発明の目的は、画情報の解像度が
向上しても高圧縮率を確保することのできる画情報処理
装置を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、このような高圧縮率
で処理された画像データを元の画情報に復元することの
できる画情報処理装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、2値化された画像データを走査方向に順次画素単位
で入力する画像データ入力手段と、この画像データにお
ける現在処理すべき画素とこれに隣接した次に処理すべ
き画素との排他的論理和をとる論理回路と、この論理回
路の出力を符号化する符号化手段とを画情報処理装置に
具備させる。
【0018】すなわち請求項1記載の発明では、2値化
された画像データについて1画素ずつずらしながら隣接
する2画素の排他的論理和を順にとっていって、隣接す
る2画素の色が異なる点(変化点)を検出する。このよ
うにして元の画像の輪郭を抽出し、これを符号化するこ
とでランレングスが1画素となった画像データを増加さ
せ、解像度が向上しても高圧縮率を達成することができ
るようにし、前記した最初の目的を達成する。
【0019】請求項2記載の発明では、2値化された画
像データの現在処理すべき画素とこれに隣接した次に処
理すべき画素との排他的論理和を順にとることによって
得られた画像データをライン単位で入力し、所定色の1
画素でそれぞれ構成された変化点を検出する変化点検出
手段と、この変化点検出手段で検出されたそれぞれの変
化点を所定方向に辿ったときに交互に信号状態が反転す
るようにそれぞれの点から次の点までを一色の信号に置
き換えることで画情報を復元する画情報復元手段とを画
情報処理装置に具備させる。
【0020】すなわち請求項2記載の発明では、画像の
輪郭線を形成する変化点を検出し、これらの変化点ごと
に信号状態が反転するようにそれぞれの点から次の点ま
でを一色の信号に置き換えることによって元の画像を再
現することにして、前記した2番目の目的を達成する。
【0021】請求項3記載の発明では、原稿を1ライン
ずつ走査して画情報の読み取りを行う読取手段と、この
読取手段によって読み取られ2値化された画像データに
おける現在処理すべき画素と同一ラインでこれに隣接し
た次に処理すべき画素との排他的論理和をとる論理回路
と、この論理回路の出力を所定の圧縮方式で符号化する
符号化手段と、符号化後の画像データを送信する送信手
段と、他の装置から同様に処理されて送られてきた画像
データを受信する受信手段と、この受信した画像データ
を入力し、所定色の1画素でそれぞれ構成された変化点
を検出する変化点検出手段と、この変化点検出手段で検
出された各ラインの最初の変化点と次の変化点との間を
その直前の信号状態以外の信号状態に置き換え、これ以
後は交互に信号状態が反転するようにそれぞれの点から
次の点までを一色の信号に置き換えて画情報の復元を行
う画情報復元手段とを画情報処理装置に具備させる。
【0022】すなわち請求項3記載の発明では、原稿の
読み取りを行う読取手段を設け、読み取られた画像デー
タについて論理回路で排他的論理和をとって変化点を抽
出すると共に、この論理回路の出力した画像データを符
号化して送信し、同様の原理で符号化された画像データ
を受信した場合には各走査ラインの変化点を検出し、所
望の変化点同士を黒等の1色で塗り潰すことにして原稿
上の画情報の再現を行うようにした。
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例の圧縮装置を使用
したファクシミリ装置の回路構成の概要を表わしたもの
である。このファクシミリ装置は画像データの圧縮処理
等の各種処理を実行するためのCPU(中央処理装置)
21を搭載している。CPU21はデータバス等のバス
22を介して各種の回路装置と接続されている。
【0025】このうちROM23は圧縮処理の制御やそ
の他一般的なファクシミリ通信を行うための制御につい
てのプログラムや、メークアップ・コードとターミネィ
ティング・コードを表わしたテーブル等を格納したリー
ド・オンリ・メモリである。作業用メモリ24はCPU
21が各種作業を実行する上で一時的に必要とされるデ
ータを格納するランダム・アクセス・メモリである。操
作パネル25は通信操作を行うためのパネルであり、こ
こには各種のキースイッチや液晶表示パネルが配置され
ている。通信制御部26は回線27と接続され、ファク
シミリ信号の送受信を行うようになっている。
【0026】画像読取部28は、1次元イメージセンサ
を内蔵しており原稿上の画情報の読み取りを行うように
なっている。圧縮・伸長回路部29は画情報の圧縮を行
ったり伸長を行う回路で構成されている。画像記録部3
0は例えばレーザプリンタで構成されており、受信した
画像等の記録を行うようになっている。
【0027】このような構成の画情報処理装置の画像読
取部28で、図14に示した原稿11の読み取りを行
い、図15に示したような文字“E”についての2値化
した画像データが得られたものとする。ただし、ここで
は文字“E”についての画像の読取密度が従来のものと
同一であるという仮定をとっている。
【0028】図2はこの画像データを図1に示した圧縮
・伸長回路部に入力し、主走査方向の隣接する2画素間
で排他的論理和をとった結果得られた画像データを表わ
したものである。各走査ラインごとに左端から右端へと
処理すべき画素を1画素ずつ移動させていき、それぞれ
の処理すべき画素について次に処理すべき画素との排他
的論理和をとってその結果に信号状態を置き換えるよう
にする。すなわち、排他的論理和をとる2画素の信号状
態が“0”と“1”の2つの状態に分かれている場合に
は信号状態が“1”(黒色)の画像データに置き換えら
れ、その他の場合には信号状態が“0”(白色)の画像
データに置き換えられる。このようにして、画像データ
における信号状態が変化する場所だけにそれぞれ1画素
分の信号“1”からなる変化点が現われることになる。
【0029】図3は、このようにして得られた画像デー
タを符号化するためのテーブルを表わしたものである。
このテーブルは図16に示したテーブルと白のランレン
グスについては基本的に同一となっている。黒のランレ
ングスについては、図2で示したように変化点ごとにラ
ンレングス“1”のデータが現われるだけなので、これ
を最短ビット長のデータ“1”で表わすことにしてい
る。
【0030】図4は、図2に矢印35で示した走査ライ
ンについて図3に示したテーブルで符号化を行う際の信
号処理の様子を表わしたものである。このうち図4
(a)はこの走査ラインにおけるテーブルで変換される
画像データの様子を表わしたものである。ここでは最初
の2画素が白色Wであり、次の1画素が変化点としての
黒色Bである。次の19画素は本来黒色の部分であるが
白色Wに置き換えられている。その次に1画素分の変化
点としての黒色Bが存在し、残り4画素が本来の白色W
である。
【0031】図4(b)はこの画像データの信号波形を
表わしたものである。白色Wの画像データが信号“0”
で、黒色Bの画像データが信号“1”でそれぞれ表わさ
れている。図4(c)は、図3に示したテーブルを用い
て符号化した後の画像データの様子を表わしたものであ
る。ランレングス“2”の白色は“1000”で、ラン
レングス“1”の黒色は“1”で、またランレングス
“19”の白色は“10”で、次のランレングス“1”
の黒色は“1”で、最後のランレングス“4”の白色は
“1100”でそれぞれ表わされる。この結果、同図
(b)に示した27ビットの画像データは結局、12ビ
ットの画像データ“100011011100”に符号
化されることになる。
【0032】この例では文字“E”の符号化に際して従
来と解像度が同一であると仮定して圧縮処理を行った
が、解像度が向上しても本実施例では黒の画像部分の
“縁”が変化点として抽出され、これらについてはそれ
ぞれ1ビットの信号で表示されるので、解像度が向上し
た場合には従来と比べてより高い比率で圧縮が行われる
ことになる。
【0033】図5は、図2に示したような変化点を抽出
するための変化点抽出回路の構成を表わしたものであ
る。図1に示した圧縮・伸長回路部29には第1〜第
(n−1)の排他的論理和ゲート411 、412 、……
41n-1 が配置されている。これらには同一走査ライン
で互いに隣接する2つの画素の画像データPが入力され
るようになっている。ここで、第1の排他的論理和ゲー
ト411 には、第1の画素の画像データP1 と第2の画
素の画像データP2 が入力され、第2の排他的論理和ゲ
ート412 には、第2の画素の画像データP2 と第3の
画素の画像データP 3 が入力される。以下同様にして第
(n−1)の排他的論理和ゲート41n-1 には、第(n
−1)の画素の画像データPn-1 と第nの画素の画像デ
ータPn が入力されるようになっている。
【0034】なお、数値nは各走査ラインに対する全画
素と等しい必要はなく、これよりも少ない所定の数値で
あってよい。この場合には、1つの走査ラインの画像デ
ータを幾つかに分割して図5に示した変化点抽出回路に
順次入力し、n画素分ずつのデータ処理を行うようにす
ることになる。今、仮に数値nが図15に示した領域の
走査線の画素数に想到する“27”であり、矢印15で
示した走査ラインについて各排他的論理和ゲート4
1 、412 、……41n-1 が排他的論理和をとったも
のとすると、図5の右端に示したような“0”または
“1”の組み合わせからなる論理結果が得られることに
なる。
【0035】このようにして変化点検出後の画像データ
は図3に示したテーブルによって符号化され、図1に示
した通信制御部26からファクシミリ信号として回線2
7に送り出され、相手側のファクシミリ装置(図示せ
ず)に伝送されることになる。
【0036】図6は、このような画像送信時における画
情報処理装置の処理の流れを表わしたものである。図1
で示したCPU21は原稿の送信準備を行う指示を受け
ると、画像読取部28で1ライン分の画像の読み取りを
行ってそのイメージを2値化して作業用メモリ24に展
開する(ステップS101)。そして、所定長の画像デ
ータに区分けして、これらを順に図5に示した変化点抽
出回路に入力し、排他的論理和(EXOR)をとった画
像データに置き換える(ステップS102)。このよう
にして1ライン分の処理が終了したら、1ページ分の全
主走査ラインの処理が終了するまで、この作業を繰り返
す(ステップS103)。
【0037】1ページ分の画像データが作成されたら、
各ラインの画像データに対して白のランレングスおよび
黒のランレングスを抽出する(ステップS104)。そ
して、それらのランレングスを図3のテーブルを用いて
符号化する(ステップS105)。符号化された1ペー
ジ分の画像データは作業用メモリ24に送信が行われる
まで蓄積される。
【0038】このようにして1ページ分の画像データの
符号化が終了したら、CPU21は送信する次のページ
(原稿)が存在するかどうかを判別し(ステップS10
6)、存在する場合には(Y)、ステップS101に戻
ってそのページの処理を行う。すべてのページの処理が
終了したら(ステップS106;Y)、送信準備が終了
する(エンド)。
【0039】図7は、このような符号化処理を行ったフ
ァクシミリ信号が受信された場合の1ページ分の伸長処
理の流れを表わしたものである。通信制御部26で受信
した受信データは図3に示したテーブルを参照しながら
圧縮・伸長回路部29によって1ライン分だけ伸長さ
れ、(ステップS201)、次に同一ライン上の1ビッ
ト(黒)で挟まれた領域を1つ置きに黒く塗り潰す(ス
テップS202)。この際、1ラインの最初の部分は白
の画素として処理されるようになっている。塗り潰しの
処理については後に詳しく説明する。
【0040】1ラインにおける回答箇所の塗り潰しが終
了したら、CPU21は1ページの全ラインの処理につ
いて同様の処理が終了したかどうかをチェックして(ス
テップS203)、終了していなければステップS20
1に戻って次の1ラインの処理を行う。このようにして
1ページ分の伸長処理を終了させる(エンド)。複数ペ
ージの受信が行われる場合には、この図7に示した処理
がそのページ分だけ繰り返されることになる。
【0041】ところで、以上の伸長処理で処理の対象と
なる画像データは信号“0”または信号“1”からなる
シリアルなデータ列である。このデータ列では、図3に
示したテーブルからも明らかなように1つの色に対応す
るビット列の長さが必ずしも一定していない。そこで、
どの位置でこれらを区切り、テーブルと対応付けて画像
データとして再現するかについて説明する。
【0042】図3に示したテーブルに示された符号ワー
ドは、それぞれ固有のものであり、他の色や他のランレ
ングスで同一の符号ワードが出現することはない。ま
た、各走査ラインについて本実施例では白の画素から開
始し、順に黒、白、黒、白と繰り返されるようになって
いる。画像データの伸長に際しては、先頭のビットから
順に1ビットずつ図3のテーブルを参照していき、一致
しないビットが出現した時点を白と黒の画素の境目とす
るようにしている。
【0043】図8は一例としてある画情報とその圧縮デ
ータの関係を表わしたものである。ここでは図3に示し
たテーブルとは切り離して原理的な説明を行う。図8
(a)は読み取られた画素の状態を表わしており、最初
の3つが白の画素W、次の4つが黒の画素B、次の4つ
が白の画素Wというような状態となっている。同図
(b)は、これによって得られた圧縮データを表わして
いる。
【0044】図9および図10はこの圧縮データを伸長
する際のテーブルの参照の原理を表わしたものである。
これらの図でテーブル51(図3のテーブルとは異な
る。)の左半分が黒の符号ワードの体系としてのツリー
構造を表わしており、右半分が白の符号ワードの体系と
してのツリー構造を表わしている。これらのツリー構造
ではそれらの一番上からワードを形作る個々の信号状態
が順にサーチされる。破線52は、それらの位置でツリ
ーが途切れることを示している。
【0045】さて、図8bで圧縮データの先頭が信号
“1”なので、図9に示した最初の段階では右半分の白
の符号ワードが参照される。そして、“1”、“0”、
“1”、“1”と順に辿って行き、4番目の信号でツリ
ーが途切れるので、4つの符号ワード“1011”で示
される白のランレングスであると判別する。
【0046】次に図10に進んで、今度は左半分に位置
する黒の符号ワードが参照される。この場合には、
“0”、“1”、“1”と順に辿って行き、3番目の信
号でツリーが途切れるので、3つの符号ワード“01
1”で示される黒のランレングスであると判別する。更
に次には右半分に位置する白の符号ワードが参照される
ことになる。このようにして、それぞれのワードの長さ
が異なっても、白および黒のランレングスを再現するこ
とができる。
【0047】以上図3のテーブルとは異なる一般的なテ
ーブル51における符号ワードについての体系を説明し
た。この例では黒のランレングスについて先頭を信号
“0”とし、黒の場合には先頭を信号“1”としたが、
走査ラインの最初が何色のランレングスで構成されるか
が判る場合には、必ずしも先頭の信号状態と色の関係が
1対1に設定される必要はない。図3に示したテーブル
では黒のランレングスが“1”の場合の符号ワードが
“1”となっているが、他の黒のランレングスの符号ワ
ードはすべて信号“0”から開始しているので、他の符
号ワードと区別することができることになる。
【0048】ところで、以上説明した変化点あるいは黒
色の輪郭抽出および画情報の復元が走査ライン上の同一
色の連続する画素数の数に係わりなく問題ない行われる
かどうかが問題となる。これは、元々1画素しかない細
線を画像読取部28が読み取った場合でも、画像の再現
を正しく行うかどうかという問題である。そこで、これ
を通常の画像データの場合と比較しながら、これについ
て本実施例の画情報処理装置が問題なく動作することを
検証する。
【0049】図11は3画素以上が連続する通常の場合
の画像データの処理の様子を表わしたものである。この
例で、ある走査ラインの画情報は同図(a)に示したよ
うに1番目および2番目の画素、が白、3番目〜5
番目の画素〜が黒、6番目および7番目の画素、
が白である。すなわち、この例では黒の画素〜が
3つ連続したものとなっている。
【0050】図1に示した圧縮・伸長回路部29は、隣
り合った画素ごとに排他的論理和をとり、この結果、同
図(b)に示すような画像データを得る。この状態で図
3のテーブルを用いて画像データを圧縮し、これを画情
報の再現時に伸長すると(同図(c)、(d))、同図
(e)に示したような画像データが得られる。これを塗
り潰せば、同図(f)に示したように元の画情報が再現
される。ただし、ここでの塗り潰しの処理は、すでに説
明したように信号“1”に挟まれた信号“0”を単純に
塗り潰すのではなく、最初の信号“1”の箇所は白の画
情報に置き換える処理が行われる。
【0051】図12は2画素が連続する場合の画像デー
タの処理の様子を表わしたものである。この例で、ある
走査ラインの画情報は同図(a)に示したように1番目
および2番目の画素、が白、3番目と4番目の画素
、が黒、5番目〜7番目の画素〜が白である。
すなわち、この例では黒の画素、が2つ連続したも
のとなっている。この図で(a)〜(f)は図11で示
したと同様の処理過程を表わしている。このように、こ
の場合にも黒の2つの連続した画素が間違いなく再現さ
れる。
【0052】最後に図13は1画素が孤立した場合の画
像データの処理の様子を表わしたものである。この例
で、ある走査ラインの画情報は同図(a)に示したよう
に1番目〜3番目の画素〜が白、4番目の画素が
黒、5番目〜7番目の画素〜が白である。すなわ
ち、この例では黒の画素が1つだけ孤立している。こ
の図でも(a)〜(f)は図11で示したと同様の処理
過程を表わしている。このように、この場合にも黒の1
つの画素が消失したり伸長されることなく正確に再現さ
れる。
【0053】以上説明した実施例では画情報処理装置と
してファクシミリ装置を例に挙げて説明したが、画像デ
ータを圧縮してファイルに格納し、必要に応じてこれを
読み出して元の画像を再現するような他の画情報処理装
置にも本発明を同様に適用することができることは当然
である。また、実施例ではMH符号化方式を例に挙げて
説明したが、他の符号化方式に対しても本発明を同様に
適用することができることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明では、2
値化された画像データを走査方向に順次画素単位で入力
し、現在処理すべき画素とこれに隣接した次に処理すべ
き画素とについて順に排他的論理和をとることにしたの
で、画像の変化点あるいは輪郭を抽出することができ
る。したがって、これを符号化する際に変化点に対応す
る符号の長さを短く設定することで、データを高効率で
圧縮することができるという効果がある。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、所定
の1画素で構成された変化点を検出し、それぞれの変化
点を所定方向に辿ったときに交互に信号状態が反転する
ようにそれぞれの点から次の点までを一色の信号に置き
換える処理を行うようにしたので、圧縮された2値の画
像データを正確に元の画像データに復元することができ
る。
【0056】更に請求項3記載の発明によれば、読取手
段によって読み取られ2値化された画像データにおける
現在処理すべき画素と同一ラインでこれに隣接した次に
処理すべき画素との排他的論理和をとり、これを符号化
して送信する一方、このような符号化処理後の画像デー
タを受信し、所定色の1画素でそれぞれ構成された変化
点を検出して、各ラインの最初の変化点と次の変化点と
の間をその直前の信号状態以外の信号状態に置き換え、
これ以後は交互に信号状態が反転するようにそれぞれの
点から次の点までを一色の信号に置き換えて画情報の復
元を行うようにしたので、画像データをより少ない情報
量で送受信することができ、通信コストの削減と通信時
間の短縮化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画情報処理装置の回
路構成の要部を示すブロック図である。
【図2】本実施例で文字“E”を読み取った2値画像に
ついて排他的論理和をとった後の画像データを表わした
説明図である。
【図3】本実施例で画像データを圧縮および伸長を行う
ために使用されるテーブルの内容を表わした説明図であ
る。
【図4】本実施例である走査ラインについて符号化を行
う際の信号処理の様子を表わした説明図である。
【図5】本実施例で変化点抽出回路の構成を表わした回
路図である。
【図6】本実施例で画像送信時における画情報処理装置
の処理の流れを表わした流れ図である。
【図7】本実施例で符号化処理を行ったファクシミリ信
号が受信された場合の1ページ分の伸長処理の流れを表
わした流れ図である。
【図8】ある画情報とその圧縮データの関係を表わした
説明図である。
【図9】図8に示した例で第1段階目でのテーブル参照
の様子を表わした説明図である。
【図10】図8に示した例で第2段階目でのテーブル参
照の様子を表わした説明図である。
【図11】本実施例で3画素以上が連続する通常の場合
の画像データの処理の過程を表わした説明図である。
【図12】本実施例で2画素以上が連続する場合の画像
データの処理の過程を表わした説明図である。
【図13】本実施例で1画素が孤立した場合の画像デー
タの処理の過程を表わした説明図である。
【図14】MH符号化方式で画像の読み取りを行う際に
おける読み取りの対象としての原稿の一例を表わした平
面図である。
【図15】図14における文字“E”を読み取って2値
化した場合の画像データの様子を表わした説明図であ
る。
【図16】MH符号化方式における従来使用されたテー
ブルの内容を表わした説明図である。
【図17】図16に示したテーブルで符号化を行う際の
信号処理の様子を表わした説明図である。
【符号の説明】
21…CPU、23…ROM、24…作業用メモリ、2
5…操作パネル、26…通信制御部、28…画像読取
部、29…圧縮・伸長回路部、41…排他的論理和ゲー
ト、B…黒の画素、W…白の画素

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値化された画像データを走査方向に順
    次画素単位で入力する画像データ入力手段と、 この画像データにおける現在処理すべき画素とこれに隣
    接した次に処理すべき画素との排他的論理和をとる論理
    回路と、 この論理回路の出力を符号化する符号化手段とを具備す
    ることを特徴とする画情報処理装置。
  2. 【請求項2】 2値化された画像データの現在処理すべ
    き画素とこれに隣接した次に処理すべき画素との排他的
    論理和を順にとることによって得られた画像データをラ
    イン単位で入力し、所定色の1画素でそれぞれ構成され
    た変化点を検出する変化点検出手段と、 この変化点検出手段で検出されたそれぞれの変化点を所
    定方向に辿ったときに交互に信号状態が反転するように
    それぞれの点から次の点までを一色の信号に置き換える
    ことで画情報を復元する画情報復元手段とを具備するこ
    とを特徴とする画情報処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿を1ラインずつ走査して画情報の読
    み取りを行う読取手段と、 この読取手段によって読み取られ2値化された画像デー
    タにおける現在処理すべき画素と同一ラインでこれに隣
    接した次に処理すべき画素との排他的論理和をとる論理
    回路と、 この論理回路の出力を所定の圧縮方式で符号化する符号
    化手段と、 符号化後の画像データを送信する送信手段と、 前記符号化処理後の画像データを受信する受信手段と、 この受信した画像データを入力し、所定色の1画素でそ
    れぞれ構成された変化点を検出する変化点検出手段と、 この変化点検出手段で検出された各ラインの最初の変化
    点と次の変化点との間をその直前の信号状態以外の信号
    状態に置き換え、これ以後は交互に信号状態が反転する
    ようにそれぞれの点から次の点までを一色の信号に置き
    換えて画情報の復元を行う画情報復元手段とを具備する
    ことを特徴とする画情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6888968B1 (en) 2000-09-21 2005-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6888968B1 (en) 2000-09-21 2005-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
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