JPH0525301A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH0525301A
JPH0525301A JP18497591A JP18497591A JPH0525301A JP H0525301 A JPH0525301 A JP H0525301A JP 18497591 A JP18497591 A JP 18497591A JP 18497591 A JP18497591 A JP 18497591A JP H0525301 A JPH0525301 A JP H0525301A
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methyl
coating
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copolymer
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JP18497591A
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English (en)
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Yuuta Kumano
勇太 熊野
Sadao Kitagawa
貞雄 北川
Mitsushige Baba
光重 馬場
Shiro Goto
志朗 後藤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オレフィン系樹脂成形体の表面の塗料付着性
を改良し、プライマー塗布やプラズマ処理等の表面処理
を施すことなく、直接塗料を塗布することが可能な塗装
法の提供。 【構成】 オレフィン系樹脂および非共役ジエン類を含
む共重合体樹脂、場合によりエラストマー及び/又はフ
ィラーを含有する樹脂組成物から成形されたオレフィン
系樹脂成形体の表面を、温熱気体(例えば、窒素、空
気)で処理した後、該表面に塗料を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形体表面の塗装
方法に関する。さらに詳しくは、表面に塗装を施すのに
適したオレフィン系樹脂組成物の成形体表面を温熱気体
で表面処理したのちに、塗料を直接塗布する塗装法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成形体の表面を塗装する際に
は、塗装前に、成形体表面に付着した手垢や機械油等を
洗浄除去するために、ハロゲン系有機溶剤を用いた蒸気
洗浄が行われている。また、オレフィン系樹脂は、その
構造中に極性基が存在せず、しかも結晶性が高いことか
ら塗料の付着が極めて悪く、塗装性が劣っていることか
ら、その表面に予めプライマーを塗布したり、プラズマ
処理すること等によって表面を改質し、塗装性を改良し
てから塗料を塗布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな塗装方法においては、従来から以下に示すような問
題点があった。即ち、ハロゲン系有機溶剤による蒸気洗
浄法では、ハロゲン系有機溶剤が大気中に拡散し、オゾ
ン層を破壊するという可能性が問題とされており、地球
環境を保護するためにも、早々に代替方法への移行が求
められている。また、プライマー塗布法においては、高
価なプライマーを使用しなければならないことや、塗装
工程数が多くなることなどから塗装コストが高くなると
いった欠点があり、更にプライマーの溶媒を揮発させる
必要があることなどから作業環境が悪くなると共に、火
災の危険性を伴い安全性にも問題があった。
【0004】一方、プラズマ処理法においては、高度の
真空状態が必要であるために、高価な装置を設置しなけ
ればならず、しかも、バッチ式のためコストの上昇を避
けることができなかった。更に、プラズマ処理後の表面
は不安定で、異物に接触すると塗料の付着性が低下する
ため、塗膜性能にバラつきが生じることもあり、取り扱
いが非常に不便であった。
【0005】従って、このようなプライマー塗布や、プ
ラズマ処理する工程を省略することができれば、塗装工
程の簡略化、作業環境の改善、コストの低減化等を図る
ことが可能となることから、これまでにもこれらの問題
点を改善しようと多くの研究がなされてきた。しかしな
がら、結局、未だこの目的を充分に達成するには至って
おらず、オレフィン系樹脂素材ではこのようなプライマ
ー塗布やプラズマ処理等を省くことが出来ず、このよう
な処理の後に塗装が施されている場合が多い。
【0006】オレフィン系樹脂に、非共役ジエン類を含
む共重合体樹脂を配合し、特殊な表面処理を施して、塗
料の付着性を向上させる報告がある。例えば、ハロゲン
陽イオン性化合物で表面処理を行う方法(特公昭63−
64460号公報)、硫酸酸性過マンガン酸カリウム飽
和水溶液と硫酸酸性亜硫酸水素ナトリウム3%水溶液で
表面処理を行う方法(特開昭57−44639号公
報)、酸化剤で表面処理を行う方法(特開昭57−59
934号公報)、オゾンで表面処理を行う方法(特開昭
61−197640号公報)などである。
【0007】また、ある特定の塗料、例えばラジカル重
合硬化型塗料を用いてオレフィン系樹脂成形体を塗装す
る方法(特開昭57−38825号公報、特開昭57−
59933号公報)、ヒドラジン基を有する樹脂被覆組
成物を用いる方法(特公平3−22896号公報)など
が知られている。しかしながら、これらの方法では、特
殊な試薬を用いたり、硫酸酸性という毒性に対する環境
対策が不可欠であったり、処理方法自体が複雑であった
り、取り扱いが非常に不便なことや、塗料を限定してい
るためにその利用分野が非常に狭いといった欠点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【発明の概要】本発明者らは上記課題に鑑みて鋭意研究
を重ねた結果、被塗装体に特定の樹脂組成物を用いるこ
とによって、上記課題を解決し得ることができるとの見
知を得て、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち本発明は、下記の成分(a)及び成分
(b)、場合により成分(c)及び/又は成分(d)を
含有し、成分(a)100重量部に対し、成分(b)が
0.1〜900重量部、成分(c)が1〜300重量部
及び/又は成分(d)が0.1〜300重量部である樹
脂組成物からなる成形体の表面を温熱気体で処理した
後、該表面に塗料を塗布することを特徴とする塗装方法
を提供するものである。成分(a) :オレフィン系樹脂成分(b) :炭素数2〜12のα−オレフィン類から選
ばれた少なくとも一種と、下記一般式(I)で表される
非共役ジエン類の少なくとも一種とのブロック及び/又
はランダム共重合体樹脂
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R1、R2、R3、R4およびR
5は、それぞれ独立して水素原子または炭素数1〜8の
アルキル基を表し、nは1〜10の整数を表す)成分(c) :エラストマー成分(d) :フィラー。
【0012】
【発明の具体的説明】
〔I〕樹脂組成物 (1)構成成分 本発明の塗装法に使用される成形体を形成する樹脂組成
物は、下記に示す構成成分から基本的に形成されるもの
である。
【0013】成分(a):オレフィン系樹脂 本発明において使用されるオレフィン系樹脂としては、
エチレン、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−
ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1
−ペンテン等で代表されるα−オレフィンの単独重合
体、或はこれらα−オレフィン相互の共重合体、または
上記α−オレフィン類と有機ケイ素化合物等との共重合
体、或は該オレフィン系樹脂への有機ケイ化合物等のグ
ラフト重合体を挙げることができる。
【0014】これら重合体は、JIS−K7203に準
拠して測定した曲げ弾性率が1,000〜30,000kg
/cm2、好ましくは2,000〜20,000kg/cm2、特
に好ましくは3,000〜15,000kg/cm2のものが
好ましい。また、該重合体のメルトフローレート(MF
R)については特別に制限されないが、ASTM−D1
238に準拠して測定した値が通常0.01〜200g/
10分、好ましくは0.1〜100g/10分の範囲内で
あるのが最適である。
【0015】前記オレフィン系樹脂としては、例えば、
いわゆる低圧法ポリエチレン、中圧法ポリエチレン、高
圧法ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等のポリエ
チレン系樹脂、立体規則性ポリプロピレン、立体規則性
ポリ−1−ブテン、立体規則性ポリ−3−メチル−1−
ブテン、立体規則性ポリ−4−メチル−1−ペンテン等
の立体規則性ポリ−α−オレフィン系樹脂などを挙げる
ことができる。これらオレフィン系樹脂の中では、立体
規則性ポリプロピレン(以下単に「プロピレン系樹脂」
と略記する。)が好ましい。
【0016】このプロピレン系樹脂の中では、プロピレ
ンと他のオレフィンとの共重合体が好ましく、特にエチ
レンとの共重合体が好ましい。該共重合体はランダム共
重合体であっても、ブロック共重合体であってもよい
が、ブロック共重合体の方が特に好ましい。これらのオ
レフィン系樹脂は上記樹脂を単独で或いは複数種混合し
た混合物として使用することもでき、通常、市販の樹脂
の中から適宜選んで使用することができる。
【0017】成分(b):非共役ジエン類を含む共重合
体樹脂 本発明において用いられる非共役ジエン類を含む共重合
体樹脂は、炭素数2〜12のα−オレフィン類から選ば
れた少なくとも1種と、下記一般式(I)で表される非共
役ジエン類の少なくとも1種とを、
【0018】
【化4】
【0019】(式中R1、R2、R3、R4およびR5は、
それぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基を表し、nは1〜10の整数をそれぞれ表す。)例え
ば、公知のチーグラー触媒等を用いてα−オレフィン類
の重合と同様の公知の方法・装置を用いて、ブロック及
び/又はランダム共重合することによって製造すること
ができる。
【0020】本発明に使用しうる前記一般式(I)で表さ
れる非共役ジエン類の例としては、1,4−ヘキサジエ
ン、4−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−
1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘプタジ
エンなどの1,4−ジエン類;1,5−ヘプタジエン、
5−メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,
5−ヘプタジエン、1,5−オクタジエン、5−メチル
−1,5−オクタジエン、6−メチル−1,5−オクタ
ジエンなどの1,5−ジエン類;1,6−オクタジエ
ン、6−メチル−1,6−オクタジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン、7−エチル−1,6−オクタジ
エン、1,6−ノナジエン、7−メチル−1,6−ノナ
ジエン、4−メチル−1,6−ノナジエンなどの1,6
−ジエン類;1,7−ノナジエン、8−メチル−1,7
−ノナジエンなどの1,7−ジエン類;1,11−ドデ
カジエン、1,13−テトラデカジエンなどの各種非共
役ジエン類;等を挙げることができる。
【0021】これらの中でも、4−メチル−1,4−ヘ
キサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、6−
メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,5−
オクタジエン、6−メチル−1,6−オクタジエン、7
−メチル−1,6−オクタジエン、7−エチル−1,6
−オクタジエン、8−メチル−1,7−ノナジエンなど
の分岐非共役ジエンが、共重合体の製造技術面から好ま
しく、特に7−メチル−1,6−オクタジエンが好まし
い。勿論、これらの非共役ジエン類は二種以上の混合物
で使用することもできる。
【0022】非共役ジエン類を含む共重合体樹脂のもう
一方の原料である上記炭素数2〜12のα−オレフィン
類としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、3−メチル−
1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−
1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、4,4
−ジメチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1
−ヘキセン、5−メチル−1−ヘキセン、アリルシクロ
ペンタン、アリルシクロヘキサン、スチレン、アリルベ
ンゼン、3−シクロヘキシル−1−ブテン、ビニルシク
ロプロパン、ビニルシクロペンタン、ビニルシクロヘキ
サン、2−ビニルビシクロ[2,2,1]−ヘプタン、
などを挙げることができる。これらのうち好ましい例
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−
1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、スチレンなど
であり、中でも特に好ましい例はエチレン、プロピレン
である。これらのα−オレフィンは二種以上用いてもさ
しつかえない。
【0023】本発明に用いる非共役ジエン類を含む共重
合体樹脂は、非共役ジエン類の含量が0.1〜30重量
%、好ましくは0.5〜25重量%、特に好ましくは1
〜20重量%のものである。非共役ジエン類の含量が上
記範囲未満のときは、塗料の付着性に再現性が乏しかっ
たり、塗料の付着強度が弱かったりして好ましくない。
一方上記範囲を越えると、樹脂製造の生産性が悪く好ま
しくない。また、本発明に使用される非共役ジエン類を
含む共重合体樹脂のメルトフローレートが0.01〜1,
000g/10分、好ましくは0.05〜500g/10
分、特に好ましくは0.1〜200g/10分のものが本
発明に適する。
【0024】更に、本発明の非共役ジエン類を含む共重
合体樹脂は、JIS K−7203による曲げ弾性率が
1,000〜30,000kg/cm2、好ましくは1,000
〜20,000kg/cm2、特に好ましくは、1,500〜
15,000kg/cm2である。1,000kg/cm2未満で
は、樹脂のもつ耐熱性を発揮しない。該共重合体樹脂の
例としては、前記非共役ジエン類と、前記α−オレフィ
ン類から選ばれるさまざまな組合せのブロック共重合
体、およびランダム共重合体が挙げられるが、これらの
中でも好ましいものとしては以下のものが挙げられる。
[ここでメチル−1,4−ヘキサジエンとは、4−メチ
ル−1,4−ヘキサジエンと、5−メチル−1,4−ヘ
キサジエンの混合物を表し、その混合比は、95:5〜
5:95の範囲のものである。]
【0025】エチレン・メチル−1,4−ヘキサジエン
ランダム共重合体、エチレン・7−メチル−1,6−オ
クタジエンランダム共重合体、プロピレン・メチル−
1,4−ヘキサジエンランダム共重合体、プロピレン・
7−メチル−1,6−オクタジエンランダム共重合体、
プロピレン・エチレン・メチル−1,4−ヘキサジエン
ランダム共重合体、プロピレン・エチレン・7−メチル
−1,6−オクタジエンランダム共重合体、プロピレン
・エチレン・メチル−1,4−ヘキサジエンブロック共
重合体、プロピレン・エチレン・7−メチル−1,6−
オクタジエンブロック共重合体、等である。
【0026】該共重合体樹脂を製造する方法としては、
例えば特公昭64−2127号公報、特公昭64−21
28号公報、特公昭64−9326号公報、特開昭59
−155416号公報、特開昭62−115008号公
報、特開平2−311507号公報に記載の方法等を挙
げることができる。
【0027】成分(c):エラストマー 本発明の好適な成形体において使用されるエラストマー
成分としては、常温でゴム弾性を示す高分子であり、天
然ゴムおよび合成ゴム等から選ばれるものである。合成
ゴムの具体例としては、スチレン系エラストマー、ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、オレフィン系エラストマ
ー、アクリルニトリル−ブタジエン共重合ゴム、クロロ
プレンゴム、ブチルゴム、ウレタン系エラストマー、シ
リコーン系エラストマー、フッ素系エラストマーおよび
アクリル系エラストマー等が挙げられる。これらの中で
も、スチレン系エラストマーおよびオレフィン系エラス
トマー、ウレタン系エラストマー、シリコーン系エラス
トマー、アクリル系エラストマーが好ましく、スチレン
系エラストマーおよびオレフィン系エラストマーが特に
好ましく、具体例を以下に記す。
【0028】スチレン系エラストマー 上記スチレン系エラストマーとしては、スチレン、α−
メチルスチレン等のスチレン系化合物と、1,3−ブタ
ジエン、イソプレン等の共役ジエンとのエラストマー状
ランダム又はブロック共重合体およびこれら共重合体の
水素添加物である。これらスチレン系エラストマーの中
では、スチレン系化合物と共役ジエンとのブロック共重
合体が好ましく、これらブロック共重合体は直鎖状およ
び放射状とがあり、たとえば一般式が次式で表される。
【0029】一般式: (A−B)n+1;A−(B−A)n;B−(A−B)n+1
または A’−[(B−A)nm (上記式中、Aはスチレン系化合物よりなる重合体ブロ
ック、A’はm個の(B−A)nブロックと結合してい
る化学種、Bは共役ジエン重合体ブロックであり、nは
1〜20の整数、mは2以上の整数、Aブロックおよび
A’の全体の分子に占める割合は1〜50重量%であ
る。)これら共重合体の平均分子量は10,000〜1,
000,000、好ましくは50,000〜250,00
0である。
【0030】これらスチレン系エラストマーの具体例と
しては、スチレン・ブタジエンランダム共重合体、スチ
レン・イソプレンランダム共重合体、スチレン・ブタジ
エン・スチレントリブロック共重合体、スチレン・イソ
プレン・スチレントリブロック共重合体、ポリスチレン
ブロックが末端であるスチレン・ブタジエンラジアルブ
ロック共重合体、ポリスチレンブロックが末端であるス
チレン・イソプレンラジアルブロック共重合体、スチレ
ン・ブタジエンマルチブロック共重合体、スチレン・イ
ソプレンマルチブロック共重合体等のスチレン・共役ジ
エンブロック共重合体、およびこれらを水素添加した生
成物等を挙げることができる。これらのスチレン系エラ
ストマーの中で好ましいものは水素添加されたスチレン
・共役ジエンブロック共重合体である。
【0031】オレフィン系エラストマー オレフィン系エラストマーとしては、エチレン、プロピ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン等のα−オレフィン相
互の共重合体、あるいはこれらと非共役ジエンとの共重
合体、あるいは1−ヘキセン等の高級α−オレフィンの
単独重合体であって、エラストマー状の重合体であり、
100℃で測定したムーニー粘度ML1+4が、通常1〜
200、好ましくは5〜150、特に好ましくは7〜1
00の範囲のものである。
【0032】これらオレフィン系エラストマーの中で
は、エチレン系エラストマーが品質および安定性の点で
特に好ましい。具体的にはエチレン・プロピレン共重合
ゴム(EPM)、エチレン・1−ブテン共重合ゴム、エ
チレン・プロピレン・1−ブテン共重合ゴム、エチレン
・プロピレン−非共役ジエン共重合ゴム(EPDM)、
エチレン・1−ブテン・非共役ジエン共重合ゴム、エチ
レン・プロピレン・1−ブテン・非共役ジエン共重合ゴ
ム等がある。
【0033】なお上記非共役ジエンの具体例としては、
ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、シクロ
オクタジエン、ジシクロオクタジエン、メチレンノルボ
ルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ビニ
ル−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネ
ン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン等を挙げることができる。こうし
たエラストマー成分の中でも、特にオレフィン系エラス
トマーが、成形体の表面荒れが起こり難いために好んで
使用される。
【0034】成分(d):フィラー 本発明の好適な成形体において使用されるフィラーとし
ては、無機系又は有機系フィラーのいずれも使用するこ
とができ、その形状は、板状、球状、繊維状のもの、あ
るいは不定形のものでもよい。
【0035】具体的には、石英等の天然シリカ、湿式法
または乾式法で製造した合成シリカ;カオリン、マイ
カ、タルク、石綿等の天然珪酸塩;珪酸カルシウム、珪
酸アルミニウム等の合成珪酸塩;水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウム等の金属水酸化物;アルミナ、チタ
ニア等の金属酸化合物;炭酸カルシウム;アルミニウ
ム、ブロンズ等の金属粉;木粉;カーボンブラック;ガ
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維等の
繊維状物質;高分子液晶物質;チタン酸カリウムウィス
カー、硫酸マグネシウムウィスカー、ほう酸アルミニウ
ムウィスカー、炭酸カルシウムウィスカー、ほう酸マグ
ネシウムウィスカー、酸化亜鉛ウィスカー、炭化ケイ素
ウィスカー、窒化ケイ素ウィスカー、サファイアウィス
カー、ベリリヤウィスカー等のウィスカー類等が挙げら
れる。
【0036】これらの中で好ましいものとしては、マイ
カ、タルク、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、チ
タン酸カリウムウィスカー、硫酸マグネシウムウィスカ
ー、ほう酸アルミニウムウィスカー、炭酸カルシウムウ
ィスカー、およびガラス繊維であり、特に好ましいもの
は、タルク、炭酸カルシウム、チタン酸カリウムウィス
カー、硫酸マグネシウムウィスカーおよびガラス繊維で
ある。これらのフィラー成分は、界面活性剤、カップリ
ング剤等で表面処理を施したものでも良い。またフィラ
ー成分は、単独でも、複数種併用してもかまわない。各
種フィラーは、市販の中から適宜選んで用いることが出
来る。
【0037】なお、本発明の樹脂組成物を構成する各成
分(a)、(b)、(c)および(d)について、好ま
しいものとして上記した成分同士の組み合わせが最適の
ものであることは言うまでもない。
【0038】成分(e):付加的成分 本発明の塗装法に使用される成形体を形成する樹脂組成
物の中には、上記必須成分(a)及び成分(b)、更に必要に
応じて配合される成分(c)及び/又は成分(d)の外
に、本発明の効果を著しく損なわない範囲で以下に示す
ような付加的成分を含有させることができる。該付加的
成分としては、可塑剤ないしは流動性改良剤、酸化防止
剤、中和剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑
剤、分散助剤、分子量調整剤、架橋剤等の添加剤または
軟化剤としてオレフィン系液状ゴム、スチレン系液状ゴ
ム等の液状ゴム成分等を上げることができる。
【0039】(2)量比 本発明の塗装法に使用される成形体に用いられる樹脂組
成物を構成する上記各成分の配合の量比としては、成分
(a)のオレフィン系樹脂100重量部に対して、成分
(b)の非共役ジエン類を含む共重合体樹脂は0.1〜
900重量部、好ましくは0.5〜600重量部、特に
好ましくは1〜300重量部であり、成分(c)のエラ
ストマー及び/又は成分(d)のフィラーを配合する場
合は、成分(a)100重量部に対し、成分(c)は1
〜300重量部、好ましくは5〜250重量部、特に好
ましくは10〜200重量部であり、成分(d)は、0.
1〜300重量部、好ましくは0.5〜250重量部、
特に好ましくは1〜200重量部である。
【0040】成分(b)の非共役ジエン類を含む共重合
体樹脂が上記範囲未満のときは塗料の付着性に再現性が
乏しかったり、塗料の付着強度が弱かったりして好まし
くない。一方、上記範囲を越えると高価な該共重合体樹
脂の添加量が多いために、樹脂組成物としてのコストが
高くなるばかりでなく、該共重合体樹脂添加量に比例し
た効果が得られるものではない。成分(c)のエラスト
マー成分を配合することにより、剛性や耐衝撃性などを
調整を行うことができる。成分(d)のフィラーの配合
により、塗料付着性及び強度が改良され、上記範囲未満
のときはその改良の効果が得られない。一方、上記範囲
を越えると、樹脂組成物としての成形性が悪化するばか
りでなく、該フィラーの添加量に比例した効果が得られ
ない。
【0041】(3)配合 上記の各構成成分を混合することによって本発明の成形
体を形成する樹脂組成物が製造される。これらの各構成
成分の混合順序も特に制限はなく、上記構成成分を同時
に混合する方法、任意の2成分を予め混合しておき、次
いで残りの成分を混合する方法などいずれの方法を採用
してもよい。混合方法としては、ブラベンダープラスト
グラフ、一軸あるいは二軸押出機、強力スクリュー型混
練機、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等の従来
知られているいかなる混練機でも使用することができ
る。
【0042】〔II〕成形体 上記樹脂組成物を各種成形方法によって成形することに
よって本発明の成形体が得られる。すなわち、射出成
形、圧縮成形、押出し成形(シート成形、ブロー成形)
等のいずれの成形方法であっても構わない。特に、複雑
な形状に射出成形された成形体において有効である。
【0043】[III]温熱気体による表面処理 温熱気体による表面処理とは、成形体を加熱された気体
中に置く操作をいう。この処理において気体は流動して
いても、静止していたもよく、また成形体も温熱気体中
に移動していても、静置していてもよい。用いられる気
体としては、環境汚染を起こさない気体でよく、例えば
窒素やアルゴン等の不活性ガス、空気および二酸化炭素
が挙げられる。これらの中では空気、窒素が好ましい。
加熱される気体の温度としては、40〜200℃、好ま
しくは50〜160℃、特に好ましくは60〜140℃
の範囲である。
【0044】成形体が加熱された気体中に置かれる時間
(処理時間)としては5秒〜120分、好ましくは30
秒〜90分、特に好ましくは1〜60分の範囲である。
この操作を行える操置としては、オーブン、乾燥器、ス
ーパードライヤー、および電気炉等が挙げられる。気体
温度および処理時間が上記範囲未満のときには、塗料の
付着強度が弱かったり、塗料の付着性に再現性が乏しか
ったりして好ましくない。一方、気体温度が上記範囲を
越えると、成形体が変形してしまう恐れがあるので好ま
しくない。また処理時間が上記範囲を越えても、時間に
比例した効果が得られるものではない。
【0045】本発明の塗装法に使用される樹脂組成物に
おいては、これらの温熱気体による表面処理を施すだけ
で、プライマー塗布や、プラズマ処理等の表面改質を行
わなくても、良好な塗料付着性が得られ、従来の「オレ
フィン系樹脂へ直接塗装することは不可能である」との
常識を覆し、非常に驚くべきことである。これは特殊な
樹脂組成物を用いたことに基づく結果であり、従来公知
の事実から予想することはきわめて困難である。
【0046】〔IV〕塗装 本発明の塗装法としては、従来の塗装工程からプライマ
ー塗布やプラズマ処理等の表面改質工程を除いた工程
と、ほぼ同様な工程を採用することができる。すなわ
ち、上記樹脂組成物を成形加工して得られた成形体に、
温熱気体で表面処理を施した後に、塗料を塗布するもの
である。塗料の塗布手段としては、スプレーによる吹き
付け塗布、はけ塗り、ローラーによる塗布等があるが、
いずれの方法をも採用することができる。
【0047】塗装工程にて使用することができる塗料と
しては、一般に広く用いられている塗料、例えば、アク
リル系塗料、エポキシ系塗料、ポリエステル系塗料、ウ
レタン系塗料、アルキッド系塗料等が使用できる。この
中で好ましいのはウレタン系塗料であり、特に好ましく
は、一液型ウレタン塗料である。
【0048】〔V〕塗装された樹脂成形体 このようにして塗装された成形体には、塗料が一般に1
0〜100μm、好ましくは20〜70μm程度の厚さで
塗装され、その塗膜は強固に接着されているので、各種
工業用部品、例えば自動車のバンパー、マッドガード、
サイドモール、ホイールキャップ、スポイラー類等の自
動車外装部品、インスツルメントパネル、レバー、ノ
ブ、内張り等の自動車内装部品、ポット、掃除機、洗濯
機、冷蔵庫、照明器具、オーディオ機器等の電気製品、
カラーボックス、収納ケース等の日用雑貨品等として利
用することができる。
【0049】
【実施例】以下に実施例および比較例を掲げ、本発明を
更に具体的に説明する。各実験例において製造された樹
脂組成物から試験試料を得るための成形条件および試験
方法は以下に示す通りである。なお、実験例中の「部」
は重量部である。
【0050】<成形条件>成形機 :名機製作所製の射出成形機 M40A−SJ成形温度 :230℃成形品 :平板(65mm×65mm×2mm) 三点曲げ弾性率試験片(90mm×10mm×4mm)曲げ弾性率 :JIS K−7203に準拠して測定し
た。MFR :ASTM D−1238に準拠して測定した。
【0051】<表面処理>温熱気体処理(1): オーブン中で窒素を流しながら、
80℃で30分間処理した。温熱気体処理(2): オーブン中で窒素を流しながら、
90℃で10分間処理した。無処理: 成形された試験片を何も施さずに、直接塗装し
た。
【0052】<塗装>一液型ウレタン系塗料を用いて、
塗装を行った。塗装法 :塗料を調合し、エアースプレーガンを用いて、
塗膜厚さが、碁盤目試験では約40μm、剥離強度試験
では約100μmとなるように、スプレー塗布した。そ
の後、120℃で60分間焼き付けて乾燥させた。
【0053】<塗料付着性評価>碁盤目試験 :片刃カミソリを用い試験片の表面に直行す
る縦横11本ずつの平行線を2mm間隔で引いて碁盤目を
100個作る。その上にセロハン粘着テープ(JIS
Z1522)を十分圧着し、塗膜面と約30度に保ち手
前に一気に引き剥がし、碁盤目で囲まれた部分の状態を
観察し、剥離しなかった碁盤目の数を記録した。
【0054】剥離強度:試験片の上半分に塗料が付着し
ないような処理を施した後、各塗料を塗膜厚さが100
μmになるように塗布し、焼き付け乾燥した。試験片に
セロハン粘着テープ(例:ニチバン製幅24mm)を全面
に密着させ、幅1cmで、上下方向に素地にまで達する切
り傷を付ける。塗膜付着のない側を手で剥がし、引張試
験機に取付け180度方向に50mm/分の速度で引き剥
したときの負荷を記録した。なお、塗膜が破断した場合
は破断と記した。
【0055】実施例1〜37および比較例1〜4 (1) 樹脂成形体の製造 第1表、第2表および第3表に示した各成分を配合し
て、二軸押出機により200℃で溶融混練してペレット
とした。このペレットを用いて平板および三点曲げ弾性
率測定用試験片を射出成形した。なお、表1、表2およ
び表3中の配合成分は次の通りである。
【0056】<オレフィン系樹脂:(a)成分>ブロックPP(1) :エチレン含量が4重量%、JIS−
K7203に準拠して測定した曲げ弾性率が14,00
0kg/cm2、かつASTM−D1238に準拠して測定
したMFRが60g/10分のプロピレン・エチレンブ
ロック共重合体。
【0057】ブロックPP(2):エチレン含量が13重
量%、JIS−K7203に準拠して測定した曲げ弾性
率が6,000kg/cm2、かつASTM−D1238に準
拠して測定したMFRが30g/10分のプロピレン・
エチレンブロック共重合体。
【0058】ランダムPP:エチレン含量3.4重量
%、JIS−K7203に準拠して測定した曲げ弾性率
が10,500kg/cm2、かつASTM−D1238に準
拠して測定したMFRが15g/10分のプロピレン・
エチレンランダム共重合体。
【0059】単独PP:JIS−K7203に準拠して
測定した曲げ弾性率が13,000kg/cm2、かつAST
M−D1238に準拠して測定したMFRが25g/1
0分のポリプロピレン。
【0060】HDPE:ASTM−D747に準拠して
測定した曲げ弾性率が10,500kg/cm2、かつJIS
−K6760に準拠して測定したMFRが、20g/1
0分の低圧法ポリエチレン(高密度ポリエチレン)。
【0061】 <非共役ジエン類を含む共重合体樹脂:(b)成分>共重合体(1) 7−メチル−1,6−オクタジエン含量7.3重量%、
曲げ弾性率6,250kg/cm2、かつMFRが3.5g/1
0分のプロピレン・7−メチル−1,6−オクタジエン
ランダム共重合体。
【0062】共重合体(2) 4−メチル−1,4−ヘキサジエン含量13.6重量
%、5−メチル−1、4−ヘキサジエン含量3.4重量
%、曲げ弾性率9,000kg/cm2、かつMFRが17.
5g/10分のプロピレン・4−メチル−1、4−ヘキ
サジエン−5−メチル−1,4−ヘキサジエンランダム
共重合体。
【0063】共重合体(3) 7−メチル−1,6−オクタジエン含量6.8重量%、
エチレン含量1.2重量%、曲げ弾性率4,700kg/cm
2、かつMFRが2.8g/10分のプロピレン・エチレ
ン・7−メチル−1,6−オクタジエンランダム共重合
体。
【0064】共重合体(4) 4−メチル−1,4−ヘキサジエン含量5.3重量%、
5−メチル−1,4−ヘキサジエン含量1.3重量%、
エチレン含量16重量%、曲げ弾性率6,400kg/cm2
かつMFRが1.5g/10分のプロピレン・(エチレン
・4−メチル−1,4−ヘキサジエン・5−メチル−
1,4−ヘキサジエン)ブロック共重合体。
【0065】<エラストマー成分:(c)成分>EPM(1) :ムーニー粘度ML1+4(100℃)が70、
比重が0.86であるエチレン・プロピレン・共重合ゴ
ム。EPM(2) :ムーニー粘度ML1+4(100℃)が24、
比重が0.86であるエチレン・プロピレン共重合ゴ
ム。EPDM :ムーニー粘度ML1+4(100℃)が47、
比重が0.86であるエチレン・プロピレン・エチリデ
ンノルボルネン共重合ゴム。SEBS :数平均分子量が70,000、比重が0.91
であるスチレン・ブタジエンブロック共重合ゴムの水素
添加物。
【0066】<フィラー成分:(d)成分>タルク :比表面積が39,000cm2/g、および平均粒
径が1.8〜2.2μmのタルク。チタン酸カリウムウィスカー :平均直径が0.2〜0.5
μm、かつ平均アスペクト比が20以上のチタン酸カリ
ウムウィスカー[K2O・6TiO2].ガラス繊維 :平均直径が12〜14μmかつ裁断長さが
6mmのガラス繊維。
【0067】(2)樹脂成形体の表面処理 上記樹脂成形体の製造によって成形した平板に、前記表
面処理をそれぞれ施し、エアーガンを用いて塗料を塗布
した。焼き付け乾燥終了後、48時間室温放置して、碁
盤目試験および剥離強度試験を行なった。得られた樹脂
組成物の弾性率と塗料付着性の結果を表1、表2および
表3に示す。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】比較例1〜4をみると、非共役ジエン類を
含む共重合体樹脂((b)成分)が含まれていない組成物
では、全く塗料付着性を示していないことがわかる。ま
た表1および表2中の塗料付着性の欄で、表面処理方法
による塗料付着性を見比べると、無処理で塗料塗布した
ものよりも、温熱気体で表面処理をしたのちに塗料塗布
したものの方が、塗料付着性が良好なことがわかる。
【0072】
【発明の効果】本発明の塗装法は、樹脂組成物に特定の
成分を用いることにより、温熱気体により比較的簡単な
表面処理をするだけで塗装が可能となるために、ハロゲ
ン系有機溶剤使用による環境破壊のおそれがなくなるば
かりでなく、従来の「オレフィン系樹脂へ直接塗装する
ことは不可能である」との常識を覆して、成形体にプラ
イマー塗布、プラズマ処理等の表面改質処理を予め施す
ことなく、塗料を塗布しても良好な塗料付着性を示すこ
とができ、工業的に極めて有用なものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 23/00 LCN 7107−4J (72)発明者 後藤 志朗 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(a)および成分(b)を含
    有し、成分(a)100重量部に対し成分(b)が0.
    1〜900重量部である樹脂組成物からなる成形体の表
    面を温熱気体で処理した後、該表面に塗料を塗布するこ
    とを特徴とする塗装方法。成分(a) :オレフィン系樹脂成分(b) :炭素数2〜12のα−オレフィン類から選
    ばれた少なくとも一種と、下記一般式(I)で表される
    非共役ジエン類の少なくとも一種とのブロック及び/又
    はランダム共重合体樹脂 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ独
    立して水素原子または炭素数1〜8のアルキル基を表
    し、nは1〜10の整数を表す)
  2. 【請求項2】 下記の成分(a)、成分(b)および成
    分(c)及び/又は成分(d)を含有し、成分(a)1
    00重量部に対し、成分(b)が0.1〜900重量
    部、成分(c)が1〜300重量部及び/又は成分
    (d)が0.1〜300重量部である樹脂組成物からな
    る成形体の表面を温熱気体で処理した後、該表面に塗料
    を塗布することを特徴とする塗装方法。成分(a) :オレフィン系樹脂成分(b) :炭素数2〜12のα−オレフィン類から選
    ばれた少なくとも一種と、下記一般式(I)で表される
    非共役ジエン類の少なくとも一種とのブロック及び/又
    はランダム共重合体樹脂 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ独
    立して水素原子または炭素数1〜8のアルキル基を表
    し、nは1〜10の整数を表す)成分(c) :エラストマー成分(d) :フィラー
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