JPH05254207A - キャリッジ制御装置 - Google Patents
キャリッジ制御装置Info
- Publication number
- JPH05254207A JPH05254207A JP5815892A JP5815892A JPH05254207A JP H05254207 A JPH05254207 A JP H05254207A JP 5815892 A JP5815892 A JP 5815892A JP 5815892 A JP5815892 A JP 5815892A JP H05254207 A JPH05254207 A JP H05254207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- rotation speed
- carriage
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直流モータでキャリッジを駆動するシリアル
プリンタにおいて、直流モータの発熱温度が許容限界温
度を超えないように制御する。 【構成】 直流モータの応答特性(例えば所定時間後の
回転速度)を検出する。検出値が基準速度値以下で、か
つ、一行の印字に要するキャリッジの移動距離が所定距
離より短い場合は、一行の印字に要するキャリッジの移
動距離の長さに応じて直流モータの目標回転速度を可変
にすることを特徴とする。 【効果】 一行の印字に要するキャリッジの移動距離の
長さに応じて直流モータの目標回転速度を小さくするた
め、直流モータの発熱温度が許容限界温度を超えないよ
う制御できる。
プリンタにおいて、直流モータの発熱温度が許容限界温
度を超えないように制御する。 【構成】 直流モータの応答特性(例えば所定時間後の
回転速度)を検出する。検出値が基準速度値以下で、か
つ、一行の印字に要するキャリッジの移動距離が所定距
離より短い場合は、一行の印字に要するキャリッジの移
動距離の長さに応じて直流モータの目標回転速度を可変
にすることを特徴とする。 【効果】 一行の印字に要するキャリッジの移動距離の
長さに応じて直流モータの目標回転速度を小さくするた
め、直流モータの発熱温度が許容限界温度を超えないよ
う制御できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流モータでキャリッジ
を駆動して記録媒体に印字を行なうシリアルプリンタの
キャジッジ制御に関する。
を駆動して記録媒体に印字を行なうシリアルプリンタの
キャジッジ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明が適用されるシリアルプ
リンタの構成を示す図である。図1において、1は直流
モータであり、該直流モータ1の出力軸上には位置検出
用のエンコーダ6が配設されている。直流モータ1の回
転運動はプーリ2を介してタイミングベルト3の直線運
動に変換され、印字ヘッド4を搭載したキャリッジ5を
牽引し、記録紙8に印字を行う構成となっている。
リンタの構成を示す図である。図1において、1は直流
モータであり、該直流モータ1の出力軸上には位置検出
用のエンコーダ6が配設されている。直流モータ1の回
転運動はプーリ2を介してタイミングベルト3の直線運
動に変換され、印字ヘッド4を搭載したキャリッジ5を
牽引し、記録紙8に印字を行う構成となっている。
【0003】この様な構成のシリアルプリンタの従来動
作を図7を基に説明する。図7(a)は、一行分の印字
データを印字する時の直流モータ1の駆動パターン示す
図であり、Tacc は加速区間で、目標回転速度に達した
後、定速制御を行いながらTconst の区間で印字を行な
い、印字終了後に減速制御を開始しTbrk の区間で減速
する。この加速および減速時には、キャリッジ5が動く
ことにより生じる摺動負荷に加え、加速度に抗するトル
クが必要で、直流モータ1の発生トルクは電流値に比例
するから、図7(b)に示すように加速、減速区間では
定速制御区間より電流値は大きくなる。
作を図7を基に説明する。図7(a)は、一行分の印字
データを印字する時の直流モータ1の駆動パターン示す
図であり、Tacc は加速区間で、目標回転速度に達した
後、定速制御を行いながらTconst の区間で印字を行な
い、印字終了後に減速制御を開始しTbrk の区間で減速
する。この加速および減速時には、キャリッジ5が動く
ことにより生じる摺動負荷に加え、加速度に抗するトル
クが必要で、直流モータ1の発生トルクは電流値に比例
するから、図7(b)に示すように加速、減速区間では
定速制御区間より電流値は大きくなる。
【0004】このため、定速制御区間Tconst が短いほ
ど、一行当りの直流モータ1の平均電流は大きくなるか
ら、直流モータ1の発熱量は増加することになる。
ど、一行当りの直流モータ1の平均電流は大きくなるか
ら、直流モータ1の発熱量は増加することになる。
【0005】このような印字が連続して行なわれ、直流
モータ1の巻線許容温度を超えると直流モータ1の焼損
を招くおそれがある。このため従来のプリンタでは、一
行中の印字データが少ない場合のことも考慮して大出力
の直流モータを使用していた。
モータ1の巻線許容温度を超えると直流モータ1の焼損
を招くおそれがある。このため従来のプリンタでは、一
行中の印字データが少ない場合のことも考慮して大出力
の直流モータを使用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一行中の印字
データの数は数十桁程度が一般的で、例えば十桁以下の
印字が連続して長時間続くことは希である。このような
特殊な状況を想定して大出力の直流モータを選定したの
では、印字桁数が長い場合の利用効率が悪くなるという
課題があった。
データの数は数十桁程度が一般的で、例えば十桁以下の
印字が連続して長時間続くことは希である。このような
特殊な状況を想定して大出力の直流モータを選定したの
では、印字桁数が長い場合の利用効率が悪くなるという
課題があった。
【0007】本発明は、この様な問題に鑑みなされたも
のであって、その目的とするところは、直流モータの利
用効率を高めるために、発熱温度が許容値を超えないよ
う制御するキャリッジ制御装置を提供するものである。
のであって、その目的とするところは、直流モータの利
用効率を高めるために、発熱温度が許容値を超えないよ
う制御するキャリッジ制御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、印字ヘッドを搭載したキャリッジを直流モータで牽
引し記録を行うシリアルプリンタおいて、前記キャリッ
ジの移動に同期した位置信号を出力する位置検出器と、
前記位置信号の出力周期より前記直流モータの回転速度
を検出する回転速度検出手段と、前記直流モータの回転
速度を目標回転速度に制御する回転速度制御手段とを有
し、前記目標回転速度より低い第2の回転速度に達する
迄の時間を計時し、該時間が基準値以上で、且つ、一行
の印字に要する前記キャリッジの移動距離が基準走行距
離よりも短い場合は、前記一行の印字に要する前記キャ
リッジの移動距離の長さに応じて前記直流モータの目標
回転速度を可変にして印字することを特徴とする。
め、印字ヘッドを搭載したキャリッジを直流モータで牽
引し記録を行うシリアルプリンタおいて、前記キャリッ
ジの移動に同期した位置信号を出力する位置検出器と、
前記位置信号の出力周期より前記直流モータの回転速度
を検出する回転速度検出手段と、前記直流モータの回転
速度を目標回転速度に制御する回転速度制御手段とを有
し、前記目標回転速度より低い第2の回転速度に達する
迄の時間を計時し、該時間が基準値以上で、且つ、一行
の印字に要する前記キャリッジの移動距離が基準走行距
離よりも短い場合は、前記一行の印字に要する前記キャ
リッジの移動距離の長さに応じて前記直流モータの目標
回転速度を可変にして印字することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0010】図2は図1のような構成のキャリッジ制御
装置を制御するための制御ブロック図である。図2にお
いて、10はプリンタの制御を行なうCPUであり、1
1はROMで、制御プログラムの他に本実施例では直流
モータ1が所定回転速度に到達するまでの許容限界時間
Ts (本実施例では20msec)、所定走行距離Ss (本
実施例では150パルス)、さらに、キャリッジ5の停
止位置から印字終了位置までの距離Speと直流モータ1
の目標回転速度との関係が表1に示すデータテーブルと
して記憶されている。
装置を制御するための制御ブロック図である。図2にお
いて、10はプリンタの制御を行なうCPUであり、1
1はROMで、制御プログラムの他に本実施例では直流
モータ1が所定回転速度に到達するまでの許容限界時間
Ts (本実施例では20msec)、所定走行距離Ss (本
実施例では150パルス)、さらに、キャリッジ5の停
止位置から印字終了位置までの距離Speと直流モータ1
の目標回転速度との関係が表1に示すデータテーブルと
して記憶されている。
【0011】
【表1】
【0012】12は各種データを一時的に記憶するRA
Mである。コンピュータ等のホスト装置13から印字デ
ータが送られてくると、I/F部(インターフェイス
部)14を介して印字データはCPU10に送られ、一
行分の印字データが揃うと、印字動作を開始する。印字
指令はI/O部15を介してヘッド駆動部16に送ら
れ、これに応じてヘッド駆動部16が印字ヘッド4を駆
動して印字を行なう。キャリッジ5を駆動する直流モー
タ1の制御指令はI/O部15を介して直流モータ駆動
部17に送られ、直流モータ駆動部17が直流モータ1
を駆動してRAM12に記憶された目標回転速度値に制
御する。直流モータ1の回転角度に応じたエンコーダ6
の出力パルスはI/O部15を介してCPU10に送ら
れ、このパルスをカウントすることによりキャリッジ5
の位置管理を行い、周期を計測することによって回転速
度を検出する。以後、キャリッジ5の移動距離はエンコ
ーダのパルス数で表す。7はタイマでありCPU10に
よりセットされたデータにより計時を行う。計時が終了
するとタイマ7は割り込み信号を発生しCPU10はこ
れにより計時の終了を認識する。
Mである。コンピュータ等のホスト装置13から印字デ
ータが送られてくると、I/F部(インターフェイス
部)14を介して印字データはCPU10に送られ、一
行分の印字データが揃うと、印字動作を開始する。印字
指令はI/O部15を介してヘッド駆動部16に送ら
れ、これに応じてヘッド駆動部16が印字ヘッド4を駆
動して印字を行なう。キャリッジ5を駆動する直流モー
タ1の制御指令はI/O部15を介して直流モータ駆動
部17に送られ、直流モータ駆動部17が直流モータ1
を駆動してRAM12に記憶された目標回転速度値に制
御する。直流モータ1の回転角度に応じたエンコーダ6
の出力パルスはI/O部15を介してCPU10に送ら
れ、このパルスをカウントすることによりキャリッジ5
の位置管理を行い、周期を計測することによって回転速
度を検出する。以後、キャリッジ5の移動距離はエンコ
ーダのパルス数で表す。7はタイマでありCPU10に
よりセットされたデータにより計時を行う。計時が終了
するとタイマ7は割り込み信号を発生しCPU10はこ
れにより計時の終了を認識する。
【0013】以上のように構成された本発明の一実施例
の動作について図3を参照しながら説明する。図3は一
行分の印字データを印字する動作を表すフローチャート
である。ここではキャリッジ5が図4(a)に示す位置
に停止した状態から、矢印の方向に移動して印字データ
“ABCD”を印字する動作を表している。
の動作について図3を参照しながら説明する。図3は一
行分の印字データを印字する動作を表すフローチャート
である。ここではキャリッジ5が図4(a)に示す位置
に停止した状態から、矢印の方向に移動して印字データ
“ABCD”を印字する動作を表している。
【0014】CPU10はホスト装置13からの印字デ
ータに応じてヘッド駆動データをRAM12に展開する
とともに印字データに応じた印字領域を演算する。この
とき、キャリッジ5の停止位置から印字終了位置(印字
領域の最終位置)までの距離Speが確定する。ここでは
Spe=100パルスとする〔ステップ〕。
ータに応じてヘッド駆動データをRAM12に展開する
とともに印字データに応じた印字領域を演算する。この
とき、キャリッジ5の停止位置から印字終了位置(印字
領域の最終位置)までの距離Speが確定する。ここでは
Spe=100パルスとする〔ステップ〕。
【0015】ステップでは、まず直流モータ1を駆動
しキャリッジ5の移動を開始すると同時に許容限界時間
Ts のデータをタイマ7にセットする。本実施例では2
0msecをセットする〔ステップ〕。
しキャリッジ5の移動を開始すると同時に許容限界時間
Ts のデータをタイマ7にセットする。本実施例では2
0msecをセットする〔ステップ〕。
【0016】次に、ステップではエンコーダ6の出力
パルスの周期を計測することによって応答性確認回転速
度Vcheck に到達したか否かを確認し、Vcheck に到達
するまでにタイマ7の割り込み信号が発生しなかった場
合はステップに進む〔ステップ〕。
パルスの周期を計測することによって応答性確認回転速
度Vcheck に到達したか否かを確認し、Vcheck に到達
するまでにタイマ7の割り込み信号が発生しなかった場
合はステップに進む〔ステップ〕。
【0017】ステップでは直流モータ1の目標回転速
度の値をVmax としてRAM12に設定する。なおVma
x はヘッドの最高応答周波数に基づいて決定される最高
回転速度であり本実施例では2000rpmとする。
〔ステップ〕。
度の値をVmax としてRAM12に設定する。なおVma
x はヘッドの最高応答周波数に基づいて決定される最高
回転速度であり本実施例では2000rpmとする。
〔ステップ〕。
【0018】一方、ステップにおいてVcheck に到達
するまでにタイマ7の割り込み信号が発生した場合はス
テップに進む。ステップではROM11に格納され
ている所定走行距離Ss と、ステップで確定した、キ
ャリッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離Spe
とを比較し、Speが所定走行距離Ss より大きい場合は
ステップに進む〔ステップ〕。
するまでにタイマ7の割り込み信号が発生した場合はス
テップに進む。ステップではROM11に格納され
ている所定走行距離Ss と、ステップで確定した、キ
ャリッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離Spe
とを比較し、Speが所定走行距離Ss より大きい場合は
ステップに進む〔ステップ〕。
【0019】ステップにおいて、キャリッジ5の停止
位置から印字終了位置までの距離Speが所定走行距離S
s 以下の場合はステップに進む。ステップではRO
M11に格納されているデータテーブル(表1)によ
り、ステップで確定したSpeの値(キャリッジ5の停
止位置から印字終了位置までの距離)に応じた目標回転
速度の値をRAM12に記憶する。ここではSpe=10
0のため目標回転速度は1600rpmとする〔ステッ
プ〕。
位置から印字終了位置までの距離Speが所定走行距離S
s 以下の場合はステップに進む。ステップではRO
M11に格納されているデータテーブル(表1)によ
り、ステップで確定したSpeの値(キャリッジ5の停
止位置から印字終了位置までの距離)に応じた目標回転
速度の値をRAM12に記憶する。ここではSpe=10
0のため目標回転速度は1600rpmとする〔ステッ
プ〕。
【0020】直流モータ1の目標回転速度が決定される
とステップに進む。ステップでは、直流モータ1を
RAM12に記憶されている目標回転速度に向かって加
速し、到達後は目標回転速度に制御する。その後、印字
領域に達するとCPU10はヘッド駆動データに基づき
印字ヘッド4を駆動し印字を行なう。印字データに応じ
た印字が終了すると減速制御を行なってキャリッジ5を
停止する〔ステップ〕。
とステップに進む。ステップでは、直流モータ1を
RAM12に記憶されている目標回転速度に向かって加
速し、到達後は目標回転速度に制御する。その後、印字
領域に達するとCPU10はヘッド駆動データに基づき
印字ヘッド4を駆動し印字を行なう。印字データに応じ
た印字が終了すると減速制御を行なってキャリッジ5を
停止する〔ステップ〕。
【0021】以上が1行分の印字データを印字する動作
である。
である。
【0022】次に所定走行距離Ss の設定値およびデー
タテーブルの決定方法について述べる。図5(a)は目
標回転速度をVmax に設定して印字を行なった場合の、
キャリッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離S
peと直流モータ1の発熱飽和温度の関係を示したもので
ある。本実施例に用いた直流モータ1の特性を保証する
許容限界温度Hs が130℃であるため、図5(a)よ
り所定走行距離Ss を150パルスに設定する。前述の
ように直流モータ1の通電電流は加速時、減速時に大き
く定速制御時には小さくなる。そこで、Speが150パ
ルス以下の場合には目標回転速度の値をVmax より小さ
くし加減速に必要な時間を短くすることによって平均電
流を小さくする。データテーブルは表1に示すようにS
peの値が小さいほど目標回転速度の値も小さくなってい
る。これはSpeの値が小さいほど加減速時間の占める割
合が大きくなるためである。なお、これらは予め実験に
よって求めることができる。
タテーブルの決定方法について述べる。図5(a)は目
標回転速度をVmax に設定して印字を行なった場合の、
キャリッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離S
peと直流モータ1の発熱飽和温度の関係を示したもので
ある。本実施例に用いた直流モータ1の特性を保証する
許容限界温度Hs が130℃であるため、図5(a)よ
り所定走行距離Ss を150パルスに設定する。前述の
ように直流モータ1の通電電流は加速時、減速時に大き
く定速制御時には小さくなる。そこで、Speが150パ
ルス以下の場合には目標回転速度の値をVmax より小さ
くし加減速に必要な時間を短くすることによって平均電
流を小さくする。データテーブルは表1に示すようにS
peの値が小さいほど目標回転速度の値も小さくなってい
る。これはSpeの値が小さいほど加減速時間の占める割
合が大きくなるためである。なお、これらは予め実験に
よって求めることができる。
【0023】次に、直流モータ1が応答性確認回転速度
Vcheck に到達するまでの許容限界時間Ts の決定方法
について述べる。一般に直流モータ1は発熱温度の上昇
に伴い電流対トルク特性が低下し、所定速度に到達する
までの時間が図6に示すように遅くなるため応答性と発
熱温度の間には相関関係がある。本実施例に用いた直流
モータ1が許容限界温度Hs =130℃であるときの応
答性確認回転速度Vcheck に到達するまでの時間は図6
より20msecであるため、許容限界時間Ts を20msec
に設定している。また、応答性確認回転速度Vcheck の
値は表1に示した目標回転速度の最小値以下とする(本
実施例では800rpm)。
Vcheck に到達するまでの許容限界時間Ts の決定方法
について述べる。一般に直流モータ1は発熱温度の上昇
に伴い電流対トルク特性が低下し、所定速度に到達する
までの時間が図6に示すように遅くなるため応答性と発
熱温度の間には相関関係がある。本実施例に用いた直流
モータ1が許容限界温度Hs =130℃であるときの応
答性確認回転速度Vcheck に到達するまでの時間は図6
より20msecであるため、許容限界時間Ts を20msec
に設定している。また、応答性確認回転速度Vcheck の
値は表1に示した目標回転速度の最小値以下とする(本
実施例では800rpm)。
【0024】以上の構成および動作により、Vcheck に
到達するまでの時間が20msecより短い(つまり図6の
関係より直流モータ1の発熱温度が許容限界温度Hs よ
り低い)場合の印字動作においては、目標回転速度の値
をヘッドの最高応答周波数に基づいて決定される最高速
度であるVmax に設定して高速印字を確保する。このと
きのキャリッジ動作を図4(b)に示す。横軸は移動距
離を、縦軸は移動速度を表す。一方、Vcheck に到達す
るまでの時間が20msec以上(つまり直流モータ1の発
熱温度が許容限界温度Hs に達している)、かつ、キャ
リッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離Speが
所定走行距離Ss より小さい場合においては、Speの値
に応じて目標回転速度の値を変更することによって、発
熱温度を許容限界温度Hs 以下に抑えることが可能とな
る。このときのキャリッジ動作を図4(c)に示す。
到達するまでの時間が20msecより短い(つまり図6の
関係より直流モータ1の発熱温度が許容限界温度Hs よ
り低い)場合の印字動作においては、目標回転速度の値
をヘッドの最高応答周波数に基づいて決定される最高速
度であるVmax に設定して高速印字を確保する。このと
きのキャリッジ動作を図4(b)に示す。横軸は移動距
離を、縦軸は移動速度を表す。一方、Vcheck に到達す
るまでの時間が20msec以上(つまり直流モータ1の発
熱温度が許容限界温度Hs に達している)、かつ、キャ
リッジ5の停止位置から印字終了位置までの距離Speが
所定走行距離Ss より小さい場合においては、Speの値
に応じて目標回転速度の値を変更することによって、発
熱温度を許容限界温度Hs 以下に抑えることが可能とな
る。このときのキャリッジ動作を図4(c)に示す。
【0025】この結果、キャリッジ5の停止位置から印
字終了位置までの距離Speと直流モータ1の発熱飽和温
度の関係は図5(b)のようになる。
字終了位置までの距離Speと直流モータ1の発熱飽和温
度の関係は図5(b)のようになる。
【0026】目標回転速度の値を小さくすることにより
プリンタとしての印字速度は遅くなるわけであるが、図
5(b)からわかるようにSpeが150パルス以上の印
字においては目標回転速度の値を小さくしなくとも連続
印字動作が可能である。前述のように、印字桁数少ない
印字が連続して長時間続くことは希であり、使用頻度の
高い印字桁数については印字速度を落すことなく構成で
きる。印字桁数が少ない印字が連続した場合でも許容限
界温度Hs 以内であれば目標回転速度はVmaxのままで
あるから印字速度が遅くなることはない。
プリンタとしての印字速度は遅くなるわけであるが、図
5(b)からわかるようにSpeが150パルス以上の印
字においては目標回転速度の値を小さくしなくとも連続
印字動作が可能である。前述のように、印字桁数少ない
印字が連続して長時間続くことは希であり、使用頻度の
高い印字桁数については印字速度を落すことなく構成で
きる。印字桁数が少ない印字が連続した場合でも許容限
界温度Hs 以内であれば目標回転速度はVmaxのままで
あるから印字速度が遅くなることはない。
【0027】なお、本実施例では直流モータの応答特性
として加速特性を検出したが、所定速度からの減速特性
を検出してもよい。なお、本実施例では一行の印字に要
するキャリッジの移動距離として、キャリッジ5の停止
位置から印字終了位置(印字領域の最終位置)までの距
離Speを用いたが、この他に印字開始前のキャリッジの
停止位置から、印字終了後の停止位置までの走行距離
や、定速制御中の走行距離を用いることもできる。ま
た、走行パターンが決まれば走行距離と走行時間は対応
関係があるため、走行距離の代わりに走行時間を用いて
もよい。
として加速特性を検出したが、所定速度からの減速特性
を検出してもよい。なお、本実施例では一行の印字に要
するキャリッジの移動距離として、キャリッジ5の停止
位置から印字終了位置(印字領域の最終位置)までの距
離Speを用いたが、この他に印字開始前のキャリッジの
停止位置から、印字終了後の停止位置までの走行距離
や、定速制御中の走行距離を用いることもできる。ま
た、走行パターンが決まれば走行距離と走行時間は対応
関係があるため、走行距離の代わりに走行時間を用いて
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば簡
単な構成で直流モータの発熱量が許容値を超えないよう
に制御することが可能となり、利用効率の高いキャリッ
ジ制御装置を提供することがきる。
単な構成で直流モータの発熱量が許容値を超えないよう
に制御することが可能となり、利用効率の高いキャリッ
ジ制御装置を提供することがきる。
【図1】 本発明の一実施例を示すプリンタの構成図。
【図2】 本発明の一実施例を示すブロック図。
【図3】 本発明の一実施例のキャリッジ動作を説明す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図4】 本発明の一実施例のキャリッジ駆動動作を示
す図。
す図。
【図5】 直流モータの発熱状態を説明する図。
【図6】 直流モータの発熱温度と応答特性の関係を説
明する図。
明する図。
【図7】 キャリッジ駆動パターンと直流モータの通電
電流を示す図。
電流を示す図。
【符号の説明】 1 直流モータ 2 プーリ 3 タイミングベルト 4 印字ヘッド 5 キャリッジ 6 エンコーダ 7 タイマ 8 記録紙 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 ホスト装置 14 I/F部 15 I/O部 16 ヘッド駆動部 17 直流モータ駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを直流
モータで牽引し記録を行うシリアルプリンタおいて、前
記キャリッジの移動に同期した位置信号を出力する位置
検出器と、前記位置信号の出力周期より前記直流モータ
の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記直流モ
ータの回転速度を目標回転速度に制御する回転速度制御
手段とを有し、前記目標回転速度より低い第2の回転速
度に達する迄の時間を計時し、該時間が基準値以上で、
且つ、一行の印字に要する前記キャリッジの移動距離が
基準走行距離よりも短い場合は、前記一行の印字に要す
る前記キャリッジの移動距離の長さに応じて前記直流モ
ータの目標回転速度を可変にして印字することを特徴と
するキャリッジ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05815892A JP3372960B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | キャリッジ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05815892A JP3372960B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | キャリッジ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05254207A true JPH05254207A (ja) | 1993-10-05 |
| JP3372960B2 JP3372960B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=13076189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05815892A Expired - Fee Related JP3372960B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | キャリッジ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3372960B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8511780B2 (en) | 2007-05-31 | 2013-08-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP05815892A patent/JP3372960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8511780B2 (en) | 2007-05-31 | 2013-08-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3372960B2 (ja) | 2003-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4832518A (en) | Apparatus for driving and controlling a printing head carriage | |
| JP3053144B2 (ja) | プリンタのキャリッジモータ制御装置 | |
| HK1003601B (en) | Carriage motor controller for printer | |
| JP3248169B2 (ja) | 印字制御装置 | |
| JPS5989584A (ja) | モ−タ駆動制御回路 | |
| JPH05254207A (ja) | キャリッジ制御装置 | |
| US5291114A (en) | Method of and apparatus for controlling a sheet feeding motor used in a printer | |
| JPH0550691A (ja) | キヤリツジ制御装置 | |
| JP2988125B2 (ja) | キャリッジ制御装置 | |
| JP2988126B2 (ja) | キャリッジ制御装置 | |
| JPH0550689A (ja) | キヤリツジ制御装置 | |
| US5147143A (en) | Printer carriage homing mechanism | |
| JPH0550690A (ja) | キヤリツジ制御装置 | |
| JP3284553B2 (ja) | シリアル・プリンタ | |
| JPH061033A (ja) | キャリッジ制御装置 | |
| JPH0515197A (ja) | ステツピングモータの駆動制御方法 | |
| JPH0156916B2 (ja) | ||
| JP2600398B2 (ja) | ドットレコーダ | |
| JP3063817B2 (ja) | シリアルプリンタ | |
| JP2580394B2 (ja) | Dcサ―ボモ―タ制御方式 | |
| JP2768366B2 (ja) | プリンタのシャトル反転制御装置 | |
| JPH04133774A (ja) | スペーシング制御方式 | |
| JPH05187894A (ja) | ペン書き記録計のペン制御装置 | |
| JP2003088189A (ja) | ステッピングモータ駆動装置 | |
| Van Pelt | Microprocessor controlled tape motion |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010725 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |