JPH0525518A - マイクロ波を用いた高炉内装入物の流動態様の検知方法 - Google Patents
マイクロ波を用いた高炉内装入物の流動態様の検知方法Info
- Publication number
- JPH0525518A JPH0525518A JP17996091A JP17996091A JPH0525518A JP H0525518 A JPH0525518 A JP H0525518A JP 17996091 A JP17996091 A JP 17996091A JP 17996091 A JP17996091 A JP 17996091A JP H0525518 A JPH0525518 A JP H0525518A
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- Japan
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- furnace
- microwave
- wave signal
- charge
- blast furnace
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉の塊状帯下部の炉下部における装入物の
流動状態を的確に把握する手段を提供し、この炉内状況
に応じて、迅速に且つ適正に対応して高炉の安定操業を
維持しようとするものである。 【構成】 マイクロ波センサーを炉壁から炉芯に向けて
順次移動しながら炉内の複数箇所で9400±20MH
zのマイクロ波を発信し、その反射波信号と透過波信号
の波形の乱れによって、炉内装入物の流動態様を検知す
るもので、マイクロ波を発信するセンサーを炉心方向に
移動させながら、反射波と透過波信号の波形の状態によ
って停滞層・付着層厚、装入物層厚、さらには装入物降
下速度、とくに、その動きを敏感に検知することがで
き、さらに、測定値の変動から、それらの現象が成長状
態か、減少状態か、方向性が決定され、炉内操業の制御
のための処理を迅速、かつ、的確に行うことができる。
流動状態を的確に把握する手段を提供し、この炉内状況
に応じて、迅速に且つ適正に対応して高炉の安定操業を
維持しようとするものである。 【構成】 マイクロ波センサーを炉壁から炉芯に向けて
順次移動しながら炉内の複数箇所で9400±20MH
zのマイクロ波を発信し、その反射波信号と透過波信号
の波形の乱れによって、炉内装入物の流動態様を検知す
るもので、マイクロ波を発信するセンサーを炉心方向に
移動させながら、反射波と透過波信号の波形の状態によ
って停滞層・付着層厚、装入物層厚、さらには装入物降
下速度、とくに、その動きを敏感に検知することがで
き、さらに、測定値の変動から、それらの現象が成長状
態か、減少状態か、方向性が決定され、炉内操業の制御
のための処理を迅速、かつ、的確に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の安定操業を維持
するために、高炉内とくに炉下部の塊状帯下部の装入物
の流動状態を的確に且つ迅速に検知する方法に関する。
するために、高炉内とくに炉下部の塊状帯下部の装入物
の流動状態を的確に且つ迅速に検知する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉の安定操業を維持するために、装入
物の挙動を検出して、この検出情報に基づいて操業条件
を制御する必要がある。
物の挙動を検出して、この検出情報に基づいて操業条件
を制御する必要がある。
【0003】この装入物の挙動を正確に把握し炉内状況
の変化に適した迅速な制御を行うためには、炉内の状況
を直接検知することが望ましい。
の変化に適した迅速な制御を行うためには、炉内の状況
を直接検知することが望ましい。
【0004】従来、この炉内の装入物の流動を直接検知
する手段として、とくに、装入物の停滞層と付着物の状
態は、高炉の外皮温度の変化として現れるため、この温
度変化によって検知する手段があるが、この温度測定に
よる検知も極めて不正確であることが知られている。
する手段として、とくに、装入物の停滞層と付着物の状
態は、高炉の外皮温度の変化として現れるため、この温
度変化によって検知する手段があるが、この温度測定に
よる検知も極めて不正確であることが知られている。
【0005】さらに、他の手段として、特開昭63−6
0801号公報、特開平1−38842号公報に記載さ
れているものがある。
0801号公報、特開平1−38842号公報に記載さ
れているものがある。
【0006】前者は、電波を高炉内装入物層内に放射
し、該電波の透過あるいは反射電力を受信し、該受信電
力の差からコークスと鉱石の識別を行うものであり、後
者は、高炉炉口部の装入物内における炉円周方向、或い
は、炉半径方向の適宜位置に装入したマイクロ波センサ
ーより各測定点における鉱石とコークスの層厚比および
装入物の粒度を検出し、この検出情報に基づいて装入物
の分布制御を行うものである。
し、該電波の透過あるいは反射電力を受信し、該受信電
力の差からコークスと鉱石の識別を行うものであり、後
者は、高炉炉口部の装入物内における炉円周方向、或い
は、炉半径方向の適宜位置に装入したマイクロ波センサ
ーより各測定点における鉱石とコークスの層厚比および
装入物の粒度を検出し、この検出情報に基づいて装入物
の分布制御を行うものである。
【0007】ところが、何れの検知手段も一応の動向は
把握できても、定量的な把握が不十分であり、停滞層・
付着層の成長、減少の方向性が十分把握できない。ま
た、上記の手段は、何れも検知手段の取付け箇所が制約
されるため、状況が異なる炉上部の情報から炉下部の状
況を推測する必要があり、正確な情報による高炉の安定
操業を維持することは難しい。
把握できても、定量的な把握が不十分であり、停滞層・
付着層の成長、減少の方向性が十分把握できない。ま
た、上記の手段は、何れも検知手段の取付け箇所が制約
されるため、状況が異なる炉上部の情報から炉下部の状
況を推測する必要があり、正確な情報による高炉の安定
操業を維持することは難しい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来法よりも高炉の塊状帯下部の炉下部における装入
物の流動状態を的確に把握する手段を提供し、この炉内
状況に応じて、迅速に且つ適正に対応して高炉の安定操
業を維持しようとするものである。
る従来法よりも高炉の塊状帯下部の炉下部における装入
物の流動状態を的確に把握する手段を提供し、この炉内
状況に応じて、迅速に且つ適正に対応して高炉の安定操
業を維持しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロ波セ
ンサーを炉壁から炉芯に向けて順次移動しながら炉内の
複数箇所でマイクロ波を発信し、その反射波信号と透過
波信号の波形の乱れによって、炉内装入物の流動態様を
検知することを特徴とする。
ンサーを炉壁から炉芯に向けて順次移動しながら炉内の
複数箇所でマイクロ波を発信し、その反射波信号と透過
波信号の波形の乱れによって、炉内装入物の流動態様を
検知することを特徴とする。
【0010】上記マイクロ波は、塊状帯における透過能
力と、鉱石とコークス層の判別精度の点から、9400
±20MHzのものが良い。
力と、鉱石とコークス層の判別精度の点から、9400
±20MHzのものが良い。
【0011】
【作用】上記のマイクロ波を発信するセンサーを炉心方
向に移動させながら、反射波と透過波信号の波形の状態
によって停滞層・付着層厚、装入物層厚、さらには装入
物降下速度、とくに、その動きを敏感に検知することが
できる。
向に移動させながら、反射波と透過波信号の波形の状態
によって停滞層・付着層厚、装入物層厚、さらには装入
物降下速度、とくに、その動きを敏感に検知することが
できる。
【0012】さらに、測定値の変動から、それらの現象
が成長状態か、減少状態か、方向性が決定され、炉内操
業の制御のための処理を迅速、かつ、的確に行うことが
できる。
が成長状態か、減少状態か、方向性が決定され、炉内操
業の制御のための処理を迅速、かつ、的確に行うことが
できる。
【0013】
【実施例】図1は高炉1におけるマイクロ波センサー2
の設置位置を示し、塊状帯A、半溶融域B、滴下域C、
炉芯コークス域Dの装入物層の態様と共に高炉断面を半
裁して示す。このマイクロ波センサー2にはマイクロ波
送信部とマイクロ波受信部とがあり、炉心方向に進退可
能に設けられている。
の設置位置を示し、塊状帯A、半溶融域B、滴下域C、
炉芯コークス域Dの装入物層の態様と共に高炉断面を半
裁して示す。このマイクロ波センサー2にはマイクロ波
送信部とマイクロ波受信部とがあり、炉心方向に進退可
能に設けられている。
【0014】図2はこのマイクロ波センサー2の取付け
態様と測定点を示すもので、センサー2は駆動モーター
3の作働によって進退せしめ、反射波信号aと透過波信
号bを検知する。各測定点位置は、測定点Aは炉壁より
1130mmの箇所、測定点Bは炉壁より780mmの
箇所、測定点Cは炉壁より520mmの箇所、さらに、
測定点Dは炉壁より260mmの箇所とした。
態様と測定点を示すもので、センサー2は駆動モーター
3の作働によって進退せしめ、反射波信号aと透過波信
号bを検知する。各測定点位置は、測定点Aは炉壁より
1130mmの箇所、測定点Bは炉壁より780mmの
箇所、測定点Cは炉壁より520mmの箇所、さらに、
測定点Dは炉壁より260mmの箇所とした。
【0015】図3は、図2に示す各測定点A〜Dにおけ
る9400±20MHzのマイクロ波を使用したときの
反射波信号aと透過波信号bの典型を示す。
る9400±20MHzのマイクロ波を使用したときの
反射波信号aと透過波信号bの典型を示す。
【0016】同図において、(1)として示す例は、反
射波信号aと透過波信号bともに全く信号の変化が現れ
ず、装入物の停滞層と付着層の存在を示す。
射波信号aと透過波信号bともに全く信号の変化が現れ
ず、装入物の停滞層と付着層の存在を示す。
【0017】(2)に示す例は、反射波信号aに若干の
変化が発生し、且つ透過波信号bには殆ど変化は現れ
ず、僅かに停滞層と付着層が降下している状態を示す。
変化が発生し、且つ透過波信号bには殆ど変化は現れ
ず、僅かに停滞層と付着層が降下している状態を示す。
【0018】(3)に示す例は、反射波信号aの変化が
増大し、且つ透過波信号bも顕著に波動変化を示してお
り、これにより、充填密度の低下と共に降下速度が増大
していることが判る。
増大し、且つ透過波信号bも顕著に波動変化を示してお
り、これにより、充填密度の低下と共に降下速度が増大
していることが判る。
【0019】(4)に示す例は、反射波信号aの変化が
増大し、また、透過波信号bは明確にレベルの異なる変
化を示している。これによって図4に示すコークス層E
と鉱石層Fが判別できる。
増大し、また、透過波信号bは明確にレベルの異なる変
化を示している。これによって図4に示すコークス層E
と鉱石層Fが判別できる。
【0020】(5)に示す例は、反射波信号aの変化が
増大し、また、透過波信号bは、コークス層Eと鉱石層
Fの1サイクルが判別できる状態である。
増大し、また、透過波信号bは、コークス層Eと鉱石層
Fの1サイクルが判別できる状態である。
【0021】このように、マイクロ波センサーによる反
射波信号aと透過波信号bとによる測定位置を変化させ
ることによって、炉内の装入物の流動状態を直読して明
確に把握することができる。
射波信号aと透過波信号bとによる測定位置を変化させ
ることによって、炉内の装入物の流動状態を直読して明
確に把握することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によって、以下の効果を奏するこ
とができる。
とができる。
【0023】(1)操業時の炉下部炉内物流状況の直接
検知であり、迅速に、かつ、的確に炉内現象を把握でき
る。
検知であり、迅速に、かつ、的確に炉内現象を把握でき
る。
【0024】(2)炉壁から炉芯に向けての状態が十分
把握できる。
把握できる。
【0025】(3)炉壁近傍の停滞層・付着層の成長、
減少の方向性を把握することができる。
減少の方向性を把握することができる。
【0026】(4)炉下部炉内現象に適応したアクショ
ンを的確に実施することができ、高炉の安定操業維持が
確立できる。
ンを的確に実施することができ、高炉の安定操業維持が
確立できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高炉へのマイクロ波センサー取付け箇所と、
炉内の装入物の態様を炉の断面を半裁して示す。
炉内の装入物の態様を炉の断面を半裁して示す。
【図2】 マイクロ波センサー取付け状態とマイクロ波
による検知位置を示す。
による検知位置を示す。
【図3】 マイクロ波の反射波受信と透過波受信の態様
を示す。
を示す。
【図4】 装入物降下状態を示す。
1 高炉 2 マイクロ波センサー 3 駆動モーター A 塊状帯 B 半溶融域 C 滴下域 D 炉芯コークス域 E コークス層 F 鉱石層
フロントページの続き (72)発明者 池永 淳一郎 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マイクロ波センサーを炉壁から炉芯に向
けて順次移動しながら炉内の複数箇所でマイクロ波を発
信し、その反射波信号と透過波信号の波形の乱れによっ
て、炉内装入物の流動態様を検知する高炉内装入物の流
動態様の検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17996091A JPH0525518A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マイクロ波を用いた高炉内装入物の流動態様の検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17996091A JPH0525518A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マイクロ波を用いた高炉内装入物の流動態様の検知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525518A true JPH0525518A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16074981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17996091A Withdrawn JPH0525518A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マイクロ波を用いた高炉内装入物の流動態様の検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525518A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013814A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Nippon Steel Corp | 高炉内装入物の挙動検出装置 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP17996091A patent/JPH0525518A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013814A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Nippon Steel Corp | 高炉内装入物の挙動検出装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |