JPS637616B2 - - Google Patents
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- JPS637616B2 JPS637616B2 JP56110411A JP11041181A JPS637616B2 JP S637616 B2 JPS637616 B2 JP S637616B2 JP 56110411 A JP56110411 A JP 56110411A JP 11041181 A JP11041181 A JP 11041181A JP S637616 B2 JPS637616 B2 JP S637616B2
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- Japan
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- slag
- sloping
- microwave
- occurrence
- level
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N22/00—Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼の精錬中に発生するスラグ及び溶鋼
の逸出現象、所謂スロツピングを予知する方法に
関する。
の逸出現象、所謂スロツピングを予知する方法に
関する。
精錬炉、例えば転炉における溶鋼の精錬は、転
炉の炉口から炉内にランスを鉛直挿入し、該ラン
スから純酸素ガスを溶鋼に吹付けて溶鋼を撹拌し
つつ脱炭し、更に転炉内に投入された造滓剤が滓
化して生成した溶触スラグとの反応によつて脱
燐、脱硫作用を営ませることにより行われるが、
この滓化の過程でスラグ組成、粘性、酸素ポテン
シヤル等の条件によりスラグがフオーミング化
し、これが進行するとスラグ及び溶鋼の逸出現
象、所謂スロツピングが発生することがある。こ
のスロツピングが発生すると溶鋼成分、製鋼歩留
り等に大きく影響し、また吹錬制御効率の低下、
スラグラインの耐火物の溶損等の幣害を招来する
ので極力これを抑制する必要がある。
炉の炉口から炉内にランスを鉛直挿入し、該ラン
スから純酸素ガスを溶鋼に吹付けて溶鋼を撹拌し
つつ脱炭し、更に転炉内に投入された造滓剤が滓
化して生成した溶触スラグとの反応によつて脱
燐、脱硫作用を営ませることにより行われるが、
この滓化の過程でスラグ組成、粘性、酸素ポテン
シヤル等の条件によりスラグがフオーミング化
し、これが進行するとスラグ及び溶鋼の逸出現
象、所謂スロツピングが発生することがある。こ
のスロツピングが発生すると溶鋼成分、製鋼歩留
り等に大きく影響し、また吹錬制御効率の低下、
スラグラインの耐火物の溶損等の幣害を招来する
ので極力これを抑制する必要がある。
転炉の吹錬中のスラグレベルを把握してスロツ
ピング発生を予知する方法として音響測定法(特
開昭53―45615号)、振動測定法(特開昭53―
77816号)、炉内圧測定方法、マイクロ波測定方法
(特開昭53―118161号)等が公知である。音響測
定法は吹錬中に炉内より発生する音響を把えてそ
の減衰の程度によりスラグレベルを推定してスロ
ツピング発生を予知する方法であり、振動測定法
は吹錬のランス又は炉体各部の振動を測定してそ
の振動の程度によりスラグレベル又はスラグの状
態を推定してスロツピング発生を予知する方法で
あり、炉内圧測定法は吹錬中の炉内圧力の変動を
測定してその変動の程度によりスラグレベルを推
定してスロツピング発生を予知する方法であり、
マイクロ波測定法は吹錬中に炉内へマイクロ波を
直接投射してFMレーダの原理によりスラグレベ
ルを直接測定してスロツピング発生を予知する方
法である。上述した音響測定法、振動測定法、炉
内圧測定法はいずれも間接的測定法であり、スラ
グレベル及びスラグの状態を定量的に把握するこ
とができず、スロツピング発生の予知精度が低
い。これに対して本発明方法の基本となる前記マ
イク波測定法はスラグレベルを定量的に直接把握
することができるが、スラグレベルの監視のみで
はスロツピング発生の予知に十分でないことがそ
の後の研究で明らかになつた。即ちスラグレベル
が一定であつてもスラグの性状、特に流動性、粘
性が異なればスロツピング発生の蓋然性に差があ
ることを知見した。
ピング発生を予知する方法として音響測定法(特
開昭53―45615号)、振動測定法(特開昭53―
77816号)、炉内圧測定方法、マイクロ波測定方法
(特開昭53―118161号)等が公知である。音響測
定法は吹錬中に炉内より発生する音響を把えてそ
の減衰の程度によりスラグレベルを推定してスロ
ツピング発生を予知する方法であり、振動測定法
は吹錬のランス又は炉体各部の振動を測定してそ
の振動の程度によりスラグレベル又はスラグの状
態を推定してスロツピング発生を予知する方法で
あり、炉内圧測定法は吹錬中の炉内圧力の変動を
測定してその変動の程度によりスラグレベルを推
定してスロツピング発生を予知する方法であり、
マイクロ波測定法は吹錬中に炉内へマイクロ波を
直接投射してFMレーダの原理によりスラグレベ
ルを直接測定してスロツピング発生を予知する方
法である。上述した音響測定法、振動測定法、炉
内圧測定法はいずれも間接的測定法であり、スラ
グレベル及びスラグの状態を定量的に把握するこ
とができず、スロツピング発生の予知精度が低
い。これに対して本発明方法の基本となる前記マ
イク波測定法はスラグレベルを定量的に直接把握
することができるが、スラグレベルの監視のみで
はスロツピング発生の予知に十分でないことがそ
の後の研究で明らかになつた。即ちスラグレベル
が一定であつてもスラグの性状、特に流動性、粘
性が異なればスロツピング発生の蓋然性に差があ
ることを知見した。
本発明は斯かる知見に基いてなされたものであ
つて、スラグの性状も監視対象としてスロツピン
グ発生を正確に予知する方法を提供することを目
的とする。
つて、スラグの性状も監視対象としてスロツピン
グ発生を正確に予知する方法を提供することを目
的とする。
本発明に係るスロツピング予知方法は精錬炉炉
口の上方に設置したアンテナからスラグに向けて
マイクロ波を投射し、またスラグからの反射波を
検出してスラグレベル及びスラグ表面におけるマ
イクロ波反射率を測定し、この測定結果に基いて
スロツピング発生を予知することを特徴とする。
即ちスラグ性状をマイクロ波反射率にて把えるこ
ととしているのである。
口の上方に設置したアンテナからスラグに向けて
マイクロ波を投射し、またスラグからの反射波を
検出してスラグレベル及びスラグ表面におけるマ
イクロ波反射率を測定し、この測定結果に基いて
スロツピング発生を予知することを特徴とする。
即ちスラグ性状をマイクロ波反射率にて把えるこ
ととしているのである。
以下本発明方法を図面に基いて具体的に説明す
る。第1図は本発明方法の実施状態を示す模式図
である。転炉1はその上部開口の炉口1aから酸
素吹錬用のランス2が鉛直挿入され、また炉口上
方はフード5により覆われていて、転炉精錬にて
発生した廃ガスがフード5に案内されて廃ガス回
収システム等へ供給され、又はフード5から廃棄
されるようになつている。4は転炉精錬開始時に
転炉内に装入された溶銑及びスクラツプ等の主原
料がランス2からの酸素等により精錬されつつあ
る溶鋼であり、3は酸素吹錬開始後転炉1内に投
入された石灰石、生石灰、螢石等の造滓剤が滓化
して生成したスラグである。
る。第1図は本発明方法の実施状態を示す模式図
である。転炉1はその上部開口の炉口1aから酸
素吹錬用のランス2が鉛直挿入され、また炉口上
方はフード5により覆われていて、転炉精錬にて
発生した廃ガスがフード5に案内されて廃ガス回
収システム等へ供給され、又はフード5から廃棄
されるようになつている。4は転炉精錬開始時に
転炉内に装入された溶銑及びスクラツプ等の主原
料がランス2からの酸素等により精錬されつつあ
る溶鋼であり、3は酸素吹錬開始後転炉1内に投
入された石灰石、生石灰、螢石等の造滓剤が滓化
して生成したスラグである。
而して本発明方法においては転炉炉口1aの上
方にその送受信方向を鉛直としてスラグ3に向け
てマイクロ波を投射すべくアンテナ6を設置す
る。このアンテナ6の設置は、例えば転炉開口部
の直上域におけるフード5に円筒状のジヤケツト
7をその軸方向を鉛直にして貫入設置し、ジヤケ
ツト7の上端にアンテナ6を取付けることにより
行う。なお転炉1からの火災、粉塵、地金飛散に
よるアンテナ6の損耗を防止し、また滓化検知精
度の悪化を回避するため、アンテナ6は水冷構造
とし、ジヤケツト7の内部はN2ガス等によりパ
ージするのが好ましい。アンテナ6は図示しない
導波管、基準反射体8及びサーキユレータを含む
マイクロ波回路9を介してマイクロ波発生装置1
0に接続されており、また該マイクロ波回路9は
信号処理回路12及び記録計13に接続されてい
る。マイクロ波発生装置10からは周波数変調さ
れたマイクロ波が発せられ、このマイクロ波信号
はマイクロ波回路9、基準反射体8を経てアンテ
ナ6から転炉1内のスラグ3に向けてマイクロ波
となつて投射され、スラグ3に反射したマイクロ
波はアンテナ6にて受信され、基準反射体8を経
てマイクロ波回路9に入力され、該マイクロ波回
路9のサーキユレータにて投射波と反射波とのう
なり波(混合波)が得られる。このうなり波に関
する信号が信号処理回路12に入力されてスラグ
レベル及びスラグ表面におけるマイクロ波反射率
に相当する信号が後述するように得られ、これら
に基いてスロツピング発生が予知される。なお前
記信号は記録計13に記録される。第2図は信号
処理回路12の1例を示しており、変調周期毎に
うなり波の周波数を計数する周波数カウンタ部1
2a及びその計数信号をD/A(デイジタル/ア
ナログ)変換するD/A変換器12b並びにうな
り波の振幅を測定するための整流回路12c及び
整流出力の平滑回路12dからなつている。
方にその送受信方向を鉛直としてスラグ3に向け
てマイクロ波を投射すべくアンテナ6を設置す
る。このアンテナ6の設置は、例えば転炉開口部
の直上域におけるフード5に円筒状のジヤケツト
7をその軸方向を鉛直にして貫入設置し、ジヤケ
ツト7の上端にアンテナ6を取付けることにより
行う。なお転炉1からの火災、粉塵、地金飛散に
よるアンテナ6の損耗を防止し、また滓化検知精
度の悪化を回避するため、アンテナ6は水冷構造
とし、ジヤケツト7の内部はN2ガス等によりパ
ージするのが好ましい。アンテナ6は図示しない
導波管、基準反射体8及びサーキユレータを含む
マイクロ波回路9を介してマイクロ波発生装置1
0に接続されており、また該マイクロ波回路9は
信号処理回路12及び記録計13に接続されてい
る。マイクロ波発生装置10からは周波数変調さ
れたマイクロ波が発せられ、このマイクロ波信号
はマイクロ波回路9、基準反射体8を経てアンテ
ナ6から転炉1内のスラグ3に向けてマイクロ波
となつて投射され、スラグ3に反射したマイクロ
波はアンテナ6にて受信され、基準反射体8を経
てマイクロ波回路9に入力され、該マイクロ波回
路9のサーキユレータにて投射波と反射波とのう
なり波(混合波)が得られる。このうなり波に関
する信号が信号処理回路12に入力されてスラグ
レベル及びスラグ表面におけるマイクロ波反射率
に相当する信号が後述するように得られ、これら
に基いてスロツピング発生が予知される。なお前
記信号は記録計13に記録される。第2図は信号
処理回路12の1例を示しており、変調周期毎に
うなり波の周波数を計数する周波数カウンタ部1
2a及びその計数信号をD/A(デイジタル/ア
ナログ)変換するD/A変換器12b並びにうな
り波の振幅を測定するための整流回路12c及び
整流出力の平滑回路12dからなつている。
次に本発明方法によるスロツピング発生の予知
原理について説明する。一般に物体に投射される
マイクロ波u1及び物体から反射されるマイクロ波
u2を u1=U1cos(2πf1t−φ1) …(1) u2=U2cos(2πf2t−φ2) …(2) 但し、U1:投射波振幅 f1:投射波周波 φ1:投射波位相角 U2:反射波振幅 f2:反射波周波数 φ2:反射波位相角 t :時間 と表した場合、投射波と反射波のうなり波Pは次
式で表される。
原理について説明する。一般に物体に投射される
マイクロ波u1及び物体から反射されるマイクロ波
u2を u1=U1cos(2πf1t−φ1) …(1) u2=U2cos(2πf2t−φ2) …(2) 但し、U1:投射波振幅 f1:投射波周波 φ1:投射波位相角 U2:反射波振幅 f2:反射波周波数 φ2:反射波位相角 t :時間 と表した場合、投射波と反射波のうなり波Pは次
式で表される。
P=1/2〔U1 2+U2 2+2U1U2cos{2π(f1−f2)t
−φ}〕 …(3)
但し、φ:うなり波位相角
また投射波の周波数f1と反射波の周波数f2との間
には f2=f1−f〓 2x/C …(4) 但し、x:アンテナから物体面までの距離 C:マイクロ波伝播速度 f〓:反射による周波数変化率 の関係があるのでうなり波Pの周波数fbは fb=f1−f2=f〓 2x/C …(5) となり、アンテナから物体までの距離xに比例す
る。またうなり波Pの振幅Uは U=(U1+U2)2/2−(U1−U2)2/2=2U1U2=2ΓU1
2 …(6) 但し、Γ:スラグ面でのマイクロ波の反射率 となり、物体に対するマイクロ波の反射率に比例
する。
には f2=f1−f〓 2x/C …(4) 但し、x:アンテナから物体面までの距離 C:マイクロ波伝播速度 f〓:反射による周波数変化率 の関係があるのでうなり波Pの周波数fbは fb=f1−f2=f〓 2x/C …(5) となり、アンテナから物体までの距離xに比例す
る。またうなり波Pの振幅Uは U=(U1+U2)2/2−(U1−U2)2/2=2U1U2=2ΓU1
2 …(6) 但し、Γ:スラグ面でのマイクロ波の反射率 となり、物体に対するマイクロ波の反射率に比例
する。
従つてマイクロ波をスラグに向けて発する場
合、その投射波とスラグ表面におけるそのマイク
ロ波反射波とのうなり波からスラグレベル及びス
ラグ表面におけるマイクロ波反射率を測定するこ
とができる。即ち前述の周波数カウンタ部12a
はうなり波の周波数fbを計数するものであるか
ら、その出力からスラグレベルに関するデータが
得られ、またD/A変換器12b及び整流回路1
2dからはスラグ表面におけるマイクロ波反射率
に関するデータが得られることになる。そしてス
ラグ表面におけるマイクロ波反射率はスラグの流
動性、粘性等によつて定まる数値であるので、そ
の反射率をスラグレベルと同時に測定してこれを
スロツピング予知のためのデータとして用いるこ
とにより、スラグレベルのみでは把えられないス
ロツピングの発生状況の変化をも把握することが
でき、スロツピング発生の予知精度が高くなる。
合、その投射波とスラグ表面におけるそのマイク
ロ波反射波とのうなり波からスラグレベル及びス
ラグ表面におけるマイクロ波反射率を測定するこ
とができる。即ち前述の周波数カウンタ部12a
はうなり波の周波数fbを計数するものであるか
ら、その出力からスラグレベルに関するデータが
得られ、またD/A変換器12b及び整流回路1
2dからはスラグ表面におけるマイクロ波反射率
に関するデータが得られることになる。そしてス
ラグ表面におけるマイクロ波反射率はスラグの流
動性、粘性等によつて定まる数値であるので、そ
の反射率をスラグレベルと同時に測定してこれを
スロツピング予知のためのデータとして用いるこ
とにより、スラグレベルのみでは把えられないス
ロツピングの発生状況の変化をも把握することが
でき、スロツピング発生の予知精度が高くなる。
次に本発明方法の実施例について説明する。第
3図、第4図は横軸に吹錬時間を全吹錬時間に対
する百分率で示したものをとり、縦軸に炉口レベ
ルを0としたスラグレベル及びマイクロ波反射率
をとつて吹錬期間中のスラグレベルの変化(実線
で示す)及びマイクロ波反射率の変化(破線で示
す)を表したグラフでであり、第3図はスロツピ
ングが発生した場合、第4図はスロツピングが発
生しなかつた場合を夫々表している。第3図にお
いて吹錬時間が50%前後の(グラフにおいて斜線
で示した)部分でスロツピングが発生したが、ス
ラグレベルが一定値以上(図においてS以上)、
マイクロ波反射率が一定値以下(図においてR以
下)になつた状態でスロツピングが発発生するこ
とが判明した。第5図は横軸にマイクロ波反射率
をとり縦軸にスラグレベルをとり、この両条件と
スロツピング発生の有無との関係を表しており、
図中、黒丸にてスロツピングが発生した場合を、
また白丸にてスロツピングが発生しなかつた場合
を夫々表している。スラグレベルが一定値S以上
であり、且つマイクロ波反射率が一定値R以下で
ある条件(図において斜線で示す領域)をスロツ
ピング発生の予知レベルに設定することによりス
ロツピング発生を80%以上予知することができ
た。
3図、第4図は横軸に吹錬時間を全吹錬時間に対
する百分率で示したものをとり、縦軸に炉口レベ
ルを0としたスラグレベル及びマイクロ波反射率
をとつて吹錬期間中のスラグレベルの変化(実線
で示す)及びマイクロ波反射率の変化(破線で示
す)を表したグラフでであり、第3図はスロツピ
ングが発生した場合、第4図はスロツピングが発
生しなかつた場合を夫々表している。第3図にお
いて吹錬時間が50%前後の(グラフにおいて斜線
で示した)部分でスロツピングが発生したが、ス
ラグレベルが一定値以上(図においてS以上)、
マイクロ波反射率が一定値以下(図においてR以
下)になつた状態でスロツピングが発発生するこ
とが判明した。第5図は横軸にマイクロ波反射率
をとり縦軸にスラグレベルをとり、この両条件と
スロツピング発生の有無との関係を表しており、
図中、黒丸にてスロツピングが発生した場合を、
また白丸にてスロツピングが発生しなかつた場合
を夫々表している。スラグレベルが一定値S以上
であり、且つマイクロ波反射率が一定値R以下で
ある条件(図において斜線で示す領域)をスロツ
ピング発生の予知レベルに設定することによりス
ロツピング発生を80%以上予知することができ
た。
而して従来のマイクロ波測定方法(特開昭53―
118161号)のように単にスラグレベルを推定する
だけでスロツピング発生を予知する、つまりスラ
グレベルS以上となつた場合にスロツピング発生
と判断する方法と比較すると、第5図においてレ
ベルSよりも上に入る白丸が多いことから予知の
確率が80%から大幅に低くなることが明白であ
る。つまり本発明方法によれば予知率は80%以上
であるのに対し、従来のマイクロ波測定方法では
80%より大幅に低くなる。
118161号)のように単にスラグレベルを推定する
だけでスロツピング発生を予知する、つまりスラ
グレベルS以上となつた場合にスロツピング発生
と判断する方法と比較すると、第5図においてレ
ベルSよりも上に入る白丸が多いことから予知の
確率が80%から大幅に低くなることが明白であ
る。つまり本発明方法によれば予知率は80%以上
であるのに対し、従来のマイクロ波測定方法では
80%より大幅に低くなる。
一方、スロツピング予知方法の評価として過警
報率も用いられる。この過警報率は 過警報率=(スロツピングしなかつた機会数)/(予知
された機会数) ×100% と定義される。
報率も用いられる。この過警報率は 過警報率=(スロツピングしなかつた機会数)/(予知
された機会数) ×100% と定義される。
第5図の例においては、この過警報率は本発明
では15%以下あるのに対し従来のマイクロ波測定
方法で45%以下であり、本願発明の予知精度が高
いことが明らかになつた。
では15%以下あるのに対し従来のマイクロ波測定
方法で45%以下であり、本願発明の予知精度が高
いことが明らかになつた。
これは以下のような理由によるものと考察され
る。
る。
即ちスラグレベルが一定であつてもスラグ中に
捕捉されるCoガスの気泡によつてスロツピング
発生の可能性が異なるものと考えられる。スラグ
中にCoガスの大きな気泡が存在すると気泡の数
は少なく、従つて気泡の周囲の粒鉄、スラグが少
なく、このような場合は反射率が低い。逆にCo
ガスの小さな気泡が存在すると気泡の数は多く、
またその周囲の粒鉄、スラグが多く、このような
場合は反射率が高い。これは反射率を高くするの
に寄与する電気的物性を有する粒鉄、スラグの、
反射率を低くするのに寄与する電気的物性を有す
る気泡に対する割合が、後者の方が前者より高い
からである。そして大きい気泡の方が気泡がつぶ
れる際の衝撃力が大であるからその際に周囲の粒
鉄を大きく飛散させてスロツピングを発生させ易
いのである。以上、要するに反射率が低い程スロ
ツピングが発生し易いという関係があるのであ
る。
捕捉されるCoガスの気泡によつてスロツピング
発生の可能性が異なるものと考えられる。スラグ
中にCoガスの大きな気泡が存在すると気泡の数
は少なく、従つて気泡の周囲の粒鉄、スラグが少
なく、このような場合は反射率が低い。逆にCo
ガスの小さな気泡が存在すると気泡の数は多く、
またその周囲の粒鉄、スラグが多く、このような
場合は反射率が高い。これは反射率を高くするの
に寄与する電気的物性を有する粒鉄、スラグの、
反射率を低くするのに寄与する電気的物性を有す
る気泡に対する割合が、後者の方が前者より高い
からである。そして大きい気泡の方が気泡がつぶ
れる際の衝撃力が大であるからその際に周囲の粒
鉄を大きく飛散させてスロツピングを発生させ易
いのである。以上、要するに反射率が低い程スロ
ツピングが発生し易いという関係があるのであ
る。
以上詳述した如く本発明方法はスラグレベル及
びスラグ表面におけるマイクロ波反射率の両方に
よりスロツピング発生を予知するのでスラグの性
状が異なつてもスロツピングの発生を精度よく予
知でき、スロツピングを防止することにより溶鋼
成分の安定、製鋼歩留りの向上、吹錬制御効率の
向上、スラグラインの耐火物溶損の防止等に多大
な効果を奏する。
びスラグ表面におけるマイクロ波反射率の両方に
よりスロツピング発生を予知するのでスラグの性
状が異なつてもスロツピングの発生を精度よく予
知でき、スロツピングを防止することにより溶鋼
成分の安定、製鋼歩留りの向上、吹錬制御効率の
向上、スラグラインの耐火物溶損の防止等に多大
な効果を奏する。
第1図は本発明の実施状態を示す模式図、第2
図は信号処理回路の1例を示すブロツク図、第3
図〜第5図は本発明方法の効果を示すグラフであ
る。 1…転炉、3…スラグ、4…溶鋼、6…アンテ
ナ、9…マイクロ波回路、10…マイクロ波発生
装置、12…信号処理回路。
図は信号処理回路の1例を示すブロツク図、第3
図〜第5図は本発明方法の効果を示すグラフであ
る。 1…転炉、3…スラグ、4…溶鋼、6…アンテ
ナ、9…マイクロ波回路、10…マイクロ波発生
装置、12…信号処理回路。
Claims (1)
- 1 精錬炉炉口の上方に設置したアンテナからス
ラグに向けてマイクロ波を投射し、スラグ表面か
らの反射波を検出してスラグレベル及びスラグ表
面におけるマイクロ波反射率を測定し、該測定結
果に基いてスロツピング発生を予知することを特
徴とするスロツピング予知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041181A JPS5828654A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | スロツピング予知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041181A JPS5828654A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | スロツピング予知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5828654A JPS5828654A (ja) | 1983-02-19 |
| JPS637616B2 true JPS637616B2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=14535094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11041181A Granted JPS5828654A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | スロツピング予知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828654A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03126812U (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-20 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL194811C (nl) * | 1986-01-16 | 2003-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | Servoschakeling. |
| JP2570886B2 (ja) * | 1989-04-27 | 1997-01-16 | 日本鋼管株式会社 | 炉内レベル計 |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53118161A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-16 | Sumitomo Metal Ind | Measuring method of slug forming by micro wave level meter |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP11041181A patent/JPS5828654A/ja active Granted
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|---|---|---|---|---|
| JPH03126812U (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5828654A (ja) | 1983-02-19 |
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