JPH05255432A - 粒度分布の狭いMgCl2 ・MgOの製造方法と、オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用 - Google Patents

粒度分布の狭いMgCl2 ・MgOの製造方法と、オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用

Info

Publication number
JPH05255432A
JPH05255432A JP5031449A JP3144993A JPH05255432A JP H05255432 A JPH05255432 A JP H05255432A JP 5031449 A JP5031449 A JP 5031449A JP 3144993 A JP3144993 A JP 3144993A JP H05255432 A JPH05255432 A JP H05255432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mgcl
mgo
alcohol
particle size
catalyst component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5031449A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0721023B2 (ja
Inventor
Roger Spitz
スピッツ ロジェ
Maryse Patin
パタン マリーズ
Claude Brun
ブリュン クロード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkema France SA
Original Assignee
Elf Atochem SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elf Atochem SA filed Critical Elf Atochem SA
Publication of JPH05255432A publication Critical patent/JPH05255432A/ja
Publication of JPH0721023B2 publication Critical patent/JPH0721023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F5/00Compounds of magnesium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F5/00Compounds of magnesium
    • C01F5/26Magnesium halides
    • C01F5/30Chlorides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/54Particles characterised by their aspect ratio, i.e. the ratio of sizes in the longest to the shortest dimension
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/61Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒度分布の狭い MgCl2・MgOの製造方法と、
オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用。 【構成】 MgCl2水和物をアルコールで処理し、アルコ
ールを部分的に除去した後に熱処理して粒度分布の狭い
MgCl2・MgOの製造方法において、 MgCl2水和物に対す
るアルコールのモル比を懸濁液の温度でのこれら2つの
物質の溶解度の比以下にして、 MgCl2水和物をアルコー
ル中に懸濁させる。得られた MgCl2・MgOはオレフィン
重合での触媒成分の担体として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 MgCl2水和物をアルコ
ールで処理して得られる粒度分布が狭いMgCl 2・MgOの
製造方法に関するものである。本発明のこの処理によっ
て最初の MgCl2水和物粒子の粒度を再整列することがで
きる。この粒度の再整列によって最も顕著に現れる現象
は最初の MgCl2水和物中の微細粒子および巨大粒子が消
滅して粒度分布の狭い粒子となるということである。本
発明方法で得られた MgCl2・MgOは触媒の担体、特にチ
ーグラー−ナッタ型触媒成分の担体として使用すること
ができる。この触媒成分をオレフィン重合で使用すると
粒径が揃った非常に扱いやすいポリマーが得られる。
【0002】
【従来の技術】MgCl2・MgO担体をヒドロキシル化合物
の存在下で処理することは例えば英国特許第 1,559,172
号で公知である。しかし、この特許は水酸基を有する錯
体を形成する点のみが記載されており、最終生成物の粒
度分布については全く考慮されていない。いずれにせ
よ、この処理方法で最終的に得られる錯体は最初の MgC
l2・MgOと実質的に同一で、微粒子と巨大粒子とを含ん
でいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は粒度分
布が狭い MgCl2・MgOの製造方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、 MgCl2水和
物をアルコールで処理し、アルコールを部分的に除去し
た後に熱処理して粒度分布の狭い MgCl2・MgOの製造方
法において、 MgCl2水和物に対するアルコールのモル比
を懸濁液の温度でのこれら2つの物質の溶解度の比以下
にして MgCl2水和物をアルコール中に懸濁させることを
特徴とする。
【0005】
【作用】本発明方法では MgCl2で飽和した状態のアルコ
ール中で MgCl2を懸濁状態に維持することが必須であ
る。その条件下で媒体を2相とし且つ媒体が MgCl2を懸
濁状態に維持するのに十分な量のアルコールを含んでい
るのが好ましい。本発明方法で使用されるアルコールは
4〜16個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖を有する
モノアルコールの中から選択される。好ましい操作条件
では、好ましくはアルコールを攪拌しながら、任意の構
造のMgCl2水和物を公知方法に従って懸濁させて接触さ
せる。 MgCl2は十分な時間、通常は3時間以上懸濁状態
に維持して粒子の中心部分までアルコールで膨張させ
る。さらに良好な結果を得るためには、懸濁操作を温度
0〜150 ℃、好ましくは60〜120 ℃で行うのが好まし
い。この際には、既に述べたように、 MgCl2を飽和アル
コール中で懸濁状態に維持しておかなければならない。
粒子の再配列が終わった後に、懸濁状態の MgCl2水和物
を MgCl2で飽和したアルコールから分離し、好ましくは
炭化水素等で洗浄し、好ましくは乾燥した後に一般に 3
00℃〜600 ℃で熱処理して、粒度の再配列を崩さずに M
gCl2・MgOを形成するる。乾燥処理は通常減圧下で行う
か、予め乾燥させた不活性ガスの流動ベッドで行う。
【0006】本発明方法で得られる MgCl2・MgOは通常
15〜40重量%のMgOを含有する。この MgCl2・MgOの平
均粒径は一般に5〜200 μmであり、粒度分布を狭くす
るには10〜120 μmであるのが好ましい。また、一般に
D90/D10で表される粒度分布の幅は9以下、さらに一
般的には7以下である。なお、D90は全粒子の90%がこ
の値以下の粒径となる直径であり、D10は粒子の10%が
この値以下の粒径となる直径である。最初の MgCl2水和
物はMgCl2・xH2O (0.3 ≦X≦12) で表され、この M
gCl2水和物は一般に市販のMgCl2・6H2Oを使用する
か、これを水和または脱水して用いる。
【0007】チーグラー−ナッタ型触媒の触媒成分は基
本的に本発明の MgCl2・MgOと遷移金属化合物とを組合
せて得られる。すなわち、この触媒成分は MgCl2・MgO
上にチタン、バナジウム、ジルコニアおよび/またはハ
フニウムの化合物、好ましくはハロゲン化物、特に TiC
l4、 TiCl3、 TiCln(OR)4-n (ここで0≦n≦3、
Rは炭素数1〜12の飽和炭化水素基を表す)、VCl3
VCl4 またはVOCl3、HfCl4 または ZrCl4を堆積させ
て得られる。この触媒成分は、周期律表の第I〜III 族
金属の有機金属化合物、特にアルミニウム化合物の中か
ら選択される共触媒と組み合わされて、エチレン、プロ
ピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4
−メチルペンテン−1、ブタジエン−1−3、デカジエ
ン−1−9等の直鎖または分岐鎖を有するオレフィンの
重合または共重合触媒として用いることができる。
【0008】この触媒成分の製造時および/または共触
媒に、1種以上の電子供与体を添加することができる。
電子供与体は例えばルイス塩基、酸素酸のエステルおよ
びポリエステル、エーテルおよびポリエーテル、アミ
ン、シランおよびSiR1 2(OR)2、SiR1(OR)3また
はSiR1 2 3(OR)の式で表されるアルキルアルコ
キシシラン等のケイ素化合物(各Rは炭素数1〜12の炭
化水素基) 、さらにホスフェートやホスホネート等のリ
ン化合物の中から選択され、特に芳香族酸のアルキルエ
ステルまたはポリエステル、アルキルモノまたはジエー
テル、アルコキシシランおよびアルキルアルコキシシラ
ンが特に好ましい。
【0009】本発明の MgCl2・MgOを用いた触媒成分を
有する触媒は、任意の高圧または低圧オレフィンの懸濁
重合、気相重合または塊重合で用いることができる。触
媒成分の粒径および狭い粒度分布は、担体としての本発
明の MgCl2・MgO粒子の寸法および粒度分布とほぼ同じ
である。触媒成分は、公知の方法で MgCl2・MgO粒子を
1種以上のハロゲン原子、好ましくは塩素を含む液体ま
たは溶液状態の遷移金属化合物で含浸して作るのが好ま
しい。含浸前またはそれと同時に上記の1種以上の電子
供与体を堆積させるのが好ましい。得られた触媒成分
は、従来の共触媒、一般にはアルミノキサン、アルミノ
シロキサン等の有機アルミニウム化合物、Al−R−Al結
合(Rはアルキル基を示す)を有する化合物またはAlX
q R's (ここで、Xは塩素またはOR’を表し、R’は
炭素数1〜16、好ましくは1〜12のアルキル基を示し、
qとsは1≦s≦3、0≦q≦2でq+s=3を満足す
るような数である)で表される化合物の中から選択され
る共触媒と組み合わされてオレフィン重合、特に、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−
1およびヘキセン−1、オクテン、ブタジエン1−3お
よびこれらの混合物の重合触媒となる。共触媒に1種以
上の上記電子供与体を組み合わせることもできる。触媒
成分と共触媒とを組み合わせる際の比は触媒成分中の遷
移金属に対する共触媒に含まれるアルミニウムのモル比
が0.5 〜2000、好ましくは1〜1000となるような比にす
る。
【0010】上記オレフィン、より一般的には炭素数2
〜12のオレフィンの単独または混合物の上記触媒系を用
いた重合は、不活性溶媒、特にn−ヘプタン、n−ヘキ
サン、イソヘキサン、イソブタン等の脂肪族炭化水素の
溶液または懸濁液中で行うか、重合される少なくとも1
つのオレフィンが液体または超臨界状態に維持されるよ
うな塊状態で行うことができる。液相重合での操作条
件、特に温度、圧力、触媒系の量は従来のチーグラーナ
ッタ型触媒系(担体に担持されていてもいなくてもよ
い)を用いて行う類似の重合で通常用いられる条件を採
用することができる。例えば不活性媒体中での懸濁重合
または溶液重合では、温度は 250℃まで、圧力は大気圧
から 250バールまでにして操作することができる。液体
プロピレン中での重合では温度は臨界温度まで上げるこ
とができ、圧力は大気圧〜臨界温度にすることができ
る。ポリエチレンまたは大部分がエチレンであるコポリ
マーの塊(共)重合では温度 130℃〜350℃、圧力 200
〜3500バールで操作することができる。
【0011】本発明の遷移金属化合物と共触媒とを組み
合わせて (場合によっては上記の電子供与体をさらに含
む) 得られる触媒系は上記のオレフィンまたはその混合
物の気相重合でも使用できる。特に、気相中で触媒系と
接触させてエチレンまたはプロピレンと、1種以上の炭
素数2〜12のオレフィン、例えばエチレン、プロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−
1およびオクテン−1等との混合物を重合させることが
できる。この混合物と触媒系との接触時の炭素数2〜12
のコモノマーのモル比は 0.1〜90%、好ましくは1〜60
%にする。1種または複数のオレフィンを触媒成分と接
触させて行う気相重合は、気相重合を行うことが可能な
任意の反応槽で行うことができ、特に攪拌床および/ま
たは流動床反応槽で行うことができる。気相重合の条
件、特に温度、圧力、攪拌床および/または流動床反応
槽へのオレフィンの注入量、重合温度および重合圧力は
オレフィンの気相重合に関して従来方法で提案されてい
る条件と同じにすることができる。一般には、重合され
るポリマーまたはコポリマーの融点Tf以下の温度、特
に+20℃〜(Tf−5℃)で、反応槽内に存在する1種
または複数のオレフィンおよび場合によってはその他の
炭化水素モノマーが実質的に気体状態を維持できるよう
な圧力下で操作する。
【0012】液相重合、懸濁重合、塊重合または気相重
合を連鎖移動剤の存在下で行って、重合されるポリマー
またはコポリマーの流動指数を調節することもできる。
好ましい連鎖移動剤は水素である。この水素はオレフィ
ンおよび反応槽に導入される水素の合計体積の90%、好
ましくは 0.1〜60%までの量だけ使用することができ
に。
【0013】本発明の遷移金属化合物は活性プレポリマ
ーの製造時にも用いることができ、単独でまたは上記の
アルミニウム化合物の中から選択される共触媒と組み合
わせて使用することができる。この活性プレポリマーは
1種以上のC2 〜C12α−オレフィンを、本発明の遷移
金属化合物および上記化合物の中から選択される共触媒
を組み合わせて得られる触媒系に上記比率で接触させて
得られる。C2 〜C12オレフィンは遷移金属化合物1g
当たり2〜500 g、好ましくは2〜100 g存在するよう
な量で使用される。
【0014】本発明の触媒成分は、微細粒子を含まず、
粒度分布が狭く、成形性に優れ、しかも、通常の使用に
適した流動指数を有するエチレン、プロピレンまたはこ
れらの混合物あるいはその他のオレフィンとの混合物の
重合または共重合を得る上で特に重要である。得られる
ポリオレフィンまたはオレフィンコポリマーは平均粒径
が一般に 100〜2000μm、特に 200〜1500μmである粒
子で構成されている。粒度分布の幅D90/D10は一般に
10以下で、一般的には8以下になる。ASTM規格D18
95A法に準じて測定した見掛け体積質量(mva)は一
般に 0.3〜0.6 g/cm3 である。以下、本発明の実施例
を説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるもの
ではない。
【0015】実施例1 アルゴン雰囲気下で、74.6gのMgCl2・6H2Oを55mlの
2−エチルヘキサノールと接触させる。全体を攪拌しな
がら95℃に6時間加熱する。濾過後、得られた懸濁液を
ヘプタンで希釈し、空気を遮断した状態で100 mlのヘプ
タンを用い、4回洗浄する。その後、40℃で減圧乾燥し
て固体Aを得る。33.9gの固体Aを減圧下で300 ℃で2
時間熱処理する。オーブンの昇温は10℃/分にする。1
5.3gの固体Bが得られる。これはMgOを23重量%含む
MgCl2・MgOである。熱処理前の粒子の平均粒径は72μ
mで、D90/D10の値は 5.6であったが、熱処理後の平
均粒径は71μmで、D90/D10の値は 5.1である。
【0016】実施例2 アルゴン雰囲気下で、24.8gのMgCl2・6H2Oを21mlの
2−エチルヘキサノールと接触させる。全体を攪拌しな
がら95℃に6時間加熱する。空気を遮断した状態で、10
0 mlのヘプタンを用いて固体を4回洗浄する。その後、
120 ℃で減圧乾燥させて固体C10.3gを得る。この固体
Cを減圧下で下記の熱処理する: 10℃/分で 120℃まで昇温 6℃/分で 350℃まで昇温し、 350℃で2時間維持 10℃/分で 450℃まで昇温し、 450℃で30分維持。 MgOを34重量%含む MgCl2・MgOの固体D 7.5gを得
る。3.1 gの固体Dを、空気を遮断した状態で、90℃で
2時間、TiCl4 と接触させる。100 mlのヘプタンで洗浄
後、生成した固体を室温で減圧乾燥すると 2.1重量%の
チタンを含む固体Eを得る。この触媒成分Eを懸濁重合
で使用する。 750回転/分の攪拌羽根を備えた1リット
ル容のステンレス製反応槽中に、不活性雰囲気下で室温
で、500 mlのヘプタンと、トリイソブチルアルミニウム
(3mM)と、70mgの触媒成分Eとを順次導入する。分圧が
1.9バールになるまで水素を添加し、80℃に加熱後、全
圧が8バール(絶対圧力)に維持されるようエチレンを
入れる。エチレンを導入してこの全圧を1時間維持す
る。1時間後、エチレンの注入を停止し、室温まで冷却
する。10%の塩酸で弱酸性化したメタノールを添加して
触媒成分を不活化する。ポリマー懸濁液を濾過し、乾燥
する。ポリマーの嵩密度は0.43g/cm3 で、平均粒径は
550μm、D90/D10の値は3.1 である。
【0017】実施例3 アルゴン雰囲気下で、27.1gのMgCl2・6H2Oを25mlの
2−エチルヘキサノールと接触させる。全体を攪拌しな
がら6時間、95℃に加熱する。得られた懸濁液を、空気
を遮断した状態で100 mlのヘプタンを用いて4回洗浄
し、 100℃で減圧乾燥する。生成した固体を実施例2に
記載の要領で 450℃で熱処理する。MgOを17.5重量%含
有する MgCl2・MgOの固体F 11.4gを得る。実施例2
の化合物Eの場合と同じ条件で触媒成分Gを調製する。
2.4 重量%のチタンを含有する固体Gを得る。触媒成分
Gを実施例2の条件で 2.1バールの水素を用いた重合で
使用する。ポリマーの嵩密度は0.38g/cm3 で、平均粒
径は 211μm、D90/D10の値は6.3 である。
【0018】実施例4(比較例) アルゴン雰囲気下で、10.4gのMgCl2・6H2Oを7.5 ml
のテトヒドロフランと接触させる。全体を攪拌しながら
80℃で2時間加熱する。デカンテーションおよびサイホ
ニングによって溶媒を除去する。生成する固体Hを温度
120 ℃で減圧乾燥して固体Hを得る。この固体Hを、減
圧下で、 300℃で2時間熱処理する(オーブンの昇温は
10℃/分)。MgOを殆ど含まない MgCl2の固体Iが 5.0
g得られる。
【0019】実施例5(比較例) 19.2gのMgCl2・6H2Oを、減圧下で、500 ℃で2時間
熱処理する(昇温は10℃/分)。35重量%のMgOを含む
MgCl2・MgOの固体Jが 7.2g得られる。この固体Jの
6.5gをアルゴン雰囲気下で粉砕して活性化する。すな
わち、アダマンタン5重量%の存在下で鋼鉄棒を入れた
粉砕ボール内で8時間粉砕する。得られる固体Kを100
mlのヘプタンで3回洗浄する。この固体Kを、空気を遮
断した状態で80℃で2時間、40mlのTiCl4 と接触させ
る。続いて固体を100 mlのヘプタンで3回洗浄する。得
られた固体を室温で減圧乾燥する。1.9 重量%のチタン
を含む固体Lが得られる。この触媒成分Lを、実施例2
の条件で、トリヘキシルアルミニウムを用い、且つ3バ
ールの水素を用いて重合で使用する。ポリマーの嵩密度
は0.38g/cm3 で、平均粒径は 180μm、D90/D10の
値は15である。
【0020】実施例6 アルゴン雰囲気下で、13.4gのMgCl2・6H2Oを12mlの
n−ヘキサノールと接触させる。全体を攪拌しながら95
℃で8時間加熱し、得られた懸濁液を空気を遮断した状
態で100 mlのヘプタンで4回洗浄し、温度160 ℃で減圧
乾燥する。得られた固体を、実施例2の要領で減圧下で
450℃で熱処理する。40重量%のMgOを含む MgCl2・Mg
Oの固体M 4.8gを得る。実施例2の化合物Eの場合と
同様の条件で触媒成分Nを調製する。 2.0重量%のチタ
ンを含む固体Nが得られる。この触媒成分Nを実施例2
の条件で2バールの水素を用いて重合で使用する。ポリ
マーの嵩密度は0.36g/cm3 で、平均粒径は 360μm、
D90/D10の値は4.7 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリーズ パタン フランス国 69100 ヴィユルバンヌ ク ール エミール ゾラ 354 (72)発明者 クロード ブリュン フランス国 64320 イドロン クロ サ ン ピエール(番地なし)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MgCl2水和物をアルコールで処理し、ア
    ルコールを部分的に除去した後に熱処理して粒度分布の
    狭い MgCl2・MgOの製造方法において、 MgCl2水和物に対するアルコールのモル比を懸濁液の温
    度でのこれら2つの物質の溶解度の比以下にして、 MgC
    l2水和物をアルコール中に懸濁させることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 MgCl2で飽和した状態のアルコール媒体
    中で MgCl2が懸濁状態を維持している請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 アルコールが炭素数4〜16の直鎖または
    分岐鎖を有するモノアルコールの中から選択される請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 MgCl2をアルコール中で3時間以上懸濁
    状態に維持する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 懸濁液の温度を0〜150 ℃にする請求項
    1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 300〜600 ℃の温度で熱処理する請求項
    1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 D90/D10で表される粒度分布の幅が9
    以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法で
    得られる MgCl2・MgO。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方
    法で得られる MgCl2・MgOと遷移金属化合物とを組み合
    わせて得られるオレフィン重合用触媒成分。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の触媒成分を用いたオレ
    フィン重合で得られるポリオレフィン。
JP5031449A 1992-01-27 1993-01-27 粒度分布の狭いMgCl2 ・MgOの製造方法と、オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用 Expired - Lifetime JPH0721023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9200820A FR2686595B1 (fr) 1992-01-27 1992-01-27 Procede de fabrication de mgcl2, mgo de repartition granulometrique etroite. application de ce compose comme support de composante catalytique de polymerisation des olefines.
FR9200820 1992-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05255432A true JPH05255432A (ja) 1993-10-05
JPH0721023B2 JPH0721023B2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=9425992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5031449A Expired - Lifetime JPH0721023B2 (ja) 1992-01-27 1993-01-27 粒度分布の狭いMgCl2 ・MgOの製造方法と、オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5439662A (ja)
EP (1) EP0554140B1 (ja)
JP (1) JPH0721023B2 (ja)
AT (1) ATE128105T1 (ja)
CA (1) CA2088133C (ja)
DE (1) DE69300493T2 (ja)
ES (1) ES2078105T3 (ja)
FI (1) FI101216B1 (ja)
FR (1) FR2686595B1 (ja)
NO (1) NO304184B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023482A1 (en) * 1998-10-19 2000-04-27 Maruzen Petrochemical Co., Ltd. Solid catalyst for olefin polymerization and process for producing olefin polymer with the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5767034A (en) * 1996-05-31 1998-06-16 Intevep, S.A. Olefin polymerization catalyst with additive comprising aluminum-silicon composition, calixarene derivatives or cyclodextrin derivatives

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158207A (en) * 1981-03-04 1982-09-30 Phillips Petroleum Co Manufacture of alpha-olefin polymerization catalyst and alpha-olefin polymerization
JPH0277408A (ja) * 1988-02-22 1990-03-16 Solvay & Cie α―オレフインの重合用固体触媒、その製造方法及びこの固体を含む触媒系の存在下のα―オレフインの重合法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1559172A (en) * 1976-10-08 1980-01-16 British Petroleum Co Supported ziegler catalyst component
IT1136627B (it) * 1981-05-21 1986-09-03 Euteco Impianti Spa Catalizzatore supportato per la polimerizzazione di etilene
US4410451A (en) * 1981-12-09 1983-10-18 Phillips Petroleum Company Catalyst and process
IT1203330B (it) * 1987-02-06 1989-02-15 Enichem Base Spa Componente di catalizzatore e catalizzatore per la polimerizzazione dell'etilene o la co-polimerizzazione dell-etilene con alfa-olefine
US4855271A (en) * 1987-06-22 1989-08-08 Phillips Petroleum Company Catalyst and polymerization of olefins
US4948770A (en) * 1987-06-29 1990-08-14 Shell Oil Company Method for crystallizing magnesium chloride and method for using in a catalyst composition
FI83332C (fi) * 1989-02-16 1991-06-25 Neste Oy Nytt foerfarande foer framstaellning av en polymeriseringskatalysatorkomponent foer olefiner.
FR2658498B1 (fr) * 1990-02-19 1992-05-15 Atochem Particules de chlorure de magnesium a structure tronc conique, composante catalytique supportee sur ces particules, polyolefines obtenues a partir de cette composante catalytique, procedes de fabrication de ces produits.

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158207A (en) * 1981-03-04 1982-09-30 Phillips Petroleum Co Manufacture of alpha-olefin polymerization catalyst and alpha-olefin polymerization
JPH0277408A (ja) * 1988-02-22 1990-03-16 Solvay & Cie α―オレフインの重合用固体触媒、その製造方法及びこの固体を含む触媒系の存在下のα―オレフインの重合法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023482A1 (en) * 1998-10-19 2000-04-27 Maruzen Petrochemical Co., Ltd. Solid catalyst for olefin polymerization and process for producing olefin polymer with the same
US6455647B1 (en) 1998-10-19 2002-09-24 Maruzen Petrochemical Co., Ltd. Solid catalyst for olefin polymerization and process for producing olefin polymer with the same

Also Published As

Publication number Publication date
FR2686595B1 (fr) 1994-05-06
ATE128105T1 (de) 1995-10-15
DE69300493D1 (de) 1995-10-26
FI930313A0 (fi) 1993-01-26
EP0554140B1 (fr) 1995-09-20
FR2686595A1 (fr) 1993-07-30
NO304184B1 (no) 1998-11-09
FI101216B (fi) 1998-05-15
DE69300493T2 (de) 1996-05-02
US5439662A (en) 1995-08-08
EP0554140A1 (fr) 1993-08-04
FI101216B1 (fi) 1998-05-15
CA2088133A1 (fr) 1993-07-28
ES2078105T3 (es) 1995-12-01
CA2088133C (fr) 2000-07-18
FI930313L (fi) 1993-07-28
NO930257D0 (no) 1993-01-26
NO930257L (no) 1993-07-28
JPH0721023B2 (ja) 1995-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1302640C (en) Process for producing stereoregular polymers having a narrow molecular weight distribution
JP2641144B2 (ja) オレフィンの気相重合用の多孔質金属酸化物担体上の触媒成分の処理方法
US5324698A (en) New carrier catalyst for the polymerization of ethylene
AU579878B2 (en) Process for the polymerisation or copolymerisation of alpha-olefins in a fluidised bed, in the presence of a ziegler-natta catalysts system
US4536484A (en) Process for preparation of a transition metal component for a catalytic system of polymerization of olefins
CA1263858A (en) Catalyst components, a catalyst and a process for the polymerization of olefins
EP0282929B2 (en) Method for producing a propylene-alpha-olefin block copolymer
JPH08311122A (ja) 特殊構造を有するポリオレフィン
US4082692A (en) Polymerization catalyst
PL152012B1 (en) Catalytic solid to be used in stereospecific polymerization of alpha-olefins, process for its preparation and process for polymerizing alpha-olefins in its presence
US4402861A (en) Polymerization catalyst and method
SK280848B6 (sk) Pevná zložka katalyzátora na polymerizáciu etylénu a kopolymerizáciu etylénu s alfa-olefínmi, spôsob jej prípravy, katalyzátor s jej obsahom a jej použitie
CA1107270A (en) CATALYST FOR POLYMERIZING .alpha.-OLEFINS
KR920003228B1 (ko) 올레핀 중합시 촉매 생산성의 향상법
US4397762A (en) Polymerization catalyst
US4563436A (en) Catalyst component for α-olefin polymerization and method of producing the same
CA1140913A (en) PROCESS FOR PRODUCING HIGHLY STEREOREGULAR .alpha.-OLEFIN POLYMERS
US4446288A (en) Polymerization method
US5521135A (en) Solid component of catalyst for the (CO)polymerization of ethylene
JPH05255432A (ja) 粒度分布の狭いMgCl2 ・MgOの製造方法と、オレフィン重合の触媒成分の担体としてのその利用
US4252927A (en) Process for polymerizing 1-olefins with a chromium-containing catalyst and a modifier comprising a trihydrocarbyl aluminum and an α-ω
US5227439A (en) Solid component of catalyst for the (co) polymerization of ethylene
US6630544B1 (en) Propylene polymerization process with enhanced catalyst activity
EP0825897A1 (en) Polymer-supported catalyst for olefin polymerization
US4525552A (en) Process for producing polyolefins

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19951003